神 奈 川 県 医 療 連 携 手 帳 ( 大 腸 ) 済 生 会 横 浜 市 南 部 病 院 第 1 版
連 携 手 帳 とは この 手 帳 は 手 術 を 施 行 した 病 院 とりつけ 医 が 協 力 し 専 門 的 な 医 療 と 総 合 的 な 診 療 をバランスよく 提 供 する 共 同 診 療 体 制 を 構 築 することを 目 的 に 作 成 されました 内 容 は 1 共 同 診 療 に 必 要 な 診 療 情 報 2 5 年 間 の 診 療 予 定 表 3 5 年 分 の 診 療 記 録 4 病 気 に 関 する 説 明 の4つに 分 れています 診 療 記 録 の 所 には 患 者 さん 自 身 に 記 入 し てもらう 欄 が 設 けてあります この 連 携 手 帳 を 使 用 することで 患 者 さんは 今 後 の 診 療 予 定 を 知 ることが 出 来 ますし 診 療 情 報 が 共 有 されますの で 安 心 してこれまで 通 りりつけ 医 の 診 療 を 受 けること が 出 来 ます 通 院 時 間 や 待 ち 時 間 が 短 縮 し 通 院 の 負 担 が 軽 減 します また 他 の 病 気 で 別 の 医 療 機 関 を 受 診 する 場 合 でも お 薬 手 帳 と 一 緒 に 連 携 手 帳 を 持 参 すれば 治 療 内 容 が 正 確 に 伝 わり 診 療 に 役 立 ちます(4ページの 図 参 照 ) 病 状 が 落 ち 着 いているときの 投 薬 や 日 常 の 診 療 はり つけ 医 が 行 い 手 術 を 行 った 病 院 へは 節 目 に 受 診 して 頂 き ます( 予 定 表 をご 覧 ください) 何 心 配 なことがある 時 には まずりつけ 医 にご 相 談 ください 適 宜 必 要 に 応 じて 手 術 病 院 を 受 診 して 頂 きます また 緊 急 を 要 する 場 合 で 休 日 や 夜 間 等 でりつけ 医 を 受 診 できない 場 合 は 手 術 した 病 院 ( 電 話 番 号 は3ページにあります)までご 連 絡 ください なお 大 腸 がん 以 外 のがん( 胃 がん 肺 がん 肝 がん 乳 がん 婦 人 科 がん 前 立 腺 がんなど)は 検 査 の 対 象 外 と なります りつけの 先 生 に 診 ていただく 地 域 の 健 康 診 断 などをお 受 け 下 さい この 医 療 連 携 手 帳 は 東 京 都 医 療 連 携 手 帳 を 基 に 作 成 し ております 1
連 携 手 帳 を 用 いた 診 療 の 流 れ 連 携 手 帳 治 療 病 院 ( 節 目 受 診 ) りつけ 医 患 者 さん お 薬 手 帳 他 の 医 療 機 関 保 険 薬 局 連 携 手 帳 とお 薬 手 帳 を 持 っていれば 安 心 です 2
お 名 前 生 年 日 明 大 昭 平 年 日 身 長 cm 体 重 kg 手 術 病 院 手 術 病 院 済 生 会 横 浜 市 南 部 病 院 電 話 045(832)1111 ID 担 当 医 手 術 日 平 成 年 日 平 成 年 日 りつけ 医 療 機 関 (1) りつけ 医 療 機 関 (1) 医 師 名 電 話 りつけ 医 療 機 関 (2) りつけ 医 療 機 関 (2) 医 師 名 電 話 りつけ 薬 局 りつけ 薬 局 電 話 3
既 往 歴 および 現 在 治 療 中 の 病 気 高 血 圧 糖 尿 病 アレルギー( 薬 食 べ 物 等 ) 内 服 薬 (お 薬 手 帳 がある 時 は 記 入 不 要 ) 4
手 術 切 除 部 位 術 式 手 術 日 結 腸 回 盲 部 右 結 腸 右 半 横 行 下 行 S 状 左 半 20 年 直 腸 S 状 部 前 方 低 位 前 方 マイルズ 日 ハルトマン 局 所 切 除 直 腸 その 他 ( ) ステージ ( 取 扱 規 約 第 7 版 ) 術 前 CEA 値 0 Ⅰ Ⅱ ng/ml <あなたの 今 後 の 治 療 方 針 は> ステージ 0 大 腸 がんの 経 過 観 察 は 終 了 です 検 診 を 受 けて 下 さい ステージⅠ 大 腸 がんの 術 後 の 定 期 観 察 を 受 けて 下 さい ステージⅡ 大 腸 がんの 術 後 の 定 期 観 察 を 受 けて 下 さい * ステージⅡは 再 発 高 リスク 群 と 低 リスク 群 に 分 れますが その 基 準 は 定 まっておりま せん 主 治 医 と 相 談 して 術 後 補 助 化 学 療 法 を 受 け る 患 者 さん( 再 発 高 リスク 群 )は この 術 後 連 携 パスの 対 象 になりません 定 期 観 察 については 別 表 の 予 定 で 検 査 を 行 います 5
