Microsoft Word - ①-1平成22年度事業報告_概要_



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Microsoft Word 利子補給金交付要綱

スライド 1

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

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学校安全の推進に関する計画の取組事例

25 年 度 アクションプラン 補 助 制 度 目 標 定 住 人 口 :198 人 増 1 九 州 大 学 学 生 への 電 動 バイクレンタル 事 業 学 研 都 市 づくり 課 進 学 糸 島 市 内 に 居 住 する 九 州 大 学 の 学 生 に 民 間 業 者 と 連 携 し て 電 動

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平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 所 名 所 在 事 開 始 年 月 日 事 規 模 ( 定 員 ) 公 益 事 必 要 な 者 に 対 し 相 談 情 報 提 供 助 言 行 政 や 福 祉 保 健 医 療 サービス 事 者 等 との 連 絡 調 整 を 行 う 等 の 事 必 要

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

表紙-2.xdw

Microsoft Word - 目次.doc

そ の 他 類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 所 名 所 在 事 開 始 年 月 日 事 規 模 ( 定 員 ) 公 益 事 広 島 市 城 山 北 城 南 域 包 括 支 援 センター 広 島 市 安 佐 南 区 川 内 B0 平 成 8 年 4 月 日 必 要 な 者

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(2)大学・学部・研究科等の理念・目的が、大学構成員(教職員および学生)に周知され、社会に公表されているか


有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的

類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 所 名 所 在 事 開 始 年 月 日 事 規 模 ( 定 員 ) 公 益 事 1 必 要 な 者 に 対 し 相 談 情 報 提 供 助 言 行 政 や 福 祉 保 健 医 療 サービス 事 者 等 との 連 絡 調 整 を 行 う 等 の 事 必

Microsoft PowerPoint - 【資料5】社会福祉施設職員等退職手当共済制度の見直し(案)について

母 子 医 療 対 策 費 462 (313,289) 国 4,479 1 不 妊 治 療 助 成 事 業 8,600 不 妊 治 療 費 用 の 一 部 を 助 成 し 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 る 230, ,608 不 妊 治 療 費 の 増 加 による 増 額 分

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

就 学 前 教 育 保 育 の 実 施 状 況 ( 平 成 23 年 度 ) 3 歳 以 上 児 の 多 く(4 歳 以 上 児 はほとんど)が 保 育 所 又 は 幼 稚 園 に 入 所 3 歳 未 満 児 (0~2 歳 児 )で 保 育 所 に 入 所 している 割 合 は 約 2 割 就 学

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

16 日本学生支援機構

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●電力自由化推進法案

(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

02【発出】280328福島県警察職員男女共同参画推進行動計画(公表版)

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

とする ( 減 免 額 の 納 付 ) 第 6 条 市 長 は 減 免 を 受 け た 者 が 偽 り そ の 他 不 正 な 方 法 に よ り 減 免 の 決 定 を 受 け た こ と を 知 っ た と き 前 の 申 告 が あ っ た と き 又 は 同 条 第 2 項 の 規 定 によ

新 行 財 政 改 革 推 進 大 綱 実 施 計 画 個 票 取 組 施 策 国 や 研 究 機 関 への 派 遣 研 修 による 資 質 向 上 の 推 進 鳥 インフルエンザ 等 新 たな 感 染 症 等 に 対 する 検 査 技 術 の 習 得 など 職 員 の 専 門

1 リーダーシップと 意 思 決 定 1-1 事 業 所 が 目 指 していることの 実 現 に 向 けて 一 丸 となっている 評 価 項 目 事 業 所 が 目 指 していること( 理 念 基 本 方 針 )を 明 確 化 周 知 している 1. 事 業 所 が 目 指 していること

(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

企 画 課 企 画 部 満 了 2 55 総 務 部 企 画 室 設 置 認 可 学 部 佐 賀 大 学 附 属 図 書 館 医 学 分 館 設 置 申 請 書 企 画 室 企 画 調 査 係 2004/4/1 30 年 2005/4/1 2035/3/31 ファイル 事 務 室 企 画 部 企 画

Microsoft Word - 全国エリアマネジメントネットワーク規約.docx

「一時預かり事業の実態について」の一部改正について

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Taro-01 議案概要.jtd

別 添 1 女 性 国 家 公 務 員 の 登 用 状 況 資 料 1 指 定 職 に 占 める 女 性 の 割 合 は3.0%( 平 成 27 年 11 月 1 日 現 在 ) ( 前 年 9 月 1 日 現 在 から0.2ポイント 増 ) 本 省 課 室 長 相 当 職 以 上 に 占 める 女

3 独 占 禁 止 法 違 反 事 件 の 概 要 (1) 価 格 カルテル 山 形 県 の 庄 内 地 区 に 所 在 する5 農 協 が, 特 定 主 食 用 米 の 販 売 手 数 料 について, 平 成 23 年 1 月 13 日 に 山 形 県 酒 田 市 所 在 の 全 国 農 業 協

公 益 事 類 ( 番 号 を 記 載 ) 12 施 設 名 事 所 名 介 護 老 人 保 健 施 設 アヴニール 入 間 市 宮 寺 二 本 木 区 域 包 括 支 援 センター 所 在 埼 玉 県 入 間 市 大 字 二 本 木 埼 玉 県 入 間 市 宮 寺 入

目 次 市 民 税 の 減 免 に つ い て 1 減 免 の 一 般 的 な 留 意 事 項 2 減 免 の 範 囲 お よ び 減 免 割 合 3 1 生 活 保 護 法 の 規 定 に よ る 保 護 を 受 け る 者 3 2 当 該 年 に お い て 所 得 が 皆 無 と な っ た

目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

m07 北見工業大学 様式①

Taro-条文.jtd

目 次 第 1 章 総 則 第 1 節 計 画 の 目 的... 1 第 1 計 画 の 目 的 1 第 2 計 画 の 策 定 1 第 3 計 画 の 構 成 2 第 4 用 語 の 意 義 2 第 2 節 計 画 の 前 提 条 件... 3 第 1 自 然 条 件 3 第 2 社 会 条 件

公表表紙

23 年 度 事 業 計 画 概 要 事 業 項 目 事 業 内 容 施 策 A. 各 種 制 度 改 変 への 対 応 (1) 老 人 福 祉 法 高 齢 者 住 まい 法 改 正 関 連 1 指 導 指 針 改 正 ( 老 福 法 ) 登 録 基 準 策 定 ( 住 まい 法 )への 対 応 2

通 知 カード と 個 人 番 号 カード の 違 い 2 通 知 カード ( 紙 )/H27.10 個 人 番 号 カード (ICカード)/H28.1 様 式 (おもて) (うら) 作 成 交 付 主 な 記 載 事 項 全 国 ( 外 国 人 含 む)に 郵 送 で 配 布 希 望 者 に 交

(2) 支 状 況 保 育 所 ( 定 員 60 人 以 上 ) 支 状 況 は 次 とおりです 1 総 入 構 成 比 は 割 合 が88.1% 活 動 外 入 が2.1% 特 別 入 が9.8%でした 2 構 成 比 は 運 営 費 入 が80.1% 経 常 経 費 補 助 金 入 が17.8%

