Taro-H27果振計画3.30



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03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

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別紙3

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社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

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官報掲載【セット版】


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別紙3

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 161,7 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

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5 民 間 事 業 者 における 取 扱 いについて( 概 要 資 料 P.17~19) 6 法 人 番 号 について( 概 要 資 料 P.4) (3) 社 会 保 障 税 番 号 制 度 のスケジュールについて( 概 要 資 料 P.20) 1 平 成 27 年 10 月 から( 施 行 日 は

Transcription:

計 画 期 間 平 成 28 年 度 ~ 平 成 32 年 度 栃 木 県 果 樹 農 業 振 興 計 画 平 成 28 年 3 月 栃 木 県

目 次 1 計 画 策 定 の 趣 旨 1 2 本 県 果 樹 農 業 の 現 状 と 課 題 2 (1) 果 樹 経 営 (2) 果 実 の 生 産 販 売 (3) 担 い 手 (4) 加 工 (5) 輸 出 の 取 組 3 果 樹 農 業 の 振 興 に 関 する 方 針 6 (1) 基 本 方 針 (2) 果 樹 生 産 の 目 標 4 目 標 を 実 現 するための 方 策 8 (1) 収 益 性 の 高 い 果 樹 経 営 の 確 立 (2)とちぎの 魅 力 を 活 かした 果 実 の 生 産 販 売 (3) 担 い 手 の 育 成 確 保 による 産 地 の 活 性 化 (4) 果 樹 の 特 徴 を 活 かした 多 様 な 生 産 加 工 (5) 高 品 質 果 実 の 輸 出 拡 大 5 主 要 品 目 別 振 興 方 策 10 (1)なし (2)ぶどう (3)りんご (4)くり (5)うめ (6)ゆず (7)もも (8)ブルーベリー 6 自 然 条 件 に 応 じた 果 樹 園 経 営 の 指 標 17 (1) 栽 培 に 適 する 自 然 条 件 (2) 果 樹 園 経 営 の 指 標 ア 目 標 とすべき10a 当 たりの 生 産 量 労 働 時 間 イ 代 表 的 経 営 類 型

1 計 画 策 定 の 趣 旨 栃 木 県 の 果 樹 は 恵 まれた 気 候 風 土 や 大 消 費 地 に 近 いという 立 地 条 件 を 活 かし なし ぶどう りんごを 中 心 に 県 内 各 地 域 で 産 地 化 されている 生 産 現 場 では 高 齢 化 の 進 展 や 後 継 者 不 足 廃 園 の 増 加 により 生 産 基 盤 が 弱 体 化 してきており また 長 期 化 する 消 費 低 迷 による 販 売 不 振 資 材 の 高 騰 により 収 益 性 が 低 下 している 果 実 は 健 康 の 維 持 に 欠 くことのできないビタミン ミネラル 等 の 栄 養 成 分 や 食 物 繊 維 ポリフェノール 等 の 機 能 性 成 分 の 重 要 な 供 給 源 として 消 費 者 の 健 康 志 向 が 高 まる 中 これらに 対 する 認 識 は 高 まっている 果 樹 農 業 の 振 興 を 図 るためには 果 樹 産 地 の 構 造 改 革 を 進 めることが 重 要 であり 果 実 加 工 等 の 分 野 における6 次 産 業 化 や 農 商 工 連 携 など 多 様 な 消 費 者 ニーズへの 対 応 や 新 たな 需 要 の 掘 り 起 こしも 必 要 である 本 計 画 は 国 の 果 樹 農 業 振 興 基 本 方 針 ( 平 成 27 年 4 月 策 定 ) の 趣 旨 を 踏 まえ 10 年 後 の 本 県 果 樹 農 業 振 興 の 基 本 的 な 方 向 を 展 望 しつつ 5 年 後 の 平 成 32 年 度 を 目 標 年 度 とする 本 県 果 樹 産 地 の 活 性 化 と 魅 力 ある 果 樹 経 営 の 確 立 を 目 指 す 計 画 とする また 栃 木 県 農 業 振 興 計 画 ( 平 成 28 年 3 月 策 定 ) の 果 樹 農 業 に 関 する 部 門 計 画 に 位 置 付 ける 果 樹 農 業 振 興 特 別 措 置 法 に 基 づく 果 樹 農 業 振 興 基 本 方 針 ( 国 ) ( 目 標 年 度 平 成 37 年 度 ) 栃 木 県 総 合 計 画 とちぎ 元 気 発 信 プラン 平 成 28 年 度 ~32 年 度 栃 木 県 農 業 振 興 計 画 とちぎ 農 業 進 化 躍 動 プラン 平 成 28 年 度 ~32 年 度 栃 木 県 果 樹 農 業 振 興 計 画 ( 目 標 年 度 平 成 32 年 度 ) 年 次 別 なし 生 産 振 興 方 針 - 1 -

