TK_text01_kon_CC2014_140723.indd

Similar documents
私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

ー ただお 課 長 を 表 示 するものとする ( 第 三 者 に 対 する 許 諾 ) 第 4 条 甲 は 第 三 者 に 対 して 本 契 約 において 乙 に 与 えた 許 諾 と 同 一 又 は 類 似 の 許 諾 を することができる この 場 合 において 乙 は 甲 に 対 して 当

【労働保険事務組合事務処理規約】

要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監 査 教 育 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 市 町 村 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部

弁護士報酬規定(抜粋)

所令要綱

高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案)

Speed突破!Premium問題集 基本書サンプル

<4D F736F F D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF D6A2E646F6378>

Taro-契約条項(全部)

はファクシミリ 装 置 を 用 いて 送 信 し 又 は 訪 問 する 方 法 により 当 該 債 務 を 弁 済 す ることを 要 求 し これに 対 し 債 務 者 等 から 直 接 要 求 しないよう 求 められたにもかか わらず 更 にこれらの 方 法 で 当 該 債 務 を 弁 済 するこ

続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

新ひだか町住宅新築リフォーム等緊急支援補助金交付要綱

< F2D E633368D86816A89EF8C768E9696B18EE688B5>

Taro-事務処理要綱250820

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

定款  変更


る 第 三 者 機 関 情 報 保 護 関 係 認 証 プライバシーマーク ISO27001 ISMS TRUSTe 等 の 写 しを 同 封 のうえ 持 参 又 は 郵 送 とする 但 し 郵 送 による 場 合 は 書 留 郵 便 とし 同 日 同 時 刻 必 着 とする 提 出 場 所 は 上

4 乙 は 天 災 地 変 戦 争 暴 動 内 乱 法 令 の 制 定 改 廃 輸 送 機 関 の 事 故 その 他 の 不 可 抗 力 により 第 1 項 及 び 第 2 項 に 定 める 業 務 期 日 までに 第 1 条 第 3 項 の 適 合 書 を 交 付 することができない 場 合 は

定款

住宅税制について

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

兵庫県公立学校教職員等財産形成貯蓄事務取扱細則

(2) 単 身 者 向 け 以 外 の 賃 貸 共 同 住 宅 等 当 該 建 物 に 対 して 新 たに 固 定 資 産 税 等 が 課 税 される 年 から 起 算 して5 年 間 とする ( 交 付 申 請 及 び 決 定 ) 第 5 条 補 助 金 の 交 付 を 受 けようとする 者 は

< F2D8AC493C CC81698EF3928D8ED2816A2E6A7464>

の 購 入 費 又 は 賃 借 料 (2) 専 用 ポール 等 機 器 の 設 置 工 事 費 (3) ケーブル 設 置 工 事 費 (4) 防 犯 カメラの 設 置 を 示 す 看 板 等 の 設 置 費 (5) その 他 設 置 に 必 要 な 経 費 ( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補

平成22年分 給与所得の源泉徴収票等の法定調書の作成と提出の手引

参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この

第 8 条 乙 は 甲 に 対 し 仕 様 書 に 定 める 期 日 までに 所 定 の 成 果 物 を 検 収 依 頼 書 と 共 に 納 入 する 2 甲 は 前 項 に 定 める 納 入 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする 3 検 査 不 合 格 となった 場 合 甲 は

Microsoft PowerPoint - 基金制度

<4D F736F F D208F7493FA95948E738A4A94AD8E968BC682CC8EE891B18B7982D18AEE8F8082C98AD682B782E98FF097E182C98AD682B782E98F9590AC8BE093998CF D6A B315D2E B4E88C A>

<4D F736F F D208CF689768ED C8FE395FB978E8CEA8BA689EF814592E88ABC2E646F63>

桜井市外国人高齢者及び外国人重度心身障害者特別給付金支給要綱

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

3. 選 任 固 定 資 産 評 価 員 は 固 定 資 産 の 評 価 に 関 する 知 識 及 び 経 験 を 有 する 者 のうちから 市 町 村 長 が 当 該 市 町 村 の 議 会 の 同 意 を 得 て 選 任 する 二 以 上 の 市 町 村 の 長 は 当 該 市 町 村 の 議

<4D F736F F D208E9197BF A955B895E93AE82CC8B4B90A C982C282A282C42E646F6378>

Ⅴ Ⅵ 目 予 算 編 成 のフローチャートと 決 算 書 類 19 図 表 6 予 算 編 成 のフローチャート 20 図 表 7 収 支 報 告 書 貸 借 対 照 表 財 産 目 録 備 品 台 帳 モデル 21 滞 納 金 回 収 に 関 する 管 理 会 社 の 業 務 と 役 割 25

Microsoft Word 第1章 定款.doc

人 に 使 用 される 者 としての 勤 続 期 間 を 当 該 職 員 となつた 者 の 職 員 としての 勤 続 期 間 に 通 算 することと 定 められている 法 人 に 限 る )をいう 3 第 一 項 の 退 職 手 当 通 算 予 定 職 員 とは 任 命 権 者 又 はその 委 任

(3) 下 水 道 接 続 のみとなる 配 管 工 事 (4) 浄 化 槽 設 備 の 工 事 (5) 解 体 工 事 (6) 市 等 の 他 の 補 助 制 度 ( 国 が 実 施 するエコポイント 制 度 を 除 く )を 利 用 する 工 事 (7) 前 各 号 に 掲 げるもののほか 市 長

に 認 める 者 を 含 む 以 下 同 じ )であること (2) 町 税 を 滞 納 していない 者 であること ( 補 助 対 象 事 業 ) 第 4 条 補 助 金 の 交 付 の 対 象 となる 事 業 ( 以 下 補 助 対 象 事 業 という )は 補 助 事 業 者 が 行 う 町 内

Taro-08国立大学法人宮崎大学授業

第 3 章 会 員 ( 会 員 の 資 格 ) 第 5 条 協 会 の 会 員 は 協 会 の 目 的 に 賛 同 して 入 会 した 次 の 各 号 に 掲 げる 者 とする (1) 軽 種 馬 を 生 産 する 者 (2) 軽 種 馬 を 育 成 する 者 (3) 馬 主 (4) 調 教 師 (

( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補 助 金 の 額 は 第 5 条 第 2 項 の 規 定 による 無 線 LAN 機 器 の 設 置 箇 所 数 に 1 万 5 千 円 を 掛 けた 金 額 と 第 5 条 第 3 項 に 規 定 する 補 助 対 象 経 費 の2 分 の1のいずれか 低

一宮市町内会に対する防犯カメラ設置補助金交付要綱

<4D F736F F D E6D94688CAD8E968BC68EC08E7B977697CC814095BD90AC E C8E89FC90B32E646F63>

財団法人山梨社会保険協会寄付行為

財団法人○○会における最初の評議員の選任方法(案)

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

<88F38DFC E8F8A93BE92BC914F979D985F837D E815B816A>

就 業 規 則 ( 福 利 厚 生 ) 第 章 福 利 厚 生 ( 死 亡 弔 慰 金 等 ) 第 条 法 人 が 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 民 間 社 会 福 祉 施 設 等 職 員 共 済 規 程 に 基 づき 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 との 間 において 締 結 す

第1章 総則

川崎市木造住宅耐震診断助成金交付要綱

( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

1 特 別 会 計 財 務 書 類 の 検 査 特 別 会 計 に 関 する 法 律 ( 平 成 19 年 法 律 第 23 号 以 下 法 という ) 第 19 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 所 管 大 臣 は 毎 会 計 年 度 その 管 理 する 特 別 会 計 について 資 産

<4D F736F F D F936F985E8C9A927A95A892B28DB88B408AD68BC696B18B4B92F E646F63>

情 報 通 信 機 器 等 に 係 る 繰 越 税 額 控 除 限 度 超 過 額 の 計 算 上 控 除 される 金 額 に 関 する 明 細 書 ( 付 表 ) 政 党 等 寄 附 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 国 庫 補 助 金 等 の 総 収 入 金 額 不 算 入 に 関

下水道工事標準仕様書

ÿþr‰!nn0.z^Ÿ

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

- 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門 的 知 識 締 結 契 約 満 歳 締 結 契 約 契 約 係 始

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

省 九 州 地 方 整 備 局 長 若 しくは 宮 崎 県 知 事 に 意 見 を 提 出 することができる ( 役 員 の 任 命 ) 第 8 条 理 事 長 及 び 監 事 は 宮 崎 県 知 事 が 任 命 する 2 理 事 は 理 事 長 が 任 命 する 3 副 理 事 長 は 理 事 長

第 5 条 ( 有 効 期 間 ) 1. 本 サービスの 有 効 期 間 は 当 社 が 指 定 した 日 をもって 開 始 とし 当 該 サービス 対 象 物 件 に 入 居 する 契 約 が 終 了 した 日 をもって 終 了 とします 2. 既 に 入 居 している 住 戸 が 新 たにサービ

ろによる ⑴ 子 世 帯 満 12 歳 に 達 する 日 以 後 の 最 初 の3 月 末 日 までの 間 にある 者 及 びそ の 親 を 世 帯 構 成 員 ( 当 該 世 帯 を 構 成 する 世 帯 員 ( 世 帯 主 を 含 む )をいう 以 下 同 じ )に 含 む 世 帯 又 は 出

2. 会 計 規 程 の 業 務 (1) 規 程 と 実 際 の 業 務 の 調 査 規 程 や 運 用 方 針 に 規 定 されている 業 務 ( 帳 票 )が 実 際 に 行 われているか( 作 成 されている か)どうかについて 調 べてみた 以 下 の 表 は 規 程 の 条 項 とそこに

疑わしい取引の参考事例

(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

新居浜市印鑑登録及び証明書発行保護事務取扱要領

2. 前 項 の 規 定 にかかわらず 証 券 会 社 等 又 は 機 構 を 通 じた 届 出 の 対 象 となっていない 事 項 については 当 会 社 の 定 める 書 式 により 株 主 名 簿 管 理 人 宛 に 届 け 出 るものとす る ( 法 人 株 主 等 の 代 表 者 ) 第

所沢市告示第   号

郵 便 局 において 提 供 される 金 融 2 社 の 金 融 サービス 参 考 1 銀 行 サービス 2 保 険 サービス (*)は 銀 行 窓 口 業 務 ( 総 務 省 告 示 で 規 定 ) (*)は 保 険 窓 口 業 務 ( 総 務 省 告 示 で 規 定 ) ( 太 枠 内 を 総

(2) 広 島 国 際 学 院 大 学 ( 以 下 大 学 という ) (3) 広 島 国 際 学 院 大 学 自 動 車 短 期 大 学 部 ( 以 下 短 大 という ) (4) 広 島 国 際 学 院 高 等 学 校 ( 以 下 高 校 という ) ( 学 納 金 の 種 類 ) 第 3 条

(5) 事 業 者 等 自 転 車 及 び 自 動 車 の 製 造 輸 入 販 売 又 は 修 理 を 業 として 行 っている 者 及 びそ れらの 者 の 団 体 並 びにその 他 の 事 業 者 をいう (6) 所 有 者 等 自 動 車 の 所 有 権 占 有 権 若 しくは 使 用 権 を

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

<4D F736F F D F93878CA797708F4390B3816A819A95CA8B4C976C8EAE91E682538B4C8DDA97E12E646F6378>

b) 参 加 表 明 書 の 提 出 時 において 東 北 地 方 整 備 局 ( 港 湾 空 港 関 係 を 除 く) における 平 成 年 度 土 木 関 係 建 設 コンサルタント 業 務 に 係 る 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 認 定 を 受 けて

