第 3 回 浦 安 市 男 女 共 同 参 画 推 進 会 議 議 事 録 1. 開 催 日 時 平 成 26 年 2 月 21 日 ( 金 ) 午 後 6 時 ~ 午 後 7 時 30 分 2. 開 催 場 所 浦 安 市 民 プラザ Wave101 市 民 サロン 5 3. 出 席 者 ( 委 員 ) 上 田 会 長 石 黒 委 員 菅 宮 委 員 大 宮 山 委 員 石 川 委 員 塚 越 委 員 玉 井 委 員 大 村 委 員 渡 邉 委 員 宮 川 委 員 土 井 委 員 ( 以 上 敬 称 略 ) ( 事 務 局 ) 企 画 政 策 課 長 企 画 政 策 課 主 幹 人 権 男 女 共 同 参 画 係 長 人 権 男 女 共 同 参 画 係 主 任 主 事 4. 議 題 (1) 議 題 1 DV 被 害 者 自 立 支 援 に 関 するヒアリング の 報 告 2 第 2 次 うらやす 男 女 共 同 参 画 プラン 事 業 調 査 について (2)その 他 事 務 連 絡 等 5. 議 事 の 概 要 (1)ドメスティック バイオレンス( 以 下 DV という )の 関 連 部 署 を 対 象 に 実 施 した D V 被 害 者 自 立 支 援 に 関 するヒアリング の 結 果 を 報 告 するとともに DV 被 害 者 の 支 援 について 委 員 より 意 見 を 伺 った (2) 第 1 回 会 議 にて 報 告 した 第 2 次 うらやす 男 女 共 同 参 画 プラン( 以 下 第 2 次 プラン と いう ) の 事 業 調 査 ついて 次 年 度 の 実 施 方 法 や 調 査 票 の 内 容 ついて 意 見 を 伺 った 6. 会 議 経 過 会 長 : 本 日 は 年 度 末 のお 忙 しい 中 お 集 まりいただきありがとうございます 議 題 1 DV 被 害 者 自 立 支 援 に 関 するヒアリング の 報 告 について 事 務 局 より 説 明 をお 願 いしたい 事 務 局 : 女 性 プラザで 行 っている 女 性 のための 相 談 では DV 以 外 にも 女 性 が 抱 える 様 々な 相 談 を 受 けているが 年 々DVについての 相 談 が 増 えてきている DV について 認 知 されればされるほど 支 援 を 求 めてくる 人 も 増 えてきている 状 況 1
である 今 回 DV 被 害 者 が 受 けられる 支 援 の 内 容 を 再 確 認 するとともに 横 の 連 携 をスムーズにすることを 目 的 に 各 課 を 対 象 にヒアリング 調 査 を 実 施 した その 各 課 が 行 っている 支 援 の 概 要 を 説 明 する DVの 相 談 については 女 性 プ ラザ 以 外 にも 警 察 やこども 家 庭 支 援 センターなど 様 々な 相 談 場 所 がある ま た 市 民 課 では 被 害 者 の 申 請 により 住 民 票 の 閲 覧 を 加 害 者 にさせない 措 置 を 行 っている 国 民 年 金 については DV 証 明 書 があれば 市 川 年 金 事 務 所 で 基 礎 年 金 番 号 の 変 更 手 続 きの 取 り 次 ぎをしてくれたり 住 民 票 を 移 さなくても 居 住 地 に 通 知 を 発 送 してくれたりする 国 民 健 康 保 険 課 では 国 民 健 康 保 険 も 住 民 票 を 移 さなくても 特 例 で 加 入 できるようにしてくれる こども 家 庭 課 では 児 童 手 当 などを 避 難 者 に 給 付 するように 処 理 をしてくれる DVは 児 童 虐 待 と 併 せて 考 えられる 場 合 が 多 いので 被 害 者 に 子 どもがいる 場 合 は こども 家 庭 支 援 センターに 連 絡 を 入 れて 連 携 を 取 るようにしている 避 難 する 際 に 被 害 者 がお 金 を 持 っていない 場 合 や 緊 急 避 難 先 