No.9 近 畿 地 方 整 備 局 事 業 評 価 監 視 委 員 会 平 成 27 年 度 第 1 回 一 般 国 道 168 号 ご じ ょ う し ん ぐ う 五 條 新 宮 道 路 か ぜ や か わ つ う ぐ わ ら 再 評 価 平 成 2 7 年 7 月 近 畿 地 方 整 備 局
事 業 全 体 図 ご じ ょ う し ん ぐ う ご じ ょ う し ん ぐ う 国 道 168 号 五 條 新 宮 道 路 は 奈 良 県 五 條 から 和 歌 山 県 新 宮 を 結 ぶ 延 長 130kmの 地 域 高 規 格 道 路 です 紀 伊 半 島 アンカールート の 一 部 を 形 成 し 高 規 格 幹 線 道 路 の 空 白 地 帯 である 紀 伊 半 島 内 陸 部 を 南 北 に 縦 貫 する 極 めて 重 要 な 幹 線 道 路 です 住 民 の 生 活 と 安 全 を 守 る いのちの 道 としてなど 防 災 面 のみならず 人 と 物 の 流 れを 活 発 化 し 地 域 の 活 性 化 を 図 るうえで 必 要 不 可 欠 な 道 路 ですが 現 在 も 未 改 良 区 間 が 多 くあり 国 と 県 で 早 期 完 成 に 向 けて 整 備 中 です か ぜ や か わ つ う ぐ わ ら 風 屋 川 津 宇 宮 原 工 区 は 地 形 条 件 が 厳 しく 整 備 に 高 度 な 技 術 を 要 する 区 間 であることから 国 土 交 通 省 権 限 代 行 事 業 として 安 定 した 交 通 路 の 確 保 医 療 施 設 へのアクセス 向 上 地 域 の 活 性 化 等 を 目 的 に 整 備 を 進 めている 延 長 6.7kmの 道 路 です 広 域 図 位 置 図 ご じ ょ う し ( 終 ) 奈 良 県 五 條 阪 本 工 区 延 長 1.4km ( 県 施 工 ) 辻 堂 BP 延 長 4.1km ( 県 施 工 ) 長 殿 道 路 延 長 2.6km 宇 宮 原 BP 延 長 1.8km うぐわら 宇 宮 原 工 区 延 長 1.2km 川 津 道 路 ( 県 施 工 ) 延 長 2.2km( 事 業 中 ) 延 長 1.0km( 開 通 ) かぜやかわつ 風 屋 川 津 工 区 延 長 5.5km 計 画 路 線 五 條 新 宮 道 路 延 長 130.0km 十 津 川 道 路 延 長 1.7km( 事 業 中 ) 延 長 4.3km( 開 通 ) 十 津 川 道 路 ( 県 施 工 ) 延 長 1.7km 高 規 格 幹 線 道 路 路 開 供 通 用 済 中 事 未 業 供 中 用 アンカールート 凡 例 : 対 象 事 業 : 事 業 中 : 開 通 済 : 一 般 国 道 : 主 要 地 方 道 県 道 し ん ぐ う し ( 起 ) 和 歌 山 県 新 宮
事 業 の 概 要 事 業 の 目 的 安 定 した 交 通 路 の 確 保 医 療 施 設 へのアクセス 向 上 地 域 の 活 性 化 事 業 の 概 要 進 捗 状 況 位 置 図 五 條 ながとの 長 殿 道 路 延 長 2.6km う ぐ わ ら 凡 例 宇 宮 原 バイパス( 県 施 行 ) 延 長 1.8km とつかわむら : 対 象 事 業 : 事 業 中 : 開 通 済 : 一 般 国 道 : 主 要 地 方 道 県 道 う ぐ わ ら 十 津 川 村 大 字 宇 宮 原 232 235 五 條 宇 宮 原 工 区 1.2km 168 新 宮 区 間 よしの とつかわむら のじり ( 起 ) 奈 良 県 吉 野 郡 十 津 川 村 大 字 野 尻 よしの とつかわむら うぐわら ( 終 ) 奈 良 県 吉 野 郡 十 津 川 村 大 字 宇 宮 原 とつかわむら うえのじ 十 津 川 村 大 字 上 野 地 う ぐ わ ら 宇 宮 原 工 区 延 長 1.2km 奈 良 県 十 津 川 村 道 路 延 長 構 造 規 格 6.7km 