目 次 1 はじめに 2 1. 面 接 3 1.1 面 接 とは 3 1.2 審 判 事 件 等 における 面 接 4 2. 面 接 等 の 出 席 者 5 2.1 出 席 者 の 要 件 5 2.2 委 任 状 6 3. 面 接 の 手 続 7 3.1 面 接 の 事 前 準 備 7 3.2 面

Similar documents
目 次 はじめに 面 接 等 の 種 類 面 接 とは 面 接 の 代 表 例 とその 概 要 面 接 等 が 可 能 な 期 間 及 び 面 接 を 行 う 場 所 面 接 の 要 請 と 受

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

<4D F736F F D C482C682EA817A89BA90BF8E7793B1834B A4F8D91906C8DDE8A A>

PowerPoint プレゼンテーション

の 購 入 費 又 は 賃 借 料 (2) 専 用 ポール 等 機 器 の 設 置 工 事 費 (3) ケーブル 設 置 工 事 費 (4) 防 犯 カメラの 設 置 を 示 す 看 板 等 の 設 置 費 (5) その 他 設 置 に 必 要 な 経 費 ( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補

Taro-2220(修正).jtd

Taro-事務処理要綱250820

Microsoft Word 第1章 定款.doc

Microsoft Word - 全国エリアマネジメントネットワーク規約.docx

学校法人日本医科大学利益相反マネジメント規程

Taro-データ公安委員会相互協力事

<8C9A90DD94AD90B696D88DDE939982CC8DC48E918CB989BB82C98AD682B782E98E9696B18EE688B CC FC90B3816A2E786477>

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

平成27年度大学改革推進等補助金(大学改革推進事業)交付申請書等作成・提出要領

定款

第2回 制度設計専門会合 事務局提出資料

Microsoft Word - 19年度(行個)答申第94号.doc

< F2D C93FA967B91E5906B8DD082CC94ED8DD0>

一般競争入札について

Microsoft Word 役員選挙規程.doc

Taro-1-14A記載例.jtd

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

一 般 社 団 法 人 全 国 銀 行 協 会 御 中 依 頼 人 氏 名 平 成 年 月 日 印 登 録 支 援 専 門 家 委 嘱 ( 初 回 委 嘱 )の 依 頼 について(GL5 項 (2)) 私 は 自 然 災 害 による 被 災 者 の 債 務 整 理 に 関 するガイドライン 第 5

Taro-08国立大学法人宮崎大学授業

1 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )について 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )の 構 成 構 成 記 載 内 容 第 1 章 はじめに 本 マニュアルの 目 的 記 載 内 容 について 説 明 しています 第 2 章 第 3 章 第 4 章 第 5 章 第 6 章 林 地

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

固定資産評価審査申出とは

指 定 ( 又 は 選 択 ) 官 庁 PCT 出 願 人 の 手 引 - 国 内 段 階 - 国 内 編 - アイスランド 特 許 庁 国 内 段 階 に 入 るための 要 件 の 概 要 3 頁 概 要 国 内 段 階 に 入 るための 期 間 PCT 第 22 条 (3)に 基 づく 期 間

<4D F736F F D2091DE90458F8A93BE82C991CE82B782E98F5A96AF90C582CC93C195CA92A58EFB82CC8EE888F882AB B315D2E312E A2E646F63>

< F2D D D837C815B B8EC08E7B97768D80>

2 出 願 資 格 審 査 前 記 1の 出 願 資 格 (5) 又 は(6) により 出 願 を 希 望 する 者 には, 出 願 に 先 立 ち 出 願 資 格 審 査 を 行 いますので, 次 の 書 類 を 以 下 の 期 間 に 岡 山 大 学 大 学 院 自 然 科 学 研 究 科 等

弁護士報酬規定(抜粋)

2.JADA 検 査 対 象 者 登 録 リストへの 登 録 除 外 引 退 復 帰 2.1 JADA 検 査 対 象 者 登 録 リストへの 登 録 及 び 除 外 は 原 則 として 以 下 に 示 す 対 応 によりおこな うものとする 登 録 国 内 競 技 連 盟 からの 登 録 申 請

工 事 名 能 代 南 中 学 校 体 育 館 非 構 造 部 材 耐 震 改 修 工 事 ( 建 築 主 体 工 事 ) 入 札 スケジュール 手 続 等 期 間 期 日 期 限 等 手 続 きの 方 法 等 1 設 計 図 書 等 の 閲 覧 貸 出 平 成 28 年 5 月 24 日 ( 火

工 事 名 渟 城 西 小 学 校 体 育 館 非 構 造 部 材 耐 震 改 修 工 事 ( 建 築 主 体 工 事 ) 入 札 スケジュール 手 続 等 期 間 期 日 期 限 等 手 続 きの 方 法 等 1 設 計 図 書 等 の 閲 覧 貸 出 平 成 28 年 2 月 23 日 ( 火

特別徴収封入送付作業について

【労働保険事務組合事務処理規約】

<4D F736F F D D3188C091538AC7979D8B4B92F F292B98CF092CA81698A94816A2E646F63>

慶應義塾利益相反対処規程

第1章 総則

Microsoft Word - 公表用答申422号.doc

高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案)

<4D F736F F D F93878CA797708F4390B3816A819A95CA8B4C976C8EAE91E682538B4C8DDA97E12E646F6378>

新居浜市印鑑登録及び証明書発行保護事務取扱要領

第 40 回 中 央 近 代 化 基 金 補 完 融 資 推 薦 申 込 み 公 募 要 綱 1 公 募 推 薦 総 枠 30 億 円 一 般 物 流 効 率 化 促 進 中 小 企 業 高 度 化 資 金 貸 付 対 象 事 業 の 合 計 枠 2 公 募 期 間 平 成 28 年 6 月 20

に 認 める 者 を 含 む 以 下 同 じ )であること (2) 町 税 を 滞 納 していない 者 であること ( 補 助 対 象 事 業 ) 第 4 条 補 助 金 の 交 付 の 対 象 となる 事 業 ( 以 下 補 助 対 象 事 業 という )は 補 助 事 業 者 が 行 う 町 内

係 に 提 出 する 2 財 形 担 当 係 は 前 項 の 規 定 による 財 形 貯 蓄 等 の 申 込 みがあった 場 合 には 当 該 申 込 みの 内 容 を 点 検 し 財 形 貯 蓄 等 の 契 約 の 要 件 ( 第 6 条 に 規 定 する 基 準 を 含 む )を 満 たしている

<4D F736F F D2095BD90AC E D738FEE816A939A905C91E D862E646F63>

郵 便 為 替 により 公 売 保 証 金 を 納 付 する 場 合 郵 便 為 替 証 書 は 発 効 日 から 起 算 して 175 日 を 経 過 していないものに 限 ります 4) 現 金 及 び 銀 行 振 出 の 小 切 手 で 平 川 市 に 直 接 納 付 銀 行 振 出 の 小 切

Microsoft Word - 不正アクセス行為の禁止等に関する法律等に基づく公安

(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務

3 地 震 保 険 の 割 引 地 震 保 険 に 加 入 されている 場 合 耐 震 改 修 後 保 険 料 の 割 引 (10%)が 受 けられる 場 合 があ ります ご 加 入 の 保 険 会 社 にお 問 合 せになり 宅 耐 震 改 修 証 明 書 の 写 し あるいは 固 定 資 産

<4D F736F F D F4390B3208A948C E7189BB8CE F F8C668DDA97702E646F63>

要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設


1

Microsoft Word - 【事務連絡】居所情報の登録申請が間に合わなかった場合の取扱いの周知について.docx

(別紙3)保険会社向けの総合的な監督指針の一部を改正する(案)

答申第585号

花 巻 市 条 件 付 一 般 競 争 入 札 について 花 巻 市 では 入 札 における 透 明 性 公 平 性 の 向 上 を 図 り より 一 層 の 競 争 性 を 確 保 するために 条 件 付 一 般 競 争 入 札 を 実 施 します 条 件 付 一 般 競 争 入 札 について 条

< F2D8AC493C CC81698EF3928D8ED2816A2E6A7464>

検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

中 間 利 払 日 とし 預 入 日 または 前 回 の 中 間 利 払 日 からその 中 間 利 払 日 の 前 日 までの 日 数 および 通 帳 または 証 書 記 載 の 中 間 利 払 利 率 によって 計 算 した 中 間 利 払 額 ( 以 下 中 間 払 利 息 といいます )を 利

様式(補助金)

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

は 共 有 名 義 )で 所 有 権 保 存 登 記 又 は 所 有 権 移 転 登 記 を された も の で あ る こと (3) 居 室 便 所 台 所 及 び 風 呂 を 備 え 居 住 の ために 使 用 す る 部 分 の 延 べ 床 面 積 が 5 0 平 方 メ ー ト ル 以 上

とする (1) 多 重 債 務 や 過 剰 債 務 を 抱 え 返 済 が 困 難 になっている 人 (2) 債 務 整 理 を 法 律 専 門 家 に 依 頼 した 直 後 や 債 務 整 理 途 上 の 人 (3) 収 入 よりも 生 活 費 が 多 くお 金 が 不 足 がちで 借 金 に 頼

1 育 児 休 業 代 替 任 期 付 職 員 ( 一 般 事 務 職 )とは 育 児 休 業 代 替 任 期 付 職 員 とは 一 般 の 職 員 が 育 児 休 業 を 取 得 した 際 に 代 替 職 員 とし て 勤 務 する 職 員 です 一 般 事 務 職 については 候 補 者 として

理化学研究所の役職員への兼業(兼職)依頼について

教育資金管理約款

3. 選 任 固 定 資 産 評 価 員 は 固 定 資 産 の 評 価 に 関 する 知 識 及 び 経 験 を 有 する 者 のうちから 市 町 村 長 が 当 該 市 町 村 の 議 会 の 同 意 を 得 て 選 任 する 二 以 上 の 市 町 村 の 長 は 当 該 市 町 村 の 議

独立行政法人国立病院機構

2. 前 項 の 規 定 にかかわらず 証 券 会 社 等 又 は 機 構 を 通 じた 届 出 の 対 象 となっていない 事 項 については 当 会 社 の 定 める 書 式 により 株 主 名 簿 管 理 人 宛 に 届 け 出 るものとす る ( 法 人 株 主 等 の 代 表 者 ) 第

○商標法施行規則

本 日 の 内 容 1. ゲートウェイシステムにより 提 出 する 電 子 ファイル 2. ゲートウェイシステムによる 提 出 方 法 3. 電 子 データとeCTDの 関 係 4. 提 出 形 式 提 出 方 法 に 係 るQ&A 2

