視察報告書様式【常任・特別委員会用】



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社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

●幼児教育振興法案

新 行 財 政 改 革 推 進 大 綱 実 施 計 画 個 票 取 組 施 策 国 や 研 究 機 関 への 派 遣 研 修 による 資 質 向 上 の 推 進 鳥 インフルエンザ 等 新 たな 感 染 症 等 に 対 する 検 査 技 術 の 習 得 など 職 員 の 専 門

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(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

●電力自由化推進法案

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

学校安全の推進に関する計画の取組事例

スライド 1

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

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2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

(3) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 5 年 月 日 現 在 ) 決 定 初 任 給 採 用 年 経 過 後 給 料 月 額 大 学 卒 7, 8, 一 般 行 政 職 短 大 卒 9,8 6, 高 校 卒, 8,5 () 職 員 の 経 験 年 数 別 学 歴 別 平 均 給 料

通 知 カード と 個 人 番 号 カード の 違 い 2 通 知 カード ( 紙 )/H27.10 個 人 番 号 カード (ICカード)/H28.1 様 式 (おもて) (うら) 作 成 交 付 主 な 記 載 事 項 全 国 ( 外 国 人 含 む)に 郵 送 で 配 布 希 望 者 に 交

                         庁議案件No

16 日本学生支援機構

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

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18 国立高等専門学校機構

公表表紙

3 薬 局 サービス 等 (1) 健 康 サポート 薬 局 である 旨 の 表 示 健 康 サポート 薬 局 である 旨 を 表 示 している 場 合 健 康 サポート 薬 局 とは かかりつけ 薬 剤 師 薬 局 としての 基 本 的 な 機 能 に 加 えて 積 極 的 な 健 康 サポート 機

003-00個人の健康増進・疾病予防の推進のための所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

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独立行政法人国立病院機構呉医療センター医療機器安全管理規程

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学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 135, , , , , ,600

人事行政の運営状況の報告について

母 子 医 療 対 策 費 462 (313,289) 国 4,479 1 不 妊 治 療 助 成 事 業 8,600 不 妊 治 療 費 用 の 一 部 を 助 成 し 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 る 230, ,608 不 妊 治 療 費 の 増 加 による 増 額 分

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

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4 松 山 市 暴 力 団 排 除 条 の 一 部 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 等 の 改 正 に 伴 い, 公 共 工 事 から 排 除 する 対 象 者 の 拡 大 等 を 図 るものです 第 30 号 H H28.1

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17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

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代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る


2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

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ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

( 新 ) 医 療 提 供 の 機 能 分 化 に 向 けたICT 医 療 連 携 導 入 支 援 事 業 費 事 業 の 目 的 医 療 政 策 課 予 算 額 58,011 千 円 医 療 分 野 において あじさいネットを 活 用 したICT したICT 導 入 により により 医 療 機 能

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 135,600 円 185,800 円 222,900 円 261,900 円

平 成 22 年 12 月 第 5 回 定 例 会 (11 月 26 日 招 集 ) 会 期 日 程 表

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 135, , ,900 2

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 級 の 給 料 月 額 最 高 号 級 の 給 料 月 額 1 級 ( 単 位 : ) 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 9 級 1 級 135,6 185,8 222,9 261,

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4 調 査 の 対 話 内 容 (1) 調 査 対 象 財 産 の 土 地 建 物 等 を 活 用 して 展 開 できる 事 業 のアイディアをお 聞 かせく ださい 事 業 アイディアには, 次 の 可 能 性 も 含 めて 提 案 をお 願 いします ア 地 域 の 活 性 化 と 様 々な 世

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(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

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(5 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業 所 の 新 規 に 採 用 し た 全 て の 居 宅 介 護 従 業 者 に 対 し 熟 練 し た 居 宅 介 護 従 業 者 の 同 行 に よ る 研 修 を 実 施 し て い る こ と (6 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業

介護保険制度改正にかかる事業所説明会

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一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 3 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 級 3 級 4 級 5 級 6 級 単 位 : ( ) 7 級 1 号 給 の 給 料 月 額 137, 163,7 4,9 31,4 71, 33,3 359,7 最 高 号 給 の 給 料 月 額

定款

6 構 造 等 コンクリートブロック 造 平 屋 建 て4 戸 長 屋 16 棟 64 戸 建 築 年 1 戸 当 床 面 積 棟 数 住 戸 改 善 後 床 面 積 昭 和 42 年 36.00m m2 昭 和 43 年 36.50m m2 昭 和 44 年 36.

