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平 成 26 年 10 月 事 業 主 様 大 阪 府 建 築 厚 生 年 金 基 金 理 事 長 沼 田 亘 代 議 員 会 資 料 送 付 について 拝 啓 秋 冷 の 候 ますますご 健 勝 のこととお 慶 び 申 し 上 げます 平 素 は 当 基 金 の 事 業 運 営 に 特 段 のご 尽 力 賜 っておりますことに 厚 く 御 礼 申 し 上 げます また 本 年 8 月 に 開 催 しました 厚 生 年 金 基 金 の 現 状 と 今 後 についての 事 業 主 説 明 会 へのご 出 席 アンケートのご 協 力 に 改 めて 御 礼 申 し 上 げます 去 る9 月 24 日 に 代 議 員 会 を 開 催 し 事 業 主 説 明 会 で 出 された 質 問 及 びアン ケートに 記 載 の 質 問 に 関 し 制 度 検 討 会 で 整 理 を 行 ったうえで 見 解 と 回 答 を 作 成 されたものを 確 認 決 定 し 事 業 所 あてご 送 付 させていただくこととしまし た また 説 明 会 でも 多 くのご 指 摘 をいただいた 説 明 会 資 料 の8ページにつきま しても 再 作 成 いたしましたので 差 し 替 えていただくようお 願 いいたします なお アンケートで 出 された 意 見 につきましては 極 力 早 期 に 整 理 のうえ 見 解 をお 示 ししていきたいと 考 えています 併 せて 今 後 の 当 基 金 の 方 向 性 として 厚 生 年 金 基 金 として 存 続 しないこと を 議 決 し 厚 生 労 働 省 に 対 しその 旨 の 報 告 書 を 提 出 し 国 の 記 録 と 厚 生 年 金 基 金 の 持 つ 記 録 を 一 致 させる 記 録 整 備 に 入 ることとなりました 今 後 の 基 金 のあり 方 について 皆 様 のご 意 見 を 踏 まえつつ 制 度 検 討 会 で 精 力 的 に 討 議 を 行 い 一 日 も 早 く 新 たな 制 度 をお 示 しさせていただく 所 存 です 事 業 主 の 皆 様 におかれましても 引 き 続 き 当 基 金 に 対 しご 協 力 を 賜 りますよ うお 願 い 申 し 上 げ 末 筆 ながら 貴 社 のますますのご 発 展 を 祈 念 いたします 敬 具

説 明 会 アンケートで 出 された 質 問 に 対 する 回 答 説 明 会 関 係 Q1 今 回 の 説 明 会 の 位 置 づけは 何 でしょうか? 現 在 私 ども 厚 生 年 金 基 金 を 取 り 巻 く 情 勢 は 極 めて 厳 しいものがあり 事 業 主 の 皆 様 に 当 基 金 の 現 状 をお 知 らせし 今 後 の 方 向 性 について 制 度 検 討 会 で 検 討 しており ます 内 容 につきまして 途 中 経 過 をご 報 告 させていただくためのものです Q2 次 回 の 説 明 会 の 予 定 はいつ 頃 でしょうか? 9 月 24 日 開 催 の 代 議 員 会 で 基 金 の 方 向 性 を 決 定 した 後 制 度 検 討 会 で 数 次 の 検 討 の 後 に 方 向 性 をお 示 ししたいと 考 えます 検 討 に 半 年 程 度 を 要 するかと 思 われます が できるだけ 早 い 日 程 で 次 回 事 業 主 説 明 会 を 開 催 したいと 考 えております Q3 9 月 24 日 の 代 議 員 会 で 何 の 方 向 性 を 決 定 するのでしょうか? 