社 会 保 険 料 変 更 の 仕 組 み はじめに 社 会 保 険 料 の 変 更 には 2 つのタイミングがあります 毎 年 見 直 すタイミング 給 与 額 により 定 時 に 見 直 すタイミング 毎 年 9 月 に 社 会 保 険 料 算 定 基 礎 届 に 基 づき 社 会 保 険 料



Similar documents
保 険 料 の 軽 減 措 置 均 等 割 額 の 軽 減 1 以 下 の 基 準 によって 均 等 割 額 が 軽 減 されます 軽 減 割 合 は 被 保 険 者 と 世 帯 主 の 総 所 得 金 額 等 の 合 計 額 によって 判 定 します 軽 減 割 合 同 一 世 帯 内 の 被 保

平成16年度

スライド 1

全設健発第     号

平成21年9月29日

後期高齢者医療制度

特別徴収封入送付作業について

Q10 適 用 年 度 の 前 事 業 年 度 末 日 に 雇 用 者 がいない 場 合 には 雇 用 増 加 割 合 が 算 出 できないため 適 用 年 度 において 雇 用 促 進 税 制 の 適 用 を 受 けることはできな いのか Q11 新 設 法 人 や 新 たに 事 業 を 開 始

<4D F736F F D208ED089EF95DB8CAF89C193FC8FF38BB CC8EC091D492B28DB88C8B89CA82C982C282A282C42E646F63>

提 出 書 類 ア 財 産 形 成 年 金 貯 蓄 の 非 課 税 適 用 確 認 申 告 書 ( 積 立 終 了 から2ヶ 月 以 内 に 提 出 厳 守 ) 記 入 例 参 照 イ 財 産 形 成 年 金 貯 蓄 者 の 退 職 等 申 告 書 記 入 例 参 照 年 金 財 形 提 出 書 類

Microsoft Word - 目次.doc

一 覧 表 ( 専 従 者 用 ) YES NOチャート( 専 従 月 額 単 価 用 ) (P.4)を 参 考 にしてください < 直 接 雇 用 者 > 一 覧 表 ( 専 従 者 用 )の 単 価 は 委 託 期 間 中 に 継 続 して 半 年 以 上 当 該 AMED 事 業

< C8EAE81698B4C93FC8FE382CC97AF88D38E968D CA8E86816A2E786C73>

奨学資金の受領から返還までの手続

【労働保険事務組合事務処理規約】

<4D F736F F D20836E E819592E88C5E B F944E82548C8E89FC90B3816A5F6A D28F57>

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

②130401雇用促進計画パンフレット

Ⅰ 元 請 負 人 を 社 会 保 険 等 加 入 建 設 業 者 に 限 定 平 成 28 年 10 月 1 日 以 降 に 入 札 公 告 指 名 通 知 随 意 契 約 のための 見 積 依 頼 を 行 う 工 事 から 以 下 に 定 める 届 出 の 義 務 ( 以 下 届 出 義 務 と

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

任 意 保 険 料 の 保 険 料 額 については 下 記 の 理 由 により 変 更 となる 場 合 があります 保 険 料 が 変 更 する 場 合 1 任 意 継 続 加 入 中 に 40 歳 になり 介 護 保 険 被 保 険 者 に 該 当 した 場 合 ( 被 扶 養 者 含 む) (

<4D F736F F F696E74202D CA A837D F815B90A E096BE8E9197BF88C4>

1 ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 の 事 業 税 の 課 税 について ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 は 収 入 金 額 を 課 税 標 準 として 収 入 割 の 申 告 となります ( 法 72 条 の2 72 条 の 12 第 2 号 ) ガス 供 給 業 とその 他 の 事

経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66

<6D33335F976C8EAE CF6955C A2E786C73>

FP知年金_-D-_[本文].indb

次 世 代 育 成 支 援

<4D F736F F D D87817A93C197E18C8892E AA8E862E646F6378>

< DB8CAF97BF97A6955C2E786C73>

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

事務連絡

Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章

2 その 年 中 の 特 定 支 出 の 額 ( 前 払 をした 特 定 支 出 ) 問 資 格 取 得 費 に 該 当 する 専 門 学 校 (2 年 制 )の 授 業 料 等 の 支 出 をしましたが この 特 定 支 出 については その 支 出 した 年 分 の 特 定 支 出 の 額 の

