調達要求番号:



Similar documents
一太郎 11/10/9/8 文書

岡山県警察用航空機の運用等に関する訓令

<8C9A90DD94AD90B696D88DDE939982CC8DC48E918CB989BB82C98AD682B782E98E9696B18EE688B CC FC90B3816A2E786477>

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

〔自 衛 隊〕

<4D F736F F D208DE3905F8D8291AC8B5A8CA48A948EAE89EF8ED0208BC696B18BA492CA8E64976C8F BD90AC E378C8E89FC92F994C5816A>

の 購 入 費 又 は 賃 借 料 (2) 専 用 ポール 等 機 器 の 設 置 工 事 費 (3) ケーブル 設 置 工 事 費 (4) 防 犯 カメラの 設 置 を 示 す 看 板 等 の 設 置 費 (5) その 他 設 置 に 必 要 な 経 費 ( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補

< F2D E633368D86816A89EF8C768E9696B18EE688B5>

(15) 兵 庫 県 道 高 速 湾 岸 線 (16) 神 戸 市 道 高 速 道 路 2 号 線 (17) 兵 庫 県 道 高 速 北 神 戸 線 (18) 神 戸 市 道 高 速 道 路 北 神 戸 線 (19) 神 戸 市 道 高 速 道 路 湾 岸 線 のうち 上 り 線 については 神 戸

積 載 せず かつ 燃 料 冷 却 水 及 び 潤 滑 油 の 全 量 を 搭 載 し 自 動 車 製 作 者 が 定 める 工 具 及 び 付 属 品 (スペアタイヤを 含 む )を 全 て 装 備 した 状 態 をいう この 場 合 に おいて 燃 料 の 全 量 を 搭 載 するとは 燃 料

< F2D8AC493C CC81698EF3928D8ED2816A2E6A7464>

下水道工事標準仕様書

Taro-契約条項(全部)

Taro-事務処理要綱250820

●電力自由化推進法案

高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案)

1 特 別 会 計 財 務 書 類 の 検 査 特 別 会 計 に 関 する 法 律 ( 平 成 19 年 法 律 第 23 号 以 下 法 という ) 第 19 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 所 管 大 臣 は 毎 会 計 年 度 その 管 理 する 特 別 会 計 について 資 産

<4D F736F F D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF D6A2E646F6378>

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

4 乙 は 天 災 地 変 戦 争 暴 動 内 乱 法 令 の 制 定 改 廃 輸 送 機 関 の 事 故 その 他 の 不 可 抗 力 により 第 1 項 及 び 第 2 項 に 定 める 業 務 期 日 までに 第 1 条 第 3 項 の 適 合 書 を 交 付 することができない 場 合 は

定款  変更

(3) その 他 市 長 が 必 要 と 認 める 書 類 ( 補 助 金 の 交 付 決 定 ) 第 6 条 市 長 は 前 条 の 申 請 書 を 受 理 したときは 速 やかにその 内 容 を 審 査 し 補 助 金 を 交 付 すべきものと 認 めたときは 規 則 第 7 条 に 規 定 す

( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補 助 金 の 額 は 第 5 条 第 2 項 の 規 定 による 無 線 LAN 機 器 の 設 置 箇 所 数 に 1 万 5 千 円 を 掛 けた 金 額 と 第 5 条 第 3 項 に 規 定 する 補 助 対 象 経 費 の2 分 の1のいずれか 低

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

3. 選 任 固 定 資 産 評 価 員 は 固 定 資 産 の 評 価 に 関 する 知 識 及 び 経 験 を 有 する 者 のうちから 市 町 村 長 が 当 該 市 町 村 の 議 会 の 同 意 を 得 て 選 任 する 二 以 上 の 市 町 村 の 長 は 当 該 市 町 村 の 議

Microsoft Word - ★HP版平成27年度検査の結果

要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

川崎市木造住宅耐震診断助成金交付要綱

航空隊等の内部組織に関する達

Microsoft Word 利子補給金交付要綱

【労働保険事務組合事務処理規約】

ー ただお 課 長 を 表 示 するものとする ( 第 三 者 に 対 する 許 諾 ) 第 4 条 甲 は 第 三 者 に 対 して 本 契 約 において 乙 に 与 えた 許 諾 と 同 一 又 は 類 似 の 許 諾 を することができる この 場 合 において 乙 は 甲 に 対 して 当

honbu-38H06_kunrei31

第 40 回 中 央 近 代 化 基 金 補 完 融 資 推 薦 申 込 み 公 募 要 綱 1 公 募 推 薦 総 枠 30 億 円 一 般 物 流 効 率 化 促 進 中 小 企 業 高 度 化 資 金 貸 付 対 象 事 業 の 合 計 枠 2 公 募 期 間 平 成 28 年 6 月 20


公表表紙

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

定款

る 第 三 者 機 関 情 報 保 護 関 係 認 証 プライバシーマーク ISO27001 ISMS TRUSTe 等 の 写 しを 同 封 のうえ 持 参 又 は 郵 送 とする 但 し 郵 送 による 場 合 は 書 留 郵 便 とし 同 日 同 時 刻 必 着 とする 提 出 場 所 は 上

平成19年9月改定

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

<4D F736F F D E8CC592E88E918E598AC7979D8B4B92F6>

<4D F736F F D F303088A4926D8CA78E8497A EF68BC697BF93998C798CB895E28F958BE08CF D6A2E646F63>

(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

<4D F736F F D D3188C091538AC7979D8B4B92F F292B98CF092CA81698A94816A2E646F63>


入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

新ひだか町住宅新築リフォーム等緊急支援補助金交付要綱

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

大規模特殊災害時における広域航空消防応援実施細目

<4D F736F F D2095CA8E A90DA91B18C9F93A289F1939A8F D8288B3816A5F E646F63>

<6D33335F976C8EAE CF6955C A2E786C73>

<4D F736F F D AC90D1955D92E CC82CC895E DD8C D2816A2E646F63>

新居浜市印鑑登録及び証明書発行保護事務取扱要領

Microsoft Word - 設計委託特記仕様書 doc

我孫子市小規模水道条例

続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

< F2D926E88E6895E977089DB81608E528CFB8CA78C788E4082CC8D71>

( 参 考 ) 国 家 戦 略 特 別 区 域 法 ( 平 成 25 年 法 律 第 107 号 )( 抄 ) 国 家 戦 略 特 別 区 域 法 及 び 構 造 改 革 特 別 区 域 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 27 年 法 律 第 56 号 ) による 改 正 後 (

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

Microsoft Word 役員選挙規程.doc

係 に 提 出 する 2 財 形 担 当 係 は 前 項 の 規 定 による 財 形 貯 蓄 等 の 申 込 みがあった 場 合 には 当 該 申 込 みの 内 容 を 点 検 し 財 形 貯 蓄 等 の 契 約 の 要 件 ( 第 6 条 に 規 定 する 基 準 を 含 む )を 満 たしている

する ( 評 定 の 時 期 ) 第 条 成 績 評 定 の 時 期 は 第 3 次 評 定 者 にあっては 完 成 検 査 及 び 部 分 引 渡 しに 伴 う 検 査 の 時 とし 第 次 評 定 者 及 び 第 次 評 定 者 にあっては 工 事 の 完 成 の 時 とする ( 成 績 評 定

< F31332D8DE08C E8EE688B58B4B91A52E6A7464>

(8) 入 札 に 関 する 事 項 の 問 合 わせ 先 陸 上 自 衛 隊 上 富 良 野 駐 屯 地 第 344 会 計 隊 契 約 班 ( 担 当 : 立 川 ) TEL 内 線 :347(FAX:660) 11 公 告 掲 示 場 所 (1) 掲 示 場 所 :

( 医 療 機 器 の 性 能 及 び 機 能 ) 第 3 条 医 療 機 器 は 製 造 販 売 業 者 等 の 意 図 する 性 能 を 発 揮 できなければならず 医 療 機 器 としての 機 能 を 発 揮 できるよう 設 計 製 造 及 び 包 装 されなければならない 要 求 項 目 を

京都市危険物事務処理規程

2. 会 計 規 程 の 業 務 (1) 規 程 と 実 際 の 業 務 の 調 査 規 程 や 運 用 方 針 に 規 定 されている 業 務 ( 帳 票 )が 実 際 に 行 われているか( 作 成 されている か)どうかについて 調 べてみた 以 下 の 表 は 規 程 の 条 項 とそこに

るよう 工 事 打 合 せ 簿 ( 様 式 2)により 受 注 者 に 求 めます 5-1 理 由 書 ( 様 式 3)が 提 出 され 特 別 の 事 情 を 有 すると 認 めた 場 合 は 社 会 保 険 等 の 加 入 が 確 認 できる 書 類 を 提 出 するよう 工 事 打 合 せ 簿

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

<4D F736F F D208F7493FA95948E738A4A94AD8E968BC682CC8EE891B18B7982D18AEE8F8082C98AD682B782E98FF097E182C98AD682B782E98F9590AC8BE093998CF D6A B315D2E B4E88C A>

<4D F736F F D C482C682EA817A89BA90BF8E7793B1834B A4F8D91906C8DDE8A A>

以 内 とする (5) 据 置 期 間 償 還 金 の 据 置 期 間 は 償 還 期 間 のうち6ケ 月 以 内 とする (6) 償 還 方 法 据 置 期 間 終 了 後 月 賦 隔 月 賦 又 は3ケ 月 毎 の 均 等 分 割 償 還 とする (7) 担 保 保 証 人 取 扱 金 融 機

宿泊施設トイレ整備推進事業要綱

に 認 める 者 を 含 む 以 下 同 じ )であること (2) 町 税 を 滞 納 していない 者 であること ( 補 助 対 象 事 業 ) 第 4 条 補 助 金 の 交 付 の 対 象 となる 事 業 ( 以 下 補 助 対 象 事 業 という )は 補 助 事 業 者 が 行 う 町 内

接 支 払 制 度 を 活 用 するか 意 思 を 確 認 する 確 認 に 当 たっては 次 の 各 号 に 掲 げる 事 項 について 書 面 により 世 帯 主 の 合 意 を 得 て 代 理 契 約 を 締 結 するものとする (1) 医 療 機 関 等 が 本 市 に 対 し 世 帯 主

弁護士報酬規定(抜粋)

一宮市町内会に対する防犯カメラ設置補助金交付要綱

3車検等点検整備業務仕様書

第 1 章 総 括 事 項 第 1 節 一 般 事 項 1 仕 様 書 の 適 用 この 仕 様 書 は 山 形 県 企 業 局 酒 田 水 道 事 務 所 発 注 の 平 成 28 年 度 平 田 浄 水 場 及 び 酒 田 工 業 用 水 道 天 日 乾 燥 床 管 理 業 務 委 託 に 適

<4D F736F F D C689D789B582B581698AAE90AC92CA926D816A2E646F63>

Taro-08国立大学法人宮崎大学授業

一般競争入札について

3 地 震 保 険 の 割 引 地 震 保 険 に 加 入 されている 場 合 耐 震 改 修 後 保 険 料 の 割 引 (10%)が 受 けられる 場 合 があ ります ご 加 入 の 保 険 会 社 にお 問 合 せになり 宅 耐 震 改 修 証 明 書 の 写 し あるいは 固 定 資 産