厚 生 年 金 基 金 として 存 続 しない ということを 決 定 することです このことによ り 代 行 部 分 を 国 に 返 還 することになります 代 行 部 分 を 国 に 返 還 することを 決 定 すれば その 後 手 続 きを 経 たうえで 全 ての 加 入 員 受 給 権 者 について 国 の 記 録 と 厚 生 年 金 基 金 の 持 つ 記 録 を 一 致 させる 記 録 整 備 を 行 うことになります (この 作 業 には 1 年 半 ~2 年 の 時 間 が 必 要 です) そのためにも 早 期 に 代 行 部 分 を 国 に 返 還 する 方 向 性 を 示 すことが 大 切 になります 代 行 返 上 解 散 関 係 Q4 8ページの 表 についての 内 容 が 分 かりにくいです また 代 行 部 分 を 国 に 返 還 する にあたって 代 行 返 上 と 解 散 はどう 違 うのでしょうか? 8 ページの 図 につきましては 作 成 し 直 したものを 同 封 いたしておりますので 差 し 替 えて 戴 くようお 願 いします 厚 生 年 金 基 金 として 存 続 させない 場 合 代 行 部 分 を 国 に 返 還 した 後 の 選 択 肢 として 代 行 返 上 と 解 散 がありますが この 違 いについてご 説 明 します 1

代 行 返 上 と 解 散 ではいずれの 場 合 も 代 行 部 分 を 国 に 返 還 することにな ります 代 行 返 上 とは 代 行 部 分 を 国 に 返 還 すること と 現 在 の 基 金 の 事 業 所 加 入 員 受 給 権 者 を 全 て 引 き 継 いで 基 金 独 自 の 上 乗 せ 給 付 を 後 継 制 度 に 移 行 すること の 二 つのことを 実 施 することです ( 単 に 代 行 部 分 を 国 へ 返 還 すること とは 異 な ります ) 従 いまして 後 継 制 度 に 移 行 を 希 望 する 希 望 しないの 選 択 肢 はありません 移 行 を 希 望 しない( 基 金 から 抜 けたい) 事 業 所 はこれまでと 同 様 任 意 脱 退 の 扱 いとな り 任 意 脱 退 に 係 る 特 別 掛 金 を 支 払 って 脱 退 することになります ( 平 成 26 年 3 月 末 財 政 決 算 をもとに 推 計 した 概 算 額 の 試 算 では 一 人 当 たりの 単 純 平 均 で137 万 円 程 度 になると 予 想 されます ) 一 方 解 散 とは 代 行 部 分 を 国 に 返 還 し 返 還 後 の 残 余 財 産 を 加 入 員 受 給 権 者 等 に 分 配 して 清 算 することです なお 今 回 の 法 改 正 により 解 散 を 選 択 後 分 配 金 持 ち 込 み 方 式 での 複 数 事 業 所 で 設 立 した 後 継 制 度 に 引 き 継 ぐことや 事 業 所 の 個 別 制 度 へ 分 配 金 を 持 ち 込 むことが 可 能 になりました 解 散 によって 基 金 そのものがなくなるため 後 継 制 度 に 移 行 を 希 望 しない 事 業 所 にあっても 任 意 脱 退 とはならず 任 意 脱 退 に 係 る 特 別 掛 金 を 支 払 う 必 要 はありま せん Q5 代 行 返 上 を 行 う 場 合 は すべての 事 業 所 が 任 意 脱 退 に 係 る 特 別 掛 金 の 一 人 当 た り 137 万 円 ( 概 算 )の 補 てんが 必 要 なのでしょうか? 代 行 返 上 の 手 続 は 所 定 の 同 意 が 得 られれば すべての 事 業 所 加 入 員 受 給 権 者 が 移 行 しなければならない 仕 組 みであり 任 意 脱 退 に 係 る 特 別 掛 金 の 支 払 いは 必 要 ありません しかしながら ほとんどの 事 業 主 加 入 員 受 給 権 者 のご 理 解 と 賛 同 のもと 極 力 100%に 近 い 同 意 が 得 られることが 必 要 となり 現 実 には 難 し いのではないかと 考 えています 仮 に 代 行 返 上 を 行 う 場 合 それに 賛 同 いただけない 事 業 所 様 には 任 意 脱 退 に 係 る 特 別 掛 金 を 一 括 でご 負 担 をお 願 いすることになります Q6 積 立 水 準 を 満 たして 厚 生 年 金 基 金 を 存 続 させることは 考 えないのですか? また 掛 金 の 引 き 上 げではなく 運 用 で 積 立 水 準 を 満 たすことはできないのでしょうか? 今 回 の 法 改 正 で 示 された 積 立 水 準 は 基 金 の 存 続 について 高 いハードルが 設 けられ たことにより 基 金 を 存 続 させることは 困 難 になったと 考 えます 2

