知 っていますか? 国 民 年 金 って 実 は 納 めた 額 以 上 に 受 け 取 れます 老 後 も 万 一 のときも サポートします コンビニ インターネット からでも 納 付 できます 保 険 料 をまとめて 支 払 う と 割 引 があります 国 民 年 金 は あなたとみんなの 未 来 をつなぐ 大 切 な きずな です 支 え 合 って 将 来 にもっと 確 かな 安 心 を 厚 生 労 働 省 日 本 年 金 機 構 平 成 22 年 度 版
メリット1 老 後 をずっと 支 える 終 身 の 年 金 日 本 人 の 平 均 寿 命 は 医 療 技 術 の 進 歩 等 によって 今 後 もさらに 延 びる ことが 予 想 され 老 後 の 生 活 費 の 不 安 が 大 きくなります 国 民 年 金 は 生 きている 限 り 年 金 が 受 け 取 れる 一 生 涯 の 保 障 です メリット2 不 測 の 事 態 に 備 える 保 険 としての 年 金 国 民 年 金 は 老 後 だけでなく 加 入 者 が 事 故 や 病 気 で 障 害 が 残 った 場 合 は 障 害 基 礎 年 金 が 支 給 され 死 亡 した 時 は その 遺 族 に 遺 族 基 礎 年 金 が 支 給 されます 公 的 年 金 制 度 の 障 害 遺 族 年 金 は 日 本 の 人 口 の20 人 に1 人 が 受 給 メリット3 納 めた 保 険 料 分 は 税 金 の 負 担 が 軽 減 納 めた 保 険 料 は 社 会 保 険 料 控 除 として 全 額 控 除 の 対 象 となり 税 金 が 安 くなります 税 金 軽 減 額 ( 税 率 10%の 方 の 場 合 ) 1 年 間 の 保 険 料 179,440 円 1 月 ~4 月 14,660 円 4ヶ 月 5 月 ~12 月 15,100 円 8ヶ 月 平 成 21 年 12 月 分 から 平 成 22 年 11 月 分 の 定 額 保 険 料 で 計 算 ( 注 ) 確 定 申 告 で 戻 る 額 17,944 円 被 保 険 者 (ご 本 人 )の 代 わりに 納 付 義 務 者 ( 配 偶 者 世 帯 主 )が 納 付 した 場 合 は 納 付 義 務 者 が 社 会 保 険 料 控 除 を 受 けられます 国 民 年 金 保 険 料 について 社 会 保 険 料 控 除 の 適 用 を 受 ける 場 合 には 申 告 書 の 提 出 の 際 に 社 会 保 険 料 控 除 証 明 書 や 領 収 証 書 など 保 険 料 を 支 払 ったこと を 証 明 する 書 類 の 添 付 等 が 義 務 付 けられています ( 注 )この 金 額 以 上 を 源 泉 徴 収 等 されている 場 合 1
メリット4 生 涯 の 年 金 額 は 保 険 料 の1.7 倍 以 上 国 民 年 金 の 老 齢 基 礎 年 金 は 1/2( 平 成 21 年 3 月 分 までは1/3) が 国 庫 負 担 ( 税 金 )で 賄 われていることにより 払 った 保 険 料 を 上 回 る 給 付 を 受 けられる 計 算 となっています 厚 生 労 働 省 の 試 算 では 1985 年 生 まれ(2005 年 に20 )の 人 でも 納 めた 保 険 料 の1.7 倍 以 上 と なります 給 付 と 負 担 ( 保 険 料 と 年 金 のスライドを 考 慮 して 計 算 したもの) 1985 年 生 保 険 料 1,200 保 険 料 600 1.7 倍 1955 年 生 2.3 倍 年 金 額 2,100 年 金 額 1,400 ( 注 1) 保 険 料 は20 から60 までの40 年 間 納 付 するものと 仮 定 ( 注 2) 年 金 額 は 20 の 方 は65 から87 まで 50 の 方 は65 から85 まで 受 給 するものとして 