幕別町定住促進住宅建設費補助金交付要綱

< C8EAE81698B4C93FC8FE382CC97AF88D38E968D CA8E86816A2E786C73>

<4D F736F F D20D8BDB8CFC8BCDED2DDC482A882E682D1BADDCCDFD7B2B1DDBD8B4B92F E646F63>

は 共 有 名 義 )で 所 有 権 保 存 登 記 又 は 所 有 権 移 転 登 記 を された も の で あ る こと (3) 居 室 便 所 台 所 及 び 風 呂 を 備 え 居 住 の ために 使 用 す る 部 分 の 延 べ 床 面 積 が 5 0 平 方 メ ー ト ル 以 上

入札公告 機動装備センター

第 4 条 (1) 使 用 者 は 2 年 を 超 えない 範 囲 内 で( 期 間 制 勤 労 契 約 の 反 復 更 新 等 の 場 合 は その 継 続 勤 労 した 総 期 間 が2 年 を 超 えない 範 囲 内 で) 期 間 制 勤 労 者 を 使 用 することができる ただ し 次 の

<4D F736F F D E8CC592E88E918E598AC7979D8B4B92F6>

K66 号 2/9 B 面 農 業 体 験 施 設 等 (21) 施 設 の 区 分 ( 該 当 に 印 ) (22) 棟 数 (2) 建 築 延 べ 床 面 積 (24) 所 要 面 積 農 業 体 験 施 設 市 民 農 園 特 定 農 地 貸 付 けの 用 に 供 された 農 地 譲 受 後

とする ( 減 免 額 の 納 付 ) 第 6 条 市 長 は 減 免 を 受 け た 者 が 偽 り そ の 他 不 正 な 方 法 に よ り 減 免 の 決 定 を 受 け た こ と を 知 っ た と き 前 の 申 告 が あ っ た と き 又 は 同 条 第 2 項 の 規 定 によ

を 行 うこと 又 は 必 要 な 機 能 を 追 加 することをいう ( 補 助 対 象 事 業 ) 第 3 条 補 助 金 の 交 付 対 象 となる 事 業 ( 以 下 補 助 対 象 事 業 という )は, 次 条 に 規 定 するこの 補 助 金 の 交 付 の 対 象 となる 者 ( 以


大阪府電子調達システムの開発業務 (第一期)に係る仕様書案に対する意見招請のお知らせ


大阪府住宅供給公社定款

Taro-29職員退職手当支給規程

係 に 提 出 する 2 財 形 担 当 係 は 前 項 の 規 定 による 財 形 貯 蓄 等 の 申 込 みがあった 場 合 には 当 該 申 込 みの 内 容 を 点 検 し 財 形 貯 蓄 等 の 契 約 の 要 件 ( 第 6 条 に 規 定 する 基 準 を 含 む )を 満 たしている

失 によって 告 知 事 項 について 事 実 を 告 げずまたは 不 実 のことを 告 げたときは 共 済 契 約 者 に 対 する 書 面 による 通 知 をもって 共 済 契 約 を 解 除 することができます た だし 当 組 合 がその 事 実 を 知 りまたは 過 失 によってこれを 知

土 購 入 土 借 用 土 所 有 権 移 転 登 記 確 約 書 農 転 用 許 可 書 ( 写 ) 農 転 用 届 出 受 理 書 ( 写 ) 土 不 動 産 価 格 評 価 書 土 見 積 書 ( 写 ) 又 は 売 買 確 約 書 ( 写 ) 土 売 主 印 鑑 登 録 証 明 書 売 主

1. 前 払 式 支 払 手 段 サーバ 型 の 前 払 式 支 払 手 段 に 関 する 利 用 者 保 護 等 発 行 者 があらかじめ 利 用 者 から 資 金 を 受 け 取 り 財 サービスを 受 ける 際 の 支 払 手 段 として 前 払 式 支 払 手 段 が 発 行 される 場 合

Transcription:

宅 地 建 物 取 引 士 基 礎 講 座 テキスト 01 宅 建 業 法

はじめに 本 書 の 目 的 本 書 は 宅 地 建 物 取 引 士 試 験 に 最 も 容 易 に かつ 確 実 に 合 格 するために 構 成 されてい ます このテキストを 読 破 すれば 最 も 合 理 的 かつ 最 短 に 宅 建 合 格 圏 に 入 ることができます 本 書 の 特 色 使 い 方 ❶ 文 章 は 簡 潔 に かつわかりやすくしました 少 ない 時 間 で 全 範 囲 を 勉 強 するには 楽 に 読 める 必 要 があります そのため 本 書 は なるべく 文 章 を 簡 潔 に かつ わかりやすくしました ❷ 具 体 例 を 通 じて 学 習 できるようにしました 試 験 において 抽 象 的 な 知 識 は 不 要 むしろ 有 害 です そこで 本 書 は 生 きた 具 体 例 を 通 じて 必 要 な 知 識 をしっかり 身 につけることができるように 構 成 しました ❸ 試 験 に 出 題 されるか 否 かの 重 要 度 を 各 事 項 のはじめに 明 示 しました 試 験 にあまり 出 ないところを 一 生 懸 命 やっても 無 意 味 です そこで どこに 力 を 入 れて 学 習 すべきかを 各 事 項 のはじめに A 超 重 要 重 要 必 須 ゾーン の3 段 階 で 示 しました B ゾーン C ゾーン ❹ テキスト 内 の 内 容 にも 重 要 度 を 示 し 確 認 のためのチェックボックスを 設 けました 黄 色 枠 で5つ 星 マークが 記 してある 箇 所 は 最 重 要 事 項 です テキストの 本 文 中 や 事 項 の 最 後 にポイントとしてまとめてある 場 合 があります 2

テキストの 本 文 中 の 必 須 学 習 項 目 は 黄 色 以 外 の 色 枠 で 囲 み 1 4つの 星 マークで 重 要 度 を 示 しています 4 I 総 則 労 働 基 準 法 の 適 用 対 象 C ゾーン 必 須 学 習 項 目 に 関 する 参 考 項 目 については 同 色 で 下 記 のように 表 示 しています ⑴ 適 用 範 囲 ( 法 112 条 法 116 条 別 表 第 1ほか) 原 則 労 働 者 を 使 用 する 事 業 は その 種 類 規 模 に 関 係 なく 労 働 基 準 法 の 適 用 を 受 けます 労 働 基 準 法 別 表 第 1 労 働 基 準 法 は 事 業 の 種 類 に 関 係 なく 適 用 されますが 労 働 時 間 など 一 部 の 規 定 について は 事 業 の 種 類 によって 特 例 が 設 けられています そこで 労 働 基 準 法 は 別 表 第 1 にお いて 一 定 の 業 種 の 区 分 を 列 挙 したうえで 特 例 の 箇 所 でそれを 引 用 するという 形 をとって います 工 業 的 業 種 非 工 業 的 業 種 1 号 製 造 業 テキスト 右 ページ 2 上 号 部 鉱 業 には 学 習 7 日 号 の 畜 産 記 養 録 蚕 欄 水 を 産 業 設 けました 12 号 教 育 研 究 業 学 習 進 捗 状 況 などの 確 3 号 建 設 業 4 号 運 輸 交 通 業 認 に 役 立 ててください 5 号 貨 物 取 扱 業 6 号 農 林 業 8 号 商 業 9 号 金 融 広 告 業 10 号 映 画 演 劇 業 11 号 郵 便 通 信 業 13 号 保 健 衛 生 業 14 号 接 客 娯 楽 業 15 号 焼 却 清 掃 業 属 地 主 義 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 労 働 基 準 法 は 日 本 国 内 にある 事 業 にのみ 適 用 されるので 国 外 にある 支 店 等 であって テキストの 各 ページの 事 業 としての 下 実 に メモ 態 を 備 えるものについては 欄 を 設 適 けました 用 されません また 講 義 日 本 を 国 内 聞 で きながら またテキ 行 われる 事 業 であれば 事 業 主 が 外 国 人 であっても 適 用 されます ストを 読 みながら 必 要 なことはどんどんメモ 欄 に 書 き 込 み 自 分 だけのオリジナ ルテキストに 仕 上 げていきましょう ❺ 難 解 な 法 律 用 語 を 解 説 しました 法 律 の 勉 強 をはじめて 最 初 にぶつかる 壁 が 法 律 用 語 の 難 解 さです そこで 難 解 な 法 律 用 語 については わかりやすい 解 説 をつけました 語 句 説 明 本 書 の 利 用 により 一 人 でも 多 くの 方 が 宅 建 試 験 に 合 格 されることを 心 より 切 望 します 14 フォーサイト 教 材 作 成 室 3

もくじ I 宅 建 業 法 入 門...7 I-1 宅 建 業 法 の 内 容 と 重 要 性... 8 I-2 宅 建 業 法 のかたち... 10 1 宅 建 業 法 の 目 的... 10 2 宅 建 業 法 のかたち... 11 I-3 本 テキストの 構 成... 12 I-4 用 語 の 定 義... 14 1 宅 地 建 物 取 引 業 の 意 義... 14 2 事 務 所 の 意 義... 18 3 宅 地 建 物 取 引 業 を 営 む 者 の 意 義... 20 II 業 務 に 対 する 規 制...23 II-1 業 務 のかたち... 24 II-2 業 務 全 体 を 通 じての 規 制... 26 II-3 開 業 準 備... 30 1 開 業 場 所 の 決 定 業 務 を 行 う 場 所 の 届 出... 30 2 事 務 所 開 設 掲 示 および 備 付 義 務 まとめ... 33 3 従 業 者 の 配 置 従 業 者 証 明 書 の 携 帯... 36 4 業 者 の 免 許 取 得... 36 II-4 営 業 活 動 の 開 始... 38 1 物 件 の 用 意 ( 宅 地 建 物 の 仕 入 れ) 媒 介 代 理 契 約 の 規 制... 38 2 広 告 宣 伝 ⑴ 取 引 態 様 の 明 示... 46 3 広 告 宣 伝 ⑵ 誇 大 広 告 の 禁 止... 48 4 広 告 宣 伝 ⑶ 広 告 開 始 時 期 の 制 限... 50 II-5 取 引 交 渉... 52 1 物 件 の 案 内 説 明 ⑴ 重 要 事 項 の 説 明... 52 2 物 件 の 案 内 説 明 ⑵ 供 託 所 等 に 関 する 説 明... 60 3 契 約 条 件 のつめ 手 付 貸 与 等 による 誘 引 の 禁 止 等... 62 II-6 契 約 の 成 立... 64 1 契 約 締 結 時 期 の 制 限... 64 2 契 約 書 面 (37 条 書 面 )の 交 付... 66

3 業 者 自 ら 売 主 となる 場 合 の 総 論... 72 4 自 己 の 所 有 に 属 しない 物 件 の 契 約 締 結 の 制 限... 74 5 クーリング オフ... 78 6 手 付 金 等 の 保 全... 82 7 手 付 の 額 の 制 限 等... 86 8 瑕 疵 担 保 責 任 についての 特 約 の 制 限... 88 9 割 賦 販 売 契 約 の 解 除 等 の 制 限... 92 ⓾ 損 害 賠 償 額 の 予 定 等 の 制 限... 94 ⓫ 所 有 権 の 留 保 等 の 禁 止... 96 II-7 契 約 の 実 行... 98 1 物 件 の 引 渡 登 記 金 銭 の 受 領 ⑴ 報 酬 額 の 制 限... 98 2 物 件 の 引 渡 登 記 金 銭 の 受 領 ⑵ 不 当 に 高 額 な 報 酬 要 求 の 禁 止... 106 3 物 件 の 引 渡 登 記 金 銭 の 受 領 ⑶ 不 当 な 履 行 遅 延 の 禁 止... 106 III 業 者 についての 免 許 制 度... 109 III-1 免 許 制 度 のかたち... 110 III-2 免 許 の 手 続 免 許 換 え... 112 1 免 許 の 手 続... 112 2 免 許 換 え... 114 III-3 免 許 の 基 準... 118 III-4 免 許 の 効 果 更 新 失 効... 124 III-5 宅 地 建 物 取 引 業 者 名 簿... 128 III-6 営 業 保 証 金 と 弁 済 業 務 保 証 金... 132 1 営 業 保 証 金 弁 済 業 務 保 証 金... 132 2 宅 地 建 物 取 引 業 保 証 協 会... 142 IV 宅 建 取 引 士 制 度... 145 IV-1 宅 建 取 引 士 制 度 のかたち... 146 IV-2 登 録 の 手 続 等... 148 1 登 録 の 手 続 効 力... 148 2 宅 建 取 引 士 資 格 登 録 簿 と 業 者 名 簿... 149 3 登 録 の 移 転... 151 4 死 亡 等 の 届 出... 152 IV-3 登 録 の 基 準... 154 登 録 の 要 件 基 準... 154

