転 職 をお 考 えの 先 生 へ 産 婦 人 科 転 職 ガイド 株 式 会 社 プライオネット ( 本 社 ) 愛 知 県 豊 橋 市 藤 沢 町 141 ロワジールホテル 豊 橋 8F 求 人 フリーダイヤル:0120-480-501 求 人 専 用 メール:sdr info@priornet.info 産 婦 人 科 医 師 求 人 サイト 産 婦 人 科 ドクターズバンク http://www.priornet.info/sanfujinkdr/
はじめに 当 社 は 産 婦 人 科 医 師 に 限 定 した 求 人 サイト 産 婦 人 科 ドクターズバンク を 運 営 して います( 株 )プライオネットと 申 します 平 成 12 年 に 会 社 設 立 以 来 産 婦 人 科 の 医 師 紹 介 を 主 に 取 り 扱 って 参 りました 本 ガイドは 産 婦 人 科 の 先 生 が 転 職 をお 考 えになる 場 合 の 留 意 点 を 掲 載 しています 当 社 の 経 験 に 基 づくものですので 一 概 に 言 えることではありません 当 社 の 主 観 が 入 った 内 容 でありますことを 予 めご 容 赦 賜 ります 様 宜 しくお 願 い 致 します 2
目 次 はじめに 2 目 次 3 転 職 の 失 敗 ( 例 ) 4~5 転 職 してみて 分 かること 転 職 の 留 意 点 6~11 転 職 先 ( 候 補 先 )の 選 び 方 雇 用 契 約 の 結 び 方 雇 用 契 約 書 のサンプル 採 用 する 側 から 見 た 転 職 12 採 用 する 側 の 視 点 当 社 のデータ 13 給 与 の 相 場 転 職 までの 交 渉 転 職 を 相 談 する 相 手 14 3
転 職 の 失 敗 ( 例 ) 転 職 してみて て 分 かること 転 職 した 先 生 を A 先 生 とし 転 職 先 を B 病 院 ( 産 婦 人 科 )とします 1. 方 針 の 隔 たり A 先 生 は 数 年 前 にB 産 婦 人 科 が 自 然 分 娩 だと 聞 いていた ところが B 産 婦 人 科 は 分 娩 が 多 くなり その 反 面 B 産 婦 人 科 の 院 長 が 当 直 を 殆 ど 自 分 でしていた 為 A 先 生 が 入 職 する 頃 には 夜 間 分 娩 を 少 なくするために 計 画 出 産 をしたり 吸 引 分 娩 を 頻 繁 に 行 っていた A 先 生 はBの 院 長 と 何 度 か 話 し 合 いの 場 を 持 ったものの お 互 いの 主 張 は 相 容 れないことになり A 先 生 は 退 職 するに 至 った 2. 雇 用 改 善 より 経 営 を 優 先 2 人 体 制 のB 産 婦 人 科 へ3 人 目 のDr として 就 職 したA 先 生 その 後 常 勤 医 が 1 名 退 職 し 臨 時 的 に 代 務 医 を 募 集 することもなく 医 師 の 補 充 がないため A 先 生 の 当 直 やオンコールの 回 数 が 増 えたが A 先 生 の 給 与 は 変 動 しない 年 俸 契 約 ( 契 約 書 では 固 定 年 収 となっており 当 直 等 の 回 数 を 明 記 していない)を 結 んでいる との 理 由 から 変 わらなかった その 後 代 務 医 が 見 つかっても アルバイト 料 が 高 いとの 理 由 から 採 用 をボツとして A 先 生 の 待 遇 は 改 善 しなかった 為 A 先 生 は 退 職 するに 至 った 3. 