Microsoft Word - m065050_黒瀬_表紙.doc

Similar documents
49.6 1

Ⅰ 平成14年度の状況

Ⅰ 平成14年度の状況

Microsoft Word - 国民年金の加入納付状況H25



Microsoft Word - 概況(確定版).doc

< F2D30362D955C8E C8E86816A2E6A7464>

Microsoft Word - 本編2-3.doc


1, 1

Microsoft Word - M075029_檜山_表紙.docx

<4D F736F F F696E74202D E38BA A A8D9195DB91678D8795E28F958CA992BC82B DC58F4994C52E >

決 勝 を 行 う 予 選 での6 種 目 の 各 種 目 ベスト4の 得 点 総 合 計 により 上 位 18 チームを 選 び そのチームによって 決 勝 を 行 う 成 績 順 位 は 決 勝 における6 種 目 の 各 種 目 ベスト4の 得 点 総 合 計 によって 決 定 する 女 子

S7-2)わが国におけるHIV感染妊娠の動向と近年の特徴

○00表紙


設 問 一 覧 全 員 にお 聞 きします 103 万 円 の 壁 130 万 円 の 壁 について 知 っていますか?...(SA) あなたの 年 収 を 教 えてください...(SA) 年 収 が 103 万 円 以 下 103 万 円 超 130 万 円 以 下 と 答 えた 人 あなたは 年

1.H26年エイズ発生動向年報ー概要

2 次 2 次 2 次 2 次 信 州 ( 教 育 - 学 校 - 保 健 体 育 ) 70 北 海 道 教 育 ( 教 育 札 幌 - 教 員 - 理 数 教 育 ) 52.5 愛 知 教 育 ( 教 育 - 初 等 - 社 会 ) 宮 城 教 育 ( 教 育 - 中 等 - 国

スポーツ振興くじ(2015年度販売・投票概況集計(第755回~第832回))

[ 参 考 ] 国 の 教 育 ( 教 育 一 般 貸 付 ( 直 接 扱 ))の 概 要 融 資 限 度 額 お 子 さま 1 人 につき 35 万 円 以 内 外 国 の 短 大 大 学 大 学 院 に 1 年 以 上 在 籍 する 資 金 として する 場 合 は 45 万 円 以 内 ご 返

aaaH26年度 医療費の動向_プレスリリース

(1) 人口規模別市区町村数平成 17(2005) 年 ( 市区町村数 ) 人口規模 ( 人 ) 都道府県 5 千未満 5 千 ~ 1 万 1~ 2 万 2~ 3 万 3~ 5 万 5~ 10 万 10~ 20 万 20~ 30 万 30~ 50 万 50~ 100 万 100 万以上 北 海 道

36 東 京 私 桜 美 林 大 学 大 学 院 心 理 学 研 究 科 37 東 京 私 大 妻 女 子 大 学 大 学 院 人 間 文 化 研 究 科 38 東 京 私 学 習 院 大 学 大 学 院 人 文 科 学 研 究 科 39 東 京 私 国 際 医 療 福 祉 大 学 大 学 院 医

untitled

‚æ39›ñ‚“›ï„‹™è‘W/P1~2 ‡à‡Ł‡¶†E…V…“

Microsoft Word - Ⅰ章_ doc

(2) 宿 泊 施 設 の 現 状 1 回 答 状 況 及 び 集 計 方 法 今 回 の 調 査 対 象 とした 174( 平 成 23 年 度 新 規 開 業 した 1 施 設 を 含 む) 施 設 のうち 調 査 で 廃 休 業 などが 判 明 した 4 施 設 を 除 く 170 施 設 を


常 勤 者 氏 名 ( 年 齢 ) 南 渕 時 高 (51 歳 ) 最 終 球 団 オリックスブルーウェーブ 出 身 高 校 奈 良 県 天 理 高 校 打 撃 守 備 走 塁 青 山 学 院 大 学 氏 名 ( 年 齢 ) 西 岡

資 料 1 衆 議 院 議 員 小 選 挙 区 選 出 議 員 の 選 挙 区 の 改 定 案 の 概 要 都 道 府 県 別 定 数 の 異 動 (1) 定 数 1 増 埼 玉 県 (14 15) 千 葉 県 (12 13) 神 奈 川 県 (17 18) 滋 賀 県 (3 4) 沖 縄 県 (3

81 平 均 寿 命 女 単 位 : 年 全 国 長 野 県 島 根 県 沖 縄 県 熊 本 県 新 潟 県 三 重 県 岩 手 県 茨 城 県 和 歌

スライド 1

統 計 表 1 措 置 入 院 患 者 数 医 療 保 護 入 院 届 出 数, 年 次 別 措 置 入 院 患 者 数 ( 人 ) ( 各 年 ( 度 ) 末 現 在 ) 統 計 表 2 措 置 入 院 患 者 数 ( 人 口 10 万 対 ) ( 各 年 ( 度 ) 末 現 在 ) 主 な 生

< BC792B797B989F094C5817A CF6955C8E9197BF2E786C73>

も 上 昇 すると 見 込 まれる (P.8 11 表 3-2) 2030 年 の 就 業 率 は ゼロ 成 長 参 加 現 状 で 53.2%と 2014 年 の 57.3%から 低 下 するが 経 済 再 生 参 加 進 展 では 59.0%に 上 昇 すると 見 込 まれる (P

○00表紙

P  Chapter01_責了-6n.indd

<4D F736F F D2093FC97CD837D836A B>

調 査 概 要 ポイカード 使 用 状 況 に 関 するアケー 調 査 手 法 :イターネッリサーチ(( 株 )マーシュ 調 べ) 地 域 : 全 国 対 象 者 :20 歳 ~69 歳 男 女 対 象 条 件 :ポイカードに 登 録 してる 人 サプル 数 :500( 年 代 性 別 で10セル

<4D F736F F D D B696BD955C82A982E782DD82E98AE28EE88CA782C68CA793E08E7392AC91BA82CC95BD8BCF8EF596BD>

no.2 9 氏 名 ( 年 齢 ) 山 本 晴 三 (65 歳 ) 最 終 球 団 阪 神 タイガース 出 身 高 校 立 小 野 高 校 指 導 対 象 トレーニング 等 出 身 大 学 大 阪 商 業 大 学 氏 名 ( 年 齢 ) 大 貝 恭

Microsoft Word - 海洋散骨に関するアンケート集計レポート.docx

PowerPoint プレゼンテーション

勢 一 覧 129 勢 編 1 土 地 総 面 積 国 土 交 通 省 国 土 地 理 院 ホームページ 全 国 市 区 町 村 別 面 積 調 2 民 有 地 面 積 総 務 省 ホームページ 固 定 資 産 の 価 格 等 の 概 要 調 書 3 人 口 総 務 省 統 計 局 ホームページ 人

(3) 仕 事 ( 結 果 の 概 要 12~ ページ 参 照 ) 有 業 者 の 仕 事 間 は 男 女 共 に 平 成 13 年 まで 減 少 が 続 き,18 年 で 増 加 したが,23 年 で 再 び 減 少 平 成 23 年 の 有 業 者 の 仕 事 間 は 男 性 が6 間 56,