独立行政法人国立病院機構

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

(1) 社 会 保 険 等 未 加 入 建 設 業 者 の 確 認 方 法 等 受 注 者 から 提 出 される 施 工 体 制 台 帳 及 び 添 付 書 類 により 確 認 を 行 います (2) 違 反 した 受 注 者 へのペナルティー 違 反 した 受 注 者 に 対 しては 下 記 のペ

災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

第 8 条 本 協 議 会 における 研 修 は 以 下 のとおりとする (1) 座 学 研 修 農 業 講 座 や 先 進 農 家 視 察 など 農 業 経 営 基 礎 講 座 やその 他 担 い 手 のための 研 修 会 等 への 参 加 など 年 24 回 程 度 とする (2) 実 務 研

図書等の管理に関する達

Microsoft Word - 目次.doc

<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73>

JTCCM製品認証審査要綱


目 次 表 紙... 1 目 次... 2 改 訂 記 録 目 的 対 象 製 造 部 門 品 質 部 門 組 織 PET 薬 剤 製 造 施 設 ( 施 設 長 )の 責 務 製 造 管 理 者 の 責 務... 7

Microsoft PowerPoint 資料6 技術基準.ppt [互換モード]

Microsoft Word - 不正アクセス行為の禁止等に関する法律等に基づく公安

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

Transcription:

仕 様 書 番 号 GLT-CG-Z500002F 作 成 平 成 19 年 3 月 30 日 変 更 平 成 27 年 4 月 1 日 補 給 統 制 本 部 陸 上 自 衛 隊 一 般 外 注 整 備 共 通 仕 様 書

陸 上 自 衛 隊 一 般 外 注 整 備 共 通 仕 様 書 目 次 1 総 則 1 1.1 適 用 範 囲 1 1.2 用 語 及 び 定 義 1 1.3 引 用 文 書 等 4 2 整 備 に 関 する 要 求 6 2.1 一 般 的 要 求 事 項 6 2.2 整 備 の 種 類 6 2.3 整 備 の 作 業 方 式 6 2.4 整 備 作 業 6 2.5 修 理 基 準 6 2.6 整 備 実 施 場 所 7 2.7 装 備 品 等 区 分 7 2.8 整 備 除 外 品 目 7 2.9 部 品 副 資 材 7 2.10 塗 装 防 せい 処 置 8 2.11 給 油 脂 など 9 2.12 外 観 機 能 性 能 9 2.13 整 備 品 の 表 示 10 2.14 整 備 作 業 間 の 作 業 中 止 事 項 10 2.15 品 質 管 理 10 3 品 質 保 証 10 3.1 試 験 10 3.2 監 督 検 査 10 4 出 荷 条 件 10 5 その 他 の 指 示 11 5.1 無 償 貸 付 品 及 び 官 給 品 11 5.2 承 認 用 図 面 等 11 5.3 納 入 書 類 など 11 5.4 提 出 書 類 11 5.5 保 証 期 間 12 6 秘 密 保 全 など 12 6.1 秘 密 保 全 12 6.2 整 備 実 施 場 所 などへの 立 入 りなど 12 6.3 役 務 契 約 における 武 器 弾 薬 の 管 理 13 6.4 官 側 の 資 料 使 用 に 関 する 注 意 13

陸 上 自 衛 隊 一 般 外 注 整 備 共 通 仕 様 書 目 次 7 その 他 13 7.1 輸 送 13 7.2 保 管 13 7.3 官 側 の 支 援 13 7.4 支 援 の 要 請 13 7.5 技 術 資 料 13 7.6 技 術 変 更 提 案 13 7.7 附 属 品 などの 確 認 13 7.8 仕 様 書 の 疑 義 について 13 7.9 諸 法 規 との 関 連 13 7.10 工 業 所 有 権 に 関 する 注 意 13 7.11 文 書 などの 誤 認 13 附 属 書 A( 規 定 ) 通 信 電 子 器 材 整 備 14 附 属 書 B( 規 定 ) 官 給 品 及 び 交 換 済 部 品 の 返 納 要 領 など 18 附 属 書 C( 規 定 ) 整 備 品 の 表 示 要 領 19 附 属 書 D( 規 定 ) 修 理 基 準 等 の 作 成 要 領 27

調 達 要 求 番 号 : 陸 上 自 衛 隊 仕 様 書 物 品 番 号 仕 様 書 番 号 GLT-CG-Z500002F 陸 上 自 衛 隊 一 般 外 注 整 備 共 通 仕 様 書 防 衛 大 臣 承 認 平 成 年 月 日 作 成 平 成 19 年 3 月 30 日 変 更 平 成 27 年 4 月 1 日 作 成 部 隊 等 名 補 給 統 制 本 部 1 総 則 1.1 適 用 範 囲 この 仕 様 書 は, 補 給 統 制 本 部 及 び 各 補 給 処 において 実 施 する 装 備 品 等 の 外 注 整 備 (GLT-CG- Z500001によるものを 除 く )に 関 する 共 通 事 項 について 規 定 する 1.2 用 語 及 び 定 義 この 仕 様 書 で 用 いる 用 語 及 び 定 義 は, 次 によるほか,GLT-CG-Z000001による 1.2.1 オーバーホール 装 備 品 等 の 欠 陥 箇 所 又 は 欠 陥 の 生 ずるおそれのある 箇 所 を 分 解 して 修 理 を 行 い, 完 全 な 使 用 可 能 状 態 に 回 復 させることをいう 1.2.2 修 理 指 定 された 修 理 基 準 に 基 づき 装 備 品 等 の 点 検, 検 査, 調 整, 交 換, 溶 接,びょう 締 め, 補 強 などに よって 欠 陥 を 是 正 し, 又 は 使 用 不 能 な 状 態 を 使 用 可 能 な 状 態 に 回 復 させることをいう 1.2.3 改 造 使 用 目 的 又 は 基 本 性 能 を 変 更 することなく, 装 備 品 等 の 性 能, 安 全 性 の 向 上, 操 作 及 び 整 備 の 容 易 又 は 耐 用 命 数 の 延 長 を 図 るため 一 部 の 設 計, 組 立 て, 構 造 又 は 機 能 などを 変 更 することをいい, 改 造 指 令 書 に 基 づき 実 施 する 1.2.4 改 修 使 用 目 的 又 は 基 本 性 能 を 変 更 することなく, 不 具 合 事 項 ( 予 見 されるものを 含 む )の 是 正 のため 若 しくは, 装 備 品 等 の 性 能, 安 全 性 の 向 上, 操 作 及 び 整 備 の 容 易 又 は 耐 用 命 数 の 延 長 を 図 るため 一 部 の 構 成 品, 部 品, 機 能 などを 変 更, 追 加 又 は 廃 止 することをいう 1.2.5 検 査 検 査 とは, 整 備 の 種 類 において 法 令 などの 規 定 などによって, 関 係 官 庁 又 はその 認 定 団 体 などが 行 う 検 査 をいい, 定 期 検 査, 再 検 査 などに 区 分 される 1.2.6 点 検 点 検 とは, 整 備 の 種 類 において 法 令 などの 規 定 などによって 実 施 する 点 検 をいい,あらかじめ 点 検 周 期 を 定 めて 実 施 するものを 定 期 点 検,その 他 を 臨 時 点 検 に 区 分 される - 1 -

1.2.7 計 画 整 備 計 画 整 備 とは, 年 度 業 務 計 画 などによって 特 に 命 ぜられた, 装 備 品 等 の 機 能 性 能 を 維 持 するため に 行 う 整 備 をいう 1.2.8 臨 時 整 備 定 期 点 検 において, 部 品 交 換 及 び 修 理 を 必 要 とされた 箇 所 の 整 備 を 行 うことをいう 1.2.9 技 術 援 助 装 備 品 等 の 製 造 者 などの 技 術 者 が, 官 側 の 整 備 員 などに 対 して, 装 備 品 等 の 操 作 要 領, 整 備 修 理 試 験 などの 要 領 を 指 定 した 場 所 において 技 術 指 導 を 行 うことをいう ただし, 技 術 者 は, 契 約 の 相 手 方 が 該 当 技 術 に 対 し 十 分 な 能 力 があると 認 めた 者 とする 1.2.10 校 正 計 測 器 の 精 度 を 維 持 するため, 定 期 的 又 は 必 要 の 都 度, 標 準 器 と 対 照 することによって 計 測 器 の 指 示 値 を 修 正 ( 補 正 表 の 作 成 を 含 む )することをいう 1.2.11 営 業 所 等 当 該 契 約 の 相 手 方 又 はその 下 請 負 者 の 営 業 所, 工 場 その 他 の 関 係 場 所 をいう 1.2.12 工 場 整 備 装 備 品 等 を 営 業 所 等 において 行 う 整 備 をいう 1.2.13 現 地 整 備 装 備 品 等 を 装 備 部 隊 などにおいて 行 う 整 備 をいう 1.2.14 国 産 品 国 内 において 調 達 する 調 達 物 品 など( 輸 入 品 及 び 供 与 又 は 貸 与 は 受 けないが,アメリカ 合 衆 国 政 府 の 仕 様 書, 図 面 などと 同 一 の 仕 様 書, 図 面 などによって 調 達 される 装 備 品 等 又 はその 他 の 装 備 品 等 で 幕 僚 長 等 が 補 給 業 務 上 これと 同 一 の 取 扱 いをしようとするものを 除 く )をいう 1.2.15 供 与 品 日 本 国 とアメリカ 合 衆 国 との 間 の 相 互 防 衛 援 助 協 定 に 基 づく 有 償 援 助 によって, 調 達 する 装 備 品 等 をいう 1.2.16 その 他 の 輸 入 品 防 衛 省 が 直 接 又 は 輸 入 業 者 を 通 じて 外 国 から 調 達 する 装 備 品 等 ( 日 本 国 とアメリカ 合 衆 国 との 間 の 相 互 防 衛 援 助 協 定 に 基 づく 有 償 援 助 によって 調 達 する 装 備 品 等 を 含 まない )をいう - 2 -