第 3 種 第 2 級 かわつ 川 津 道 路 ( 県 施 行 ) 延 長 2.2km( 事 業 中 ) 延 長 1.0km( 開 通 ) 風 屋 川 津 工 区 5.5km 奈 良 県 十 津 川 村 新 宮 設 計 速 度 車 線 数 60km/h 2 車 線 標 準 幅 員 8.5m 計 画 交 通 量 全 体 事 業 費 3,000~5,400 台 / 日 240 億 円 新 宮 とつかわむら かわつ 十 津 川 村 大 字 川 津 とつかわむら のじり 十 津 川 村 大 字 野 尻 かぜやかわつ 風 屋 川 津 工 区 延 長 5.5km 五 條 232 168 事 業 化 都 計 画 決 定 用 地 着 手 工 事 着 手 平 成 25 年 度 - - - 標 準 断 面 図 現 状 5,500 土 工 部 整 備 後 高 架 部 トンネル 部 開 通 延 長 - 事 業 進 捗 率 約 1 %( 平 成 27 年 3 月 末 現 在 ) 用 地 取 得 率 0 %( 面 積 ベース 同 上 ) 1
再 評 価 の 視 点 再 評 価 の 視 点 現 在 の 状 況 備 考 事 業 の 必 要 性 に 関 する 視 点 1) 事 業 を 巡 る 社 会 経 済 情 勢 等 の 変 化 2) 事 業 の 整 備 効 果 新 規 事 業 採 択 時 評 価 時 点 (H25 年 4 月 )から 大 きな 変 化 なし 新 規 事 業 採 択 時 評 価 時 点 (H25 年 4 月 )から 大 きな 変 化 なし 道 路 が 脆 弱 であり 全 面 通 行 止 めが 発 生 異 常 気 象 時 通 行 規 制 区 間 に 変 更 は 無 く 通 行 止 めの 可 能 性 有 3) 事 業 の 投 資 効 果 4) 地 域 における 計 画 等 事 業 の 進 捗 の 見 込 みの 視 点 社 会 経 済 情 勢 等 に 大 きな 変 化 がない ため 算 出 を 省 略 下 記 の 計 画 に 位 置 づけられています 十 津 川 村 紀 伊 半 島 大 水 害 復 興 計 画 アクションプラン(H25 年 度 版 ) 等 事 業 進 捗 率 ( 事 業 費 ) 約 1 % 用 地 取 得 率 ( 面 積 ) 0 % 新 規 事 採 択 時 評 価 時 点 全 体 B/C 1.7 コスト 縮 減 や 代 替 案 立 案 等 の 可 能 性 の 視 点 新 技 術 新 工 法 の 採 用 など 引 き 続 き 検 討 2
事 業 の 必 要 性 等 に 関 する 視 点 事 業 の 整 備 効 果 ( 安 定 した 交 通 路 の 確 保 ) とつかわ 台 風 12 号 の 風 屋 川 津 宇 宮 原 工 区 周 辺 における 被 害 状 況 十 津 川 村 内 の 国 道 168 号 では 過 去 10 年 間 (H17 年 度 ~H26 年 度 )に 89 回 の 全 面 通 行 止 めが 発 生 既 往 災 害 発 生 箇 所 (5 箇 所 ) 深 層 崩 壊 箇 所 (3 箇 所 ) 防 災 点 検 要 対 策 箇 所 (6 箇 所 )が 存 在 し 災 害 に 脆 弱 沿 線 では 約 600 人 (7 集 落 約 200 世 帯 )の 住 民 が 生 活 しており 災 害 時 の 孤 立 が 懸 念 される 地 域 ごじょうしんぐう 五 條 新 宮 道 路 の 整 備 により 安 定 した 交 通 路 を 確 保 事 前 通 行 規 制 区 間 五 條 大 塔 町 天 辻 ~ 同 宇 井 時 間 雨 量 25mm, 連 続 雨 量 110mmで 通 行 止 ( 気 象 観 測 所 : 大 塔 雨 量 観 測 所 ) 辻 堂 BP ( 県 )4.1km H27 開 通 予 定 長 殿 道 路 ( 国 ) 2.6km 事 前 通 行 規 制 区 間 五 條 大 塔 町 宇 井 ~ 十 津 川 村 小 原 ( 十 津 川 村 役 場 ) 時 間 雨 