2 本 県 果 樹 農 業 の 現 状 と 課 題 (1) 果 樹 経 営 栽 培 面 積 は 昭 和 62 年 をピークに 減 少 傾 向 であり 平 成 26 年 度 は 2,359haで ある 1 栽 培 面 積 は せん 定 作 業 等 管 理 技 術 が 高 度 であり 新 規 栽 培 者 が 少 なく 臨 時 雇 用 の 導 入 が 難 しいため 減 少 傾 向 である 拡 大 するためには 簡 易 技 術 の 導 入 により 新 規 栽 培 者 の 確 保 や 臨 時 雇 用 の 導 入 を 促 進 する 必 要 がある 産 出 額 も 減 少 傾 向 となっており 平 成 26 年 度 は 果 樹 全 体 で87 億 円 品 目 別 産 出 額 は なしが54 億 円 ぶどうが16 億 円 りんごが9 億 円 となっている 1 産 出 額 は 老 木 化 が 進 み 生 産 量 が 低 下 しているため 減 少 傾 向 である 改 植 後 の 未 収 益 期 間 を 短 縮 できる 早 期 成 園 化 技 術 である 根 圏 制 御 栽 培 やジョイント 栽 培 による 改 植 を 進 める 必 要 がある 1 農 林 水 産 統 計 ( 平 成 26 年 ) 4,000 120 106 109 3,500 101 3,000 3,336 3,369 3,346 95 3,064 87 90 87 100 2,500 72 2,822 2,720 73 2592 2550 80 2359 2,000 60 作 付 面 積 産 出 額 1,500 40 1,000 500 20 0 S.55 S.60 H.2 6 11 16 21 25 26 0 栃 木 県 内 果 樹 の 栽 培 面 積 と 産 出 額 の 推 移 (ha 億 円 ) りんご 9 10% その 他 8 9% ぶどう 16 19% なし 54 62% 品 目 別 産 出 額 (H26)( 億 円 ) 老 木 園 と 老 朽 化 したなし 棚 - 2 -

県 内 主 要 果 樹 の 現 状 (ha,t, 戸 ) 品 目 平 成 21 年 平 成 26 年 栽 培 面 積 生 産 量 農 家 戸 数 栽 培 面 積 生 産 量 農 家 戸 数 な し 889 23,300 714 827 21,700 583 ぶどう 264 2,730 252 228 1,930 170 りんご 160 2,860 106 156 3,060 60 く り 680 466 62 584 541 22 う め 337 651 115 321 636 42 ゆ ず 14 32 36 22 89 29 も も 22 229 40 21 228 28 ブルーベリー 16 16-21 58 56 なし~ゆず:とちぎ 農 産 物 マーケティンク 協 会 会 員 数 もも:JA 佐 野 果 樹 部 会 ブルーベリー: 栃 木 県 フ ルーヘ リー 研 究 会 会 員 数 なしでは 多 目 的 防 災 網 や 防 霜 ファンの 整 備 が 進 んでいるが ぶどう りん ごでは 整 備 が 遅 れており 安 定 生 産 のため 更 なる 整 備 が 必 要 である また 果 樹 園 へのかん 水 施 設 の 設 置 は 少 なく 猛 暑 による 果 実 肥 大 不 良 や 果 実 障 害 が 発 生 しているため 設 置 が 必 要 である 気 象 災 害 防 止 施 設 及 び 新 技 術 導 入 状 況 (H26) (ha) 品 目 多 目 的 防 災 網 防 霜 ファン 根 圏 制 御 栽 培 ジョイント 栽 培 な し 654 246 2.1 1.4 ぶどう 3 0 0.9 0 りんご 32 4 0 0 H26 各 種 調 査 生 産 振 興 課 調 べ 果 樹 栽 培 においては 収 穫 運 搬 作 業 など 肉 体 的 負 担 が 大 きく 高 齢 者 や 女 性 の 負 担 軽 減 のため これらの 作 業 に 対 する 機 械 化 が 必 要 である (2) 果 実 の 生 産 販 売 消 費 者 ニーズの 高 い 果 実 は 糖 度 が 高 く 食 べやすいものとなっているため それらに 対 応 した 新 品 種 の 導 入 が 必 要 である 収 穫 時 期 に 高 温 の 影 響 を 受 け 生 産 量 や 果 実 品 質 が 低 下 する 品 種 があるため 品 種 を 更 新 する 必 要 がある なしにおいては 系 統 販 売 の80% 以 上 の 果 実 が 光 センサーにより 出 荷 されて いる 今 後 高 品 質 化 を 進 めるため 選 果 データを 活 用 した 糖 度 の 高 い 果 実 生 産 が 必 要 である - 3 -