1.2.17 修 理 基 準 装 備 品 等 の 各 部 を 修 理 する 場 合 に 適 用 すべき 修 理 精 度, 使 用 限 度, 修 理 値, 試 験 基 準 などの 基 準 値 及 び 修 理 作 業 の 規 制 的 内 容 をいう 1.2.18 標 準 ( 又 は 確 定 ) 作 業 方 式 個 別 仕 様 書 で 規 定 する 標 準 作 業 表 ( 又 は 確 定 作 業 表 )によって, 作 業 項 目 などが 確 定 している 作 業 を 標 準 内 ( 又 は 確 定 ) 作 業 として 整 備 を 実 施 することをいう 1.2.19 標 準 外 ( 又 は 追 加 ) 作 業 方 式 個 別 仕 様 書 で 規 定 する 標 準 作 業 表 ( 又 は 確 定 作 業 表 ) 以 外 の 整 備 作 業 及 び 共 通 でない 各 種 作 業 を 標 準 外 ( 又 は 追 加 ) 作 業 とし 標 準 外 作 業 表 ( 又 は 追 加 作 業 表 )を 作 成 して, 監 督 官 の 承 認 を 得 又 は 契 約 書 などの 定 めるところによって, 速 やかに 標 準 外 作 業 見 積 書 を 作 成 し, 契 約 担 当 官 等 の 承 認 を 得 て, 整 備 を 実 施 することをいう 1.2.20 標 準 標 準 外 ( 又 は 確 定 追 加 ) 作 業 方 式 個 別 仕 様 書 で 規 定 する 標 準 作 業 表 ( 又 は 確 定 作 業 表 )によって, 作 業 項 目 などが 確 定 している 作 業 を 標 準 内 ( 又 は 確 定 ) 作 業 として 実 施 し,これ 以 外 の 整 備 作 業 及 び 共 通 でない 各 種 作 業 を 標 準 外 ( 又 は 追 加 ) 作 業 とし 標 準 外 作 業 表 ( 又 は 追 加 作 業 表 )を 作 成 して, 監 督 官 の 承 認 を 得 又 は 契 約 書 などの 定 めるところによって, 速 やかに 標 準 外 作 業 見 積 書 を 作 成 し, 契 約 担 当 官 等 の 承 認 を 得 て, 整 備 を 実 施 することをいう 1.2.21 診 断 作 業 方 式 整 備 品 を 診 断 して 交 換, 補 充 又 は 修 理 を 要 する 部 品 及 び 箇 所 を 明 確 にすることをいい, 診 断 後, 整 備 診 断 明 細 書 を 作 成 し 提 出 する ただし,この 診 断 を 行 うために 必 要 な 最 小 限 度 の 整 備 工 程 を 含 むも のとする 1.2.22 整 備 ( 又 は 修 理 ) 作 業 方 式 整 備 ( 又 は 修 理 ) 作 業 は, 別 に 行 われた 診 断 作 業 で 提 出 され,かつ, 承 認 された 整 備 診 断 明 細 書 に よって 実 施 することをいう 1.2.23 整 備 ( 又 は 修 理 ) 診 断 作 業 方 式 整 備 品 を 診 断 して 交 換, 補 充 又 は 修 理 を 要 する 部 品 及 び 箇 所 を 明 確 にすることをいい, 診 断 後, 整 備 診 断 明 細 書 を 作 成 し 提 出 する ただし,この 診 断 を 行 うために 必 要 な 最 小 限 度 の 整 備 工 程 を 含 むも のとし, 整 備 ( 又 は 修 理 ) 作 業 は, 承 認 された 整 備 診 断 明 細 書 によって 実 施 するものとする 1.2.24 副 資 材 整 備 に 使 用 する 材 料 などの 部 品 以 外 [ 金 属 材 料, 木 材, 油 脂 類, 剝 離 剤, 洗 浄 剤, 接 着 剤, 塗 料 類, 溶 接 資 材, 配 線 資 材,きょう( 筐 ) 体 部 補 修 資 材, 研 磨 材, 表 面 処 理 剤, 非 破 壊 試 験 剤, 熱 処 理 用 剤, 皮 革 及 び 糸 類, 事 務 用 消 耗 品, 提 出 書 類 用 紙 など]のものをいう - 3 -

1.2.25 稼 動 時 無 稼 動 時 装 備 品 等 を 使 用 する 状 態 又 は 動 力 を 要 するものは,エンジンなど 起 動 時 又 は 電 力 を 供 給 された 状 態 を 稼 動 時 といい, 動 力 を 要 するものがエンジンなど 停 止 時 又 は 電 力 を 供 給 されてない 状 態 を 無 稼 動 時 という 1.2.26 有 害 物 質 等 放 射 性 物 質 ( 放 射 性 同 位 元 素 等 による 放 射 線 障 害 の 防 止 に 関 する 法 律 の 適 用 を 受 けるものをい う ) 及 び 有 害 物 質 ( 毒 物 及 び 劇 物 取 締 法 第 2 条 第 1 項, 第 2 項 及 び 第 3 項 で 規 定 する 毒 物, 劇 物 及 び 特 定 毒 物 並 びに 労 働 安 全 衛 生 法 第 55 条 に 規 定 する 製 造 等 の 禁 止 物 質, 同 第 56 条 に 規 定 する 製 造 の 許 可 を 受 けるべき 物 質 をいう )をいう 1.2.27 官 用 図 面 装 備 品 等 を 取 得 するために, 官 側 が 作 成 又 は 購 入 し, 管 理 する 図 面 をいう( 以 下, 官 図 という ) 1.2.28 消 耗 的 部 品 分 解 整 備 において, 損 傷 摩 耗 衰 損 などによって, 再 使 用 が 不 可 能 な 部 品 をいう 1.3 引 用 文 書 等 1.3.1 仕 様 書 の 優 先 順 位 仕 様 書 の 優 先 順 位 は,GLT-CG-Z000001の 1.3.2 による 1.3.2 引 用 文 書 の 優 先 順 位 引 用 文 書 の 優 先 順 位 は,GLT-CG-Z000001の 1.4 による 1.3.3 引 用 文 書 この 仕 様 書 に 引 用 する 次 の 文 書 は,この 仕 様 書 に 規 定 する 範 囲 内 において,この 仕 様 書 の 一 部 を 成 すものであり, 入 札 書 又 は 見 積 書 の 提 出 時 における 最 新 版 ( 追 補 を 含 む )とする ただし, 契 約 後 当 該 文 書 に 改 正 などがあった 場 合 には,その 適 用 について 別 途 協 議 し, 引 用 文 書 に 定 める 事 項 が 個 別 仕 様 書 に 定 める 事 項 と 相 違 する 場 合 は, 個 別 仕 様 書 が 優 先 する a) 規 格 JIS B 1101 すりわり 付 き 小 ねじ JIS B 1111 十 字 穴 付 き 小 ねじ JIS B 1180 六 角 ボルト JIS B 1181 六 角 ナット JIS C 2103 電 気 絶 縁 用 ワニス 試 験 方 法 JIS H 3100 銅 及 び 銅 合 金 の 板 並 びに 条 JIS H 4000 アルミニウム 及 びアルミニウム 合 金 の 板 及 び 条 JIS H 8601 アルミニウム 及 びアルミニウム 合 金 の 陽 極 酸 化 皮 膜 JIS H 8610 電 気 亜 鉛 めっき JIS H 8615 工 業 用 クロムめっき JIS H 8617 ニッケルめっき 及 びニッケル-クロムめっき JIS H 8621 工 業 用 銀 めっき JIS H 8641 溶 融 亜 鉛 めっき - 4 -

JIS W 7001 航 空 宇 宙 - 航 空 機 電 気 系 統 の 特 性 NDS C 0002 地 上 用 電 子 機 器 通 則 NDS XC 3502 機 器 配 線 用 電 線 NDS G 8101 金 属 部 品 表 面 処 理 通 則 NDS G 8102 鉄 鋼 表 面 の 清 浄 処 理 及 び 塗 装 下 地 処 理 NDS G 8103 鉄 鋼 用 りん 酸 塩 皮 膜 NDS G 8104 鉄 鋼 用 黒 色 酸 化 皮 膜 NDS H 8601 アルミニウム 及 びアルミニウム 合 金 の 陽 極 酸 化 皮 膜 NDS H 8610 亜 鉛 めっき( 電 気 めっき) NDS Z 0001 包 装 の 総 則 NDS Z 8011 角 形 銘 板 NDS Z 8201 標 準 色 MIL-M-43719 MARKING MATERIALS AND MARKERS,ADHESIVE,ELASTO-MERIC, PIGMENTED; b) 仕 様 書 DSP K 5203 外 部 用 フタル 酸 樹 脂 エナメル( 半 つや) DSP Z 9008 品 質 管 理 等 共 通 仕 様 書 GLT-CG-Z000001 陸 上 自 衛 隊 装 備 品 等 一 般 共 通 仕 様 書 GLT-CG-Z000002 陸 上 自 衛 隊 塗 装 共 通 仕 様 書 GLT-CG-Z500001 オーバーホール( 火 器 車 両 施 設 器 材 ) 共 通 仕 様 書 c) 法 令 等 毒 物 及 び 劇 物 取 締 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 303 号 ) 日 本 国 とアメリカ 合 衆 国 との 間 の 相 互 防 衛 援 助 協 定 ( 昭 和 29 年 5 月 条 約 第 6 号 ) 放 射 性 同 位 元 素 等 による 放 射 線 障 害 の 防 止 に 関 する 法 律 ( 昭 和 32 年 法 律 第 167 号 ) 労 働 安 全 衛 生 法 ( 昭 和 47 年 法 律 第 57 号 ) 計 量 法 ( 平 成 4 年 法 律 第 51 号 ) 陸 上 自 衛 隊 の 補 給 等 に 関 する 訓 令 ( 昭 和 34 年 陸 上 自 衛 隊 訓 令 第 72 号 ) 秘 密 保 全 に 関 する 訓 令 ( 平 成 19 年 防 衛 省 訓 令 第 36 号 ) 特 定 秘 密 の 保 護 に 関 する 訓 令 ( 平 成 26 年 防 衛 省 訓 令 第 64 号 ) 特 別 防 衛 秘 密 の 保 護 に 関 する 訓 令 ( 平 成 19 年 防 衛 省 訓 令 第 38 号 ) 国 産 車 両 用 優 良 部 品 の 調 達 要 領 について( 通 達 )[ 陸 幕 武 第 653 号 (48.11.15)] 技 術 変 更 提 案 の 処 理 について( 通 達 )[ 陸 幕 装 計 第 72 号 (10.3.26)] 取 扱 い 上 の 注 意 を 要 する 文 書 等 及 び 注 意 電 子 計 算 機 情 報 の 取 扱 いについて( 通 達 ) [ 防 防 調 第 4608 号 (19.4.27)] 取 扱 上 の 注 意 を 要 する 文 書 等 及 び 注 意 電 子 計 算 機 情 報 の 取 扱 いについて( 通 達 ) [ 陸 幕 情 第 175 号 (19.7.31)] 1.3.4 関 連 文 書 放 射 性 物 質 を 含 む 電 子 管 等 の 取 扱 について( 通 達 )[ 陸 幕 化 第 65 号 (42.5.19)] - 5 -