積 立 水 準 を 満 たすには 多 額 の 追 加 掛 金 をお 願 いすることと 受 給 権 者 の 給 付 減 額 を お 願 いしなければなりません また 運 用 で 積 立 水 準 を 満 たすためには 長 期 的 に 高 い 運 用 益 を 確 保 することが 必 要 となりますが 高 い 運 用 益 はなんら 保 証 されるも のではなく 不 安 定 要 素 が 多 いため 毎 年 度 の 積 立 水 準 を 運 用 により 満 たすことは 困 難 であり 基 金 存 続 は 断 念 せざるをえないと 考 えています Q7 基 金 の 解 散 の 同 意 が 取 れず 基 金 の 方 向 性 が 決 められない 場 合 はどうなるのか? 基 金 の 解 散 の 同 意 が 得 られない 場 合 は 当 局 の 認 可 が 得 られないため 基 金 として 存 続 させていくことになります その 場 合 は 毎 年 の 財 政 検 証 に 基 づいて 存 続 基 準 を 満 たすために 掛 金 の 引 き 上 げ 等 の 措 置 を 講 じる 必 要 に 迫 られます 受 給 権 者 の 取 り 扱 い 関 係 Q8 受 給 権 者 の 扱 いはどうなるのでしょうか? 後 継 制 度 を 設 けた 場 合 後 継 制 度 に 加 入 を 希 望 される 受 給 権 者 の 方 々にも 分 配 金 を 持 ち 込 み 後 継 制 度 から 給 付 を 受 けていただけないか 今 後 検 討 する 予 定 です 後 継 制 度 を 希 望 されない 受 給 権 者 の 方 々には 分 配 金 を 交 付 し 基 金 部 分 の 上 乗 せ 給 付 もその 時 点 で 終 了 します Q9 基 金 の 解 散 の 際 に 必 要 な 同 意 について 受 給 権 者 も 3 分 の2の 同 意 が 必 要 でしょう か? 受 給 権 者 の 同 意 は 不 要 とされています ただし 口 頭 又 は 文 書 による 十 分 な 説 明 が 必 要 とされています Q10 後 継 制 度 に 移 行 する 場 合 受 給 権 者 に 対 する 給 付 減 額 は 行 わないのですか また 受 給 権 者 に 対 する 説 明 後 継 制 度 の 移 行 の 手 続 きは 会 社 がするのでしょうか 基 金 が するのでしょうか? 基 金 を 解 散 して 後 継 制 度 に 移 行 する 場 合 は 持 続 可 能 な 安 定 的 な 制 度 とする 観 点 から 加 入 員 の 給 付 水 準 と 同 程 度 の 給 付 とする( 給 付 減 額 )ことを 今 後 検 討 する 予 定 です また 受 給 権 者 の 方 々には 基 金 事 務 局 より 説 明 会 の 開 催 も 含 めて 改 め てご 案 内 させていただく 予 定 です 3

Q11 後 継 制 度 を 設 けた 場 合 に 後 継 制 度 を 希 望 しない 事 業 所 に 係 る 受 給 権 者 は 後 継 制 度 には 加 入 できないのでしょうか? 事 業 所 が 後 継 制 度 への 移 行 を 希 望 する 希 望 しないにかかわらず 受 給 権 者 それぞ れのご 判 断 で 加 入 いただける 後 継 制 度 とできないか 今 後 検 討 する 予 定 です 分 配 金 関 係 Q12 基 金 を 解 散 した 場 合 の 分 配 金 の 個 人 ごとの 計 算 方 法 について 教 えてください 各 人 の 基 金 の 加 入 期 間 報 酬 額 等 で 計 算 した 基 金 独 自 の 上 乗 せ 部 分 の 年 金 の 持 ち 分 を 計 算 し その 割 合 で 残 余 財 産 を 按 分 した 金 額 になります なお 金 額 は 解 散 事 務 終 了 時 に 確 定 するので 金 額 をお 示 しする 際 は 一 定 の 前 提 条 件 をもとに 算 出 した 概 算 額 であることはお 含 みおき 願 います Q13 分 配 金 は 一 人 当 たりいくらになるか? 