資 料 1 1. 保 険 料 納 付 済 期 間 とは 厚 生 年 金 保 険 や 共 済 年 金 に 加 入 していた20 歳 以 上 60 歳 未 満 の 期 間 国 民 年 金 に 加 入 し 保 険 料 を 納 めた 期 間 国 民 年 金 の 第 3 号 被 保 険 者 の 期 間 2.

Similar documents
国民年金

Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章

年 間 収 入 が 130 万 円 未 満 (60 歳 以 上 75 歳 未 満 の 人 や 一 定 障 害 者 の 場 合 は 180 万 円 未 満 )であって かつ 被 保 険 者 の 年 間 収 入 の 2 分 の 1 未 満 である 場 合 は 被 扶 養 者 となります ( 同 居 の

FP知年金_-D-_[本文].indb

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft Word

Microsoft Word - P211-P221ウラ白出力用

[ 組 合 員 期 間 等 の 特 例 ] 組 合 員 期 間 等 については 年 齢 職 種 などにより 過 去 の 制 度 からの 経 過 措 置 が 設 けられ ており 被 用 者 年 制 度 の 加 入 期 間 ( 各 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 など)については 生 年 月 日

<4D F736F F D2095BD90AC E ED957D977B8ED28E918A6982C982C282A282C42E646F63>

被扶養者あり+前納なし

後期高齢者医療制度

年 支 給 開 始 年 齢 図 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 ( 給 料 比 例 部 分 ) 昭 和 29 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 特 別 支 給 の 退 職 共 済 年 老 齢 厚 生 年 昭 和 25 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 退 職 共 済 年

か 行 基 金 代 行 厚 生 年 金 基 金 が 国 に 代 わって 厚 生 年 金 の 事 務 の 一 部 を 行 うこと 基 本 月 額 ( 在 職 老 齢 年 金 ) 給 付 加 給 年 金 経 過 的 加 算 を 除 いた 年 金 月 額 加 算 部 分 を 除 いた 年 金 月 額 支

か 行 繰 上 げ/ 繰 上 げ 支 給 の 国 民 年 金 受 取 額 は 少 なくなるが 年 金 を 早 く 受 け 取 ること 早 期 ( 減 額 ) 支 払 い 65 歳 から 受 け 取 る 年 金 を 前 倒 しで 減 額 して 受 ける 年 金 繰 上 げ 請 求 早 期 に 受 け

第14章 国民年金

<4D F736F F D2095BD90AC E398C8E323793FA95D78BAD89EFDABCDEADD22E646F6378>

年金制度のあらまし

<4D F736F F D208D9196AF8C928D4E95DB8CAF81458D9196AF944E8BE031332D31372E646F63>

Ⅰ 年 金 制 度 昭 和 37 年 12 月 1 日 に 地 方 公 務 員 等 共 済 組 合 法 が 施 行 され 恩 給 から 年 金 へ 昭 和 61 年 4 月 から 20 歳 以 上 60 歳 未 満 のすべての 国 民 が 国 民 年 金 に 加 入 厚 生 年 金 基 金 職 域

(2) 国 民 年 金 の 保 険 料 国 民 年 金 の 第 1 号 被 保 険 者 および 任 意 加 入 者 は, 保 険 料 を 納 めなければなりま せん また,より 高 い 老 齢 給 付 を 望 む 第 1 号 被 保 険 者 任 意 加 入 者 は, 希 望 により 付 加 保 険

目  次

Microsoft Word - T2-09-1_紙上Live_独自給付_①_12分_

(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

平成16年度

保 険 料 は 個 人 ごとに 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 では 被 保 険 者 一 人 ひとりに 保 険 料 を 負 担 していただくことになります 新 たに75 歳 になられた 方 (65 歳 以 上 75 歳 未 満 で 一 定 以 上 の 障 害 があり 認 定 を 受 けた 方 を

240709

平成21年10月30日

Microsoft Word - 基金規約(新).docx

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

鹿 児 島 厚 生 年 金 事 案 600 第 1 委 員 会 の 結 論 申 立 人 は 申 立 期 間 に 係 る 脱 退 手 当 金 を 受 給 していないものと 認 められるこ とから 申 立 期 間 に 係 る 脱 退 手 当 金 の 支 給 の 記 録 を 訂 正 することが 必 要 で

奨学資金の受領から返還までの手続

Ⅲ 相 続 財 産 の 分 割 に 関 する 確 認 事 項 1 遺 言 がありますか? 有 遺 言 公 正 証 書 又 は 家 公 証 人 役 場 等 要 月 日 無 庭 裁 判 所 の 検 認 を 受 否 ( 通 ) けた 遺 言 書 2 死 因 贈 与 があります 有 贈 与 契 約 書 要

全設健発第     号

 

保 険 料 の 軽 減 措 置 均 等 割 額 の 軽 減 1 以 下 の 基 準 によって 均 等 割 額 が 軽 減 されます 軽 減 割 合 は 被 保 険 者 と 世 帯 主 の 総 所 得 金 額 等 の 合 計 額 によって 判 定 します 軽 減 割 合 同 一 世 帯 内 の 被 保

75 歳 以 上 の 方 の 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 75 歳 になると 全 ての 方 が 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 に 加 入 して 医 療 を 受 けます 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 は 東 京 都 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 が 主 体 となり 区

っては 出 産 予 定 日 から 出 生 した 日 から 起 算 して8 週 間 を 経 過 する 日 の 翌 日 までとする ) の 期 間 内 に 当 該 子 に 係 る 最 初 の 育 児 休 業 を 開 始 し かつ 終 了 した 場 合 であって 当 該 子 に 係 る 再 度 の 育 児

<4D F736F F D20836E E819592E88C5E B F944E82548C8E89FC90B3816A5F6A D28F57>

Microsoft Word - y doc

資料2 年金制度等について(山下委員提出資料)

目 次 市 民 税 の 減 免 に つ い て 1 減 免 の 一 般 的 な 留 意 事 項 2 減 免 の 範 囲 お よ び 減 免 割 合 3 1 生 活 保 護 法 の 規 定 に よ る 保 護 を 受 け る 者 3 2 当 該 年 に お い て 所 得 が 皆 無 と な っ た

防府市知的障害者生活協力員紹介事業実施要綱

<4D F736F F D C8E9688D993AE82C994BA82A492F18F6F8F9197DE81698DC58F49816A2E646F6378>

児童扶養手当(大阪府)

Q1 4 月 から 児 童 手 当 の 支 給 額 はどうなるのですか? Q2 児 童 手 当 には 所 得 制 限 が 設 けられるとのことですが 具 体 的 な 基 準 はどのよう になるのですか? Q3 4 月 以 降 児 童 手 当 を 受 け 取 るためには 手 続 きが 必 要 ですか?