計 算 (60 からの 平 均 余 命 20 の 方 :27 年 50 の 方 : 25 年 ) ( 注 3) 保 険 料 及 び 年 金 額 は 納 めた 保 険 料 の 総 額 と65 以 降 に 給 付 される 年 金 の 総 額 を 賃 金 上 昇 率 を 用 いて 各 世 代 が65 になった 時 点 の 金 額 として 算 出 し その 金 額 を 物 価 上 昇 率 で 割 り 引 いて 現 在 価 値 ( 平 成 16 年 度 )に 置 き 換 えたもの ( 経 済 前 提 (2009 年 ~): 賃 金 上 昇 率 2.1% 物 価 上 昇 率 1.0%) メリット5 国 民 年 金 は 経 済 の 変 動 にも 負 けません 賃 金 や 物 価 の 変 動 にあわせて 年 金 を 支 える 力 と 給 付 のバランスをと る 仕 組 みにより 年 金 額 が 改 定 されるため 年 金 に 加 入 (20 )してか ら 年 金 を 受 給 (65 )するまでの 間 経 済 社 会 が 大 きく 変 動 したとし ても 年 金 の 価 値 が 保 障 されるのです 老 齢 基 礎 年 金 額 622,800 円 ( 昭 和 61 年 度 ) 792,100 円 ( 平 成 22 年 度 ) このように 国 民 年 金 は 有 利 で 魅 力 的 な 制 度 です! 2
3つの 基 礎 年 金 があなたの 一 生 をサポートします 老 後 に 備 えます 65 から 一 生 涯 老 齢 基 礎 年 金 が 支 給 されます ( 終 身 保 障 ) 老 齢 基 礎 年 金 平 成 22 年 度 年 金 額 792,100 円 ( 満 額 ) 20 から60 になるまでの40 年 間 (480 月 )の 全 期 間 保 険 料 を 納 めた 方 は 65 から 満 額 の 老 齢 基 礎 年 金 が 支 給 されます 保 険 料 を 全 額 免 除 された 期 間 の 年 金 額 は1/2( 平 成 21 年 3 月 分 までは1/3)となりますが 保 険 料 の 未 納 期 間 は 年 金 の 対 象 期 間 になりません 会 社 員 や 公 務 員 ( 厚 生 年 金 や 共 済 組 合 に 加 入 )だった 方 には 老 齢 厚 生 年 金 や 退 職 共 済 年 金 が 上 乗 せされて 支 給 されます 老 齢 基 礎 年 金 を 受 けるためには 保 険 料 を 納 めた 期 間 と 保 険 料 を 免 除 された 期 間 が 最 低 25 年 間 (300 月 ) あることが 必 要 です 老 齢 基 礎 年 金 の 計 算 式 は 次 のとおりです 792,100 円 保 険 料 納 付 月 数 +( 保 険 料 全 額 免 除 月 数 8 分 の4)+( 保 険 料 4 分 の1 納 付 月 数 8 分 の5)+( 保 険 料 半 額 納 付 月 数 8 分 の6)+( 保 険 料 4 分 の3 納 付 月 数 8 分 の7) / 加 入 可 能 年 数 12 ただし 平 成 21 年 3 月 分 までは 全 額 免 除 は6 分 の2 4 分 の1 納 付 は6 分 の3 半 額 納 付 は6 分 の4 4 分 の3 納 付 は6 分 の5にて そ れぞれ 計 算 されます 定 額 の 国 民 年 金 保 険 料 を 納 付 している 方 へ ~ 付 加 年 金 または 国 民 年 金 基 金 のいずれかに 任 意 で 加 入 できます ~ 付 加 年 金 : 国 民 年 金 保 険 料 に 付 加 保 険 料 ( 月 額 400 円 )をプラスして 納 付 すると 老 齢 基 礎 年 金 に 付 加 年 金 が 上 乗 せ されます 付 加 年 金 の 年 金 額 は 200 円 付 加 保 険 料 納 付 月 数 です お 申 し 込 み 先 はお 住 まいの 市 