スーパー 二 輪 自 動 車 保 険 普 通 保 険 約 款 第 1 章 賠 償 責 任 条 項 1 第 1 節 対 人 賠 償 責 任 条 項 1 第 2 節 対 人 臨 時 費 用 条 項 3 第 3 節 対 物 賠 償 責 任 条 項 4 第 4 節 他 車 運 転 賠 償 責 任 条 項 6 第 2 章 人 身 傷 害 条 項 7 第 3 章 搭 乗 者 傷 害 条 項 16 第 4 章 車 両 条 項 19 第 5 章 基 本 条 項 20 特 約 条 項 ( 1 ) 運 転 者 年 齢 21 歳 以 上 補 償 特 約 31 ( 2 ) 運 転 者 年 齢 26 歳 以 上 補 償 特 約 31 ( 3 ) 運 転 者 年 齢 30 歳 以 上 補 償 特 約 32 ( 4 ) 自 動 車 相 互 間 衝 突 危 険 車 両 損 害 補 償 特 約 ( 相 手 自 動 車 確 認 条 件 付 ) 32 ( 5 ) 車 両 価 額 協 定 保 険 特 約 32 (6) 二 輪 自 動 車 の 車 両 盗 難 時 の 臨 時 費 用 支 払 特 約 34 ( 7 ) 対 物 差 額 修 理 費 用 補 償 特 約 35 ( 8 )ファミリーケア 特 別 見 舞 金 特 約 36 ご 契 約 の 内 容 に 変 更 があった 場 合 は ご 契 約 後 つぎのような 場 合 が 生 じたときは 当 社 あるいはご 契 約 の 代 理 店 へご 連 絡 ( 通 知 )ください 速 やかに 手 続 をいたします ご 連 絡 がな い 場 合 は 保 険 契 約 が 解 除 となること または 事 故 が 発 生 しても 保 険 金 をお 支 払 いできないことがありますのでご 注 意 ください (1) 遅 滞 なくご 連 絡 ( 通 知 )いただく 事 項 1 保 険 契 約 者 または 記 名 被 保 険 者 のご 住 所 を 変 更 する 場 合 2 被 保 険 自 動 車 の 用 途 車 種 または 登 録 番 号 車 両 番 号 もしくは 標 識 番 号 を 変 更 する 場 合 3 被 保 険 自 動 車 の 使 用 目 的 を 変 更 する 場 合 4 被 保 険 自 動 車 の 年 間 予 定 走 行 距 離 を 変 更 する 場 合 5 過 去 13 ヶ 月 以 内 に 被 保 険 自 動 車 に 締 結 されていた 自 動 車 保 険 契 約 ( 共 済 契 約 を 含 む)の 事 故 件 数 および 事 故 有 係 数 適 用 期 間 に 変 更 があった 場 合 ( 2 )あらかじめご 連 絡 ( 通 知 )いただく 事 項 1 被 保 険 自 動 車 の 譲 渡 2 被 保 険 自 動 車 の 車 両 入 替 3 年 齢 条 件 の 変 更 4 記 名 被 保 険 者 の 変 更 5 車 両 価 額 の 著 しい 増 加 減 少 による 保 険 金 額 変 更 6 上 記 のほか 特 約 の 追 加 等 を 含 む 契 約 条 件 変 更 お 引 受 けができる 保 険 の 対 象 の 範 囲 ( 引 受 範 囲 ) 目 ご 契 約 締 結 後 に 通 知 事 項 について 次 の 事 項 に 該 当 する 変 更 が 生 じた 場 合 は ご 契 約 を 継 続 することができません 引 受 範 囲 外 となり その 時 以 降 に 発 生 した 事 故 については 保 険 金 をお 支 払 いできません またご 契 約 を 解 除 させていただくことがあります 1 ご 契 約 のお 車 の 用 途 車 種 が 二 輪 自 動 車 または 原 動 機 付 自 転 車 以 外 と なった 場 合 2 レンタカーまたは 教 習 車 として 使 用 する 場 合 次 ( 9 ) 人 身 傷 害 保 険 補 償 外 特 約 37 (10) 自 損 事 故 傷 害 補 償 特 約 37 (11) 無 保 険 車 傷 害 補 償 特 約 40 (12) 携 行 品 補 償 特 約 44 (13)-1 弁 護 士 費 用 等 補 償 特 約 (2016 年 7 月 1 日 以 降 の 保 険 始 期 契 約 ) 46 (13)-2 弁 護 士 費 用 等 補 償 特 約 (2016 年 6 月 30 日 以 前 の 保 険 始 期 契 約 ) 50 (14) 日 常 生 活 家 族 傷 害 補 償 特 約 52 (15) 地 震 噴 火 津 波 による 被 保 険 者 死 亡 一 時 金 支 払 特 約 60 (16) 保 険 料 分 割 払 特 約 63 (17)クレジットカードによる 保 険 料 支 払 に 関 する 特 約 65 (18) 団 体 扱 特 約 66 (19) 団 体 扱 特 約 ( 一 般 A) 67 (20) 通 信 販 売 に 関 する 特 約 68 (21)インターネットによる 契 約 に 関 する 特 約 70 (22) 継 続 契 約 の 取 扱 いに 関 する 特 約 71 (23) 被 保 険 自 動 車 が 原 動 機 付 自 転 車 である 場 合 の 普 通 保 険 約 款 および 特 約 条 項 の 読 み 替 え 特 約 72 (24) 共 同 保 険 に 関 する 特 約 72 事 故 の 際 の 手 続 は ₁.まず 被 害 者 の 救 護 そしてご 連 絡 を (1) 事 故 が 発 生 した 場 合 には まず 被 害 者 の 救 護 措 置 をとり 管 轄 の 警 察 への 届 出 をするとともに 事 故 発 生 の 日 時 場 所 および 事 故 の 概 要 について 直 ちに 当 社 あるいはご 契 約 の 代 理 店 にご 連 絡 ください なお 人 身 事 故 の 場 合 には 警 察 への 届 出 にあたり 人 身 事 故 であ る 旨 正 しく 届 出 をしていただくようお 願 いいたします (₂)その 後 遅 滞 なく 書 面 により 次 の 事 項 をお 知 らせください 1 事 故 状 況 2 被 害 者 の 住 所 および 氏 名 3 目 撃 者 がいる 場 合 は その 方 の 住 所 および 氏 名 4 損 害 賠 償 請 求 を 受 けた 場 合 は その 内 容 上 記 のご 通 知 がないと 保 険 金 をお 支 払 いできないことがあります のでくれぐれもご 注 意 ください ₂. 必 ずご 相 談 を 次 の 場 合 は 事 前 に 当 社 にご 相 談 ください ( 1 ) 被 害 者 と 示 談 される 場 合 被 害 者 から 損 害 賠 償 の 請 求 を 受 けたときには 必 ず 当 社 の 承 認 を 得 て ください 当 社 が 承 認 しないうちにご 契 約 者 ( 被 保 険 者 )ご 自 身 で 被 害 者 と 示 談 された 場 合 には 保 険 金 の 一 部 または 全 部 が 支 払 われないこと があります (2) 損 害 賠 償 請 求 に 関 する 訴 訟 を 提 起 される 場 合 または 提 訴 された 場 合 必 ず 当 社 にご 通 知 のうえご 相 談 ください ご 通 知 がないと 保 険 金 をお 支 払 いできないことがあります ₃. 交 通 事 故 証 明 書 を 忘 れずに 自 動 車 事 故 による 保 険 金 の 請 求 にあたっては 原 則 として 自 動 車 安 全 運 転 センターの 発 行 する 交 通 事 故 証 明 書 ( 人 身 事 故 の 場 合 は 必 ず 人 身 事 故 扱 いの 交 通 事 故 証 明 書 )を 提 出 していただくことになります この 交 通 事 故 証 明 書 は 事 故 発 生 時 に 警 察 署 への 届 出 がありませんと 発 行 さ れませんので 事 故 が 起 こった 場 合 にはまず 事 故 届 けをすることが 大 切 です
下 記 の 特 約 は ご 契 約 条 件 により 自 動 的 に 付 帯 されます ご 契 約 条 件 自 動 付 帯 される 特 約 番 号 頁 すべてのご 契 約 継 続 契 約 の 取 扱 いに 関 する 特 約 (22) 71 被 保 険 自 動 車 が 原 動 機 付 自 転 車 のご 契 約 特 約 条 項 一 覧 表 被 保 険 自 動 車 が 原 動 機 付 自 転 車 である 場 合 の 普 通 保 険 約 款 および 特 約 条 項 の 読 み 替 え 特 約 (23) 72 下 記 の 特 約 は ご 契 約 時 のお 申 し 出 またはご 契 約 内 容 により 付 帯 されます 運 転 者 の 条 件 の 設 定 車 両 保 険 について 対 物 賠 償 責 任 保 険 に ついて 搭 乗 者 傷 害 保 険 の 特 別 見 舞 金 について ご 契 約 の 内 容 付 帯 さ れ る 特 約 番 号 頁 運 転 者 を21 歳 以 上 に 限 定 される 場 合 運 転 者 年 齢 21 歳 以 上 補 償 特 約 (1) 31 運 転 者 を26 歳 以 上 に 限 定 される 場 合 運 転 者 年 齢 26 歳 以 上 補 償 特 約 (2) 31 運 転 者 を30 歳 以 上 に 限 定 される 場 合 運 転 者 年 齢 30 歳 以 上 補 償 特 約 (3) 32 車 対 車 の 衝 突 等 の 事 故 で 相 手 自 動 車 が 確 認 できる 場 合 に 限 り 保 険 金 をお 支 払 いする 場 合 事 故 を 起 こしたときの 車 両 の 時 価 額 にかかわらず 保 険 期 間 中 は 契 約 時 に 定 めた 車 両 保 険 金 を 限 度 としてお 支 払 いする 場 合 車 両 盗 難 時 に 臨 時 費 用 をお 支 払 いする 場 合 相 手 自 動 車 の 時 価 額 ( 対 物 賠 償 責 任 額 )を 超 えた 修 理 費 用 を 補 償 する 場 合 搭 乗 者 傷 害 保 険 で 記 名 被 保 険 者 または 一 定 のご 家 族 を 被 保 険 者 とする 死 亡 保 険 金 または 後 遺 障 害 保 険 金 ( 第 1 級 ~ 第 3 級 )が 支 払 われるときに あわせて 特 別 見 舞 金 をお 支 払 いする 場 合 自 動 車 相 互 間 衝 突 危 険 車 両 損 害 補 償 特 約 ( 相 手 自 動 車 確 認 条 件 付 ) (4) 32 車 両 価 額 協 定 保 険 特 約 (5) 32 二 輪 自 動 車 の 車 両 盗 難 時 の 臨 時 費 用 支 払 特 約 (6) 34 対 物 差 額 修 理 費 用 補 償 特 約 (7) 35 ファミリーケア 特 別 見 舞 金 特 約 (8) 36 人 身 傷 害 保 険 について 人 身 傷 害 保 険 を 補 償 