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Transcription:

子 どもの 安 全 にかかる 基 本 的 な 考 え 方 ~ 基 本 とする 取 組 方 向 ~ 改 訂 版 平 成 23 年 (2011 年 )2 月 箕 面 市 箕 面 市 教 育 委 員 会

はじめに 今 子 どもの 安 全 安 心 については きわめて 深 刻 な 社 会 問 題 となっている 平 成 13 年 6 月 に 発 生 した 大 阪 教 育 大 学 附 属 池 田 小 学 校 の 事 件 は あまりに も 悲 惨 な 事 件 であり 文 部 科 学 省 は 子 どもの 安 全 を 守 るために 緊 急 アピール を 発 するとともに 安 全 安 心 な 学 校 づくりに 向 けた 具 体 的 事 項 を 示 し その 取 組 を 推 進 してきた また 厚 生 労 働 省 も 児 童 福 祉 施 設 等 における 緊 急 時 の 安 全 確 保 や 日 常 の 安 全 管 理 についての 点 検 項 目 を 策 定 し 臨 時 的 な 財 政 支 援 策 を 講 じてきた 本 市 においては 子 どもたちの 安 全 を 確 保 するため 警 備 強 化 緊 急 対 策 として 小 学 校 をはじめ 保 育 所 幼 稚 園 中 学 校 などの 各 施 設 において 門 扉 の 施 錠 の 徹 底 モニター 付 きインターフォンの 設 置 防 犯 ブザーの 配 布 など の 取 組 を 進 めてきた また 地 域 にあっては 子 どもが 不 審 者 等 から 逃 れ 駆 け 込 める 店 舗 や 家 を こども110 番 として 設 置 する 取 組 とともに PTA 青 少 年 を 守 る 会 防 犯 委 員 福 祉 関 係 団 体 等 による 登 下 校 時 間 帯 のパトロール 活 動 や 自 転 車 の 前 かごにステッカーを 貼 付 した 地 域 パトロールの 取 組 などが 実 施 されてきた こうした 子 どもたちの 安 全 を 確 保 するための 取 組 は 全 国 の 市 町 村 において さまざまな 形 で 続 けられている にも 関 わらず 厳 しい 現 実 として 平 成 16 年 11 月 に 奈 良 県 で 小 学 校 1 年 生 の 児 童 が 誘 拐 殺 害 されるという 事 件 また 平 成 17 年 2 月 に 寝 屋 川 市 の 小 学 校 において 教 師 が 殺 害 されるといった 事 件 が 発 生 するなど 子 どもたちに 関 わる 事 件 事 故 は 後 を 絶 っていない 本 市 においても 実 際 に 児 童 生 徒 が 下 校 途 中 に 不 審 者 に 襲 われそうになっ た 事 件 など 子 どもたちの 安 全 を 脅 かす 事 件 が 発 生 している これらの 状 況 に 的 確 に 対 応 するため 平 成 17 年 7 月 に 箕 面 市 箕 面 市 教 育 委 員 会 は 悪 意 をもった 意 図 的 な 脅 威 から 子 どもたちを 守 るため これまで の 取 り 組 みやそれぞれの 施 設 の 状 況 を 再 点 検 するとともに 地 域 との 連 携 のあ り 方 など 子 どもの 安 全 にかかる 基 本 的 な 考 え 方 取 り 組 みの 方 向 性 を 取 りまとめ 校 門 への 警 備 員 の 配 置 など さまざまな 取 組 を 進 めてきた 平 成 17 年 7 月 の 作 成 から5 年 が 経 過 し 子 どもの 安 全 にかかる 状 況 が 変 化 している 部 分 もあるため これまでの 取 組 を 総 括 した 上 で 今 後 の 基 本 的 な 考 え 方 取 組 の 方 向 性 を 示 すべく 今 回 の 改 訂 に 至 った

Ⅰ 地 域 での 取 組 1. 