<4D6963726F736F667420576F7264202D2091E6825589F18C9F93A289EF90EC9FBA88CF88F5947A957A8E9197BF816982508C8E95AA827081958260816A2E646F63>



Similar documents
資 格 給 付 関 係 ( 問 1) 外 国 人 Aさん(76 歳 )は 在 留 期 間 が3ヶ 月 であることから 長 寿 医 療 の 被 保 険 者 ではない が 在 留 資 格 の 変 更 又 は 在 留 期 間 の 伸 長 により 長 寿 医 療 の 適 用 対 象 となる 場 合 には 国

老発第    第 号


<4D F736F F D2093C195CA92A58EFB82C98AD682B782E E646F63>

<4D F736F F F696E74202D208CE38AFA8D8297EE8ED288E397C390A CC8A AE98EBA8DEC90AC816A2E707074>

Microsoft Word - 目次.doc

【労働保険事務組合事務処理規約】

PowerPoint プレゼンテーション

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

スライド 1

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

(2) 保 育 料 等 減 免 措 置 に 関 する 調 書 (3) 地 方 税 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 226 号 ) 第 5 条 第 2 項 第 1 号 に 規 定 する 市 町 村 民 税 の 課 税 の 状 況 を 証 明 する 書 類 又 は 生 活 保 護 法 ( 昭 和

PowerPoint プレゼンテーション

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

全設健発第     号

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

< F2D C93FA967B91E5906B8DD082CC94ED8DD0>

個 人 所 得 課 税 ~ 住 宅 ローン 控 除 等 の 適 用 期 限 の 延 長 2 4. 既 存 住 宅 に 係 る 特 定 の 改 修 工 事 をした 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 居 住 年 省 エネ 改 修 工 事 控 除 限 度 額 バリアフリー 改 修 工 事 平

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

Microsoft Word - 福祉医療費給付要綱

スライド 1

後期高齢者医療制度

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

Microsoft Word - nagekomi栃木県特定医療費(指定難病)支給認定申請手続きのご案内 - コピー


<4D F736F F D A6D92E894C5817A30318F5A91EE838D815B839392CA926D95B62E646F6378>

 


(1)1オールゼロ 記 録 ケース 厚 生 年 金 期 間 A B 及 びCに 係 る 旧 厚 生 年 金 保 険 法 の 老 齢 年 金 ( 以 下 旧 厚 老 という )の 受 給 者 に 時 効 特 例 法 施 行 後 厚 生 年 金 期 間 Dが 判 明 した Bは 事 業 所 記 号 が

スライド 1

Taro-iryouhoken

65 歳 以 上 の 介 護 保 険 料 が 健 康 保 険 に 含 まれていた 時 より 高 額 になったと 思 うのですが 40 歳 から64 歳 までの 健 康 保 険 に 含 まれる 介 護 保 険 分 は 会 社 での 健 康 保 険 のルールに 基 づき 会 社 での 月 額 報 酬 等

介護保険最新情報vol.497

特別徴収に関するQ&A

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

<4D F736F F D205F F89EE8CEC95DB8CAF8DC590568FEE95F1955C8E C605F95DB8CAF8ED293FC82E8816A2E646F63>

スライド 1

接 支 払 制 度 を 活 用 するか 意 思 を 確 認 する 確 認 に 当 たっては 次 の 各 号 に 掲 げる 事 項 について 書 面 により 世 帯 主 の 合 意 を 得 て 代 理 契 約 を 締 結 するものとする (1) 医 療 機 関 等 が 本 市 に 対 し 世 帯 主

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

Taro-事務処理要綱250820

相 談 窓 口 独 立 行 政 法 人 医 薬 品 医 療 機 器 総 合 機 構 救 済 制 度 相 談 窓 口 (フリーダイヤル) IP 電 話 等 の 方 でフリーダイヤルが 御 利 用 になれない 場 合 は ( 有 料 )を 御 利 用 くだ

目 次 市 民 税 の 減 免 に つ い て 1 減 免 の 一 般 的 な 留 意 事 項 2 減 免 の 範 囲 お よ び 減 免 割 合 3 1 生 活 保 護 法 の 規 定 に よ る 保 護 を 受 け る 者 3 2 当 該 年 に お い て 所 得 が 皆 無 と な っ た

定款

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

240709

特別徴収封入送付作業について

(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

退職手当とは

<4D F736F F D208ED089EF95DB8CAF89C193FC8FF38BB CC8EC091D492B28DB88C8B89CA82C982C282A282C42E646F63>

桜井市外国人高齢者及び外国人重度心身障害者特別給付金支給要綱

平成21年9月29日

<4D F736F F D2091DE90458F8A93BE82C991CE82B782E98F5A96AF90C582CC93C195CA92A58EFB82CC8EE888F882AB B315D2E312E A2E646F63>

<4D F736F F D20836E E819592E88C5E B F944E82548C8E89FC90B3816A5F6A D28F57>

平成21年10月30日

5

Microsoft Word - 19年度(行個)答申第94号.doc

Microsoft PowerPoint - 【資料5】社会福祉施設職員等退職手当共済制度の見直し(案)について

Microsoft Word - 【事務連絡】居所情報の登録申請が間に合わなかった場合の取扱いの周知について.docx

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

兵庫県公立学校教職員等財産形成貯蓄事務取扱細則

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

も く じ 1 税 源 移 譲 1 2 何 が 変 わったのか 改 正 の 3 つ の ポイント ポイント1 国 から 地 方 へ 3 兆 円 規 模 の 税 源 が 移 譲 される 2 ポイント2 個 人 住 民 税 の 税 率 構 造 が 一 律 10%に 変 わる 3 ポイント3 個 々の 納

社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

加 算 税 制 度 の 見 直 し 等 1. 現 行 制 度 の 概 要 関 税 においては 国 税 ( 輸 入 貨 物 に 対 する 内 国 消 費 税 を 含 む 以 下 同 じ ) の 制 度 と 同 様 の 過 少 申 告 加 算 税 無 申 告 加 算 税 及 び 重 加 算 税 の 制

神戸市重度障害者特別給付金支給要綱

2. 会 計 規 程 の 業 務 (1) 規 程 と 実 際 の 業 務 の 調 査 規 程 や 運 用 方 針 に 規 定 されている 業 務 ( 帳 票 )が 実 際 に 行 われているか( 作 成 されている か)どうかについて 調 べてみた 以 下 の 表 は 規 程 の 条 項 とそこに

<88F38DFC E8F8A93BE92BC914F979D985F837D E815B816A>

平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

<4D F736F F D C93FA967B91E5906B8DD082D682CC91CE899E2E646F6378>

Microsoft PowerPoint  22日修正最終確定.ppt

(2) 対 象 となる 方 75 歳 以 上 の 方 65 歳 ~74 歳 の 一 定 の 障 害 をもつ 方 で 申 請 により 広 域 連 合 の 認 定 を 受 けた 方 身 体 障 害 者 手 帳 (1~3 級 及 び4 級 の 一 部 ) 療 育 手 帳 (A1 A2) または 精 神 障

    平成11年度余市町私立幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

東近江行政組合職員の育児休業等に関する条例

Microsoft Word - y doc

<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382CC8EE582C893E09765>

個人向け国債の事務取扱いに関する細則

保 険 料 の 軽 減 措 置 均 等 割 額 の 軽 減 1 以 下 の 基 準 によって 均 等 割 額 が 軽 減 されます 軽 減 割 合 は 被 保 険 者 と 世 帯 主 の 総 所 得 金 額 等 の 合 計 額 によって 判 定 します 軽 減 割 合 同 一 世 帯 内 の 被 保