もくじ IV-4 宅 建 取 引 士 証... 156 IV-5 宅 建 取 引 士 の 設 置 業 務... 160 宅 建 取 引 士 の 意 義 設 置 義 務 業 務... 160 V 監 督 罰 則... 163 V-1 監 督 罰 則 のかたち... 164 V-2 監 督... 166 1 宅 建 業 者 に 対 する 監 督 処 分... 166 2 宅 建 取 引 士 に 対 する 監 督 処 分... 168 V-3 罰 則... 170 VI 特 定 住 宅 瑕 疵 担 保 責 任 の 履 行 の 確 保 等 に 関 する 法 律.............175 VI-1 履 行 確 保 法 の 趣 旨... 176 VI-2 履 行 確 保 法 の 全 体 像... 178 VI-3 履 行 確 保 法 の 対 象 と 瑕 疵 担 保 責 任 の 内 容... 180 1 履 行 確 保 法 の 対 象... 180 2 瑕 疵 担 保 責 任 の 内 容... 181 VI-4 告 知 義 務... 182 VI-5 住 宅 販 売 瑕 疵 担 保 保 証 金... 184 VI-6 住 宅 販 売 瑕 疵 担 保 責 任 保 険 契 約... 188 VI-7 供 託 等 の 届 出 と 宅 建 業 法 関 連... 190 索 引... 192 チェックテスト 解 答 解 説... 194

I 宅 建 業 法 入 門 I-1 宅 建 業 法 の 内 容 と 重 要 性 I-2 宅 建 業 法 のかたち I-3 本 テキストの 構 成 I-4 用 語 の 定 義 宅 地 建 物 取 引 士 基 礎 講 座 テキスト 01

I - 1 宅 建 業 法 の 内 容 と 重 要 性 宅 建 業 法 の 内 容 と 重 要 性 C ゾーン 内 容 宅 地 建 物 取 引 業 法 ( 以 下 宅 建 業 法 と 略 す)は 宅 地 建 物 取 引 業 を 営 む 者 について 一 定 の 資 質 を 確 保 し その 事 業 に 対 し 規 制 を 行 うことにより その 業 務 の 運 営 を 適 正 ならしめ 宅 地 建 物 の 取 引 の 公 正 とその 利 用 の 促 進 を 図 ることを 目 的 として 制 定 されたものです 本 法 は 以 下 の 構 成 を 採 ります 第 1 章 総 則 第 1 条 第 2 条 第 2 章 免 許 第 3 条 第 14 条 第 3 章 宅 建 取 引 士 第 15 条 第 24 条 第 4 章 営 業 保 証 金 第 25 条 第 30 条 第 5 章 業 務 第 31 条 第 64 条 第 5 章 の2 保 証 協 会 第 64 条 の2 第 64 条 の25 第 6 章 監 督 第 65 条 第 72 条 第 7 章 雑 則 第 73 条 第 78 条 の4 第 8 章 罰 則 第 79 条 第 86 条 8

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 重 要 性 毎 年 50 問 中 なんと20 問 も 出 題 されています これは 宅 建 試 験 の 科 目 の 中 で 最 も 出 題 数 が 多 いことをあらわしています 宅 建 業 法 は 権 利 関 係 と 異 なり 出 題 される 部 分 が 一 定 しており 努 力 に 比 例 して 得 点 もアッ プします 是 非 宅 建 業 法 を 得 意 科 目 として 合 格 を 勝 ち 取 ってもらいたいと 思 います I 宅 建 業 法 入 門 コラム 合 格 すると 本 当 に 気 持 ちがいいですよ! 合 FAX 1 宅 地 建 物 取 引 士 宅 建 太 郎 9

I - 2 宅 建 業 法 のかたち ここでは まず 宅 建 業 法 の 全 体 像 を 把 握 します 1 宅 建 業 法 の 目 的 C ゾーン 設 例 宅 建 業 法 は 一 体 何 のために 設 けられたのか? 考 え 方 宅 建 業 法 は 業 者 ( 私 人 )と 消 費 者 ( 私 人 )との 間 を 規 律 する 法 律 である 私 人 間 の 関 係 なら 本 来 民 法 が 適 用 されるのが 原 則 である しかし 民 法 においては 契 約 自 由 の 原 則 が 働 く 以 上 ❶ 誰 と ❷どのような 内 容 の 契 約 をしてもよいことになるが 宅 地 建 物 の 取 引 においては 専 門 的 知 識 等 の 面 において 業 者 が 強 者 であるので 弱 者 たる 消 費 者 に 不 利 な 契 約 を 押 しつける 危 険 がある 宅 地 建 物 の 取 引 は 通 常 人 にとって 一 生 に 一 度 あるかないかの 重 大 事 それゆえ このような 場 合 強 者 たる 業 者 が 弱 者 たる 消 費 者 に 不 利 な 契 約 を 押 しつけることを 防 止 することが 必 要 である そこで 民 法 の 特 別 法 として 設 けられたのが 宅 建 業 法 である 結 論 ゆえに 宅 建 業 法 の 目 的 は 消 費 者 の 保 護 です そして 宅 建 業 法 においては 民 法 の 各 制 度 が 消 費 者 保 護 という 観 点 から どのように 変 容 されているかが 学 習 上 の 中 心 課 題 となります 10

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 2 宅 建 業 法 のかたち C ゾーン 設 例 では 宅 建 業 法 は 一 体 どんなかたちをしているのか? I 宅 建 業 法 入 門 考 え 方 宅 建 業 法 の 目 的 は 消 費 者 の 保 護 それゆえ 消 費 者 の 保 護 が 図 られるように 制 度 を 設 ければよい そのためには 業 務 の 適 切 な 運 営 を 確 保 することが 必 要 業 務 の 適 切 な 運 営 を 確 保 するためには ❶ 業 者 になるにふさわしい 者 が ❷ 一 定 のルールに 従 って 業 務 を 行 い ❸ 特 に 重 要 な 業 務 については 宅 地 建 物 の 専 門 家 としての 資 格 を 有 する 者 がその 業 務 を 行 うことが 必 要 である そして この❶❷❸を 確 保 するた めに さらに ❹ 行 政 官 庁 による 監 督 罰 則 が 必 要 結 論 ゆえに 宅 建 業 法 は 以 下 のかたちをとります ❶ どうすれば 業 者 になることができるか? 2 4 5 2 ❷ 業 者 はどんなルールに 従 って 仕 事 をするのか? 5 ❸ 宅 建 取 引 士 とはどんな 人 か? 3 ❹❷のルールを 破 るとどうなるのか? 6 8 11

I - 3 本 テキストの 構 成 本 テキストの 構 成 C ゾーン 通 常 のテキストでは P. 8で 示 した 宅 建 業 法 の 構 成 に 従 い 各 条 文 ごとに 説 明 を 加 え ているものが 大 多 数 です しかし これでは 非 常 に 理 解 しにくいものです なぜなら 宅 建 業 法 は 受 験 生 の 理 解 の しやすさを 全 く 考 慮 せず 規 定 を 置 いているからです ところで 前 記 で 説 明 したように 宅 建 業 法 は 以 下 のようなかたちをとります 開 業 開 業 までの 準 備 業 務 時 間 ❶ 業 務 に 対 する 規 定 ❷ 業 者 についての 免 許 制 度 ❸ 宅 建 取 引 士 制 度 ❹ 監 督 罰 則 それゆえ 全 条 文 を この❶ ❹の 内 容 に 従 い 再 構 成 したのが 本 書 です 以 下 ❶ ❹の 観 点 から 説 明 します 12

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / コラム 勉 強 とお 酒 について お 1 OK 6 I 宅 建 業 法 入 門 13

I - 4 用 語 の 定 義 趣 旨 宅 建 業 法 は 主 に 宅 地 建 物 取 引 業 を 営 む 者 について 適 用 されます それゆえ 宅 建 業 法 の 適 用 範 囲 を 知 るためには 宅 地 建 物 取 引 業 の 意 味 を 明 らかにする 必 要 があり ます 1 宅 地 建 物 取 引 業 の 意 義 A ゾーン 宅 地 ❶ 建 物 の 敷 地 に 供 せられる 土 地 ⑴ 現 に 建 物 が 建 っている 土 地 ⑵ 将 来 建 物 を 建 てる 目 的 で 取 引 される 土 地 ❷ 都 市 計 画 法 にいう 用 途 地 域 内 の 土 地 但 し 現 に 道 路 公 園 河 川 広 場 水 路 の 用 に 供 されている 土 地 を 除 く ❶ ❷ 14

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 覚 え 方 た く ち 建 っている 目 的 用 途 地 域 但 し どこかでひろった 水 路 ( 現 に 道 路 公 園 河 川 広 場 水 路 )を 除 く I 宅 建 業 法 入 門 ポイント 本 試 験 において 正 誤 の 判 断 は 問 題 文 の 内 容 によって 判 断 するのが 原 則 です 但 し 下 記 のような 文 言 が 入 る 場 合 または の 場 合 が 多 いので 覚 えておきましょ う である 場 合 が 多 いフレーズ ~ことがある フレーズ 理 由 何 らかの 例 外 はある 場 合 が 多 いから である 場 合 が 多 いフレーズ フレーズ 常 に~である 必 ず~である すべて~である ~ことはない ~に 限 られる ~に 限 って ~する ~に 限 って ~できる 有 無 にかかわらず~できる 直 ちに~しなければならない 直 ちに~できる ~なので ~である 理 由 例 外 のない 法 則 はないから 法 律 が 何 らかの 行 為 を 要 求 する 場 合 一 定 の 猶 予 期 間 を 与 えるのが 普 通 だ から これは 間 違 った 問 題 文 に もっとも らしい 理 由 をつけて と 判 断 させ る 手 法 です 15

I-4 用 語 の 定 義 建 物 屋 根 と 柱 ( 壁 )のある 建 物 取 引 自 分 のため ❶ 売 ❷ 交 買 換 貸 借 下 宿 のおばちゃんは 免 許 不 要 ❶ 売 買 代 理 他 人 のため ❷ 交 換 の 管 理 請 負 ❸ 貸 借 媒 介 原 則 = 例 外 cf. 16