野 菜 に 比 べ 販 売 期 間 が 短 く 市 場 の 相 場 の 影 響 を 受 けやすいため 長 期 生 産 出 荷 の 必 要 がある GAPの 取 組 が 産 地 全 体 で 始 まっており 安 全 安 心 な 果 実 生 産 が 行 われている なしの 生 育 診 断 予 測 を 活 用 した 栽 培 管 理 が 行 われているが 出 荷 計 画 の 情 報 発 信 等 販 売 への 利 用 が 望 まれている 市 場 出 荷 と 併 せて 生 産 者 から 消 費 者 への 直 売 が 行 われている 販 売 期 間 の 拡 大 や 品 数 を 増 やすため 品 種 が 多 様 化 しており 栃 木 県 オリジナルの 品 種 開 発 が 望 まれている 栃 木 県 産 なしの 直 近 10ヶ 年 の 市 場 単 価 の 推 移 ( 円 /kg) 品 種 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 幸 水 210 338 317 204 237 343 234 319 261 286 豊 水 186 257 267 183 176 259 224 261 244 228 にっこり 219 358 322 216 270 305 258 249 340 267 全 農 とちぎ 調 べ (3) 担 い 手 平 成 26 年 の 果 樹 を 栽 培 する 農 家 数 は990 戸 (P3 表 の 農 家 戸 数 )で この5 年 間 で 約 330 戸 減 少 し また 高 齢 化 も 進 んでいるため 労 力 不 足 が 問 題 となっている なし ぶどう りんご もも くり うめの6 品 目 19 産 地 で 果 樹 産 地 構 造 改 革 計 画 が 策 定 され 担 い 手 の 確 保 や 産 地 の 構 造 改 革 が 図 られている 果 樹 産 地 構 造 改 革 計 画 の 策 定 状 況 品 目 産 地 数 な し 9 なし もも 1 ぶどう 5 りんご 1 く り 2 う め 1 なし 生 産 者 の 年 齢 構 成 - 4 -

(4) 加 工 果 実 の 販 売 に 加 え 一 部 の 農 家 でジュースやドライフルーツ 等 の 加 工 が 実 施 されているが 付 加 価 値 を 高 めるため 一 層 の6 次 産 業 化 の 推 進 が 必 要 となって いる なしの 選 果 場 においては 規 格 外 品 の 一 部 がジュース 等 に 加 工 されている 県 内 産 果 実 を 使 用 した 加 工 品 (5) 輸 出 の 取 組 東 日 本 大 震 災 以 降 中 断 していたが ぶどう( 巨 峰 シャインマスカット)は 平 成 25 年 度 なし(にっこり)は 平 成 26 年 度 に 再 開 しており 販 路 を 拡 大 する ため 輸 出 の 推 進 が 必 要 となっている シンガポールの 店 頭 で 販 売 されている 巨 峰 - 5 -

3 果 樹 農 業 の 振 興 に 関 する 方 針 (1) 基 本 方 針 本 県 の 果 樹 産 地 が 永 続 的 で 魅 力 あるとちぎの 果 実 生 産 を 行 い 経 営 感 覚 に 優 れた 担 い 手 の 育 成 確 保 を 図 るため 次 のとおり 振 興 方 針 を 設 定 する 収 益 性 の 高 い 果 樹 経 営 の 確 立 新 技 術 や 新 品 種 の 導 入 をすすめるとともに 作 業 の 省 力 化 を 図 り 気 象 災 害 に 強 く 生 産 力 の 高 い 次 世 代 型 の 果 樹 園 の 拡 大 を 図 る とちぎの 魅 力 を 活 かした 果 実 の 生 産 販 売 品 種 構 成 やハウス 栽 培 により 収 穫 期 間 の 拡 大 を 図 るとともに 消 費 者 ニーズに 合 わせた 新 品 種 を 導 入 し 安 全 安 心 な 果 実 生 産 を 推 進 する 担 い 手 の 育 成 確 保 による 産 地 の 活 性 化 新 規 栽 培 者 や 後 継 者 の 確 保 を 支 援 し 産 地 の 活 性 化 を 図 る 果 樹 の 特 徴 を 活 かした 多 様 な 生 産 加 工 栽 培 をとおした 消 費 者 との 交 流 や 果 実 の 付 加 価 値 を 高 めた 加 工 品 の 開 発 を 促 進 する 高 品 質 果 実 の 輸 出 拡 大 輸 出 に 対 応 した 生 産 流 通 技 術 を 確 立 し 販 売 量 の 拡 大 を 図 る 生 産 性 の 高 いなし 園 の 着 果 状 況 - 6 -

(2) 果 樹 生 産 の 目 標 なしについては 園 芸 品 目 の 中 でも いちご トマトに 次 ぐ 主 力 品 目 と 位 置 付 け 全 国 第 2 位 の 産 地 を 目 指 して 生 産 振 興 を 図 っていく 区 分 平 成 26 年 度 平 成 32 年 度 目 標 平 成 37 年 度 目 標 品 目 栽 培 生 産 量 産 出 額 栽 培 生 産 量 産 出 額 栽 培 生 産 量 産 出 額 面 積 (t) ( 億 円 ) 面 積 (t) ( 億 円 ) 面 積 (t) ( 億 円 ) (ha) (ha) (ha) な し 827 21,700 54 877 31,120 90 900 34,000 100 ぶ ど う 228 1,930 16 250 2,400 22 255 2,500 25 り ん ご 156 3,060 9 160 3,500 9 165 3,700 10 く り 584 541 585 650 590 680 う め 321 636 325 800 330 830 ゆ ず 22 89 25 100 26 110 も も 21 228 8 24 280 9 26 310 12 ブ ル ー ベ リ ー 21 58 25 70 30 90 そ の 他 225 1,456 238 1,820 250 2,000 合 計 2,405 29,698 87 2,509 40,740 130 2,572 44,220 147 農 林 水 産 統 計 ゆず ブルーベリーはH26 特 産 果 樹 生 産 動 態 等 調 査 - 7 -

