資料2　独立行政法人日本学生支援機構奨学金貸与事業の概要

( 独 ) 日 本 生 支 援 機 構 (JASSO) 奨 金 貸 与 事 業 の 概 要 資 料 2 高 等 教 育 局 生 留 生 課 平 成 24 年 6 月 Japan student services organization 0

目 次 Ⅰ. 事 業 の 概 要 2 Ⅱ. 奨 金 の 貸 与 について 12 Ⅲ. 奨 金 の 返 還 について 31 Ⅳ.これまでの 取 組 46 Ⅴ. 今 後 の 課 題 56 Japan student services organization 1

Ⅰ. 事 業 の 概 要 Japan student services organization 2

( 独 ) 日 本 生 支 援 機 構 の 目 的 及 び 事 業 の 概 要 我 が 国 唯 一 の 生 支 援 ナショナルセンターとして 国 の 施 策 と 密 接 に 連 携 しつつ 奨 金 貸 与 事 業 留 生 支 援 事 業 及 び 生 生 活 支 援 事 業 を 総 合 的 に 実 施 奨 金 貸 与 事 業 教 育 の 機 会 均 等 に 寄 与 する ために 資 の 貸 与 その 他 生 等 の 修 の 援 助 留 生 支 援 事 業 1 留 生 交 流 の 推 進 を 図 る ための 事 業 生 生 活 支 援 事 業 大 等 が 生 等 に 対 して 行 う 修 進 路 選 択 その 他 の 事 項 に 関 する 相 談 及 び 指 導 についての 支 援 我 が 国 の 大 等 において ぶ 生 等 に 対 する 適 切 な 修 の 環 境 を 整 備 し もって 次 代 の 社 会 を 担 う 豊 かな 人 間 性 を 備 えた 創 造 的 な 人 材 の 育 成 に 資 するとともに 国 際 相 互 理 解 の 増 進 に 寄 与 ( 日 本 生 支 援 機 構 法 第 3 条 ) Japan student services organization 3

奨 金 貸 与 事 業 関 係 部 署 の 概 要 < 平 成 24 年 4 月 現 在 > 奨 事 業 本 部 奨 事 業 戦 略 室 (6) 奨 金 事 業 部 及 び 債 権 管 理 部 の 統 括 奨 金 貸 与 事 業 に 係 る 将 来 計 画 の 策 定 予 算 案 の 調 整 重 要 事 (7) 項 の 企 画 立 案 業 務 実 施 方 法 の 改 善 業 務 の 進 捗 状 況 の 管 理 等 奨 金 事 業 部 奨 総 務 課 (23) 奨 金 の 貸 与 及 び 回 収 に 係 る 現 行 制 度 に 基 づく 将 来 推 計 及 び 計 数 管 理 奨 生 採 用 実 施 計 画 の 策 定 及 (124) び 奨 生 の 採 用 数 割 当 並 びに 推 薦 依 頼 奨 金 に 係 る 債 権 の 自 己 査 定 奨 金 貸 与 事 業 に 関 する 調 査 研 究 等 資 貸 与 課 (39) 奨 生 の 採 用 異 動 及 び 補 導 奨 生 に 対 する 返 還 の 指 導 ( 大 等 の 返 還 説 明 会 の 実 施 等 ) 校 に 対 する 連 絡 及 び 指 導 返 還 誓 約 書 等 の 徴 取 審 査 及 び 管 理 等 返 還 免 除 課 (8) 死 亡 又 は 精 神 若 しくは 身 体 の 障 害 による 奨 金 の 返 還 免 除 教 育 又 は 研 究 の 職 に 係 る 奨 金 の 返 還 免 除 業 績 優 秀 者 免 除 等 返 還 促 進 課 (22) 奨 金 の 返 還 請 求 等 ( 債 権 管 理 部 及 び 支 部 の 所 掌 に 属 するものを 除 く ) 償 却 予 定 債 権 の 選 定 奨 金 の 返 還 に 係 る 相 談 への 対 応 返 還 方 法 の 変 更 返 還 の 指 導 個 人 信 用 情 報 機 関 への 個 人 信 用 情 報 の 登 録 等 返 還 猶 予 課 (19) 奨 金 の 返 還 期 限 猶 予 及 び 減 額 返 還 等 奨 事 務 センター (6) 住 所, 連 帯 保 証 人 及 び 保 証 人 等, 返 還 者 の 基 本 情 報 に 係 る 管 理 調 査 口 座 振 替 による 返 還, 返 還 の 完 了 に 係 る 発 送 事 務 在 猶 予 処 理 奨 金 の 繰 上 返 還 処 理 等 返 還 相 談 センター (5) 奨 金 の 返 還 等 に 係 る 相 談 ( 電 話 によるもの) 等 債 権 管 理 部 法 務 課 (22) 法 的 処 理 の 実 施 計 画 の 策 定 及 び 進 捗 管 理 法 的 処 理 の 実 施 ( 支 部 の 所 掌 に 属 するものを 除 く ) 並 びに 支 (37) 部 が 実 施 する 法 的 処 理 の 監 督 及 び 支 部 との 連 絡 調 整 債 務 整 理 回 収 不 能 債 権 の 償 却 債 権 管 理 部 が 分 掌 する 業 務 に 関 する 調 査 研 究 等 機 関 保 証 業 務 課 (13) 機 関 保 証 制 度 の 運 用 代 位 弁 済 請 求 に 係 る 要 件 具 備 等 地 方 ブロック 支 部 : 全 国 7 箇 所 (89) ( ) 括 弧 内 は 定 員 数 (89) 各 担 当 区 域 における 奨 金 に 係 る 法 的 処 理 ( 支 払 督 促 申 立 以 降 の 事 務 )の 実 施 等 平 成 22 年 度 まで 奨 金 事 業 部 で 実 施 していた 生 生 活 調 査 については 生 生 活 の 実 態 を 把 握 し それを 生 支 援 全 体 へ 波 及 させていくため 生 生 活 に 関 する 基 礎 調 査 とともに Japan 平 成 student 23 年 度 4 月 services から 生 organization 生 活 部 生 生 活 計 画 課 調 査 分 析 係 で 実 施 4

( 独 ) 日 本 生 支 援 機 構 の 奨 金 貸 与 事 業 の 基 本 的 性 格 国 の 事 業 として 実 施 している 奨 金 事 業 は 日 本 国 憲 法 ( 第 26 条 ) 教 育 基 本 法 ( 第 4 条 第 3 項 )に 基 づき 政 府 が 責 任 をもっ て 積 極 的 かつ 確 実 に 取 り 組 むべき 重 要 な 教 育 施 策 であり 経 済 的 理 由 により 修 に 困 難 がある 優 れた 生 等 に 対 し 教 育 の 機 会 均 等 及 び 人 材 の 育 成 の 観 点 から 実 施 奨 金 事 業 は 1 限 られた 財 源 の 中 で 奨 金 を 希 望 する 生 を 幅 広 く 対 象 とする 必 要 があることや 2 返 還 を 通 じて 生 の 自 立 心 や 自 己 責 任 さらには 社 会 への 貢 献 還 元 の 意 識 の 涵 養 等 の 教 育 的 効 果 も 勘 案 し 制 度 創 設 以 来 貸 与 制 で 実 施 奨 金 事 業 は 経 済 的 に 困 窮 している 家 庭 の 無 収 入 の 生 に 対 し 無 担 保 無 審 査 ( 無 与 信 ) で 在 中 は 返 還 を 求 め ず 利 息 については 無 利 息 又 は 低 利 息 かつ 長 期 間 (20 年 間 )にわたって 奨 金 を 貸 与 奨 金 事 業 は 公 共 性 の 見 地 から 確 実 に 実 施 する 必 要 があり 同 事 業 を 安 定 的 かつ 効 果 的 に 実 施 するために 独 立 行 政 法 人 日 本 生 支 援 機 構 において 実 施 日 本 生 支 援 機 構 の 奨 金 事 業 は 1 国 が 資 金 を 提 供 し 2 各 大 が 具 体 的 な 奨 金 の 貸 与 の 手 続 きを 行 い 3 日 本 生 支 援 機 構 が 総 括 し 回 収 業 務 を 行 う 形 で いわば 国 と 各 大 日 本 生 支 援 機 構 が 三 者 一 体 となって 行 われている 奨 金 の 回 収 は 日 本 生 支 援 機 構 が 第 一 義 的 な 責 任 を 有 するものの 奨 金 事 業 の 貸 与 資 格 の 確 認 や 資 金 貸 与 の 手 続 き 卒 業 後 の 返 還 に 係 る 指 導 は 大 が 行 うものであり 奨 金 事 業 の 改 善 充 実 には 日 本 生 支 援 機 構 と 大 との 一 層 の 連 携 協 力 を 図 っていく 必 要 がある Japan student services organization 5

奨 金 貸 与 事 業 に 関 する 法 令 日 本 国 憲 法 教 育 基 本 法 及 び 独 立 行 政 法 人 日 本 生 支 援 機 構 法 日 本 国 憲 法 第 26 条 ( 第 1 項 ) すべて 国 民 は 法 律 の 定 めるところにより その 能 力 に 応 じて ひとしく 教 育 を 受 ける 権 利 を 有 する 教 育 基 本 法 第 4 条 すべて 国 民 は ひとしく その 能 力 に 応 じた 教 育 を 受 ける 機 会 を 与 えられなければならず 人 種 信 条 性 別 社 会 的 身 分 経 済 的 地 位 又 は 門 地 によって 教 育 上 差 別 されない 2 国 及 び 地 方 公 共 団 体 は 障 害 のある 者 が その 障 害 の 状 態 に 応 じ 十 分 な 教 育 を 受 けられるよう 教 育 上 必 要 な 支 援 を 講 じなければならない 3 国 及 び 地 方 公 共 団 体 は 能 力 があるにもかかわらず 経 済 的 理 由 によって 修 が 困 難 な 者 に 対 して 奨 の 措 置 を 講 じ なければならない 独 立 行 政 法 人 日 本 生 支 援 機 構 法 第 3 条 独 立 行 政 法 人 日 本 生 支 援 機 構 ( 以 下 機 構 という )は 教 育 の 機 会 均 等 に 寄 与 するために 資 の 貸 与 その 他 生 等 ( 大 及 び 高 等 専 門 校 の 生 並 びに 専 修 校 の 専 門 課 程 の 生 徒 をいう 以 下 同 じ )の 修 の 援 助 を 行 い 大 等 ( 大 高 等 専 門 校 及 び 専 門 課 程 を 置 く 専 修 校 をいう 以 下 同 じ )が 生 等 に 対 して 行 う 修 進 路 選 択 その 他 の 事 項 に 関 する 相 談 及 び 指 導 について 支 援 を 行 うとともに 留 生 交 流 ( 外 国 人 留 生 の 受 入 れ 及 び 外 国 への 留 生 の 派 遣 を いう 以 下 同 じ )の 推 進 を 図 るための 事 業 を 行 うことにより 我 が 国 の 大 等 において ぶ 生 等 に 対 する 適 切 な 修 の 環 境 を 整 備 し もって 次 代 の 社 会 を 担 う 豊 かな 人 間 性 を 備 えた 創 造 的 な 人 材 の 育 成 に 資 するとともに 国 際 相 互 理 解 の 増 進 に 寄 与 することを 目 的 とする Japan student services organization 6

高 等 教 育 段 階 における 教 育 費 負 担 の 軽 減 の 現 状 1 大 が 行 う 授 業 料 等 減 免 措 置 国 立 大 平 成 23 年 度 予 算 平 成 23 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 予 算 補 正 予 算 補 正 予 算 復 旧 復 興 枠 を 含 む ( 第 1 号 ) ( 第 3 号 ) 予 算 額 225 億 円 (29 億 円 増 ) 7 億 円 9 億 円 268 億 円 (43 億 円 増 ) 部 修 士 :7.3% 部 修 士 :8.3% 対 象 博 士 :12.5% 被 災 生 博 士 :12.5% 約 4.2 万 人 約 0.3 万 人 約 5.0 万 人 ( 被 災 生 分 : 約 0.2 万 人 ) 平 成 24 年 度 予 算 案 の 予 算 額 268 億 円 には 被 災 生 分 の 入 料 免 除 枠 (1 億 円 )を 含 む 平 成 22 年 度 予 算 額 平 成 22 年 度 実 績 金 額 196 億 円 295 億 円 生 数 の6.3% 約 15.7 万 人 対 象 ( 全 額 免 除 ) ( 内 訳 ) 全 額 免 除 77 億 円 ( 約 2.9 万 人 ) 約 3.7 万 人 半 額 免 除 123 億 円 ( 約 9.2 万 人 ) 一 部 免 除 1 億 円 ( 約 0.1 万 人 ) その 他 94 億 円 ( 約 3.5 万 人 ) 私 立 大 平 成 23 年 度 補 正 平 成 23 年 度 平 成 23 年 度 予 算 予 算 補 正 予 算 平 成 24 年 度 予 算 ( 第 1 号 ) ( 第 3 号 ) 予 算 額 49 億 円 (9 億 円 増 ) 34 億 円 14 億 円 58 億 円 3 1 2 2 61 億 円 2 対 象 生 数 の 約 1.6% 程 度 被 災 生 約 5.4 万 人 ( 約 3.3 万 人 の 見 込 み) 約 1.2 万 人 ( 被 災 生 分 : 約 1.9 万 人 ) 1 授 業 料 減 免 等 の1/2を 補 助 49 億 円 のうち3 億 円 は 生 の 経 済 的 支 援 体 制 の 構 築 への 支 援 2 東 日 本 大 震 災 による 被 災 生 に 対 して 授 業 料 減 免 等 の2/3を 補 助 3 授 業 料 減 免 等 の1/2を 補 助 58 億 のうち3 億 円 は 生 の 経 済 的 支 援 体 制 の 構 築 への 支 援 平 成 22 年 度 予 算 額 平 成 22 年 度 実 績 金 額 40 億 円 40 億 円 対 象 生 数 の 生 数 の1.4% 約 1.4% 程 度 ( 約 2.9 万 人 見 込 ) 2.9 万 人 2 ( 独 ) 日 本 生 支 援 機 構 の 奨 金 貸 与 事 業 平 成 23 年 度 予 算 平 成 23 年 度 補 正 予 算 ( 第 1 号 ) 平 成 24 年 度 予 算 予 算 額 [ 一 般 会 計 等 措 置 額 ] 事 業 費 総 額 :1 兆 781 億 円 [1,241 億 円 ] 緊 急 採 用 奨 金 ( 無 利 子 ) :35 億 円 事 業 費 総 額 :1 兆 1,263 億 円 [1,267 億 円 ] (うち 復 興 特 会 38 億 円 ) 貸 与 人 員 ( 対 前 年 度 比 ) 27 万 2 千 人 (8 万 8 千 人 増 ) 無 利 子 :35 万 8 千 人 (9 千 人 増 ) 有 利 子 :91 万 4 千 人 (7 万 9 千 人 増 ) 無 利 子 : 約 4.7 千 人 133 万 9 千 人 (6 万 7 千 人 増 ) 無 利 子 :38 万 3 千 人 (2 万 5 千 人 増 ) 新 規 増 1 万 5 千 人 (うち 被 災 者 枠 6 千 5 百 人 ) 前 年 度 までの 新 規 増 分 の 進 級 に 伴 う 増 1 万 人 有 利 子 :95 万 6 千 人 (4 万 2 千 人 増 ) 前 年 度 までの 新 規 増 分 の 進 級 に 伴 う 増 等 Japan student services organization 7

