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(5) 農 地 法 ( 昭 和 27 年 法 律 第 229 号 )による 農 地 転 用 が 許 可 されないと 見 込 ま れる 農 用 地 (6) 森 林 法 ( 昭 和 26 年 法 律 第 249 号 ) 第 25 条 第 1 項 第 25 条 の2 第 1 項 及 び 第 41 条 第

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天 然 記 念 物 の 指 定 区 域 (9) 鳥 獣 の 保 護 及 び 狩 猟 の 適 正 化 に 関 する 法 律 ( 平 成 14 年 法 律 第 88 号 ) 第 28 条 第 1 項 の 規 定 による 鳥 獣 保 護 区 (10) 急 傾 斜 地 の 崩 壊 による 災 害 の 防 止

2 次 に 掲 げ 区 域 を 含 もうとす 場 合 は 各 々の 区 域 が 指 定 された 主 旨 を 尊 重 し その 意 義 が 失 われないよう 留 意 すものとす (1) 農 村 地 域 工 業 等 導 入 促 進 法 に 規 定 す 工 業 等 導 入 地 区 (2) 鳥 獣 の 保

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2. 建 築 基 準 法 に 基 づく 限 着 色 項 目 の 地 区 が 尾 張 旭 市 内 にはあります 関 係 課 で 確 認 してください 項 目 所 管 課 窓 口 市 役 所 内 電 話 備 考 がけに 関 する 限 (がけ 条 例 ) 都 市 計 画 課 建 築 住 宅 係 南 庁 舎

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1 目的

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目 次 第 1. 土 区 画 整 理 事 業 の 名 称 等 1 (1) 土 区 画 整 理 事 業 の 名 称 1 (2) 施 行 者 の 名 称 1 第 2. 施 行 区 1 (1) 施 行 区 の 位 置 1 (2) 施 行 区 位 置 図 1 (3) 施 行 区 の 区 域 1 (4) 施

容 積 率 制 限 の 概 要 1 容 積 率 制 限 の 目 的 地 域 で 行 われる 各 種 の 社 会 経 済 活 動 の 総 量 を 誘 導 することにより 建 築 物 と 道 路 等 の 公 共 施 設 とのバランスを 確 保 することを 目 的 として 行 われており 市 街 地 環

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

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用途地域等に関する指定方針

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既 存 建 築 物 の 建 替 市 街 化 調 整 区 域 で 許 可 を 不 要 とする 取 扱 いについて 既 存 建 築 物 の 建 替 は 以 下 の1)~3)をすべて 満 たしている 場 合 に 可 能 です 1) 建 替 前 の 建 築 物 ( 以 下 既 存 建 築 物 という )につ

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高 第 3 種 17m 第 3 種 20m 第 3 種 30m 第 3 種 40m 第 3 種 30m 40m 建 築 物 の 各 部 分 の 高 さは 当 該 部 分 から 前 面 道 路 1 建 築 物 の 高 さは20メートル

序 章 ガイドラインの 目 的 等 1 第 1 章 市 街 化 調 整 区 域 等 の 概 況 7 第 2 章 類 型 別 の 土 地 利 用 の 制 度 や 事 業 16 第 3 章 土 地 利 用 に 関 する 制 度 や 事 業 の 詳 細 36 < 参 考 資 料 > 79

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はじめに 用 途 地 域 とは 都 市 活 動 の 機 能 性 都 市 生 活 の 安 全 性 利 便 性 快 適 性 等 の 増 進 を 目 的 と して 住 宅 地 商 業 地 工 業 地 等 の 主 要 な 構 成 要 素 の 配 置 及 び 密 度 について 公 共 施 設 との バランスに

目 次 はじめに 1 第 1 章 用 途 地 域 等 に 関 する 指 定 方 針 2 1 用 途 地 域 に 関 する 指 定 方 針 2 2 その 他 の 地 域 地 区 の 活 用 方 針 2 3 用 途 地 域 の 変 更 及 び 決 定 にあたって 留 意 すべき 事 項 3 第 2 章