< F2D8ED089EF95DB8CAF939996A289C193FC91CE8DF42E6A7464>

社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

老発第    第 号

<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73>

    平成11年度余市町私立幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

PowerPoint プレゼンテーション

(1) 社 会 保 険 等 未 加 入 建 設 業 者 の 確 認 方 法 等 受 注 者 から 提 出 される 施 工 体 制 台 帳 及 び 添 付 書 類 により 確 認 を 行 います (2) 違 反 した 受 注 者 へのペナルティー 違 反 した 受 注 者 に 対 しては 下 記 のペ

公表表紙

1_扉-配布用.indd

毎 月 の 給 与 等 ( )を 一 定 の 等 級 区 分 にあてはめた 標 準 月 額 の 上 限 が 現 行 の47 等 級 から50 等 級 に 改 正 されます ( 別 紙 健 康 保 険 料 額 表 参 照 ) なお 法 改 正 に 伴 い 標 準 月 額 が 改 定 される 方 につい

福 岡 厚 生 年 金 事 案 4486 第 1 委 員 会 の 結 論 申 立 人 の 申 立 期 間 については その 主 張 する 標 準 報 酬 月 額 に 基 づく 厚 生 年 金 保 険 料 を 事 業 主 により 給 与 から 控 除 されていたことが 認 められることから 申 立 期

<4D F736F F D F8D828D5A939982CC8EF68BC697BF96B38F9E89BB82CC8A6791E52E646F63>

Microsoft Word - 01次第

Microsoft Word - y doc

Microsoft Word - nagekomi栃木県特定医療費(指定難病)支給認定申請手続きのご案内 - コピー

KYOSAI 号CC2014.indd

接 支 払 制 度 を 活 用 するか 意 思 を 確 認 する 確 認 に 当 たっては 次 の 各 号 に 掲 げる 事 項 について 書 面 により 世 帯 主 の 合 意 を 得 て 代 理 契 約 を 締 結 するものとする (1) 医 療 機 関 等 が 本 市 に 対 し 世 帯 主

< F31332D8DE08C E8EE688B58B4B91A52E6A7464>

<4D F736F F D2093C195CA92A58EFB82C98AD682B782E E646F63>

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

(2) 保 育 料 等 減 免 措 置 に 関 する 調 書 (3) 地 方 税 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 226 号 ) 第 5 条 第 2 項 第 1 号 に 規 定 する 市 町 村 民 税 の 課 税 の 状 況 を 証 明 する 書 類 又 は 生 活 保 護 法 ( 昭 和

平成21年10月30日

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

とする この 場 合 育 児 休 業 中 の 期 限 付 職 員 が 雇 用 契 約 を 更 新 するに 当 たり 引 き 続 き 育 児 休 業 を 希 望 する 場 合 には 更 新 された 雇 用 契 約 期 間 の 初 日 を 育 児 休 業 開 始 予 定 日 として 育 児 休 業 申

PowerPoint プレゼンテーション

(1)1オールゼロ 記 録 ケース 厚 生 年 金 期 間 A B 及 びCに 係 る 旧 厚 生 年 金 保 険 法 の 老 齢 年 金 ( 以 下 旧 厚 老 という )の 受 給 者 に 時 効 特 例 法 施 行 後 厚 生 年 金 期 間 Dが 判 明 した Bは 事 業 所 記 号 が

(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている.

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的

ただし 平 成 26 年 1 月 から3 月 までの 間 に 失 職 し 平 成 26 年 4 月 以 降 も 引 き 続 き 失 職 している 場 合 ( 平 成 26 年 度 に 新 入 学 ( 編 転 入 学 を 含 む )をした 者 であって 平 成 25 年 度 に 私 立 高 校 等 に

p1.eps

目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

目 次 市 民 税 の 減 免 に つ い て 1 減 免 の 一 般 的 な 留 意 事 項 2 減 免 の 範 囲 お よ び 減 免 割 合 3 1 生 活 保 護 法 の 規 定 に よ る 保 護 を 受 け る 者 3 2 当 該 年 に お い て 所 得 が 皆 無 と な っ た

