オールフラッシュストレージの 高 性 能 の 秘 密 を 解 説 2016 年 7 月 2016 Toshiba Corporation
フラッシュストレージの 適 用 先 高 負 荷 なデータベースやブートストーム 問 題 を 抱 えるVDI( 仮 想 デスクトップ 環 境 ) 導 入 が 先 行 今 後 は 特 定 用 途 のみならずプライマリストレージとしてフラッシュストレージの 導 入 が 見 込 まれます プライベート クラウド 基 盤 仮 想 化 基 盤 データベース ビッグデータ ( 分 析 ) 仮 想 デスクトップ 環 境 2016 Toshiba Corporation 2
フラッシュストレージには さまざまな 種 類 があります レイテンシ ( 応 答 時 間 ) ns オールフラッシュアレイ 記 憶 媒 体 としてフラッシュメモリのみを 用 いたネットワーク 接 続 可 能 な 外 付 け 型 ストレージ 従 来 のHDDアレイと 比 較 し 高 速 な 読 み 書 きと 低 レイテンシが 特 徴 μs ms DRAM サーバ 内 蔵 フラッシュ カスタムモジュール 型 SSD 搭 載 型 カスタムモジュール 型 オールフラッシュアレイ 記 憶 媒 体 として 独 自 開 発 の 専 用 フラッシュメモリモジュールおよび 制 御 ファームウェア を 用 い ストレージ 装 置 として 最 適 化 を 図 ったオールフラッシュアレイ 一 般 的 に 下 記 の 特 長 を 持 つ 専 用 モジュールによる 高 密 度 実 装 専 用 モジュールとファームウェアによるフラッシュメモリ 最 適 化 技 術 (ガベージコレクション ウェアレベリング オーバープロビジョニング)による 安 定 した 高 性 能 耐 久 性 等 主 な 提 供 ベンダ フラッシュアレイストレージFL6000/7000シリーズ(Violin Memory 社 ) IBM 社 (Flashsystem) EMC 社 (DSSD) sec フラッシュ キャッシュ SSD/HDD 混 在 (ハイブリッド)アレイ HDDアレイ SSD(Solid State Drive) 搭 載 型 オールフラッシュアレイ 記 憶 媒 体 としてHDDと 同 等 のインターフェース(SASやSATA)を 持 つ 汎 用 SSDを 用 いた オールフラッシュアレイ SSD 専 用 の 制 御 ファームウェアを 持 つものが 多 い 一 般 的 に 下 記 の 特 長 をもつ 汎 用 SSD 使 用 によるコスト 優 位 性 独 自 のデータ 削 減 技 術 により 汎 用 SSDの 耐 久 性 向 上 スケールアップによる 増 設 の 容 易 性 主 な 提 供 ベンダ EMC 社 (XtremIO) PureStorage 社 (FlashArray//m series) HP 社 (3PAR StoreServ 7450,8450 等 ) NetApp 社 (EF series 等 ) 2016 Toshiba Corporation 3
オールフラッシュストレージで 実 現 する 低 レイテンシ の 重 要 性 サーバ 側 のI/O 待 ち 時 間 を 削 減 することで CPU 使 用 率 を 改 善 し サーバインフラコストを 削 減 可 能 です HDDストレージの 場 合 サーバのCPUサイクル I/O 待 ち 80% 待 ち I/O 待 ち 20% 処 理 ハードディスクストレージからの 応 答 時 間 が 遅 く その 間 I/O 待 ちに 多 くのCPU 時 間 を 浪 費 CPUの 処 理 性 能 を 上 げるために CPUやメモリを 増 設 増 設 したCPU 数 に 応 じてミドルウェアライセンス 費 用 増 加 オールフラッシュストレージの 場 合 サーバのCPUサイクル 5% 待 ち 95% 処 理 オールフラッシュストレージの 低 レイテンシにより ストレージからは 短 い 時 間 でサーバに 応 答 が 返 ってくる CPUのI/O 待 ち 時 間 が 大 幅 に 減 り その 分 本 来 の 処 理 に 使 用 できるため CPU 使 用 率 が 大 きく 改 善 する その 結 果 少 ないCPUで 効 率 的 に 処 理 が 可 能 となり いままで 必 要 としていたCPU DRAM サーバ 数 を 削 減 できれば サーバインフラコストの 削 減 に 加 え ミドルウェアのライセンス 費 用 も 抑 制 が 可 能 に レイテンシ( 遅 延 ): 本 資 料 では 応 答 時 間 /データアクセスのことを 示 します 2016 Toshiba Corporation 4