の 生 活 は 何 とかできるが その 後 の 生 活 の 自 立 が 難 しいという 場 合 は 社 会 福 祉 課 に 相 談 し 生 活 保 護 を 受 け ることを 考 えていく これまでは 30 代 40 代 のDV 被 害 者 が 多 かったが 最 近 は 高 齢 者 のDVも 増 えてきている 65 歳 以 上 になると 地 域 包 括 支 援 セン ターの 担 当 となる 外 国 人 の 相 談 者 も 増 えていて 言 葉 の 問 題 で 苦 慮 するとこ ろであるが 女 性 プラザでは あらかじめ 地 域 ネットワーク 課 に 依 頼 して 相 談 時 に 通 訳 を 入 れることもしている また 地 域 ネットワーク 課 では 外 国 人 の 相 談 窓 口 を 設 置 しており そこで 夫 婦 関 係 やDVなどの 相 談 があれば 女 性 プラザにつなげてもらっている また ほとんどの 人 が 住 所 をそのままにして 避 難 していくので 学 校 に 通 う 子 どもを 伴 う 避 難 の 際 には 学 務 課 でスムーズ に 転 校 できるように 手 続 きをする 健 康 増 進 課 では 避 難 先 に 住 民 票 がなくて も 検 診 や 予 防 接 種 を 受 けれるように 手 続 きをしてくれる 以 上 のような 支 援 を 行 っているところであるが その 際 には 横 の 連 携 を 大 切 にしたいと 考 えている 女 性 プラザで 相 談 を 受 けた 場 合 には 必 要 な 手 続 きがあれば 関 係 課 にできる だけ 同 行 し 窓 口 までつなげていくようにしたいと 考 えている 会 長 : 前 回 の 会 議 で 女 性 のための 相 談 の 相 談 員 から 浦 安 市 役 所 は 比 較 的 スムー ズに 連 携 が 取 れているという 話 があった それをもっと 体 系 的 にしていく 取 り 組 みとして DV 支 援 のヒアリングが 行 われたということである 何 か 質 問 等 はあるか 委 員 :DV 支 援 に 関 連 する 窓 口 が 多 くあるが いろいろな 窓 口 から 入 ってきた 情 報 を 集 約 して この 人 はDV 被 害 者 だと 判 断 し 専 門 家 に 繋 いでいく 司 令 塔 はどこ の 部 署 になるのか 事 務 局 : 先 ほど 説 明 したのは 女 性 プラザで 相 談 されている 方 をそれぞれの 窓 口 につな げていくというものである 各 担 当 課 で DVについての 話 が 出 てきた 場 合 に 2
は 女 性 プラザを 案 内 している 会 長 :それは 徹 底 しているのか 事 務 局 : 今 後 の 課 題 として 各 課 に 徹 底 していきたいと 考 えている 委 員 :DV 被 害 で 大 切 なのは 命 を 守 ることだと 思 う DVの 担 当 部 署 で 相 談 を 受 け それぞれの 窓 口 につなげるのはいいと 思 うが 各 も 度 口 でシグナルが 出 た 時 に どこかに 集 約 されないと 命 を 守 れないのではないか 最 近 のニュースを 見 てい ると 警 察 に 相 談 しているのにもかかわらず 殺 人 に 至 るケースが 多 い 行 政 がさらに 両 方 向 の 連 携 をできるとよいと 思 った 会 長 : 先 ほどの 話 の 中 で 出 たDV 証 明 書 があれば 保 護 命 令 の 申 請 をしていなくても これらの 支 援 の 対 象 になるのか 事 務 局 : 国 民 年 金 についてはDV 証 明 書 が 必 要 になる これは 市 川 保 健 所 が 発 行 でき る 庁 内 の 支 援 に 関 しては 市 の 女 性 のための 相 談 を 受 けたという 証 明 で 支 援 を 受 けることができる 会 長 : 外 部 との 連 携 はどうなっているのか 事 務 局 : 安 全 確 保 の 観 