工 事 名 沢 口 浄 配 水 場 建 設 工 事 ( 浄 水 管 理 棟 ) 入 札 スケジュール 手 続 等 期 間 期 日 期 限 等 手 続 きの 方 法 等 平 成 24 年 5 月 8 日 ( 火 ) 正 午 から 1 設 計 図 書 等 の 閲 覧 貸 出 基 本 事 項 2のとおり

2. 会 計 規 程 の 業 務 (1) 規 程 と 実 際 の 業 務 の 調 査 規 程 や 運 用 方 針 に 規 定 されている 業 務 ( 帳 票 )が 実 際 に 行 われているか( 作 成 されている か)どうかについて 調 べてみた 以 下 の 表 は 規 程 の 条 項 とそこに

<4D F736F F D AC90D1955D92E CC82CC895E DD8C D2816A2E646F63>

平 成 27 年 11 月 ~ 平 成 28 年 4 月 に 公 開 の 対 象 となった 専 門 協 議 等 における 各 専 門 委 員 等 の 寄 附 金 契 約 金 等 の 受 取 状 況 審 査 ( 別 紙 ) 専 門 協 議 等 の 件 数 専 門 委 員 数 500 万 円 超 の 受

通 知 カード と 個 人 番 号 カード の 違 い 2 通 知 カード ( 紙 )/H27.10 個 人 番 号 カード (ICカード)/H28.1 様 式 (おもて) (うら) 作 成 交 付 主 な 記 載 事 項 全 国 ( 外 国 人 含 む)に 郵 送 で 配 布 希 望 者 に 交

<4D F736F F D F936F985E8C9A927A95A892B28DB88B408AD68BC696B18B4B92F E646F63>


異 議 申 立 人 が 主 張 する 異 議 申 立 ての 理 由 は 異 議 申 立 書 の 記 載 によると おおむね 次 のとおりである 1 処 分 庁 の 名 称 の 非 公 開 について 本 件 審 査 請 求 書 等 について 処 分 庁 を 非 公 開 とする 処 分 は 秋 田 県

基 準 地 価 格 3 年 に1 度 審 議 直 近 ではH23 年 12 月 に 審 議 土 地 評 価 替 えの 流 れと 固 定 資 産 評 価 審 議 会 基 準 地 とは 土 地 評 価 の 水 準 と 市 町 村 間 の 均 衡 を 確 保 するための 指 標 となるものであり 各 市

PowerPoint プレゼンテーション

( 参 考 ) 国 家 戦 略 特 別 区 域 法 ( 平 成 25 年 法 律 第 107 号 )( 抄 ) 国 家 戦 略 特 別 区 域 法 及 び 構 造 改 革 特 別 区 域 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 27 年 法 律 第 56 号 ) による 改 正 後 (

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

<4D F736F F D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF D6A2E646F6378>

奨学資金の受領から返還までの手続

( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補 助 金 の 額 は 第 5 条 第 2 項 の 規 定 による 無 線 LAN 機 器 の 設 置 箇 所 数 に 1 万 5 千 円 を 掛 けた 金 額 と 第 5 条 第 3 項 に 規 定 する 補 助 対 象 経 費 の2 分 の1のいずれか 低

2 立 候 補 するには 次 に 掲 げる 条 件 を 満 たしていることとする (1) 理 事 又 は 評 議 員 2 名 以 上 の 推 薦 があること (2) 連 続 5 年 以 上 本 学 会 の 正 会 員 で 会 費 を 完 納 していること (3) 選 考 が 行 われる 前 年 の1

. 負 担 調 整 措 置 8 (1) 宅 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 宅 地 に 係 る 固 定 資 産 税 額 は 当 該 年 度 分 の 固 定 資 産 税 額 が 前 年 度 課 税 標 準 額 又 は 比 準 課 税 標 準 額 に 当 該 年 度 分 の 価 格 ( 住 宅

疑わしい取引の参考事例

一宮市町内会に対する防犯カメラ設置補助金交付要綱

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

<4D F736F F D208A7789EF8B4B96F189FC90B394C E37944E313393FA D89EF8FB A>

平成19年9月改定

栃木県アンテナショップ基本計画策定及び設計業務委託に係る標準?プロポーザル実施要領

兵庫県公立学校教職員等財産形成貯蓄事務取扱細則

Transcription:

面 接 ガイドライン 審 判 編 ( 平 成 27 年 4 月 1 日 改 訂 版 ) 平 成 27 年 2 月 特 許 庁

目 次 1 はじめに 2 1. 面 接 3 1.1 面 接 とは 3 1.2 審 判 事 件 等 における 面 接 4 2. 面 接 等 の 出 席 者 5 2.1 出 席 者 の 要 件 5 2.2 委 任 状 6 3. 面 接 の 手 続 7 3.1 面 接 の 事 前 準 備 7 3.2 面 接 時 の 手 続 8 3.3 面 接 記 録 の 記 載 内 容 9 3.4 面 接 資 料 について 10 3.5 面 接 後 の 手 続 11 3.6 留 意 事 項 11 4. 電 話 ファクシミリ 等 による 応 対 12 4.1 代 理 人 等 の 応 対 者 12 4.2 電 話 ファクシミリ 等 による 応 対 の 手 続 12 5. 地 方 面 接 14 5.1 地 方 面 接 について 14 5.2 面 接 会 場 14 5.3 地 方 面 接 の 際 の 工 場 見 学 等 14 6. 面 接 等 の 要 請 に 応 じることができない 事 例 15 7. 様 式 ( 様 式 第 1) 面 接 記 録 17 ( 様 式 第 2) 応 対 記 録 19 ( 様 式 第 3) 面 接 資 料 の 記 載 例 21 ( 様 式 第 4) 上 申 書 ( 非 電 子 出 願 様 式 )の 記 載 例 22 ( 様 式 第 5) 上 申 書 ( 電 子 出 願 様 式 )の 記 載 例 23 ( 様 式 第 6) 委 任 状 24 ( 様 式 第 7) 面 接 通 知 書 25-1 -

はじめに これまで 合 議 体 ( 審 判 官 )と 代 理 人 等 との 間 で 行 われる 面 接 または 面 接 に 代 わる 電 話 ファクシミリ 等 による 応 対 は 審 判 事 件 の 審 理 手 続 を 円 滑 に 進 め る 上 での 有 効 な 手 続 として 行 われてきました 特 に 平 成 5 年 の 補 正 の 適 正 化 を 中 心 とした 改 正 特 許 法 下 において 合 議 体 ( 審 判 官 )と 代 理 人 等 とが 互 いに 意 思 疎 通 を 図 ることが 従 来 にも 増 して 重 要 となったことから 面 接 または 面 接 に 代 わる 電 話 ファクシミリ 等 による 応 対 が 有 効 に 活 用 されてきました また 平 成 19 年 に 弁 理 士 の 果 たす 役 割 の 重 要 性 や 社 会 的 信 頼 性 確 保 の 観 点 などから 弁 理 士 法 の 改 正 が 行 われましたが その 改 正 内 容 の 検 討 過 程 にお いて 弁 理 士 事 務 所 の 補 助 員 への 対 応 を 見 直 しガイドラインを 整 備 する 必 要 が あるとの 指 摘 を 受 けたことから 同 年 10 月 に 面 接 ガイドライン 審 判 編 の 見 直 しを 行 いました この 見 直 しでは 出 席 者 の 要 件 について 明 確 化 を 行 い 合 議 体 ( 審 判 官 )と 代 理 人 等 との 面 接 または 面 接 に 代 わる 電 話 ファクシミリ 等 による 応 対 のあり 方 を 一 層 合 理 性 あるものとすることによって 合 議 体 ( 審 判 官 )と 代 理 人 等 との 間 の 意 思 疎 通 がより 円 滑 に 行 われることになりました 一 方 産 業 財 産 権 の 活 用 がより 重 要 となる 中 国 際 的 に 信 頼 され 世 界 に 通 用 する 高 品 質 な 産 業 財 産 権 は グローバルな 事 業 展 開 を 保 障 し イノベーショ ンを 促 進 する 上 で 不 可 欠 なものとなっています そして 高 品 質 な 産 業 財 産 権 を 設 定 するためには 合 議 体 ( 審 判 官 )と 代 理 人 等 とのコミュニケーションや 相 互 理 解 を 深 め 納 得 感 の 高 い 結 論 を 得 ることも 重 要 であり これまで 以 上 に 面 接 を 拡 充 していくことが 求 められています また 平 成 25 年 度 には 特 許 庁 のテレビ 会 議 システムが 更 新 され テレビ 会 議 システムを 利 用 した 面 接 の 実 施 が 更 に 容 易 となりました 更 に 平 成 27 年 4 月 に 特 許 異 議 申 立 制 度 が 導 入 されることに 合 わせ 特 許 異 議 申 立 事 件 商 標 登 録 異 議 申 立 事 件 の 面 接 の 対 応 について 明 確 化 することが 必 要 となりました 以 上 のような 近 年 の 状 況 変 化 を 踏 まえ 代 理 人 等 との 面 接 を 積 極 的 に 活 用 す ることにより 合 議 体 ( 審 判 官 )と 代 理 人 等 との 間 の 意 思 疎 通 を 円 滑 に 行 い 手 続 の 透 明 性 を 担 保 しつつ 安 定 した 権 利 の 付 与 に 資 することを 目 的 として 面 接 ガイドライン 審 判 編 )の 見 直 しを 行 いました 本 ガイドラインを 有 効 にご 活 用 いただき 適 切 な 面 接 が 行 われることを 期 待 しております - 2 -