HDD/SSDストレージとのレイテンシ( 応 答 時 間 ) 比 較 (1) HDD/SSDストレージと 比 較 し 大 幅 な 低 遅 延 を 実 現 サーバ 側 のI/O 待 ち 時 間 を 短 縮 できます HDDストレージ サーバ I/O 待 ち 時 間 8ミリ 秒 レイテンシ 総 遅 延 時 間 =シークタイム + 回 転 待 ち 時 間 +データ 転 送 時 間 SSDストレージ サーバ I/O 待 ち 時 間 数 ミリ 秒 レイテンシ カスタムモジュール 型 オールフラッシュアレイ サーバ 数 100マイクロ 秒 レイテンシ 同 じ 時 間 内 にHDDストレージの 約 16 倍 のI/O 処 理 が 可 能 SSDストレージと 比 較 しても 数 倍 のI/O 処 理 が 可 能 2016 Toshiba Corporation 5
HDD/SSDストレージとのレイテンシ( 応 答 時 間 ) 比 較 (2) カスタムモジュール 型 オールフラッシュアレイはリアルタイムデータの 格 納 に 最 適 です リアルタイムデータ 参 照 データ 容 量 性 能 に 最 適 化 維 持 された 高 性 能 レイテンシの 最 小 化 I/O 当 たりのコストを 最 小 化 容 量 に 最 適 化 GB 当 たりのコストを 最 小 化 I/O 当 たりのコストは 高 い 1 PB 500 TB 100 TB 10 TB 1 TB DRAM 1µs カスタムモ ジュール 型 250-500µs レイテンシー 最 大 約 40 倍 の 性 能 差 レイテンシー SSD ストレージ HDD (15K) ストレージ ニアライン SATA HDD ストレージ 1ms 5ms 10ms 2016 Toshiba Corporation 6
データから 見 たレイテンシ 性 能 比 較 HDD vs カスタムモジュール 型 フラッシュ 平 均 レイテンシで5~10 倍 のパフォーマンス 改 善 さらに 安 定 したスパイク フリーレイテンシを 実 現 します 同 一 アプリケーション 配 下 でのI/O 性 能 (レイテンシ) 改 善 例 HDDディスクアレイ カスタムモジュール 型 オールフラッシュアレイ (FL6000モデル6616) I/Oスパイク が 多 発 安 定 した 低 レイテンシ 2016 Toshiba Corporation 7
データから 見 たレイテンシ 性 能 比 較 SSD vs カスタムモジュール 型 フラッシュ ライト 負 荷 が 増 加 (10% 90%)すると SSDストレージのレイテンシは 大 きく 劣 化 カスタムモジュール 型 オールフラッシュアレイは 安 定 した 低 遅 延 を 維 持 できます 10% ライト 時 SSD 内 部 の イレース 処 理 による 遅 延 90% ライト 時 SSD x 4 (RAID0) SSD 内 部 の イレース 処 理 による 遅 延 多 発 SSD x 4 (RAID0) SSD (Non-RAID) SSD (Non-RAID) カスタムモジュール 型 オールフラッシュアレイ (FL6000モデル6616) 2016 Toshiba Corporation 8
オールフラッシュアレイ 導 入 によるサーバCPU 使 用 率 改 善 の 実 例 オールフラッシュアレイにより I/O 待 ち 時 間 が 大 幅 に 削 減 され CPU 使 用 率 が 約 50% 改 善 サーバインフラコストのみならず ミドルウェアライセンスコストも 削 減 可 能 です HDDストレージ 使 用 時 の CPU 使 用 率 の 推 移 オールフラッシュフラッシュアレイ 使 用 時 の CPU 使 用 率 の 推 移 CPU 使 用 率 が 約 50% 改 善 HDDストレージ 使 用 時 の I/O 待 ち 時 間 の 推 移 I/O 待 ち 時 間 は 平 均 で55%から 15%に 改 善 オールフラッシュアレイ 使 用 時 の I/O 待 ち 時 間 の 推 移 2016 Toshiba Corporation 9