点 から 女 性 プラザから 警 察 に 連 絡 して 連 携 するようにしている 委 員 : 学 校 にもDV 相 談 窓 口 を 設 けている 自 分 がいた 学 校 では これまでに 1 件 だ け 相 談 があった DVの 裏 には 子 どもの 虐 待 がある 教 育 現 場 では 虐 待 が 代 をまたいでいくということを 問 題 視 しているところである 相 談 があった 場 合 に 学 校 では こども 家 庭 支 援 センターを 紹 介 するが 女 性 プラザを 案 内 し てもいいのか また 学 校 側 の 対 応 として DVで 避 難 してきた 場 合 に 住 民 票 の 異 動 がなくても 学 校 に 通 えるようにしている また 名 前 についても 子 ども 同 士 の 呼 び 名 は 本 名 でなくても 使 えるようにしている 事 前 に 事 情 を 話 し ていてくれれば 加 害 者 からの 問 い 合 わせがあっても 学 校 は その 人 がいる いないを 含 めて 一 切 答 えないようにしている 会 長 : 相 談 を 受 けた 人 には 支 援 に 関 する 情 報 提 供 がされているかと 思 うが もっと 一 般 的 に 情 報 提 供 する 必 要 があると 思 うがいかがか 事 務 局 :どういう 支 援 のメニューがあるのかを 事 前 に 広 く 周 知 した 方 がいいというご 意 見 だと 思 うが DVの 場 合 ケース 1 件 1 件 ごとに 特 徴 や 環 境 被 害 の 状 況 が 違 うことから その 時 々に 専 門 のカウンセラーや 弁 護 士 の 方 の 意 見 や 判 断 を 聞 き その 支 援 を 求 める 方 に 適 した 方 法 を 組 み 合 わせていくので 事 前 にお 知 らせするというのは なかなか 難 しいと 考 えている 他 の 課 も 含 めて 広 く 相 談 を 受 けることができる という 周 知 に 努 めて 相 談 に 応 じられるようにするの が 一 番 よいと 考 えている 個 々の 支 援 の 周 知 もそれなりに 意 義 のあることだと 思 うが 一 番 は 被 害 を 受 けている 方 たちに きちんと 支 援 が 行 き 届 くよう ま ずは 相 談 ができる 環 境 を 整 えることが 大 事 であると 考 え その 周 知 に 力 を 入 れ ているところである 3
委 員 : 例 えば こども 家 庭 支 援 センターに 行 ったとしても そこから 他 の 部 署 や 関 係 機 関 を 紹 介 してくれるのか 事 務 局 :もちろん 学 校 や 警 察 包 括 支 援 センター 児 童 相 談 所 などの 関 係 機 関 や 関 係 部 署 とその 時 々で 連 携 を 取 っている ただ 互 いにやり 取 りをしながら 進 めてい くものなので 一 つの 制 度 として 構 築 するのは 難 しい 関 係 するところと 話 す 機 会 を 多 く 設 けて 密 に 連 携 しているところである 委 員 : 被 害 者 が 女 性 プラザに 助 けを 求 めてきた 場 合 に 市 民 課 などの 関 係 課 につない でもらえるということであったが 相 談 者 は 追 い 詰 められた 状 態 で 来 る 場 合 が あるので いくつもの 課 で 一 から 事 情 を 説 明 するのは 負 担 が 大 きい システム 上 にフラグのようなものを 立 てて その 人 がそのような 相 談 を 受 けていること を 各 課 で 分 かるような 仕 組 みはあるのか 事 務 局 : 市 民 課 では DVやストーカー 児 童 虐 待 などにより 住 民 票 の 非 開 示 の 申 請 が あった 場 合 に その 情 報 をシステムに 反 映 している 同 じシステムを 使 ってい る 課 については その 情 報 を 共 有 することができる ただ 独 