住民税

<4D F736F F D2088E78E998B788BC C98AD682B782E98B4B92F62E646F63>

技術専門委員会

5 民 間 事 業 者 における 取 扱 いについて( 概 要 資 料 P.17~19) 6 法 人 番 号 について( 概 要 資 料 P.4) (3) 社 会 保 障 税 番 号 制 度 のスケジュールについて( 概 要 資 料 P.20) 1 平 成 27 年 10 月 から( 施 行 日 は

Microsoft Word - 制度の概要_ED.docx

保 険 料 は 個 人 ごとに 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 では 被 保 険 者 一 人 ひとりに 保 険 料 を 負 担 していただくことになります 新 たに75 歳 になられた 方 (65 歳 以 上 75 歳 未 満 で 一 定 以 上 の 障 害 があり 認 定 を 受 けた 方 を


就 業 規 則 ( 福 利 厚 生 ) 第 章 福 利 厚 生 ( 死 亡 弔 慰 金 等 ) 第 条 法 人 が 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 民 間 社 会 福 祉 施 設 等 職 員 共 済 規 程 に 基 づき 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 との 間 において 締 結 す

Taro-H26改正_溶け込み_中学授業

教育資金管理約款

賦課の根拠となった法律及び条例(その2)

奨学資金の受領から返還までの手続

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

Microsoft Word - (課×県・指定)【頭紙】「精神障害者保健福祉手帳の診断書の記入に当たって留意すべき事項について」等の一部改正について.rtf

1 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )について 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )の 構 成 構 成 記 載 内 容 第 1 章 はじめに 本 マニュアルの 目 的 記 載 内 容 について 説 明 しています 第 2 章 第 3 章 第 4 章 第 5 章 第 6 章 林 地

の 基 礎 の 欄 にも 記 載 します ア 法 人 税 の 中 間 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場 合 は 中 間 イ 法 人 税 の 確 定 申 告 書 ( 退 職 年 金 等 積 立 金 に 係 るものを 除 きます ) 又 は 連 結 確 定 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場

<4D F736F F D C8E9688D993AE82C994BA82A492F18F6F8F9197DE81698DC58F49816A2E646F6378>

毎 月 の 給 与 等 ( )を 一 定 の 等 級 区 分 にあてはめた 標 準 月 額 の 上 限 が 現 行 の47 等 級 から50 等 級 に 改 正 されます ( 別 紙 健 康 保 険 料 額 表 参 照 ) なお 法 改 正 に 伴 い 標 準 月 額 が 改 定 される 方 につい

(Microsoft Word - \220\305\220\247\211\374\220\263.doc)

Microsoft Word - 基金規約(新).docx

養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者 とし 死 亡 保 険 金 及 び 満 期 保 険 金 のいずれも 会 社 を 受 取 人 とする 養 老 保 険 に 加 入 してい る 場 合 を 解 説 します 資 金 繰 りの 都

< F2D BA689EF817A88EA8E9E8BE088EA959489FC>

Transcription:

( 第 6 回 高 齢 者 医 療 制 度 に 関 する 検 討 会 川 渕 委 員 配 布 資 料 ) 高 齢 者 医 療 制 度 に 関 する Q&A ( 平 成 21 年 1 月 分 ) 今 後 逐 次 加 除 修 正 を 行 う 予 定

資 格 給 付 関 係 < 高 額 介 護 合 算 療 養 費 関 連 > ( 問 1) 高 額 介 護 合 算 療 養 費 は 医 療 保 険 に 係 る 自 己 負 担 額 又 は 介 護 保 険 に 係 る 自 己 負 担 額 の いずれかが 零 である 場 合 は 支 給 しないこととされているが 例 えば 同 一 の 世 帯 に 属 する 後 期 高 齢 者 医 療 の 被 保 険 者 のAさん 医 療 なし 介 護 あり Bさん 医 療 あり 介 護 なし の 場 合 支 給 で きるのか 支 給 できる 基 準 日 において 後 期 高 齢 者 医 療 の 被 保 険 者 である 者 に 係 る 自 己 負 担 額 の 合 算 額 の 範 囲 については 基 準 日 において 被 保 険 者 が 属 する 世 帯 の 後 期 高 齢 者 医 療 の 被 保 険 者 ( 基 準 日 世 帯 被 保 険 者 )が 受 けた 療 養 等 ( 居 宅 サービス 等 又 は 介 護 予 防 サービスを 含 む )に 係 る 自 己 負 担 額 となり 基 準 日 世 帯 被 保 険 者 の 医 療 保 険 ( 後 期 高 齢 者 医 療 を 含 む ) 又 は 介 護 保 険 に 係 る 自 己 負 担 額 のいずれかが 零 でなければ 支 給 することになる ( 問 2) 後 期 高 齢 者 医 療 の 被 保 険 者 が 国 民 健 康 保 険 の 擬 制 世 帯 主 の 場 合 当 該 擬 制 世 帯 主 の 属 する 世 帯 の 国 民 健 康 保 険 の 被 保 険 者 の 療 養 に 係 る 自 己 負 担 額 は 擬 制 世 帯 主 が 受 けた 後 期 高 齢 者 医 療 の 療 養 に 係 る 自 己 負 担 額 と 合 算 するのか 合 算 しない なお 計 算 期 間 において 擬 制 世 帯 主 の 属 する 世 帯 に 国 民 健 康 保 険 の 被 保 険 者 がいる 場 合 であって 基 準 日 において 当 該 世 帯 に 国 民 健 康 保 険 の 被 保 険 者 がいない 場 合 にあっては 当 該 国 民 健 康 保 険 の 被 保 険 者 が 計 算 期 間 において 受 けた 療 養 等 ( 居 宅 サービス 等 又 は 介 護 予 防 サ ービス 等 を 含 む )に 係 る 自 己 負 担 額 を 当 該 擬 制 世 帯 主 が 受 けた 後 期 高 齢 者 医 療 の 療 養 に 係 る 自 己 負 担 額 と 合 算 する ( 問 3) 精 算 対 象 者 の 介 護 合 算 算 定 基 準 額 は 月 割 しないということでよろしいか お 見 込 みのとおり ( 問 4) 精 算 対 象 者 に 係 る 高 額 介 護 合 算 療 養 費 の 計 算 において 精 算 対 象 者 の 資 格 喪 失 日 が 月 の 途 中 であった 場 合 精 算 対 象 者 が 基 準 日 に 属 する 世 帯 の 他 の 後 期 高 齢 者 医 療 被 保 険 者 の 自 己 負 担 額 については 精 算 対 象 者 に 係 る 基 準 日 の 前 日 までの 療 養 に 係 る 自 己 負 担 額 を 合 算 するのか 後 期 高 齢 者 医 療 の 被 保 険 者 の 自 己 負 担 額 を 月 の 途 中 までで 計 算 することは 困 難 であること から 精 算 対 象 者 に 係 る 基 準 日 が 月 の 途 中 である 場 合 における 当 該 基 準 日 に 当 該 精 算 対 象 者 と 同 一 の 世 帯 に 属 する 他 の 後 期 高 齢 者 医 療 被 保 険 者 の 自 己 負 担 額 については 当 該 基 準 日 の 前 日 の 属 する 月 までの 自 己 負 担 額 を 合 算 する -1-

