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Transcription:

写 10 町 監 第 75 号 の3 2010 年 7 月 29 日 請 求 人 様 町 田 市 監 査 委 員 小 西 弘 子 同 木 下 健 治 同 佐 藤 洋 子 同 藤 田 学 町 田 市 住 民 監 査 請 求 監 査 結 果 通 知 書 ( 町 田 市 職 員 措 置 請 求 について) 2010 年 6 月 2 日 付 けで 請 求 のあった 標 記 のことについて 地 方 自 治 法 第 242 条 第 4 項 の 規 定 により 監 査 した 結 果 を 次 のとおり 通 知 します

第 1 請 求 の 受 付 ( 注 ) 年 の 表 記 は 原 則 として 西 暦 を 用 いている 1 請 求 人 2 請 求 書 の 提 出 2010 年 6 月 2 日 3 請 求 の 内 容 (1) 主 張 事 実 ( 要 旨 ) 町 田 市 ( 以 下 市 という )は 町 田 市 リサイクル 公 社 ( 以 下 公 社 という ) とイベントごみ 減 量 普 及 事 業 委 託 契 約 ( 以 下 委 託 契 約 という )を 締 結 してい る 公 社 は 当 該 事 業 の 一 部 である 町 田 市 内 イベント 実 態 調 査 事 業 ( 以 下 イベント 実 態 調 査 事 業 という )をNPO 法 人 町 田 発 ゼロ ウェイストの 会 ( 以 下 N PO 法 人 という )に 再 委 託 し 委 託 料 39 万 4 千 円 を 支 払 っている しかし NPO 法 人 が 公 表 している 2009 年 度 特 定 非 営 利 活 動 に 係 る 事 業 の 会 計 部 門 別 収 支 計 算 書 によると この 事 業 に 要 した 支 出 額 は11 万 2,480 円 であり 差 異 が 生 じている このことから 市 がイベント 実 態 調 査 事 業 の 再 委 託 料 について 支 出 先 での 使 用 内 容 あるいは 決 算 内 容 を 検 証 せずに 支 払 ったことは 不 適 切 な 支 出 であると 考 え る (2) 措 置 要 求 ア 市 が 公 社 と 委 託 契 約 を 締 結 している 業 務 のうち 再 委 託 にかかるイベント 実 態 調 査 事 業 について 再 委 託 先 のNPO 法 人 に 事 業 活 動 の 支 出 明 細 と 委 託 料 の 精 算 書 を 提 出 させ 再 委 託 料 の 確 定 精 算 を 行 い 差 額 の 返 還 を 求 めるなど 必 要 な 措 置 を 講 じること イ 今 後 本 件 のような 不 適 切 な 事 態 が 再 発 しないよう 行 政 における 仕 組 み 作 りを すること 4 請 求 の 要 件 審 査 本 件 請 求 は 地 方 自 治 法 ( 昭 和 22 年 法 律 第 67 号 ) 第 242 条 所 定 の 要 件 を 備 え ているものと 認 めた -1 -

第 2 監 査 の 実 施 1 監 査 対 象 事 項 市 が 公 社 に 対 し 委 託 料 として 支 払 った1,396 万 8,150 円 のうち 公 社 が NPO 法 人 に 再 委 託 し 委 託 料 として 支 払 った39 万 4 千 円 は 違 法 不 当 な 公 金 の 支 出 であるか 否 かを 監 査 対 象 とした 2 監 査 対 象 部 環 境 資 源 部 を 監 査 対 象 とした 3 証 拠 の 提 出 及 び 陳 述 請 求 人 は 事 実 証 明 書 1~9( 後 記 )を 提 出 した 地 方 自 治 法 第 242 条 第 6 項 の 規 定 に 基 づき 2010 年 6 月 21 日 に 請 求 人 の 陳 述 の 聴 取 を 行 った その 際 地 方 自 治 法 第 242 条 第 7 項 の 規 定 に 基 づき 環 境 資 源 部 職 員 が 立 ち 会 った また 同 日 に 環 境 資 源 部 長 の 陳 述 の 聴 取 を 行 った その 際 地 方 自 治 法 第 242 条 第 7 項 の 規 定 に 基 づき 請 求 人 が 立 ち 会 った 4 関 係 職 員 に 対 する 事 情 聴 取 2010 年 7 月 5 日 に 環 境 資 源 部 長 同 部 ごみ 減 量 課 長 に 対 して 事 情 聴 取 を 行 った 第 3 監 査 の 結 果 1 事 実 関 係 の 確 認 (1) 市 と 公 社 との 委 託 契 約 について 市 は2009 年 7 月 1 日 市 内 で 行 われるイベント 等 において 排 出 されるごみ 減 量 を 達 成 する 目 的 で 公 社 とイベントごみ 減 量 普 及 事 業 を 委 託 する 委 託 契 約 を 締 結 した (2) 市 と 公 社 との 委 託 契 約 の 金 額 について 市 は 公 社 から 提 出 された 見 積 書 の 内 容 を 精 査 し 契 約 金 額 1,396 万 8,150 円 で 委 託 契 約 を 締 結 した (3) 市 と 公 社 との 委 託 契 約 の 内 容 について 委 託 契 約 の 仕 様 書 によると 履 行 期 限 は 契 約 日 から 翌 年 3 月 末 日 とし 業 務 の 範 囲 は (1) 利 用 促 進 業 務 (2) 受 付 業 務 (3) 助 言 相 談 業 務 (4) 分 別 ステー ションの 設 置 運 営 支 援 業 務 (5)エコ 食 器 導 入 支 援 業 務 (6) 回 収 業 務 (7) 記 録 の 整 理 及 び 報 告 業 務 (8) 調 査 業 務 である -2 -