その 他 特 記 事 項 ( 退 院 時 ) 腫 瘍 口 側 の 検 索 : あり なし クレアチニン 値 mg/dl 6
診 察 検 査 予 定 表 結 腸 がん 直 腸 S 状 部 がん 手 術 日 :20 年 日 術 後 経 過 2 週 3 6 9 1 年 3 6 9 受 診 予 定 日 / / / / / / / / 問 診 診 察 チェック 採 血 検 査 (CEA 含 む) チェック 胸 部 CT 検 査 チェック 腹 部 CT 検 査 チェック 大 腸 内 視 鏡 検 査 * チェック 大 腸 内 視 鏡 検 査 は 吻 合 部 再 発 およびポリープ 検 索 目 的 に 行 います *1 年 以 内 に1 回 は 必 ず 行 い その 後 は 必 要 に 応 じて 行 います 7
は 手 術 病 院 で 検 査 を 行 います はりつけの 医 療 機 関 で 検 査 を 行 います は 手 術 病 院 またはりつけの 医 療 機 関 どちらで 行 います 2 年 3 6 9 3 年 3 6 9 4 年 3 6 9 5 年 / / / / / / / / / / / / / 8
診 察 検 査 予 定 表 直 腸 がん 手 術 日 :20 年 日 術 後 経 過 2 週 3 6 9 1 年 3 6 9 受 診 予 定 日 / / / / / / / / 問 診 診 察 チェック 採 血 検 査 (CEA 含 む) チェック 直 腸 指 診 チェック 胸 部 CT 検 査 チェック 腹 部 CT 検 査 チェック 大 腸 内 視 鏡 検 査 * チェック 大 腸 内 視 鏡 検 査 は 吻 合 部 再 発 およびポリープ 検 索 目 的 に 行 います *1 年 以 内 に1 回 は 必 ず 行 い その 後 は 必 要 に 応 じて 行 います 9
は 手 術 病 院 で 検 査 を 行 います はりつけの 医 療 機 関 で 検 査 を 行 います は 手 術 病 院 またはりつけの 医 療 機 関 どちらで 行 います 2 年 3 6 9 3 年 3 6 9 4 年 3 6 9 5 年 / / / / / / / / / / / / / 10
通 信 欄 2 週 間 後 受 診 予 定 日 : 年 日 下 記 の 症 状 が 持 続 した 場 合 には 印 をしてください 腹 痛 膨 満 感 便 秘 吐 き 気 食 欲 不 振 発 熱 発 疹 臀 部 痛 肛 門 部 痛 下 肢 痛 下 血 むくみ その 他 気 になる 症 状 がありましたらご 記 入 ください 受 診 日 : 年 日 病 院 医 院 医 師 採 血 胸 部 CT 腹 部 CT 骨 盤 CT 大 腸 内 視 鏡 その 他 検 査 ( ) 採 血 結 果 コメント 欄 臨 床 所 見 CEA: ng/ml 11
通 信 欄 3ヶ 後 受 診 予 定 日 : 年 日 下 記 の 症 状 が 持 続 した 場 合 には 印 をしてください 腹 痛 膨 満 感 便 秘 吐 き 気 食 欲 不 振 発 熱 発 疹 臀 部 痛 肛 門 部 痛 下 肢 痛 下 血 むくみ その 他 気 になる 症 状 がありましたらご 記 入 ください 受 診 日 : 年 日 病 院 医 院 医 師 採 血 胸 部 CT 腹 部 CT 骨 盤 CT 大 腸 内 視 鏡 その 他 検 査 ( ) 採 血 結 果 コメント 欄 臨 床 所 見 CEA: ng/ml 12
通 信 欄 6ヶ 後 受 診 予 定 日 : 年 日 下 記 の 症 状 が 持 続 した 場 合 には 印 をしてください 腹 痛 膨 満 感 便 秘 吐 き 気 食 欲 不 振 発 熱 発 疹 臀 部 痛 肛 門 部 痛 下 肢 痛 下 血 むくみ その 他 気 になる 症 状 がありましたらご 記 入 ください 受 診 日 : 年 日 病 院 医 院 医 師 採 血 胸 部 CT 腹 部 CT 骨 盤 CT 大 腸 内 視 鏡 その 他 検 査 ( ) 採 血 結 果 コメント 欄 臨 床 所 見 CEA: ng/ml 13
