http://www.ur-net.go.jp/kansai/vidanchi/ 発 行 : 独 立 行 政 法 人 都 市 再 生 機 構 西 日 本 支 社 2014. 8 OSK 大 阪 vol.2 大 阪 中 部 & 泉 北 方 面
美 団 地 ダイジェスト そこにたたずみ 歩 き 憩 う 集 い 語 り 遊 ぶ UR 賃 貸 団 地 を 訪 れ 住 まうことでたくさんの 魅 力 的 な 風 景 に 出 会 うことができます ここではそれらを3つのテーマに 沿 ってご 紹 介 します 団 地 での 豊 かな 暮 らし 美 団 地 oncept UR 都 市 機 構 は 日 本 住 宅 公 団 の 時 代 から 長 年 団 地 づくりに 取 り 組 ん できました 時 間 とともに 価 値 が 高 まっていく 緑 子 どもの 遊 び 場 や 広 場 をつ なぐ 歩 行 者 空 間 のネットワーク 団 地 設 計 では 多 様 なまちづくり の 要 素 を 考 えて 形 にしていきます すべての 世 代 にとって 安 全 安 心 快 適 な 環 境 を そして 美 しい 景 観 を 美 団 地 ではこれらの 団 地 の 景 観 空 間 の 魅 力 をご 紹 介 するとと もに 設 計 コンセプトや 団 地 づくりのプロセスなどもお 伝 えして います 美 団 地 でUR 賃 貸 団 地 の 魅 力 を 再 発 見 してください http://www.ur-net.go.jp/kansai/vidanchi/ 集 い 育 む 暮 らしの 景 UR 賃 貸 の 団 地 が 誕 生 して 以 来 これまで の 間 に 幅 広 い 世 代 の 人 が 生 活 してきまし た その 中 でお 互 いが 気 持 ちよく 暮 らせる ように 楽 しい 行 事 や 支 え 合 いの 取 組 など が 生 まれてきました また 団 地 内 の 広 場 では 子 どもの 遊 ぶ 声 もこだまします そんな 団 地 での 身 近 な 暮 らし の 風 景 をご 紹 介 します 住 まいを 彩 る みち 水 緑 の 景 UR 賃 貸 の 団 地 は まちなかや 自 然 豊 かな 丘 陵 地 など 様 々な 場 所 に 立 地 しています も ともとある 周 りの 自 然 を 団 地 のなかにうまく 取 り 込 むなど 季 節 の 移 ろいや 生 き 物 をより 身 近 に 感 じられる 団 地 づくりを 目 指 しています 団 地 内 の 公 園 や 広 場 住 棟 の 周 りにある 木 々や 水 辺 など 季 節 の 移 ろいや 生 き 物 と 寄 り 添 いながら 暮 らすことができる 団 地 の 風 景 をご 紹 介 します 泉 北 竹 城 台 E パークシティふれあいのまち 住 吉 H 夕 陽 丘 市 街 地 住 宅 E H 受 け 継 がれる 記 憶 と 作 法 の 景 URでは 誇 りを 持 って 住 んでいただくこと ができる 団 地 づくりを 目 指 しています その ためには 場 所 の 記 憶 を 大 切 にし 継 承 してい くことが 大 切 と 考 えています 地 域 らしさを 活 かしながら 建 替 えに 際 しても 建 替 え 前 の 団 地 の 記 憶 をできるだけ 残 すようにして います そんな 団 地 の 中 に 見 る 記 憶 の 風 景 をご 紹 介 します 3
住 まいを 彩 る みち 水 緑 の 景 全 国 団 地 景 観 サミット 作 品 全 国 団 地 景 観 サミットは 団 地 ならで はの 魅 力 をみなさまと 共 有 すること を 目 的 として 団 地 への 想 いにあふ れた 作 品 を 募 集 するもので 2008 年 から2012 年 まで 開 催 しました F 桜 巨 木 を 受 け 継 ぎ 活 かすみち 廃 線 跡 のような 屋 上 庭 園 の 園 路 B 1 紅 葉 舗 装 と 芝 生 のコントラストが 美 しいガーデン 木 々や 建 物 など 周 りの 風 景 を 映 し 込 む 水 面 E 眼 下 に 広 がる 淀 川 への 雄 大 な 眺 望 サンヴァリエ 春 日 丘 B サンヴァリエ 西 田 辺 泉 北 竹 城 台 D アーベイン 中 之 島 西 E パークシティふれあいのまち 和 歌 に 詠 まれた 藤 の 名 所 D 建 物 に 寄 り 添 う 樹 林 の 丘 F 森 之 宮 住 吉 1 光 明 池 駅 前 4 5