青 少 年 関 係 団 体 PTA 等 による 地 域 の 取 組 青 少 年 指 導 員 を 中 心 に 青 少 年 関 係 団 体 による 危 険 箇 所 問 題 箇 所 点 検 及 び 簡 易 補 修 活 動 が 毎 年 5 6 月 を 点 検 月 間 7 8 月 を 簡 易 補 修 及 び 地 域 啓 発 月 間 と 位 置 付 け 継 続 的 に 実 践 されている 青 少 年 を 守 る 会 では 7 月 の 社 会 を 明 るくする 運 動 において 統 一 行 動 としての 登 校 指 導 オアシス 運 動 の 展 開 や 校 区 活 動 の 取 組 を また 12 月 の 少 年 を 守 る 日 強 調 月 間 においても 校 区 活 動 の 取 組 及 び 少 年 を 守 る 日 統 一 活 動 日 においての 登 校 指 導 や 啓 発 活 動 の 取 組 が 実 施 されている PTAでは 校 区 により 頻 度 の 違 いはあるものの 校 外 委 員 等 を 中 心 に 下 校 時 における 通 学 路 パトロールが 実 施 されている また 教 育 委 員 会 においても 地 域 住 民 や 青 少 年 関 係 団 体 の 協 力 のもと こども110 番 の 設 置 者 を 増 やす 取 組 とともに 校 区 パトロール 用 とし て 自 転 車 の 前 かごに 貼 付 する 地 域 パトロールステッカー を 作 成 し 毎 年 650 枚 を 配 布 している 2.. こども こども110 番 動 くこども110 番 平 成 9 年 から 府 内 で 初 めて 取 り 組 んだ こども110 番 は 毎 年 設 置 の 推 進 に 努 めてきた 結 果 平 成 21 年 度 末 時 点 で 797 箇 所 となっている また 平 成 16 年 度 からは 市 の 公 用 車 100 台 に 動 くこども110 番 ステッカーを 貼 付 し 子 どもたちが 不 審 者 等 から 逃 れるための 安 全 を 確 保 す る 連 絡 先 ( 車 輌 )として 実 施 している 平 成 21 年 4 月 には 箕 面 警 察 署 と 箕 面 市 が 箕 面 市 安 全 安 心 なまちづくりに 関 する 協 定 書 を 郵 便 事 業 株 式 会 社 と 締 結 し また 同 年 9 月 にも 箕 面 市 清 掃 協 議 会 と 締 結 し 郵 便 配 達 バイクや 清 掃 車 に 動 くこども110 番 ステッカーが 貼 付 されるようにな った 3. 子 どもの 安 全 見 まもり 隊 本 市 においては 地 域 の 子 どもは 地 域 で 守 る という 考 え 方 に 基 づき 各 小 学 校 区 に 設 置 されている 青 少 年 を 守 る 会 や 社 会 福 祉 協 議 会 地 区 福 祉 会 をはじめ PTA 等 の 教 育 関 係 団 体 並 びに 福 祉 関 係 団 体 等 が 中 心 となり 地 域 住 民 の 協 力 を 得 ながら 危 険 箇 所 の 点 検 や 地 域 パトロールなど 地 域 主 体 に よるさまざまな 取 組 が 進 められてきた 1

従 前 こうした 地 域 活 動 は 子 どもたちの 健 全 育 成 に 軸 足 が 置 かれてい たが 近 年 においては これらに 加 え 突 発 的 な 事 件 から 子 どもを 守 る という 安 全 性 防 犯 性 という 観 点 が 色 濃 くなってきている そうした 中 大 阪 府 は 子 どもたちをめぐる 予 断 を 許 さない 状 況 に 対 応 す るため 平 成 17 年 度 から 府 内 の 各 小 学 校 区 に 子 どもの 安 全 見 まもり 隊 ( 以 下 見 まもり 隊 という ) を 設 置 し 登 下 校 時 の 通 学 路 における 子 ども の 見 まもり 活 動 を 行 う 方 針 を 打 ち 出 した 本 市 においても この 事 業 を 有 効 に 活 用 し 地 域 での 取 組 を 強 化 している 1 見 まもり 隊 を 中 心 とした 取 組 本 市 にあっては 寝 屋 川 市 の 事 件 を 教 訓 に いち 早 く 見 まもり 隊 の 発 足 を 呼 びかけた 結 果 全 小 学 校 区 で 結 成 され その 活 動 が 展 開 され ている 大 阪 府 における 見 まもり 隊 は 小 学 校 の 登 下 校 時 における 見 まもり 活 動 が 目 的 とされているが 本 市 においては すでに 青 少 年 を 守 る 会 やPTAなどによる 地 域 での 安 全 パトロールなどが 実 施 されてい たため これらの 活 動 を 見 まもり 隊 を 中 心 に 一 体 化 し 子 どもの 安 全 確 保 に 関 わる 地 域 ネットワークの 強 化 に 向 けた 取 組 を 地 域 とと もに 進 めている 2 小 学 校 の 校 門 周 辺 を 子 どもの 安 全 見 まもり 拠 点 に 校 門 は 学 校 と 地 域 をつなぐ 場 所 接 点 であり また 不 審 者 に 対 し ては 大 切 な 防 波 堤 となる 場 所 でもある それまで 無 人 であった 小 学 校 の 校 門 に 警 備 員 が 配 置 されることで 学 校 の 安 全 性 がより 高 まった こうした 状 況 をふまえ 警 備 員 の 配 置 と 見 まもり 隊 の 発 足 を 契 機 に 地 域 の 理 解 と 協 力 を 得 ながら 校 門 周 辺 を 地 域 の 子 どもの 安 全 見 まもり 拠 点 になるよう 取 組 を 進 めてきた 4. 