<4D F736F F D20944E8BE08EF38B8B8CA08ED282CC82B582A882E E096BE95B6816A E342E32382E646F63>

スライド 1

スライド 1

障害福祉制度あらまし目次

(2) 対 象 となる 方 75 歳 以 上 の 方 65 歳 ~74 歳 の 一 定 の 障 害 をもつ 方 で 申 請 により 広 域 連 合 の 認 定 を 受 けた 方 身 体 障 害 者 手 帳 (1~3 級 及 び4 級 の 一 部 ) 療 育 手 帳 (A1 A2) または 精 神 障

Taro-H19退職金(修正版).jtd

スライド 1

桜井市外国人高齢者及び外国人重度心身障害者特別給付金支給要綱

日本年金機構編 年金相談マニュアル-08 勧奨編(平成24年5月改訂-第06版) 【308頁】サンプル

65 歳 以 上 の 介 護 保 険 料 が 健 康 保 険 に 含 まれていた 時 より 高 額 になったと 思 うのですが 40 歳 から64 歳 までの 健 康 保 険 に 含 まれる 介 護 保 険 分 は 会 社 での 健 康 保 険 のルールに 基 づき 会 社 での 月 額 報 酬 等

【労働保険事務組合事務処理規約】

11 新 型 インフルエンザ 予 防 接 種 健 康 被 害 救 済 給 付 金 ( 注 4) 12 ( 医 薬 品 副 作 用 被 害 救 済 制 度 の) 副 作 用 救 済 給 付 又 は( 生 物 由 来 製 品 感 染 等 被 害 救 済 制 度 の) 感 染 救 済 給 付 ( 注 4)

(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

( 支 給 制 限 ) 第 4 条 市 長 は 前 条 の 規 定 にかかわらず 給 対 象 者 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するとき は 給 金 を 支 給 しないものとする (1) 年 額 405,696 円 以 上 の 公 的 年 金 等 を 受 給 しているとき (2) 生 活

厚 生 年 金 制 度 及 び 年 金 払 い 退 職 給 付 について 日 本 郵 政 共 済 組 合

Microsoft Word - 福祉医療費給付要綱

<4D F736F F D208A6D92E88B928F6F944E8BE E682AD82A082E982B28EBF96E2816A2E646F6378>

昨 年 今 年 退 職 した< 雇 用 保 険 に 関 すること> 1. 雇 用 保 険 ( 失 業 給 付 )を 受 給 予 定 (または 受 給 している) 雇 用 保 険 受 給 資 格 証 のコピー ( 退 職 日 基 本 日 額 処 理 状 況 のわかる 面 ) 日 額 3,611 円 未

7 月 は 算 定 基 礎 届 の 提 出 月 です 算 定 基 礎 届 と は 事 業 主 は 7月 1日 現 在 の 被 保 険 者 すべてについて その 年 の 4月 5月 6月 に 支 給 した 報 酬 について 届 出 をしなければなりません = 図 1 この 届 出 は 毎 年 1回 そ

平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

費 用 負 担 の 原 則 と 負 担 割 合 共 済 組 合 の 行 う 事 業 は 大 別 すると 民 間 の 健 康 保 険 制 度 に 代 わる 短 期 給 付 事 業 公 的 年 金 制 度 の 性 格 を 有 する 長 期 給 付 事 業 組 合 員 の 福 祉 の 増 進 に 資 する

次 世 代 育 成 支 援

老 齢 基 礎 年 金 の 計 算 式 (3) 支 給 開 始 年 齢 老 齢 基 礎 年 金 は 原 則 として 65 歳 から 受 け 取 ることができます なお 希 望 すれば 60 歳 から 64 歳 の 間 でも 年 齢 に 応 じて 一 定 割 合 を 減 額 された 年 金 を 受 け

<4D F736F F D2091DE90458F8A93BE82C991CE82B782E98F5A96AF90C582CC93C195CA92A58EFB82CC8EE888F882AB B315D2E312E A2E646F63>

事 例 3 Q: 父 母 を 被 扶 養 者 として 認 定 できますか?( 父 母 とも 国 民 健 康 保 険 加 入 ) A: 父 母 又 はそのどちらかを 申 請 する 場 合 は 夫 婦 相 互 扶 助 義 務 に 基 づき 父 母 の 収 入 合 算 額 が それぞれに 適 用 される

2 1.ヒアリング 対 象 (1) 対 象 範 囲 分 類 年 金 医 療 保 険 雇 用 保 険 税 備 考 厚 生 年 金 の 資 格 喪 失 国 民 年 金 の 加 入 老 齢 給 付 裁 定 請 求 など 健 康 保 険 の 資 格 喪 失 国 民 健 康 保 険 の 加 入 健 康 保 険

福 岡 厚 生 年 金 事 案 4486 第 1 委 員 会 の 結 論 申 立 人 の 申 立 期 間 については その 主 張 する 標 準 報 酬 月 額 に 基 づく 厚 生 年 金 保 険 料 を 事 業 主 により 給 与 から 控 除 されていたことが 認 められることから 申 立 期

該 介 護 休 業 が 終 了 する 日 までに, 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 が 死 亡 したとき 又 は 離 婚, 婚 姻 の 取 消, 離 縁 等 により 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 との 親 族 関 係 が 消 滅 した とき (3) 配 偶