<4D F736F F F696E74202D2082D382E982B382C6945B90C582CC8CBB8FF32E >

boshishido.exe

個人住民税徴収対策会議

<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73>

< E8E5A92E88AEE916293CD2E786C73>

基 礎 資 料 2 消 防 防 災 ヘリコプターの 出 動 実 績 1 消 防 防 災 ヘリコプターの 出 動 件 数 の 推 移 ( 平 成 16 年 から 平 成 25 年 まで) ( 件 数 ) 9,000 8,000 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1

目 次 1 全 国 の 概 況 (1) 火 災 件 数 (2) 死 傷

氏 名 ( 年 齢 ) 松 本 元 明 (64 歳 ) 最 終 球 団 西 武 ライオンズ 出 身 高 校 広 島 電 機 大 学 付 属 高 校 指 導 対 象 基 礎 体 力 作 り ランニング ウェイトトレーニング 出 身 大 学 東 洋 大 学 指 導 期 間 平 成 26

投資用不動産サイト「ノムコム・プロ」 不動産投資に関する意識調査(第3回)を実施

10 11 氏 名 ( 年 齢 ) 南 渕 時 高 (48 歳 ) 最 終 球 団 オリックスブルーウェーブ 出 身 高 校 奈 良 県 天 理 高 校 指 導 対 象 打 撃 守 備 走 塁 出 身 大 学 青 山 学 院 大 学 指 導 期 間 平 日 土 日 祝 日 居 住 都 道 府 県 大

市 の 人 口 密 度 は 5,000 人 を 超 え 図 4 人 口 密 度 ( 単 位 : 人 /k m2) に 次 いで 高 くなっている 0 5,000 10,000 15,000 首 都 圏 に 立 地 する 政 令 指 定 都 市 では 都 内 に 通 勤 通 学 する 人 口 が 多

[ 参 考 ] 国 の 教 育 ローン ( 教 育 一 般 貸 付 ( 直 接 扱 ))の 概 要 融 資 限 度 額 ご 返 済 期 間 金 利 ( 平 成 27 年 2 月 20 日 現 在 ) お 使 いみち お 子 さま 1 人 につき 350 万 円 以 内 外 国 の 短 大 大 学 大

ポイント 上 昇 が 上 昇 し 専 修 校 一 般 課 程 等 入 1.4ポイント 低 下 などが 低 下 しており 上 述 した 傾 向 がより 顕 著 に 表 れている また 同 時 に 一 時 的 な 仕 事 に 就 いた 者 1.1ポイント 低 下 およびその 他 の 者 1.5ポイント

企業平均年齢と長寿企業の実態調査

Ⅰ.調査概要

Microsoft Word - 006第Ⅰ章第2節.doc

Taro-案文および改正後全文

日本プロ野球の球団最適配置についての考察

MSJ401ӾՈ

インカレ歴代ランキング(女子).xls

資 料 1 選 挙 前 の 世 論 調 査 の 例 読 売 新 聞 調 査 日 :2016 年 6 月 3-5 日 電 話 調 査 安 倍 内 閣 支 持 支 持 53 不 支 持 35 その 他 無 回 答 11 政 党 支 持 自 民 党 40 民 進 党 6 公 明 党 3 共 産 党 2 お

3 節 農 業 経 営 体 と 農 業 就 業 者 の 動 向 農 業 就 業 人 口 の 平 均 年 齢 は 多 くの 地 域 において 65 歳 を 超 えていますが 都 道 府 県 別 にみると その 様 相 は 異 なります 広 島 県 (70.4 歳 ) 山 口 県 (70.3 歳 ) 島

*Ł\”ƒ

目 次 (1)シェアハウスの 立 地 状 況... (2) 直 近 のシェアハウスの 物 件 規 模 の 状 況 調 査 概 要 わが 国 のシェアハウス 市 場...

が 448 m2で 全 国 1 位 となっており 茨 城 県 の 一 戸 建 て 住 宅 には 敷 地 内 に 自 動 車 を 駐 車 するスペ ースに ゆとり があることがわかる また 茨 城 県 の 自 家 用 乗 用 車 保 有 台 数 ( 千 人 あたり) ( 注 1) は 台

<4D F736F F D C8E DA8E9F E2E646F63>

Microsoft PowerPoint - 資料2_ 木材需給会議資料.pptx

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

東 京 在 者 今 後 移 に 関 す 意 向 調 査 結 果 概 要 調 査 手 法 :インターネット 調 査 調 査 対 象 : 東 京 都 在 18~69 歳 男 女 1,2 人 調 査 時 期 : 平 成 26 年 (214 年 )8 月 21 日 ( 木 )~8 月 23 日 ( 土 )

                         庁議案件No

平成26年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」について

1.3. 距 離 による 比 較 距 離 による 比 較 を 行 う ( 基 本 的 に 要 求 される 能 力 が 違 うと 思 われるトラック 別 に 集 計 を 行 った ) 表 -3 に 距 離 別 の 比 較 を 示 す 表 -3 距 離 別 比 較



(2) ブロック 大 会 ア 公 益 財 団 法 人 全 日 本 軟 式 野 球 連 盟 の 各 ブロック 支 部 連 合 会 が 細 目 を 定 めて 実 施 する イ ブロック 大 会 区 分 及 び 選 出 チーム 数 は 次 表 のとおりとする フ ロック 名 都 道 府 県 名 成 年 男

スライド 1

地震保険研究 16

千 葉 市 資 源 循 環 部 千 葉 県 千 葉 市 中 央 区 千 葉 港 2-1 千 葉 中 央 コミュニティセンター3F 船 橋 市 千 葉 県 船 橋 市 湊 町 柏 市 産 業 277

大 阪 福 岡 鹿 児 島 前 頁 からの 続 き 35

06_硬式_中途.indd

< E88E68F5A91EE8C7689E68F912E786C73>

○00表紙

<96EC8B85834A838C F815B F CC975C92E8816A2E786C73>

5 予 選 方 法 (1) 都 道 府 県 大 会 公 益 財 団 法 人 全 日 本 軟 式 野 球 連 盟 各 都 道 府 県 支 部 ごとに 細 目 を 定 めて 実 施 する (2) ブロック 大 会 ア 公 益 財 団 法 人 全 日 本 軟 式 野 球 連 盟 の 各 ブロック 支 部

質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定

Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 1 人

大 分 類 小 分 類 建 設 工 事 の 種 類 土 木 建 築 工 事 業 前 記 による 総 合 工 事 業 土 木 工 事 業 ( 土 木 工 事 が 完 成 工 事 高 の8 割 以 上 ) 建 築 工 事 業 ( 土 木 工 事 が 完 成 工 事 高 の2 割 未 満 ) 設 備 工

<89DF8B8E82CC90AC90D F12E786C73>

全 国 競 輪 開 催 日 次 予 定 一 覧 表 ( 平 成 28 年 5 月 ) 土 日 月 火 水 木 金 土 日

指定を受けている設置者一覧

スライド 1

熊 本 市 の 人 口 動 態 の 分 析 及 び 福 岡 市 との 比 較 考 察 を 決 める 要 素 となる 出 生 と 死 亡 に 伴 う 人 口 の 動 きである 自 然 動 態 転 入 転 出 に 伴 う 人 口 の 動 きである 社 会 動 態 の 推 移 を 示 したものである 熊