しない 場 合 人 身 傷 害 保 険 補 償 外 特 約 (9) 37 自 損 事 故 傷 害 について 自 損 事 故 による 死 亡 傷 害 を 補 償 する 場 合 自 損 事 故 傷 害 補 償 特 約 (10) 37 無 保 険 車 との 事 故 に よる 傷 害 について 無 保 険 車 との 事 故 による 死 亡 後 遺 障 害 を 補 償 する 場 合 無 保 険 車 傷 害 補 償 特 約 (11) 40 携 行 品 の 損 害 について 記 名 被 保 険 者 の 携 行 品 の 損 害 を 補 償 する 場 合 携 行 品 補 償 特 約 (12) 44 弁 護 士 費 用 等 について 被 害 事 故 について 加 害 者 との 交 渉 を 弁 護 士 等 に 依 頼 ( 法 律 相 談 を 含 みます )したときに 生 じる 費 用 をお 支 払 いする 場 合 弁 護 士 費 用 等 補 償 特 約 (13) 46 記 名 被 保 険 者 およびそのご 家 族 が 急 激 かつ 偶 然 な 外 来 の 事 故 に 家 族 の 傷 害 について よって 身 体 に 傷 害 を 被 った 場 合 に 保 険 金 をお 支 払 いする 場 合 ( 契 約 内 容 により 本 人 のみ 補 償 型 夫 婦 のみ 補 償 型 など 日 常 生 活 家 族 傷 害 補 償 特 約 (14) 52 被 保 険 者 の 範 囲 が 異 なります ) 地 震 等 の 保 険 について 保 険 料 分 割 払 いにつ いて クレジットカード 払 いについて 団 体 扱 いについて 契 約 方 法 について 記 名 被 保 険 者 およびそのご 家 族 が 地 震 津 波 等 により 死 亡 し た 場 合 に 保 険 金 をお 支 払 いする 場 合 ( 契 約 内 容 により 本 人 のみ 補 償 型 夫 婦 のみ 補 償 型 など 被 保 険 者 の 範 囲 が 異 なります ) 地 震 噴 火 津 波 による 被 保 険 者 死 亡 一 時 金 支 払 特 約 (15) 60 保 険 料 を 分 割 してお 支 払 いいただく 場 合 保 険 料 分 割 払 特 約 (16) 63 保 険 料 をクレジットカードによりお 支 払 いいただく 場 合 クレジットカードによる 保 険 料 支 払 に 関 (17) 65 する 特 約 団 体 扱 特 約 (18) 66 団 体 扱 いでご 契 約 される 場 合 団 体 扱 特 約 ( 一 般 A) (19) 67 電 話 ファクシミリ 等 の 通 信 手 段 により 保 険 契 約 の 申 し 込 みの 通 信 販 売 に 関 する 特 約 (20) 68 意 思 表 示 をする 場 合 インターネット 通 信 により 保 険 契 約 を 申 し 込 む 場 合 インタ-ネットによる 契 約 に 関 する 特 約 (21) 70 共 同 保 険 について 共 同 保 険 によりお 引 受 けする 場 合 共 同 保 険 に 関 する 特 約 (24) 72
スーパー 二 輪 自 動 車 保 険 普 通 保 険 約 款 第 ₁ 章 賠 償 責 任 条 項 第 ₁ 節 対 人 賠 償 責 任 条 項 < 用 語 の 定 義 > この 対 人 賠 償 責 任 条 項 において 次 の 用 語 の 意 味 は それぞれ 次 の 定 義 によります 用 語 記 名 被 保 険 者 定 義 保 険 証 券 記 載 の 被 保 険 者 をいいます 先 取 特 権 法 律 に 定 める 特 殊 の 債 権 を 有 する 者 が 債 務 者 の 財 産 から 他 の 債 権 者 に 優 先 して その 債 権 の 弁 済 を 受 ける ことのできる 法 定 担 保 物 権 ( 債 権 者 が 有 する 債 権 の 確 保 を 目 的 とする 物 権 )をいいます 質 権 債 権 者 がその 債 権 の 担 保 として 債 務 者 又 は 物 上 保 証 人 から 受 け 取 った 物 を 債 務 の 弁 済 があるまで 留 置 して 債 務 者 の 債 務 の 履 行 を 間 接 的 に 強 制 するとともに 債 務 の 弁 済 がないときは その 質 物 の 交 換 価 値 から 優 先 弁 済 を 受 けることのできる 担 保 物 権 をいいます 自 動 車 取 扱 業 者 自 動 車 修 理 業 駐 車 場 業 給 油 業 洗 車 業 自 動 車 販 売 業 陸 送 業 運 転 代 行 業 等 自 動 車 を 取 り 扱 うことを 業 として いる 者 をいい これらの 者 の 使 用 人 およびこれらの 者 が 法 人 である 場 合 はその 理 事 取 締 役 または 法 人 の 業 務 を 執 行 するその 他 の 機 関 を 含 みます 自 賠 責 保 険 等 自 動 車 損 害 賠 償 保 障 法 ( 昭 和 30 年 法 律 第 97 号 以 下 同 様 とします )に 基 づく 責 任 保 険 または 責 任 共 済 をいいます 所 有 者 次 のいずれかに 該 当 する 者 をいいます 1 被 保 険 自 動 車 が 所 有 権 留 保 条 項 付 売 買 契 約 により 売 買 されている 場 合 は その 買 主 2 被 保 険 自 動 車 が 1 年 以 上 を 期 間 とする 貸 借 契 約 によ り 貸 借 されている 場 合 は その 借 主 3 1および2 以 外 の 場 合 は 被 保 険 自 動 車 を 所 有 す る 者 損 害 賠 償 請 求 権 者 対 人 事 故 同 居 被 害 者 被 保 険 自 動 車 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 保 険 金 額 当 会 社 に 対 して 損 害 賠 償 額 を 直 接 請 求 できる 者 をいい 対 人 事 故 の 直 接 の 被 害 者 被 害 者 が 死 亡 した 場 合 の 被 害 者 の 相 続 人 慰 謝 料 請 求 権 者 等 をいいます 被 保 険 自 動 車 の 所 有 使 用 または 管 理 に 起 因 して 他 人 の 生 命 または 身 体 を 害 することをいいます 一 戸 建 住 宅 においては 同 一 の 建 物 ( 当 該 建 物 と 同 一 構 内 に 所 在 し 台 所 等 の 生 活 用 設 備 を 有 しない 離 れ 等 を 含 みま す ) 集 合 住 宅 においては 同 一 の 戸 室 に 居 住 することをい い 単 身 赴 任 就 学 等 のため 当 該 建 物 または 当 該 戸 室 と 異 なる 建 物 または 戸 室 に 居 住 する 場 合 は 含 みません 対 人 事 故 により 生 命 または 身 体 が 害 された 者 をいいます 保 険 証 券 記 載 の 自 動 車 をいいます 自 動 車 損 害 賠 償 保 障 法 民 法 ( 明 治 29 年 法 律 第 89 号 以 下 同 様 とします ) 等 法 律 に 基 づく 損 害 賠 償 責 任 をいいます 保 険 証 券 の 対 人 賠 償 責 任 保 険 欄 に 記 載 された 保 険 金 額 で 当 会 社 が 支 払 う 保 険 金 の 限 度 額 をいいます 第 1 条 ( 保 険 金 を 支 払 う 場 合 ) ( 1 ) 当 会 社 は 対 人 事 故 により 被 保 険 者 が 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 を 負 担 することによって 被 る 損 害 に 対 して この 対 人 賠 償 責 任 条 項 および 第 5 章 基 本 条 項 に 従 い 保 険 金 を 支 払 います ( 2 ) 当 会 社 は 1 回 の 対 人 事 故 による( 1 )の 損 害 の 額 が 自 賠 責 保 険 等 に よって 支 払 われる 金 額 ( 注 )を 超 過 する 場 合 に 限 り その 超 過 額 に 対 し てのみ 保 険 金 を 支 払 います ( 注 ) 被 保 険 自 動 車 に 自 賠 責 保 険 等 の 契 約 が 締 結 されていない 場 合 は 自 賠 責 保 険 等 によって 支 払 われる 金 額 に 相 当 する 金 額 をいいます 以 下 同 様 とします 第 2 条 ( 保 険 金 を 支 払 わない 場 合 ) (1) 当 会 社 は 次 のいずれかに 該 当 する 事 由 によって 生 じた 損 害 に 対 して は 保 険 金 を 支 払 いません 1 保 険 契 約 者 記 名 被 保 険 者 またはこれらの 者 の 法 定 代 理 人 ( 注 1 ) の 故 意 2 記 名 被 保 険 者 以 外 の 被 保 険 者 の 故 意 3 戦 争 外 国 の 武 力 行 使 革 命 政 権 奪 取 内 乱 武 装 反 乱 その 他 こ れらに 類 似 の 事 変 または 暴 動 ( 注 2 ) 4 地 震 もしくは 噴 火 またはこれらによる 津 波 5 台 風 洪 水 または 高 潮 6 核 燃 料 物 質 ( 使 用 済 燃 料 を 含 みます 以 下 同 様 とします )もしく は 核 燃 料 物 質 によって 汚 染 された 物 ( 原 子 核 分 裂 生 成 物 を 含 みます ) の 放 射 性 爆 発 性 その 他 有 害 な 特 性 の 作 用 またはこれらの 特 性 に 起 因 する 事 故 7 6に 規 定 した 以 外 の 放 射 線 照 射 または 放 射 能 汚 染 8 3から7までの 事 由 に 随 伴 して 生 じた 事 故 またはこれらに 伴 う 秩 序 の 混 乱 に 基 づいて 生 じた 事 故 9 被 保 険 自 動 車 を 競 技 曲 技 ( 注 3 )もしくは 試 験 のために 使 用 する こと または 被 保 険 自 動 車 を 競 技 曲 技 もしくは 試 験 を 行 うことを 目 的 とする 場 所 において 使 用 ( 注 4 )すること 10 被 保 険 自 動 車 に 危 険 物 ( 注 5 )を 業 務 ( 注 6 )として 積 載 すること けん けん または 被 保 険 自 動 車 が 危 険 物 を 業 務 として 積 載 した 被 牽 引 自 動 車 を 牽 引 すること ( 注 1) 保 険 契 約 者 または 記 名 被 保 険 者 が 法 人 である 場 合 は その 理 事 取 締 役 または 法 人 の 業 務 を 執 行 するその 他 の 機 関 をいいます ( 注 2 ) 群 衆 または 多 数 の 者 の 集 団 の 行 動 によって 全 国 または 一 部 の 地 区 において 