Microsoft Word - A04◆/P006-008.doc



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( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

Microsoft Word - 概況(確定版).doc


1 資 料 編 我 が 国 の 人 口 の 推 移 厚 労 働 全 般 平 成 24 年 版 厚 労 働 白 書 5

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Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 1 人

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1 口 速 報 集 計 について 県 において 国 に 提 出 した 調 査 書 をもとに 速 報 値 として 集 計 したものである したがって 国 における 審 査 の 結 果 次 第 では 国 がこの2 月 に 公 表 する 予 定 の 口 速 報 集 計 値 と 一 致 しないことがある ま

総論

18 国立高等専門学校機構

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Microsoft Word - 2章.doc

基 準 地 価 格 3 年 に1 度 審 議 直 近 ではH23 年 12 月 に 審 議 土 地 評 価 替 えの 流 れと 固 定 資 産 評 価 審 議 会 基 準 地 とは 土 地 評 価 の 水 準 と 市 町 村 間 の 均 衡 を 確 保 するための 指 標 となるものであり 各 市

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

Microsoft Word - Ⅱ章.doc

Microsoft Word - 05_roumuhisaisoku

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

事務連絡

Box-Jenkinsの方法

Contents 第 1 章 国 土 調 査 法 19 条 5 項 指 定 とは? 国 土 調 査 法 19 条 5 項 指 定 とは? 1 指 定 の 意 義 メリット 1 指 定 の 対 象 は? 2 対 象 となる 事 業 2 国 土 調 査 法 19 条 5 項 指 定 までの 流 れ 3

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

Microsoft PowerPoint - 経営事項審査.ppt

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

スライド 1

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

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は し が き

第 3 四 半 期 運 用 状 況 の 概 要 第 3 四 半 期 末 の 運 用 資 産 額 は 2,976 億 円 となりました 第 3 四 半 期 の 修 正 総 合 収 益 率 ( 期 間 率 )は +1.79%となりました なお 実 現 収 益 率 は +0.67%です 第 3 四 半 期

3 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 及 び の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 ( ベース) ,9 47,78 369,884 崎 県 , , ,

別 添 1 女 性 国 家 公 務 員 の 登 用 状 況 資 料 1 指 定 職 に 占 める 女 性 の 割 合 は3.0%( 平 成 27 年 11 月 1 日 現 在 ) ( 前 年 9 月 1 日 現 在 から0.2ポイント 増 ) 本 省 課 室 長 相 当 職 以 上 に 占 める 女

H28記入説明書(納付金・調整金)8

( 月 額 で 支 給 されるもの) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 ( 1 2) 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 等 1 傷 病 手 当 金 出 産 手 当 金 又 は 休 業 手 当 金 ( 以 下 傷 病 手 当 金 等 という ) と 報 酬 との 調 整 につい

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らの 内 容 について 規 定 することとしております 今 回 お 示 しする 整 理 は 現 時 点 の 案 ですので あらかじめご 承 知 おき 下 さい 同 令 等 の 改 正 規 定 が 確 定 し 次 第 改 めてご 連 絡 をさせていただきます 記 1 軽 減 措 置 の 具 体 的 な

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

一 覧 表 ( 専 従 者 用 ) YES NOチャート( 専 従 月 額 単 価 用 ) (P.4)を 参 考 にしてください < 直 接 雇 用 者 > 一 覧 表 ( 専 従 者 用 )の 単 価 は 委 託 期 間 中 に 継 続 して 半 年 以 上 当 該 AMED 事 業

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Microsoft PowerPoint - 退職手当制度について

る 等 級 単 価 を 使 用 する ア. 健 康 保 険 料 を 徴 収 する 事 業 者 との 雇 用 関 係 に 基 づき 当 該 補 助 事 業 に 従 事 す る 者 ただし 役 員 及 び 日 額 または 時 給 での 雇 用 契 約 者 については 健 保 等 級 適 用 者 以 外

Microsoft Word - 04特定任期付職員(特任事務)給与規程【溶込】

障害福祉制度あらまし目次

公表表紙

(2) 支 状 況 保 育 所 ( 定 員 60 人 以 上 ) 支 状 況 は 次 とおりです 1 総 入 構 成 比 は 割 合 が88.1% 活 動 外 入 が2.1% 特 別 入 が9.8%でした 2 構 成 比 は 運 営 費 入 が80.1% 経 常 経 費 補 助 金 入 が17.8%


