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行 政 解 釈 上 特 定 商 取 引 法 の 通 信 販 売 における 事 業 者 について 経 産 省 は 販 売 業 者 または 役 務 提 供 事 業 者 とは 販 売 または 役 務 の 提 供 を 業 として 営 む 者 の 意 味 で あり 業 として 営 む とは 営 利 の 意 思 をもって 反 復 継 続 して 取 引 を 行 うことをい うとし 営 利 の 意 思 の 有 無 については その 者 の 意 思 にかかわらず 客 観 的 に 判 断 される とする インターネット オークションにおける 出 品 者 が 販 売 業 者 に 該 当 するかについて は インターネット オークションにおける 販 売 業 者 に 係 るガイドライン を 策 定 し 事 業 者 性 が 認 められる 要 件 を 規 定 する 3.2.2 具 体 例 個 人 事 業 者 が 当 該 事 業 のためにパソコンを 購 入 したが 同 時 に 個 人 の 趣 味 としてその パソコンを 使 用 する 場 合 など 事 業 のために 契 約 の 当 事 者 となるか それとも 事 業 のためではない 目 的 のために 契 約 の 当 事 者 となるかの 判 断 を 一 概 に 決 めることができ ないケースについては その 処 理 として 個 々の 具 体 的 契 約 に 即 して 事 業 のために 契 約 の 当 事 者 となるかどうかを 判 断 することになる 3.2.3 判 断 考 慮 要 素 その 際 の 判 断 考 慮 要 素 として ア 契 約 締 結 の 段 階 で 該 当 事 項 が 目 的 を 達 成 するためになされたものであることの 客 観 的 外 形 的 基 準 ( 例 : 名 目 等 )があるかどうかで 判 断 し イ アのみで 判 断 することにつき 現 実 的 に 困 難 がある 場 合 は 物 理 的 実 質 的 ( 例 : 時 間 等 ) 基 準 に 従 い 該 当 事 項 が 主 として( 例 : 上 記 のパソコンの 購 入 の 例 の 場 合 使 用 時 間 のうち その2 分 の1 以 上 を 事 業 のために 使 用 しているか 等 )を 目 的 を 達 成 するた めになされたものであるかどうかで 判 断 するということが 考 えられる 3.3 学 説 学 説 上 は ある 契 約 がその 事 業 のために 結 ばれたか 否 かの 判 断 が 容 易 でない 場 合 には 契 約 上 使 用 目 的 が 明 示 的 または 黙 示 的 に 定 められていればそれにより そうでなければ いずれの 使 用 目 的 が 優 越 するか そのことが 契 約 締 結 時 に 売 主 に 認 識 可 能 であったかに よって 判 断 し 事 業 者 の 定 義 について 個 人 が 事 業 として 又 は 事 業 のために 契 約 の 当 事 者 となる には 事 業 として 又 は 事 業 のために する 意 思 が 必 要 であるが その 意 思 は 契 約 の 相 手 方 に 客 観 的 に 認 識 できるものである 必 要 がある とするものがある 使 用 目 的 の 優 越 性 が 当 初 の 主 たる 購 入 目 的 におけるものであるとすれば これに よるべき? 3.4 裁 判 例 大 阪 高 判 平 成 15 年 7 月 30 日 は 自 動 車 の 販 売 修 理 等 を 業 とするX 会 社 と 消 火 器 の 設 備 点 検 を 営 んでいるY 個 人 業 者 との 間 で 締 結 された 消 火 器 薬 剤 充 填 整 備 点 検 作 業 等 の 実 施 契 約 について 特 定 商 取 引 法 上 の 訪 問 販 売 に 該 当 し かつ 同 法 第 26 条 第 2