通 信 欄 9ケ 後 受 診 予 定 日 : 年 日 下 記 の 症 状 が 持 続 した 場 合 には 印 をしてください 腹 痛 膨 満 感 便 秘 吐 き 気 食 欲 不 振 発 熱 発 疹 臀 部 痛 肛 門 部 痛 下 肢 痛 下 血 むくみ その 他 気 になる 症 状 がありましたらご 記 入 ください 受 診 日 : 年 日 病 院 医 院 医 師 採 血 胸 部 CT 腹 部 CT 骨 盤 CT 大 腸 内 視 鏡 その 他 検 査 ( ) 採 血 結 果 コメント 欄 臨 床 所 見 CEA: ng/ml 14
通 信 欄 1 年 後 受 診 予 定 日 : 年 日 下 記 の 症 状 が 持 続 した 場 合 には 印 をしてください 腹 痛 膨 満 感 便 秘 吐 き 気 食 欲 不 振 発 熱 発 疹 臀 部 痛 肛 門 部 痛 下 肢 痛 下 血 むくみ その 他 気 になる 症 状 がありましたらご 記 入 ください 受 診 日 : 年 日 病 院 医 院 医 師 採 血 胸 部 CT 腹 部 CT 骨 盤 CT 大 腸 内 視 鏡 その 他 検 査 ( ) 採 血 結 果 コメント 欄 臨 床 所 見 CEA: ng/ml 15
通 信 欄 1 年 3ヶ 後 受 診 予 定 日 : 年 日 下 記 の 症 状 が 持 続 した 場 合 には 印 をしてください 腹 痛 膨 満 感 便 秘 吐 き 気 食 欲 不 振 発 熱 発 疹 臀 部 痛 肛 門 部 痛 下 肢 痛 下 血 むくみ その 他 気 になる 症 状 がありましたらご 記 入 ください 受 診 日 : 年 日 病 院 医 院 医 師 採 血 胸 部 CT 腹 部 CT 骨 盤 CT 大 腸 内 視 鏡 その 他 検 査 ( ) 採 血 結 果 コメント 欄 臨 床 所 見 CEA: ng/ml 16
通 信 欄 1 年 6ヶ 受 診 予 定 日 : 年 日 下 記 の 症 状 が 持 続 した 場 合 には 印 をしてください 腹 痛 膨 満 感 便 秘 吐 き 気 食 欲 不 振 発 熱 発 疹 臀 部 痛 肛 門 部 痛 下 肢 痛 下 血 むくみ その 他 気 になる 症 状 がありましたらご 記 入 ください 受 診 日 : 年 日 病 院 医 院 医 師 採 血 胸 部 CT 腹 部 CT 骨 盤 CT 大 腸 内 視 鏡 その 他 検 査 ( ) 採 血 結 果 コメント 欄 臨 床 所 見 CEA: ng/ml 17
通 信 欄 1 年 9ケ 後 受 診 予 定 日 : 年 日 下 記 の 症 状 が 持 続 した 場 合 には 印 をしてください 腹 痛 膨 満 感 便 秘 吐 き 気 食 欲 不 振 発 熱 発 疹 臀 部 痛 肛 門 部 痛 下 肢 痛 下 血 むくみ その 他 気 になる 症 状 がありましたらご 記 入 ください 受 診 日 : 年 日 病 院 医 院 医 師 採 血 胸 部 CT 腹 部 CT 骨 盤 CT 大 腸 内 視 鏡 その 他 検 査 ( ) 採 血 結 果 コメント 欄 臨 床 所 見 CEA: ng/ml 18
通 信 欄 2 年 後 受 診 予 定 日 : 年 日 下 記 の 症 状 が 持 続 した 場 合 には 印 をしてください 腹 痛 膨 満 感 便 秘 吐 き 気 食 欲 不 振 発 熱 発 疹 臀 部 痛 肛 門 部 痛 下 肢 痛 下 血 むくみ その 他 気 になる 症 状 がありましたらご 記 入 ください 受 診 日 : 年 日 病 院 医 院 医 師 採 血 胸 部 CT 腹 部 CT 骨 盤 CT 大 腸 内 視 鏡 その 他 検 査 ( ) 採 血 結 果 コメント 欄 臨 床 所 見 CEA: ng/ml 19
通 信 欄 2 年 3ヶ 後 受 診 予 定 日 : 年 日 下 記 の 症 状 が 持 続 した 場 合 には 印 をしてください 腹 痛 膨 満 感 便 秘 吐 き 気 食 欲 不 振 発 熱 発 疹 臀 部 痛 肛 門 部 痛 下 肢 痛 下 血 むくみ その 他 気 になる 症 状 がありましたらご 記 入 ください 受 診 日 : 年 日 病 院 医 院 医 師 採 血 胸 部 CT 腹 部 CT 骨 盤 CT 大 腸 内 視 鏡 その 他 検 査 ( ) 採 血 結 果 コメント 欄 臨 床 所 見 CEA: ng/ml 20