4 目 標 を 実 現 するための 方 策 (1) 収 益 性 の 高 い 果 樹 経 営 の 確 立 根 圏 制 御 栽 培 等 の 新 技 術 や 需 要 の 高 い 新 品 種 を 導 入 し 果 樹 園 における 生 産 の 高 度 化 を 推 進 する 電 動 式 せん 定 バサミやアシストスーツ 等 の 活 用 により 作 業 の 省 力 化 を 図 り 経 営 規 模 の 拡 大 を 支 援 する 大 規 模 果 樹 農 家 の 経 営 指 導 を 実 施 し 経 営 の 安 定 を 支 援 する 多 目 的 防 災 網 防 霜 ファン 防 風 ネットやかん 水 施 設 等 の 気 象 災 害 に 強 い 施 設 の 設 置 を 促 進 し 生 産 の 安 定 を 推 進 する 鳥 獣 害 対 策 の 実 施 による 生 産 の 安 定 を 推 進 する (2)とちぎの 魅 力 を 活 かした 果 実 の 生 産 販 売 地 形 や 立 地 条 件 にあった 果 樹 を 選 定 し 導 入 を 支 援 する 消 費 者 ニーズの 実 態 を 把 握 し 糖 度 が 高 い 品 種 や 食 べやすい 品 種 等 の 導 入 を 推 進 する 市 場 情 報 や 消 費 動 向 を 把 握 分 析 し 要 望 にあった 規 格 基 準 を 設 定 する など 実 需 者 ニーズに 応 じたきめ 細 かな 対 応 を 推 進 する 長 期 出 荷 を 実 施 するため 品 種 選 定 や 長 期 貯 蔵 技 術 の 導 入 を 支 援 する 朝 取 り 果 実 の 出 荷 等 収 穫 から 販 売 までの 期 間 を 短 縮 させ 付 加 価 値 の 高 い 販 売 を 推 進 する 直 接 販 売 においては 顧 客 リストを 整 備 し 顧 客 への 情 報 提 供 を 密 接 に 行 うことによる 販 売 力 の 強 化 を 促 進 する 農 場 点 検 等 GAPの 実 践 により 安 全 安 心 な 果 実 生 産 を 推 進 する 地 産 地 消 や 食 育 を 進 めるため 学 校 給 食 や 地 元 量 販 店 への 供 給 を 促 進 す る (3) 担 い 手 の 育 成 確 保 による 産 地 の 活 性 化 後 継 者 の 不 在 が 想 定 される 樹 園 地 の 情 報 を 市 町 や 公 社 農 地 中 間 管 理 機 構 に 提 供 し 新 規 参 入 者 や 企 業 など 幅 広 く 募 集 し 経 営 継 承 を 促 進 する 新 規 栽 培 者 を 確 保 するため 兼 業 農 家 等 に 果 樹 の 導 入 を 推 進 する また 技 術 の 高 位 平 準 化 を 図 るためネットワーク 化 を 推 進 する トレーナー 制 度 の 構 築 により 新 規 参 入 者 をはじめ 栽 培 経 験 の 少 ない 若 手 生 産 者 の 栽 培 技 術 習 得 を 支 援 する 高 齢 化 による 労 働 力 不 足 を 解 決 するため 一 般 栽 培 管 理 や 防 除 作 業 等 の 機 械 作 業 を 専 門 的 に 請 け 負 う 農 作 業 受 託 組 織 の 育 成 を 支 援 する (4) 果 樹 の 特 徴 を 活 かした 多 様 な 生 産 加 工 果 実 の 付 加 価 値 を 高 めるため 加 工 等 の6 次 産 業 化 を 推 進 するとともに 食 品 製 造 業 等 との 連 携 を 支 援 する - 8 -

加 工 に 適 した 品 種 や 栽 培 方 法 など 加 工 用 途 に 合 わせた 生 産 を 促 進 する 果 実 の 消 費 拡 大 のため カットフルーツ 等 果 実 を 簡 単 に 食 べられる 商 品 の 開 発 を 推 進 する 収 穫 体 験 に 加 え 果 実 の 加 工 や 様 々な 農 作 業 の 体 験 を 通 して 産 地 と 消 費 者 の 関 係 強 化 を 支 援 する 果 樹 園 での 作 業 の 持 つ 心 身 の 癒 し 効 果 や 共 同 作 業 による 社 会 参 画 など 福 祉 教 育 への 効 果 などに 着 目 し 消 費 者 福 祉 教 育 関 係 者 などの 関 係 団 体 と 連 携 し 社 会 的 価 値 の 高 いユニバーサル 農 業 の 取 組 も 推 進 する (5) 高 品 質 果 実 の 輸 出 拡 大 とちぎ 農 産 物 輸 出 戦 略 に 基 づき 輸 出 を 新 たな 販 路 の 一 つとして にっ こり 等 を 位 置 づけ 官 民 一 体 となって 推 進 を 図 る とちぎ 農 産 物 輸 出 促 進 会 議 ( 仮 称 ) において 協 議 する 生 産 出 荷 計 画 に 基 づき ブランド 力 向 上 に 資 する 輸 出 を 行 うとともに 輸 出 に 適 した 栽 培 技 術 鮮 度 保 持 技 術 の 向 上 を 図 る 試 験 場 が 開 発 した 根 圏 制 御 栽 培 後 継 者 を 対 象 とした 研 修 会 - 9 -