著 しく 平 穏 が 害 され 治 安 維 持 上 重 大 な 事 態 と 認 められる 状 態 をいいます ( 注 3) 競 技 または 曲 技 のための 練 習 を 含 みます 以 下 同 様 とします ( 注 4) 救 急 消 防 事 故 処 理 補 修 清 掃 等 のための 使 用 を 除 きます ( 注 5 ) 道 路 運 送 車 両 の 保 安 基 準 ( 昭 和 26 年 運 輸 省 令 第 67 号 ) 第 1 条 ( 用 語 の 定 義 )に 定 める 高 圧 ガス 火 薬 類 もしくは 危 険 物 道 路 運 送 車 両 の 保 安 基 準 の 細 目 を 定 める 告 示 ( 平 成 14 年 国 土 交 通 省 告 示 第 619 号 ) 第 2 条 ( 定 義 )に 定 める 可 燃 物 または 毒 物 及 び 劇 物 取 締 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 303 号 ) 第 2 条 ( 定 義 )に 定 める 毒 物 もしくは 劇 物 をいいます ( 注 6 ) 家 事 を 除 きます 以 下 ( 4 )および 第 3 条 ( 被 保 険 者 の 範 囲 ) ( 1 )を 除 き 同 様 とします ( 2 ) 当 会 社 は 被 保 険 者 が 損 害 賠 償 に 関 し 第 三 者 との 間 に 特 約 を 締 結 して いる 場 合 は その 特 約 によって 加 重 された 損 害 賠 償 責 任 を 負 担 すること によって 被 る 損 害 に 対 しては 保 険 金 を 支 払 いません (3) 当 会 社 は 次 のいずれかに 該 当 する 者 が 対 人 事 故 の 被 害 者 である 場 合 に は それによって 被 保 険 者 が 被 る 損 害 に 対 しては 保 険 金 を 支 払 いません 1 記 名 被 保 険 者 2 被 保 険 自 動 車 を 運 転 中 の 者 またはその 父 母 ( 注 1 ) 配 偶 者 ( 注 2 ) もしくは 子 ( 注 3 ) 3 被 保 険 者 の 父 母 配 偶 者 または 子 4 被 保 険 者 の 業 務 に 従 事 中 の 使 用 人 5 被 保 険 者 の 使 用 者 の 業 務 に 従 事 中 の 他 の 使 用 人 ただし 被 保 険 者 が 被 保 険 自 動 車 をその 使 用 者 の 業 務 に 使 用 している 場 合 に 限 ります ( 注 1 ) 民 法 第 727 条 ( 縁 組 による 親 族 関 係 の 発 生 )に 基 づく 養 子 縁 組 による 養 親 を 含 みます 以 下 同 様 とします ( 注 2 ) 婚 姻 の 届 出 をしていないが 事 実 上 婚 姻 関 係 と 同 様 の 事 情 にあ る 者 を 含 みます 以 下 同 様 とします 1
( 注 3 ) 民 法 第 727 条 ( 縁 組 による 親 族 関 係 の 発 生 )に 基 づく 養 子 縁 組 による 養 子 を 含 みます 以 下 同 様 とします ( 4 ) 当 会 社 は ( 3 )5の 規 定 に 関 わらず 被 保 険 自 動 車 の 所 有 者 および 記 名 被 保 険 者 が 個 人 である 場 合 は 記 名 被 保 険 者 がその 使 用 者 の 業 務 に 被 保 険 自 動 車 を 使 用 しているときに 同 じ 使 用 者 の 業 務 に 従 事 中 の 他 の 使 用 人 の 生 命 または 身 体 を 害 することにより 記 名 被 保 険 者 が 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 を 負 担 することによって 被 る 損 害 に 対 して 保 険 金 を 支 払 います 第 3 条 ( 被 保 険 者 の 範 囲 ) ( 1 )この 対 人 賠 償 責 任 条 項 における 被 保 険 者 は 次 のいずれかに 該 当 する 者 とします 1 記 名 被 保 険 者 2 被 保 険 自 動 車 を 使 用 または 管 理 中 の 次 のいずれかに 該 当 する 者 ア. 記 名 被 保 険 者 の 配 偶 者 イ. 記 名 被 保 険 者 またはその 配 偶 者 の 同 居 の 親 族 ( 注 1 ) ウ. 記 名 被 保 険 者 またはその 配 偶 者 の 別 居 の 未 婚 ( 注 2 )の 子 3 記 名 被 保 険 者 の 承 諾 を 得 て 被 保 険 自 動 車 を 使 用 または 管 理 中 の 者 ただし 自 動 車 取 扱 業 が 業 務 として 受 託 した 被 保 険 自 動 車 を 使 用 また は 管 理 している 間 を 除 きます 4 記 名 被 保 険 者 の 使 用 者 ( 注 3 ) ただし 記 名 被 保 険 者 が 被 保 険 自 動 車 をその 使 用 者 の 業 務 に 使 用 している 場 合 に 限 ります ( 注 1 ) 6 親 等 内 の 血 族 または 3 親 等 内 の 姻 族 をいいます ( 注 2 )これまでに 婚 姻 歴 がないことをいいます ( 注 3 ) 請 負 契 約 委 任 契 約 またはこれらに 類 似 の 契 約 に 基 づき 記 名 被 保 険 者 の 使 用 者 に 準 ずる 地 位 にある 者 を 含 みます 以 下 ( 1 ) において 同 様 とします ( 2 )この 対 人 賠 償 責 任 条 項 の 規 定 は 第 2 条 ( 保 険 金 を 支 払 わない 場 合 ) ( 1 )1の 規 定 を 除 き それぞれの 被 保 険 者 ごとに 個 別 に 適 用 します ただし これによって 第 8 条 ( 支 払 保 険 金 の 計 算 )( 1 )に 定 める 当 会 社 の 支 払 うべき 保 険 金 の 限 度 額 が 増 額 されるものではありません 第 4 条 ( 当 会 社 による 援 助 ) 被 保 険 者 が 対 人 事 故 にかかわる 損 害 賠 償 の 請 求 を 受 けた 場 合 には 当 会 社 は 被 保 険 者 の 負 担 する 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 の 内 容 を 確 定 するため 当 会 社 が 被 保 険 者 に 対 して 支 払 責 任 を 負 う 限 度 において 被 保 険 者 の 行 う 折 衝 示 談 または 調 停 もしくは 訴 訟 の 手 続 について 協 力 または 援 助 を 行 います 第 5 条 ( 当 会 社 による 解 決 ) ( 1 ) 被 保 険 者 が 対 人 事 故 にかかわる 損 害 賠 償 の 請 求 を 受 けた 場 合 または 当 会 社 が 損 害 賠 償 請 求 権 者 から 第 6 条 ( 損 害 賠 償 請 求 権 者 の 直 接 請 求 権 ) の 規 定 に 基 づく 損 害 賠 償 額 の 支 払 の 請 求 を 受 けた 場 合 には 当 会 社 は 当 会 社 が 被 保 険 者 に 対 して 支 払 責 任 を 負 う 限 度 において 当 会 社 の 費 用 により 被 保 険 者 の 同 意 を 得 て 被 保 険 者 のために 折 衝 示 談 または 調 停 もしくは 訴 訟 の 手 続 ( 注 )を 行 います ( 注 ) 弁 護 士 の 選 任 を 含 みます ( 2 )( 1 )の 場 合 には 被 保 険 者 は 当 会 社 の 求 めに 応 じ その 遂 行 につい て 当 会 社 に 協 力 しなければなりません ( 3 ) 当 会 社 は 次 のいずれかに 該 当 する 場 合 は ( 1 )の 規 定 は 適 用 しません 1 被 保 険 者 が 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 して 負 担 する 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 の 額 が 保 険 金 額 および 自 賠 責 保 険 等 によって 支 払 われる 金 額 の 合 計 額 を 明 らかに 超 える 場 合 2 損 害 賠 償 請 求 権 者 が 当 会 社 と 直 接 折 衝 することに 同 意 しない 場 合 3 被 保 険 自 動 車 に 自 賠 責 保 険 等 の 契 約 が 締 結 されていない 場 合 4 正 当 な 理 由 がなく 被 保 険 者 が( 2 )に 規 定 する 協 力 を 拒 んだ 場 合 第 6 条 ( 損 害 賠 償 請 求 権 者 の 直 接 請 求 権 ) ( 1 ) 対 人 事 故 によって 被 保 険 者 の 負 担 する 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 が 発 生 し た 場 合 は 損 害 賠 償 請 求 権 者 は 当 会 社 が 被 保 険 者 に 対 して 支 払 責 任 を 負 う 限 度 において 当 会 社 に 対 して( 3 )に 定 める 損 害 賠 償 額 の 支 払 を 請 求 することができます ( 2 ) 当 会 社 は 次 のいずれかに 該 当 する 場 合 に 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 し て( 3 )に 定 める 損 害 賠 償 額 を 支 払 います ただし 当 会 社 がこの 対 人 賠 償 責 任 条 項 および 第 5 章 基 本 条 項 に 従 い 被 保 険 者 に 対 して 支 払 うべき 保 険 金 の 額 ( 注 )を 限 度 とします 1 被 保 険 者 が 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 して 負 担 する 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 の 額 について 被 保 険 者 と 損 害 賠 償 請 求 権 者 との 間 で 判 決 が 確 定 した 場 合 または 裁 判 上 の 和 解 もしくは 調 停 が 成 立 した 場 合 2 被 保 険 者 が 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 して 負 担 する 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 の 額 について 被 保 険 者 と 損 害 賠 償 請 求 権 者 との 間 で 書 面 による 合 意 が 成 立 した 場 合 3 損 害 賠 償 請 求 権 者 が 被 保 険 者 に 対 する 損 害 賠 償 請 求 権 を 行 使 しない ことを 被 保 険 者 に 対 して 書 面 で 承 諾 した 場 合 4 ( 3 )に 定 める 損 害 賠 償 額 が 保 険 金 額 ( 注 )を 超 えることが 明 らか になった 場 合 5 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 を 負 担 すべきすべての 被 保 険 者 について 次 のいずれかに 該 当 する 事 由 があった 場 合 ア. 