注 雇 促 進 税 制 と 本 制 度 のどちらかを 利 する 可 能 性 があるが あらかじめどちらの 制 度 を 利 するか 判 断 できない という 場 合 雇 促 進 税 制 の 事 前 届 出 ( 雇 促 進 計 画 の 提 出 )をした 上 で 申 告 の 際 にどちらを 利 するかご

<4D F736F F D C8E9688D993AE82C994BA82A492F18F6F8F9197DE81698DC58F49816A2E646F6378>

2009住宅優遇税制 バリアフリー改修 必要書類編

7 月 は 算 定 基 礎 届 の 提 出 月 です 算 定 基 礎 届 と は 事 業 主 は 7月 1日 現 在 の 被 保 険 者 すべてについて その 年 の 4月 5月 6月 に 支 給 した 報 酬 について 届 出 をしなければなりません = 図 1 この 届 出 は 毎 年 1回 そ

Microsoft Word

Microsoft Word - 公表資料(H22).doc

定款

Microsoft Word - (課×県・指定)【頭紙】「精神障害者保健福祉手帳の診断書の記入に当たって留意すべき事項について」等の一部改正について.rtf

特 別 徴 収 義 務 1 税 額 通 知 書 の 配 布 特 別 徴 収 義 務 への 通 知 とあわせて 納 税 への 通 知 書 を 送 付 しましたので 5 月 31 日 までに 各 納 税 に 配 布 してください なお すでに 退 職 等 した 人 については この 冊 子 にある 給

の 基 礎 の 欄 にも 記 載 します ア 法 人 税 の 中 間 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場 合 は 中 間 イ 法 人 税 の 確 定 申 告 書 ( 退 職 年 金 等 積 立 金 に 係 るものを 除 きます ) 又 は 連 結 確 定 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

目 次 事 務 手 引 き 住 民 税 特 別 徴 収 の 義 務 個 人 住 民 税 について 1 特 別 徴 収 事 務 の 手 引 き 特 別 徴 収 義 務 者 の 指 定 2 特 別 徴 収 税 額 決 定 通 知 書 の 送 付 特 別 徴 収 税 額 の 決 定 通 知 書 ( 特 別

(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

兵庫県公立学校教職員等財産形成貯蓄事務取扱細則

障害福祉制度あらまし目次

H28記入説明書(納付金・調整金)8

 

(2) 国 民 年 金 の 保 険 料 国 民 年 金 の 第 1 号 被 保 険 者 および 任 意 加 入 者 は, 保 険 料 を 納 めなければなりま せん また,より 高 い 老 齢 給 付 を 望 む 第 1 号 被 保 険 者 任 意 加 入 者 は, 希 望 により 付 加 保 険

平成20年度 みどり市幼稚園就園奨励費補助金について

[ 組 合 員 期 間 等 の 特 例 ] 組 合 員 期 間 等 については 年 齢 職 種 などにより 過 去 の 制 度 からの 経 過 措 置 が 設 けられ ており 被 用 者 年 制 度 の 加 入 期 間 ( 各 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 など)については 生 年 月 日

年 間 収 入 が 130 万 円 未 満 (60 歳 以 上 75 歳 未 満 の 人 や 一 定 障 害 者 の 場 合 は 180 万 円 未 満 )であって かつ 被 保 険 者 の 年 間 収 入 の 2 分 の 1 未 満 である 場 合 は 被 扶 養 者 となります ( 同 居 の

児童扶養手当(大阪府)

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

(Microsoft Word - \213\213\227^\201E\222\350\210\365\212\307\227\235\214\366\225\\\201iH \)\201iHP\227p\201j.doc)

<95CA8E86315F8A6D92E8905C8D908F9182C98AD682B782E B8B4C985E8D8096DA2E786C7378>

情 報 通 信 機 器 等 に 係 る 繰 越 税 額 控 除 限 度 超 過 額 の 計 算 上 控 除 される 金 額 に 関 する 明 細 書 ( 付 表 ) 政 党 等 寄 附 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 国 庫 補 助 金 等 の 総 収 入 金 額 不 算 入 に 関

貼付台帳( ).xdw

65 歳 以 上 の 介 護 保 険 料 が 健 康 保 険 に 含 まれていた 時 より 高 額 になったと 思 うのですが 40 歳 から64 歳 までの 健 康 保 険 に 含 まれる 介 護 保 険 分 は 会 社 での 健 康 保 険 のルールに 基 づき 会 社 での 月 額 報 酬 等