1. 面 接 1.1 面 接 とは この 面 接 ガイドライン 審 判 編 でいう 面 接 とは 合 議 体 ( 注 1)と 審 判 事 件 における 請 求 人 側 ( 請 求 人 及 びその 代 理 人 ) 若 しくは 被 請 求 人 側 ( 被 請 求 人 及 びその 代 理 人 ) 異 議 申 立 事 件 における 権 利 者 側 ( 特 許 権 者 商 標 権 者 またはその 代 理 人 ) 若 しくは 申 立 人 側 ( 異 議 申 立 人 及 びその 代 理 人 )( 以 下 代 理 人 等 という )とが 密 な 意 思 疎 通 を 図 り 以 て 審 理 に 役 立 てるために 直 接 会 って 行 う 面 談 や テレビ 会 議 システムを 用 いた 面 談 ( 以 下 テレビ 面 接 という )を 意 味 します なお 審 判 事 件 及 び 異 議 申 立 事 件 ( 以 下 審 判 事 件 等 といいます )に 係 る 内 容 についての 技 術 意 匠 若 しくは 商 品 の 説 明 であって 合 議 体 の 理 解 を 容 易 にすることを 意 図 した 説 明 であっても 審 判 事 件 等 の 内 容 に 直 接 的 に 関 わ る 側 面 を 有 することから このような 説 明 を 目 的 とした 面 談 も 面 接 として 扱 います そして 代 理 人 等 と 合 議 体 が 審 判 事 件 等 に 係 る 審 理 に 関 して 意 思 の 疎 通 を 図 るための 電 話 ファクシミリ 等 による 応 対 は 上 記 面 接 に 準 じる 手 続 として 取 り 扱 い 以 下 これらを 面 接 等 とします これに 対 し 1 面 接 日 時 や 場 所 の 調 整 面 接 の 出 席 者 等 の 連 絡 といった 単 な る 事 務 連 絡 2 審 理 進 行 状 況 伺 い 等 情 報 伝 達 だけにとどまり 審 判 事 件 等 の 内 容 に 直 接 的 に 関 わらないものについては 上 記 意 思 疎 通 を 図 るためのもので はないので 本 ガイドラインでいう 面 接 等 には 含 みません ( 注 1) 本 ガイドラインにおいて 事 件 を 担 当 する 審 判 官 が 単 独 で 面 接 等 を 行 う 場 合 は 合 議 体 を 審 判 官 と 読 み 替 えます 1.2 審 判 事 件 等 における 面 接 (1) 査 定 不 服 審 判 事 件 における 面 接 1 合 議 体 が 必 要 と 認 める 以 下 のような 場 合 合 議 体 は 面 接 を 要 請 します a. 明 細 書 等 意 見 書 補 正 書 の 記 載 が 複 雑 であって 本 件 発 明 ( 考 案 ) 意 匠 若 しくは 商 標 ( 特 に 識 別 性 に 関 する 事 項 や 指 定 商 品 指 定 役 務 など)の 把 握 が 難 しい 場 合 b. 特 許 性 等 の 主 張 や 従 来 技 術 または 先 行 意 匠 との 相 違 点 などが 的 確 に 把 握 できない 場 合 c. 請 求 の 理 由 意 見 書 の 内 容 と 明 細 書 等 補 正 書 の 記 載 内 容 とが 整 合 せず 請 求 人 が 何 を 根 拠 に 特 許 性 等 を 主 張 するのか 把 握 できない 場 合 - 3 -

d. 明 細 書 等 の 不 備 等 について 拒 絶 理 由 を 通 知 する 場 合 に 合 議 体 の 意 図 を 的 確 に 伝 えるため それに 先 立 ち 面 接 を 行 うことが 適 切 と 思 われる 場 合 e.その 他 審 理 促 進 円 滑 な 意 思 疎 通 のため 必 要 と 認 められる 場 合 なお 面 接 の 要 請 に 当 たっては 例 えば 地 理 的 条 件 等 を 考 慮 して 代 理 人 等 に 過 度 の 負 担 をかけないように 留 意 することとし 必 要 に 応 じて 地 方 面 接 やテレビ 面 接 を 活 用 することとします また 面 接 を 効 率 的 に 行 うため 電 話 ファクシミリ 等 を 利 用 して 事 前 の 打 ち 合 わせをします 2 代 理 人 等 が 面 接 を 要 請 する 場 合 には 電 話 ファクシミリまたは 面 接 を 希 望 する 旨 を 記 載 した 書 面 ( 上 申 書 等 様 式 第 4 5 参 照 )により 面 接 を 希 望 する 審 判 事 件 等 を 担 当 する 合 議 体 部 門 長 または 審 判 書 記 官 に 要 請 し てください なお テレビ 面 接 の 申 込 にあたっては 電 子 メールのアドレ スの 記 載 が 必 要 です 3 代 理 人 等 から 面 接 を 要 請 された 場 合 審 理 期 間 中 少 なくとも 一 度 は 面 接 を 行 うこととします ただし 6. 面 接 等 の 要 請 に 応 じることができない 事 例 に 該 当 する 場 合 には その 要 請 をお 断 りすることがあります 4 審 理 着 手 時 期 に 至 る 前 に 代 理 人 等 が 面 接 を 希 望 して 電 話 ファクシミ リによる 連 絡 を 行 った 場 合 には 部 門 長 又 は 面 接 管 理 担 当 は 当 該 事 件 がま だ 審 理 着 手 時 期 に 至 っていないこと 及 び 面 接 が 可 能 となる 時 期 について 回 答 した 上 で 面 接 可 能 時 期 までに 面 接 要 請 を 書 面 ( 上 申 書 等 )で 行 うよう 依 頼 します なお 審 理 を 開 始 する 場 合 において 面 接 をする 旨 の 連 絡 を 文 書 でするときには 面 接 通 知 書 ( 様 式 第 7 参 照 )を 使 用 します ( 説 明 ) 査 定 不 服 審 判 事 件 においては 通 常 審 判 官 の 氏 名 の 通 知 をその 事 件 の 審 理 を 開 始 する 時 に 行 っています したがって 審 判 官 の 氏 名 の 通 知 のな い 事 件 については 代 理 人 等 は 面 接 等 のため 合 議 体 と 連 絡 を 取 ることがで きない 状 態 にあります そこで 代 理 人 等 が 審 理 を 開 始 する 前 に 面 接 を 希 望 して 電 話 ファク シミリによる 連 絡 を 行 った 場 合 には 上 記 の 取 扱 いとします (2) 当 事 者 系 審 判 事 件 における 面 接 1 当 事 者 系 審 判 事 件 でも 上 記 (1)1と 同 様 な 場 合 で 迅 速 的 確 な 審 理 に 資 すると 考 えられるとき 合 議 体 の 要 請 または 代 理 人 等 の 要 請 により 面 接 を 行 うことがあります 注 : 当 事 者 系 審 判 事 件 の 場 合 口 頭 審 理 が 原 則 であるので 口 頭 審 理 を 行 う - 4 -

場 合 には あえて 面 接 にこだわる 必 要 はないと 考 えられます 2 当 事 者 系 審 判 事 件 の 場 合 審 理 の 公 平 性 手 続 の 透 明 性 を 欠 くことのない よう 留 意 する 必 要 があり 原 則 一 方 の 当 事 者 のみとの 面 接 は 行 わないこと とし 他 方 の 当 事 者 にその 旨 を 伝 え 面 接 に 同 席 することを 要 請 します た だし 審 理 の 公 平 性 等 を 担 保 することができると 解 される 場 合 であれば 一 方 の 当 事 者 またはその 代 理 人 等 との 面 接 を 行 うことがあります 一 方 の 当 事 者 とのみ 面 接 し 特 許 性 等 にかかわる 事 項 について 検 討 した 場 合 には 合 議 体 はその 結 果 を 他 方 の 当 事 者 に 連 絡 します (3) 異 議 申 立 事 件 における 面 接 1 権 利 者 側 との 面 接 ア. 異 議 申 立 事 件 でも 上 記 (1)1と 同 様 な 場 合 で 迅 速 的 確 な 審 理 に 資 すると 考 えられるとき 合 議 体 の 要 請 または 権 利 者 側 の 代 理 人 等 の 要 請 により 面 接 を 行 うことがあります イ. 代 理 人 等 が 面 接 を 要 請 する 場 合 には 電 話 ファクシミリまたは 面 接 を 希 望 する 旨 を 記 載 した 書 面 ( 上 申 書 等 様 式 第 4 5 参 照 )により 面 接 を 希 望 する 異 議 申 立 事 件 を 担 当 する 合 議 体 部 門 長 または 審 判 書 記 官 に 要 請 してください なお テレビ 面 接 の 申 込 にあたっては 電 子 メールのアド レスが 必 要 です ウ. 権 利 者 側 の 代 理 人 等 から 面 接 を 要 請 された 場 合 審 理 期 間 中 少 なくとも 一 度 は 面 接 を 行 うこととします ただし 6. 面 接 等 の 要 請 に 応 じるこ とができない 事 例 に 該 当 する 場 合 には その 要 請 をお 断 りすることがあ ります エ. 権 利 者 側 との 面 接 には 申 立 人 側 は 同 席 できません 後 日 面 接 記 録 を 閲 覧 することはできます 2 申 立 人 側 との 面 接 ア. 異 議 申 立 事 件 は 無 効 審 判 のような 対 立 構 造 によるものでなく 合 議 体 ( 審 判 官 )と 権 利 者 との 間 で 手 続 が 進 められるものですので 申 立 人 側 との 面 接 は 行 いません イ. 例 外 として 取 消 理 由 の 検 討 に 当 たり 異 議 申 立 人 が 申 し 立 てた 理 由 及 び 証 拠 についての 説 明 ( 技 術 説 明 や 使 用 実 績 に 関 する 説 明 等 )を 求 める 場 合 に 限 り 合 議 体 が 申 立 人 側 に 面 接 を 要 請 することがあります 権 利 者 側 は 同 席 できませんが 合 議 体 は 取 消 理 由 を 通 知 する 際 に 面 接 が 行 われたことを お 知 らせします - 5 -