被 保 険 者 またはその 法 定 相 続 人 の 破 産 または 生 死 不 明 イ. 被 保 険 者 が 死 亡 し かつ その 法 定 相 続 人 がいないこと ( 注 ) 同 一 事 故 につき 既 に 当 会 社 が 支 払 った 保 険 金 または 損 害 賠 償 額 がある 場 合 は その 全 額 を 差 し 引 いた 額 をいいます ( 3 ) 第 5 条 ( 当 会 社 による 解 決 )およびこの 条 の 損 害 賠 償 額 とは 次 の 算 式 によって 算 出 した 額 をいいます 被 保 険 者 が 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 して 負 担 する 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 の 額 自 賠 責 保 険 等 によ って 支 払 われる 金 額 被 保 険 者 が 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 して 既 に 支 払 った 損 害 賠 償 金 の 額 = 損 害 賠 償 額 ( 4 ) 損 害 賠 償 請 求 権 者 の 損 害 賠 償 額 の 請 求 が 被 保 険 者 の 保 険 金 の 請 求 と 競 合 した 場 合 は 当 会 社 は 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 して 優 先 して 損 害 賠 償 額 を 支 払 います ( 5 )( 2 )の 規 定 に 基 づき 当 会 社 が 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 して 損 害 賠 償 額 の 支 払 を 行 った 場 合 は その 金 額 の 限 度 において 当 会 社 が 被 保 険 者 に その 被 保 険 者 の 被 る 損 害 に 対 して 保 険 金 を 支 払 ったものとみなします 第 7 条 ( 費 用 ) 保 険 契 約 者 または 被 保 険 者 が 支 出 した 次 の 費 用 ( 注 )は これを 損 害 の 一 部 とみなします 1 第 5 章 基 本 条 項 第 19 条 ( 事 故 発 生 時 の 義 務 )1に 規 定 する 損 害 の 発 生 または 拡 大 の 防 止 のために 必 要 または 有 益 であった 費 用 2 同 条 6に 規 定 する 権 利 の 保 全 または 行 使 に 必 要 な 手 続 をするために 要 した 費 用 3 対 人 事 故 が 発 生 した 場 合 において 損 害 の 発 生 または 拡 大 の 防 止 の ために 必 要 または 有 益 と 認 められる 手 段 を 講 じた 後 に 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 のないことが 判 明 したときは その 手 段 を 講 じたことによって 要 した 費 用 のうち 応 急 手 当 護 送 診 療 治 療 看 護 その 他 緊 急 措 置 のために 要 した 費 用 およびあらかじめ 当 会 社 の 書 面 による 同 意 を 得 て 支 出 した 費 用 4 対 人 事 故 に 関 して 被 保 険 者 の 行 う 折 衝 または 示 談 について 被 保 険 者 が 当 会 社 の 同 意 を 得 て 支 出 した 費 用 および 第 5 条 ( 当 会 社 による 解 決 ) ( 2 )の 規 定 により 被 保 険 者 が 当 会 社 に 協 力 するために 要 した 費 用 5 損 害 賠 償 に 関 する 争 訟 について 被 保 険 者 が 当 会 社 の 書 面 による 同 意 を 得 て 支 出 した 訴 訟 費 用 弁 護 士 報 酬 仲 裁 和 解 もしくは 調 停 に 要 した 費 用 またはその 他 権 利 の 保 全 もしくは 行 使 に 必 要 な 手 続 をする ために 要 した 費 用 ( 注 ) 収 入 の 喪 失 を 含 みません 第 8 条 ( 支 払 保 険 金 の 計 算 ) ( 1 ) 1 回 の 対 人 事 故 につき 当 会 社 の 支 払 う 保 険 金 の 額 は 次 の 算 式 によっ て 算 出 した 額 とします ただし 被 害 者 1 名 につき それぞれ 保 険 金 額 を 限 度 とします 2
被 保 険 者 が 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 して 負 担 する 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 の 額 + 第 7 条 ( 費 用 )1 から3まで の 費 用 自 賠 責 保 険 等 によって 支 払 われる 金 額 = 保 険 金 の 額 ( 2 ) 当 会 社 は ( 1 )に 定 める 保 険 金 のほか 次 の 額 の 合 計 額 を 支 払 います 1 第 7 条 ( 費 用 )4および5の 費 用 2 第 5 条 ( 当 会 社 による 解 決 )( 1 )の 規 定 に 基 づく 訴 訟 または 被 保 険 者 が 当 会 社 の 書 面 による 同 意 を 得 て 行 った 訴 訟 の 判 決 による 遅 延 損 害 金 第 9 条 ( 仮 払 金 および 供 託 金 の 貸 付 け 等 ) ( 1 ) 第 4 条 ( 当 会 社 による 援 助 )または 第 5 条 ( 当 会 社 による 解 決 )( 1 ) の 規 定 により 当 会 社 が 被 保 険 者 のために 援 助 または 解 決 にあたる 場 合 に は 当 会 社 は 被 害 者 1 名 につき それぞれ 保 険 金 額 ( 注 )の 範 囲 内 で 仮 処 分 命 令 に 基 づく 仮 払 金 を 無 利 息 で 被 保 険 者 に 貸 し 付 け また 仮 差 押 えを 免 れるための 供 託 金 もしくは 上 訴 のときの 仮 執 行 を 免 れるための 供 託 金 を 当 会 社 の 名 において 供 託 し または 供 託 金 に 付 されると 同 率 の 利 息 で 被 保 険 者 に 貸 し 付 けます ( 注 ) 同 一 事 故 につき 既 に 当 会 社 が 支 払 った 保 険 金 または 第 6 条 ( 損 害 賠 償 請 求 権 者 の 直 接 請 求 権 )の 損 害 賠 償 額 がある 場 合 は その 全 額 を 差 し 引 いた 額 をいいます (2)( 1 )により 当 会 社 が 供 託 金 を 貸 し 付 ける 場 合 には 被 保 険 者 は 当 会 社 のために 供 託 金 ( 注 )の 取 戻 請 求 権 の 上 に 質 権 を 設 定 するものとします ( 注 ) 利 息 を 含 みます 以 下 同 様 とします ( 3 )( 1 )の 貸 付 けまたは 当 会 社 の 名 による 供 託 が 行 われている 間 におい ては 第 6 条 ( 損 害 賠 償 請 求 権 者 の 直 接 請 求 権 )( 2 )ただし 書 および 第 8 条 ( 支 払 保 険 金 の 計 算 )( 1 )ただし 書 の 規 定 は その 貸 付 金 また は 供 託 金 を 既 に 支 払 った 保 険 金 とみなして 適 用 します ( 4 )( 1 )の 供 託 金 が 第 三 者 に 還 付 された 場 合 には その 還 付 された 供 託 金 の 限 度 で ( 1 )の 当 会 社 の 名 による 供 託 金 または 貸 付 金 ( 注 )が 保 険 金 として 支 払 われたものとみなします ( 注 ) 利 息 を 含 みます ( 5 ) 第 5 章 基 本 条 項 第 22 条 ( 保 険 金 の 請 求 )の 規 定 により 当 会 社 の 保 険 金 支 払 義 務 が 発 生 した 場 合 は ( 1 )の 仮 払 金 に 関 する 貸 付 金 が 保 険 金 と して 支 払 われたものとみなします 第 10 条 ( 先 取 特 権 ) ( 1 ) 対 人 事 故 にかかわる 損 害 賠 償 請 求 権 者 は 被 保 険 者 の 当 会 社 に 対 する 保 険 金 請 求 権 ( 注 )について 先 取 特 権 を 有 します ( 注 ) 第 7 条 ( 費 用 )の 費 用 に 対 する 保 険 金 請 求 権 を 除 きます 以 下 こ の 条 において 同 様 とします ( 2 ) 当 会 社 は 次 のいずれかに 該 当 する 場 合 に 保 険 金 の 支 払 を 行 うもの とします 1 被 保 険 者 が 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 してその 損 害 の 賠 償 をした 後 に 当 会 社 から 被 保 険 者 に 支 払 う 場 合 ( 注 1 ) 2 被 保 険 者 が 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 してその 損 害 の 賠 償 をする 前 に 被 保 険 者 の 指 図 により 当 会 社 から 直 接 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 支 払 う 場 合 3 被 保 険 者 が 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 してその 損 害 の 賠 償 をする 前 に 損 害 賠 償 請 求 権 者 が( 1 )の 先 取 特 権 を 行 使 したことにより 当 会 社 から 直 接 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 支 払 う 場 合 4 被 保 険 者 が 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 