自 のシステムを 使 っている 部 署 もあるので 全 ての 部 署 に 情 報 が 共 有 されるわけではない そ れぞれの 課 で 取 得 した 個 人 情 報 を 共 有 することはなかなか 難 しいが 課 題 と して 認 識 し 検 討 していかなければならないと 考 えている 住 民 基 本 台 帳 の 情 報 は 法 的 な 措 置 として 非 開 示 にできるので これについて は きちんと 共 有 されている しかし それぞれの 担 当 課 が それぞれに 取 得 した 個 人 情 報 は 個 人 情 報 関 連 の 法 律 上 いくら 庁 内 といえども 安 易 に 他 の 部 署 に 渡 せるものではなく 各 課 がしっかりと 管 理 している そのため なかな かマッチングが 難 しいという 課 題 がある そこは 私 たちも 研 究 を 始 めたばかり である これから 検 討 を 深 めていかなければいけないと 認 識 している 委 員 :ニュースで ここに 相 談 していたのに 他 のところでは 知 らなかった という 例 があった 急 に 飛 び 込 んできた 際 に フラグを 設 けて 第 一 次 の 対 応 として 何 かクッションになるものがあるといいと 思 う できれば 女 性 プラザに 管 轄 してもらえればいいと 思 っている そうすれば 被 害 者 に 負 担 をあまりかけず に スムーズに 次 の 段 階 へ 進 めるのではないか 会 長 : 情 報 の 共 有 と 支 援 のワンストップ 化 ということでは 前 回 の 会 議 の 中 で 生 活 保 護 の 担 当 者 が 女 性 プラザに 来 てくれて 手 続 きができるという 話 があった 事 務 局 : 資 料 にある 支 援 については 一 人 ひとり 内 容 が 違 ってくるものなので こちら で 必 要 であると 判 断 した 場 合 に なるべくその 部 署 の 担 当 者 に 女 性 プラザに 来 てもらっている 委 員 :システム 上 にフラグが 立 つようなものはあるのか という 質 問 に 対 する 回 答 を もう 一 度 聞 かせてほしい 事 務 局 : 市 民 課 の 住 民 基 本 台 帳 とつながっているシステムを 持 つ 課 には 市 民 課 で 入 力 4
した 情 報 が 共 有 できるようになっている そこから 新 たに 課 単 独 でシステムを 組 んでいるものについては その 情 報 は 共 有 できていない 状 態 であるので 全 庁 的 に 共 有 できるような 形 にしたいと 考 えているところである 委 員 :こども 家 庭 支 援 センターでは 要 保 護 児 童 対 策 地 域 協 議 会 を 設 置 し 見 守 りが 必 要 な 児 童 や 虐 待 を 受 けている 児 童 のネットワークを 作 っている DVを 見 て いる 子 どもについても 児 童 虐 待 と 定 義 されているため 浦 安 市 で 児 童 虐 待 件 数 が 多 いのは こども 家 庭 支 援 センターと 女 性 プラザがきちんと 連 携 できている からだという 話 であった その 会 議 には 庁 内 の 関 係 部 署 や 児 童 相 談 所 警 察 保 健 所 病 院 民 生 委 員 などが 一 同 に 集 まっている 例 えば 健 康 増 進 課 で 養 育 に 不 安 のある 妊 婦 などの 情 報 を1 件 1 件 付 け 合 わせている そこで 初 めて この 人 は 前 にここに 相 談 した 形 跡 がある などの 情 報 が 共 有 される この 草 の 根 的 な 連 携 ネットワークのように 一 同 に 会 して 人 的 に 見 ることによって 初 めて 様 々な 情 報 が 出 てきて 共 有 されると 思 う 浦 安 市 では これが 機 能 して いるから 児 童 虐 待 による 死 亡 事 例 が 