区 町 村 役 場 です 国 民 年 金 基 金 :ライフプランに 応 じて 加 入 口 数 ( 月 額 の 掛 金 は 68,000 円 まで)や 年 金 の 種 類 を 選 択 することができます 国 民 年 金 基 金 は 老 齢 基 礎 年 金 に 上 乗 せする 公 的 な 年 金 です 詳 細 は 国 民 年 金 基 金 連 合 会 ホームページ (http://www.npfa.or.jp/)でご 確 認 いただくか 0120-65-4192までお 問 い 合 わせください 国 民 年 金 基 金 は 国 民 年 金 の 任 意 加 入 被 保 険 者 の 方 は 加 入 できません 不 測 の 事 態 に 備 えます 病 気 やケガで 障 害 を 負 われて 働 けなくなったときには 障 害 基 礎 年 金 が また 万 一 ご 本 人 が 亡 くなったときは 残 された 妻 や 子 に 遺 族 基 礎 年 金 が 支 給 されます また 会 社 員 や 公 務 員 であるときの 障 害 や 死 亡 の 場 合 には 厚 生 年 金 や 共 済 年 金 からも 基 礎 年 金 に 上 乗 せされて 年 金 が 支 給 されます 障 害 基 礎 年 金 遺 族 基 礎 年 金 平 成 22 年 度 年 金 額 ( 定 額 ) 990,100 円 (1 級 ) 794,500 792,100 円 (2 円 (2 級 ) 級 ) 国 民 年 金 加 入 中 の 病 気 やケガで 障 害 等 級 表 (1 級 2 級 )による 障 害 の 状 態 にある 間 は 障 害 基 礎 年 金 が 支 給 されます ( 注 ) 子 の 人 数 によって 加 算 (1 人 につき:227,900 円 3 人 目 以 降 :75,900 円 )があります 平 成 22 年 度 年 金 額 1,020,000 円 ( 妻 ) ( 基 本 額 ( 定 額 ):792,100 円 + 子 1 人 の 加 算 額 :227,900 円 ) 国 民 年 金 の 加 入 者 が 亡 くなったとき その 方 によって 生 計 を 維 持 されていた 子 のある 妻 又 は 子 に 支 給 されます ( 注 1) 子 は18 到 達 年 度 の 末 日 まで 又 は 障 害 がある 場 合 は20 まで 支 給 されます ( 注 2) 妻 に 支 給 される 場 合 は 子 の 人 数 によって 加 算 があります 障 害 基 礎 年 金 や 遺 族 基 礎 年 金 を 受 けるためには 障 害 や 死 亡 といった 事 故 が 発 生 するまでの 公 的 年 金 の 加 入 期 間 の2/3 以 上 の 期 間 について 保 険 料 が 納 付 又 は 免 除 されていること もしくは 初 診 日 又 は 死 亡 された 日 の 属 する 月 の 前 々 月 までの1 年 間 に 保 険 料 の 未 納 がないことが 必 要 です 3
日 本 国 内 に 居 住 している20 から60 未 満 の 全 ての 方 は 公 的 年 金 に 加 入 します 国 民 年 金 はすべての 公 的 年 金 の 基 礎 となるものです 日 本 国 内 にお 住 まいの20 以 上 60 未 満 の 方 は 公 的 年 金 に 加 入 することが 法 律 で 義 務 付 けられています 加 入 者 は 職 業 などによって3つのグループに 分 かれており それぞれ 加 入 手 続 きや 保 険 料 の 納 付 方 法 が 違 います 結 婚 や 就 職 転 職 などで 加 入 するグループが 変 わった ときは 2 週 間 以 内 に 手 続 きをすることが 必 要 です どんな 人 が? 加 入 の 届 出 は? 保 険 料 の 納 付 は? 