2 整 備 に 関 する 要 求 2.1 一 般 的 要 求 事 項 個 別 仕 様 書 の 規 定 に 基 づき, 分 解, 検 査 又 は 機 能 性 能 点 検 を 実 施 して, 当 該 装 備 品 等 の 修 理 基 準 に 示 す 修 理 値 ( 性 能 上 修 理 すべき 限 界 値 ) 内 で 修 理 を 行 う ただし, 修 理 値 を 超 えたもので, 調 整 な どによって, 修 復 できないものについては, 修 理 精 度 ( 標 準 寸 法 又 は 組 立 標 準 値 )になるように 整 備 し, 完 全 に 使 用 可 能 な 状 態 に 回 復 させるものとする 2.2 整 備 の 種 類 整 備 の 種 類 は, 次 のとおりとし,その 適 用 区 分 は, 個 別 仕 様 書 等 に 規 定 するところによる a) オーバーホール b) 修 理 c) 改 造 d) 改 修 e) 検 査 f) 点 検 g) 計 画 整 備 h) 臨 時 整 備 i) 技 術 援 助 j) 校 正 2.3 整 備 の 作 業 方 式 整 備 の 作 業 方 式 は, 次 のとおりとし,その 適 用 区 分 は, 個 別 仕 様 書 等 に 規 定 するところによる a) 標 準 ( 又 は 確 定 ) 作 業 方 式 b) 標 準 外 ( 又 は 追 加 ) 作 業 方 式 c) 標 準 標 準 外 ( 又 は 確 定 追 加 ) 作 業 方 式 d) 診 断 作 業 方 式 e) 整 備 ( 又 は 修 理 ) 作 業 方 式 f) 整 備 ( 又 は 修 理 ) 診 断 作 業 方 式 2.4 整 備 作 業 整 備 作 業 は, 個 別 仕 様 書 に 示 す 整 備 作 業 工 程 表 によるものとし, 個 々の 作 業 内 容 は, 個 別 仕 様 書 に よる 2.5 修 理 基 準 修 理 基 準 は, 個 別 仕 様 書 に 規 定 する 場 合 を 除 き, 次 による a) 装 備 品 ( 通 信 電 子 器 材 及 び 誘 導 武 器 を 除 く )の 修 理 基 準 は, 当 該 装 備 品 の 陸 上 自 衛 隊 整 備 諸 基 準 による ただし, 整 備 諸 基 準 がない 場 合 及 び 細 部 については, 承 認 図 面 による b) 装 備 品 ( 誘 導 武 器 )の 修 理 基 準 は, 当 該 装 備 品 の 各 種 整 備 実 施 規 定, 補 給 カタログ, 米 軍 のTM (Technical Manual) DMWR(Depot Maintenance Work Requirement) MWO(Modification Work Order), 製 造 者 などの 作 成 した 取 扱 説 明 書,オーバーホールマニュアルなどによる c) 装 備 品 等 ( 通 信 電 子 器 材 )の 修 理 基 準 は, 当 該 装 備 品 等 の 陸 上 自 衛 隊 整 備 諸 基 準 による ただし, 整 備 諸 基 準 がない 場 合 は, 附 属 書 Aによって 実 施 する d) 装 備 品 以 外 の 修 理 基 準 は, 当 該 整 備 品 の 取 扱 説 明 書 による なお, 取 扱 説 明 書 によることができない 場 合 は, 調 達 要 求 元 と 調 整 し, 修 理 基 準 表 を 提 出 する ものとする - 6 -

2.6 整 備 実 施 場 所 整 備 実 施 場 所 は, 次 のとおりとし,その 適 用 区 分 は, 個 別 仕 様 書 等 に 規 定 するところによる なお, 契 約 の 相 手 方 は, 指 定 の 整 備 実 施 場 所 以 外 に 立 ち 入 る 必 要 が 生 じた 場 合 は, 契 約 担 当 官 等 に 速 やかに 申 し 出 て, 指 示 を 受 けるものとする a) 営 業 所 等 b) 官 側 の 施 設 など c) その 他 の 場 所 2.7 装 備 品 等 区 分 装 備 品 等 の 区 分 は, 次 による a) 国 産 品 b) 供 与 品 c) その 他 の 輸 入 品 2.8 整 備 除 外 品 目 整 備 除 外 品 目 は, 必 要 によって 個 別 仕 様 書 等 で 規 定 する なお, 次 に 示 す 品 目 の 整 備 は, 行 わないものとする ただし, 保 管 整 備 作 業 などの 軽 易 な 作 業 ( 蓄 電 池 の 充 電 及 び 補 液,ターミナルの 修 理, 転 輪 のゴム 部 以 外 の 補 修,シリンダヘッドの 交 換 以 外 の 修 正, 履 帯 ピンなどの 一 部 の 交 換 など)は, 行 うものとする a) 蓄 電 池, 乾 電 池 及 び 消 火 器 b) ほろ, 砲 覆 い,カバー 類, 収 容 袋 など c) 予 備 品, 附 属 品, 工 具 など d) 個 別 仕 様 書 等 で 作 業 指 示 のないもの ただし, 他 の 部 位 を 整 備 するために 必 要 な 取 り 外 し 取 付 けは 行 うものとする 2.9 部 品 副 資 材 部 品 及 び 副 資 材 は, 次 による a) 部 品 及 び 副 資 材 は, 個 別 仕 様 書 等 で 示 す 以 外 は 官 給 しない 必 要 が 生 じた 場 合 は, 契 約 の 相 手 方 が 負 担 するものとする b) 契 約 の 相 手 方 は, 個 別 仕 様 書 等 に 示 された 以 外 の 官 給 品 が 必 要 な 場 合, 契 約 担 当 官 等 を 経 て 調 達 要 求 元 と 協 議 するものとする c) 材 料 に 有 害 物 質 等 を 使 用 したものは, 関 係 法 令 に 基 づく 許 可 を 証 明 する 書 類 などをもって, 契 約 担 当 官 等 の 承 認 を 得 るものとする 2.9.1 部 品 整 備 ( 用 ) 部 品 は, 製 造 者 社 内 規 格 品 又 は 同 等 品 以 上 で 性 能 及 び 機 能 が 保 証 できることを 証 明 する 書 類 によって, 監 督 官 又 は 検 査 官 ( 以 下, 検 査 官 等 という )に 承 認 を 得 た 製 品 を 使 用 するものと する 2.9.2 副 資 材 副 資 材 は, 次 による a) 使 用 する 副 資 材 は, 整 備 品 の 性 能 及 び 機 能 を 損 ねる 規 格 品 の 使 用 又 は 不 適 格 な 作 業 方 法 を 実 施 し てはならない b) 金 属 材 料 などの 補 修 用 資 材 は, 被 補 修 部 分 と 強 度 及 び 性 能 が 同 等 又 は 同 等 以 上 のもので, 十 分 な 保 証 がされていると 契 約 担 当 官 等 が 承 認 したものとする - 7 -

2.9.3 部 品 の 流 用 など 部 品 を 流 用 する 場 合 は, 次 による a) 当 該 整 備 品 以 外 から 部 品 を 流 用 する 必 要 がある 場 合 は,その 都 度, 契 約 担 当 官 等 の 承 認 を 得 るも のとする b) 他 のロットから 部 品 を 流 用 する 必 要 がある 場 合 は,その 都 度, 検 査 官 等 の 承 認 を 得 るものとする 2.9.4 部 品 の 官 図 による 製 作 など 契 約 の 相 手 方 が 整 備 に 必 要 な 部 品 を 製 作 又 は 購 入 する 場 合 は, 次 による a) 部 品 を 製 作 又 は 購 入 する 場 合 は, 官 図 によるものとする なお, 官 図 を 必 要 とするときは, 検 査 官 等 を 経 て 契 約 担 当 官 等 へ 申 請 し, 調 達 要 求 元 から 貸 与 を 受 けるものとする b) 官 図 がない 場 合 は, 契 約 の 相 手 方 の 責 任 において 装 備 品 等 の 同 一 部 品 又 はこれと 同 等 以 上 の 品 質 のものを 製 作 又 は 購 入 するものとする また,この 場 合, 承 認 用 図 面 又 は 承 認 用 見 本 ( 以 下, 承 認 用 図 面 等 という )を 提 出 し, 契 約 担 当 官 等 の 承 認 を 得 た 後, 製 作 又 は 購 入 する ただし, 機 能 などに 直 接 影 響 のないものは, 契 約 担 当 官 等 の 承 認 を 得 て, 承 認 用 図 面 等 の 提 出 を 省 略 するこ とができる c) a) 又 は b)によって 製 作 又 は 購 入 した 部 品 は, 検 査 官 等 の 検 査 を 受 けた 後, 使 用 するものとする 2.9.5 部 品 の 製 作 など a) 国 産 品 部 品 ( 国 産 品 )を 製 作 する 場 合 は, 次 による 1) 当 該 国 内 生 産 装 備 品 等 の 同 一 部 品 2) 車 両 用 部 品 は, 国 産 車 両 用 優 良 部 品 の 調 達 要 領 について( 通 達 ) によって 優 良 部 品 として 指 定 された 部 品 とする 3) 2.9.4 に 基 づいて, 契 約 の 相 手 方 が 製 作 又 は 購 入 した 部 品 であって, 製 造 者 の 社 内 規 格 に 合 格 した 部 品 4) 前 各 項 以 外 の 場 合 で, 検 査 官 等 が 使 用 を 承 認 した 部 品 b) 国 産 品 以 外 ( 供 与 品 その 他 の 輸 入 品 ) 部 品 ( 国 産 品 以 外 )を 製 作 する 場 合 は, 次 による 1) 2.9.4 b)に 基 づいて, 契 約 の 相 手 方 が 製 作 又 は 購 入 した 国 産 化 部 品 であって, 製 造 者 の 社 内 規 格 に 合 格 した 部 品 2) 輸 入 証 明 書 のある 輸 入 部 品 3) 輸 入 証 明 書 はないが, 品 質 状 態 が 1)と 同 等 と 判 定 できる 十 分 な 証 拠 がある 輸 入 品 4) 前 各 項 以 外 の 場 合 で, 検 査 官 等 が 使 用 を 承 認 した 部 品 2.9.6 部 品 の 返 納 官 給 品 及 び 交 換 済 部 品 の 返 納 要 領 などは, 個 別 仕 様 書 で 別 に 規 定 する 場 合 を 除 き, 附 属 書 Bによる 2.10 塗 装 防 せい 処 置 2.10.1 塗 装 塗 装 は, 次 による a) 塗 装 方 法 などは, 個 別 仕 様 書 等 及 び 次 によるほか,GLT-CG-Z000002による b) 塗 色 は, 旧 塗 装 面 と 同 質 同 色 とし,OD 色 の 場 合 はNDS Z 8201の 色 番 号 2314(OD 色 7.5Y3/1)を 標 準 とする - 8 -