起 きていないと 思 っている コンピュー ターベースに 頼 るだけではなくて ネットワークの 構 築 が 必 要 ではないかと 思 うが このような 実 務 者 によるDVケース 会 議 などは 構 築 されようとしている のか それともう 一 つ DVというと 配 偶 者 からの 暴 力 と 考 えていたが 児 童 虐 待 や 高 齢 者 虐 待 もDVに 含 めるのか 事 務 局 :DVの 定 義 もかなり 広 がってきていて 以 前 は 配 偶 者 からの 暴 力 と 限 定 されて いたが 現 在 は 恋 人 や 同 棲 している 者 も 含 まれるようになっている 会 長 : 理 論 的 なものと 法 律 的 なものがある 法 律 的 には 夫 婦 や 元 夫 婦 同 棲 してい る 者 同 士 となっているが 理 論 的 には 親 子 間 でもDVと 考 えられる ただし 行 政 は 法 律 に 基 づいて 考 えるので 児 童 虐 待 をDVとは 呼 ばない 事 務 局 :DVには 経 済 的 暴 力 社 会 的 暴 力 などがあるが DVを 子 どもに 見 せること もDVの 様 々な 形 態 の 一 つとして 捉 えることができる 会 長 : 一 同 に 会 しての 取 り 組 みについてはどうか 事 務 局 : 例 えば 相 談 者 が 高 齢 者 の 場 合 包 括 支 援 センターの 職 員 に 来 てもらい 対 応 す ることがある ただ 女 性 プラザの 場 合 は 職 員 が 相 談 を 受 けるわけではなく 委 託 業 務 で 相 談 事 業 を 実 施 している 相 談 の 中 で 行 政 の 支 援 が 必 要 な 場 合 に カウンセラーから 話 を 聞 いて 関 係 する 部 署 へつなげるようにしている また 女 性 プラザでは DVについての 基 本 的 な 考 え 方 として 支 援 を 求 めてきた 人 の 安 全 を 確 保 することと 自 立 に 向 けた 支 援 を 大 事 にしている その 人 その 人 に 合 った 形 で 進 めているところである 先 ほどお 話 があったように 見 守 りという 概 念 が 強 くあるかと 思 うが DVに ついては どちらかというと 見 守 りというよりは 緊 急 避 難 が 必 要 かどうかと いう 判 断 が 第 一 で 必 要 であればその 支 援 を 行 う そこまでの 緊 急 度 が 高 くな 5
い 場 合 には 自 立 支 援 を 行 っていく そういった 意 味 では ケースワークにつ いても 個 々のものについて 必 要 な 部 署 に 来 てもらったり 私 たちが 必 要 な 部 署 に 一 緒 に 出 向 いて 引 き 継 ぎをしたり 一 緒 に 話 をしたりしている 見 守 りで あれば 関 係 者 が 集 まって この 先 どうしようか などの 話 を 定 期 的 にできるか と 思 うが 自 立 支 援 となると 状 況 もどんどん 違 ってくるし 緊 急 性 の 判 断 とい う 要 素 も 出 てくる そこは 個 別 に 対 応 していくというのが 一 番 合 理 的 である と 考 えている 会 長 : 次 の 議 題 に 移 りたい 第 2 次 プランの 事 業 評 価 について 第 1 回 会 議 において 評 価 の 仕 方 や 数 値 などについて 委 員 の 皆 様 からご 意 見 をいただいた 事 務 局 より 次 年 度 に 25 年 度 の 事 業 評 価 を 行 うにあたっての 提 案 があるので 説 明 を お 願 いしたい 事 務 局 : 第 1 回 会 議 で 24 年 度 事 業 調 査 の 報 告 をして 事 業 の 評 価 についていろいろとご 意 見 をいただいた 例 えば 事 業 を で 評 価 するのに 何 の 意 味 があるのか 保 育 所 の 待 機 児 童 が 増 えているのに 保 育 事 業 の 