所 得 の 種 類 と 所 得 金 額 の 計 算 方 法 所 得 の 種 類 要 件 計 算 方 法 事 業 雑 営 業 等 農 業 小 売 業 製 造 業 飲 食 業 理 容 業 保 険 外 交 員 大 工 集 金 人 ピアノ 講 師 など 農 産 物 の 生 産 果 樹 の 栽 培 家 畜 の

就 業 規 則 ( 福 利 厚 生 ) 第 章 福 利 厚 生 ( 死 亡 弔 慰 金 等 ) 第 条 法 人 が 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 民 間 社 会 福 祉 施 設 等 職 員 共 済 規 程 に 基 づき 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 との 間 において 締 結 す

2 窓 口 申 請 方 式 : 申 請 書 を 窓 口 に 提 出 し 指 定 の 金 融 機 関 口 座 へ 振 込 3 窓 口 現 金 受 領 方 式 : 申 請 書 を 郵 送 又 は 窓 口 に 提 出 し 窓 口 で 現 金 を 受 領 申 請 受 付 開 始 日 及 び 申 請 期 限

(2) 懲 戒 については 戒 告 は 3 ヵ 月 減 給 は 6 ヵ 月 停 職 は 9 ヵ 月 4 病 気 休 暇 休 職 欠 勤 により 勤 務 しなかった 職 員 が 再 び 勤 務 するに 至 った 場 合 において 他 の 職 員 との 均 衡 上 必 要 があると 認 められるときは

給 与 支 払 報 告 書 ( 総 括 表 )の 書 き 方 給 与 支 払 報 告 書 ( 総 括 表 ) 宇 城 市 長 様 平 成 25 年 1 月 20 日 提 出 種 別 整 理 番 号 指 定 番 号 ( 宇 城 市 提 出 用 ) 給 与 の 支 払 期 間 平 成 24 年 1 月

被扶養者の資格確認を行います

平成20年度 就学援助費支給事業について

月 収 額 算 出 のながれ 給 与 所 得 者 の 場 合 年 金 所 得 者 の 場 合 その 他 の 所 得 者 の 場 合 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 所 得 を 確 かめ

260701現在 電子申請受付一覧(事務所・事務C).xls

スライド 1

も く じ 1 税 源 移 譲 1 2 何 が 変 わったのか 改 正 の 3 つ の ポイント ポイント1 国 から 地 方 へ 3 兆 円 規 模 の 税 源 が 移 譲 される 2 ポイント2 個 人 住 民 税 の 税 率 構 造 が 一 律 10%に 変 わる 3 ポイント3 個 々の 納

女性のための年金学

目 次 1.あなたが 受 取 る 年 金 について 1 頁 2. 年 金 の 請 求 について 1 頁 3. 支 給 開 始 年 月 と 支 給 期 間 について 2 頁 4. 年 金 の 支 払 方 法 について 2 頁 5. 基 金 の 年 金 について 4 頁 支 給 額 が 変 更 される

260305以降の原稿 疑義照会回答公表資料(一覧化).xls

<4D F736F F D2093C195CA92A58EFB91538E968BC68F8A88EA90C48EC08E7B E646F63>

事務連絡


KYOSAI 号CC2014.indd

<95CA8E86315F8A6D92E8905C8D908F9182C98AD682B782E B8B4C985E8D8096DA2E786C7378>

賃 金 報 酬 給 与 とは ( 労 働 基 準 法 の 賃 金 ) ( 労 働 基 準 法 この 法 律 ) で 賃 金 とは 賃 金 給 料 手 当 賞 与 その 他 名 称 の 如 何 を 問 わず 労 働 の 対 償 として 使 用 者 が 労 働 者 に 支 払 うすべてのものをいう (

Microsoft Word 日本年金機構職員退職手当規程(規程第36号)

日 雇 い 等 の 収 入 の 場 合 前 々 年 1 月 1 日 以 前 から 引 きつづき 前 々 年 分 所 得 額 証 勤 務 先 が 不 特 定 の 日 雇 いをしている 方 前 年 分 確 定 申 告 書 ( 控 ) 前 々 年 1 月 1 日 以 前 から 引 きつづき 前 々 年 分

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

国立大学法人 東京医科歯科大学教職員就業規則

役員退職金支給規程

Q5 育 児 休 業 を 請 求 する 際 の 事 務 手 続 は? A5 育 児 休 業 を 請 求 しようとする 職 員 は, 育 児 休 業 承 認 請 求 書 ( 様 式 第 1 号 )に 子 の 氏 名 や 請 求 する 期 間 等 を 記 入 し, 育 児 休 業 を 始 めようとする1

Transcription:

N P O の 市 民 講 座 15 配 布 資 料 年 金 の もら い 忘 れは ありま せ ん か? 老 齢 年 金 をわかりやすく 解 説 講 師 増 田 文 香 配 布 資 料 資 料 1 資 料 2 年 金 時 効 特 例 法 について 年 金 記 録 1/4~4/4 年 金 給 付 編 1/4~4/4 2011 年 ( 平 成 23 年 ) 9 月 4 日 ( 日 ) 川 口 東 口 キュポ ラ M4 階 会 議 室 1 主 催 N PO 法 人 すこやか 文 化 交 流 協 会

