目 次 ページ テーマ1 所 得 税 の 概 要 と 試 験 傾 向 2~3 テーマ2 所 得 税 の 計 算 の 仕 組 み 4 テーマ3 10 種 類 の 各 種 所 得 の 内 容 5 テーマ4 課 税 標 準 の 計 算 6 テーマ5 税 額 計 算 7~8 テーマ6 税 額 控 除 9 テ



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賦課の根拠となった法律及び条例(その2)

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不 動 産 所 得 の 赤 字 < 土 地 等 の 取 得 の 負 債 利 子 なら 300 万 500 万 不 動 産 所 得 の 赤 字 300 万 のうち 利 子 分 の500 万 は 通 算 できない = 赤 字 分 の300 万 は 全 額 通 算 できないことになる = 損 益 通 算

種 類 控 除 額 小 規 模 企 業 共 済 等 掛 金 控 除 生 命 保 険 料 控 除 地 震 保 険 料 控 除 支 払 った 小 規 模 共 済 心 身 障 害 者 扶 養 共 済 の 掛 金 の 金 額 生 命 保 険 料 控 除 額 = 一 般 生 命 保 険 料 控 除 額 + 個

ただし 区 分 は 同 一 の 譲 渡 所 得 であっても 不 動 産 の 譲 渡 損 益 は 不 動 産 の 譲 渡 損 益 どうしで また 株 式 等 の 譲 渡 損 益 は 株 式 等 の 譲 渡 損 益 どうしで それぞれ 通 算 を 行 うことになっています( 次 項 の 損 益 通 算

内 において 管 理 されている 上 場 株 式 等 のうち 非 課 税 管 理 勘 定 に 係 るもの( 新 規 投 資 額 で 毎 年 80 万 円 を 上 限 とします )に 係 る 配 当 等 で 未 成 年 者 口 座 に 非 課 税 管 理 勘 定 を 設 けた 日 から 同 日 の 属

第 2 問 問 4 問 5 1ロ 2チ 3ヲ 4ホ ⅰ)Aさんは 今 年 の 誕 生 日 で 40 歳 となるので 公 的 介 護 保 険 の(1 第 2 号 ) 被 保 険 者 資 格 を 取 得 し 介 護 保 険 料 を 負 担 することになる 40 歳 以 上 65 歳 未 満 の 医 療

(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

所令要綱

[Q1] 復 興 特 別 所 得 税 の 源 泉 徴 収 はいつから 行 う 必 要 があるのですか 平 成 25 年 1 月 1 日 から 平 成 49 年 12 月 31 日 までの 間 に 生 ずる 所 得 について 源 泉 所 得 税 を 徴 収 する 際 復 興 特 別 所 得 税 を 併

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確 定 申 告 書 を 提 出 することができるが 居 住 者 が 年 の 中 途 で 出 国 する 場 合 において その 年 分 の 所 得 税 につ いてその 申 告 書 を 提 出 することができる 場 合 に 該 当 するときは 税 務 署 長 に 対 し 確 定 申 告 書 を 提 出

(ⅴ) 平 成 28 年 4 月 1 日 から 平 成 35 年 12 月 31 日 までの 期 間 未 成 年 者 に 係 る 少 額 上 場 株 式 等 の 非 課 税 口 座 制 度 に 基 づき 証 券 会 社 等 の 金 融 商 品 取 引 業 者 等 に 開 設 した 未 成 年 者 口

 

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年末調整

配 当 所 得 は 他 の 所 得 と 総 合 し 累 進 税 率 を 適 用 して 税 額 を 計 算 し ますが 一 定 の 上 場 株 式 等 の 配 当 等 については 他 の 所 得 と 分 離 して 税 額 を 計 算 する 申 告 分 離 課 税 を 選 択 することができます ただし

目 次 第 1 部 個 人 所 得 税 の 概 要 居 住 者 非 居 住 者 の 定 義 4 個 人 所 得 税 の 納 付 のしかた( 給 不 所 得 者 ) 5 居 住 者 の 個 人 所 得 税 額 の 計 算 のしくみ( 給 不 所 得 者 ) 6 非 居 住 者 の 個 人 所 得 税

(Microsoft Word - \220\305\220\247\211\374\220\263.doc)

住民税

賃 金 報 酬 給 与 とは ( 労 働 基 準 法 の 賃 金 ) ( 労 働 基 準 法 この 法 律 ) で 賃 金 とは 賃 金 給 料 手 当 賞 与 その 他 名 称 の 如 何 を 問 わず 労 働 の 対 償 として 使 用 者 が 労 働 者 に 支 払 うすべてのものをいう (

給 与 所 得 控 除 控 除 額 の 計 算 については 次 のとおりです 給 与 等 の 収 入 金 額 給 与 所 得 控 除 額 180 万 円 以 下 の 場 合 180 万 円 を 超 え 360 万 円 以 下 の 場 合 360 万 円 を 超 え 660 万 円 以 下 の 場 合

国税連携ファイル記録項目一覧

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c. 投 資 口 の 譲 渡 に 係 る 税 務 個 人 投 資 主 が 投 資 口 を 譲 渡 した 際 の 譲 渡 益 は 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 として 原 則 20%( 所 得 税 15% 住 民 税 5%)の 税 率 による 申 告 分 離 課 税 の 対 象 となりま

