固 定 資 産 税 固 定 資 産 税 は 毎 年 1 月 1 日 現 在 で 土 地 家 屋 償 却 資 産 (これらを 総 称 して 固 定 資 産 といいます )を 所 有 している 人 が その 固 定 資 産 の 価 格 をもとに 算 定 される 税 額 を その 固 定 資 産 の 所 在 する 町 に 納 める 税 金 です 固 定 資 産 税 を 納 める 人 ( 納 税 義 務 者 )は 原 則 として 固 定 資 産 の 所 有 者 です 具 体 的 に は 次 のとおりです 土 家 地 屋 土 地 登 記 簿 又 は 土 地 補 充 課 税 台 帳 に 所 有 者 として 登 記 又 は 登 録 されている 人 建 物 登 記 簿 又 は 家 屋 補 充 課 税 台 帳 に 所 有 者 として 登 記 又 は 登 録 されている 人 償 却 資 産 償 却 資 産 課 税 台 帳 に 所 有 者 として 登 録 されている 人 固 定 資 産 税 は 次 のような 手 順 で 税 額 が 決 定 されます 1 固 定 資 産 を 評 価 し その 価 格 を 決 定 し その 価 格 をもとに 課 税 標 準 額 を 算 定 します 2 課 税 標 準 額 税 率 (1.4%) = 税 額 となります 3 税 額 等 を 記 載 した 納 税 通 知 書 を 納 税 義 務 者 あてに 通 知 します 町 内 に 所 有 しているそれぞれの 資 産 ごとの 課 税 標 準 額 の 合 計 が 次 の 価 格 未 満 の 場 合 は 固 定 資 産 税 がかかりません 土 地 30 万 円 家 屋 20 万 円 償 却 資 産 150 万 円 納 税 の 方 法 町 からお 送 りする 納 付 書 で 納 めていただきます ただし 金 融 機 関 で 口 座 振 替 申 込 みを されている 方 については 口 座 から 自 動 引 落 しとなりますので 納 付 書 はお 送 りしておりま せん ( 残 高 不 足 等 で 口 座 振 替 ができなかった 場 合 のみ 振 替 日 後 に 送 付 されます ) 17
税 額 の 計 算 方 法 課 税 標 準 額 税 率 (1.4%) 土 地 家 屋 価 格 等 縦 覧 帳 簿 には 所 在 地 番 地 目 ( 構 造 ) 地 積 ( 建 床 面 積 ) 評 価 額 等 が 記 載 されており 町 内 の 他 の 土 地 又 は 家 屋 の 価 格 等 を 比 較 することが 出 来 るようになっています この 土 地 家 屋 価 格 等 縦 覧 帳 簿 は 毎 年 4 月 1 日 から 当 該 年 度 の 最 初 の 納 期 限 の 日 まで 町 内 に 土 地 家 屋 を 所 有 している 方 にお 見 せしています 家 屋 に 対 する 課 税 評 価 のしくみ 固 定 資 産 評 価 基 準 によって 再 建 築 価 格 を 基 礎 に 評 価 します 新 築 家 屋 の 評 価 評 価 額 = 再 建 築 価 格 経 年 減 点 補 正 率 再 建 築 価 格 評 価 の 対 象 となった 家 屋 と 同 一 のものを 評 価 の 時 点 においてその 場 所 に 新 築 するとした 場 合 に 必 要 とされる 建 築 費 です 経 年 減 点 補 正 率 家 屋 の 建 築 後 の 年 数 の 経 過 によって 生 ずる 損 耗 の 状 況 による 減 価 をあらわ したものです 新 築 家 屋 以 外 の 家 屋 ( 在 来 分 家 屋 )の 評 価 在 来 分 家 屋 については 基 準 年 度 (3 年 ごと)に 評 価 替 えが 行 われます ( 次 の 基 準 年 度 は 平 成 27 年 度 です ) 評 価 額 = 再 建 築 価 格 経 年 減 点 補 正 率 基 準 年 度 の 前 年 度 の 再 建 築 価 格 再 建 築 費 評 点 補 正 率 木 造 家 屋 0.99 