1 保育所(園)への入所について

就 業 規 則 ( 福 利 厚 生 ) 第 章 福 利 厚 生 ( 死 亡 弔 慰 金 等 ) 第 条 法 人 が 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 民 間 社 会 福 祉 施 設 等 職 員 共 済 規 程 に 基 づき 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 との 間 において 締 結 す

Q7 従 業 員 に 対 する 現 物 給 付 は 報 酬 給 与 額 に 含 まれます A7 法 人 が 役 員 又 は 使 用 人 のために 給 付 する 金 銭 以 外 の 物 又 は 権 利 その 他 経 済 的 利 益 (いわ ゆる 現 物 給 与 )については 所 得 税 において 給

S16-386・ソフトウェアの調達に関する入札実施の件

16 日本学生支援機構

Transcription:

事 務 所 だより 2011 年 8 月 号 SR KUBO OFFICE NEWS LETTER August 2011 8 今 申 請 しておきたい 助 成 金 と 活 用 方 法 注 目 トピックス 01 社 会 保 険 料 変 更 の 仕 組 み 02 雇 用 促 進 税 の 活 用 について 6 月 下 旬 に 成 立 した 租 税 特 別 措 置 法 に 雇 用 促 進 税 制 が 盛 り 込 まれ 成 立 しました この 法 律 は 企 業 が 事 業 年 度 内 に 5 人 以 上 ( 中 小 企 業 は 2 人 以 上 )かつ 従 業 員 の 10% 以 上 採 用 人 数 を 増 やした 場 合 1 人 当 たり 20 万 円 の 法 人 税 を 減 税 するものです 今 申 請 すべき 助 成 金 と 活 用 方 法 03 人 材 採 用 に 助 成 金 を 使 わないリスク 助 成 金 の 要 件 に 該 当 する 可 能 性 が 高 いのが 人 材 の 採 用 時 です 助 成 金 のプロが 人 材 採 用 時 に 助 成 金 を 活 用 する 効 果 について 解 説 します 04 人 材 採 用 助 成 金 チェックシート より 05 お 問 い 合 わせについて 06 近 況 報 告

社 会 保 険 料 変 更 の 仕 組 み はじめに 社 会 保 険 料 の 変 更 には 2 つのタイミングがあります 毎 年 見 直 すタイミング 給 与 額 により 定 時 に 見 直 すタイミング 毎 年 9 月 に 社 会 保 険 料 算 定 基 礎 届 に 基 づき 社 会 保 険 料 が 変 更 となります な ぜ 頻 繁 に 変 更 になるのでしょうか これは 毎 月 保 険 料 をコロコロかえると 面 倒 だから 年 1 回 4 5 6 月 の 給 料 の 平 均 額 を むこう 一 年 の 給 与 額 とみなして 1 年 間 保 険 料 も 変 えずにいこう という 意 味 合 いのものです この 改 定 が 毎 年 9 月 分 の 保 険 料 から 反 映 されます これらを 解 説 することで 理 解 を 深 めていきましょう 毎 年 見 直 すタイミング 社 会 保 険 料 とは 健 康 保 険 料 介 護 保 険 料 厚 生 年 金 保 険 料 の 三 つを 指 しますが このうち 健 康 保 険 料 介 護 保 険 料 は 加 入 している 人 の 人 数 と 医 療 費 (または 介 護 に 要 する 費 用 )の 使 い 方 のバランスです 介 護 保 険 料 の 給 与 天 引 き 介 護 保 険 料 を 給 与 から 天 引 きするのは 40 歳 ~65 歳 と 決 まっています また 厚 生 年 金 は70 歳 までと 決 まって います この 年 齢 を 境 に 各 自 の 保 険 料 が 変 わります 給 与 に 大 きな 変 動 があった 場 合 もっと 端 的 にいうと 保 健 制 度 のお 財 布 事 情 により 毎 年 3 月 に 見 直 しをします 近 年 は 平 均 寿 命 の 延 びや 加 入 人 数 の 減 少 などにより 上 がることが 多 いです 社 会 保 険 料 (に 係 る 等 級 )は 原 則 1 年 間 据 え 置 きますが 昇 給 などにより 急 激 に 給 与 が 変 わってしまった 場 合 現 状 に 合 わせるべく 例 外 的 に 途 中 で 変 えます 一 方 で 厚 生 年 金 保 険 料 については 平 成 29 年 まで 毎 年 上 げる ことが 決 まっています これは 平 成 16 年 の 法 律 改 正 時 に 年 金 のお 財 布 事 情 が 悪 いから 当 面 保 険 料 率 を 上 げ 続 けよう と 決 まったことによります これを 報 酬 月 額 変 更 といい 昇 給 月 から4か 月 目 に 変 わります 大 きな 変 動 とは 社 会 保 険 等 級 上 2 等 級 以 上 の 変 動 を 指 します そのため 毎 年 同 額 の 報 酬 であっても 厚 生 年 金 保 険 料 は 上 がり 続 けます 毎 年 見 直 すタイミング 前 述 した 社 会 保 険 料 算 定 基 礎 届 の 提 出 により 変 更 する ものです いかがでしょうか? 社 会 保 険 料 が 変 更 する 仕 組 みについて ご 理 解 いただけま したでしょうか この 原 稿 はわかりやすくするために 表 現 方 法 を 単 純 化 し ており 一 部 補 足 説 明 が 必 要 な 個 所 があります 詳 しくは 当 事 務 所 までお 尋 ねください