カスタムモジュール 型 オールフラッシュアレイ FL6000/FL7000シリーズのご 紹 介 本 資 料 における フラッシュアレイストレージの 容 量 については 1kByte=1,024Byteで 計 算 した 数 値 をTiB(テビバイト) 1kByte=1,000Byteとして 計 算 した 数 値 をTB(テラバイト)として 併 記 しています 2016 Toshiba Corporation 10
東 芝 フラッシュアレイストレージ FL6000/FL7000シリーズ 東 芝 製 NANDフラッシュメモリを 搭 載 フラッシュに 特 化 した 独 自 アーキテクチャを 採 用 NANDフラッシュの 性 能 を 最 大 限 引 き 出 したオールフラッシュアレイ カスタム 型 フラッシュモジュールを 搭 載 汎 用 SSDを 使 用 したフラッシュアレイを 凌 駕 する 安 定 した 高 速 性 能 HDD 約 5000 台 分 の 性 能 に 相 当 する 最 大 100 万 IOPSを 実 現 フラッシュに 最 適 化 されたアルゴリズムにより 安 定 的 な 低 レイテンシを 実 現 エンタープライズ 用 途 に 適 した 高 信 頼 性 主 要 モジュールが 冗 長 化 され 単 一 障 害 点 を 無 くした 高 可 用 設 計 稼 働 中 の 保 守 作 業 およびファームウェアアップグレード 可 能 省 スペース オンラインでの 容 量 拡 張 可 能 3Uの 筐 体 に 最 大 64TiB(70TB)の 容 量 をサポート 一 部 モデルについては 導 入 後 のオンラインでの 容 量 拡 張 に 対 応 国 内 でも 多 数 の 導 入 実 績 2016 Toshiba Corporation 11
FL6000/FL7000シリーズの 構 造 的 利 点 FL6000/FL7000シリーズの 独 自 アーキテクチャにより フラッシュメモリのチップレベルで 制 御 し システムとして 最 適 化 HDDストレージ ストレージ 制 御 ソフト SSDストレージ ストレージ 制 御 ソフト FL6000/7000 ストレージ 制 御 ソフト デバイスレイヤ デバイスレイヤ HDD HDD/SSDストレージの 場 合 デバイスレベルの 制 御 は 不 可 能 (デバイス 内 部 処 理 はブラックボックス) SSD NANDフラッシュ FL6000/7000シリーズの 独 自 アーキテクチャにより チップレベルの 制 御 を 可 能 にし システムとして 最 適 化 2016 Toshiba Corporation 12
FL6000/FL7000シリーズ 内 蔵 メモリモジュール(VIMM)の 特 長 汎 用 SSDと 比 較 し 大 きな 性 能 優 位 性 をもった 独 自 開 発 のメモリモジュール VIMMの 構 成 256GiB SLCフラッシュ / 1TiB MLCフラッシュ 3GB / 6GB DRAM (メタデータのみ 格 納 ) 各 VIMMに 専 用 コントローラを 搭 載 フラッシュメモリの 寿 命 を 大 幅 に 伸 ばす 独 自 機 能 装 置 レベルおよびモジュールレベルでのウェアレベリング 定 期 的 なデータスクラビング ハードウェアベースのECC/CRCによるデータ 補 正 フラッシュ ダイの 自 己 修 復 機 能 活 性 交 換 可 能 vraidコントローラ 間 のマルチパス 接 続 2016 Toshiba Corporation 13
FL6000/FL7000シリーズ 内部アーキテクチャ NANDフラッシュメモリの性能を最大限活かすため 装置全体でオーバヘッドを最小にする独自アーキテクチャを採用 キャッシュを使用しない安定した高性能を実現 フラッシュに最適化されたvRAIDアルゴリズム 複数のvRAIDセットとフラッシュ ダイにまたがる ストライピングI/Oによる高速化 I/Oのホットスポットができないアーキテクチャ 完全に自動化されたバックグラウンド ガベージ コレクション機能によりアプリケーション性能への 影響を排除 装置全体でのウェアレベリングにより フラッシュメモリの寿命を最大化 01 01 10 01 01 10 アレイ コントローラ ACM) vraid コントローラ(VCM) vraid コントローラ(VCM) 01 01 10 01 01 10 アレイ コントローラ ACM) vraid コントローラ(VCM) vraid コントローラ(VCM) x64 Flash Modules VIMM 2016 Toshiba Corporation 14