第 1 号 無 職 自 営 業 者 等 ご 自 身 で 市 区 町 村 役 場 へ 届 出 ご 自 身 で 納 付 第 2 号 会 社 員 公 務 員 等 勤 務 先 が 届 出 勤 務 先 で 納 付 第 3 号 専 業 主 婦 等 配 偶 者 ( 第 2 号 )の 勤 務 先 が 届 出 なし( 配 偶 者 の 制 度 が 負 担 ) 例 えば 太 郎 さん 花 子 さんご 夫 婦 が20 から60 到 達 まで 加 入 する 年 金 は? 太 郎 さん: 20 に 到 達 学 生 なので 国 民 年 金 ( 第 1 号 被 保 険 者 )に 加 入 22 で 就 職 会 社 員 になり 厚 生 年 金 ( 第 2 号 被 保 険 者 )に 加 入 45 で 転 職 のため 退 職 次 の 会 社 に 就 職 するまでは 国 民 年 金 ( 第 1 号 被 保 険 者 )に 加 入 58 で 退 職 退 職 後 も 60 到 達 までは 国 民 年 金 ( 第 1 号 被 保 険 者 )に 加 入 花 子 さん: 20 に 到 達 20 到 達 時 はすでに 会 社 員 で 厚 生 年 金 ( 第 2 号 被 保 険 者 )に 加 入 29 で 結 婚 退 職 夫 に 扶 養 されている 間 は 国 民 年 金 ( 第 3 号 被 保 険 者 )に 加 入 45 で 夫 が 退 職 国 民 年 金 の 第 1 号 被 保 険 者 に 変 更 夫 が 再 就 職 国 民 年 金 の 第 3 号 被 保 険 者 に 変 更 夫 が 58 で 退 職 60 到 達 までは 国 民 年 金 ( 第 1 号 被 保 険 者 )に 加 入 太 郎 さん ( 夫 ) 花 子 さん ( 妻 ) 20 22 ( 就 職 ) 45 ( 転 職 ) 58 ( 退 職 ) 学 生 会 社 員 無 職 会 社 員 無 職 第 1 号 第 2 号 第 1 号 第 2 号 第 1 号 ( 国 民 年 金 ) ( 厚 生 年 金 ) ( 国 民 年 金 ) ( 厚 生 年 金 ) ( 国 民 年 金 ) 20 29 ( 結 婚 ) 60 会 社 員 専 業 主 婦 第 2 号 第 3 号 第 1 号 第 3 号 第 1 号 ( 厚 生 年 金 ) ( 国 民 年 金 ) ( 国 民 年 金 ) ( 国 民 年 金 ) ( 国 民 年 金 ) 60 第 1 号 第 2 号 第 3 号 の 被 保 険 者 期 間 ( 保 険 料 納 付 済 期 間 及 び 保 険 料 免 除 期 間 )を 合 計 して25 年 で 老 齢 基 礎 年 金 の 受 給 資 格 ができます また 保 険 料 納 付 済 期 間 が40 年 (20 ~60 )で 満 額 の 老 齢 基 礎 年 金 を 受 け 取 ることができます 国 民 年 金 は 20 から60 到 達 まで 加 入 が 義 務 付 けられていますが 希 望 すれば65 到 達 までの 間 任 意 加 入 ができます 60 到 達 までに25 年 の 受 給 資 格 期 間 を 満 たしておらず 老 齢 基 礎 年 金 の 受 給 資 格 がない 方 は 任 意 加 入 する ことにより 受 給 資 格 を 得 ることができる 場 合 があり また 40 年 (480 月 )の 納 付 済 期 間 がないため 老 齢 基 礎 年 金 を 満 額 受 けとれない 場 合 は 受 給 額 を 満 額 もしくは 満 額 に 近 づけることもできますので お 気 軽 に 最 寄 りの 年 金 事 務 所 又 はお 住 まいの 市 区 町 村 役 場 の 国 民 年 金 担 当 窓 口 にお 問 い 合 わせください 4