2. 面 接 等 の 出 席 者 2.1 出 席 者 の 要 件 面 接 等 は 審 理 の 促 進 に 資 するために 合 議 体 と 代 理 人 等 との 密 な 意 思 の 疎 通 を 図 ることを 目 的 とするものですから 面 接 等 における 出 席 者 は 面 接 等 を 行 う 合 議 体 の 要 請 に 対 して 責 任 ある 対 応 をなしうる 者 であることが 必 要 です このため 出 席 者 には 1 審 判 事 件 等 の 手 続 についての 知 識 を 有 し 2 当 該 審 判 事 件 等 に 係 る 内 容 についての 技 術 的 若 しくは 商 品 の 知 識 を 有 し かつ 3 当 該 審 判 事 件 の 処 分 ( 例 えば 請 求 の 取 下 げ)についての 無 効 審 判 事 件 の 請 求 人 及 び 被 請 求 人 異 議 申 立 事 件 の 特 許 権 者 商 標 権 者 及 び 異 議 申 立 人 ( 以 下 審 判 請 求 人 等 という )の 意 思 を 的 確 に 表 示 できる 者 であることが 求 めら れます (1) 代 理 人 が 選 任 されている 事 件 の 場 合 1 原 則 審 判 請 求 人 等 から 選 任 されて 当 該 事 件 を 担 当 する 担 当 弁 理 士 2 と 面 接 を 行 います( 担 当 弁 理 士 の 他 ア. 指 定 代 理 人 イ. 審 判 請 求 人 等 または 復 代 理 人 の 選 任 権 を 有 する 代 理 人 から 合 議 体 との 面 接 についての 委 任 を 受 け こ れを 証 する 書 面 ( 委 任 状 )を 持 参 する 弁 理 士 も 含 みます ) その 際 弁 理 士 事 務 所 員 については 同 席 を 許 容 しますが 選 任 された 代 理 人 に 助 言 する 場 合 に 限 られ 合 議 体 と 直 接 的 に 意 思 疎 通 を 図 ることはできませ ん 代 理 権 を 有 しない 弁 理 士 も 弁 理 士 事 務 所 員 と 同 様 です また 審 判 請 求 人 等 またはその 従 業 者 ( 知 的 財 産 部 員 等 )については 同 席 して 合 議 体 と 直 接 的 に 意 思 疎 通 を 図 ることが 可 能 です なお やむを 得 ない 事 情 ( 病 気 により 面 接 への 応 対 ができない 場 合 等 )によ り 担 当 弁 理 士 が 出 席 できない 場 合 や 複 数 の 事 件 について 面 接 を 合 理 的 に 進 め る 等 の 理 由 により 予 め 合 議 体 と 担 当 弁 理 士 との 間 で 審 判 請 求 人 等 またはそ の 従 業 者 ( 知 的 財 産 部 員 等 )と 面 接 を 行 うことについて 了 解 が 得 られている 場 合 には 上 記 1~3を 満 たす 者 であることを 前 提 に 審 判 請 求 人 等 またはその 従 業 者 ( 知 的 財 産 部 員 等 )が 面 接 を 行 うことを 例 外 的 に 可 能 とします (2) 代 理 人 が 選 任 されていない 事 件 の 場 合 上 記 1~3を 満 たす 者 であることを 前 提 に 審 判 請 求 人 等 またはその 従 業 者 1 特 許 業 務 法 人 が 代 理 人 として 選 任 されている 場 合 には 2.2(4)も 参 照 してください 2 特 許 法 施 行 規 則 様 式 61の2の 備 考 4 様 式 62の 備 考 9などを 参 照 特 許 業 務 法 人 が 代 理 人 の 場 合 や 複 数 の 代 理 人 が 選 任 されている 場 合 には 面 接 等 を 合 理 的 に 進 める 上 でも 担 当 弁 理 士 の 明 確 化 にご 協 力 をお 願 いします 担 当 弁 理 士 は 合 議 体 からの 質 問 又 は 照 会 に 応 ずることを 主 として 担 当 する 者 です - 6 -

( 知 的 財 産 部 員 等 )が 面 接 を 行 うことを 可 能 とします 上 記 (1)または(2)の 場 合 において 従 業 者 ( 知 的 財 産 部 員 等 )につい ては 必 要 に 応 じて 身 分 証 明 書 等 により 本 人 確 認 を 行 います ただし ( 電 話 や 面 接 時 の) 応 対 において 明 らかに 言 動 が 不 審 な 場 合 等 出 席 者 として 責 任 ある 対 応 をしていないと 合 議 体 が 判 断 した 場 合 は 合 議 体 が 委 任 状 を 求 める こともあります また 上 記 (1)(2)のいずれの 場 合 も 発 明 者 等 が 同 席 することを 妨 げ るものではありません 発 明 者 等 は 合 議 体 と 直 接 的 に 意 思 疎 通 を 図 ることが 可 能 です 2.2 委 任 状 ( 様 式 第 6 参 照 ) (1) 出 席 者 が 上 記 2.1(1)ア.または(2) 以 外 の 者 の 場 合 は 面 接 の 都 度 各 審 判 事 件 等 について 委 任 状 を 提 出 してください ただし 複 数 の 審 判 事 件 等 について 同 日 に 面 接 を 行 う 場 合 には 複 数 の 審 判 事 件 等 の 番 号 が 記 載 された 一 通 の 委 任 状 を そこに 記 載 された 一 の 審 判 事 件 等 の 面 接 時 に 提 出 し 他 の 審 判 事 件 等 の 面 接 時 にはその 謄 本 に 当 該 委 任 状 の 提 出 に 係 る 事 件 を 表 示 して 提 出 することができます 代 理 権 を 証 する 書 面 の 提 出 を 省 略 した 代 理 人 からの 委 任 であって この 代 理 人 に 復 任 権 を 有 する 包 括 委 任 状 がある 場 合 は 合 議 体 との 面 接 についての 委 任 状 に 包 括 委 任 状 番 号 を 記 載 したものを 提 出 し 復 任 権 を 有 する 包 括 委 任 状 がない 場 合 は 合 議 体 との 面 接 についての 委 任 状 と 復 代 理 人 の 復 任 権 を 有 する 委 任 状 とを 併 せて 提 出 す る 必 要 があります なお 面 接 以 後 上 記 (1)の 委 任 状 を 提 出 して 面 接 を 行 った 代 理 人 が 手 続 をする 場 合 は 特 許 法 施 行 規 則 第 9 条 の2の 規 定 に 基 づき 委 任 状 を 添 付 し た 代 理 人 選 任 届 または 代 理 人 受 任 届 を 提 出 する 必 要 があります ( 審 判 便 覧 23-13 参 照 ) (2) 委 任 事 項 の 内 容 は 審 判 番 号 を 特 定 し 例 えば 平 成 年 月 日 の 特 許 庁 審 判 官 との 面 接 としてください 提 出 された 委 任 状 は 面 接 記 録 に 添 付 されます (3) 審 判 請 求 書 類 等 に 記 載 されている 代 理 人 は 委 任 状 を 提 出 する 必 要 はあ りません また 審 判 請 求 書 類 等 に 記 載 されていない 代 理 人 であっても 包 括 委 任 状 が 既 に 特 許 庁 に 提 出 されている 場 合 には 委 任 状 の 提 出 は 不 要 です この 場 合 包 括 委 任 状 を 援 用 する 旨 を 事 前 に 合 議 体 に 連 絡 し 面 接 時 に 包 括 委 任 状 番 号 を 合 議 体 に 伝 えてください (4) 特 許 業 務 法 人 が 代 理 人 として 選 任 されている 場 合 当 該 特 許 業 務 法 人 に 所 属 する 弁 理 士 は 委 任 状 を 提 出 する 必 要 はありません 合 議 体 は 出 席 する - 7 -

弁 理 士 が 前 記 特 許 業 務 法 人 に 所 属 することを 審 判 請 求 書 類 等 における 担 当 弁 理 士 の 記 載 や 日 本 弁 理 士 会 のホームページ 等 で 確 認 します 3. 面 接 の 手 続 3.1 面 接 の 事 前 準 備 (1) 出 席 者 の 事 前 準 備 1 代 理 人 等 は 面 接 を 効 率 的 に 行 い 得 るように 事 前 に 問 題 点 等 を 検 討 整 理 するとともに 必 要 に 応 じて 面 接 資 料 ( 面 接 の 目 的 及 び 主 張 したいポイ ント 等 を 記 載 した 資 料 ( 様 式 第 3 参 照 ) 補 正 案 (3.6(1) 参 照 ) 先 行 技 術 を 示 す 文 献 DVDやCD 等 ひな 型 や 見 本 等 )を 作 成 し 提 供 す ることができます(3.4を 参 照 ) 面 接 資 料 の 記 載 形 式 は 自 由 ですが 面 接 において 代 理 人 等 が 説 明 を 希 望 す る 事 項 について 簡 明 に 記 載 してください 2 審 判 請 求 人 等 または 復 代 理 人 選 任 権 のある 代 理 人 から 合 議 体 との 面 接 に ついての 委 任 を 受 けた 復 代 理 人 等 合 議 体 との 面 接 について 委 任 状 が 必 要 な 場 合 は 委 任 状 を 準 備 してください (2) 出 席 者 の 事 前 準 備 (テレビ 面 接 特 有 の 事 項 ) テレビ 面 接 に 参 加 するためには 以 下 の 機 器 等 が 必 要 です なお テレビ 会 議 用 の 特 別 なソフトウェアをインストールする 必 要 はありません パソコン インターネット(ADSL 以 上 を 推 奨 )の 接 続 環 境 ウェブカメラ(カメラドライバのインストールが 必 要 な 場 合 がありま す) ヘッドセット(あるいはマイクとスピーカー) ファクシミリ テレビ 会 議 システムの 動 作 実 績 環 境 や 推 奨 動 作 環 境 についての 問 い 合 わせ 先 は 審 査 第 一 部 調 整 課 面 接 審 査 管 理 専 門 官 ( 内 3114)です 1 面 接 の 申 込 後 テレビ 面 接 の 時 間 が 確 定 したら 出 席 者 の 電 子 メールアド レス 宛 てに 審 査 第 一 部 調 整 課 面 接 審 査 管 理 専 門 官 (PA2103@jpo.go.jp) から 招 待 メールが 届 きます 招 待 メールには テレビ 面 接 の 開 催 日 時 と 招 待 URLが 含 まれます なお ウェブカメラの 設 定 などテレビ 会 議 システ ムの 準 備 のため 合 議 体 と 合 意 したテレビ 面 接 の 開 始 時 刻 よりも30 分 早 い 時 刻 を 開 催 日 時 として 設 定 します - 8 -

2 招 待 メールに 示 された 開 催 日 時 以 降 招 待 URLへのアクセスが 可 能 です 招 待 URLへアクセスし ウェブサイト 上 の 会 議 室 へ 入 室 します (3) 合 議 体 の 事 前 準 備 1 合 議 体 は 面 接 に 先 立 って 出 席 者 の 来 訪 先 (JTビル 経 済 産 業 省 別 館 ま たは 特 許 庁 本 庁 舎 3 )を 連 絡 します 来 訪 先 が 経 済 産 業 省 別 館 または 特 許 庁 本 庁 舎 の 場 合 には 入 構 のための 事 前 登 録 を 行 います (JTビルについ ては 事 前 登 録 は 不 要 です ) 2 合 議 体 は 面 接 記 録 用 紙 ( 様 式 第 1 参 照 )や 審 判 請 求 異 議 の 申 立 て 等 に 関 する 書 類 を 準 備 します 3 テレビ 面 接 において 合 議 体 が 出 席 者 と 共 有 したい 資 料 がある 場 合 は 事 前 に 審 査 第 一 部 調 整 課 面 接 審 査 管 理 専 門 官 へ 資 料 を 送 付 します 3.2 面 接 時 の 手 続 (1) 出 席 者 の 手 続 1 事 前 に 通 知 しておいた 面 接 の 趣 旨 に 従 い 効 率 的 に 合 議 体 と 面 接 を 行 いま す また 面 接 資 料 を 提 出 する 場 合 には その 内 容 に 沿 って 説 明 すること もできます( 面 接 資 料 の 取 扱 いについては 3.4を 参 照 してください ) 2 日 本 語 で 意 思 疎 通 が 困 難 な 者 が 出 席 する 場 合 には 通 訳 を 立 ち 会 わせてく ださい 3 合 議 体 が 作 成 した 面 接 記 録 ( 様 式 第 1 参 照 )に 署 名 し その 写 しを 受 け 取 ってください (2) 合 議 体 の 手 続 1 必 要 に 応 じて 出 席 者 の 持 参 する 身 分 証 明 書 等 により 出 席 者 の 本 人 確 認 を 行 います 2 委 任 状 の 内 容 に 瑕 疵 がある 場 合 には 合 議 体 は 委 任 状 を 受 け 取 らず 誤 り を 正 した 委 任 状 を 提 出 することを 出 席 者 が 確 約 したときには 面 接 を 行 い ます ( 追 認 を 前 提 とした 面 接 の 実 施 )この 場 合 は 誤 りを 正 した 委 任 3 特 許 庁 審 判 部 へのアクセスについては 特 許 庁 HP(http://www.jpo.go.jp/shoukai/so shiki/shinpan_iten.htm)を 参 照 してください - 9 -