大 生 等 を 対 象 とした 奨 事 業 の 概 要 1. 公 的 支 援 の 現 状 日 本 は 授 業 料 が 高 く 奨 金 が 低 い 水 準 2. 奨 金 支 給 額 金 額 ベースでは 日 本 生 支 援 機 構 の 奨 金 が 約 9 割 (ドル) 6,000 1,500 大 授 業 料 と 奨 金 等 の 支 援 状 況 生 の 奨 金 等 の 受 給 率 (%) ( 注 )アメリカは 私 費 負 担 割 合 が 高 いが 奨 金 が 充 実 OECDインディケーター(2009)の 図 B5.3をもとに 作 成 ~を 含 む は, 出 典 の 図 には 明 記 されていないが,そのモデルに 含 まれると 思 われるもの 韓 国 は, 期 成 会 費 ( 授 業 料 と 別 に 大 が 独 自 に 設 定 )を 含 む 3. 給 付 貸 与 比 率 モデル1: 授 業 料 が 無 償 又 は 低 く 生 支 援 がかなり 手 厚 い モデル2: 授 業 料 が 高 く 生 支 援 がよく 整 備 されている モデル3: 授 業 料 が 高 く 生 支 援 が 比 較 的 整 備 されていない モデル4: 授 業 料 が 低 く 生 支 援 があまり 整 備 されていない 364 億 円 3.9% 529 億 円 5.6% 253 億 円 2.7% 8,250 億 円 87.6% 27 億 円 0.3% 日 本 生 支 援 機 構 公 益 法 人 地 方 公 共 団 体 校 その 他 ( 総 額 9,423 億 円 ) ( 独 ) 日 本 生 支 援 機 構 平 成 19 年 度 奨 事 業 に 関 する 実 態 調 査 を 基 に 作 成 4. 国 の 制 度 による 奨 金 の 諸 外 国 の 状 況 奨 金 支 給 者 数 に 占 める 給 付 型 は8% 程 度 で 全 体 の 9 割 が 貸 与 ( 日 本 生 支 援 機 構 の 奨 金 は 貸 与 制 で 実 施 ) 諸 外 国 では 給 付 による 奨 金 制 度 も 存 在 11.8 万 人 8.4% 給 付 貸 与 区 分 フランス ドイツ イギリス アメリカ 日 本 奨 金 形 態 ( 生 の 割 合 ) 給 付 (23%) 半 額 給 付 半 額 貸 与 (25%) 給 付 (62%) 貸 与 (80%) 給 付 (34%) 貸 与 (66%) 貸 与 (34.1%) 129.4 万 人 91.6% ( 総 給 付 者 141.2 万 人 ) ( 参 考 ) 授 業 料 と 奨 金 等 の 支 援 状 況 モデル4 ( 授 業 料 が 低 く 生 支 援 があまり 整 備 されてい ない) モデル2 ( 授 業 料 が 高 く 生 支 援 がよく 整 備 されている) モデル3 ( 授 業 料 が 高 く 生 支 援 が 比 較 的 整 備 さ れていない) 教 育 指 標 の 国 際 比 較 ( 平 成 23 年 度 版 ) ( 文 部 科 省 ) Japan ( 独 ) 日 student 本 生 支 援 services 機 構 平 成 19 organization 年 度 奨 事 業 に 関 する 実 態 調 査 を 基 に 作 成 8

( 独 ) 日 本 生 支 援 機 構 の 奨 金 貸 与 事 業 と 教 育 ローンとの 比 較 区 分 奨 金 貸 与 事 業 ( 教 育 支 援 ) 国 の 教 育 ローン( 金 融 ) 教 育 ローン( 金 融 ) 実 施 機 関 ( 独 ) 日 本 生 支 援 機 構 ( 株 ) 日 本 政 策 金 融 公 庫 ( 株 ) 三 菱 東 京 UFJ 銀 行 目 的 教 育 の 機 会 均 等 の 観 点 から 意 欲 と 能 力 のあ る 生 等 が 経 済 的 理 由 により 修 を 断 念 する ことがないよう 生 本 人 に 対 して 資 の 貸 与 を 行 う 一 般 の 金 融 機 関 が 行 う 金 融 を 補 完 する ことを 旨 としつつ 国 民 一 般 等 の 資 金 調 達 を 支 援 するため 保 護 者 又 は 生 本 人 ( 社 会 人 等 のみ)に 対 して 主 に 入 時 の 費 用 を 一 括 して 融 資 する 貸 付 対 象 生 本 人 ( 無 資 力 ) 保 護 者 ( 独 立 して 生 計 を 維 持 している 場 合 のみ 生 本 人 ) 貸 与 基 準 力 家 計 [ 家 計 支 持 者 ( 世 帯 )の 年 入 ] 家 計 [ 世 帯 の 年 収 ] 無 利 子 955 万 円 程 度 給 与 取 得 者 私 立 大 有 利 子 1,207 万 円 程 度 4 人 世 帯 自 宅 通 低 所 得 者 に 優 先 的 に 貸 与 ( 無 審 査 ) 貸 与 期 間 中 の 適 格 認 定 ( 大 等 との 連 携 ) 金 額 無 利 子 月 額 3 万 円,5.4 万 円 から 選 択 ( 私 立 大 自 宅 通 の 場 合 ) 有 利 子 月 額 3,5,8,10,12 万 円 から 選 択 ( 大 等 の 場 合 ) 利 息 有 利 子 ( 上 限 3% 在 中 は 無 利 息 ) 利 率 見 直 し 方 式 0.40% 890 万 円 以 下 ( 給 与 所 得 者 子 供 2 人 ) ( 審 査 により 融 資 を 断 られることがある) 一 時 金 として300 万 円 以 内 固 定 利 率 : 2.55%(H24 年 4 月 現 在 ) 利 率 固 定 方 式 1.22% (H24 年 4 月 現 在 ) ( 財 政 投 融 資 資 金 借 入 利 率 に 連 動 ) 返 済 期 間 卒 業 後 20 年 以 内 ( 在 中 は 返 還 猶 予 ) 15 年 以 内 ( 在 中 は 利 子 のみの 返 済 と することが 可 能 ) 入 または 進 の 際 に 一 度 にまとめて 必 要 となる 資 金 需 要 に 応 えるため 保 護 者 又 は 生 本 人 ( 社 会 人 のみ)に 対 して 教 育 資 金 を 融 資 する 保 護 者 又 は 生 本 人 ( 社 会 人 のみ) 家 計 [ 一 定 額 以 上 の 収 入 安 定 かつ 継 続 した 収 入 の 見 込 み 勤 続 年 数 等 の 返 済 能 力 ] ( 審 査 により 融 資 を 断 られることがある) 10 万 円 以 上 500 万 円 以 内 変 動 利 率 : 2.775%(H24 年 4 月 現 在 ) 10 年 以 内 ( 在 中 は 利 子 のみの 返 済 と することが 可 能 ) 各 機 関 ホームページから 文 部 科 省 作 成 Japan student services organization 9

( 独 ) 日 本 生 支 援 機 構 奨 金 貸 与 から 返 還 まで 高 校 生 等 (22 年 度 ) 予 約 採 用 候 補 者 数 予 約 採 用 者 数 入 25.5 万 人 19.9 万 人 高 校 生 : 大 等 へ 進 を 希 望 する 者 は 予 約 奨 金 へ 申 請 無 利 子 有 利 子 貸 与 在 中 は 無 利 息 貸 与 中 : 約 123 万 人 [ 貸 与 人 数 ] 新 規 継 続 計 無 利 子 : 11.9 24.3 36.2 万 人 有 利 子 : 30.9 56.1 86.9 万 人 (22 年 度 実 績 ) [ 平 均 貸 与 月 額 ] [ 平 均 貸 与 総 額 ] 無 利 子 : 5.9 万 円 部 生 :295.5 万 円 有 利 子 : 7.3 万 円 大 院 生 :378.7 万 円 [ 適 格 認 定 ] 毎 年 貸 与 継 続 を 希 望 する 奨 生 の 経 済 生 生 活 修 状 況 を 確 認 在 中 : 部 生 大 院 生 等 ( 独 ) 日 本 生 支 援 機 構 回 収 返 還 相 談 返 還 猶 予 減 額 返 還 返 還 免 除 手 続 き 卒 業 返 還 が 困 難 な 者 への 措 置 [ 返 還 猶 予 ] 経 済 的 理 由 等 により 返 還 が 困 難 な 者 の 返 還 を 猶 予 要 件 : 年 収 300 万 円 以 下 ( 目 安 ) 猶 予 件 数 : 延 べ6 万 件 (22 年 度 ) 返 還 中 : 約 292 万 人 うち3ヶ 月 以 上 延 滞 約 20.8 万 人 返 還 可 能 な 延 滞 者 への 措 置 督 促 : 延 滞 1~3 月 未 満 個 人 信 用 情 報 機 関 への 登 録 : 延 滞 3ヶ 月 以 上 サーヒ サーによる 回 収 : 延 滞 3ヵ 月 ~9ヶ 月 未 満 法 的 措 置 : 延 滞 9ヶ 月 ~ [ 減 額 返 還 ] 経 済 的 理 由 等 により 返 還 が 困 難 な 者 の 中 で 当 初 約 束 した 割 賦 金 を 減 額 すれば 返 還 可 能 である 者 の 割 賦 金 を 一 定 期 間 1/2に 減 額 要 件 : 年 収 300 万 円 以 下 ( 目 安 ) 平 成 23 年 1 月 から 開 始 [ 返 還 免 除 ] 死 亡 心 身 障 害 免 除 : 約 1,000 件 (22 年 度 ) 特 に 優 れた 業 績 による 返 還 免 除 ( 無 利 子 大 院 生 ): 約 8.8 千 件 (22 年 度 ) 教 育 研 究 職 免 除 ( 無 利 子 ): 約 8.2 千 件 (22 年 度 )(16 年 度 以 降 の 採 用 者 より 廃 止 ) 入 時 特 別 増 額 貸 与 奨 金 ( 有 利 子 ) 給 与 所 得 世 帯 で400 万 円 以 下 ( 目 安 ) 10 20 30 40 50 万 円 から 選 択 4.7 万 人 (22 年 度 実 績 ) 通 常 の 採 用 :4 月 ~7 月 年 間 を 通 じて 家 計 急 変 などによる 緊 急 採 用 ( 無 利 子 ) 応 急 採 用 ( 有 利 子 ) を 実 施 22 年 度 は 約 4 千 人 (22 年 度 実 績 ) 返 還 期 間 : 最 長 20 年 減 額 返 還 の 場 合 25 年 経 済 困 難 等 による 返 還 猶 予 の 場 合 25 年 ( 減 額 返 還 返 還 猶 予 を 併 用 の 場 合 30 年 ) 平 成 24 年 度 予 算 事 業 費 総 額 :1 兆 1,263 億 円 貸 与 人 員 :133 万 9 千 人 ( 6 万 7 千 人 増 ) 無 利 子 : 38 万 3 千 人 ( 2 万 5 千 人 増 )( 新 規 増 1 万 5 千 人 前 年 度 までの 新 規 増 分 の 進 級 に 伴 う 増 1 万 人 ) 有 利 子 : 95 万 6 千 人 ( 4 万 2 千 人 増 )( 前 年 度 までの 新 規 増 分 の 進 級 に 伴 う 増 等 ) 所 得 連 動 返 済 型 の 無 利 子 奨 金 制 度 の 新 設 意 志 ある 生 等 が 安 心 して 教 育 を 受 けられる 環 境 を 整 備 するため 低 所 得 世 帯 ( 年 収 300 万 円 以 下 )の 生 等 を 対 象 とし 奨 金 の 貸 与 を Japan student services 受 けた 本 organization 人 が 卒 業 後 に 一 定 の 収 入 を 得 るまでの 間 は 返 還 期 限 を 猶 予 する 所 得 連 動 返 済 型 の 無 利 子 奨 金 制 度 を 新 設 10

奨 金 貸 与 事 業 のスキーム 無 利 子 奨 金 生 卒 業 返 還 者 申 込 有 利 子 奨 金 生 卒 業 返 還 者 申 込 校 返 還 金 奨 金 金 融 機 関 回 収 校 奨 金 金 融 機 関 返 還 金 ( 元 金 ) 返 還 金 ( 利 息 ) 回 収 推 薦 推 薦 返 還 免 除 等 補 助 金 Japan student services organization 11 独 立 行 政 法 人 日 本 生 支 援 機 構 政 府 貸 付 金 償 還 利 子 補 給 金 返 還 免 除 等 補 助 金 財 政 融 資 資 金 借 入 財 投 機 関 債 発 行 等 償 還 ( 元 金 ) 償 還 ( 利 息 ) 国 ( 一 般 会 計 復 興 特 別 会 計 ) 財 政 融 資 資 金 財 投 機 関 債 等