各 人 の 基 金 の 加 入 期 間 報 酬 額 等 により 大 きく 差 があること また 今 後 の 運 用 環 境 など 不 確 定 な 要 素 もあるため 平 成 26 年 3 月 末 現 在 という 前 提 で 現 在 計 算 を 行 っているところです 一 定 の 条 件 付 きでの 概 算 ではありますが モデルケース 等 の お 示 しを 含 め 制 度 検 討 会 で 数 次 の 検 討 を 行 い 次 回 の 事 業 主 説 明 会 でご 説 明 させ ていただく 予 定 です Q14 分 配 金 は 加 入 員 受 給 権 者 あてではなく 事 業 所 あてに 分 配 できないのでしょうか? 個 人 あてに 分 配 することが 法 律 上 定 められており 事 業 所 に 一 括 して 分 配 すること はできません なお 個 社 で 企 業 年 金 をお 持 ちの 場 合 は その 制 度 へ 移 行 させるこ とも 可 能 となりますが 各 々 制 度 が 異 なりますので 別 途 ご 相 談 ください Q15 後 継 制 度 を 望 む 場 合 と 望 まない 場 合 に 分 配 金 に 違 いはあるのでしょうか? 分 配 金 の 計 算 方 法 に 違 いはありません Q16 現 在 は 加 入 員 であるが 後 継 制 度 移 行 の 段 階 では 受 給 者 になっている その 場 合 分 配 額 は 変 動 するのでしょうか?またその 場 合 分 配 金 の 計 算 方 法 を 教 えてく ださい 4

分 配 金 の 計 算 は 各 人 の 加 入 期 間 報 酬 額 等 で 計 算 した 基 金 独 自 の 上 乗 せ 部 分 の 年 金 の 持 ち 分 を 計 算 し その 割 合 で 残 余 財 産 を 按 分 した 金 額 になります なお 受 給 者 の 方 については 平 均 余 命 やこれまで 給 付 を 受 けられた 金 額 等 を 勘 案 した 金 額 になり ます また 現 在 加 入 員 の 方 が 仮 に 後 継 制 度 移 行 期 に 受 給 者 になられていても 不 利 益 が 生 ずることはございません 後 継 制 度 関 係 Q17 後 継 制 度 を 作 る 場 合 について 代 行 返 上 の 場 合 と 解 散 の 場 合 後 継 制 度 の 内 容 に 違 いはあるのでしょうか? 後 継 制 度 の 内 容 自 体 は 変 わりません Q18 後 継 制 度 はどのくらいの 加 入 者 が 必 要 と 考 えているのでしょうか? 現 在 の2 分 の1 程 度 以 上 の 加 入 者 が 移 行 していただくことで 制 度 を 維 持 することは 可 能 と 考 えますが 制 度 を 維 持 運 営 していくために できるだけ 多 くのご 加 入 を いただけるような 制 度 にしたいと 考 えています Q19 代 行 部 分 を 国 に 返 還 した 残 りの 資 産 で 後 継 制 度 を 安 定 的 に 運 営 できるのでしょう か? 分 配 金 の 持 ち 込 みと 今 後 の 掛 金 を 資 産 に わかりやすく 安 定 的 な 運 用 をめざし 多 様 なニーズに 応 じられるような 制 度 設 計 を 検 討 してまいります Q20 後 継 制 度 について 具 体 的 な 数 字 を 示 した 後 継 制 度 の 概 要 や 給 付 のイメージを 知 ら されなければ 加 入 員 に 説 明 しにくいのですが? 