はじめに 都 市 計 画 は 健 康 で 文 化 的 な 都 市 生 活 及 び 機 能 的 な 都 市 活 動 を 確 保 するため 適 正 な 制 限 のもとに 土 地 の 合 理 的 な 利 用 を 図 ることを 目 的 としている 用 途 地 域 は その 最 も 基 礎 的 な 制 度 と


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第1章 総則

(2) 基 準 地 の 価 格 の 審 査 調 整 及 び 判 定 (3) 周 知 措 置 ( 地 価 公 示 との 関 係 等 ) 第 4 条 知 事 は 事 業 の 実 施 にあたっては 地 価 公 示 法 の 規 定 に 基 づいて 国 が 行 う 地 価 公 示 との 調 和 を 保 ち 一

(2) 都 市 計 画 区 域 市 街 化 区 域 市 街 化 調 整 区 域 の 変 遷 1 都 市 計 画 区 域 の 変 遷 2 市 街 化 区 域 及 び 市 街 化 調 整 区 域 の 変 遷 旧 石 巻 市 ( 単 位 :ha) ( 単 位 :ha) 変 更 都 市 計 画 区 域 行

の 提 供 状 況 等 を 総 合 的 に 勘 案 し 土 地 及 び 家 屋 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 減 額 せずに 平 成 24 年 度 分 の 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 課 税 することが 適 当 と 市 町 村 長 が 認 め

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その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

は じ め に 新 蛇 田 区 は 災 害 危 険 区 域 等 にお 住 まい 皆 様 方 に 対 し 移 転 していた だくため 宅 供 給 を 目 的 とした 土 区 画 整 理 事 業 により 周 辺 環 と 調 和 し たまちづくりを 進 めています こような 中 区 計 画 を 導 入 す

03

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第7章

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平成17年度予算案事業本部・局別記者発表日程表(案)

和 光 市 駅 南 口 地 区 地 区 計 画 整 備 計 画 の 内 容 地 区 計 画 の 方 針 名 称 和 光 市 駅 南 口 地 区 地 区 計 画 位 置 和 光 市 本 町 の 一 部 和 光 市 丸 山 台 一 丁 目 面 積 約 8.6ha 区 域 の 整 備 開 発 及 び 保

参 考 改 正 災 害 対 策 基 本 法 1 ( 災 害 時 における 車 両 の 移 動 等 ) 第 七 十 六 条 の 六 道 路 管 理 者 は その 管 理 する 道 路 の 存 する 都 道 府 県 又 はこれに 隣 接 し 若 しくは 近 接 する 都 道 府 県 の 地 域 に 係

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2 地 地 区 整 備 方 針 名 称 芝 樋 ノ 爪 及 び 芝 4 5 丁 目 地 区 地 区 計 画 位 置 川 口 市 芝 樋 ノ 爪 1 2 丁 目 芝 4 5 丁 目 及 び 大 字 芝 の 一 部 面 積 約 51.0ha 本 地 区 は 川 口 市 の 西 端 部 に 位 置 しJR

様式第5 法第48条第1項第6号関係(地域森林計画区域の変更関係)

七 の 二 自 然 公 園 法 ( 昭 和 三 十 二 年 法 律 第 百 六 十 一 号 ) 第 二 十 条 第 一 項 に 規 定 する 国 立 公 園 又 は 国 定 公 園 の 特 別 地 域 のうち 同 法 第 二 十 一 条 第 一 項 に 規 定 する 特 別 保 護 地 区 その 他

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1号店舗運用基準

官 庁 営 繕 事 業 の 事 後 評 価 表 事 業 名 かいじょうほあんだいがっこう(そうごうじっしゅうとう) 海 上 保 安 大 学 校 ( 総 合 実 習 棟 ) 実 施 箇 所 呉 市 若 葉 町 5-1 該 当 基 準 事 業 完 了 後 3 年 間 が 経 過 した 事 業 事 業 諸

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市街化調整区域の地区計画の判断指針(平成24年2月策定)

(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

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為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設