c) 塗 装 区 分 は, 表 1 のとおりとし,その 適 用 区 分 は 個 別 仕 様 書 等 に 規 定 するところによる 表 1- 塗 装 区 分 塗 装 区 分 塗 装 要 領 適 用 例 A 塗 装 B 塗 装 C 塗 装 旧 塗 膜 を 除 去 し, 生 地 ごしらえ 後 プライマを 均 一 に 2 回 塗 り, 乾 燥 後, 上 塗 りを2 回 行 う 旧 塗 膜 の 不 良 部 位 及 び 全 面 を 生 地 ごしらえ 後, 旧 塗 膜 の 上 から 上 塗 りを1 回 行 う 旧 塗 膜 の 不 良 部 位 を 生 地 ごしらえ 後, 当 該 不 良 部 位 だけを, 旧 塗 膜 の 上 から 上 塗 りを1 回 行 う 旧 塗 膜 の 剝 離 亀 裂 が 甚 だしい 箇 所 旧 塗 膜 の 剝 離 亀 裂 が 小 さい 箇 所 が 点 在 する 場 合 旧 塗 膜 の 剝 離 亀 裂 が 小 さい 箇 所 d) 塗 装 を 補 修 する 必 要 がない 場 合 は, 生 地 ごしらえ 後, 旧 塗 装 面 の 上 にDSP K 5203を1 回 塗 る e) A 塗 装 以 外 でプライマ 塗 りが 必 要 な 場 合 は, 個 別 仕 様 書 による 2.10.2 非 塗 装 部 位 非 塗 装 部 位 は, 次 によるほか 個 別 仕 様 書 等 で 規 定 するところによる a) 金 属 の 滑 動 面 はめあい 部 位 ねじ 穴 など 塗 装 によって 機 能 性 能 に 影 響 を 及 ぼす 箇 所 b) ゴム ガラス 皮 革 陶 器 など 材 質 が 塗 装 に 不 適 なもの 2.10.3 防 せい 処 置 防 せい 処 置 は, 次 によるほか 個 別 仕 様 書 等 で 規 定 するところによる a) 塗 装 された 部 位 を 除 く 金 属 露 出 面 ( 連 結 機 構 部, 開 口 部 分 など)に 行 う b) 防 せい 性 に 優 れた 製 品 を 使 用 する 2.11 給 油 脂 など 給 油 脂 などは, 次 による a) 油 脂 類, 燃 料, 冷 却 水, 電 解 液, 空 気 その 他 官 給 したもの 以 外 で 必 要 なものは, 契 約 の 相 手 方 に おいて 用 意 する b) 給 油 脂 などは, 整 備 諸 基 準 などに 基 づき 行 うものとする 2.12 外 観 機 能 性 能 2.12.1 外 観 整 備 品 の 外 観 は, 次 に 示 す 事 項 を 満 足 するものでなければならない a) 塗 装,めっき,りん 酸 塩 皮 膜 などを 施 してある 箇 所 に 地 金 が 見 えたり, 腐 食 の 原 因 となるきずな どがないこと b) 緊 締 部 にがたがなく, 溶 接 及 びはんだ 付 け 箇 所 に, 剝 離 亀 裂 がないこと c) 指 標, 目 盛, 記 号, 銘 板 などの 表 示 は, 鮮 明 であること d) 整 備 品 の 仕 上 げ, 構 造, 防 せい 処 理, 給 油 脂, 打 ちきず, 加 工 不 良, 未 加 工, 欠 品, 加 工 きず, 輸 送 取 扱 い 不 良 などによる 破 損 など 及 び 外 観 上 の 異 状 がないこと 2.12.2 機 能 性 能 機 能 性 能 は, 次 による a) 個 別 仕 様 書 に 示 された 内 容 を 満 足 すること b) 整 備 品 の 機 能 及 び 性 能 は, 当 該 装 備 品 等 の 修 理 基 準 に 適 合 すること c) 各 計 器 の 作 動, 照 明 具 などが 正 常 であること - 9 -

2.13 整 備 品 の 表 示 整 備 品 の 表 示 は, 個 別 仕 様 書 で 規 定 する 場 合 を 除 き,GLT-CG-Z000001の 2.3 及 び 附 属 書 Cによる 2.14 整 備 作 業 間 の 作 業 中 止 事 項 契 約 の 相 手 方 は, 整 備 作 業 間 において, 次 に 該 当 する 場 合 は 直 ちに 作 業 を 中 止 し,その 旨 を 文 書 で 契 約 担 当 官 等 に 申 し 出 て 指 示 を 受 けるものとする なお, 契 約 担 当 官 等 から 整 備 作 業 中 止 の 指 示 を 受 けた 場 合 は, 中 止 にした 時 点 までの 作 業 の 確 認 を 受 けるとともに 仮 組 立 てなどの 処 置 を 行 い, 原 形 に 復 し 契 約 担 当 官 等 の 指 示 に 従 うものとする a) 当 該 装 備 品 等 の 総 修 理 費 が 修 理 限 度 額 を 超 えると 判 断 した 場 合 b) 個 別 仕 様 書 等 で, 指 示 された 以 外 の 工 程 が 必 要 と 判 断 した 場 合 c) 当 該 装 備 品 等 が 調 整 などによって, 修 復 できないと 判 断 した 場 合 d) 技 術 的 又 はその 他 の 理 由 によって, 当 該 装 備 品 等 を 整 備 することの 適 否 について 疑 義 が 生 じた 場 合 2.15 品 質 管 理 品 質 管 理 は,DSP Z 9008を 引 用 し, 必 要 に 応 じ 個 別 仕 様 書 に 規 定 する 3 品 質 保 証 3.1 試 験 試 験 は, 個 別 仕 様 書 等 で 規 定 するところによるものとし, 試 験 に 必 要 な 器 材, 設 備 などは,GLT -CG-Z000001の 3.1 による 3.2 監 督 検 査 監 督 及 び 検 査 は,GLT-CG-Z000001の 3.2 によるほか, 契 約 担 当 官 等 が 定 める 監 督 検 査 実 施 要 領 による 4 出 荷 条 件 整 備 品 の 包 装 及 び 包 装 の 表 示 は, 次 によるほか,GLT-CG-Z000001の 箇 条 4 による a) 包 装 のレベルは, 特 に 個 別 仕 様 書 等 で 規 定 する 場 合 を 除 き, 表 2 による 表 2- 包 装 のレベル 適 用 区 分 レベル 規 格 1 個 装 A NDS Z 0001の 4.3.1 a)の 規 定 による 外 装 Ⅰ NDS Z 0001の 4.3.2 a)の 規 定 による 2 個 装 B NDS Z 0001の 4.3.1 b)の 規 定 による 外 装 Ⅱ NDS Z 0001の 4.3.2 b)の 規 定 による 3 個 装 C NDS Z 0001の 4.3.1 c)の 規 定 による 外 装 Ⅲ NDS Z 0001の 4.3.2 c)の 規 定 による 4 個 装 商 慣 習 による 外 装 商 慣 習 による b) 通 箱 使 用 の 場 合, 当 該 通 箱 が 不 良 で 良 品 を 代 替 官 給 できない 場 合 は, 検 査 官 等 の 指 示 によって 補 修 する - 10 -

5 その 他 の 指 示 5.1 無 償 貸 付 品 及 び 官 給 品 整 備 に 必 要 な 無 償 貸 付 品 及 び 官 給 品 は,2.9 及 びGLT-CG-Z000001の 箇 条 5 による 5.2 承 認 用 図 面 等 5.2.1 承 認 用 図 面 等 の 提 出 承 認 用 図 面 等 の 提 出 は 次 に 示 す 事 項 に 該 当 する 場 合 のほか,GLT-CG-Z000001の 箇 条 6 による ただし, 提 出 できない 事 項 などがある 場 合 は,その 旨 を 文 書 で 提 出 するものとする a) 仕 様 書 で を 標 準 とする, を 基 準 とする などの 用 語 を 用 いている 場 合 で, 疑 義 の 生 ずるおそれのあるもの b) 個 別 仕 様 書 で 提 出 を 規 定 する 場 合 c) 官 図 が 標 準 図 面, 参 考 図 面 などの 場 合 で 疑 義 の 生 ずるおそれのある 場 合 d) 2.9.4 b)の 規 定 による 場 合 e) 承 認 図 面 等 を 変 更 する 場 合 5.2.2 承 認 用 図 面 等 の 提 出 数 及 び 提 出 時 期 承 認 用 図 面 等 の 提 出 数 及 び 提 出 時 期 は, 次 によるほか,GLT-CG-Z000001の 箇 条 6 に よる a) 承 認 用 図 面 等 の 提 出 数 は, 表 3 に 規 定 するところによる b) 承 認 用 図 面 等 の 提 出 時 期 は, 契 約 後 速 やかに 提 出 するものとする 5.2.3 修 理 基 準 等 の 作 成 要 領 修 理 基 準 等 の 作 成 要 領 は, 次 による a) 個 別 仕 様 書 で 修 理 基 準 等 の 提 出 を 求 めている 場 合 は, 附 属 書 Dによる b) その 他 の 様 式 は, 個 別 仕 様 書 等 で 指 定 する 場 合 を 除 き, 契 約 担 当 官 等 とその 都 度, 調 整 するもの とする 5.3 納 入 書 類 など 5.3.1 保 証 票 かし 担 保 期 間 を 記 入 した 保 証 票 ( 様 式 は,GLT-CG-Z000001の 7.4 を 準 用 する ) を 履 歴 簿 などに 添 付 する ただし, 履 歴 簿 などのないものは, 保 証 票 を 整 備 品 に 添 付 するものとする 5.3.2 合 格 証 計 量 法 などの 法 令 などによって, 公 共 機 関 又 は 認 定 された 会 社 などの 行 う 検 定 を 受 ける 必 要 の あるものは, 契 約 の 相 手 方 において 検 定 を 受 け,その 合 格 証 を 添 付 するものとする 5.4 提 出 書 類 提 出 書 類 は, 表 3 を 標 準 とする - 11 -

