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Transcription:

くすりの 正 しい 使 い 方 2008 年 3 月 作 成 ( 小 学 生 向 け) 北 海 道 学 校 薬 剤 師 会

けん こう まい にち す 健 康 な 毎 日 を 過 ごすために てき ど 適 度 な 運 動 けん こう 外 で 元 気 よく 遊 んでいるかな? 栄 養 バランスの 取 れた 食 事 食 べ 物 に 好 ききらいはないかな? 朝 食 はしっかり 食 べているかな? 十 分 なすいみん げん そく 健 康 の3 原 則 うんどう そと げん き あそ えい よう と しょく じ じゅうぶん た もの す ちょうしょく よ 夜 ふかしをしてはいないかな? た

びょう き おも 病 気 かなと 思 うのは とき どんな 時 でしょうか?

とき こんな 時 だよ ねつ 熱 がある で せきが 出 る からだ 体 がだるい さむ け 寒 気 がする はなみず と 鼻 水 が 止 まらない い 胃 がいたい おなかが 下 る あたま くだ 頭 がガンガンする

とき そんな 時 はどうしたら 良 いのか ほ ご しゃ よ そう だん 保 護 者 に 相 談 しよう あたたかくしてねている いしゃ お 医 者 さんにみてもらう の くすりを 飲 む

びょうき 病 気 になったり ケガをしたら つか なお くすりを 使 わないと 治 らないの?

からだ 体 には 病 気 やケガを 自 分 で なお ちから びょう き そな じ ぶん 治 す 力 が 備 わっているんだ それを 自 然 治 ゆ 力 い し ぜん ち りょく と 言 うんだよ けんこう 健 康 な 心 と 体 は とく こころ からだ ちから 特 にその 力 が つよ 強 いんだ

では くすりは 何 のために あるの? なん

はたら くすりの 働 き びょうき くすりは 病 気 やケガを はや なお やくだ 早 く 治 すのに 役 立 つんだ バイキンをやっつけたり いたみや 熱 をおさえたりし て 健 康 な 状 態 にもどるの たす けんこう ねつ じょうたい を 助 けるんだよ

くすりの き かた 効 き 方

からだ なか くすりは 体 の 中 を どのようにめぐるの?

のう ( 脳 ) はい ( 肺 ) きゅうしゅう 吸 収 ぶんぷ 分 布 かんぞう ( 肝 臓 ) しんぞう ( 心 臓 ) い ( 胃 ) たいしゃ 代 謝 はいせつ 排 泄 じんぞう ( 腎 臓 ) しょうちょう ( 小 腸 )

くすりは 決 められた 量 の ばい の 2 倍 飲 んだり 飲 む 回 数 を2 倍 にしたりすると 2 倍 早 く 治 るの? き の かい すう ばい ばい はや なお りよう

くすりの 飲 み 方 いちばんはたら くすりが 一 番 働 くのは 血 中 のう 度 つまり 血 液 の 中 の くすりの 量 が 多 くも 少 なくもない 丁 度 良 いはん 囲 の 時 で 決 められた 飲 み 方 と 量 を 守 ることで その 状 態 が 保 たれているんだ だから 1 日 に 飲 む 回 数 ( 用 法 )と かい の りょう ようりょう まも 1 回 に 飲 む 量 ( 用 量 )を 守 ることが 大 切 なんだよ の かた けっちゅう ど けつえき なか りょう おお すく ちょうど よ い とき き の かた りょう まも たいせつ じょうたい たも にち の かいすう ようほう

たいせつ 大 切! の 飲 んだくすりが 決 め られた 量 や 回 数 より 多 けっちゅう ど いと 血 中 のう 度 が 高 くなり 副 作 用 を 起 こすんだ また 少 ないと 血 中 のう 度 が 下 がって き め あらわ 効 き 目 が 現 れないこと があるんだ き りょう かいすう おお たか ふくさ よう お ど すく さ けっちゅう じかん

くすりの しゅ るい かたち 種 類 と 形

しゅ るい くすりの 種 類 には もの どんな 物 があるの?

くすりの 種 類 は おお しゅるい 大 きく3つに 分 けられるよ わ ない ふく やく くち 内 服 薬 : 口 から 飲 むくすり の がい よう やく 外 用 薬 :はったり ぬったりする くすり ちゅう やく ちょくせつ からだ なか い 注 しゃ 薬 : 直 接 体 の 中 に 入 れる くすり

ない ふく やく 内 服 薬 こな ぐすり 粉 薬 じょうざい カプセルざい シロップざい

がい よう やく 外 用 薬 ぐすり ぬり 薬 (なんこう クリーム ローション) エアゾール (スプレー) めぐすり 目 薬 ぐすり はり 薬 やく ざ 薬

なぜ じょうざいやカプセルざいに してあるのだろう?