資 料 1 1. 保 険 料 納 付 済 期 間 とは 厚 生 年 金 保 険 や 共 済 年 金 に 加 入 していた20 歳 以 上 60 歳 未 満 の 期 間 国 民 年 金 に 加 入 し 保 険 料 を 納 めた 期 間 国 民 年 金 の 第 3 号 被 保 険 者 の 期 間 2. 保 険 料 免 除 期 間 とは 国 民 年 金 だけに 加 入 している 第 1 号 被 保 険 者 が 保 険 料 を 納 付 することが 困 難 な 場 合 に その 支 払 いを 免 除 された 期 間 ( 全 額 免 除 半 額 免 除 4 分 の3 免 除 4 分 の1 免 除 があり) 3. 合 算 対 象 期 間 (カラ 期 間 )とは 現 行 の 年 金 法 に 整 備 される 前 に 国 民 年 金 に 任 意 加 入 とされていた 期 間 等 で 任 意 加 入 しなかっ たなどの 場 合 は 実 際 の 年 金 額 に 反 映 されないことから カラ 期 間 と 通 称 されています 25 年 の 受 給 資 格 期 間 を 保 険 料 納 付 済 期 間 や 厚 生 年 金 保 険 などの 加 入 期 間 で 満 たせない 人 へ の 救 済 措 置 といえます 国 民 年 金 がスタートした 昭 和 36 年 4 月 1 日 以 降 の 期 間 で 1 厚 生 年 金 保 険 共 済 組 合 などの 加 入 者 に 扶 養 される 配 偶 者 で 昭 和 61 年 3 月 以 前 に 任 意 加 入 しなかった 期 間 ( 一 般 的 には 昭 和 61 年 3 月 までの 婚 姻 期 間 のうち 20 歳 以 上 60 歳 未 満 の 月 数 ) 2 厚 生 年 金 保 険 ( 共 済 組 合 ) 加 入 期 間 のうち20 歳 未 満 の 期 間 及 び60 歳 以 後 の 期 間 3 昭 和 61 年 4 月 1 日 前 に 厚 生 年 金 保 険 などの 脱 退 手 当 金 を 受 けた 昭 和 36 年 4 月 以 降 の 期 間 ( 昭 和 61 年 4 月 以 降 に 保 険 料 納 付 済 み 期 間 や 免 除 期 間 ある 人 ) 4 海 外 居 住 期 間 のうち20 歳 以 降 60 歳 未 満 の 期 間 5 平 成 3 年 3 月 末 までの 期 間 のうち 20 歳 以 上 の 昼 間 部 の 学 生 で 任 意 加 入 しなかった 期 間 6 在 日 外 国 人 のうち 一 定 範 囲 の 人 の 昭 和 57 年 1 月 1 日 前 の 期 間 など 4. 学 生 納 付 特 例 期 間 とは 20 歳 以 上 の 学 生 本 人 の 前 年 所 得 が 一 定 額 以 下 ( )で 申 請 して 承 認 を 受 けた 期 間 学 生 本 人 に 扶 養 親 族 等 がなく118 万 円 以 下 の 所 得 扶 養 親 族 等 ある 学 生 の 場 合 1 人 38 万 円 を 加 算 受 給 資 格 期 間 には 算 入 されるが 年 金 額 へは 反 映 されない 保 険 料 は 10 年 前 までさかのぼって 納 付 することができる 5. 若 年 者 納 付 猶 予 期 間 とは 30 歳 未 満 で 本 人 及 び 配 偶 者 の 所 得 が 一 定 額 以 下 ( )で 申 請 して 承 認 を 受 けた 期 間 前 年 所 得 が 以 下 の 計 算 式 で 計 算 した 金 額 の 範 囲 内 であること ( 扶 養 親 族 等 の 数 +1) 35 万 円 +22 万 円 ( 例 : 単 身 世 帯 の 場 合 57 万 円 まで) 申 請 者 本 人 のほか 配 偶 者 世 帯 主 の 方 も 所 得 基 準 の 範 囲 内 である 必 要 あり 受 給 資 格 期 間 には 算 入 されるが 年 金 額 へは 反 映 されない 保 険 料 は 10 年 前 までさかのぼって 納 付 することができる

資 料 2 もらい 忘 れの 年 金 宙 に 浮 いた 年 金 が 発 生 しやすいケース 平 成 9 年 の 基 礎 年 金 番 号 導 入 前 に 次 の 事 項 がある 場 合 は 要 注 意 です! 会 社 を 転 職 し そのたびに 新 しい 年 金 手 帳 を 作 っている 結 婚 前 に 勤 めていて 結 婚 後 に 国 民 年 金 加 入 した パート 等 で 勤 めていて 厚 生 年 金 には 加 入 してないと 思 っている 昭 和 29 年 4 月 1 日 までに 厚 生 年 金 を 喪 失 し その 後 昭 和 34 年 3 月 31 日 まで 再 加 入 してい ない 派 遣 として 勤 務 していて 雇 用 主 と 勤 務 先 が 相 違 していた 同 じ 会 社 に 勤 務 だが 転 勤 が 多 かった 民 間 会 社 から 公 務 員 へ 転 職 した 厚 生 年 金 と 国 民 年 金 と 加 入 を 繰 り 返 している 国 民 年 金 加 入 中 に 転 居 して 転 居 先 で 新 しい 国 民 年 金 の 手 帳 を 作 った 国 民 年 金 の 特 例 納 付 をした( 昭 和 45 年 49 年 53 年 ) 学 生 時 代 自 分 では 国 民 年 金 の 納 付 しなかったが 親 が 納 めていたかもしれない 配 偶 者 が 何 度 も 転 職 している 結 婚 や 離 婚 で 姓 が 変 わった 養 子 縁 組 や 離 縁 で 姓 の 変 更 をしたことがある 戸 籍 以 外 の 氏 名 文 字 生 年 月 日 を 届 け 出 たことがある 氏 名 が 読 み 間 違 いされやすい