地 域 家 庭 への 啓 発 活 動 教 育 委 員 会 では 子 どもたちが 痛 ましい 事 件 に 巻 き 込 まれることのないよ う 地 域 や 家 庭 における 注 意 事 項 として 以 下 に 示 した 項 目 を 市 の 広 報 紙 や ホームページ 学 校 等 を 通 じ 広 く 市 民 にお 知 らせするなど 継 続 的 な 啓 発 活 動 を 行 っている 1 地 域 での 安 全 確 保 公 園 空 地 人 通 りの 少 ない 路 地 などで 一 人 遊 びをしている 子 ども を 見 かけたときは 声 をかけて 注 意 する 2

車 などから 子 どもに 話 しかけるなどの 不 審 者 を 見 かけたら 子 どもを 守 り すぐに 警 察 に 通 報 する 車 などで 子 どもが 連 れ 去 られそうになっているのを 見 かけたら 大 声 で 近 くの 人 に 知 らせ 110 番 に 通 報 する(してもらう) 2 家 庭 での 安 全 確 保 自 宅 周 辺 の こども110 番 ステッカーの 設 置 場 所 を 子 どもと 一 緒 に 確 認 しておく 子 どもたちに 次 の5つの 約 束 を 普 段 からよく 言 って 聞 かせる 一 人 で 外 で 遊 ばない 知 らない 人 について 行 かない 連 れて 行 かれそうになったら 大 声 を 出 して 助 けを 求 め こども11 0 番 ステッカーが 設 置 されている 店 舗 や 家 に 逃 げ 込 む 誰 とどこで 遊 ぶか いつ 帰 るかを 家 の 人 に 言 ってから 出 かけるように する 友 だちが 連 れて 行 かれそうになったら すぐに 大 人 の 人 に 知 らせる 以 上 の 注 意 事 項 の 多 くは 今 も 昔 もそう 変 わるものではないが こども 110 番 などは まさに 時 代 状 況 を 反 映 したものであり 今 後 とも 情 勢 の 変 化 に 応 じ 子 どもたちの 安 全 を 確 保 するため 適 宜 適 切 な 取 組 と 啓 発 活 動 を 推 進 していくこととしている Ⅱ 施 設 管 理 上 の 取 組 教 育 委 員 会 では 保 育 所 幼 稚 園 学 校 などの 各 施 設 において 子 どもの 安 全 をより 高 めるための 基 礎 資 料 として 施 設 ごとに 施 設 安 全 管 理 台 帳 ( 以 下 安 全 カルテ という ) を 作 成 している ここでは 安 全 カルテ をもとに これまでの 取 組 と 各 施 設 の 現 状 をふま えながら 今 後 の 安 全 対 策 上 の 課 題 を 整 理 するとともに 今 後 の 取 組 の 方 向 性 を 示 すこととする 1. 保 育 所 幼 稚 園 1 現 状 と 課 題 保 育 所 幼 稚 園 については 外 部 からの 侵 入 を 防 止 する 観 点 から 平 成 17 年 度 に 外 周 フェンスをかさ 上 げし 平 成 18 年 度 には 門 扉 に 防 犯 3

カメラを 設 置 した さらに 保 育 所 では 平 成 20 21 年 度 で 門 扉 に オートロックを 設 置 しており 施 設 整 備 は 充 実 してきた 毎 年 危 機 管 理 マニュアルの 確 認 を 全 職 員 で 行 い 年 間 を 通 して 子 ど もの 安 全 に 関 する 訓 練 等 を 実 施 しているが 保 育 所 では 早 朝 夕 方 保 育 を 必 要 とする 子 どもが 増 加 しており 緊 急 時 の 対 応 が 担 当 の 保 育 士 だ けでは 難 しくなってきている 2 今 後 の 検 討 方 向 安 全 対 策 上 の 施 設 整 備 については 安 全 カルテ の 内 容 を 点 検 し 状 況 に 応 じて 行 うものとする 人 的 配 置 については 保 育 所 幼 稚 園 は 保 護 者 送 迎 が 原 則 となってい るため 小 学 校 配 備 の 警 備 員 が 巡 回 してフォローすることとする なお 防 犯 用 具 については 女 性 職 員 が 多 いという 職 場 環 境 に 留 意 し た 配 備 を 行 う 2. 