皆 様 のご 意 見 を 参 考 に 今 後 制 度 検 討 会 等 で 検 討 し モデルケースの 提 示 も 含 めお 示 しさせていただきたいと 考 えております その 際 には 具 体 的 な 数 字 も 上 げな がら 次 回 の 事 業 主 説 明 会 でお 示 ししたいと 考 えています Q21 後 継 制 度 を 希 望 しない 場 合 の 事 業 所 の 選 択 肢 についてメリット デメリットを 含 め 説 明 してほしい 説 明 会 資 料 に 選 択 肢 はお 示 ししていますが さらに 制 度 検 討 会 での 検 討 を 加 え 事 5

業 所 加 入 員 にとってのメリット デメリットも 併 せ 次 回 の 事 業 主 説 明 会 ではそ れぞれについて 具 体 的 にお 示 しさせていただきます Q22 解 散 分 配 金 持 込 方 式 で 後 継 制 度 を 立 ち 上 げた 場 合 の 掛 金 負 担 はどれくらいになる のでしょうか? 後 継 制 度 の 内 容 は 今 後 検 討 のうえお 示 ししますが 少 なくとも 現 状 の 基 金 独 自 の 上 乗 せ 給 付 のための 掛 金 ( 基 本 標 準 掛 金 + 特 別 掛 金 )より 少 額 になるように 検 討 し ております また 事 業 所 の 希 望 により 給 付 増 額 にも 対 応 できるよう 制 度 設 計 をしていきたい と 考 えています Q23 事 業 所 独 自 の 企 業 年 金 制 度 を 設 けている 場 合 は 後 継 制 度 への 移 行 はできないのでし ょうか? 企 業 年 金 をお 持 ちの 事 業 所 も 加 入 いただける 制 度 を 考 えておりますが いろいろ 条 件 も 異 なるため 後 継 制 度 のご 提 示 に 当 たってはもう 少 し 詳 しく 説 明 させていただ きます 個 社 で 企 業 年 金 をお 持 ちの 場 合 は その 制 度 へ 移 行 させることも 可 能 とな りますが 各 々 制 度 が 異 なりますので 別 途 ご 相 談 ください Q24 今 後 採 用 する 社 員 は 後 継 制 度 への 加 入 を 選 択 できないのでしょうか? 事 業 所 ごとの 加 入 になるため 事 業 所 が 加 入 の 場 合 は 加 入 員 となります Q25 後 継 制 度 に 移 行 を 希 望 する 場 合 も 事 業 主 加 入 員 の 3 分 の 2 以 上 の 同 意 が 必 要 で しょうか? 解 散 の 同 意 と 異 なり 後 継 制 度 に 移 行 を 希 望 する 事 業 所 の 事 業 主 及 びその 事 業 所 に 勤 務 する 加 入 員 の2 分 の1 以 上 の 同 意 が 必 要 です Q26 後 継 制 度 に 移 行 せず 解 散 分 配 を 希 望 する 場 合 はどうなりますか 後 継 制 度 への 移 行 に 当 たっては 解 散 ( 分 配 金 持 込 み 方 式 ) で 実 施 した 場 合 は 希 望 する しないの 選 択 をいただけますので 後 継 制 度 を 望 まない 事 業 所 にあって は 基 金 清 算 の 時 期 に 残 余 財 産 を 加 入 員 受 給 権 者 の 方 に 分 配 を 行 うことになりま す 6

なお 個 社 の 企 業 年 金 に 移 行 させることも 可 能 となりますが 各 々 制 度 が 異 なりま すので 別 途 ご 相 談 ください スケジュール 関 係 その 他 Q27 代 行 返 上 と 解 散 では 決 定 時 期 に 違 いはあるのでしょうか? 代 行 返 上 であっても 解 散 であっても 全 ての 加 入 員 受 給 権 者 について 国 の 記 録 と 厚 生 年 金 基 金 の 持 つ 記 録 を 一 致 させる 記 録 整 備 が 終 了 して 初 めて 認 可 さ れるため 時 期 的 には 変 わりはありません Q28 後 継 制 度 の 検 討 に 時 間 を 費 やして その 間 に 財 政 悪 化 を 招 くより 早 く 解 散 すべきで はないでしょうか? 