雇 用 促 進 税 の 活 用 について 雇 用 促 進 税 のご 案 内 6 月 下 旬 に 成 立 した 租 税 特 別 措 置 法 に 雇 用 促 進 税 制 が 盛 り 込 まれ 成 立 しました ぜひ 活 用 をご 検 討 下 さい 手 続 きについて 当 初 4 月 から 実 施 の 予 定 でしたが 6 月 下 旬 に 成 立 した 租 税 特 別 措 置 法 に この 雇 用 促 進 税 制 が 盛 り 込 まれ 成 立 しました 1 企 業 は 事 業 年 度 開 始 後 2 ヶ 月 以 内 に 目 標 の 雇 用 増 加 数 等 を 記 載 した 雇 用 促 進 計 画 を 作 成 し ハロー ワークに 届 出 る この 法 律 は 企 業 が 事 業 年 度 内 に5 人 以 上 ( 中 小 企 業 は2 人 以 上 )かつ 従 業 員 の10% 以 上 採 用 人 数 を 増 やした 場 合 に1 人 当 たり20 万 円 の 法 人 税 を 減 税 するものです 2011 年 度 は 10 月 末 までにハローワークへ 雇 用 促 進 計 画 を 提 出 することから 始 まります 2 企 業 は 当 該 事 業 年 度 終 了 後 2 ヶ 月 以 内 に ハローワ ークにより 雇 用 促 進 計 画 の 確 認 を 受 ける 事 前 にこの 雇 用 促 進 計 画 が 提 出 されてない 場 合 雇 用 者 が 増 加 しても 減 税 対 象 企 業 となりませんので 注 意 が 必 要 です 企 業 への 減 税 措 置 ~ 雇 用 促 進 税 の 創 設 ~ 1 雇 用 増 加 要 件 雇 用 保 険 一 般 被 保 険 者 数 が 10% 以 上 かつ その 増 加 人 数 が 5 人 以 上 ( 中 小 企 業 者 等 は2 人 以 上 )であること 税 額 控 除 額 について 上 記 の 一 定 の 要 件 を 満 たしている 法 人 の 税 額 控 除 額 に 関 しては 以 下 のとおりです 2 離 職 事 由 による 要 件 事 業 主 都 合 による 離 職 者 がいないこと 3 支 払 給 与 額 増 加 要 件 給 与 増 加 額 前 事 業 年 度 の 給 与 額 雇 用 者 増 加 率 30% < 例 > 前 期 の 給 与 総 額 が4000 万 円 (10 人 ) 当 期 の 給 与 総 額 が4500 万 円 (12 人 )だとすると 給 与 増 加 額 = 4500 万 円 -4000 万 円 = 500 万 円 前 事 業 年 度 の 給 与 額 雇 用 者 増 加 率 30% =4000 万 円 2 人 10 人 30% = 240 万 円 500 万 円 240 万 円 条 件 を 満 たす 税 額 控 除 額 = 雇 用 保 険 一 般 被 保 険 者 の 純 増 人 数 20 万 円 税 額 控 除 限 度 額 = 法 人 税 額 の 10% 中 小 企 業 者 等 は20% なお 法 人 税 での 税 額 控 除 後 の 税 額 に 法 人 税 割 の 税 率 が 適 用 され 間 接 的 に 法 人 住 民 税 も 減 税 す ることが 予 定 されて います 詳 細 に 関 し ては 久 保 社 会 保 険 労 務 士 法 人 までご 連 絡 下 さい 以 上 が 適 用 要 件 ですが 別 途 事 前 手 続 きが 必 要 です