公表表紙

Transcription:

提 出 年 月 日 2010 年 1 月 26 日 学 部 経 営 情 報 学 部 指 導 教 員 草 薙 信 照 学 籍 番 号 06-5050 クラス 62 組 11 番 氏 名 黒 瀬 竜 彦

目 次 はじめに... 1 第 1 章 プロ 野 球 選 手 の 状 況... 3 第 2 章 入 団 者 の 分 析... 5 2-1 出 身 地 と 経 歴 の 関 係... 5 2-2 年 代 別 の 比 較... 6 2-2-1 1960 年 代... 6 2-2-2 1970 年 代... 7 2-2-3 1980 年 代... 8 2-2-4 1990 年 代... 9 2-2-5 2000 年 代... 10 2-3 セリーグ パリーグの 比 較... 11 第 3 章 考 察... 12 あとがき... 14 参 考 文 献... 15

はじめに 研 究 概 要 私 は 祖 母 の 影 響 から 幼 いころから 高 校 野 球 をよくテレビで 見 ていて 野 球 を 好 きになった そして 小 学 校 から 野 球 を 始 めて 中 学 校 を 卒 業 するまで 続 けていた 中 学 と 高 校 時 代 は 毎 年 甲 子 園 に 試 合 を 見 に 行 っ ていた また 私 の 高 校 の 先 輩 と 後 輩 がプロ 野 球 に 入 ったことにより 自 分 の 生 まれ 育 った 岡 山 県 からは 今 までに 何 人 のプロ 野 球 選 手 が 生 まれたのかについて 調 べてみようと 考 え そして 都 道 府 県 別 についても 年 代 別 に 調 べてみようと 考 えた また 高 卒 大 卒 社 会 人 別 についても 年 代 別 に 調 べてみた 研 究 方 法 1960 年 ~2008 年 までのデータの 中 から 各 10 年 ごとにデータを 分 けて 都 道 府 県 別 の 出 身 人 数 高 卒 大 卒 社 会 人 別 に 分 けて 研 究 を 行 う また 専 門 学 校 卒 業 は 高 卒 海 外 大 学 卒 業 は 社 会 人 短 期 大 学 卒 業 は 大 卒 高 等 専 門 学 校 卒 業 は 高 卒 学 校 中 退 は 社 会 人 として 扱 う なおデータは CD プロ 野 球 人 名 事 典 と nikkansports.com からである プロ 野 球 選 手 になるためには? まず 初 めにプロ 野 球 選 手 になるための 方 法 について 説 明 する プロ 野 球 選 手 になるには ドラフト( 選 抜 ) 会 議 で 指 名 されなければならない そのため 高 校 大 学 社 会 人 野 球 で 活 躍 し スカウトの 目 にとまることが 大 切 になってくる また 2005 年 に 育 成 選 手 制 度 が 導 入 されプロ 野 球 の 各 球 団 に 育 成 選 手 研 修 生 として 入 り 活 躍 することでドラフト 会 議 での 指 名 も 可 能 になった そのほかにも 各 球 団 がド ラフト 前 に 行 う 入 団 テストを 受 け ドラフト 指 名 を 得 る 場 合 もある ドラフトで 指 名 されると 球 団 と 入 団 条 件 などを 交 渉 していき 合 意 することで 入 団 することになる ドラフト 制 度 とは? 次 にドラフト 制 度 について 説 明 しておく この 制 度 は 新 人 選 手 獲 得 のために 毎 年 行 われるプロ 野 球 ド ラフト 会 議 のための 制 度 である この 新 人 選 手 の 対 象 となるのが 過 去 に 日 本 プロ 野 球 の 球 団 に 入 団 し たことがない 選 手 のうち 日 本 国 籍 を 持 っている もしくは 日 本 の 中 学 校 高 校 とこれに 準 ずる 学 校 大 学 とこれに 準 ずる 団 体 のいずれかに 在 学 した 経 験 をもつ 選 手 である 高 卒 大 卒 社 会 人 別 プロ 野 球 入 団 時 のメリットとデメリット はじめに 大 きな 違 いは 高 卒 で 入 ると 大 卒 より4 年 間 長 くプレーできる しかし 高 卒 1 年 目 から1 軍 で プレーできる 選 手 はあまりいない なぜなら 高 卒 の 選 手 はまだまだ 力 不 足 であるため(ボールもバット も 違 うので)じっくり2 軍 で 温 められることが 多 いからである 1 高 卒 の 場 合 メリット:じっくり 鍛 える 時 間 がある( 仮 に 4 年 間 2 軍 暮 らしでも 5 年 目 に 1 軍 に 行 けば 大 卒 ルーキ ーと 同 じ)/ 早 いうちにレギュラーになれれば 通 算 記 録 が 伸 びやすい/FA 権 を 早 い 年 齢 で 獲 得 出 来 る / 入 団 後 すぐには 解 雇 されない 事 が 多 い 仮 に 解 雇 されても 年 齢 が 若 いので 次 の 人 生 を 歩 みやすい 1

デメリット:すぐには 1 軍 に 上 がれない 事 が 殆 どである/ 好 きな 球 団 を 選 べない/プロになれなかっ た 場 合 就 職 は 大 卒 より 難 しい 2 大 卒 社 会 人 の 場 合 メリット: 即 戦 力 候 補 が 多 いので 比 較 的 即 1 軍 デビューしやすい/( 今 のところ) 希 望 枠 がある/プロ 入 り 出 来 なくても 大 学 は 高 卒 より 就 職 しやすく 社 会 人 はそのまま 会 社 に 残 れる デメリット:すぐに 結 果 を 出 さないと 早 いうちに 解 雇 される/ 年 齢 が 高 くなっている 為 解 雇 後 の 人 生 の 選 択 肢 が 狭 くなる/FA 権 獲 得 年 齢 が 高 年 齢 になる 2