Ⅱ. 奨 金 の 貸 与 について Japan student services organization 12

奨 金 の 種 類 区 分 第 一 種 奨 金 ( 無 利 息 ) ( 昭 和 18 年 度 ~) 所 得 連 動 返 還 型 ( 平 成 24 年 度 ~) 第 二 種 奨 金 ( 利 息 付 ) ( 昭 和 59 年 度 ~) 対 象 種 大 短 大 大 院 高 等 専 門 校 専 修 校 専 門 課 程 左 のうち 大 院 を 除 く 種 大 短 大 大 院 高 等 専 門 校 (4 5 年 生 ) 専 修 校 専 門 課 程 貸 与 月 額 生 が 選 択 ( 高 い 月 額 低 い 月 額 ) 私 大 自 宅 外 通 の 場 合 高 い 月 額 :64,000 円 低 い 月 額 :30,000 円 同 左 生 が 選 択 大 の 場 合 3 5 8 10 12 万 円 から 選 択 貸 与 基 準 ( 大 ) 力 家 計 1 高 校 成 績 が3.5 以 上 (1 年 生 ) 又 は 2 大 成 績 が 部 内 において 上 位 1/3 以 内 (2 年 生 以 上 ) 1 平 均 以 上 の 成 績 の 生 又 は 2 特 定 の 分 野 において 特 に 優 秀 な 能 力 を 有 すると 認 められる 生 又 は 3 勉 意 欲 のある 生 955 万 円 以 下 300 万 円 以 下 1,207 万 円 以 下 私 大 自 宅 通 4 人 世 帯 で 主 たる 家 計 支 持 者 が 給 与 所 得 者 の 場 合 の 目 安 同 左 私 大 自 宅 通 4 人 世 帯 で 主 たる 家 計 支 持 者 が 給 与 所 得 者 の 場 合 の 目 安 返 還 方 法 卒 業 後 20 年 以 内 卒 業 後 一 定 額 の 収 入 ( 年 収 300 万 円 )を 得 るまでの 間 は 返 還 期 限 を 猶 予 卒 業 後 20 年 以 内 の 元 利 均 等 返 還 返 還 利 率 返 還 利 息 - - 上 限 金 利 3%( 在 中 は 無 利 息 ) 利 率 固 定 方 式 と 利 率 見 直 し 方 式 の 選 択 制 (19 年 度 ~) Japan student services organization 13

奨 金 貸 与 事 業 の 概 要 ( 平 成 24 年 度 予 算 ) ( 独 ) 日 本 生 支 援 機 構 奨 金 事 業 の 充 実 区 分 無 利 子 奨 金 事 業 有 利 子 奨 金 事 業 貸 与 人 員 38 万 3 千 人 (2 万 5 千 人 増 ) 95 万 6 千 人 (4 万 2 千 人 増 ) 教 育 の 機 会 均 等 や 人 材 育 成 の 観 点 から 経 済 的 理 由 により 修 に 困 難 がある 生 等 を 支 援 するとともに ぶ 意 欲 と 能 力 のある 生 等 が 経 済 的 にも 自 立 し 安 心 して 勉 に 励 める よう 奨 金 事 業 の 充 実 を 図 る 平 成 24 年 度 予 算 貸 与 人 員 : 133 万 9 千 人 (6 万 7 千 人 増 ) 事 業 費 総 額 :1 兆 1,263 億 円 (482 億 円 増 ) 貸 与 人 員 の 増 無 利 子 奨 金 2 万 5 千 人 増 [ 1] 有 利 子 奨 金 4 万 2 千 人 増 [ 2] 1 新 規 増 1 万 5 千 人 (うち 被 災 者 枠 6 千 5 百 人 ) 前 年 度 までの 新 規 増 分 の 進 級 に 伴 う 増 1 万 人 2 前 年 度 までの 新 規 増 分 の 進 級 に 伴 う 増 等 所 得 連 動 返 済 型 の 無 利 子 奨 金 制 度 の 新 設 低 所 得 世 帯 ( 年 収 300 万 円 以 下 )の 生 等 を 対 象 とし 奨 金 の 貸 与 を 受 け た 本 人 が 卒 業 後 に 一 定 の 収 入 ( 年 収 300 万 円 )を 得 るまでの 間 は 返 還 期 限 を 猶 予 する 所 得 連 動 返 済 型 の 無 利 子 奨 金 制 度 を 新 設 本 制 度 により 貸 与 を 受 けた 本 人 が 失 業 低 所 得 等 の 場 合 ( 原 則 年 収 300 万 円 以 下 )の 返 還 猶 予 期 限 ( 現 行 5 年 間 )の 撤 廃 事 業 費 2,767 億 円 (171 億 円 増 ) 一 般 会 計 復 興 特 会 ( 政 府 貸 付 金 ) 財 政 融 資 資 金 796 億 円 ( 90 億 円 増 ) 8,383 億 円 (695 億 円 増 ) [うち 復 興 特 会 38 億 円 ] 生 が 選 択 生 が 選 択 貸 与 月 額 ( 私 立 大 自 宅 通 の 場 合 ) ( 大 等 の 場 合 ) 3 万 円 5.4 万 円 3 5 8 10 12 万 円 高 校 成 績 が3.5 以 上 (1 年 生 ) 1 平 均 以 上 の 成 績 の 生 2 特 定 の 分 野 において 特 に 優 秀 な 力 大 成 績 が 部 内 において 能 力 を 有 すると 認 められる 生 上 位 1/3 以 内 (2 年 生 以 上 ) 3 修 意 欲 のある 生 貸 与 基 準 955 万 円 以 下 家 計 私 大 4 人 世 帯 自 宅 給 与 所 得 者 の 場 合 1,207 万 円 以 下 300 万 円 以 下 所 得 連 動 返 済 型 返 還 方 法 貸 与 利 率 卒 業 後 20 年 以 内 卒 業 後 一 定 の 収 入 ( 年 収 300 万 円 )を 得 るまでは 返 還 期 限 を 猶 予 所 得 連 動 返 済 型 私 大 4 人 世 帯 自 宅 給 与 所 得 者 の 場 合 卒 業 後 20 年 以 内 ( 元 利 均 等 返 還 ) 上 限 3%( 在 中 は 無 利 子 ) 生 が 選 択 ( 平 成 24 年 5 月 現 在 ) 利 率 見 直 し 方 式 利 率 固 定 方 式 (5 年 毎 )0.30% 1.08% Japan student services organization 14 うち 一 般 会 計 復 興 特 会 無 利 子 8,496 億 円 (311 億 円 増 ) 財 政 融 資 資 金

奨 金 貸 与 事 業 に 係 る 予 算 の 内 訳 ( 平 成 24 年 度 ) 無 利 子 貸 与 単 位 : 百 万 円 事 業 費 合 計 ( a + c ) 1,126,315 事 業 費 総 額 a 276,735 政 府 貸 付 金 75,784 b 財 源 政 府 貸 付 金 ( 復 旧 復 興 枠 ) 3,768 返 還 金 等 197,183 事 業 費 総 額 c 849,580 財 政 融 資 資 金 838,300 財 投 機 関 債 180,000 有 利 子 貸 与 財 源 財 政 融 資 資 金 等 償 還 金 980,742 返 還 金 337,262 民 間 資 金 借 入 金 474,760 利 子 補 給 金 d 22,040 返 還 免 除 等 補 助 金 e 5,040 高 等 校 等 奨 金 事 業 交 付 金 f 20,037 一 般 会 計 予 算 額 ( b + d + e + f ) 126,669 奨 金 貸 与 事 業 に 係 る 経 費 55 億 円 を 除 く Japan student services organization 15

奨 金 貸 与 事 業 の 財 源 構 造 ( 平 成 24 年 度 予 算 ) 貸 与 人 員 : 134 万 人 ( 前 年 度 比 6.7 万 人 増 ) 無 利 子 奨 金 :38.3 万 人 (2.5 万 人 増 ) 有 利 子 奨 金 :95.6 万 人 (4.2 万 人 増 ) 無 利 子 奨 金 事 業 有 利 子 奨 金 事 業 償 還 金 ( 有 利 子 奨 金 事 業 ) そ事 の業 他 費 出 38.3 万 人 無 利 子 奨 金 貸 与 事 業 費 2,767 億 円 95.6 万 人 有 利 子 奨 金 貸 与 事 業 費 8,496 億 円 有 利 子 奨 金 運 用 費 総 額 1 兆 8,524 億 円 財 政 融 資 資 金 等 償 還 金 9,807 億 円 高 校 利 奨 子 金 補 事 給 業 金 交 付 220 金 200 事 業 費 総 額 1 兆 1,263 億 円 1,424 億 円 入 政 府 貸 付 金 758 1 政 府 貸 付 金 ( 復 興 特 別 会 計 ) ( 無 利 子 奨 金 ) 返 還 金 38 1 1,972 億 円 民 間 資 金 借 入 金 4,748 億 円 財 投 機 関 債 1,800 ( 有 利 子 奨 金 ) 返 還 金 等 3,373 億 円 1 + 1 + 2 = 一 般 会 計 等 措 置 額 = 1,267 億 円 財 政 融 資 資 金 8,383 億 円 Japan student services organization 16 充 当 利 子 補 給 金 220 2 高 校 奨 金 事 業 交 付 金 返 還 免 除 等 補 助 金 50 471 200

所 得 連 動 返 還 型 無 利 子 奨 金 制 度 の 新 設 制 度 の 趣 旨 家 計 の 厳 しい 生 等 ( 給 与 所 得 世 帯 の 場 合 年 収 300 万 円 以 下 相 当 )の 将 来 の 返 済 の 不 安 を 軽 減 し 予 見 性 を 持 って 安 心 して 進 等 できるようにするため 卒 業 後 に 一 定 の 収 入 ( 年 収 300 万 円 )を 得 るまでの 間 返 還 期 限 を 猶 予 するもの ( 平 成 24 年 度 予 算 要 求 では 給 付 型 奨 金 を 要 求 したが 平 成 23 年 12 月 の 政 府 与 党 会 議 の 議 論 も 踏 まえ 無 利 子 奨 金 の 大 幅 拡 充 や 所 得 連 動 返 済 型 の 無 利 子 奨 金 制 度 を 新 設 することとした ) 将 来 的 には 社 会 保 障 税 番 号 制 度 を 活 用 した 所 得 連 動 返 還 型 の 奨 金 制 度 の 構 築 に 向 けての 第 一 ステップとし ても 位 置 付 ける 制 度 の 概 要 対 象 : 無 利 子 ( 第 一 種 ) 奨 金 の 貸 与 基 準 を 満 たす 者 のうち 家 計 の 厳 しい 生 等 ( 給 与 所 得 世 帯 の 年 収 300 万 円 以 下 相 当 ) ( 大 院 を 除 く) 猶 予 期 間 : 卒 業 後 本 人 が 一 定 の 収 入 ( 年 収 300 万 円 )を 得 るまでの 間 は 返 還 期 限 を 猶 予 現 行 では 返 還 時 経 済 困 難 による 返 還 猶 予 の 期 間 制 限 あり( 最 大 5 年 間 ) 卒 業 後 の 本 人 所 得 の 捕 捉 が 必 要 但 し 基 本 的 には 本 人 からの 申 告 であるため 正 しい 申 告 を 行 って 貰 う 工 夫 が 必 要 運 用 開 始 時 期 : 平 成 24 年 4 月 ( 平 成 24 年 度 採 用 者 から 適 用 ) 制 度 対 象 者 貸 与 時 に 年 収 300 万 円 以 下 の 低 所 得 世 帯 の 生 等 ( 本 人 の 収 入 額 ) 300 万 円 本 人 が 一 定 の 収 入 ( 年 収 300 万 円 )を 得 る までの 間 は 返 還 期 限 を 猶 予 本 人 が 一 定 の 収 入 ( 年 収 300 万 円 )を 得 るよう になった 後 返 還 開 始 入 在 期 間 (4 年 ) 卒 (6ヶ 月 ) 開 返 業 始 還 現 行 猶 予 制 度 ( 低 所 得 等 ) 新 制 度 対 象 者 ( 所 得 連 動 返 済 型 の 無 利 子 奨 金 制 度 ) 一 定 の 収 入 ( 年 収 300 万 円 )を 得 るまでの 間 は 猶 予 Japan student services organization 最 長 5 年 17

奨 金 貸 与 の 状 況 貸 与 規 模 の 拡 大 第 一 種 第 二 種 奨 金 の 当 初 予 算 額 が 年 々 拡 大 している 特 に 第 二 種 奨 金 が 飛 躍 的 に 伸 びている これに 伴 い 貸 与 人 員 も 増 加 の 一 途 直 近 の10 年 間 では 貸 与 人 員 が 約 1.5 倍 ( 平 成 15 年 度 :866 千 人 平 成 24 年 度 : 1,339 千 人 )に 拡 大 し 大 生 の 約 3 人 に1 人 大 院 生 の 約 2.5 人 に1 人 の 割 合 ( 平 成 22 年 度 実 績 )で 貸 与 している 奨 金 事 業 予 算 の 推 移 有 利 子 奨 金 の 事 業 規 模 は 平 成 11 年 度 以 降 急 速 に 拡 大 ( 億 円 ) ( 万 人 ) 14,000 13,000 12,000 11,000 10,000 9,000 8,000 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0 2,655 50 39 2,005 11 650 有 利 子 貸 与 額 無 利 子 貸 与 額 11,263 有 利 子 貸 与 人 員 無 利 子 貸 与 人 員 10,781 10,055 134 貸 与 人 員 合 計 9,475 127 9,013 118 7,810 8,215 115 6,820 7,419 109 2,767 5,790 101 102 2,597 99 5,167 97 2,549 4,732 87 4,151 2,502 80 2,501 96 3,781 75 91 65 69 2,489 2,504 2,540 2,531 80 83 75 2,385 53 68 2,214 63 2,286 44 58 8,185 41 7,506 8,496 40 41 38 5,727 6,512 6,973 42 43 44 2,121 2,198 41 39 4,879 5,278 34 34 34 35 36 38 33 4,316 28 2,952 3,405 24 2,446 1,660 1,953 10 年 度 11 年 度 12 年 度 13 年 度 14 年 度 15 年 度 16 年 度 17 年 度 18 年 度 19 年 度 20 年 度 21 年 度 22 年 度 23 年 度 24 年 度 160 140 120 100 80 60 40 20 0 1 上 記 は 日 本 生 支 援 機 構 ( 平 成 15 年 度 以 前 は 日 本 育 英 会 ) 実 施 分 のみであり 平 成 17 年 度 から 順 次 都 道 府 県 に 移 管 した 高 等 校 等 奨 金 事 業 交 付 金 分 は 含 まない 2 上 記 は 当 初 予 算 である Japan student services organization 18

