<4D6963726F736F667420576F7264202D2081A188EA8B7B8E7391CF906B89FC8F4391A390698C7689E63038303931322E646F63>



Similar documents
災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

<4D F736F F D F5A91EE8BC F368C8E3393FA8DC48D F C8E323893FA916493C B95AA8D CE3816A>

<4D F736F F D DA188E48F4390B3816A89FC92E85F956990EC8BE691CF906B8C7689E65F8A C581798AAE90AC94C5817A2E646F63>

川崎市木造住宅耐震診断助成金交付要綱

情 報 通 信 機 器 等 に 係 る 繰 越 税 額 控 除 限 度 超 過 額 の 計 算 上 控 除 される 金 額 に 関 する 明 細 書 ( 付 表 ) 政 党 等 寄 附 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 国 庫 補 助 金 等 の 総 収 入 金 額 不 算 入 に 関

●幼児教育振興法案

耐 震 診 断 受 付 期 間 4 月 16 日 ( 月 )~1 月 31 日 ( 木 ) 予 定 戸 数 100 戸 1 補 助 の 条 件 次 のすべての 要 件 に 該 当 すること (1) 市 民 自 らが 所 有 し 居 住 していること (2) 昭 和 56 年 5 月 31 日 以 前

1 はじめに 計 画 の 目 的 国 は 平 成 18 年 度 に 住 生 活 基 本 法 を 制 定 し 住 まいに 関 する 基 本 的 な 計 画 となる 住 生 活 基 本 計 画 ( 全 国 計 画 )を 策 定 し 住 宅 セーフティネットの 確 保 や 住 生 活 の 質 の 向 上


< E88E68F5A91EE8C7689E68F912E786C73>

住宅税制について

3 地 震 保 険 の 割 引 地 震 保 険 に 加 入 されている 場 合 耐 震 改 修 後 保 険 料 の 割 引 (10%)が 受 けられる 場 合 があ ります ご 加 入 の 保 険 会 社 にお 問 合 せになり 宅 耐 震 改 修 証 明 書 の 写 し あるいは 固 定 資 産

平成24年度税制改正要望 公募結果 153. 不動産取得税

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

の 提 供 状 況 等 を 総 合 的 に 勘 案 し 土 地 及 び 家 屋 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 減 額 せずに 平 成 24 年 度 分 の 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 課 税 することが 適 当 と 市 町 村 長 が 認 め

2009住宅優遇税制 バリアフリー改修 必要書類編

(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

(2) 単 身 者 向 け 以 外 の 賃 貸 共 同 住 宅 等 当 該 建 物 に 対 して 新 たに 固 定 資 産 税 等 が 課 税 される 年 から 起 算 して5 年 間 とする ( 交 付 申 請 及 び 決 定 ) 第 5 条 補 助 金 の 交 付 を 受 けようとする 者 は

高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案)

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

文化政策情報システムの運用等

Microsoft PowerPoint - 税制上の特例.pptx

<4D F736F F F696E74202D208CE38AFA8D8297EE8ED288E397C390A CC8A AE98EBA8DEC90AC816A2E707074>

平成10年第4回市議会定例会

6 構 造 等 コンクリートブロック 造 平 屋 建 て4 戸 長 屋 16 棟 64 戸 建 築 年 1 戸 当 床 面 積 棟 数 住 戸 改 善 後 床 面 積 昭 和 42 年 36.00m m2 昭 和 43 年 36.50m m2 昭 和 44 年 36.