目 次 1. 策 定 の 目 的 と 位 置 づけ (1) 策 定 の 目 的 (2) 方 針 の 位 置 づけ (3) 対 象 区 域 2. 市 街 化 調 整 区 域 における 土 地 利 用 方 針 (1) 基 本 的 な 考 え 方 (2) 土 地 利 用 方 針 3. 市 街 化 調 整

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参 考 資 料 2 第 2 回 懇 談 会 (H27.8.10) 能 勢 町 市 街 化 調 整 区 域 における 地 区 計 画 のガイドライン 平 成 25 年 8 月 大 阪 府 豊 能 郡 能 勢 町

目 次 1.ガイドラインの 趣 旨 1 2. 地 域 づくりの 基 本 的 な 考 え 方 1 3. 地 区 計 画 の 基 本 的 な 考 え 方 1 4. 地 区 計 画 策 定 にあたっての 留 意 点 2 5. 対 象 外 区 域 2 6. 地 区 計 画 の 内 容 3 1) 地 区 計 画 において 定 める 内 容 3 (1) 地 区 計 画 の 目 標 3 (2) 区 域 の 整 備 開 発 及 び 保 全 に 関 する 方 針 3 (3) 地 区 施 設 及 び 地 区 整 備 計 画 3 2) 対 象 区 域 の 類 型 及 び 技 術 基 準 4 1 既 存 集 落 地 域 4 2 既 成 住 宅 開 発 地 域 4 3 幹 線 道 路 沿 道 地 域 5 4 市 街 化 区 域 隣 接 地 域 5 5 町 役 場 周 辺 地 域 5 7.その 他 5

能 勢 町 市 街 化 調 整 区 域 における 地 区 計 画 ガイドライン 1. ガイドラインの 主 旨 平 成 18 年 5 月 の 都 市 計 画 法 改 正 により 市 街 化 調 整 区 域 における 大 規 模 開 発 を 許 可 できる 規 定 が 廃 止 され 改 正 後 は 地 区 計 画 の 内 容 に 適 合 したものに 限 り 開 発 許 可 されることとなった 地 区 計 画 は 市 街 化 調 整 区 域 における 大 規 模 な 開 発 や 広 域 的 な 都 市 機 能 の 立 地 な どを 可 能 とするものであり その 内 容 によっては 都 市 機 能 の 拡 散 など 広 域 的 な 影 響 を 及 ぼすことも 懸 念 される このため 広 域 的 な 観 点 から 能 勢 町 の 目 指 す 都 市 像 と 土 地 利 用 のあり 方 及 びそ の 実 現 に 向 けて 市 街 化 調 整 区 域 における 地 区 計 画 の 考 え 方 を 盛 り 込 んだ 市 街 化 調 整 区 域 における 地 区 計 画 ガイドライン を 策 定 するものである 2. 地 域 づくりの 基 本 的 な 考 え 方 市 街 化 調 整 区 域 での 地 域 づくりについては 市 街 化 を 抑 制 する 区 域 という 市 街 化 調 整 区 域 の 基 本 理 念 を 堅 持 しつつ 緑 豊 かで 良 好 な 土 地 利 用 の 継 続 に 留 意 し 市 街 化 調 整 区 域 固 有 の 資 源 や 既 存 のストック( 豊 かな 自 然 環 境 美 しい 景 観 既 整 備 の 基 盤 施 設 など)を 活 かした 土 地 利 用 を 図 り その 魅 力 を 最 大 限 に 引 き 出 すもの とする 3. 地 区 計 画 の 基 本 的 な 考 え 方 市 街 化 を 抑 制 すべき 区 域 という 市 街 化 調 整 区 域 の 基 本 理 念 は 地 区 計 画 の 策 定 によってその 性 格 が 変 わるものではないこと 開 発 行 為 を 伴 う 地 区 計 画 については いたずらに 市 街 地 を 拡 大 しないよう その 必 要 性 周 辺 の 公 共 施 設 の 整 備 状 況 自 然 環 境 景 観 や 農 林 業 との 調 和 等 の 観 点 から 総 合 的 に 検 討 を 加 え 妥 当 と 認 められる 場 合 に 限 ること 地 区 計 画 は スプロール 化 の 防 止 周 辺 の 優 良 な 農 地 等 とも 調 和 した 良 好 な 居 住 環 境 の 形 成 や 保 全 地 域 コミュニティの 維 持 改 善 都 市 活 力 の 維 持 増 進 に 寄 与 するものであること 能 勢 町 第 5 次 総 合 計 画 能 勢 町 の 都 市 計 画 に 関 する 基 本 的 な 方 針 等 の 上 位 計 画 に 即 したものであること 必 要 となる 基 盤 施 設 が 対 象 地 区 内 やその 周 辺 に 配 置 された 又 は 配 置 される ことが 確 実 であり かつ 新 たな 行 政 投 資 を 行 う 必 要 がないこと 1