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 業 不 特 定 多 数 を 相 手 に もっぱら 自 分 の 社 員 のために( 特 定 多 数 が 相 手 だから) 反 復 継 続 して 行 う 宅 地 を 一 括 売 却 処 分 する 営 利 性 ( 報 酬 )の 有 無 は 問 題 とならない ex. 分 譲 不 特 定 多 数 を 相 手 に 反 復 継 続 して 自 ら 売 買 することを 意 味 するので 取 引 業 をともにみたす 一 般 人 が たとえ 業 者 に 媒 介 代 理 依 頼 をしても 上 記 要 件 をみたせば 免 許 は 必 要 I 宅 建 業 法 入 門 ポイント その 1 1 宅 建 業 の 免 許 を 必 要 とする 者 は? ❶ 宅 地 or 建 物 ❷ 取 引 ❸ 業 にあたるか それぞれの 要 件 をしっかり 検 討 すること この 場 合 誰 がなにをやったか その 行 為 が 取 引 にあたるか あたるなら その 他 の 宅 地 建 物 業 の 要 件 をみたすかという 順 に 検 討 すること 但 し 国 地 方 公 共 団 体 都 市 再 生 機 構 等 は❶ ❸をみたしても 免 許 不 要 2 用 途 地 域 内 の 都 市 公 園 内 にある 公 園 管 理 事 務 所 の 敷 地 は 宅 地 ではない ポイント その 2 以 下 の A D は 宅 地 建 物 取 引 業 にあたるかあたらないか 1 A が 自 己 所 有 のマンションの 分 譲 販 売 を B に 委 託 して 行 う 場 合 A 自 分 のための 売 買 宅 建 業 にあたる B 他 人 のための 売 買 の 代 理 媒 介 宅 建 業 にあたる 2 C が 戸 数 10のマンションを 一 括 して D に 賃 貸 D が 各 部 屋 を 不 特 定 多 数 の 学 生 に 賃 貸 していく 場 合 C 自 分 のための 貸 借 宅 建 業 にあたらない D 自 分 のための 貸 借 ( 単 なる 転 貸 ) 宅 建 業 にあたらない 17

I-4 用 語 の 定 義 2 事 務 所 の 意 義 B ゾーン 事 務 所 意 義 ❶ 本 店 ( 主 たる 事 務 所 ) 支 店 だけで 宅 建 業 を 営 み 本 店 で 営 まない 場 合 でも 常 に 宅 建 業 法 上 の 事 務 所 にあたる ❷ 宅 建 業 を 営 む 支 店 ( 従 たる 事 務 所 ) ❸ 継 続 的 に 業 務 を 行 うことができる 施 設 を 有 する 場 所 で 宅 建 業 に 係 る 契 約 締 結 権 限 を 有 する 使 用 人 を 置 くもの テント 張 りの 案 内 所 関 連 事 項 ❶ 免 許 制 度 P. 112 ❷ クーリング オフ 制 度 P. 78 ❸ 報 酬 額 の 掲 示 義 務 P. 33 ❹ 標 識 の 掲 示 義 務 P. 33 ❺ 帳 簿 の 備 付 義 務 P. 33 ❻ 営 業 保 証 金 弁 済 業 務 保 証 金 P. 132 意 義 ❶ A 事 務 所 事 務 所 B 事 務 所 にあたらない ❸ 18

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 語 句 説 明 宅 建 業 に 係 る 契 約 締 結 権 限 を 有 する 使 用 人 I 宅 建 業 法 入 門 19

I-4 用 語 の 定 義 3 宅 地 建 物 取 引 業 を 営 む 者 の 意 義 B ゾーン 宅 地 建 物 取 引 業 を 営 む 者 宅 地 建 物 取 引 業 を 営 む 者 通 常 のパターンは 信 託 会 社 や 信 託 銀 行 は 国 地 方 公 共 団 体 や 都 市 再 生 機 構 等 は 知 事 免 許 か 国 土 交 通 大 臣 免 許 を 取 得 して 国 土 交 通 大 臣 に 一 定 事 項 を 届 け 出 る ことによって 宅 地 建 物 取 引 業 法 の 適 用 を 受 けないから 宅 建 業 者 になる 国 土 交 通 大 臣 免 許 を 受 けた 宅 建 業 者 と みなされる 注 業 者 にならなくても 宅 地 建 物 取 引 が できる 免 許 を 取 り 消 され た 場 合 進 行 中 の 取 引 を 結 了 するま では みなし 業 者 である みなし 業 者 はこの2つ 信 託 業 務 = 内 閣 総 理 大 臣 の 免 許 または 認 可 宅 建 業 注 20

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / チェックテスト 1 以 下 の 各 問 題 に か で 答 えなさい ❶ 建 物 の 敷 地 に 供 される 土 地 は 現 況 が 原 野 であっても 宅 地 である I 宅 建 業 法 入 門 ❷ 都 市 計 画 区 域 外 の 事 務 所 の 敷 地 は 宅 地 である ❸ 第 1 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 内 の 農 地 は 宅 地 である ❹ 道 路 河 川 などの 公 共 施 設 に 供 されている 土 地 以 外 の 都 市 計 画 区 域 内 の 土 地 は すべて 宅 地 である ❺ A 建 設 株 式 会 社 が 業 として 行 う 建 売 住 宅 の 販 売 は 宅 建 業 にあたる ❻ B 不 動 産 株 式 会 社 が 業 として 行 うビルの 賃 貸 は 宅 建 業 にあたる ❼ C 商 事 株 式 会 社 が 業 として 行 う 建 物 の 貸 借 の 媒 介 は 宅 建 業 にあたる ❽ D 不 動 産 有 限 会 社 が 業 として 行 う 宅 地 の 売 買 は 宅 建 業 にあたる 21

II 業 務 に 対 する 規 制 II-1 II-2 II-3 II-4 II-5 II-6 II-7 業 務 のかたち 業 務 全 体 を 通 じての 規 制 開 業 準 備 営 業 活 動 の 開 始 取 引 交 渉 契 約 の 成 立 契 約 の 実 行 宅 地 建 物 取 引 士 基 礎 講 座 テキスト 01

II - 1 業 務 のかたち 業 務 全 体 のかたち C ゾーン ❶ 業 務 処 理 の 原 則 (31) ❷ 秘 密 を 守 る 義 務 (45 75 の 2) ❸ 業 務 に 関 する 禁 止 事 項 (47) 開 業 準 備 ❶ 開 業 場 所 の 決 定 業 務 を 行 う 場 所 の 届 出 (502) 標 識 の 掲 示 (501) 報 酬 額 の 掲 示 (464) ❷ 事 務 所 開 設 帳 簿 備 付 義 務 (49) 従 業 者 名 簿 備 付 義 務 (483) 成 年 である 専 任 の 取 引 士 の 設 置 (151) ❸ 従 業 者 の 配 置 従 業 者 証 明 書 の 携 帯 (48) ❹ 業 者 の 免 許 取 得 免 許 の 手 続 基 準 (3~) 営 業 活 動 の 開 始 ❶ 物 件 の 用 意 媒 介 代 理 契 約 の 規 制 (34 の 2 34 の 3) ( 宅 地 建 物 の 仕 入 れ) 必 要 事 項 : 取 引 態 様 の 明 示 (34) ❷ 広 告 宣 伝 内 容 : 誇 大 広 告 の 禁 止 (32) 時 期 : 広 告 開 始 時 期 の 制 限 (33) 24

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 取 引 交 渉 ❶ 物 件 の 案 内 説 明 重 要 事 項 の 説 明 (35) 供 託 所 などに 関 する 説 明 (35 の 2) ❷ 契 約 条 件 のつめ 手 付 貸 与 による 誘 引 の 禁 止 (473) 契 約 の 成 立 II 業 務 に 対 す る 規 制 ❶ 売 買 交 換 契 約 締 結 時 期 の 制 限 (36) 契 約 書 面 の 交 付 (37) ❷ 売 買 交 換 貸 借 の 代 理 ❸ 売 買 交 換 貸 借 の 媒 介 業 者 自 ら 売 主 となる 場 合 (782) 自 己 の 所 有 に 属 しない 物 件 の 契 約 締 結 の 制 限 (33 の 2) クーリング オフ(37 の 2) 手 付 金 等 の 保 全 (41) 手 付 の 額 の 制 限 等 (39) 瑕 疵 担 保 責 任 についての 特 約 の 制 限 (40) 割 賦 販 売 契 約 の 解 除 等 の 制 限 (42) 損 害 賠 償 額 の 予 定 等 の 制 限 (38) 所 有 権 の 留 保 等 の 禁 止 (43) 契 約 の 実 行 物 件 の 引 渡 登 記 金 銭 の 受 領 報 酬 額 の 制 限 (46) 不 当 に 高 額 な 報 酬 要 求 の 禁 止 (472) 不 当 な 履 行 遅 延 の 禁 止 (44) 25

II - 2 業 務 全 体 を 通 じての 規 制 業 務 全 体 を 通 じての 規 制 B ゾーン 業 務 処 理 の 原 則 (31) 宅 建 業 者 は 取 引 の 関 係 者 に 対 し 信 義 を 旨 とし 誠 実 にその 業 務 を 行 わなければなら ない 秘 密 を 守 る 義 務 (45 75の2) 原 則 業 者 使 用 人 が 業 務 上 知 った 他 人 の 秘 密 を 漏 らしてはいけない (プライバシー 保 護 のため) 時 期 廃 業 退 職 後 でも 漏 らしてはいけない 例 外 正 当 な 事 由 がある 場 合 はよい ex. 裁 判 の 証 人 本 人 の 承 諾 業 務 に 関 する 禁 止 事 項 (47 47の2) 誰 が 業 者 その 代 理 人 使 用 人 その 他 の 従 業 員 が い つ 常 に ❶ 重 要 な 事 項 について 故 意 に 事 実 を 告 げず または 不 実 のことを 告 げる 行 為 をしてはならない ❷ 他 人 に 自 己 の 名 義 を 貸 して 宅 建 業 を 営 ませてはならない( 名 義 貸 しの 禁 止 ) 契 約 の 締 結 の 勧 誘 の 際 ❶ 手 付 について 貸 付 その 他 信 用 の 供 与 をすることにより 契 約 の 締 結 を 誘 引 する 行 為 をしてはならない ex. 26

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / ❷ 契 約 を 締 結 させるため 相 手 方 を 威 迫 してはならない ❸ 相 手 方 に 対 し 利 益 が 生 ずることが 確 実 であると 誤 解 させるべき 断 定 的 判 断 を 提 供 する 行 為 をしてはならない ❹ 契 約 の 目 的 物 である 宅 地 または 建 物 の 将 来 の 環 境 または 交 通 その 他 の 利 便 について 誤 解 させるべき 断 定 的 判 断 を 提 供 する 行 為 をしてはならない ❺ 正 当 な 理 由 なく 契 約 を 締 結 するかどうかを 判 断 するために 必 要 な 時 間 を 与 えることを 拒 むことをしてはならない ❻ 勧 誘 に 先 立 って 宅 地 建 物 取 引 業 者 の 商 号 または 名 称 および 当 該 勧 誘 を 行 う 者 の 氏 名 並 びに 当 該 契 約 の 締 結 について 勧 誘 をする 目 的 である 旨 を 告 げずに 勧 誘 を 行 うことをしてはならない ❼ 宅 地 建 物 取 引 業 者 の 相 手 方 等 が 契 約 を 締 結 しない 旨 の 意 思 ( 当 該 勧 誘 を 引 き 続 き 受 けることを 希 望 しない 旨 の 意 思 を 含 む )を 表 示 したにもか かわらず 当 該 勧 誘 を 継 続 することをしてはならない ❽ 迷 惑 を 覚 えさせるような 時 間 に 電 話 し または 訪 問 することをしてはな らない ❾ 深 夜 または 長 時 間 の 勧 誘 その 他 の 私 生 活 または 業 務 の 平 穏 を 害 するよう な 方 法 によりその 者 を 困 惑 させることをしてはならない II 業 務 に 対 す る 規 制 申 込 の 撤 回 の 際 ❶ 申 込 の 撤 回 を 妨 げるために 相 手 方 を 威 迫 してはならない ❷ 契 約 の 申 込 の 撤 回 を 行 うに 際 し 既 に 受 領 した 預 り 金 の 返 還 を 拒 むこと をしてはならない 解 除 の 際 ❶ 契 約 の 解 除 を 妨 げるために 相 手 方 を 威 迫 してはならない ❷ 相 手 方 が 手 付 を 放 棄 して 契 約 の 解 約 を 行 うに 際 し 正 当 な 理 由 なく 契 約 の 解 除 を 拒 み または 妨 げることをしてはならない 報 酬 受 領 の 際 不 当 に 高 額 な 報 酬 を 要 求 してはならない 27