平成28年度 特別区民税・都民税(住民税)の算出方法

所 得 の 種 類 と 所 得 金 額 の 計 算 方 法 所 得 の 種 類 要 件 計 算 方 法 事 業 雑 営 業 等 農 業 小 売 業 製 造 業 飲 食 業 理 容 業 保 険 外 交 員 大 工 集 金 人 ピアノ 講 師 など 農 産 物 の 生 産 果 樹 の 栽 培 家 畜 の

第5回法人課税ディスカッショングループ 法D5-4

第一部【証券情報】

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給 与 所 得 控 除 所 得 税 の 簡 易 給 与 所 得 表 により 給 与 所 得 の 金 額 を 求 めますが 控 除 額 の 計 算 については 次 のとおりです 給 与 等 の 収 入 金 額 給 与 所 得 控 除 額 180 万 円 以 下 の 場 合 180 万 円 を 超 え

情 報 通 信 機 器 等 に 係 る 繰 越 税 額 控 除 限 度 超 過 額 の 計 算 上 控 除 される 金 額 に 関 する 明 細 書 ( 付 表 ) 政 党 等 寄 附 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 国 庫 補 助 金 等 の 総 収 入 金 額 不 算 入 に 関

も く じ 1 税 源 移 譲 1 2 何 が 変 わったのか 改 正 の 3 つ の ポイント ポイント1 国 から 地 方 へ 3 兆 円 規 模 の 税 源 が 移 譲 される 2 ポイント2 個 人 住 民 税 の 税 率 構 造 が 一 律 10%に 変 わる 3 ポイント3 個 々の 納

3. 選 任 固 定 資 産 評 価 員 は 固 定 資 産 の 評 価 に 関 する 知 識 及 び 経 験 を 有 する 者 のうちから 市 町 村 長 が 当 該 市 町 村 の 議 会 の 同 意 を 得 て 選 任 する 二 以 上 の 市 町 村 の 長 は 当 該 市 町 村 の 議

個 人 所 得 課 税 ~ 住 宅 ローン 控 除 等 の 適 用 期 限 の 延 長 2 4. 既 存 住 宅 に 係 る 特 定 の 改 修 工 事 をした 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 居 住 年 省 エネ 改 修 工 事 控 除 限 度 額 バリアフリー 改 修 工 事 平

 

40 総 論 41 法 人 課 税 01 租 税 法 概 論 ( 4001 ) 02 税 制 の 動 向 ( 4002 ) 91 事 例 研 究 ( 4091 ) 99 その 他 ( 4099 ) 01 法 人 税 ( 4101 ) 3. 税 務 官 庁 の 組 織 4. 不 服 申 立 て 税 務

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弁護士報酬規定(抜粋)

雑 所 得 ( 公 的 年 金 収 入 )がある 方 源 泉 徴 収 票 の 写 しを 添 付 してください () 収 入 金 額 等 の 公 的 年 金 等 キ の 欄 に 受 け 取 った( 税 等 天 引 き 前 の) 年 金 額 を 記 入 します () 所 得 金 額 の 雑 7 の 欄

税金読本(8-5)特定口座と確定申告

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N 一 般 の 住 宅 について 控 除 の 対 象 となる 借 入 金 は 平 成 26 年 4 月 平 成 31 年 6 月 30 日 までの 入 居 の 場 合 は4,000 万 円 ( 平 成 26 年 3 月 までの 入 居 の 場 合 は2,000 万 円 )までとなります 建 物 や

豆 知 識 2 やまがた 緑 環 境 税 について ~やまがた 緑 環 境 税 とは?~ やまがた 緑 環 境 税 は 荒 廃 が 進 む 森 林 の 整 備 や 県 民 参 加 による 森 づくり 活 動 に 取 り 組 むことなどを 目 的 として 県 民 の 皆 様 から 広 く ご 負 担

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[2] 控 除 限 度 額 繰 越 欠 損 金 を 有 する 法 人 において 欠 損 金 発 生 事 業 年 度 の 翌 事 業 年 度 以 後 の 欠 損 金 の 繰 越 控 除 にあ たっては 平 成 27 年 度 税 制 改 正 により 次 ページ 以 降 で 解 説 する の 特 例 (

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平 成 24 年 分 年 末 調 整 作 業 手 順 1. 書 類 の 確 認 年 末 調 整 を 行 なうにあたって 以 下 の 書 類 を 受 理 及 び 確 認 を 行 います 平 成 24 年 分 給 与 所 得 者 の 扶 養 控 除 等 ( 異 動 ) 申 告 書 平 成 24 年 分

Ⅴ 個 別 評 価 貸 倒 引 当 金 ( 法 51)3 不 動 産 所 得 を 生 ずべき 業 務 を 事 業 と 称 するに 至 らない 業 務 として 行 う 者 は その 業 務 の 遂 行 上 生 じた 未 収 家 賃 等 の 貸 倒 による 損 失 の 見 込 額 について 貸 倒 引