してその 損 害 の 賠 償 をする 前 に 当 会 社 が 被 保 険 者 に 保 険 金 を 支 払 うことを 損 害 賠 償 請 求 権 者 が 承 諾 し たことにより 当 会 社 から 被 保 険 者 に 支 払 う 場 合 ( 注 2 ) ( 注 1 ) 被 保 険 者 が 賠 償 した 金 額 を 限 度 とします ( 注 2 ) 損 害 賠 償 請 求 権 者 が 承 諾 した 金 額 を 限 度 とします ( 3 ) 保 険 金 請 求 権 は 損 害 賠 償 請 求 権 者 以 外 の 第 三 者 に 譲 渡 することはで きません また 保 険 金 請 求 権 を 質 権 の 目 的 とし または( 2 )3の 場 合 を 除 いて 差 し 押 さえることはできません ただし ( 2 )1または4 の 規 定 により 被 保 険 者 が 当 会 社 に 対 して 保 険 金 の 支 払 を 請 求 することが できる 場 合 はこの 規 定 を 適 用 しません 第 11 条 ( 損 害 賠 償 請 求 権 者 の 権 利 と 被 保 険 者 の 権 利 の 調 整 ) 保 険 金 額 が 次 に 定 める 保 険 金 の 合 計 額 に 不 足 する 場 合 は 当 会 社 は 被 保 険 者 に 対 する 保 険 金 の 支 払 に 先 立 って 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 する 保 険 金 の 支 払 を 行 うものとします 1 第 10 条 ( 先 取 特 権 )( 2 )2または3の 規 定 により 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 して 支 払 われる 保 険 金 2 被 保 険 者 が 第 7 条 ( 費 用 )の 規 定 により 当 会 社 に 対 して 請 求 するこ とができる 保 険 金 第 ₂ 節 対 人 臨 時 費 用 条 項 < 用 語 の 定 義 > この 対 人 臨 時 費 用 条 項 において 次 の 用 語 の 意 味 は それぞれ 次 の 定 義 によります 用 語 医 師 記 名 被 保 険 者 定 義 次 のいずれかに 該 当 する 者 であって 被 保 険 者 以 外 の 者 をいいます 1 医 師 法 ( 昭 和 23 年 法 律 第 201 号 )に 定 める 医 師 2 歯 科 医 師 法 ( 昭 和 23 年 法 律 第 202 号 )に 定 める 歯 科 医 師 3 日 本 国 外 において 被 保 険 者 が 診 察 治 療 または 診 断 を 受 けた 場 合 には その 地 および 時 における1ま たは2の 者 に 相 当 する 資 格 を 有 する 者 保 険 証 券 記 載 の 被 保 険 者 をいいます 自 動 車 取 扱 業 者 自 動 車 修 理 業 駐 車 場 業 給 油 業 洗 車 業 自 動 車 販 売 業 陸 送 業 運 転 代 行 業 等 自 動 車 を 取 り 扱 うことを 業 として いる 者 をいい これらの 者 の 使 用 人 およびこれらの 者 が 法 人 である 場 合 はその 理 事 取 締 役 または 法 人 の 業 務 を 執 行 するその 他 の 機 関 を 含 みます 対 人 事 故 被 保 険 自 動 車 の 所 有 使 用 または 管 理 に 起 因 して 他 人 の 生 命 または 身 体 を 害 することをいいます 同 居 一 戸 建 住 宅 においては 同 一 の 建 物 ( 当 該 建 物 と 同 一 構 内 に 所 在 し 台 所 等 の 生 活 用 設 備 を 有 しない 離 れ 等 を 含 みま す ) 集 合 住 宅 においては 同 一 の 戸 室 に 居 住 することをい い 単 身 赴 任 就 学 等 のため 当 該 建 物 または 当 該 戸 室 と 異 なる 建 物 または 戸 室 に 居 住 する 場 合 は 含 みません 入 院 医 師 による 治 療 が 必 要 な 場 合 において 自 宅 等 での 治 療 が 困 難 なため 病 院 または 診 療 所 に 入 り 常 に 医 師 の 管 理 下 において 治 療 に 専 念 することをいいます 被 害 者 対 人 事 故 により 生 命 または 身 体 が 害 された 者 をいいます 被 保 険 自 動 車 保 険 証 券 記 載 の 自 動 車 をいいます 病 院 または 診 療 所 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 日 本 国 内 においては 医 療 法 ( 昭 和 23 年 法 律 第 205 号 )に 定 める 病 院 または 診 療 所 をいい 日 本 国 外 においてはこれ らと 同 等 の 医 療 施 設 をいいます 自 動 車 損 害 賠 償 保 障 法 ( 昭 和 30 年 法 律 第 97 号 ) 民 法 ( 明 治 29 年 法 律 第 89 号 以 下 同 様 とします ) 等 法 律 に 基 づく 損 害 賠 償 責 任 をいいます 第 1 条 ( 保 険 金 を 支 払 う 場 合 ) 当 会 社 は 被 保 険 者 が 対 人 事 故 により 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 を 負 担 する 場 合 であって 被 害 者 が 次 のいずれかに 該 当 するときは 第 1 節 対 人 賠 償 責 任 条 項 第 8 条 ( 支 払 保 険 金 の 計 算 )に 定 める 保 険 金 のほか 次 の 額 を 臨 時 費 用 として 被 保 険 者 に 支 払 います ただし 第 1 節 対 人 賠 償 責 任 条 項 第 2 条 ( 保 険 金 を 支 払 わない 場 合 )に 該 当 する 場 合 はこの 規 定 を 適 用 しません 1 事 故 の 直 接 の 結 果 として 死 亡 したときは 1 名 につき10 万 円 2 事 故 の 直 接 の 結 果 として20 日 以 上 入 院 したときは 1 名 につき 2 万 円 3
第 2 条 ( 被 保 険 者 の 範 囲 ) ( 1 )この 対 人 臨 時 費 用 条 項 における 被 保 険 者 は 次 のいずれかに 該 当 する 者 とします 1 記 名 被 保 険 者 2 被 保 険 自 動 車 を 使 用 または 管 理 中 の 次 のいずれかに 該 当 する 者 ア. 記 名 被 保 険 者 の 配 偶 者 ( 注 1 ) イ. 記 名 被 保 険 者 またはその 配 偶 者 の 同 居 の 親 族 ( 注 2 ) ウ. 記 名 被 保 険 者 またはその 配 偶 者 の 別 居 の 未 婚 ( 注 3 )の 子 ( 注 4 ) 3 記 名 被 保 険 者 の 承 諾 を 得 て 被 保 険 自 動 車 を 使 用 または 管 理 中 の 者 ただし 自 動 車 取 扱 業 者 が 業 務 として 受 託 した 被 保 険 自 動 車 を 使 用 ま たは 管 理 している 間 を 除 きます 4 記 名 被 保 険 者 の 使 用 者 ( 注 5 ) ただし 記 名 被 保 険 者 が 被 保 険 自 動 車 をその 使 用 者 の 業 務 に 使 用 している 場 合 に 限 ります ( 注 1 ) 婚 姻 の 届 出 をしていないが 事 実 上 婚 姻 関 係 と 同 様 の 事 情 にあ る 者 を 含 みます 以 下 同 様 とします ( 注 2 ) 6 親 等 内 の 血 族 または 3 親 等 内 の 姻 族 をいいます ( 注 3 )これまでに 婚 姻 歴 がないことをいいます ( 注 4 ) 民 法 第 727 条 ( 縁 組 による 親 族 関 係 の 発 生 )に 基 づく 養 子 縁 組 による 養 子 を 含 みます ( 注 5 ) 請 負 契 約 委 任 契 約 またはこれらに 類 似 の 契 約 に 基 づき 記 名 被 保 険 者 の 使 用 者 に 準 ずる 地 位 にある 者 を 含 みます 以 下 同 様 とします ( 2 )この 対 人 臨 時 費 用 条 項 の 規 定 は 第 1 節 対 人 賠 償 責 任 条 項 第 2 条 ( 保 険 金 を 支 払 わない 場 合 )( 1 )1の 規 定 を 除 き それぞれの 被 保 険 者 ご とに 個 別 に 適 用 します ただし これによって 第 1 条 ( 保 険 金 を 支 払 う 場 合 )に 規 定 する 臨 時 費 用 の 限 度 額 が 増 額 されるものではありません 第 ₃ 節 対 物 賠 償 責 任 条 項 < 用 語 の 定 義 > この 対 物 賠 償 責 任 条 項 において 次 の 用 語 の 意 味 は それぞれ 次 の 定 義 によります 用 語 記 名 被 保 険 者 先 取 特 権 質 権 定 義 保 険 証 券 記 載 の 被 保 険 者 をいいます 法 律 に 定 める 特 殊 の 債 権 を 有 する 者 が 債 務 者 の 財 産 から 他 の 債 権 者 に 優 先 して その 債 権 の 弁 済 を 受 ける ことのできる 法 定 担 保 物 権 ( 債 権 者 が 有 する 債 権 の 確 保 を 目 的 とする 物 権 )をいいます 債 権 者 がその 債 権 の 担 保 として 債 務 者 又 は 物 上 保 証 人 から 受 け 取 った 物 を 債 務 の 弁 済 があるまで 留 置 して 債 務 者 の 債 務 の 履 行 を 間 接 的 に 強 制 するとともに 債 務 の 弁 済 がないときは その 質 物 の 交 換 価 値 から 優 先 弁 済 を 受 けることのできる 担 保 物 権 をいいます 自 動 車 取 扱 業 者 自 動 車 修 理 業 駐 車 場 業 給 油 業 洗 車 業 自 動 車 販 売 業 陸 送 業 運 転 代 行 業 等 自 動 車 を 取 り 扱 うことを 業 として いる 者 をいい これらの 者 の 使 用 人 およびこれらの 者 が 法 人 である 場 合 はその 理 事 取 締 役 または 法 人 の 業 務 を 執 行 するその 他 の 機 関 を 含 みます 損 害 賠 償 請 求 権 者 対 物 事 故 同 居 対 物 事 故 の 被 害 財 物 の 所 有 者 等 当 会 社 に 対 して 損 害 賠 償 額 を 直 接 請 求 できる 者 をいいます 被 保 険 自 動 車 の 所 有 使 用 または 管 理 に 起 因 して 他 人 の 財 物 を 滅 失 破 損 または 汚 損 することをいいます 