(4) 市 と 公 社 との 委 託 契 約 の 契 約 締 結 から 検 査 支 払 までの 流 れについて ア 2009 年 7 月 1 日 市 は 公 社 と 委 託 契 約 を 締 結 した イ 市 が 公 社 に 支 払 う 委 託 料 は 契 約 時 に2 分 の1を 支 払 い 契 約 期 間 の 終 了 時 に 2 分 の1を 支 払 い 契 約 期 間 終 了 の 日 に 精 算 を 行 うものとされている ウ 2009 年 7 月 6 日 付 けで 公 社 から 市 に 対 し イベントごみ 減 量 普 及 事 業 委 託 の 一 部 再 委 託 について( 承 認 願 い) が 提 出 され 同 日 市 は 業 務 委 託 契 約 約 款 第 5 条 の 規 定 に 基 づき 再 委 託 を 承 認 した エ 2009 年 11 月 11 日 付 けで 公 社 から 市 に 対 して 第 1 回 目 の 委 託 料 の 請 求 書 が 提 出 された オ 2009 年 12 月 10 日 市 は 契 約 に 基 づき 委 託 料 の2 分 の1である698 万 4,075 円 を 支 払 った カ 2010 年 3 月 31 日 付 けで 公 社 から 市 に 対 してイベント 実 態 調 査 事 業 の 調 査 報 告 書 が 提 出 された キ 2010 年 4 月 15 日 付 けで 公 社 から 市 に 対 して 委 託 契 約 を 締 結 した 業 務 全 体 の 実 績 報 告 書 が 提 出 された ク 2010 年 4 月 15 日 市 は 公 社 から 提 出 された 各 報 告 書 により 委 託 契 約 を 締 結 した 業 務 全 体 の 履 行 状 況 を 確 認 し 2010 年 3 月 31 日 付 けで 検 査 の 合 格 証 を 発 行 した ケ 2010 年 4 月 22 日 付 けで 公 社 から 市 に 対 して 第 2 回 目 の 委 託 料 の 請 求 書 が 提 出 された コ 2010 年 5 月 10 日 市 は 委 託 料 の2 分 の1である698 万 4,075 円 を 支 払 った サ 公 社 から 市 に 対 して 2010 年 5 月 13 日 付 けの 平 成 21 年 度 (2009 年 度 ) 粗 大 ごみ 等 リサイクル 事 業 業 務 委 託 料 の 精 算 について と 題 する 報 告 書 が 提 出 された この 報 告 書 により すでに 支 払 われた1,396 万 8,150 円 か ら 事 業 費 合 計 額 956 万 4,503 円 を 差 し 引 いた440 万 3,647 円 が 2010 年 5 月 20 日 市 に 戻 入 された (5) 公 社 がNPO 法 人 に 再 委 託 した 業 務 内 容 及 び 金 額 について 再 委 託 契 約 の 業 務 内 容 は 町 内 会 自 治 会 商 店 街 大 学 等 で 行 われるイベント 20か 所 について 現 地 調 査 と 聞 き 取 り 調 査 を 行 うイベント 実 態 調 査 事 業 とした 再 委 託 の 契 約 金 額 は56 万 5 千 円 (20か 所 を 限 度 とする)とし 調 査 箇 所 が 20か 所 に 満 たない 場 合 は 1か 所 当 たり2 万 8,250 円 を 減 額 するものとする ことになっている (6) 公 社 がNPO 法 人 に 再 委 託 した 業 務 の 履 行 確 認 について 市 は 公 社 から2010 年 3 月 31 日 付 けで 提 出 されたイベント 実 態 調 査 事 業 の 調 査 報 告 書 により 公 社 がNPO 法 人 に 再 委 託 した 業 務 の 履 行 状 況 を 確 認 した -3 -