今 回 の 改 正 法 の 成 立 において 参 議 院 の 付 帯 決 議 が 付 され 加 入 員 受 給 者 等 に 移 行 先 の 選 択 肢 を 含 めて 必 要 な 情 報 が 行 き 届 き そのうえで 最 善 の 意 思 決 定 を 行 うこと とされています このことを 踏 まえ 制 度 検 討 会 において 論 議 してきたところです 全 ての 加 入 員 受 給 権 者 について 国 の 記 録 と 厚 生 年 金 基 金 の 持 つ 記 録 を 一 致 させ る 記 録 整 備 には 1 年 半 から 2 年 を 要 するため この 間 に 後 継 制 度 の 検 討 を 行 い 基 金 解 散 と 同 時 に 新 制 度 への 移 行 を 考 えており 最 短 のスケジュールを 考 えています Q29 現 状 に 陥 った 基 金 幹 部 の 責 任 はどのように 取 られていますか? 厚 生 年 金 基 金 は 国 の 法 律 に 基 づき 設 置 されたものであり 予 算 決 算 は 国 の 承 認 を 得 て 基 金 として 成 り 立 つことが 検 証 されているところです 今 回 の 措 置 は 厚 生 年 金 基 金 存 続 に 高 いハードルを 設 けられたためであり 基 金 幹 部 の 責 任 を 問 われる 内 容 ではないと 考 えます Q30 企 業 年 金 連 合 会 への 移 換 は 検 討 されているのですか? ( 企 業 年 金 連 合 会 : 厚 生 年 金 基 金 を 短 期 間 ( 通 常 10 年 未 満 )で 脱 退 した 人 に 対 す る 年 金 給 付 等 の 事 業 を 行 う 機 関 ) 企 業 年 金 連 合 会 への 移 換 につきましては 今 回 の 法 改 正 により 平 成 26 年 4 月 以 降 は 移 換 ができなくなっています また 厚 生 年 金 保 険 法 による 企 業 年 金 連 合 会 も 10 年 後 までに 解 散 することが 決 められています 7

当 5 基 厚 生 年 金 基 金 の 今 後 の 選 択 肢 当 基 金 の 今 後 の 方 針 法 改 正 による 各 厚 生 年 金 基 金 の 採 りうる 選 択 肢 は 以 下 の 通 りとなります 建 築 基 金 ( 全 事 業 所 ) 現 在 の 基 金 の 立 位 置 ( 方 針 ) 基 金 存 続 困 難 後 継 制 度 検 討 方 針 および それ 以 外 の 事 項 は 今 後 検 討 予 定 当 基 金 は 現 状 代 行 割 れ 基 金 ではありません 厚 生 年 金 基 金 存 続 の 場 合 は 存 続 基 準 を 満 たすために 事 業 主 の 皆 様 に 追 加 掛 金 ( 全 額 事 業 主 負 担 現 行 の 3.4%から 9.6%へ)のご 負 担 をいただかなければなりません このことから 厚 生 年 金 基 金 の 存 続 は 大 変 厳 しい 状 況 にあるとの 認 識 に 至 りました そこで 代 行 部 分 を 国 へ 返 還 し 基 金 の 独 自 部 分 ( 上 乗 せ 部 分 )について 後 継 制 度 に 移 行 すること を 今 後 検 討 していくことといたしております 代 行 部 分 は 国 へ 返 還 しない 基 金 存 続 1 代 行 返 上 事 業 主 :3 分 の2 以 上 の 同 意 加 入 員 :3 分 の2 以 上 の 同 意 受 給 権 者 : 口 頭 又 は 文 書 による 説 明 後 継 制 度 を 作 る 後 継 制 度 を 作 らない 代 行 部 分 は 国 へ 返 還 代 行 部 分 は 国 へ 返 還 代 行 部 分 は 国 へ 返 還 2 解 散 事 業 主 :3 分 の2 以 上 の 同 意 加 入 員 :3 分 の2 以 上 の 同 意 受 給 権 者 : 口 