北 里 大 学 医 学 部 ニューズ CONTENTS 第 15 回 医 学 部 ニューズ 写 真 コンテスト 応 募 作 品 初 夏 の 北 海 道 ( 松 尾 由 紀 子 さん) 医 学 部 長 退 任 挨 拶 2, 3 学 生 指 導 委 員 長 就 任 挨 拶 4 教 授 就 任 挨 拶 5 講 師 就 任 挨 拶 6 熊 本 地 震 急 性 期 活 動 の 報 告 -2016.4.20 付 報 告 書 より- 7~9 平 成 28 年 度 文 部 科 学 省 科 学 研 究 費 助 成 事 業 採 択 状 況 報 告 10 平 成 28 年 度 文 部 科 学 省 科 学 研 究 費 補 助 金 交 付 一 覧 11 平 成 28 年 度 医 学 部 けやき 会 定 期 総 会 報 告 12 平 成 28 年 度 オール 北 里 チーム 医 療 演 習 に 参 加 して 13~15 オール 北 里 チーム 医 療 演 習 報 告 BLS 講 習 会 について 16, 17 BLS 講 習 会 報 告 教 育 研 究 単 位 紹 介 衛 生 学 18 平 成 28 年 度 進 学 相 談 会 一 覧 / 平 成 29 年 度 入 学 試 験 学 生 募 集 要 項 概 要 19 北 里 大 学 医 学 部 教 員 教 育 セミナーへのお 誘 い 20 2016.6 No.367
医 学 部 長 退 任 挨 拶 - 百 里 を 行 くものには 九 十 九 をもって 半 ばとす- 医 学 部 長 血 液 内 科 学 教 授 東 原 正 明 ひがしはら まさあき 1. 医 学 教 育 研 究 開 発 センターおよび 新 世 紀 医 療 開 発 セン ターの 人 材 配 置 2. 北 里 大 学 メディカルセンター(KMC)および 北 里 研 究 所 病 院 の 教 育 病 院 化 に 向 けての 人 材 配 置 3.グローバル 化 2
5. 臨 床 実 習 体 制 の 再 構 築 4. 研 究 マインドを 持 つ 優 秀 な 医 学 部 学 生 の 育 成 6. 北 里 大 学 臨 床 教 育 センター 棟 の 適 正 な 運 用 最 終 講 義 にて( 平 成 27 年 10 月 22 日 ) 医 学 部 教 授 退 任 記 念 パーティーにて( 平 成 28 年 3 月 17 日 ) 3
学 生 指 導 委 員 長 就 任 挨 拶 学 生 指 導 委 員 長 公 衆 衛 生 学 教 授 堤 明 純 つつみ あきずみ 4
教 授 就 任 挨 拶 - 気 付 かされること 見 えにくくなること- 循 環 器 内 科 学 教 授 猪 又 孝 元 いのまた たかゆき 5
講 師 就 任 挨 拶 - 北 里 大 学 に 着 任 して- 心 臓 血 管 外 科 学 講 師 杉 本 晃 一 すぎもと こういち 6
熊本地震急性期活動の報告 2016.4.20付報告書より 熊本県庁災害対策本部内DMAT調整本部 副本部長としてからの視点 救命救急医学 診療准教授 竹 内 一 郎 たけうち いちろう ４月に発生した熊本地震では 県内全域に甚大な被害が マグニチュード7.3 が発生し 熊本市や阿蘇地方を中心 でました それから３か月が経過し 復興は一歩一歩確実 に広範囲で震度６強を記録した なお このマグニチュー に前に進んでいます 北里大学からも人的支援 物質支援 ド7.3という規模は 1995年に発生した阪神 淡路大震災 金銭的支援など多方面の支援活動を行ってきました この と同規模であり 本邦において震度７を記録したのは新潟 うち人的支援 DMAT派遣 産婦人科医派遣 神奈川県 県中越地震 東日本大震災に続いて３例目であった 医療救護班派遣など については 北里大学病院ニュース ６月号に詳しく記載されています 本稿では 災害急性期 ２ DMATの本部要員として派遣要請を受け 熊本県庁へ の本部活動 に焦点をあて 2016年４月20日付の報告書を １回目の震度７に続き より規模の大きな本震が続いた 抜粋する形で 熊本地震急性期活動の一部について報告さ ことで 熊本県庁災害対策本部には救助ニーズから避難所 せていただきます 開設 必要支援物資の供給などの業務が集中し 大きな混 乱に陥った 医療面においては 熊本県内の中核病院であ る熊本日赤病院や済生会熊本病院なども被災し 土砂崩 れや家屋倒壊による傷病者が多数発生した 熊本県とし ては九州のDMAT部隊に対して出動要請したものの そ の後も増え続ける医療ニーズや重症患者搬送 参集して くるDMATの割り振り調整 新たな倒壊の危険がある病 院避難の調整などの業務が必要となった 被災地内の災害 対策本部内医療救護本部では これらの状況を乗り切る だけの余裕がないことから 厚生労働省DMAT事務局直 轄DMATチームを関東から派遣することが決定され ４ 月16日正午に15名が選出された 私に対して厚生労働省 DMAT事務局から打診があり 北里大学病院救命救急 災害医療センター長 病院長への報告と承認を経て 私が 地震発生直後に北里大学病院災害対策本部を設置した 被災地へ派遣されることが決定された 派遣期間は４月 １ 熊本地震概要 16日から４月19日の４日間 同時に 内閣府からの指示 2016年４月14日21時26分に 熊本地方を震源とする地震 が防衛省 厚生労働省に出され 今回のDMAT本部要員 マグニチュード6.5 が発生し 熊本県益城町にて震度７ 15名の派遣には 自衛隊専用機が用意されることが決ま を観測した 北里大学病院では これを受けて21時40分に り 集合場所も当初の厚生労働省DMAT事務局から 航 救命救急 災害医療センター内に北里大学病院災害対策本 空自衛隊入間基地に変更となった ４月16日16時に自衛隊 部を設置し 北里大学病院DMAT隊員と総務課職員が情 専用機にて航空自衛隊入間基地を離陸 18時30分に熊本空 報収集を開始した その後 ４月16日午前１時25分に本震 港自衛隊基地に到着 そのまま熊本県庁災害対策本部に入 熊本県は 家屋倒壊 橋崩落 大規模土砂崩れ ライフライン途絶 交通網寸 断などの大規模な被害を受けた 熊本に向かった自衛隊専用機 7
3. 熊 本 県 庁 DMAT 調 整 本 部 での 活 動 熊 本 県 庁 災 害 対 策 本 部 8
役 職 担 当 者 ( 敬 称 略 ) 5. 今 後 の 医 療 の 状 況 について 6. 最 後 に 熊 本 県 庁 DMAT 調 整 本 部 組 織 図 4. 北 里 大 学 病 院 DMAT2 次 隊 の 活 動 参 集 したドクターヘリ 2016.6 No.367 9
平 成 28 年 度 文 部 科 学 省 科 学 研 究 費 助 成 事 業 採 択 状 況 報 告 研 究 委 員 長 分 子 遺 伝 学 教 授 宮 下 俊 之 みやした としゆき 10
平 成 28 年 度 文 部 科 学 省 科 学 研 究 費 補 助 金 交 付 一 覧 β β 11
平 成 28 年 度 医 学 部 けやき 会 定 期 総 会 報 告 けやき 会 事 務 局 平 成 28 年 度 北 里 大 学 医 学 部 けやき 会 役 員 ご 出 席 された 学 年 主 任 クラス 主 任 定 期 総 会 会 場 12
平 成 28 年 度 オール 北 里 チーム 医 療 演 習 に 参 加 して 実 験 動 物 学 教 授 佐 藤 俊 哉 さとう としや 13
平 成 28 年 度 オール 北 里 チーム 医 療 演 習 に 参 加 して 整 形 外 科 学 講 師 松 浦 晃 正 まつうら てるまさ 14
オール 北 里 チーム 医 療 演 習 報 告 第 5 学 年 朝 倉 啓 友 あさくら ひろとも 第 5 学 年 木 村 瑞 希 きむら みずき 15
BLS 講 習 会 について 循 環 器 内 科 学 助 教 西 成 真 琴 にしなり まこと 人 工 呼 吸 胸 骨 圧 迫 BLS 講 習 会 報 告 BLSを 改 めて 学 んで 第 1 学 年 立 松 由 香 たてまつ ゆか 16
KALTE 代 表 第 3 学 年 藤 田 琢 磨 ふじた たくま QQ 救 急 クラブ 代 表 医 療 衛 生 学 部 第 2 学 年 荻 野 碧 唯 おぎの あおい 17
教 育 研 究 単 位 紹 介 衛 生 学 衛 生 学 スタッフ 衛 生 学 教 授 堀 口 兵 剛 ほりぐち ひょうごう 18
平 成 28 年 度 北 里 大 学 進 学 相 談 会 一 覧 平 成 28 年 度 予 備 校 等 主 催 進 学 相 談 会 一 覧 は 全 学 で 参 加 資 料 参 加 指 定 校 推 薦 入 試 平 成 29 年 度 入 学 試 験 学 生 募 集 要 項 概 要 一 般 入 試 学 士 入 試 19