18 歳 人 口 と 奨 金 受 給 率 の 推 移 万 人 200 18 歳 人 口 は 平 成 21 年 ~32 年 頃 まで ほぼ 横 ばい( 約 120 万 人 )で 推 移 し その 後 減 少 大 短 期 大 の 全 生 数 に 対 する 日 本 生 支 援 機 構 奨 金 の 受 給 率 は 平 成 11 年 度 以 降 急 激 に 上 昇 し 平 成 22 年 度 では35.9%(97 万 2 千 人 ) 193 18 歳 人 口 のピーク 201 204 205 198 186 18 歳 人 口 ( 万 人 ) 18 歳 人 口 = 3 年 前 の 中 校 卒 業 者 奨 金 受 給 率 = 当 該 年 度 の 大 短 大 の 受 給 者 数 当 該 年 度 の 大 短 大 の 全 生 数 50% 45% 150 177 173 168 177 180 181 176 162 170 166 高 校 等 卒 業 者 数 ( 159 万 人 155 ) 150 144 155 151 151 150 146 136 133 133 132 128 141 137 133 130 H10 H22 奨 金 受 給 率 無 利 子 : 7.7% 9.8% 35.9% 有 利 子 : 3.7% 26.1% 計 : 11.4% 35.9% 平 成 21~32 年 頃 は,ほぼ 横 ばいで 推 移 124 121 122 平 成 33 年 頃 から 再 び 減 少 40% 35% 30% 100 31 34 35 36 36 34 34 34 専 門 校 入 者 数 ( 万 人 33 ) 32 31 31 31 33 34 34 33 124 120 117 115 109 107 107 30 28 25 25 27 120 119 123 118 120 119 120 118 118 117 114 112 107 109 108 106 103 25% 20% 高 専 4 年 次 在 者 数 50 23 24 25 25 25 24 23 22 21 19 17 14 13 12 短 大 入 者 数 ( 万 人 ) 11 11 10 9 8 8 7 7 15% 10% 48 49 52 54 55 56 57 58 59 59 59 60 60 61 60 60 60 60 61 61 61 62 大 入 者 数 ( 万 人 ) 5% 0 0% 元 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 Japan student services organization 19

高 等 教 育 段 階 における 教 育 費 の 家 計 負 担 の 増 加 1 平 成 9 年 以 降 平 均 給 与 は 年 々 減 少 傾 向 ( 千 円 ) 4,800 4,700 平 均 給 与 推 移 3 生 生 活 費 における 家 庭 からの 給 付 は 減 少 し 奨 金 の 受 給 が 増 加 するなど 各 家 計 の 負 担 は 限 界 を 超 えつつある 4,600 4,500 4,400 4,300 4,200 4,100 4,000 平 成 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 注 1) 各 年 12 月 31 日 現 在 で 民 間 の 事 業 所 に 勤 務 している 給 与 所 得 者 ( 所 得 税 の 納 税 の 有 無 を 問 わない )を 対 象 とした 抽 出 調 査 注 2) 民 間 の 給 与 所 得 者 の 給 与 所 得 について 源 泉 徴 収 義 務 者 ( 事 業 所 )の 支 払 額 に 着 目 し 集 計 を 行 ったものであり 複 数 の 事 業 所 から 給 与 の 支 払 を 受 ける 等 その 個 人 の 所 得 全 体 を 示 したものではない 民 間 給 与 実 態 統 計 調 査 結 果 ( 国 税 庁 )より 作 成 2 勤 労 者 (40~49 歳 )の 平 均 年 収 に 対 する 授 業 料 の 割 合 は 国 立 大 で9.1% 私 立 大 で14.2%となっており 年 々 増 加 勤 労 者 (40~49 歳 )の 平 均 年 収 に 対 する 授 業 料 の 割 合 ( 単 位 : 万 円 ) 160 156 ( ) 内 は 生 の 収 入 に 占 める 割 合 H12 年 度 H16 年 度 H20 年 度 Japan student services organization 平 均 授 業 料 は, 広 島 大 高 等 教 育 研 究 開 発 センターの 高 等 教 育 統 計 データ 集 20 に 掲 載 ( 40-59 歳 平 均 給 与 額 は 賃 金 構 造 基 本 統 計 調 査 から 算 出 ) 150 140 130 120 40 30 20 10 0 (72.4%) アルバイト 38 (17.5%) 18 ( 8.5%) 家 庭 からの 給 付 奨 金 122 (61.7%) 40 (20.3%) 31 (15.4%) 日 本 生 支 援 機 構 生 生 活 調 査 より 作 成 H22 年 度

奨 金 の 貸 与 月 額 と 返 還 例 第 一 種 奨 金 ( 無 利 息 ) 区 分 大 (48ケ 月 ) 短 大 専 修 < 専 門 > (24ケ 月 ) ( 貸 与 月 数 ) 大 通 信 一 面 接 授 業 期 間 (1ケ 月 ) 修 士 課 程 (24ケ 月 ) 大 院 博 士 課 程 (36ケ 月 ) 高 専 36ケ 月 + 24ケ 月 国 公 立 私 立 国 公 立 私 立 国 公 立 私 立 貸 与 月 額 貸 与 総 額 月 賦 金 額 返 還 回 数 通 円 千 円 円 回 ( 年 ) 自 宅 45,000 2,160 12,857 168(14) 自 宅 外 51,000 2,448 13,600 180(15) 自 宅 54,000 2,592 14,400 180(15) 自 宅 外 64,000 3,072 14,222 216(18) 30,000 1,440 9,230 156(13) 自 宅 45,000 1,080 7,500 144(12) 自 宅 外 51,000 1,224 8,500 144(12) 自 宅 53,000 1,272 8,833 144(12) 自 宅 外 60,000 1,440 9,230 156(13) 自 宅 自 宅 外 自 宅 自 宅 外 30,000 720 6,666 108(9) 88,000 88 3,666 24( 2) 50,000 1,200 8,333 144(12) 88,000 2,112 12,571 168(14) 80,000 2,880 15,000 192(16) 122,000 4,392 18,300 240(20) 21,000 (45,000) 22,500 (51,000) 32,000 (53,000) 35,000 (60,000) 10,000 (30,000) 1,836 2,034 2,424 10,928 12,107 13,466 2,700 15,000 168(14) 168(14) 180(15) 180(15) 1,080 7,500 144(12) 第 二 種 奨 金 ( 利 息 付 ) < 貸 与 月 額 > 区 分 貸 与 月 額 ( 自 由 選 択 ) 大 短 大 高 専 <4 5 年 > 専 修 < 専 門 > 3 万 円 5 万 円 8 万 円 10 万 円 12 万 円 から 選 択 私 立 大 医 歯 課 程 12 万 円 を 選 択 した 場 合 に 限 り 4 万 円 の 増 額 可 私 立 大 薬 獣 医 課 程 12 万 円 を 選 択 した 場 合 に 限 り 2 万 円 の 増 額 可 大 院 5 万 円 8 万 円 10 万 円 13 万 円 15 万 円 から 選 択 法 科 大 院 15 万 円 を 選 択 した 場 合 に 限 り 4 万 円 又 は7 万 円 の 増 額 可 < 返 還 例 > 大 部 貸 与 期 間 48ケ 月 の 場 合 貸 与 月 額 貸 与 総 額 返 還 総 額 ( 年 利 率 3%) 返 還 総 額 ( 年 利 率 1.22%) 月 賦 金 額 ( 年 利 率 3%) 返 還 回 数 ( 年 利 率 3%) 円 円 円 円 円 回 ( 年 ) 30,000 1,440,000 1,761,917 1,566,492 11,293 156(13) 50,000 2,400,000 3,018,568 2,641,786 16,769 180(15) 80,000 3,840,000 5,167,586 4,352,320 21,531 240(20) 100,000 4,800,000 6,459,510 5,440,429 26,914 240(20) 120,000 5,760,000 7,751,445 6,528,526 32,297 240(20) 奨 金 申 込 時 に 1 利 率 固 定 方 式 ( 貸 与 終 了 時 に 決 定 する 利 率 を 返 還 完 了 まで 適 用 ) 2 利 率 見 直 し 方 式 ( 返 還 期 間 中 おおむね5 年 毎 に 見 直 される 利 率 を 適 用 ) 高 専 の( ) 内 月 額 は 平 成 24 年 度 入 者 が4 年 次 に 進 級 したときに 適 用 します のうちから, 利 率 の 算 定 方 法 を 選 択 します 校 の 種 類 国 公 私 通 形 態 にかかわらず 大 短 大 専 修 校 専 門 課 程 では 貸 与 月 額 利 率 固 定 方 式 を 選 択 した 場 合 の 平 成 24 年 4 月 現 在 の 利 率 30,000 円 を 高 等 専 門 校 では 貸 与 月 額 10,000 円 (4 5 年 30,000 円 )を 選 択 することができます Japan student services organization 21

奨 金 の 貸 与 基 準 ( 平 成 24 年 度 ) 大 ( 部 ) 大 院 無 利 子 有 利 子 区 分 通 形 体 家 計 基 準 国 公 立 私 立 国 公 立 私 立 ( 給 与 所 得 者 4 人 世 帯 ) 自 宅 907 万 円 <1 年 生 > 自 宅 外 自 宅 自 宅 外 951 万 円 955 万 円 998 万 円 力 基 準 高 校 成 績 3.5 以 上 <2 年 生 以 上 > 大 成 績 が 部 内 にお いて 上 位 1/3 以 上 自 宅 1,159 万 円 1 高 校 成 績 又 は 大 成 績 等 が 平 均 水 準 以 上 と 認 め られる 者 又 は 自 宅 外 自 宅 自 宅 外 1,203 万 円 1,207 万 円 1,250 万 円 2 特 定 の 分 野 において 特 に 優 秀 な 能 力 を 有 すると 認 められる 者 又 は 3 修 に 意 欲 があり 業 を 確 実 に 修 了 できる 見 込 みがあると 認 められる 者 Japan student services organization 22 無 利 子 有 利 子 区 分 家 計 基 準 ( 本 人 ) 力 基 準 修 士 課 程 486 万 円 成 績 が 特 に 優 れ 将 来 研 究 者 又 は 高 度 の 専 門 性 を 有 する 職 業 人 として 適 格 な 者 博 士 課 程 553 万 円 成 績 が 特 に 優 れ 将 来 研 究 者 として 適 格 な 者 修 士 課 程 536 万 円 1 成 績 が 優 れ 将 来 研 究 者 又 は 高 度 の 専 門 性 を 有 する 職 業 人 として 適 格 な 者 又 は 2 修 に 意 欲 があり 業 を 確 実 に 修 了 できる 見 込 みがあると 認 められる 者 博 士 課 程 718 万 円 1 成 績 が 優 れ 将 来 研 究 者 として 適 格 な 者 又 は 記 載 の 家 計 基 準 は 収 入 限 度 額 ( 年 額 )である 2 修 に 意 欲 があり 業 を 確 実 に 修 了 できる 見 込 みがあ ると 認 められる 者 大 ( 部 )の 家 計 基 準 は 給 与 所 得 者 4 人 世 帯 ( 父 母 本 人 兄 弟 ( 公 立 高 校 ))の 場 合 である

奨 金 申 込 から 貸 与 終 了 までの 流 れ 在 採 用 希 奨 望 者 金 大 等 支 日 援 本 機 構 生 ( 申 込 み ~ 採 用 決 定 ) 1 申 込 み 3 確 認 書 所 得 5インターネット 証 明 書 等 提 出 による 申 込 み 1 2 3 4 5 2 奨 金 案 内 確 認 書 等 配 付 4ユーザID PW 交 付 7 申 込 情 報 のダウ ンロード 8 成 績 等 入 力 推 薦 7 8 6 申 込 み 受 付 9 審 査 選 考 13 奨 生 証 等 受 取 14 返 還 誓 約 書 提 出 14 12 12 奨 生 証 返 還 誓 約 書 等 交 付 15 返 還 誓 約 書 審 査 提 出 15 11 10 採 用 決 定 11 奨 生 証 返 還 誓 約 書 等 送 付 16 返 還 誓 約 書 審 査 届 出 口 座 への 奨 金 振 込 み 3 貸 与 額 通 知 書 受 取 4インターネットによる 奨 金 継 続 願 提 出 4 ( 貸 与 中 ) ( 貸 与 終 了 ) 2 貸 与 額 通 知 書 交 付 5 適 格 認 定 報 告 1 2 5 未 提 出 不 適 格 1 貸 与 額 通 知 書 送 付 6 処 置 決 定 適 格 9 処 置 通 知 受 取 8 8 処 置 通 知 交 付 7 ( 復 活 ) 7 処 置 通 知 ( 停 止 廃 止 等 ) 送 付 奨 金 振 込 み ( 継 続 ) 3 返 還 確 認 票 等 受 取 確 認 4リレー 口 座 加 入 申 込 書 コピー 提 出 4 2 2 返 還 確 認 票 等 交 付 ( 返 還 説 明 会 ) 5リレー 口 座 加 入 申 込 書 コピー 確 認 保 管 1 1 返 還 確 認 票 等 送 付 予 約 採 用 希 奨 望 者 金 高 等 校 等 支 日 援 本 機 構 生 ( 申 込 み ~ 採 用 候 補 者 決 定 ) 1 申 込 み 3 確 認 書 所 得 証 明 書 等 提 出 1 3 2 4 2 奨 金 案 内 確 認 書 等 配 付 4ユーザID PW 交 付 5インターネットに よる 申 込 み 5 8 6 成 績 等 入 力 推 薦 確 認 書 等 提 出 6 7 審 査 選 考 11 候 補 者 決 定 通 知 等 受 取 10 10 候 補 者 決 定 通 知 等 交 付 9 8 候 補 者 決 定 9 候 補 者 決 定 通 知 等 送 付 < 進 > 大 等 12 候 補 者 決 定 通 知 提 出 14インターネットによ る 進 届 提 出 12 14 13 13ユーザID PW 交 付 15 進 届 受 付 16 採 用 決 定 以 下 ( 在 採 用 ) の11 以 降 と 同 様 ( 復 活 )とは 停 止 処 置 者 において 修 状 況 等 が 回 復 した 場 合 で 校 認 定 による ( 廃 止 処 置 者 は 対 象 外 ) 確 認 書 とは 確 認 書 兼 個 人 信 用 情 報 の 取 扱 いに 関 する 同 意 書 返 還 誓 約 書 とは 返 還 誓 約 書 兼 個 人 信 用 情 報 の 取 扱 いに 関 する 同 意 書 返 還 確 認 票 とは 貸 与 奨 金 返 還 確 認 票 候 補 者 決 定 通 知 とは 奨 生 採 用 候 補 者 決 定 通 知 返 還 誓 約 書 提 出 時 には 以 下 の 添 付 書 類 が 必 要 奨 生 本 人 の 住 民 票 連 帯 保 証 人 及 び 保 証 人 の 印 鑑 証 明 書 ( 人 的 保 証 ) 連 帯 保 証 人 の 収 入 に 関 する 証 明 書 ( 人 的 保 証 ) 保 証 依 頼 書 ( 兼 保 証 委 託 契 約 書 )( 機 関 保 証 ) Japan student services organization 23