子 育 て 支 援 センター 1 現 状 と 課 題 子 育 て 支 援 センターは 萱 野 中 央 人 権 文 化 センター(らいとぴあ21) 及 び 箕 面 文 化 交 流 センター(サンプラザ) 内 にあり いずれも 全 般 的 な 施 設 管 理 に 関 しては 施 設 で 一 体 的 に 行 われている 施 設 は 不 特 定 多 数 が 利 用 するため 不 審 者 対 応 については 困 難 な 部 分 もあるが 危 機 管 理 マニュアルを 作 成 し 職 員 が 共 通 認 識 を 持 つよう 努 める 2 今 後 の 検 討 方 向 いずれの 施 設 も 施 設 面 での 安 全 管 理 については 今 後 ともそれぞれが 設 置 されている 施 設 で 一 体 的 に 行 っていくものとする また 子 育 て 支 援 センターについては 親 子 通 園 が 原 則 であることから 人 的 な 面 にお いて 特 別 な 対 策 は 講 じないものとする ただし 防 犯 用 具 の 配 備 や 緊 急 時 の 対 応 については 状 況 に 応 じて 行 っていくものとする 3. 総 合 保 健 福 祉 センター 分 室 (あいあい 園 ) 1 現 状 と 課 題 総 合 保 健 福 祉 センター 分 室 あいあい 園 については 市 立 病 院 リハ ビリテーションセンター 棟 内 にあり 全 般 的 な 施 設 管 理 に 関 しては 施 4

設 で 一 体 的 に 行 われている 2 今 後 の 検 討 方 向 施 設 面 での 安 全 管 理 については 今 後 とも 設 置 されている 市 立 病 院 と 一 体 的 に 行 っていくものとする また 親 子 通 園 が 原 則 であることから 人 的 な 面 において 特 別 な 対 策 は 講 じないものとする ただし 防 犯 用 具 の 配 備 や 緊 急 時 の 対 応 については 状 況 に 応 じて 行 っていくものとする 4. 学 童 保 育 1 現 状 と 課 題 学 童 保 育 室 については すべて 小 学 校 の 校 舎 内 または 敷 地 内 の 建 物 (プ レハブ)に 設 置 しており 安 全 管 理 については 基 本 的 に 小 学 校 と 一 体 的 ( 自 由 な 遊 び 場 開 放 事 業 についても 同 様 )に 行 われている 平 成 20 年 度 より 午 後 7 時 までの 延 長 保 育 を 開 始 し 安 全 管 理 につい ても 箕 面 市 シルバー 人 材 センターと 安 全 管 理 業 務 委 託 契 約 を 締 結 し 学 童 保 育 室 に 安 全 管 理 員 を 配 置 している 学 童 保 育 全 般 については 学 校 の 長 期 休 業 時 や 下 校 時 における 安 全 確 保 のあり 方 が 課 題 である 2 今 後 の 検 討 方 向 基 本 的 な 安 全 管 理 については 今 後 とも 小 学 校 と 一 体 的 に 行 っていく こととし 学 校 の 長 期 休 業 時 や 下 校 時 における 安 全 確 保 のあり 方 につい て 人 的 な 対 応 や 開 所 時 間 なども 含 め 効 果 的 な 手 法 について 検 討 を 進 めるものとする なお 防 犯 用 具 の 配 備 や 緊 急 時 の 対 応 については 各 所 の 状 況 に 応 じ て 行 っていくものとする 5. 小 学 校 1 現 状 と 課 題 小 学 校 では 平 成 13 年 度 以 降 児 童 や 教 職 員 等 への 防 犯 ブザーの 配 布 学 校 緊 急 通 報 システムの 整 備 校 門 へのオートロック 設 置 緊 急 マ ニュアルの 整 備 や 防 犯 訓 練 などを 行 ってきた さらに 平 成 17 年 度 か らは 大 阪 府 の 補 助 事 業 を 活 用 し すべての 市 立 小 学 校 に 警 備 員 を 配 置 した この 警 備 員 の 配 置 により 校 内 は 教 職 員 外 部 からの 侵 入 につい ては 警 備 員 との 役 割 分 担 ができ 保 護 者 教 職 員 等 の 安 心 感 の 高 まりや 5