新 製 品 FL7000シリーズの 特 長 2016 Toshiba Corporation 15
東 芝 フラッシュアレイストレージ FL7000シリーズ FL6000シリーズのアーキテクチャを 継 承 エンタープライズ 向 けストレージに 求 められるデータ 管 理 機 能 を 大 幅 強 化 FL7000シリーズの 新 機 能 LUN 毎 に 選 択 可 能 なデータ 削 減 ( 重 複 排 除 / 圧 縮 ) 機 能 重 複 排 除 が 有 効 なアプリケーションと フラッシュメモリの 処 理 性 能 を 最 大 限 に 活 かす アプリケーションを 同 じ 筐 体 で 対 応 可 能 エンタープライズ 用 途 に 求 められる 各 種 データ 管 理 機 能 帯 域 最 適 化 機 能 を 備 えた 非 同 期 レプリケーション 機 能 標 準 のスナップショット 機 能 に 加 え Oracle DB 等 のアプリケーションと 連 携 可 能 なスナップショット 機 能 * シンプロビジョニング クローン オンラインLUN 拡 張 運 用 管 理 ソフト ライセンスをバンドル シンプルな 画 面 操 作 で 装 置 の 稼 働 状 況 使 用 容 量 性 能 等 の 監 視 分 析 レポート 作 成 が 可 能 *アプリケーション 連 携 スナップショットはホストエージェントオプションが 別 途 必 要 となります 2016 Toshiba Corporation 16
FL7000シリーズ 新 機 能 :データ 削 減 機 能 LUN 作 成 時 にデータ 削 減 LUN(DedupLUN)を 選 択 することでデータ 削 減 機 能 を 利 用 可 能 通 常 LUNと 共 存 可 能 でアプリケーションに 応 じて 使 い 分 け 可 能 インライン 重 複 排 除 + 圧 縮 インライン 重 複 排 除 処 理 後 に 圧 縮 4kチャンクサイズ( 固 定 )での 効 率 の 高 い 重 複 排 除 処 理 仮 想 化 環 境 において 特 に 効 果 的 同 一 装 置 内 で 通 常 LUN( 性 能 重 視 )と DedupLUN( 容 量 重 視 )の 共 存 可 能 通 常 LUN DedupLUN 間 のデータの 移 動 やコピーが 可 能 *データ 削 減 機 能 の 効 果 はデータの 種 類 により 異 なります 2016 Toshiba Corporation 17
FL7000シリーズ 新 機 能 :スナップショット スナップショットで 複 数 世 代 の 静 止 イメージを 作 成 しデータ 管 理 ThinClone 機 能 で 仮 想 的 なクローンを 即 座 に 作 成 し 利 用 可 能 アプリケーション サーバ I/O 取 得 したスナップショットを 参 照 す る 場 合 は SRAのタイムセグメン トに 保 管 されたデータと 元 LUNの データを 動 的 にマージした LUNビューが 作 成 される 別 サーバ マウント 可 能 FL7000 スナップショットが 作 成 された 直 後 より 元 LUNの 領 域 (LBA)に 対 する 最 初 の 書 き 込 み 時 に 元 のデータがSRA 内 のタイ ムセグメントにコピーされる (Copy on First Write) DB LUN LOG SRA SRA SRA* 参 照 スナップショット (LUNビュー) 8:00AM 9:00AM 10:00AM *スナップショットリソースエリア:スナップショット 利 用 時 に 該 当 LUN 毎 に 作 成 が 必 要 なスナップショット 用 の 領 域 DB DB DB LOG LOG LOG Thin Clone DB LOG 9.00 AM LUNビュー スナップショットタイムセグメントと 関 係 づけされた 仮 想 LUN(Thin Clone)を 作 成 することで 別 サーバにマウント 可 能 となり 使 用 できます 2016 Toshiba Corporation 18