目 次 1 個 人 基 本 情 報 個 人 基 本 情 報 入 力 画 面 の 分 散 4 申 告 区 分 および 申 告 種 類 の 選 択 方 法 5 繰 越 損 失 入 力 年 別 の 繰 越 損 失 額 入 力 に 対 応 6 作 成 手 順 作 成 手 順 の 流 れを 提 供 7 所 得


2. 居 住 用 財 産 を 売 却 し た 場 合 の 特 例 譲 渡 資 産 は 居 住 用 財 産 で す か? 住 宅 取 得 特 別 控 除 の 適 用 を 受 け て い ま せ ん か? 所 有 期 間 が 1 0 年 を 超 え て い ま す か? 居 住 期 間 は 3 0 年

この 解 答 速 報 の 著 作 権 はTAC のものであり, 無 断 転 載 転 用 を 禁 じます. 以 上 の 納 税 義 務 者 がある 場 合 の 扶 養 親 族 の 帰 属 -3 点 - 以 上 の 住 民 税 の 納 税 義 務 者 の 扶 養 親 族 に 該 当 する 者 がある 場

平成21年10月30日

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2 居 住 者 乙 の 取 扱 い ⑴ 住 宅 について 受 けた 損 害 の 取 扱 い 1 雑 損 控 除 居 住 者 又 はその 者 と 生 計 を 一 にする 配 偶 者 その 他 の 親 族 でその 年 分 の 課 税 標 準 の 合 計 額 が 基 礎 控 除 の 額 に 相 当 する

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積 み 立 てた 剰 余 金 の 配 当 に 係 る 利 益 準 備 金 の 額 は 利 益 準 備 金 1 の 増 3 に 記 載 します ⑸ 平 成 22 年 10 月 1 日 以 後 に 適 格 合 併 に 該 当 しない 合 併 により 完 全 支 配 関 係 がある 被 合 併 法 人 か

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( 復 興 特 別 法 人 制 具 体 的 内 容 ) 復 興 特 別 法 人 制 具 体 的 な 内 容 は 次 とおりです 1 納 義 務 者 法 人 は 基 準 法 人 額 につき 復 興 特 別 法 人 を 納 める 義 務 があります( 復 興 財 源 確 保 法 42) なお 人 格 な

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退職手当とは

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若 しくは 利 益 の 配 当 又 はいわゆる 中 間 配 当 ( 資 本 剰 余 金 の 額 の 減 少 に 伴 うものを 除 きます 以 下 同 じです )を した 場 合 には その 積 立 金 の 取 崩 額 を 減 2 に 記 載 す るとともに 繰 越 損 益 金 26 の 増 3 の

公 共 債 の 税 金 について Q 公 共 債 の 利 子 に 対 する 税 金 はどのようになっていますか? 平 成 28 年 1 月 1 日 以 後 に 個 人 のお 客 様 が 支 払 いを 受 ける 国 債 や 地 方 債 などの 特 定 公 社 債 ( 注 1) の 利 子 については

科 目 予 算 額 決 算 額 差 異 Ⅱ 投 資 活 動 収 支 の 部 1. 投 資 活 動 収 入 特 定 資 産 取 崩 収 入 13,811,848 62,532,864 48,721,016 退 職 給 付 引 当 資 産 取 崩 収 入 2,811,848 54,237,864 51,

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平成22年分 給与所得の源泉徴収票等の法定調書の作成と提出の手引

平 成 24 年 4 月 1 日 から 平 成 25 年 3 月 31 日 まで 公 益 目 的 事 業 科 目 公 1 公 2 公 3 公 4 法 人 会 計 合 計 共 通 小 計 苦 情 相 談 解 決 研 修 情 報 提 供 保 証 宅 建 取 引 健 全 育 成 Ⅰ. 一 般 正 味 財

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

給 与 所 得 金 額 の 速 算 表 B=A 4( 千 未 満 の 端 数 切 捨 て) 給 与 等 の 収 入 金 額 A 給 与 所 得 の 金 額 給 与 等 の 収 入 金 額 A 給 与 所 得 の 金 額 ~650,999 0,628,000 ~,799,999 B ,00


制 度 の 概 要 H 以 前 H 以 降 H 以 降 H 以 降 に よる 課 9.6% 7.2% 0.48% 0.2% % 0.48% 0.2% 4.3% 0.48% 0.2% 基 準 : 外 形 基 準

税 制 概 要 の 中 でのFX 取 引 所 得 は 区 分 されている サラリーマンは 給 与 所 得 不 動 産 オーナーは 不 動 産 所 得 などなど 10 種 類 FX 取 引 による 所 得 は 雑 所 得 ( 為 替 差 益 スワップポイントとも) 相 対 取 引 ( 店 頭 取 引

固 定 資 産 税 について( 市 税 ) 1 固 定 資 産 税 の 概 要 固 定 資 産 税 とは その 年 の1 月 1 日 (これを 賦 課 期 日 といいます ) 現 在 で 土 地 家 屋 及 び 償 却 資 産 (これらを 固 定 資 産 といいます )を 所 有 している 人 が

所 得 税 及 び 復 興 特 別 所 得 税 の 予 定 納 税 額 の 減 額 申 請 ( 平 成 19 年 以 降 用 ) ( 平 成 24 年 以 降 用 ) 平 成 年 分 公 的 年 金 等 の 源 泉 徴 収 票 ( 平 成 25 年 以 降 用 ) 平 成 年 分 公 的 年 金 等