1 項 第 1 号 所 定 の 適 用 除 外 には 該 当 しないとして クーリング オフによる 取 消 しを 認 めた 事 案 これによれば 上 記 改 正 の 趣 旨 は 商 行 為 に 該 当 する 販 売 又 は 役 務 の 提 供 であっても 申 込 みをした 者 購 入 者 若 しくは 役 務 の 提 供 を 受 ける 者 にとって 営 業 のために 若 しく は 営 業 として 締 結 するものでない 販 売 又 は 役 務 の 提 供 は 除 外 事 由 としない 趣 旨 である ことが 明 白 である そこで 本 件 取 引 についてみるに 被 控 訴 人 (Y)は 各 種 自 動 車 の 販 売 修 理 及 びそれに 付 随 するサービス 等 を 業 とする 会 社 であって 消 火 器 を 営 業 の 対 象 とする 会 社 ではないから 消 火 器 充 填 整 備 点 検 作 業 等 の 実 施 契 約 ( 本 件 取 引 )が 営 業 のため 若 しくは 営 業 として 締 結 されたということはできない 消 防 法 上 被 控 訴 人 の 事 務 所 等 に 消 火 器 を 設 備 することが 必 要 とされているとしても これは 消 防 法 の 目 的 から 要 求 されるものであって これによって 本 件 取 引 を 営 業 のため 若 しくは 営 業 として 締 結 されたものということはできない 4 ネットショッピング 4.1 ネット 上 での 商 品 展 示 の 法 的 性 質 は 何 か? 消 費 者 が ネット 上 で 購 入 意 思 を 表 示 するのは 法 的 にはどういう 意 味 があるか 4.2 ウエブ 上 の 誤 記 と 契 約 の 成 立 ネット 上 での 表 示 ( 価 格 )に 誤 りがある 場 合 消 費 者 は 元 の 表 示 価 格 での 契 約 の 成 立 を 主 張 することができるか 東 京 地 判 平 成 19 年 8 月 3 日 は インターネットのホームページ(HP)で 実 際 には 131,000 円 のカーナビを 誤 って 13,100 円 と 表 示 して 注 文 を 受 けた 車 用 品 販 売 会 社 ( 東 京 都 ) が 売 買 契 約 の 無 効 確 認 などを 求 めた 事 案 である 原 告 は 2005 年 9 月 カーナビの 販 売 価 格 を 間 違 って 表 示 し 3 日 間 で 約 3000 件 の 注 文 を 電 子 メールで 受 けた 同 社 は 間 違 いに 気 づいた 後 注 文 者 に 販 売 は 出 来 ないとするメールを 送 信 したが 注 文 者 のうち 44 人 が 表 示 通 りの 値 段 で 販 売 するよう 求 めたことから 原 告 側 が 提 訴 していた 判 決 は HP 上 で 販 売 されている 他 のカーナビの 価 格 はすべて10 万 円 を 超 えているこ と 問 題 となった 商 品 が 目 玉 商 品 であることを 示 すような 表 示 はない ことなどを 理 由 に 価 格 が 単 純 な 誤 記 だったのは 明 白 と 指 摘 錯 誤 を 理 由 に 契 約 を 無 効 とした 5 ネットオークション ここでは ネットオークションとは 何 か? 出 品 はどのような 法 的 性 質 を 持 つか? 落 札 申 し 入 れは どのような 法 的 意 味 を 有 するか? 契 約 はいつ 成 立 するのか?クーリングオ フによる 解 除 はできるか? 出 品 物 に 瑕 疵 があったり 履 行 がなされない 場 合 に 誰 に 対 し て どのような 請 求 ができるか?オークション 開 設 者 に 対 して 何 らかの 請 求 ができない か?などが 問 題 となる 5.1 広 島 地 判 平 成 17 年 5 月 31 日 事 案 は パソコンを 落 札 したXが 代 金 を 振 り 込 んだのに 商 品 が 届 かなかったとして オークションを 運 営 するY 社 を 被 告 として 補 償 規 定 に 基 づく 補 償 金 の 支 払 を 求 めたも 3