2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 135,6 243,7 185,8 222,9 261,9

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平成24年度 業務概況書

Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ


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○00表紙

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 級 の 給 料 月 額 最 高 号 級 の 給 料 月 額 1 級 ( 単 位 : ) 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 9 級 1 級 135,6 185,8 222,9 261,

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1 特 別 会 計 財 務 書 類 の 検 査 特 別 会 計 に 関 する 法 律 ( 平 成 19 年 法 律 第 23 号 以 下 法 という ) 第 19 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 所 管 大 臣 は 毎 会 計 年 度 その 管 理 する 特 別 会 計 について 資 産

年 金 払 い 退 職 給 付 制 度 における 年 金 財 政 のイメージ 積 立 時 給 付 時 給 付 定 基 (1/2) で 年 金 を 基 準 利 率 で 付 利 給 付 定 基 ( 付 与 利 の ) 有 期 年 金 終 身 年 金 退 職 1 年 2 年 1 月 2 月 ( 終 了 )

った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる

2 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 (26 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 静 岡 県 国 類 似 団 体 2 技 能 労 務 職 区 41.8 歳 42.6 歳 43.5

1. 決 算 の 概 要 法 人 全 体 として 2,459 億 円 の 当 期 総 利 益 を 計 上 し 末 をもって 繰 越 欠 損 金 を 解 消 しています ( : 当 期 総 利 益 2,092 億 円 ) 中 期 計 画 における 収 支 改 善 項 目 に 関 して ( : 繰 越

平成16年度

3 圏 域 では 県 北 沿 岸 で2の 傾 向 を 強 く 見 てとることができます 4 近 年 は 分 配 及 び 人 口 が 減 少 している 市 町 村 が 多 くなっているため 所 得 の 増 加 要 因 を 考 える 場 合 は 人 口 減 少 による 影 響 についても 考 慮 する

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Microsoft PowerPoint - 390

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) (H25.4.1) (H25.4.1) (H25.7.1) (H25.7.1) (H25.4.1) (H25.7.1)

Microsoft Word

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(1)1オールゼロ 記 録 ケース 厚 生 年 金 期 間 A B 及 びCに 係 る 旧 厚 生 年 金 保 険 法 の 老 齢 年 金 ( 以 下 旧 厚 老 という )の 受 給 者 に 時 効 特 例 法 施 行 後 厚 生 年 金 期 間 Dが 判 明 した Bは 事 業 所 記 号 が

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PowerPoint プレゼンテーション

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 161,7 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

Ⅰ 年 金 制 度 昭 和 37 年 12 月 1 日 に 地 方 公 務 員 等 共 済 組 合 法 が 施 行 され 恩 給 から 年 金 へ 昭 和 61 年 4 月 から 20 歳 以 上 60 歳 未 満 のすべての 国 民 が 国 民 年 金 に 加 入 厚 生 年 金 基 金 職 域

130117_『高齢社会をむかえた東京23区の将来 人口と建物の関係から見て

スライド 1


2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

財政再計算結果_色変更.indd

社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

公表資料02【案1】0806印刷用<厚生年金・国民年金の平成26年度収支決算の概要>

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Microsoft Word - 通達(参考).doc

(2) 懲 戒 については 戒 告 は 3 ヵ 月 減 給 は 6 ヵ 月 停 職 は 9 ヵ 月 4 病 気 休 暇 休 職 欠 勤 により 勤 務 しなかった 職 員 が 再 び 勤 務 するに 至 った 場 合 において 他 の 職 員 との 均 衡 上 必 要 があると 認 められるときは

(2) 共 通 費 について 第 2 編 共 通 費 2 12 共 通 費 算 定 に 関 する 数 値 の 取 り 扱 い (1) 積 み 上 げによる 算 定 積 み 上 げによる 算 定 は 第 3 編 18に 準 ずる (2) 率 による 算 定 公 共 建 築 工 事 共 通 費 積 算

月 収 額 算 出 のながれ 給 与 所 得 者 の 場 合 年 金 所 得 者 の 場 合 その 他 の 所 得 者 の 場 合 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 所 得 を 確 かめ

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 最 高 号 給 の 給 料 月 額 243,7 37,8 35