後期高齢者医療制度

03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

スライド 1

スライド 1

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

2. 普 及 啓 発 (1)パンフレット CATV ホームページを 活 用 した 普 及 啓 発 (2) 耐 震 関 連 イベントの 開 催 (3) 地 域 危 険 度 マップの 公 表 (4) 不 動 産 取 引 に 伴 う 耐 震 診 断 に 関 する 説 明 義 務 の 周 知 (5) 耐 震

2 省 エネルギー 性 耐 震 性 及 バリアフリー 性 を 満 たす 住 宅 とは 新 築 住 宅 既 存 住 宅 ( 中 古 住 宅 ) 増 改 築 等 次 のいずれかの 住 宅 が 対 象 次 のいずれかの 住 宅 が 対 象 次 のいずれかの 住 宅 が 対 象 級 4の 住 宅 一 次 エ

【労働保険事務組合事務処理規約】

(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B38FDA8DD72E747874>

<4D F736F F D F8D828D5A939982CC8EF68BC697BF96B38F9E89BB82CC8A6791E52E646F63>

空 き 家 を 売 却 した 場 合 の,000 万 円 控 除 特 例 の 創 設 被 相 続 人 が 住 んでいた 家 屋 及 びその 敷 地 を 相 続 があった 日 から 年 を 経 過 する 年 の 月 日 までに 耐 震 工 事 をしてから あるいは 家 を 除 却 し てから 売 却

< F31332D91CF906B89BB8C7689E68F912E6A7464>

Taro-01 議案概要.jtd

<4D F736F F D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF D6A2E646F6378>

<4D F736F F F696E74202D E9197BF825381A68DC48DB782B591D682A694C5817A938C93FA967B91E5906B8DD082F08F8482E991CE899E82C982C282A282C F82528DB782B591D682A6816A>

<926E88E68F5A91EE8C7689E E591E48E B A816993C192E88C7689E6816A2E786C73>

Microsoft Word - 目次.doc

学校安全の推進に関する計画の取組事例

 

H25要綱本文

船橋市地域住宅計画(第1回変更)様式変更

< EE597768E968BC688EA97972D372E786477>

目 改 正 項 目 軽 自 動 車 率 の 引 上 げ 〇 国 及 び 地 方 を 通 じた 自 動 車 関 連 制 の 見 直 しに 伴 い 軽 自 動 車 の 標 準 率 が 次 のとおり 引 き 上 げられます 車 種 区 分 引 上 げ 幅 50cc 以 下 1,000 円 2,000 円

資料8(第2回水害WG)

資 格 給 付 関 係 ( 問 1) 外 国 人 Aさん(76 歳 )は 在 留 期 間 が3ヶ 月 であることから 長 寿 医 療 の 被 保 険 者 ではない が 在 留 資 格 の 変 更 又 は 在 留 期 間 の 伸 長 により 長 寿 医 療 の 適 用 対 象 となる 場 合 には 国

(Microsoft Word - \220\305\220\247\211\374\220\263.doc)

所令要綱

新ひだか町住宅新築リフォーム等緊急支援補助金交付要綱

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

とする ( 減 免 額 の 納 付 ) 第 6 条 市 長 は 減 免 を 受 け た 者 が 偽 り そ の 他 不 正 な 方 法 に よ り 減 免 の 決 定 を 受 け た こ と を 知 っ た と き 前 の 申 告 が あ っ た と き 又 は 同 条 第 2 項 の 規 定 によ

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について


スライド 1

(2) 支 状 況 保 育 所 ( 定 員 60 人 以 上 ) 支 状 況 は 次 とおりです 1 総 入 構 成 比 は 割 合 が88.1% 活 動 外 入 が2.1% 特 別 入 が9.8%でした 2 構 成 比 は 運 営 費 入 が80.1% 経 常 経 費 補 助 金 入 が17.8%

目 次 1. 方 針 1 2. 市 庁 舎 の 耐 震 化 事 業 計 画 2 [ 参 考 ] 建 物 の 現 状 5

PR版

<4D F736F F D2091E F18CB48D C481698E7B90DD8F9590AC89DB816A2E646F63>

16 日本学生支援機構

<6E32355F8D918DDB8BA697CD8BE28D C8EAE312E786C73>

Taro12-マニュアル表紙.jtd

<4D F736F F D AC90D1955D92E CC82CC895E DD8C D2816A2E646F63>

っては いずれか 一 方 の 事 業 を 補 助 金 の 交 付 の 対 象 とする 3 第 1 項 各 号 に 掲 げる 事 業 において 国 県 若 しくは 本 市 からの 補 償 金 の 交 付 又 は 損 害 保 険 契 約 によ る 損 害 てん 補 その 他 これに 類 するものを 受