国 民 年 金 の 保 険 料 国 民 年 金 第 1 号 被 保 険 者 の 月 々の 保 険 料 は15,100 円 ( 平 成 22 年 度 )です また 保 険 料 を 前 払 い( 前 納 )すると 保 険 料 がお 安 くなります 口 座 振 替 はさらに 保 険 料 が 安 くなります 納 付 方 法 1ヶ 月 分 ( 1) 6ヶ 月 分 ( 2) 1 年 分 ( 3) 現 金 支 払 ( 月 々) 15,100 円 90,600 円 181,200 円 現 金 支 払 ( 前 納 ) 割 引 額 89,860 円 740 円 177,980 円 3,220 円 口 座 振 替 ( 前 納 ) 割 引 額 15,050 円 5 0 円 89,570 円 1,030 円 177,400 円 3,800 円 1 口 座 振 替 には1ヶ 月 の 前 納 制 度 があります 通 常 の 振 替 日 は 翌 月 末 ですが 当 月 末 の 振 替 にする と 月 々の 保 険 料 が50 円 お 安 くなります 2 6ヶ 月 分 の 前 納 は 4 月 分 から9 月 分 までの 保 険 料 を 当 年 4 月 末 までに 納 め 10 月 分 から 翌 年 3 月 分 までの 保 険 料 を 当 年 10 月 末 までに 納 めます ( 口 座 振 替 の 場 合 は それぞれ4 月 末 また は10 月 末 に 振 り 替 えます ) 3 1 年 分 の 前 納 は 4 月 分 から 翌 年 3 月 分 までの 保 険 料 を 当 年 4 月 末 までに 納 めます ( 口 座 振 替 の 場 合 は 4 月 末 に 振 り 替 えます ) ( 注 1) 月 末 が 休 日 の 場 合 は 翌 営 業 日 が 振 替 日 又 は 納 付 期 限 となります ( 注 2) 6ヶ 月 1 年 以 外 でも 現 金 によりご 希 望 月 から 翌 年 3 月 までの 前 納 も 可 能 です 国 民 年 金 保 険 料 の 納 め 方 国 民 年 金 の 保 険 料 は 以 下 の 方 法 で 納 められます 金 融 機 関 郵 便 局 コンビニの 窓 口 で 納 める( 1 参 照 ) 口 座 振 替 クレジットカ ードで 納 める( 2 参 照 ) インターネットや 携 帯 電 話 で 納 める( 3 参 照 ) 1 保 険 料 は 事 前 にお 届 けする 納 付 書 で 納 めます なお お 手 元 に 納 付 書 がないときには 年 金 事 務 所 までお 電 話 ください 2 口 座 振 替 クレジットカードをご 利 用 される 方 は お 近 くの 年 金 事 務 所 または 金 融 機 関 の 窓 口 で 手 続 きをお 願 いします ( 郵 送 による 手 続 きもお 受 けしますので 年 金 事 務 所 にお 問 い 合 わせ ください ) 3 インターネット 等 をご 利 用 しての 納 付 方 法 については 日 本 年 金 機 構 ホームページ (http://www.nenkin.go.jp/) でご 案 内 しております 資 力 があるにもかかわらず 保 険 料 を 納 めない 方 には 財 産 等 の 差 し 押 さえの 手 続 きを させていただくことがあります 5
保 険 料 を 納 めることが 難 しい 方 は? 所 得 が 少 ないなど 保 険 料 を 納 めることが 経 済 的 に 困 難 な 場 合 には 本 人 の 申 請 手 続 によって 保 険 料 の 納 付 が 免 除 または 猶 予 される 制 度 があり 次 の3 種 類 があります 1 免 除 ( 全 額 免 除 一 部 納 付 ) 申 請 本 人 世 帯 主 配 偶 者 の 前 年 所 得 が 一 定 額 以 下 の 場 合 に 申 請 手 続 することにより 保 険 料 の 納 付 が 全 額 免 除 又 は 半 額 納 付 などの 一 部 納 付 となります 免 除 の 対 象 となる 所 得 のめやす ( 平 成 22 年 度 ) 一 部 納 付 世 帯 構 成 全 額 免 除 1/4 納 付 半 額 納 付 3/4 納 付 なお 一 部 納 付 ( 一 部 免 除 )については 一 部 納 付 額 が 未 納 の 場 合 一 部 免 除 も 無 効 ( 未 納 と 同 じ)になります 4 人 世 帯 162 230 282 335 (ご 夫 婦 お 子 さん2 人 ) 1/4 納 付 及 び3/4 納 付 は 平 成 18 年 7 月 から 実 施 です 2 人 世 帯 (ご 夫 婦 のみ) 92 142 195 247 2 若 年 者 納 付 猶 予 申 請 単 身 世 帯 57 93 141 189 30 未 満 の 方 で 本 人 配 偶 者 の 前 年 所 得 が 一 定 額 以 下 の 場 合 に 申 請 することにより 保 険 料 の 納 付 が 猶 予 されます 3 学 生 納 付 特 例 申 請 学 生 の 方 で 本 人 の 前 年 所 得 が 一 定 額 以 下 の 場 合 に 申 請 することにより 保 険 料 の 納 付 が 猶 予 されます 4 人 世 帯 2 人 世 帯 のご 夫 婦 は 夫 か 妻 のどち らかのみに 所 得 がある 世 帯 の 場 合 4 人 世 帯 のお 子 さんは16 未 満 の 場 合 のめやすです 若 年 者 納 付 猶 予 は 全 額 免 除 と 同 基 準 学 生 納 付 特 例 は 半 額 納 付 と 同 基 準 となります 退 職 者 震 災 風 水 害 等 の 被 災 者 の 方 は 所 得 に 関 係 なく 該 当 する 場 合 がありますので ご 相 談 ください 1~3の 期 間 は 老 齢 障 害 遺 族 基 礎 年 金 の 受 給 資 格 をみる 場 合 に 必 要 な 期 間 に 算 入 されます ( 一 部 納 付 については 一 部 納 付 保 険 料 を 納 付 している 事 が 必 要 です ) 1の 期 間 にかかる 老 齢 基 礎 年 金 の 金 額 は 保 険 料 を 全 額 納 付 した 場 合 と 比 較 して 次 のとおりで す 一 部 納 付 は 納 付 すべき 保 険 料 を 納 付 されなかった 場 合 は 年 金 額 には 算 入 されません 全 額 免 除 8 分 の4 1/4 納 付 8 分 の5 半 額 納 付 8 分 の6 3/4 納 付 8 分 の7 ただし 平 成 21 年 3 月 分 までは 全 額 免 除 は6 分 の2 1/4 納 付 は6 分 の3 半 額 納 付 は6 分 の4 3/4 納 付 は6 分 の5にて それぞれ 計 算 されます 2 3の 期 間 については 受 給 資 格 の 必 要 な 期 間 には 算 入 されますが 老 齢 基 礎 年 金 の 額 には 算 入 されません 将 来 満 額 の 老 齢 基 礎 年 金 を 受 け 取 るために 1~3の 期 間 について10 年 以 内 であれば( 平 成 22 年 4 月 分 なら 平 成 32 年 4 月 まで) さかのぼって 保 険 料 を 納 める( 追 納 )ことができます 保 険 料 の 追 納 は 原 則 として 先 に 経 過 した 期 間 から 行 うこととされています また 保 険 料 免 除 等 の 承 認 を 受 けた 期 間 の 翌 年 度 から 起 算 して 3 年 度 目 以 降 に 保 険 料 を 追 納 する 場 合 は 当 時 の 保 険 料 額 に 経 過 期 間 に 応 じた 加 算 額 が 上 乗 せされますので 早 めの 追 納 をおすすめします 保 険 料 を 未 納 のまま 放 置 すると 将 来 の 老 齢 基 礎 年 金 を 受 け 取 ることができなくなっ たり いざというときの 障 害 基 礎 年 金 や 遺 族 基 礎 年 金 を 受 け 取 ることができない 場 合 があります 必 ず 保 険 料 を 納 めるか 納 めることが 難 しい 方 は1~3の 申 請 をしまし ょう 申 請 は お 住 まいの 市 区 町 村 役 場 の 国 民 年 金 担 当 窓 口 年 金 事 務 所 でお 受 けいたします 6