雇 用 改 善 より 経 営 を 優 先 アルバイトの 当 直 医 を 時 給 制 で 採 用 しているB 病 院 アルバイトの 当 直 医 の 勤 務 時 間 を 19:00~7:00 と 統 一 している 為 当 直 医 が 来 るまでと 帰 ってからは 常 勤 医 で 対 応 しなければならない 高 い 年 収 が 魅 力 で 就 職 した A 先 生 実 際 の 勤 務 は 7:00 ~19:00 と 毎 日 12 時 間 勤 務 が 続 いていた 為 B 病 院 の 院 長 へ 当 直 医 の 勤 務 時 間 を 出 来 るだけ 長 くしてもらいたいと 掛 け 合 ったところ 当 直 医 1 人 1 人 で 勤 務 時 間 が 異 なると 給 与 計 算 が 面 倒 という 理 由 からA 先 生 の 要 請 は 却 下 された A 先 生 は B 病 院 に 勤 務 する 同 僚 の 先 生 と 一 緒 に 退 職 した 4. 医 師 同 士 の 人 間 関 係 ( 医 局 の 雰 囲 気 ) A 先 生 が 就 職 した 病 院 は 常 勤 医 5 名 の 病 院 だった いざ 就 職 し 感 じるのは そ れぞれの 医 師 がバラバラで 医 局 に 一 体 感 がなかった その 為 毎 日 ただ 働 いてい るというだけで 仕 事 への 張 合 いが 薄 れてしまった 結 局 退 職 し 大 学 の 医 局 へ 戻 ることになった 4
5. 待 機 者 のいない 当 直 A 先 生 が 就 職 したB 産 婦 人 科 では A 先 生 は 土 日 月 1 回 当 直 することになっていた ある 日 緊 急 帝 王 切 開 になり その 日 のバックアップがB 産 婦 人 科 の 院 長 だったの で コールしたところ ゴルフ 中 で 帰 って 来 るのに 片 道 2 時 間 かかる 為 A 先 生 は 看 護 師 を 前 立 にして 手 術 をしなければならなかった これが 常 態 化 していった 為 A 先 生 はB 産 婦 人 科 の 院 長 へ 改 善 を 申 し 出 たところ 聞 き 入 れられず 退 職 を 決 意 することになった 6.M&A A 先 生 ( 副 院 長 )は 親 ( 院 長 )の 産 婦 人 科 を 引 き 継 いだが 一 人 で 毎 日 分 娩 を 取 り 上 げることに 精 神 的 肉 体 的 に 疲 れ 医 療 法 人 B に 吸 収 合 併 された 医 療 法 人 B から 派 遣 されてきたC 医 師 が 院 長 となり A 先 生 は 副 院 長 のまま 留 任 した C 院 長 はA 先 生 が 一 人 で 苦 労 をしてきたことに 全 く 配 慮 や 評 価 をせず C 院 長 独 自 の 方 針 を 打 ち 出 し A 先 生 を 否 定 するようになった A 先 生 としては M&A により 精 神 的 にも 肉 体 的 にも 楽 になったことは 良 かったが C 院 長 とは 相 容 れない 為 現 在 退 職 を 考 えている 7. 婦 人 科 検 診 ( 勤 務 してみて 分 かること) A 先 生 は B 健 診 センターに 依 頼 され 高 齢 化 した 市 町 村 の 子 宮 がん 検 診 に 行 くこ とになった 60 歳 以 上 の 方 が 多 く 受 診 してきた 為 毎 年 受 診 しなくても 良 いとい うことを 高 齢 の 受 診 者 へ 言 ってしまい 市 町 村 からクレームが 来 た B 健 診 セン ターは その 後 A 先 生 に 仕 事 を 依 頼 しなくなった 8. 