量 25mm, 連 続 雨 量 110mmで 通 行 止 ( 気 象 観 測 所 : 十 津 川 復 旧 復 興 課 ) 宇 宮 原 BP( 県 ) 1.8km 宇 宮 原 工 区 延 長 1.2km 川 津 道 路 ( 県 ) 3.2km H27 開 通 予 定 風 屋 川 津 工 区 延 長 5.5km 写 真 2 十 津 川 村 内 国 道 168 号 における 過 去 10 年 間 の 通 行 規 制 状 況 発 生 年 度 全 面 通 行 止 め 回 数 落 石 崩 土 雨 量 H17 年 度 2 1 H18 年 度 4 2 H19 年 度 3 2 写 真 1 H20 年 度 0 1 五 條 新 宮 H21 年 度 1 5 H22 年 度 0 13 H23 年 度 11 16 H24 年 度 3 10 出 典 : 平 成 22 年 国 勢 調 査 10 集 落 156 世 帯 319 人 写 真 1 国 道 168 号 崩 落 状 況 ( 撮 影 時 期 :H23.9) 1 集 落 3 集 落 10 世 帯 17 人 70 世 帯 140 人 3 集 落 136 世 帯 250 人 写 真 2 道 路 崩 壊 箇 所 ( 撮 影 時 期 :H24.6) 4 集 落 132 世 帯 427 人 凡 例 対 象 区 間 地 域 高 規 格 ( 開 通 済 ) 地 域 高 規 格 ( 事 業 中 ) 一 般 国 道 既 往 災 害 発 生 箇 所 ( 台 風 12 号 ) 既 往 災 害 発 生 箇 所 深 層 崩 壊 箇 所 ( 明 治 22 年 ) 防 災 点 検 要 対 策 箇 所 地 すべり 危 険 箇 所 ( H10 奈 良 県 公 表 ) 幅 員 狭 隘 区 間 ( 幅 員 5.5m 未 満 ) 集 落 H25 年 度 1 10 H26 年 度 0 4 合 計 25 64 出 典 : 奈 良 県 県 土 マネジメント 部 資 料 3
事 業 の 必 要 性 等 に 関 する 視 点 事 業 の 整 備 効 果 ( 医 療 施 設 へのアクセス 向 上 ) とつかわ 十 津 川 村 の 人 工 透 析 患 者 や 周 産 期 妊 婦 は 村 外 の 病 院 に 通 院 国 道 168 号 の 通 行 止 め 時 には 病 院 搬 送 に 大 きな 迂 回 が 生 じるため 入 院 したり 親 類 宅 に 一 時 転 居 するなどの 対 応 が 必 要 ごじょうしんぐう 五 條 新 宮 道 路 の 整 備 により 災 害 時 も 機 能 する 道 路 が 確 保 され 地 域 住 民 の 負 担 軽 減 安 心 できる 生 活 を 支 援 高 度 医 療 施 設 への 搬 送 371 371 迂 回 ルート 425 2 次 医 療 施 設 県 立 五 條 病 院 現 道 ルート 十 津 川 村 役 場 宇 宮 原 工 区 風 屋 川 津 工 区 救 急 医 療 施 設 の 位 置 五 條 新 宮 道 路 宇 宮 原 工 区 風 屋 川 津 工 区 国 道 168 号 の 通 行 止 めの 影 響 十 津 川 村 在 住 人 工 透 析 患 者 15 人 通 院 先 人 数 五 條 病 院 8 天 理 の 病 院 1 葛 城 の 病 院 1 新 宮 の 病 院 5 搬 送 時 間 十 津 川 村 役 場 ~ 県 立 五 條 病 院 整 備 前 ( 迂 回 ルート) 所 要 時 間 :241 分 距 離 :138 km 整 備 前 ( 現 道 ルート) 所 要 時 間 : 83 分 距 離 : 64 km 整 備 後 迂 回 ルートに 対 して 約 171 分 短 縮 現 道 ルートに 対 して 約 13 分 短 縮 所 要 時 間 :70 分 距 離 :58 km 出 典 :H22 道 路 交 通 センサス H23.9 台 風 12 号 被 害 のため 国 道 168 号 通 行 止 対 応 方 法 周 産 期 妊 婦 の 定 期 検 診 先 ( 平 成 26 年 12 月 時 点 ) 出 典 : 十 津 川 村 調 べ 十 津 川 村 在 住 周 産 期 妊 婦 通 院 先 出 典 : 十 津 川 村 調 べ 人 数 五 條 病 院 に 入 院 6 親 類 宅 に 一 時 転 居 2 五 條 に 転 居 3 新 宮 に 転 居 3 その 他 1 14 人 人 数 橋 本 の 病 院 2 新 宮 の 病 院 6 橿 原 の 病 院 2 田 辺 の 病 院 3 奈 良 の 病 院 1 4