II-2 業 務 全 体 を 通 じての 規 制 チェックテスト 2 以 下 の 各 問 題 に か で 答 えなさい ❶ 不 当 に 高 額 の 報 酬 を 要 求 する 行 為 は 禁 止 されているが 相 手 方 が 好 意 で 支 払 う ならば 国 土 交 通 大 臣 が 定 めた 限 度 額 を 超 えて 報 酬 を 受 領 しても 宅 地 建 物 取 引 業 法 違 反 にならない ❷ 手 付 を 貸 与 することにより 契 約 締 結 を 誘 引 する 行 為 は 禁 止 されているが 契 約 が 成 立 しなかった 場 合 には 宅 建 業 法 違 反 にならない ❸ 宅 建 業 者 は 廃 業 した 後 であっても その 業 務 上 取 り 扱 ったことについて 知 り 得 た 秘 密 を 他 人 に 漏 らしてはならない ❹ 宅 建 業 者 は 正 当 な 事 由 がある 場 合 でなければ その 業 務 上 取 り 扱 ったことにつ いて 知 り 得 た 秘 密 を 他 に 漏 らしてはならない 28

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / コラム 勉 強 方 法 について 講 CD DVD II 業 務 に 対 す る 規 制 29

II - 3 開 業 準 備 1 開 業 場 所 の 決 定 業 務 を 行 う 場 所 の 届 出 (50 2) A ゾーン 趣 旨 実 際 に 行 う 活 動 の 拠 点 となる 事 務 所 等 がどこにあるのかわからないと 十 分 に 業 者 を 監 督 することができないから 業 務 を 行 う 場 所 の 届 出 を 義 務 づけた 事 務 所 どんな 場 所 か? P. 18 参 照 届 出 が 必 要 な 場 合 事 務 所 の 新 設 移 転 の 場 合 cf. 届 出 先 免 許 権 者 ( 国 土 交 通 大 臣 または 都 道 府 県 知 事 ) 届 出 期 間 設 置 後 30 日 以 内 届 出 事 項 ❶ 事 務 所 の 名 称 ❷ 所 在 地 案 内 所 等 どんな 場 所 か? 契 約 の 締 結 または 契 約 の 申 込 の 受 付 を 予 定 する 下 記 の 場 所 A 事 務 所 以 外 の 継 続 的 に 業 務 を 行 うことができる 施 設 を 有 する 場 所 ex. B 一 団 の 宅 地 建 物 の 分 譲 を 行 う 際 の 案 内 所 ex. なお 一 団 の 宅 地 建 物 とは 10 区 画 以 上 の 宅 地 または10 戸 以 上 の 建 物 をいう C 一 団 の 宅 地 建 物 の 分 譲 の 代 理 媒 介 を 行 う 際 の 案 内 所 ex. D 業 務 に 関 する 展 示 会 その 他 の 催 しを 実 施 する 場 所 届 出 が 必 要 な 場 合 上 記 場 所 で 業 務 を 行 う 場 合 30

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 届 出 先 原 則 として 免 許 権 者 および 案 内 所 等 の 所 在 地 の 都 道 府 県 知 事 双 方 に 直 接 届 出 する 但 し 大 臣 免 許 の 場 合 案 内 所 所 在 地 の 知 事 を 経 由 して 大 臣 に 届 け 出 る 届 出 期 間 業 務 開 始 の10 日 前 まで 分 譲 開 始 の 前 日 30 日 届 出 事 項 ❶ 所 在 地 ❷ 業 務 内 容 ❸ 業 務 期 間 ❹ 専 任 の 宅 建 取 引 士 の 氏 名 どんな 場 所 か II 業 務 に 対 す る 規 制 = 案 内 所 等 の 届 出 先 ❶ ❷ ❸ 覚 え 方 10 区 画 10 戸 10 日 前 ポイント 免 許 権 者 免 許 権 者 および 案 内 所 等 の 所 在 地 の 知 事 設 置 後 30 日 以 内 業 務 開 始 の10 日 前 まで 1 10 区 画 もしくは10 戸 未 満 の 場 合 は 届 出 不 要 なので 注 意 しましょう 2 本 試 験 において 宅 地 建 物 取 引 業 法 第 50 条 第 2 項 の 規 定 に 関 する 届 出 とあったら 案 内 所 の 届 出 と 理 解 しましょう! 31

II-3 開 業 準 備 チェックテスト 3 以 下 の 各 問 題 に か で 答 えなさい ❶ 一 団 の 宅 地 を 分 譲 する 場 合 は 物 件 所 在 地 の 都 道 府 県 知 事 に 対 し 分 譲 開 始 の 前 日 までに 物 件 の 所 在 地 業 務 内 容 業 務 期 間 専 任 の 宅 建 取 引 士 の 氏 名 を 届 け 出 なければならない ❷ 案 内 所 の 所 在 地 業 務 内 容 及 び 業 務 を 行 う 期 間 については 免 許 権 者 又 は 案 内 所 の 所 在 地 の 都 道 府 県 知 事 のどちらか 一 方 に 届 け 出 なければならない ❸ 事 務 所 新 設 の 届 け 出 は 設 置 の10 日 前 までに 行 わなければならない 32

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 2 事 務 所 開 設 掲 示 および 備 付 義 務 まとめ A ゾーン 各 事 務 所 で 要 求 されるもの A 標 識 ( 業 者 票 )の 掲 示 B 報 酬 額 の 掲 示 C 帳 簿 の 備 え 付 け ❶ 事 業 年 度 経 過 後 5 年 間 の 保 存 が 必 要 但 し 自 ら 売 主 となる 新 築 住 宅 に 係 るもの は10 年 間 の 保 存 が 必 要 ❷ 業 者 は 取 引 のあったつど 一 定 事 項 を 記 載 しなければなりません ❸ 業 者 はその 事 務 所 ごとに 帳 簿 を 備 えなければなりませんが 帳 簿 の 記 載 事 項 を 事 務 所 のパソコンのハードディスクに 記 録 し 必 要 に 応 じて 事 務 所 においてパソコ ンやプリンターを 用 いて 紙 面 に 印 刷 することが 可 能 な 環 境 を 整 えていれば 帳 簿 への 記 載 に 代 えることができます D 従 業 者 名 簿 の 備 え 付 け 最 終 の 記 載 をした 日 から 10 年 間 の 保 存 が 必 要 E 成 年 である 専 任 の 宅 建 取 引 士 の 設 置 II 業 務 に 対 す る 規 制 覚 え 方 帳 簿 事 業 年 度 経 過 後 5 年 間 従 業 者 名 簿 10 年 間 事 務 所 に 必 要 なもののイメージ 33

II-3 開 業 準 備 案 内 所 等 で 要 求 されるもの 契 約 の 締 結 または 契 約 の 申 込 の 受 付 を 予 定 す る 下 記 の 場 所 A 事 務 所 以 外 の 継 続 的 に 業 務 を 行 うことができ る 施 設 を 有 する 場 所 B 一 団 の 宅 地 建 物 の 分 譲 を 行 う 際 の 案 内 所 C 一 団 の 宅 地 建 物 の 分 譲 の 代 理 媒 介 を 行 う 際 の 案 内 所 D 業 務 に 関 する 展 示 会 その 他 の 催 しを 実 施 する 場 所 E 一 団 の 宅 地 建 物 の 分 譲 をする 際 の 当 該 宅 地 建 物 の 所 在 する 場 所 成 年 である 専 任 の 宅 建 取 引 士 の 設 置 不 要 標 識 1 3 1 契 約 の 締 結 または 契 約 の 申 込 の 受 付 を 予 定 する 場 所 についてのみ 専 任 の 宅 建 取 引 士 の 設 置 が 要 求 されるが 標 識 は 契 約 の 締 結 または 契 約 の 申 込 の 受 付 を 予 定 せず 専 任 の 宅 建 取 引 士 の 設 置 義 務 のない 上 記 A Eの 場 所 についても 必 要 とされる 2 = 3 5 1 1 4 P. 37 34

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / チェックテスト 4 以 下 の 各 問 題 に か で 答 えなさい ❶ 宅 建 業 者 はその 業 務 に 関 する 帳 簿 を 主 たる 事 務 所 に 備 え 付 けなければならない が 従 たる 事 務 所 には 備 え 付 けなくてもよい ❷ 宅 建 業 者 は その 事 務 所 ごとに 標 識 を 掲 示 しなければならないが 公 衆 の 見 や すい 場 所 に 免 許 証 を 掲 示 した 場 合 標 識 を 掲 示 しなくてもよい II 業 務 に 対 す る 規 制 35

II-3 開 業 準 備 3 従 業 者 の 配 置 従 業 者 証 明 書 の 携 帯 (48) B ゾーン 趣 旨 証 明 書 を 従 業 者 に 携 帯 させることによりその 者 が 真 実 業 者 の 下 で 働 く 者 であることを 明 らかにし 業 務 の 適 正 な 運 営 を 図 る まとめ ❶ 宅 建 業 者 は 従 業 者 に 従 業 者 証 明 書 を 携 帯 させなけれ ば その 者 を 業 務 に 従 事 させてはならない ❷ 従 業 者 は 取 引 の 関 係 者 の 請 求 があれば その 携 帯 す る 従 業 者 証 明 書 を 提 示 しなければならない ❸ 宅 建 業 者 は 事 務 所 ごとに 従 業 者 名 簿 を 備 え 従 業 者 名 簿 に 氏 名 住 所 生 年 月 日 従 業 者 証 明 書 の 番 号 主 たる 職 務 内 容 宅 建 取 引 士 であるか 否 かの 別 当 該 事 務 所 の 従 業 者 となった 年 月 日 と そうでなくなった 年 月 日 を 記 載 しなければならない ❹ 宅 建 業 者 は 取 引 の 関 係 者 の 請 求 があれば その 者 に 従 業 者 名 簿 を 閲 覧 させなければ ならない 4 業 者 の 免 許 取 得 第 III 章 参 照 36

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 売 主 たる 業 者 が 他 の 業 者 に 販 売 代 理 を 依 頼 した 場 合 のまとめ 売 主 たる 業 者 Aが 他 の 業 者 Bに 販 売 代 理 を 依 頼 した 場 合 建 設 中 のマンション 一 団 の 宅 地 建 物 の 分 譲 をする 際 の 当 該 宅 地 建 物 の 所 在 する 場 所 案 内 所 II 業 務 に 対 す る 規 制 案 内 所 の 届 出 案 内 所 にあたらないので 不 要 Bのみが 行 う 成 年 である 専 任 の 宅 建 取 引 士 の 設 置 義 務 な し Bのみが 負 う 標 識 の 掲 示 義 務 Aのみが 負 う Bのみが 負 う チェックテスト 5 以 下 の 問 題 に か で 答 えなさい 宅 建 業 者 はその 従 業 者 に 証 明 書 を 携 帯 させなければ その 業 務 に 従 事 させることは できない 37

II - 4 営 業 活 動 の 開 始 ばいかい 1 物 件 の 用 意 ( 宅 地 建 物 の 仕 入 れ) 媒 介 代 理 契 約 の 規 制 (34の2 34の3) A ゾーン 考 え 方 民 法 上 ❶ 誰 と ❷ どのような 内 容 の 契 約 をしても 自 由 であり また ❸ その 契 約 を 書 面 化 することも 要 求 されていない しかし それでは 業 者 Aが 依 頼 を 受 けて 取 引 する 場 合 ( 媒 介 もしくは 代 理 ) 依 頼 者 Bとの 間 で 約 束 した しないと 言 ったトラブルが 発 生 する 危 険 性 がある そこで 宅 建 業 法 はまず 1 契 約 内 容 を 類 型 化 し その 中 から 当 事 者 が 好 みのタイプを 選 ぶものとし また 2 後 のトラブルを 防 止 するために 一 定 事 項 を 書 面 化 して 業 者 Aは 依 頼 者 Bに 交 付 しなければならないものとした 媒 介 と 代 理 の 違 い 媒 介 売 主 ( 貸 主 )と 買 主 ( 借 主 )の 間 に 入 り 依 頼 を 受 けて 契 約 を 成 立 させる 行 為 契 約 を 結 ぶ 権 限 はない 依 頼 A 業 者 行 為 B 売 主 C 買 主 38