一 戸 建 住 宅 においては 同 一 の 建 物 ( 当 該 建 物 と 同 一 構 内 に 所 在 し 台 所 等 の 生 活 用 設 備 を 有 しない 離 れ 等 を 含 みます ) 集 合 住 宅 においては 同 一 の 戸 室 に 居 住 するこ とをいい 単 身 赴 任 就 学 等 のため 当 該 建 物 または 当 該 戸 室 と 異 なる 建 物 または 戸 室 に 居 住 する 場 合 は 含 みませ ん 被 保 険 自 動 車 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 保 険 金 額 保 険 証 券 記 載 の 自 動 車 をいいます 民 法 ( 明 治 29 年 法 律 第 89 号 以 下 同 様 とします ) 等 法 律 に 基 づく 損 害 賠 償 責 任 をいいます 保 険 証 券 の 対 物 賠 償 責 任 保 険 欄 に 記 載 された 保 険 金 額 で 当 会 社 が 支 払 う 保 険 金 の 限 度 額 をいいます 第 1 条 ( 保 険 金 を 支 払 う 場 合 ) 当 会 社 は 対 物 事 故 により 被 保 険 者 が 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 を 負 担 す ることによって 被 る 損 害 に 対 して この 対 物 賠 償 責 任 条 項 および 第 5 章 基 本 条 項 に 従 い 保 険 金 を 支 払 います 第 2 条 ( 保 険 金 を 支 払 わない 場 合 ) ( 1 ) 当 会 社 は 次 のいずれかに 該 当 する 事 由 によって 生 じた 損 害 に 対 して は 保 険 金 を 支 払 いません 1 保 険 契 約 者 記 名 被 保 険 者 またはこれらの 者 の 法 定 代 理 人 ( 注 1 ) の 故 意 2 記 名 被 保 険 者 以 外 の 被 保 険 者 の 故 意 3 戦 争 外 国 の 武 力 行 使 革 命 政 権 奪 取 内 乱 武 装 反 乱 その 他 こ れらに 類 似 の 事 変 または 暴 動 ( 注 2 ) 4 地 震 もしくは 噴 火 またはこれらによる 津 波 5 台 風 洪 水 または 高 潮 6 核 燃 料 物 質 ( 使 用 済 燃 料 を 含 みます 以 下 同 様 とします )もしく は 核 燃 料 物 質 によって 汚 染 された 物 ( 原 子 核 分 裂 生 成 物 を 含 みます ) の 放 射 性 爆 発 性 その 他 有 害 な 特 性 の 作 用 またはこれらの 特 性 に 起 因 する 事 故 7 6に 規 定 した 以 外 の 放 射 線 照 射 または 放 射 能 汚 染 8 3から7までの 事 由 に 随 伴 して 生 じた 事 故 またはこれらに 伴 う 秩 序 の 混 乱 に 基 づいて 生 じた 事 故 9 被 保 険 自 動 車 を 競 技 曲 技 ( 注 3 )もしくは 試 験 のために 使 用 する こと または 被 保 険 自 動 車 を 競 技 曲 技 もしくは 試 験 を 行 うことを 目 的 とする 場 所 において 使 用 ( 注 4 )すること 10 被 保 険 自 動 車 に 危 険 物 ( 注 5 )を 業 務 ( 注 6 )として 積 載 すること けん けん または 被 保 険 自 動 車 が 危 険 物 を 業 務 として 積 載 した 被 牽 引 自 動 車 を 牽 引 すること ( 注 1) 保 険 契 約 者 または 記 名 被 保 険 者 が 法 人 である 場 合 は その 理 事 取 締 役 または 法 人 の 業 務 を 執 行 するその 他 の 機 関 をいいます ( 注 2 ) 群 衆 または 多 数 の 者 の 集 団 の 行 動 によって 全 国 または 一 部 の 地 区 において 著 しく 平 穏 が 害 され 治 安 維 持 上 重 大 な 事 態 と 認 められる 状 態 をいいます ( 注 3 ) 競 技 または 曲 技 のための 練 習 を 含 みます 以 下 同 様 とします ( 注 4) 救 急 消 防 事 故 処 理 補 修 清 掃 等 のための 使 用 を 除 きます ( 注 5 ) 道 路 運 送 車 両 の 保 安 基 準 ( 昭 和 26 年 運 輸 省 令 第 67 号 ) 第 1 条 ( 用 語 の 定 義 )に 定 める 高 圧 ガス 火 薬 類 もしくは 危 険 物 道 路 運 送 車 両 の 保 安 基 準 の 細 目 を 定 める 告 示 ( 平 成 14 年 国 土 交 通 省 告 示 第 619 号 ) 第 2 条 ( 定 義 )に 定 める 可 燃 物 または 毒 物 及 び 劇 物 取 締 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 303 号 ) 第 2 条 ( 定 義 )に 定 め る 毒 物 もしくは 劇 物 をいいます ( 注 6 ) 家 事 を 除 きます 以 下 第 3 条 ( 被 保 険 者 の 範 囲 )( 1 )を 除 き 同 様 とします ( 2 ) 当 会 社 は 被 保 険 者 が 損 害 賠 償 に 関 し 第 三 者 との 間 に 特 約 を 締 結 して いる 場 合 は その 特 約 によって 加 重 された 損 害 賠 償 責 任 を 負 担 すること によって 被 る 損 害 に 対 しては 保 険 金 を 支 払 いません ( 3 ) 当 会 社 は 次 のいずれかに 該 当 する 者 の 所 有 使 用 または 管 理 する 財 物 が 対 物 事 故 により 滅 失 破 損 または 汚 損 された 場 合 には それによっ て 被 保 険 者 が 被 る 損 害 に 対 しては 保 険 金 を 支 払 いません 1 記 名 被 保 険 者 2 被 保 険 自 動 車 を 運 転 中 の 者 またはその 父 母 ( 注 1 ) 配 偶 者 ( 注 2 ) もしくは 子 ( 注 3 ) 3 被 保 険 者 またはその 父 母 配 偶 者 もしくは 子 ( 注 1 ) 民 法 第 727 条 ( 縁 組 による 親 族 関 係 の 発 生 )に 基 づく 養 子 縁 4
5 組 による 養 親 を 含 みます 以 下 同 様 とします ( 注 2 ) 婚 姻 の 届 出 をしていないが 事 実 上 婚 姻 関 係 と 同 様 の 事 情 にあ る 者 を 含 みます 以 下 同 様 とします ( 注 3 ) 民 法 第 727 条 ( 縁 組 による 親 族 関 係 の 発 生 )に 基 づく 養 子 縁 組 による 養 子 を 含 みます 以 下 同 様 とします 第 3 条 ( 被 保 険 者 の 範 囲 ) (1)この 対 物 賠 償 責 任 条 項 における 被 保 険 者 は 次 のいずれかに 該 当 する 者 とします 1 記 名 被 保 険 者 2 被 保 険 自 動 車 を 使 用 または 管 理 中 の 次 のいずれかに 該 当 する 者 ア. 記 名 被 保 険 者 の 配 偶 者 イ. 記 名 被 保 険 者 またはその 配 偶 者 の 同 居 の 親 族 ( 注 1 ) ウ. 記 名 被 保 険 者 またはその 配 偶 者 の 別 居 の 未 婚 ( 注 2 )の 子 3 記 名 被 保 険 者 の 承 諾 を 得 て 被 保 険 自 動 車 を 使 用 または 管 理 中 の 者 ただし 自 動 車 取 扱 業 者 が 業 務 として 受 託 した 被 保 険 自 動 車 を 使 用 ま たは 管 理 している 間 を 除 きます 4 記 名 被 保 険 者 の 使 用 者 ( 注 3 ) ただし 記 名 被 保 険 者 が 被 保 険 自 動 車 をその 使 用 者 の 業 務 に 使 用 している 場 合 に 限 ります ( 注 1 ) 6 親 等 内 の 血 族 または 3 親 等 内 の 姻 族 をいいます ( 注 2 )これまでに 婚 姻 歴 がないことをいいます ( 注 3 ) 請 負 契 約 委 任 契 約 またはこれらに 類 似 の 契 約 に 基 づき 記 名 被 保 険 者 の 使 用 者 に 準 ずる 地 位 にある 者 を 含 みます 以 下 ( 1 ) において 同 様 とします ( 2 )この 対 物 賠 償 責 任 条 項 の 規 定 は 第 2 条 ( 保 険 金 を 支 払 わない 場 合 ) ( 1 )1の 規 定 を 除 き それぞれの 被 保 険 者 ごとに 個 別 に 適 用 します ただし これによって 第 8 条 ( 支 払 保 険 金 の 計 算 )( 1 )に 定 める 当 会 社 の 支 払 うべき 保 険 金 の 限 度 額 が 増 額 されるものではありません 第 4 条 ( 当 会 社 による 援 助 ) 被 保 険 者 が 対 物 事 故 にかかわる 損 害 賠 償 の 請 求 を 受 けた 場 合 には 当 会 社 は 被 保 険 者 の 負 担 する 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 の 内 容 を 確 定 するため 当 会 社 が 被 保 険 者 に 対 して 支 払 責 任 を 負 う 限 度 において 被 保 険 者 の 行 う 折 衝 示 談 または 調 停 もしくは 訴 訟 の 手 続 について 協 力 または 援 助 を 行 います 第 5 条 ( 当 会 社 による 解 決 ) ( 1 ) 被 保 険 者 が 対 物 事 故 にかかわる 損 害 賠 償 の 請 求 を 受 けた 場 合 または 当 会 社 が 損 害 賠 償 請 求 権 者 から 第 6 条 ( 損 害 賠 償 請 求 権 者 の 直 接 請 求 権 ) の 規 定 に 基 づく 損 害 賠 償 額 の 支 払 の 請 求 を 受 けた 場 合 には 当 会 社 は 当 会 社 が 被 保 険 者 に 対 して 支 払 責 任 を 負 う 限 度 において 当 会 社 の 費 用 により 被 保 険 者 の 同 意 を 得 て 被 保 険 者 のために 折 衝 示 談 または 調 停 もしくは 訴 訟 の 手 続 ( 注 )を 行 います ( 注 ) 弁 護 士 の 選 任 を 含 みます ( 2 )( 1 )の 場 合 には 被 保 険 者 は 当 会 社 の 求 めに 応 じ その 遂 行 につい て 当 会 社 に 協 力 しなければなりません ( 3 ) 当 会 社 は 次 のいずれかに 該 当 する 場 合 は ( 1 )の 規 定 は 適 用 しません 1 