地 方 公 務 員 の 雇 用 と 年 金 の 接 続 について 資 料 1 背 景 公 的 年 金 の 支 給 開 始 年 齢 が 平 成 25 年 度 以 降 段 階 的 に60 歳 から65 歳 へと 引 き 上 げられる(ただし 特 定 警 察 職 員 等 ( 警 部 消 防 司 令 以 下 の 職 員 )については 一 般 職 員 より6 年 遅 れで 実 施 ) これにより 現 行 の60 歳 定 年 制 度 のままでは 無 収 入 と なる 期 間 が 発 生 する 雇 用 と 年 金 の 接 続 は 官 民 共 通 の 課 題 である ( 平 成 23 年 9 月 30 日 定 年 を 段 階 的 に65 歳 に 引 き 上 げるための 国 家 公 務 員 法 等 の 改 正 についての 意 見 の 申 出 の 骨 子 ( 抄 ) 人 事 院 ) ( 参 考 ) 方 針 民 間 高 年 齢 者 等 の 雇 用 の 安 定 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 24 年 8 月 29 日 法 律 第 65 号 ) 継 続 雇 用 制 度 の 対 象 者 を 限 定 できる 仕 組 みの 廃 止 継 続 雇 用 制 度 の 対 象 となる 高 年 齢 者 につき 事 業 主 が 労 使 協 定 により 定 める 基 準 により 限 定 で きる 仕 組 みを 廃 止 する 継 続 雇 用 制 度 の 充 実 強 化 国 家 公 務 員 国 家 公 務 員 の 雇 用 と 年 金 の 接 続 について ( 平 成 25 年 3 月 26 日 国 家 公 務 員 制 度 改 革 推 進 本 部 決 定 閣 議 決 定 ) 再 任 用 ( 一 定 の 場 合 には 短 時 間 勤 務 の 再 任 用 も 可 能 )による 対 応 を 決 定 地 方 公 務 員 の 雇 用 と 年 金 の 接 続 については 各 地 方 公 共 団 体 において 本 決 定 の 趣 旨 を 踏 まえ 地 方 の 実 情 に 応 じて 必 要 な 措 置 を 講 ずるよう 要 請 する とされた 地 方 公 務 員 地 方 公 務 員 の 雇 用 と 年 金 の 接 続 について ( 平 成 25 年 3 月 29 日 総 行 高 第 2 号 ) 上 記 閣 議 決 定 を 踏 まえ 通 知 により 再 任 用 ( 一 定 の 場 合 には 短 時 間 勤 務 の 再 任 用 も 可 能 )による 対 応 を 要 請 1
( 人 ) 6,000 年 齢 別 消 防 職 員 数 資 料 2 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0 18 20 22 24 26 28 30 32 34 36 38 40 42 44 46 48 50 52 54 56 58 60 62 64 ( 年 齢 ) ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 2
資 料 3 再 任 用 制 度 の 課 題 や 対 策 等 について ~ 全 国 消 防 長 会 総 務 委 員 会 に 係 る 調 査 結 果 より 抜 粋 ~ 1 再 任 用 制 度 の 課 題 や 対 策 課 題 1 年 度 ごとの 再 任 用 職 員 数 の 見 込 みが 難 しいため 新 規 採 用 者 の 採 用 計 画 に 支 障 を きたす 恐 れがある 1 2 再 任 用 職 員 が 増 加 すると 新 規 採 用 職 員 数 が 減 少 するため 将 来 的 に 組 織 設 計 が 停 滞 するおそれがある 2 3 健 康 面 や 体 力 面 の 維 持 に 不 安 がある 6 4 業 務 に 対 する 意 識 が 低 下 しており 若 手 職 員 との 意 識 に 差 がある 7 5 再 任 用 により 従 来 の 上 下 関 係 が 逆 転 することから 人 事 管 理 が 困 難 となる 10 6 再 任 用 職 員 がより 明 確 