ミャンマー カレン 族 の 児 童 の 受 入 について 平 成 24 年 7 月 3 日 鈴 鹿 市 教 育 委 員 会 事 務 局 人 権 教 育 課 1 椿 小 学 校 への 受 入 児 童 平 成 24 年 度 (2 家 族 6 名 ) 1 年 生 男 子 1 名 2 年 生 男 子 1 名 4 年 生 男 子 1 名, 女 子 1 名 6 年 生 男 子 1 名, 女 子 1 名 6 年 生 児 童 は, 学 齢 よりも1 年 下 の 学 年 に 受 入 2 受 入 準 備 平 成 22 年 度 3 月 15 日 ~24 日 椿 小 学 校 での 体 験 入 学 を 実 施 3 月 14 日 ~25 日 就 学 支 援 のための 支 援 員 1 名 を 派 遣 3 月 16 日,25 日 日 本 語 教 育 コーディネーター, 指 導 主 事 を 派 遣 3 受 入 支 援 体 制 平 成 23~24 年 度 (1) 国 際 化 対 応 加 配 教 員 1 名 ( 県 費 )を 配 置 し, 日 本 語 指 導 をおこなう 国 際 教 室 を 設 置 して 指 導 にあたっている (2) 国 や 県 事 業 を 活 用 し, 日 本 語 指 導 支 援 員 1 名 ( 週 5~7 時 間 )を 派 遣 している (3) 市 教 育 委 員 会 事 務 局 人 権 教 育 課 の 日 本 語 教 育 コーディネーター 指 導 主 事 を 派 遣 し, 児 童 の 状 況 把 握 や 校 内 の 支 援 体 制 づくり, 日 本 語 指 導 に 係 る 支 援 をおこ なっている 本 市 では, 外 国 人 児 童 生 徒 が 在 籍 するすべての 学 校 で 一 定 水 準 の 受 入 体 制 を 構 築 し 日 本 語 教 育 を 行 うため, 日 本 語 教 育 支 援 システムづくりを 進 めている 別 紙 資 料 参 照 (4) 市 民 対 話 課 と 情 報 を 共 有 し, 定 住 支 援 にかかる 取 組 の 連 携 を 図 っている 子 どもや 保 護 者 を 対 象 とした 教 育 に 関 する 懇 談 会 の 開 催 地 域 定 住 支 援 員 との 支 援 ミーティングへの 参 加 - 1 -
4 椿 小 学 校 における 受 入 体 制 (1) 週 当 たり 授 業 時 間 数 内 訳 平 成 24 年 度 学 年 在 籍 学 級 に おける 授 業 在 籍 学 級 における TTによる 授 業 国 際 学 級 における 取 り 出 し 指 導 県 費 国 際 化 県 事 業 学 校 県 費 国 際 化 県 事 業 指 導 者 担 任 対 応 加 配 支 援 員 職 員 対 応 加 配 支 援 員 1 年 生 19 時 間 1 時 間 (1 時 間 ) 6 時 間 (1 時 間 ) 学 校 職 員 2 年 生 20 時 間 1 時 間 6 時 間 4 年 生 25 時 間 2 時 間 1 時 間 5 時 間 6 年 生 21 時 間 1 時 間 2 時 間 4 時 間 5 時 間 (2) 国 際 教 室 運 営 会 議 を 開 催 している 参 加 者 : 校 長, 教 頭, 学 級 担 任, 日 本 語 指 導 担 当 者, 教 務, 特 別 支 援 教 室 担 任 協 議 内 容 : 学 習 指 導 や 児 童 支 援 に 係 る 方 針 や 具 体 策 (3)JSLバンドスケールを 活 用 して 日 本 語 能 力 判 定 をおこなっている 聞 く 話 す 読 む 書 く の4 領 域 を7 段 階 で 判 定 全 職 員 で 子 どもの 状 況 を 共 有 平 成 24 年 6 月 のJSLバンドスケールの 日 本 語 能 力 判 定 結 果 <JSLバンドスケール 判 定 は 7 段 階 > 児 童 A 聞 く2~3 話 す2~3 読 む2 書 く1 児 童 B 聞 く4 話 す4 読 む3 書 く3~4 児 童 C 聞 く5 話 す4 読 む4 書 く3~4 児 童 D 聞 く4~5 話 す4 読 む4 書 く3 児 童 E 聞 く5 話 す5 読 む4 書 く5 児 童 F 聞 く3 話 す3 読 む3 書 く3 (4) 家 庭 訪 問 により 保 護 者 の 指 導 をおこなっている (5) 教 職 員 研 修 会 や 総 合 的 な 学 習 の 時 間 等 において,カレン 族 の 文 化 や 難 民 キャン プについて 学 習 している - 2 -
5 成 果 (1) 学 校 人 権 教 育 課 市 民 対 話 課, 就 労 先 事 業 所, 国 RHQ 等 の 関 係 機 関 が 情 報 を 共 有 し, 連 携 して 対 応 することにより, 学 校 地 域 での 受 け 入 れを 進 めら れた (2) 日 本 語 教 育 支 援 システムにより, 学 校 への 子 どもの 受 け 入 れや 日 本 語 教 育 を 推 進 することができた (3) 地 域 定 住 支 援 員 2 名 が 配 置 されたことにより, 子 どもの 適 応 支 援 や 保 護 者 の 子 育 て 相 談 に 応 じる 体 制 ができ, 難 民 家 族 が 安 心 して 生 活 できるようになってき た 6 課 題 (1) 県 の 国 際 化 対 応 加 配 教 員 1 名 が 定 数 配 置 された 日 本 語 指 導 のための 継 続 的 な 人 的 配 置 が 必 要 である 来 年 度 は, 中 学 校 にも 配 置 が 必 要 であり, 文 部 科 学 省, 県 の 支 援 をお 願 いしたい (2) 国 や 県 の 外 国 人 児 童 生 徒 教 育 に 係 る 事 業 を 受 託 し 取 組 を 進 めているが, 国 とし て 第 三 国 定 住 に 係 る 受 入 事 業 としての 予 算 措 置 をお 願 いしたい (3)カレン 語 の 通 訳 者 による 定 住 者 への 継 続 的 な 母 語 支 援 が 必 要 である (4) 子 どもの 進 路 や 将 来 の 生 活 設 計 のための 情 報 提 供 や 学 校 関 係 機 関 の 連 携 が 必 要 である - 3 -
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