長崎市民間建築物耐震化推進事業の概要

東 京 電 力 ホールディングス 株 式 会 社 労 働 環 境 改 善 2016/9/29 在 分 野 名 括 り 5 内 容 これまで1ヶ 月 の 動 きと 今 後 1ヶ 月 の 予 定 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 備 考 員 の 確 保 状 況 と 地 元 雇 用 率 の 実

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参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この

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国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

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3 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 及 び の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 ( ベース) ,9 47,78 369,884 崎 県 , , ,

平成19年9月改定

3 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 ( ベース) 43.7 歳 32, , ,321

第3節 重点的な取り組み

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入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的

職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 () 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 ( 年 4 月 日 現 在 ) 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 ( ベース) 44. 歳 6,4, 歳,44 4,7 7,6 4. 歳 7,

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スライド 1

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Transcription:

視 察 報 告 書 委 員 会 名 環 境 福 祉 委 員 会 委 員 名 加 茂 みきお 視 察 日 時 平 成 27 年 7 月 21 日 ( 火 ) 午 後 1 時 00 分 ~ 午 後 2 時 30 分 兵 庫 県 尼 崎 市 人 口 : 約 45 万 3 千 人 面 積 :50.72km2 視 察 先 概 要 財 政 力 指 数 は0.82 自 主 財 源 比 率 は50.78% 市 域 の3 分 の2 以 上 が 海 抜 3m 以 下 平 成 21 年 中 核 市 に 移 行 平 成 28 年 に 市 制 100 周 年 を 迎 える 視 察 内 容 高 齢 者 等 の 見 守 りの 取 組 み について 選 定 理 由 豊 田 市 の 現 状 と 課 題 視 察 概 要 尼 崎 市 においては 平 成 21 年 度 から 尼 崎 市 社 会 福 祉 協 議 会 と 連 携 して 高 齢 者 見 守 り 体 制 の 構 築 に 取 り 組 んでいる 地 域 住 民 を 中 心 に 地 域 包 括 支 援 センターなどの 専 門 機 関 と 連 携 しながら 高 齢 者 の 見 守 り 活 動 を 行 ってい る ボランティアや 事 業 者 各 関 係 機 関 との 連 携 について 積 極 的 であり 高 齢 者 等 の 見 守 り 取 組 の 事 例 として 参 考 になると 判 断 した 本 市 においては 高 齢 者 見 守 りネットワークとして 高 齢 者 の 見 守 りシス テムは 構 築 されているが 実 際 にその 機 能 が 有 効 に 働 いているのかの 目 安 と なる 実 例 が 多 くはない 状 況 である 平 均 年 齢 は 79.3 才 65 才 以 上 の 高 齢 者 の 人 口 比 は 26.1%と 全 国 平 均 とほぼ 同 じだが 単 身 高 齢 者 が 40,628 人 と 多 く 人 口 比 は 8.7%と 高 い そこで 高 齢 者 を 見 守 る 仕 組 みとして 見 守 り 安 心 事 業 をスタートさせ た 地 域 でのつながりづくりを 活 動 の 留 意 点 とし 実 施 圏 域 ごとに 見 守 り 安 心 委 員 会 を 結 成 し 65 才 以 上 のみの 世 帯 で 見 守 りを 希 望 する 人 を 対 象 に 町 会 役 員 民 生 委 員 を 中 心 とした 地 域 住 民 が 活 動 主 体 と なり 2 週 間 に1 度 声 かけや 1 週 間 に1 度 住 居 の 外 観 からの 確 認 に よる 見 守 りを 行 なっている また 尼 崎 市 社 会 福 祉 協 議 会 に 事 業 を 委 託 している 平 成 21 年 度 にモデル 事 業 として 始 め 22 年 度 から 事 業 化 した 平 成 27 年 度 事 業 費 は 1,143 万 2 千 円 社 会 福 祉 協 議 会 は 74 あり 単 位 福 祉 協 会 ( 自 治 会 )は 618 あるが 平 成 27 年 2 月 現 在 の 事 業 実 績 は 実 施 地 域 35 社 会 福 祉 連 絡 協 議 会 活 動 者 数 1,618 人 登 録 者 数 は 3,985 人 となっている ( 活 動 者 1 人 あたり 対 象 者 1~2 人 を 担 当 ) 今 後 の 事 業 展 開 として 対 象 地 域 の 拡 大 事 業 内 容 の 拡 大 災 害 時 要 援 護 者 対 策 への 発 展 地 域 福 祉 会 議 への 発 展 が 課 題 だ またそれを 1