4. 地 区 計 画 策 定 にあたっての 留 意 点 区 域 面 積 が 原 則 0.5ha 以 上 の 規 模 のものを 対 象 とする 区 域 は 原 則 として 地 形 地 物 等 土 地 の 範 囲 を 明 示 するのに 適 切 なものに より 定 めることとし できるだけ 整 形 なものにすること また 必 要 以 上 に 区 域 を 広 げることのないようにすること 地 区 計 画 対 象 区 域 の 類 型 が 3 幹 線 道 路 沿 道 地 域 4 市 街 化 区 域 隣 接 地 域 及 び 5 町 役 場 周 辺 地 域 の 場 合 は 対 象 区 域 の 土 地 及 び 隣 接 地 について 所 有 権 者 及 び 関 係 権 利 者 の 同 意 があること 地 区 計 画 に 対 し 対 象 区 域 が 関 係 する 地 域 において 説 明 会 を 行 うこと 地 区 計 画 策 定 後 開 発 行 為 が 想 定 される 場 合 には このガイドラインに 示 す 事 項 や 開 発 協 議 等 で 必 要 とされる 事 項 ( 特 に 緑 地 公 園 調 整 池 等 )について も その 実 現 性 を 確 保 するための 措 置 をとること 併 せて 地 区 計 画 対 象 区 域 の 類 型 が 3 幹 線 道 路 沿 道 地 域 4 市 街 化 区 域 隣 接 地 域 及 び 5 町 役 場 周 辺 地 域 の 場 合 は 地 区 計 画 区 域 を 分 割 した 開 発 行 為 を 認 めないことや 工 区 設 定 を 認 めない 若 しくは 地 区 施 設 等 の 整 備 を 担 保 した 工 区 設 定 を 行 う ことなどにより 地 区 計 画 を 実 現 するための 措 置 をとること 地 区 計 画 に 地 区 整 備 計 画 を 定 める 場 合 は あわせて 建 築 条 例 を 策 定 する 市 街 化 調 整 区 域 の 有 する 特 性 に 配 慮 し ゆとりある 緑 豊 かな 土 地 利 用 や 周 辺 景 観 との 調 和 を 図 るため 最 低 敷 地 面 積 や 公 園 緑 地 の 規 模 緑 化 率 建 築 物 等 の 形 態 意 匠 などを 適 切 に 定 めること 地 区 計 画 の 策 定 にあたり 農 林 環 境 河 川 部 局 等 と 十 分 協 議 調 整 を 図 る こと 本 ガイドラインの6-2) 対 象 区 域 の 類 型 及 び 技 術 基 準 において 示 して いる 幹 線 道 路 沿 道 地 域 等 においては 定 期 借 地 権 等 での 立 地 が 考 えられるこ とから 借 地 期 間 終 了 後 を 見 据 え あらかじめ 開 発 許 可 権 者 と 協 議 を 行 い 個 別 開 発 が 行 われないような 措 置 を 地 区 計 画 に 定 めるなど 十 分 に 検 討 して おくこと 対 象 区 域 内 に 農 地 がある 場 合 は 農 地 法 に 基 づく 農 地 転 用 許 可 が 得 られるも のであること 5. 対 象 外 区 域 以 下 の 区 域 は 原 則 として 対 象 区 域 に 含 めないものとする (1) 農 業 振 興 地 域 の 整 備 に 関 する 法 律 に 規 定 する 農 用 地 区 域 (2) 優 良 農 地 ( 一 団 のまとまりのある 農 地 や 農 業 水 利 施 設 の 整 備 等 を 行 ったこと によって 生 産 性 が 向 上 した 農 地 等 良 好 な 営 農 条 件 を 備 えた 農 地 ) 及 びその 他 長 期 にわたり 農 地 として 保 全 すべき 土 地 の 区 域 (3) 流 通 業 務 市 街 地 の 整 備 に 関 する 法 律 に 規 定 する 流 通 業 務 地 区 及 び 流 通 業 務 団 地 (4) 集 落 地 域 整 備 法 に 規 定 する 集 落 地 域 (5) 大 阪 府 自 然 環 境 保 全 条 例 に 規 定 する 大 阪 府 自 然 環 境 保 全 地 域 大 阪 府 緑 地 環 2