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退職手当とは

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Ⅰ 元 請 負 人 を 社 会 保 険 等 加 入 建 設 業 者 に 限 定 平 成 28 年 10 月 1 日 以 降 に 入 札 公 告 指 名 通 知 随 意 契 約 のための 見 積 依 頼 を 行 う 工 事 から 以 下 に 定 める 届 出 の 義 務 ( 以 下 届 出 義 務 と

経 常 収 支 差 引 額 の 状 況 平 成 22 年 度 平 成 21 年 度 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 4,154 億 円 5,234 億 円 1,080 億 円 改 善 赤 字 組 合 の 赤 字 総 額 4,836 億 円 5,636 億 円 800 億 円 減

目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

6. 共 有 等 に 係 る 固 定 資 産 の 判 定 3 共 有 に 係 る 固 定 資 産 については それぞれの 共 有 者 が 他 に 固 定 資 産 を 所 有 している 場 合 であっても その 資 産 とは 別 個 に 共 有 されている 固 定 資 産 を 別 の 人 格 が 所

Transcription:

Ⅰ 簡 易 生 命 表 の 概 要 生 命 表 とは 生 命 表 とは 一 定 期 間 ( 作 成 基 礎 期 間 )におけるある 集 団 の 死 亡 状 況 を 年 齢 の 関 数 ( 生 命 関 数 )として 表 したものである 生 命 関 数 の 中 で 最 も 広 く 使 われている 平 均 余 命 は ある 年 齢 の 者 が 当 該 期 間 での 死 亡 状 況 で 死 亡 していった 場 合 に 平 均 して 今 後 どの 程 度 の 期 間 生 きていることが 期 待 されるか を 表 した 指 標 である 特 に 歳 の 平 均 余 命 である 平 均 寿 命 は 全 ての 年 齢 の 死 亡 状 況 を 集 約 しており 保 健 福 祉 水 準 を 測 る 総 合 的 指 標 として 広 く 活 用 されている また このほかにも 生 命 表 には 様 々な 生 命 関 数 が 示 されている これらの 種 々の 関 数 は 生 命 表 の 基 本 的 考 え 方 とでも 呼 ぶべき 死 亡 秩 序 を 捉 える 一 つの 概 念 に 基 づいて おり この 考 え 方 を 色 々な 側 面 から 表 現 したり そこから 導 き 出 されたりしたものが 生 命 表 に 示 されている 各 関 数 となっている この 基 本 的 考 え 方 の 一 つの 表 現 は 各 年 齢 において 人 が 死 亡 する 確 率 は 年 齢 に 応 じて 捉 えることができ これを 算 定 し 一 定 と 仮 定 する というものである それでは 平 均 余 命 は 実 際 にはどのように 導 き 出 されるのであろうか いま 歳 の 者 があと 何 年 生 存 すると 期 待 されるかを 考 えてみよう 基 本 的 考 え 方 に 従 い 全 ての 年 齢 における 死 亡 確 率 がわかったとすると その 者 が 歳 以 降 の 各 年 齢 で 死 亡 する 確 率 を 求 めることができる 一 方 死 亡 年 齢 から ( 歳 )をひいたものが 歳 以 降 の 生 存 年 数 であることから これは 歳 以 降 の 生 存 年 数 がどのように 分 布 しているかを 表 す 確 率 分 布 を 求 めたことになっている したがって この 分 布 の 平 均 値 が 平 均 余 命 になると いうわけである ところで 以 上 のような 基 本 的 考 え 方 においては 出 生 以 降 の 各 年 齢 での 死 亡 確 率 が 捉 えられているということから 生 命 表 とはある 出 生 者 がこの 死 亡 確 率 に 基 づいて 加 齢 する 状 況 を 追 跡 していくコーホート 的 経 過 を 表 しているとも 考 えられる 一 方 これは 同 時 に 年 間 出 生 数 とその 死 亡 秩 序 が 一 定 である 集 団 において 長 期 の 時 間 が 経 過 した 後 に 現 れる 定 常 的 な 人 口 集 団 の 構 造 を 表 していて 生 命 表 は 一 定 の 死 亡 秩 序 下 における 人 口 構 造 の 特 性 を 表 したものとも 考 えることができる また 生 命 表 は 年 齢 別 の 死 亡 率 のみに 基 づいて 作 成 されており 集 団 の 年 齢 構 成 いか んに 関 わらずその 集 団 の 死 亡 の 程 度 を 表 している したがって 地 域 別 や 年 次 別 といっ た 年 齢 構 成 の 異 なる 集 団 間 の 死 亡 状 況 を 精 密 に 比 較 する 際 にも 欠 くことのできないも のとなっている 当 部 では 完 全 生 命 表 簡 易 生 命 表 都 道 府 県 別 生 命 表 及 び 市 区 町 村 別 生 命 表 の4 種 類 の 生 命 表 を 作 成 している 完 全 生 命 表 は 国 勢 調 査 による 年 齢 別 人 口 に 基 づき 作 成 し ている 一 方 簡 易 生 命 表 は 総 務 省 の 人 口 推 計 による 推 計 人 口 を 用 いて 作 成 している