状 が 提 出 されるまで 面 接 記 録 ( 様 式 第 1 参 照 )は 合 議 体 が 保 管 します 3 面 接 終 了 時 に 以 下 の 要 領 で 面 接 記 録 を 必 ず 作 成 します ア. 面 接 記 録 用 紙 ( 様 式 第 1 参 照 )に 審 判 番 号 面 接 日 時 合 議 体 を 構 成 する 審 判 長 審 判 官 の 氏 名 出 席 者 の 氏 名 とともに 面 接 の 内 容 ( 討 議 した 請 求 項 と その 補 正 案 等 ) 及 び 面 接 結 果 ( 面 接 における 意 見 交 換 で 得 ら れた 結 論 ) 等 を 記 入 します なお 包 括 委 任 状 を 援 用 する 場 合 には 面 接 委 任 状 を 有 として その 下 に 包 括 委 任 状 番 号 を 記 載 します 特 に 合 議 体 を 構 成 する 審 判 長 審 判 官 の 氏 名 出 席 者 の 氏 名 について は 自 署 してください イ. 面 接 記 録 を 作 成 し その 記 載 内 容 について 出 席 者 の 確 認 を 得 た 後 その 写 しを 出 席 者 に 渡 します テレビ 面 接 の 場 合 には 記 載 内 容 について 出 席 者 の 確 認 を 得 た 後 合 議 体 は 自 署 した 面 接 記 録 を 出 席 者 にファクシミリで 送 付 します 出 席 者 は 合 議 体 よりファクシミリにて 送 付 された 面 接 記 録 に 自 署 し 合 議 体 にファクシミリで 返 信 します ウ. 面 接 記 録 ( 委 任 状 面 接 資 料 等 を 含 む)は 電 子 ファイルに 格 納 する 等 に より 公 衆 の 閲 覧 に 供 することになります 3.3 面 接 記 録 の 記 載 内 容 面 接 記 録 は 面 接 の 目 的 内 容 及 び 結 果 などを 記 載 することにより 当 該 記 載 内 容 について 面 接 を 行 った 合 議 体 及 び 出 席 者 の 確 認 が 得 られていることを 示 し この 両 者 によって 確 認 された 事 項 に 基 づいて その 後 の 審 理 手 続 を 円 滑 に 進 めることを 目 的 とするとともに 第 三 者 に 対 しては 面 接 の 透 明 性 を 担 保 するものです したがって 面 接 記 録 を 作 成 する 際 には 出 席 者 及 び 第 三 者 が 面 接 の 目 的 内 容 及 び 結 果 を 把 握 できるよう 具 体 的 に 記 載 します 例 : 出 席 者 は 本 願 発 明 が 構 成 AによりBという 顕 著 な 効 果 を 奏 する 点 で 従 来 技 術 と 異 なる 旨 主 張 し 合 議 体 もこれを 理 解 した 出 席 者 は 面 接 の 際 に 主 張 した 内 容 を 後 日 提 出 する 意 見 書 に 記 載 する 例 : 出 席 者 は 提 示 した 補 正 案 により 先 に 通 知 した 拒 絶 の 理 由 は 解 消 する 旨 主 張 し 合 議 体 もこれに 同 意 した 出 席 者 は 面 接 の 際 に 述 べた 内 容 を 後 日 提 出 する 意 見 書 に 記 載 する 例 : 出 席 者 は 合 議 体 の という 指 摘 を 踏 まえて 意 見 書 及 び 手 続 補 正 書 を 作 成 し 提 出 する 3.4 面 接 資 料 について - 10 -

(1) 面 接 資 料 の 提 出 等 1 面 接 資 料 として 提 示 されたもののうち その 内 容 をもとに 合 議 体 が 面 接 時 に 特 許 性 等 の 判 断 に 必 要 と 考 えたものについては 面 接 記 録 の 続 葉 または 審 判 事 件 等 に 係 る 提 出 物 件 として 提 出 してください 2 面 接 資 料 を 提 出 する 場 合 は 面 接 記 録 の 続 葉 として 電 子 ファイルに 格 納 で きるように 日 本 工 業 規 格 A 列 4 番 の 用 紙 を 用 いてください 3 面 接 資 料 としてひな 型 や 見 本 DVD CD 等 を 提 出 する 場 合 は 物 件 提 出 書 とともに 審 査 業 務 部 出 願 課 窓 口 に 提 出 してください なお 提 出 した ひな 形 等 の 返 還 に 関 しては 審 判 便 覧 16-01をご 参 照 ください 4 テレビ 面 接 において 提 示 された 面 接 資 料 が 書 面 の 場 合 出 席 者 は ファク シミリで 合 議 体 に 送 信 してください ただし 出 席 者 の 同 意 が 得 られた 場 合 には 合 議 体 がテレビ 会 議 システムから 直 接 印 刷 して 面 接 記 録 に 添 付 す ることができます 5 面 接 記 録 には 当 該 資 料 を 用 いて 面 接 を 行 った 旨 を 記 載 します (2) 返 却 すべき 面 接 資 料 1 面 接 資 料 として 提 示 されたもののうち 合 議 体 が 面 接 時 に 特 許 性 等 の 判 断 に 必 要 ないと 考 えたものについては 原 則 として 出 席 者 に 返 却 します 2 面 接 記 録 には 面 接 資 料 の 提 示 を 受 けたが 特 許 性 等 の 判 断 に 必 要 ないと 考 えるので 出 席 者 に 返 却 した 旨 を 記 載 します 3.5 面 接 後 の 手 続 (1) 代 理 人 等 の 手 続 1 面 接 後 に 回 答 する 旨 約 束 した 点 があれば 電 話 やファクシミリ 等 により 合 意 した 期 日 までに 速 やかに 回 答 してください 2 拒 絶 理 由 通 知 若 しくは 取 消 理 由 通 知 に 対 する 応 答 期 間 内 に 面 接 を 行 った 場 合 は 面 接 記 録 に 記 載 された 結 果 に 基 づいて 必 要 な 応 答 書 類 ( 意 見 書 手 続 補 正 書 等 )を 作 成 し 提 出 してください 3 面 接 終 了 後 に 面 接 記 録 に 記 載 された 面 接 結 果 と 異 なる 対 応 をする 理 由 が 生 じた 場 合 には 意 見 書 及 び 電 話 やファクシミリ 等 によりその 旨 合 議 体 に 連 絡 してください - 11 -

4 面 接 の 内 容 を 前 提 として 意 見 書 の 記 載 内 容 を 簡 略 化 することはできませ ん (2) 合 議 体 の 手 続 1 面 接 後 に 回 答 する 旨 約 束 した 点 があれば 電 話 やファクシミリ 等 により 速 やかに 回 答 します 2 面 接 後 の 審 理 においては 面 接 記 録 に 記 載 された 結 果 を 尊 重 して 速 やか に 審 理 手 続 を 進 めます 3 面 接 終 了 後 に 新 たな 事 実 証 拠 を 発 見 した 等 の 理 由 により 面 接 記 録 に 記 載 された 面 接 結 果 と 異 なる 判 断 や 処 分 をする 場 合 その 旨 を 電 話 等 にて 代 理 人 等 に 通 知 した 上 でその 後 の 審 理 を 進 めます 4 面 接 を 前 提 として 拒 絶 理 由 通 知 書 等 の 記 載 内 容 を 簡 略 化 することは 原 則 行 いません 3.6 留 意 事 項 (1) 補 正 ができる 期 間 中 に 面 接 が 行 われ 出 席 者 から 補 正 案 等 について 意 見 を 求 められた 場 合 合 議 体 は 適 正 な 補 正 等 がなされるよう 可 能 な 範 囲 で 補 正 の 示 唆 等 を 含 め 意 見 ( 例 えば 補 正 案 が 先 に 通 知 した 拒 絶 の 理 由 を 解 消 したか 否 か 等 )を 面 接 時 または 面 接 終 了 後 に 速 やかに 述 べることが 推 奨 されます なお 補 正 ができる 期 間 外 に 補 正 案 が 示 されても 拒 絶 査 定 が 妥 当 なもの である 場 合 には 審 判 段 階 での 補 正 の 機 会 はありません (2) 面 接 後 に 合 議 体 の 変 更 等 があった 場 合 でも 面 接 の 結 果 を 十 分 に 踏 まえ て 審 理 手 続 を 進 めます 4. 電 話 ファクシミリ 等 による 応 対 電 話 やファクシミリ 等 による 応 対 も 面 接 と 同 様 に 代 理 人 等 と 合 議 体 が 審 理 に 関 して 意 思 の 疎 通 を 図 るために 行 われます 合 議 体 は 必 要 と 認 める 場 合 には 代 理 人 等 に 電 話 やファクシミリ 等 による 応 対 を 要 請 します また 代 理 人 等 から 電 話 やファクシミリ 等 による 応 対 の 要 請 があった 場 合 合 議 体 は 原 則 受 諾 します ただし 6. 面 接 等 の 要 請 に 応 じることができ - 12 -

