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疑わしい取引の参考事例

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Transcription:

サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 アンケート 調 査 結 果 1 調 査 実 施 のあらまし (1) 調 査 目 的 サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 の 普 及 やサービスの 質 の 向 上 を 目 指 して 平 成 23 年 10 月 の 制 度 開 始 から 多 様 な 形 態 が 現 れてきている 実 態 を 捉 えるとともに そ の 状 況 を 明 らかにし 社 会 に 発 信 する (2) 調 査 時 期 平 成 24 年 8 月 21 日 ( 火 )~9 月 12 日 ( 火 ) (3) 調 査 対 象 東 京 都 内 サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 81 ヵ 所 ( ) (4) 実 施 方 法 郵 送 による 送 付 郵 送 による 回 収 (5) 回 答 状 況 37/81 ヵ 所 ( 回 収 率 :45.6) (6) 調 査 項 目 (1) 区 市 町 村 名 (2) 総 戸 数 (3) 法 人 種 別 (4) 法 人 の 業 種 (5) 賃 料 ( 家 賃 + 管 理 費 + 生 活 支 援 サービス 費 ) (6) 居 室 の 広 さ (7) 高 齢 者 住 宅 事 業 への 参 入 理 由 (8) 入 居 者 像 ( 介 護 度 ) (9) 併 設 事 業 所 (10) 訪 問 介 護 事 業 所 の 提 供 体 制 (11) 連 携 している 医 療 福 祉 関 連 の 事 業 所 (12) 個 室 の 整 備 (13) 共 用 の 設 備 (14) 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 指 定 の 有 無 (15)サークル 活 動 (16) 配 置 職 種 (17) 夜 間 の 職 員 配 置 の 有 無 (18)サー ビス 内 容 (19) 支 援 で 困 難 と 感 じていること (20) 運 営 で 困 難 と 感 じていること (21) 今 後 の 新 たな 高 齢 者 住 宅 の 設 置 予 定 (22) 高 齢 者 への 支 援 や 運 営 面 での 工 夫 や 配 慮 (23) 高 齢 者 住 宅 の 普 及 に 向 けて 必 要 だと 感 じていること サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 事 業 登 録 制 度 により 登 録 されている 高 齢 者 住 宅 102 か 所 に 送 付 したが 建 設 中 のため 届 かないサービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 が 21 か 所 あった そのた め 母 数 を 81 か 所 としている サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 事 業 登 録 制 度 ( 東 京 都 福 祉 保 健 財 団 hp) http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/juutaku_seisaku/koureitintai_service.htm

2 調 査 結 果 (1) 地 域 回 答 のあったサービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 ( 以 下 高 齢 者 住 宅 )は 区 部 と 市 町 村 部 はおよそ 半 々となりました 区 部 が 51.4 市 町 村 部 が 48.6です (2) 戸 数 回 答 頂 いた 戸 数 の 総 数 は 1,155 戸 で 1 住 宅 あたりの 平 均 は 31.2 戸 となりまし た しかし 最 も 少 ない 戸 数 が5 戸 最 も 多 い 戸 数 が 99 戸 となっており バラツ キが 大 きいことが 特 徴 です 今 回 の 調 査 では 100 戸 を 超 える 高 齢 者 住 宅 は 見 ら れませんでした (3) 法 人 種 別 株 式 会 社 が 約 7 割 と 最 も 多 い 社 会 福 祉 法 人 医 療 法 人 は 約 1 割 となっている 高 齢 者 住 宅 を 運 営 する 法 人 種 別 では 株 式 会 社 が 最 も 多 く 67.6(25 か 所 )と なりました その 他 の 法 人 はおよそ1 割 で 社 会 福 祉 法 人 が 13.5(5 か 所 ) 医 療 法 人 が 10.8(4 か 所 ) 有 限 会 社 が 8.1(3 か 所 )となっています (4) 法 人 の 業 種 最 も 多 い 業 種 は 介 護 福 祉 で7 割 次 いで 医 療 が1 割 となっている 高 齢 者 住 宅 を 運 営 する 法 人 の 主 となる 業 種 について 伺 ったところ 介 護 福 祉 が 70.3(26 か 所 )で 最 も 多 い 業 種 となりました 次 いで 多 かった 業 種 は 医 療 で 10.8(4 か 所 ) 不 動 産 8.1(3 か 所 )となっています 建 設 と の 回 答 はありませんでした また 法 人 の 種 別 と 法 人 の 業 種 のクロス 集 計 をとってみると 以 下 の 表 の 通 り 介 護 福 祉 の 事 業 を 行 っている 株 式 会 社 が 多 く 高 齢 者 住 宅 を 運 営 しているこ とが 分 かります 表 1 法 人 の 種 別 ごとに 見 た 法 人 の 業 種 1 不 動 産 3 医 療 4 介 護 福 祉 5 その 他 総 計 1 株 式 会 社 8.1 0.0 48.6 10.8 67.6 2 有 限 会 社 0.0 0.0 8.1 0.0 8.1 3 医 療 法 人 0.0 10.8 0.0 0.0 10.8 4 社 会 福 祉 法 人 0.0 0.0 13.5 0.0 13.5 総 計 8.1 10.8 70.3 10.8 100.0