( 問 5) 公 費 負 担 医 療 が 行 われるべき 療 養 については 合 算 の 対 象 とならないが 地 方 単 独 事 業 による 医 療 に 関 する 給 付 が 行 われるべき 療 養 についても 同 様 に 合 算 の 対 象 とならないの か 合 算 の 対 象 としない 取 扱 いとすることができるのは あくまで 法 施 行 令 第 14 条 第 1 項 第 2 号 に 掲 げる 公 費 負 担 医 療 が 行 われるべき 療 養 に 係 る 自 己 負 担 額 のみであり ここに 掲 げられていな い 療 養 についてはそのような 取 扱 いはできない したがって 地 方 単 独 事 業 による 医 療 に 関 する 給 付 により 負 担 軽 減 された 自 己 負 担 額 分 につ いても 合 算 の 対 象 とすることとなるが 当 該 負 担 軽 減 分 に 係 る 高 額 介 護 合 算 療 養 費 については 被 保 険 者 本 人 が 不 利 益 にならない 限 度 において 地 方 単 独 事 業 の 実 施 主 体 に 対 して 高 額 介 護 合 算 療 養 費 の 支 給 額 の 全 部 又 は 一 部 を 返 還 するなどの 方 法 により 調 整 すべきであると 考 える ( 問 6) 高 額 介 護 合 算 療 養 費 も 高 額 療 養 費 同 様 個 別 の 申 請 勧 奨 を 行 うのか 高 額 介 護 合 算 療 養 費 は 医 療 保 険 ( 後 期 高 齢 者 医 療 を 含 む )と 介 護 保 険 それぞれの 自 己 負 担 額 を 合 算 し 一 定 額 を 超 える 場 合 に 支 給 するものである 支 給 額 の 計 算 は 基 準 日 の 医 療 保 険 者 ( 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 を 含 む )が 行 うこととなる が 医 療 保 険 者 は 医 療 保 険 上 の 世 帯 における 他 の 医 療 保 険 及 び 介 護 保 険 の 自 己 負 担 額 につ いて 被 保 険 者 からの 申 請 に 添 付 される 自 己 負 担 額 証 明 書 等 を 確 認 することによりはじめて 把 握 することが 可 能 となる したがって 基 準 日 の 医 療 保 険 者 があらかじめ 高 額 介 護 合 算 療 養 費 の 支 給 の 対 象 となる 被 保 険 者 を 把 握 することは 困 難 であり 個 別 の 勧 奨 通 知 を 行 うことは 困 難 である ( 問 7) 個 別 の 申 請 勧 奨 を 行 わない 場 合 明 らかに 高 額 介 護 合 算 療 養 費 の 支 給 の 対 象 とならな い 被 保 険 者 を 含 め 申 請 が 大 量 に 行 われ 支 給 事 務 が 混 乱 することが 考 えられる こうした 事 態 を 防 いで 窓 口 業 務 の 負 担 を 軽 減 し 支 給 事 務 を 円 滑 に 行 うために あらかじめ 被 保 険 者 に 対 して 自 己 負 担 額 等 を 通 知 するなどしてよいか また このような 手 続 きについて 標 準 シ ステムで 対 応 できないか 自 己 負 担 額 等 を 通 知 することは 差 し 支 えない その 際 には 高 額 の 医 療 費 又 は 介 護 サービス 費 を 負 担 している 高 齢 者 に 対 しては 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 周 知 を 十 分 に 行 われたい なお 現 在 標 準 システムでの 対 応 を 検 討 しているところであり おってお 知 らせする ( 問 8) 後 期 高 齢 者 医 療 の 給 付 情 報 が 国 保 連 から 届 くのは 審 査 等 を 経 て 約 2ヶ 月 後 となる そう すると 被 保 険 者 の 計 算 期 間 における 自 己 負 担 を 広 域 連 合 が 完 全 に 把 握 できるのは 計 算 期 間 終 了 後 の9 月 中 旬 以 降 となるが 自 己 負 担 額 証 明 書 の 発 行 はそれ 以 降 でよいか そのような 取 扱 いで 差 し 支 えない -2-

( 問 9) 法 施 行 規 則 第 71 条 の10 第 3 項 に 基 準 日 の 翌 日 以 降 2 年 間 に 基 準 日 に 加 入 する 医 療 保 険 者 ( 他 の 広 域 連 合 を 含 む 以 下 この 問 において 同 じ )から 計 算 結 果 の 送 付 がない 場 合 には 申 請 者 に 確 認 することにより 申 請 は 取 り 下 げられたものとみなすことができるとある が 1 基 準 日 の 翌 日 以 降 2 年 間 とする 根 拠 は 何 か 2 申 請 が 取 り 下 げられたものとみなした 後 に 基 準 日 に 加 入 する 医 療 保 険 者 からの 計 算 結 果 の 送 付 があった 場 合 にはどのように 取 り 扱 うのか 1 高 額 介 護 合 算 療 養 費 の 消 滅 時 効 が2 年 であることと 平 仄 をとったものである 2 申 請 者 に 確 認 する 際 基 準 日 に 加 入 する 医 療 保 険 者 ( 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 を 含 む ) への 支 給 申 請 の 有 無 を 確 認 し このような 事 態 が 生 じないようご 留 意 いただきたい 仮 にこ のような 事 態 が 生 じた 場 合 は 申 請 の 取 り 下 げがなく 当 初 の 申 請 日 に 申 請 があったものと して 取 り 扱 われたい ( 問 10) 自 己 負 担 額 証 明 書 を 発 行 した 後 に 過 誤 所 得 更 正 等 により 自 己 負 担 額 に 変 更 が 生 じ た 場 合 新 たに 訂 正 した 証 明 書 を 被 保 険 者 に 発 行 する 必 要 があるのか また 既 に 高 額 介 護 合 算 療 養 費 を 支 給 していた 場 合 の 返 還 金 等 の 取 扱 い 如 何 自 己 負 担 額 証 明 書 を 発 行 する 前 に 過 誤 所 得 更 正 等 により 自 己 負 担 額 に 変 更 があった 場 合 は 変 更 後 の 自 己 負 担 額 を 証 明 書 に 記 載 することとなる 自 己 負 担 額 証 明 書 を 発 行 した 後 に 過 誤 所 得 更 正 等 により 自 己 負 担 額 に 変 更 が 生 じた 場 合 修 正 した 自 己 負 担 額 を 記 載 した 証 明 書 を 申 請 者 に 発 行 し 直 す 必 要 がある その 際 には 次 の 手 順 を 参 考 にされたい 1 申 請 者 が 基 準 日 に 属 する 医 療 保 険 者 ( 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 を 含 む 以 下 この 問 にお いて 基 準 日 医 療 保 険 者 という )に 対 し 申 請 者 の 自 己 負 担 額 の 修 正 があったことを 連 絡 するとともに 当 該 申 請 者 から 基 準 日 医 療 保 険 者 に 支 給 申 請 が 既 になされているかどうか を 確 認 する 2 申 請 者 が 支 給 申 請 をしていない 場 合 は 自 己 負 担 額 証 明 書 を 申 請 者 に 再 発 行 し 送 付 す るとともに 当 該 証 明 書 の 修 正 があったことを 伝 え 当 該 修 正 後 の 証 明 書 を 基 準 日 医 療 保 険 者 への 申 請 の 際 提 出 するよう 連 絡 すること 3 申 請 者 が 支 給 申 請 を 既 にしていた 場 合 は 基 準 日 医 療 保 険 者 に 修 正 した 自 己 負 担 額 証 明 書 を 送 付 し 再 度 計 算 を 依 頼 すること また 同 時 に 申 請 者 に 対 し 自 己 負 担 額 証 明 書 を 送 付 し 修 正 があった 旨 及 びその 理 由 を 伝 えること また 既 に 高 額 介 護 合 算 療 養 費 を 支 給 しているときは 当 該 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 が 支 給 する 高 額 介 護 合 算 療 養 費 の 額 が 変 更 になるだけでなく その 他 の 医 療 保 険 者 や 介 護 保 険 者 の 高 額 介 護 合 算 療 養 費 及 び 高 額 医 療 合 算 介 護 ( 予 防 )サービス 費 の 額 も 変 更 となることから 基 本 的 には1 及 び3と 同 様 の 手 続 をとった 上 で 被 保 険 者 に 追 加 支 給 又 は 返 還 請 求 することとなる -3 -