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 代 理 売 主 ( 貸 主 )または 買 主 ( 借 主 )の 依 頼 を 受 けて 相 手 方 と 契 約 し その 効 果 が 依 頼 者 に 帰 属 する 関 係 契 約 を 結 ぶ 権 限 がある 代 理 行 為 II 業 務 に 対 す る 規 制 A 業 者 C 買 主 依 頼 効 果 B 売 主 コラム 合 否 と 人 間 性 について 今 1 39

II-4 営 業 活 動 の 開 始 ⑴ 契 約 のタイプ 一 般 媒 介 契 約 専 任 媒 介 契 約 専 属 専 任 媒 介 契 約 依 頼 者 の 義 務 他 の 業 者 に 重 ねて 依 頼 できるか? 重 ねて 依 頼 する 業 者 を 明 示 する 義 務 があ る 契 約 とない 契 約 が ある ( 明 示 型 と 非 明 示 型 ) 自 己 発 見 取 引 は できるか? したら 違 約 金 請 求 有 効 期 間 な し ❶ 3カ 月 以 内 ❷ 3カ 月 を 超 える 定 めをしても 無 効 で3カ 月 となる ❸ 更 新 可 能 但 し 依 頼 者 の 申 出 のある 場 合 に 限 られ さら にその 期 間 は3カ 月 以 内 業 務 処 理 状 況 の 報 告 義 務 な し 2 週 間 に 1 週 間 に 1 回 以 上 1 回 以 上 ( 休 業 日 を 含 む) ( 休 業 日 を 含 む) 但 し 業 法 上 は 口 頭 で OK だが 約 款 では 書 面 によることが 義 務 づけられている 契 約 の 相 手 方 を 探 索 する 義 務 な し あ り あ り 40

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 契 約 の 相 手 方 の 探 索 方 法 い つ ど こ で ど の よ う に な し 契 約 締 結 の 日 から 契 約 締 結 の 日 から 7 日 以 内 5 日 以 内 ( 休 業 日 を 除 く) ( 休 業 日 を 除 く) 指 定 流 通 機 構 (レインズシステム)で ❶ 業 者 が 指 定 流 通 機 構 に 物 件 に ついての 下 記 事 項 を 登 録 ⑴ 所 在 ⑵ 規 模 ⑶ 形 質 ⑷ 売 買 すべき 価 格 ⑸ 交 換 の 場 合 評 価 額 ⑹ 法 令 上 の 制 限 ⑺ 専 属 専 任 の 場 合 その 旨 ❷ 業 者 は 登 録 を 証 する 書 面 を 遅 滞 なく 依 頼 者 に 引 き 渡 す ❸ 業 者 は 契 約 が 成 立 したとき 遅 滞 なく ⑴ 契 約 成 立 日 ⑵ 取 引 価 格 ⑶ 登 録 番 号 を 指 定 流 通 機 構 に 通 知 する II 業 務 に 対 す る 規 制 一 般 媒 介 契 約 依 頼 者 に 不 利 益 が 少 ない 規 制 も 少 ない 専 任 媒 介 契 約 業 者 がきちんと 仕 事 をしてくれないと 依 頼 人 の 利 益 が 害 される 依 頼 人 保 護 のため 特 別 の 規 制 を 課 した 覚 え 方 に い さん と な ご や か に 再 会 2 週 間 1 週 間 3 カ 月 7 日 5 日 41

II-4 営 業 活 動 の 開 始 指 定 流 通 機 構 を 介 した 取 引 の 仕 組 み 大 量 の 中 から 最 も 希 望 に 添 った 条 件 の 取 引 が 可 能 に 取 引 関 係 の 明 確 化 が 図 られる 大 量 の 物 件 情 報 を 登 録 検 索 依 頼 登 録 登 録 依 頼 売 主 A 情 報 提 供 業 者 B 登 録 証 の 発 行 指 定 流 通 機 構 業 者 C 情 報 提 供 買 主 D 物 件 の 閲 覧 市 況 情 報 の 提 供 業 者 間 の 物 件 情 報 交 換 組 織 として 現 在 全 国 で4つの 4 公 益 法 人 が 稼 働 中 42

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / ⑵ 書 面 化 におけるルール 書 面 化 が 要 求 される 取 引 の 種 類 ❶ 宅 地 建 物 の 売 買 交 換 の 媒 介 代 理 契 約 に 限 られる ❷ 貸 借 の 媒 介 代 理 契 約 には 書 面 化 の 義 務 はない ❸ 専 任 媒 介 契 約 専 属 専 任 契 約 だけでなく 一 般 媒 介 契 約 でも 書 面 化 しなければなり ません II 業 務 に 対 す る 規 制 書 面 の 作 成 者 ( 誰 が) 業 者 たとえ 依 頼 人 が 業 者 であっても 書 面 の 作 成 交 付 は 必 要 宅 建 取 引 士 書 面 の 作 成 時 期 (いつ) 売 買 交 換 の 媒 介 代 理 契 約 を 締 結 した 後 遅 滞 なく 作 成 し 依 頼 人 に 交 付 する 書 面 の 作 成 方 法 (どのように) 作 成 した 書 面 に 業 者 が 記 名 押 印 する 宅 建 取 引 士 が 記 名 押 印 する 必 要 はない P. 161 43

II-4 営 業 活 動 の 開 始 書 面 への 記 載 事 項 ( 何 を) 業 者 と 依 頼 人 との 間 のトラブルを 未 然 に 防 止 するのに 必 要 な 事 項 ❶ 宅 地 建 物 を 特 定 するために 必 要 な 表 示 ❷ 売 買 すべき 価 額 または 評 価 額 業 者 が 価 額 または 評 価 額 について 意 見 を 述 べる 場 合 には その 根 拠 を 明 らかにする 必 要 がある 但 し 口 頭 で OK ❸ 媒 介 代 理 契 約 の 型 P. 40 ❹ 報 酬 に 関 する 事 項 ❺ 媒 介 代 理 契 約 の 有 効 期 間 ❻ 媒 介 代 理 契 約 違 反 に 対 する 措 置 解 除 に 関 する 事 項 媒 介 代 理 契 約 違 反 ❼ 国 土 交 通 大 臣 が 定 めた 標 準 媒 介 契 約 約 款 に 基 づくか 否 か ❽ 指 定 流 通 機 構 への 登 録 に 関 する 事 項 語 句 説 明 約 款 1 ex. ポイント まず 問 題 文 から 一 般 専 任 専 属 専 任 のどの 契 約 なのかをしっかり 確 定 してから 解 き ましょう! 44

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / チェックテスト 6 以 下 の 各 問 題 に か で 答 えなさい ❶ 宅 地 建 物 取 引 業 者 は 宅 地 または 建 物 の 貸 借 の 媒 介 を 行 う 場 合 には 媒 介 契 約 の 内 容 を 記 載 した 書 面 を 作 成 して 依 頼 者 に 交 付 することを 省 略 することができ る ❷ 宅 地 建 物 取 引 業 者 が 媒 介 契 約 を 締 結 したときに 依 頼 者 に 交 付 すべき 書 面 には 宅 地 建 物 取 引 士 が 記 名 押 印 しなければならない II 業 務 に 対 す る 規 制 ❸ 専 任 媒 介 契 約 を 締 結 したときに 作 成 する 書 面 には 宅 建 取 引 士 が 記 名 押 印 しな ければならない ❹ 宅 地 建 物 取 引 業 者 が 媒 介 契 約 を 締 結 したときに 依 頼 者 に 交 付 すべき 書 面 には 必 ず 媒 介 契 約 の 解 除 に 関 する 事 項 を 記 載 しなければならない ❺ 宅 地 建 物 取 引 業 者 が 媒 介 契 約 を 締 結 したときに 依 頼 者 に 交 付 すべき 書 面 には 当 該 媒 介 契 約 が 国 土 交 通 大 臣 が 定 める 標 準 媒 介 契 約 約 款 に 基 づくものでない 場 合 は その 旨 を 記 載 しなければならない ❻ 宅 地 建 物 取 引 業 者 AはBからB 所 有 の 土 地 付 建 物 の 売 却 の 媒 介 を 依 頼 され こ れを 承 諾 したのであるが AB 間 の 媒 介 契 約 が 専 任 媒 介 契 約 または 専 属 専 任 媒 介 契 約 でない 場 合 BはA 以 外 に 宅 地 建 物 取 引 業 者 Cにも 当 該 物 件 の 売 却 の 媒 介 を 依 頼 することができるが その 場 合 Aに 対 してCを 明 示 しないことと することもできる ❼ 宅 地 建 物 取 引 業 者 が 媒 介 契 約 に 係 る 宅 地 又 は 建 物 を 売 買 すべき 価 額 または 評 価 額 について 意 見 を 述 べるときは 依 頼 者 の 求 めがなければその 根 拠 を 明 らかに する 必 要 はない 45

II-4 営 業 活 動 の 開 始 2 広 告 宣 伝 ⑴ 取 引 態 様 の 明 示 (34) B ゾーン 趣 旨 私 人 間 の 関 係 なら 本 来 民 法 が 適 用 されるのが 原 則 である 宅 建 業 法 は 業 者 ( 私 人 )と 消 費 者 ( 私 人 )との 間 を 規 律 する 法 律 である 業 者 と 取 引 を 行 う 場 合 には その 業 者 の 取 引 態 様 によって 取 引 の 関 係 者 における 法 律 関 係 が 異 なってくる それゆえ 消 費 者 にとって 業 者 がどんな 取 引 態 様 であるかは 重 大 な 関 心 事 まとめ 明 示 すべき 場 合 ❶ 広 告 するとき ❷ 注 文 を 受 けたとき 明 示 すべき 内 容 私 ( 業 者 )は ❶ 当 事 者 か ❷ 代 理 人 か ❸ 媒 介 人 か 明 示 方 法 文 書 にする 必 要 なし 口 頭 可 違 反 業 務 停 止 処 分 46

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / チェックテスト 7 以 下 の 各 問 題 に か で 答 えなさい ❶ 業 者 は 宅 地 の 売 却 に 関 して 広 告 するときは 媒 介 して 当 該 売 買 を 成 立 させるこ とを 明 示 しなければならない ❷ 業 者 は 宅 地 の 売 買 に 関 する 注 文 を 受 けた 場 合 に 取 引 態 様 の 別 を 口 頭 で 説 明 し たとしても 取 引 態 様 の 別 を 明 示 したことにはならない II 業 務 に 対 す る 規 制 ❸ 業 者 は 宅 地 の 売 買 に 関 する 注 文 を 受 けたときは 遅 滞 なく その 注 文 した 者 に 対 し 取 引 態 様 の 別 を 明 らかにしなければならない コラム 何 度 も 受 験 されている 方 へ あ 22 23 25 26 27 34 5 3 46 47 49 51 47