集 い 育 む 暮 らしの 景 受 け 継 がれる 記 憶 と 作 法 の 景 2 自 治 会 からのお 誘 い 花 壇 でお 花 見 をしましょう いつも 仲 良 し 四 人 組 3 全 国 団 地 景 観 サミット 作 品 F お 地 蔵 さんにそっと 手 を 合 わせる 人 スターハウスを 受 水 槽 ポンプ 室 として 再 生 かくれんぼする 像 と 一 緒 になって 遊 ぶ 子 ども 4 サンヴァリエ 春 日 丘 B サンヴァリエ 西 田 辺 F 森 之 宮 大 好 きな 緑 道 を お 散 歩 中 5 広 場 の 保 存 樹 木 の 前 に 遺 された 団 地 銘 板 B 従 前 団 地 の 素 材 をオブジェとして 活 用 7 花 壇 と 木 々に 優 しく 包 まれる 広 場 みんな 集 まれ! 夏 の 踊 りの 時 間 6 2 伝 法 3 中 百 舌 鳥 公 園 4 藤 沢 台 第 3 5 泉 北 城 山 台 二 丁 6 南 新 田 7 狭 山 大 野 台 従 前 の 大 きな 樹 木 を 保 存 残 せない 木 は ベンチとして 再 利 用 6 7
UR 都 市 機 構 の 団 地 づくり 団 地 づくりに 取 り 組 んで 半 世 紀 UR 都 市 機 構 の 前 身 である 日 本 住 宅 公 団 が 発 足 したのは 1955 年 ( 昭 和 30 年 ) 昭 和 30 年 代 から 始 まった 高 度 経 済 成 長 とともに 進 んだ 都 市 部 への 人 口 集 中 に 対 応 するため 公 団 は 大 都 市 近 郊 で 多 くの 団 地 を 建 設 してきました 当 時 の 団 地 は 若 い 夫 婦 や 子 育 て 世 帯 にとって 最 先 端 の ライフスタイルを 実 現 する 憧 れの 住 まいとなりました そし て 今 日 まで コミュニティと 緑 が 育 まれてきた 団 地 は 都 市 の 住 環 境 を 形 成 する 重 要 な 社 会 資 本 であり 続 けています UR 賃 貸 の 団 地 づくりとまちづくり UR 賃 貸 の 団 地 づくりは 時 代 ごとの 設 計 思 想 やルールが 基 礎 となっていますが これらが 団 地 の 空 間 の 豊 かさを 守 ってきた ともいえます 安 心 安 全 快 適 に 暮 らせるまちをつくるため 建 物 広 場 遊 び 場 歩 道 緑 地 などを 適 切 に 配 置 することを 考 え て 団 地 はつくられてきました 一 方 大 量 供 給 を 前 提 としてい ることが 設 計 の 画 一 化 に 繋 がる 側 面 もありましたが その 中 で もできるだけ 地 域 との 関 連 性 地 形 などその 場 所 を 読 み 込 んで 動 線 や 景 観 を 組 み 立 てることで それぞれが 個 別 性 を 持 つよう にと 取 り 組 んできました また 団 地 づくりは 建 物 が 完 成 して 終 わるのではありません 子 どもたちが 元 気 に 育 ち 活 き 活 きとした 暮 らしが 根 付 くこと 樹 木 が 育 ち 自 然 が 根 付 くことで ふるさと と 呼 べるまちにな ることが 目 標 といえるでしょう そして 現 在 では 少 子 高 齢 化 多 様 化 するライフスタイルな ど 時 代 の 変 化 とこれからのニーズに 対 応 する 団 地 のマネジメン トが 課 題 となっています 良 好 な 環 境 を 継 承 しながら そのまち に 求 められる 子 育 てや 高 齢 者 のための 施 設 を 誘 致 するなど UR はこれからも 地 域 社 会 に 貢 献 するまちづくりに 取 り 組 みます 団 地 の 魅 力 はこんなところにも 魅 力 クローズアップ 団 地 アートミュージアム 緑 の 中 をゆっくり 散 歩 する 広 場 を 子 ども たちが 駆 け 回 る 団 地 には そんな 暮 らしの 風 景 の 中 に 溶 け 込 みつつも 存 在 感 のあるパブリックアートが 数 多 く 存 在 します 暮 らしの 中 で 自 然 に 芸 術 にふれ アートを きっかけに 新 しいコミュニティが 生 まれるこ とで 魅 力 的 で 愛 着 の 持 てるまちになってほ しい そんな 願 いが 込 められています 団 地 のあかり UR 都 市 機 構 は 人 が 輝 く 都 市 をめざして 美 しく 安 全 で 快 適 なまちづくりに 取 り 組 ん できました 夜 の 景 観 もそのひとつ 私 たち は あかり ににより 生 み 出 される 良 好 な 景 観 を 美 しいまちづくりに 欠 かせない 重 要 な 要 素 であると 考 え 質 の 高 い 夜 間 景 観 を 形 成 するため 安 全 性 防 犯 性 を 確 保 しながらも よりひとにやさしい あたたかい あかり をつくることを 心 がけています 8 9