に 業 務 に 従 事 できる 体 制 作 りが 必 要 である 11 7 体 力 的 な 面 等 から 業 務 が 限 定 されるが 毎 日 勤 務 のポストも 限 られるため 配 置 の 確 保 が 困 難 となる 2 8 管 理 職 以 上 のあり 方 について4 9 再 任 用 制 度 が 拡 大 されると 若 手 職 員 のキャリア 育 成 に 支 障 が 生 じると 予 想 され る 6 10 高 齢 化 に 伴 う 消 防 力 の 低 下 が 危 惧 される 8 11 正 規 職 員 と 比 較 して 再 任 用 職 員 は 体 力 的 に 劣 ることから 公 務 災 害 の 増 加 が 予 想 される 11 12フルタイム 勤 務 となると 職 員 定 数 に 含 まれるため 定 数 管 理 上 の 問 題 が 生 じる 対 策 1 退 職 数 年 前 から 面 談 等 を 実 施 し, 再 任 用 の 希 望 や 可 否 を 早 期 に 把 握 するように 努 める 1 2 今 後 を 見 据 え 現 役 職 員 については 現 場 活 動 のみならず 様 々な 業 務 に 再 任 用 で きるよう ジョブローテーションを 活 発 にしていく 4 3 年 代 別 に 体 力 目 標 を 設 定 し 健 康 体 力 維 持 の 指 導 を 強 化 する 5 4 身 体 能 力 に 合 わせた 装 備 資 器 材 を 整 備 する 6 5 新 規 再 任 用 職 員 に 対 する 研 修 を 実 施 している 7 6 個 々の 能 力 や 資 格 を 活 かせるよう 業 務 を 整 理 し それぞれの 役 割 に 応 じた 階 級 役 職 で 業 務 に 就 かせる 9 7 採 用 計 画 及 び 昇 任 計 画 に 影 響 が 出 ないよう 非 常 勤 制 度 を 柱 に 再 任 用 制 度 を 補 助 的 に 併 用 している 10 8 再 任 用 するうえで 健 康 状 態 や 体 力 について 客 観 的 な 基 準 を 定 める 必 要 がある 9 職 員 定 員 のあり 方 について 検 討 する 必 要 がある ( 定 員 と 別 枠 での 採 用 等 ) 10 再 任 用 職 員 個 々の 能 力 を 判 断 し 適 材 適 所 の 配 置 に 努 める 11 任 用 職 員 の 持 つ 知 識 や 技 能 の 伝 承 を 行 えるような 配 置 先 を 新 たに 確 保 する 9 12 再 任 用 採 用 更 新 時 に 体 力 測 定 や 健 康 診 断 を 実 施 し その 結 果 に 基 づき 適 切 に 指 導 する 11 13 再 任 用 以 外 の 雇 用 の 確 保 を 並 行 して 更 に 充 実 させる 3
2 再 任 用 職 員 を 災 害 現 場 活 動 で 有 効 に 活 用 するための 利 点 課 題 について 消 防 隊 員 として 再 任 用 する 場 合 ( 利 点 ) 1 再 任 用 職 員 の 知 識 技 術 経 験 が 災 害 現 場 活 動 に 生 かされる 2 技 術 知 識 などを 継 続 的 に 指 導 伝 承 することができる 3 定 数 外 採 用 の 場 合 隊 の 増 強 となる また 欠 員 に 対 応 できる 4 地 域 事 情 を 把 握 し 経 験 豊 富 である 5 経 験 に 基 づく 迅 速 な 活 動 及 び 安 全 管 理 体 制 が 徹 底 できる 6 消 防 団 との 連 携 が 取 りやすい ( 課 題 ) 1 判 断 能 力 及 び 身 体 能 力 低 下 の 影 響 が 大 きく 公 務 災 害 の 増 加 も 予 想 される 2 体 力 健 康 の 維 持 管 理 に 課 題 がある 3 部 隊 数 が 少 なく 若 手 職 員 の 配 置 に 影 響 するため 配 置 ポストを 考 慮 する 必 要 がある 4 管 理 職 であった 職 員 の 採 用 が 難 しく 指 揮 命 令 系 統 への 影 響 も 懸 念 される 5 短 時 間 勤 務 のため 