一般競争入札について

<4D F736F F D B8E968BC695E58F CA A2E646F63>

<4D F736F F F696E74202D AE8E B D91926E8BE68BA68B6389EF2E >

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

<6D33335F976C8EAE CF6955C A2E786C73>

1 特 別 会 計 財 務 書 類 の 検 査 特 別 会 計 に 関 する 法 律 ( 平 成 19 年 法 律 第 23 号 以 下 法 という ) 第 19 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 所 管 大 臣 は 毎 会 計 年 度 その 管 理 する 特 別 会 計 について 資 産

<95CA8E86315F8A6D92E8905C8D908F9182C98AD682B782E B8B4C985E8D8096DA2E786C7378>

( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

Microsoft Word - h28rifo

工 事 名 渟 城 西 小 学 校 体 育 館 非 構 造 部 材 耐 震 改 修 工 事 ( 建 築 主 体 工 事 ) 入 札 スケジュール 手 続 等 期 間 期 日 期 限 等 手 続 きの 方 法 等 1 設 計 図 書 等 の 閲 覧 貸 出 平 成 28 年 2 月 23 日 ( 火

給 与 所 得 控 除 控 除 額 の 計 算 については 次 のとおりです 給 与 等 の 収 入 金 額 給 与 所 得 控 除 額 180 万 円 以 下 の 場 合 180 万 円 を 超 え 360 万 円 以 下 の 場 合 360 万 円 を 超 え 660 万 円 以 下 の 場 合

1 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )について 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )の 構 成 構 成 記 載 内 容 第 1 章 はじめに 本 マニュアルの 目 的 記 載 内 容 について 説 明 しています 第 2 章 第 3 章 第 4 章 第 5 章 第 6 章 林 地

制 度 の 概 要 H 以 前 H 以 降 H 以 降 H 以 降 に よる 課 9.6% 7.2% 0.48% 0.2% % 0.48% 0.2% 4.3% 0.48% 0.2% 基 準 : 外 形 基 準

住民税

<4D F736F F D E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A C98AD682B782E993C195CA915B C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6

<4D F736F F D E6D94688CAD8E968BC68EC08E7B977697CC814095BD90AC E C8E89FC90B32E646F63>

5

スライド 1

●電力自由化推進法案

(15) 兵 庫 県 道 高 速 湾 岸 線 (16) 神 戸 市 道 高 速 道 路 2 号 線 (17) 兵 庫 県 道 高 速 北 神 戸 線 (18) 神 戸 市 道 高 速 道 路 北 神 戸 線 (19) 神 戸 市 道 高 速 道 路 湾 岸 線 のうち 上 り 線 については 神 戸

国税連携ファイル記録項目一覧

N 一 般 の 住 宅 について 控 除 の 対 象 となる 借 入 金 は 平 成 26 年 4 月 平 成 31 年 6 月 30 日 までの 入 居 の 場 合 は4,000 万 円 ( 平 成 26 年 3 月 までの 入 居 の 場 合 は2,000 万 円 )までとなります 建 物 や

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

Taro-H26改正_溶け込み_中学授業

<4D F736F F D C482C682EA817A89BA90BF8E7793B1834B A4F8D91906C8DDE8A A>

1 ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 の 事 業 税 の 課 税 について ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 は 収 入 金 額 を 課 税 標 準 として 収 入 割 の 申 告 となります ( 法 72 条 の2 72 条 の 12 第 2 号 ) ガス 供 給 業 とその 他 の 事

(Microsoft Word - 20_\216s\211c\217Z\221\356.doc)

Transcription:

第 4 章 住 宅 の 耐 震 化 促 進 4-1 普 及 啓 発 1. ホームページ 広 報 誌 回 覧 板 での 広 報 活 動 本 市 は 常 時 市 ホームペ ージおいて さらに 定 期 的 に 広 報 いちのみや や 町 内 回 覧 チラシ 等 おいて 耐 震 診 断 耐 震 改 修 につい ての 広 報 活 動 を 行 っていま す 今 後 は これらの 内 容 の 充 実 等 を 図 り より 広 報 活 動 を 展 開 していきます H19 年 度 現 在 の 市 のホームページ 2. 出 前 講 座 の 開 催 本 市 は 生 涯 学 習 出 前 講 座 いちのみや 出 前 一 聴 で 耐 震 化 についての 啓 発 活 動 を 行 っています 10 人 以 上 の 団 体 グル ープであれば 誰 でも 申 し 込 みができ 無 料 です 出 前 講 座 では 地 震 被 害 による 危 険 性 を 認 識 してもらうところから 始 まり 耐 震 診 断 耐 震 改 修 家 具 の 固 定 方 法 につい て 市 民 が 学 習 できる 内 容 としています 内 容 については 地 区 の 状 況 や 耐 震 化 の 進 捗 状 況 に 応 じ それぞれ 適 したものとしてい きます また 前 述 の 重 点 地 区 においては より 積 極 的 に この 出 前 講 座 を 行 っていきます 出 前 講 座 資 料 の 例 27

3. ダイレクトメールの 送 付 市 の 無 料 耐 震 診 断 を 受 けた 住 宅 の 所 有 者 に 対 して 耐 震 改 修 制 度 を 紹 介 するダイレク トメールを 送 付 し 利 用 者 の 増 加 に 努 めます 4. 公 用 車 による 広 報 活 動 スピーカー 付 きの 公 用 車 を 活 用 して 広 報 活 動 を 実 施 します 特 に 前 述 の 重 点 地 区 においては より 積 極 的 に 行 います 5. 耐 震 診 断 耐 震 改 修 ローラー 作 戦 集 中 的 に 戸 別 訪 問 し 耐 震 診 断 耐 震 改 修 の PR 及 び 申 し 込 みを 促 す 耐 震 診 断 ローラー 作 戦 を 愛 知 県 や( 財 ) 愛 知 県 建 築 設 計 事 務 所 協 会 一 宮 支 部 防 災 に 関 連 するボランティアグル ープ 等 と 連 携 しながら 実 施 します また 前 述 の 重 点 地 区 においては より 優 先 的 にこのロー ラー 作 戦 を 実 施 します 6. ケーブルテレビと 連 携 した 啓 発 活 動 普 及 啓 発 活 動 における メディアの 活 用 効 果 は 非 常 に 大 きいといえます 特 にビジ ュアルに 情 報 が 伝 達 できるテレビの 役 割 は 大 きいものと 考 えます 本 市 の 地 元 メディア としてのケーブルテレビ 等 との 連 携 により 地 震 による 倒 壊 の 危 険 性 や 家 具 固 定 耐 震 診 断 耐 震 改 修 の 必 要 性 の 市 民 理 解 を 図 っていきます 7. 各 団 体 と 連 携 した 啓 発 活 動 本 市 においては 防 災 や 耐 震 に 関 して 活 動 を 行 っている 団 体 や 建 築 関 連 業 者 との 連 携 を 図 り 家 具 固 定 耐 震 診 断 耐 震 改 修 のより 一 層 の 普 及 啓 発 を 行 っていきます 28