5 主 要 品 目 別 振 興 方 策 (1)なし 早 期 成 園 化 技 術 の 導 入 により 改 植 を 推 進 し にっこり 等 の 晩 生 品 種 や おりひめ 等 の 極 早 生 品 種 を 組 合 せた 品 種 構 成 とし 長 期 の 生 産 出 荷 を 進 め 収 益 性 の 向 上 を 図 る H26 年 産 出 額 54 億 円 H32 年 産 出 額 90 億 円 10 年 後 を 展 望 した 目 標 栽 培 面 積 (ha) 品 種 平 成 26 年 度 平 成 32 年 度 平 成 37 年 度 おりひめ 4 9 18 幸 水 352 307 306 豊 水 296 263 261 あきづき 47 96 117 にっこり 91 158 180 その 他 37 44 18 合 計 827 877 900 H26 特 産 果 樹 生 産 動 態 等 調 査 結 果 をもとに 算 出 ア 収 益 性 の 高 い 果 樹 経 営 の 確 立 根 圏 制 御 栽 培 技 術 やジョイント 栽 培 の 導 入 により 未 収 益 期 間 を 短 縮 し 幸 水 豊 水 の 老 木 園 からにっこりへの 改 植 を 推 進 する 併 せて 改 植 に 要 する 経 費 が 軽 減 できるよう 支 援 する 規 模 拡 大 を 図 るため 樹 形 の 単 純 化 など 作 業 効 率 の 向 上 を 促 進 する なしの 生 育 ( 果 実 肥 大 ) 予 測 システムにより 新 規 参 入 者 をはじめ 若 手 生 産 者 の 栽 培 技 術 の 向 上 を 図 る 気 象 災 害 に 備 え 果 樹 共 済 への 加 入 を 推 進 する 消 費 者 ニーズにあった 栃 木 県 オリジナル 品 種 の 育 成 を 行 う イ とちぎの 魅 力 を 活 かした 果 実 の 生 産 販 売 長 期 生 産 出 荷 体 系 月 7 8 9 10 11 12~2 旬 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 幸 水 品 種 ハウス 幸 水 (シ ヘ 幸 水 豊 水 新 高 等 処 理 ) にっこり お り あ き づ ひ め き 収 穫 労 力 の 分 散 と 経 営 の 安 定 を 図 るため あきづき にっこりの 晩 生 品 種 に 加 え おりひめ 等 の 導 入 を 推 進 する - 10 -

長 期 生 産 出 荷 体 系 を 確 立 するため ハウス 幸 水 からにっこりまでの 栽 培 支 援 を 実 施 する 高 性 能 選 果 施 設 の 活 用 により 高 品 質 果 実 の 販 売 を 促 進 するとともに 選 果 データを 生 産 現 場 にフィードバックし 更 なる 品 質 の 向 上 を 支 援 する 生 育 予 測 に 基 づく 生 育 情 報 の 販 売 戦 略 への 活 用 を 支 援 する 新 聞 テレビ 等 を 活 用 し にっこりのPRを 実 施 する また にっこりの 品 質 を 高 めるため 優 良 事 例 の 検 討 や 共 進 会 を 実 施 し ブランド 化 を 推 進 する 新 たな 顧 客 を 確 保 するため 道 の 駅 等 の 直 売 所 において 直 売 を 促 進 する 食 育 を 進 めるため 学 校 給 食 への 取 組 を 推 進 する にっこりの 貯 蔵 により 年 末 年 始 の 贈 答 や 家 庭 消 費 等 新 たな 需 要 の 創 出 を 支 援 する ウ 担 い 手 の 育 成 確 保 による 産 地 の 活 性 化 廃 園 が 想 定 される 園 地 の 情 報 を 生 産 組 織 が 中 心 となり 関 係 機 関 団 体 と 情 報 を 共 有 し 経 営 継 承 の 取 組 を 支 援 する 若 手 生 産 者 の 県 段 階 での 組 織 化 を 図 り 新 技 術 の 導 入 を 推 進 する 生 産 組 織 の 研 究 活 動 や 個 別 のトレーナー 制 度 により 新 規 参 入 者 をはじめ 栽 培 経 験 の 少 ない 若 手 生 産 者 の 栽 培 技 術 の 習 得 を 支 援 する 高 齢 化 による 労 働 力 不 足 を 解 決 するために 農 薬 散 布 など 農 作 業 受 託 組 織 の 設 立 の 検 討 を 促 進 する エ 果 樹 の 特 徴 を 活 かした 多 様 な 生 産 加 工 にっこり 等 品 種 の 特 長 を 活 かした 加 工 品 の 開 発 による6 次 産 業 化 の 支 援 や 食 品 製 造 業 等 との 連 携 を 促 進 する オ 高 品 質 果 実 の 輸 出 拡 大 にっこりは 長 期 保 存 ができ 東 南 アジアの 華 僑 等 の 評 価 が 高 く 高 級 品 としての 差 別 化 が 可 能 であるため 船 便 での 積 極 的 な 輸 出 拡 大 を 図 る 幸 水 豊 水 あきづきについては 諸 外 国 でのニーズや 他 産 地 諸 外 国 と の 差 別 化 を 検 討 し 輸 出 拡 大 の 可 能 性 を 追 求 する マレーシアの 店 頭 で 販 売 されているにっこり - 11 -