(5) 賃 料 賃 料 については 高 齢 者 住 宅 の 中 でランクを 設 けているところもあります 最 も 低 い 賃 料 の 平 均 が 12 万 7,561 円 最 も 高 い 賃 料 の 平 均 が 15 万 3,872 円 回 答 のあった 高 齢 者 住 宅 のうち 最 も 低 かった 賃 料 は 6 万 8,000 円 最 も 高 い 賃 料 が 39 万 1,000 円 となっており バラツキが 大 きい 今 回 のアンケートでは 賃 料 として 家 賃 と 管 理 費 と 生 活 支 援 サービ ス 費 ( 安 否 確 認 と 生 活 相 談 サービスの 費 用 ) を 合 計 した 金 額 について 伺 いました 高 齢 者 住 宅 では 賃 料 設 定 を 複 数 にしている 場 合 もありますので 最 も 低 い 賃 料 と 最 も 高 い 賃 料 について 伺 ったところ 最 も 低 い 賃 料 の 平 均 では 12 万 7,561 円 となり 一 方 最 も 高 い 賃 料 の 平 均 が 15 万 3,872 円 となりました 13 万 ~15 万 というのが 高 齢 者 住 宅 の 相 場 と 言 えます しかし 最 も 低 い 賃 料 を 設 定 していた 高 齢 者 住 宅 では 6 万 8,000 円 最 も 高 い 賃 料 を 設 定 していた 高 齢 者 住 宅 では 39 万 1,000 円 となっており バラツキが 極 めて 大 きい 状 況 です(ただし 賃 料 が 高 い 高 齢 者 住 宅 は2 人 用 の 可 能 性 もあるが 本 調 査 ではそこまで 伺 っていない) (6) 居 室 の 広 さ 居 室 の 広 さでは 最 も 狭 い 設 定 をしている 居 室 の 平 均 が 25.1 m2 最 も 広 い 居 室 の 平 均 が 32.6 m2 回 答 のあった 高 齢 者 住 宅 のうち 最 も 居 室 が 狭 い 高 齢 者 住 宅 が 18 m2で 最 も 広 い 高 齢 者 住 宅 は 58.8 m2となっており バラツキが 大 きい 居 室 の 広 さについては 1つの 高 齢 者 住 宅 の 中 に 複 数 の 居 室 の 広 さがある 高 齢 者 住 宅 もあるので 住 宅 の 中 で 最 も 狭 い 居 室 面 積 と 最 も 広 い 居 室 面 積 について 伺 った 結 果 は 一 番 狭 い 居 室 の 平 均 が 25.1 m2となっており これは 高 齢 者 住 宅 の 登 録 基 準 ( 原 則 )25 m2とほぼ 同 様 の 広 さとなっています 一 方 一 番 広 い 居 室 の 平 均 は 32.6 m2となりました また 調 査 の 中 で 最 も 狭 い 居 室 だったのは 18 m2であり これは 高 齢 者 住 宅 の 登 録 に 関 して 居 間 食 堂 台 所 その 他 の 住 宅 の 部 分 が 高 齢 者 が 共 同 して 利 用 す るため 十 分 な 面 積 を 有 する 場 合 に 認 められる 最 も 狭 い 居 室 面 積 となっています 今 回 の 調 査 の 中 で 原 則 居 室 面 積 の 25 m2を 満 たしていない 高 齢 者 住 宅 は 12 か 所 で 回 答 のあった 高 齢 者 住 宅 の 32.4を 占 めています 東 京 のような 都 市 部 にお いては 25 m2を 確 保 するのが 難 しい 背 景 が 予 想 されます 一 方 最 も 広 い 居 室 だったのは 58.8 m2であり 前 問 の 賃 料 と 同 じように 大 きな バラツキが 見 られます(ただし 賃 料 が 高 い 高 齢 者 住 宅 は2 人 用 の 可 能 性 もある が 本 調 査 ではそこまで 伺 っていない)

(7) 高 齢 者 住 宅 への 参 入 理 由 6 割 が 法 人 の 方 針 と 一 致 していたため と 回 答 している 次 いで 土 地 建 物 の 確 保 ができたため が4 割 強 となっている 補 助 金 等 の 資 金 援 助 が 受 けられるた め は1 割 に 満 たない 高 齢 者 住 宅 への 参 入 理 由 に 当 てはまるもの 上 位 2つについて 伺 ったところ 最 も 多 かった 回 答 は 法 人 の 方 針 と 一 致 していたため で 59.5(22 か 所 )となり ました 次 いで 多 かったのが 土 地 建 物 の 確 保 ができたため で 45.9(17 か 所 )となっています 一 方 補 助 金 等 の 資 金 援 助 が 受 けられるため は 8.1(3 か 所 )と 少 なく 安 定 的 な 収 益 が 見 込 めたため も 5.4(2 か 所 )と 少 なくなっています こう したことから 考 えると 高 齢 者 住 宅 の 普 及 を 進 めていくためには 補 助 金 等 の 整 備 よりも 高 齢 者 住 宅 を 建 設 するための 土 地 や 建 物 等 の 情 報 提 供 やあっせんなど が 有 効 な 手 段 と 思 われます 図 1 高 齢 者 住 宅 への 参 入 理 由 高 齢 者 住 宅 への 参 入 理 由 ( 複 数 ) 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 土 地 建 物 の 確 保 ができたため 同 様 なサービスを 提 供 していたため 利 用 者 確 保 の 見 込 みがあったため 補 助 金 等 の 資 金 援 助 が 受 けられるため 安 定 的 な 収 益 が 見 込 めたため 自 治 体 からの 整 備 の 要 請 があったため その 他 8.1 5.4 2.7 2.7 24.3 18.9 45.9