勤 務 時 間 の 調 整 が 必 要 である 指 揮 隊 隊 員 として 再 任 用 する 場 合 ( 利 点 ) 1 再 任 用 職 員 の 知 識 技 術 経 験 が 災 害 現 場 活 動 に 生 かされる 2 技 術 知 識 などを 継 続 的 に 指 導 伝 承 することができる 3 現 場 の 人 員 を 増 強 できる 4 経 験 に 基 づく 迅 速 な 活 動 及 び 安 全 管 理 体 制 が 徹 底 できる 5 関 係 機 関 とのスムーズな 連 絡 調 整 がとれる 6 消 防 隊 と 違 い 体 力 を 酷 使 する 活 動 は 少 ない 7 長 年 の 経 験 に 裏 付 けられた 指 揮 命 令 や 部 隊 運 用 が 望 める ( 課 題 ) 1 判 断 能 力 及 び 身 体 能 力 低 下 の 影 響 が 大 きく 公 務 災 害 の 増 加 も 予 想 される 2 部 隊 数 が 少 なく 若 手 職 員 の 配 置 に 影 響 するため 配 置 ポストを 考 慮 する 必 要 がある 3 災 害 現 場 での 責 任 が 重 く 再 任 用 職 員 を 充 てるには 精 神 的 に 苛 酷 である 4 組 織 づくりの 観 点 からすると 現 役 職 員 を 指 揮 隊 として 運 用 するほうが 望 ましい 5 在 職 時 に 指 揮 隊 を 経 験 していない 職 員 の 配 置 は, 活 動 体 制 の 低 下 を 招 く 4
救 急 隊 員 として 再 任 用 する 場 合 ( 利 点 ) 1 再 任 用 職 員 の 知 識 技 術 経 験 が 災 害 現 場 活 動 に 生 かされる 2 専 門 的 な 技 術 知 識 などを 継 続 的 に 指 導 伝 承 することができる 3 定 数 外 採 用 の 場 合 隊 の 増 強 となる また 欠 員 に 対 応 できる 4 経 験 に 基 づく 迅 速 な 活 動 及 び 安 全 管 理 体 制 が 徹 底 できる 5 専 門 的 な 資 格 を 保 有 しており 即 戦 力 となる 6 病 態 と 病 院 選 定 の 適 正 な 判 断 ができる 7 消 防 隊 と 違 い 体 力 を 酷 使 する 活 動 は 少 ない 8 配 置 ポスト 数 が 多 い ( 課 題 ) 1 視 力 低 下 等 により 夜 間 の 薬 剤 投 与 や 挿 管 等 が 困 難 になる 2 判 断 能 力 及 び 身 体 能 力 低 下 の 影 響 が 大 きく 公 務 災 害 の 増 加 も 予 想 される 3 重 症 事 案 及 び 高 度 医 療 を 必 要 とする 事 案 については 配 置 ポストを 考 慮 す る 必 要 がある 4 出 動 回 数 が 多 く 時 間 外 勤 務 も 発 生 するため 健 康 管 理 上 の 問 題 が 生 じる 5 若 い 救 命 士 の 育 成 が 遅 れる 場 合 がある 3 部 隊 の 中 での 役 割 隊 長 として 活 動 する 場 合 ( 利 点 ) 1 再 任 用 職 員 の 知 識 経 験 技 術 が 災 害 現 場 活 動 に 生 かされる 2 知 識 経 験 を 生 かし 災 害 現 場 において 若 手 職 員 等 へ 教 育 育 成 ができる 3 指 揮 能 力 があり 知 識 と 経 験 が 豊 富 である 4 経 験 に 基 づく 迅 速 な 活 動 及 び 安 全 管 理 体 制 が 徹 底 できる 5 再 任 用 職 員 が 部 隊 内 において 最 年 長 となるため 統 率 が 図 りやすい 6 部 下 職 員 について 十 分 掌 握 している ( 課 題 ) 1 配 置 できるポストが 少 なく 若 手 職 員 の 登 用 に 影 響 がある 2 再 任 用 職 員 が 現 役 職 員 を 災 害 現 場 で 指 揮 監 督 することにより 現 役 職 員 が 災 害 現 場 で 得 る 貴 重 な 機 会 経 験 を 失 いかねない 3 判 断 能 力 及 び 身 体 能 力 低 下 の 影 響 が 大 きく 公 務 災 害 の 増 加 も 予 想 される 4 再 任 用 職 員 の 中 で 隊 長 と 隊 員 とでは 業 務 量 責 任 などに 必 然 的 に 差 が 生 じるが 給 与 面 での 差 がなくモチベーションの 維 持 に 不 安 がある 5