ない 事 例 に 該 当 する 場 合 には その 要 請 をお 断 りすることがあります 異 議 申 立 事 件 における 申 立 人 側 との 電 話 やファクシミリ 等 による 応 対 につい ても1.2(3)2のとおりとします なお 電 子 メールによる 連 絡 も 想 定 されますが 誤 送 信 やウイルス 等 により 情 報 が 容 易 に 拡 散 してしまう 可 能 性 が 完 全 に 否 定 できないこと 送 信 側 と 受 信 側 とでメールソフトが 異 なることによる 文 字 化 け 等 により 正 常 な 意 思 の 疎 通 を 行 えない 場 合 があること 応 対 の 内 容 が 審 理 に 係 るものの 場 合 は 審 判 請 求 人 等 にとって 重 要 な 未 公 開 の 情 報 を 含 むことがあり 得 ること 等 の 理 由 により 電 子 メールによる 連 絡 は 行 わないこととします ただし 面 接 日 程 の 調 整 等 単 なる 事 務 連 絡 に 電 子 メールを 利 用 すること は 可 能 です 4.1 代 理 人 等 の 応 対 者 電 話 ファクシミリ 等 による 応 対 においても 原 則 として 合 議 体 と 応 対 で きる 代 理 人 等 の 応 対 者 は 面 接 における 出 席 者 の 要 件 を 満 たす 必 要 があります ( 2.1 出 席 者 の 要 件 参 照 ) なお ファクシミリの 場 合 は 書 類 を 送 信 する 必 要 があるか 否 かについて 必 ず 事 前 に 合 議 体 に 確 認 してください 4.2 電 話 ファクシミリ 等 による 応 対 の 手 続 (1) 応 対 記 録 の 作 成 1 合 議 体 は 代 理 人 等 との 間 で 電 話 ファクシミリ 等 による 応 対 を 行 った 際 には 応 対 記 録 用 紙 ( 様 式 第 2 参 照 ) 等 を 用 いて 応 対 記 録 を 必 ず 作 成 し ます 2 応 対 記 録 は 応 対 の 都 度 作 成 します ただし 一 の 応 対 事 項 について 複 数 回 の 応 対 を 行 った 場 合 には 一 の 応 対 記 録 用 紙 にまとめて 記 入 すること もできます 3 応 対 者 は 応 対 記 録 の 記 載 内 容 を 確 認 したい 場 合 は 応 対 終 了 時 に 合 議 体 に 対 してその 旨 を 伝 えます 4 応 対 者 から 応 対 記 録 の 記 載 内 容 について 確 認 したい 旨 の 申 出 があった 場 合 合 議 体 は 応 対 記 録 ( 続 葉 のうち 応 対 者 が 控 えを 持 っているものは 除 く) を 電 子 ファイルへ 格 納 する 前 にファクシミリ 等 により 応 対 者 に 送 信 します (2) 応 対 記 録 の 記 載 内 容 - 13 -

応 対 記 録 は 面 接 記 録 同 様 応 対 の 内 容 や 結 果 などを 記 載 することにより 応 対 者 や 第 三 者 が 閲 覧 などによって 当 該 記 載 内 容 を 確 認 することを 可 能 とす るとともに 手 続 の 透 明 性 を 担 保 するものです したがって 応 対 記 録 を 作 成 する 際 には 応 対 の 内 容 や 結 果 を 応 対 者 及 び 第 三 者 が 把 握 できるよう 具 体 的 に 記 載 します (3) 応 対 資 料 について 審 判 事 件 等 について 応 対 者 が 提 出 した 書 類 が 大 量 にある 場 合 ファクシミ リでは1 頁 で 送 信 できず 複 数 枚 に 分 けて 送 信 した 図 表 等 の 場 合 には 合 議 体 が 審 査 業 務 部 出 願 課 へ 物 件 提 出 することを 応 対 者 に 要 請 することがあります (4) 留 意 事 項 ファクシミリによる 送 信 は 送 信 先 間 違 い 等 の 理 由 により 合 議 体 が 当 該 送 信 の 存 在 事 実 を 確 認 できない 事 態 を 生 じるおそれがあるため 必 ず 事 前 に 電 話 連 絡 によりファクシミリによる 送 信 希 望 を 申 し 出 て 審 判 事 件 等 を 担 当 する 部 門 名 若 しくは 面 接 管 理 担 当 者 名 担 当 審 判 長 ( 審 判 官 ) 名 並 びに 送 信 先 ファク シミリ 番 号 を 確 認 の 後 ファクシミリによる 送 信 を 行 ってください (5)その 他 3.5 面 接 後 の 手 続 及 び 3.6 留 意 事 項 は 電 話 ファクシミ リ 等 による 応 対 の 手 続 についても 同 様 です 5. 地 方 面 接 5.1 地 方 面 接 について 面 接 は 特 許 庁 内 で 行 われる 他 地 方 在 住 の 中 小 企 業 等 からの 審 判 事 件 等 に ついては 合 議 体 が 地 方 に 出 張 して 行 う 地 方 面 接 も 実 施 しています この 地 方 面 接 は 代 理 人 等 との 意 思 の 疎 通 を 密 にすることにより 審 理 の 促 進 を 図 ることを 主 たる 目 的 として 行 います 5.2 面 接 会 場 審 理 の 透 明 性 公 平 性 を 担 保 する 必 要 があることは 地 方 面 接 においても 当 然 のことであり この 観 点 から 面 接 会 場 は 代 理 人 等 とは 直 接 利 害 関 係 のな い 会 場 を 特 許 庁 側 が 手 配 します - 14 -

5.3 地 方 面 接 の 際 の 工 場 見 学 等 地 方 面 接 時 の 工 場 見 学 等 については 地 方 面 接 の 目 的 が 面 接 に 係 る 審 判 事 件 等 の 審 理 促 進 であることから 事 前 の 工 場 見 学 及 び 実 地 の 技 術 説 明 等 が 当 該 審 判 事 件 等 に 係 る 技 術 背 景 の 理 解 を 得 る 等 個 別 の 事 件 の 審 理 促 進 に 直 接 関 連 する 場 合 には 合 議 体 から 審 判 請 求 人 等 に 依 頼 することがあります 6. 面 接 等 の 要 請 に 応 じることができない 事 例 以 下 のような 事 例 については 迅 速 かつ 的 確 な 審 理 に 資 するか 否 かの 観 点 か ら 面 接 等 を 受 諾 できない 場 合 がありますので 留 意 してください a. 合 議 体 への 連 絡 先 が 分 かっているにもかかわらず 合 議 体 に 対 して 事 前 連 絡 がない 場 合 例 : 事 前 連 絡 なく 来 庁 して 面 接 を 要 請 する 場 合 例 : 事 前 連 絡 なくファクシミリで 補 正 案 を 送 付 する 場 合 例 : 合 議 体 に 連 絡 せずに 約 束 した 面 接 の 時 間 に 遅 れたために 合 議 体 の 応 対 が 困 難 になった 場 合 b. 単 に 出 願 が 特 許 等 になるか 否 かについてのみ 問 合 わせる 場 合 c. 代 理 人 等 の 特 許 庁 への 手 続 可 能 期 間 内 の 面 接 等 であって 代 理 人 等 から 事 前 に 何 ら 具 体 案 の 提 示 や 準 備 がない 場 合 例 : 拒 絶 理 由 通 知 に 対 する 応 答 期 間 内 にもかかわらず 何 ら 具 体 的 な 補 正 案 や 意 見 書 案 がない 場 合 d. 審 理 終 結 の 通 知 後 に 面 接 等 の 要 請 があった 場 合 または 面 接 等 の 要 請 や 補 正 案 の 提 示 等 があった 時 点 で 特 許 庁 への 手 続 残 存 期 間 が 極 端 に 短 く 合 議 体 が 十 分 な 検 討 ができないと 判 断 した 場 合 例 : 翌 日 が 意 見 書 補 正 書 の 提 出 期 限 であるにも 係 わらず 期 限 前 日 の 面 接 を 要 請 して 合 議 体 に 補 正 案 の 見 解 等 を 求 める 場 合 e. 合 議 体 に 選 択 してもらうことを 意 図 して 複 数 の 補 正 案 を 一 度 に 提 示 した 場 合 や 合 議 体 の 見 解 を 受 けて 五 月 雨 式 に 複 数 の 補 正 案 を 提 示 した 場 合 であっ て これら 補 正 案 に 対 して 見 解 を 示 すことが 合 理 性 に 欠 けると 合 議 体 が 判 断 した 場 合 例 :ポイントが 大 きく 異 なる 複 数 の 補 正 案 を 提 示 し 合 議 体 が 最 も 妥 当 と 考 える 補 正 案 を 選 択 させるような 場 合 f. 上 申 書 等 の 中 身 が 単 に 面 接 を 希 望 する 旨 の 表 明 だけであって 具 体 的 な - 15 -

内 容 が 記 載 されていない 場 合 g. 責 任 ある 対 応 をなし 得 ない 者 が 応 対 する 場 合 例 : 審 理 内 容 に 直 接 的 に 関 わる 事 項 について 弁 理 士 事 務 所 員 等 が 応 対 す る 場 合 h. 電 話 やファクシミリによる2 回 目 以 降 の 面 接 の 要 請 であって 代 理 人 等 の 予 定 している 面 接 の 内 容 が 前 回 の 内 容 と 実 質 的 に 同 じものと 合 議 体 が 判 断 した 場 合 i. 代 理 人 等 が 要 請 する 面 接 の 内 容 が 本 来 の 面 接 の 趣 旨 を 逸 脱 してい る 場 合 例 : 代 理 人 等 が 合 議 体 に 対 して 不 適 切 な 発 言 を 繰 り 返 したり 合 議 体 に 判 断 の 変 更 を 強 要 したり 同 様 の 主 張 を 繰 り 返 し 単 に 粘 ったりする 等 本 来 の 面 接 が 行 えないと 合 議 体 が 判 断 した 場 合 例 : 出 願 内 容 に 全 く 関 係 なく 特 許 等 の 制 度 や 手 続 の 説 明 を 主 に 求 められ た 場 合 j. 電 話 による 応 対 では 円 滑 な 意 思 疎 通 ができず かえって 誤 解 等 を 生 じる おそれがあると 合 議 体 が 判 断 した 場 合 (この 場 合 電 話 による 応 対 に 代 えて 面 接 を 要 請 することがあります) k. 面 接 を 開 始 したものの 出 席 者 の 中 に 上 記 2.1 出 席 者 の 要 件 の1 ~3の 要 件 を 満 たす 者 がいないと 合 議 体 が 判 断 した 場 合 (この 場 合 面 接 を 中 止 し 上 記 要 件 を 満 たす 者 が 面 接 に 出 席 するよう 出 席 者 に 要 請 します) 面 接 等 に 関 するお 問 い 合 わせ 特 許 庁 審 判 部 審 判 課 審 判 企 画 室 電 話 03-3581-1101( 内 線 5851) - 16 -