奨 金 制 度 に 関 する 生 への 情 報 提 供 奨 金 制 度 や 返 還 方 法 等 に 関 する 情 報 については 申 込 時 や 貸 与 終 了 時 など 適 時 の 情 報 提 供 に 努 めており 奨 金 制 度 に 関 する 理 解 の 促 進 に 努 めている ( 申 込 時 ) ( 採 用 時 ) ( 貸 与 中 ) ( 貸 与 終 了 時 ) ( 貸 与 終 了 後 ) ( 返 還 中 ) 機 構 奨 金 案 内 等 の 送 付 奨 生 のしおり 返 還 誓 約 書 等 の 送 付 貸 与 額 通 知 書 等 の 送 付 返 還 確 認 票 返 還 のてびき 等 の 送 付 口 座 加 入 通 知 返 還 開 始 のお 知 らせ 等 の 送 付 振 替 案 内 振 替 不 能 通 知 等 の 送 付 ( 注 ) 送 付 送 付 送 付 送 付 校 申 込 説 明 会 の 開 催 等 採 用 説 明 会 の 開 催 等 継 続 手 続 説 明 会 の 開 催 等 返 還 説 明 会 の 開 催 等 送 付 送 付 交 付 交 付 交 付 交 付 利 奨 用 者 金 ( 情 報 取 得 ) 制 度 概 要 申 込 手 続 方 法 返 還 方 法 等 ( 情 報 取 得 ) 奨 生 心 得 貸 与 中 留 意 事 項 返 還 中 留 意 事 項 貸 与 予 定 総 額 等 ( 情 報 取 得 ) 貸 与 予 定 総 額 貸 与 済 額 貸 与 中 留 意 事 項 等 ( 情 報 取 得 ) 返 還 予 定 総 額 返 還 の 重 要 性 返 還 中 留 意 事 項 返 還 困 難 時 等 の 手 続 方 法 等 ( 情 報 取 得 ) 返 還 方 法 割 賦 額 返 還 期 間 等 ( 情 報 取 得 ) 返 還 方 法 割 賦 額 返 還 残 期 間 返 還 困 難 時 の 手 続 方 法 等 ( 注 ) 奨 金 返 還 を 延 滞 した 際 には 上 記 の 振 替 不 能 通 知 のほか 個 人 信 用 情 報 機 関 への 情 報 登 録 について 注 意 喚 起 文 書 を 送 付 している 上 記 以 外 にも 機 構 ホームページにおいて 時 宜 を 得 た 情 報 や 奨 金 の 貸 与 及 び 返 還 に 関 する 動 画 を 掲 載 するとともに 自 己 の 貸 与 ( 予 定 ) 総 額 や 返 還 状 況 等 が Japan 閲 student 覧 できる スカラネットパーソナル を services organization 提 供 している 24

機 関 保 証 制 度 について 制 度 の 目 的 : 連 帯 保 証 人 や 保 証 人 を 立 てることなく 自 らの 意 志 と 責 任 において 高 等 教 育 機 関 において ぶことができるよう 一 定 の 保 証 料 を 保 証 機 関 に 支 払 うことにより 日 本 生 支 援 機 構 奨 金 の 貸 与 を 受 けることを 可 能 とする 実 施 主 体 : 公 益 財 団 法 人 日 本 国 際 教 育 支 援 協 会 制 度 の 対 象 : 平 成 16 年 度 以 降 の 採 用 者 ( 奨 金 申 込 時 に 人 的 保 証 又 は 機 関 保 証 を 任 意 で 選 択 ) 保 証 料 の 徴 収 方 法 : 在 中 の 貸 与 月 額 から 保 証 料 を 差 し 引 いて 徴 収 することを 基 本 とする ( 奨 生 が 保 証 料 を 保 証 機 関 に 直 接 払 い 込 むことも 可 能 とする ) 保 証 料 の 水 準 : 年 率 0.7% 未 満 当 面 年 率 0.693% 貸 与 月 額 4 万 5 千 円 ( 無 利 子 )の 場 合 保 証 料 の 月 額 は1,782 円 加 入 件 数 及 び 加 入 率 区 分 平 成 16 年 度 ( 制 度 設 立 時 ) 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 加 入 件 数 加 入 率 加 入 件 数 加 入 率 加 入 件 数 加 入 率 無 利 子 奨 金 有 利 子 奨 金 8,812 8.2% 47,884 40.4% 57,081 41.2% 20,382 9.5% 153,774 47.5% 162,185 48.5% 計 29,194 9.1% 201,658 45.6% 219,266 46.4% Japan student services organization 25

機 関 保 証 制 度 の 保 証 料 の 算 出 方 法 について 1 返 還 期 間 中 の 保 証 料 相 当 額 を 算 出 する 保 証 料 は 返 還 期 間 中 の 返 還 残 高 に 基 準 年 率 (0.693%)を 乗 じて 算 出 する ( 据 置 期 間 中 を 除 く ) 2 貸 与 終 了 時 点 での 返 還 期 間 中 の 保 証 料 相 当 額 の 総 和 を 算 出 する 1で 算 出 した 各 月 の 保 証 料 を 合 計 する 3 貸 与 期 間 中 の 徴 収 保 証 料 を 算 出 する 徴 収 保 証 料 = 貸 与 月 額 a% 2 で 算 出 した 保 証 料 を 一 括 で 支 払 うことは 負 担 が 大 きい ため 貸 与 中 に 分 割 して 支 払 うこととしている 当 月 に 貸 与 さ れる 奨 金 ( 貸 与 月 額 )から 一 定 額 が 徴 収 される 保 証 料 算 出 のイメージ 図 保 証 料 貸 与 期 間 据 置 期 間 返 還 期 間 ( 据 置 期 間 終 了 後 ~) 3 貸 与 月 額 a% ( 約 6ヶ 月 ) 貸 与 月 額 4 ~ 返 還 残 高 0.693% 2 1 返 還 残 高 4 貸 与 終 了 時 点 での 貸 与 期 間 中 の 徴 収 保 証 料 の 総 和 を 算 出 する 3で 算 出 した 徴 収 保 証 料 を 合 計 する 5 2 で 算 出 した 結 果 と4で 算 出 した 結 果 がイコー ルになるような 保 証 料 率 aを 算 出 する 返 還 期 間 中 貸 与 終 了 時 点 保 証 料 総 額 = 貸 与 期 間 中 貸 与 終 了 時 点 保 証 料 総 額 (aを 変 数 とする 式 ) 上 記 の 式 が 成 り 立 つようなa%を 求 める 貸 与 月 額 にa%を 乗 じたものが 保 証 料 月 額 となる ( 貸 与 月 数 を 乗 じれば 保 証 料 総 額 ) 貸 与 終 了 時 点 Japan student services organization 26 3 1 5 保 証 料 率 (a%)= 貸 与 期 間 中 の 各 月 保 証 料 徴 収 額 / 貸 与 金 総 額 保 証 料 月 額 = 貸 与 月 額 a% 保 証 料 総 額 = 貸 与 月 額 a% 貸 与 月 数 保 証 機 関 ( 公 益 財 団 法 人 日 本 国 際 教 育 支 援 協 会 )との 契 約 により 決 定 ( 参 考 : 某 民 間 金 融 機 関 の 教 育 ローンにおける 保 証 料 年 率 は 1.10%) ( 独 ) 日 本 生 支 援 機 構 業 務 方 法 書 ( 文 部 科 大 臣 認 可 )では 保 証 料 の 年 率 を0.7% 未 満 とすることとされている

奨 金 貸 与 期 間 中 の 適 格 認 定 について 目 的 適 格 認 定 は 以 下 の1から4に 掲 げることを 目 的 として 奨 生 としてふさわしい 適 格 性 を 有 する 者 であるか 否 かを 認 定 するもの 1 適 格 認 定 を 受 けることを 通 じて 奨 金 の 必 要 性 を 自 ら 判 断 させる 2 奨 生 としての 自 覚 を 促 す 3 有 意 義 で 充 実 し た 生 生 活 を 送 ることができるようにする 4 貸 与 額 通 知 書 により 奨 金 貸 与 額 及 び 将 来 の 返 還 額 を 確 認 させる 実 施 方 法 日 本 生 支 援 機 構 が 定 めた 基 準 に 基 づき 奨 生 の 在 する 校 長 が 実 施 し 機 構 に 報 告 機 構 は 当 該 校 長 からの 報 告 に 基 づき 奨 生 に 対 してとるべき 処 置 を 決 定 し 必 要 に 応 じて 処 置 結 果 を 校 を 通 じて 奨 生 に 通 知 < 適 格 認 定 の 基 準 > 1. 人 物 態 度 行 動 が 奨 生 にふさわしく 奨 金 の 貸 与 は 返 還 が 伴 うことを 自 覚 し 良 識 ある 社 会 人 として 活 躍 できる 見 込 み 2. 健 康 今 後 とも 引 き 続 き 修 に 耐 え 得 るものと 認 められる 3. 業 標 準 的 に 修 得 すべき 単 位 又 は 科 目 を 修 得 しているとともに 修 の 意 欲 があり 確 実 に 卒 業 ( 修 了 )できる 見 込 み 修 を 継 続 するために 引 き 続 き 奨 金 の 貸 与 が 必 要 であると 認 められる 4. 経 済 状 況 校 長 は 奨 生 の 収 入 と 支 出 の 状 況 を 確 認 し 必 要 に 応 じて 必 要 最 小 限 の 貸 与 月 額 を 選 択 するよう 奨 生 に 指 導 すること < 毎 年 1 回 校 長 が 確 認 を 行 い 機 構 に 報 告 > 実 施 結 果 ( 平 成 22 年 度 ) < 機 構 の 処 置 > 第 一 種 奨 生 第 二 種 奨 生 総 数 継 続 下 欄 に 該 当 しない 者 236,833 582,191 819,024 激 励 警 告 該 当 者 ほどではないが 他 の 生 に 比 べ 劣 っている 者 5,852 27,968 33,820 (1) 卒 業 延 期 のおそれはないが 修 得 単 位 が 標 準 の1/3 程 度 以 下 の 者 警 告 (2) 修 の 評 価 内 容 が 他 の 生 に 比 べて 著 しく 劣 っている 者 2,025 9,774 11,799 (3) 仮 進 級 となった 者 (1) 業 成 績 は 廃 止 該 当 者 と 同 程 度 だが 成 績 不 振 の 理 由 が 真 にやむを 得 な 停 止 いと 認 められ かつ 成 業 の 見 込 みがある 者 2,321 9,170 11,491 (2) 停 その 他 の 処 分 を 受 けた 者 等 廃 止 (1) 原 級 にとどまった 者 又 は 卒 業 延 期 のおそれがある 者 (2) 修 得 単 位 が 皆 無 又 は 極 めて 少 ない 者 等 1,687 8,078 9,765 処 置 者 (A) 11,885 54,990 66,875 審 査 対 象 者 数 (B) 248,718 637,181 885,899 比 率 (A/B) 4.8 8.6 7.5 Japan student services organization 27

適 格 認 定 実 施 状 況 適 格 認 定 の 実 施 状 況 等 1 実 施 結 果 ( 平 成 22 年 度 ): 適 格 認 定 の 対 象 者 のうち 66,875 人 (7.5%)の 者 に 対 し 処 置 指 導 を 実 施 2 指 導 による 貸 与 月 額 の 減 額 変 更 者 数 : 必 要 最 小 限 の 貸 与 月 額 へ 変 更 するよう 指 導 を 行 った 36,837 人 のうち 貸 与 月 額 を 減 額 した 者 は 2,113 人 (5.7%) 1 実 施 結 果 ( 平 成 22 年 度 ) ( 単 位 : 人 ) 2 指 導 による 貸 与 月 額 の 減 額 者 数 ( 単 位 : 人 ) 校 種 区 分 適 格 認 定 対 象 者 数 (a) 廃 止 停 止 警 告 激 励 計 (b) 割 合 (b/a) 校 種 区 分 指 導 対 象 者 数 (a) 貸 与 月 額 の 減 額 変 更 者 数 (b) 割 合 (b/a) 第 一 種 奨 生 248,718 1,687 2,321 2,025 5,852 11,885 4.8% 大 188,897 1,267 1,954 1,566 4,868 9,655 5.1% 短 期 大 6,692 51 5 40 138 234 3.5% 大 院 32,770 91 164 33 213 501 1.5% 高 等 専 門 校 5,049 64 93 274 338 769 15.2% 専 修 校 専 門 課 程 15,310 214 105 112 295 726 4.7% 第 二 種 奨 生 637,181 8,078 9,170 9,774 27,968 54,990 8.6% 大 517,898 6,223 8,030 8,410 24,308 46,971 9.1% 短 期 大 21,914 241 77 219 785 1,322 6.0% 大 院 13,918 81 118 24 138 361 2.6% 高 等 専 門 校 174 2 3 13 18 36 20.7% 専 修 校 専 門 課 程 83,277 1,531 942 1,108 2,719 6,300 7.6% 第 一 種 奨 生 9,608 231 2.4% 大 7,798 172 2.2% 短 期 大 283 5 1.8% 大 院 532 24 4.5% 高 等 専 門 校 116 12 10.3% 専 修 校 専 門 課 程 879 18 2.0% 第 二 種 奨 生 27,229 1,882 6.9% 大 21,023 1,493 7.1% 短 期 大 899 73 8.1% 大 院 182 21 11.5% 高 等 専 門 校 10 0 0.0% 専 修 校 専 門 課 程 5,115 295 5.8% 総 数 885,899 9,765 11,491 11,799 33,820 66,875 7.5% 総 数 36,837 2,113 5.7% 1 適 格 認 定 対 象 者 数 は 平 成 22 年 10 月 現 在 貸 与 中 の 者 である 2 Japan 指 導 対 student 象 者 とは services 奨 生 本 organization 人 の 直 近 1 年 間 の 収 支 差 が36 万 円 ( 大 院 は45 万 円 ) 以 上 となった 者 であり 面 接 等 により 必 要 最 小 限 の 貸 与 月 額 に 変 更 するよう 校 が 指 導 を 行 う 対 象 者 である 28