じょうざい にはこんな し 仕 かけ もあるよ い と 胃 で 溶 けるまく い と 胃 で 溶 けるくすり ちょう と 腸 で 溶 けるまく ちょう と 腸 で 溶 けるくすり

にが あじ くすりの 苦 い 味 などをかくし 飲 み 易 くさせるため も はこ べん り 持 ち 運 ぶのに 便 利 だから き かた く ふう と 効 き 方 に 工 夫 (ゆっくり 溶 けるように するなど) ができるから の やす

くすりを の とき ちゅう い 飲 む 時 の 注 意

くすりは 思 いついた 時 に の おも よ とき 飲 めば 良 いのかな?

き じ かん の 決 められた 時 間 に 飲 もう くすりの 説 明 書 に 書 いて ある 時 間 か お 医 者 さん やくざい し 薬 剤 師 さんに 言 われた じ かん じかん の せつめいしょ い 時 間 に 飲 もう か いしゃ の とき 飲 むのをわすれた 時 は よ どうしたら 良 いか やくざいし き 薬 剤 師 さんに 聞 こう

くすりは 1 回 くらい の かい 飲 みわすれても だいじょうぶ?

くすりは 正 しい 使 い 方 をしないと き め あらわ ただ つか かた 効 き 目 が 現 れないよ の 飲 みわすれをしないように 注 意 しよう の もし 飲 むのをわすれたことに 気 付 いたら 次 の3つの ほうほう たいおう 方 法 で 対 応 しよう 1 約 束 の 飲 む 時 間 からあまり 時 間 が 経 っていない 場 合 は でき るだけ 早 く 飲 み 次 に 飲 む 時 間 を 少 しおくらせる 2 次 に 飲 む 時 間 まで あまり 時 間 がない 場 合 は 1 回 分 飲 むの を 飛 ばす だからといって 次 に2 回 分 をまとめて 飲 むのは きけんなので 絶 対 にしてはいけない 3 よく 分 からない 時 は 自 分 勝 手 に 判 断 しないで 保 護 者 に 相 談 しよう き づ ちゅうい やくそく の じかん じかん た ばあい はや の つぎ の じかん すこ つぎ の じ かん じ かん ば あい かいぶんの と ぜったい つぎ かいぶん わ とき じぶん かって はんだん ほごしゃ そうだん つぎ の

し じ とき ただ の くすりは 指 示 された 時 に 正 しく 飲 もう しょくぜん 食 前 しょくご 食 後 しょっかん 食 間 しょくじ まえ ぷん 食 事 をする 前 30 分 から じかん いない 1 時 間 以 内 に 飲 む しょくじ おわ あと ぷん 食 事 が 終 った 後 30 分 いない 以 内 に 飲 む しょくじ の の しょくじ あいだ 食 事 と 食 事 の 間 まえ しょくじ じかん あと 前 の 食 事 から2 時 間 ぐらい 後 しょくじ さいちゅう の < 食 事 の 最 中 に 飲 むことではないよ> まえ ぷん じかん まえ の まえ ねる 前 ねる30 分 から1 時 間 前 に 飲 む(しゅうしん 前 ) とんぷく しょう 状 を 一 たんおさえるため しょう 状 が 出 た 時 に の じょう いっ じょう で とき たと ねつ で とき の 飲 む < 例 えば> 熱 が 出 た 時 に 飲 む で とき の いたみが 出 た 時 に 飲 む

の 飲 みわすれをしないように みじか 身 近 にお 年 寄 りがいる 人 は 工 夫 してみよう くすりを 飲 みわすれたりしないよう おし としよ の に 教 えてあげよう く ひと ふう がつ あさ ひる よる

きょう だい み ぢか ひと おな じょう 兄 弟 や 身 近 な 人 と 同 じしょう 状 が で 出 たら くすりをいっしょに つか 使 っても 良 いの? よ

じ ぶん い がい 自 分 でもらったくすり 以 外 は ぜっ たい の 絶 対 に 飲 まない い しゃ だ じゃ じょうたい あ お 医 者 さんが 出 すくすりは かん 者 さんの 状 態 に 合 わせて じゃ いるもので そのかん 者 さんだけのくすりだよ じぶん まった おな たいしつ たいちょう ひと 自 分 と 全 く 同 じ 体 質 や 体 調 の 人 はいないんだよ おな じょう おも たにん 同 じしょう 状 だと 思 って 他 人 のくすりを つか き 使 うと 効 かなかったり かえって ひどくなったり することがあるんだよ