年 金 時 効 特 例 法 について 年 金 記 録 の 訂 正 による 年 金 の 増 額 分 は 時 効 により 消 滅 した 分 を 含 めて ご 本 人 または 遺 族 の 方 へ 全 額 をお 支 払 いします 今 ま で は 年 金 記 録 が 訂 正 された 結 果 年 金 が 増 額 した 場 合 でも 時 効 消 滅 により 直 近 の5 年 間 分 の 年 金 に 限 ってお 支 払 いしていました 具 体 例 1 60 歳 から 年 金 を 受 給 していた 方 で 71 歳 で 追 加 すべき 年 金 記 録 が 見 つかった 場 合 後 で 60 歳 66 歳 71 歳 判 明 5 年 を 超 える 分 は 時 効 消 滅 増 額 分 は5 年 間 分 をさかのぼってお 支 払 全 額 を お 支 払 当 初 当 初 からお 支 払 これからは 具 体 例 2 72 歳 の 時 に 年 金 記 録 が 見 つかり 年 金 の 受 給 資 格 が あることが 分 かった 場 合 65 歳 67 歳 72 歳 時 効 消 滅 5 年 間 分 はさかのぼってお 支 払 全 額 をお 支 払 受 給 権 発 生 の 年 齢 は 個 人 により 異 なります 年 金 時 効 特 例 法 の 成 立 により この 部 分 も 全 期 間 さかのぼってお 支 払 いします 対 象 となる 方 1 1. 既 に 年 金 記 録 が 訂 正 されている 方 1 2 3 年 金 記 録 の 訂 正 により 年 金 額 が 増 えた 方 年 金 ( 老 齢 障 害 遺 族 )の 時 効 消 滅 分 が 全 期 間 遡 って 支 払 われます 年 金 記 録 の 訂 正 により 年 金 の 受 給 資 格 が 確 認 され 新 たに 年 金 をお 支 払 い することとなった 方 年 金 ( 老 齢 障 害 遺 族 )の 時 効 消 滅 分 が 全 期 間 遡 って 支 払 われます 1や2に 該 当 する 方 が 亡 くなられている 場 合 には そのご 遺 族 の 方 未 支 給 年 金 の 時 効 消 滅 分 が 支 払 われます ご 遺 族 の 範 囲 は お 亡 くなりになった 当 時 生 計 を 同 じくされていた 方 に 限 り 配 偶 者 子 父 母 孫 祖 父 母 兄 弟 姉 妹 の 順 となります 2. 今 後 年 金 記 録 が 訂 正 される 方 4 今 後 年 金 記 録 が 訂 正 された 結 果 上 記 1~3と 同 じように 年 金 額 が 増 え る 方 増 額 された 年 金 や 未 支 給 年 金 が 全 期 間 分 支 払 われます

必 要 な 手 続 は 今 後 年 金 記 録 が 訂 正 される 方 記 録 の 訂 正 の 手 続 以 外 に 特 別 の 手 続 は 必 要 ありません 年 金 記 録 の 訂 正 に 合 わせて 自 動 的 に 手 続 を 行 い 5 年 を 経 過 した 分 の 年 金 額 もお 支 払 いします 既 に 年 金 を 受 給 開 始 後 に 年 金 記 録 が 訂 正 されている 受 給 者 の 方 できる 限 り 簡 単 に 手 続 をしていただけるよう あらかじめ 必 要 な 記 載 事 項 を 印 字 した 用 紙 を 順 次 発 送 いたします ( 平 成 19 年 9 月 ~) 今 すぐに 手 続 をしていただくこともできます その 場 合 には お 近 くの 社 会 保 険 事 務 所 に 必 要 な 書 類 をご 提 出 (または 郵 送 )していただきます ようお 願 いいたします 郵 送 で 手 続 をされる 際 に 必 要 となる 用 紙 は 下 記 のお 問 い 合 わせ 先 からお 取 り 寄 せい ただくか 社 会 保 険 庁 ホームページからプリントアウトしていただきますようお 願 い いたします お 手 続 からお 支 払 いまでの 期 間 は 2~3ヶ 月 程 度 です お 支 払 いの 前 に 審 査 結 果 振 込 等 のお 知 らせをいたします 窓 口 での 手 続 の 際 に お 持 ちいただくもの 以 下 の 書 類 をお 持 ちいただきますようお 願 いいたします 年 金 を 受 給 している 方 の 場 合 手 続 にお 越 しの 際 は 年 金 証 書 振 込 通 知 書 など 基 礎 年 金 番 号 年 金 コードが 確 認 できるもの 未 支 給 年 金 を 受 けたことがあるご 遺 族 が 手 続 をされる 場 合 亡 くなられた 方 が 受 けていた 年 金 の 振 込 通 知 書 未 支 給 年 金 支 給 決 定 通 知 書 など 亡 くなられた 方 の 基 礎 年 金 番 号 年 金 コードが 確 認 できるもの 手 続 をされる 方 のご 本 人 確 認 ができる 身 分 証 明 書 ( 運 転 免 許 証 等 ) 振 込 を 希 望 される 金 融 機 関 の 預 金 口 座 の 通 帳 未 支 給 年 金 を 受 けたことがないご 遺 族 が 手 続 をされる 場 合 下 記 のお 問 い 合 わせ 先 に 必 要 となる 書 類 をお 問 い 合 わせください ご 本 人 以 外 の 方 が 代 理 で 手 続 をされる 場 合 は 次 のものをお 持 ちいただきますよう お 願 いいたします 委 任 状 委 任 を 受 けた 方 ( 実 際 に 窓 口 に 来 られる 方 )の 身 分 証 明 書 ( 運 転 免 許 証 等 ) 未 支 給 年 金 とは 年 金 を 受 けられる 方 が 亡 くなられた 時 に まだその 方 へのお 支 払 い が 済 んでいなかった 年 金 のことです 詳 しくは お 近 くの 社 会 保 険 事 務 所 または ねんきんダイヤル 0570-05-1165( 平 日 8:30~17:15)までお 願 いします 社 会 保 険 庁 ホームページ(http://www.sia.go.jp/) 厚 生 労 働 省 社 会 保 険 庁