事 業 の 必 要 性 等 に 関 する 視 点 事 業 の 整 備 効 果 ( 地 域 の 活 性 化 ) と つ か わ 十 津 川 村 には 多 くの 観 光 資 源 が 存 在 し 産 業 別 従 業 割 合 ではサービス 業 が 約 4 割 と 高 く 観 光 が 主 要 な 産 業 主 要 な 観 光 ルートとなる 国 道 168 号 はカーブが 多 く 走 行 性 が 悪 いほか 災 害 による 全 面 通 行 止 め の 影 響 もあり 観 光 客 数 が10 年 前 から 約 1 割 減 少 ごじょうしんぐう 五 條 新 宮 道 路 の 整 備 により 信 頼 性 のある 道 路 ネットワークが 形 成 され 地 域 の 主 要 産 業 である 観 光 振 興 による 地 域 の 活 性 化 に 寄 与 十 津 川 村 観 光 地 写 真 1 道 の 駅 十 津 川 郷 ( 出 典 : 十 津 川 村 観 光 協 会 ) 写 真 2 十 津 川 温 泉 ( 出 典 : 十 津 川 村 観 光 協 会 ) 上 湯 温 泉 谷 瀬 の 吊 り 橋 168 道 の 駅 十 津 川 郷 野 猿 五 條 十 津 川 温 泉 長 殿 道 路 延 長 2.6km 宇 宮 原 バイパス( 県 施 工 ) 延 長 1.8km 宇 宮 原 工 区 延 長 1.2km 川 津 道 路 ( 県 施 工 ) 延 長 2.2km( 事 業 中 ) 対 象 区 間 延 長 1.0km( 開 通 ) 延 長 6.7km 風 屋 川 津 工 区 延 長 5.5km 温 泉 地 温 泉 歴 史 民 俗 資 料 館 瀬 野 の 滝 玉 置 神 社 21 世 紀 の 森 十 津 川 村 の 観 光 入 込 み 客 数 100 95 90 85 80 75 70 65 60 55 50 観 光 入 込 み 客 数 ( 万 人 / 年 ) 88 84 86 H20.10.17 落 石 30 日 間 全 面 通 行 止 81 64 75 73 十 津 川 村 の 産 業 別 従 業 割 合 H23.9.3 台 風 12 号 57 日 間 全 面 通 行 止 65 69 医 療 教 育 公 務 11% 約 1 割 減 少 76 万 人 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 出 典 : 十 津 川 村 調 べ 年 度 十 二 滝 瀞 峡 飲 食 宿 泊 などの サービス 業 38% 建 設 業 29% その 他 22% 新 宮 出 典 : 平 成 24 年 経 済 センサス( 総 務 省 統 計 局 ) 5
事 業 の 進 捗 の 見 込 みの 視 点 1) 事 業 の 進 捗 状 況 平 成 27 年 度 事 業 内 容 風 屋 川 津 工 区 宇 宮 原 工 区 ともに 調 査 設 計 を 実 施 しています 進 捗 状 況 平 成 26 年 度 末 までの 進 捗 は 用 地 進 捗 率 0%( 面 積 ベース) 事 業 進 捗 率 は 約 1%( 事 業 費 ベース)です 事 業 進 捗 上 の 課 題 全 工 区 において 大 きな 課 題 はありません 2) 今 後 の 事 業 スケジュール 等 風 屋 川 津 工 区 宇 宮 原 工 区 ともに 引 き 続 き 調 査 設 計 を 推 進 していきます 五 條 延 長 2.6km 長 な 殿 が 道 と の 路 ( 終 ) 大 十 と 