隊 員 として 活 動 する 場 合 ( 利 点 ) 1 再 任 用 職 員 の 知 識 経 験 技 術 が 災 害 現 場 活 動 に 生 かされる 2 技 術 知 識 などを 継 続 的 に 指 導 伝 承 することができる 3 隊 長 への 適 切 なアドバイス 及 び 支 援 が 行 える 4 長 年 培 った 経 験 実 績 による 多 角 的 で 正 確 な 現 場 判 断 が 可 能 である 5 現 役 職 員 に 隊 長 や 機 関 員 を 優 先 的 に 経 験 させることができる 6 自 己 安 全 管 理 ができている ( 課 題 ) 1 資 機 材 搬 送 のスピード 等 再 任 用 職 員 の 身 体 能 力 低 下 の 影 響 が 大 きい 2 判 断 能 力 及 び 身 体 能 力 低 下 の 影 響 が 大 きく 公 務 災 害 の 増 加 も 予 想 される 3 若 手 職 員 のキャリア 育 成 に 支 障 が 生 じるおそれがある 4かつての 部 下 職 員 の 下 で 隊 員 を 務 めると コミュニケーションがうまくいか ないおそれがある 5 夜 間 や 寒 暖 差 における 活 動 能 力 判 断 能 力 等 に 難 を 生 じるおそれがある 機 関 員 として 活 動 する 場 合 ( 利 点 ) 1 再 任 用 職 員 の 知 識 技 術 経 験 が 災 害 現 場 活 動 に 生 かされる 2 技 術 知 識 などを 継 続 的 に 指 導 伝 承 することができる 3 機 関 運 用 地 水 利 を 把 握 しており 最 良 の 出 動 経 路 及 び 現 場 活 動 が 選 択 でき る 4 身 体 的 負 担 が 比 較 的 少 なく 身 体 能 力 の 低 下 による 影 響 が 少 ない 5 必 要 な 人 員 確 保 が 望 める ( 課 題 ) 1 視 力 低 下 により 夜 間 の 出 動 に 影 響 がある 2 判 断 能 力 及 び 身 体 能 力 低 下 の 影 響 が 大 きく 公 務 災 害 の 増 加 も 予 想 される 3 若 手 職 員 のキャリア 育 成 に 支 障 が 生 じるおそれがある 4 夜 間 や 寒 暖 差 により 活 動 能 力 判 断 能 力 等 が 低 下 するおそれがある 5 運 転 技 術 に 関 し 瞬 時 の 判 断 が 劣 る 4 その 他 の 災 害 現 場 活 動 に 従 事 させる 際 に 検 討 が 必 要 な 課 題 1 再 任 用 職 員 の 健 康 状 態 確 認 のための 方 策 について 2 再 任 用 までを 見 据 えた 個 人 の 健 康 管 理 体 力 の 維 持 に 向 けた 意 識 改 革 及 び 取 組 3 安 全 管 理 や 適 応 能 力 の 考 慮 等 現 場 経 験 が 少 ない 者 への 対 応 4 再 任 用 職 員 の 消 防 技 術 の 確 認 方 策 5フィジカルサポート 体 制 の 確 立 方 策 6 従 前 の 上 司 部 下 の 関 係 逆 転 による 人 事 管 理 及 び 指 揮 命 令 系 統 の 混 乱 への 対 策 7 現 職 員 のモチベーションの 低 下 防 止 対 策 6