表 3- 提 出 書 類 一 覧 表 番 号 書 類 名 部 数 部 数 番 号 書 類 名 ( 標 準 ) ( 標 準 ) 1 工 程 表 2 11 返 品 書 材 料 使 用 明 細 書 3 2 承 認 用 図 面 ( 色 見 本 を 含 む ) 3 12 納 品 書 検 査 調 書 6 3 承 認 用 見 本 2 13 員 数 点 検 表 3 4 無 償 貸 付 申 請 書 2 14 診 断 明 細 書 整 備 診 断 明 細 書 3 5 承 認 願 書 4 15 標 準 外 作 業 見 積 書 3 6 借 受 書 2 16 保 管 契 約 書 2 7 受 領 書 3 17 下 請 負 者 承 認 願 3 8 材 料 証 明 書 2 18 官 給 申 請 書 2 9 各 種 試 験 成 績 書 2 19 実 績 価 格 報 告 書 3 10 検 査 申 請 書 3 - - - 5.5 保 証 期 間 保 証 期 間 は, 個 別 仕 様 書 等 によって 指 定 する 場 合 又 は 契 約 に 当 たって, 別 に 定 める 場 合 を 除 き, 受 領 検 査 合 格 のときから1 年 とする 6 秘 密 保 全 など 6.1 秘 密 保 全 秘 密 保 全 は, 次 による a) 契 約 の 相 手 方 は, 装 備 品 等 の 製 造 などに 関 わる 物 件, 文 書, 図 面 などで 特 別 防 衛 秘 密, 特 定 秘 密 又 は 秘 密 に 指 定 されているものの 取 扱 いは, 特 別 防 衛 秘 密 の 保 護 に 関 する 訓 令, 特 定 秘 密 の 保 護 に 関 する 訓 令 又 は 秘 密 保 全 に 関 する 訓 令 に 基 づくものとし,その 取 扱 いに 万 全 の 注 意 を 払 わなければならない b) 契 約 の 相 手 方 は, 装 備 品 等 の 製 造 などに 関 わる 物 件, 文 書, 図 面 などで 注 意 又 は 部 内 限 り に 指 定 されているものの 取 扱 いは, 取 扱 い 上 の 注 意 を 要 する 文 書 等 及 び 注 意 電 子 計 算 機 情 報 の 取 扱 いについて( 通 達 ) に 基 づくものとし,その 取 扱 いに 万 全 の 注 意 を 払 わなければならない c) 契 約 の 相 手 方 は, 本 契 約 の 履 行 に 当 たり 直 接 又 は 間 接 にかかわらず 知 り 得 た 事 項 の 管 理 に 万 全 を 期 するとともに, 別 途 利 用 その 他 への 公 表 などは 防 衛 省 の 承 認 なく 行 ってはならない また, 本 契 約 終 了 後 も, 同 様 とする d) 契 約 の 相 手 方 は, 官 側 の 施 設 内 の 場 合, 整 備 実 施 場 所 以 外 においても 無 許 可 の 撮 影 をしてはなら ない 6.2 整 備 実 施 場 所 などへの 立 入 りなど 整 備 実 施 場 所 などへの 立 入 りなどは, 次 による a) 契 約 の 相 手 方 は, 整 備 実 施 場 所 である 営 業 所 などの 立 入 りなどについては, 許 可 された 関 係 者 以 外 を 厳 に 制 限 する 態 勢 であること b) 契 約 の 相 手 方 は, 関 連 する 物 件, 文 書, 図 面 などの 保 管 場 所 要 領 についても 万 全 の 注 意 を 払 わ なければならない c) 官 側 の 施 設 などへの 立 入 りなどは,それぞれの 立 入 許 可 権 者 の 定 める 要 領 による 6.3 役 務 契 約 における 武 器 弾 薬 の 管 理 - 12 -

武 器 弾 薬 の 管 理 は,GLT-CG-Z000001の 8.4 によるほか, 個 別 仕 様 書 等 による 6.4 官 側 の 資 料 使 用 に 関 する 注 意 官 側 の 資 料 使 用 は,GLT-CG-Z000001の 8.2 によるほか, 個 別 仕 様 書 等 による 7 その 他 7.1 輸 送 工 場 整 備 における 輸 送 は, 個 別 仕 様 書 又 は 調 達 要 領 指 定 書 の 指 定 によって, 官 側 又 は 契 約 の 相 手 方 が 担 任 する 7.2 保 管 保 管 などの 責 任 は, 引 渡 しから 引 取 りの 間 は 契 約 の 相 手 方 の 負 担 とする 7.3 官 側 の 支 援 官 側 の 支 援 は, 次 による a) 官 側 の 施 設 を 整 備 実 施 場 所 にする 場 合 は, 契 約 担 当 官 等 との 調 整 によって, 使 用 責 任 者 の 許 可 を 得 て 官 側 の 設 備 器 材 など[ 施 設 設 備 機 器 の 使 用, 同 一 システムを 構 築 する 装 備 品 等 ( 操 作 要 員 を 含 む )の 使 用, 航 空 機 車 両 など( 操 縦 要 員, 支 援 要 員 を 含 む )の 使 用 ]を 無 償 で 使 用 する ことができる b) 現 地 整 備 に 必 要 な 電 力, 水 などの 使 用 は, 契 約 担 当 官 等 と 調 整 する c) 通 信 設 備 の 利 用 は, 検 査 官 等 が 認 める 整 備 作 業 上 必 要 な 場 合 又 は 軽 微 な 利 用 とし,その 他 は 契 約 担 当 官 等 と 調 整 する 7.4 支 援 の 要 請 契 約 の 相 手 方 は, 整 備 のための 試 験 検 査 などの 諸 作 業 のうち, 契 約 の 相 手 方 の 施 設, 器 材, 人 員 などで 行 うことができないものは, 事 前 に 契 約 担 当 官 等 に 申 請 し 承 認 を 得 て, 官 側 の 支 援 を 要 請 する ことができるものとする 7.5 技 術 資 料 契 約 の 相 手 方 は, 検 査 その 他 の 必 要 な 技 術 資 料 を 官 側 の 要 求 によって 閲 覧 に 供 するものとする 7.6 技 術 変 更 提 案 契 約 の 相 手 方 は, 当 該 整 備 について 自 らの 発 意 又 は 官 側 の 指 示 によって, 技 術 変 更 を 要 する 事 項 が 発 生 した 場 合 は, 技 術 変 更 提 案 の 処 理 について( 通 達 ) 別 冊 に 基 づき, 速 やかに 提 案 を 作 成 し 契 約 担 当 官 等 に 提 出 するものとする 7.7 附 属 品 などの 確 認 携 行 工 具, 附 属 品 などの 確 認 は, 搬 出 搬 入 時 に 実 施 するものとする 7.8 仕 様 書 の 疑 義 について 仕 様 書 に 疑 義 が 生 じた 場 合 は,GLT-CG-Z000001の 8.3 による 7.9 諸 法 規 との 関 連 国 内 及 び 国 外 の 諸 法 規, 権 利 などの 関 連 事 項 は, 契 約 の 相 手 方 の 責 任 において 処 置 するものとする 7.10 工 業 所 有 権 に 関 する 注 意 工 業 所 有 権 は,GLT-CG-Z000001の 8.1 によるほか, 個 別 仕 様 書 等 による 7.11 文 書 などの 誤 認 製 造 者 の 発 行 する 文 書 などの 誤 認 は, 契 約 の 相 手 方 の 責 に 帰 すものとする - 13 -

附 属 書 A ( 規 定 ) 通 信 電 子 器 材 整 備 A.1 適 用 範 囲 本 附 属 書 は, 本 体 の 2.5 c)に 基 づき, 通 信 電 子 器 材 の 外 注 整 備 について 規 定 する A.2 診 断 A.2.1 一 般 的 事 項 診 断 は, 特 に 示 すもののほかは 修 理 の 実 施 に 先 立 って, 修 理 を 要 する 部 位 と 交 換 を 要 する 部 品 を 特 定 することによって, 所 要 の 部 品 や 修 理 期 間 を 明 確 にするために 実 施 する A.2.2 診 断 の 実 施 診 断 の 実 施 は, 次 による a) 診 断 を 行 うために 必 要 な 最 小 限 の 整 備 作 業 は, 診 断 に 含 むものとする b) 診 断 作 業 の 概 要 は, 表 A.1 のとおりとする 表 A.1- 診 断 作 業 の 概 要 工 程 作 業 内 容 入 場 点 検 入 場 品 ( 診 断 対 象 物 品 )の 状 況 を 外 観 から 点 検 する 分 解 入 場 品 を 機 能 点 検 の 可 能 な 構 成 単 位 に 分 解 する 機 能 点 検 入 場 品 を 動 作 させる, 又 は 計 測 器 によって 計 測 するなど, 本 来 の 機 能 を 発 揮 する か 否 かを 点 検 する 故 障 探 求 機 能 点 検 の 結 果, 異 常 がある 場 合 は 故 障 部 位 などを 特 定 する A.2.3 診 断 の 結 果 診 断 が 完 了 した 場 合, 修 理 の 可 能 性 を 判 定 するとともに, 修 理 が 可 能 であれば,その 部 位, 交 換 を 要 する 部 品 の 数 量, 状 態, 整 備 工 数 などを 明 記 した 診 断 明 細 書 を 提 出 するものとする A.2.4 診 断 後 の 修 理 再 要 求 診 断 後 の 修 理 再 要 求 を 行 う 場 合 は, 調 達 要 領 指 定 書 に 診 断 止 めになったときの 調 達 要 求 番 号 などを 示 すものとする A.3 整 備 A.3.1 要 求 基 準 A.3.1.1 一 般 的 事 項 整 備 の 要 求 基 準 は, 次 による a) 整 備 は, 特 に 示 すもののほか, 整 備 実 施 規 定 の 各 段 階 に 示 してある 性 能 規 格 を 最 低 限 度 として, これを 満 足 するものとする b) 装 備 品 等 は, 適 切 な 品 質 管 理 のもとに 整 備 され,かつ,その 使 用 目 的 に 応 じた 信 頼 性 を 有 し,こ れを 保 持 できるよう 考 慮 されたものでなければならない c) 装 備 品 等 は, 個 別 仕 様 書 等 に 示 す 規 格 を 十 分 に 満 足 するとともに, 装 備 品 等 本 来 の 性 能 を 満 足 す るものとする A.3.1.2 銘 板 整 備 品 の 銘 板 は, 本 体 の 2.13 による - 14 -

A.3.1.3 配 線 色 別 配 線 色 別 は, 次 による a) 電 子 管 及 び 半 導 体 素 子 を 使 用 する 整 備 品 内 の 配 線 は, 印 刷 配 線 の 場 合 を 除 き, 次 によって 色 別 す る 1) 色 別 のときに 着 色 電 線 を 使 用 できないとき, 又 は, 外 面 を 特 に 着 色 していない 電 線 を 使 用 する ときは,その 端 末 部 に 適 切 な 方 法 で 色 別 させることができる 2) 裸 線 の 使 用 を 必 要 とする 回 路 又 は 簡 単 な 電 気 回 路 などの 場 合 で 色 別 しなくても, 全 く 誤 認 のお それのないときに 限 り 色 別 を 省 略 することができる b) a) 以 外 の 整 備 品 に 対 する 配 線 色 別 は,NDS XC 3502に 規 定 するもののうちから 使 用 する ことが 望 ましい A.3.2 電 気 的 要 求 事 項 A.3.2.1 接 続 点 の 導 通 電 気 的 に 互 いに 接 続 される 箇 所 は, 確 実 かつ 堅 固 に 接 続 され, 振 動, 折 曲 げなどの 動 作 に 対 して, 導 通 に 異 常 があってはならないものとする A.3.2.2 絶 縁 抵 抗 絶 縁 抵 抗 は,NDS C 0002の 2.3.1 による A.3.2.3 耐 電 圧 耐 電 圧 は,NDS C 0002の 2.3.2 による A.3.2.4 電 源 の 変 動 装 備 品 等 に 使 用 する 電 源 の 変 動 は, 次 による a) 直 流 では 規 定 値 の-10 %~+20 %,ただし, 乾 電 池 は 公 称 電 圧 の 0 %~25 %とし, 交 流 では 規 定 値 の±5 % 以 内 とする b) 交 流 電 源 の 周 波 数 変 動 は, 規 定 値 の±5 % 以 内 とする c) 航 空 機 搭 載 用 の 装 備 品 等 は,JIS W 7001によることが 望 ましい d) その 他 の 電 源 変 動 は, 個 別 仕 様 書 等 による A.3.2.5 温 度 上 昇 装 備 品 等 のきょう 体 内 部 の 部 品 の 温 度 上 昇 は, 個 別 仕 様 書 等 で 規 定 した 最 高 温 度 を 超 えず,また, 温 度 上 昇 ( 標 準 状 態 のもとで, 温 度 が 定 常 となったときの 温 度 と,そのときの 周 囲 温 度 との 差 )は 電 子 管, 抵 抗 器 などの 発 熱 部 を 除 き 55 以 下 とする ただし, 構 造 上 又 は 動 作 に 差 し 支 えないと 認 め られる 装 備 品 等 の 部 位 又 は 部 品 の 温 度 上 昇 は,この 限 りではない A.4 部 品 及 び 材 料 A.4.1 一 般 的 事 項 部 品 及 び 材 料 は, 次 による a) 装 備 品 等 の 修 理 に 使 用 する 部 品 及 び 材 料 は,A.3.1.1 を 満 足 するものであって, 補 給 カタログな どに 記 載 されているものとする b) 補 給 カタログに 未 記 載 のもの 又 は 補 給 カタログの 未 発 行 のものの 部 品 及 び 材 料 は, 当 該 装 備 品 等 に 使 用 されているものと 同 等 でなければならない c) その 他 整 備 実 施 規 定 の 共 通 整 備 実 施 規 定 による A.4.2 小 ねじ 及 びナット 類 とその 止 め 方 小 ねじ 及 びナット 類 とその 止 め 方 は, 次 による - 15 -