(8) 高 齢 者 住 宅 の 入 居 者 像 ( 要 介 護 度 ) 高 齢 者 住 宅 の 入 居 者 像 ( 要 介 護 度 )は 対 象 を 定 めていないも 含 めると 自 立 と 軽 度 が8 割 中 度 が7 割 となっている 重 度 は4 割 強 で 主 に 軽 度 ~ 中 度 が 対 象 となっている 要 介 護 度 における 高 齢 者 住 宅 の 入 居 者 像 について 聞 いたところ 特 にない と 回 答 した 高 齢 者 住 宅 は 32.4(12 か 所 )となりました また 自 立 している 方 が 43.2(16 か 所 ) 要 介 護 度 は 低 い( 要 支 援 1 2 要 介 護 度 1 程 度 ) が 43.2(16 か 所 ) 要 介 護 度 は 中 程 度 ( 要 介 護 度 2 3) が 37.8(14 か 所 ) 要 介 護 度 は 高 い ( 要 介 護 度 4 5)が 10.8(4 か 所 )となりました 特 にない を 合 わせると 自 立 が8 割 要 介 護 低 が8 割 要 介 護 中 が7 割 要 介 護 高 が4 割 となり 自 立 ~ 要 介 護 度 中 程 度 を 対 象 とした 高 齢 者 住 宅 が 多 い 状 況 となっています 図 2 高 齢 者 住 宅 の 入 居 者 像 高 齢 者 住 宅 の 入 居 者 像 ( 複 数 ) 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 自 立 している 方 要 介 護 度 は 低 い( 要 支 援 1 2 要 介 護 1 程 度 ) 43.2 43.2 要 介 護 度 は 中 程 度 ( 要 介 護 2 3 程 度 ) 37.8 要 介 護 度 は 高 い( 要 介 護 度 4 5 程 度 ) 10.8 特 にない 32.4

(9) 併 設 事 業 所 高 齢 者 住 宅 に 併 設 している 事 業 所 では 4 割 が デイサービス( 通 所 介 護 ) 4 割 弱 が 訪 問 介 護 3 割 が 居 宅 介 護 支 援 訪 問 看 護 や 診 療 所 との 回 答 は 少 なく 介 護 系 の 事 業 所 を 併 設 している 高 齢 者 住 宅 が 多 い 高 齢 者 住 宅 に 併 設 している 事 業 所 について 伺 ったところ 40.5(15 か 所 )が デイサービス( 通 所 介 護 ) と 回 答 し 最 も 多 い 回 答 となりました 次 いで 訪 問 介 護 が 37.8(14 か 所 ) 居 宅 介 護 支 援 が 29.7(11 か 所 )と 続 いてい ます 一 方 医 療 系 では 訪 問 看 護 が 5.4(2 か 所 ) 診 療 所 が 16.2(6 か 所 ) で 病 院 ( 診 療 所 除 く) や 通 所 リハビリテーション との 回 答 はありませんで した また 施 設 関 係 では 特 別 養 護 老 人 ホーム が 5.4(2 か 所 )で 介 護 老 人 保 健 施 設 との 回 答 はありませんでした その 他 障 害 者 グループホーム ケアホーム 地 域 密 着 型 認 知 症 対 応 型 共 同 生 活 介 護 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 などの 回 答 がありました また 併 設 施 設 なし との 回 答 も 18.9(7 か 所 ) 見 られました こうしたことから 高 齢 者 住 宅 の 多 くは 介 護 系 の 事 業 所 を 併 設 しているという ことが 分 かります 図 3 併 設 事 業 所 併 設 事 業 所 ( 複 数 ) 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0 デイサービス( 通 所 介 護 ) 訪 問 介 護 居 宅 介 護 支 援 診 療 所 訪 問 看 護 特 別 養 護 老 人 ホーム 通 所 リハビリテーション 介 護 老 人 保 健 施 設 病 院 ( 診 療 所 除 く) 併 設 施 設 なし その 他 N.A. 0.0 0.0 0.0 2.7 5.4 5.4 16.2 18.9 24.3 29.7 40.5 37.8

(10) 訪 問 介 護 事 業 所 の 提 供 体 制 訪 問 介 護 事 業 所 の 提 供 体 制 としては 高 齢 者 住 宅 に 併 設 している 同 法 人 の 訪 問 介 護 事 業 所 又 は 近 隣 で 他 の 法 人 が 運 営 する 訪 問 介 護 事 業 所 がそれぞれ3 割 ずつとなっている 訪 問 介 護 事 業 所 のヘルパー 派 遣 の 提 供 体 制 を 伺 ったところ 同 一 法 人 が 運 営 す る 訪 問 介 護 事 業 所 ( 高 齢 者 住 宅 に 併 設 ) が 32.4(12 か 所 )で 最 も 多 い 回 答 と なりました 次 いで 他 の 法 人 が 運 営 する 訪 問 介 護 事 業 所 ( 近 隣 ) が 29.7(11 か 所 ) 同 一 法 人 が 運 営 する 訪 問 介 護 事 業 所 ( 近 隣 ) が 21.6(8 か 所 ) 他 の 法 人 が 運 営 する 訪 問 介 護 事 業 所 ( 高 齢 者 住 宅 に 併 設 ) が 8.1となっています 併 設 に 焦 点 をあてると 他 の 法 人 よりも 同 一 法 人 の 事 業 所 によるサービ ス 提 供 体 制 をとっている 高 齢 者 住 宅 が 多 くなっています 一 方 近 隣 に 焦 点 を 当 てると 同 一 法 人 よりも 他 の 法 人 によるサービス 提 供 体 制 をとっている 高 齢 者 住 宅 が 多 い 状 況 となっています 図 4 訪 問 介 護 事 業 所 の 提 供 体 制 訪 問 介 護 事 業 所 の 提 供 体 制 ( 複 数 ) 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 同 一 法 人 が 運 営 する 訪 問 介 護 事 業 所 ( 高 齢 者 住 宅 に 併 設 ) 32.4 同 一 法 人 が 運 営 する 訪 問 介 護 事 業 所 ( 近 隣 ) 21.6 他 の 法 人 が 運 営 する 訪 問 介 護 事 業 所 ( 高 齢 者 住 宅 に 併 設 ) 8.1 他 の 法 人 が 運 営 する 訪 問 介 護 事 業 所 ( 近 隣 ) 29.7 N.A. 16.2