1 回 の 対 物 事 故 につき 被 保 険 者 が 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 して 負 担 する 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 の 総 額 が 保 険 金 額 を 明 らかに 超 える 場 合 2 損 害 賠 償 請 求 権 者 が 当 会 社 と 直 接 折 衝 することに 同 意 しない 場 合 3 正 当 な 理 由 がなく 被 保 険 者 が( 2 )に 規 定 する 協 力 を 拒 んだ 場 合 第 6 条 ( 損 害 賠 償 請 求 権 者 の 直 接 請 求 権 ) ( 1 ) 対 物 事 故 によって 被 保 険 者 の 負 担 する 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 が 発 生 し た 場 合 は 損 害 賠 償 請 求 権 者 は 当 会 社 が 被 保 険 者 に 対 して 支 払 責 任 を 負 う 限 度 において 当 会 社 に 対 して( 3 )に 定 める 損 害 賠 償 額 の 支 払 を 請 求 することができます ( 2 ) 当 会 社 は 次 のいずれかに 該 当 する 場 合 に 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 し て( 3 )に 定 める 損 害 賠 償 額 を 支 払 います ただし 1 回 の 対 物 事 故 に つき 当 会 社 がこの 対 物 賠 償 責 任 条 項 および 第 5 章 基 本 条 項 に 従 い 被 保 険 者 に 対 して 支 払 うべき 保 険 金 の 額 ( 注 )を 限 度 とします 1 被 保 険 者 が 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 して 負 担 する 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 の 額 について 被 保 険 者 と 損 害 賠 償 請 求 権 者 との 間 で 判 決 が 確 定 した 場 合 または 裁 判 上 の 和 解 もしくは 調 停 が 成 立 した 場 合 2 被 保 険 者 が 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 して 負 担 する 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 の 額 について 被 保 険 者 と 損 害 賠 償 請 求 権 者 との 間 で 書 面 による 合 意 が 成 立 した 場 合 3 損 害 賠 償 請 求 権 者 が 被 保 険 者 に 対 する 損 害 賠 償 請 求 権 を 行 使 しない ことを 被 保 険 者 に 対 して 書 面 で 承 諾 した 場 合 4 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 を 負 担 すべきすべての 被 保 険 者 について 次 のいずれかに 該 当 する 事 由 があった 場 合 ア. 被 保 険 者 またはその 法 定 相 続 人 の 破 産 または 生 死 不 明 イ. 被 保 険 者 が 死 亡 し かつ その 法 定 相 続 人 がいないこと ( 注 ) 同 一 事 故 につき 既 に 当 会 社 が 支 払 った 保 険 金 または 損 害 賠 償 額 がある 場 合 は その 全 額 を 差 し 引 いた 額 をいいます 以 下 同 様 と します ( 3 ) 第 5 条 ( 当 会 社 による 解 決 )およびこの 条 の 損 害 賠 償 額 とは 次 の 算 式 によって 算 出 した 額 をいいます 被 保 険 者 が 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 して 負 担 する 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 の 額 被 保 険 者 が 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 して 既 に 支 払 った 損 害 賠 償 金 の 額 = 損 害 賠 償 額 ( 4 ) 損 害 賠 償 請 求 権 者 の 損 害 賠 償 額 の 請 求 が 被 保 険 者 の 保 険 金 の 請 求 と 競 合 した 場 合 は 当 会 社 は 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 して 優 先 して 損 害 賠 償 額 を 支 払 います ( 5 )( 2 )または( 7 )の 規 定 に 基 づき 当 会 社 が 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 し て 損 害 賠 償 額 の 支 払 を 行 った 場 合 は その 金 額 の 限 度 において 当 会 社 が 被 保 険 者 に その 被 保 険 者 の 被 る 損 害 に 対 して 保 険 金 を 支 払 ったもの とみなします ( 6 )1 回 の 対 物 事 故 につき 被 保 険 者 が 負 担 する 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 の 総 額 ( 注 )が 保 険 金 額 を 超 えると 認 められるとき 以 後 損 害 賠 償 請 求 権 者 は( 1 )の 規 定 による 請 求 権 を 行 使 することはできず また 当 会 社 は ( 2 )の 規 定 にかかわらず 損 害 賠 償 額 を 支 払 いません ただし 次 のい ずれかに 該 当 する 場 合 は この 規 定 を 適 用 しません 1 ( 2 )4に 規 定 する 事 実 があった 場 合 2 損 害 賠 償 請 求 権 者 が 被 保 険 者 に 対 して 対 物 事 故 にかかわる 損 害 賠 償 の 請 求 を 行 う 場 合 において いずれの 被 保 険 者 またはその 法 定 相 続 人 とも 折 衝 することができないと 認 められる 場 合 3 当 会 社 への 損 害 賠 償 額 の 請 求 について すべての 損 害 賠 償 請 求 権 者 と 被 保 険 者 との 間 で 書 面 による 合 意 が 成 立 した 場 合 ( 注 ) 同 一 事 故 につき 既 に 当 会 社 が 支 払 った 保 険 金 または 損 害 賠 償 額 がある 場 合 は その 全 額 を 含 みます ( 7 )( 6 )2または3に 該 当 する 場 合 は ( 2 )の 規 定 にかかわらず 当 会 社 は 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 して 損 害 賠 償 額 を 支 払 います ただし 1 回 の 対 物 事 故 につき 当 会 社 がこの 対 物 賠 償 責 任 条 項 および 第 5 章 基 本 条 項 に 従 い 被 保 険 者 に 対 して 支 払 うべき 保 険 金 の 額 を 限 度 とします 第 7 条 ( 費 用 ) 保 険 契 約 者 または 被 保 険 者 が 支 出 した 次 の 費 用 ( 注 )は これを 損 害 の 一 部 とみなします 1 第 5 章 基 本 条 項 第 19 条 ( 事 故 発 生 時 の 義 務 )1に 規 定 する 損 害 の 発 生 または 拡 大 の 防 止 のために 必 要 または 有 益 であった 費 用 2 同 条 6に 規 定 する 権 利 の 保 全 または 行 使 に 必 要 な 手 続 をするために 要 した 費 用 3 対 物 事 故 が 発 生 した 場 合 において 損 害 の 発 生 または 拡 大 の 防 止 の ために 必 要 または 有 益 と 認 められる 手 段 を 講 じた 後 に 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 のないことが 判 明 したときは その 手 段 を 講 じたことによって 要 した 費 用 のうち あらかじめ 当 会 社 の 書 面 による 同 意 を 得 て 支 出 し た 費 用 4 対 物 事 故 に 関 して 被 保 険 者 の 行 う 折 衝 または 示 談 について 被 保 険 者 が 当 会 社 の 同 意 を 得 て 支 出 した 費 用 および 第 5 条 ( 当 会 社 による 解 決 ) ( 2 )の 規 定 により 被 保 険 者 が 当 会 社 に 協 力 するために 要 した 費 用 5 損 害 賠 償 に 関 する 争 訟 について 被 保 険 者 が 当 会 社 の 書 面 による 同 意 を 得 て 支 出 した 訴 訟 費 用 弁 護 士 報 酬 仲 裁 和 解 もしくは 調 停 に 要 した 費 用 またはその 他 権 利 の 保 全 もしくは 行 使 に 必 要 な 手 続 をする