非 木 造 家 屋 0.96 ただし 上 記 式 により 算 出 された 評 価 額 が 前 回 の 評 価 額 を 超 える 場 合 には 引 き 上 げられること なく 前 回 の 評 価 額 に 据 え 置 かれます 増 改 築 又 は 損 壊 等 がある 家 屋 については これらを 考 慮 して 再 評 価 されます 家 屋 は 原 則 として 評 価 額 が 課 税 標 準 額 になりますので それに 税 率 を 乗 じて 税 額 を 求 めます 課 税 標 準 額 ( 評 価 額 ) 税 率 (1.4%) = 税 額 18
家 屋 に 対 する 特 例 措 置 新 築 住 宅 に 対 する 固 定 資 産 税 の 減 額 新 築 された 住 宅 やアパ-ト マンションなどが 次 の 各 要 件 を 満 たす 場 合 一 般 の 住 宅 につい ては 新 築 後 3 年 度 分 ( 長 期 優 良 住 宅 は5 年 度 分 ) 地 上 3 階 以 上 の 中 高 層 耐 火 住 宅 は5 年 度 分 ( 長 期 優 良 住 宅 は7 年 度 分 ) 床 面 積 120m2までの 税 額 が2 分 の1に 減 額 されます 1. 居 住 部 分 の 床 面 積 が50m2(アパ-トなどの 貸 家 住 宅 の 場 合 は40m2) 以 上 280m2 以 下 である 場 合 2. 店 舗 事 務 所 を 有 する 併 用 住 宅 は 居 住 部 分 の 床 面 積 が 建 物 全 体 の 床 面 積 の2 分 の1 以 上 である 場 合 バリアフリー 改 修 工 事 に 対 する 固 定 資 産 税 の 減 額 平 成 19 年 1 月 1 日 から 所 在 する 住 宅 ( 賃 貸 住 宅 は 除 く)のうち 居 住 の 用 に 供 する 部 分 にお いて 一 定 の 改 修 工 事 ( 高 齢 者 障 害 者 その 他 政 令 で 定 める 者 の 居 住 の 安 全 性 及 び 高 齢 者 等 に 対 する 介 助 の 用 に 資 する 政 令 で 定 める 改 修 工 事 )を 行 った 場 合 そこに 高 齢 者 等 が 居 住 しているも のについては 住 宅 一 戸 当 たりの 床 面 積 100m2までを 限 度 として 対 象 家 屋 の 工 事 が 完 了 した 年 の 翌 年 度 分 のみ 税 額 が3 分 の2となります 1. 平 成 19 年 1 月 1 日 以 前 から 所 在 する 住 宅 であること 2. 次 のいずれかの 人 が 居 住 する 既 存 の 住 宅 であること 165 歳 以 上 の 人 2 要 介 護 認 定 要 支 援 認 定 を 受 けている 人 3 障 害 のある 人 ( 障 害 者 手 帳 等 をお 持 ちの 方 ) 3. 対 象 となる 工 事 ( 平 成 19 年 4 月 1 日 から 平 成 28 年 3 月 31までの 改 修 工 事 ) 次 に 掲 げる 改 修 工 事 で 自 治 体 からの 補 助 金 や 介 護 保 険 からの 給 付 等 を 除 く 工 事 費 の 合 計 金 額 が50 万 円 超 のものであること 廊 下 の 拡 幅 階 段 の 勾 配 の 緩 和 浴 室 トイレの 改 良 手 すりの 設 置 屋 内 の 段 差 の 解 消 ド アの 引 き 戸 への 取 替 え 床 材 の 滑 り 止 めのいずれかに 該 当 するもの 所 定 の 申 告 書 に 必 要 事 項 を 記 入 し 添 付 書 類 を 添 えて 改 修 工 事 後 3ヶ 月 以 内 に 役 場 税 務 住 民 課 固 定 資 産 税 係 まで 申 告 してください 19