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目 次 1 報 酬 給 与 額 事 例 1 報 酬 給 与 額 に 含 める 賞 与 の 金 額 が 誤 っていた 事 例 1 事 例 2 役 員 退 職 金 ( 役 員 退 職 慰 労 金 )を 報 酬 給 与 額 として 申 告 して いなかった 事 例 1 事 例 3 持 株 奨 励 金 を

Ⅲ 相 続 財 産 の 分 割 に 関 する 確 認 事 項 1 遺 言 がありますか? 有 遺 言 公 正 証 書 又 は 家 公 証 人 役 場 等 要 月 日 無 庭 裁 判 所 の 検 認 を 受 否 ( 通 ) けた 遺 言 書 2 死 因 贈 与 があります 有 贈 与 契 約 書 要

損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

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国税

65 発 送 管 理 2 賦 課 期 日 情 報 66 発 送 管 理 3 賦 課 期 日 情 報 67 発 送 管 理 4 賦 課 期 日 情 報 68 発 送 管 理 5 賦 課 期 日 情 報 69 発 送 管 理 6 賦 課 期 日 情 報 70 発 送 管 理 7 賦 課 期 日 情 報


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空 き 家 を 売 却 した 場 合 の,000 万 円 控 除 特 例 の 創 設 被 相 続 人 が 住 んでいた 家 屋 及 びその 敷 地 を 相 続 があった 日 から 年 を 経 過 する 年 の 月 日 までに 耐 震 工 事 をしてから あるいは 家 を 除 却 し てから 売 却

(2) 懲 戒 については 戒 告 は 3 ヵ 月 減 給 は 6 ヵ 月 停 職 は 9 ヵ 月 4 病 気 休 暇 休 職 欠 勤 により 勤 務 しなかった 職 員 が 再 び 勤 務 するに 至 った 場 合 において 他 の 職 員 との 均 衡 上 必 要 があると 認 められるときは

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. 負 担 調 整 措 置 8 (1) 宅 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 宅 地 に 係 る 固 定 資 産 税 額 は 当 該 年 度 分 の 固 定 資 産 税 額 が 前 年 度 課 税 標 準 額 又 は 比 準 課 税 標 準 額 に 当 該 年 度 分 の 価 格 ( 住 宅

m07 北見工業大学 様式①

損 益 計 算 書 ( 自 平 成 25 年 4 月 1 日 至 平 成 26 年 3 月 31 日 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 75,917 取 引 参 加 料 金 39,032 上 場 関 係 収 入 11,772 情 報 関 係 収 入 13,352 そ

不 動 産 所 得 収 入 金 ウ 欄 所 得 金 3 欄 土 地 や 建 物 など 不 動 産 の 貸 し 付 けから 生 ずる 所 得 をいい ます 収 入 金 から 必 要 経 費 を 差 し 引 いた 金 が 所 得 金 とな ります( 申 告 書 裏 面 の 7 事 業 不 動 産 所 得

後期高齢者医療制度

Transcription:

036-0979-1012-15 <TAC> 無 断 複 写 複 製 を 禁 じます 2016 夏 税 理 士 オープンフェス 税 法 科 目 攻 略 セミナー - 所 得 税 法 - 知 って 得 する 所 得 税 各 コース 初 回 講 義 を 無 料 で 体 験 受 講 できます 開 講 日 に 各 校 受 付 へ 直 接 お 越 しください( 予 約 不 要 ) コースの 開 講 日 につきましては 税 理 士 パンフレット をご 覧 ください TAC 税 理 士 講 座

目 次 ページ テーマ1 所 得 税 の 概 要 と 試 験 傾 向 2~3 テーマ2 所 得 税 の 計 算 の 仕 組 み 4 テーマ3 10 種 類 の 各 種 所 得 の 内 容 5 テーマ4 課 税 標 準 の 計 算 6 テーマ5 税 額 計 算 7~8 テーマ6 税 額 控 除 9 テーマ7 復 興 特 別 所 得 税 9 テーマ8 源 泉 徴 収 税 額 ( 前 払 税 金 )の 精 算 及 び 納 付 税 額 の 算 定 9 テーマ9 レギュラーコースと 年 内 完 結 コースの 違 い 12~13 テーマ10 科 目 選 択 にあたって 14-1 -