大阪府内 大阪中部 泉北方面 の掲載団地 O S K n o V i D a n c h i ❶光明池駅前 サンヴァリエ春日丘 B サンヴァリエ西田辺 育まれてきた優れた環境の継承 シンプルな建築美と都市型遊び場 サンヴァリエ春日丘は 時を重ねてき たまちの資産や貴重な素材をリユース し 時と人が育んできた優れた環境を 活かしたまちづくりを実現しています サンヴァリエ西田辺は 大阪下町の都 市構造の文脈に添いながら優れた空間 構成 景観と子どもたちのための環境 づくりを実現しています 大阪府藤井寺市春日丘新町 2 番 羽曳野市高鷲三丁目 1 番 近鉄南大阪線 藤井寺 駅徒歩約 7 分 大阪市営御堂筋線 西田辺 駅から徒歩約 9 分 または JR 阪和線 鶴ヶ丘 駅から徒歩約 9 分 泉北竹城台 D アーベイン中之島西 池を囲む 中庭を囲む 団地設計手法が生んだ多様な空間 さまざまな要素が混じりあうまち 泉北竹城台団地は 囲み型配置や搭状 住棟を採用した団地設計により池越し にひろがる眺望とヒューマンスケール が心地よい中庭空間が魅力のまちです 大阪府堺市南区竹城台一丁 2 番 泉北高速鉄道線 泉ヶ丘 駅から徒歩約 5 分 E パークシティふれあいのまち アーベイン中之島西は 都心機能が集 まる中之島と下町の魅力が濃厚な野 田 福島エリアの接点にあり 洗練と くつろぎなど さまざまな要素が混じ りあう魅力を形にしています 大阪府大阪市福島区玉川一丁目 5 番 大阪市営千日前線 玉川 駅から徒歩約 8 分 または JR 大阪環状 線 野田 駅から徒歩約 9 分 または JR 東西線 新福島 駅から 徒歩約 11 分 または京阪中之島線 中之島 駅から徒歩約 9 分 緑豊かな通り抜け園路を内包する まちなか高層住宅 高見フローラルタウンの一画にある パークシティふれあいのまちは 淀川 につながるダイナミックな景色が魅力 です 森之宮団地は 交通至便の都心にあり ながら オアシスのような緑やゆった りとした空間が魅力の高層団地です 大阪府大阪市此花区高見 1 丁目 8 番 大阪府大阪市城東区森之宮一丁目 阪神本線 淀川 駅から徒歩約 8 分 または 阪神なんば線 千鳥 橋 駅から徒歩約 14 分 大阪市営中央線 長堀鶴見緑地線 JR 大阪環状線 森ノ宮 駅か ら徒歩約 5 分 住吉 H 夕陽丘市街地住宅 巴型配置の恩恵 由緒ある土地に建つ 住吉団地は 建物配置の工夫や統一感 のあるファサードデザインにより 親 密感のある空間と美しい景観が魅力の まちです 夕陽丘市街地住宅は 上町台地の歴史 息づく緑の多い閑静な界わいにあっ て 都心の利便性とどこか懐かしさを 感じさせる市街地住宅です 南海本線 住吉大社 駅から徒歩約 10 分 または大阪市営四つ 橋線 玉出 駅から徒歩約 10 分 ❷ D F ❷伝法 阪神なんば線 伝法 駅から徒歩約 8 分 H ❸中百舌鳥公園 大阪市営御堂筋線 なかもず 駅 南海 高野線 中百舌鳥 駅 または 白鷺 駅から徒歩約 5 分 ❹藤沢台第 3 南海高野線 金剛 駅から南海バス約 6 分 藤沢台一丁目 下車徒歩約 1 2 分 または近鉄長野線 富田林 駅から近鉄 バス約 14 分 藤沢台一丁目 下車徒歩約 1 2分 B ❺泉北城山台二丁 泉北高速鉄道線 光明池 駅から徒歩約 13 分 または南海バス約 3 分 城山台二 丁 または 城山台口 下車徒歩約 2 分 ❻南新田 ❸ JR 学研都市線 住道 駅から徒歩約 25 分 ❼狭山大野台 泉北高速鉄道 泉ヶ丘 駅から南海バス 約 12 分 または南海高野線 金剛 駅か ら南海バス約 20 分 大野台 5 丁 下車徒 歩約 4 分 ❹ F 森之宮 川と街のダイナミックな ランドスケープ 大阪府大阪市住之江区粉浜西三丁目 1 番 10 大阪府大阪市阿倍野区播磨町三丁目 1 番 泉北高速鉄道線 光明池 駅から徒歩約 2分 ❻ E ❶ ❺ ❼ UR 賃貸住宅営業センター 一覧 大阪府大阪市天王寺区生玉寺町 7 番 54 大阪市営谷町線 四天王寺前夕陽ヶ丘 駅から徒歩約 3 分 11