通 信 欄 2 年 6ヶ 後 受 診 予 定 日 : 年 日 下 記 の 症 状 が 持 続 した 場 合 には 印 をしてください 腹 痛 膨 満 感 便 秘 吐 き 気 食 欲 不 振 発 熱 発 疹 臀 部 痛 肛 門 部 痛 下 肢 痛 下 血 むくみ その 他 気 になる 症 状 がありましたらご 記 入 ください 受 診 日 : 年 日 病 院 医 院 医 師 採 血 胸 部 CT 腹 部 CT 骨 盤 CT 大 腸 内 視 鏡 その 他 検 査 ( ) 採 血 結 果 コメント 欄 臨 床 所 見 CEA: ng/ml 21
通 信 欄 2 年 9ケ 後 受 診 予 定 日 : 年 日 下 記 の 症 状 が 持 続 した 場 合 には 印 をしてください 腹 痛 膨 満 感 便 秘 吐 き 気 食 欲 不 振 発 熱 発 疹 臀 部 痛 肛 門 部 痛 下 肢 痛 下 血 むくみ その 他 気 になる 症 状 がありましたらご 記 入 ください 受 診 日 : 年 日 病 院 医 院 医 師 採 血 胸 部 CT 腹 部 CT 骨 盤 CT 大 腸 内 視 鏡 その 他 検 査 ( ) 採 血 結 果 コメント 欄 臨 床 所 見 CEA: ng/ml 22
通 信 欄 3 年 後 受 診 予 定 日 : 年 日 下 記 の 症 状 が 持 続 した 場 合 には 印 をしてください 腹 痛 膨 満 感 便 秘 吐 き 気 食 欲 不 振 発 熱 発 疹 臀 部 痛 肛 門 部 痛 下 肢 痛 下 血 むくみ その 他 気 になる 症 状 がありましたらご 記 入 ください 受 診 日 : 年 日 病 院 医 院 医 師 採 血 胸 部 CT 腹 部 CT 骨 盤 CT 大 腸 内 視 鏡 その 他 検 査 ( ) 採 血 結 果 コメント 欄 臨 床 所 見 CEA: ng/ml 23
通 信 欄 3 年 6ヶ 後 受 診 予 定 日 : 年 日 下 記 の 症 状 が 持 続 した 場 合 には 印 をしてください 腹 痛 膨 満 感 便 秘 吐 き 気 食 欲 不 振 発 熱 発 疹 臀 部 痛 肛 門 部 痛 下 肢 痛 下 血 むくみ その 他 気 になる 症 状 がありましたらご 記 入 ください 受 診 日 : 年 日 病 院 医 院 医 師 採 血 胸 部 CT 腹 部 CT 骨 盤 CT 大 腸 内 視 鏡 その 他 検 査 ( ) 採 血 結 果 コメント 欄 臨 床 所 見 CEA: ng/ml 24
通 信 欄 4 年 後 受 診 予 定 日 : 年 日 下 記 の 症 状 が 持 続 した 場 合 には 印 をしてください 腹 痛 膨 満 感 便 秘 吐 き 気 食 欲 不 振 発 熱 発 疹 臀 部 痛 肛 門 部 痛 下 肢 痛 下 血 むくみ その 他 気 になる 症 状 がありましたらご 記 入 ください 受 診 日 : 年 日 病 院 医 院 医 師 採 血 胸 部 CT 腹 部 CT 骨 盤 CT 大 腸 内 視 鏡 その 他 検 査 ( ) 採 血 結 果 コメント 欄 臨 床 所 見 CEA: ng/ml 25
通 信 欄 4 年 6ケ 後 受 診 予 定 日 : 年 日 下 記 の 症 状 が 持 続 した 場 合 には 印 をしてください 腹 痛 膨 満 感 便 秘 吐 き 気 食 欲 不 振 発 熱 発 疹 臀 部 痛 肛 門 部 痛 下 肢 痛 下 血 むくみ その 他 気 になる 症 状 がありましたらご 記 入 ください 受 診 日 : 年 日 病 院 医 院 医 師 採 血 胸 部 CT 腹 部 CT 骨 盤 CT 大 腸 内 視 鏡 その 他 検 査 ( ) 採 血 結 果 コメント 欄 臨 床 所 見 CEA: ng/ml 26
通 信 欄 5 年 後 受 診 予 定 日 : 年 日 下 記 の 症 状 が 持 続 した 場 合 には 印 をしてください 腹 痛 膨 満 感 便 秘 吐 き 気 食 欲 不 振 発 熱 発 疹 臀 部 痛 肛 門 部 痛 下 肢 痛 下 血 むくみ その 他 気 になる 症 状 がありましたらご 記 入 ください 受 診 日 : 年 日 病 院 医 院 医 師 採 血 胸 部 CT 腹 部 CT 骨 盤 CT 大 腸 内 視 鏡 その 他 検 査 ( ) 採 血 結 果 コメント 欄 臨 床 所 見 CEA: ng/ml 27