このパンフレットは お 客 様 から 寄 せられる 年 金 制 度 に 関 する 単 純 な 誤 解 や 勘 違 いによる 質 問 などの 中 で 簡 単 な 説 明 ですぐにご 理 解 や 納 得 いただ けた 事 例 を 集 めて 簡 潔 にまとめています 年 金 制 度 をより 深 くご 理 解 いただくきっかけとしてご 活 用 ください (1) 国 民 年 金 記 録 年 金 手 帳 では 昭 和 35 年 10 月 1 日 加 入 となっているのに 日 本 年 金 機 構 の 年 金 記 録 では 昭 和 36 年 4 月 1 日 加 入 となっているのはなぜですか? 国 民 年 金 保 険 料 の 納 付 は 昭 和 36 年 4 月 から 始 まりました 昭 和 35 年 10 月 から 昭 和 36 年 3 月 までは 国 民 年 金 法 の 準 備 期 間 とな り 保 険 料 の 納 付 は 昭 和 36 年 4 月 から 始 まりました したがって 年 金 の 加 入 記 録 は 昭 和 36 年 4 月 1 日 加 入 と 表 示 してい ます 結 婚 してサラリーマンである 夫 の 被 扶 養 配 偶 者 であったのに 昭 和 61 年 4 月 までの 国 民 年 金 第 3 号 被 保 険 者 の 記 録 が 漏 れています 国 民 年 金 第 3 号 の 制 度 は 昭 和 61 年 4 月 から 始 まりました 昭 和 61 年 3 月 までは 厚 生 年 金 保 険 加 入 者 の 配 偶 者 となっている 場 合 には 国 民 年 金 への 強 制 加 入 義 務 はなく 任 意 加 入 とされていました ( 任 意 加 入 をしていなくても カラ 期 間 1として 年 金 の 受 給 資 格 期 間 に 含 めることができます ) 1. カラ 期 間 : 受 給 資 格 期 間 をみる 場 合 に 期 間 の 計 算 には 入 れるが 年 金 額 には 反 映 されない 期 間 のことです 1/4

国 民 年 金 第 3 号 被 保 険 者 である 妻 の 保 険 料 は 夫 の 給 料 から 天 引 きされ るかたちで 納 付 しているのではないのですか? 夫 のお 給 料 から 天 引 きされているわけではありません 国 民 年 金 第 3 号 被 保 険 者 2の 方 の 保 険 料 は 夫 の 加 入 する 被 用 者 年 金 制 度 から 拠 出 金 として 負 担 されていますので 自 ら 保 険 料 を 納 付 する 必 要 はあ りません 2. 国 民 年 金 第 3 号 被 保 険 者 の 期 間 は 保 険 料 納 付 済 期 間 となります 厚 生 年 金 をかけている 夫 に 扶 養 されている 妻 も 厚 生 年 金 に 加 入 してい るはずでしょう? 厚 生 年 金 保 険 の 加 入 者 は 働 いている 本 人 だけです 厚 生 年 金 保 険 加 入 者 の 被 扶 養 配 偶 者 は 昭 和 61 年 3 月 までは 任 意 加 入 期 間 3として 昭 和 61 年 4 月 以 降 は 国 民 年 金 の 第 3 号 被 保 険 者 として 加 入 していただくことになります 4 3. 任 意 加 入 の 手 続 きをされていない 場 合 は カラ 期 間 になります 4. 妻 が 第 3 号 被 保 険 者 に 該 当 した 時 は 夫 の 勤 務 する 会 社 の 事 業 主 経 由 で 年 金 事 務 所 に 届 出 が 必 要 です (2) 厚 生 年 金 記 録 厚 生 年 金 保 険 被 保 険 者 証 では 昭 和 17 年 1 月 1 日 加 入 となっているのに 日 本 年 金 機 構 から 送 られてきた 記 録 には 昭 和 17 年 6 月 1 日 加 入 となっている のはなぜですか? 厚 生 年 金 保 険 料 の 納 付 は 昭 和 17 年 6 月 から 始 まりました 昭 和 17 年 1 月 に 創 設 された 労 働 者 年 金 保 険 法 5は 昭 和 17 年 5 月 ま で 施 行 準 備 期 間 とし 昭 和 17 年 6 月 から 保 険 料 の 徴 収 を 開 始 しました 5. 労 働 者 年 金 保 険 法 は 昭 和 19 年 10 月 より 厚 生 年 金 保 険 法 に 改 称 されました 2/4

厚 生 年 金 記 録 では 昭 和 19 年 10 月 から 加 入 となっていますが それ 以 前 から 会 社 に 勤 務 していたので 記 録 漏 れでしょうか? 昭 和 19 年 10 月 から 事 務 職 の 方 や 女 性 も 厚 生 年 金 保 険 に 加 入 できる ようになりました 厚 生 年 金 保 険 法 では 過 去 に 度 々 適 用 業 種 の 拡 大 を 行 っており 昭 和 19 年 6 月 から 事 務 職 の 方 や 女 性 の 適 用 受 付 を 始 め 昭 和 19 年 9 月 までを 準 備 期 間 とし 昭 和 19 年 10 月 より 保 険 料 の 徴 収 を 開 始 しました ちなみに 同 時 期 に 常 時 5 人 以 上 の 従 業 員 がいる 法 人 事 業 所 も 厚 生 年 金 保 険 の 適 用 事 業 所 になりました ( 参 考 ) 昭 和 28 年 ~ 教 育 医 療 福 祉 通 信 土 木 建 築 等 の 業 種 を 適 用 業 種 に 追 加 昭 和 61 年 ~サービス 業 農 林 水 産 業 の 業 種 を 適 用 業 種 に 追 加 昭 和 63 年 ~ 従 業 員 が1 人 以 上 の 法 人 事 業 所 を 適 用 事 業 所 に 追 加 65 歳 以 降 も 引 き 続 き 勤 務 していたのに 厚 生 年 金 記 録 を 確 認 すると65 歳 で 退 職 した 扱 いになっているのはなぜですか? 厚 生 年 金 保 険 に 加 入 できる 年 齢 には 上 限 が 定 められています 昭 和 61 年 4 月 から 平 成 14 年 3 月 までは 法 律 上 65 歳 到 達 をもって 厚 生 年 金 保 険 の 資 格 は 喪 失 することとされていたため 上 限 年 齢 以 降 に 引 き 続 き 会 社 にお 勤 めであった 場 合 でも 厚 生 年 金 保 険 の 記 録 はありません ( 保 険 料 の 徴 収 も 行 われておりません ) 平 成 14 年 4 月 1 日 以 降 は 70 歳 まで 加 入 できるように 制 度 が 変 わっ たため 当 時 65 歳 以 上 70 歳 未 満 ( 昭 和 7 年 4 月 2 日 ~ 昭 和 12 年 4 月 1 日 生 まれの 方 )で 在 職 中 の 方 の 厚 生 年 金 記 録 は 途 中 途 切 れて 平 成 14 年 4 月 1 日 付 けで 再 加 入 となっています 在 職 中 65 歳 平 成 14 年 4 月 70 歳 資 格 喪 失 資 格 取 得 資 格 喪 失 3/4