4-2 耐 震 化 促 進 のための 支 援 制 度 住 宅 の 耐 震 診 断 及 び 耐 震 改 修 の 実 施 に 対 する 補 助 や 助 成 税 の 優 遇 措 置 など 以 下 に 示 す 支 援 施 策 の 活 性 化 を 進 め 耐 震 化 の 促 進 を 図 っていきます 1. 耐 震 診 断 耐 震 改 修 に 係 る 補 助 助 成 制 度 本 市 では 平 成 14 年 度 から 実 施 している 木 造 住 宅 の 耐 震 診 断 平 成 15 年 度 から 実 施 している 木 造 住 宅 の 耐 震 改 修 に 係 る 補 助 制 度 により 耐 震 化 を 支 援 しています 今 後 も これらの 支 援 を 継 続 し 活 用 の 推 進 を 図 ります また 非 木 造 住 宅 についても 国 や 県 の 制 度 と 連 携 し 補 助 制 度 を 創 設 します さらに 簡 易 な 耐 震 改 修 に 係 る 補 助 制 度 につい ても 検 討 を 行 います 1 木 造 住 宅 無 料 耐 震 診 断 対 象 旧 建 築 基 準 法 で 建 てられた 木 造 住 宅 ( 昭 和 56 年 5 月 31 日 以 前 に 着 工 されたもの ただし プレハブ ツーバイフォーなどを 除 く ) 2 木 造 住 宅 耐 震 改 修 費 補 助 対 象 本 市 が 実 施 する 木 造 住 宅 無 料 耐 震 診 断 の 結 果 総 合 評 点 が1.0 未 満 となった 住 宅 で 耐 震 改 修 の 結 果 総 合 評 点 が+0.3かつ1.0 以 上 になることが 認 められたもの 補 助 限 度 額 一 棟 当 り60 万 円 耐 震 診 断 結 果 報 告 時 には あわせて 耐 震 改 修 概 算 工 事 費 の 提 示 もします 補 助 等 の 内 容 は 国 や 県 の 施 策 に 対 応 して 変 わる 場 合 があります 2. 住 宅 に 係 る 耐 震 改 修 促 進 税 制 等 国 の 基 本 方 針 の 目 標 に 向 けて 耐 震 性 の 確 保 された 良 質 な 住 宅 ストックの 形 成 促 進 を 図 るため 平 成 18 年 度 税 制 改 正 において 1 既 存 住 宅 の 耐 震 改 修 をした 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 ( 耐 震 改 修 費 補 助 を 実 施 している 市 町 村 に 限 ります ) 2 既 存 住 宅 の 耐 震 改 修 をした 場 合 の 固 定 資 産 税 の 減 額 措 置 が 住 宅 に 係 る 耐 震 改 修 促 進 税 制 として 創 設 されました これらによって 住 宅 の 耐 震 改 修 を 行 った 場 合 一 定 の 税 制 による 支 援 が 受 けられるよ うになりました 本 市 は 市 民 がこれらの 税 制 の 特 例 措 置 を 円 滑 に 活 用 できるよう 取 り 組 み 耐 震 化 促 進 を 図 ります 29