FL7000シリーズ 新 機 能 :アプリケーション 連 携 スナップショット ホストエージェントオプションにより データベース(OracleDB)のバックアップを 自 動 化 データベース サーバ DB DB LOG FL7000 LUN LOG スナップショット グループ 連 携 スナップショット 8:00AM 9:00AM 10:00AM DB DB DB スナップショット エージェント LOG LOG LOG データベースサーバ 上 のスナップショット エージェントと 連 携 して データベースの 静 止 点 を 確 保 し バックアップを 自 動 的 に 採 取 リストア 時 は 取 得 済 みのスナップショットを 利 用 し 即 座 に 復 旧 *アプリケーション 連 携 スナップショットは ホストエージェントオプション(2016 年 上 期 リリース 予 定 )が 別 途 必 要 となります 2016 Toshiba Corporation 19
FL7000シリーズ 新 機 能 : 非 同 期 レプリケーション IPネットワークを 利 用 しFL7000 装 置 間 でバックアップ 帯 域 最 適 化 機 能 で 使 用 帯 域 を 最 小 限 に 本 番 サイト アプリケーション サーバ 定 期 / 差 分 レプリケーション リモートサイト LAN, WAN FL7000 DB LUN LOG 圧 縮 暗 号 化 帯 域 最 適 化 処 理 FL7000 DB LOG 複 製 LUN 帯 域 最 適 化 機 能 1 5 2 6 3 7 4 8 9 10 11 12 13 14 15 16 本 番 サイトのLUNで 差 分 トラッキング 通 常 2 11 13 差 分 ブロック 帯 域 最 適 化 機 能 適 用 時 a b c d a b c d a b c d 2 11 13 2 11 13 複 製 されたブロック 2 a 11 c 13 d 複 製 されたブロック 2016 Toshiba Corporation 20
東 芝 フラッシュアレイストレージ 導 入 メリット 2016 Toshiba Corporation 21
導 入 事 例 から 見 るフラッシュアレイストレージの 導 入 効 果 バッチ 処 理 時 間 の 大 幅 な 短 縮 導 入 事 例 (1) : バッチ 処 理 時 間 を1/60に 短 縮 (5 時 間 5 分 ) 導 入 事 例 (2) : 分 析 処 理 を1/10に 短 縮 (2 時 間 12 分 ) サーバI/O 待 ち 改 善 によるサーバCPUコア 数 削 減 それに 伴 う ソフトウェア ライセンス 数 の 削 減 導 入 事 例 (1) : ORACLEライセンスを1/3に 削 減 ( 1,680 百 万 円 ) 導 入 事 例 (2) : SQL Serverライセンスを1/7に 削 減 ( 24.8 百 万 円 ) ラックの 省 スペース 化 省 電 力 化 ビジネススピード 大 幅 向 上 によるビジネス 機 会 増 システム 運 用 費 用 の 大 幅 削 減 により TCOの 改 善 導 入 事 例 (1) : ラックスペースを1/5 消 費 電 力 を1/4に 削 減 導 入 事 例 (2) : ラックスペース(サーバー)を1/7に 削 減 (ストレージを 含 めればそれ 以 上 ) 2016 Toshiba Corporation 22
フラッシュアレイストレージの 導 入 効 果 実 例 同 容 量 の 一 般 的 なHDDストレージと 比 較 し 約 30 倍 の 性 能 向 上 約 95%の 省 スペース 約 60%の 電 力 削 減 を 実 現 し 運 用 コストを 大 幅 改 善 44TB( 実 効 ) 30,000 IOPS 4,500W 高 さ66U (ラック2 本 分 ) 約 30 倍 のIOPS 向 上 約 95%の 省 スペース 約 65%の 電 力 削 減 44TB( 実 効 ) 750,000 IOPS 300GB/15,000rpm HDD 268 本 1,500W 高 さ3U 一 般 的 なHDDストレージ 東 芝 フラッシュアレイストレージ FL6000モデル6264 2016 Toshiba Corporation 23
フラッシュアレイストレージ 導 入 効 果 国 内 お 客 様 事 例 (1) フラッシュアレイストレージ 導 入 によりバッチ 処 理 時 間 の 大 幅 短 縮 に 加 え サーバ 数 ミドルウェアライセンスを 大 幅 に 削 減 フラッシュアレイストレージ 導 入 前 フラッシュアレイストレージ 導 入 後 UNIXサーバ 10 台 HDD ストレージ (2ラック) IAサーバ 6 台 フラッシュ ストレージ 2 台 ラックスペース (ストレージ) 約 1/5 消 費 電 力 (ストレージ) 約 1/4 MWライセンス 約 1/3 224CPUライセンス 削 減 バッチ 処 理 時 間 約 1/60 5 時 間 5 分 に 短 縮 システムコスト (ストレージ) 約 1/3 2016 Toshiba Corporation 24