退 職 申 請 19 床 のB 産 婦 人 科 で 雇 われ 院 長 をしているA 先 生 B 産 婦 人 科 を 経 営 している 医 療 法 人 C から 雇 用 契 約 書 に 記 載 がないという 理 由 から 貸 与 している 家 賃 を 後 に なって 徴 収 されたり かぜ 薬 をB 産 婦 人 科 からもらったら その 分 を 請 求 されたり して 医 療 法 人 C と 信 頼 関 係 がなくなり 退 職 することになった 雇 用 契 約 書 では 退 職 申 請 を6か 月 前 に 行 うこととなっていたところ 2 か 月 早 く 退 職 した その 為 医 療 法 人 C から 損 害 賠 償 を 請 求 すると 通 告 を 受 け 転 職 先 の 病 院 まで 押 し 掛 けられ ることをされた A 先 生 は 心 療 内 科 に 通 院 しており 3 ヶ 月 の 休 養 を 要 するとし た 診 断 書 を 医 療 法 人 C へ 提 出 し 退 職 を 認 めさせた 5
転 職 の 留 意 点 転 職 先 ( 候 補 先 )の 選 び 方 1. 事 前 に 知 っておきたい 情 報 転 職 に 失 敗 する 主 な 要 因 は 信 頼 関 係 が 崩 れてしまうことです 具 体 的 には 勤 務 時 間 とそれに 附 帯 する 給 与 に 基 づくものが 大 半 です 転 職 先 を 検 討 する 段 階 で 医 師 の 勤 務 表 等 を 見 せてもらい 就 職 した 場 合 1 日 中 の 勤 務 時 間 はどうなるか? 2 時 間 外 の 勤 務 はどうなるか? 3 休 日 や 休 暇 はどうなるか? 等 を 確 認 して 実 際 の 勤 務 をイメージしておくことが 重 要 です 2. 見 学 時 ( 面 談 時 )の 確 認 ポイント 医 局 を 見 学 し 医 局 の 先 生 とお 話 することは 重 要 です また 外 来 及 び 病 棟 の 助 産 師 さん 看 護 師 さんともお 話 できる 方 が その 病 院 の 雰 囲 気 も 分 かりやすくなり ます そういう 見 学 等 が 出 来 ない 病 院 は 問 題 があるかもしれません 病 院 見 学 する 場 合 施 設 を 見 るより そこで 働 いている 職 員 さんや 患 者 さんを 見 る 方 が 重 要 です ( 例 ) 院 長 が 見 学 に 来 た 先 生 を 院 内 の 案 内 をする 場 合 入 院 患 者 さんとバッタ リ 会 ったときに 院 長 が 入 院 患 者 さんへどういう 対 応 をするのか 注 目 です また 診 療 方 針 や 経 営 方 針 を 確 認 することも 重 要 です 3. 見 学 後 ( 雇 用 条 件 の 交 渉 )のポイント 病 院 からの 条 件 提 示 が 行 われる 時 期 です もし 見 学 をして 関 心 があった 場 合 条 件 提 示 の 前 に こちら( 先 生 )の 希 望 を 伝 えるほうが 病 院 からの 条 件 を 否 定 す ることが 少 なく 済 みます 希 望 は 出 来 るだけ 一 度 に 伝 えた 方 が 後 から 徐 々に 伝 えるよりも 病 院 側 は 対 応 しやすいです まずは 勤 務 日 数 勤 務 時 間 当 直 等 の 希 望 を 伝 え 病 院 からの 反 応 を 待 ちます 6
雇 用 契 約 の 結 び 方 雇 用 契 約 の 注 意 ポイント 雇 用 契 約 の 目 的 は 現 状 の 雇 用 条 件 を 合 意 するだけでなく 将 来 起 こりうる 問 題 に ついて 予 めその 対 処 を 講 じておくものでもあります (1) 雇 用 期 間 期 間 の 定 めがある 場 合 定 められた 期 間 内 は 勤 務 する 義 務 があり 反 対 に 相 当 な 理 由 がなければ 解 雇 も 出 来 ません 退 職 金 がないのが 通 例 です 期 間 の 定 めがない 場 合 退 職 及 び 解 雇 は 労 働 基 準 法 通 りです 退 職 届 出 する 時 期 を 明 記 している 契 約 書 が 多 く 時 期 は3ヶ 月 前 が 一 般 的 です (2) 勤 務 時 間 勤 務 日 数 