小 売 電 気 の 登 録 数 の 推 移 昨 年 8 月 の 前 登 録 申 請 の 受 付 開 始 以 降 小 売 電 気 の 登 録 申 請 は 着 実 に 増 加 しており これまでに310 件 を 登 録 (6 月 30 日 時 点 ) 本 年 4 月 の 全 面 自 由 化 以 降 申

社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

Microsoft Word - 奨学金相談Q&A.rtf

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

●労働基準法等の一部を改正する法律案

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( 新 ) 医 療 提 供 の 機 能 分 化 に 向 けたICT 医 療 連 携 導 入 支 援 事 業 費 事 業 の 目 的 医 療 政 策 課 予 算 額 58,011 千 円 医 療 分 野 において あじさいネットを 活 用 したICT したICT 導 入 により により 医 療 機 能

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

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道 内 シ ル バ ー 人 材 セ ン タ ー の 現 状 に つ い て は 契 約 金 額 に お い て は 請 負 契 約 で は 減 少 し た も の の シ ル バ ー 派 遣 事 業 の 大 幅 な 伸 び に よ り 5 年 ぶ り に 前 年 実 績 を 上 回 っ た が 会

別紙3

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守 口 市 立 東 小 学 校 大 久 保 小 学 校 の 統 合 実 施 計 画 目 次 第 1 守 口 市 における 学 校 統 合 の 背 景 1 第 2 東 小 学 校 と 大 久 保 小 学 校 の 統 合 について 1 第 3 統 合 校 の 学 校 づくりについて 2 第 4 東 小

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一般競争入札について

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 135,600 円 185,800 円 222,900 円 261,900 円

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 級 の 給 料 月 額 最 高 号 級 の 給 料 月 額 1 級 ( 単 位 : ) 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 9 級 1 級 135,6 185,8 222,9 261,

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03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

定款

(2) 就 業 規 則 の 状 況 就 業 規 則 は 90.0%の 事 業 所 が 整 備 している このうち 就 業 規 則 を 周 知 している 事 業 所 は 84.0%で 周 知 の 方 法 ( 複 数 回 答 )については 常 時 掲 示 または 備 え 付 け が 最 も 多 く 64

波佐見町の給与・定員管理等について

推 進 項 目 15 人 材 育 成 の 強 化 重 要 A 番 号 取 組 事 業 名 151 職 員 の 専 門 性 向 上 作 成 日 H 更 新 日 H 担 当 部 署 32 総 務 部 人 事 課 責 任 者 吉 田 克 夫 担 当 者 人 事 人 材 育 成 担

高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案)

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 135, , , , , ,600

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技術専門委員会

2 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 (26 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 静 岡 県 国 類 似 団 体 2 技 能 労 務 職 区 41.8 歳 42.6 歳 43.5

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 例 ) ( 例 ) 15 (H2) (H2) (H24) (H24) (H25.4.1) (H25.4.1) (H24) (H24)

Transcription:

大 阪 府 社 会 福 祉 協 議 会 平 成 22 年 度 事 業 報 告 の 概 要 ( 総 括 ) 政 権 交 代 から1 年 半 を 経 過 し 社 会 保 障 と 税 のあり 方 をはじめ 国 の 今 後 の 社 会 保 障 社 会 福 祉 の 基 本 政 策 が 示 されようとした 矢 先 2011 年 3 月 11 日 午 後 2 時 46 分 マグニチュード 9.0 の 巨 大 地 震 が 東 日 本 を 襲 った 大 阪 府 社 協 は 3 月 14 日 東 日 本 大 震 災 救 援 活 動 本 部 を 立 ち 上 げ 役 職 員 の 総 力 をあげて 救 援 活 動 を 展 開 した 義 援 金 の 募 集 職 員 派 遣 災 害 ボランティアセンター 支 援 緊 急 小 口 貸 付 資 金 制 度 の 実 施 受 け 入 れ 避 難 者 見 舞 金 支 給 事 業 の 実 施 緊 急 物 資 の 確 保 配 送 ボランテ ィアバスの 運 行 福 祉 施 設 等 への 受 け 入 れ 情 報 の 収 集 提 供 など 全 力 をあげて 被 災 者 の 支 援 に 取 り 組 んだ 全 社 協 政 策 委 員 会 は 2010 年 12 月 末 福 祉 ビジョン 2011 -ともに 生 きる 豊 かな 福 祉 社 会 をめざして-を 発 表 し これからの 社 会 福 祉 のあるべき 姿 をさし 示 した それによると これ からの 社 会 福 祉 政 策 の 方 向 として 1 柔 軟 に 対 応 できる 制 度 内 の 福 祉 サービスの 強 化 確 立 2 制 度 で 対 応 しにくいニーズに 応 える 福 祉 サービス 活 動 の 積 極 的 展 開 3 市 町 村 単 位 での 相 談 調 整 機 能 の 連 携 総 合 化 4 制 度 改 革 への 提 言 の4 項 目 を 柱 とした 取 り 組 み 方 針 を 提 起 し ている 府 社 協 は 7つの 重 点 事 業 を 柱 に 事 業 計 画 目 標 の 達 成 と 経 営 改 革 の 実 現 に 向 けて 役 職 員 が 一 体 となって 取 り 組 みを 進 めた とくに 福 祉 と 共 生 のまちづくり 推 進 計 画 2カ 年 目 の 課 題 と して 福 祉 のまちづくりビジョンの 明 確 化 財 源 確 保 や 福 祉 ファンドの 充 実 企 業 団 体 関 係 機 関 との 連 携 強 化 部 署 間 連 携 の 強 化 など 地 域 福 祉 推 進 の 積 極 的 展 開 を 図 ることをめざし た また 人 材 確 保 対 策 の 取 り 組 みの 充 実 社 会 貢 献 事 業 の 継 続 と 強 化 生 活 福 祉 資 金 の 効 果 的 な 活 用 を 推 進 した 特 に 社 会 貢 献 事 業 の 全 国 展 開 を 促 進 するため 様 々な 機 会 を 得 て 福 祉 の 救 急 車 福 祉 レ スキュー 活 動 として テレビ セミナー 等 で 紹 介 され 高 い 評 価 とともに 大 きな 反 響 があり 新 しい 公 共 の 担 い 手 の 議 論 や 無 縁 社 会 と 高 齢 者 の 所 在 不 明 問 題 に 対 応 する 取 り 組 み 孤 独 死 予 防 などの 視 点 からも 注 目 された また 保 育 部 会 のスマイルサポーター 養 成 と 地 域 貢 献 事 業 の 取 組 みが 進 み 地 域 貢 献 委 員 会 ( 福 祉 施 設 連 絡 会 )の 組 織 化 では 新 たに 3 市 社 協 で 結 成 された また 生 活 困 窮 者 支 援 モデル 開 発 事 業 の 実 施 情 報 公 表 事 業 の 廃 止 問 題 や 生 活 福 祉 資 金 の 見 直 し 検 討 日 常 生 活 自 立 支 援 事 業 の 充 実 強 化 等 大 阪 府 をはじめ 近 畿 ブロックや 全 国 的 課 題 として 制 度 改 善 の 要 望 などの 働 きかけを 強 めた さらに 府 社 協 60 周 年 記 念 事 業 実 行 委 員 会 を 立 ち 上 げる 等 事 業 実 施 に 見 合 った 役 員 体 制 の 充 実 と 事 務 局 職 員 体 制 の 強 化 育 成 に 努 めた I