フラッシュアレイストレージ 導 入 効 果 国 内 お 客 様 事 例 (2) 社 内 システム 共 有 基 盤 導 入 成 果 ハイエンドストレージで 実 現 していたシステムを フラッシュアレイストレージでリプレース パフォーマンス 運 用 性 が 大 幅 改 善 ラックスペース 消 費 電 力 を 大 幅 削 減 性 能 向 上 ストレージレイヤの 応 答 性 能 は 既 存 のSSDストレージとの 比 較 で 約 10 倍 に 向 上 アプリケーションの 応 答 性 能 が 約 2.5 倍 に 向 上 繁 忙 期 の バッチ 処 理 遅 延 を 解 消 運 用 性 向 上 FL6000の 運 用 管 理 ソフトによりリアルタイムの 性 能 モニタリング が 可 能 になり ストレージの 運 用 性 が 向 上 システム 構 成 ストレージ 部 のハードウェア 構 成 ユーザ 数 2 万 人 規 模 の 基 幹 システム ( 物 流 受 発 注 顧 客 管 理 等 ) 他 社 製 ハイエンドストレージ (SSD+HDD) 3ラック ラックスペース (ストレージ) 1/24 消 費 電 力 (ストレージ) 約 1/4 フラッシュアレイ ストレージ FL6000 3U 2 式 運 用 管 理 ソフトによる リアルタイム 性 能 モニタリングおよびレポーティング ストレージ 応 答 性 能 約 10 倍 既 存 SSD ストレージとの 比 較 アプリ 応 答 性 能 約 2.5 倍 既 存 SSD ストレージとの 比 較 2016 Toshiba Corporation 25
オールフラッシュアレイのご 提 案 は 東 芝 にお 任 せください 現 状 ストレージにおけるパフォーマンス 等 の 課 題 を 診 断 します ストレージによるボトルネックをフラッシュアレイストレージで 解 決 提 案 運 用 コスト 含 むリプレース 効 果 試 算 お 問 い 合 わせ 先 : www.toshiba.co.jp/cl/pro/ttsp/contact.htm 2016 Toshiba Corporation 26
Appendix FL6000/FL7000シリーズ 仕 様 本 資 料 における フラッシュアレイストレージの 容 量 については 1kByte=1,024Byteで 計 算 した 数 値 をTiB(テビバイト) 1kByte=1,000Byteとして 計 算 した 数 値 をTB(テラバイト)として 併 記 しています 2016 Toshiba Corporation 27
FL6000シリーズ 製 品 ラインアップ FL6000シリーズ モデル6616 モデル6117 モデル6126 モデル6135 モデル6248 モデル6264 フラッシュタイプ SLC MLC 物 理 容 量 実 効 容 量 *1 16TiB/17TB 16TiB/17TB 24TiB/26TB 32TiB/35TB 48TiB/52TB 64TiB/70TB 7.8TiB/8.5TB 10TiB/11TB 15TiB/16TB 20TiB/22TB 30TiB/33TB 40TiB/44TB ホスト 接 続 インターフェース Fibre Channel (8Gbps)x8 iscsi(10gbps)x8 PCI Express (x8 Gen2) x4 Fibre Channel (8Gbps)x8 iscsi(10gbps)x8 最 大 性 能 *2 IOPS 1,000,000 帯 域 4GB/sec 600,000 900,000 2.3GB/sec 4GB/sec VIMM 数 (Data+Hotspare) 60+4 30+2 60+4 対 応 OS Linux, Windows, VMware, Solaris*3, AIX*3, HP-UX*3 電 源 200V 消 費 電 力 (FC 接 続 ) 1,700W 1,150W 1,500W 外 形 寸 法 (WxDxH)mm 420x700x134(3U) 本 体 質 量 ( 最 大 ) 40.4kg 37.3kg 41.7kg 容 量 拡 張 不 可 拡 張 可 ( 最 大 32TiB/35TB) 不 可 拡 張 可 ( 最 大 64TiB/70TB) 不 可 *1: 実 効 容 量 は 当 社 推 奨 フォーマット 時 の 数 値 です *2: 最 大 性 能 値 はFC 接 続 時 の 数 値 です *3:FC 接 続 のみサポートします 2016 Toshiba Corporation 28