自 由 記 載 欄 28
大 腸 がんの 手 術 を 受 けられた 方 へ 大 腸 がんの 手 術 を 受 けられた 方 は 通 常 手 術 後 5 年 間 定 期 検 査 を 受 けていただく 必 要 があります 7-8ページ 及 び9-10ページに 診 察 検 査 予 定 表 と して 病 期 ごとに 定 期 検 査 の 予 定 をまとめました この 予 定 表 は 結 腸 がん 直 腸 S 状 部 がんと 直 腸 がんの 2 通 りがあります 病 気 により どちら 一 つを 使 うこと になります 手 術 後 はりつけ 医 と 手 術 を 施 行 した 病 院 の 両 方 で 診 察 を 受 けていただき 定 期 的 に 検 査 を 行 ってもらい 体 調 の 変 化 や 再 発 の 有 無 のチェックをしていただきます りつけ 医 での 定 期 受 診 検 査 は の 時 に 手 術 病 院 での 定 期 受 診 検 査 は の 時 になります は 手 術 病 院 またはりつけ 医 のどちらを 受 診 しますが 手 術 病 院 の 医 師 と 相 談 してください 検 査 の 詳 しい 日 程 などはりつけ 医 にご 相 談 ください 体 調 などでお 困 りの 時 にも まずりつけ 医 にご 相 談 く ださい 入 院 治 療 が 必 要 な 時 や 再 発 が 疑 われるなど 場 合 は りつけ 医 の 指 示 により 手 術 病 院 を 受 診 していただくこと になります なお 大 腸 がん 以 外 のがん( 胃 がん 肺 がん 肝 がん 乳 がん 婦 人 科 がん 前 立 腺 がんなど)は 検 査 の 対 象 外 と なります りつけ 医 の 先 生 に 診 ていただく 地 域 の 健 康 診 断 などをご 自 身 で 必 ず 受 けてください 29
1) 食 事 について 術 後 の 注 意 点 について 1 入 院 中 はお 粥 を 食 べていたと 思 いますが 退 院 後 は ご 飯 に 戻 していただいてもまいません ご 飯 に 戻 した 場 合 は よく 噛 んで 食 べることを 心 がけてください また 麺 類 はそばよりうどんのほうが 消 化 に 良 いと 言 われており ますので そばはしばらくの 間 は 控 えたほうが 良 いでしょ う 2 基 本 的 に 食 事 内 容 に 制 限 はありませんが 偏 った 食 事 や 暴 飲 暴 食 早 食 いは 避 け 野 菜 を 中 心 としたバラン スの 取 れた 食 事 を ゆっくり 食 べるように 心 掛 けましょう 3 繊 維 の 多 い 食 品 は 消 化 が 悪 く 腸 閉 塞 を 起 こしやす いので 手 術 直 後 は 控 えたほうが 良 いでしょう 2~3ヵ 後 らは 食 べていただいて 構 いません 例 ごぼう きのこ 類 こんにゃく 海 藻 類 セロリ たけのこ はす つけもの れんこんなど 2) 手 術 後 に 起 こりやすい 症 状 について 1 食 べ 過 ぎによる 症 状 早 食 い ドカ 食 い などの 状 態 では1 回 の 食 事 量 が 多 い ため 消 化 吸 収 が 間 に 合 わずに 腹 痛 膨 満 感 吐 き 気 などの 症 状 が 出 ることがあります 毎 食 ほぼ 同 程 度 の 量 をゆっくり 食 べましょう 食 べ 過 ぎに 注 意 してください 2 排 便 の 異 常 大 腸 の 手 術 をした 部 位 により 症 状 が 異 なりますが 便 秘 や 便 が 一 日 に 何 回 も 少 しずつ 出 る 頻 便 や 下 痢 が 起 こることがあります 特 に 肛 門 近 くの 手 術 をされた 方 は 頻 便 となる 傾 向 が あり 1 日 に10 回 以 上 になることもあります 30