II-4 営 業 活 動 の 開 始 3 広 告 宣 伝 ⑵ 誇 大 広 告 の 禁 止 (32) B ゾーン 趣 旨 誇 大 広 告 によって 被 害 を 受 けるのは 消 費 者 であるので 業 法 は 消 費 者 保 護 のため 広 告 の 仕 方 に 制 限 を 加 えた まとめ 誰 が 業 者 が い つ ❶ 広 告 する 際 に ❷ 広 告 とは 新 聞 雑 誌 看 板 ポスター 折 込 放 送 ダイレクトメール などをいいます 何 について 物 件 ❶ 所 在 ❷ 規 模 ex. 2DK ❸ 形 質 ex. 環 境 ❹ 利 用 の 制 限 ex. 地 役 権 現 在 将 来 の ❺ 環 境 ex. 日 照 ❻ 交 通 その 他 の 利 便 ex. 駅 から5 分 お 金 ❼ 代 金 借 賃 等 の 額 支 払 方 法 ❽ 代 金 または 交 換 差 金 に 関 する 金 銭 の 貸 借 のあっせん ex. 業 法 違 反 となるのは 上 記 8つだけです どのように ❶ 著 しく 事 実 に 相 違 する 表 示 をしてはならない ❷ 実 際 のものより 著 しく 優 良 もしくは 有 利 と 誤 認 させるような 表 示 をし てはならない 48

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / ❸いわゆる おとり 広 告 も 当 然 ダメである ❹ 実 際 に 取 引 があったか 否 かにかかわりなく 違 反 ❺たとえ 相 手 が 誇 大 広 告 であることを 知 っていても 業 法 違 反 ❹❺ そ の 他 宅 地 建 物 取 引 の 表 示 に 関 する 公 正 競 争 規 約 ( 不 当 景 品 類 及 び 不 当 表 示 防 止 法 の 定 めるところにより 公 正 取 引 委 員 会 の 認 定 を 受 けたものをい う)は 業 者 団 体 による 自 主 規 制 基 準 ですが 宅 建 業 法 の 誇 大 広 告 に 関 して 具 体 的 な 判 断 基 準 となる 場 合 があります II 業 務 に 対 す る 規 制 語 句 説 明 交 換 差 金 おとり 広 告 チェックテスト 8 以 下 の 各 問 題 に か で 答 えなさい ❶ 著 しく 事 実 に 相 違 する 広 告 を 行 った 場 合 には 実 際 の 取 引 の 有 無 にかかわらず 誇 大 広 告 に 該 当 し 違 法 である ❷ 実 際 に 取 引 をする 意 思 のない 物 件 を 広 告 し 集 まった 客 を 他 に 案 内 して 取 引 す るいわゆるおとり 広 告 は 違 法 である ❸ 広 告 しようとする 物 件 の 所 在 規 模 形 質 利 用 の 制 限 環 境 交 通 の 利 便 又 は 代 金 貸 借 等 の 対 価 の 額 若 しくはその 支 払 方 法 ローンに 関 する 金 利 などの 条 件 については 著 しく 事 実 に 相 違 する 表 示 をしてはならない ❹ 宅 地 建 物 取 引 の 表 示 に 関 する 公 正 競 争 規 約 ( 不 当 景 品 類 及 び 不 当 表 示 防 止 法 の 定 めるところにより 公 正 取 引 委 員 会 の 認 定 を 受 けたものをいう )は 具 体 的 に 広 告 の 内 容 の 表 示 基 準 を 定 めているので これに 違 反 する 広 告 はすべて 誇 大 広 告 として 監 督 処 分 の 対 象 となる 49

II-4 営 業 活 動 の 開 始 4 広 告 宣 伝 ⑶ 広 告 開 始 時 期 の 制 限 (33) B ゾーン 考 え 方 完 成 物 件 いつ 広 告 を 出 しても 物 件 は 存 在 する 以 上 トラブルはあまり 生 じない 未 完 成 物 件 当 初 の 予 定 どおりに 工 事 が 行 われると は 限 らない にもかかわらず 単 なる 計 画 段 階 で 自 由 に 広 告 しうるとすれば 計 画 に 変 更 が 生 じた 場 合 広 告 を 信 頼 した 消 費 者 が 害 される そこで 未 完 成 物 件 については 計 画 が 確 定 的 になるまで 広 告 を 開 始 できない ものとした まとめ (P. 64 と 比 較 ) 対 象 物 件 ❶ 造 成 予 定 の 宅 地 ❷ 建 築 予 定 の 建 物 広 告 の 開 始 できる 時 期 ❶ 開 発 行 為 の 許 可 ( 都 市 計 画 法 )が 下 りた 後 ❷ 建 築 確 認 ( 建 築 基 準 法 )を 受 けた 後 対 象 となる 取 引 宅 建 業 に 該 当 するすべての 態 様 の 取 引 について 50

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / チェックテスト 9 以 下 の 各 問 題 に か で 答 えなさい ❶ 宅 地 造 成 地 をその 工 事 完 了 前 に 売 り 出 す 場 合 当 該 工 事 に 関 して 必 要 とされる 各 種 法 令 に 係 る 許 可 等 の 申 請 手 続 を 行 っていれば これらの 申 請 に 係 る 許 可 等 の 処 分 がなされる 以 前 において 広 告 できる ❷ 建 築 確 認 が 必 要 とされる 建 築 工 事 で 建 築 確 認 がなされていない 場 合 その 工 事 の 完 了 する 前 の 建 物 の 売 買 に 関 する 広 告 については 建 築 確 認 がなされていな い 旨 を 表 示 しなければならない II 業 務 に 対 す る 規 制 ❸ 建 築 確 認 を 受 けていない 場 合 であっても 貸 借 の 代 理 媒 介 であれば 広 告 を 行 う ことができる コラム あきらめるということ ア 1 10 10 10 51

II - 5 取 引 交 渉 1 物 件 の 案 内 説 明 ⑴ 重 要 事 項 の 説 明 (35) A ゾーン 趣 旨 契 約 前 に 消 費 者 に 対 して 取 引 内 容 をよく 理 解 させ 未 然 にトラブルを 防 止 する 重 要 事 項 の 説 明 の 仕 方 説 明 者 ( 誰 が) 法 律 の 専 門 家 でなければ 十 分 に 説 明 できないから ❶ 業 者 が 宅 建 取 引 士 に 説 明 させなければならない 業 者 の 社 員 ❷ 宅 建 取 引 士 は 専 任 でなくてもよい ❸ 業 者 間 の 取 引 であっても 重 要 事 項 の 説 明 は 省 略 できない ❹ 当 事 者 双 方 の 合 意 があっても 説 明 を 省 略 できない 説 明 すべき 時 期 (いつ) 契 約 前 によく 知 りえなければ トラブルを 防 止 できない 契 約 が 成 立 するまでの 間 契 約 成 立 後 すみやかに 説 明 すべき 場 所 (どこで) 十 分 説 明 できればどこでもよい どこでもよい 業 者 の 事 務 所 でもよい 説 明 の 相 手 ( 誰 に) 物 件 の 事 情 について 最 も 関 心 のある 者 に ❶ 売 買 の 場 合 買 主 のみ ❷ 貸 借 の 場 合 借 主 のみ ❸ 交 換 の 場 合 両 当 事 者 説 明 の 方 法 (どのように) ❶❷❸をすべて 行 う ❶ 必 ず 書 面 を 作 成 交 付 して ❷ 書 面 に 宅 建 取 引 士 が 記 名 押 印 をして( 専 任 でなくても OK) 52

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / ❸ 説 明 の 際 は 宅 建 取 引 士 は 必 ず( 相 手 方 の 請 求 の 有 無 にかかわらず) 宅 建 取 引 士 証 を 提 示 して コラム イ 合 格 をイメージする 事 の 必 要 性 について 1 20 18 8 7 14 6 7 35 II 業 務 に 対 す る 規 制 53

II-5 取 引 交 渉 説 明 すべき 事 項 (なにを) 宅 地 または 建 物 の 売 買 交 換 の 場 合 : は 説 明 必 要 は 説 明 不 要 宅 地 建 物 重 要 事 項 説 明 書 に 記 載 説 明 すべき 事 項 売 買 交 換 貸 借 売 買 交 換 貸 借 1 登 記 された 権 利 の 種 類 内 容 登 記 名 義 人 または 登 記 簿 の 表 題 部 に 記 録 され た 所 有 者 の 氏 名 2 法 令 上 の 制 限 に 関 する 事 項 の 概 要 物 件 に 関 す る 事 項 3 飲 用 水 電 気 ガス 等 の 供 給 施 設 排 水 施 設 の 整 備 状 況 ( 整 備 されていない 場 合 には その 整 備 の 見 通 しおよびその 整 備 についての 特 別 の 負 担 に 関 する 事 項 ) 4 未 完 成 物 件 の 場 合 工 事 完 了 時 の 形 状 構 造 ( 宅 地 は 道 路 からの 高 さ 擁 壁 階 段 排 水 施 設 井 戸 等 の 位 置 構 造 等 について 建 物 は 鉄 筋 コンクリート 造 ブロック 造 木 造 等 の 別 屋 根 の 種 類 階 数 等 について 平 面 図 を 交 付 して 説 明 ) 宅 地 造 成 工 事 完 了 時 の 宅 地 に 接 す る 道 路 の 幅 および 構 造 建 物 建 築 工 事 完 了 時 の 建 物 の 主 要 構 造 部 内 装 外 装 の 構 造 や 仕 上 げ 設 備 の 設 置 および 構 造 5 土 砂 災 害 警 戒 区 域 内 にあるときは その 旨 6 造 成 宅 地 防 災 区 域 内 にあるときは その 旨 7 宅 地 または 建 物 が 津 波 防 災 地 域 づくり に 関 する 法 律 により 指 定 された 津 波 災 害 警 戒 区 域 内 にあるときは その 旨 54

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 8 宅 地 建 物 の 用 途 や 利 用 の 制 限 物 件 に 関 す る 事 項 9 管 理 の 委 託 を 受 けた 者 の 氏 名 住 所 10 建 物 が 住 宅 性 能 評 価 を 受 けた 新 築 住 宅 であるときは その 旨 11 台 所 浴 室 便 所 等 の 整 備 状 況 12 建 物 が 建 築 物 の 耐 震 改 修 の 促 進 に 関 す る 法 律 に 規 定 する 耐 震 診 断 を 受 けたも のであるときは その 内 容 ( 建 物 のみ) 但 し 昭 和 56 年 6 月 1 日 以 降 に 新 築 に 着 手 したものは 省 かれる 13 石 綿 (アスべスト)の 使 用 の 有 無 の 調 査 結 果 が 記 録 されているときは その 内 容 14 私 道 に 関 する 負 担 II 業 務 に 対 す る 規 制 15 都 市 計 画 法 ( 変 更 の 許 可 等 )に 基 づく 制 限 で 当 該 宅 地 建 物 に 係 るもの 16 宅 地 造 成 等 規 制 法 ( 宅 地 造 成 に 関 する 工 事 の 許 可 変 更 の 許 可 等 )に 基 づく 制 限 で 当 該 宅 地 建 物 に 係 るもの 17 高 齢 者 障 害 者 等 の 円 滑 化 の 促 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 制 限 で 当 該 宅 地 建 物 に 係 るもの 取 引 に 関 す る 事 項 18 代 金 交 換 差 金 借 賃 以 外 に 授 受 され る 金 銭 の 額 および 目 的 ( 手 付 金 申 込 証 拠 金 敷 金 権 利 金 保 証 金 など) 19 契 約 の 解 除 に 関 する 事 項 20 損 害 賠 償 額 の 予 定 または 違 約 金 に 関 す る 事 項 21 支 払 金 預 り 金 を 受 け 取 る 場 合 に 保 全 措 置 を 講 ずるかどうか および 講 ずる 場 合 の 保 全 措 置 の 概 要 22 手 付 金 等 の 保 全 措 置 の 概 要 ( 自 ら 売 主 の 場 合 に 限 る) 55