ねんきん 定 期 便 に 記 載 されている 標 準 報 酬 月 額 と 給 与 明 細 を 見 比 べてみ ると 給 与 は 残 業 代 などで 毎 月 変 動 しているのに 標 準 報 酬 月 額 が 変 わっ ていないのはおかしいのではないでしょうか? 標 準 報 酬 月 額 の 変 更 は 原 則 1 年 に1 回 です 標 準 報 酬 月 額 は 毎 年 4 月 ~6 月 に 支 払 われた 給 与 総 額 ( 税 引 き 前 )の 平 均 で 決 められ その 後 は 基 本 給 や 諸 手 当 などの 固 定 的 賃 金 の 変 動 に よって 標 準 報 酬 月 額 に2 等 級 以 上 の 差 が 生 じ 6なければ 翌 年 まで 改 定 され ません したがって 実 際 にその 月 に 受 け 取 っていた 給 与 額 と 異 なる 場 合 があります 6. 変 動 月 から3ヵ 月 間 に 支 払 われた 報 酬 の 平 均 月 額 に 該 当 する 標 準 報 酬 月 額 と 従 来 の 標 準 報 酬 月 額 とに 2 等 級 以 上 の 差 が 生 じる 場 合 平 成 15 年 3 月 以 前 の 賞 与 の 記 録 が 漏 れています 平 成 15 年 3 月 以 前 の 賞 与 については 年 金 記 録 に 記 載 されません 平 成 7 年 4 月 から 平 成 15 年 3 月 までの 間 も 賞 与 から 特 別 保 険 料 をご 負 担 いただいておりましたが 年 金 額 計 算 の 基 礎 とはならないため 年 金 記 録 に 賞 与 の 額 は 記 載 しておりません 平 成 15 年 4 月 以 降 は 総 報 酬 制 が 導 入 されたため 標 準 賞 与 額 として 記 載 しております 若 い 頃 に 会 社 で 働 いていた 期 間 について 記 録 では 脱 退 手 当 金 を 受 け 取 った 事 になっていますが わたしの 年 金 手 帳 には 脱 退 手 当 金 に 関 する 事 は 何 も 記 載 されていません これは 脱 退 手 当 金 を 受 け 取 っていない 証 拠 になるのでは? 脱 退 手 当 金 を 支 給 した 旨 は 厚 生 年 金 保 険 被 保 険 者 証 に ゴム 印 等 で 表 示 することになっていました 脱 退 手 当 金 の 支 給 について 年 金 手 帳 に 何 らかの 記 載 や 表 示 をする 事 務 の 取 り 決 めは 昔 も 現 在 もありませんが 厚 生 年 金 加 入 記 録 に 脱 退 手 当 金 を 受 け 取 った 記 録 がある 方 で 働 いていた 当 時 の 厚 生 年 金 保 険 被 保 険 者 証 に( 脱 )の 表 示 がない 場 合 は 年 金 記 録 が 訂 正 される 場 合 があります ので 最 寄 りの 年 金 事 務 所 に 御 相 談 ください http://www.nenkin.go.jp 4/4

このパンフレットは お 客 様 から 寄 せられる 年 金 制 度 に 関 する 単 純 な 誤 解 や 勘 違 いによる 質 問 などの 中 で 簡 単 な 説 明 ですぐにご 理 解 や 納 得 いただ けた 事 例 を 集 めて 簡 潔 にまとめています よくある 相 談 に 対 する 回 答 は 一 般 的 標 準 的 な 事 例 として 扱 っており ますが 年 金 制 度 は 度 々 改 正 されており お 客 様 の 生 年 月 日 性 別 ご 加 入 の 制 度 や 配 偶 者 の 有 無 などによっては 回 答 が 異 なる 場 合 もありますので お 客 様 ご 自 身 のケースでは 該 当 するか しないかを 実 際 の 年 金 相 談 で 確 認 し ていただき より 深 く 年 金 制 度 をご 理 解 いただくきっかけとしてご 活 用 くだ さい (1) 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 金 の 請 求 60 歳 から 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 金 を 受 け 取 ると 減 額 されるの ですか? 減 額 されません! 厚 生 年 金 保 険 に 加 入 されていた 期 間 が12カ 月 以 上 ある 場 合 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 金 の 報 酬 比 例 部 分 を60 歳 から 1 受 け 取 る 事 ができます 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 金 の 報 酬 比 例 部 分 は 60 歳 から 受 けとったから といって 減 額 はされません また 受 給 権 が 発 生 した 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 金 の 報 酬 比 例 部 分 は 請 求 時 期 を 遅 らせても 増 額 はされません 2 1.60 歳 から: 生 年 月 日 によって 異 なります 必 ずご 自 身 のケースをご 確 認 ください 2. 増 額 はされません :65 歳 以 降 に 受 給 権 発 生 する 老 齢 厚 生 基 礎 年 金 には 請 求 時 期 を 遅 らせて 年 金 額 が 増 額 する 繰 り 下 げ 制 度 があります 1/4