( 様 式 第 1) 面 接 記 録 1. 審 判 番 号 審 判 - 号 2. 特 許 庁 審 判 官 自 筆 で 記 入 3. 出 席 者 (1) (2) (3) 自 筆 で 記 入 (1) A. 請 求 人 側, 申 立 人 側 B. 被 請 求 人 側, 権 利 者 側 [ a. 請 求 人, 申 立 人 b. 弁 理 士 c. 従 業 者 d.その 他 ( ) ] 面 接 委 任 状 ( 有 無 ) (2) A. 請 求 人 側, 申 立 人 側 B. 被 請 求 人 側, 権 利 者 側 [ a. 請 求 人, 申 立 人 b. 弁 理 士 c. 従 業 者 d.その 他 ( ) ] 面 接 委 任 状 ( 有 無 ) (3) A. 請 求 人 側, 申 立 人 側 B. 被 請 求 人 側, 権 利 者 側 [ a. 請 求 人, 申 立 人 b. 弁 理 士 c. 従 業 者 d.その 他 ( ) ] 面 接 委 任 状 ( 有 無 ) 同 伴 者 (4) (5) (6) (4) A. 請 求 人 側, 申 立 人 側 B. 被 請 求 人 側, 権 利 者 側 [ a. 発 明 者 b. 従 業 者 c. 事 務 所 員 d.その 他 ( ) ] (5) A. 請 求 人 側, 申 立 人 側 B. 被 請 求 人 側, 権 利 者 側 [ a. 発 明 者 b. 従 業 者 c. 事 務 所 員 d.その 他 ( ) ] (6) A. 請 求 人 側, 申 立 人 側 B. 被 請 求 人 側, 権 利 者 側 [ a. 発 明 者 b. 従 業 者 c. 事 務 所 員 d.その 他 ( ) ] 4. 面 接 日 時 平 成 年 月 日 ( : ~ : ) 5. 面 接 要 請 日 平 成 年 月 日 要 請 者 a. 審 判 官 b. 請 求 人, 申 立 人 c. 被 請 求 人, 権 利 者 e.その 他 ( ) 6. 面 接 内 容 a. 本 件 の 技 術 説 明 又 は 商 品 説 明 b. 願 書 及 び 添 付 図 面 等 の 説 明 ( 意 匠 ) c. 本 件 と 先 行 技 術 等 との 対 比 d. 補 正 書 補 正 案 訂 正 請 求 書 訂 正 案 等 の 説 明 e. 審 判 長 の 通 知 等 に 対 する 問 い 合 わせ f.その 他 ( ) 面 接 の 具 体 的 内 容 なお 上 記 3.の 発 明 者 は 考 案 者 創 作 者 と 読 み 替 えることとする 続 葉 頁 有 り - 17 -

( 審 判 番 号 審 判 - 号 ) 7. 面 接 結 果 a. 出 席 者 等 の 説 明 の 内 容 を ( 理 解 した 理 解 しなかった ) b. 提 示 された 補 正 案 または 訂 正 案 等 について さらに 検 討 する c. 提 示 された 補 正 案 または 訂 正 案 等 は 補 正 または 訂 正 の 要 件 を ( 満 たしている 下 記 の 理 由 で 満 たしていない ) 審 判 官 d. 下 記 の 理 由 で 平 成 年 月 日 付 補 正 書 または 訂 正 請 求 書 等 により 合 議 体 請 求 項 ( )は 拒 絶 理 由 または 無 効 理 由 を( 有 しない 有 する ) e.( 意 匠 ) 下 記 の 理 由 で 平 成 年 月 日 付 提 示 補 正 案 により ( 願 書 添 付 図 面 等 )の 記 載 の 不 備 の 拒 絶 理 由 または 無 効 理 由 を( 有 しない 有 する ) f.( 補 正 訂 正 )について 下 記 のような 点 の 示 唆 を 含 め 意 見 を 述 べた g. 面 接 の 内 容 を 踏 まえて 下 記 の 事 項 をさらに 検 討 する h. 拒 絶 理 由 通 知 書 を 後 日 送 付 する i. 審 判 長 の 通 知 書 の 意 図 を( 理 解 した 下 記 の 点 について 理 解 しなかった ) 出 席 者 等 j. 再 度 ( 技 術 説 明 先 行 技 術 との 対 比 補 正 書 または 訂 正 請 求 書 ) 等 の 説 明 を 行 う k 再 度 ( 補 正 案 訂 正 案 )の 提 出 を 行 う l.( 意 匠 ) 再 度 ( 願 書 添 付 画 面 等 )の 記 載 の 不 備 の 補 正 を 行 う m.( 審 判 官 出 席 者 )は 回 答 を 保 留 した 下 記 の 点 につき 速 やか に 回 答 する 共 通 n.( 審 判 官 出 席 者 )は 後 日 下 記 の 事 項 を 行 う o.その 他 ( ) 記 審 判 官 合 議 体 は この 面 接 の 終 了 後 に 新 事 実 又 は 新 証 拠 を 発 見 した 等 の 理 由 により 上 記 面 接 結 果 と 異 なった 取 扱 いをする 場 合 は その 旨 を 電 話 等 にて 通 知 する 出 席 者 等 は この 面 接 の 終 了 後 に 上 記 面 接 結 果 と 異 なった 対 応 をする 理 由 が 生 じた 場 合 には 意 見 書 及 び 電 話 やファクシミリ 等 によってその 旨 を 述 べる 添 付 書 類 a. 委 任 状 b. 面 接 資 料 c.dvdまたはcd 等 d.その 他 ( ) 添 付 資 料 を 含 め 全 頁 - 18 -

応 対 記 録 ( 電 話 応 対 ファクシミリ 書 類 提 出 等 ) ( 様 式 第 2) (その1) 1. 審 判 番 号 審 判 - 号 2. 特 許 庁 審 判 官 3. 応 対 者 (1) 請 求 人 側 (a. 請 求 人 b. 弁 理 士 c. 従 業 者 d.その 他 ( )) (2) 被 請 求 人 側 (a. 被 請 求 人 b. 弁 理 士 c. 従 業 者 d.その 他 ( )) (3) 異 議 申 立 事 件 a. 申 立 人 側 (イ. 申 立 人 ロ. 弁 理 士 ハ.その 他 ( )) b. 権 利 者 側 (イ. 権 利 者 ロ. 弁 理 士 ハ.その 他 ( )) 応 対 1 年 月 日 手 段 ( 電 話 ファクシミリ その 他 ) 発 信 者 ( 審 判 官 応 対 者 側 ) ( 特 実 ) 1. 明 細 書 又 は 図 面 の 補 正 を 示 唆 ( 内 容 は[ 備 考 ]を 参 照 ) 2. 技 術 説 明 の 要 請 説 明 日 は ( 月 日 後 日 調 整 )とする ( 意 匠 ) 3. 願 書 ( 意 匠 に 係 る 物 品 本 意 匠 等 )の 補 正 を 示 唆 ( 内 容 は[ 備 考 ]を 参 照 ) 4. 図 面 の 補 正 を 示 唆 ( 商 標 ) 5. 指 定 商 品 役 務 の 記 載 の 補 正 を 示 唆 ( 内 容 は[ 備 考 ]を 参 照 ) 6. 指 定 商 品 役 務 の 説 明 書 カタログの 提 出 を 要 請 ( 共 通 ) 7. 応 対 者 は 月 日 までに( 補 正 案 または 訂 正 案 等 を 送 付 する 回 答 する ) [ 備 考 ] 応 対 2 年 月 日 手 段 ( 電 話 ファクシミリ その 他 ) 発 信 者 ( 審 判 官 応 対 者 側 ) 1. 補 正 案 または 訂 正 案 の 送 付 2. 技 術 説 明 日 の 調 整 月 日 とする [ 備 考 ] 応 対 3 年 月 日 手 段 ( 電 話 ファクシミリ その 他 ) 発 信 者 ( 審 判 官 応 対 者 側 ) 1. 補 正 案 または 訂 正 案 を( 了 承 した 再 度 示 唆 した ) 提 出 期 限 は 月 日 とする 2. 後 日 拒 絶 理 由 通 知 書 を 送 付 する [ 備 考 ] 応 対 4 年 月 日 手 段 ( 電 話 ファクシミリ その 他 ) 発 信 者 ( 審 判 官 応 対 者 側 ) 1. 補 正 案 または 訂 正 案 の 送 付 [ 備 考 ] 応 対 5 年 月 日 手 段 ( 電 話 ファクシミリ その 他 ) 発 信 者 ( 審 判 官 応 対 者 側 ) 1. 補 正 案 または 訂 正 案 を( 了 承 した 再 度 示 唆 した ) 提 出 期 限 は 月 日 とする 2. 後 日 拒 絶 理 由 通 知 書 を 送 付 する [ 備 考 ] その 他 ( 特 記 事 項 応 対 の 続 き 等 ) 審 判 官 合 議 体 は この 応 対 の 終 了 後 に 新 事 実 又 は 新 証 拠 を 発 見 した 等 の 理 由 により 上 記 応 対 結 果 と 異 なった 取 扱 いをする 場 合 は その 旨 を 電 話 等 にて 通 知 する 応 対 者 は この 応 対 の 終 了 後 に 上 記 応 対 結 果 と 異 なった 対 応 をする 理 由 が 生 じた 場 合 には 意 見 書 及 び 電 話 やファクシミリ 等 によって その 旨 を 述 べる 添 付 書 類 a. ファクシミリ b. 提 出 資 料 c. その 他 ( ) 続 葉 頁 有 無 添 付 書 類 を 含 め 全 頁 - 19 -