の Y 社 の 補 償 規 定 が 改 正 ( 補 償 額 の 減 額 等 )されたため 旧 規 定 による 補 償 が 認 めら れるか 否 かが 争 われたもの 原 審 の 広 島 簡 判 は 原 告 主 張 の 補 償 契 約 の 成 立 を 否 定 して 請 求 を 棄 却 した( 広 島 簡 判 平 成 17 年 1 月 13 日 ) これに 対 し 上 記 広 島 地 判 は インターネット 上 に 補 償 規 定 を 開 示 することにより オークションの 入 会 者 に 対 して 補 償 規 定 にある 内 容 の 損 害 を 補 償 する 旨 の 申 込 みをし オークションの 参 加 者 が 事 故 報 告 によって 上 記 申 込 みに 対 する 承 諾 をしたものと 認 め られる として 原 審 判 決 を 取 り 消 して 原 告 の 請 求 通 り 6 万 5000 円 の 支 払 いを 命 じた http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20071005_7.pdf に 引 用 分 判 決 これは 広 島 高 判 平 成 18 年 1 月 19 日 ( 同 高 裁 平 成 17 年 (ツ) 第 13 号 )でも 維 持 され た 5.2 オークション 開 設 者 の 補 償 事 案 は ネットオークションでチケットを 落 札 したものの 送 付 されたものが 偽 造 品 であった 場 合 補 償 規 定 中 補 償 金 が 支 払 われない 場 合 の3.のⅰに 関 するもの 次 のような 場 合 であって 詐 欺 に 起 因 するものではないとY 社 が 判 断 した 場 合 ⅰ. 送 付 された 商 品 の 破 損 瑕 疵 欠 陥 等 による 損 害 や 商 品 の 数 量 外 観 性 能 品 質 精 度 等 に 関 する 出 品 者 と 落 札 者 の 見 解 の 相 違 に 基 づく 紛 争 の 場 合 補 償 されるか? ブランド 品 を 落 札 して 届 いたものが 偽 ブランド 品 だったというケー スと 同 じであり 物 が 届 いている 以 上 補 償 対 象 外 である との 主 張 は 立 つか 6 契 約 6.1 契 約 の 成 立 ( 通 知 ) インターネットなど 電 子 的 方 法 を 用 いて 申 込 みに 対 する 承 諾 の 通 知 を 発 する 場 合 特 に 事 前 の 特 約 がない 場 合 は 承 諾 の 通 知 が 到 達 した 時 点 が 契 約 の 成 立 時 期 となる 事 業 者 と 消 費 者 との 間 の 取 引 に 限 定 されず 6.2 PC 誤 操 作 と 錯 誤 主 張 事 業 者 側 で 消 費 者 が 入 力 した 内 容 を 確 認 できる 措 置 を 講 じていない( 確 認 画 面 が ない) 場 合 には 申 込 みに 関 して 消 費 者 側 に 重 大 な 過 失 があっても 民 法 第 95 条 の 錯 誤 無 効 を 主 張 することが 可 能 7 参 考 資 料 7.1 経 済 参 照 省 逐 条 解 説 7.2 http://www.meti.go.jp/policy/consumer/tokushoho/gaiyou/tsuuhan.htm# http://www.meti.go.jp/policy/consumer/tokushoho/gaiyou/auctionguideline.pdf 7.3 経 済 産 業 省 電 子 商 取 引 等 に 関 する 準 則 改 訂 案 (2006 年 12 月 ) 4

7.4 経 済 産 業 省 特 定 商 取 引 法 の 通 達 の 改 正 について ~ インターネット オ ークションにおける 販 売 業 者 に 係 るガイドライン の 策 定 について~ (2006 年 1 月 31 日 ) 7.5 通 商 産 業 省 消 費 者 トラブルの 未 然 防 止 のために( 通 信 販 売 電 子 商 取 引 ) (2005 年 5 月 23 日 ) 以 上 5