達 成 するために 地 域 福 祉 活 動 専 門 員 (CSW=コミュニティーソー シャルワーカー)を 社 会 福 祉 協 議 会 に 配 置 していく 説 明 員 の 尼 崎 市 健 康 福 祉 局 福 祉 部 福 祉 課 の 義 永 千 穂 係 長 評 価 と その 理 由 本 市 に 反 映 できること 尼 崎 市 においては 単 身 高 齢 者 が 40,628 人 と 多 く 人 口 比 は 8.7% と 高 いことから 喫 緊 の 課 題 として 見 守 り 安 心 事 業 を 進 めている 尼 崎 市 は 当 初 は 孤 独 死 の 抑 制 を 留 意 点 としていたが 今 後 は 直 接 的 な 孤 独 死 の 防 止 手 段 ではなく 高 齢 者 の 孤 立 を 防 ぎ 地 域 のつなが りをつくる 手 段 として 孤 独 死 の 防 止 より 孤 独 生 の 防 止 としたい と いう 考 え 方 が 素 晴 らしい 尼 崎 市 では 社 会 福 祉 協 議 会 とは 福 祉 協 会 = 町 内 会 を 意 味 し 社 協 の 地 域 活 動 は 町 内 会 = 自 治 会 活 動 が 中 心 となっていた 現 在 618 あ る 町 会 = 自 治 会 が 地 縁 組 織 として 見 守 り 活 動 を 担 っている 平 成 17 年 の 介 護 保 険 法 改 正 により 地 域 住 民 の 保 健 福 祉 医 療 の 向 上 虐 待 防 止 介 護 予 防 マネジメントなどを 総 合 的 に 行 う 機 関 として 地 域 包 括 支 援 センターが 整 備 されてきたが 本 市 として 地 域 包 括 支 援 セン ターが 自 治 区 や 老 人 クラブ 女 性 会 民 生 委 員 とさらに 連 携 して 活 動 できる 見 守 り 事 業 の 体 制 を 構 築 することを 検 討 すべき 配 達 中 に 異 変 に 気 づいたら 市 へ 連 絡 してもらうため 新 聞 牛 乳 個 別 宅 配 などの 事 業 者 や 水 道 メーターやガスメーターをチェックす る 事 業 者 と 見 守 り 協 定 を 結 ぶ 体 制 を 構 築 すべき また 豊 田 市 において 跡 継 ぎはいるが 同 居 していない 家 庭 が 増 加 しており 近 く 超 高 齢 化 時 代 を 迎 える 豊 田 市 として 参 考 とすべき 2