(11) 連 携 している 医 療 福 祉 関 連 事 業 所 連 携 している 事 業 所 では 半 数 が 訪 問 介 護 と 回 答 している 次 いで デイサー ビス が4 割 強 診 療 所 が4 割 と 続 いている 連 携 している 医 療 や 福 祉 に 関 連 している 事 業 所 について 伺 ったところ 訪 問 介 護 が 最 も 多 く 51.4(19 か 所 )となりました 次 いで デイサービス が 45.9(17 か 所 ) 診 療 所 が 40.5(15 か 所 ) 居 宅 介 護 支 援 が 37.8(14 か 所 ) 訪 問 看 護 32.4(12 か 所 ) 配 食 サービス 業 者 32.4(12 か 所 )と なっています 一 方 リハビリ 系 では 通 所 リハビリテーション が 16.2(6 か 所 ) 訪 問 リハ が 13.5(15 か 所 )となっており リハビリ 関 係 の 事 業 所 と の 連 携 が 少 ない 状 況 が 見 て 取 れます その 他 施 設 系 では 特 別 養 護 老 人 ホーム が 5.4(2 か 所 )で 介 護 老 人 保 健 施 設 との 回 答 は 見 られませんでした 図 5 連 携 している 医 療 介 護 事 業 所 連 携 している 医 療 介 護 事 業 所 ( 複 数 ) 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 デイサービス 診 療 所 居 宅 介 護 支 援 訪 問 看 護 配 食 サービス 業 者 病 院 ( 診 療 所 のぞく) 通 所 リハビリテーション 訪 問 リハ 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 その 他 N.A. 5.4 5.4 16.2 13.5 16.2 27.0 32.4 32.4 40.5 37.8 45.9

(12) 個 室 の 設 備 洗 面 所 トイレ 収 納 緊 急 通 報 装 置 は 全 ての 住 宅 に 備 え 付 けられている また ほとんどの 高 齢 者 住 宅 に 台 所 エアコン インターホン バルコニ ー が 備 えられている 個 室 の 設 備 状 況 について 伺 ったところ 洗 面 所 と トイレ と 収 納 と 緊 急 通 報 装 置 については 全 ての 高 齢 者 住 宅 に 設 備 が 整 えられていました これは 高 齢 者 住 宅 の 登 録 基 準 上 トイレ 洗 面 設 備 の 設 置 が 義 務 付 けられているため です また エアコン については 97.3(36 か 所 )の 高 齢 者 住 宅 に 設 置 台 所 が 86.5(32 か 所 ) インターホン と バルコニー については 83.8 (31 か 所 )の 高 齢 者 住 宅 に 設 置 されています また 浴 槽 については 浴 槽 のある 浴 室 が 70.3(26 か 所 )で シャワー 室 が 13.5(5 か 所 )となり これらを 除 いた 16.2(6 か 所 )には 居 室 に 浴 槽 もシャワー 室 もない 状 況 となっています こうした 高 齢 者 住 宅 の 場 合 は 共 用 の 設 備 として 浴 室 を 設 けています また 浴 室 を 居 室 面 積 との 関 係 で 見 ると およそ 24 m2 以 上 の 居 室 面 積 がある 高 齢 者 住 宅 の 場 合 には 居 室 に 浴 槽 のある 浴 室 があり 24 m2を 満 たさない 時 は 共 用 の 浴 室 の 場 合 が 多 くなっています 図 6 個 室 の 設 備 個 室 の 設 備 ( 複 数 ) 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 100.0 洗 面 所 ( 台 ) トイレ 収 納 緊 急 通 報 装 置 エアコン 100.0 100.0 100.0 100.0 97.3 台 所 (キッチン) インターホン バルコニー 83.8 83.8 86.5 浴 槽 のある 浴 室 70.3 シャワー 室 金 庫 その 他 10.8 13.5 13.5

(13) 共 用 の 設 備 共 用 の 設 備 では 食 堂 との 回 答 が 最 も 多 く7 割 となっている 浴 室 については 4 割 強 が 共 用 の 浴 室 を 持 っている また 特 浴 室 のある 高 齢 者 住 宅 も4 割 弱 見 ら れている 共 用 の 設 備 について 伺 ったところ 食 堂 が 73.0(27 か 所 )となり 最 も 多 い 回 答 となりました 次 いで トイレで 64.9(24 か 所 )と 続 いています 浴 室 については 共 用 の 浴 室 のある 高 齢 者 住 宅 が 45.9(17 か 所 )となってお り また 特 浴 室 のある 高 齢 者 住 宅 が 37.8(14 か 所 )となっています その 他 談 話 室 が 37.8(14 か 所 ) リビング が 35.1(13 か 所 ) 台 所 (キッチン) が 35.1(13 か 所 ) 洗 濯 室 が 43.2(16 か 所 ) 入 居 者 倉 庫 が 16.2(6 か 所 ) 多 目 的 室 が 18.9(7 か 所 ) 多 目 的 ホール が 18.9 (7 か 所 )となっています 自 由 記 述 では ラウンジ 駐 車 場 駐 輪 場 ごみ 収 集 所 エレベーター エントランスホール 屋 外 階 段 といった 回 答 が 見 られまし た 図 7 共 用 の 設 備 共 用 の 設 備 ( 複 数 ) 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 浴 室 洗 濯 室 特 浴 室 談 話 室 台 所 (キッチン) リビング 多 目 的 室 多 目 的 ホール 入 居 者 倉 庫 その 他 10.8 18.9 18.9 16.2 37.8 37.8 35.1 35.1 45.9 43.2