テーマ 1 所 得 税 の 概 要 と 試 験 傾 向 1 科 目 の 概 要 所 得 税 は 所 得 に 対 して 課 される 国 税 で 我 が 国 の 税 収 入 の 大 部 分 を 占 めています ここでいう 所 得 というのは 一 般 的 には 利 益 とか 儲 け と 言 われるものに なりますので 個 人 に 関 していえば 会 社 から 支 給 を 受 ける 給 与 とか 年 金 預 貯 金 の 利 子 株 式 の 譲 渡 益 や 配 当 金 の 他 懸 賞 の 賞 金 品 などが 該 当 し 法 人 に 関 していえば 事 業 活 動 から 生 ずる 利 益 がこれにあたります なお 所 得 に 対 して 課 税 することを 目 的 とする 国 税 は 主 に 所 得 税 法 と 法 人 税 法 に 規 定 されており 両 者 を 比 較 しますと 次 のようになります 所 得 税 法 法 人 税 法 課 税 個 人 の 所 得 法 人 の 所 得 対 象 法 人 として 登 記 されていないもの 法 人 として 登 記 されているもの 税 目 所 得 税 法 人 税 課 税 一 暦 年 間 期 間 (1 月 1 日 ~12 月 31 日 までの 期 間 ) 申 告 その 年 の 翌 年 2 月 16 日 から3 月 15 日 ま 納 付 での 期 間 期 限 一 事 業 年 度 ( 各 法 人 が 定 款 に 定 める 事 業 年 度 ) 事 業 年 度 終 了 の 日 の 翌 日 から2 月 以 内 個 人 については 上 記 の 他 財 産 を 無 償 で 取 得 することに 対 する 国 税 として 相 続 税 や 贈 与 税 ( 相 続 税 法 に 規 定 されています )がありますが 法 人 が 財 産 を 無 償 で 取 得 するこ とに 対 しては 法 人 税 が 課 税 されます 2 合 格 率 の 推 移 平 成 23 年 平 成 24 年 平 成 25 年 平 成 26 年 平 成 27 年 受 験 者 数 2,501 人 2,492 人 2,374 人 2,123 人 2,005 人 合 格 者 数 336 人 307 人 351 人 280 人 265 人 合 格 率 13.4% 12.3% 14.8% 13.2% 13.2% - 2 -

3 出 題 傾 向 本 試 験 は 理 論 50 点 と 計 算 50 点 で 出 題 されます 1. 理 論 2 題 形 式 での 出 題 です 平 成 19 年 以 降 各 問 の 配 点 は 公 表 されていません 近 年 の 試 験 では 具 体 的 な 事 例 に 対 してその 取 扱 いを 述 べさせる 問 題 がよく 出 題 さ れています したがって 規 定 の 内 容 の 正 しい 理 解 と 暗 記 が 必 要 になります 2. 計 算 近 年 は 小 規 模 な 総 合 問 題 が3 題 程 度 又 は 中 規 模 の 総 合 問 題 と 個 別 問 題 の 組 み 合 わせでの 出 題 が 多 いです 合 格 のポイントは 基 本 的 事 項 を 取 りこぼしなく 上 手 に 拾 えるか どうかです! 4 実 務 との 関 連 所 得 税 の 実 務 といいますと 年 に1 度 の 確 定 申 告 と 思 われがちですが 実 際 には 次 のような 日 常 業 務 ( 太 字 の 部 分 )についても 所 得 税 法 に 基 づいて 行 われています 税 理 士 の1 年 間 の 主 な 業 務 1 月 法 定 調 書 の 提 出 固 定 資 産 税 ( 償 却 資 産 )の 申 告 書 の 提 出 源 泉 所 得 税 の 納 期 の 特 例 を 受 けている 場 合 の 源 泉 所 得 税 の 納 期 限 2 2 月 3 月 所 得 税 消 費 税 ( 個 人 ) 贈 与 税 の 申 告 書 の 提 出 4 月 5 月 3 月 決 算 の 会 社 の 法 人 税 消 費 税 事 業 税 住 民 税 の 申 告 書 の 提 出 1 6 月 7 月 源 泉 所 得 税 の 納 期 の 特 例 を 受 けている 場 合 の 源 泉 所 得 税 の 納 期 限 2 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 年 末 調 整 1 会 社 によって 決 算 期 が 異 なるため 5 月 以 外 の 月 でも 申 告 書 を 作 成 します 2 納 期 の 特 例 を 受 けていない 場 合 には その 月 に 徴 収 した 源 泉 所 得 税 を 翌 月 10 日 までに 納 付 します - 3 -

テーマ 2 所 得 税 の 計 算 の 仕 組 み 個 人 が 所 得 を 稼 得 した 場 合 に 所 得 税 が 課 税 されるわけですが 実 際 には 課 税 する ことが 適 当 でないものや 政 策 的 に 課 税 することになじまないものもあるため 非 課 税 規 定 を 設 けて 非 課 税 となるもの 以 外 について 所 得 税 を 課 税 することとされています なお 所 得 税 の 額 は 次 の5つの 段 階 を 経 て 計 算 することとなります 所 得 ( 個 人 に 帰 属 するすべての 経 済 的 利 益 ) 課 税 対 象 所 得 非 課 税 所 得 ( 例 ) 宝 くじの 当 選 金 生 活 用 動 産 ( 家 財 など)の 譲 渡 サラリーマンの 通 勤 手 当 離 婚 によって 受 ける 慰 謝 料 など Ⅰ 各 種 所 得 の 金 額 の 計 算 所 得 を10 種 類 に 区 分 して 所 得 計 算 をする Ⅱ 課 税 標 準 の 計 算 一 定 の 所 得 以 外 を 合 算 する Ⅲ 所 得 控 除 額 の 計 算 個 人 的 事 情 を 考 慮 する Ⅳ 課 税 所 得 の 金 額 の 計 算 Ⅱ-Ⅲ Ⅴ 納 付 税 額 の 計 算 課 税 所 得 金 額 に 税 率 を 乗 じて 税 額 を 計 算 する - 4 -