まえ おな じょう 前 と 同 じしょう 状 なので まえ 前 にもらって 余 っている つか あま くすりを 使 っても 良 いの? よ

まえ つか 前 にもらったくすりは 使 わない おな じょう げんいん 同 じしょう 状 のようでも 原 因 が 違 うこ とがあったり その 時 その 時 で 体 の 状 たい 態 はちがうんだ いしゃ お 医 者 さんはかん 者 さんの 状 態 に 合 わ せてくすりを 出 しているんだ そして くすりにも 使 用 期 限 があ るんだよ だ じゃ とき とき からだ じょう じょうたい し よう き げん あ

くすりは の もの どんな 飲 み 物 で 飲 むのかな? の? 1.コーラ ちゃ 2.お 茶 みず 3. 水

たいせつ 大 切! みず ゆ の 水 かぬるま 湯 で 飲 もう お ちゃ き め よわ 茶 : くすりの 効 き 目 が 弱 くなることがある ぎゅう き じ かん 牛 に ゅ う コ ー ラ :くすりが 効 くのに 時 間 がかかり 過 ぎる ことがある : カフェインが 効 き 過 ぎて ねむれなく なったりすることがある き す す ジ ュ ー ス くだ もの や さい せいぶん : 果 物 や 野 菜 の 成 分 はくすりの 効 き 目 を か 変 えてしまうことがある き め

くすりは おかしのように かんでから 飲 みこむ よ の ほうが 良 いの?

くすりは かんだり カプセル はず の を 外 して 飲 んではいけないよ

くすりの ほ 保 管 について かん

くすりは きちんと 管 理 すること が 大 事 だよ では どんなことに 注 意 すれば よ だい じ 良 いのかな? かん り ちゅう い

ほ かん くすりは こうやって 保 管 しておこう 〇 くすりは いつも 同 じ 所 にきちんと 保 管 して と おな ところ だ ほ かん おくと すぐに 取 り 出 すことができるんだ さっちゅう 殺 虫 ざいや 防 虫 ざい ぜったい ぼうちゅう とは 絶 対 にいっしょ ほ かん に 保 管 しない おん ど たか ところ 温 度 の 高 い 所 け ところ しっ 気 のある 所 にっこう ちょくせつあた ところ 日 光 が 直 接 当 る 所 き ぐ だんぼう 器 具 の そばなどはダメ

たいせつ 大 切! くすりは あか 赤 ちゃんのそばに 置 かない お あか なん くち 赤 ちゃんは 何 でも 口 に い 入 れてしまうくせがあるから くすりが 入 っているふくろやビン を 赤 ちゃんの 手 のとどく 所 に お はい あか て ところ 置 かないようにしよう

はい はこ くすりが 入 っていた 箱 やふくろは じゃまなので すてても 良 いの? よ

はこ せつ めい しょ 箱 やふくろ 説 明 書 などは つか お ほ かん 使 い 終 わるまで 保 管 する せつめいしょ 説 明 書 には の 飲 み 方 など 大 事 なこと か かた だいじ が 書 いてあるよ つか お 使 い 終 わるまで いっしょにしまっておこう う と ひ づけ やっきょく また 受 け 取 った 日 付 と 薬 局 な まえ か の 名 前 を 書 いておこう

の とき やく そく くすりを 飲 む 時 の7つの 約 束 まいにち き じかん の 1. 毎 日 決 まった 時 間 にくすりを 飲 みます の りょう まも 2.くすりを 飲 む 量 を 守 ります びょうき なお おも き ひ の つづ 3. 病 気 が 治 ったと 思 っても 決 められた 日 までくすりを 飲 み 続 けます ほか ひと 4. 他 の 人 からもらってくすりを 飲 んだりしません ほか ひと じぶん 5. 他 の 人 に 自 分 のくすりをあげたりしません まえ びょうき とき 6. 前 の 病 気 の 時 にもらったくすりは 使 いません せいり 7.くすりはいつもきちんと 整 理 して 保 管 します の つか ほかん ( 出 典 : 福 島 県 立 医 大 附 属 病 院 斎 藤 百 枝 美 先 生 編 集 :くすりの 適 正 使 用 協 議 会 )

ふく さ よう くすりの 副 作 用

くすりは 病 気 が 治 るのを たす びょう き 助 けるだけで からだ わる なお 体 に 悪 いことはしないの?