頭 又 は 文 書 による 説 明 3 解 散 事 業 主 :3 分 の2 以 上 の 同 意 加 入 員 :3 分 の2 以 上 の 同 意 受 給 権 者 : 口 頭 又 は 文 書 による 説 明 1 代 行 返 上 して 全 事 業 所 が 後 継 制 度 へ 移 行 の 場 合 は 事 業 主 加 入 員 : 各 々3 分 の 2 以 上 の 同 意 が 必 要 となります 全 事 業 所 揃 っての 後 継 制 度 への 移 行 複 数 事 業 所 揃 っての 後 継 制 度 への 移 行 なお 受 給 権 者 ( 受 給 者 待 期 者 )の 同 意 は 不 要 ですが 口 頭 又 は 文 書 による 説 明 が 必 要 となります また 受 給 権 者 の 給 付 減 額 をする 場 合 は 受 給 権 者 の 3 分 の 2 以 上 の 同 意 が 必 要 となります 2 解 散 して 後 継 制 度 設 立 の 場 合 は 事 業 主 加 入 員 : 各 々3 分 の 2 以 上 の 同 意 が 必 要 となります 分 配 金 持 込 み 方 式 後 継 制 度 を 望 む 事 業 所 後 継 制 度 を 望 まない 事 業 所 なお 受 給 権 者 ( 受 給 者 待 期 者 )の 同 意 は 不 要 ですが 口 頭 又 は 文 書 による 説 明 が 必 要 となります 3 厚 生 年 金 基 金 を 解 散 し 後 継 制 度 を 設 けない 場 合 も 後 継 制 度 に 移 行 する 場 合 と 同 様 事 業 主 加 入 員 : 各 々3 分 の 2 以 上 の 同 意 が 必 要 となります 全 事 業 主 の 同 意 加 入 員 :2 分 の1 以 上 の 同 意 受 給 権 者 の 給 付 減 額 をする 場 合 は 受 給 権 者 :3 分 の2 以 上 の 同 意 参 加 事 業 主 の 同 意 参 加 事 業 所 各 々の 加 入 員 : 2 分 の1 以 上 の 同 意 承 継 受 給 権 者 の 同 意 なお 受 給 権 者 ( 受 給 者 待 期 者 )の 同 意 は 不 要 ですが 口 頭 又 は 文 書 による 説 明 が 必 要 となります 建 築 基 金 ( 全 事 業 所 ) 後 継 制 度 ( 全 事 業 所 ) 受 給 者 待 期 者 を 承 継 ( 全 員 ) 後 継 制 度 ( 複 数 事 業 所 ) 参 加 事 業 所 の 受 給 者 待 期 者 で 希 望 する 方 を 承 継 その 他 の 受 給 権 者 は 今 後 検 討 予 定 事 業 所 の 個 別 制 度 へ 分 配 金 を 持 ち 込 み 分 配 給 付 消 滅 代 行 部 分 を 国 へ 返 還 後 のイメージ 基 金 全 体 の 年 金 資 産 現 状 上 乗 せ 部 分 代 行 部 分 返 還 後 残 余 財 産 国 へ 返 還 代 行 返 上 と 解 散 の 違 いについて 厚 生 年 金 基 金 の 代 行 返 上 解 散 では いずれの 場 合 も 代 行 部 分 を 国 に 返 還 することに なります 代 行 返 上 とは 代 行 部 分 を 国 へ 返 還 すること と 現 在 の 基 金 の 事 業 所 加 入 員 受 給 権 者 を 全 て 引 き 継 いで 基 金 独 自 の 上 乗 せ 給 付 を 後 継 制 度 に 移 行 すること の 2つのことを 実 施 するこ とです ( 単 に 代 行 部 分 を 国 へ 返 還 すること とは 異 なります ) 解 散 とは 代 行 部 分 を 国 へ 返 還 し 返 還 後 の 残 余 財 産 を 加 入 員 受 給 権 者 等 に 分 配 して 清 算 す ることです なお 今 回 の 法 改 正 により 解 散 選 択 後 に 複 数 事 業 主 で 設 立 した 後 継 制 度 に 引 き 継 ぐこと または 事 業 所 の 個 別 制 度 へ 分 配 金 を 持 ち 込 むことも 可 能 になりました 8-1 8-2