(2) 在 職 中 の 老 齢 厚 生 年 金 在 職 中 は 年 金 を 請 求 しても どうせもらえないのでしょ? 退 職 してからまとめて 受 け 取 る 方 が 得 なのではないでしょうか? 必 ず 停 止 になるわけではありません! 在 職 中 の 老 齢 厚 生 年 金 は 給 料 の 額 3によって 減 額 される 場 合 があります が 必 ず 停 止 になるわけではありません 在 職 中 であっても 年 金 額 の 全 額 を 受 給 できる 場 合 もあります 年 金 の 請 求 を 退 職 するまで 遅 らせたとしても 停 止 された 年 金 額 は 受 け 取 れません なお 在 職 中 であっても 短 時 間 勤 務 のパートや 自 営 業 者 など 厚 生 年 金 保 険 に 加 入 していない 場 合 には 給 料 と 年 金 との 調 整 はされません 3. 給 料 の 額 :( 標 準 報 酬 月 額 )+( 直 近 1 年 の 標 準 賞 与 額 の1/12) 先 月 から 給 料 が 大 きく 下 がったから 年 金 額 は 停 止 が 解 除 され て 受 け 取 る 額 が 増 えるはずなのに 増 えていないのは どうして ですか? 在 職 老 齢 年 金 の 停 止 額 は 標 準 報 酬 月 額 によって 決 まります! 在 職 老 齢 年 金 の 支 給 停 止 額 は その 月 に 実 際 に 受 け 取 った 給 料 によって 決 まるわけではなく 標 準 報 酬 月 額 によって 決 定 します 標 準 報 酬 月 額 は 基 本 給 や 諸 手 当 などの 固 定 的 賃 金 の 変 動 により 従 前 の 標 準 報 酬 月 額 との 間 に2 等 級 以 上 の 差 が 生 じる 場 合 に 変 動 があった 月 から 数 えて4ヶ 月 目 に 変 更 されます したがって 年 金 額 の 増 額 も4ヶ 月 目 からとなります また 退 職 後 に 支 給 停 止 が 解 除 されるのは 被 保 険 者 資 格 喪 失 日 4の 翌 月 からになります 4. 被 保 険 者 資 格 喪 失 日 : 退 職 日 の 翌 日 2/4

(3) 雇 用 保 険 ( 失 業 給 付 )との 調 整 雇 用 保 険 の 失 業 給 付 が 終 了 したのに 年 金 がいつまでたっても 支 払 われません 失 業 給 付 が 終 了 したあと 年 金 の 受 給 再 開 の 手 続 きは 必 要 なの ですか? 支 給 停 止 事 由 該 当 届 の 提 出 がなければ 支 給 再 開 されません 失 業 給 付 を 受 けるようになった 時 に 支 給 停 止 事 由 該 当 届 を 提 出 して いただくと 失 業 給 付 が 終 了 した 後 自 動 的 に 年 金 の 支 払 いが 再 開 します この 届 出 がない 場 合 支 給 再 開 されません (4) 配 偶 者 加 給 年 金 と 振 替 加 算 額 妻 が65 歳 になったら わたし( 夫 )の 年 金 額 が 下 がったのは なぜですか? これまで 夫 が 受 けていた 配 偶 者 加 給 年 金 と 妻 の 老 齢 基 礎 年 金 に 付 く 振 替 加 算 額 が 違 うのはなぜですか? 妻 が 年 金 請 求 をしなければ 私 ( 夫 )に 配 偶 者 加 給 年 金 が 加 算 され 続 け るのでしょうか? 配 偶 者 加 給 年 金 は 配 偶 者 が65 歳 になると 受 け 取 れません 夫 の 年 金 に 加 算 されている 配 偶 者 加 給 年 金 は 妻 が65 歳 になると 消 滅 5 し 代 わりに 妻 が 受 け 取 る 老 齢 基 礎 年 金 に 振 替 加 算 額 が 付 きます 配 偶 者 加 給 年 金 と 振 替 加 算 はそもそも 同 じ 金 額 ではなく それぞれ 受 給 者 本 人 の 生 年 月 日 によって 定 められています 5. 妻 が65 歳 になると 消 滅 : 妻 が 障 害 年 金 や20 年 以 上 加 入 した 老 齢 厚 生 年 金 又 は 退 職 共 済 年 金 を 受 給 できる 場 合 には 65 歳 未 満 であっても 加 給 年 金 は 加 算 されません 3/4

(5) 厚 生 年 金 基 金 厚 生 年 金 の 上 乗 せ 年 金 である 厚 生 年 金 基 金 に 加 入 していたのに 同 年 代 の 受 給 者 に 比 べて 年 金 額 が 著 しく 低 いので 損 をしているのではないでしょ うか? 60 歳 以 降 に 厚 生 年 金 基 金 に 加 入 する 事 業 所 で 勤 務 してましたが 退 職 しても 厚 生 年 金 の 額 に 反 映 されていません 厚 生 年 金 基 金 の 代 行 部 分 も 合 わせてお 考 えください 厚 生 年 金 基 金 の 加 入 期 間 については 基 金 が 国 の 老 齢 厚 生 年 金 の 一 部 を 代 行 して 給 付 することになっていますので 国 から 支 払 する 金 額 は 基 金 に 加 入 していなかった 場 合 より 少 なくなります また 厚 生 年 金 加 入 期 間 が480カ 月 を 超 えている 方 が 60 歳 以 降 に 基 金 加 入 の 事 業 所 で 勤 務 した 場 合 その 期 間 に 係 る 年 金 は 基 金 の 年 金 に 反 映 されるため 厚 生 年 金 基 金 の 代 行 部 分 の 金 額 とあわせてお 考 えください (6)65 歳 からの 老 齢 厚 生 年 金 老 齢 基 礎 年 金 65 歳 になったら 老 齢 厚 生 年 金 はもらえなくなるの? 65 歳 になった 際 に 支 給 額 変 更 通 知 書 が 送 られてきましたが 老 齢 厚 生 年 金 の 額 が 減 っているのは なぜでしょうか? 65 歳 になった 時 に 届 く 年 金 決 定 通 知 書 支 給 額 変 更 通 知 書 の 変 更 理 由 欄 に 65 歳 に 達 したため 老 齢 厚 生 年 金 を 受 給 する 権 利 がなくなりました と 記 載 され てましたが 年 金 がもらえなくなってしまうのですか? 引 き 続 き 受 給 できます! 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 金 は65 歳 に 達 すると その 受 給 権 は 消 滅 し 同 時 に 新 た に65 歳 からの 老 齢 厚 生 年 金 と 老 齢 基 礎 年 金 の 受 給 権 が 発 生 します 実 質 年 金 額 が 下 がっているわけではなく 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 金 の 内 訳 であった 報 酬 比 例 部 分 及 び 定 額 部 分 の 金 額 が 65 歳 からはそれぞれ 老 齢 厚 生 年 金 老 齢 基 礎 年 金 として 支 給 されます http://www.nenkin.go.jp 4/4