耐 震 改 修 工 事 に 対 する 固 定 資 産 税 の 減 額 昭 和 57 年 1 月 1 日 以 前 から 所 在 する 住 宅 のうち 一 定 の 耐 震 改 修 工 事 を 行 った 場 合 次 の 要 件 を 満 たすと 住 宅 一 戸 当 たりの 床 面 積 120m2までを 限 度 として 対 象 家 屋 の 工 事 が 完 了 し た 年 の 翌 年 度 分 のみ 税 額 が2 分 の1となります 1. 昭 和 57 年 1 月 1 日 以 前 から 所 在 する 住 宅 であること 2. 平 成 18 年 1 月 1 日 から 平 成 27 年 12 月 31 日 までの 間 に 建 築 基 準 法 に 定 める 現 行 の 耐 震 基 準 に 適 合 させる 耐 震 改 修 工 事 が 完 了 していること 3. 耐 震 改 修 に 要 した 工 事 費 用 が 住 戸 1 戸 当 たり50 万 円 を 超 えていること なお 平 成 25 年 3 月 31 日 までに 耐 震 改 修 工 事 の 契 約 が 締 結 された 場 合 は 住 戸 1 戸 当 たりの 工 事 費 30 万 円 以 上 が 要 件 となります 所 定 の 申 告 書 に 必 要 事 項 を 記 入 し 添 付 書 類 を 添 えて 改 修 工 事 後 3ヶ 月 以 内 に 役 場 税 務 住 民 課 固 定 資 産 税 係 まで 申 告 してください 住 宅 の 省 エネ 改 修 工 事 に 対 する 固 定 資 産 税 の 減 額 平 成 20 年 1 月 1 日 以 前 から 所 在 する 住 宅 のうち 居 住 の 用 に 供 する 部 分 において 一 定 の 改 修 工 事 ( 現 行 の 省 エネ 基 準 に 新 たに 適 合 する)を 行 った 場 合 次 の 要 件 を 満 たすと 住 宅 一 戸 当 たりの 床 面 積 120m2までを 限 度 として 対 象 家 屋 の 工 事 が 完 了 した 年 の 翌 年 度 分 のみ 税 額 が3 分 の2となります 1. 平 成 20 年 1 月 1 日 以 前 から 所 在 する 住 宅 であること 2. 対 象 となる 改 修 工 事 ( 平 成 20 年 4 月 1 日 から 平 成 28 年 3 月 31 日 までの 改 修 工 事 ) 次 に 掲 げる1の 改 修 工 事 又 は1と 併 せて 行 う2から4までの 改 修 工 事 で この 改 修 工 事 により それぞれの 部 位 が 現 行 の 省 エネ 基 準 に 新 たに 適 合 すること ただし 省 エネ 改 修 工 事 に 要 する 費 用 が50 万 円 超 の 工 事 に 限 ります 1 窓 の 改 修 工 事 2 床 の 断 熱 改 修 工 事 3 天 井 の 断 熱 改 修 工 事 4 壁 の 断 熱 改 修 工 事 所 定 の 申 告 書 に 必 要 事 項 を 記 入 し 添 付 書 類 を 添 えて 改 修 工 事 後 3ヶ 月 以 内 に 役 場 税 務 住 民 課 固 定 資 産 税 係 まで 申 告 してください いずれの 減 額 とも 適 用 を 受 けられるのは1 戸 につき1 回 のみです いずれの 減 額 とも 他 の 減 額 制 度 との 併 用 はできません ただし バリアフリーと 省 エネは 可 能 いずれの 減 額 とも 家 屋 に 対 する 固 定 資 産 税 減 額 であり 土 地 に 対 する 減 額 ではありません 各 軽 減 に 関 する 申 告 書 については 基 山 町 のホームページ 又 は 役 場 税 務 住 民 課 固 定 資 産 税 係 の 窓 口 に 設 置 しています 20