や 勤 務 時 間 は 細 かく 記 載 しておくことをお 勧 め 致 します 当 直 等 の 時 間 外 勤 務 の 週 単 位 または 月 単 位 の 回 数 やその 時 間 帯 等 も 細 かく 明 記 しておくことをお 勧 め 致 します (3) 勤 務 時 間 の 変 更 ( 増 加 減 少 ) 変 更 する 場 合 の 手 順 を 決 めておくことをお 勧 め 致 します (4) 休 暇 有 給 休 暇 を 明 記 していない 当 院 規 定 によるとしている 場 合 が 多 く 休 暇 を 取 得 できない 現 状 を 作 っていたります 休 暇 の 取 得 について 明 記 することを お 勧 め 致 します (5) 年 収 合 意 した 年 収 を 節 税 目 的 で 退 職 金 ( 年 収 の 一 部 を 退 職 金 へ 振 り 分 ける)や 車 両 代 金 ( 先 生 の 購 入 する 車 を 病 院 で 購 入 する) 等 年 収 を 分 散 する 提 示 が 病 院 からなされる 場 合 がありますが 先 生 と 病 院 との 関 係 が 悪 くなっても 退 職 しにくい 等 様 々な 問 題 に 影 響 してくることがあり また 税 務 上 も 問 題 となり お 勧 め 致 しません 7
(6) その 他 特 殊 な 取 り 決 め 1 当 直 免 除 に 関 する 規 定 2 休 業 補 償 ( 保 険 への 加 入 ) 医 師 国 保 の 場 合 傷 病 手 当 金 がありません 3 緊 急 手 術 への 対 応 に 関 する 規 定 タクシー 利 用 呼 出 手 当 等 4 定 年 雇 用 契 約 の 見 直 し 時 期 退 職 金 5 給 与 の 振 込 先 の 分 散 6 車 両 貸 与 に 関 する 規 定 7 研 究 日 における 他 の 病 院 での 勤 務 ( 婦 人 科 手 術 不 妊 治 療 研 究 )の 許 可 8 生 命 保 険 を 利 用 した 退 職 金 の 積 立 に 関 する 規 定 9 学 会 出 張 に 関 する 規 定 10 交 際 費 及 び 備 品 等 の 病 院 負 担 に 関 する 規 定 (7) 業 務 委 託 契 約 雇 用 契 約 でなく 業 務 委 託 契 約 として 先 生 の 設 立 する 法 人 と 病 院 間 での 契 約 を 希 望 される 先 生 もおりますが 業 務 委 託 契 約 は 先 生 と 病 院 との 請 負 契 約 の 為 関 係 が 希 薄 なので 解 約 もしやすく 先 生 の 立 場 は 安 定 しません また 業 務 委 託 契 約 は 病 院 に 先 生 に 対 する 指 揮 監 督 権 がないので 病 院 としてはそうした 契 約 に することは 拒 否 する 例 が 殆 どです また 業 務 委 託 契 約 は 業 務 の 成 果 に 対 して 支 払 われるもので 時 間 の 制 約 がない 為 長 時 間 の 業 務 ( 労 働 ではなく)を 要 求 される 場 合 もあり 得 ます 8
雇 用 契 約 書 のサンプル 医 療 法 人 と ( 以 下 乙 という)との 間 において 株 式 会 社 プライオネット( 以 下 丙 という)の 立 会 いのもと 下 記 の 通 り 雇 用 契 約 ( 以 下 本 契 約 という)を 締 結 する 第 1 条 ( 入 職 日 ) 平 成 年 月 日 からとする 第 2 条 ( 勤 務 時 間 等 ) 1. 日 勤 の 勤 務 時 間 は 月 曜 日 から 土 曜 日 までの 9:00 から 午 後 診 終 了 までと し 午 後 診 がない 場 合 には18:00 までとする 2. 休 日 は 日 曜 日 と 水 曜 日 祝 祭 日 とする 3. 