ひと ふく さ よう 人 によっては くすりで 副 作 用 が お 起 こってしまう 場 合 があるよ いっぱん びょうき なお さよう しゅさよう もくてき さよう い 一 般 に 病 気 を 治 す 作 用 を 主 作 用 ( 目 的 の 作 用 )と 言 い いがい さよう ふくさよう い ば あい それ 以 外 の 作 用 を 副 作 用 と 言 うんだ しゅさよう だから 主 作 用 をできるだけ 高 め 副 作 用 をできるだけおさえる たいせつ ことが 大 切 なんだよ たか ふくさよう

では くすりには ふく さ よう どんな 副 作 用 があるの?

ねむくなる からだ 体 がかゆくなる い 胃 がムカムカする あか 赤 いボツボツ で が 出 る おなかが いたくなる

き も わる 気 持 ちが 悪 い むねがドキドキする あたま 頭 がフラフラする びちびち で ウンコが 出 る などなど いっぱいあるように み えるけど 実 際 はほとんど で じっさい 出 ることはないよ

ふく さ よう お げん いん もの 副 作 用 が 起 きる 原 因 にはこんな 物 があるよ 1くすりの 元 の 性 質 2くすりを 正 しく 使 わなかった 時 3 自 分 の 体 質 または 体 調 4くすりと 飲 み 物 や 食 べ 物 との 飲 み 合 わせ 食 べ 合 わせ もと せいしつ ただ つか とき じぶん たいしつ たいちょう た あ の もの た もの の あ 5くすりとくすりとの 飲 み 合 わせ の あ

の あ い くすりには 飲 み 合 わせ と 言 って た もの の もの 食 べ 物 や 飲 み 物 によって き め か 効 き 目 が 変 わることがあるよ とう なっ 豆 グレープフルーツ ジュース ぎゅう ちゃ 牛 にゅう お 茶 けんこうしょくひん おな お ば あい き つ サプリメント( 健 康 食 品 )でも 同 じことが 起 こる 場 合 があるから 気 を 付 けよう!

の あと くすりを 飲 んだ 後 は じぶん からだ じょうたい かん さつ 自 分 の 体 の 状 態 をよく 観 察 しよう か ぐあい よ 具 合 が 良 くなった かな? 変 わらないかな? これは の 飲 んだ 本 人 にしか わ 分 からない たいせつ ほんにん 大 切 なこと!! なに いつもとちがって 何 か へん ぐあい 変 な 具 合 になって いないかな?

くすりを 飲 んで 副 作 用 が で の ふく さ よう 出 たら どうしたら 良 いの? よ

副 作 用 が 出 たら すぐに 保 護 者 に 話 して くすりを 出 したお 医 者 さん やくざい し や 薬 剤 師 さんに 聞 いて もらおう ふく さ よう で ほ ご しゃ はな だ き いしゃ すぐに 保 護 者 に 話 そう つか 使 うのを 止 めることもあるし ぎゃく ほ ご しゃ はな や きゅう や 逆 に 急 に 止 めてはいけない くすりは 使 い 方 をかえたり するんだ つか かた

おわり くすりの 正 しい つか 使 い 方 は り かい かた ただ 理 解 できたかな?

クイズ No.1 1 日 3 回 食 後 に 飲 む 薬 を 朝 飲 み 忘 れてしまった 昼 ご 飯 の 後 2 回 分 をのんだ か か

クイズ No.2 しょっかん くすりに 食 間 にのむ と 書 いてあったので 食 事 を している 間 にのんだ か か

クイズ No.3 錠 剤 が 大 きかったので 飲 み にくかった かみつぶして のんだら 苦 かったけどちゃ んと 飲 めた か か

クイズ No.4 どんな 場 合 でも 薬 がのめる ように 水 無 しで 薬 を 飲 む 練 習 をしている か か

クイズ No.5 今 年 の 夏 プールの 後 で 使 った 目 薬 がのこった 来 年 もつかえるので 冷 蔵 庫 に 保 存 してある か か

クイズ No.6 薬 局 でもらったお 薬 手 帳 に お 母 さんが 病 気 のことや 熱 が 出 たことを 書 いた か か

クイズ No.7 病 院 で 処 方 せんをもらった が 病 院 の 近 くでなく 家 に 帰 って 近 くの 薬 局 に 持 って 行 った か か

クイズ No.8 おじいさんはもう 血 圧 が 下 がったのに お 医 者 さんで もらった 血 圧 の 薬 をまだ 飲 んでいる か か

クイズ No.9 頭 が 痛 かったので お 母 さ んが 病 院 でもらった 頭 痛 の 薬 を 分 けてもらって 飲 んだ か か