適 格 認 定 の 厳 格 化 ( 審 査 体 制 の 充 実 )の 検 討 厳 格 化 の 検 討 奨 金 受 給 者 に 係 る 適 格 性 の 維 持 向 上 を 目 的 とする 適 格 認 定 においては その 目 的 をより 確 実 に 果 たす ため 成 績 低 迷 者 等 への 厳 格 な 処 置 の 実 施 として 以 下 のような 事 項 を 検 討 1. 校 の 理 解 度 向 上 校 の 奨 金 担 当 者 向 けの 各 種 研 修 会 ( )の 充 実 を 図 るとともに 担 当 者 用 事 務 手 引 の 見 直 しを 進 める ( 現 在 実 施 している 初 任 者 研 修 会 について 対 象 の 拡 大 及 び 適 格 認 定 に 関 する 内 容 の 充 実 を 図 る ) 2. 実 施 状 況 調 査 の 充 実 留 意 点 の 周 知 適 格 認 定 実 施 状 況 調 査 の 内 容 について 充 実 させるとともに 審 査 の 際 に 誤 りやすい 点 や 留 意 事 項 等 を 取 りまとめて 校 に 周 知 し 審 査 の 適 正 化 を 図 る 3. 処 置 対 象 者 の 意 識 向 上 警 告 及 び 停 止 の 処 置 通 知 を 交 付 する 際 に 以 下 の 事 項 を 記 載 した 文 書 を 併 せて 配 付 ( 又 は 処 置 通 知 に 記 載 )し 奨 生 としての 適 格 性 を 回 復 するよう 強 く 促 す 5. 適 格 認 定 基 準 の 具 体 化 奨 生 の 適 格 認 定 に 関 する 施 行 細 則 第 2 条 に 定 める 適 格 基 準 の 細 目 について より 具 体 的 定 量 的 な 基 準 を 策 定 し 審 査 の 適 正 化 を 図 る 例 別 途 機 構 が 示 す 指 針 に 基 づき 各 校 において 策 定 する 具 体 的 定 量 的 基 準 に 達 しない 者 に 対 し 各 々の 処 置 ( 廃 止 停 止 警 告 激 励 )を 行 う 別 途 示 す 指 針 の 例 は 次 のとおり ( % は 目 安 ) (1) 修 得 単 位 数 で 認 定 する 場 合 修 得 単 位 数 が 標 準 修 得 単 位 数 に 対 し % 以 上 又 は % 未 満 の 者 (2) 出 席 率 で 認 定 する 場 合 出 席 日 数 が % 以 上 又 は % 未 満 の 者 (3) 成 績 平 均 値 (GPA)で 認 定 する 場 合 1 適 格 認 定 の 意 義 6. 機 構 でのチェック 及 び 校 への 牽 制 の 強 化 2 処 置 基 準 ( 当 該 処 置 の 意 味 ) 校 から 適 格 認 定 結 果 の 報 告 を 受 けた 後 機 構 において 対 象 者 を 無 作 為 に 選 定 し 3 改 善 しなかった 場 合 の 例 示 校 における 審 査 基 準 等 及 び 対 象 者 の 成 績 について 提 出 を 求 め 認 定 結 果 が 適 正 で 4 奨 生 として 求 められる 姿 等 あるかを 確 認 する 加 えて 処 置 対 象 者 個 々の 状 況 に 応 じた 改 善 すべき 点 や 注 意 事 項 等 についても 適 格 認 定 結 果 が 適 正 であるかを 奨 金 の 振 込 日 以 前 に 確 認 するためには 前 可 能 な 範 囲 において 校 で 作 成 配 付 するよう 依 頼 する 期 の 成 績 に 基 づく 当 該 年 度 の 見 込 みの 成 績 と 併 せて 見 込 みの 成 績 に 基 づく 仮 の 認 定 結 果 を 求 めることとなるが 後 期 における 成 績 の 著 しい 変 動 又 は 籍 上 の 4. 奨 金 貸 与 者 の 意 識 向 上 異 動 等 により 仮 の 認 定 結 果 と 年 度 末 に 確 定 した 成 績 に 基 づく 実 際 の 認 定 結 果 と 機 構 ホームページの 奨 金 を 受 けている 方 へ のページに 適 格 認 定 の 概 要 ( 前 記 3- が 異 なることが 想 定 されるため 適 格 認 定 報 告 後 のチェックが 有 効 である 1~4)を 掲 載 し 適 格 認 定 対 象 者 のみならず これから 奨 金 を 申 し 込 む 者 及 び 貸 与 中 の 奨 生 全 体 の 意 識 向 上 を 図 る Japan student services organization 29

Japan student services organization 30 適 格 認 定 のフロー 図 奨 金 継 続 願 提 出 用 ユ ー ザ パ ス ワ ー ド が 記 載 さ れ た 該 当 者 名 簿 貸 与 額 通 知 書 の 校 へ の 送 付 機 構 貸 与 額 通 知 書 を 奨 生 に 配 付 適 格 認 定 報 告 時 期 の 事 前 登 録 校 継 続 を 希 望 す る 場 合 イ ン タ ー ネ ッ ト か ら 奨 金 継 続 を 希 望 す る と し て 本 機 構 に 提 出 奨 生 継 続 を 希 望 し な い 場 合 イ ン タ ー ネ ッ ト か ら 奨 金 継 続 を 希 望 し な い と し て 本 機 構 に 提 出 奨 生 奨 金 継 続 願 デ ー タ 奨 金 継 続 願 辞 退 届 校 認 定 人 物 健 康 業 成 績 経 済 状 況 を 総 合 的 に 認 定 継 続 激 励 警 告 停 止 廃 止 収 支 差 が 指 導 基 準 額 を 上 回 る 者 は 適 切 な 月 額 を 指 導 す る ( イ ン タ ー ネ ッ ト か ら 指 導 結 果 を 機 構 に 提 出 ) 校 の 確 認 継 続 激 励 警 告 停 止 廃 止 ( 指 導 対 象 者 ) 処 置 通 知 を 校 へ 送 付 異 動 者 の 処 理 返 還 誓 約 書 の 提 出 口 頭 に よ り 激 励 処 置 通 知 交 付 警 告 停 止 廃 止 激 励 該 当 者 警 告 該 当 者 停 止 該 当 者 修 状 況 届 の 提 出 奨 金 交 付 適 格 認 定 報 告 を 機 構 へ 提 出 校 機 構 校 機 構 校 奨 生 校 機 構 校 校 機 構 12 月 中 旬 3 月 初 旬 4 月 上 旬 廃 止 該 当 者 返 還 誓 約 書 の 提 出 平 成 22 年 度 以 降 採 用 者 は 返 還 誓 約 書 は 採 用 時 に 提 出 翌 年 度 に 復 活 等 措 置 校 機 構 ~ ID

Ⅲ. 奨 金 の 返 還 について Japan student services organization 31

返 還 金 回 収 の 流 れ 貸 与 開 始 ( 返 還 誓 約 書 個 信 同 意 書 ) 選 択 貸 与 中 ( 適 格 認 定 の 実 施 ) 貸 与 終 了 ( 口 座 振 替 制 度 加 入 住 民 票 の 提 出 ) 人 的 保 証 ( 連 帯 保 証 人 保 証 人 ) 機 関 保 証 保 証 機 関 :( 公 財 ) 日 本 国 際 教 育 支 援 協 会 貸 与 終 了 後 6 ヶ 月 据 置 返 還 開 始 ( 10 月 ) 返 還 者 全 体 口 座 振 替 制 度 加 入 率 : 94.4% 回 収 率 : 80.6% 新 規 返 還 者 口 座 振 替 制 度 加 入 率 : 99.8% 回 収 率 : 96.4% 返 還 ( 毎 月 口 座 振 替 等 ) 20 年 度 からコンビニ ペイジーでの 収 納 を 開 始 口 座 振 替 制 度 加 入 督 促 返 還 意 識 の 涵 養 各 校 における 返 還 説 明 会 での 指 導 情 報 提 供 の 充 実 モバイルサイト メルマガ 奨 金 貸 与 返 還 シミュレーション スカラネット パーソナル 延 文 滞 書 解 電 消 話 指 で 導 の 延 滞 発 生 ( 振 替 不 能 1 回 ) 本 人 に 対 して 振 替 不 能 通 知 本 人 へ 電 話 督 促 ( ( ( 振 替 延 振 替 延 振 替 延 不 滞 不 滞 不 滞 能 1 能 能 ヶ 2ヶ 3ヶ 月 2 回 3 回 月 4 回 月 ) ) ) 督 連 促 保 文 人 書 へ 送 電 付 話 督 促 減 額 返 還 返 還 猶 予 入 金 連 絡 なし 保 連 証 保 人 人 へ へ 督 電 促 話 文 督 書 促 送 付 請 求 督 促 ( ( ( ( ( 振 替 延 振 替 延 替 振 延 振 替 延 不 滞 不 滞 振 替 延 不 滞 不 滞 不 滞 能 能 能 能 能 4ヶ 5ヶ 6ヶ 7ヶ 8ヶ 5 回 月 6 回 月 7 回 月 8 回 月 9 回 月 ) ) ) ) ) 民 間 の 債 権 回 収 業 者 へ の 業 務 委 託 民 間 業 者 の 豊 富 な 回 収 ノ ウハウの 活 用 全 国 規 模 の 請 求 督 促 高 頻 度 の 請 求 督 促 効 率 的 な 回 収 のため の 多 様 な 支 払 方 法 の 提 供 延 滞 9ヶ 月 以 上 ( 振 替 延 不 滞 能 9ヶ 10 回 月 ) 平 成 22 年 度 は 時 効 の 中 断 に 向 けて 過 去 に 支 払 督 促 申 立 予 告 を 実 施 済 みの 債 権 も 含 めて 法 的 措 置 を 実 施 平 成 22 年 度 に 法 的 措 置 を 前 提 とした 請 求 督 促 支 払 督 促 申 立 予 告 5,827 件 支 払 督 促 申 立 手 続 中 2,858 件 支 払 督 促 申 立 中 等 663 件 解 決 307 件 病 気 災 害 経 済 的 理 由 で 返 還 困 難 な 者 に 対 しては 返 還 期 限 猶 予 機 関 保 証 制 度 経 済 的 理 由 で 割 賦 額 での 加 入 率 : 45.6% 返 還 が 困 難 な 者 に 対 しては Japan student services organization 減 額 返 還 電 話 督 促 件 数 :148 万 件 数 値 は 平 成 22 年 度 実 績 32 個 人 信 用 情 報 機 関 へ 延 滞 者 の 情 報 を 登 録 回 債 収 権 業 回 務 収 を 会 委 社 託 に それでもなお 入 金 連 絡 なし 法 的 措 置 支 払 督 促 申 立 予 告 書 発 送 解 決 法 的 措 置 2,306 件 解 決 1,999 件 平 成 23 年 度 においては 平 成 22 年 度 に 引 き 続 き 法 的 措 置 を 前 提 とした 請 求 督 促 を 実 施 平 成 22 年 度 実 施 事 項 早 期 における 督 促 の 集 中 的 実 施 初 期 延 滞 債 権 の 回 収 を 民 間 委 託 法 的 措 置 の 早 期 化 ( 延 滞 1 年 9ヶ 月 以 上 ) 住 所 調 査 の 更 なる 徹 底 コールセンターの 運 営 個 人 信 用 情 報 機 関 の 活 用 返 還 誓 約 書 提 出 時 期 の 早 期 化 校 との 連 携 強 化 ( 初 任 者 研 修 会 の 実 施 等 ) 返 還 終 了 ( 最 長 20 年 )

延 滞 金 の 賦 課 について 延 滞 金 の 賦 課 の 方 法 口 座 からの 振 替 ができずに 延 滞 となった 場 合 以 下 のとおり 延 滞 金 が 課 される < 無 利 子 奨 金 > 約 束 の 返 還 期 日 を6ヶ 月 過 ぎるごとに 延 滞 している 割 賦 金 の 額 に 対 し 5%の 延 滞 金 が 課 される なお 平 成 17 年 4 月 以 降 に 奨 生 として 採 用 された 者 は 延 滞 している 割 賦 金 の 額 に 対 し 年 (365 日 )あたり10%の 割 合 で 返 還 期 日 の 翌 日 から 延 滞 している 日 数 に 応 じて 延 滞 金 が 課 される < 有 利 子 奨 金 > 約 束 の 返 還 期 日 を 過 ぎると 延 滞 している 割 賦 金 ( 利 息 を 除 く )の 額 に 対 し 年 (365 日 )あたり10%の 割 合 で 返 還 期 日 の 翌 日 から 延 滞 している 日 数 に 応 じて 延 滞 金 が 課 される [ 例 : 無 利 子 奨 金 で 返 還 開 始 時 (10 月 27 日 )を 返 還 期 日 とした 割 賦 元 金 から 延 滞 した 場 合 ] 貸 与 月 額 :64,000 円 ( 私 立 大 自 宅 外 ) 貸 与 期 間 :48ヶ 月 貸 与 総 額 :3,072,000 円 返 還 時 の 割 賦 金 :14,222 円 ( 最 終 割 賦 金 14,270 円 ) 振 替 不 能 1 回 目 振 替 不 能 2 回 目 ( 延 滞 1ヶ 月 ) 12 月 27 日 現 在 の 請 求 額 (10 月 27 日 ) (11 月 27 日 ) 43,019 円 ( 内 訳 : 元 金 42,666 円 延 滞 金 353 円 ) 延 滞 金 1 2 割 賦 元 金 (10 月 分 ) 割 賦 元 金 (10 月 分 ) 割 賦 元 金 (11 月 分 ) 割 賦 元 金 (10 月 分 ) 割 賦 元 金 (11 月 分 ) 割 賦 元 金 (12 月 分 ) 1 割 賦 元 金 (10 月 分 )に 係 る10/28から12/27まで(61 日 間 )に 係 る 延 滞 金 (237 円 ) 2 割 賦 元 金 (11 月 分 )に 係 る11/28から12/27まで(30 日 間 )に 係 る 延 滞 金 (116 円 ) Japan student services organization 33