不 審 者 の 発 生 抑 止 策 として 効 果 が 認 められている また 平 成 21 22 年 度 に 株 式 会 社 NTT 西 日 本 - 中 国 が 無 償 で 提 供 する 学 校 防 犯 システム ツイタもん を 導 入 するとともに 総 務 省 の 交 付 金 を 活 用 して ICタグや 防 犯 カメラで 子 どもたちの 登 下 校 を 見 守 ることができる 学 校 安 全 安 心 システム を 構 築 した 併 せて 2 箇 所 から 登 下 校 する 学 校 の 裏 門 への 電 気 錠 の 増 設 やフェンスのかさ 上 げな ども 行 い 外 構 施 設 の 安 全 対 策 も 強 化 した 2 今 後 の 検 討 方 向 新 たな 学 校 警 備 体 制 の 構 築 平 成 17 年 度 からの 学 校 警 備 員 の 配 備 により 不 審 者 の 侵 入 防 止 発 生 抑 止 保 護 者 の 安 心 などのさまざまな 効 果 がもたらされてきたが この 財 源 の1/2を 負 担 してきた 大 阪 府 の 交 付 金 が 平 成 22 年 度 末 を もって 廃 止 されるため この 機 会 に これまでの 取 組 を 検 証 し 費 用 対 効 果 を 含 めた 効 率 的 効 果 的 な 学 校 警 備 体 制 を 再 構 築 する ( 新 たな 学 校 警 備 体 制 案 ) 警 備 員 の 配 備 時 間 は 現 行 のまま 継 続 する 学 校 周 辺 の 警 備 に 加 え 校 区 内 の 保 育 所 幼 稚 園 を 巡 回 警 備 する 校 園 務 員 と 学 校 管 理 課 の 作 業 班 が 警 備 員 と 同 じ 制 服 を 着 用 して 勤 務 する 学 校 管 理 課 の 公 用 車 2 台 を 青 色 防 犯 パトロール 車 にして 教 育 委 員 会 事 務 局 職 員 が 各 学 校 園 を 巡 回 する 小 学 校 の 校 門 前 にある 警 備 ボックスを 地 域 安 全 センター に 位 置 づけ 警 察 官 が 巡 回 する 箕 面 市 安 全 安 心 なまちづくりに 関 する 協 定 書 に 基 づき 郵 便 事 業 株 式 会 社 と 箕 面 市 清 掃 協 議 会 に 学 校 園 周 辺 のパトロール 強 化 を 要 請 する 教 職 員 研 修 の 質 的 充 実 緊 急 時 に 効 果 的 に 子 どもや 教 職 員 の 安 全 を 確 保 するためには 日 頃 から 教 職 員 が 危 機 意 識 を 持 ち 危 機 管 理 体 制 を 整 備 するとともに 万 一 の 場 合 に 迅 速 かつ 的 確 に 対 応 することが 重 要 である そのために は 年 度 ごとに 学 校 が 安 全 確 保 について 各 種 マニュアルに 基 づいて 常 に 再 チェックし 繰 り 返 し 研 修 訓 練 を 実 施 することとする 6

6. 中 学 校 1 現 状 と 課 題 中 学 校 では 警 備 員 配 置 以 外 は 小 学 校 と 同 様 に 防 犯 ブザーの 配 布 門 扉 へのモニター 付 きインターフォンの 設 置 危 機 管 理 シミュレーショ ン 研 修 学 校 安 全 安 心 システムの 導 入 などの 対 策 を 講 じてきた 2 今 後 の 検 討 方 向 中 学 校 においては 引 き 続 き 小 学 校 同 様 各 校 において 危 機 管 理 マ ニュアル 等 に 基 づく 日 常 的 な 取 組 を 再 点 検 し 適 宜 防 犯 訓 練 や 危 機 管 理 研 修 などを 実 施 するとともに 安 全 カルテ に 基 づく 必 要 な 対 策 を 講 じていくものとする 7. 施 設 間 連 携 保 育 所 幼 稚 園 学 校 等 の 各 施 設 は 安 全 カルテ の 作 成 により 各 施 設 の 周 辺 環 境 や 施 設 構 造 を 把 握 し それぞれに 応 じて 安 全 対 策 を 講 じてい くが これと 同 時 に 各 施 設 間 の 相 互 連 携 も 検 討 していく 必 要 がある 特 に 保 育 所 幼 稚 園 等 女 性 の 多 い 職 場 もあり 外 部 からの 不 法 侵 入 など 突 発 的 な 事 象 への 対 応 は 自 己 対 応 策 とともに 外 部 連 絡 応 援 体 制 についても 確 立 しておく 必 要 がある 施 設 近 隣 の 公 共 施 設 等 の 配 置 などを 十 分 に 把 握 し 日 ごろから 事 象 発 生 時 の 施 設 間 連 携 について 各 施 設 において 具 体 的 なシ ステムを 構 築 していく Ⅲ 子 どもたちを 守 る 取 組 の 推 進 方 向 いつ 不 測 の 事 態 が 起 きるかもしれない 社 会 情 勢 にあって 子 どもたちの 安 全 を 確 保 するためには 行 政 家 庭 地 域 学 