(2)ぶどう 消 費 者 ニーズの 高 いシャインマスカット 等 への 品 種 更 新 を 推 進 すると ともに 老 木 化 した 巨 峰 の 改 植 により 収 益 性 の 向 上 を 図 る H26 年 産 出 額 16 億 円 H32 年 産 出 額 22 億 円 10 年 後 を 展 望 した 目 標 栽 培 面 積 (ha) 品 種 平 成 26 年 度 平 成 32 年 度 平 成 37 年 度 巨 峰 180 180 180 キャンベルアーリー 21 15 0 ピオーネ 9 15 25 シャインマスカット 2 15 26 その 他 16 25 24 合 計 228 250 255 H26 特 産 果 樹 生 産 動 態 等 調 査 結 果 をもとに 算 出 ア 収 益 性 の 高 い 果 樹 経 営 の 確 立 短 しょう 栽 培 平 行 整 枝 の 導 入 により 未 収 益 期 間 を 短 縮 し 老 木 園 の 改 植 を 推 進 する 併 せて 改 植 に 要 する 経 費 が 軽 減 できるよう 支 援 する 樹 形 の 単 純 化 など 作 業 効 率 を 向 上 することにより 臨 時 雇 用 を 活 用 した 規 模 拡 大 を 促 進 する 根 圏 制 御 栽 培 の 導 入 し 品 質 や 生 産 性 の 向 上 を 促 進 する 消 費 者 ニーズにあった 栃 木 県 オリジナル 品 種 の 育 成 を 行 う 開 花 から 収 穫 までの 農 作 業 を 体 験 できるオーナー 制 に 取 り 組 み 経 営 の 安 定 を 推 進 する イ とちぎの 魅 力 を 活 かした 果 実 の 生 産 販 売 消 費 者 の 多 様 なニーズに 対 応 するため キャンベルアーリー 等 の 品 種 に 代 えて シャインマスカットや 巨 峰 の 種 なし 栽 培 等 の 拡 大 を 推 進 する 贈 答 用 の 需 要 期 (7~8 月 )となる 作 型 の 選 定 を 支 援 する 新 たな 顧 客 を 確 保 するため 地 域 の 観 光 資 源 や 食 の 街 道 等 と 連 携 を 促 進 す る ウ 担 い 手 の 育 成 確 保 による 産 地 の 活 性 化 遊 休 化 が 想 定 される 施 設 や 樹 園 地 の 情 報 を 生 産 組 織 が 中 心 となり 関 係 機 関 団 体 と 情 報 を 共 有 することにより 経 営 継 承 の 取 組 を 支 援 する 生 産 組 織 の 研 究 活 動 や 個 別 のトレーナー 制 度 により 新 規 参 入 者 をはじめ 栽 培 経 験 の 少 ない 若 手 生 産 者 の 栽 培 技 術 の 習 得 を 支 援 する 高 齢 化 による 労 働 力 不 足 を 解 決 するため ジベレリン 処 理 や 袋 かけ 防 除 作 業 等 などの 農 作 業 受 託 組 織 の 設 立 の 検 討 を 促 進 する 新 規 栽 培 者 を 確 保 するため 水 稲 の 育 苗 用 パイプハウスの 有 効 活 用 を 図 り 経 費 を 節 減 した 栽 培 の 取 組 を 促 進 する - 12 -

エ 果 樹 の 特 徴 を 活 かした 多 様 な 生 産 加 工 販 売 品 目 を 増 やすため ジャムやジュースなど 加 工 品 の 開 発 等 を 実 施 し 6 次 産 業 化 を 促 進 する ワインに 適 した 品 種 や 栽 培 方 法 など 加 工 用 途 に 合 わせた 生 産 を 実 施 するた め 栽 培 管 理 の 省 力 化 や 生 産 量 の 向 上 を 支 援 する 収 穫 体 験 に 加 え 加 工 や 様 々な 農 作 業 の 体 験 により 顧 客 との 関 係 強 化 を 促 進 する オ 高 品 質 果 実 の 輸 出 拡 大 高 糖 度 で 品 質 が 高 く 東 南 アジアにおいて 評 価 が 高 いシャインマスカット 巨 峰 を 他 産 地 との 差 別 化 を 図 りつつ 高 級 品 としての 需 要 を 拡 大 し 更 なる 輸 出 拡 大 を 図 る 種 なし 巨 峰 では 脱 粒 による 商 品 価 値 の 低 下 が 発 生 することから 栽 培 技 術 や 包 装 について 検 討 する 有 望 品 種 のシャインマスカット 収 穫 時 期 のハウス 巨 峰 - 13 -