地 籍 調 査 事 業 終 了 に 伴 う 固 定 資 産 税 の 課 税 について 平 成 24 年 度 から 原 則 として 地 籍 調 査 後 の 地 積 が 固 定 資 産 税 の 課 税 地 積 となりました お 問 い 合 わせの 際 には 課 税 明 細 書 をお 持 ちください 3 年 に 一 度 の 評 価 替 え( 土 地 家 屋 ) 土 地 と 家 屋 については 原 則 として 基 準 年 度 (3 年 ごと)に 評 価 替 えを 行 い 1 月 1 日 現 在 の 価 格 を 固 定 資 産 課 税 台 帳 に 登 録 します 第 2 年 度 および 第 3 年 度 は 新 たな 評 価 は 行 わず 基 準 年 度 の 価 格 をそのまま 据 え 置 きます ただし 第 2 年 度 または 第 3 年 度 において 新 たに 固 定 資 産 税 の 課 税 対 象 となった 土 地 家 屋 が 出 た 場 合 や 土 地 の 地 目 変 更 や 家 屋 の 増 改 築 などがあった 場 合 は 基 準 年 度 以 外 の 年 度 でも 評 価 を 行 い 価 格 を 決 定 します また 土 地 の 価 格 が 下 落 し 価 格 を 据 え 置 くことが 適 当 でないときは 価 格 の 修 正 を 行 うこととなります 住 宅 用 地 に 対 する 課 税 標 準 の 特 例 住 宅 用 地 については その 税 負 担 を 特 に 軽 減 する 必 要 から その 面 積 の 広 さによって 小 規 模 住 宅 用 地 と 一 般 住 宅 用 地 に 分 けて 下 記 のとおり 特 例 措 置 が 適 用 されます 小 規 模 住 宅 用 地 200m2 以 下 の 住 宅 用 地 (200m2を 超 える 場 合 は 住 宅 1 戸 あたり200m2までの 部 分 ) を 小 規 模 住 宅 用 地 といいます 要 件 固 定 資 産 税 の 特 例 率 住 宅 1 戸 あたり200m2 以 下 の 住 宅 用 地 ( 小 規 模 住 宅 用 地 ) 課 税 標 準 額 = 価 格 1/6 一 般 住 宅 用 地 小 規 模 住 宅 用 地 以 外 の 住 宅 用 地 を 一 般 住 宅 用 地 といいます 例 えば 300m2の 住 宅 用 地 ( 一 戸 建 住 宅 の 敷 地 )であれば 200m2 分 が 小 規 模 住 宅 用 地 で 残 りの100m2 分 が 一 般 住 宅 用 地 となります 要 件 固 定 資 産 税 の 特 例 率 住 宅 用 地 のうち200m2 超 の 部 分 (その 他 の 住 宅 用 地 ) 課 税 標 準 額 = 価 格 1/3 21
特 例 措 置 の 対 象 となる 住 宅 用 地 の 面 積 は 家 屋 の 敷 地 面 積 に 下 表 の 住 宅 用 地 の 率 を 乗 じて 求 めます 家 屋 の 種 類 居 住 部 分 の 割 合 住 宅 用 地 の 割 合 (1) 専 用 住 宅 共 同 住 宅 全 部 1.0 (2) (3) 以 外 の 併 用 住 宅 1/2 以 上 1/4 以 上 1/2 未 満 1.0 0.5 (3) 地 上 5 階 以 上 の 耐 火 建 築 物 である 併 用 住 宅 3/4 以 上 1/2 以 上 3/4 未 満 1/4 以 上 1/2 未 満 1.0 0.75 0.5 ( 事 例 ) 住 居 戸 数 が2 戸 の 長 屋 建 の 家 屋 があり ます その 敷 地 面 積 は700m 2 で 家 屋 の 床 面 積 は220m 2 です 住 宅 用 地 の 取 扱 いはどのようになりますか 解 説 事 例 の 家 屋 は 専 用 住 宅 であり その 床 面 積 の10 倍 (220m 2 10)までを 限 度 として 住 宅 用 地 とされるの で この 場 合 は700m 2 全 部 が 住 宅 用 地 となります また 住 宅 用 地 の 面 積 が200m2を 超 え 住 居 戸 数 が 2 戸 ですので 400m2 分 (200m2 2)が 小 規 模 住 宅 用 地 となり 残 りの 土 地 300m2 分 (700m2-400m2) が 一 般 住 宅 用 地 となります 住 宅 用 地 の 申 告 について 住 宅 用 地 は 所 有 者 からの 申 告 等 により 課 税 標 準 の 特 例 措 置 が 適 用 されます 基 山 町 税 条 例 第 