( 問 11) 高 額 介 護 合 算 療 養 費 の 支 給 に 係 る 被 保 険 者 の 所 得 税 の 医 療 費 控 除 の 取 扱 い 如 何 高 額 介 護 合 算 療 養 費 の 支 給 があった 場 合 には 当 該 支 給 に 係 る 基 準 日 の 属 する 年 の 医 療 費 の 負 担 額 から 控 除 することとなる -4 -

< 高 額 介 護 合 算 療 養 費 関 連 以 外 > ( 問 12) 毎 年 8 月 の 定 期 更 新 時 において 被 保 険 者 とその 属 する 世 帯 の 全 ての 世 帯 員 の 所 得 情 報 等 を 把 握 している 場 合 改 めて 被 保 険 者 に 限 度 額 適 用 標 準 負 担 額 減 額 認 定 の 申 請 を 求 める 必 要 があるか 定 期 更 新 時 において 所 得 情 報 等 が 把 握 できる 場 合 は 限 度 額 適 用 標 準 負 担 額 減 額 認 定 の 申 請 を 省 略 しても 差 し 支 えない なお 当 該 取 扱 いに 係 る 標 準 システムの 改 修 については その 内 容 時 期 等 について 来 年 度 以 降 国 保 中 央 会 等 と 検 討 することとしている ただし 限 度 額 適 用 標 準 負 担 額 減 額 認 定 証 の 発 行 を 職 権 で 一 律 に 行 うことは 低 所 得 者 の 心 情 や 費 用 対 効 果 等 を 踏 まえると 必 ずしも 適 切 でないと 考 えられるため 初 回 の 限 度 額 適 用 標 準 負 担 額 減 額 認 定 の 申 請 は 必 要 であると 考 えている ( 問 13) 一 部 負 担 金 の 負 担 割 合 が 所 得 の 更 正 等 により 遡 って 変 更 となった 場 合 広 域 連 合 と 被 保 険 者 との 間 での 一 部 負 担 金 の 過 誤 調 整 において 領 収 書 の 添 付 は 必 要 か 各 広 域 連 合 の 会 計 処 理 上 必 要 であるか 否 かを 踏 まえて 判 断 されたい ( 問 14)すでに 基 準 収 入 額 の 適 用 申 請 を 行 っている 世 帯 について 次 のような 事 由 により 一 部 負 担 金 の 負 担 割 合 を 再 判 定 する 際 再 度 基 準 収 入 額 の 適 用 申 請 を 求 める 必 要 があるか 1 世 帯 構 成 が 変 わらずに 広 域 連 合 内 で 転 居 した 場 合 2 世 帯 内 のすでに 基 準 収 入 額 の 適 用 申 請 を 行 っている74 歳 の 方 が75 歳 に 到 達 した 場 合 3 すでに 基 準 収 入 額 の 適 用 申 請 を 行 っている 方 が 生 活 保 護 の 対 象 となり 被 保 険 者 資 格 を 喪 失 した 後 に 再 度 被 保 険 者 となった 場 合 すでに 基 準 収 入 額 の 適 用 申 請 が 行 われており 判 定 の 対 象 となる 方 の 収 入 額 を 把 握 している 場 合 には 再 度 の 申 請 は 要 しない ただし 毎 年 8 月 の 定 期 判 定 時 や 基 準 収 入 額 適 用 申 請 を 行 っていない 方 の 転 入 の 際 などは 申 請 が 必 要 である なお 当 該 取 扱 いに 係 る 標 準 システムの 改 修 については その 内 容 時 期 等 について 来 年 度 以 降 国 保 中 央 会 等 と 検 討 することとしている ( 問 15) 限 度 額 適 用 標 準 負 担 額 減 額 認 定 証 の 発 効 期 日 は 申 請 のあった 日 の 属 する 月 の 初 日 となっているが 例 えば 9 月 15 日 に 広 域 連 合 内 のA 市 からB 市 に 転 居 した 被 保 険 者 が 9 月 25 日 に 減 額 認 定 申 請 を 行 った 場 合 転 居 により 保 険 者 番 号 が 変 更 となるため 9 月 1 日 の 発 効 期 日 の 認 定 証 と9 月 15 日 の 発 効 期 日 の 認 定 証 をそれぞれ 交 付 する 必 要 がある のか お 見 込 みのとおり -5-

( 問 16) 限 度 額 適 用 標 準 負 担 額 減 額 認 定 証 の 発 効 期 日 は 申 請 のあった 日 の 属 する 月 の 初 日 となっているが 新 たに 被 保 険 者 となった 日 が 前 月 末 日 近 くである 場 合 発 効 期 日 を 申 請 のあ った 日 の 属 する 月 の 初 日 よりも 遡 って 当 該 前 月 末 日 の 資 格 取 得 日 として 適 用 してよいか そのような 取 扱 いはできない 認 定 証 の 交 付 を 受 けられなかった 理 由 がやむを 得 ないものと 認 められる 場 合 には 高 齢 者 医 療 確 保 法 施 行 規 則 第 37 条 又 は 第 42 条 の 規 定 に 基 づく 差 額 支 給 の 特 例 により 対 応 されたい なお 高 額 療 養 費 の 支 給 食 事 療 養 標 準 負 担 額 及 び 生 活 療 養 標 準 負 担 額 の 減 額 の 取 扱 いに ついては 制 度 の 不 知 等 による 申 請 漏 れを 防 止 する 観 点 から 文 書 その 他 の 方 法 をもって その 趣 旨 申 請 手 続 等 について 特 に 新 たに 被 保 険 者 になった 方 等 に 対 し 周 知 徹 底 に 努 められた い ( 問 17) 高 額 療 養 費 の 支 給 申 請 がない 被 保 険 者 について 職 権 で 低 所 得 者 Ⅱ 又 はⅠに 該 当 す るか 否 か 確 認 しても 良 いか 高 額 療 養 費 の 支 給 については 支 給 対 象 となる 被 保 険 者 に 対 し 通 知 を 行 うことは 制 度 の 不 知 等 による 申 請 漏 れを 防 止 するための 一 つの 有 効 な 方 法 であると 考 えている そのため あらかじめ 被 保 険 者 等 の 所 得 情 報 等 を 把 握 するために 市 町 村 に 確 認 することは 差 し 支 えない ( 問 18) 基 準 収 入 額 適 用 申 請 の 制 度 創 設 の 趣 旨 について 伺 う 一 般 に 後 期 高 齢 者 医 療 の 被 保 険 者 の 負 担 は その 所 得 や 医 療 費 の 水 準 を 考 慮 して 現 役 世 代 より 軽 減 することとしているものの 現 役 世 代 の 平 均 的 な 負 担 能 力 と 同 程 度 以 上 の 負 担 能 力 の ある 者 については 世 代 間 の 負 担 の 公 平 を 図 る 観 点 から 応 分 の 負 担 を 求 めるという 考 え 方 に 基 づき 高 齢 者 医 療 確 保 法 施 行 令 第 7 条 第 1 項 により 地 方 税 法 の 規 定 に 基 づき 計 算 した 所 得 額 が 同 条 第 2 項 に 規 定 する145 万 円 以 上 であるか 否 かを 基 準 としているところである しかしながら 税 法 上 の 控 除 の 関 係 から 例 えば 夫 婦 ともに 無 年 金 で 夫 の 給 与 収 入 のみの 世 帯 など 給 与 収 入 と 年 金 収 入 の 両 方 を 有 する 世 帯 に 比 べて 収 入 額 が 少 ないにも 関 わらず 所 得 額 が145 万 円 を 越 える 場 合 が 生 じうる そのため 所 得 額 が145 万 円 以 上 であっても 所 得 額 が145 万 円 となる 標 準 的 な 世 帯 の 収 入 額 として 高 齢 者 医 療 確 保 法 施 行 令 第 7 条 第 3 項 各 号 に 規 定 する 収 入 額 に 満 たない 被 保 険 者 については 救 済 措 置 として 同 条 第 2 項 の 規 定 を 適 用 しな いこととしたものである -6 -