人 材 採 用 に 助 成 金 を 使 わないリスク 助 成 金 の 要 件 に 該 当 する 可 能 性 が 高 いの が 人 材 の 採 用 時 です 採 用 時 に 助 成 金 を 活 用 する 効 果 について 解 説 します 助 成 金 に 疎 いのはリスク 助 成 金 の 最 新 情 報 に 疎 いことは 毎 年 100 万 円 以 上 の 機 会 損 失 リスクを 追 い こと 中 小 企 業 においては 特 にその 傾 向 が 顕 著 である 理 由 があります 実 際 にあった 事 例 を 紹 介 しましょう 食 料 品 製 造 業 を 営 む R 食 品 ( 仮 称 )は 従 業 員 30 名 夜 勤 業 務 もあり 比 較 的 人 の 入 れ 替 わりの 多 い 業 界 において R 食 品 はその 堅 実 な 営 業 方 針 と 福 利 厚 生 の 手 厚 さもあり 従 業 員 定 着 度 が 高 い 企 業 でした そんな R 食 品 の 経 理 担 当 の 社 長 夫 人 から 従 業 員 採 用 のご 連 絡 を 頂 いたのが 2011 年 11 月 のことでした どんな 方 を 雇 用 されたのですか? 25 歳 の 若 い 子 で しばらく 働 いていなかったらしいん だけれど 素 直 そうだったから 採 用 を 決 めました 雇 用 保 険 の 手 続 きをお 願 いします その 方 はどのように 応 募 して 来 られましたか? 求 人 誌 に 載 っている 求 人 を 見 て ハローワークなど 色 々 探 していたみたいですけどね そうですか その 求 人 早 めに 弊 社 にお 知 らせ 頂 けれ ば 今 回 112 万 円 の 助 成 金 に 該 当 していたんですが ええ!?そうなんですか!? 上 記 の 例 の 中 の 助 成 金 は 若 年 者 等 正 規 雇 用 化 特 別 奨 励 金 とよばれるも ので 40 歳 未 満 の 若 年 フ リーターと 呼 ばれる 人 を ハローワーク 経 由 で 雇 用 したときに 支 給 されるも のです 新 人 人 件 費 助 成 金 総 額 18 万 6ヶ 月 112 108 万 円 万 円 助 成 金 で 教 育 費 全 額 支 給 フリーターの 定 義 が 雇 用 保 険 に1 年 以 上 未 加 入 だった 者 であることを 知 っていて ハローワーク 求 人 を 適 切 に 提 出 していれば 難 なく 受 給 できました 採 用 した 方 の 給 与 が 月 額 18 万 円 だそうですから 雇 い 入 れ 後 6ヶ 月 の 人 件 費 全 てが 助 成 金 で 賄 える 計 算 になると ころでした そう 考 えると 機 会 損 失 リスクがいかに 高 いかがわかりま す 助 成 金 を 真 に 活 用 するにはどうすべきか 助 成 金 情 報 は 厚 生 労 働 省 ホームページや 社 会 保 険 労 務 士 等 専 門 家 からの 案 内 により 得 ることができます 自 社 内 で 全 ての 手 続 きを 行 うことも 可 能 ですが その 際 に は 次 の 点 に 留 意 する 必 要 があります 1 助 成 金 は 頻 繁 に 改 廃 される 2 提 出 期 限 が 厳 格 に 定 められているため 提 出 準 備 に 入 念 さが 必 要 助 成 金 は 様 々な 行 政 機 関 が 複 雑 に 絡 み 合 って 管 轄 してお り 押 えておくべき 要 件 も 対 象 行 政 機 関 ごとに 異 なります まずは 当 事 務 所 に 助 成 金 診 断 をご 依 頼 いただき 御 社 で 該 当 する 助 成 金 とその 入 金 タイミングを 体 系 的 に 捉 えると ころから 取 りかかることをお 勧 めします また 次 のページに 助 成 金 チェックシートがありますので 助 成 金 診 断 をご 希 望 の 企 業 様 は ご 記 際 いただき 当 事 務 所 まで FAX にてご 連 絡 のほどよろしくお 願 いいたします