重 点 事 業 1 府 域 地 域 福 祉 推 進 団 体 としての 役 割 を 発 揮 するため 1 公 民 協 働 による 地 域 福 祉 の 実 現 2 福 祉 と 共 生 のまちづくり 推 進 計 画 の 実 施 3 福 祉 社 会 資 源 の 醸 成 開 発 に 取 り 組 む (1) 公 民 協 働 による 地 域 福 祉 の 実 現 大 阪 府 地 域 福 祉 支 援 計 画 推 進 委 員 会 は セーフティネット 部 会 と 社 会 企 業 家 部 会 を 開 き CSW 配 置 事 業 に 関 する 新 ガイドラインの 作 成 および 社 会 企 業 家 ファンド 助 成 の 活 用 によ る 中 間 支 援 組 織 の 支 援 が 推 進 された さらに 第 二 期 地 域 福 祉 支 援 計 画 の 進 捗 状 況 では 地 域 福 祉 セーフティネットの 構 築 に 向 けて 41 市 町 村 に 配 置 された 162 名 の CSW が 円 滑 に 活 動 ができ 本 来 の 役 割 を 果 たすための 環 境 整 備 や 成 果 目 標 についての 調 査 検 討 が 行 わ れた この 結 果 新 ガイドラインが 作 成 され CSW のあるべき 姿 及 び 標 準 的 なモデル を 踏 ま えるとともに 福 祉 課 題 への 対 応 が 個 人 任 せにならないようサポートすること 新 たなサー ビス 仕 組 みの 開 発 を 行 うこと 福 祉 のまちづくりのコーディネートを 行 うことなどの 目 標 が 明 確 化 された また 大 阪 府 は CSW 配 置 促 進 事 業 で 全 国 知 事 会 先 進 政 策 バンクの 優 秀 政 策 ベストプラク ティス 賞 を 初 受 賞 し 大 阪 の 優 れた 事 業 として 評 価 を 受 けている 府 社 協 は 地 域 福 祉 推 進 の 根 幹 となる CSW の 配 置 が 府 内 中 学 校 区 に 定 着 し 個 別 援 助 をはじめとした 多 くの 成 果 を 集 約 しセーフティネット 構 築 の 要 の 役 割 を 果 たしていくため 実 践 交 流 を 強 化 し コミュニ ティソーシャルワーカー 連 絡 会 等 を 開 催 した 地 域 福 祉 推 進 の 基 盤 となる 市 町 村 社 協 のコミュニティワーカーとコミュニティソーシャ ルワーカーとの 連 携 協 働 により 個 別 支 援 と 地 域 支 援 の 相 乗 効 果 を 高 め 総 合 的 な 地 域 福 祉 の 推 進 と 福 祉 セーフティネットの 実 現 を 今 後 もめざしていく 府 内 の 41 全 市 町 村 で 地 域 福 祉 計 画 が 策 定 されており 社 協 の 地 域 福 祉 活 動 計 画 との 公 民 協 働 体 制 が 実 現 しつつある 地 域 福 祉 活 動 計 画 の7 割 が 第 2 期 に 入 り 新 たな 創 意 工 夫 によ り 具 体 的 実 践 的 な 課 題 にチャレンジして 安 心 と 希 望 のもてる 明 るい 福 祉 社 会 の 実 現 を めざして 地 域 福 祉 の 一 層 の 推 進 が 期 待 される (2) 福 祉 と 共 生 のまちづくり 推 進 計 画 の 実 施 大 阪 府 社 協 の 第 二 期 福 祉 と 共 生 のまちづくり 推 進 計 画 の2 年 次 計 画 で 福 祉 と 共 生 の まちづくりビジョンにおけるまちづくり 指 標 の 一 つとして 障 がい 者 の 就 労 支 援 と 雇 用 の 促 進 にスポットをあてた 大 阪 府 は 障 がい 者 雇 用 日 本 一 を 打 ち 出 し 福 祉 施 設 からの 一 般 就 労 者 数 23 年 度 800 人 を 目 標 とする 障 がい 者 就 労 サポート 事 業 を 開 始 した 今 後 障 がい 者 の 就 労 による 自 立 支 援 が 推 進 され 福 祉 職 場 における 障 がい 者 雇 用 の 拡 大 にも 期 待 が 広 がっ ている 府 社 協 の 福 祉 と 共 生 のまちづくり 推 進 会 議 では 福 祉 と 共 生 のまちづくり 円 卓 会 議 や 福 祉 と 共 生 のまちづくりフォーラム を 開 催 し 障 がい 者 の 雇 用 事 例 の 発 表 や 交 流 を 行 い 障 がい 者 のいきいきとした 働 く 姿 が 紹 介 され 共 感 を 得 た また ホームレス 自 立 支 援 失 業 者 の 生 活 支 援 成 年 後 見 制 度 の 普 及 福 祉 ファンドの 充 II