返 還 金 の 充 当 順 位 について 返 還 金 の 充 当 順 位 延 滞 金 が 賦 課 された 場 合 の 返 還 金 は 1 費 用 ( 裁 判 に 要 する 経 費 等 が 発 生 している 場 合 のみ) 2 延 滞 金 3 利 息 ( 有 利 子 奨 金 の 場 合 のみ) 4 割 賦 元 金 の 順 で 充 当 される [ 例 : 無 利 子 奨 金 で 平 成 23 年 10 月 27 日 を 返 還 期 日 とした 割 賦 元 金 から 延 滞 した 場 合 ] 貸 与 月 額 :64,000 円 ( 私 立 大 自 宅 外 ) 貸 与 期 間 :48ヶ 月 図 中 の 番 号 は 充 当 順 位 貸 与 総 額 :3,072,000 円 返 還 時 の 割 賦 金 :14,222 円 ( 最 終 割 賦 金 14,270 円 ) 平 成 24 年 10 月 27 日 現 在 の 請 求 額 :194,126 円 ( 内 訳 : 元 金 184,886 円 延 滞 金 9,240 円 ) 平 成 23 年 平 成 24 年 延 滞 金 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 2 割 賦 元 金 (10 月 分 ) 4 割 賦 元 金 (11 月 分 ) 6 割 賦 元 金 (12 月 分 ) 8 割 賦 元 金 (1 月 分 ) 10 割 賦 元 金 (2 月 分 ) 12 割 賦 元 金 (3 月 分 ) 14 割 賦 元 金 (4 月 分 ) 16 割 賦 元 金 (5 月 分 ) 18 割 賦 元 金 (6 月 分 ) 20 割 賦 元 金 (7 月 分 ) 22 割 賦 元 金 (8 月 分 ) 割 賦 元 24 金 (9 月 25 分 ) 割 賦 元 金 (10 月 分 ) 返 還 期 日 元 金 延 滞 金 延 滞 期 間 ( ) 返 還 期 日 元 金 延 滞 金 延 滞 期 間 返 還 期 日 元 金 延 滞 金 延 滞 期 間 23.10.27 2 14,222 円 1 1,422 円 365 日 間 24.3.27 12 14,222 円 11 833 円 214 日 間 24.8.27 22 14,222 円 21 237 円 61 日 間 23.11.27 4 14,222 円 3 1,301 円 334 日 間 24.4.27 14 14,222 円 13 713 円 183 日 間 24.9.27 24 14,222 円 23 116 円 30 日 間 23.12.27 6 14,222 円 5 1,184 円 304 日 間 24.5.27 16 14,222 円 15 596 円 153 日 間 24.10.27 25 14,222 円 0 円 0 日 間 24.1.27 8 14,222 円 7 1,063 円 273 日 間 24.6.27 18 14,222 円 17 475 円 122 日 間 合 計 184,866 円 9,240 円 24.2.27 10 14,222 円 9 942 円 242 日 間 24.7.27 20 14,222 円 19 358 円 92 日 間 延 滞 期 間 : 返 還 期 日 から 平 成 24 年 10 月 27 日 までの 日 数 Japan student services organization 34

返 還 金 回 収 に 係 る 目 標 及 び 目 標 達 成 状 況 目 標 値 と 状 況 総 回 収 率 ( 当 該 年 度 に 返 還 されるべき 要 回 収 額 に 対 する 回 収 額 の 割 合 )を 第 2 期 中 期 目 標 期 間 ( 平 成 21~25 年 度 )に82% 以 上 にする 回 収 率 は 年 々 上 昇 している 大 大 院 等 に 係 る 平 成 19 年 度 末 の3ヶ 月 以 上 の 延 滞 額 を 平 成 23 年 度 までに 半 減 することを 目 指 し 前 年 度 比 15% 以 上 削 減 するよう 努 める 年 々 削 減 はしているものの 削 減 率 が 若 干 鈍 化 している 総 回 収 率 の 推 移 82.5% 82.0% 81.5% 81.0% 80.5% 80.0% 79.5% 79.0% 79.7% 中 期 目 標 値 82.0% 79.7% 80.1% 80.0% 80.7% 80.6% 81.5%( 暫 定 ) 81.3% 81.7% 82.1% 目 標 実 績 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 600 400 200 0 億 円 458 億 円 458 億 円 平 成 19 年 度 末 の3ヶ 月 以 上 の 延 滞 額 削 減 の 推 移 380 億 円 338 億 円 399 億 円 336 億 円 304 億 円 272 億 円 計 画 額 実 績 額 265 億 円 ( 暫 定 ) 221 億 円 平 成 19 年 度 末 平 成 20 年 度 末 平 成 21 年 度 末 平 成 22 年 度 末 平 成 23 年 度 末 延 滞 年 数 別 の 延 滞 額 の 比 較 ( 平 成 19 年 度 末 平 成 23 年 度 末 )( 暫 定 ) 200 180 160 140 120 億 円 91.4% 73.8% 59.1% 平 成 19 年 度 末 からの 削 減 額 平 成 23 年 度 末 延 滞 額 減 少 率 43 億 円 100.0% 90.0% 80.0% 70.0% 60.0% < 平 成 23 年 度 末 の 現 状 > 総 回 収 率 :81.5%( 対 前 年 同 月 比 0.9ポイント 改 善 ) 平 成 19 年 度 末 の3ヶ 月 以 上 延 滞 額 : 目 標 値 221 億 円 以 下 に 対 して 実 績 額 は265 億 円 参 考 新 規 返 還 者 の 回 収 率 :96.7%( 平 成 22 年 度 :96.4%) 100 80 60 40 20 34.3% 32.3% 34 億 円 30 億 円 25 億 円 17 億 円 15 億 円 12 億 円 10 億 円 21 億 円 23 億 円 23 億 円 17 億 円 20 億 円 3 億 円 11 億 円 Japan student services organization 35 0 延 滞 3 月 以 上 ~ 1 年 未 満 延 滞 1 年 以 上 ~ 2 年 未 満 延 滞 2 年 以 上 ~ 3 年 未 満 44.8% 延 滞 3 年 以 上 ~ 4 年 未 満 38.9% 延 滞 4 年 以 上 ~ 5 年 未 満 延 滞 5 年 以 上 ~ 6 年 未 満 延 滞 6 年 以 上 ~ 7 年 未 満 31.5% 8 億 円 17 億 円 延 滞 7 年 以 上 ~ 8 年 未 満 130 億 円 30.0% 24.9% 20.0% 延 滞 8 年 以 上 50.0% 40.0% 10.0% 0.0%

債 権 額 と 回 収 状 況 の 推 移 ( 平 成 10 年 度 以 降 ) 要 返 還 債 権 が4,039 億 円 増 加 しているにも 関 わらず 3 月 以 上 の 延 滞 債 権 額 は31 億 円 の 増 加 ( 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 )に とどまっている ( 初 期 延 滞 債 権 に 対 する 返 還 促 進 策 が 功 を 奏 している ) 3ヵ 月 以 上 延 滞 債 権 2,660 億 円 のうち 返 還 期 日 が 到 来 している 分 は831 億 円 (うち 755 億 円 は 旧 日 本 育 英 会 の 債 権 ) 億 円 70,000 65,000 60,000 55,000 50,000 45,000 40,000 35,000 平 成 22 年 度 の 総 貸 付 金 残 高 は 対 平 成 10 年 度 の3.39 倍 10.3 14/132( 万 人 ) : 総 貸 付 金 残 高 : 返 還 を 要 する 債 権 額 :3ヶ 月 以 上 の 延 滞 債 権 額 : 返 還 期 日 が 到 来 している 額 10.2 14/135( 万 人 ) 10.3 14/139( 万 人 ) ) 平 成 22 年 度 の 3ヶ 月 以 上 の 延 滞 債 権 額 は 対 平 成 10 年 度 の2.79 倍 10.0 15/147( 万 人 ) 10.1 16/157( 万 人 ) 回 収 努 力 によ り 新 規 の 延 滞 債 権 発 生 を 抑 制 10.0 17/170( 万 人 ) より 回 収 困 難 な 者 の 延 滞 者 に 占 める 割 合 が 高 くなっている 9.9 18/185( 万 人 ) 3 兆 7,997 億 円 : 返 還 を 要 する 債 権 額 の 人 数 に 占 める3ヶ 月 以 上 の 延 滞 債 権 額 に 対 する 人 数 の 割 合 : 返 還 を 要 する 債 権 額 に 占 める3ヶ 月 以 上 の 延 滞 債 権 額 の 割 合 : 返 還 を 要 する 債 権 額 に 占 める 返 還 期 日 が 到 来 している 額 の 割 合 : 総 貸 付 金 残 高 に 占 める 返 還 期 日 が 到 来 している 額 の 割 合 4 兆 7,243 億 円 5 兆 2,010 億 円 4 兆 2,518 億 円 9.0 9.3 18/199( 万 人 ) 19/216( 万 人 ) 20/236( 万 人 ) 8.5 5 兆 7,072 億 円 3 兆 6,145 億 円 6 兆 2,337 億 円 4 兆 139 億 円 % 6 兆 7,576 億 円 11.0 10.0 4 兆 4,179 億 円 9.0 30,000 25,000 20,000 7.8 1 兆 9,941 億 円 7.7 2 兆 1,772 億 円 7.8 2 兆 4,287 億 円 2 兆 7,133 億 円 7.5 3 兆 258 億 円 3 兆 3,812 億 円 7.9 7.9 7.9 7.4 1 兆 9,794 億 円 2 兆 2,568 億 円 2 兆 5,275 億 円 2 兆 8,503 億 円 7.3 3 兆 2,354 億 円 7.0 8.0 20/254( 万 人 ) 7.7 21/273( 万 人 ) 7.1 21/292( 万 人 ) 8.0 7.0 15,000 10,000 1 兆 2,247 億 円 1 兆 3,165 億 円 1 兆 4,085 億 円 1 兆 5,486 億 円 1 兆 7,340 億 円 6.6 6.5 6.0 6.0 3,000 3.0 2,000 1,000 0 2.3 2.3 2.3 2.2 2.2 2.2 2.2 2.2 2,074 億 円 1,864 億 円 1,564 億 円 1,787 億 円 1.3 1.3 1.3 1.3 1.3 1,363 億 円 1.3 1.3 1.3 1.3 1,009 1,097 1,165 億 円 億 円 億 円 952 億 円 265 289 320 350 391 432 497 平 成 10 年 度 平 成 11 年 度 平 成 12 年 度 平 成 13 年 度 平 成 14 年 度 平 成 15 年 度 平 成 16 年 度 平 成 17 年 度 平 成 18 年 度 平 成 19 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 Japan student services organization 36 551 2.1 601 2,253 億 円 2.0 645 2,386 億 円 2.0 707 2,629 億 円 1.9 1.2 1.2 1.2 777 2,660 億 円 1.9 1.2 831 2.0 1.0 0.0

要 回 収 額 の 構 成 と 回 収 状 況 H22 要 回 収 額 ( 億 円 ) 回 収 額 ( 億 円 ) 未 回 収 額 ( 億 円 ) 回 収 率 期 首 無 延 滞 者 分 当 年 度 1 3,236 3,202 33 99.0% 期 首 延 滞 者 分 当 年 度 2 376 217 159 57.7% 延 滞 3 772 113 659 14.6% 計 (2+3) 1,148 330 818 28.7% 計 (1+2+3) 4,384 3,532 852 80.6% 当 年 度 計 (1+2) 3,611 3,419 192 94.7% 1 当 年 度 未 回 収 額 : 33 億 円 (A) 当 年 度 要 回 収 額 当 年 度 回 収 額 無 延 滞 債 権 ( 要 回 収 額 の73.8%) 3,236 億 円 3,202 億 円 延 滞 債 権 ( 要 回 収 額 の26.2%) 2 当 年 度 未 回 収 額 159 億 円 3 延 滞 未 回 収 額 659 億 円 ( 注 ) 1. 区 分 は 当 該 年 度 期 首 における 状 態 である 2. 上 表 における 延 滞 債 権 とは 前 年 度 末 までが 返 還 期 日 の 割 賦 が 当 年 度 期 首 に 返 還 されていな いもの 3. 要 回 収 額 とは 当 該 年 度 中 に 回 収 すべき 額 で 返 還 期 日 到 来 分 のみ 4. 要 回 収 額 及 び 回 収 額 には 繰 上 返 還 額 を 含 まない 5.( ) 内 の 数 値 は 回 収 率 である (B) 当 年 度 回 収 額 回 収 率 99.0% 217 億 円 (57.7%) (C) 延 滞 翌 年 度 における における 延 滞 分 要 回 収 額 回 収 額 ( ( 1 + + 2 + + 3 ) ) 113 億 円 852 852 億 円 Japan student services organization (14.6%) 37