第 1 章 プロ 野 球 選 手 の 状 況 1-1 プロ 野 球 の 球 団 と 選 手 数 現 在 日 本 にプロ 野 球 球 団 はセリーグ6 球 団 とパリーグ 6 球 団 の 合 計 12 球 団 存 在 している 2009 年 4 月 現 在 プロ 野 球 の 各 球 団 に 所 属 しているプロ 選 手 はセリーグ 431 人 パリーグ 421 人 の 合 計 852 人 で ある 以 下 に 1960 年 以 降 の 球 団 名 の 変 遷 を 示 した セリーグ 読 売 ジャイアンツ(1947 年 ~) 中 日 ドラゴンズ(1954 年 ~) 阪 神 タイガース(1961 年 ~) 広 島 東 洋 カープ(1968 年 ~) 広 島 カープ(1950 年 ~1967 年 ) ヤクルトスワローズ(1974 年 ~) 国 鉄 スワローズ(1950 年 ~1965 年 ) サンケイスワローズ(1965 年 ) サンケイアトムズ(1966 年 ~1968 年 ) アトムズ(1969 年 ) ヤクルトアトムズ(1970 年 ~1973 年 ) 横 浜 ベイスターズ(1993 年 ~) 大 洋 ホエールズ(1955 年 ~1977 年 ) 横 浜 大 洋 ホエールズ(1978 年 ~1992 年 ) 表 1 球 団 名 の 変 遷 パリーグ 西 武 ライオンズ(1979 年 ~) 西 鉄 ライオンズ(1951 年 ~1972 年 ) 太 平 洋 クラブオリオンズ(1973 年 ~1976 年 ) クラウンライターオリオンズ(1977 年 ~1978 年 ) 千 葉 ロッテマリーンズ(1992 年 ~) 毎 日 大 映 オリオンズ(1958 年 ~1963 年 ) 東 京 オリオンズ(1964 年 ~1968 年 ) ロッテオリオンズ(1969 年 ~1991 年 ) 北 海 道 日 本 ハムファイターズ(2004 年 ~) 東 映 フライアーズ(1954 年 ~1972 年 ) 日 拓 ホームフライアーズ(1973 年 ) 日 本 ハムファイターズ(1974 年 ~2003 年 ) オリックスバッファローズ(2004~) 阪 急 ブレーブス(1947 年 ~1988 年 ) オリックスブレーブス(1989 年 ~1990 年 ) オリックスブルーウェーブ(1991 年 ~2003 年 ) 近 鉄 バファロー(1959 年 ~1961 年 ) 近 鉄 バファローズ(1962 年 ~1998 年 ) 大 阪 近 鉄 バファローズ(1999 年 ~2003 年 ) 東 北 楽 天 ゴールデンイーグルス(2004 年 ~) 福 岡 ソフトバンクホークス(2005 年 ~) 南 海 ホークス(1947 年 ~1988 年 ) 福 岡 ダイエーホークス(1989 年 ) 3

1-2 経 歴 別 にみた 入 団 人 数 表 2 から 高 卒 からセリーグに 入 団 する 人 数 が 1108 人 パリーグに 入 団 する 人 数 が 1022 人 だった 大 卒 からセリーグに 入 団 する 人 数 が 471 人 パリーグに 入 団 する 人 数 が 389 人 だった 社 会 人 からセリ ーグに 入 団 する 人 数 が 610 人 パリーグに 入 団 する 人 数 が 642 人 だった 表 2 経 歴 別 に 見 た 入 団 球 団 高 卒 大 卒 社 会 人 セリーグ 1108 471 610 パリーグ 1022 389 642 1-3 出 身 地 別 に 見 た 入 団 人 数 表 3 は 各 都 道 府 県 別 に 1960 年 から 2008 年 までで 一 番 入 団 人 数 が 多 か った 球 団 を 表 したものであるが 都 道 府 県 別 に 注 目 して 見 たときにプロ 野 球 球 団 の 本 拠 地 がある 東 京 都 埼 玉 県 神 奈 川 県 愛 知 県 などのほとんど の 都 道 府 県 では 地 元 の 球 団 に 入 団 する 人 数 が 一 番 多 い 千 葉 県 大 阪 府 福 岡 県 などでは 地 元 の 球 団 が 一 番 ではないが 一 番 入 団 人 数 が 多 い 球 団 と の 差 はほとんどなかったことからやはり 地 元 にプロ 野 球 の 球 団 のある 都 道 府 県 ではその 球 団 は 積 極 的 に 地 元 出 身 の 選 手 の 獲 得 に 動 いていること がわかる また 選 手 たちの 方 も 幼 いころから 見 てきた 地 元 の 球 団 に 対 して 憧 れや 愛 着 を 持 っていて 地 元 の 球 団 に 入 団 したいと 考 えていることや 地 元 出 身 の 選 手 はファンから 愛 される 選 手 になりやすいことから 球 団 も 積 極 的 に 獲 得 に 動 いているからだと 考 えられる 地 元 にプロ 野 球 の 球 団 がない 都 道 府 県 では 地 元 に 一 番 近 い 都 道 府 県 を 本 拠 地 とする 球 団 に 入 団 するケース が 多 い( 関 東 地 方 中 部 地 方 近 畿 地 方 中 国 地 方 の 都 道 府 県 )しかし 地 元 にプロ 野 球 の 球 団 のある 九 州 地 方 ではそのケースは 見 られなかった 反 対 に 近 年 までプロ 野 球 の 球 団 がなかった 北 海 道 や 東 北 地 方 では 色 々 な 球 団 に 分 かれるという 傾 向 が 見 られた 4 表 3 出 身 地 別 入 団 球 団 都 道 府 県 球 団 人 数 北 海 道 巨 人 13 青 森 日 本 ハム 4 岩 手 ヤクルト 5 宮 城 横 浜 13 秋 田 巨 人 8 山 形 広 島 5 福 島 ロッテ 7 茨 城 横 浜 16 栃 木 ヤクルト 8 群 馬 ロッテ 10 埼 玉 西 武 19 千 葉 日 本 ハム 24 東 京 ヤクルト 35 神 奈 川 横 浜 28 新 潟 日 本 ハム 5 富 山 巨 人 5 石 川 中 日 7 福 井 広 島 5 山 梨 巨 人 7 長 野 巨 人 ヤクルト 6 岐 阜 中 日 13 静 岡 阪 神 横 浜 12 愛 知 中 日 49 三 重 中 日 10 滋 賀 ソフトバンク 5 京 都 近 鉄 20 大 阪 近 鉄 59 兵 庫 近 鉄 37 奈 良 巨 人 9 和 歌 山 阪 神 15 鳥 取 広 島 6 島 根 巨 人 6 岡 山 広 島 11 広 島 広 島 45 山 口 広 島 21 徳 島 広 島 オリックス 8 香 川 中 日 8 愛 媛 阪 神 13 高 知 巨 人 8 福 岡 西 武 30 佐 賀 ソフトバンク 10 長 崎 日 本 ハム 西 武 7 熊 本 ソフトバンク 20 大 分 西 武 13 宮 崎 ソフトバンク 13 鹿 児 島 西 武 13 沖 縄 横 浜 6