II-5 取 引 交 渉 23 ローンのあっせんの 内 容 およびローン 不 成 立 の 場 合 の 措 置 24 ( 割 賦 販 売 契 約 の 場 合 ) 現 金 販 売 価 格 割 賦 販 売 価 格 頭 金 賦 払 金 の 額 支 払 時 期 方 法 取 引 に 関 す る 事 項 25 瑕 疵 担 保 責 任 の 履 行 に 関 し 保 証 保 険 契 約 の 締 結 その 他 の 措 置 を 講 ずるかどうか および 講 ずる 場 合 のその 措 置 の 概 要 26 定 期 借 地 権 に 関 する 事 項 27 契 約 終 了 時 における 宅 地 上 の 建 物 の 取 り 壊 しに 関 する 事 項 の 内 容 28 敷 金 その 他 契 約 終 了 時 において 精 算 す ることとされている 金 銭 の 精 算 に 関 す る 事 項 29 定 期 借 家 権 高 齢 者 の 居 住 の 安 定 確 保 に 関 する 法 律 による 終 身 建 物 賃 借 権 に 関 する 事 項 30 契 約 期 間 および 契 約 更 新 に 関 する 事 項 覚 え 方 宅 地 または 建 物 の 売 買 交 換 の 場 合 水 道 電 気 ガス 代 金 支 払 ローン 手 付 3 18 21 23 22 私 完 途 方 そうかい 14 4 1 2 20 19 宅 地 または 建 物 の 貸 借 の 場 合 水 道 電 気 ガス 支 払 定 期 更 新 3 21 2629 30 水 回 り 精 算 私 完 途 方 11 28 14 4 1 2 そうかい いたく 借 ようとせん 取 り 壊 して 20 19 9 18 8 40 27 56

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 区 分 所 有 建 物 の 場 合 前 述 の 内 容 に 追 加 される 事 項 売 買 交 換 貸 借 31 敷 地 に 関 する 権 利 の 種 類 および 内 容 32 共 用 部 分 に 関 する 規 約 の 定 めがあれば その 内 容 ( 案 を 含 む) 33 専 有 部 分 の 用 途 その 他 の 利 用 の 制 限 に 関 する 規 約 の 定 めがあれば その 内 容 ( 案 を 含 む) 34 専 用 使 用 権 の 規 約 の 定 めがあれば その 内 容 ( 案 を 含 む) 35 計 画 修 繕 費 用 通 常 の 管 理 費 用 その 他 所 有 者 の 負 担 費 用 を 特 定 の 者 にのみ 減 免 する 旨 の 規 約 の 定 めがあれば その 内 容 ( 案 を 含 む) 36 計 画 修 繕 積 立 金 を 行 う 旨 の 規 約 の 定 めがあれば その 内 容 およびすでに 積 み 立 てられている 額 ( 案 を 含 む 滞 納 があれば 滞 納 額 も) 37 通 常 の 管 理 費 用 ( 滞 納 があれば 滞 納 額 も) 38 建 物 および 敷 地 の 管 理 が 委 託 されているときは その 委 託 先 の 氏 名 住 所 39 維 持 修 繕 の 実 施 状 況 が 記 録 されているときは その 内 容 40 専 有 部 分 の 用 途 や 利 用 の 制 限 に 関 する 規 約 の 定 め( 案 を 含 む) 41 管 理 の 委 託 先 の 氏 名 住 所 II 業 務 に 対 す る 規 制 注 意 31 37 32 36 40 32 36 40 39 33 38 40 41 覚 え 方 区 分 所 有 建 物 の 場 合 に 追 加 される 事 項 選 手 宣 誓 いたく 教 官 の 敷 地 を 計 画 して 34 33 38 37 31 3536 維 持 39 57

II-5 取 引 交 渉 語 句 説 明 私 道 専 有 部 分 共 用 部 分 ポイント 重 要 事 項 の 説 明 の 対 象 とならない 事 項 1 物 件 の 引 渡 時 期 登 記 の 移 転 時 期 37 条 書 面 2 天 災 その 他 不 可 抗 力 による 損 害 の 負 担 37 条 書 面 3 代 金 借 賃 ( 但 し 割 賦 販 売 の 場 合 を 除 く) 4 マンションの 築 後 経 過 年 数 建 設 業 者 名 58

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / チェックテスト 10 以 下 の 各 問 題 に か で 答 えなさい ❶ 宅 地 建 物 取 引 業 者 が 宅 地 又 は 建 物 の 売 買 の 媒 介 を 行 う 場 合 には 宅 地 建 物 取 引 士 は 買 主 になろうとする 者 に 対 してのみ 宅 地 建 物 取 引 業 法 第 35 条 の 規 定 に 基 づく 重 要 事 項 の 説 明 をすれば 足 りる ❷ 宅 地 建 物 取 引 業 法 第 35 条 に 規 定 する 重 要 事 項 を 記 載 した 書 面 の 交 付 は 相 手 方 の 同 意 がある 場 合 を 除 いて 契 約 締 結 前 に 行 わなければならない II 業 務 に 対 す る 規 制 ❸ 宅 地 建 物 取 引 業 者 が 自 ら 売 主 となる 宅 地 又 は 建 物 の 売 買 契 約 が 成 立 した 場 合 に は 宅 地 建 物 取 引 士 が 直 ちに 買 主 に 対 して 宅 地 建 物 取 引 業 法 第 35 条 に 規 定 する 重 要 事 項 を 記 載 した 書 面 を 交 付 して 説 明 しなければならない ❹ マンションの 代 金 に 関 する 金 銭 の 貸 借 のあっせんの 内 容 については 説 明 しなけ ればならないが 当 該 あっせんに 係 る 金 銭 の 貸 借 が 成 立 しない 時 の 措 置 につい ては 説 明 する 必 要 はない ❺ 排 水 のための 設 備 が 整 備 されていない 場 合 においては その 整 備 の 見 通 し 及 び その 整 備 についての 特 別 の 負 担 に 関 する 事 項 区 分 所 有 建 物 についての 当 該 建 物 の 所 有 者 が 負 担 しなければならない 通 常 の 管 理 費 用 の 額 宅 地 又 は 建 物 の 引 渡 しの 時 期 宅 地 の 造 成 の 工 事 が 完 了 前 であるときの 完 了 時 における 形 状 構 造 等 は いずれも 契 約 締 結 前 に 説 明 すべき 重 要 事 項 に 該 当 する ❻ 区 分 所 有 建 物 について 当 該 建 物 の 施 工 業 者 の 商 号 又 は 名 称 は 宅 地 建 物 取 引 業 法 第 35 条 1 項 の 規 定 により 相 手 方 等 に 対 し 説 明 することが 義 務 づけられてい る 重 要 事 項 にあたらない ❼ 宅 地 建 物 取 引 士 は 宅 地 建 物 取 引 業 法 第 35 条 の 規 定 に 基 づく 重 要 事 項 の 説 明 を する 際 相 手 方 から 請 求 がなくても 宅 地 建 物 取 引 士 証 の 提 示 をしなければな らない 59

II-5 取 引 交 渉 2 物 件 の 案 内 説 明 ⑵ 供 託 所 等 に 関 する 説 明 (35の2) C ゾーン 趣 旨 契 約 を 結 んで 買 主 が 代 金 を 支 払 い 引 渡 を 受 けたが その 住 宅 に 重 大 な 欠 陥 があった 場 合 業 者 に 支 払 能 力 がなければ 損 害 賠 償 請 求 をしても 無 意 味 である そこで 業 務 開 始 の 条 件 に 営 業 保 証 金 の 供 託 か 宅 建 業 保 証 協 会 への 入 会 を 義 務 づけさせ そこから 損 害 を 補 え ることを 説 明 させるようにした P. 132 まとめ 誰 が 業 者 が 宅 建 取 引 士 を 使 う 必 要 はない い つ 契 約 が 成 立 するまでの 間 に どこで どこでもよい 誰 に 買 主 借 主 のみならず 売 主 貸 主 にも どのように 口 頭 でも 書 面 を 交 付 しなくても OK なにを ⑴ 業 者 が 宅 建 業 保 証 協 会 の 社 員 でないとき 営 業 保 証 金 を 供 託 した 主 たる 事 務 所 の 最 寄 りの 供 託 所 およびその 所 在 地 ⑵ 業 者 が 宅 建 業 保 証 協 会 の 社 員 であるとき ❶ 保 証 協 会 の 社 員 である 旨 ❷ 保 証 協 会 の 名 称 住 所 および 事 務 所 の 所 在 地 ❸ 保 証 協 会 が 弁 済 業 務 保 証 金 を 供 託 した 供 託 所 およびその 所 在 地 60

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 業 法 について ❶ ❷ ❸ ❹ II 業 務 に 対 す る 規 制 チェックテスト 11 以 下 の 各 問 題 に か で 答 えなさい ❶ 宅 建 業 者 は 自 ら 売 主 となる 売 買 契 約 において 買 主 に 対 して 供 託 所 に 関 する 事 項 を 宅 建 取 引 士 でない 従 業 員 をして 売 買 契 約 の 直 前 に 説 明 させることができる ❷ 宅 建 業 者 が 宅 建 業 保 証 協 会 の 社 員 であるときは 営 業 保 証 金 を 供 託 した 主 たる 事 務 所 の 最 寄 りの 供 託 所 を 取 引 の 相 手 方 に 説 明 しなければならない 61

II-5 取 引 交 渉 3 契 約 条 件 のつめ 手 付 貸 与 等 による 誘 引 の 禁 止 等 (473) B ゾーン 考 え 方 業 者 としては 取 引 をうまくまとめて 契 約 を 成 立 させたい だから 手 持 ちの 金 銭 が 足 りない 消 費 者 がいたら 手 付 金 を 貸 して 契 約 をさせてもよさそうである しかしそれでは 手 付 解 除 をすると 手 付 金 返 済 という 借 金 のみが 残 る 通 常 誰 でも 借 金 ができることはいやなので これでは 事 実 上 手 付 解 除 はできないことになる それゆえ 消 費 者 保 護 のため まだ 意 思 決 定 をしていない 消 費 者 の 冷 静 な 判 断 能 力 を 奪 うような 取 引 行 為 を 禁 止 することが 妥 当 である 結 論 ⑴ そこで 業 法 は 手 付 についての 貸 付 その 他 信 用 の 供 与 をすることにより 契 約 の 締 結 を 誘 引 する 行 為 を 禁 止 した すなわち 手 付 金 の 貸 付 手 付 支 払 の 延 期 手 付 の 分 割 受 領 を 禁 止 した また 実 際 契 約 を 成 立 させるため 業 者 は 過 度 なセールストークを 用 いたり 相 手 方 に 高 圧 的 態 度 をとる 場 合 が 多 い 62

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 結 論 ⑵ そこで 業 法 は 以 下 の 行 為 も 禁 止 した ❶ 業 者 使 用 人 は 契 約 の 締 結 の 勧 誘 に 際 し 相 手 方 に 対 して 利 益 を 生 ずることが 確 実 であると 誤 解 させるべき 断 定 的 判 断 を 提 供 する 行 為 をしてはならない ❷ 業 者 使 用 人 は 契 約 を 締 結 させるため または 契 約 の 申 込 の 撤 回 もしくは 解 除 を 妨 げ るため 相 手 方 を 威 迫 してはならない II 業 務 に 対 す る 規 制 チェックテスト 12 以 下 の 各 問 題 に か で 答 えなさい ❶ 宅 建 業 者 は 手 付 を 貸 与 することについて 信 用 を 供 与 することにより 宅 地 ま たは 建 物 の 売 買 契 約 の 締 結 を 誘 引 する 行 為 をしてはならない ❷ 相 手 方 が 現 金 の 持 合 せがない と 言 ったので 業 者 は 私 が 立 て 替 えて 手 付 を 払 ったことにしておく と 言 って 契 約 の 締 結 を 勧 めた 手 付 について 信 用 を 供 与 することを 相 手 方 が 了 承 しているときは 宅 建 業 法 違 反 とはならない 63