テーマ 3 10 種 類 の 各 種 所 得 の 内 容 所 得 の 金 額 というのは 基 本 的 には 収 入 から 経 費 を 控 除 して 計 算 されますが 一 口 に 所 得 といっても 色 々なものがあり それら 全 部 について 同 様 の 計 算 方 法 とするのは 課 税 上 問 題 がありますので 所 得 税 では 課 税 される 所 得 をその 性 格 に 応 じて10 種 類 に 区 分 して 計 算 することになっています 10 種 類 の 各 種 所 得 の 内 容 は 次 のとおりです 1 利 子 所 得 預 貯 金 の 利 子 公 社 債 の 利 子 など 2 配 当 所 得 株 式 の 配 当 金 証 券 投 資 信 託 の 収 益 の 分 配 など 3 不 動 産 所 得 アパートやマンションなどの 不 動 産 の 貸 付 けによる 所 得 4 事 業 所 得 農 業 製 造 業 物 品 販 売 業 サービス 業 などの 事 業 による 所 得 5 給 与 所 得 給 料 賃 金 賞 与 などの 所 得 6 退 職 所 得 退 職 金 に 係 る 所 得 7 山 林 所 得 保 有 期 間 が5 年 を 超 える 山 林 の 譲 渡 による 所 得 8 譲 渡 所 得 資 産 ( 棚 卸 資 産 山 林 を 除 く)の 譲 渡 による 所 得 9 一 時 所 得 懸 賞 の 賞 金 品 競 馬 の 払 戻 金 生 命 保 険 金 など 一 時 的 な 所 得 10 雑 所 得 上 記 1~9 以 外 の 所 得 ( 作 家 以 外 の 原 稿 料 収 入 や 年 金 など)に 係 る 所 得 ちなみに 上 記 の 所 得 は 次 のように 区 分 することができます 経 常 所 得 利 子 所 得 配 当 所 得 不 動 産 所 得 事 業 所 得 給 与 所 得 雑 所 得 非 経 常 所 得 退 職 所 得 山 林 所 得 譲 渡 所 得 一 時 所 得 経 常 所 得 は 毎 年 経 常 的 に 発 生 する 所 得 であり 合 算 して 超 過 累 進 税 率 によって 課 税 されますが 非 経 常 所 得 については その 年 にたまたま 入 ってくるようなものが 前 提 と なっているため 税 負 担 の 緩 和 措 置 が 講 じられています - 5 -

テーマ 4 課 税 標 準 の 計 算 テーマ3で10 種 類 に 区 分 して 計 算 した 所 得 は 課 税 標 準 の 計 算 において 合 算 されます 但 し 山 林 所 得 と 退 職 所 得 については 非 経 常 的 な 所 得 であることから 合 算 しないで 単 独 で 税 額 計 算 することになっています また 譲 渡 所 得 と 一 時 所 得 については 他 の 所 得 と 合 算 することになりますが 長 期 間 持 っていた 資 産 の 譲 渡 所 得 や 一 時 所 得 については 非 経 常 所 得 であることから2 分 の 1 相 当 額 だけしか 課 税 しないことになっています 山 林 所 得 と 退 職 所 得 以 外 の 所 得 については 総 所 得 金 額 という 課 税 標 準 となります これより 先 は 総 所 得 金 額 についての 税 額 計 算 の 流 れを 紹 介 します - 6 -

テーマ 5 税 額 計 算 テーマ4で 計 算 した 課 税 標 準 から 所 得 控 除 額 を 控 除 して 課 税 所 得 金 額 を 算 定 し これ に 税 率 を 適 用 して 所 得 税 額 を 算 定 します なお 所 得 控 除 は その 納 税 義 務 者 の 個 人 的 な 事 情 を 考 慮 するための 控 除 で 具 体 的 には 多 額 の 医 療 費 を 支 払 った 場 合 の 医 療 費 控 除 や 扶 養 している 家 族 がいる 場 合 の 配 偶 者 控 除 や 扶 養 控 除 などがあります また 税 率 はその 納 税 義 務 者 の 課 税 所 得 金 額 に 応 じて 最 低 5%~ 最 高 45%までの 税 率 となります 所 得 控 除 額 医 療 費 控 除 配 偶 者 控 除 原 則 として 医 療 費 が10 万 円 を 超 え 配 偶 者 の 年 間 所 得 が38 万 円 以 下 る 場 合 その 超 える 金 額 を 控 除 できま ( 給 与 収 入 なら103 万 円 以 下 )である す 場 合 に 原 則 として38 万 円 を 控 除 でき 物 人 ます 社 会 保 険 料 控 除 配 偶 者 特 別 控 除 的 国 民 年 金 厚 生 年 金 や 健 康 保 険 などの 保 険 料 の 支 払 額 を 控 除 できま 的 配 偶 者 の 年 間 所 得 が38 万 円 超 76 万 円 未 満 である 場 合 に 38 万 円 ~3 万 す 円 を 控 除 できます 控 生 命 保 険 料 控 除 支 払 額 に 応 じ 最 高 4 万 円 (3 区 控 扶 養 控 除 (16 歳 以 上 の 人 数 分 ) 親 族 の 年 間 所 得 が38 万 円 以 下 である 分 合 計 で 最 高 12 万 円 ) 控 除 できます 場 合 に 原 則 として38 万 円 を 控 除 でき 除 寄 附 金 控 除 除 ます 基 礎 控 除 国 や 地 方 自 治 体 日 本 赤 十 字 社 な 誰 でも 38 万 円 控 除 できます どに 対 して 2,000 円 を 超 える 寄 附 をし た 場 合 その 超 える 金 額 を 控 除 できま す - 7 -