当 直 は 次 の 通 りとする 平 日 : 週 1 回 ( 木 曜 日 18:00~ 金 曜 日 9:00) 土 日 : 月 1 回 ( 第 2 週 土 曜 日 13:00~ 月 曜 日 9:00) * 当 直 明 けの 午 後 (13:00~)は 休 みとする * 当 直 は 院 内 を 原 則 とするが 事 情 により 宅 直 も 可 能 とする 場 合 がある 4.オンコールは 次 の 通 りとする 平 日 : 週 1 回 ( 月 曜 日 18:00~ 火 曜 日 9:00) 土 日 : 月 1 回 ( 第 4 週 土 曜 日 13:00~ 月 曜 日 9:00) * 緊 急 手 術 の 呼 出 時 に タクシー 利 用 は 可 能 とする 第 3 条 ( 給 与 等 ) 1. 前 条 の 条 件 で 年 収 は 2,700 万 円 ( 総 支 給 )とする 2. 前 条 の 勤 務 を 欠 勤 または 追 加 勤 務 した 場 合 次 の 通 り 給 与 を 減 額 または 増 額 する 日 勤 :1 日 8 万 円 ( 半 日 4 万 円 ) 平 日 当 直 :1 回 7.5 万 円 土 日 当 直 :1 回 22 万 円 平 日 オンコール:1 回 1 万 円 土 日 オンコール:1 回 3 万 円 緊 急 呼 出 :1 回 3 万 円 9
3. 通 勤 手 当 は 当 院 規 定 による 4. 給 与 等 の 支 給 は 毎 月 末 日 締 め 翌 月 15 日 支 払 いとする 第 4 条 ( 休 暇 ) 1. 年 末 年 始 休 暇 :12 月 30 日 から 翌 年 1 月 3 日 までとする 2. 年 次 有 給 休 暇 : 労 働 基 準 法 通 りとし 病 欠 の 場 合 はこれを 充 当 する * 但 し 入 職 6 ヶ 月 間 も 合 計 5 日 間 の 休 暇 を 付 与 する 3. 長 期 休 暇 : 前 項 の 休 暇 を 利 用 して 年 2 回 各 8 日 間 の 休 暇 を 取 得 できる 第 5 条 ( 退 職 金 ) 懲 戒 を 除 く 普 通 退 職 ( 自 己 都 合 )の 場 合 勤 続 年 数 支 給 金 額 満 5 年 1,000 万 円 満 10 年 2,500 万 円 満 15 年 4,000 万 円 満 20 年 6,000 万 円 満 25 年 8,500 万 円 満 30 年 以 上 12,000 万 円 第 6 条 ( 加 入 保 険 ) 医 師 国 民 健 康 保 険 厚 生 年 金 雇 用 保 険 所 得 補 償 保 険 ( 最 長 3 年 間 毎 月 50 万 円 の 補 償 とする 但 し 乙 の 健 康 上 の 理 由 で 加 入 できない 場 合 を 除 く) 第 7 条 ( 会 費 等 ) 甲 は 下 記 の 乙 の 会 費 等 を 負 担 する 尚 乙 が 入 職 前 に 支 払 った 会 費 等 のうち 対 応 する 期 間 が 乙 の 入 職 後 に 対 するものの 場 合 甲 はその 相 当 額 を 乙 へ 支 払 う 日 本 医 師 会 会 費 日 本 産 婦 人 科 学 会 会 費 県 産 婦 人 科 学 会 会 費 母 体 保 護 法 指 定 医 料 医 師 賠 償 責 任 保 険 料 10