(3)りんご 生 産 性 の 低 下 した 老 木 園 を 消 費 者 ニーズの 高 いふじ 等 の 品 種 に 更 新 を 図 るとともに 収 穫 体 験 等 の 観 光 果 樹 園 を 推 進 する H26 年 産 出 額 9 億 円 H32 年 産 出 額 9 億 円 10 年 後 を 展 望 した 目 標 栽 培 面 積 (ha) 品 種 平 成 26 年 度 平 成 32 年 度 平 成 37 年 度 つがる 9 8 5 秋 映 5 8 13 ジョナゴールド 6 3 0 シナノスイート 5 8 17 陽 光 8 5 3 ぐんま 名 月 5 8 17 ふ じ 81 85 91 その 他 37 35 19 合 計 156 160 165 H26 特 産 果 樹 生 産 動 態 等 調 査 結 果 をもとに 算 出 ア 収 益 性 の 高 い 果 樹 経 営 の 確 立 つがる 等 の 早 生 品 種 は 果 実 の 品 質 や 需 要 が 天 候 の 影 響 を 受 けやすいため シナノスイートやぐんま 名 月 等 の 消 費 者 志 向 の 高 い 中 生 品 種 への 更 新 を 推 進 する 新 品 種 の 適 応 性 を 確 認 し 栃 木 県 の 風 土 にあった 品 種 の 選 定 を 支 援 する 新 わい 化 栽 培 等 の 早 期 成 園 化 技 術 の 導 入 により 未 収 益 期 間 を 短 縮 し 老 木 園 の 改 植 を 推 進 する 併 せて 改 植 に 要 する 経 費 が 軽 減 できるよう 支 援 する わい 化 栽 培 や 無 袋 栽 培 の 導 入 及 び 高 所 作 業 機 の 導 入 により 作 業 の 省 力 化 を 図 り 規 模 拡 大 を 推 進 する イ とちぎの 魅 力 を 活 かした 果 実 の 生 産 販 売 新 たな 顧 客 を 確 保 するため 地 域 の 観 光 資 源 との 連 携 を 推 進 するとともに 道 の 駅 や 高 速 道 路 のサービスエリア 等 の 直 売 所 において 直 売 を 促 進 する ウ 担 い 手 の 育 成 確 保 による 産 地 の 活 性 化 廃 園 が 想 定 される 園 地 の 情 報 を 生 産 組 織 が 中 心 となり 関 係 機 関 団 体 と 情 報 を 共 有 することにより 経 営 継 承 の 取 組 を 支 援 する 生 産 組 織 の 研 究 活 動 や 個 別 のトレーナー 制 度 により 新 規 参 入 者 をはじめ 栽 培 経 験 の 少 ない 若 手 生 産 者 の 栽 培 技 術 の 習 得 を 支 援 する エ 果 樹 の 特 徴 を 活 かした 多 様 な 生 産 加 工 販 売 品 目 を 増 やすため ジュースやドライフルーツ 等 の 加 工 品 を 開 発 し 6 次 産 業 化 を 促 進 する 収 穫 体 験 に 加 え 加 工 や 様 々な 農 作 業 の 体 験 により 顧 客 との 関 係 強 化 を 促 進 する 新 たな 需 要 を 拡 大 するため 食 品 製 造 業 等 との 連 携 を 促 進 する - 14 -

(4)くり ア 収 益 性 の 高 い 果 樹 経 営 の 確 立 皮 がむきやすく 消 費 者 ニーズの 高 い 新 品 種 ぽろたんへの 改 植 を 図 る 低 樹 高 栽 培 の 導 入 により せん 定 作 業 の 省 力 化 を 推 進 する イ とちぎの 魅 力 を 活 かした 果 実 の 生 産 販 売 低 温 貯 蔵 により 果 実 品 質 ( 糖 度 )を 高 める 貯 蔵 ぐりの 生 産 販 売 を 推 進 する ウ 果 樹 の 特 徴 を 活 かした 多 様 な 生 産 加 工 付 加 価 値 を 高 めるため 加 工 等 の6 次 産 業 化 を 推 進 するとともに 食 品 製 造 業 等 との 連 携 を 支 援 する 新 たな 顧 客 を 確 保 するため くり 拾 い 等 の 収 穫 体 験 を 推 進 する (5)うめ ア 収 益 性 の 高 い 果 樹 経 営 の 確 立 土 づくりや 病 害 虫 防 除 など 基 本 技 術 の 励 行 を 図 るとともに 優 良 受 粉 樹 の 導 入 による 生 産 安 定 を 支 援 する イ とちぎの 魅 力 を 活 かした 果 実 の 生 産 販 売 個 人 消 費 に 加 え 業 務 用 として 酒 造 メーカーへの 契 約 販 売 を 推 進 する ウ 果 樹 の 特 徴 を 活 かした 多 様 な 生 産 加 工 収 穫 や 果 実 の 加 工 が 体 験 できるオーナー 制 をとおして 顧 客 との 関 係 強 化 を 支 援 する (6)ゆず ア 収 益 性 の 高 い 果 樹 経 営 の 確 立 種 なしゆず 等 の 有 望 品 種 の 果 実 品 質 や 栃 木 県 での 適 応 性 の 確 認 を 支 援 する 低 樹 高 栽 培 の 導 入 により 収 穫 作 業 の 省 力 化 を 推 進 する イ とちぎの 魅 力 を 活 かした 果 実 の 生 産 販 売 地 域 の 特 色 を 活 かし 果 実 の 付 加 価 値 を 高 めるため 食 品 製 造 業 等 と 連 携 した 加 工 品 等 の 開 発 を 支 援 する ウ 果 樹 の 特 徴 を 活 かした 多 様 な 生 産 加 工 収 穫 や 果 実 の 加 工 が 体 験 できるオーナー 制 をとおして 顧 客 との 関 係 強 化 を 支 援 する (7)もも ア 収 益 性 の 高 い 果 樹 経 営 の 確 立 栃 木 県 の 風 土 にあった 品 種 の 選 定 を 支 援 する 平 棚 仕 立 てにより 作 業 の 省 力 化 を 図 り 規 模 拡 大 を 推 進 する 着 果 管 理 等 の 栽 培 技 術 の 向 上 を 支 援 するとともに 優 良 品 種 の 導 入 により 高 品 質 果 実 生 産 を 促 進 する - 15 -