( 問 19) 一 部 負 担 金 の 負 担 割 合 の 判 定 の 基 準 である 課 税 所 得 145 万 円 基 準 収 入 額 383 万 円 520 万 円 の 根 拠 は 何 か 課 税 所 得 145 万 円 は 現 役 世 代 の 平 均 的 な 収 入 額 から 諸 控 除 を 差 し 引 くことで 現 役 世 代 の 平 均 的 な 課 税 所 得 を 算 出 したものである 基 準 収 入 額 383 万 円 520 万 円 は 課 税 所 得 145 万 円 となる 標 準 的 なモデル 世 帯 の 収 入 額 について 高 齢 者 夫 婦 二 人 世 帯 及 び 高 齢 者 単 身 世 帯 に 分 けて 課 税 所 得 145 万 円 に 諸 控 除 を 足 し 上 げて 算 出 したものである ( 問 20) 市 町 村 民 税 について 課 税 される 税 額 ( 均 等 割 額 )はあるが 所 得 割 額 に 係 る 控 除 不 足 額 を 充 当 したために 徴 収 する 金 額 がない 者 又 は 当 該 控 除 不 足 額 が 還 付 されるような 者 につい ては 市 町 村 民 税 非 課 税 として 取 り 扱 ってよいか ( 市 町 村 民 税 配 当 割 株 式 等 譲 渡 所 得 割 に 係 る 控 除 の 取 扱 いに 関 する 照 会 ) 市 町 村 民 税 非 課 税 としては 取 り 扱 わない ( 問 21)A 広 域 からB 広 域 の 住 所 地 特 例 対 象 施 設 に 入 所 した75 歳 の 甲 と74 歳 の 乙 について 7 4 歳 の 方 は 高 齢 者 の 医 療 の 確 保 に 関 する 法 律 施 行 令 第 7 条 第 3 項 第 2 号 に 規 定 する 加 入 者 と して 基 準 収 入 額 適 用 申 請 の 対 象 となるか お 見 込 みのとおり ( 問 22) 前 問 の 乙 が75 歳 に 達 したときは 乙 はB 広 域 の 被 保 険 者 となるが 高 齢 者 の 医 療 の 確 保 に 関 する 法 律 施 行 令 第 7 条 第 3 項 第 1 号 に 規 定 するその 属 する 世 帯 の 他 の 被 保 険 者 として 基 準 収 入 額 適 用 申 請 の 対 象 となるか 対 象 とならない ( 問 23)75 歳 に 到 達 するAさんの 世 帯 にいる 他 の 後 期 高 齢 者 医 療 の 被 保 険 者 が 一 人 いる 場 合 で Aさんが75 歳 に 到 達 する 前 に 他 の 被 保 険 者 が 死 亡 したとき( 月 の 初 日 を 除 く )は 当 該 世 帯 の 月 初 日 の 負 担 区 分 を 適 用 するのか それとも75 歳 に 到 達 するAさんの 所 得 に 応 じて 判 定 するのか 75 歳 の 誕 生 日 からAさんの 所 得 に 応 じた 新 たな 負 担 区 分 を 適 用 することとなる -7 -

( 問 24) 一 部 負 担 金 の 負 担 割 合 が 所 得 の 更 正 等 により 遡 って 変 更 となった 場 合 時 効 の 範 囲 内 で 過 誤 調 整 を 行 うこととなるが その 時 効 は 不 当 利 得 による 過 誤 調 整 を 行 うものであるた め 高 齢 者 の 医 療 の 確 保 に 関 する 法 律 第 160 条 第 1 項 の 規 定 の 適 用 は 受 けず 一 般 法 であ る 地 方 自 治 法 第 236 条 第 1 項 の 規 定 により5 年 であり 時 効 の 起 算 日 は 保 険 医 療 機 関 が 療 養 の 給 付 を 取 り 扱 った 日 の 翌 日 で 良 いか また 時 効 の 範 囲 内 は 過 年 度 分 の 所 得 情 報 を 市 町 村 から 提 供 を 受 けることとして 良 いか お 見 込 みのとおり ( 問 25) 平 成 20 年 9 月 9 日 の 与 党 PTとりまとめに 基 づき 平 成 20 年 4 月 に 遡 及 して 75 歳 到 達 月 の 自 己 負 担 限 度 額 の 特 例 による 高 額 療 養 費 相 当 額 と 既 に 支 給 済 みの 高 額 療 養 費 との 差 額 を 一 時 金 として 支 給 することとなっているが その 一 時 金 の 税 法 上 の 取 扱 い 如 何 関 係 省 庁 と 協 議 予 定 であり おってその 取 扱 いについてお 知 らせする ( 問 26) 入 院 中 に 治 療 用 装 具 を 装 着 等 した 場 合 それに 係 る 療 養 費 の 支 給 において 入 院 扱 い とするのか 外 来 扱 いとするのか 採 型 採 寸 する 時 期 により 区 別 し 入 院 期 間 中 のものは 入 院 扱 いとなり それ 以 外 は 外 来 扱 い となる ( 問 27) 資 格 証 明 書 の 交 付 について 例 えば 被 保 険 者 均 等 割 軽 減 世 帯 に 属 する 被 保 険 者 につ いては 交 付 しない こととした 場 合 高 齢 者 医 療 確 保 法 施 行 規 則 第 16 条 に 規 定 する 特 別 の 事 情 に 関 する 届 出 を 全 ての 対 象 者 から 提 出 してもらう 必 要 があるのか 特 別 の 事 情 に 関 する 届 出 については 公 簿 等 によって 当 該 事 情 を 確 認 することができるときは 届 出 を 省 略 させることが 出 来 るよう 現 在 省 令 改 正 を 含 め 検 討 中 である ( 問 28) 多 数 回 該 当 の 適 用 の 考 え 方 について 伺 う 高 額 療 養 費 における 多 数 回 該 当 の 適 用 については 被 保 険 者 が 療 養 のあった 月 に 属 する 世 帯 の 長 寿 医 療 被 保 険 者 それぞれについて 療 養 のあった 月 以 前 の12 月 以 内 に 高 額 療 養 費 ( 高 齢 者 医 療 確 保 法 施 行 令 第 14 条 第 1 項 に 規 定 する 世 帯 合 算 による 高 額 療 養 費 又 は 同 条 第 2 項 に 規 定 する75 歳 到 達 月 の 自 己 負 担 限 度 額 の 特 例 による 高 額 療 養 費 に 限 る )が 支 給 されている 月 数 をカウントすることにより 判 定 することとなる 具 体 的 なイメージは 別 紙 のとおり -8 -

別 紙 被 保 険 者 aと 被 保 険 者 bの 属 するA 世 帯 が 8 月 から 世 帯 分 離 したケース 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 世 帯 主 a 世 帯 員 b 外 来 のみ 入 院 受 診 なし 受 診 なし 入 院 入 院 入 院 入 院 世 帯 分 離 入 院 入 院 入 院 入 院 a bともに 高 額 支 給 あり bのみ 高 額 支 給 あり bのみ 高 額 支 給 あり a bとも 多 数 回 該 当 bのみ 多 数 回 該 当 a bとも 多 数 回 該 当 3 月 以 前 は1 年 間 a bとも 受 診 なしとする 被 保 険 者 aの 属 するA 世 帯 と 被 保 険 者 bの 属 するB 世 帯 が 8 月 から 世 帯 合 併 したケース A 世 帯 B 世 帯 4 月 高 額 ( 外 来 ) 支 給 あり 高 額 支 給 あり 5 月 6 月 7 月 8 月 受 診 なし 受 診 なし 受 診 なし 高 額 支 給 あり 高 額 支 給 あり 受 診 なし 世 帯 合 併 入 院 入 院 B 世 帯 のみ カウント B 世 帯 のみ カウント A 世 帯 のみ カウント 多 数 回 該 当 3 月 以 前 は1 年 間 aもbも 受 診 なしとする -9 -