2-1 出 身 地 と 経 歴 の 関 係 第 2 章 入 団 者 の 分 析 1960 年 ~2008 年 までに 合 計 で 4242 人 のプロ 野 球 選 手 が 誕 生 している そして 出 身 地 と 経 歴 との 関 係 について 考 えた 時 に 表 4 から 多 くの 都 道 府 県 において 高 卒 からプロ 野 球 選 手 になる 人 数 が 多 いことが 分 かる その 人 数 は 2130 人 で 高 卒 が 占 める 割 合 は 約 50%なので 今 までのプロ 野 球 選 手 の 約 半 分 の 人 数 が 高 卒 からプロ 野 球 選 手 になっていることが 分 かる 次 に 大 卒 からプロ 野 球 選 手 になった 人 数 は 860 人 で 社 会 人 からプロ 野 球 選 手 になった 人 数 は 1252 人 であった そしてプロ 野 球 球 団 の 本 拠 地 がある 都 道 府 県 では 今 までに 誕 生 したプロ 野 球 選 手 の 人 数 が 他 の 都 道 府 県 と 比 べたときに 圧 倒 的 に 多 く またプロ 野 球 球 団 がある 全 ての 都 道 府 県 において 高 卒 からプロ 野 球 選 手 になる 人 数 が 多 く 高 卒 が 占 める 割 合 が 高 いことが 分 かる このことからプロ 野 球 の 球 団 は 各 都 道 府 県 から 高 卒 の 選 手 を 最 も 重 視 して 獲 得 して いることが 分 かる 図 1 1960 年 ~2008 年 合 計 表 4 1960 年 ~2008 年 合 計 凡 例 都 道 府 県 フィールド 合 計 値 200 高 卒 1960 年 to2008 年 大 卒 1960 年 to2008 年 社 会 人 1960 年 to2008 年 都 道 府 県 高 卒 大 卒 社 会 人 合 計 全 国 2130 860 1252 4242 北 海 道 47 13 21 81 青 森 12 4 5 21 岩 手 21 1 7 29 宮 城 40 10 22 72 秋 田 23 6 30 59 山 形 8 6 6 20 福 島 15 11 20 46 茨 城 52 16 22 90 栃 木 24 16 22 62 群 馬 24 17 17 58 埼 玉 70 35 49 154 千 葉 93 34 48 175 東 京 105 61 62 228 神 奈 川 89 45 60 194 新 潟 11 1 17 29 富 山 21 2 3 26 石 川 21 6 7 34 福 井 21 3 4 28 山 梨 31 8 13 52 長 野 19 12 9 40 岐 阜 27 11 13 51 静 岡 39 25 43 107 愛 知 100 27 42 169 三 重 29 10 20 59 滋 賀 10 8 6 24 京 都 65 29 20 114 大 阪 186 97 100 383 兵 庫 125 58 66 249 奈 良 30 11 19 60 和 歌 山 46 20 39 105 鳥 取 13 2 7 22 島 根 17 6 13 36 岡 山 40 12 27 79 広 島 74 42 26 142 山 口 32 10 43 85 徳 島 43 13 22 78 香 川 15 17 18 50 愛 媛 49 21 32 102 高 知 25 16 13 54 福 岡 112 42 84 238 佐 賀 32 9 17 58 長 崎 26 6 21 53 熊 本 67 20 32 119 大 分 54 11 28 93 宮 崎 53 9 23 85 鹿 児 島 48 10 22 80 沖 縄 26 11 12 49 5

2-2 年 代 別 の 比 較 2-2-1 1960 年 代 1960 年 代 に 高 卒 から 559 人 大 卒 から 175 人 社 会 人 から 251 人 の 合 計 で 985 人 のプロ 野 球 選 手 が 誕 生 した 一 番 人 数 の 多 い 高 卒 が 占 める 割 合 は 約 57%だった 入 団 人 数 が 一 番 多 かった 都 道 府 県 は 大 阪 府 で 72 人 一 番 少 なかった 都 道 府 県 は 石 川 県 で 1 人 だった 高 卒 と 大 卒 との 差 は 384 人 高 卒 と 社 会 人 との 差 は 308 人 であり 1960 年 代 を 見 たとき 高 卒 からプロ 野 球 選 手 になる 割 合 が 一 番 高 かった このこ とから 各 球 団 は 高 卒 の 選 手 を 重 視 して 獲 得 していたことが 分 かる また 都 道 府 県 別 でそれぞれの 割 合 が 一 番 高 かったのは 高 卒 が 福 岡 県 の 37 人 大 卒 が 大 阪 府 の 22 人 社 会 人 が 大 阪 府 福 岡 県 25 人 となっ た 図 2 1960 年 代 凡 例 都 道 府 県 フィールド 合 計 値 41 高 卒 1960to1969 大 卒 1960to1969 社 会 人 1960to1969 表 5 1960 年 代 都 道 府 県 高 卒 大 卒 社 会 人 合 計 全 国 559 175 251 985 北 海 道 5 2 2 9 青 森 5 1 1 7 岩 手 7 0 1 8 宮 城 17 1 7 25 秋 田 8 1 7 16 山 形 2 1 1 4 福 島 4 2 3 9 茨 城 7 3 2 12 栃 木 5 3 9 17 群 馬 6 3 0 9 埼 玉 12 1 4 17 千 葉 15 5 11 31 東 京 27 12 13 52 神 奈 川 17 8 6 31 新 潟 3 0 3 6 富 山 8 1 0 9 石 川 1 0 0 1 福 井 5 2 1 8 山 梨 13 2 1 16 長 野 10 4 2 16 岐 阜 8 1 2 11 静 岡 8 6 9 23 愛 知 26 8 9 43 三 重 6 1 7 14 滋 賀 1 1 0 2 京 都 10 5 3 18 大 阪 25 22 25 72 兵 庫 29 12 9 50 奈 良 7 0 3 10 和 歌 山 18 3 4 25 鳥 取 6 1 1 8 島 根 8 2 3 13 岡 山 12 7 8 27 広 島 24 14 6 44 山 口 17 3 8 28 徳 島 17 4 7 28 香 川 4 7 2 13 愛 媛 19 4 13 36 高 知 8 6 1 15 福 岡 37 7 25 69 佐 賀 10 0 3 13 長 崎 8 0 4 12 熊 本 13 4 6 23 大 分 25 2 7 34 宮 崎 21 2 5 28 鹿 児 島 14 1 6 21 沖 縄 1 0 1 2 6

2-2-2 1970 年 代 1970 年 代 に 高 卒 から 402 人 大 卒 から 124 人 社 会 人 から 262 人 の 合 計 で 788 人 のプロ 野 球 選 手 が 誕 生 した 入 団 人 数 が 一 番 多 かった 都 道 府 県 は 大 阪 府 の 67 人 一 番 少 なかった 都 道 府 県 は 富 山 県 で 1 人 だった 高 卒 と 大 卒 との 差 は 275 人 高 卒 と 社 会 人 との 差 は 143 人 であり 1970 年 代 を 見 たときも 高 卒 からプロ 野 球 選 手 になる 割 合 が 1 番 高 かった このことから 各 球 団 は 高 卒 の 選 手 を 重 視 して 獲 得 して いたことが 分 かるが 高 卒 が 占 める 割 合 は 約 51%だったのでその 差 は 1960 年 代 よりも 小 さくなっている また 都 道 府 県 別 でそれぞれの 割 合 が 一 番 高 かったのは 高 卒 が 大 阪 府 の 39 人 大 卒 が 大 阪 府 の 16 人 社 会 人 が 福 岡 県 の 19 人 となった 図 3 1970 年 代 表 6 1970 年 代 凡 例 都 道 府 県 フィールド 合 計 値 41 高 卒 1970to1979 大 卒 1970to1979 社 会 人 1970to1979 都 道 府 県 高 卒 大 卒 社 会 人 合 計 全 国 402 124 262 788 北 海 道 4 2 9 15 青 森 4 0 0 4 岩 手 4 0 2 6 宮 城 3 0 4 7 秋 田 3 0 5 8 山 形 2 0 3 5 福 島 4 4 4 12 茨 城 12 1 8 21 栃 木 3 2 2 7 群 馬 4 1 3 8 埼 玉 8 5 8 21 千 葉 20 4 8 32 東 京 18 5 9 32 神 奈 川 18 2 14 34 新 潟 2 0 4 6 富 山 1 0 0 1 石 川 2 0 2 4 福 井 3 0 1 4 山 梨 7 0 2 9 長 野 2 4 1 7 岐 阜 8 1 2 11 静 岡 6 8 12 26 愛 知 12 6 8 26 三 重 6 1 4 11 滋 賀 2 0 1 3 京 都 10 1 1 12 大 阪 39 16 12 67 兵 庫 23 13 15 51 奈 良 9 3 4 16 和 歌 山 6 4 8 18 鳥 取 2 0 4 6 島 根 3 1 4 8 岡 山 8 1 8 17 広 島 24 6 5 35 山 口 10 4 14 28 徳 島 6 2 3 11 香 川 4 2 4 10 愛 媛 8 2 12 22 高 知 6 2 5 13 福 岡 27 6 19 52 佐 賀 1 1 3 5 長 崎 4 2 3 9 熊 本 17 5 7 29 大 分 14 3 8 25 宮 崎 5 0 4 9 鹿 児 島 12 2 2 16 沖 縄 6 2 1 9 7