イ とちぎの 魅 力 を 活 かした 果 実 の 生 産 販 売 贈 答 用 販 売 を 拡 大 するためPR 活 動 を 促 進 する 新 たな 顧 客 を 確 保 するため 地 域 の 観 光 資 源 との 連 携 を 推 進 するとともに 道 の 駅 や 高 速 道 路 のサービスエリア 等 の 直 売 所 において 直 売 を 促 進 する (8)ブルーベリー ア 収 益 性 の 高 い 果 樹 経 営 の 確 立 土 づくり( 酸 度 矯 正 )や 病 害 虫 防 除 など 基 本 技 術 の 励 行 や 接 ぎ 木 苗 の 導 入 により 安 定 生 産 を 推 進 する 新 品 種 の 適 応 性 を 確 認 し 栃 木 県 の 風 土 にあった 品 種 の 選 定 を 支 援 する イ 果 樹 の 特 徴 を 活 かした 多 様 な 生 産 加 工 付 加 価 値 を 高 めるため 加 工 等 の6 次 産 業 化 を 推 進 するとともに 食 品 製 造 業 等 との 連 携 を 支 援 する 経 営 の 安 定 に 向 けて 観 光 摘 み 取 り 園 を 促 進 し 早 生 品 種 から 晩 生 品 種 ま でバランスのとれた 品 種 選 定 を 支 援 する 収 穫 や 果 実 の 加 工 が 体 験 できるオーナー 制 をとおして 顧 客 との 関 係 強 化 を 支 援 する 収 穫 時 期 のくり ブルーベリーの 摘 み 取 り 園 - 16 -

6 自 然 条 件 に 応 じた 果 樹 園 経 営 の 指 標 (1) 栽 培 に 適 する 自 然 条 件 品 目 品 種 平 均 気 温 降 水 量 条 件 年 平 均 気 温 4/1~10/31 4/1~10/31 その 他 な し 幸 水 7 以 上 13 以 上 豊 水 にっこり ぶ ど う 巨 峰 7 以 上 14 以 上 1,600ミリメートル 以 下 シャインマスカット ( 欧 州 種 については 1,200ミリメートル 以 下 ) り ん ご ふ じ 6 以 上 ~ 13 以 上 ~ 1,300ミリメートル 以 下 14 以 下 21 以 下 く り 丹 沢 7 以 上 15 以 上 ぽろたん う め 白 加 賀 7 以 上 15 以 上 ゆ ず 13 以 上 も も あかつき 9 以 上 15 以 上 1,300ミリメートル 以 下 白 鳳 ブルーベリー 7 以 上 13 以 上 - 17 -

(2) 果 樹 園 経 営 の 指 標 ア 目 標 とすべき10a 当 たりの 生 産 量 労 働 時 間 果 樹 の 品 目 品 種 成 園 10a 当 たり 成 園 10a 当 たり 摘 要 名 生 産 量 労 働 時 間 幸 水 2,500 kg 時 間 な し 豊 水 3,000 182 にっこり 4,500 巨 峰 1,500 ぶ ど う 420 シャインマスカット 1,500 種 なし 栽 培 ぐんま 名 月 2,000 り ん ご 188 わい 化 栽 培 ふ じ 2,000 丹 沢 300 く り 48 ぽろたん 300 う め 白 加 賀 1,200 115 ゆ ず 1,500 200 白 鳳 2,300 も も 193 あかつき 2,300 ブルーベリー 600 520-18 -

イ 代 表 的 経 営 類 型 経 営 品 種 面 積 単 収 労 働 時 間 ( 時 間 ) 収 入 所 得 種 類 規 模 ( 作 型 ) (ha) (kg/10a) (ha) 家 族 雇 用 ( 千 円 ) ( 千 円 ) な し 2.5 幸 水 0.8 2,500 4,200 1,050 21,577 10,627 豊 水 0.9 3,000 あきづき 0.4 3,900 にっこり 0.4 4,500 ぶどう 1.2 巨 峰 4,820 2,416 17,685 6,182 シャインマスカット 早 期 加 温 0.3 1,400 普 通 加 温 0.3 1,500 半 加 温 雨 よけ 0.3 1,600 露 地 0.3 1,600 りんご 2.0 秋 映 0.2 2,000 4,200 940 13,523 6,579 ぐ ん ま 名 0.2 月 1.0 ふじ 0.6-19 -