回 収 促 進 策 返 還 促 進 に 係 る 各 種 施 策 平 成 16 年 度 ~ 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 第 1 期 中 期 計 画 (H16 年 ~H20 年 ) 第 2 期 中 期 計 画 (H21 年 ~H25 年 ) 回 収 強 化 のための 対 策 延 滞 1~6 月 の 者 に 督 促 を 実 施 ( 一 部 民 間 委 託 ) 延 滞 1~3 月 の 者 に 督 促 を 実 施 ( 一 部 民 間 委 託 ) 督 促 の 強 化 早 期 における 督 促 の 集 中 的 実 施 債 権 回 収 業 者 (サービサー)に よる 回 収 の 促 進 法 的 措 置 の 強 化 住 所 不 明 者 に 対 する 調 査 の 徹 底 返 還 者 等 に 対 する 利 便 性 の 向 上 のためのシステムの 全 面 改 修 校 との 連 携 等 校 の 担 当 職 員 への 説 明 会 校 が 行 う 返 還 説 明 会 へ 機 構 職 員 を 派 遣 延 滞 債 権 増 加 抑 制 のための 対 策 コールセンターの 設 置 運 営 個 人 信 用 情 報 機 関 の 活 用 一 部 の 者 にH19まで 試 行 的 に 実 施 (H20:9,011 件 ) 毎 年 実 施 応 答 率 約 20% H20 年 11 月 : 加 盟 H20 年 12 月 : 校 宛 通 知 初 期 延 滞 者 ( 新 規 延 滞 4~8 月 )に 実 施 ( 平 成 22 年 2 月 以 降 ) (H21:56,844 件 ) 中 長 期 延 滞 者 ( 延 滞 8 年 未 満 等 )は 段 階 的 に 実 施 3,022 名 が 参 加 (H21) 282 校 延 べ318 名 派 遣 (H21) コールセンター 設 置 運 営 ( 民 間 委 託 ) ( 平 成 21 年 10 月 設 置 ) ( 専 門 的 問 合 せ( 二 次 受 け)は 機 構 で 対 応 ) 応 答 率 :63.4%(H21) 応 答 率 :84.8%(H22) 延 滞 状 況 毎 の 適 切 な 対 応 既 延 滞 者 は 計 画 的 に 実 施 原 則 延 滞 9 月 以 上 になった 者 に 実 施 強 制 執 行 まで 徹 底 した 法 的 措 置 を 実 施 支 払 督 促 申 立 予 告 (H21:28,175 件 ) (H22:5,827 件 ) 無 延 滞 者 も 含 めて 住 所 が 不 明 な 場 合 は 実 施 業 務 の 効 率 化 による 調 査 徹 底 電 話 番 号 調 査 を 利 用 して 住 所 調 査 に 活 用 [ 手 作 業 による 登 録 処 理 ] [ 機 械 化 による 迅 速 化 ][ 業 務 改 善 による 迅 速 化 ][ 校 との 連 帯 強 化 ] 返 還 者 等 に 対 する 利 便 性 の 向 上 モバイルサイトの 開 設 貸 与 総 額 や 返 還 時 の 月 々の 支 払 額 等 をHP 上 で 確 認 できるシステム ( 平 成 21 年 8 月 ) ( 奨 金 貸 与 返 還 シミュレーション)を 開 始 ( 平 成 22 年 1 月 運 用 開 始 ) 返 還 者 がHP 上 で 自 分 の 返 還 状 況 等 を 確 認 できるシステム (スカラネット パーソナル)の 開 始 ( 平 成 22 年 7 月 運 用 開 始 ) 毎 年 実 施 全 国 9 会 場 で 実 施 3,029 名 が 参 加 (H20) 281 校 延 べ300 名 派 遣 (H20) [ 返 還 相 談 センター 設 置 ] より 一 層 の 充 実 2,898 名 が 参 加 (H22) より 一 層 の 充 実 293 校 延 べ324 名 派 遣 (H22) ( 登 録 への 同 意 を 貸 与 の 条 件 とする) 担 当 職 員 の 適 切 な 対 応 生 の 返 還 意 識 の 啓 発 を 促 進 応 答 率 の 大 幅 な 改 善 住 所 追 跡 調 査 多 重 債 務 防 止 など 延 滞 3ヶ 月 以 上 の 者 の 個 人 情 報 登 録 を 開 始 ( 平 成 22 年 4 月 ) Japan student services organization 登 録 数 累 計 4,469 件 (H22) 38 延 滞 債 権 の 増 加 抑 制 と 回 収 の 抜 本 的 強 化

返 還 金 回 収 業 務 の 外 部 委 託 推 進 の 背 景 ( 単 位 : 千 人 ) 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 0 高 まる 奨 金 の 需 要 ( 要 返 還 者 総 貸 付 残 高 の 急 速 な 増 加 ) 503 100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 622 ( 単 位 : 億 円 ) 86 744 要 返 還 者 数 8 年 間 で 約 1.7 倍 に 増 加 ( 第 二 種 ( 有 利 子 )は 約 3.3 倍 に 増 加 ) 895 84 1,063 80 1,243 78 1,437 1,638 第 二 種 1,000 1,364 1,422 1,486 1,503 1,323 1,393 1,470 1,501 500 第 一 種 16 年 度 17 年 度 18 年 度 19 年 度 20 年 度 21 年 度 22 年 度 23 年 度 ( 単 位 : 兆 円 ) 8.0 運 営 費 交 付 金 予 算 の 削 減 7.0 6.0 5.0 4.0 3.0 2.0 1.0 0.0 1.7 2.1 運 営 費 交 付 金 ( 奨 事 業 分 ) 予 算 額 76 75 2.5 2.9 3.4 3.9 4.3 4.8 2.1 2.2 2.3 2.3 2.3 2.4 2.4 2.4 16 年 度 17 年 度 18 年 度 19 年 度 20 年 度 21 年 度 22 年 度 23 年 度 9 年 間 で 33.4% 削 減 16 年 度 17 年 度 18 年 度 19 年 度 20 年 度 21 年 度 22 年 度 23 年 度 24 年 度 72 63 総 貸 付 残 高 ( 年 度 末 ) 8 年 間 で 約 1.9 倍 に 増 加 ( 第 二 種 ( 有 利 子 )は 約 2.8 倍 に 増 加 ) 57 第 二 種 第 一 種 返 還 金 回 収 業 務 の 量 的 質 的 拡 充 ( 単 位 : 人 ) 560 550 540 530 520 510 500 490 480 470 460 549 546 返 還 金 回 収 業 務 の 効 率 化 合 理 化 を 推 進 国 民 のニーズの 多 様 化 等 への 対 応 ( 制 度 の 複 雑 化 ) 11 年 度 第 二 種 奨 金 の 貸 与 規 模 の 拡 大 と 貸 与 月 額 選 択 制 の 導 入 緊 急 応 急 採 用 奨 金 制 度 創 設 13 年 度 第 二 種 奨 金 の 貸 与 種 拡 大 ( 博 士 課 程 高 専 4.5 年 ) 15 年 度 入 時 特 別 増 額 貸 与 奨 金 制 度 創 設 16 年 度 入 時 特 別 増 額 貸 与 奨 金 制 度 拡 大 ( 第 一 種 に 拡 大 ) 第 二 種 奨 金 ( 海 外 進 ) 制 度 創 設 法 科 大 院 の 創 設 に 対 応 した 奨 金 の 拡 充 機 関 保 証 制 度 創 設 特 に 優 れた 業 績 による 返 還 免 除 制 度 創 設 18 年 度 第 二 種 奨 金 ( 短 期 留 ) 制 度 創 設 19 年 度 第 二 種 奨 金 利 率 選 択 制 の 導 入 20 年 度 第 二 種 奨 金 新 月 額 の 導 入 ( 大 等 12 万 円, 大 院 15 万 円 ) 全 国 銀 行 個 人 信 用 情 報 センターに 加 入 21 年 度 第 一 種 奨 金 月 額 選 択 制 の 導 入 入 時 特 別 増 額 貸 与 奨 金 貸 与 額 選 択 制 度 の 導 入 22 年 度 減 額 返 還 制 度 の 導 入 第 一 種 奨 金 支 給 開 始 時 期 の 早 期 化 (7 月 4 月 ) 24 年 度 所 得 連 動 返 還 型 無 利 子 奨 金 の 創 設 職 員 定 員 数 の 削 減 独 立 行 政 法 人 日 本 生 支 援 機 構 の 主 要 な 事 務 及 び 事 業 の 改 廃 に 関 する 勧 告 の 方 向 性 に ついて における 指 摘 事 項 を 踏 まえた 見 直 し 案 ( 平 成 18 年 12 月 15 日 ) 行 政 刷 新 会 議 ワーキンググループ 事 業 仕 分 けの 評 価 結 果 ( 平 成 21 年 11 月 30 日 ) 77.9 % 78.2 % 78.5 % Japan student services organization 39 533 職 員 定 員 ( 全 体 ) 数 520 9 年 間 で 9.7% 削 減 507 504 501 498 496 16 年 度 17 年 度 18 年 度 19 年 度 20 年 度 21 年 度 22 年 度 23 年 度 24 年 度 100.0 % 95.0 % 90.0 % 85.0 % 80.0 % 75.0 % 92.4 % 求 められる 返 還 金 回 収 強 化 独 立 行 政 法 人 日 本 生 支 援 機 構 の 奨 金 事 業 運 営 の 在 り 方 に 関 する 有 識 者 による 検 証 意 見 ま とめ ( 平 成 22 年 9 月 2 日 ) 等 指 摘 等 を 踏 まえ 債 権 の 状 況 や 予 算 の 措 置 状 況 を 勘 案 しながら 毎 年 度 返 還 金 回 収 促 進 策 を 策 定 し これを 実 施 当 年 度 分 回 収 率 93.0 % 93.3 % 総 回 収 率 93.7 % 94.0 % 94.1 % 79.2 % 79.7 % 80.0 % 94.7 % 80.6 % 95.2 % 8 年 間 で 2.8ホ イント 改 善 81.5 % 8 年 間 で 3.6ホ イント 改 善 16 年 度 17 年 度 18 年 度 19 年 度 20 年 度 21 年 度 22 年 度 23 年 度 回 収 率 を 確 実 に 改 善 当 年 度 分 回 収 率 当 該 年 度 に 返 還 期 日 が 到 来 した 割 賦 金 の 要 回 収 額 に 対 する 回 収 額 の 割 合 総 回 収 率 当 該 年 度 に 返 還 されるべき 要 回 収 額 ( 過 年 度 に 期 日 が 到 来 した 割 賦 金 を 含 む)に 対 する 回 収 額 の 割 合 奨 金 事 業 が 量 的 質 的 に 拡 充 される 中 業 務 の 効 率 化 合 理 化 と 両 立 しながら 回 収 状 況 を 確 実 に 改 善

外 部 委 託 の 推 進 状 況 外 部 委 託 化 している 業 務 の 類 型 大 量 定 型 処 理 大 量 処 理 を 要 する 定 型 業 務 であって 外 部 業 者 ( 専 用 の 機 器 安 価 な 人 件 費 等 )を 活 用 することで 規 模 の 利 益 が 働 く こと 等 により 業 務 の 効 率 化 を 図 ることができるもの 返 還 金 回 収 業 務 の 流 れと 外 部 委 託 の 範 囲 ( 主 なもの) ( 無 延 滞 の 債 権 ) 貸 与 終 了 後 ( 貸 与 総 額 に 応 じて 最 長 20 年 間 で 返 還 ) 口 座 引 落 毎 月 27 日 に 返 還 者 引 落 処 理 各 種 通 知 文 ( 振 替 案 内 等 )の 送 付 文 書 の 内 容 に 応 じて 定 期 的 又 は 随 時 発 送 各 種 問 合 せへの 対 応 業 務 (コールセンター 等 ) 奨 金 返 還 について 問 合 せや 相 談 ( 延 滞 者 からのものを 含 む)の 都 度 随 時 対 応 専 門 性 の 活 用 専 門 性 を 持 つ 外 部 業 者 のノウハウ 等 を 活 用 することに よって より 高 い 効 果 と 効 率 性 を 達 成 することが 期 待 でき るもの 延 滞 し た 場 合 回 収 強 化 従 来 機 構 が 実 施 できていなかった 業 務 であって 外 部 委 託 を 活 用 して 新 たに 実 施 することにより 更 なる 回 収 促 進 が 期 待 できるもの ~ 延 滞 3 月 延 滞 4 月 ~9 月 延 滞 10 月 ~ 振 替 不 能 通 知 等 の 送 付 ( 毎 月 実 施 ) 回 収 委 託 (サービサーを 活 用 した 債 権 回 収 委 託 ) ( 延 滞 債 権 ) 督 促 架 電 ( 毎 月 実 施 ) 個 人 信 用 情 報 機 関 への 登 録 処 理 ( 延 滞 4 月 目 ) 人 的 保 証 ( 法 的 処 理 ) 支 払 督 促 申 立 予 告 機 関 保 証 ( 代 位 弁 済 請 求 処 理 ) 催 告 書 支 払 督 促 申 立 仮 宣 申 立 口 頭 弁 論 出 廷 和 解 等 訪 問 調 査 居 住 確 認 期 限 の 利 益 剥 奪 通 知 強 制 執 行 代 位 弁 済 請 求 住 所 調 査 文 書 が 返 戻 になる 都 度 随 時 返 還 猶 予 処 理 申 請 の 都 度 随 時 免 除 職 就 職 者 特 別 免 除 処 理 (4 月 ~) 住 所 調 査 文 書 が 返 戻 になる 都 度 随 時 返 還 猶 予 処 理 申 請 の 都 度 随 時 事 由 が 発 生 する 都 度 償 却 処 理 ( 債 務 整 理 ) 一 般 免 除 ( 死 亡 心 身 障 害 ) 処 理 内 は 外 部 委 託 を 導 入 することにより 実 施 している 業 務 回 収 委 託 債 権 回 収 会 社 (サービサー)を 活 用 して 受 託 業 者 の 名 をもって 請 求 書 の 送 付 督 促 架 電 訪 問 督 促 住 所 調 査 入 金 管 理 収 納 処 理 猶 予 指 導 などの 一 連 の 督 促 行 為 を 一 定 期 間 実 施 する 中 期 計 画 や 事 業 仕 分 け 有 識 者 による 検 証 意 見 まとめ を 踏 まえ 効 率 化 合 理 化 の 一 環 として 1 大 量 定 型 処 理 2 専 門 性 の 活 用 3 回 収 強 化 の 観 点 から 積 極 的 に 外 部 委 託 を 推 進 外 部 委 託 を 推 進 しつつも 企 画 立 案 責 任 と 判 断 を 要 する 折 衝 機 構 としての 意 思 決 定 が 伴 う 業 務 など 機 構 職 員 が 直 接 行 うべき 業 務 については 機 構 職 員 が 確 実 にこれを 実 施 Japan student services organization 40