< 全 国 会 議 用 疑 義 照 会 > ( 問 29) 盗 難 等 による 被 保 険 者 証 の 再 交 付 時 再 交 付 した 被 保 険 者 証 であることを 明 確 にす るため 被 保 険 者 番 号 表 示 部 を 一 桁 増 やし 通 常 の8 桁 の 数 字 の 後 にA,B,C 等 記 号 を 表 示 するよう 広 域 連 合 ごとでカスタマイズすることは 可 能 か 被 保 険 者 番 号 については 平 成 20 年 3 月 24 日 保 総 発 第 0324008 号 後 期 高 齢 者 医 療 にお ける 保 検 者 番 号 及 び 被 保 険 者 番 号 の 設 定 について でお 示 ししているとおり 被 保 険 者 区 分 7 桁 及 び 検 証 番 号 1 桁 の 計 8 桁 の 算 用 数 字 を 組 み 合 わせたものとすることとしている なお 保 険 医 療 機 関 等 において 混 乱 が 生 じないよう 被 保 険 者 証 に 記 号 等 を 記 載 することは 差 し 控 えられたい ( 問 30) 平 成 20 年 12 月 17 日 付 け 高 額 介 護 合 算 療 養 費 の 取 扱 通 知 ( 案 )について を 情 報 提 供 いただいたが システムの 内 容 今 後 のスケジュールも 含 め 市 町 村 広 域 連 合 国 保 連 合 会 の 具 体 的 な 事 務 処 理 内 容 や 流 れについてお 示 しいただきたい 高 額 介 護 合 算 療 養 費 に 関 する 事 項 については 平 成 20 年 6 月 30 日 老 発 第 0630002 号 保 発 第 0630001 号 健 康 保 険 法 施 行 令 等 の 一 部 を 改 正 する 政 令 等 の 施 行 について のほか 平 成 21 年 2 月 6 日 に 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 における 高 額 介 護 合 算 療 養 費 の 支 給 等 の 事 務 の 取 扱 いについて 及 び 本 Q&Aによりお 示 ししたところであり 疑 義 等 については 今 後 も 随 時 Q&Aな どにより 回 答 していくこととしている また 標 準 システムにおける 対 応 については 平 成 21 年 1 月 23 日 にスケジュール 処 理 概 要 等 が 標 準 システムヘルプサポートサイトに 掲 載 されたところである なお 介 護 保 険 については 平 成 21 年 1 月 16 日 老 介 発 第 0116001 号 高 額 医 療 合 算 介 護 サービス 費 等 の 支 給 の 運 用 等 について が 発 出 されているところである ( 問 31) 長 寿 医 療 制 度 は75 歳 の 誕 生 日 から 資 格 取 得 としていますが 今 後 誕 生 月 の 翌 月 に 資 格 取 得 とする 等 の 見 直 しの 予 定 はないか 長 寿 医 療 制 度 は 75 歳 以 上 の 方 等 を 対 象 とした 独 立 の 医 療 制 度 であることから 当 然 にその 75 歳 の 誕 生 日 から 被 保 険 者 資 格 を 取 得 し 給 付 を 受 けることとしたものであり 現 時 点 で 当 該 取 扱 いを 変 更 する 予 定 はない ( 問 32) 年 齢 到 達 の 考 え 方 について 介 護 保 険 と 異 なっているが 今 後 統 一 する 考 えはな いか 長 寿 医 療 制 度 は その 円 滑 な 施 行 のために 従 前 の 老 人 保 健 制 度 と 同 様 に 75 歳 の 誕 生 日 から 資 格 取 得 することとたものであり 現 時 点 で 当 該 取 扱 いを 変 更 する 予 定 はない - 10 -

( 問 33) 今 後 資 格 証 明 書 を 交 付 しない 分 短 期 証 の 交 付 割 合 が 増 加 することになると 思 わ れるが 標 準 システムによる 一 括 交 付 及 び 一 括 管 理 等 が 出 来 る 仕 様 を 考 えているか 短 期 証 の 交 付 対 象 者 について 標 準 システムによる 一 括 での 当 該 証 の 打 ち 出 しが 可 能 かどう か 現 在 国 保 中 央 会 等 と 調 整 中 である なお 滞 納 被 保 険 者 との 納 付 相 談 の 機 会 の 確 保 のためにも 打 ち 出 した 短 期 証 を 一 括 で 交 付 することは 適 切 でない ( 問 34) 広 域 外 異 動 時 については 転 入 者 が 住 所 地 特 例 で 転 入 したのか あるいは 一 般 の 転 入 なのか 毎 回 市 町 村 において 確 認 している 状 況 であり 広 域 連 合 間 でのルールを 国 として 提 示 していただきたい 平 成 20 年 12 月 の 長 寿 医 療 制 度 等 都 道 府 県 ブロック 会 議 資 料 のP98でお 示 ししているとお り 長 寿 医 療 制 度 における 住 所 地 特 例 は 従 前 の 老 人 保 健 制 度 における 住 所 地 特 例 と 同 様 の 趣 旨 仕 組 みとなっており 基 本 的 には 老 人 保 健 制 度 及 び 国 民 健 康 保 険 制 度 における 取 扱 いを 参 考 にして 運 用 していただきたい ( 問 35) 高 齢 者 医 療 確 保 法 第 92 条 の 規 定 により 葬 祭 費 についても 一 時 差 し 止 めができる か また 一 時 差 し 止 めを 行 うことについての 統 一 的 な 基 準 を 例 示 する 予 定 はあるか 葬 祭 費 についても 一 時 差 し 止 めることは 可 能 である また 当 該 基 準 については 資 格 証 明 書 の 運 用 基 準 に 準 じて 各 広 域 連 合 で 統 一 的 な 運 用 基 準 を 設 けていただきたい ( 問 36) 食 事 療 養 標 準 負 担 額 について 低 所 得 者 Ⅱと 判 定 された 方 が 入 院 日 数 90 日 を 越 え た 際 の 長 期 該 当 の 手 続 きを 市 町 村 窓 口 で 行 うことは 入 院 中 の 被 保 険 者 にとっては 負 担 であり また 手 続 きが 煩 雑 として 申 請 をされない 場 合 もある 入 院 日 数 が90 日 を 越 えた 場 合 については 広 域 連 合 において 職 権 で 長 期 該 当 とする 等 の 制 度 改 正 が 必 要 と 考 えるが その 予 定 はないか 平 成 20 年 12 月 の 長 寿 医 療 制 度 等 都 道 府 県 ブロック 会 議 資 料 のP98でお 示 ししているとお り 長 期 該 当 に 係 る 入 院 日 数 について 他 の 医 療 保 険 制 度 における 入 院 日 数 を 算 定 に 含 めるこ ととした 場 合 1 長 寿 医 療 制 度 の 給 付 費 が 増 加 する 2 他 の 医 療 保 険 制 度 における 入 院 日 数 を 把 握 するためのシステム 改 修 等 が 必 要 といった 問 題 があることから 今 後 各 広 域 連 合 他 の 医 療 保 険 者 など 関 係 機 関 の 意 見 を 伺 いな がら 当 該 取 扱 いの 見 直 しの 是 非 について 検 討 することとしており 広 域 連 合 が 職 権 で 長 期 該 当 とすることの 是 非 についても 当 該 見 直 しと 併 せて 検 討 することとしている -11-