(14) 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 指 定 の 有 無 特 定 施 設 の 指 定 については 2 割 弱 が 受 けている 7 割 強 が 受 けていない と なっている 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 ( )の 指 定 状 況 について 伺 ったところ 2 割 弱 が 指 定 を 受 けており 7 割 強 が 指 定 を 受 けていない 状 況 が 見 られました 多 くの 高 齢 者 住 宅 が 特 定 施 設 の 指 定 を 受 けていないことが 分 かります 図 8 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 の 指 定 の 有 無 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 の 指 定 の 有 無 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 受 けている 18.9 受 けていない 75.7 分 からない N.A. 2.7 2.7 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 とは 有 料 老 人 ホームや 軽 費 老 人 ホーム サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 などのうち 特 定 施 設 として 基 準 を 満 たし 都 道 府 県 から 指 定 を 受 けた 施 設 に おいて 利 用 者 が 介 護 保 険 制 度 を 利 用 し 入 浴 排 せつ 食 事 などの 介 護 その 他 の 日 常 生 活 上 の 世 話 や 機 能 訓 練 療 養 上 の 世 話 を 受 けられるサービスです

(15)サークル 活 動 の 有 無 サークル 活 動 を 行 っている 高 齢 者 住 宅 は3 割 弱 で 行 っていない 高 齢 者 住 宅 が6 割 となっている 高 齢 者 住 宅 でサークル 活 動 が 行 われているか 伺 ったところ 行 われている と 回 答 したのは 29.7(11 か 所 ) 一 方 行 われていない と 回 答 したのが 59.5 (22 か 所 )となっている 具 体 的 には 太 極 拳 絵 手 紙 フラワーアレンジメント 音 楽 セラピー 歌 フラワーアレンジメント 映 画 会 手 芸 などが 行 われている 図 9 サークル 活 動 の 有 無 サークル 活 動 の 有 無 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 行 われている 29.7 行 われていない 59.5 N.A. 10.8

(16) 職 種 の 名 称 と 資 格 人 数 勤 務 日 など 1つの 高 齢 者 住 宅 に 平 均 2.5 人 のスタッフが 配 置 されている スタッフ 名 称 は 様 々で 管 理 人 介 護 職 員 生 活 相 談 員 という 名 前 が 多 い また 7 割 以 上 の 高 齢 者 住 宅 にヘルパー2 級 資 格 者 4 割 にケアマネジャーや 介 護 福 祉 士 が 配 置 さ れており 有 資 格 者 率 が 高 い 傾 向 にある 高 齢 者 住 宅 に 配 置 されている 職 種 について 職 種 名 や 資 格 人 数 勤 務 日 など について 伺 ったところ 1つの 高 齢 者 住 宅 に 平 均 2.5 人 が 配 置 されていること が 分 かりました 最 も 少 ない 高 齢 者 住 宅 では1 人 多 いところでは 6 職 種 31 人 のスタッフが 配 置 されていました( 施 設 併 設 の 介 護 事 業 所 による 高 齢 者 住 宅 へ の 職 員 配 置 を 含 む) また 資 格 については 73.0(27 か 所 )の 高 齢 者 住 宅 にヘルパー2 級 の 有 資 格 者 が 配 置 されており 有 資 格 者 の 中 では 最 も 多 い 職 種 となっています 次 いで 多 い 職 種 が 介 護 福 祉 士 43.2(16 か 所 ) ケアマネジャー 40.5(15 か 所 ) と 続 いています 社 会 福 祉 士 や 社 会 福 祉 主 事 はそれほど 多 くなく それぞ れ 8.1の 高 齢 者 住 宅 に 配 置 されています また 看 護 師 は 16.2(6 か 所 ) となっています 図 10 高 齢 者 住 宅 に 配 置 されている 資 格 者 高 齢 者 住 宅 に 配 置 されている 資 格 者 ( 複 数 ) 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 ケアマネ 看 護 師 社 会 福 祉 士 社 会 福 祉 主 事 その 他 資 格 なし 2.7 8.1 8.1 16.2 32.4 40.5

(17) 夜 間 職 員 の 配 置 7 割 の 高 齢 者 住 宅 が 夜 間 職 員 を 配 置 している 高 齢 者 住 宅 に 夜 間 職 員 が 配 置 されているか 伺 ったところ 配 置 されている と 回 答 した 高 齢 者 住 宅 は 70.3(26 か 所 ) 一 方 配 置 されていない との 回 答 は 29.7(11 か 所 )となり 多 くの 高 齢 者 住 宅 に 夜 間 職 員 が 配 置 されています 図 11 夜 間 職 員 の 配 置 の 有 無 夜 間 職 員 の 配 置 の 有 無 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 配 置 されている 70.3 配 置 されていない 29.7