資 料 4 再 任 用 制 度 の 運 用 状 況 等 について( 調 査 基 準 日 : 平 成 24 年 4 月 1 日 ) ~ 平 成 24 年 度 再 任 用 制 度 の 運 用 等 に 係 る 調 査 結 果 ( 消 防 庁 実 施 ) より~ 1 条 例 等 の 制 定 状 況 本 部 数 割 合 条 例 等 を 制 定 済 688 87.0% 条 例 等 未 制 定 103 13.0% 条 例 等 未 制 定 103 本 部 (13.0%) 再 任 用 に 係 る 条 例 等 の 制 定 状 況 791 本 部 条 例 等 を 制 定 済 688 本 部 (87.0%) 2 再 任 用 職 員 の 採 用 実 績 本 部 数 割 合 消 防 本 部 のみで 実 績 あり 128 16.2% 市 長 部 局 等 のみで 実 績 あり 51 6.4% 消 防 本 部 と 市 長 部 局 等 で 実 績 あり 84 10.6% 採 用 実 績 なし 528 66.8% 再 任 用 職 員 の 採 用 実 績 消 防 本 部 のみ 128 本 部 (16.2%) 採 用 実 績 なし 528 本 部 (66.8%) 791 本 部 市 長 部 局 等 のみ 51 本 部 (6.4%) 消 防 本 部 と 市 長 部 局 等 84 本 部 (10.6%) 7
3 定 数 条 例 の 対 象 本 部 数 割 合 すべての 再 任 用 職 員 205 29.8% 常 勤 の 再 任 用 職 員 225 32.7% 再 任 用 職 員 は 非 常 勤 のみで 定 数 対 象 外 212 30.8% 不 明 46 6.7% 不 明 46 本 部 (6.7%) 再 任 用 職 員 は 非 常 勤 のみで 定 数 対 象 外 212 本 部 (30.8%) 定 数 条 例 の 対 象 688 本 部 常 勤 の 再 任 用 職 員 225 本 部 (32.7%) すべての 再 任 用 職 員 205 本 部 (29.8%) 4 再 任 用 の 状 況 ( 単 位 : 人 ) 定 年 退 職 者 2,814 うち 再 任 用 希 望 者 934 再 任 用 された 人 数 854 定 年 退 職 者 再 任 用 希 望 者 は 23 年 度 中 再 任 用 された 人 数 は 平 成 24 年 4 月 1 日 再 任 用 の 状 況 定 年 退 職 者 再 任 用 希 望 者 は 23 年 度 中 再 任 用 された 人 数 は 24 年 4 月 1 日 定 年 退 職 者 2,814 人 うち 再 任 用 希 望 者 934 人 ( 定 年 退 職 者 の 33.2%) 再 任 用 された 人 数 854 人 ( 再 任 用 希 望 者 の91.4%) 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 8
5 定 年 退 職 者 の 再 任 用 状 況 ( 単 位 : 人 ) 消 防 本 部 での 任 用 再 任 用 数 1,326 市 長 部 局 等 での 任 用 456 合 計 1,782 うち 前 年 度 からの 継 続 任 用 668 260 928 消 防 職 員 が 再 任 用 された 機 関 再 任 用 の 状 況 市 長 部 局 等 での 任 用 456 人 (25.6%) 消 防 本 部 での 任 用 1,326 人 (74.4%) 9
6 再 任 用 職 員 の 職 域 業 務 内 容 人 数 ( 人 ) 割 合 (%) 予 防 業 務 233 13.1 庶 務 業 務 等 416 23.3 消 防 隊 員 511 28.7 警 防 業 務 救 助 隊 員 1 0.1 指 揮 隊 員 50 2.8 救 急 隊 員 14 0.8 通 信 員 101 5.7 市 長 部 局 等 456 25.6 合 計 1,782 再 任 用 職 員 の 職 域 市 長 部 局 等 456 人 (25.6%) 予 防 業 務 233 人 (13.1%) 通 信 員 101 人 (5.7%) 救 急 隊 員 14 人 (0.8%) 指 揮 隊 員 50 人 (2.8%) 救 助 隊 員 1 人 (0.1%) 消 防 隊 員 511 人 (28.7%) 庶 務 業 務 等 416 人 (23.3%) 10