( 問 37) 旧 老 人 保 健 法 制 度 の 下 においては 移 送 費 の 支 給 の 取 扱 いについて( 平 成 6 年 9 月 9 日 老 企 第 236 号 ) 課 長 通 知 において 移 送 費 が 支 給 される 標 準 的 な 事 例 が 示 され ていたが 同 通 知 は 老 人 保 健 法 施 行 規 則 が 平 成 20 年 4 月 1 日 に 廃 止 されたことにより 失 効 したものと 理 解 している 高 齢 者 の 医 療 の 確 保 に 関 する 法 律 における 移 送 費 の 取 扱 いについても 老 人 保 健 法 と 同 様 に 国 の 支 給 基 準 を 文 書 でお 示 しいただきたい 移 送 費 の 支 給 の 要 件 については 高 齢 者 の 医 療 の 確 保 に 関 する 法 律 施 行 規 則 第 59 条 に 規 定 するとおりであり 国 民 健 康 保 険 及 び 老 人 保 健 制 度 における 取 扱 いを 参 考 にしつつ 適 切 に 判 断 されたい - 12 -

保 険 料 特 別 徴 収 関 連 ( 問 1) 市 町 村 において 算 定 した 仮 徴 収 額 について 広 域 連 合 の 決 定 として 市 町 村 で 広 域 連 合 長 名 義 の 仮 徴 収 額 決 定 通 知 書 を 作 成 し 送 付 することになっているが 広 域 連 合 で 算 定 しないにもかかわらず 広 域 連 合 長 名 義 の 通 知 書 を 送 付 する 必 要 があるのか 4 月 から8 月 までの 間 に 新 規 に 特 別 徴 収 が 開 始 となる 被 保 険 者 に 係 る 暫 定 賦 課 額 につ いては 前 年 度 の 保 険 料 額 を 基 に 便 宜 的 に 市 町 村 が 算 定 することとしている しかしな がら 保 険 料 の 賦 課 額 については 本 来 は 広 域 連 合 が 算 定 し 被 保 険 者 に 対 し 通 知 すべ きものであることから 広 域 連 合 長 名 義 の 仮 徴 収 額 決 定 通 知 書 を 送 付 することとなる ( 問 2) 前 年 度 から 継 続 して4 月 以 降 も 特 別 徴 収 を 行 う 被 保 険 者 に 対 して 特 別 徴 収 開 始 通 知 書 を 送 付 する 市 町 村 があるが その 場 合 でも 広 域 連 合 名 義 の 仮 徴 収 額 決 定 通 知 書 を 送 付 する 必 要 があるか 前 年 度 から 継 続 して 特 別 徴 収 が 行 われる 被 保 険 者 に 対 する 特 別 徴 収 額 の 通 知 について は 高 齢 者 の 医 療 の 確 保 に 関 する 法 律 第 110 条 において 読 み 替 えて 準 用 する 介 護 保 険 法 第 140 条 第 4 項 において 通 知 があったとみなす 旨 が 規 定 されていることから 仮 徴 収 額 決 定 通 知 書 についても 送 付 しないこととして 差 し 支 えない なお 平 成 20 年 12 月 22 日 付 の 事 務 連 絡 でお 示 ししたとおり 前 年 度 の 確 定 賦 課 時 に 送 付 した 特 別 徴 収 開 始 通 知 に4 月 から8 月 までの 間 の 仮 徴 収 額 を 記 載 していない 場 合 は 被 保 険 者 の 理 解 の 下 に 円 滑 な 徴 収 を 図 る 観 点 から 市 町 村 からの お 知 らせ を 送 付 することにより 周 知 を 行 っていただきたい ( 問 3) 平 成 21 年 度 の 広 域 連 合 長 名 義 の 仮 徴 収 額 決 定 通 知 書 の 様 式 は 平 成 20 年 度 の 仮 徴 収 額 決 定 通 知 書 の 様 式 と 同 様 の 様 式 でよろしいか いずれも 平 成 20 年 度 分 の 保 険 料 額 の 算 定 根 拠 を 示 すものであり 差 し 支 えない ( 問 4)8 月 に 特 別 徴 収 が 開 始 となる 被 保 険 者 への 当 該 特 別 徴 収 に 係 る 通 知 を 10 月 か ら 翌 年 2 月 までの 特 別 徴 収 に 係 る 通 知 に8 月 の 徴 収 額 を 含 めることにより 送 付 しな いこととすることは 可 能 か 4 月 から8 月 までの 間 に 特 別 徴 収 ( 仮 徴 収 )を 行 う 際 の 徴 収 額 ( 支 払 回 数 割 保 険 料 額 の 見 込 額 )と10 月 から 翌 年 2 月 までの 間 に 特 別 徴 収 を 行 う 際 の 徴 収 額 ( 支 払 回 数 割 保 険 料 額 )とは 算 定 の 根 拠 が 異 なるため それぞれについて 通 知 が 必 要 となる なお 8 月 分 の 特 別 徴 収 の 開 始 依 頼 を6 月 に 行 った 後 当 該 特 別 徴 収 に 係 る 通 知 の 送 付 を 止 めておき 7 月 上 旬 までに 行 われる 確 定 賦 課 に 係 る 保 険 料 額 決 定 通 知 書 等 と ともに 送 付 することは 差 し 支 えない - 13 -

( 問 5) 平 成 21 年 4 月 から 特 別 徴 収 が 開 始 される 場 合 介 護 保 険 料 との1/2 判 定 は いつの 時 点 の 介 護 保 険 料 と 行 うこととなるのか 高 齢 者 の 医 療 の 確 保 に 関 する 法 律 施 行 令 第 23 条 第 1 号 の 規 定 から 4 月 に 徴 収 され ると 見 込 まれる 長 寿 医 療 制 度 及 び 介 護 保 険 の 保 険 料 額 の 合 計 額 に 基 づき1/2 判 定 を 行 うこととなる ( 問 6)10 月 から 翌 年 2 月 までの 間 に 行 われる 特 別 徴 収 が 中 止 となった 場 合 においては 市 町 村 長 名 義 の 特 別 徴 収 中 止 通 知 を 被 保 険 者 へ 送 付 するのみで 広 域 連 合 長 名 義 の 保 険 料 額 変 更 決 定 通 知 は 送 付 しないが 4 月 から8 月 までの 間 に 行 われる 特 別 徴 収 が 中 止 となった 場 合 おいても 同 様 の 取 扱 いでよいか 4 月 から8 月 までの 間 に 行 われる 特 別 徴 収 を 中 止 した 場 合 においては 普 通 徴 収 に 切 り 替 え るものではなく 当 該 期 間 の 暫 定 賦 課 額 の 一 部 は 徴 収 されないこととなることから 市 町 村 長 名 義 の 特 別 徴 収 中 止 通 知 とともに 広 域 連 合 長 名 義 の 仮 徴 収 額 変 更 決 定 通 知 の 送 付 に ついても 行 う 必 要 がある - 14 -