生 命 関 数 生 命 表 における 死 亡 率 生 存 数 死 亡 数 定 常 人 口 及 び 平 均 余 命 等 の 生 命 関 数 の 意 味 は 次 のとおりである 生 存 率 n 及 び 死 亡 率 n :ちょうど 歳 に 達 した 者 が n 歳 に 達 するまで 生 存 する 確 率 を 歳 以 上 n 歳 未 満 における 生 存 率 といい これを n で 表 し n 歳 に 達 しないで 死 亡 する 確 率 を 歳 以 上 n 歳 未 満 における 死 亡 率 といい これを n で 表 す 特 に 及 を 歳 の 生 存 率 及 び 死 亡 率 といい これらを 及 び で び 表 す 生 存 数 l : 生 命 表 上 で 一 定 の 出 生 者 l ( 簡 易 生 命 表 では 人 )が 上 記 の 死 亡 率 に 従 って 死 亡 減 少 していくと 考 えた 場 合 歳 に 達 するまで 生 きると 期 待 される 者 の 数 を 歳 における 生 存 数 と いい これをl で 表 す 死 亡 数 nd : 歳 における 生 存 数 l のうち n 歳 に 達 しないで 死 亡 すると 期 待 される 者 の 数 を 歳 以 上 n 歳 未 満 における 死 亡 数 とい い これを n d で 表 す 特 に d を 歳 における 死 亡 数 といい これをd で 表 す 定 常 人 口 nl 及 びT : 歳 における 生 存 数 l について これらの 各 々が 歳 から n 歳 に 達 するまでの 間 に 生 存 する 年 数 の 和 を 歳 以 上 n 歳 未 満 における 定 常 人 口 といい これを n L で 表 す 即 ち 常 に 一 定 の 出 生 があって これらの 者 が 上 記 の 死 亡 率 に 従 って 死 亡 すると 仮 定 すると 一 定 期 間 経 過 後 一 定 の 年 齢 構 造 をもつ 人 口 集 団 が 得 られるが その 集 団 の 歳 以 上 n 歳 未 満 の 人 口 に 相 当 する 特 に L を 歳 における 定 常 人 口 といい これ を L で 表 す 更 に 歳 における 生 存 数 l について これらの 各 々が 歳 以 後 死 亡 に 至 るまでの 間 に 生 存 する 年 数 の 和 を 歳 以 上 の 定 常 人 口 といい これをT で 表 す 即 ち 上 記 の 人 口 集 団 の 歳 以 上 の 人 口 に 相 当 する n L 及 びT は = n nl t l dt 及 びT = l dt t により 与 えられる

平 均 余 命 e : 歳 における 生 存 数 l について これらの 者 が 歳 以 降 に 生 存 する 年 数 の 平 均 を 歳 における 平 均 余 命 といい これをe で 表 す 歳 の 平 均 余 命 は 次 式 により 与 えられる e T l = 平 均 寿 命 e : 歳 における 平 均 余 命 を 平 均 寿 命 という e 寿 命 中 位 数 : 生 命 表 上 で 出 生 者 のうち ちょうど 半 数 が 生 存 し 半 数 が 死 亡 すると 期 待 される 年 数 を 寿 命 中 位 数 という これは 次 式 を 満 たすα として 与 えられる l l α = 生 存 数, 平 均 寿 命 については との 面 積 が 等 しいところ 寿 命 中 位 数 については 生 存 数 が 半 数 となるところ 我 が 国 は 平 均 寿 命 < 寿 命 中 位 数 となっている 平 均 寿 命 5, 寿 命 中 位 数 4 6 8 年 齢 ( 年 )