視 察 報 告 書 委 員 会 名 環 境 福 祉 委 員 会 委 員 名 加 茂 みきお 視 察 日 時 平 成 27 年 7 月 22 日 ( 水 ) 午 後 1 時 30 分 ~ 午 後 3 時 00 分 広 島 県 呉 市 人 口 : 約 23 万 9 千 人 面 積 :352.8km2 呉 湾 は 東 洋 一 の 軍 港 として 栄 えた 第 二 次 大 戦 で 戦 艦 大 和 を 建 造 した 呉 海 軍 工 廠 があった 戦 後 は 造 船 鉄 鋼 業 を 中 心 に 発 展 視 察 先 概 要 平 成 15 年 に 下 蒲 刈 町 を 16 年 に 川 尻 町 を 平 成 17 年 に 音 戸 町 倉 橋 町 蒲 刈 町 安 浦 町 豊 浜 町 豊 町 の8 町 を 編 入 合 併 した 財 政 力 指 数 は0.60 自 主 財 源 比 率 は44.23% 視 察 内 容 減 塩 による 健 康 増 進 の 取 組 み について 呉 市 においては 健 康 寿 命 の 延 伸 にむけ 高 血 圧 の 原 因 でもある 塩 の 過 剰 摂 取 に 着 目 した 本 取 組 を 推 進 している 減 塩 への 意 識 づけや 実 践 につなげる 選 定 理 由 環 境 づくりだけでなく 地 域 医 療 や 飲 食 店 の 減 塩 メニューなど 様 々な 分 野 と の 連 携 も 行 っており 本 市 における 今 後 の 健 康 増 進 の 取 り 組 みを 考 えるに あたり 良 い 視 察 事 例 であると 判 断 した 豊 田 市 においては 健 康 への 関 心 を 高 め 健 康 づくりを 持 続 し 健 康 づくり 豊 田 市 の の 輪 を 広 げるための 様 々な 取 組 を 実 施 している 中 でも 重 要 なテーマとして 現 状 と 課 題 地 域 ぐるみの 健 康 づくりの 取 組 を 進 めているが より 効 果 的 な 施 策 が 必 要 と されている 状 況 である 塩 分 摂 取 量 の 多 い 東 日 本 に 比 べ 西 日 本 は 少 ないが 呉 市 は10g 前 後 だった また 呉 市 の 高 齢 化 率 は33%となった ( 同 規 模 の 都 市 で は 高 齢 化 が1 位 ) また 生 活 習 慣 病 のがん 心 疾 患 脳 血 管 疾 患 について 呉 市 広 島 県 全 国 との 比 較 をしたところ どれも 呉 市 が 高 率 だと 分 かった そこで 平 成 24 年 日 本 の 減 塩 を 本 気 で 考 えるというテーマで 県 民 市 民 医 療 関 係 者 栄 養 士 食 品 業 界 行 政 が 一 体 となった 取 組 み 減 視 察 概 要 塩 サミットin 呉 を 世 界 初 で 開 催 した 次 に 健 康 増 進 計 画 食 育 推 進 計 画 第 2 次 健 康 くれ21 を 作 成 し 基 本 目 標 に 健 康 寿 命 の 延 伸 をうたい 減 塩 をテーマとした 健 康 生 活 推 進 事 業 をスタートさせた 食 塩 摂 取 量 をまずは1 日 8g 未 満 を 目 指 そうとキャンペーンを 張 り ウォーキング 大 会 や 一 般 健 康 教 室 の 開 催 イベントへの 出 展 テ レビ 広 報 を 進 め 啓 発 グッズの 配 布 を 行 なっている 食 育 の 日 の 毎 月 19 日 と 毎 週 金 曜 日 に 健 康 増 進 課 職 員 が 統 一 カラーの 青 色 ( 減 塩 ブル 3

ー)Tシャツ ポロシャツを 着 用 してアピールしている 減 塩 でおいしい 食 育 と 題 して 保 健 所 保 育 所 幼 稚 園 学 校 が 食 育 の1つとして 減 塩 に 関 する 連 携 のため 減 塩 連 絡 会 を 設 置 し 子 どものころから 食 塩 摂 取 量 を 減 らそうとしている また 減 塩 リーフレ ットや 減 塩 レシピを 作 成 し 活 用 している 特 定 健 診 を6 千 人 が 受 診 しているが 健 診 の 結 果 減 塩 プログラム として 高 血 圧 かつ 食 塩 摂 取 量 8g 以 上 の 人 には 塩 ヘルス( 減 るす) 教 室 やフォローアップ 教 室 を 開 催 し 市 民 に 実 体 験 をしてもらってい る また 調 理 のコツ 講 座 を 開 き 調 理 実 習 を 行 なったり 登 録 レストラ ンがヘルシーランチを 提 供 している 減 塩 プログラム 教 室 が 終 了 した 人 の6ヶ 月 後 の 意 識 調 査 では 漬 物 にしょう 油 をかけなくなった 人 刺 身 につけるしょう 油 が 少 しになっ た 人 うどんの 汁 を 半 分 以 上 残 す 人 が20~30% 増 加 した また 減 塩 プログラム 参 加 者 の 推 定 食 塩 摂 取 量 の 調 査 結 果 は 男 性 は9.6g から9.2gへ 女 性 は10gから8.4gへ 総 計 では9.9gか ら8.6gに 減 少 した 減 塩 施 策 の 計 画 期 間 は 当 初 10 年 計 画 だったが 5 年 で 中 間 報 告 す るくらいならと 5 年 計 画 とした 今 後 は 医 療 機 関 との 連 携 による 推 定 食 塩 摂 取 量 検 査 をはじめ 地 域 学 校 企 業 と 一 緒 に 子 どもから 大 人 まで より 幅 広 く 食 の 健 康 づく りに 取 組 むとのこと 説 明 員 の 呉 市 保 健 所 健 康 増 進 課 の 下 田 真 由 美 主 幹 4