今 年 から 16 日 目 の 国 民 の 祝 日 として 8 月 11 日 の 山 の 日 が 加 わることになりました 山 の 日 の 目 的 は 山 に 親 しむ 機 会 を 得 て 山 の 恩 恵 に 感 謝 する ということだそうです 8 月 13 日 からお 盆 ですから 続 けて 休 みを 取 られる 予 定 の 方 もいらっしゃるのではないで しょうか 最 近 は 国 民 の 祝 日 に 国 旗 を 掲 揚 する 家 も 減 り 国 民 の 祝 日 を 意 識 することも 少 なくなったように 思 います 例 えば ゴールデンウィーク 期 間 中 に 含 まれる 国 民 の 祝 日 は 何 があるか 皆 さんご 存 知 ですか 4 月 29 日 は 昭 和 の 日 5 月 3 日 は 憲 法 記 念 日 5 月 4 日 はみどりの 日 5 月 5 日 はこどもの 日 です 国 民 の 祝 日 を 使 ってリフレッシュをす ることももちろん 大 切 ですが 時 には その 祝 日 の 目 的 について 調 べて 少 し 思 いを 馳 せる と いつもとは 違 った 過 ごし 方 ができるかもしれませんね (H E) 北 里 大 学 医 学 部 教 員 教 育 セミナーへのお 誘 い 1. 日 時 2. 場 所 3. 内 容 4. 参 加 対 象 者 5.タスクフォース 編 集 4 月 14 日 の 熊 本 地 震 から2か 月 が 経 過 し そのニュースを 耳 にする ことが 少 なくなりました しかしながら 依 然 として 地 震 の 爪 痕 は 残 っ ています 今 月 号 には 北 里 大 学 病 院 DMAT 隊 員 が 熊 本 に 派 遣 され た 時 の 活 動 報 告 が 掲 載 されています 震 災 による 生 々しい 被 害 状 況 や テレビドラマでも 取 り 上 げられたDMATの 活 動 内 容 が 詳 しく 記 されており 現 地 で 活 動 する 人 たちに 対 して 改 めて 尊 敬 の 念 を 抱 き ました 例 年 この 時 期 に 文 部 科 学 省 科 学 研 究 費 助 成 事 業 の 採 択 状 況 が 報 告 されており 医 学 部 研 究 者 の 採 択 一 覧 が 発 表 されています 今 年 度 の 採 択 数 は 昨 年 度 よりも 減 少 しており 来 年 度 のさらなる 獲 得 に 向 けて 科 研 費 獲 得 フォーラムの 開 催 等 の 対 策 が 重 要 となってきます また オール 北 里 チーム 医 療 演 習 に 参 加 した 教 員 学 生 の 記 事 が 掲 載 されています オール 北 里 チーム 医 療 演 習 は 北 里 大 学 のユニー クなプログラムとして 知 られています 本 プログラムは 大 学 全 体 で 14 職 種 に 及 ぶ 医 療 関 連 専 門 職 を 育 成 しているメリットを 活 かし 学 生 に 医 療 職 種 間 の 相 互 理 解 や 連 携 を 促 し 協 働 する 能 力 や 患 者 さんを 総 合 的 に 診 る 能 力 の 修 得 を 目 的 としています 毎 年 休 日 を 返 上 し 後 記 てゴールデンウィークに 開 催 されますが 充 実 した 演 習 だった よ い 経 験 になった との 感 想 が 聞 こえてきます 他 学 部 の 学 生 との 交 流 も 楽 しいものなのでしょう 他 に 農 医 連 携 の 教 育 研 究 も 北 里 大 学 を 象 徴 するプログラムの 一 つです 食 と 健 康 や 動 物 介 在 医 療 東 洋 医 学 の 普 及 というようなテーマについて 理 解 を 深 めること がねらいです このような 北 里 大 学 の 特 徴 あるイベント 情 報 も 医 学 部 ニューズから 随 時 発 信 していけたらと 思 います (M S) 医 学 部 ニューズ 第 367 号 http://www.med.kitasato-u.ac.jp/ - 未 来 科 学 の 創 造 - 2012 年 北 里 大 学 創 立 50 周 年 2014 年 北 里 研 究 所 創 立 100 周 年 発 行 責 任 者 東 原 正 明 編 集 責 任 者 村 雲 芳 樹 252-0374 相 模 原 市 南 区 北 里 1-15-1 北 里 大 学 医 学 部 内 医 学 部 ニューズ 編 集 委 員 会 TEL.042-778-8704( 直 通 ) FAX.042-778-9262 E-mail m-news@kitasato-u.ac.jp 発 行 日 平 成 28 年 6 月 30 日 発 行