7 予 防 業 務 における 職 域 内 容 本 部 数 割 合 (%) 消 防 本 部 ( 消 防 署 )における 各 種 申 請 の 受 付 処 理 業 務 68 19.2 消 防 本 部 ( 消 防 署 )における 建 築 同 意 または 危 険 物 許 認 可 申 請 等 の 書 類 審 査 業 務 25 7.1 消 防 本 部 ( 消 防 署 )における 消 防 用 設 備 等 または 危 険 物 施 設 設 置 等 に 係 る 完 成 検 査 業 務 25 7.1 消 防 本 部 ( 消 防 署 )における 立 入 検 査 または 違 反 処 理 業 務 46 13.0 消 防 本 部 ( 消 防 署 )における 火 災 原 因 調 査 業 務 7 2.0 消 防 本 部 ( 消 防 署 )における 防 火 対 象 物 台 帳 等 への 帳 票 入 力 作 業 59 16.7 消 防 本 部 ( 消 防 署 )における 消 防 訓 練 等 の 指 導 47 13.3 消 防 本 部 ( 消 防 署 )における 広 報 啓 発 活 動 業 務 56 15.8 その 他 21 5.9 合 計 354 ( その 他 の 主 な 回 答 ) 自 主 防 災 組 織 等 の 育 成 活 動 住 宅 用 火 災 警 報 器 設 置 推 進 業 務 高 齢 者 世 帯 防 火 訪 問 ( 相 談 火 災 警 報 器 設 置 防 災 物 品 推 奨 等 ) 防 火 管 理 や 危 険 物 関 係 の 外 郭 団 体 業 務 住 宅 防 災 診 断 防 災 センターの 業 務 勤 務 予 防 技 術 士 の 育 成 指 導 その 他 21 本 部 (5.9%) 予 防 業 務 における 職 域 広 報 啓 発 活 動 56 本 部 (15.8%) 消 防 訓 練 指 導 47 本 部 (13.3%) 帳 票 入 力 作 業 59 本 部 (16.7%) 申 請 受 付 処 理 68 本 部 (19.2%) 火 災 原 因 調 査 7 本 部 (2.0%) 建 築 同 意 等 の 書 類 審 査 25 本 部 (7.1%) 消 防 用 設 備 等 に 係 る 完 成 検 査 25 本 部 (7.1%) 立 入 検 査 46 本 部 (13.0%) 11
8 庶 務 業 務 ( 消 防 本 部 内 )における 職 域 内 容 本 部 数 割 合 (%) 文 書 の 収 受 ( 事 務 連 絡 を 含 む) 60 17.0 総 務 庶 務 関 係 事 務 等 64 18.2 応 急 手 当 の 普 及 啓 発 57 16.2 庁 舎 車 両 管 理 業 務 等 ( 車 両 整 備 含 む) 36 10.2 消 防 団 事 務 25 7.1 消 防 署 の 受 付 ( 通 信 業 務 含 む)の 専 従 20 5.7 防 災 センター 等 関 連 施 設 における 事 務 等 16 4.5 水 利 業 務 25 7.1 業 務 アドバイザー( 業 務 技 術 指 導 ) 19 5.4 その 他 30 8.5 352 ( その 他 の 主 な 回 答 ) 消 防 学 校 における 教 官 補 助 等 外 郭 団 体 事 務 等 管 内 パトロール 消 防 救 急 デジタル 無 線 化 に 関 する 業 務 庶 務 業 務 における 職 域 業 務 アドバイザー ( 業 務 技 術 指 導 ) 19 本 部 (5.4%) 水 利 業 務 25 本 部 (7.1%) 防 災 センター 等 における 事 務 等 16 本 部 (4.5%) 消 防 署 の 受 付 20 本 部 (5.7%) その 他 30 本 部 (8.5%) 消 防 団 事 務 25 本 部 (7.1%) 庁 舎 車 両 管 理 業 務 等 36 本 部 (10.2%) 文 書 の 収 受 60 本 部 (17.0%) 庶 務 関 係 事 務 等 64 本 部 (18.2%) 応 急 手 当 の 普 及 啓 発 57 本 部 (16.2%) 12