校 等 が 一 体 となって より 総 合 的 な 安 全 対 策 を 進 めていくことが 不 可 欠 となっている 特 に 保 育 所 や 幼 稚 園 学 校 にあっては 地 域 に 開 かれた 施 設 づくりを 進 める 一 方 で 門 扉 校 門 へのオートロックの 設 置 や 小 学 校 への 警 備 員 の 配 置 など 安 全 管 理 の 面 から 予 防 的 な 対 策 を 講 じている こうしたいわば 二 律 背 反 的 な 取 組 を 両 立 させ 子 どもたちの 安 全 を 確 保 するためには 各 施 設 での 取 組 をはじめ 普 段 から 地 域 の 多 くの 人 たちによる 子 どもたちの 見 まもり 活 動 を 継 続 的 に 取 り 組 んでいくことがきわめて 重 要 となっている そうした 観 点 に 立 ち これまで 地 域 で 取 り 組 まれてきた 活 動 と 今 後 実 施 す 7

る 事 業 などをふまえながら 地 域 における 具 体 の 取 組 と 全 市 的 な 取 組 の 方 向 を 示 すこととする 1. 地 域 での 取 組 子 どもの 安 全 確 保 には 身 近 な 地 域 での 具 体 の 取 組 とともに 市 内 全 域 を 効 果 的 機 動 的 にカバーするセーフティネットを 強 化 していくことも 重 要 なことであり そうした 観 点 から 以 下 の 取 組 を 進 めていくこととする 1 全 市 的 な 見 まもり 意 識 の 醸 成 子 どもたちの 安 全 性 をより 高 めていく 上 で すべての 市 民 が 日 常 的 に 子 どもたちの 安 全 を 気 にかけていくという 意 識 の 醸 成 が きわめて 重 要 となる そうした 観 点 から 子 どもの 安 全 確 保 に 向 けた 市 民 の 見 まもり 意 識 の 醸 成 と 活 動 の 輪 を 広 げていくため 市 の 広 報 紙 やホームページを 活 用 す るとともに 本 市 への 転 入 時 に 啓 発 チラシを 配 布 するなど いろいろな 媒 体 さまざまな 機 会 をとらえ 市 民 をはじめ 本 市 に 通 勤 通 学 する 人 たちに 必 要 な 情 報 を 発 信 していくこととする 2 こども こども110 番 動 くこども110 番 の 取 組 市 民 の 協 力 を 得 て 現 在 市 内 に797 箇 所 の こども110 番 を 設 けている また 平 成 16 年 度 からは 公 用 車 に 動 くこども110 番 のステッカーを 貼 るなど 取 組 を 強 化 しており 引 き 続 き 民 間 企 業 の 協 力 も 得 ながら 緊 急 時 における 子 どもたちの 避 難 場 所 の 確 保 や 事 件 の 抑 止 力 防 犯 力 の 向 上 に 努 めていくものとする 3 青 色 防 犯 パトロールの 実 施 昨 今 の 厳 しい 犯 罪 情 勢 を 鑑 み これまでの 各 種 パトロール 活 動 に 加 え 平 成 17 年 10 月 から 公 用 車 に 青 色 回 転 灯 を 設 置 し 市 職 員 によ り 毎 週 下 校 時 間 を 中 心 に 巡 回 パトロールを 実 施 している 平 成 19 年 度 からは 各 小 学 校 区 の 青 少 年 を 守 る 会 により 市 民 の 青 色 防 犯 パトロー ルも 行 われるようになった また 平 成 20 年 11 月 に 外 院 の 里 わんわんパトロール 隊 が 箕 面 警 察 署 東 小 学 校 箕 面 市 との4 者 で 見 まもりに 関 する 協 定 書 を 締 結 し 愛 犬 の 散 歩 の 際 に 地 域 の 子 どもたちの 安 全 見 まもりや 防 犯 活 動 などが 行 われるようになった 8

加 えて 平 成 23 年 度 以 降 は 青 色 回 転 灯 を 設 置 した 市 の 公 用 車 を2 台 増 やし 各 学 校 園 を 巡 回 させる 予 定 である パトロールは 人 の 目 による 防 犯 力 を 直 接 示 す 取 組 として 今 後 もさまざまな 形 で 実 施 するよう 努 めていく 4 緊 急 時 における 情 報 提 供 平 成 16 年 度 特 に 小 学 校 において 不 審 者 情 報 等 で 緊 急 に 時 間 割 を 変 更 して 完 全 集 団 下 校 などの 対 応 をすることが 多 く そのような 場 合 に は 市 内 小 中 学 校 の 保 護 者 に 連 絡 文 書 を 送 付 してきたが