応 対 記 録 ( 電 話 応 対 ファクシミリ 書 類 提 出 等 ) ( 様 式 第 2) (その2) 1. 審 判 番 号 審 判 - 号 2. 特 許 庁 審 判 官 3. 応 対 者 (1) 請 求 人 側 (a. 請 求 人 b. 弁 理 士 c. 従 業 者 d.その 他 ( )) (2) 被 請 求 人 側 (a. 被 請 求 人 b. 弁 理 士 c. 従 業 者 d.その 他 ( )) (3) 異 議 申 立 事 件 a. 申 立 人 側 (イ. 申 立 人 ロ. 弁 理 士 ハ.その 他 ( )) b. 権 利 者 側 (イ. 権 利 者 ロ. 弁 理 士 ハ.その 他 ( )) 4. 応 対 種 別 年 月 日 及 び 発 信 者 応 対 種 別 応 対 日 時 発 信 ( 提 出 ) 者 a. 電 話 b.ファクシミリ a. 審 判 官 c. 書 類 提 出 b. 請 求 人 側 c. 被 請 求 人 d.その 他 d. 申 立 人 側 e. 権 利 者 側 応 対 ( ) a. b. c. d 平 成 年 月 日 ( : ~ : ) a. b. c. d. e 応 対 ( ) a. b. c. d 平 成 年 月 日 ( : ~ : ) a. b. c. d. e 応 対 ( ) a. b. c. d 平 成 年 月 日 ( : ~ : ) a. b. c. d. e 応 対 ( ) a. b. c. d 平 成 年 月 日 ( : ~ : ) a. b. c. d. e 5. 応 対 内 容 6. 応 対 結 果 ( 記 号 ) 応 対 ( ) 応 対 ( ) 応 対 ( ) 応 対 ( ) 応 対 ( ) [ 応 対 結 果 の 記 号 一 覧 ] a. 下 記 の 点 で 面 接 が 迅 速 かつ 的 確 な 審 理 に 資 さないと 判 断 し その 内 容 等 の 改 善 を 要 請 したが 応 対 者 がその 要 請 に 応 じなかったので 以 後 の 面 接 等 は 行 わない b. 応 対 者 の 説 明 した 補 正 書 案 または 訂 正 案 等 について さらに 検 討 を 加 える c. 当 該 事 件 が 審 理 着 手 時 期 に 至 っていないため 平 成 年 月 日 頃 再 度 面 接 を( 文 書 ファクシミリ ) 等 で 要 請 するよう 依 頼 した d. 応 対 者 の 説 明 内 容 を( 理 解 した 下 記 の 点 について 理 解 しなかった ) 審 e. 平 成 年 月 日 付 提 示 の 補 正 書 案 または 訂 正 案 等 は ( 補 正 訂 正 )の 要 件 を( 満 たしている 下 記 の 理 由 で 満 たしていない ) 旨 の 心 証 を 得 た f. 平 成 年 月 日 付 提 示 の 補 正 書 案 または 訂 正 案 等 により ( 補 正 訂 正 ) 後 の 本 願 明 細 書 の 請 求 項 ( )については 拒 絶 理 由 または 無 効 理 由 を( 判 有 しない 有 する ) 旨 の 心 証 を 得 た g. ( 意 匠 ) 平 成 年 月 日 付 提 示 補 正 案 により 補 正 後 の( 願 書 添 付 図 面 等 )は 記 載 の 不 備 の 拒 絶 理 由 または 無 効 理 由 を( 有 しない 有 する ) 旨 の 心 官 証 を 得 た h. 補 正 について 下 記 の 点 の 示 唆 を 含 め 意 見 を 述 べた i. 応 対 の 内 容 を 踏 まえて 下 記 の 点 をさらに 検 討 する j. 拒 絶 理 由 通 知 書 を 後 日 送 付 する k. 審 判 長 の 通 知 等 の 意 図 を( 理 解 した 下 記 の 点 について 理 解 しなかった ) l. 下 記 の 理 由 で 再 度 ( 技 術 説 明 先 行 技 術 との 対 比 補 正 書 訂 正 書 ) 等 の 説 明 を 行 う m. ( 意 匠 ) 下 記 の 理 由 で 再 度 ( 願 書 添 付 図 面 等 )の 記 載 の 不 備 の 補 正 を 行 う 応 対 者 共 通 n. 平 成 年 月 日 付 ( 拒 絶 無 効 訂 正 拒 絶 ) 理 由 通 知 書 に 記 載 された 理 由 に 対 し ( 意 見 書 補 正 書 答 弁 書 訂 正 請 求 書 )を 提 出 しない o. p. q. r. 応 対 記 録 の( 確 認 /(ファクシミリ 普 通 郵 便 )による 送 付 )を 申 し 出 た ( 審 判 官 応 対 者 )は 回 答 を 保 留 した 下 記 の 点 につき 速 やかに 回 答 する ( 審 判 官 応 対 者 )は 後 日 下 記 の 事 項 を 行 う その 他 ( 下 記 参 照 ) 記 審 判 官 合 議 体 は この 応 対 の 終 了 後 に 新 事 実 又 は 新 証 拠 を 発 見 した 等 の 理 由 により 上 記 応 対 結 果 と 異 なった 場 合 は その 旨 を 電 話 等 にて 通 知 する 応 対 者 は この 応 対 の 終 了 後 に 上 記 応 対 結 果 と 異 なった 対 応 をする 理 由 が 生 じた 場 合 には 意 見 書 及 び 電 話 やファクシミリ 等 によってその 旨 を 述 べる 添 付 書 類 a. ファクシミリ b. 提 出 資 料 c. その 他 ( ) 添 付 書 類 を 含 め 全 頁 続 葉 頁 有 無 - 20 -

面 接 資 料 の 記 載 例 ( 様 式 第 3) ( 拒 絶 理 由 通 知 に 対 する 補 正 案 の 提 示 及 びその 説 明 ) 1. 事 件 の 表 示 審 判 - 特 願 - 2. 事 件 の 名 称 乳 液 状 皮 膚 化 粧 料 3. 出 席 者 弁 理 士 4. 面 接 内 容 (1) 補 正 案 のポイント 請 求 項 における A. 植 物 油 B. 水 溶 性 塩 C. 水 溶 性 高 分 子 D. 界 面 活 性 剤 を 含 有 することを 特 徴 とする 乳 液 状 皮 膚 化 粧 料 と 補 正 する (2) 補 正 案 の 説 明 請 求 項 における C を 構 成 に 加 える 補 正 は 出 願 当 初 の 明 細 書 ( 例 えば, 頁 ~ 頁 に 記 載 された 事 項 から 直 接 的 および 一 義 的 に 導 き 出 せる 事 項 である (3) 引 用 文 献 との 対 比 請 求 項 本 願 発 明 の 補 正 案 ( 補 正 箇 所 アンダーライン) 引 用 文 献 1 引 用 文 献 2 1 A. 植 物 油 B. 水 溶 性 塩 C. 水 溶 性 高 分 子 D. 界 面 活 性 剤 を 含 有 することを 特 徴 とする 乳 液 状 皮 膚 化 粧 料 前 記 C. 水 溶 性 高 分 子 として 2 アルギン 酸 ナトリウムを 適 用 し た 請 求 項 1 に 記 載 の 皮 膚 化 粧 料 効 A. 油 B. 水 溶 性 塩 D. 界 面 活 性 剤 を 含 有 する 乳 液 状 化 粧 料 A. 油 脂 成 分 B. 塩 化 ナトリウム D. 非 イオン 界 面 活 性 剤 E. 皮 膚 浸 透 剤 を 含 有 する 皮 膚 外 用 剤 果 乳 化 安 定 性 保 湿 皮 膚 浸 透 作 用 説 明 参 考 資 料 (1)の 頁 の 表 3においても 示 されるように 本 願 発 明 は 上 記 引 用 文 献 1 又 は 引 用 文 献 2に 記 載 された 化 粧 料 又 は 皮 膚 外 用 剤 と 比 較 して 格 別 に 入 荷 安 定 性 の 向 上 が 図 れたものである 引 用 文 献 1: 月 日 付 けの 拒 絶 理 由 通 知 書 によって 引 用 された 引 用 文 献 1 引 用 文 献 2: 月 日 付 けの 拒 絶 理 由 通 知 書 によって 引 用 された 引 用 文 献 2 参 考 資 料 : 参 考 資 料 (1) - 21 -

( 様 式 第 4) 上 申 書 ( 非 電 子 出 願 様 式 )の 記 載 例 上 申 書 ( 平 成 年 月 日 ) 特 許 庁 審 判 長 殿 1 事 件 の 表 示 審 判 - 2 上 申 をする 者 住 所 名 称 3 代 理 人 住 所 名 称 電 話 番 号 100-0013 東 京 都 千 代 田 区 霞 が 関 3 丁 目 4 番 3 号 特 許 株 式 会 社 代 表 者 特 許 次 郎 100-0013 東 京 都 千 代 田 区 霞 が 関 1 丁 目 3 番 1 号 知 的 太 郎 03- - 4 上 申 の 内 容 本 件 審 理 着 手 の 際 審 判 官 との 面 接 を 希 望 します 面 接 希 望 内 容 は 以 下 のとおり 本 願 発 明 の 技 術 説 明 及 び 先 行 技 術 調 査 の 報 告 - 22 -

上 申 書 ( 電 子 出 願 様 式 )の 記 載 例 ( 様 式 第 5) 書 類 名 上 申 書 提 出 日 平 成 年 月 日 あて 先 特 許 庁 審 判 長 殿 事 件 の 表 示 審 判 番 号 審 判 - 出 願 番 号 特 願 - 上 申 をする 者 識 別 番 号 090004321 住 所 又 は 居 所 東 京 都 千 代 田 区 霞 が 関 3 丁 目 4 番 3 号 氏 名 又 は 名 称 特 許 株 式 会 社 ( 代 表 者 特 許 太 郎 ) 代 理 人 識 別 番 号 090001234 住 所 又 は 居 所 東 京 都 千 代 田 区 霞 が 関 1 丁 目 3 番 1 号 氏 名 又 は 名 称 知 的 次 郎 ( 代 表 者 特 許 太 郎 ) 電 話 番 号 03- - 上 申 の 内 容 本 件 審 理 着 手 の 際 審 判 官 との 面 接 を 希 望 します 面 接 希 望 内 容 は 以 下 のとおり 本 願 発 明 の 技 術 説 明 及 び 先 行 技 術 調 査 結 果 の 報 告 - 23 -

委 任 状 ( 様 式 第 6) 平 成 年 月 日 私 こと 弁 理 士 をもって 代 理 人 とし 下 記 の 件 につき 平 成 年 月 日 の 特 許 庁 審 判 官 との 面 接 を 委 任 します 記 1. 審 判 - 特 願 - 住 所 ( 居 所 ) 株 式 会 社 代 表 者 印 - 24 -

( 様 式 第 7) 面 接 通 知 書 審 判 請 求 の 番 号 不 服 - ( 特 許 出 願 の 番 号 ) ( 特 願 - ) 起 案 日 平 成 年 月 日 審 判 長 特 許 庁 審 判 官 請 求 人 代 理 人 弁 理 士 審 判 請 求 人 様 様 この 審 判 事 件 について 人 の 申 し 出 による 面 接 をいたしますので あらかじめ 審 判 官 ( )と 電 話 連 絡 (03-3581-1101 内 線 )により 出 頭 日 時 を 打 ち 合 わせて 下 さい なお 審 判 官 との 打 合 せは 平 成 年 月 日 から 平 成 年 月 日 までにして 下 さい ---------------------------------------------------------------------- この 通 知 に 関 するお 問 い 合 わせがございましたら 下 記 までご 連 絡 下 さい 審 判 部 第 部 門 審 判 官 電 話 03(3581)1101 内 線 ファクシミリ03(3584) - 25 -