Ⅱ 平 成 4 年 簡 易 生 命 表 の 作 成 方 法 平 成 4 年 簡 易 生 命 表 は 以 下 に 述 べる 資 料 と 計 算 方 法 に 基 づき 日 本 にいる 日 本 人 に ついて 作 成 した 作 成 基 礎 期 間 作 成 基 礎 期 間 は 平 成 4 年 月 日 から 同 年 月 3 日 に 至 る 年 間 である 作 成 に 用 いた 統 計 資 料 () 平 成 4 年 男 女 別 年 齢 別 死 亡 数 - 厚 生 労 働 省 大 臣 官 房 統 計 情 報 部 () 平 成 4 年 7 8 9 月 男 女 別 年 齢 別 死 亡 数 - 厚 生 労 働 省 大 臣 官 房 統 計 情 報 部 (3) 平 成 4 年 男 女 別 月 齢 別 乳 児 死 亡 数 - 厚 生 労 働 省 大 臣 官 房 統 計 情 報 部 (4) 平 成 年 月 ~4 年 9 月 男 女 別 出 生 年 月 別 死 亡 数 - 厚 生 労 働 省 大 臣 官 房 統 計 情 報 部 (5) 平 成 3 年 男 女 別 月 別 出 生 数 - 厚 生 労 働 省 大 臣 官 房 統 計 情 報 部 (6) 平 成 4 年 男 女 別 月 別 出 生 数 - 厚 生 労 働 省 大 臣 官 房 統 計 情 報 部 (7) 平 成 4 年 月 日 現 在 男 女 別 年 齢 別 推 計 人 口 - 総 務 省 統 計 局 (8) 平 成 年 月 日 現 在 男 女 別 年 齢 別 人 口 - 総 務 省 統 計 局 ( 国 勢 調 査 ) 3 計 算 方 法 の 概 略 人 口 と 死 亡 数 から 種 々の 近 似 補 整 及 び 外 挿 を 行 って 死 亡 率 を 年 齢 別 に 算 定 し こ れを 基 に 生 存 数 死 亡 数 定 常 人 口 及 び 平 均 余 命 等 の 生 命 関 数 を 計 算 した ただし 歳 未 満 は 区 分 を 細 かくして 計 算 した 死 亡 率 の 計 算 は 6 歳 未 満 の 死 亡 率 の 計 算 以 降 に 詳 述 するが 歳 未 満 では 直 接 歳 以 上 は 男 の 場 合 88 歳 女 の 場 合 9 歳 までは 年 齢 別 に 求 めた 中 央 死 亡 率 か ら 死 亡 率 と 中 央 死 亡 率 の 関 係 式 を 用 いて 算 定 した それより 上 の 高 齢 部 分 ( 男 89 歳 女 93 歳 以 上 )は 死 力 にゴンパーツ メーカム(Gomertz & Makeham) 関 数 をあて はめて 年 齢 別 の 死 亡 率 を 計 算 し 5 歳 までを 公 表 数 値 とした 4 9 歳 以 上 の 月 日 現 在 男 女 別 年 齢 別 人 口 の 推 計 作 成 に 用 いた 統 計 資 料 (7) の 推 計 人 口 は 9 歳 以 上 が 一 括 して 計 上 されて いるので 同 資 料 (4) 及 び (8) を 用 いて (7) と 同 様 の 推 計 方 法 により 9 歳 以 上 の 月 日 現 在 男 女 別 年 齢 別 人 口 を 推 計 した