課 税 総 所 得 金 額 の 計 算 総 所 得 金 額 - 所 得 控 除 額 = 課 税 総 所 得 金 額 千 円 未 満 切 捨 所 得 税 の 速 算 表 ( 超 過 累 進 税 率 ) 課 税 総 所 得 金 額 等 税 率 控 除 額 1,950,000 円 以 下 1,950,000 円 超 ~ 3,300,000 円 以 下 3,300,000 円 超 ~ 6,950,000 円 以 下 6,950,000 円 超 ~ 9,000,000 円 以 下 9,000,000 円 超 ~ 18,000,000 円 以 下 18,000,000 円 超 ~ 40,000,000 円 以 下 40,000,000 円 超 5 % 10 % 20 % 23 % 33 % 40 % 45 % - 円 97,500 円 427,500 円 636,000 円 1,536,000 円 2,796,000 円 4,796,000 円 - 8 -

テーマ 6 税 額 控 除 テーマ5で 計 算 した 税 額 から 税 額 控 除 額 を 控 除 します なお 税 額 控 除 の 代 表 的 なものには 次 のようなものがあります 配 当 控 除 住 宅 借 入 金 等 特 別 税 額 控 除 法 人 税 との 二 重 課 税 を 調 整 するためのもので 配 当 金 に 対 して 一 定 の 割 合 を 乗 じて 計 算 した 金 額 を 控 除 します 10 年 以 上 のローンを 組 んでマイホームを 購 入 した 場 合 に 所 定 の 要 件 を 満 たすと 年 末 のローン 残 高 の1% 相 当 額 を 控 除 します テーマ 7 復 興 特 別 所 得 税 平 成 25 年 から 平 成 49 年 までの25 年 間 個 人 については 復 興 特 別 所 得 税 が 課 税 されるこ とになっています 復 興 特 別 所 得 税 額 は 上 記 の 税 額 控 除 後 の 所 得 税 に 対 して2.1%の 税 率 で 課 税 されます テーマ 8 源 泉 徴 収 税 額 ( 前 払 税 金 )の 精 算 及 び 納 付 税 額 の 算 定 給 与 や 配 当 など 一 定 の 所 得 については 支 払 を 受 ける 際 に 所 得 税 及 び 復 興 特 別 所 得 税 が 源 泉 徴 収 されていますので これを 前 払 い 税 金 としてここで 控 除 ( 精 算 )し 納 付 税 額 を 算 定 していきます では 実 際 に 数 字 を 当 てはめて 計 算 してみましょう! - 9 -

設 例 居 住 者 である 甲 の 平 成 28 年 分 の 所 得 税 の 計 算 に 関 する 資 料 は 次 のとおりである 甲 の 平 成 28 年 分 の 確 定 申 告 により 納 付 すべき 所 得 税 の 額 を 計 算 しなさい なお 復 興 特 別 所 得 税 については 考 慮 する 必 要 はない 資 料 Ⅰ 平 成 28 年 中 の 甲 の 所 得 ⑴ 給 料 及 び 賞 与 に 係 る 所 得 4,500,000 円 ⑵ アパートの 貸 付 けに 係 る 所 得 16,000,000 円 ⑶ 懸 賞 の 賞 金 品 に 係 る 所 得 700,000 円 資 料 Ⅱ 所 得 控 除 額 ⑴ 医 療 費 控 除 額 ⑵ 社 会 保 険 料 控 除 額 ⑶ 配 偶 者 控 除 額 ⑷ 扶 養 控 除 額 ⑸ 基 礎 控 除 額 120,000 円 850,000 円 380,000 円 1,010,000 円 380,000 円 資 料 Ⅲ その 他 ⑴ 住 宅 借 入 金 等 特 別 控 除 額 ⑵ 資 料 Ⅰの 所 得 に 係 る 源 泉 徴 収 税 額 198,800 円 553,870 円 参 考 資 料 所 得 税 の 速 算 表 課 税 総 所 得 金 額 等 税 率 控 除 額 1,950,000 円 以 下 1,950,000 円 超 ~ 3,300,000 円 以 下 3,300,000 円 超 ~ 6,950,000 円 以 下 6,950,000 円 超 ~ 9,000,000 円 以 下 9,000,000 円 超 ~ 18,000,000 円 以 下 18,000,000 円 超 ~ 40,000,000 円 以 下 40,000,000 円 超 5 % 10 % 20 % 23 % 33 % 40 % 45 % - 円 97,500 円 427,500 円 636,000 円 1,536,000 円 2,796,000 円 4,796,000 円 - 10 -