FL7000シリーズ 製 品 ラインアップ フラッシュタイプ 物 理 容 量 実 効 容 量 *1 ホスト 接 続 インターフェース*2 最 大 性 能 *3 電 源 IOPS 帯 域 FL7000シリーズ モデル7300E-10 モデル7300E-17 モデル7300E-26 モデル7300E-35 モデル7300-35 モデル7300-52 モデル7300-70 10TiB/10.9TB 16TiB/17TB 24TiB/26TB 32TiB/35TB 32TiB/35TB 48TiB/52TB 64TiB/70TB 6TiB/6.9TB 10TiB/11TB 15TiB/16TB 20TiB/22TB 20TiB/22TB 30TiB/33TB 40TiB/44TB 容 量 拡 張 拡 張 可 (32TiB/35TB) 不 可 拡 張 可 (64TiB/70TB) MLC Fibre Channel (16Gbps)x8, iscsi(10gbps)x8 580,000 1,000,000 2.3GB/sec 200V 4.4GB/sec VIMM 数 (Data+Hotspare) 30+2 60+4 対 応 OS Linux, Windows, VMware, Solaris*4, AIX*4, HP-UX*4 消 費 電 力 (FC 接 続 ) 1,100W 1,600W 外 形 寸 法 (WxDxH)mm 445x711x134 (3U) 本 体 質 量 ( 最 大 ) 37.4kg 42.4kg *1: 実 効 容 量 は 当 社 推 奨 フォーマット 時 の 数 値 です *2:iSCSI 接 続 については2016 年 下 期 サポート 予 定 です *3: 最 大 性 能 値 はFC 接 続 時 の 数 値 です *4:FC 接 続 のみサポートします 不 可 2016 Toshiba Corporation 29
Violin Memory 社 ( 製 品 OEM 供 給 元 )と 東 芝 の 関 係 Violin Memory 社 との 歩 み 2010 年 Violin Memory 社 へNANDフラッシュメモリ 供 給 を 開 始 Violin Memory 社 へ 出 資 2012 年 Violin Memory 社 とフラッシュアレイストレージに 関 する 販 売 / 技 術 提 携 契 約 締 結 フラッシュアレイストレージ Violin 6000シリーズ 販 売 開 始 2013 年 Toshiba Total Storage Platform FL6000 シリーズに 採 用 2016 年 Toshiba Total Storage Platform FL7000 シリーズに 採 用 2010 年 以 来 主 要 株 主 として 技 術 販 売 両 面 で 協 力 関 係 Violin Memory 社 製 品 に 対 する 東 芝 の 取 り 組 み 東 芝 自 社 開 発 製 品 と 同 等 の 品 質 基 準 に 基 づいた 事 前 社 内 評 価 社 内 評 価 フィールド 不 具 合 等 のViolin Memory 社 との 共 有 による 継 続 的 な 品 質 向 上 国 内 ユーザ 向 けに 日 本 語 マニュアルを 独 自 に 作 成 し 提 供 東 芝 グループ 保 守 会 社 による 全 国 101 拠 点 のサービスネットワーク 東 芝 の 品 質 評 価 基 準 の 適 用 およびサポート NANDフラッシュメモリ 供 給 フラッシュアレイストレージ 販 売 /サポート 2016 Toshiba Corporation 30
[ 本 資 料 について] 本 資 料 の 内 容 は 2016 年 7 月 現 在 の 情 報 に 基 づきます ( 個 別 に 記 載 がある 場 合 を 除 きます) 本 資 料 に 記 載 の 商 品 の 名 称 はそれぞれ 各 社 が 商 標 として 使 用 している 場 合 があります 本 資 料 の 内 容 は 予 告 なく 変 更 する 場 合 があります