74 条 の 規 定 により 土 地 の 利 用 状 況 が 次 の1~6のように 変 更 があった 場 合 は すみやかに 住 宅 用 地 の 申 告 書 を 税 務 住 民 課 に 提 出 する 必 要 があります 提 出 された 申 告 書 に 基 づき 所 有 者 の 方 と 一 緒 に 現 地 調 査 を 行 います その 後 住 宅 用 地 の 特 例 措 置 の 適 用 の 有 無 を 決 定 します 1 2 3 住 宅 を 新 築 し 新 たに 住 宅 用 地 になった 場 合 店 舗 などが 住 宅 に 改 築 され 住 宅 用 地 になった 場 合 住 宅 が 店 舗 などに 改 築 され 住 宅 用 地 ではなくなった 場 合 4 敷 地 の 一 部 を 住 宅 用 地 以 外 として 利 用 した 場 合 ( 例 : 貸 駐 車 場 ) 5 6 住 宅 が 取 り 壊 され 住 宅 用 地 ではなくなった 場 合 住 宅 戸 数 を 変 更 した 場 合 ( 例 : 二 世 帯 住 宅 に 改 築 したなど) 申 告 書 は 基 山 町 役 場 ホームページ 又 は 役 場 税 務 住 民 課 固 定 資 産 税 係 の 窓 口 に 設 置 しています 22
負 担 調 整 措 置 とは 固 定 資 産 税 はそれぞれの 土 地 の 評 価 額 に 応 じた 課 税 標 準 額 によって 決 まります 平 成 6 年 度 に 宅 地 の 評 価 額 を 適 正 な 時 価 ( 地 価 公 示 )の7 割 を 目 途 にすることを 決 めたことにより 評 価 額 と 課 税 標 準 額 の 均 衡 が 崩 れてしまいました この 均 衡 を 短 い 期 間 で 直 すことは 納 税 者 の 大 きな 負 担 になることから 期 間 をかけて 調 整 することになっています その 方 法 として 今 年 度 の 評 価 額 と 前 年 度 の 課 税 標 準 額 を 比 較 した 割 合 の 負 担 水 準 を 算 出 し て その 負 担 水 準 に 応 じて 今 年 度 の 課 税 標 準 額 を 決 めるという 方 法 がとられています 負 担 水 準 とは 個 々の 宅 地 の 課 税 標 準 額 が 評 価 額 に 対 してどの 程 度 まで 達 しているか 示 すもの 負 担 水 準 (%)= 前 年 度 課 税 標 準 額 新 評 価 額 ( 住 宅 用 地 特 例 率 (1/3 又 は1/6)) 住 宅 用 地 の 据 置 特 例 とは 据 置 特 例 とは 当 該 年 度 の 固 定 資 産 税 課 税 標 準 額 を 前 年 度 と 同 額 に 据 え 置 く 措 置 のことで 土 地 の 固 定 資 産 税 の 負 担 水 準 を 均 衡 化 するために 行 われており 平 成 23 年 度 までは 負 担 水 準 が80% 以 上 100% 未 満 であれば 前 年 度 課 税 標 準 額 に 据 え 置 かれていました 平 成 24 年 度 税 制 改 正 において 住 宅 用 地 の 負 担 調 整 措 置 が 見 直 され 平 成 24 年 度 と 平 成 25 年 度 と 経 過 措 置 が 設 けられた 上 で 据 置 特 例 が 平 成 26 年 度 で 廃 止 されました これにより 課 税 標 準 額 は 負 担 水 準 が100%に 達 するまでなだらかに 上 昇 することになります 23