そのときに 家 庭 にいない 保 護 者 も 多 く 子 どもが 早 く 帰 ってくることに 対 応 できないと いう 苦 情 が 相 次 いだため 数 校 の 小 学 校 ではPTA 役 員 からの 提 案 もあ り 学 校 から 希 望 する 保 護 者 に 対 してメール 配 信 を 行 っている また 平 成 17 年 11 月 から 子 どもや 市 民 の 安 全 に 関 わる 情 報 を 箕 面 市 市 民 安 全 メール としてパソコンや 携 帯 電 話 に 配 信 しており 平 成 23 年 1 月 末 現 在 での 登 録 件 数 は1,971 件 となっている 今 後 は 登 録 者 の 増 加 を 目 指 し 啓 発 に 努 める 5 保 育 所 幼 稚 園 学 校 と 地 域 との 関 係 づくり 保 育 所 幼 稚 園 学 校 への 侵 入 者 を 防 ぐ 手 だてを 講 じる 一 方 で 地 域 との 関 係 を 深 めることにより 地 域 が 見 まもる 校 園 所 としていく 必 要 が ある 保 育 所 幼 稚 園 では 園 庭 開 放 の 実 施 近 隣 のかたがたへの 行 事 等 への 参 加 の 呼 びかけなど 学 校 では 学 校 協 議 会 や 学 校 支 援 地 域 本 部 事 業 の 活 用 さらには 地 域 安 全 センターの 設 置 など 開 かれた 関 係 づく りを 行 うことにより 校 園 所 自 身 が 安 全 な 地 域 づくりに 貢 献 すると 同 時 に 校 園 所 の 安 全 性 も 高 めていく 2. 全 市 的 な 推 進 体 制 子 どもたちの 日 々の 安 全 を 確 保 するためには 家 庭 をはじめ 身 近 な 地 域 での 取 組 がもっとも 重 要 である 一 方 で 全 市 的 に 横 断 的 統 一 的 に 取 り 組 むことも 求 められるところであり こうした 取 組 を 推 進 するにあたっては 広 範 な 組 織 団 体 等 が 参 画 される 箕 面 市 安 全 なまちづくり 推 進 協 議 会 を 基 軸 に 展 開 していくことが 効 果 的 と 考 えられる こうした 視 点 から 以 下 に 本 市 における 全 市 的 な 推 進 体 制 のあり 方 に 関 し 基 本 的 な 取 組 の 方 向 を 示 すこととする 9

1 箕 面 市 安 全 なまちづくり 推 進 協 議 会 との 連 携 箕 面 市 安 全 なまちづくり 推 進 協 議 会 は 大 阪 府 安 全 なまちづく り 条 例 の 制 定 を 機 に 平 成 15 年 3 月 25 日 に 設 立 された 同 協 議 会 は 箕 面 警 察 署 箕 面 市 箕 面 市 教 育 委 員 会 をはじめ 市 内 の 青 少 年 関 係 団 体 や 福 祉 関 係 団 体 さらに 防 犯 や 交 通 関 係 の 組 織 など 広 範 な 組 織 団 体 で 構 成 されている 今 後 全 市 的 な 取 組 の 推 進 はもとより 前 述 した 地 域 での 取 組 などに 対 し 直 接 的 または 側 面 から 支 援 協 力 を 求 めるため 市 及 び 教 育 委 員 会 から 同 協 議 会 に 対 し 全 市 的 な 取 組 の 要 請 を 行 うとともに 構 成 団 体 の 協 力 のもと 地 域 横 断 的 な 取 組 が 推 進 できるよう 必 要 な 提 案 と 参 加 へ の 働 きかけを 行 っていくこととする さらに 同 協 議 会 の 中 に 子 どもの 安 全 確 保 に 焦 点 を 絞 った 関 係 機 関 等 の 実 務 者 で 構 成 される 専 門 部 会 の 設 置 を 要 請 するとともに 様 々な 活 動 が 展 開 されていくよう 市 及 び 教 育 委 員 会 として 同 協 議 会 に 対 し 積 極 的 な 協 力 を 行 うとともに 構 成 員 の 一 員 として 警 察 署 をはじ め 参 画 される 多 くの 関 係 機 関 や 関 係 団 体 による 全 市 的 な 取 組 を 推 進 し ていくものとする 2 市 における 推 進 体 制 の 整 備 子 どもの 安 全 確 保 を 全 庁 的 に 取 り 組 むため 箕 面 市 子 ども 施 策 推 進 本 部 との 関 係 をふまえながら 庁 内 関 係 部 局 による 連 絡 会 を 立 ち 上 げると ともに 箕 面 市 安 全 なまちづくり 推 進 協 議 会 との 協 働 による 取 組 を 推 進 