評 価 と その 理 由 本 市 に 反 映 できること まず 人 づくりの 施 策 の 中 に 健 康 づくりを 入 れている そして 基 本 目 標 に 健 康 寿 命 の 延 伸 をうたい 健 康 づくりにつ いて 市 民 に 分 かりやすい 減 塩 をテーマとしている また 第 2 次 健 康 くれ21 は 厚 労 省 の 健 康 日 本 21 より 先 に 策 定 しており 先 進 事 例 だ さらに 特 定 健 診 に 尿 検 査 による 推 定 食 塩 摂 取 量 検 査 を 追 加 実 施 し 施 策 推 進 の 追 跡 調 査 を 行 なっている これは 呉 市 独 自 の 施 策 であり 評 価 できる 評 価 とその 理 由 参 照 5

視 察 報 告 書 委 員 会 名 環 境 福 祉 委 員 会 委 員 名 加 茂 みきお 視 察 日 時 平 成 27 年 7 月 23 日 ( 木 ) 午 前 10 時 00 分 ~ 午 後 11 時 30 分 大 阪 府 大 阪 市 人 口 : 約 266 万 5 千 人 面 積 :225.21km2 大 化 の 改 新 後 難 波 宮 が 建 設 されてから1300 年 余 の 日 本 最 古 の 視 察 先 概 要 都 市 町 の 原 型 は16 世 紀 に 豊 臣 秀 吉 によってつくられた 財 政 力 指 数 は0.90 自 主 財 源 比 率 は59.87% 視 察 内 容 PCBの 適 正 管 理 の 取 組 み について 大 阪 市 は 全 国 5か 所 にある 高 濃 度 PCB 処 理 を 管 理 する 自 治 体 の 一 つで 選 定 理 由 あり 処 理 の 進 捗 や 安 全 管 理 の 状 況 を 鑑 み 本 市 のこれからの 取 組 の 参 考 と なると 判 断 した 平 成 26 年 度 に 国 はPCB 処 理 基 本 計 画 を 変 更 し 全 国 のPCB 廃 棄 物 処 豊 田 市 の 理 事 業 所 の 相 互 活 用 と 事 業 完 了 期 間 の10 年 延 長 をした そのため これま 現 状 と 課 題 で 以 上 にPCB 処 理 の 安 全 操 業 を 監 視 指 導 するとともにPCB 廃 棄 物 の 早 期 処 理 に 向 けた 取 組 を 推 進 する 必 要 がある 平 成 18 年 度 から 操 業 を 開 始 したが 始 めは 稼 働 率 を 低 くし 初 年 度 の18 年 度 は30%までしか 動 かさなかった 豊 田 や 東 京 の 稼 動 状 況 を 参 考 にして 徐 々に 稼 働 率 を 高 めていった また 他 のプラントの 事 故 を 十 分 検 証 して 処 理 に 当 たっている 平 成 18 年 度 から2 年 間 は 大 阪 市 内 のものを 処 理 してきた それ 以 降 は6 府 県 のものを 処 理 している しかし 変 電 施 設 3t もの 油 が 入 る 大 型 トランスなど 大 阪 市 内 のものがかなり 残 っている 平 成 13 年 の 特 措 法 (PCB 廃 棄 物 の 適 正 な 処 理 の 推 進 に 関 する 特 別 措 置 法 )により 事 業 者 から 年 に1 度 届 出 義 務 があり 1,600の 視 察 概 要 届 出 事 業 者 に 提 出 させている 届 出 がなければ 督 促 している PCB 廃 棄 物 は 廃 棄 物 になって 初 めて 対 称 となり 現 在 使 用 して いるものは 廃 棄 物 とはならない ただし 今 後 廃 棄 されると 処 理 機 関 に 間 に 合 わない 可 能 性 があり 法 律 上 現 在 使 用 しているものは 義 務 付 け がないため 使 用 している 事 業 者 に 効 力 がないことが 問 題 だ そもそもジェスコ 大 阪 の 地 元 の 方 の 声 は 早 く 処 理 を 終 えてほしい だが 国 の 要 請 に 地 元 は できるだけ 期 間 内 に 終 わってくれ と 言 っ ていた 住 民 にはプラント 施 設 が 近 いことから 緊 張 感 がある 平 成 28 年 7 月 までとされていた 処 理 が10 年 延 長 されたことでさらに 住 民 に 緊 張 感 が 増 している 一 日 でも 早 く 終 わるように 進 めなければな 6