(18)サービス 内 容 9 割 の 高 齢 者 住 宅 が 食 事 の 提 供 健 康 介 護 相 談 の3つのサービスを 行 ってい る 高 齢 者 住 宅 で 行 っているサービスの 内 容 ( 義 務 付 けられている 安 否 確 認 と 生 活 相 談 以 外 )について 伺 ったとところ 緊 急 時 の 対 応 は 全 ての 高 齢 者 住 宅 で 実 施 しており また 食 事 の 提 供 83.8(31 か 所 ) 健 康 介 護 相 談 86.5(32 か 所 )ついては ほとんどの 高 齢 者 住 宅 がサービス 内 容 に 盛 り 込 んでいることが 分 かります また 約 半 数 の 高 齢 者 住 宅 が ハイヤーの 手 配 54.1(20 か 所 ) 血 圧 等 の 測 定 48.6(18 か 所 ) クリーニングの 取 次 ぎ 43.2(16 か 所 )を 実 施 して おり 約 3 割 ~4 割 の 高 齢 者 住 宅 が 居 室 内 清 掃 37.8(14 か 所 ) 買 い 物 代 行 37.8(14 か 所 ) 外 出 の 付 き 添 い 35.1(13 か 所 ) 送 迎 32.4(12 か 所 )を 実 施 しています その 他 金 銭 管 理 27.0(10 か 所 ) 住 替 支 援 18.9(7 か 所 )をおこな っています 自 由 記 述 では ごみ 収 集 薬 管 理 簡 単 な 営 繕 作 業 居 宅 の 電 球 交 換 地 域 生 活 情 報 案 内 などの 回 答 がありました 図 12 サービス 内 容 サービス 内 容 ( 複 数 ) 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 100.0 緊 急 時 の 対 応 健 康 介 護 相 談 食 事 提 供 郵 便 物 等 の 受 発 送 ハイヤーの 手 配 血 圧 等 の 測 定 クリーニング 取 次 ぎ 居 室 内 清 掃 買 い 物 代 行 外 出 の 付 き 添 い 56.8 54.1 48.6 43.2 37.8 37.8 35.1 86.5 83.8 100.0 送 迎 金 銭 管 理 32.4 27.0 住 替 支 援 その 他 18.9 13.5 N.A. 2.7

(19) 高 齢 者 への 支 援 で 困 難 だと 感 じていること 4 割 の 高 齢 者 住 宅 が 入 居 者 への 支 援 にどこまで 関 わったらよいか 判 断 に 悩 む と 回 答 次 いで 多 い 回 答 が 入 居 者 間 でのトラブルへの 対 応 となっている 高 齢 者 への 支 援 で 困 難 と 感 じていることについては 入 居 者 への 支 援 にどこま で 関 わったらよいか 判 断 に 悩 む が 最 も 多 く 40.5(15 か 所 )となりました また 次 いで 多 かったのが 入 居 者 間 でのトラブルへの 対 応 21.6(8 か 所 ) となっています また 入 居 者 との 関 係 も 10.8(4 か 所 )あり サービスに 関 する 知 識 やスキルといった 内 容 ではなく 入 居 者 との 関 係 の 中 で どう 関 わり を 持 ったらよいかという 点 での 困 難 さが 見 られています その 他 家 族 との 関 係 が 13.5(5 か 所 ) 高 齢 者 と 接 する 上 でのスキルが 足 りない が 5.4(2 か 所 ) 入 居 者 が 多 くて 十 分 な 支 援 ができない が 5.4 (2 か 所 ) 高 齢 者 からの 相 談 に 対 し どの 機 関 につないだらよいかが 分 からな い が 2.7(1 か 所 )となっています 図 13 高 齢 者 の 支 援 で 困 難 と 感 じていること 高 齢 者 の 支 援 で 困 難 と 感 じていること( 複 数 ) 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0 入 居 者 への 支 援 にどこまで 関 わったら よいか 判 断 に 悩 む 40.5 入 居 者 間 でのトラブルへの 対 応 21.6 家 族 との 関 係 10.8 入 居 者 との 人 間 関 係 高 齢 者 と 接 する 上 でのスキルが 足 りない 5.4 5.4 高 齢 者 からの 相 談 に 対 し どの 機 関 につないだらよいかが 分 からない 2.7 入 居 者 が 多 くて 十 分 な 支 援 ができない 0.0 その 他 N.A. 13.5 13.5

(20) 運 営 の 課 題 高 齢 者 住 宅 を 運 営 する 上 での 課 題 では 利 用 者 の 確 保 が 半 数 以 上 となってい る 次 いで4 割 が 職 員 の 確 保 と 回 答 している 高 齢 者 住 宅 の 運 営 の 課 題 について 伺 ったところ 利 用 者 の 確 保 が 54.1(20 か 所 )と 最 も 多 い 回 答 となりました これは 高 齢 者 住 宅 制 度 が 始 まってまだ1 年 しか 経 っておらず 一 般 市 民 への 制 度 の 周 知 が 十 分 にできていないことが 背 景 にあるのではないかと 考 えられます 次 いで 職 員 の 確 保 43.2(16 か 所 ) 利 用 料 金 と 費 用 の 設 定 35.1(13 か 所 ) 介 護 医 療 サービスとの 連 携 27.0(10 か 所 )となっています 運 営 資 金 の 確 保 との 回 答 は 21.6(8 か 所 )と それほど 多 くありません ま た 見 守 りや 生 活 相 談 機 能 の 整 備 が 18.9(7 か 所 ) 近 隣 との 関 係 が 16.2 (6 か 所 ) 入 退 居 の 調 整 管 理 が 16.2(6 か 所 )と 続 いています 住 宅 環 境 の 整 備 は 2.7(1 か 所 )と 最 も 少 ない 回 答 となりました 図 14 運 営 の 課 題 運 営 の 課 題 ( 複 数 ) 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 利 用 者 の 確 保 職 員 の 確 保 利 用 料 金 と 費 用 の 設 定 介 護 医 療 サービスとの 連 携 運 営 資 金 の 確 保 見 守 りや 生 活 相 談 機 能 の 整 備 入 退 居 の 調 整 管 理 近 隣 との 関 係 住 宅 環 境 の 整 備 その 他 2.7 8.1 21.6 18.9 16.2 16.2 27.0 35.1 43.2 54.1