また 2~3 日 おきに 排 便 があるが 排 便 が 始 まると 何 回 もトイレに 行 ってしまうこともよくあることです 手 術 の 影 響 であり 時 間 が 掛 りますが 徐 々に 排 便 回 数 が 減 ってきます 下 痢 は 大 腸 での 水 分 の 吸 収 力 の 低 下 が 主 な 原 因 です 時 間 とともに 落 ち 着 いてきますが 1 日 に10 回 以 上 の 下 痢 が 続 く 場 合 は 脱 水 になることがあり 早 急 に 医 師 に 相 談 し てください また 腸 の 蠕 動 運 動 が 低 下 していることによる 便 秘 は 腸 閉 塞 を 引 き 起 こす 可 能 性 があり 好 ましい 状 態 ではあり ません 水 分 を 多 くとり 体 を 動 すことを 心 掛 けてくだ さい 3~4 日 出 ない 場 合 は 下 剤 を 飲 む 必 要 があります りつけの 医 師 に 相 談 しましょう 3) 内 服 薬 について 薬 は 飲 み 忘 れず 時 間 を 守 って 飲 むようにしましょう 下 剤 は 排 便 状 況 をみて 調 節 してください 4) 日 常 生 活 について 1 運 動 について 体 力 回 復 や 筋 力 低 下 の 防 止 には 適 度 な 運 動 が 必 要 です 今 らはじめる というのは 難 しいと 思 いますので 散 歩 を 日 課 に 取 り 入 れ 生 活 リズムを 手 術 前 の 様 に 戻 し 規 則 正 しい 生 活 を 送 るようにしていきましょう また 趣 味 で 行 っているスポーツは 医 師 に 確 認 し 続 けて いきましょう 2 睡 眠 と 休 息 について 睡 眠 は 十 分 にとり 疲 労 を 翌 日 に 持 ち 越 さないようにし ましょう 体 に 無 理 なことはえってストレスになるため 休 みな がら 行 動 するようにしましょう 31
3 入 浴 について 入 浴 しても 大 丈 夫 です おなのキズは 平 気?と 心 配 さ れると 思 いますが キズはしっりついていますので 水 は 入 りません また キズが 清 潔 に 保 たれている 方 が 望 まし いので きれいに 洗 うようにしましょう 4 旅 行 について 退 院 後 は 1ヶ すれば 無 理 がない 程 度 なら 良 いでしょ う 必 ず 医 師 に 相 談 してください 5 退 院 後 の 仕 事 について お 仕 事 を 再 開 する 時 期 については 個 人 差 がありますので 医 師 に 相 談 してください 手 術 後 の 日 常 生 活 での 回 復 状 況 と 仕 事 量 を 考 慮 して 判 断 することが 重 要 です 6 嗜 好 品 (タバコ お 酒 )のついて タバコはおなの 血 液 の 流 れを 悪 くし おなの 運 動 を 抑 えますので 手 術 後 も 禁 煙 を 続 けるようにしましょう 飲 酒 については 医 師 に 相 談 してください 7 定 期 受 診 について 退 院 後 は 自 分 の 体 の 状 態 を 知 るためにも 受 診 をしま しょう また 定 期 検 査 の 結 果 ら 無 症 状 の 状 態 で 再 発 や 他 の 異 常 を 発 見 することもあります 万 が 一 再 発 しても 早 期 発 見 が 重 要 です 決 められた 検 査 の 予 定 は 必 ず 行 うよ うに 心 がけてください 何 心 配 なことがありましたら 外 来 日 に 医 師 や 看 護 師 にお 尋 ねください 5) 腸 閉 塞 について 腹 部 の 手 術 後 腸 と 腹 壁 腸 同 士 の 癒 着 が 起 こります この 癒 着 の 部 分 を 中 心 に 腸 が 折 れ 曲 がったり ねじれたり 癒 着 部 分 でほの 腸 を 圧 迫 したりして 腸 がつまった 状 態 を 腸 閉 塞 といいます 32
腹 痛 の 特 徴 としては 時 々 差 し 込 むような 痛 みと 腹 痛 を 感 じないときが10 分 程 度 の 間 に 周 期 的 に 何 回 もくるのが 特 徴 です 特 に 痛 みが 強 いときは 我 慢 せずりつけ 医 の 先 生 に 連 絡 を 取 り 指 示 を 仰 いでください 症 状 が 弱 い 場 合 には 水 分 のみ 摂 取 し 1 2 食 の 絶 食 で 改 善 することもありますが 症 状 が 強 い 場 合 持 続 する 場 合 にはりつけ 医 を 受 診 指 示 に 従 ってください 6) 緊 急 時 の 連 絡 について 通 常 の 診 療 時 間 内 は まずりつけ 医 にご 連 絡 くださ い 33