第 8 条 ( 当 直 免 除 ) 1. 乙 が 満 55 歳 になる 前 月 を 以 って 当 直 を 全 て 免 除 する この 場 合 の 年 収 は 2,100 万 円 とする 2. 但 し 乙 の 希 望 により 甲 及 び 乙 が 協 議 し 乙 は 当 直 をすることができる この 場 合 追 加 勤 務 として 当 直 手 当 を 支 給 する 第 9 条 ( 遵 守 ) 1. 乙 は 退 職 する 場 合 甲 へ 退 職 日 の3ヶ 月 前 までに 届 出 するものとする 2. 勤 務 日 数 及 び 勤 務 時 間 当 直 等 の 時 間 外 勤 務 について その 増 減 を 協 議 す る 場 合 甲 及 び 乙 は 丙 を 代 理 人 として 交 渉 するものとする 但 し 乙 が 了 解 すれば 甲 及 び 乙 で 直 接 交 渉 できることとする 第 10 条 ( 協 議 ) 本 契 約 の 解 釈 に 疑 義 が 生 じた 場 合 本 契 約 に 記 載 されていない 事 項 について 問 題 が 生 じた 場 合 甲 及 び 乙 は 誠 実 に 協 議 し 解 決 に 努 めなければならない 勤 務 条 件 を 原 則 として 前 記 のようにする 但 し 状 況 により 変 更 はあり 得 る 平 成 年 月 日 甲 乙 丙 愛 知 県 豊 橋 市 藤 沢 町 141 番 地 ロワジールホテル 豊 橋 8F 株 式 会 社 プライオネット 代 表 取 締 役 原 万 紀 子 職 業 紹 介 責 任 者 三 井 紀 幸 ( 厚 生 労 働 大 臣 許 可 23-ユ-040011) 11
採 用 する 側 から 見 た 転 職 採 用 する 側 の 視 点 1. 当 院 の 方 針 に 合 った 先 生 かどうか? 基 本 的 に 当 院 の 方 針 に 沿 ってもらうという 考 えがある 為 先 生 側 ほど 意 識 していない その 為 先 生 側 が 確 認 しないと 分 からない 2. 当 院 の 足 りない 部 分 ( 日 勤 当 直 など)を 埋 めてくれるか? こちらは 逆 にかなり 質 問 がある その 場 の 雰 囲 気 で 安 易 に 返 事 を しない 方 が 良 い 3. 医 局 の 他 の 先 生 と 同 じような 勤 務 をしてくれるか? 融 通 が 利 かないことが 多 い 医 師 を 頭 数 で 考 えていることが 多 い 4.なぜ 転 職 するのか? 医 師 が 足 りなくて 困 っている 病 院 より 充 足 気 味 の 病 院 の 方 がこうした 質 問 が 多 い この 質 問 がない 場 合 その 先 生 に 関 心 がない 場 合 もある 5. 当 院 を 応 募 してきた 理 由 は 何 か? 応 募 理 由 は 想 定 されることが 多 く この 質 問 は 少 ない 6.いつから いつごろと 言 った 時 期 が 気 になる この 質 問 をしてくる 場 合 人 手 にかなり 困 っている 可 能 性 があり 病 院 の 体 制 に 問 題 があることがある 7. 履 歴 書 を 見 て 職 場 を 転 々としていないか? 履 歴 書 で 一 番 気 になるところ 特 に 短 期 間 で 辞 めた 経 験 がある 場 合 には 先 生 から 回 答 しておく 方 が 良 い 経 歴 に 傷 がつかないように 非 常 勤 で 勤 務 した 上 で 常 勤 になることも 検 討 材 料 です 8. 女 医 先 生 の 場 合 1 既 婚 者 かどうか 転 勤 族 かどうか 2 出 産 の 予 定 出 産 及 び 育 児 への 考 え 方 3 勤 務 の 希 望 があるか( 当 直 免 除 など) 12
当 社 のデータ 給 与 の 相 場 ( 産 婦 人 科 クリニックの 場 合 ) 1. 常 勤 医 年 収 ( 経 験 7 年 以 上 当 直 月 約 6 回 程 度 の 場 合 ) 契 約 金 額 は 2,000 万 円 ~3,000 万 円 です 平 均 は 約 2,300 万 円 です 当 社 で 契 約 した 最 高 額 は4,500 万 円 ( 出 来 高 制 含 む)です 2. 非 常 勤 ( 日 勤 ) 9:00~18:00 の 場 合 日 給 は9~10 万 円 です * 子 宮 がん 検 診 の 日 給 は 半 日 5~7 万 円 1 日 7~9 万 円 です 3. 