(21) 今 後 の 予 定 ( 高 齢 者 住 宅 建 設 の 意 向 ) 今 後 の 予 定 では 増 やしていく 予 定 は3 割 強 で 未 定 が 半 数 以 上 と 最 も 多 い 回 答 となっている 高 齢 者 住 宅 を 今 後 増 やしていく 予 定 はあるかとの 問 いには 未 定 が 最 も 多 く 54.1(20 か 所 )となりました 一 方 増 やしていく 予 定 は 35.1(13 か 所 ) で 増 やさない 予 定 は 10.8(4 か 所 )となりました 増 やさない 予 定 の 理 由 としては 安 定 した 収 益 がないため 経 営 上 無 理 補 助 金 のある 事 業 が 主 と 考 えている など 収 益 が 十 分 に 得 られないという 理 由 が 多 く 見 られました 図 15 今 後 の 予 定 ( 高 齢 者 住 宅 建 設 の 意 向 ) 今 後 の 予 定 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 増 やしていく 予 定 35.1 増 やさない 予 定 10.8 未 定 54.1

(22) 高 齢 者 の 支 援 や 住 宅 を 運 営 する 上 での 配 慮 や 工 夫 配 慮 や 工 夫 では 利 用 者 ニーズの 把 握 の 方 法 やニーズに 基 づいた 支 援 を 心 がけ ているといった 内 容 が 多 く 見 られた また 高 齢 者 住 宅 と 関 係 機 関 との 連 携 に 関 する 記 述 も 見 られた 高 齢 者 住 宅 における 配 慮 や 工 夫 では 利 用 者 のニーズ 把 握 の 工 夫 に 関 する 記 述 が 目 立 ちました 特 に アンケートを 行 って 利 用 者 のニーズを 把 握 しているとい う 内 容 が 多 く 見 られました また ニーズに 基 づいた 支 援 に 配 慮 している とい う 回 答 も 見 られました 高 齢 者 住 宅 のスタッフが 全 て 行 ってしまうのではなく 高 齢 者 本 人 ができること したいことを 実 現 するための 支 援 また それを 本 人 や 家 族 に 理 解 していただくために 分 かりやすい 説 明 を 心 がけているという 回 答 が ありました その 他 関 係 機 関 との 連 携 では 訪 問 介 護 や 医 療 との 連 携 により 看 取 りまで のサービスを 実 施 するという 回 答 が 見 られました 主 な 回 答 利 用 者 のニーズ 把 握 の 工 夫 アンケートや 運 営 懇 談 会 を 実 施 し 改 善 に 努 力 させて 頂 いている 入 居 者 へのアンケート 実 施 など 細 かいところまで 配 慮 するため こまめに 入 居 者 様 にお 声 かけし 要 望 を 聞 き ご 入 居 者 が 安 心 して 生 活 できるよう 体 調 確 認 の 実 施 や 悩 みを 抱 えないよう 1 人 1 人 と 接 する 時 間 を 大 切 にしています ニーズに 基 づいた 支 援 入 居 者 様 の 自 己 決 定 の 重 要 性 をご 本 人 ご 家 族 に 理 解 いただくこと 与 えるサービスではなく 必 要 なことの 支 援 サークル 活 動 イベントも 入 居 者 や 地 域 の 方 がどんなことを 望 まれているかを 察 知 しながら 自 主 的 活 動 となるよう サポートしていく 閉 ざされた 高 齢 者 住 宅 ではなく 地 域 の 中 の 住 宅 コミュ ニティ 拠 点 という 位 置 づけ ご 利 用 者 さまの 自 由 と 権 利 入 居 高 齢 者 様 が 色 々な 外 部 サービスを 自 由 に 選 択 していけるような 分 かりや すい 説 明 を 心 がけています 関 係 機 関 との 連 携 訪 問 介 護 並 びに 自 社 訪 問 看 護 ステーションと 密 接 な 連 携 を 図 り ターミナルを 視 野 に 入 れた 終 の 棲 家 を 目 指 します

医 療 依 存 度 の 高 い 入 居 者 様 に 対 して 十 分 なサービスの 提 供 ができるように 各 種 サービスと 連 携 しています スキルアップ 入 居 者 様 が 生 き 生 きと 安 心 して 暮 らせる 住 宅 の 提 供 寝 たきりになっても 対 応 ができるようスタッフのスキルアップ その 他 各 区 市 町 村 の 有 休 地 を 利 用 して 低 所 得 者 向 け 住 宅 を 建 築 すべきと 考 えます 入 居 者 家 族 とスタッフとの 信 頼 関 係 の 構 築 の 重 要 性 入 居 者 同 士 の 交 流 機 会 の 確 保 判 断 力 低 下 に 伴 う 書 類 等 のサポート 住 宅 環 境 のサポート 入 居 者 の 役 割 作 り ご 家 族 との 連 絡 が 大 切 と 考 える 反 面 課 題 に なっている