医 療 機 関 の 皆 様 へ 1 治 癒 切 除 後 のフォローアップについて 大 腸 癌 研 究 会 プロジェクト 研 究 による 再 発 の 特 徴 を 下 記 に 記 載 いたします 1) 再 発 時 期 と 再 発 部 位 1 再 発 は 術 後 3 年 以 内 に 約 80% 以 上 術 後 5 年 以 内 に 95% 以 上 が 出 現 した 2 術 後 5 年 を 超 えての 再 発 は 全 症 例 の1% 以 下 であった 3 肺 再 発 のうち5%は 術 後 5 年 を 超 えて 出 現 した 4 吻 合 部 再 発 の95% 以 上 は3 年 以 内 に 出 現 した 2)ステージ 別 特 徴 1Stage 0 切 除 断 端 にがんが 陰 性 であれば 再 発 は 認 めなった 2Stage Ⅰ smがんの 再 発 率 は 結 腸 がん 直 腸 がんとも 約 1%であっ た mpがんでは 再 発 率 は6.4%で 結 腸 がんで5.0% 直 腸 が んで8.3%であった 術 後 3 年 以 内 に 再 発 の2/3が 出 現 し 5 年 を 超 えての 再 発 は 全 症 例 の0.2% 以 下 であった 3Stage Ⅱ Stage Ⅲa Stage Ⅲb Stageが 進 むにしたがって 再 発 率 が 増 加 した 34
術 後 3 年 以 内 に 再 発 の78~90%が 出 現 し 5 年 を 超 えて の 再 発 は 全 症 例 の1% 以 下 であった 3) 術 後 フォローアップスケジュール 大 腸 がん 研 究 会 による 大 腸 癌 治 療 ガイドライン2009 年 版 ら 術 後 フォローアップスケジュールを 抜 粋 い たしました 術 後 の 再 発 率 の 違 いら 結 腸 直 腸 S 状 部 がんと 直 腸 がんで 若 干 のフォローアップの 違 いがあります 2 大 腸 がん 術 後 患 者 さんへの 指 導 について 排 便 異 常 について 術 後 は 便 秘 下 痢 軟 便 がみられることがありま す 特 に 直 腸 がん 手 術 後 には 直 腸 の 貯 留 機 能 の 低 下 ら 長 期 にわたり 頻 便 下 痢 が 認 められることが あります 症 状 にあわせて 止 痢 剤 下 剤 等 の 処 方 をお 願 いいた します 救 急 対 応 について 大 腸 がん 術 後 の 外 来 経 過 観 察 中 に 緊 急 の 対 応 が 必 要 になるのは 主 にイレウス 症 状 です 軽 度 の 腹 痛 吐 き 気 などが 認 められる 場 合 には 水 分 の 摂 取 のみとし 1-2 回 の 絶 食 で 経 過 をみていただい ております 症 状 の 改 善 がみられないと 症 状 が 強 い 場 合 には すぐに 診 察 を 受 けるように 指 導 しております 診 察 各 種 検 査 でイレウスが 確 定 した 場 合 には 入 院 の 上 治 療 を 開 始 します 必 要 な 場 合 は 手 術 病 院 (の 担 当 医 )に 連 絡 をいただけますと 幸 甚 です 35
自 由 記 載 欄 36
この 手 帳 の 使 い 方 について 1) 患 者 さんは 手 帳 を 受 け 取 ったら 3ページのお 名 前 りつけ 医 りつけ 薬 局 及 び4ページの 各 項 目 の 記 入 をお 願 いします 2) 患 者 さんは 受 診 の 前 に11ページ 以 降 の 通 信 欄 の 上 半 分 に 症 状 などを 記 入 して 下 さい 3) 手 術 病 院 の 担 当 の 先 生 は 患 者 さんにお 渡 しする 前 に5ページ 6ページの 記 載 をお 願 いします 4)りつけ 医 ならびに 専 門 病 院 の 先 生 は 通 信 欄 の 下 半 分 に 検 査 結 果 臨 床 所 見 などを 記 入 して 下 さい a) 簡 単 な 記 載 で 結 構 です ( 問 題 あり なし 程 度 ) b) 問 題 があり 書 き 切 れない 場 合 や りつけ 医 / 専 門 病 院 で 伝 達 が 必 要 な 場 合 は 各 通 信 欄 の コメント 欄 にその 内 容 を 記 載 する 診 療 情 報 提 供 書 の 発 行 をお 願 いします 37