2 関 係 職 員 の 説 明 (1) 市 と 公 社 との 再 委 託 の 手 続 について 2009 年 7 月 6 日 付 けで 公 社 から 市 に 対 し イベントごみ 減 量 普 及 事 業 委 託 の 一 部 再 委 託 について( 承 認 願 い) が 提 出 され 市 は 内 容 を 確 認 し 問 題 がないと 認 めたことから 同 日 付 けで 業 務 委 託 契 約 約 款 第 5 条 の 規 定 に 基 づき 再 委 託 を 承 認 し た (2) 公 社 がNPO 法 人 に 再 委 託 した 業 務 内 容 と 契 約 金 額 について 再 委 託 契 約 の 業 務 内 容 はイベント 実 態 調 査 事 業 で 契 約 金 額 については 再 委 託 の 承 認 願 いに 添 付 されていた 公 社 とNPO 法 人 との 業 務 委 託 契 約 書 の 仕 様 書 で 56 万 5 千 円 (20か 所 を 限 度 とする) 20か 所 に 満 たない 場 合 は1か 所 当 たり 2 万 8,250 円 を 減 額 すると 定 めている (3) 公 社 がNPO 法 人 に 再 委 託 した 業 務 の 履 行 確 認 と 支 払 について 再 委 託 した 業 務 については NPO 法 人 から 公 社 に 対 し 町 田 市 内 イベント 実 態 調 査 報 告 書 が 提 出 されている 公 社 は この 報 告 書 によってNPO 法 人 が 行 った 14か 所 のイベント 実 態 調 査 の 履 行 状 況 を 確 認 し 契 約 の 目 的 を 満 たしていると 認 めた 上 で NPO 法 人 からの 請 求 に 基 づき39 万 4 千 円 を 支 払 った 請 求 書 によると NPO 法 人 は 56 万 5 千 円 -2 万 8,250 円 6か 所 を 56 万 5 千 円 -2 万 8,500 円 6か 所 に 値 引 きして 請 求 している (4) 公 社 がNPO 法 人 に 再 委 託 した 業 務 の 履 行 確 認 について 再 委 託 した 業 務 については NPO 法 人 から 公 社 に 提 出 された 報 告 書 が 市 に 提 出 されており 市 は この 報 告 書 によって 業 務 の 履 行 確 認 をした 報 告 書 には 実 際 に 調 査 を 行 っていなければ 書 くことのできない 詳 細 な 内 容 が 記 載 されており 案 内 図 や 配 置 図 なども 添 付 されていることから 適 正 に 業 務 が 履 行 されたと 確 認 した (5) 市 と 公 社 との 委 託 料 の 支 払 について 委 託 契 約 の 委 託 料 については 公 社 から 提 出 された 各 報 告 書 により 委 託 契 約 を 締 結 した 業 務 全 体 の 履 行 状 況 を 確 認 した 上 で 支 払 をし 契 約 期 間 満 了 後 に 不 用 額 の 精 算 を 行 っている 3 判 断 本 件 請 求 において 請 求 人 は 町 田 市 長 が 公 社 に 対 し 支 出 した 委 託 料 のうち 再 委 託 先 であるNPO 法 人 に 支 払 われた 金 額 とNPO 法 人 が 委 託 業 務 に 要 した 費 用 の 差 異 が 違 法 不 当 な 公 金 の 支 出 であり これにより 市 が 被 った 損 害 につき 差 額 相 当 額 の 返 還 を 求 めるなど 損 害 を 補 填 するための 必 要 な 措 置 及 び 今 後 の 損 害 を 未 然 に 防 止 するため の 行 政 の 仕 組 み 作 りを 求 めていると 解 される そこで 以 下 このことについて 前 記 事 実 関 係 の 確 認 関 係 職 員 の 説 明 関 係 資 料 の 調 査 に 基 づき 次 のように 判 断 する -4 -

(1) 市 が 公 社 に 支 出 した 委 託 料 は 違 法 不 当 な 支 出 であるか 公 社 がNPO 法 人 に 再 委 託 した 業 務 については NPO 法 人 から 公 社 に 提 出 され た 報 告 書 が 市 に 提 出 されている 市 はこの 報 告 書 に 基 づき 再 委 託 を 承 認 した 業 務 についても 履 行 の 確 認 をしている この 報 告 書 には イベントの 内 容 などが 詳 細 に 記 載 されており 実 際 に 調 査 を 行 わなければ 作 成 できないと 考 えられる 報 告 書 であ るため NPO 法 人 が 契 約 内 容 どおりに 業 務 を 履 行 したと 判 断 できるものである 公 社 は この 報 告 書 により 業 務 の 履 行 状 況 を 確 認 した 上 で NPO 法 人 からの 請 求 に 基 づき 委 託 料 の 支 払 をしている また 市 も 同 様 に 報 告 書 により 業 務 の 履 行 状 況 を 確 認 した 上 で 公 社 がNPO 法 人 に 支 払 った 金 額 と 同 額 を 委 託 料 の 一 部 として 公 社 に 支 払 っている このことから 本 件 支 出 は 違 法 不 当 な 支 出 とはいえない 4 結 論 本 件 支 出 は 違 法 不 当 な 支 出 ではないことから 請 求 人 の 主 張 には 理 由 がない -5 -