(23) 高 齢 者 住 宅 の 普 及 に 向 けて 必 要 と 感 じていること 普 及 に 必 要 なことでは 低 所 得 者 向 けの 家 賃 補 助 や 利 用 者 家 族 へのPR 介 護 度 の 重 い 方 への 対 応 の3つが 多 い 高 齢 者 住 宅 の 普 及 に 必 要 なことでは 大 きく3つの 回 答 が 多 くありました 1 つは 低 所 得 者 向 けの 家 賃 補 助 です 設 問 5( 賃 料 )でも 見 たように 高 齢 者 住 宅 で 暮 らすとなると 食 費 抜 きで 最 低 でも 平 均 約 13 万 円 が 必 要 となり 低 所 得 者 が 利 用 するには 厳 しい 状 況 があります 高 齢 者 住 宅 事 業 者 としては 所 得 の 低 い 方 向 けの 家 賃 補 助 があれば 高 齢 者 住 宅 の 対 象 の 幅 が 広 がり 高 齢 者 住 宅 自 体 の 増 加 につながるという 意 見 がありました また 利 用 者 家 族 へのPR も 目 立 ちます 設 問 20 でも 見 られたように やはり まだ 制 度 開 始 から1 年 ということもあり 高 齢 者 住 宅 を 運 営 する 事 業 者 としては まだ 一 般 の 市 民 への 周 知 が 十 分 にできていないと 感 じています 3つ 目 は 介 護 度 の 重 い 方 への 対 応 です 設 問 8で 見 られたように 高 齢 者 住 宅 はその 多 くが 自 立 から 要 介 護 度 中 度 (2~3)までを 対 象 としており 重 度 は 約 半 数 となっています とは 言 え 高 齢 社 会 の 中 で 要 介 護 度 が 重 度 の 高 齢 者 も 少 なくなく そうした 方 々への 対 応 が 必 要 となっています 主 な 回 答 低 所 得 者 向 け 家 賃 補 助 高 齢 者 向 け 住 宅 の 規 格 に 合 わせ 建 設 したため 一 般 のワンルームマンションの 賃 料 より 高 めの 設 定 になっている 小 規 模 な 場 合 は 宣 伝 に 費 用 もかけられず サ 付 住 宅 単 独 での 経 営 は 難 しい 入 居 希 望 者 ( 特 に 低 所 得 者 )への 家 賃 の 補 助 等 があれば サ 付 住 宅 の 利 用 者 の 範 囲 が 拡 がると 思 う 厚 生 年 金 層 向 けではなく 生 活 保 護 ~ 非 課 税 向 けの 住 宅 が 必 要 です 低 所 得 者 に 対 する 家 賃 補 助 等 費 用 負 担 の 軽 減 助 成 制 度 によって 家 賃 の 負 担 軽 減 が 高 齢 者 にとって 安 心 した 住 宅 を 選 ぶきっか けになるではないかと 思 います 利 用 者 家 族 への PR 方 法 高 齢 者 向 けの 住 宅 が 増 えている 中 において いかにして 高 齢 者 及 びその 家 族 の 持 っている 要 望 を 把 握 し それに 応 えられる 設 備 やサービスを 用 意 する 事 がで きるか そして そのサービスを 周 知 して 頂 くための 方 法 を 構 築 できるか 大 きく 宣 伝 活 動 を 行 なえる 大 手 事 業 所 以 外 を 知 って 貰 える 手 段 が 乏 しい 病 院 や 福 祉 関 連 だけでなく 一 般 の 方 にももっと 高 齢 者 住 宅 を 知 っていただく

ための 周 知 が 必 要 だと 感 じます 介 護 度 の 重 い 方 への 対 応 現 状 のサービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 で 亡 くなるまで 生 活 を 続 けるのは 相 当 の 経 済 的 な 余 裕 がなければ 難 しいと 言 える しかし 高 齢 者 は 終 の 棲 家 を 求 めており 状 態 に 応 じた 更 なる 住 み 替 えを 求 めてはいない そのギャップをい かにして 埋 めるかが 大 きな 課 題 ではないであろうか 在 宅 と 同 様 決 まった 時 間 曜 日 にしかこないサービスであると( 訪 問 介 護 看 護 ) 介 護 が 進 んでいく 中 尿 意 便 意 あり すぐ 対 応 してほしいのに 現 在 のサ 高 住 だとスタッフはその 対 応 ができないので ここの 改 善 策 が 求 められる 外 部 サービス 利 用 型 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 の 指 定 を 受 けたが 居 住 者 の 使 える 介 護 保 険 限 度 額 が 減 らされる 事 で 超 過 を 起 こし 易 く 介 護 報 酬 も 通 常 より も 減 らされる 事 で 委 託 先 の 介 護 サービス 事 業 所 を 見 つける 事 が 難 しいなど 大 きな 問 題 を 孕 んでいる 問 題 点 として 外 部 サービス 利 用 型 の 限 界 がある 利 用 者 の ADL 低 下 認 知 症 進 行 への 対 応 が 困 難 になる( 夜 間 は 介 護 職 員 不 在 となる) また 介 護 度 が 上 が った 場 合 在 宅 と 比 べ 限 度 額 が 低 く 設 定 されており 介 護 保 険 サービスでカ バーしきれなくなる 家 賃 設 定 年 金 生 活 の 高 齢 者 が 入 居 する 場 合 に 経 済 的 に 可 能 な 範 囲 がどの 程 度 か 今 後 の 課 題 となると 思 います 年 金 内 で 賄 える 高 齢 者 住 宅 地 主 向 けへの PR 用 地 の 確 保 をスムーズに 行 えるよう 地 主 向 けにオーナー 開 設 型 の 利 回 りや 空 室 リスク 面 での 有 利 さを 公 的 にアピールしていただけると 有 難 いです 地 域 の 理 解 地 域 のご 理 解 ご 協 力 が 必 要 だと 思 う 地 域 の 中 での 住 宅 の 設 置 医 療 福 祉 関 係 機 関 との 連 携 医 療 介 護 関 係 機 関 との 密 なる 関 係 が 重 要 医 療 体 制

ニーズに 即 した 高 齢 者 住 宅 の 提 供 1つの 施 設 の 中 に 病 院 も 介 護 事 業 所 もつめこむのではなく 地 域 の 中 で 複 数 の 病 院 介 護 事 業 所 から 入 居 者 様 がこのみの 所 を 選 べることが 大 切 だと 思 う 身 体 状 況 にあわせた 住 宅 の 提 案 行 政 の 対 応 事 業 ができる 土 地 や 建 物 があるのに 自 治 体 独 自 のルールによって 阻 まれてしま うことがあった( 都 内 ワンルーム 規 制 総 量 規 制 的 なもので) 国 の 目 標 戸 数 に 達 するまでは もう 少 し 事 業 が 行 いやすいように 上 記 の 内 容 等 を 排 除 できる 法 律 にしたほうが 良 いと 思 う