年 金 の 意 義 とは? ( 高 度 成 長 期 ) ( 安 定 成 長 期 ) 過 去 現 在 第 1 次 産 業 中 心 第 2 3 次 産 業 中 心 第 3 次 産 業 中 心 産 業 構 造 の 変 化 都 市 化 核 家 族 化 三 世 代 家 族 中 心 核 家 族 中 心 少 子 化 女 性 の 社 会 進 出 な ど 更 なる 家 族 の 変 容 核 家 族 化 が 進 み 私 的 扶 養 が 減 少 する 中 でも 高 齢 者 の 自 立 した 生 活 を 社 会 全 体 で 支 援 家 族 内 の 私 的 扶 養 社 会 的 扶 養 = 公 的 年 金 制 度 の 整 備 発 展 持 続 可 能 な 年 金 制 度 の 構 築 が 大 きな 課 題 ( 支 えられる 世 代 と 支 える 世 家 庭 内 扶 養 から 社 会 的 扶 養 へ 代 の 相 互 理 解 ) かつての 日 本 では 祖 父 母 父 母 子 供 たちが 一 緒 に 暮 らし その 中 で 家 族 が 高 齢 者 を 扶 養 すること(= 私 的 扶 養 )が 一 般 的 でした しかし 核 家 族 化 が 進 み 兄 弟 姉 妹 が 少 な くなっている 現 在 老 後 の 生 活 を 自 分 の 子 供 に 頼 ることが 難 しくなっています 国 民 年 金 などの 公 的 年 金 は 老 後 の 生 活 を 安 心 して 送 れるよう 社 会 全 体 で 高 齢 者 の 生 活 を 支 え ご 自 身 が 高 齢 者 になったときには 次 の 世 代 に 支 えてもらう いわば 仕 送 りのよ 私 的 扶 養 社 会 的 扶 養 高 齢 者 世 代 年 金 制 度 社 会 的 扶 養 高 齢 者 世 代 年 金 制 度 うな 仕 組 み(= 社 会 的 扶 養 )が 必 要 であるという 考 え 方 のもとで 形 成 されてきた 制 度 です すなわち 親 の 世 代 の 年 金 を 支 える 保 険 料 を 納 付 する 義 務 を 果 たした 程 度 に 応 じ 将 来 現 役 世 代 現 役 世 代 子 供 の 世 代 に 支 えてもらえるという 世 代 間 扶 養 の 仕 組 みです 年 金 総 額 は49 兆 円 国 民 所 得 の13.9%を 占 める 国 民 の4 人 に1 人 が 年 金 を 受 給 年 金 の 役 割 って? 高 齢 期 の 生 活 の 基 本 を 支 える (%) ( 兆 円 ) 44.3 45.6 46.5 47.4 48.9 20 50 13.9 40 15 12.2 12.5 12.4 12.5 30 10 20 5 10 ( 万 人 ) 4,000 3,500 受 3,000 給 者 2,500 数 2,000 1,500 1,000 500 3,223 3,287 3,366 3,480 3,593 高 齢 者 の 生 活 の 安 心 0 16 年 度 17 年 度 18 年 度 19 年 度 20 年 度 資 料 : 厚 生 年 金 保 険 国 民 年 金 事 業 の 概 況 ( 厚 生 労 働 省 ) 0-16 年 度 17 年 度 18 年 度 19 年 度 20 年 度 資 料 : 厚 生 年 金 保 険 国 民 年 金 事 業 の 概 況 ( 厚 生 労 働 省 ) 現 役 世 代 の 生 活 の 安 心 もしも 年 金 がなかったら 仮 に お 子 様 が1 人 しかおられないご 家 族 のお 子 様 同 士 が 結 婚 し どちらのご 両 親 とも 年 金 がなければ 夫 婦 で4 人 分 の 仕 送 りが 必 要 となり ご 両 親 の 経 済 的 な 心 配 をしながら 生 活 することになります 年 金 があるから 