充 実 という 取 り 組 みに が 付 いているのはおかしい 評 価 と 進 捗 状 況 に 乖 離 がある などである また 目 標 値 についても 高 すぎるのではないか その 数 字 にどんな 意 味 があるの か などのご 意 見 をいただいた そこで 他 の 市 町 村 がどのように 評 価 をして いるかを 調 べた 目 標 値 を 決 めるのが 難 しく どこの 市 町 村 も 目 標 値 の 数 値 の 理 由 が 曖 昧 であることから どういう 状 態 にもっていくのかという 具 体 的 な 言 葉 で 目 標 値 を 作 ってはどうか というものや 男 女 共 同 参 画 の 視 点 での 評 価 を しなければいけないというものがあった 現 在 進 捗 状 況 の 調 査 方 法 や 調 査 票 の 改 善 を 検 討 している 調 査 票 を 作 成 配 布 し 担 当 課 に 記 入 してもらい 足 りない 所 はヒアリングを 実 施 して 評 価 したいと 考 えている 第 2 次 プランの 事 業 の 一 つを 例 に 上 げ 調 査 票 の 案 について 説 明 する 課 題 2 ワーク ライフ バ ランスの 推 進 施 策 の 方 向 2 就 業 継 続 に 向 け 保 育 や 子 育 てを 支 援 します の 中 に 基 本 事 業 として 男 女 が 共 に 就 業 継 続 できる 育 児 支 援 の 充 実 がある ここ では 保 育 事 業 の 充 実 を 見 ていく この 取 り 組 みの 担 当 部 署 は 保 育 幼 稚 園 課 で 実 施 区 分 がAというのは 毎 年 度 実 施 しなければならない 事 業 であるこ とを 表 している 取 り 組 みの 内 容 が 施 設 の 整 備 産 休 明 け 保 育 延 長 保 育 病 後 児 保 育 一 時 預 かり 保 育 ママ 事 業 と 6 つあり 以 前 の 調 査 の 場 合 この 6 つのうち 1 つでも 実 施 していると 保 育 事 業 の 充 実 の 評 価 は となる それ では 意 味 がないだろうという 意 見 があった そこで 検 討 している 調 査 票 では 事 業 実 績 を 記 入 してもらうとともに 取 り 組 みの 内 容 1 つ 1 つを プラン 以 上 の 事 業 ができた プランどおり など 5 段 階 で 評 価 してもらう また 取 り 組 みにおける 男 女 共 同 参 画 の 視 点 についても 併 せて 調 査 することを 考 えてい る この 調 査 を 踏 まえ ヒアリングを 実 施 し 何 かこちらから 提 案 できるもの 6
があれば 担 当 課 にフィードバックしたいと 考 えている 会 長 :1 つの 事 例 だけを 取 り 上 げているが これをプランに 掲 げている 全 ての 取 り 組 みで 実 施 するということなので その 他 の 事 業 も 考 えながら 大 枠 についての ご 意 見 をいただきたい 当 初 の 数 値 目 標 や 取 り 組 みの 内 容 を 決 めるにあたって は 所 管 の 部 署 も 関 わっていたのか 事 務 局 :そのとおりである なお 第 2 次 プランに 掲 げている 目 標 値 は あくまでも 10 年 間 のものであり 事 業 調 査 は 毎 年 度 実 施 して その 進 捗 状 況 を 図 ることを 目 的 としている 委 員 : 非 常 に 素 晴 らしいと 思 う もし 各 課 がこのシートを 意 識 して 書 いたら 相 当 前 進 するのではないかと 思 う ただ このシートを 見 ると 目 的 目 標 よりも 実 績 が 重 視 されている 通 常 目 標 と 実 績 が 対 比 されて どこまで 達 成 されて いるのかが 見 えてくるものであるので 年 度 ごとの 目 標 があるとよい また 男 女 共 同 参 画 の 視 点 という 