住 宅 に 係 る 耐 震 改 修 促 進 税 制 所 得 税 固 定 資 産 税 個 人 が 平 成 18 年 4 月 1 日 から 平 成 20 年 12 月 31 日 までに 旧 耐 震 基 準 ( 昭 和 56 年 5 月 31 日 以 前 の 耐 震 基 準 )により 建 築 された 住 宅 の 耐 震 改 修 を 行 った 場 合 当 該 耐 震 改 修 に 要 した 費 用 の10% 相 当 額 (20 万 円 を 上 限 )を 所 得 税 額 から 控 除 する 昭 和 57 年 1 月 1 日 以 前 から 所 在 する 住 宅 について 一 定 の 耐 震 改 修 ( 工 事 費 30 万 円 以 上 )を 行 った 場 合 当 該 住 宅 に 係 る 固 定 資 産 税 額 (120 m2 相 当 分 まで)を 以 下 のとおり 減 額 する 1) 平 成 18~21 年 に 耐 震 改 修 が 完 了 した 場 合 :3 年 間 1/2に 減 額 2) 平 成 22~24 年 に 耐 震 改 修 が 完 了 した 場 合 :2 年 間 1/2に 減 額 3) 平 成 25~27 年 に 耐 震 改 修 が 完 了 した 場 合 :1 年 間 1/2に 減 額 また 下 記 のような 地 震 保 険 の 割 引 制 度 の 案 内 も 行 いつつ その 活 用 を 推 奨 していき ます 地 震 保 険 の 割 引 制 度 地 震 保 険 は 地 震 噴 火 又 はこれらによる 津 波 を 原 因 とする 火 災 損 壊 埋 没 又 は 流 失 による 居 住 用 の 建 物 と 家 財 の 損 害 を 補 償 する 地 震 災 害 専 用 の 保 険 です この 地 震 保 険 料 に ついては 対 象 となる 建 物 の 建 築 年 や 耐 震 性 能 による 割 引 制 度 が 設 けられています( 重 複 はできません) 割 引 制 度 割 引 の 説 明 保 険 料 の 割 引 率 建 築 年 割 引 平 成 13 年 10 月 1 日 以 降 耐 震 等 級 割 引 平 成 13 年 10 月 1 日 以 降 免 震 建 築 物 割 引 平 成 19 年 10 月 1 日 以 降 耐 震 診 断 割 引 平 成 19 年 10 月 1 日 以 降 対 象 建 物 が 昭 和 56 年 6 月 1 日 以 降 に 新 築 された 建 物 である 場 合 対 象 建 物 が 住 宅 の 品 質 確 保 の 促 進 等 に 関 する 法 律 に 規 定 する 日 本 住 宅 性 能 表 示 基 準 に 定 められた 耐 震 等 級 ( 構 造 躯 体 の 倒 壊 等 防 止 ) 又 は 国 土 交 通 省 の 定 め る 耐 震 診 断 による 耐 震 等 級 ( 構 造 躯 体 の 倒 壊 等 防 止 )の 評 価 指 針 に 定 められ た 耐 震 等 級 を 有 している 場 合 対 象 物 件 が 住 宅 の 品 質 確 保 の 促 進 等 に 関 する 法 律 に 基 づく 免 震 建 築 物 である 場 合 地 方 公 共 団 体 等 による 耐 震 診 断 又 は 耐 震 改 修 の 結 果 建 築 基 準 法 ( 昭 和 56 年 6 月 1 日 施 行 )における 耐 震 基 準 を 満 たす 場 合 10% 耐 震 等 級 1 耐 震 等 級 2 耐 震 等 級 3 30% 10% 10% 20% 30% 資 料 : 財 務 省 30