a) 小 ねじは,JIS B 1101 及 びJIS B 1111とし,ナット 類 は,JIS B 1180 及 びJIS B 1181によるものとする なお, 第 3 段 階 整 備 ( 陸 上 自 衛 隊 の 補 給 等 に 関 する 訓 令 第 12 条 に 規 定 する 航 空 機 等 及 び 指 定 部 隊 においては, 第 4 段 階 整 備 及 び 第 5 段 階 整 備 をいう )(オーバーホール)の 場 合 は, 2 級 以 上 のものを 使 用 するものとする また, 第 3 段 階 整 備 ( 修 理 )の 場 合 は,2 級 以 上 のもの を 使 用 することが 望 ましい b) ねじの 長 さは,ナットの 頭 から 少 なくとも1.5 山 出 る 長 さとし,その 長 さに 最 も 近 い 標 準 ねじ を 選 定 使 用 するものとする c) その 他 整 備 実 施 規 定 の 共 通 整 備 実 施 規 定 による A.4.3 めっき 及 び 金 属 表 面 処 理 めっき 及 び 金 属 表 面 処 理 は, 次 による a) 鉄 及 び 鋼 は, 規 格 にしたがってめっき 又 はさび 止 めなどの 必 要 な 耐 腐 食 処 理 を 施 すものとする b) 次 のめっきを 行 うときは,それぞれの 規 格 によることが 望 ましい なお, 第 3 段 階 整 備 (オーバーホール)のときは, 日 本 工 業 規 格 に 等 級 ( 種 類 を 含 む )のあ るもの, 又 はNDS G 8101を 適 用 するものの 等 級 は2 級 以 上 が 望 ましいが, 第 3 段 階 整 備 ( 修 理 )のときはこの 限 りではない 1) 銀 めっき JIS H 8621 2) ニッケル 及 びクロムめっき JIS H 8617 3) 工 業 用 クロムめっき JIS H 8615 4) 亜 鉛 めっき JIS H 8610 JIS H 8641 NDS H 8610 c) 次 の 金 属 表 面 の 処 理 を 行 うときは,それぞれの 規 格 によるものとする なお,この 場 合 NDS G 8101を 適 用 するものとする 1) 鉄 鋼 表 面 の 清 浄 処 理 及 び 塗 装 下 地 処 理 NDS G 8102 2) 鉄 鋼 用 りん 酸 塩 皮 膜 処 理 NDS G 8103 3) 鉄 鋼 用 黒 色 酸 化 皮 膜 処 理 NDS G 8104 4) アルミニウム 及 びアルミニウム 合 金 の 陽 極 酸 化 皮 膜 処 理 JIS H 8601 NDS H 8601 A.4.4 蓄 光 塗 料 整 備 品 に 使 用 する 発 光 性 塗 料 は, 特 に 指 定 する 以 外 は 蓄 光 塗 料 とする A.5 塗 装 及 び 染 色 A.5.1 塗 装 塗 装 は, 次 によるほか,DSP K 5203による a) 整 備 品 の 塗 装 は, 特 に 指 定 するほかは 旧 色 とする ただし,OD 色 で 全 面 塗 装 を 行 う 場 合 は, 半 つや 塗 装 とする b) 整 備 品 で, 特 にMFP 処 理 を 施 すように 個 別 仕 様 書 等 で 規 定 された 場 合 は,JIS C 2103 に 合 格 した 材 料 によるMFP 処 理 を 施 すことが 望 ましい - 16 -

A.5.2 染 色 帆 布 及 び 紐 類 は, 特 に 個 別 仕 様 書 等 で 規 定 する 以 外 は,NDS Z 8201の 色 番 号 2314(OD 色 7.5Y3/1)の 染 色 とする A.6 附 属 品 及 び 予 備 品 附 属 品 及 び 予 備 品 は, 次 による a) 受 領 明 細 書 に 記 載 された 附 属 品 は, 整 備 品 本 体 と 組 合 せ 総 合 動 作 を 行 ったとき,その 性 能 を 満 足 するものとする b) 予 備 品 は, 特 に 個 別 仕 様 書 等 で 規 定 のない 限 り 修 理, 交 換 又 は 補 充 を 行 わない - 17 -

附 属 書 B ( 規 定 ) 官 給 品 及 び 交 換 済 部 品 の 返 納 要 領 など B.1 適 用 範 囲 本 附 属 書 は, 本 体 の 2.9.6 に 基 づき, 官 給 品 及 び 交 換 済 部 品 の 返 納 要 領 などについて 規 定 する B.2 一 般 的 事 項 契 約 の 相 手 方 は, 官 給 品 及 び 交 換 済 部 品 を 表 B.1 に 示 す 区 分 に 分 類 し, 品 目 ごと 記 入 札 に 部 品 名, 部 品 番 号, 数 量 及 び 質 量 を 記 入 する また, 分 類 区 分 ごとに 返 品 書 を 作 成 の 上, 検 査 官 等 の 承 認 を 受 けて 返 納 する なお, 返 納 場 所 は, 個 別 仕 様 書 によって 指 定 する 表 B.1- 分 類 区 分 分 類 区 分 適 用 範 囲 処 置 事 項 使 用 可 能 品 ( 程 度 区 分 1) 新 品 ( 未 使 用 品 ) 受 領 時 の 程 度 に 防 せい 処 置 などを 施 して, 返 納 する 使 用 可 能 品 ( 程 度 区 分 3) 古 品 ( 交 換 済 部 品 ) 受 領 時 の 程 度 に 防 せい 処 置 などを 施 して, 返 納 する 使 用 不 能 品 回 収 指 定 品 目 の 修 理 可 能 品 清 掃 洗 浄 を 施 して, 返 納 する ( 程 度 区 分 5) 使 用 不 能 品 ( 程 度 区 分 7) 回 収 指 定 品 目 の 修 理 不 能 品 契 約 の 相 手 方 は, 修 理 不 能 理 由 書 を 作 成 し, 検 査 官 等 の 確 認 を 得 た 後, 提 出 するものとする くず 回 収 指 定 品 目 以 外 の 修 理 不 能 品 及 び 廃 油 類 表 B.2 に 示 す 区 分 によって, 処 置 する 材 質 区 分 表 B.2-くず 区 分 処 置 事 項 金 属 類 鉄 製 品 1 金 属 類 は, 個 別 仕 様 書 によって 指 定 したもの 非 金 属 類 鉛 製 品 銅 製 品 黄 銅 製 品 軽 合 金 製 品 銀 製 品 鉄 非 鉄 金 属 混 合 製 品 木 製 品 ゴム 製 品 繊 維 製 品 ガラス 製 品 エボナイト 製 品 セルロイド 製 品 その 他 金 属 非 金 属 混 合 類 金 属 非 金 属 混 合 製 品 油 類 廃 油 など を 除 き, 材 質 区 分 に 分 類 し 返 納 する 2 非 金 属 類 は, 個 別 仕 様 書 によって 指 定 したも のを 除 き, 契 約 の 相 手 方 が 処 分 する 3 金 属 非 金 属 混 合 類 及 び 油 類 は, 個 別 仕 様 書 によって 指 定 したものを 除 き, 返 納 する 4 公 害 発 生 物, 有 害 物 質 等 を 含 むものは, 関 係 法 令 などに 基 づき, 適 切 な 処 置 を 行 い 返 納 する - 18 -

附 属 書 C ( 規 定 ) 整 備 品 の 表 示 要 領 C.1 適 用 範 囲 本 附 属 書 は, 本 体 の 2.13 に 基 づき, 整 備 品 の 表 示 要 領 について 規 定 する C.2 整 備 記 録 銘 板 など 整 備 記 録 銘 板 などは, 次 による a) 整 備 品 は, 個 別 仕 様 書 で 指 定 した, 図 C.1~ 図 C.7 に 示 す 整 備 記 録 銘 板 などを 取 り 付 けるものと する その 他 細 部 は,NDS Z 8011による 1) 装 備 品 共 通 ( 誘 導 武 器 及 びエンジン 以 外 ) 銘 板 ( 図 C.1 参 照 ) 2) 装 備 品 (エンジン 用 ) 銘 板 ( 図 C.1 参 照 ) 3) 改 造 銘 板 ( 図 C.2 参 照 ) 4) 改 修 銘 板 ( 図 C.3 参 照 ) 5) 整 備 履 歴 銘 板 ( 図 C.4 参 照 ) 6) 装 備 品 ( 誘 導 武 器 用 ) 銘 板 ( 図 C.5 参 照 ) 7) 装 備 品 以 外 用 銘 板 ( 図 C.6 参 照 ) 8) 部 品 等 銘 板 ( 図 C.7 参 照 ) 9) ゴム 印 ( 図 C.7 参 照 ) b) 整 備 記 録 銘 板 などの 取 付 位 置 は, 旧 銘 板 付 近 とする ただし, 取 付 け 又 は 表 示 が 困 難 な 場 合 は, 承 認 図 面 による なお, 承 認 されたユニット 類 は, 納 入 年 月 及 び 契 約 の 相 手 方 名 ( 又 は 社 標 )を 不 滅 インクなど によって 表 示 することができる c) シート 又 はカード 類 で 前 項 によることが 困 難 な 整 備 品 は, 表 C.1 によることができる 表 C.1-シート カード 類 整 備 実 施 年 度 別 色 分 け 表 整 備 実 施 年 度 ( 西 暦 末 尾 1 桁 ) 指 定 色 記 入 例 1 6 青 例 2011 年 度 - 青 の 印 を 付 する 2 7 緑 - 3 8 黄 - 4 9 赤 例 1999 年 度 - 赤 の 印 を 付 する 5 0 黒 - 注 記 1 表 示 は, 任 意 の 見 やすい 箇 所 に 直 径 約 5 mmの 印 を 付 す ただし,2 回 目 以 降 は, 1 回 目 の 付 近 とする 注 記 2 整 備 実 施 年 度 欄 の 数 字 は, 西 暦 年 末 尾 の 数 字 を 示 す d) 整 備 品 に 表 示 されている 標 識 などは, 元 の 状 態 に 復 するものとする - 19 -