2-2-3 1980 年 代 1980 年 代 に 高 卒 から 509 人 大 卒 から 130 人 社 会 人 から 257 人 の 合 計 で 896 人 のプロ 野 球 選 手 が 誕 生 した 入 団 人 数 が 一 番 多 かった 都 道 府 県 は 大 阪 府 の 81 人 一 番 少 なかった 都 道 府 県 は 福 井 県 の 1 人 だった 高 卒 と 大 卒 との 差 は 379 人 高 卒 と 社 会 人 との 差 は 252 人 であり 1980 年 代 を 見 たときも 高 卒 からプロ 野 球 選 手 になる 割 合 が 1 番 高 かった このことから 各 球 団 は 高 卒 の 選 手 を 重 視 して 獲 得 して いたことが 分 かる 高 卒 が 占 める 割 合 は 約 58%だったのでその 差 は 1970 年 代 よりも 大 きくなっている また 都 道 府 県 別 でそれぞれの 割 合 が 一 番 高 かったのは 高 卒 が 大 阪 府 の 48 人 大 卒 が 大 阪 府 の 17 人 社 会 人 が 大 阪 府 の 16 人 となり 全 てにおいて 大 阪 府 の 割 合 が 高 かった 図 4 1980 年 代 凡 例 都 道 府 県 フィールド 合 計 値 41 高 卒 1980to1989 大 卒 1980to1989 社 会 人 1980to1989 表 7 1980 年 代 都 道 府 県 高 卒 大 卒 社 会 人 合 計 全 国 509 130 257 896 北 海 道 11 2 2 15 青 森 2 1 1 4 岩 手 5 0 4 9 宮 城 4 4 6 14 秋 田 8 1 9 18 山 形 1 0 0 1 福 島 4 0 5 9 茨 城 12 5 6 23 栃 木 8 1 6 15 群 馬 7 3 2 12 埼 玉 22 6 11 39 千 葉 30 4 13 47 東 京 27 15 13 55 神 奈 川 17 4 8 29 新 潟 3 1 3 7 富 山 6 0 0 6 石 川 3 0 2 5 福 井 1 0 0 1 山 梨 6 2 3 11 長 野 4 0 3 7 岐 阜 7 0 0 7 静 岡 8 4 8 20 愛 知 36 1 9 46 三 重 7 1 4 12 滋 賀 0 1 2 3 京 都 14 5 1 20 大 阪 48 17 16 81 兵 庫 34 4 15 53 奈 良 5 1 1 7 和 歌 山 8 5 13 26 鳥 取 4 1 2 7 島 根 1 0 5 6 岡 山 11 1 4 16 広 島 18 2 6 26 山 口 4 2 7 13 徳 島 10 2 5 17 香 川 3 2 3 8 愛 媛 7 6 2 15 高 知 9 3 3 15 福 岡 14 6 15 35 佐 賀 10 1 5 16 長 崎 4 3 4 11 熊 本 20 7 11 38 大 分 8 1 4 13 宮 崎 13 2 9 24 鹿 児 島 11 2 4 17 沖 縄 14 1 2 17 8

2-2-4 1990 年 代 1990 年 代 に 高 卒 から 353 人 大 卒 から 179 人 社 会 人 から 254 人 の 合 計 で 786 人 のプロ 野 球 選 手 が 誕 生 した 入 団 人 数 が 一 番 多 かった 都 道 府 県 は 大 阪 府 の 75 人 一 番 少 なかった 都 道 府 県 は 鳥 取 県 と 青 森 県 の 1 人 だった 高 卒 と 大 卒 との 差 は 174 人 高 卒 と 社 会 人 との 差 は 99 人 であり 1990 年 代 を 見 た ときも 高 卒 からプロ 野 球 選 手 になる 割 合 が 1 番 高 かった このことから 各 球 団 は 高 卒 の 選 手 を 重 視 して 獲 得 していたことが 分 かるが 高 卒 が 占 める 割 合 は 約 45%だったのでその 差 は 1980 年 代 よりも 小 さくな っている また 都 道 府 県 別 でそれぞれの 割 合 が 一 番 高 かったのは 高 卒 が 大 阪 府 の 34 人 大 卒 が 大 阪 府 の 19 人 社 会 人 が 大 阪 府 の 22 人 となり 全 てにおいて 大 阪 府 の 割 合 が 一 番 高 かった 図 5 1990 年 代 表 8 1990 年 代 凡 例 都 道 府 県 フィールド 合 計 値 41 高 卒 1990to1999 大 卒 1990to1999 社 会 人 1990to1999 都 道 府 県 高 卒 大 卒 社 会 人 合 計 全 国 353 179 254 786 北 海 道 15 4 3 22 青 森 0 0 1 1 岩 手 2 0 0 2 宮 城 10 1 4 15 秋 田 2 1 3 6 山 形 2 0 1 3 福 島 3 3 6 12 茨 城 8 4 3 15 栃 木 3 4 1 8 群 馬 3 2 7 12 埼 玉 19 14 13 46 千 葉 18 12 8 38 東 京 22 15 16 53 神 奈 川 20 12 18 50 新 潟 1 0 5 6 富 山 1 0 3 4 石 川 7 2 1 10 福 井 3 0 2 5 山 梨 3 1 5 9 長 野 1 1 1 3 岐 阜 2 4 7 13 静 岡 13 3 7 23 愛 知 11 4 9 24 三 重 5 2 4 11 滋 賀 1 2 0 3 京 都 18 7 8 33 大 阪 34 19 22 75 兵 庫 19 13 13 45 奈 良 6 1 2 9 和 歌 山 7 5 10 22 鳥 取 1 0 0 1 島 根 3 0 0 3 岡 山 5 2 4 11 広 島 1 10 6 17 山 口 1 0 10 11 徳 島 8 3 1 12 香 川 2 3 2 7 愛 媛 10 4 3 17 高 知 1 2 3 6 福 岡 18 8 11 37 佐 賀 8 4 5 17 長 崎 6 0 6 12 熊 本 13 1 3 17 大 分 2 1 3 6 宮 崎 8 1 3 12 鹿 児 島 6 2 6 14 沖 縄 1 2 5 8 9