境 保 全 地 域 (6) 都 市 緑 地 法 に 規 定 する 特 別 緑 地 保 全 地 区 (7) 近 畿 圏 の 保 全 区 域 の 整 備 に 関 する 法 律 に 規 定 する 近 郊 緑 地 保 全 区 域 (8) 森 林 法 に 規 定 する 保 安 林 保 安 林 予 定 森 林 保 安 施 設 地 区 保 安 施 設 地 区 予 定 地 (9) 地 すべり 等 防 止 法 に 規 定 する 地 すべり 防 止 区 域 (10) 土 砂 災 害 警 戒 区 域 等 における 土 砂 災 害 防 止 対 策 の 推 進 に 関 する 法 律 に 規 定 する 土 砂 災 害 特 別 警 戒 区 域 (11) 急 傾 斜 地 の 崩 壊 による 災 害 の 防 止 に 関 する 法 律 に 規 定 する 急 傾 斜 地 崩 壊 危 険 区 域 (12) 史 跡 名 勝 天 然 記 念 物 建 造 物 等 の 指 定 文 化 財 その 他 国 府 及 び 町 において 文 化 財 保 護 上 保 全 を 必 要 とする 区 域 (13) 溢 水 や 湛 水 等 の 発 生 のおそれのある 区 域 6. 地 区 計 画 の 内 容 1) 地 区 計 画 において 定 める 内 容 (1) 地 区 計 画 の 目 標 (2) 区 域 の 整 備 開 発 及 び 保 全 に 関 する 方 針 1 2 地 区 施 設 の 整 備 方 針 3 建 築 物 等 の 整 備 方 針 4その 他 当 該 区 域 の 整 備 開 発 及 び 保 全 に 関 する 方 針 (3) 地 区 施 設 及 び 地 区 整 備 計 画 1 地 区 施 設 に 関 する 事 項 道 路 の 配 置 及 び 規 模 公 園 緑 地 広 場 その 他 公 共 施 設 の 配 置 及 び 規 模 2 建 築 物 等 に 関 する 事 項 建 築 物 等 の 用 途 の 制 限 容 積 率 の 最 高 限 度 (200% 以 下 で 定 める) 建 蔽 率 の 最 高 限 度 (60% 以 下 で 定 める) 敷 地 面 積 の 最 低 限 度 建 築 物 等 の 高 さの 最 高 限 度 (15m 以 下 で 定 める) 3