9 市 長 部 局 等 における 職 域 内 容 本 部 数 割 合 (%) 車 両 の 運 転 手 17 11.4 守 衛 警 備 員 4 2.7 役 所 の 防 災 消 防 団 関 係 事 務 32 21.5 上 記 以 外 の 役 所 の 内 勤 事 務 35 23.5 学 校 の 用 務 員 12 8.1 公 共 施 設 の 運 営 管 理 31 20.8 廃 棄 物 の 回 収 処 理 6 4.0 その 他 12 8.1 149 ( その 他 の 主 な 回 答 ) 危 機 管 理 業 務 地 域 の 防 犯 パトロール 防 犯 活 動 団 体 の 育 成 市 内 の 各 支 所 連 絡 所 への 配 達 業 務 市 内 の 路 上 喫 煙 禁 止 区 域 等 の 巡 回 業 務 防 犯 交 通 安 全 本 庁 と 公 共 施 設 との 文 書 集 配 業 務 保 育 士 保 健 師 給 食 調 理 員 市 長 部 局 等 における 職 域 廃 棄 物 の 回 収 処 理 6 本 部 (4.0%) その 他 12 本 部 (8.1%) 車 両 の 運 転 手 17 本 部 (11.4%) 守 衛 警 備 員 4 本 部 (2.7%) 公 共 施 設 の 運 営 管 理 31 本 部 (20.8%) 役 所 の 防 災 消 防 団 関 係 事 務 32 本 部 (21.5%) 学 校 の 用 務 員 12 本 部 (8.1%) 上 記 以 外 の 役 所 の 内 勤 事 務 35 本 部 (23.5%) 13
10 再 任 用 職 員 の 職 域 を 拡 大 するための 取 組 1 新 任 及 び 若 年 職 員 の 指 導 担 当 者 又 は 相 談 者 としての 役 割 を 付 与 2 再 任 用 職 員 の 経 験 及 び 技 術 を 伝 える 機 会 を 定 期 的 に 開 催 3 対 象 職 員 にアンケートを 実 施 し 再 任 用 職 場 について 検 討 4 応 急 手 当 指 導 員 の 資 格 を 取 得 し 救 命 講 習 を 実 施 応 急 手 当 の 普 及 啓 発 活 動 の 実 施 5 各 課 において 再 任 用 職 員 の 職 務 を 抽 出 6 再 任 用 職 員 に 対 して 再 任 用 職 員 として 心 構 え 勤 務 条 件 等 の 研 修 を 実 施 7 組 織 要 員 について, 市 長 部 局 とのヒアリング 時 に 協 議 し, 拡 大 に 向 けた 取 組 8 知 識 技 術 を 活 かすことのできるポストの 拡 充 職 域 拡 大 のために 現 職 中 から 多 様 な 業 務 へ の 配 置 を 検 討 9 再 任 用 希 望 者 全 員 を 採 用 できるよう 構 成 市 町 村 に 対 する 理 解 の 求 め 11 職 員 の 高 齢 化 対 策 として 消 防 本 部 が 取 り 組 んでいる 体 力 維 持 の 取 組 1 体 力 測 定 の 実 施 2 外 部 講 師 により 腰 痛 防 止 など 健 康 な 身 体 づくりの 研 修 を 実 施 3 高 齢 職 員 向 けの 機 器 の 導 入 ( 軽 量 機 器 の 整 備 ) 4 職 員 の 体 力 維 持 向 上 を 目 的 とした 体 力 管 理 システムの 構 築 5 体 力 維 持 を 目 的 とした 訓 練 の 実 施 6 体 力 トレーニング 実 施 基 準 や 体 力 テスト 実 施 基 準 を 整 備 再 任 用 職 員 も 含 めて 体 力 管 理 を 実 施 7 体 力 管 理 に 関 する 研 修 の 実 施 12 職 員 の 高 齢 化 対 策 として 消 防 本 部 が 取 り 組 んでいる 安 全 管 理 の 取 組 1 安 全 管 理 規 程 安 全 管 理 要 綱 の 策 定 2 資 機 材 の 軽 量 化 動 力 化 3 公 務 災 害 防 止 のためヒヤリハット 事 例 の 情 報 共 有 と 調 査 13 職 員 の 高 齢 化 対 策 として 消 防 本 部 が 取 り 組 んでいる 衛 生 管 理 の 取 組 1 定 期 健 康 診 断 特 定 健 康 診 断 等 の 結 果 に 基 づく 保 健 師 産 業 医 等 による 指 導 2 健 康 管 理 等 に 関 する 研 修 会 の 実 施 3 健 康 講 演 会 等 の 開 催 4 講 師 を 招 き 食 生 活 の 改 善 による 健 康 管 理 講 習 会 を 実 施 14