4-3 低 コスト 耐 震 化 工 法 の 普 及 民 間 住 宅 の 耐 震 改 修 に 要 する 費 用 は 平 均 で174 万 円 ( 愛 知 県 調 べ)という 状 況 であ り 改 修 費 補 助 を 受 けた 場 合 でも 所 有 者 等 の 自 己 負 担 は100 万 円 を 超 えている 状 況 です 住 宅 や 建 築 物 の 耐 震 改 修 を 促 進 するためにはその 所 要 コストを 下 げ 低 廉 な 費 用 負 担 で 実 施 できるようにすることが 肝 要 であり 低 コストの 耐 震 改 修 工 法 の 開 発 普 及 が 強 く 望 まれます そのなか 名 古 屋 大 学 名 古 屋 工 業 大 学 豊 橋 技 術 科 学 大 学 及 び 愛 知 県 名 古 屋 市 建 築 関 係 団 体 等 により 愛 知 建 築 地 震 災 害 軽 減 システム 研 究 協 議 会 が 設 立 されました この 協 議 会 では 低 コスト 高 耐 震 化 工 法 の 開 発 や 耐 震 補 強 効 果 実 証 実 験 などに 取 り 組 み 木 造 戸 建 て 住 宅 や 共 同 住 宅 学 校 建 築 等 に 活 用 できるよう 研 究 開 発 し また これらの 技 術 を 広 く 普 及 することを 目 指 しています その 協 議 会 の 活 動 として 住 宅 の 耐 震 補 強 技 術 コンペ 等 を 行 い 耐 震 補 強 効 果 が 定 量 的 に 確 認 できるものについては 協 議 会 として 民 間 木 造 住 宅 耐 震 改 修 費 補 助 事 業 の 対 象 工 法 として 取 り 扱 われるよう 推 薦 することとされています 愛 知 県 では これらの 成 果 を 受 けて 今 後 補 助 対 象 工 法 として 認 定 し PR 普 及 を 図 り 低 コストの 耐 震 化 を 推 進 し 住 宅 の 所 有 者 がより 容 易 に 取 り 組 めるように 図 っています 本 市 でも 愛 知 県 と 連 携 しこれら 情 報 を 市 民 に 提 供 するとともに 低 コスト 耐 震 化 工 法 の 普 及 に 努 めます 4-4 地 域 における 耐 震 化 の 取 り 組 みの 促 進 耐 震 化 の 促 進 は 住 宅 建 築 物 の 個 々の 所 有 者 等 が 自 主 的 積 極 的 に 取 り 組 む 必 要 があ りますが 建 築 物 の 倒 壊 や 出 火 延 焼 などによる 二 次 災 害 を 防 止 するためには 地 域 が 連 携 して 地 震 対 策 に 取 り 組 むことが 大 切 です そのため 町 内 会 や 自 主 防 災 組 織 の 活 動 が 耐 震 化 をより 一 層 促 進 させることが 重 要 であることから 一 宮 市 町 会 長 連 区 代 表 者 連 絡 協 議 会 等 と 連 携 しながら 地 元 組 織 活 動 を 育 成 するとともに 支 援 していきます 31

4-5 公 的 機 関 による 改 修 促 進 支 援 共 同 住 宅 等 の 耐 震 化 を 進 めるためには 区 分 所 有 者 や 入 居 者 など 多 くの 関 係 者 の 合 意 を 得 る 必 要 があり この 合 意 形 成 に 至 らないことが 障 害 となり 進 んでいない 状 況 があります これら 共 同 住 宅 等 の 耐 震 化 を 進 めるためには 賃 貸 あるいは 分 譲 により 多 くの 共 同 住 宅 を 供 給 してきた 公 的 機 関 の 蓄 積 されたノウハウの 活 用 が 効 果 的 効 率 的 と 考 えられます このため 耐 震 改 修 促 進 法 第 14 条 及 び 第 15 条 に 定 める 特 例 規 定 を 適 用 し 都 市 再 生 機 構 及 び 地 方 住 宅 供 給 公 社 を 活 用 して 共 同 住 宅 等 の 耐 震 化 の 促 進 を 図 ることとされていま す 本 市 では 必 要 に 応 じてこれら 公 的 機 関 の 活 用 を 図 ることとします 参 考 : 愛 知 県 建 築 物 耐 震 改 修 促 進 計 画 より 都 市 再 生 機 構 独 立 行 政 法 人 都 市 再 生 機 構 は 建 築 物 の 耐 震 改 修 を 促 進 するため 耐 震 改 修 促 進 法 建 築 物 の 耐 震 化 の 促 進 を 図 るための 基 本 的 な 方 針 ( 平 成 18 年 国 土 交 通 省 告 示 第 18 4 号 )に 基 づき 委 託 により 耐 震 診 断 及 び 耐 震 改 修 を 実 施 します また その 実 施 にあたっては 区 分 所 有 による 共 同 住 宅 等 は 合 意 形 成 に 多 くの 労 力 と 時 間 を 要 するなど 耐 震 診 断 及 び 耐 震 改 修 を 実 施 することが 困 難 な 場 合 が 多 く 特 に 支 援 することが 必 要 であることを 踏 まえ 原 則 として 区 分 所 有 による 共 同 住 宅 等 を 対 象 として 実 施 するものとします 住 宅 供 給 公 社 愛 知 県 住 宅 供 給 公 社 は 管 理 者 ( 所 有 者 )からの 委 託 を 受 けて 住 宅 や 共 同 住 宅 の 耐 震 診 断 及 び 耐 震 改 修 を 実 施 します また 集 団 住 宅 の 存 する 団 地 の 居 住 者 の 利 便 に 供 する 建 築 物 及 び 過 去 に 公 社 が 建 設 した 住 宅 や 共 同 住 宅 と 一 体 として 建 設 した 建 築 物 についても 委 託 を 受 けて 耐 震 診 断 及 び 耐 震 改 修 を 実 施 します 32