2-2-5 2000 年 代 2000 年 代 に 高 卒 から 307 人 大 卒 から 252 人 社 会 人 から 228 人 の 合 計 で 787 人 のプロ 野 球 選 手 が 誕 生 した 出 身 人 数 が 一 番 多 かった 都 道 府 県 は 大 阪 府 の 88 人 一 番 少 なかった 都 道 府 県 は 鳥 取 県 の 0 人 であり 2000 年 代 は 全 ての 年 代 において 唯 一 プロ 野 球 選 手 が 0 人 の 都 道 府 県 が 出 る 年 代 となった 高 卒 と 大 卒 との 差 は 55 人 高 卒 と 社 会 人 との 差 は 79 人 であり 2000 年 代 を 見 たときも 高 卒 からプロ 野 球 選 手 になる 割 合 が 1 番 高 かった このことから 各 球 団 は 高 卒 の 選 手 を 重 視 して 獲 得 していたことが 分 か るが 高 卒 が 占 める 割 合 は 約 39%なのでその 差 は 1990 年 代 よりももっと 小 さくなっている また 都 道 府 県 別 でそれぞれの 割 合 が 一 番 高 かったのは 高 卒 が 大 阪 府 の 40 人 大 卒 が 大 阪 府 の 23 人 社 会 人 が 大 阪 府 の 25 人 となり 全 てにおいて 大 阪 府 の 割 合 が 一 番 高 かった 図 6 2000 年 代 凡 例 都 道 府 県 フィールド 合 計 値 41 高 卒 2000to2008 大 卒 2000to2008 社 会 人 2000to2008 表 9 2000 年 代 都 道 府 県 高 卒 大 卒 社 会 人 合 計 全 国 307 252 228 787 北 海 道 12 3 5 20 青 森 1 2 2 5 岩 手 3 1 0 4 宮 城 6 4 1 11 秋 田 2 3 6 11 山 形 1 5 1 7 福 島 0 2 2 4 茨 城 13 3 3 19 栃 木 5 6 4 15 群 馬 4 8 5 17 埼 玉 9 9 13 31 千 葉 10 9 8 27 東 京 11 14 11 36 神 奈 川 17 19 14 50 新 潟 2 0 2 4 富 山 5 1 0 6 石 川 8 4 2 14 福 井 9 1 0 10 山 梨 2 3 2 7 長 野 2 3 2 7 岐 阜 2 5 2 9 静 岡 4 4 7 15 愛 知 15 8 7 30 三 重 5 5 1 11 滋 賀 6 4 3 13 京 都 13 11 7 31 大 阪 40 23 25 88 兵 庫 20 16 14 50 奈 良 3 6 9 18 和 歌 山 7 3 4 14 鳥 取 0 0 0 0 島 根 2 3 1 6 岡 山 4 1 3 8 広 島 7 10 3 20 山 口 0 1 4 5 徳 島 2 2 6 10 香 川 2 3 7 12 愛 媛 5 5 2 12 高 知 1 3 1 5 福 岡 16 15 14 45 佐 賀 3 3 1 7 長 崎 4 1 4 9 熊 本 4 3 5 12 大 分 5 4 6 15 宮 崎 6 4 2 12 鹿 児 島 5 3 4 12 沖 縄 4 6 3 13 10

2-3 セリーグ パリーグの 比 較 1960 年 ~2008 年 までの 出 身 地 別 に 入 団 人 数 を 見 たときにセリーグの 入 団 人 数 が 2189 人 に 対 してパ リーグの 入 団 人 数 が 2053 人 だったのでセリーグの 入 団 人 数 が 136 人 パリーグより 多 い 表 10 から 各 都 道 府 県 別 にセリーグとパリーグとの 差 に 注 目 して 見 た 時 に 多 くの 都 道 府 県 において 大 きな 差 はない ことが 分 かる しかし 東 京 都 大 阪 府 福 岡 県 などのプロ 野 球 球 団 の 本 拠 地 がある 都 道 府 県 においては セリーグとパリーグとの 差 が 大 きくなっている しかし 千 葉 だけは 例 外 で 差 が 大 きくない しかしプロ 野 球 の 球 団 の 本 拠 地 の 有 無 がセリーグとパリーグとの 入 団 人 数 に 大 きく 関 係 していると 考 えられる ま た 今 後 の 変 化 として 考 えられることとして 2000 年 代 入 りプロ 野 球 球 団 の 本 拠 地 となった 都 道 府 県 であ る 北 海 道 や 宮 城 県 では 現 在 はまだセリーグとパリーグに 大 きな 差 はないが 10 年 後 には 大 きな 差 が 生 ま れている 可 能 性 は 十 分 に 考 えられる 表 10 セリーグ パリーグ 別 図 7 セリーグ パリーグ 別 都 道 府 県 セリーグ パリーグ 全 国 2189 2053 北 海 道 41 40 青 森 9 12 岩 手 16 13 宮 城 37 35 秋 田 31 28 山 形 14 6 福 島 22 24 茨 城 59 31 栃 木 36 26 群 馬 21 37 埼 玉 79 75 千 葉 92 83 東 京 136 92 神 奈 川 120 74 新 潟 15 14 富 山 13 13 石 川 20 14 福 井 16 12 山 梨 30 22 長 野 23 17 岐 阜 31 20 静 岡 59 48 愛 知 108 61 三 重 33 26 滋 賀 10 14 京 都 58 56 大 阪 167 216 兵 庫 102 147 奈 良 36 24 和 歌 山 49 56 鳥 取 12 10 凡 例 島 根 21 15 岡 山 45 34 フィールド 合 計 値 広 島 95 47 200 山 口 54 31 入 団 球 団 セリーグ1960to2008 徳 島 37 41 入 団 球 団 パリーグ1960to2008 香 川 27 23 愛 媛 51 51 高 知 29 25 福 岡 98 140 佐 賀 21 37 長 崎 20 33 熊 本 52 67 大 分 43 50 宮 崎 40 45 鹿 児 島 37 43 11 沖 縄 24 25