主 な 検 討 事 項 ( 案 )について 資 料 5 再 任 用 制 度 の 現 状 及 び 課 題 再 任 用 制 度 を 運 用 するにあたり 職 員 定 数 や 職 員 の 年 齢 別 構 成 の 適 正 化 ( 以 下 職 員 定 数 等 という )を 図 るため 新 規 採 用 職 員 とのバランス 等 を 考 慮 しながら 再 任 用 職 員 を 任 用 している ことから 再 任 用 職 員 を 配 置 するポストが 不 足 していることが 課 題 としてあげられる また 再 任 用 職 員 は 身 体 機 能 の 低 下 等 の 理 由 から 交 替 制 勤 務 ( 警 防 業 務 )に 従 事 させるこ とが 懸 念 される 一 方 で 毎 日 勤 務 経 験 も 少 ない 職 員 が 多 いことから 定 年 退 職 前 に 培 った 知 識 経 験 を 十 分 に 活 用 しているとは 言 い 難 く 再 任 用 職 員 に 従 事 させる 職 域 を 検 討 する 必 要 がある 課 題 再 任 用 職 員 の 配 置 ポストが 不 足 している 再 任 用 職 員 の 知 識 経 験 を 十 分 に 活 用 できていない 再 任 用 制 度 の 現 状 及 び 課 題 を 踏 まえた 検 討 の 方 向 性 職 員 定 数 等 を 踏 まえ 再 任 用 職 員 を 配 置 するポストをいかに 確 保 するか 検 討 する 必 要 がある また 再 任 用 職 員 の 身 体 機 能 の 低 下 を 勘 案 しても 培 った 知 識 経 験 を 活 用 できる 警 防 業 務 の 職 域 や 業 務 経 験 が 少 なくても 知 識 経 験 を 活 用 できる 毎 日 勤 務 の 職 域 また 消 防 職 員 の 知 識 経 験 を 活 用 できる 首 長 部 局 での 職 域 の 検 討 に 加 え さまざまな 職 域 で 活 躍 できる 職 員 の 育 成 に ついても 検 討 していきたい 検 討 の 方 向 性 どのようにして 再 任 用 職 員 のポストを 確 保 するか 再 任 用 職 員 の 知 識 経 験 を 活 用 できる 職 域 にはどのようなものがあるか 再 任 用 職 員 として 活 躍 するための 人 材 育 成 法 はどのようにあるべきか 検 討 会 における 主 な 検 討 事 項 上 記 の 方 向 性 を 踏 まえ 以 下 の 項 目 を 中 心 に 検 討 していきたい 主 な 検 討 事 項 1 再 任 用 職 員 を 配 置 できるポスト( 職 場 )の 確 保 について 職 員 定 数 等 を 踏 まえ どのようにポストを 確 保 すればよいか 2 再 任 用 職 員 がこれまで 培 った 知 識 経 験 を 活 用 できる 職 域 について 交 替 制 勤 務 ( 警 防 業 務 )において 再 任 用 職 員 の 能 力 を 活 用 できる 職 域 身 体 機 能 の 低 下 を 勘 案 しても 知 識 経 験 を 活 用 できる 職 域 にはどのようなものがあるか 毎 日 勤 務 において 再 任 用 職 員 の 能 力 を 活 用 できる 職 域 交 替 制 勤 務 における 知 識 経 験 を 活 用 できる 毎 日 勤 務 の 職 域 にはどのようなものがあるか 消 防 以 外 の 公 務 において 再 任 用 職 員 の 能 力 を 活 用 できる 職 域 の 検 討 どのような 職 域 があり 消 防 職 員 に 適 しているのか 3 再 任 用 職 員 としてさまざまな 職 域 で 活 躍 するための 人 材 育 成 法 について 現 在 再 任 用 職 員 として 職 域 拡 大 するための 教 育 等 は 行 われているのか ジョブローテーションを 機 能 させるにはどのようにしたらよいか 4 再 任 用 職 員 を 積 極 的 に 活 用 するための 体 力 管 理 及 び 安 全 管 理 対 策 について 高 齢 職 員 向 けの 体 力 管 理 安 全 管 理 対 策 としてどのようなものが 考 えられるか 15