5 中 央 人 口 の 推 計 平 成 4 年 中 央 人 口 (7 月 日 現 在 人 口 )は 平 成 4 年 月 日 現 在 推 計 人 口 と 平 成 4 年 7 月 8 月 及 び 9 月 の 死 亡 数 に 基 づいて 次 により 推 計 した 平 成 4 年 n 月 日 における 歳 の 人 口 を P ( n) で 表 し 平 成 4 年 n 月 の 歳 の 死 亡 数 を D ( n) で 表 したとき ( n) は 右 のレキシス 図 (Leis diagram)から n に 関 する 漸 化 式 ( n) ( ) ( ) ( ) ( ) = n n 3 n n P P P D D 4 4 ( =,,,7) を 満 たすと 考 えられる 月 日 現 在 推 計 人 口 から 上 の 式 により 順 に9 月 8 月 及 び7 月 各 日 の 人 口 を 推 計 した P 年 齢 4 3 D 4 ( ) D n ( n) ( n) P ( n ) P 4 4 n n ( n ) P 観 測 年 月 日 6 歳 未 満 の 死 亡 率 の 計 算 歳 未 満 の 死 亡 率 は 年 齢 週 未 満 週 以 上 週 未 満 週 以 上 3 週 未 満 3 週 以 上 4 週 未 満 4 週 以 上 か 月 未 満 か 月 以 上 3か 月 未 満 3か 月 以 上 6か 月 未 満 及 び6か 月 以 上 年 未 満 の 年 齢 区 分 に 従 って 算 定 した すなわち 上 記 区 間 の 死 亡 数 をそれぞれ D ( w w) D ( w ) D ( ) D ( ) D ( m) D ( m ) D ( ) 及 びD( y ) とし 平 成 4 年 月 日 以 降 年 間 の 出 生 数 を B ( 4.) 平 成 3 年 月 4 日 以 降 年 間 の 出 生 数 をB ( 3..4 ) 平 成 3 年 月 中 の 出 生 数 を B ( 3.) などと 表 したときに まず 生 存 率 を w D( w ) = w 3..5 4. [ B( ) B( )] 4..4 4. w = w 3..8 3..5 [ B( ) B( )] = 4..7 4..4 3.. 3..8 [ B( ) B( )] 4.. 4..7 = 3..4 3.. B B 4..3 4.. m = m 3. 3..4 [ B( ) B( )] 4. 4..3 m = m 3. 3. [ B( ) B( )] 4. 9 4. [ ( ) ( )] 4..3

= 3.7 3. [ B( ) B( )] 4.6 4. 9 = y 3. 3.7 3. 4.6 [ B( ) B( )] により 求 めた ただし 3..5 = 4. 7 B( ) B( ) { B(3.) B (4.)} 4..4 4. 3 3..8 4. 4 B( ) = B( ) { B(3.) B (4.)} 4..7 4. 3 3.. = 4. B( ) B( ) { B(3.) B (4.)} 4.. 4. 3 3..4 = 4. 8 B( ) B( ) { B(3.) B (4.)} 4..3 4. 3 と 推 計 した 次 に 死 亡 率 を = w w w w w w = = w = = m m m = m = m = y により 求 めた なお 歳 の 死 亡 率 は = により 求 めた

7 歳 以 上 の 死 亡 率 の 計 算 () 粗 死 亡 率 の 計 算 歳 の 年 間 死 亡 数 を 中 央 人 口 (7 月 日 現 在 人 口 )で 除 した 値 を 歳 の 中 央 死 亡 率 といい M で 表 す 5で 求 めた 平 成 4 年 における 歳 の 中 央 人 口 をP 年 間 死 亡 数 をD とすれば 中 央 死 亡 率 M は D M = ( =,,,7) P により 求 められる ここで 生 命 表 で 中 央 死 亡 率 に 相 当 するものは 死 亡 数 d を 定 常 人 口 L で 除 し たもので d = m M L d と 表 されるが この 場 合 死 亡 率 は であり l l l L = l d と 近 似 すると 死 亡 率 は 変 換 式 M = ( =,,,7) M により 求 められる この 近 似 的 に 求 めた 死 亡 率 を 粗 死 亡 率 という () 粗 死 亡 率 の 補 整 この 粗 死 亡 率 について グレビル(Greville,979)3 次 9 項 の 式 による 補 整 を 行 い 補 整 後 の 死 亡 率 を 求 めた すなわち =.474.9873.847.66557 4 3.334.66557.847.9873.474 3 4 ( =,,,3) ここで ( =,,, 3) は 形 式 的 に 次 式 により 外 挿 した =.3563.4696.873 3.878 4 ( =,,, 3) 男 88 歳 女 9 歳 まで( の 標 準 誤 差 の 倍 が.を 超 えない 部 分 )は 粗 死 亡 率 をグレビル 補 整 した 死 亡 率 を そのまま 死 亡 率 の 確 定 値 とした