項 目 が 難 しいかもしれない 5 段 階 評 価 であるが 担 当 課 で 5 の 評 価 を 付 けてきても 話 を 聞 いたら 全 然 5 だと 評 価 できる 内 容 では ないかもしれない 実 績 評 価 と 同 じで この 事 業 では 男 女 共 同 参 画 の 視 点 をどういうところに 配 慮 している 計 画 で その 結 果 がどうだったかを 一 年 ごと に 分 かるようにするのがあるべき 姿 ではないか 会 長 : 事 業 によって 視 点 に 違 いがある それぞれの 課 で 男 女 共 同 参 画 の 視 点 がどれだ けあったかについて 自 分 たちなりの 指 標 を 立 てて 評 価 することも 必 要 かと 思 う そのような 議 論 をしていくと 意 識 が 高 まるかもしれない 事 務 局 : 第 1 回 会 議 で 事 業 調 査 の 評 価 について だけではなく 実 態 がどうな のかをきちんと 見 定 めなければいけないというご 指 摘 をいただいた 今 まで で 済 ませていたところを 実 態 を 細 かく 把 握 しなければならないという 課 題 認 識 のもと どういう 調 査 票 がいいのか 検 討 し 始 めた これから 庁 内 でも 議 論 を 深 めていくし この 会 議 でご 意 見 をいただきながら どういう 視 点 で 調 査 評 価 していけばいいのかを 検 討 していきたい 委 員 : 例 えば 男 女 共 同 参 画 の 視 点 というところを 各 部 署 だけが 考 えて 一 年 間 進 め るのではなくて 作 成 した 段 階 で このような 会 議 で 意 見 を 聞 いた 上 で 進 めて いくと 一 年 間 の 実 績 として 非 常 に 分 かりやすいものになるのではないか 事 後 報 告 だけにならないようにできたらよいと 思 う 事 務 局 :そういうことも 考 えていた 担 当 課 で 最 終 の 目 標 値 に 向 かう 途 中 の 目 標 値 を 決 めてもらって その 計 画 を 出 してもらうことも 考 えたが 事 務 量 の 面 で 負 担 が 大 きいのではないかという 懸 念 がある 委 員 : 達 成 度 を 計 るには 数 字 で 示 した 方 が 分 かりやすいと 思 う 会 長 : 数 値 目 標 と 取 り 組 み 内 容 は 必 ず 一 致 するものなのか 事 務 局 : 数 値 目 標 は 個 別 の 細 事 業 とは 必 ずしも 一 対 一 になっていない 事 業 群 として 7
載 せているものもある 会 長 : 数 値 目 標 が 上 手 くPDCAサイクルにのってくるといいのではないか 委 員 : 調 査 を 踏 まえた 進 行 管 理 を 具 体 的 に 各 課 で 進 めていく 時 に かなりの 仕 事 量 に なり それなりの 強 い 推 進 体 制 が 必 要 になってくるのではないかと 思 うが 各 課 に 男 女 共 同 参 画 の 推 進 委 員 のような 人 はいるのか 事 務 局 :いない 委 員 : 推 進 体 制 が 脆 弱 だと 各 課 で 内 容 も 相 当 変 わってくるような 気 がする 第 2 次 プランの 課 題 8 にある 推 進 体 制 の 強 化 を 考 えていく 必 要 がある また 男 女 共 同 参 画 を 大 きく 打 ち 出 していくようなものがないと なかなか 難 しい 気 が する 今 後 男 女 共 同 参 画 をさらに 推 進 していく 動 きや 考 えはあるのか 会 長 : 第 三 者 評 価 を 取 り 入 れることが 考 えられる 事 務 局 : 女 性 プラザでは 男 女 共 同 参 画 について 職 員 研 修 会 を 実 施 している また プ ランの 事 業 調 査 についても 職 員 を 集 めて 浦 安 市 の 現 状 などを 説 明 しながら 周 知 していくことを 