津 つ 字 か 宇 川 わ う む 宮 村 ぐ ら 原 わ ら 延 長 1.8km 延 長 1.2km 宇 う 宇 う 宮 ぐ 宮 ぐ わ わ 原 ら 原 ら バ 工 イ 区 パ ス ( 県 施 行 ) 対 象 区 間 延 長 6.7km 延 長 2.2km( 事 業 中 ) 延 長 1.0km( 開 通 ) 川 津 か わ 道 つ 路 ( 県 施 行 ) 延 長 5.5km 風 か 屋 ぜ 川 や か 津 わ つ 工 区 ( 起 ) 十 と 津 つ か 川 わ む 村 ら 大 字 野 尻 の じ り 新 宮 凡 例 : 対 象 事 業 : 事 業 中 : 開 通 済 : 一 般 国 道 : 主 要 地 方 道 県 道 6
関 係 自 治 体 の 意 見 奈 良 県 知 事 平 成 27 年 7 月 3 日 道 建 第 89 号 近 畿 地 方 整 備 局 事 業 評 価 監 視 委 員 会 に 諮 る 対 応 方 針 ( 原 案 )の 作 成 に 係 る 意 見 照 会 について( 回 答 ) 五 條 新 宮 道 路 は 紀 伊 半 島 全 体 の 強 靱 化 を 図 る 観 点 から 命 の 道 として 特 に 重 要 な 地 域 高 規 格 幹 線 道 路 であり 加 えて 南 部 地 域 の 復 旧 復 興 から 振 興 への 核 として 観 光 や 林 業 の 振 興 といっ た 地 方 創 生 に 資 する 幹 線 道 路 です これまでの 整 備 により 十 津 川 村 への 観 光 客 数 は 平 成 20 年 度 から 平 成 25 年 度 の 間 で 約 20% 増 加 し 76 万 人 となっています また 林 家 数 についても 平 成 12 年 から 平 成 22 年 の 間 で 約 5% 増 加 し 641 戸 となっているなど 観 光 や 林 業 の 振 興 といった 地 域 経 済 の 活 性 化 が 進 展 しているとこ ろです しかしながら 五 條 新 宮 道 路 の 現 道 は 狭 隘 区 間 やカーブが 多 いため 走 行 性 が 悪 く かつ 災 害 にも 脆 弱 であることから 五 條 新 宮 道 路 を 早 期 に 整 備 することで 交 通 の 円 滑 化 や 安 全 安 心 の 確 保 が 図 られ さらなる 観 光 や 林 業 の 振 興 が 期 待 で きます 県 としても 五 條 新 宮 道 路 の 阪 本 工 区 辻 堂 バイパス 川 津 道 路 の 整 備 を 鋭 意 進 めているところで あり 紀 伊 半 島 全 体 の 強 靱 化 や 南 部 地 域 の 地 方 創 生 のため 風 屋 川 津 宇 宮 原 工 区 の 事 業 継 続 は 必 要 不 可 欠 です 以 上 のことから 対 応 方 針 ( 案 )のとおり 事 業 継 続 が 妥 当 と 考 えます また 五 條 新 宮 道 路 の 早 期 整 備 に 向 けて 本 事 業 とともに 長 殿 道 路 十 津 川 道 路 についても 事 業 の 推 進 が 図 られるよう お 願 いします 7
対 応 方 針 ( 原 案 ) ご じ ょ う し ん ぐ う か ぜ や か わ つ う ぐ わ ら 五 條 新 宮 道 路 は 事 業 の 必 要 性 等 に 関 する 視 点 に 変 更 はなく 事 業 の 進 捗 の 見 込 みの 視 点 から 継 続 が 妥 当 と 判 断 できる 引 き 続 き 事 業 を 推 進 し 早 期 の 開 通 を 目 指 すことが 適 切 である 事 業 継 続 8
( 再 評 価 ) ( 別 紙 ) 道 路 事 業 一 般 国 道 165 号 香 芝 柏 原 改 良 事 業 名 対 応 方 針 ( 原 案 ) 案 備 考 事 業 継 続 事 業 継 続 貴 県 の 意 見 を 踏 まえ 近 畿 地 方 整 備 局 事 業 監 視 委 員 会 へ 諮 る 対 応 方 針 ( 原 案 )を 作 成 す るためのものです