大 腸 がん 術 後 連 携 パスを 受 ける 患 者 さんへ 連 携 パス とは 地 域 のりつけ 医 と 手 術 病 院 の 医 師 が あなたの 治 療 経 過 を 共 有 できる 治 療 計 画 表 のことで す 連 携 パス を 活 用 し りつけ 医 と 手 術 病 院 の 医 師 が 協 力 して あなたの 治 療 を 行 います 病 状 が 落 ち 着 いているときの 投 薬 や 日 常 の 診 療 はりつ け 医 が 行 い 専 門 的 な 治 療 や 定 期 的 な 検 査 は 手 術 病 院 が 行 い ます 軽 いケガや 日 常 の 相 談 は まずりつけ 医 にご 相 談 ください 必 要 に 応 じて 手 術 病 院 を 受 診 していただきます 休 日 や 夜 間 等 りつけ 医 を 受 診 できない 場 合 は 手 術 病 院 までご 連 絡 ください この 連 携 パス の 目 的 は 地 域 のりつけ 医 と 手 術 病 院 が 協 力 し 安 心 で 質 の 高 い 医 療 体 制 を 構 築 することです また 患 者 さんにとっては 長 い 待 ち 時 間 や 通 院 時 間 の 短 縮 などの 負 担 軽 減 や ご 自 身 の 治 療 計 画 や 経 過 の 把 握 り つけ 医 の 診 療 による 不 安 の 解 消 といったメリットにつながり ます りつけ 医 の 役 割 病 気 の 予 防 日 常 の 健 康 管 理 を 行 います ( 生 活 習 慣 病 などの 管 理 は 身 近 のりつけ 医 が 必 要 で す ) 専 門 的 治 療 ( 病 院 への 受 診 )の 必 要 性 を 判 断 します 風 邪 など 一 般 的 な 病 気 のことやちょっとした 心 配 ごとな どが 気 軽 に 相 談 できます 手 術 病 院 医 師 の 役 割 定 期 的 な 診 療 を 行 います (りつけ 医 と 情 報 交 換 し ながら 年 に1~2 回 の 診 察 ) 専 門 的 な 検 査 診 察 手 術 を 行 います 緊 急 を 要 する 場 合 必 要 な 対 応 を 行 います なお 予 定 受 診 と 臨 時 受 診 の 際 に 文 書 量 ( 診 療 情 報 提 供 料 )が 発 生 しますことをご 了 承 ください 38
大 腸 がん 術 後 の 医 療 連 携 に 関 する 同 意 書 患 者 さん 拠 点 病 院 用 地 域 連 携 クリニカルパスに 関 する 説 明 同 意 確 認 書 ~ 大 腸 がん 術 後 地 域 連 携 クリニカルパス~ 病 院 院 長 殿 私 は 済 生 会 横 浜 市 南 部 病 院 の 医 師 より 1. 地 域 連 携 クリニカルパスの 説 明 を 受 け 2. 連 携 医 手 配 の 後 にパス 書 類 一 式 を 受 け 取 り 3. 地 域 連 携 クリニカルパスにもとづいた 連 携 医 (り つけ 医 )との 連 携 診 療 に ( ) 同 意 します ( ) 同 意 しません 平 成 年 日 <いずれに をお 願 いします > 患 者 氏 名 :. 代 理 : ( 続 柄 : ) りつけ 医 療 機 関 及 び 連 携 元 医 療 機 関 での 控 え(コピー 可 )の 保 管 が 必 要 です 予 定 受 診 と 臨 時 受 診 の 際 に 文 書 量 ( 診 療 情 報 提 供 料 )が 発 生 しますことをご 了 承 ください 39
連 携 共 同 診 療 計 画 に 基 づく 診 療 情 報 提 供 書 ( 年 経 過 分 ) ( のすべてと の1 行 目 は 異 常 のない 場 合 でも 必 ず 記 載 をお 願 いします の 全 ては コピーされたものでまいません) 科 病 院 /センター 先 生 行 患 者 さん 氏 名 : 生 年 日 :( 大 正 昭 和 平 成 年 日 生 ) 患 者 番 号 ( 手 術 病 院 ):. 再 発 所 見 : なし あり 疑 い(ありと 疑 いの 場 合 は 下 記 に) 所 見 :1 2 3 検 査 名 と 所 見 : 検 査 1 検 査 2 検 査 3 検 査 異 常 値 : 伝 達 事 項 : その 他 異 常 所 見 : なし あり (ありの 場 合 は 下 に 記 載 ) (がん 再 発 の 関 連 しないと 思 われる 項 目 でも 結 構 です ) 記 載 者 医 療 機 関 名 : 医 師 氏 名 : 連 絡 先 : りつけの 医 療 機 関 手 術 病 院 ( 連 携 元 医 療 機 関 )のどちらも 使 えます A4サイズに 拡 大 コピーして 使 ってください ( 控 えを 保 管 してください ) 40
自 由 記 載 欄 41
自 由 記 載 欄 42
お 名 前 神 奈 川 県 がん 診 療 連 携 協 議 会 神 奈 川 県 医 師 会 神 奈 川 県