資 料 ( 町 田 市 職 員 措 置 請 求 書 ) 町 田 市 職 員 措 置 請 求 書 1. 請 求 の 要 旨 誰 が( 請 求 の 対 象 職 員 ) 町 田 市 長 ( 環 境 資 源 部 ) いつ どのような 財 務 会 計 行 為 を 行 っているか 町 田 市 は リサイクル 公 社 と 町 田 市 イベントごみ 減 量 普 及 業 務 委 託 契 約 を 締 結 してい る リサイクル 公 社 は 町 田 発 ゼロ ウェイストの 会 と1の 業 務 委 託 契 約 を 締 結 して いる 1 業 務 委 託 契 約 書 委 託 件 名 : 町 田 市 内 イベント 実 態 調 査 事 業 委 託 契 約 確 定 日 :2009 年 7 月 10 日 履 行 期 限 :2009.7.10~2010.3.31 2 上 記 契 約 についてNPO 法 人 町 田 発 ゼロ ウェイストの 会 の 見 積 書 をもとに 委 託 契 約 金 394,000 円 を 支 払 った その 行 為 は どのような 理 由 で 違 法 不 当 なのか 委 託 業 者 を 決 定 する 手 続 きにおいては 公 平 性 透 明 性 が 求 められるが 委 託 料 の 積 算 等 においても 同 様 だと 考 える 委 託 料 の 積 算 が 不 透 明 では 業 者 決 定 の 妥 当 性 について 説 明 ができないが 一 方 委 託 料 の 算 定 方 法 を 明 確 に 示 しえたとしても その 後 のフォローがなければ 委 託 料 の 支 払 い に 疑 義 が 残 る このこと 即 ち 公 平 性 透 明 性 の 確 保 は 契 約 のなかでも 特 命 随 意 契 約 においては 決 定 的 に 重 要 であると 考 える 当 該 事 業 の 再 委 託 先 のNPO 法 人 がすでに 公 表 している 2009 年 度 特 定 非 営 利 活 動 に 係 る 事 業 の 会 計 部 門 別 収 支 計 算 書 と リサイクル 公 社 と 委 託 契 約 し 請 求 した 金 額 に 差 異 が 生 じている 町 田 市 が 委 託 料 の 支 出 先 での 使 用 内 容 或 は 決 算 内 容 の 検 証 をせずに 支 払 ったこと は 不 適 切 であると 考 える その 結 果 どのような 損 害 が 市 に 生 じているのか 契 約 および 委 託 料 支 出 の 透 明 性 が 疑 われ 委 託 事 業 が 経 済 性 効 率 性 等 の 観 点 から 見 ても 妥 当 であったか 疑 義 が 残 る また 市 民 の 税 金 が 不 当 に 使 われることとなる どのような 措 置 を 請 求 するのか 1 町 田 市 は リサイクル 公 社 に 対 し 以 下 のことをさせること リサイクル 公 社 は 委 託 先 のNPO 法 人 に 対 し 事 業 活 動 の 支 出 明 細 と 委 託 料 の 清 算 -6 -

書 を 提 出 させ 委 託 料 の 確 定 清 算 を 行 い 差 額 を 返 還 させること 2 前 述 のような 不 適 切 な 事 態 が 再 発 しないよう 行 政 における 仕 組 み 作 りを 要 望 する 別 紙 :1NPO 法 人 町 田 発 ゼロ ウェイストの 会 総 会 議 案 書 ( 他 2 件 との 共 用 資 料 )2 起 案 書 3 業 務 委 託 契 約 書 4 業 務 委 託 契 約 約 款 5 業 務 委 託 仕 様 書 6 情 報 セキュリティ 確 保 個 人 情 報 保 護 のための 外 部 委 託 管 理 に 関 する 特 記 仕 様 書 7 見 積 書 8 支 出 負 担 行 為 兼 命 令 整 理 票 9 町 田 市 内 イベント 実 態 調 査 報 告 書 ( 以 上 原 文 のまま 掲 載 ) -7 -