装 備 品 共 通 ( 誘 導 武 器 及 びエンジン 以 外 ) 銘 板 単 位 mm 整 備 記 録 品 名 50 整 備 年 月 年 月 契 約 の 相 手 方 名 80 装 備 品 (エンジン 用 ) 銘 板 名 称 型 式 整 備 記 録 機 関 番 号 シ リ ン ダ 径 50 メーンベアリング 径 ロッドベアリング 径 整 備 年 月 年 月 契 約 の 相 手 方 名 80 注 記 1 内 の 記 録 は, 打 刻,シール, 不 滅 インクなどによって 行 う 注 記 2 整 備 年 月 は, 納 入 年 月 ( 西 暦 年 )を 記 入 する 注 記 3 銘 板 の 取 付 けが 困 難 な 場 合 は, 当 該 整 備 品 に 適 応 した 形 状 寸 法 を 使 用 する 注 記 4 その 他,NDS Z 8011を 準 拠 する 図 C. 1 - 整 備 記 録 銘 板 標 準 様 式 - 20 -

50 改 造 銘 板 単 位 mm 物 品 管 理 区 分 標 識 (φ6) 刻 印 座 防 衛 省 品 型 名 式 物 品 番 号 改 造 指 令 番 号 改 造 年 月 年 月 改 造 業 者 名 80 注 記 1 材 質 は, JIS H 3100 C2801P 又 は JIS H 4000 A1050P とし, 厚 さは 0.3 mmとする 注 記 2 文 字, 物 品 管 理 区 分 標 識, 刻 印 座 及 び 枠 は, 材 質 に 応 じた 仕 上 げを 施 し,ほかは 黒 色 とする 注 記 3 注 記 4 文 字 の 大 きさなど, 必 要 な 場 合 は 個 別 仕 様 書 に 示 す 内 の 記 録 は, 打 刻,シール, 不 滅 インクなどによって 行 う 注 記 5 物 品 管 理 区 分 標 識 は, GLT-CG-Z000001 の 図 2 による 注 記 6 整 備 年 月 は, 納 入 年 月 ( 西 暦 年 )を 記 入 する 注 記 7 銘 板 の 取 付 けが 困 難 な 場 合 は, 当 該 整 備 品 に 適 応 した 形 状 寸 法 を 使 用 する なお, 細 部 は 調 達 要 求 元 と 調 整 する 注 記 8 その 他, NDS Z 8011 を 準 拠 する 図 C.2- 整 備 記 録 銘 板 標 準 様 式 - 21 -

50 改 修 銘 板 単 位 mm 物 品 管 理 区 分 標 識 (φ6) 刻 印 座 防 衛 省 品 型 名 式 物 品 番 号 改 修 契 約 番 号 改 修 年 月 年 月 改 修 業 者 名 80 注 記 1 材 質 は, JIS H 3100 C2801P 又 は JIS H 4000 A1050P とし, 厚 さは 0.3 mmとする 注 記 2 文 字, 物 品 管 理 区 分 標 識, 刻 印 座 及 び 枠 は, 材 質 に 応 じた 仕 上 げを 施 し,ほかは 黒 色 とする 注 記 3 注 記 4 文 字 の 大 きさなど, 必 要 な 場 合 は 個 別 仕 様 書 に 示 す 内 の 記 録 は, 打 刻,シール, 不 滅 インクなどによって 行 う 注 記 5 物 品 管 理 区 分 標 識 は, GLT-CG-Z000001 の 図 2 による 注 記 6 整 備 年 月 は, 納 入 年 月 ( 西 暦 年 )を 記 入 する 注 記 7 銘 板 の 取 付 けが 困 難 な 場 合 は, 当 該 整 備 品 に 適 応 した 形 状 寸 法 を 使 用 する なお, 細 部 は 調 達 要 求 元 と 調 整 する 注 記 8 その 他, NDS Z 8011 を 準 拠 する 図 C.3- 整 備 記 録 銘 板 標 準 様 式 - 22 -

30 単 位 mm 整 備 履 歴 銘 板 物 品 管 理 区 分 標 識 (φ6) 整 備 履 歴 整 備 段 階 段 階 年 月 補 給 処 等 名 段 階 段 階 段 階 50 注 記 1 材 質 は, JIS H 3100 C2801P 又 は JIS H 4000 A1050P とし, 厚 さは 0.3 mmとする 注 記 2 文 字, 物 品 管 理 区 分 標 識, 刻 印 座 及 び 枠 は, 材 質 に 応 じた 仕 上 げを 施 し,ほかは 黒 色 とする 注 記 3 注 記 4 文 字 の 大 きさなど, 必 要 な 場 合 は 個 別 仕 様 書 に 示 す 内 の 記 録 は, 打 刻,シール, 不 滅 インクなどによって 行 う 注 記 5 物 品 管 理 区 分 標 識 は, GLT-CG-Z000001 の 図 2 による 注 記 6 整 備 年 月 は, 納 入 年 月 ( 西 暦 年 )を 記 入 する 注 記 7 銘 板 の 取 付 けが 困 難 な 場 合 は, 当 該 整 備 品 に 適 応 した 形 状 寸 法 を 使 用 する なお, 細 部 は 調 達 要 求 元 と 調 整 する 注 記 8 その 他, NDS Z 8011 を 準 拠 する 図 C.4- 整 備 記 録 銘 板 標 準 様 式 - 23 -

0.5 20 単 位 mm 装 備 品 ( 誘 導 武 器 用 ) 銘 板 外 注 整 備 年 月 会 社 整 会 社 納 50 0.5 注 記 1 注 記 2 注 記 3 注 記 4 注 記 5 注 記 6 注 記 7 注 記 8 注 記 9 材 質 は,デカールとする 生 地 は,つや 消 し 白 色 とする 輪 郭 及 び 文 字 は,つや 消 し 黒 色 とする 字 体 は 丸 ゴシック 体 とし, 文 字 の 大 きさは 3 mm, 太 さは 0.3 mmとする 印 刷 は,スクリーン 方 式 とする MIL-M-43719 又 は NDS Z 8011 の 箇 条 4 に 相 当 した 品 物 とする 整 備 年 月 は, 納 入 年 月 ( 西 暦 年 )を 記 入 する は, 契 約 の 相 手 方 名, 整 備 業 者 名 又 は 社 標 を 表 示 する なお, 契 約 及 び 整 備 会 社 が 同 一 の 場 合 は, 会 社 とする その 他,NDS Z 8011を 準 拠 する 図 C.5- 整 備 記 録 銘 板 標 準 様 式 - 24 -

20 単 位 mm 装 備 品 以 外 用 銘 板 外 注 整 備 年 月 会 社 50 注 記 1 注 記 2 注 記 3 注 記 4 注 記 5 注 記 6 注 記 7 注 記 8 材 質 は, 金 属 製 とする 生 地 は,つや 消 し 白 色 とする 文 字 は,つや 消 し 黒 色 とする 字 体 は 丸 ゴシック 体 とし, 文 字 の 大 きさは 3 mm, 太 さは 0.3 mmとする 印 刷 は,スクリーン 方 式 とする 整 備 年 月 は, 納 入 年 月 ( 西 暦 年 )を 記 入 する は, 契 約 の 相 手 方 名, 整 備 業 者 名 又 は 社 標 を 表 示 する なお, 契 約 及 び 整 備 会 社 が 同 一 の 場 合 は, 会 社 とする その 他,NDS Z 8011を 準 拠 する 図 C.6- 整 備 記 録 銘 板 標 準 様 式 - 25 -

単 位 mm 部 品 等 銘 板 納 入 年 月 注 記 1 内 の 記 録 は, 打 刻 によって 行 う 注 記 2 内 は, 契 約 の 相 手 方 名, 社 標 又 は 略 語 とする 注 記 3 納 入 年 月 は, 西 暦 年 を 記 入 する 注 記 4 寸 法 などは, 承 認 図 面 等 による ゴム 印 整 備 2011.3 16 注 記 5 注 記 6 注 記 7 注 記 8 注 記 9 注 記 10 銘 板 による 表 示 ができない 場 合 に 使 用 する 材 質 は,ゴム 印 (データ 印 )とし, 黒 色 不 滅 インクを 使 用 する 輪 郭 及 び 文 字 の 太 さは,0.2 mmとする 文 字 の 大 きさは,2.5 mmとする は, 整 備 業 者 名 又 は 社 標 を 表 示 する 整 備 年 月 は, 納 入 年 月 ( 西 暦 年 )を 記 入 する 図 C.7- 整 備 記 録 銘 板 標 準 様 式 - 26 -

附 属 書 D ( 規 定 ) 修 理 基 準 等 の 作 成 要 領 D.1 適 用 範 囲 本 附 属 書 は, 本 体 の 5.2.3 に 基 づく 修 理 基 準 等 の 作 成 要 領 について 規 定 する D.2 様 式 表 書 きは, 次 によるほか, 図 D.1 を 一 例 とする a) 表 題 は, 修 理 基 準 等 と 記 載 する b) 修 理 基 準 等 の 表 書 きに, 製 造 時 の 基 準 と 同 一 であるものとする という 文 言 を 記 載 する ただ し, 改 造 再 生 など, 製 造 時 の 基 準 と 異 なるものを 除 く D.3 修 理 基 準 修 理 基 準 は, 図 D.2 を 一 例 とする D.4 調 整 基 準 調 整 基 準 は, 図 D.3 を 一 例 とする D.5 試 験 基 準 試 験 基 準 は, 図 D.4 を 一 例 とする D.6 消 耗 的 部 品 消 耗 的 部 品 は, 図 D.5 を 一 例 とする - 27 -

修 理 基 準 等 1 適 用 範 囲 この 修 理 基 準 等 は の ( 調 達 要 求 名 )に 適 用 する 2 修 理 基 準 等 2.1 概 要 この 修 理 基 準 等 は 製 造 時 の 基 準 と 同 一 であるものとする 2.2 種 類 本 修 理 基 準 の 種 類 は 次 による a) 修 理 基 準 b) 調 整 基 準 c) 試 験 基 準 d) 消 耗 的 部 品 e) その 他 図 D.1- 表 書 き - 28 -

修 理 基 準 番 号 部 品 名 測 定 箇 所 修 理 精 度 1 ( 製 作 寸 法 ) 修 理 限 度 処 置 備 考 2 3 図 D.2- 修 理 基 準 - 29 -

調 整 基 準 番 号 部 品 名 調 整 項 目 判 定 値 備 考 1 2 3 図 D.3- 調 整 基 準 - 30 -

試 験 基 準 番 号 部 品 名 試 験 項 目 試 験 要 領 判 定 値 備 考 1 2 3 図 D.4- 試 験 基 準 - 31 -

消 耗 的 部 品 番 号 部 品 名 物 品 番 号 数 量 図 番 備 考 1 2 3 図 D.5- 消 耗 的 部 品 - 32. -