実 狐 立 孤 独 死 の 問 題 などに 取 り 組 んだ また 無 縁 社 会 高 齢 者 の 所 在 不 明 問 題 がクロー ズアップされ 民 生 委 員 児 童 委 員 活 動 や 小 地 域 ネットワーク 活 動 社 会 貢 献 事 業 等 による 制 度 の 狭 間 への 対 応 が 注 目 され 新 たな 公 共 を 担 う 役 割 を 社 会 福 祉 法 人 が 担 うことへの 期 待 が 広 がっている 福 祉 と 共 生 のまちづくりの 推 進 をさらに 力 強 く 推 進 するためにも 市 町 村 社 協 を 中 核 と して 福 祉 施 設 民 生 委 員 児 童 委 員 の 三 者 協 働 の 推 進 体 制 を 定 着 させることが 重 要 である (3) 福 祉 社 会 資 源 の 醸 成 開 発 昨 年 7 月 元 阪 神 球 団 の 矢 野 選 手 からの 寄 付 金 を 元 に 39 矢 野 基 金 を 創 設 し 府 社 協 は Yahoo ボランティア 募 金 サイトを 開 設 した 運 営 委 員 会 を 設 置 し 筋 ジストロフィー 患 者 の 希 望 により 必 要 な 電 動 車 イスなどを 発 注 し 贈 呈 した また 児 童 養 護 施 設 の 子 どもたちへの サイン 入 り 野 球 グッズの 寄 贈 を 受 けた 720 万 円 を 超 える 寄 付 金 が 集 まり 引 き 続 き 募 金 活 動 を 継 続 していく その 他 企 業 の 社 会 貢 献 によるマッチングの 仕 組 みが 様 々な 提 案 により 実 現 し 福 祉 事 業 財 源 の 充 実 に 活 用 することができた とくに 東 日 本 大 震 災 においては 市 民 企 業 からの 多 くの 募 金 物 資 の 提 供 チャリティイベントなど これまでにない 大 きな 善 意 の 寄 付 と 支 援 協 力 をいただいた 重 点 事 業 2 府 内 地 域 福 祉 の 推 進 役 として 地 域 福 祉 研 究 開 発 機 能 を 充 実 するとともに 福 祉 に 関 わる 情 報 の 提 供 コミュニティソーシャルワーカーの 専 門 性 の 確 保 育 成 地 域 支 援 スーパーバイズ 事 業 の 実 施 法 人 後 見 制 度 市 民 後 見 人 養 成 の 調 査 研 究 などに 取 り 組 み 利 用 者 本 位 の 福 祉 システムの 充 実 を 図 る (1) 地 域 支 援 相 談 (スーパーバイズ スーパーバイズ) 事 業 と 成 年 後 見 制 度 の 普 及 啓 発 地 域 支 援 相 談 事 業 においては 電 話 相 談 件 数 が 577 件 で 昨 年 度 に 比 べて 121 件 増 加 した これは 地 域 の 相 談 支 援 機 関 からの 困 難 事 例 の 相 談 が 増 加 したことが 主 な 要 因 と 考 えられる 専 門 相 談 については 弁 護 士 や 社 会 福 祉 士 が 相 談 者 の 生 活 の 場 に 出 張 して 面 接 による 専 門 的 な 観 点 からの 助 言 や 情 報 提 供 を 行 った 相 談 件 数 は 昨 年 度 の 54 件 から 44 件 へやや 減 少 した 専 門 相 談 の 内 容 は 成 年 後 見 制 度 活 用 等 今 後 の 生 活 設 計 22 件 が 最 も 多 く5 割 を 占 め 次 に 金 融 消 費 契 約 7 件 財 産 等 の 権 利 侵 害 6 件 財 産 管 理 5 件 となっている 今 後 複 雑 困 難 な 生 活 課 題 に 対 応 して 適 切 な 指 導 助 言 により 問 題 解 決 のできるスー パーバイザーの 役 割 が 重 要 となっている 成 年 後 見 制 度 普 及 啓 発 を 目 的 として 市 町 村 や 地 域 包 括 支 援 センター 障 がい 者 相 談 支 援 事 業 所 の 職 員 を 対 象 とした 研 修 会 を1 回 一 般 府 民 を 対 象 に なるほど 安 心! 成 年 後 見 制 度 をマッセOSAKAと 共 催 し8 月 に 開 催 し 265 人 が 参 加 した 市 民 後 見 人 の 養 成 については 成 年 後 見 制 度 研 究 会 を5 回 開 催 し 府 社 協 内 の 成 年 後 見 制 度 検 討 会 ワーキンググループの 会 議 を3 回 開 催 し 調 査 研 究 等 により 今 後 の 方 向 性 を 確 認 した III

(2) コミュニティワーカー コミュニティソーシャルワーカ コミュニティソーシャルワーカー 等 専 門 性 の 確 保 育 成 地 域 福 祉 部 は 市 町 村 社 協 コミュニティワーカーの 実 践 スキルアップを 目 的 とした 養 成 研 修 を3 回 開 催 し 計 58 人 が 参 加 した 住 民 主 体 や 社 協 らしさ 福 祉 教 育 の 推 進 方 法 医 療 と 福 祉 の 連 携 などを 課 題 に 研 修 を 行 った 研 修 センターは 新 たに 地 域 福 祉 のコーディネータースキルアップ 研 修 の 補 助 を 受 け 基 礎 研 修 を6 日 間 スキルアップ 研 修 として 事 例 研 究 を 10 日 間 テーマ 別 研 修 を 3 回 行 い その 役 割 と 専 門 性 から 求 められる 実 践 力 の 向 上 をめざした この 中 で 地 域 福 祉 の 専 門 職 相 互 の 意 見 交 換 や 個 別 援 助 に 終 始 せず 地 域 を 基 盤 とした 事 例 検 討 をいかにすすめるか 等 スーパーバイザーの 総 括 を 含 めて 実 践 事 例 集 をまとめた また 今 回 の 地 震 災 害 救 援 活 動 では 災 害 ボランティアセンター を 社 協 が 運 営 するこ とが 定 着 していることから ボランティアコーディネーターを 専 門 職 員 として 全 国 的 に 配 置 するための 新 たな 施 策 やボランティア 支 援 策 が 望 まれている 災 害 時 の 福 祉 救 援 活 動 の 体 制 づくりをめざす 災 害 時 のシュミュレーションを 毎 年 実 施 し ており 要 援 護 者 リストづくり 福 祉 避 難 所 の 指 定 拡 大 など 大 阪 でも 必 ず 発 生 するとされ ている 南 海 東 南 海 地 震 への 対 策 を 見 直 し 強 化 していく 必 要 がある これら 地 域 福 祉 の 専 門 性 を 確 保 した 効 果 的 な 実 践 が 進 むよう 研 究 と 交 流 の 機 会 を 継 続 し それらの 成 果 を 全 国 的 に 発 信 していく 必 要 がある 重 点 事 業 3 府 域 および 市 町 村 域 における 協 働 型 地 域 福 祉 活 動 を 推 進 支 援 していくとと もに 公 民 協 働 の 新 たなマッチングシステムを 検 討 し 相 談 と 支 援 を 組 み 合 わせた 福 祉 セーフティネット 事 業 の 拡 充 を 図 る (1) 日 常 生 活 自 立 支 援 事 業 の 充 実 強 化 日 常 生 活 自 立 支 援 事 業 については 本 年 度 末 の 実 利 用 者 数 は 1,624 人 で 昨 年 度 末 に 比 べて 14% 増 加 となった その 内 訳 は 認 知 症 高 齢 者 807 人 知 的 障 がい 者 377 人 精 神 障 がい 者 440 人 で 障 がい 者 の 利 用 が 高 齢 者 を 上 回 った 日 常 生 活 自 立 支 援 事 業 の 実 施 機 関 である 市 町 村 社 協 等 の 実 施 水 準 向 上 のため 担 当 者 会 議 を 5 回 研 修 会 1 回 実 施 機 関 に 対 する 実 地 調 査 を 24 か 所 ヒヤリング 調 査 を 12 か 所 実 施 した また 関 係 機 関 への 講 義 研 修 など 25 回 審 査 会 を5 回 実 施 した 利 用 者 の 増 加 とともに 待 機 者 解 消 の 課 題 成 年 後 見 制 度 の 制 度 見 直 し 等 の 課 題 に 対 して 大 阪 府 をはじめ 厚 生 労 働 省 と 全 社 協 に 対 する 今 後 の 制 度 のあり 方 と 改 善 の 要 望 をとりまと めた (2) 苦 情 解 決 事 業 の 充 実 強 化 福 祉 サービス 利 用 援 助 事 業 の 適 切 な 運 営 を 確 保 するとともに 福 祉 サービスに 関 する 利 用 者 などからの 苦 情 を 適 切 に 解 決 するための 諸 事 業 を 行 った 福 祉 サービスへの 新 規 苦 情 相 談 件 数 は 204 件 で 21 年 度 より 10 件 減 で 総 相 談 件 数 は 472 件 となり 分 野 別 では 障 がい 分 野 の 苦 情 が 81 件 で 39.7%と 最 も 多 く 次 いで 老 人 分 IV