< 全 国 会 議 用 疑 義 照 会 > ( 問 7) 年 金 保 険 者 が 発 行 する 源 泉 徴 収 票 の 社 会 保 険 料 の 金 額 欄 には 介 護 国 保 後 期 高 齢 の 制 度 ごとの 保 険 料 額 内 訳 は 記 載 されていないため 被 保 険 者 から 市 町 村 に 対 し 源 泉 徴 収 票 の 記 載 内 容 に 関 する 問 い 合 わせが 多 く 寄 せられています 被 保 険 者 が 高 齢 であることを 配 慮 し 今 後 当 該 年 金 保 険 者 及 び 関 係 機 関 に 対 し 源 泉 徴 収 票 における 保 険 料 額 の 制 度 ごとの 内 訳 記 載 の 実 施 に 向 け 所 要 の 調 整 を 図 ってい ただきたく お 願 い 申 し 上 げます 年 金 保 険 者 等 に 対 してご 要 望 があった 旨 を 伝 えたい ( 問 8) 保 険 料 の 支 払 い 方 法 により 社 会 保 険 料 控 除 の 適 用 関 係 に 変 化 が 生 じることについ て 被 保 険 者 に 支 払 方 法 変 更 手 続 きを 求 めるより 介 護 保 険 を 含 め 特 別 徴 収 分 につい ても 本 人 以 外 の 方 が 社 会 保 険 料 控 除 を 受 けることができるよう 税 申 告 の 取 扱 いの 変 更 を 検 討 調 整 することが 必 要 と 考 えますがいかがでしょうか 先 般 の 政 令 改 正 により 特 別 徴 収 から 口 座 振 替 への 変 更 が 可 能 となったことから 一 定 の 対 応 はできていると 考 えている 社 会 保 険 料 控 除 の 適 用 については 今 後 も 関 係 省 庁 と 取 扱 いについて 協 議 していきたい ( 問 9) 域 外 転 出 者 の 保 険 料 還 付 の 際 に 転 出 先 市 区 町 村 へ 現 況 確 認 を 行 いますが この 際 の 情 報 収 集 の 根 拠 は 高 齢 者 の 医 療 の 確 保 に 関 する 法 律 第 138 条 第 3 項 でよろしいでしょ うか 保 険 料 の 還 付 は 徴 収 業 務 に 付 随 するものであることから 高 齢 者 医 療 確 保 法 第 138 条 第 3 項 の 規 定 は 保 険 料 の 還 付 にも 適 用 される ( 問 10) 保 険 料 の 未 納 がある 被 保 険 者 に 支 給 する 療 養 費 等 から 保 険 料 未 納 額 への 充 当 ができると 少 しでも 収 納 率 は 向 上 すると 思 いますが 如 何 後 期 高 齢 者 医 療 給 付 の 額 から 滞 納 している 保 険 料 額 を 控 除 することができるのは 高 齢 者 医 療 確 保 法 第 92 条 第 3 項 の 場 合 に 限 られる ただし 納 付 相 談 等 の 結 果 として 被 保 険 者 からの 依 頼 により 療 養 費 等 と 未 納 保 険 料 とを 相 殺 することは 可 能 である 被 保 険 者 の 意 思 を 確 認 の 上 個 々に 対 応 していただきたい - 15 -

( 問 11) 保 険 料 収 納 に 関 し H20 年 度 から 市 町 村 には 新 たな 事 務 負 担 が 生 じてい る 厚 生 労 働 省 の 説 明 では 現 在 の 市 町 村 への 地 財 措 置 には 納 付 書 作 成 ( 印 刷 製 本 通 信 運 搬 ) 経 費 の 措 置 があるが 普 通 徴 収 拡 大 の 特 別 対 策 等 により 口 座 振 替 手 数 料 やその 他 事 務 費 の 市 町 村 負 担 が 当 初 の 見 込 みより 随 分 重 くなっ ている 市 町 村 に 対 する 助 成 の 増 額 はあるのか 石 川 県 平 成 20 年 12 月 25 日 付 の 高 齢 者 医 療 課 長 内 かんにおいて 地 方 財 政 措 置 のお 知 ら せをしているところですが 21 年 度 の 地 方 財 政 措 置 要 望 については 広 域 連 合 や 市 町 村 等 からの 要 望 や 普 通 徴 収 の 拡 大 などの 高 齢 者 医 療 制 度 の 見 直 しに 伴 い 地 方 財 政 措 置 における 積 算 の 見 直 しを 行 い 20 年 度 に 比 べて 大 幅 な 増 額 の 要 望 を 行 っているところ である 主 な 項 目 としては 口 座 振 替 手 数 料 の 増 額 納 付 書 等 郵 送 料 の 増 額 等 である - 16 -

保 健 事 業 関 連 ( 問 1) 国 保 連 合 会 等 に 健 康 診 査 に 係 る 費 用 決 済 の 代 行 を 委 託 する 際 の 委 託 料 は 補 助 の 対 象 となるのか 健 康 診 査 事 業 に 対 する 補 助 金 は 健 康 診 査 を 行 うために 直 接 必 要 な 経 費 の 補 助 であること から 国 保 連 合 会 等 への 費 用 決 済 の 代 行 業 務 の 委 託 料 は 補 助 の 対 象 とならない ( 特 定 健 診 の 負 担 ( 補 助 ) 金 の 交 付 基 準 と 同 様 の 取 扱 い ) ( 問 2) 健 康 診 査 の 結 果 データの 管 理 システムの 構 築 経 費 や 集 計 用 ソフトの 導 入 に 要 する 経 費 は 補 助 の 対 象 となるのか 健 康 診 査 事 業 に 対 する 補 助 金 は 健 康 診 査 を 行 うために 直 接 必 要 な 経 費 の 補 助 であること から データ 管 理 システムや 集 計 用 ソフトの 導 入 に 要 する 経 費 は 補 助 の 対 象 とならない ( 特 定 健 診 の 負 担 ( 補 助 ) 金 の 交 付 基 準 と 同 様 の 取 扱 い ) ( 問 3) 健 康 診 査 を 実 施 した 後 の 情 報 提 供 のための 資 料 や 受 診 勧 奨 のための 広 報 普 及 啓 発 用 の 資 料 (パンフレット 等 )の 作 成 に 要 する 経 費 は 補 助 の 対 象 となるのか 健 康 診 査 事 業 に 対 する 補 助 金 は 健 康 診 査 を 行 うために 直 接 必 要 な 経 費 の 補 助 であること から 健 康 診 査 の 受 診 者 に 対 する 情 報 提 供 のための 資 料 に 係 る 経 費 は 補 助 の 対 象 となるが 受 診 勧 奨 の 広 報 や 普 及 啓 発 用 の 資 料 (パンフレット 等 )の 作 成 に 要 する 経 費 は 補 助 の 対 象 と ならない ( 特 定 健 診 の 負 担 ( 補 助 ) 金 の 交 付 基 準 と 同 様 の 取 扱 い ) ( 問 4) 健 康 診 査 の 実 施 のための 医 用 機 器 の 購 入 費 や 実 施 者 に 対 する 研 修 に 要 する 経 費 は 補 助 の 対 象 となるのか 健 康 診 査 事 業 に 対 する 補 助 金 は 健 康 診 査 を 行 うために 直 接 必 要 な 経 費 の 補 助 であること から 健 康 診 査 の 実 施 のための 医 用 機 器 の 購 入 費 や 研 修 経 費 は 補 助 の 対 象 とならない ( 特 定 健 診 の 負 担 ( 補 助 ) 金 の 交 付 基 準 と 同 様 の 取 扱 い ) - 17 -

( 問 5) 特 定 健 診 の 実 施 年 度 に75 歳 に 達 する 方 について 当 該 年 度 に 既 に 特 定 健 診 を 受 診 し ている 場 合 長 寿 医 療 制 度 の 健 康 診 査 の 対 象 者 となるのか 長 寿 医 療 制 度 の 健 康 診 査 の 目 的 は 生 活 習 慣 病 の 早 期 発 見 により 医 療 につなげ 重 症 化 予 防 を 重 視 することにあり 当 該 年 度 に 特 定 健 診 を 受 けている 方 については 当 該 健 診 によりそ の 目 的 を 果 たせることから 原 則 長 寿 医 療 制 度 の 健 康 診 査 の 対 象 としない そのため 健 診 実 施 にあたり 受 診 券 発 行 等 の 際 に 上 記 事 項 を 被 保 険 者 に 周 知 していただく こととなるが それでも 被 保 険 者 から 申 出 がなかったため 当 該 年 度 において 既 に 特 定 健 診 を 受 診 した 方 であることが 判 明 せず 長 寿 医 療 制 度 の 健 康 診 査 を 受 診 した 場 合 国 庫 補 助 の 対 象 と なる - 18 -