Q 地 価 が 下 がっているのに 土 地 の 税 額 が 上 がるのは? 地 価 が 下 落 しているのに 税 額 が 上 がるのはおかしいのでは ないでしょうか 土 地 に 係 る 固 定 資 産 税 は 評 価 額 が 急 激 に 上 昇 した 場 合 であっても 税 負 担 の 上 昇 はゆるやかな ものになるよう 課 税 標 準 額 を 徐 々に 是 正 する 負 担 調 整 措 置 が 講 じられています 地 価 が 下 落 する 中 で 税 負 担 が 上 昇 する 土 地 は 本 来 の 課 税 標 準 額 に 比 べて 現 在 の 課 税 標 準 額 が 低 いため 負 担 調 整 措 置 により 本 来 の 課 税 標 準 額 に 向 けた 調 整 措 置 によるものです したがって 課 税 の 公 平 の 観 点 からやむを 得 ないものと 考 えられます なお 平 成 25 年 度 26 年 度 については 地 価 の 下 落 があり 価 格 を 据 え 置 くことが 適 当 でな いときは 据 置 年 度 でも 価 格 を 修 正 することとされており 地 価 の 下 落 が 評 価 額 に 適 切 に 反 映 され ることとなっています Q 固 定 資 産 税 ( 家 屋 )が 急 に 高 くなったのですが? 私 は 平 成 22 年 9 月 に 住 宅 を 新 築 しましたが 平 成 26 年 度 分 から 税 額 が 急 に 高 くなっていま す なぜでしょうか 新 築 の 住 宅 に 対 しては 一 定 の 要 件 にあたるときは 新 たに 固 定 資 産 税 が 課 税 されることとなっ た 年 度 から3 年 度 分 (3 階 建 て 以 上 の 中 高 層 耐 火 住 宅 等 については 一 定 の 要 件 にあたるときは 新 たに 固 定 資 産 税 が 課 税 されることとなった 年 度 から5 年 度 分 )に 限 り 税 額 が2 分 の1に 減 額 さ れます あなたの 場 合 は 平 成 23 24 25 年 度 分 については 税 額 が2 分 の1に 減 額 されており こ の 減 額 適 用 期 間 が 終 了 したことにより 本 来 の 税 額 になったため 税 額 が 高 くなったものです 24
Q 家 屋 が 年 々 老 朽 化 していくのに 評 価 額 が 下 がらないのは? 私 のマンションは 昭 和 49 年 に 建 築 されたものですが 年 々 老 朽 化 していくのに 評 価 額 が 下 がらないのはおかしいのではないですか 家 屋 の 評 価 額 は 評 価 の 対 象 となった 家 屋 と 同 一 のものを 評 価 替 えの 時 点 において その 場 所 に 新 築 するものとした 場 合 に 必 要 とされる 建 築 費 すなわち 再 建 築 価 格 に 家 屋 の 建 築 後 の 年 数 の 経 過 によって 通 常 生 ずる 損 耗 の 状 況 による 減 価 等 をあらわした 経 年 減 点 補 正 率 を 乗 じて 求 められます ただし その 価 額 が 前 年 度 の 価 格 を 超 える 場 合 は 通 常 前 年 度 の 価 額 に 据 え 置 かれます 建 築 年 次 の 古 い 家 屋 の 一 部 については 過 去 に 建 築 費 の 上 昇 が 続 く 中 評 価 額 が 据 え 置 かれてい たこともあって 経 年 減 点 補 正 率 を 加 味 した 評 価 額 であっても 以 前 から 据 え 置 かれている 価 額 を 下 回 るまでにはいたらず 評 価 額 が 下 がらない 場 合 があります Q 昨 年 売 った 土 地 家 屋 に 今 年 も 固 定 資 産 税 の 通 知 書 がきたけどなぜ? 私 は 平 成 25 年 12 月 に 土 地 つきの 家 を 売 り 平 成 26 年 1 月 中 旬 に 所 有 権 移 転 登 記 を 済 ませました 平 成 26 年 度 の 土 地 家 屋 の 固 定 資 産 税 の 課 税 はどうなるのですか 土 地 家 屋 の 固 定 資 産 税 は その 年 の1 月 1 日 現 在 土 地 登 記 事 項 証 明 書 建 物 登 記 事 項 証 明 書 に 所 有 者 として 登 記 されている 人 又 は 課 税 台 帳 に 登 録 されている 人 が 納 税 義 務 者 になります ご 質 問 の 場 合 平 成 26 年 1 月 1 日 現 在 の 登 記 事 項 証 明 書 に 所 有 者 としてあなたの 名 義 で 登 記 されていますので すでに 売 却 済 みの 土 地 家 屋 であっても 平 成 26 度 分 まで 固 定 資 産 税 の 納 税 義 務 者 は あなたになります 25