非 常 勤 ( 当 直 ) 分 娩 数 が40 件 以 下 で 時 給 は7 千 円 ~8 千 円 です 分 娩 数 が50~70 件 以 下 で 時 給 は8 千 円 ~1 万 円 です 分 娩 数 が80 件 以 上 で 時 給 は1 万 円 です 転 職 までの 交 渉 転 職 に 至 るまでに かなりの 時 間 を 要 します また 成 立 する 確 率 も 低 く 転 職 は 容 易 ではありません 1. 交 渉 期 間 候 補 の 病 院 が 絞 り 込 まれてから 雇 用 契 約 を 結 ぶまで 平 均 で 約 4 ヶ 月 です 長 い 場 合 約 1 年 かかります 2. 交 渉 頻 度 メールでのやり 取 りは 上 記 の 期 間 で 約 50 回 はあります 先 生 と 当 社 との 面 談 は 2~5 回 です 面 談 及 び 見 学 の 訪 問 先 は1~4 件 で 1 件 につき1~2 回 の 訪 問 です 3.お 問 い 合 わせから 転 職 まで 当 社 に 問 い 合 わせを 頂 いた 産 婦 人 科 の 先 生 : 約 680 人 (13 年 間 ) 求 職 登 録 頂 いた 産 婦 人 科 の 先 生 : 約 310 人 (13 年 間 ) 転 職 または 非 常 勤 で 就 職 した 産 婦 人 科 の 先 生 : 約 140 人 (13 年 間 重 複 除 く) 13
転 職 を 相 談 する 相 手 紹 介 会 社 の 利 用 転 職 を 考 える 際 に インターネットで 求 人 検 索 をする 場 合 が 多 いですが なかなか 思 い 通 りの 求 人 を 見 つけるのは 大 変 です また 医 師 紹 介 会 社 へ 求 職 登 録 しても 得 られる 情 報 は 多 少 増 えるだけです 医 師 紹 介 会 社 には お 得 意 様 の 病 院 があって 均 等 に 求 人 情 報 を 提 供 しないことも 多 々 あります これは 当 社 でも 同 じことが 言 えます 特 に 分 娩 中 心 の 産 婦 人 科 への 転 職 をお 考 えでしたら 乳 業 会 社 を 頼 ることも1つですが 情 報 が 漏 れやすく 病 院 を 斡 旋 するところまでで 契 約 交 渉 や 契 約 書 作 成 などのことは 法 律 上 問 題 もあり 一 切 関 与 致 しません つまりケアは 出 来 ません 乳 業 会 社 から 情 報 を 収 集 し 医 師 紹 介 会 社 を 通 じてアプローチすることで 双 方 の 欠 点 を 補 完 することにはなります もしくは 乳 業 会 社 から 情 報 を 収 集 し 医 師 紹 介 会 社 からア ドバイスを 得 ながら 先 生 ご 自 身 が 病 院 へアプローチするという 案 です 当 社 の 経 験 上 では 医 師 紹 介 会 社 を 通 じての 転 職 は 転 職 全 体 の 10%~20%ですので あまり 役 には 立 ちませんが 当 社 では 誠 意 をもって 対 応 させて 頂 くことだけは お 約 束 いたします これから 何 年 か 先 に 転 職 をお 考 えになるかもしれない 先 生 からのご 相 談 に も 対 応 させて 頂 きたく 存 じます このマニュアルは 産 婦 人 科 の 先 生 病 院 のみなさんの 声 を 元 に 作 成 されています 疑 問 に 思 ったことや 追 加 して 欲 しいことがございましたら 随 時 改 訂 致 しますので どうぞお 声 をお 寄 せ 下 さい 当 ガイドによって 生 じた 損 害 について 当 社 ではその 賠 償 の 責 任 を 一 切 負 わないものとします 無 断 転 用 を 禁 止 致 します 14