解 説 ( 単 位 : 円 ) Ⅰ 各 種 所 得 の 金 額 給 与 所 得 不 動 産 所 得 一 時 所 得 4,500,000 16,000,000 700,000 Ⅱ 課 税 標 準 総 所 得 金 額 20,850,000 1 4,500,000+16,000,000+700,000 2 =20,850,000 Ⅲ 所 得 控 除 額 医 療 費 控 除 額 社 会 保 険 料 控 除 額 配 偶 者 控 除 額 扶 養 控 除 額 基 礎 控 除 額 120,000 850,000 380,000 1,010,000 380,000 合 計 2,740,000 Ⅳ 課 税 所 得 金 額 課 税 総 所 得 金 額 Ⅴ 納 付 税 額 算 出 税 額 住 宅 借 入 金 等 特 別 税 額 控 除 額 源 泉 徴 収 税 額 申 告 納 税 額 18,110,000 4,448,000 198,800 553,870 3,695,300 20,850,000-2,740,000=18,110,000 千 円 未 満 切 捨 18,110,000 40%-2,796,000=4,448,000 4,448,000-198,800-553,870=3,695,330 3,695,300 百 円 未 満 切 捨 - 11 -

テーマ 9 レギュラーコースと 年 内 完 結 コースの 違 い レギュラーコースと 年 内 完 結 コースの 違 いは 学 習 速 度 の 違 いです それぞれインプッ ト 中 心 の 学 習 ということでは 違 いがありませんし 内 容 もさほど 変 わりませんから ご 自 分 の 学 習 スタイルに 合 わせて 選 択 をしてみましょう 1 レギュラーコース 9 月 ~4 月 5 月 ~7 月 8ヶ 月 直 前 コース インプット 中 心 アウトプット 中 心 2 年 内 完 結 コース 9 月 ~12 月 1 月 ~4 月 5 月 ~7 月 4ヶ 月 上 級 コース 直 前 コース インプット 中 心 インプット アウトプット 中 心 + アウトプット - 12 -

参 考 コースのご 紹 介 レギュラーコース 年 内 完 結 + 上 級 コース TACで 提 供 する 最 もスタンダード スタートダッシュが 決 め 手 の 演 習 重 なコース 視 型 のコース 11ヵ 月 間 の 学 習 時 間 を 設 け じっく 11ヵ 月 の 学 習 期 間 を 設 け 全 体 的 に 特 徴 りと 実 力 を 養 成 する ハイペースで 学 習 を 進 める 年 内 1 回 転 年 明 け1 回 転 の2 回 転 年 内 で 学 習 内 容 を 一 通 り 終 え 年 明 方 式 のカリキュラム けから 実 践 演 習 中 心 の 上 級 コースに 合 流 具 体 的 カ リ キ ュ ラ ム 9~12 月 基 本 事 項 のインプットを 行 う 基 本 事 項 のインプットを 行 う 基 本 事 項 の 確 認 と 応 用 論 点 のインプ 1~4 月 ットを 行 いつつ アウトプットも 行 う 基 本 事 項 応 用 論 点 を 確 認 しつつ 週 1ペースでアウトプットトレーニ ング 試 験 委 員 対 策 改 正 税 法 対 策 応 用 5~7 月 理 論 対 策 講 義 答 練 ( 全 コース 共 通 ) 同 左 このような 方 に オ ス ス メ 適 度 な 学 習 ペースで 無 理 なく 学 習 を 進 めていきたい 方 毎 日 の 学 習 時 間 に 制 約 があるため 少 しずつ 確 実 に 学 習 を 進 めていきた い 方 コツコツと 勉 強 を 積 み 重 ねていくこ とが 得 意 な 方 年 明 け 以 降 の 科 目 変 更 の 可 能 性 が 少 ない 方 少 しでも 早 く 学 習 範 囲 の 全 体 像 をつ かみたい 方 毎 日 の 学 習 時 間 を 比 較 的 多 く(1 日 3~4 時 間 ) 確 保 することができる 方 より 実 践 を 重 視 した 演 習 中 心 の 学 習 を 進 めていきたい 方 年 明 け 以 降 の 科 目 変 更 の 可 能 性 があ る 方 なお どのコースにするか 迷 われている 方 は セミナー 終 了 後 または 個 別 受 験 相 談 にてご 相 談 承 ります - 13 -

テーマ 10 科 目 選 択 にあたって 科 目 選 択 にあたっては 次 の 事 項 を 考 慮 して 頂 くと 良 いかと 思 います なお 将 来 どういう 仕 事 をしていきたいかによって 学 習 すべき 科 目 というものは 変 わ ってくると 思 いますから お 気 軽 に 講 師 にお 問 い 合 わせください 1 ボリュームの 多 さに 関 係 なく 実 務 に 有 用 な 科 目 を 勉 強 したい 方 所 得 税 法 法 人 税 法 相 続 税 法 消 費 税 法 2 ボリュームの 少 ない 科 目 を 選 択 したい 方 酒 税 法 固 定 資 産 税 住 民 税 事 業 税 国 税 徴 収 法 3 基 礎 知 識 が 必 要 な 科 目 住 民 税 ( 所 得 税 学 習 経 験 者 対 象 ) - 14 -