らないと 考 えている これまでボヤが 発 生 しているが 操 業 を 止 めたことはない 運 営 会 社 に 任 せており トラブルの 報 告 がちょこちょこあるので 報 告 の 遅 延 を 問 題 視 している 従 業 員 について 人 がかわると 新 しく 入 った 人 が 完 全 防 護 服 を 着 て プラントの 中 の 作 業 は 特 に 暑 く 感 じるので 室 温 を2=3 度 下 げる 努 力 をしており これによって 従 業 員 の 定 着 率 が 上 がった おおむね 順 調 に 操 業 を 行 なっており 平 成 27 年 3 月 末 現 在 PC B 処 理 の 進 捗 率 は トランス コンデンサともに68%となっている 評 価 と その 理 由 本 市 に 反 映 できること 説 明 員 の 大 阪 市 環 境 局 環 境 管 理 部 産 業 廃 棄 物 規 制 担 当 課 の 有 門 貴 課 長 ( 右 )と 同 課 の 谷 野 寛 課 長 代 理 これまで 大 阪 市 の 安 全 監 視 委 員 会 だったが 2 年 前 に 解 散 し 新 た にPCB 監 視 部 会 をつくった 近 畿 2 府 4 県 (14の 政 令 市 を 含 む 合 計 20 自 治 体 )で 部 会 を 構 成 している 処 理 期 間 がさらに10 年 延 長 され 平 成 39 年 までに 安 全 かつ 完 全 に 処 分 を 終 了 させなければならない 中 で 排 出 している 近 畿 2 府 4 県 の 20 自 治 体 で 構 成 するPCB 監 視 部 会 がその 役 割 を 担 っていけるよう に 組 織 化 して 処 分 を 監 視 していく 体 制 をつくったことが 評 価 できる 大 阪 市 では 処 分 対 象 の 廃 棄 物 を スクラップ 屋 に 流 してしまうと か 解 体 工 事 のときになくなってしまうことが 想 定 されるので 留 意 して 対 応 しているとのことだが 豊 田 市 でも 同 様 に 違 反 案 件 への 対 策 が 必 要 だ 7

その 他 ( 意 見 課 題 など) 大 阪 市 は ジェスコ 大 阪 の 安 全 な 操 業 緊 張 感 ある 作 業 期 限 内 に 確 実 に 終 わらせるといったことを 常 にジェスコの 社 長 に 言 っていると のことだが ジェスコ 豊 田 に 対 しても 同 様 に 豊 田 市 が 働 きかけていく べきだ 処 理 期 間 を10 年 間 延 長 したことに 伴 い 10 年 前 に 設 計 施 工 し たときの 処 理 プラントの 施 設 や 設 備 などの 技 術 レベルが 10 年 延 長 することで 果 たして 耐 えうるのか? 有 門 課 長 は 国 の 説 明 ではプラントの 耐 用 年 数 は40 年 となってお り 配 管 などは 必 要 に 応 じてその 都 度 取 り 替 えるなどして 修 繕 してい るが 環 境 省 が 責 任 を 持 って 安 全 が 確 保 できるよう 豊 田 北 九 州 と 共 に 要 望 していく と 述 べた これに 合 わせて 全 国 5つの 処 理 施 設 を 持 つ 自 治 体 が1つになって 国 の 事 業 を 完 了 させるために 必 要 な 要 望 活 動 を 行 なうこと 国 が 低 濃 度 のものを 民 間 が 処 分 できるように 認 定 したことで 民 間 の 処 理 施 設 として23の 事 業 者 ができてきたことは 早 期 処 分 の 促 進 が 期 待 できる 届 出 事 業 者 にとって 1キロ3 万 円 の 処 理 費 用 がかかることが 負 担 となっている 8