考 えている 委 員 : 第 2 次 プランに 関 わる 27 課 をまとめて 進 めていけるのかどうか 男 女 共 同 参 画 を 考 える 上 で 実 際 に 市 役 所 の 中 で 出 来 るのかどうかという 評 価 をすべきだと 思 う 女 性 が 活 用 しないと 日 本 は 立 ち 直 れないと 国 レベルで 言 い 出 している のに ここの 話 を 聞 く 限 りでは 本 当 にするのか 疑 問 である 真 剣 に 評 価 をし ているようなところは 少 ないのではないか 市 長 が 進 めていこうということで あれば 実 際 に 浦 安 市 の 中 でどう 進 めていくのか 国 の 施 策 と 市 長 の 考 えをす り 合 わせないといけないし 進 め 方 を 変 えないといけないのではないかと 思 っ ている 会 長 :ジェンダーの 主 流 化 ということで 国 では 男 女 共 同 参 画 の 担 当 が 内 閣 府 に 置 か れている そういう 理 念 自 体 は 法 律 にもあるのだが 実 際 は 理 解 の 深 いところ とそうでないところがある 委 員 : 日 本 では 女 性 が 働 きやすい 国 になっているかというと なっていないと 思 う 現 在 安 倍 内 閣 でそういう 方 針 が 打 ち 出 されているけれども その 進 め 方 につ いても 県 レベルで 市 町 村 に 指 導 していかないといけないのではないかと 思 う 委 員 : 調 査 票 についてだが 事 業 実 績 で 講 座 の 参 加 人 数 を 書 いたりすると 思 うが この 講 座 を 実 施 したことによって 意 識 がどう 変 わったかなどとアンケートの 様 式 も 変 えていかないと 男 女 共 同 参 画 の 視 点 という 評 価 ができないのでは ないか 講 座 をした だけでは 全 く 意 味 がない そうなると 男 女 共 同 参 画 の 視 点 を 各 課 が 掘 り 下 げてから 作 らないと これ 自 体 が 業 務 量 を 増 やすだけで できたものも 形 式 的 に 陥 りがちになる 男 女 共 同 参 画 そのものが 難 しいのは 各 課 が 事 業 を 行 っている 中 で 横 串 をさしているところである 男 女 共 同 参 画 の 視 点 で 事 業 を 行 ってください という 話 なので 視 点 が 一 番 大 事 になる きち 8
んと 認 知 してもらわないといけない 委 員 : 何 度 か 市 役 所 の 職 員 研 修 の 講 師 を 行 った そのアンケートを 見 せてもらうと 今 後 の 業 務 に 活 かしたい という 意 見 が 多 かった 実 際 にどう 反 映 させたか 何 が 変 わったかを 見 ることが 大 事 ではないか 委 員 :アベノミクスで 女 性 の 活 躍 と 言 っているが 本 当 にこのままの 方 法 で 進 めてい くのかという 意 見 も 分 かる 私 は 30 年 間 キャリア 支 援 を 行 っているが 一 気 に 変 わるとは 思 っていない この 30 年 を 振 り 返 ってみると ゆっくりではある が 確 実 に 変 わってきている やはり 積 み 上 げていくしかないと 思 う この 調 査 票 も 前 回 の 意 見 を 踏 まえて 進 歩 している ゆっくりでいいので 諦 めずに 頑 張 っていくしかないと 思 う 会 長 : 次 に 議 題 の その 他 について 事 務 局 よりお 願 いしたい 事 務 局 : 報 告 であるが 4 月 1 日 から 女 性 プラザが 男 女 共 同 参 画 センターに 名 称 を 変 更 す ることになった 愛 称 を 募 集 するので その 選 定 について 委 員 の 皆 様 の 協 力 を お 願 いしたいと 考 えている 会 長 : 以 上 で 本 日 の 会 議 を 終 了 とする 以 上 9