野 で 67 件 32.8%の 順 となっている また 匿 名 の 希 望 が 98 件 約 48%と 増 加 している 苦 情 解 決 の 結 果 は 相 談 助 言 が 162 件 紹 介 伝 達 が 23 件 その 他 が 19 件 問 い 合 わせ 等 が 94 件 であった 日 常 生 活 自 立 支 援 事 業 運 営 監 視 小 委 員 会 は 4 回 開 催 し 実 施 機 関 の 調 査 は 6 社 協 実 施 し た 苦 情 解 決 小 委 員 会 は 4 回 開 催 し 巡 回 調 査 は 4 施 設 を 訪 問 福 祉 サービス 苦 情 解 決 研 修 会 は 222 人 苦 情 解 決 第 三 者 委 員 研 修 会 は 65 人 が 参 加 した 施 設 における 苦 情 解 決 機 能 の 充 実 のための 社 会 福 祉 施 設 役 職 員 研 修 会 は 2 回 開 催 し 132 人 が 参 加 した また 苦 情 解 決 のリーフレット ポスター 等 を 事 業 所 等 に 配 布 し 広 報 啓 発 に 努 めた (3) 福 祉 サービス 第 三 者 評 価 事 業 地 域 密 着 型 サービス 外 部 評 価 介 護 サービ ス 情 報 の 公 表 事 業 の 推 進 利 用 者 本 位 の 福 祉 サービスの 実 現 を 目 指 し 福 祉 サービスの 質 の 向 上 と 利 用 者 のサービ ス 選 択 に 資 するための 情 報 提 供 の 2 点 を 目 的 とする 福 祉 サービスの 第 三 者 評 価 事 業 が 制 度 化 され 大 阪 では 平 成 17 年 に 実 施 体 制 が 整 備 され 5 年 を 経 過 した 現 在 保 育 園 や 特 別 養 護 老 人 ホームなどの 受 審 の 進 んでいる 種 別 では 受 審 施 設 の 割 合 が 20%をこえ 社 会 的 に 影 響 を 与 える 規 模 になりつつある このような 状 況 を 踏 まえ 府 民 に 対 する 評 価 内 容 の 周 知 情 報 の 提 供 にも 取 り 組 む 時 期 にきている 平 成 22 年 度 評 価 決 定 施 設 は 30 件 (21 年 度 比 6 件 減 ) 地 域 密 着 型 サービスの 外 部 評 価 に ついては 22 年 度 受 審 公 表 数 は 112 件 (21 年 度 比 29 件 増 )となった 介 護 サービス 情 報 の 公 表 は 調 査 終 了 件 数 3,359 件 (21 年 度 比 1,154 件 増 )であった なお 今 年 度 分 の 最 終 調 査 を 23 年 6 月 末 まで 引 き 続 き 実 施 し 完 了 と 同 時 に 情 報 公 表 事 業 の 調 査 を 終 了 することとなった 当 面 は 大 阪 府 が 新 規 事 業 所 などの 必 要 な 場 合 のみ 事 業 所 の 自 己 申 告 によりデータが 入 力 され 公 表 されることとなった (4) ホームレス 総 合 相 談 事 業 本 年 度 も 府 内 2ブロック( 豊 能 三 島 中 河 内 南 河 内 )を 担 当 し 巡 回 相 談 指 導 を 実 施 し た 豊 能 三 島 ブロックで 28 名 中 河 内 南 河 内 ブロックで 36 名 のホームレス 人 数 の 減 少 となった また 元 ホームレスの 方 約 300 人 の 組 織 化 と 交 流 を 支 援 し 人 間 関 係 づくりや 相 談 の 場 づくりを 行 うため4 回 の 集 いを 開 催 し はばたき 通 信 を2 回 発 行 し 配 布 した ホームレス 緊 急 一 時 宿 泊 事 業 については 2 ブロックで 49 人 が 利 用 し 居 宅 等 への 支 援 に 結 びつけた 今 後 も 居 宅 になった 後 の 狐 立 孤 独 を 予 防 し 地 域 との 交 流 や 相 互 の 情 報 交 換 の 機 会 を 増 やし 社 会 との 繋 がりをなくさないための 支 援 が 必 要 である 1 ブロックごとに 巡 回 相 談 員 3 名 と 主 任 相 談 員 1 名 の 4 人 体 制 で 取 り 組 みを 強 化 した V

重 点 事 業 4 市 町 村 を 単 位 として 施 設 の 地 域 貢 献 委 員 会 を 設 置 するなど 施 設 部 会 全 体 が 参 加 する 社 会 貢 献 事 業 を 展 開 し 地 域 社 会 における 福 祉 施 設 の 役 割 の 明 確 化 と 地 域 連 帯 の 強 化 を 図 る (1) 社 会 貢 献 事 業 の 実 施 大 阪 府 内 全 域 の 老 人 福 祉 施 設 と 大 阪 府 社 協 は 生 活 困 窮 に 陥 った 地 域 住 民 に 対 する 相 談 支 援 事 業 として 平 成 16 年 度 から 社 会 貢 献 事 業 に 取 り 組 んでいる 主 な 特 徴 は 年 齢 や 生 活 歴 障 がいの 有 無 等 によって 対 象 者 を 限 定 していないことと 窮 迫 した 場 合 には 老 人 福 祉 施 設 ( 特 別 養 護 老 人 ホーム 養 護 老 人 ホーム 軽 費 老 人 ホーム 平 成 19 年 度 からケアハウスも 実 施 )からの 拠 出 を 原 資 とした 社 会 貢 献 基 金 を 活 用 し 現 物 の 経 済 的 援 助 を 行 うことである 社 会 貢 献 推 進 室 では 19 人 の 社 会 貢 献 支 援 員 を 配 置 し 老 人 福 祉 施 設 のコミュニティソ ーシャルワーカーと 十 分 連 携 を 図 り 相 談 支 援 活 動 を 実 践 するとともに 社 会 貢 献 事 業 を 社 会 福 祉 法 人 によるスタンダード 事 業 として 全 国 に 展 開 していくため 新 たに 社 会 福 祉 推 進 事 業 に 取 り 組 んだ 平 成 22 年 度 の 経 済 的 援 助 額 は 706 件 約 3,389 万 円 となっており 件 数 はほぼ 横 ばい の 状 況 であるが 40 代 の 失 業 や 食 材 費 などのニーズが 上 位 にのぼるなど 生 活 課 題 が 深 刻 化 している 基 金 運 営 委 員 会 は4 回 開 催 した 社 会 貢 献 支 援 員 の 全 体 会 議 を 毎 月 開 催 したほ か 各 ブロックのエリア 会 議 も 12 回 開 催 した さらに 厚 生 労 働 省 の 補 助 を 受 け これま での 社 会 貢 献 事 業 による 相 談 支 援 実 績 を 集 約 し 虐 待 DV への 対 応 等 広 域 的 な 相 談 支 援 活 動 の 展 開 による 生 活 困 窮 者 支 援 モデルの 研 究 開 発 を 行 った 全 国 社 会 福 祉 施 設 経 営 者 協 議 会 はアクションプラン 2015 を 発 表 し 社 会 福 祉 法 人 の 発 展 と 豊 かな 福 祉 社 会 の 創 造 を 実 現 するため 1 公 共 的 かつ 公 益 的 かつ 信 頼 性 の 高 い 法 人 経 営 の 原 則 を 明 確 化 2 社 会 に 対 する 基 本 姿 勢 として 地 域 福 祉 の 推 進 3 公 益 的 取 り 組 みとして 制 度 では 対 応 できない 地 域 の 生 活 課 題 や 福 祉 需 要 に 即 応 した 先 駆 的 開 拓 的 な 取 組 みの 推 進 を 掲 げている その 具 体 例 として 大 阪 府 社 協 の 老 人 施 設 部 会 が 取 組 む 社 会 貢 献 事 業 を 今 後 の 地 域 福 祉 の 推 進 や 公 益 的 取 り 組 みのモデルとして 評 価 されている (2) 地 域 貢 献 委 員 会 の 組 織 化 福 祉 施 設 の 社 会 貢 献 活 動 を 推 進 するため 市 町 村 社 協 に 地 域 貢 献 委 員 会 ( 施 設 連 絡 会 )を 組 織 化 することを 提 起 し 池 田 市 柏 原 市 門 真 市 の3 市 社 協 で 組 織 化 され 府 内 の 41 市 町 村 社 協 の 内 12 市 町 社 協 で 地 域 貢 献 委 員 会 ( 施 設 連 絡 会 )が 結 成 された 保 育 部 会 は スマイルサポーターの 養 成 を 行 い 706 人 が 認 定 を 受 けた 今 後 も 各 保 育 園 に3 人 のスマイルサポーターの 配 置 をめざし 子 育 て 支 援 にかぎらず 生 活 のあらゆる 相 談 に 応 じて 地 域 住 民 の 福 祉 サービスへのつなぎ 役 となるため 相 談 援 助 技 術 スキルアップ と 支 援 体 制 づくりをめざしていく また 福 祉 施 設 の 地 域 貢 献 活 動 として 自 治 会 や 地 区 福 祉 委 員 会 との 交 流 が 活 性 化 し 子 育 てサロンや 福 祉 講 座 ボランティア 活 動 の 発 展 お 祭 りやバザー 等 地 域 の 活 動 拠 点 や 福 祉 避 難 所 として 登 録 するなど 地 域 との 結 びつきが 広 がっている VI