Q 固 定 資 産 税 ( 土 地 )が 急 に 高 くなったのですが? 私 は 昨 年 ( 平 成 25 年 10 月 )に 住 宅 を 壊 しましたが 土 地 については 今 年 ( 平 成 26 年 度 分 )から 税 額 が 急 に 高 くなっています なぜでしょうか 土 地 の 上 に 一 定 要 件 を 満 たす 住 宅 があると 住 宅 用 地 に 対 する 課 税 標 準 の 特 例 が 適 用 され 減 額 されます しかし 住 宅 の 滅 失 やその 住 宅 としての 用 途 を 変 更 すると 本 特 例 の 適 用 から 外 れること になるためです 21ページ 参 照 Q 年 の 始 めに 家 屋 を 取 り 壊 した 場 合 は? 平 成 26 年 1 月 20 日 に 取 り 壊 した 家 屋 についても 平 成 26 年 度 の 固 定 資 産 税 の 課 税 対 象 と なっています なぜでしょうか 固 定 資 産 税 は 毎 年 1 月 1 日 ( 賦 課 期 日 ) 現 在 に 所 在 している 固 定 資 産 を 課 税 対 象 とし その 年 の 4 月 から 始 まる 年 度 分 について 課 税 されます したがって 平 成 26 年 1 月 20 日 に 取 り 壊 された 家 屋 も1 月 1 日 には 存 在 していたことから 平 成 26 度 分 の 固 定 資 産 税 の 課 税 対 象 となるものです Q 各 地 にある 工 場 支 店 の 償 却 資 産 の 申 告 や 現 在 稼 働 していない 償 却 資 産 の 申 告 は? 私 は 全 国 規 模 で 展 開 している 会 社 に 勤 務 し 各 地 に 工 場 支 店 があります どこの 市 町 村 に 償 却 資 産 の 申 告 をすればよいのでしょうか また 現 在 稼 働 していない 償 却 資 産 も 申 告 の 必 要 があるの でしょうか 償 却 資 産 の 申 告 は 当 該 償 却 資 産 が 所 在 する 市 町 村 へ 行 うことになっていますので 各 地 の 工 場 支 店 が 所 在 する 市 町 村 毎 に 別 々に 申 告 していただくことになります また 稼 働 を 休 止 している 等 のいわゆる 遊 休 資 産 であっても その 休 止 期 間 中 に 必 要 な 維 持 管 理 や 補 修 が 行 われており いつでも 稼 働 して 事 業 の 用 に 供 することができるものについては 償 却 資 産 として 申 告 の 対 象 になります 26
固 定 資 産 の 価 格 に 係 る 不 服 審 査 について 制 度 の 概 要 固 定 資 産 課 税 台 帳 に 登 録 された 価 格 について 不 服 がある 納 税 義 務 者 は 各 市 町 村 に 設 置 されて いる 固 定 資 産 評 価 審 査 委 員 会 に 不 服 の 審 査 を 申 し 出 ることができることとなっています この 審 査 の 結 果 固 定 資 産 課 税 台 帳 に 登 録 された 価 格 が 固 定 資 産 評 価 基 準 に 照 らして 不 適 当 なものであ ることが 認 められると 固 定 資 産 課 税 台 帳 に 登 録 された 価 格 が 修 正 され 税 額 が 修 正 されること になります (ただし 土 地 の 場 合 は 税 負 担 の 調 整 措 置 を 講 じているため 価 格 が 修 正 されても 税 額 に 影 響 がない 場 合 もあります ) [ 固 定 資 産 税 の 評 価 における 審 査 申 出 制 度 等 