カンタン 助 成 金 診 断 シート 2011 年 度 版 チェックシート 以 下 のチェックシートをご 記 入 の 上 FAX を 当 事 務 所 までお 送 り 下 さい NO チェック 項 目 YES NO 1 未 経 験 者 やフリーターを 雇 い 入 れる 予 定 がありますか 2 派 遣 労 働 者 を 受 け 入 れる 予 定 がありますか 3 パートさんを 正 社 員 にする 予 定 がありますか 4 産 休 や 育 児 休 業 中 の 方 またはこれから 産 休 に 入 るご 予 定 がありますか 5 母 子 家 庭 のお 母 さんなどを 雇 い 入 れることがありますか 6 60 歳 以 上 の 従 業 員 さんがいらっしゃいますか 7 新 規 の 創 業 などの 予 定 がありますか 8 昨 年 同 期 と 比 べて 売 り 上 げが5% 以 上 ダウンしていますか 9 雇 用 保 険 加 入 者 は 概 ね 何 人 ですか ( ) 人 10 就 業 規 則 はありますか? 11 時 間 の 管 理 はタイムカードですか? 12 新 しい 業 態 に 進 出 する 予 定 がありますか 13 新 しい 業 態 進 出 にかかる 設 備 投 資 は250 万 円 以 上 ですか 国 からの 助 成 金 もらいそびれていませんか? 労 働 分 野 の 助 成 金 は 多 種 多 様 で 自 分 の 会 社 が 助 成 金 をもらえるのか どんな 種 類 があるのか というご 質 問 を 多 数 いただいております この 助 成 金 チェックシート で 貴 社 の 状 況 を 無 料 診 断 致 します 会 社 が 納 める 雇 用 保 険 料 を 財 源 とする 助 成 金 該 当 するものはぜひとも 受 給 しましょう! が 貴 社 の 元 気 な 職 場 作 りをサポートします ぜひ お 答 えいただき FAX をお 送 り 下 さい FAX のご 返 送 は 06-6487-3960 まで 貴 社 名 ご 住 所 TEL FAX ご 担 当 者 名 E-mail ご 要 望 を お 書 き 下 さい

当 事 務 所 からの おしらせ 労 務 管 理 や 助 成 金 などのご 相 談 がご ざいましたら お 気 軽 にお 問 い 合 わせ 下 さい 当 事 務 所 へのお 問 い 合 わせについて 今 月 の 事 務 所 だよりはいかがでしたか? 来 月 も 充 実 した 内 容 でお 届 けしていきますのでよろしくお 願 いいたします なお 今 回 の 内 容 に 関 して ご 不 明 点 やご 依 頼 などございましたら お 気 軽 にお 問 い 合 わせ 下 さい 所 長 所 長 久 保 太 郎 副 所 長 久 保 貴 美 住 所 営 業 時 間 660-0881 兵 庫 県 尼 崎 市 昭 和 通 2-7-1 都 ホテルニューアルカイックビル 1 階 平 日 9:00~19:00 電 話 06-6482-6312 FAX 06-6487-3960 メール info@sr-kubo.jp 所 長 よりあいさつ 暑 い 中 ですが みなさん 楽 しい 夏 をお 過 ごしのこと 思 います いままで メルマガなどでご 紹 介 して きた 内 容 や 助 成 金 チェックリストを 事 務 所 便 りとしてまとめ このような 形 式 で 再 度 皆 さんに お 届 けして 活 用 していただきたいと 思 います 久 保 社 労 士 法 人 では 各 スタッフが 交 代 式 で 夏 休 みを とります 所 長 副 所 長 は すでに 夏 休 みをいただきましたので お 盆 はずっと 事 務 所 に 出 てます! いつでも ご 遠 慮 なくご 連 絡 ください!! 都 ホテルアルカイックのビアガーデンは 連 日 大 賑 わいです!