市 町 村 地 域 福 祉 計 画 および 活 動 計 画 で 地 域 貢 献 委 員 会 ( 施 設 連 絡 会 )が 明 記 され 役 割 と 目 標 が 定 められた 市 町 村 もあり 地 域 福 祉 における 福 祉 施 設 の 位 置 づけが 明 らかにされるな ど 相 互 理 解 が 広 がってきている 重 点 事 業 5 国 の 介 護 人 材 等 緊 急 確 保 対 策 2 カ 年 目 の 事 業 を 具 体 化 し 福 祉 人 材 の 積 極 的 確 保 対 策 の 実 施 雇 用 労 働 条 件 の 向 上 人 材 養 成 などに 取 り 組 み 人 材 確 保 と 定 着 をめざす 福 祉 人 材 の 確 保 育 成 のため 介 護 人 材 等 緊 急 確 保 対 策 の2ヵ 年 目 に 入 り 介 護 職 員 処 遇 改 善 交 付 金 が 支 給 されるなど 国 の 対 策 が 強 化 された 大 阪 府 は 福 祉 部 長 のマニフェストと して 福 祉 人 材 の 確 保 目 標 が 決 定 された これらを 受 け 積 極 的 総 合 的 な 事 業 展 開 を 図 り 福 祉 人 材 の 確 保 定 着 広 報 啓 発 活 動 研 修 事 業 の 充 実 介 護 職 員 の 処 遇 改 善 等 を 重 点 的 に 推 進 した (1) 福 祉 人 材 センターにおける 人 材 確 保 事 業 の 推 進 今 年 度 の 求 人 相 談 は 8,289 件 求 職 相 談 9,233 件 紹 介 数 は 来 所 1,847 人 就 職 数 401 人 となった 7 月 の 合 同 求 人 説 明 会 には 参 加 者 2,782 人 (うち 求 職 者 2,026 人 ) 208 法 人 が 参 加 2 月 には 地 域 別 合 同 求 人 説 明 会 を3カ 所 で 開 催 し 148 法 人 ブースに 1,192 人 が 参 加 した また 人 材 センターにおける 新 規 求 人 数 7,595 人 に 対 して 新 規 求 職 者 は 2,940 人 で 昨 年 度 より 1,100 人 以 上 増 加 し 就 職 困 難 者 の 求 職 相 談 件 数 は 306 件 と 3 倍 近 くに 増 加 している 大 阪 府 福 祉 部 長 マニュフェストにおいて 3 年 間 で 7,500 名 の 福 祉 介 護 人 材 の 確 保 を 目 指 しており 大 阪 府 内 全 体 では 21 年 度 22 年 度 の 合 計 で 4,501 名 の 人 材 を 確 保 することが できた IMS(インターネット マッチング システム)によるスカウトにより 12 件 の 採 用 があ った また 福 祉 介 護 のイメージアップを 図 るため 介 護 の 日 の 啓 発 に 務 めた 介 護 福 祉 士 等 修 学 資 金 の 貸 付 は 236 人 に 1 億 8,555 万 円 の 貸 付 を 実 施 した 複 数 事 業 所 連 携 事 業 は 76 ユニット 381 事 業 所 のコーディネートを 実 施 した 職 場 体 験 事 業 では 375 事 業 所 が 608 人 の 体 験 を 受 け 入 れた キャリア 支 援 専 門 員 による 就 職 ガイダンスを 18 事 業 所 に 60 回 訪 問 し 働 きやすい 職 場 づ くりにむけた 助 言 指 導 を 行 った 福 祉 職 員 養 成 施 設 の 求 職 ガイダンスでは 求 職 者 1,498 人 が 受 講 し 職 場 体 験 登 録 者 652 人 求 職 登 録 者 437 人 を 獲 得 し 就 職 の 動 機 づけや 就 職 現 場 とのマッチングを 支 援 した 新 規 事 業 として 合 同 面 接 会 の 定 期 開 催 を 10 回 実 施 し 求 職 者 814 人 が 参 加 し 775 回 の 面 接 を 行 い 74 人 の 採 用 が 決 定 した 介 護 の 日 記 念 事 業 として 大 阪 府 社 会 福 祉 大 会 と 連 携 し 福 祉 の 合 同 求 人 説 明 会 を 開 催 し 45 法 人 が 出 展 し 参 加 者 1,085 人 就 職 セミナーに 148 人 が 参 加 した その 他 大 阪 労 働 局 ハローワーク 福 祉 人 材 コーナー 等 の 連 携 による 介 護 就 職 フェアへの 参 画 合 同 企 業 求 人 説 明 会 府 内 各 地 の 就 職 フェアへの 出 展 や 相 談 活 動 を 41 回 福 祉 のお VII