4-6 住 宅 の 改 修 時 の 仮 住 居 の 提 供 住 宅 の 耐 震 改 修 を 実 施 する 際 には 工 事 期 間 中 に 居 住 する 仮 住 居 が 必 要 になることがあ ります しかし 個 人 で 仮 住 居 を 探 す 場 合 なかなか 確 保 できない 場 合 があります その ため 仮 住 居 が 見 つからないことが 耐 震 改 修 が 進 まない 原 因 のひとつになっています そこで 愛 知 県 建 築 物 耐 震 改 修 促 進 計 画 では 愛 知 県 内 にある 特 定 優 良 賃 貸 住 宅 制 度 を 活 用 して 供 給 された 住 宅 について 住 宅 の 所 有 者 が 耐 震 改 修 を 行 う 際 に 仮 住 居 の 確 保 が 必 要 となる 場 合 耐 震 改 修 促 進 法 第 5 条 第 3 項 第 2 号 に 基 づき 特 定 優 良 賃 貸 住 宅 等 を 仮 住 居 としての 活 用 を 図 ることとしています 本 市 では 必 要 に 応 じてこの 仕 組 みの 活 用 を 図 ることとします 参 考 : 愛 知 県 建 築 物 耐 震 改 修 促 進 計 画 より 特 定 優 良 賃 貸 住 宅 の 活 用 入 居 の 対 象 者 は 耐 震 改 修 促 進 法 第 8 条 第 3 項 の 規 定 により 認 定 を 受 けた 耐 震 改 修 の 計 画 ( 耐 震 改 修 促 進 法 第 9 条 第 1 項 の 規 定 による 変 更 の 認 定 を 受 けたときは 変 更 後 の 計 画 )に 係 る 住 宅 の 耐 震 改 修 を 実 施 する 者 であって 仮 住 居 を 提 供 することが 必 要 であると 認 められる 者 とします 仮 住 居 として 提 供 できる 特 定 優 良 賃 貸 住 宅 は 県 内 に 所 在 する 特 定 優 良 賃 貸 住 宅 で 入 居 者 の 募 集 をしたにもかかわらず3ヶ 月 以 上 入 居 者 が 確 保 できず 例 外 的 に 入 居 者 を 入 居 させることについて 知 事 の 承 認 を 得 た 住 戸 であるものとします 仮 住 居 として 賃 貸 できる 期 間 は2 年 以 内 とし 賃 貸 借 の 形 態 は 借 地 借 家 法 第 38 条 第 1 項 の 規 定 による 定 期 借 家 契 約 とします 公 的 賃 貸 住 宅 の 活 用 入 居 の 対 象 者 は 耐 震 改 修 促 進 法 第 8 条 第 3 項 の 規 定 により 認 定 を 受 けた 耐 震 改 修 の 計 画 ( 耐 震 改 修 促 進 法 第 9 条 第 1 項 の 規 定 による 変 更 の 認 定 を 受 けたときは 変 更 後 の 計 画 )に 係 る 住 宅 の 耐 震 改 修 を 実 施 する 者 であって 仮 住 居 を 提 供 することが 必 要 であると 認 められる 者 で 収 入 基 準 額 以 上 の 月 収 がある 者 とします 仮 住 居 として 提 供 できる 住 宅 は 県 内 に 所 在 する 愛 知 県 住 宅 供 給 公 社 及 び 名 古 屋 市 住 宅 供 給 公 社 の 賃 貸 住 宅 とします 33