現 役 世 代 の 生 活 も 成 り 立 っていると 言 えるのではないでしょうか そし て いずれ 自 分 も 誰 かに 支 えてもらう 時 期 が 訪 れます 年 金 制 度 は このように 社 会 的 な 世 代 間 扶 養 の 仕 組 みへの 参 加 なのです ( 対 県 民 所 得 比 上 位 7 県 ) 地 域 経 済 を 支 える 役 割 家 計 消 費 の2 割 が 年 金 の 地 域 も 都 道 府 県 名 ( 高 齢 者 の 割 合 ) 対 県 民 所 得 比 対 家 計 最 終 消 費 支 出 比 島 根 県 (28.2%) 高 知 県 (27.2%) 長 崎 県 (24.8%) 山 口 県 (26.4%) 鳥 取 県 (25.1%) 15.7% 15.7% 14.9% 14.5% 14.3% 22.8% 19.5% 21.7% 23.2% 18.8% 秋 田 県 (28.0%) 14.2% 17.6% 宮 崎 県 (24.7%) 14.1% 19.1% 仕 送 り その 他 の 所 得 5.5% 財 産 所 得 5.9% 稼 働 所 得 16.9% 年 金 は 高 齢 者 世 帯 の 収 入 の7 割 公 的 年 金 恩 給 209.4 (70.8%) 資 料 : 平 成 20 年 国 民 生 活 基 礎 調 査 ( 厚 生 労 働 省 ) 公 的 年 金 恩 給 以 外 の 社 会 保 障 給 付 金 0.8% 7 8
年 金 とライフステージ 例 えば 20 22 28 55 60 65 その 他 の 届 出 住 所 変 更 届 ( 引 っ 越 し) 氏 名 変 更 届 ( 結 婚 等 ) 資 格 喪 失 届 ( 海 外 転 出 ) 第 1 号 被 保 険 者 ( 自 営 業 学 生 等 ) 資 格 取 得 届 ( 国 民 年 金 に 加 入 第 1 号 ) ご 本 人 市 区 町 村 60 到 達 により 資 格 喪 失 ( 届 出 不 要 ) 就 職 退 職 年 金 の 裁 定 請 求 第 2 号 被 保 険 者 ( 会 社 員 公 務 員 ) 資 格 取 得 届 ( 厚 生 年 金 又 は 共 済 年 金 ) 第 1 号 第 2 号 種 別 変 更 届 第 2 号 第 1 号 ご 本 人 市 区 町 村 配 偶 者 退 職 資 格 喪 失 届 諸 変 更 届 事 業 主 年 金 事 務 所 が 退 事 業 主 年 金 事 務 所 結 婚 職 インターネットでご 自 身 の 年 金 加 入 記 録 を いつでも 閲 覧 できる 年 金 個 人 情 報 提 供 サー 年 金 制 度 は それぞれのライフステージ の 変 化 に 応 じて さまざまな 届 出 などが 必 要 になります ご 不 明 な 点 があれば お 気 軽 にお 近 くの 年 金 事 務 所 へお 問 い 合 わせください 第 3 号 被 保 険 者 ( 会 社 員 公 務 員 の 被 扶 養 配 偶 者 ) 種 別 変 更 届 第 1 2 号 第 3 号 事 業 主 年 金 事 務 所 配 偶 者 が 退 職 種 別 変 更 届 第 3 号 第 1 号 ご 本 人 市 区 町 村 60 到 達 により 資 格 喪 失 ( 届 出 不 要 ) ビス が 便 利 です (ユーザID パスワードを 取 得 し てご 自 身 の 年 金 加 入 記 録 を 確 認 しませんか?) 24 時 間 いつでも 日 本 年 金 機 構 ホームペー ジ(http://www.nenkin.go.jp/)から 確 認 お 申 し 込 みができます このサービスは 国 民 年 金 および 厚 生 年 金 の 加 入 者 が 対 象 となっています お 申 し 込 みには 基 礎 年 金 番 号 が 必 要 となりますので 年 金 手 帳 など 基 礎 年 金 番 号 を 確 認 できるものをご 用 意 ください 9 10