2) 対 象 区 域 の 類 型 及 び 技 術 基 準 地 区 計 画 の 対 象 とする 区 域 は 以 下 の1~5のいずれかに 該 当 する 地 域 とし かつ それぞれの 技 術 基 準 に 適 合 すること 1 既 存 集 落 地 域 既 存 集 落 の 住 環 境 の 保 全 や 周 辺 環 境 との 調 和 地 域 のコミュニティの 維 持 改 善 などを 目 的 とするもの 建 築 物 が 連 たんし 戸 数 密 度 が 概 ね 10 戸 /ha 以 上 で 自 然 的 社 会 的 諸 条 件 から 一 体 的 な 日 常 生 活 圏 を 構 成 し 幅 員 6.5m 以 上 の 主 要 な 道 路 (なお 都 市 計 画 法 施 行 令 第 25 条 第 2 号 のただし 書 きに 該 当 する 場 合 は 同 法 施 行 規 則 第 20 条 の 2 に 定 める 道 路 )が 既 に 整 備 されてい る 集 落 ( 主 として 農 林 漁 業 者 が 居 住 する 既 存 集 落 を 除 く) 住 宅 系 用 途 を 基 本 (ただし 非 住 宅 系 用 途 について は 生 活 関 連 施 設 等 の 地 域 コミュニティの 維 持 改 善 に 資 するものに 限 定 する) 原 則 として 既 存 集 落 地 域 を 拡 大 しないものとする 2 既 成 住 宅 開 発 地 域 既 に 良 好 な 住 環 境 が 形 成 されている 既 成 の 住 宅 開 発 地 において その 住 環 境 の 保 全 や 周 辺 環 境 との 調 和 地 域 のコミュニティの 維 持 改 善 などを 目 的 とするも の 既 成 の 大 規 模 住 宅 開 発 地 ( 旧 ) 住 宅 地 造 成 事 業 に 関 す る 法 律 により 認 可 された 住 宅 地 住 宅 系 用 途 を 基 本 (ただし 非 住 宅 系 用 途 について は 生 活 関 連 施 設 等 の 地 域 コミュニティの 維 持 改 善 に 資 するものに 限 定 する) 原 則 として 既 成 住 宅 開 発 地 域 を 拡 大 しないものと する 4

3 幹 線 道 路 沿 道 地 域 幹 線 道 路 沿 道 のポテンシャルを 活 かし 地 域 経 済 の 活 性 化 等 を 目 的 とするもの 車 線 数 が 2 車 線 以 上 の 国 道 府 道 町 道 の 沿 道 である 地 区 非 住 宅 系 用 途 に 限 定 周 辺 の 土 地 利 用 を 考 慮 し 適 切 な 建 築 物 の 用 途 制 限 を 設 定 交 通 環 境 との 調 和 が 図 られること 住 居 系 を 除 く 近 隣 商 業 地 域 または 準 工 業 地 域 の 用 途 制 限 を 基 準 とする 4 市 街 化 区 域 隣 接 地 域 市 街 化 区 域 の 隣 接 地 区 で 既 に 無 秩 序 な 市 街 化 が 進 ん でいる 又 は 進 む 恐 れがある 地 区 で それらを 良 好 な 土 地 利 用 環 境 に 誘 導 することを 目 的 とするもの 市 街 化 区 域 内 の 基 盤 施 設 を 有 効 に 活 用 できる 地 区 地 区 全 域 が 市 街 化 区 域 から 概 ね 100m 以 内 の 区 域 隣 接 する 市 街 化 区 域 の 用 途 地 域 等 の 指 定 状 況 周 辺 の 土 地 利 用 を 考 慮 し 適 切 な 建 築 物 の 用 途 制 限 を 設 定 住 宅 系 用 途 と 非 住 宅 系 用 途 を 混 在 させないよう 適 切 に 区 域 を 区 分 5 町 役 場 周 辺 地 域 町 役 場 周 辺 における 良 好 な 住 宅 市 街 地 の 形 成 を 目 的 と するもの 地 区 全 域 が 町 役 場 から 概 ね 500m 以 内 の 区 域 周 辺 の 土 地 利 用 を 考 慮 し 適 切 な 建 築 物 の 用 途 制 限 を 設 定 住 宅 系 用 途 と 非 住 宅 系 用 途 又 は 低 層 住 宅 と 中 高 層 住 宅 を 混 在 させないよう 適 切 に 区 域 を 区 分 7. その 他 このガイドラインに 定 めるもののほか 必 要 な 事 項 は 町 長 が 別 に 定 めるも のとする このガイドラインは 平 成 25 年 8 月 1 日 から 施 行 する 5