仕 事 応 援 セミナーの 開 催 15 回 425 人 参 加 就 活 応 援 セミナー 9 回 681 人 参 加 施 設 見 学 バスツアー3 回 46 人 参 加 高 校 生 等 への 就 職 活 動 支 援 142 回 体 験 者 36 人 体 験 日 数 109 日 など 出 前 講 座 ガイダンスの 実 施 体 験 誘 導 などに 取 り 組 んだ さらに 人 材 定 着 に 向 けた 事 業 所 支 援 として 経 営 セミナーの 開 催 求 人 事 業 所 向 けメール マガジン 福 祉 のお 仕 事 通 信 を 月 2 回 計 19 回 1,500 事 業 所 に 配 信 した また 大 阪 府 が 実 施 する キャリア 形 成 事 業 所 支 援 事 業 等 の 周 知 協 力 を 推 進 した (2) 福 祉 サービス 従 事 者 地 域 福 祉 活 動 者 の 研 修 事 業 の 推 進 と 充 実 民 間 社 会 福 祉 施 設 等 職 員 研 修 の 再 構 築 推 進 計 画 に 基 づき 各 種 研 修 事 業 を 計 画 的 に 開 催 するとともに 地 域 福 祉 を 推 進 する 人 材 の 養 成 研 修 にも 積 極 的 に 取 り 組 んだ 特 に 社 会 福 祉 法 人 施 設 の 運 営 経 営 に 関 する 研 修 や 福 祉 施 設 職 員 の 専 門 性 と 組 織 性 の 向 上 を 図 り スキルアップを 目 的 とした 人 材 育 成 を 進 めるための 個 々の 研 修 プログラムの 充 実 を 図 ると ともに 施 設 種 別 研 修 や 問 題 別 研 修 の 充 実 を 図 った また 平 成 21 年 度 から 新 規 に 実 施 し ている 地 域 福 祉 のコーディネータースキルアップ 研 修 や 福 祉 専 門 職 講 座 を 開 催 するととも に 若 年 認 知 症 に 関 する 府 民 講 座 や 安 心 こども 基 金 による 研 修 事 業 を 開 催 した さらに 運 営 委 員 会 1 回 専 門 委 員 会 等 を 12 回 開 催 し 今 後 の 福 祉 人 材 のあり 方 について 検 討 す べき 項 目 などについて 整 理 を 行 った 1 府 委 託 研 修 では 社 会 福 祉 主 事 認 定 講 習 会 民 生 委 員 児 童 委 員 研 修 認 知 症 対 応 型 サービス 事 業 開 設 者 研 修 18 年 度 新 規 に 実 施 した リスクマネジメント 研 修 ソーシ ャルインクルージョン 研 修 個 人 情 報 保 護 研 修 障 がい 者 福 祉 作 業 所 運 営 管 理 職 員 研 修 などを 府 内 各 地 で 開 催 した 職 場 研 修 の 支 援 として 新 任 職 員 中 堅 職 員 運 営 管 理 職 員 を 2 日 間 各 2 回 指 導 的 職 員 研 修 2 日 間 を 4 回 OJT リーダー 養 成 研 修 3 日 間 を 各 4 回 開 催 し 延 べ 1,210 人 が 受 講 した 2 府 補 助 研 修 では 社 会 福 祉 施 設 長 研 修 法 人 監 事 研 修 をはじめ スーパーバイ ザーの 養 成 研 修 特 別 養 護 老 人 ホームでのケアのあり 方 に 関 するゼミ 保 育 専 門 ゼミ 発 達 障 がいゼミ などの 種 別 専 門 ゼミナール 各 種 別 の 施 設 課 程 研 修 保 健 師 看 護 師 研 修 栄 養 士 調 理 師 研 修 個 別 相 談 援 助 技 術 地 域 福 祉 のコーディネータースキル アップ 研 修 学 生 のための 福 祉 職 員 養 成 講 座 管 理 者 のためのメンタルヘルスに 関 する 研 修 等 を 実 施 3 自 主 研 修 では サービスマナー 研 修 を 拡 充 し 職 場 研 修 推 進 研 修 ファシリテ ーション 入 門 研 修 老 人 福 祉 施 設 における 死 生 学 研 修 などを 開 催 した 4 研 修 センター 全 体 として 102 コース 15,056 人 に 研 修 を 実 施 し 延 べ 29,002 人 が 受 講 した 昨 年 度 と 比 べて5コース 減 619 人 の 増 加 延 べ 人 数 550 人 の 増 加 となった VIII

重 点 事 業 6 新 たな 生 活 セーフティネットとして 活 用 されている 生 活 福 祉 資 金 の 運 営 体 制 を 強 化 し 市 町 村 社 協 との 協 働 による 効 果 的 な 取 り 組 みを 強 化 する (1) 生 活 福 祉 資 金 貸 付 事 業 の 推 進 平 成 21 年 10 月 制 度 の 大 幅 な 改 正 が 行 われ 1 資 金 種 類 の 整 理 統 合 2 連 帯 保 証 人 要 件 の 緩 和 3 貸 付 利 息 の 軽 減 4 離 職 者 支 援 資 金 を 廃 止 し 総 合 支 援 資 金 を 創 設 5 臨 時 特 例 つなぎ 資 金 の 創 設 等 が 実 施 された 生 活 福 祉 資 金 貸 付 件 数 は 2,689 件 で 過 去 最 高 の 貸 付 件 数 となり 約 7 割 が 教 育 支 援 資 金 貸 付 であった 総 合 支 援 資 金 の 電 話 相 談 は 21,000 件 を 超 え 4,908 件 の 貸 付 を 行 うなど 失 業 者 対 策 や 住 宅 確 保 対 策 の 必 要 性 が 顕 著 となった また 東 日 本 大 震 災 で 被 災 され 大 阪 府 に 避 難 してきた 方 に 対 する 支 援 として 緊 急 小 口 資 金 ( 震 災 特 例 ) や 大 阪 府 受 入 避 難 者 支 援 見 舞 金 の 給 付 事 業 を 実 施 した 新 規 事 業 や 債 権 管 理 の 充 実 を 図 るため 職 員 を 増 員 して 円 滑 な 事 業 実 施 体 制 を 整 え 大 阪 府 社 会 福 祉 会 館 に 事 務 所 を 移 転 した (2) 貸 付 件 数 金 額 償 還 率 ( 千 円 未 満 切 り 捨 て) 1 生 活 福 祉 資 金 2,689 件 (21 年 度 比 625 件 増 )16 億 697 万 円 償 還 率 55.85% 2 総 合 支 援 資 金 4,908 件 (21 年 度 比 1,096 件 増 )33 億 6,502 万 円 償 還 率 56.85% 3 小 口 生 活 資 金 447 件 (21 年 度 比 253 件 減 )3,676 万 円 償 還 率 65.54% 4 不 動 産 担 保 型 生 活 支 援 資 金 18 件 (21 年 度 比 5 件 減 ) 送 金 額 合 計 1 億 9,902 万 円 5 要 保 護 世 帯 向 け 不 動 産 担 保 型 生 活 支 援 資 金 13 件 (21 年 度 比 11 件 減 ) 送 金 額 合 計 8,297 万 円 6 臨 時 特 例 つなぎ 資 金 613 件 (21 年 度 比 142 件 増 )5,923 万 円 償 還 率 91.37% 7 緊 急 小 口 資 金 ( 震 災 特 例 ) 貸 付 事 業 1 件 10 万 円 8 大 阪 府 受 入 避 難 者 支 援 見 舞 金 給 付 事 業 受 付 97 件 決 定 15 件 135 万 円 9 大 阪 府 かけこみ 緊 急 資 金 償 還 金 1,032 万 円 償 還 率 76.0% これらの 事 業 運 営 にあたり 運 営 委 員 会 を 16 回 開 催 し 担 当 職 員 会 議 研 修 会 を4 回 開 催 したほか 多 重 債 務 者 対 策 協 議 会 全 国 会 議 等 に 11 回 参 加 した (3) 償 還 対 策 債 権 管 理 の 強 化 債 権 管 理 の 強 化 については コールセンターの 増 員 (3 人 5 人 体 制 12 月 ~) 債 権 整 理 班 の 増 員 (3 人 6 人 )による 償 還 督 促 の 充 実 強 化 を 図 り 電 話 による 償 還 案 内 26,004 件 をは じめ 文 書 督 促 及 び 払 込 用 紙 の 送 付 を 行 った 生 活 福 祉 資 金 12,186 件 離 職 者 支 援 資 金 4,981 件 小 口 生 活 資 金 3,666 件 に 対 して 督 促 を 行 った また 離 職 者 支 援 資 金 で1 年 以 上 かつ 100 万 円 以 上 滞 納 していたケースについて 債 権 整 理 班 による 償 還 交 渉 を 行 った 結 果 入 金 確 認 は 延 べ 5,354 件 9,832 万 円 に 上 った また 弁 護 士 委 任 による 催 告 状 送 付 20 件 訴 訟 は 13 件 となった 債 権 整 理 班 による 償 還 IX