8 高 齢 部 分 の 死 亡 率 の 補 整 及 び 外 挿 男 89 歳 以 上 女 93 歳 以 上 の 高 齢 部 分 の 死 亡 率 については 死 力 ( 瞬 間 の 死 亡 率 )を ゴンパーツ メーカム 関 数 にあてはめることにより さらに 補 整 及 び 外 挿 を 行 い 得 られた 死 亡 率 を 確 定 値 とした すなわち 高 齢 部 分 では 死 力 µ t がゴンパーツ メーカム 関 数 Ct µ ( = A Be ) t に 従 うものとして = e ( µ dt) t C C( ) { A B ( e ) e } = e C から 求 まる を 死 亡 率 の 確 定 値 とした ここで A B 及 びC を 次 のように 決 定 し た () 7において 求 めた 死 亡 率 に 対 応 する 死 力 µ の 計 算 6 及 び7で 求 めた 生 存 率 及 び 死 亡 率 から 得 られる 生 存 数 を l 死 亡 数 を d と すると( l 及 び d の 計 算 方 法 は9 参 照 ) これに 対 応 する 死 力 µ は µ = dlt l dt t= である ここで 男 87 歳 以 上 女 9 歳 以 上 について 生 存 数 曲 線 l t の t = における dl t 微 分 係 数 dt ( ), t= l を 通 る4 次 式 を 連 続 する5 点 ( l ) ( l ) ( l, ) ( ) t ( j) g () = t l i i= i j j j i を 微 分 することにより 求 めた,, (Lagrange の 補 間 公 式 ) 具 体 的 には g () t のt に 関 する 微 分 計 算 から 導 かれる 関 係 式 8 ( l l ) ( l l ) µ = l = d d d d d d l 6 により 死 力 µ を 求 めた, l 及 び

() A B 及 びC の 決 定 A B 及 びC は 死 力 µ の 安 定 性 をふまえ = w ( µ µ ) ( 男 = 87, = 98 及 び 女 = 9, = ) を 最 小 にするように 決 定 した ここでw は 中 央 死 亡 率 の 分 散 M ( M) w = P とした 係 数 の 値 は 次 のとおりである 男 女 A -.548985436 -.464578 B.7449.5686996 C.79598363.97958739 9 生 存 数 l 及 び 死 亡 数 nd の 計 算 n 歳 未 満 の 年 齢 区 分 では 6で 求 めた 生 存 率 n を 用 いて 生 存 数 l 及 び 死 亡 数 d を 求 めた すなわち l =, とし l = l d = l l w w w w l = l d = l l w w w l = l d = l l w l = l d = l l w l = l d = l l m m 4 4 4 l = l d = l l m m m l = l d = l l l = l d = l l m w w w m y d = l l とした また 歳 以 上 では 7 及 び8で 求 めた 死 亡 率 を 用 いて l = l ( ) d = l l により 生 存 数 l 及 び 死 亡 数 d を 逐 次 求 めた すなわち l = l d = l l とした ( ) ( ) l = l d = l l 3 3 l = l d = l l ( ) 6 5 5 5 5 6

定 常 人 口 nl T 及 び 平 均 余 命 e の 計 算 定 常 人 口 nl は 定 義 から L = n l dt n t により 求 められる ここで 生 存 数 曲 線 lt の3 歳 以 上 の 年 齢 階 級 [, ] における 積 分 値 を 連 続 する5 点 (, l ) (, l ) ( l, ) (, l ) 及 び(, l ) を 通 る4 次 式 t ( j) h () t = l i i= i j j j i (Lagrange の 補 間 公 式 ) を 積 分 することにより 求 めた 具 体 的 には h () t のt に 関 する 積 分 計 算 から 導 かれる 関 係 式 L = 37 9 73 9 l l l l l 7 36 3 36 7 l l = l l l l l l l l 3l 4 36 ( = 3, 4,,4) により 定 常 人 口 L を 求 めた 3 歳 未 満 の 年 齢 区 分 における 定 常 人 口 nl も 同 様 に 連 続 する5 点 を 通 る4 次 式 h () t の 区 間 [, nにおける ] 積 分 計 算 から 導 かれる 関 係 式 により 求 めた ただし L 及 び w w L w の 関 係 式 の 計 算 には 被 積 分 関 数 として h ( t) を 用 いた また 歳 の 定 常 人 口 L は L = L L L L L L L L w w w w w m m m y により 求 めた 歳 以 上 の 定 常 人 口 T は = 4 T L ( =, w, w,3 w,4 w, m,3 m,6 m,,,,4) n t t= により 求 めた また 平 均 余 命 e は T e = l により 求 めた ( =, w, w,3 w,4 w, m,3 m,6 m,,,,4)