していく 3 市 内 民 間 保 育 所 私 立 幼 稚 園 への 依 頼 市 内 の 民 間 保 育 所 私 立 幼 稚 園 については 市 の 基 本 方 針 を 伝 え 各 施 設 における 安 全 に 関 する 取 組 を 継 続 していただくとともに 公 民 の 協 力 が 必 要 な 事 項 については 協 議 を 図 りながら 進 めることとする 4 企 業 との 協 定 郵 便 事 業 株 式 会 社 箕 面 市 清 掃 協 議 会 及 び 箕 面 警 察 署 との 間 で 箕 面 市 安 全 安 心 なまちづくりに 関 する 協 定 書 を 締 結 して さまざまな 面 からのサポートについて 協 定 を 交 わしているが 改 めて 学 校 園 周 辺 のパトロール 支 援 など 更 なる 防 犯 活 動 の 支 援 を 強 く 要 請 していく 10

おわりに 平 成 17 年 3 月 に 策 定 した 箕 面 市 新 子 どもプラン( 次 世 代 育 成 支 援 対 策 行 動 計 画 ) では 重 点 項 目 の 一 つに 子 どもの 安 全 安 心 の 推 進 を 掲 げ その 具 体 施 策 として 1 児 童 虐 待 防 止 ネットワークの 充 実 2 地 域 との 連 携 による 安 全 の 確 保 3 学 校 等 の 安 全 管 理 体 制 の 充 実 4 不 審 者 等 に 関 する 情 報 提 供 の 推 進 の4 点 を 示 した 平 成 22 年 3 月 に 策 定 した 箕 面 市 新 子 どもプラン( 次 世 代 育 成 支 援 対 策 行 動 計 画 ( 後 期 計 画 )) においても 安 全 安 心 の 基 礎 でもある つ ながる 力 の 大 切 さを 掲 げ 継 続 してこれらの 具 体 施 策 に 取 り 組 むことと している また 平 成 17 年 4 月 に 子 ども 施 策 を 一 元 的 に 担 当 する 子 ども 部 を 教 育 委 員 会 事 務 局 に 設 置 し 箕 面 市 新 子 どもプラン に 掲 げられ た 多 様 な 施 策 を 総 合 的 に 推 進 している 箕 面 市 子 ども 条 例 の 前 文 は 子 どもは さまざまな 人 々と 関 わりを 持 って 日 々 成 長 しています ま た 個 人 として 尊 重 され 健 やかに 遊 び 学 ぶことができる 社 会 で 育 つこ とが 望 まれます 子 どもが 生 まれて 初 めて 出 会 う 人 は 家 族 であり 家 庭 における 教 育 が 子 どもの 成 長 に 重 要 な 役 割 を 果 たしています 箕 面 市 のすべての 子 どもが 幸 福 に 暮 らせるまちづくりを 進 めるために は 家 庭 と 学 校 と 地 域 が 相 互 に 緊 密 に 連 携 するとともに 大 人 と 子 どもが それぞれの 役 割 と 責 任 を 自 覚 し 公 徳 心 を 持 って 社 会 規 範 を 守 り 互 いに 学 び 共 に 育 ち 協 働 することが 必 要 です 大 人 は 子 ども 自 らが 創 造 的 な 子 ども 文 化 をはぐくみ 次 代 を 担 う 人 と して 成 長 するよう 愛 情 と 理 解 と ときには 厳 しさを 持 って 接 することが 大 切 です 箕 面 市 は 市 民 と 協 働 し 子 育 てに 夢 を 持 ち 子 どもが 幸 福 に 暮 らすこと ができるまちづくりを 進 めることをここに 決 意 し この 条 例 を 制 定 しま す 11

と 本 市 における 子 ども にかかる 取 組 の 基 本 的 な 考 え 方 を 明 らかに している この 子 どもの 安 全 にかかる 基 本 的 な 考 え 方 は 悪 意 をもった 意 図 的 な 脅 威 から 子 どもたちを 守 るための 基 本 的 な 考 え 方 を 取 りまとめたもの であり 具 体 の 対 策 等 については 箕 面 市 総 合 計 画 の 進 行 管 理 ( 行 政 評 価 制 度 ) 等 の 中 で 個 々の 事 業 を 点 検 しながら 実 施 するものである 子 どもたちを 守 る 取 組 に 終 わりはない 箕 面 市 箕 面 市 教 育 委 員 会 は 関 係 機 関 や 関 係 団 体 そして 地 域 で 活 動 される 多 くの 市 民 とともに 子 どもたちが 未 来 に 向 けて 確 かな 歩 みを 進 め るよう この 基 本 的 な 考 え 方 に 示 した 取 組 を 着 実 に 進 めていくこととする 12