交 渉 や 訴 訟 による 和 解 の 成 立 は 56 件 となった 重 点 事 業 7 大 阪 府 社 協 創 設 60 周 年 記 念 事 業 の 企 画 準 備 を 進 める 大 阪 府 社 協 は 昭 和 26 年 6 月 に 財 団 法 人 として 認 可 ( 翌 年 5 月 に 社 会 福 祉 法 人 )を 受 けて から 今 年 で 満 60 周 年 を 迎 える この 歴 史 の 節 目 となる 年 にふさわしい 記 念 事 業 を 行 うた め 第 1 回 60 周 年 記 念 事 業 実 行 委 員 会 を 1 月 12 日 開 催 し 記 念 事 業 の 企 画 等 について 検 討 を 行 った 60 年 のあゆみの 編 集 記 念 社 会 福 祉 大 会 の 開 催 記 念 式 典 の 開 催 等 を 協 議 し た 60 周 年 記 念 事 業 実 行 委 員 委 員 長 梶 本 徳 彦 / 府 社 協 会 長 副 委 員 長 酒 井 喜 正 / 府 社 協 常 務 理 事 実 行 委 員 高 岡 武 / 守 口 市 社 協 会 長 西 良 人 / 東 大 阪 市 社 協 事 務 局 長 羽 原 義 人 / 府 民 児 協 連 会 長 石 原 欽 子 / 府 民 児 協 連 副 会 長 高 岡 国 士 / 府 社 協 副 会 長 永 野 孝 / 児 童 施 設 部 会 長 岩 田 敏 郎 / 老 人 施 設 部 会 長 永 野 治 男 / 保 育 部 会 長 岩 村 昇 / 共 同 募 金 会 常 務 理 事 宮 武 一 郎 / 成 人 施 設 部 会 長 中 野 昇 / 民 間 従 事 者 共 済 会 常 務 理 事 ( 平 成 23 年 1 月 12 日 現 在 順 不 同 ) 特 別 報 告 東 日 本 大 震 災 救 援 活 動 について 平 成 23 年 3 月 11 日 発 生 した 東 日 本 大 震 災 は 日 本 の 災 害 史 上 未 曾 有 の 被 害 をもたらした 警 察 庁 は 4 月 22 日 付 けで 死 者 行 方 不 明 者 2 万 7,328 人 建 物 全 半 壊 9 万 1,905 戸 避 難 者 13 万 743 人 と 発 表 した 厚 生 労 働 省 では 福 祉 施 設 の 被 害 について 4 月 7 日 時 点 で 被 災 施 設 1,384 か 所 人 的 被 害 273 人 と 発 表 した 全 社 協 は 災 害 ボランティア 活 動 支 援 プロジェクト( 通 称 : 支 援 P)を 中 心 として 全 国 の NPO 等 が 参 加 し 東 日 本 大 震 災 支 援 全 国 ネットワーク( 通 称 :JON) を 創 設 400 団 体 を 超 える 支 援 体 制 を 構 築 するため 被 災 地 に 支 援 拠 点 を 置 き 活 動 を 展 開 した 府 社 協 は 救 援 活 動 本 部 を 設 置 し 市 町 村 社 協 福 祉 施 設 府 民 児 協 連 等 関 係 者 に 協 力 を 依 頼 し 4 月 末 現 在 で 義 援 金 は 4,500 万 円 余 派 遣 職 員 数 は 府 社 協 市 町 村 社 協 施 設 役 職 員 が 計 約 100 人 ボランティアバスの 参 加 者 140 人 等 が 現 地 の 要 請 に 対 応 して 活 動 を 展 開 した また 被 災 地 の 3 県 社 協 へ 活 動 資 金 として 府 社 協 市 町 村 社 協 連 合 会 府 民 児 協 連 の 3 者 で 計 300 万 円 を 支 援 した 施 設 経 営 者 部 会 は 被 災 地 の 状 況 把 握 と 義 援 金 の 募 金 活 動 職 員 の 派 遣 情 報 の 提 供 等 に 取 り 組 み 施 設 運 営 費 から 義 援 金 支 出 の 取 扱 いについて 要 望 し 一 定 の 条 件 の 範 囲 内 で 認 める 見 解 が 出 された また 被 災 地 の 福 祉 施 設 の 復 興 支 援 にも 取 り 組 んでいる X

近 畿 ブロック 府 県 社 協 の 災 害 協 定 に 基 づき 幹 事 県 が 調 整 役 となって 様 々な 活 動 を 展 開 し 職 員 の 派 遣 やボランティアバスの 派 遣 等 を 実 施 した また 近 畿 ブロック 府 県 指 定 都 市 社 協 (11 社 協 )として 全 社 協 へ4 項 目 の 要 望 をとりまとめ て4 月 15 日 提 出 した 今 後 も 引 き 続 き 全 国 および 近 畿 府 県 社 協 と 連 携 し 災 害 ボランティアセンター 支 援 をは じめ 被 災 者 への 福 祉 救 援 活 動 を 継 続 し 必 要 な 情 報 提 供 を 行 っていく XI