第 3 章 考 察 1960 年 ~2008 年 までの 都 道 府 県 別 のプロ 野 球 選 手 出 身 人 数 について 見 てきたがその 結 果 から 大 阪 府 は 全 ての 年 代 において 入 団 人 数 が 1 位 だった また 東 京 都 や 福 岡 県 兵 庫 県 なども 全 ての 年 代 において 上 位 に 入 っている その 理 由 として 考 えられることは 大 阪 府 や 東 京 都 などの 上 位 の 都 道 府 県 には 全 国 的 に 有 名 な 強 豪 校 と 呼 ばれる 学 校 が 多 い また 他 校 との 競 争 率 が 高 い また 野 球 の 競 技 人 口 が 多 い 上 位 の 都 道 府 県 にはその 都 道 府 県 を 本 拠 地 にするプロ 野 球 球 団 が 存 在 し 幼 いころから 野 球 に 関 わる 可 能 性 が 高 いことなどが 挙 げられる そしてなぜ 東 京 都 よりも 大 阪 府 のほうが 入 団 人 数 が 多 いかということを 考 えたときに 野 球 において 強 豪 校 と 呼 ばれる 学 校 は 東 日 本 よりも 西 日 本 に 多 く 存 在 しているからとか んがえられる ( 甲 子 園 での 通 算 成 績 で 大 阪 府 316 勝 で 1 位 兵 庫 県 285 勝 で 2 位 ) また 毎 年 行 われる 甲 子 園 が 兵 庫 県 で 行 われるため 甲 子 園 への 関 心 度 は 西 高 東 低 だから 今 はなんでも 東 京 が 中 心 なのに 高 校 野 球 だけは 別 だからだと 考 えられる 従 って 西 日 本 の 都 道 府 県 が 一 生 懸 命 甲 子 園 を 目 指 す たとえば 東 京 では 甲 子 園 中 継 は 一 局 だけだが 大 阪 では 二 局 なので 関 心 度 が 違 うことがあ げられる また 少 年 野 球 や 中 学 野 球 においても 大 阪 などの 近 畿 地 方 の 都 道 府 県 の 優 勝 回 数 が 多 いことか ら 指 導 者 が 優 秀 でありその 指 導 によって 大 きく 成 長 することも 理 由 として 挙 げられる 調 べていて 感 じ たことは 大 阪 府 の 人 数 が 圧 倒 的 に 多 いということだった 反 対 に 全 ての 年 代 において 東 北 地 方 や 北 陸 地 方 の 出 身 人 数 が 少 ないことが 分 かる 理 由 としてこれは 東 北 地 方 や 北 陸 地 方 では 冬 になると 雪 が 大 量 に 降 ることによって 雪 がグラウンドに 積 りそれによって 他 の 地 方 などに 比 べて 練 習 できる 日 数 が 少 ない 他 校 との 競 争 率 が 上 位 の 都 道 府 県 に 比 べて 低 いことが 挙 げられる 1960 年 ~2008 年 までの 各 年 代 において 見 たとき 全 ての 年 代 において 高 卒 からプロ 野 球 選 手 になる 人 数 が 多 いことが 分 かった このことからプロ 野 球 の 各 球 団 は 高 卒 の 選 手 を 時 間 がかかってでもじっくり 時 間 をかけて 育 てていき 戦 力 にしていこうという 考 えだということが 分 かる また 近 年 になるにつれて 高 卒 大 卒 社 会 人 別 の 全 ての 経 歴 において 大 阪 府 が 1 位 になり 独 占 していることが 分 かる 年 代 別 に 注 目 して 見 たときに 13 ページの 図 8 からも 分 かるように 1960 年 代 から 1980 年 代 まで 高 卒 の 割 合 が 50%を 超 えているが 1990 年 代 を 境 に 高 卒 の 割 合 が 50%を 切 り 減 ってきている 2000 年 代 に は 40%も 切 っている 反 対 に 近 年 になるにつれて 大 卒 が 占 める 割 合 が 増 えてきている このことから 近 年 になるにつれて 各 球 団 が 高 卒 の 選 手 を 重 視 しつつも 入 団 後 に 即 戦 力 になるであろう 大 卒 社 会 人 の 選 手 を 重 視 する 傾 向 になりつつあり 獲 得 に 動 いているからではないかと 考 えられる 今 後 の 変 化 として 考 えられることとして 数 年 後 には 高 卒 の 選 手 の 割 合 よりも 大 卒 や 社 会 人 の 選 手 の 割 合 の 方 が 高 くなる 可 能 性 が 考 えられる 12

図 8 経 歴 別 の 年 代 別 変 化 (1960~2008 年 ) 1960 年 代 1980 年 代 25% 18% 57% 高 卒 大 卒 社 会 人 29% 14% 57% 高 卒 大 卒 社 会 人 1970 年 代 1990 年 代 33% 51% 高 卒 大 卒 社 会 人 32% 45% 高 卒 大 卒 社 会 人 16% 23% 2000 年 代 29% 39% 高 卒 大 卒 社 会 人 32% 今 後 の 野 球 界 の 課 題 今 後 の 野 球 界 の 課 題 として 一 つ 目 は 各 球 団 と 選 手 たちはプロ 野 球 の 人 気 回 復 のために 今 以 上 に 努 力 をしていくことや 外 人 の 助 っ 人 ではなくて 地 元 出 身 の 選 手 たちや 生 え 抜 きの 選 手 たちをもっと 大 切 に 扱 っていくことが 大 切 になってくることだと 思 う また 大 阪 府 や 東 京 都 出 身 などの 選 手 ばかりではなく 出 身 人 数 が 少 ない 都 道 府 県 からももっと 多 くのプロ 野 球 選 手 が 出 てくることのできるチャンスを 今 以 上 に 増 やすための 練 習 環 境 や 指 導 者 の 面 などを 充 実 させることが 必 要 になってくることだと 思 う 13

あとがき 今 回 プロ 野 球 に 注 目 して 卒 業 論 文 に 取 り 組 んできたが 始 めたばかりの 頃 は 完 成 までここまで 時 間 が 掛 かるとは 正 直 全 く 考 えていなく 安 易 な 気 持 ちで 始 めてしまった しかしいざ 始 めてみるとデータ 集 め とその 整 理 にとても 時 間 が 掛 かってしまいとても 苦 労 した そして 自 分 が 全 く 卒 論 というものについて 理 解 ができていない 事 に 気 付 かされた そこからもう 一 度 卒 論 を 見 直 してまた 新 たな 発 見 をすることが できた 先 生 には 厳 しい 言 葉 を 言 われて 最 初 は 正 直 とても 戸 惑 い 悩 んだが 今 は 感 謝 している 今 回 の 取 り 組 みで 苦 労 したことはデータを 集 めそれを 整 理 することもあるが 中 でも 一 番 苦 労 したこ とはデータを 集 め 項 目 ごとに 整 理 したものを 表 やマップやグラフにしてからそこから 文 を 考 えそれを 見 る 人 にわかりやすいよう 説 明 することだった 言 葉 ではなく 文 によって 人 に 伝 えることは 難 しく 自 分 の 力 不 足 を 今 回 改 めて 感 じた しかし 1 つのテーマを 1 人 でこれだけの 時 間 を 掛 けてじっくり 取 り 組 んだのは 今 回 が 初 めての 経 験 だ ったし 自 分 の 作 った 物 を 人 前 で 発 表 する 機 会 はこれから 社 会 に 出 て 働 いていく 中 で 必 ずあることだと 思 うので 今 回 のこの 経 験 は 今 後 の 自 分 にとって 大 いに 役 立 つことだろうと 思 う 今 回 の 経 験 は 自 分 にと って 色 々と 考 えさせられる 経 験 だった 14

参 考 文 献 CD プロ 野 球 人 名 事 典 2001 編 著 者 : 森 岡 浩 発 行 発 売 : 日 外 アソシエーツ 株 式 会 社 発 行 年 月 2001 年 5 月 31 日 nikkansports.com ( 過 去 のドラフト 2001 年 ~2008 年 ) URL http://www.nikkansports.com/baseball/top-baseball.html 閲 覧 年 月 2009 年 11 月 19 日 プロ 野 球 記 録 名 鑑 2009 発 行 人 : 町 田 秀 夫 編 集 人 : 玉 置 肇 監 修 : 泉 直 樹 発 行 所 日 刊 スポーツ 出 版 社 発 行 年 月 2009 年 3 月 19 日 日 本 プロ 野 球 選 手 会 URL http://jpbpa.net/ 閲 覧 年 月 2009 年 12 月 26 日 日 本 野 球 機 構 オフィシャルサイト URL http://www.npb.or.jp/ 閲 覧 年 月 2009 年 12 月 26 日 激 闘 の 記 録 と 栄 光 の 記 録 URL http://www.fanxfan.jp/bb/ 閲 覧 年 月 2009 年 12 月 27 日 15