のフローチャート] 価 格 等 の 決 定 ( 市 町 村 長 ) 毎 年 3 月 31 日 までに 決 定 土 地 価 格 等 縦 覧 帳 簿 家 屋 価 格 等 縦 覧 帳 簿 の 作 成 ( 市 町 村 長 ) 土 地 価 格 等 縦 覧 帳 簿 家 屋 価 格 等 縦 覧 帳 簿 の 縦 覧 固 定 資 産 課 税 台 帳 への 登 録 ( 市 町 村 長 ) 台 帳 登 録 の 公 示 ( 市 町 村 長 ) 価 格 決 定 後 直 ちに 台 帳 に 登 録 台 帳 登 録 後 直 ちに 固 定 資 産 課 税 台 に 登 録 すべき 固 定 資 産 の 価 格 等 のすべてを 登 録 した 旨 を 公 示 毎 年 4 月 1 日 から 最 初 の 納 期 限 までの 間 納 税 通 知 書 の 送 付 ( 市 町 村 長 ) (4 月 以 降 ) 市 町 村 長 への 不 服 申 立 ( 賦 課 処 分 価 格 以 外 の 一 定 の 台 帳 登 録 事 項 )( 納 税 義 務 者 ) 固 定 資 産 評 価 審 査 委 員 会 への 審 査 の 申 出 ( 価 格 のみ) ( 納 税 義 務 者 ) 台 帳 登 録 の 公 示 の 日 から 納 税 通 知 書 交 付 を 受 けた 日 後 60 日 までの 間 1 審 査 の 決 定 ( 審 査 委 員 会 ) 申 出 を 受 けた 日 から30 日 以 内 に 審 査 決 定 裁 判 所 への 取 消 の 訴 え ( 納 税 義 務 者 ) 審 査 委 員 会 の 決 定 に 不 服 があるときは そ の 決 定 があったことを 知 った 日 から6か 月 以 内 に 決 定 の 取 消 の 訴 えを 提 起 することが できる 2 1 なお 地 方 税 法 第 417 条 による 修 正 通 知 の 場 合 はその 通 知 を 受 けた 日 から60 日 以 内 が 審 査 申 出 期 間 となります 2 審 査 の 決 定 を 行 った 固 定 資 産 評 価 審 査 委 員 会 ではなく 当 該 審 査 委 員 会 が 所 属 する 市 町 村 が 被 告 となります 27
土 地 や 建 物 などにかかる 税 金 には 次 のようなものがあります 国 国 税 県 道 府 県 税 町 市 町 村 税 県 不 動 産 取 得 税 ( 土 地 又 は 家 屋 を 取 得 した 場 合 ) 国 相 続 税 ( 土 地 や 建 物 などを 相 続 した 場 合 ) 取 得 した 時 国 贈 与 税 ( 土 地 や 建 物 などの 贈 与 を 受 けた 場 合 ) 国 登 録 免 許 税 ( 土 地 や 建 物 を 登 記 する 時 ) 国 印 紙 税 ( 土 地 や 建 物 の 売 買 契 約 書 請 負 契 約 書 を 作 成 した 時 ) 町 固 定 資 産 税 ( 土 地 家 屋 及 び 償 却 資 産 ) 持 っている 時 町 都 市 計 画 税 ( 土 地 及 び 家 屋 ) 現 在 基 山 町 は 課 税 しておりません 町 事 業 所 税 都 の 特 別 区 政 令 指 定 都 市 及 び 人 口 30 万 以 上 の 市 等 に おいて 課 税 貸 した 時 不 動 産 所 得 に 国 所 得 税 町 県 住 民 税 権 利 金 ( 譲 渡 所 得 不 動 産 所 得 )に 国 所 得 税 町 県 住 民 税 売 った 時 譲 渡 所 得 に 国 所 得 税 町 県 住 民 税 売 買 契 約 書 に 国 印 紙 税 国 鳥 栖 税 務 署 841-8601 鳥 栖 市 秋 葉 町 3 丁 目 12 番 地 2 0942-82-2185 県 佐 賀 県 税 事 務 所 849-0925 佐 賀 市 八 丁 畷 町 8-1 0952-30-3161 町 基 山 町 役 場 税 務 住 民 課 841-0204 基 山 町 大 字 宮 浦 666 番 地 0942-92-7918( 直 通 ) 28