ために 要 した 費 用 ( 注 ) 収 入 の 喪 失 を 含 みません 第 8 条 ( 支 払 保 険 金 の 計 算 ) (1)1 回 の 対 物 事 故 につき 当 会 社 の 支 払 う 保 険 金 の 額 は 次 の 算 式 によっ て 算 出 した 額 とします ただし 保 険 金 額 を 限 度 とします 被 保 険 者 が 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 して 負 担 する 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 の 額 + 第 7 条 ( 費 用 )1 から3ま での 費 用 被 保 険 者 が 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 して 損 害 賠 償 金 を 支 払 った ことにより 代 位 取 得 するものがある 場 合 は その 価 額 = 保 険 金 の 額 ( 2 ) 当 会 社 は ( 1 )に 定 める 保 険 金 のほか 次 の 額 の 合 計 額 を 支 払 います 1 第 7 条 ( 費 用 )4および5の 費 用 2 第 5 条 ( 当 会 社 による 解 決 )( 1 )の 規 定 に 基 づく 訴 訟 または 被 保 険 者 が 当 会 社 の 書 面 による 同 意 を 得 て 行 った 訴 訟 の 判 決 による 遅 延 損 害 金 第 9 条 ( 仮 払 金 および 供 託 金 の 貸 付 け 等 ) ( 1 ) 第 4 条 ( 当 会 社 による 援 助 )または 第 5 条 ( 当 会 社 による 解 決 )( 1 ) の 規 定 により 当 会 社 が 被 保 険 者 のために 援 助 または 解 決 にあたる 場 合 に は 当 会 社 は 1 回 の 対 物 事 故 につき 保 険 金 額 ( 注 )の 範 囲 内 で 仮 処 分 命 令 に 基 づく 仮 払 金 を 無 利 息 で 被 保 険 者 に 貸 し 付 け また 仮 差 押 えを 免 れるための 供 託 金 もしくは 上 訴 のときの 仮 執 行 を 免 れるための 供 託 金 を 当 会 社 の 名 において 供 託 し または 供 託 金 に 付 されると 同 率 の 利 息 で 被 保 険 者 に 貸 し 付 けます ( 注 ) 同 一 事 故 につき 既 に 当 会 社 が 支 払 った 保 険 金 または 第 6 条 ( 損 害 賠 償 請 求 権 者 の 直 接 請 求 権 )の 損 害 賠 償 額 がある 場 合 は その 全 額 を 差 し 引 いた 額 をいいます (2)( 1 )により 当 会 社 が 供 託 金 を 貸 し 付 ける 場 合 には 被 保 険 者 は 当 会 社 のために 供 託 金 ( 注 )の 取 戻 請 求 権 の 上 に 質 権 を 設 定 するものとします ( 注 ) 利 息 を 含 みます 以 下 同 様 とします ( 3 )( 1 )の 貸 付 けまたは 当 会 社 の 名 による 供 託 が 行 われている 間 におい ては 第 6 条 ( 損 害 賠 償 請 求 権 者 の 直 接 請 求 権 )( 2 )ただし 書 および 第 8 条 ( 支 払 保 険 金 の 計 算 )( 1 )ただし 書 の 規 定 は その 貸 付 金 また は 供 託 金 を 既 に 支 払 った 保 険 金 とみなして 適 用 します ( 4 )( 1 )の 供 託 金 が 第 三 者 に 還 付 された 場 合 には その 還 付 された 供 託 金 の 限 度 で ( 1 )の 当 会 社 の 名 による 供 託 金 または 貸 付 金 ( 注 )が 保 険 金 として 支 払 われたものとみなします ( 注 ) 利 息 を 含 みます ( 5 ) 第 5 章 基 本 条 項 第 22 条 ( 保 険 金 の 請 求 )の 規 定 により 当 会 社 の 保 険 金 支 払 義 務 が 発 生 した 場 合 は ( 1 )の 仮 払 金 に 関 する 貸 付 金 が 保 険 金 と して 支 払 われたものとみなします 第 10 条 ( 先 取 特 権 ) ( 1 ) 対 物 事 故 にかかわる 損 害 賠 償 請 求 権 者 は 被 保 険 者 の 当 会 社 に 対 する 保 険 金 請 求 権 ( 注 )について 先 取 特 権 を 有 します ( 注 ) 第 7 条 ( 費 用 )の 費 用 に 対 する 保 険 金 請 求 権 を 除 きます 以 下 こ の 条 において 同 様 とします ( 2 ) 当 会 社 は 次 のいずれかに 該 当 する 場 合 に 保 険 金 の 支 払 を 行 うもの とします 1 被 保 険 者 が 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 してその 損 害 の 賠 償 をした 後 に 当 会 社 から 被 保 険 者 に 支 払 う 場 合 ( 注 1 ) 2 被 保 険 者 が 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 してその 損 害 の 賠 償 をする 前 に 被 保 険 者 の 指 図 により 当 会 社 から 直 接 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 支 払 う 場 合 3 被 保 険 者 が 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 してその 損 害 の 賠 償 をする 前 に 損 害 賠 償 請 求 権 者 が( 1 )の 先 取 特 権 を 行 使 したことにより 当 会 社 から 直 接 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 支 払 う 場 合 4 被 保 険 者 が 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 してその 損 害 の 賠 償 をする 前 に 当 会 社 が 被 保 険 者 に 保 険 金 を 支 払 うことを 損 害 賠 償 請 求 権 者 が 承 諾 し たことにより 当 会 社 から 被 保 険 者 に 支 払 う 場 合 ( 注 2 ) ( 注 1 ) 被 保 険 者 が 賠 償 した 金 額 を 限 度 とします ( 注 2 ) 損 害 賠 償 請 求 権 者 が 承 諾 した 金 額 を 限 度 とします ( 3 ) 保 険 金 請 求 権 は 損 害 賠 償 請 求 権 者 以 外 の 第 三 者 に 譲 渡 することはで きません また 保 険 金 請 求 権 を 質 権 の 目 的 とし または( 2 )3の 場 合 を 除 いて 差 し 押 さえることはできません ただし ( 2 )1または4 の 規 定 により 被 保 険 者 が 当 会 社 に 対 して 保 険 金 の 支 払 を 請 求 することが できる 場 合 はこの 規 定 を 適 用 しません 第 11 条 ( 損 害 賠 償 請 求 権 者 の 権 利 と 被 保 険 者 の 権 利 の 調 整 ) 保 険 金 額 が 次 に 定 める 保 険 金 の 合 計 額 に 不 足 する 場 合 は 当 会 社 は 被 保 険 者 に 対 する 保 険 金 の 支 払 に 先 立 って 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 する 保 険 金 の 支 払 を 行 うものとします 1 第 10 条 ( 先 取 特 権 )( 2 )2または3の 規 定 により 損 害 賠 償 請 求 権 者 に 対 して 支 払 われる 保 険 金 2 被 保 険 者 が 第 7 条 ( 費 用 )の 規 定 により 当 会 社 に 対 して 請 求 するこ とができる 保 険 金 第 ₄ 節 他 車 運 転 賠 償 責 任 条 項 < 用 語 の 定 義 > この 他 車 運 転 賠 償 責 任 条 項 において 次 の 用 語 の 意 味 は それぞれ 次 の 定 義 によります 用 語 定 義 記 名 被 保 険 者 保 険 証 券 記 載 の 被 保 険 者 をいいます 原 動 機 付 自 転 車 道 路 運 送 車 両 法 ( 昭 和 26 年 法 律 第 185 号 ) 第 2 条 ( 定 義 ) 第 3 項 にいう 原 動 機 付 自 転 車 をいいます 自 動 車 取 扱 業 者 自 動 車 修 理 業 駐 車 場 業 給 油 業 洗 車 業 自 動 車 販 売 業 陸 送 業 運 転 代 行 業 等 自 動 車 を 取 り 扱 うことを 業 として いる 者 をいい これらの 者 の 使 用 人 およびこれらの 者 が 法 人 である 場 合 はその 理 事 取 締 役 または 法 人 の 業 務 を 執 行 するその 他 の 機 関 を 含 みます 自 賠 責 保 険 等 自 動 車 損 害 賠 償 保 障 法 ( 昭 和 30 年 法 律 第 97 号 )に 基 づ く 責 任 保 険 または 責 任 共 済 をいいます 所 有 権 留 保 条 項 付 売 買 契 約 所 有 者 対 人 事 故 自 動 車 販 売 店 等 が 顧 客 に 自 動 車 を 販 売 する 際 に 自 動 車 販 売 店 金 融 業 者 等 が 販 売 代 金 の 全 額 領 収 までの 間 販 売 された 自 動 車 の 所 有 権 を 顧 客 に 移 さず 留 保 するこ とを 契 約 内 容 に 含 んだ 自 動 車 の 売 買 契 約 をいいます 次 のいずれかに 該 当 する 者 をいいます 1 被 保 険 自 動 車 が 所 有 権 留 保 条 項 付 売 買 契 約 により 売 買 されている 場 合 は その 買 主 2 被 保 険 自 動 車 が 1 年 以 上 を 期 間 とする 貸 借 契 約 によ り 貸 借 されている 場 合 は その 借 主 3 1および2 以 外 の 場 合 は 被 保 険 自 動 車 を 所 有 する 者 被 保 険 自 動 車 の 所 有 使 用 または 管 理 に 起 因 して 他 人 の 生 命 または 身 体 を 害 することをいいます 他 の 自 動 車 次 の 条 件 をすべて 満 たす 原 動 機 の 総 排 気 量 ( 定 格 出 力 ) が125cc(1.00kw) 超 の 二 輪 自 動 車 または 原 動 機 の 総 排 気 量 ( 定 格 出 力 )が50cc(0.6kw) 超 の 側 車 付 二 輪 自 動 車 をいいます ただし 被 保 険 自 動 車 が 原 動 機 付 自 転 車 である 場 合 は 原 動 機 付 自 転 車 をいいます 1 被 保 険 者 が 所 有 する 自 動 車 ( 所 有 権 留 保 条 項 付 売 買 契 約 により 購 入 した 自 動 車 および 1 年 以 上 を 期 間 とする 貸 借 契 約 により 借 り 入 れた 自 動 車 を 含 みま す ) 以 外 の 自 動 車 2 被 保 険 者 が 常 時 使 用 しない 自 動 車 他 の 自 動 車 の 賠 償 責 任 保 険 等 第 1 条 ( 保 険 金 を 支 払 う 場 合 )の 規 定 により 当 会 社 が 保 険 金 を 支 払 うべき 損 害 ( 第 2 節 対 人 臨 時 費 用 条 項 に 規 定 する 臨 時 費 用 を 除 きます 以 下 同 様 とします )の 全 部 6
同 居 被 保 険 自 動 車 レンタカー 等 の 自 動 車 7 または 一 部 に 対 して 支 払 責 任 が 同 じである 他 の 自 動 車 に ついて 適 用 される 保 険 契 約 または 共 済 契 約 をいいます 一 戸 建 住 宅 においては 同 一 の 建 物 ( 当 該 建 物 と 同 一 構 内 に 所 在 し 台 所 等 の 生 活 用 設 備 を 有 しない 離 れ 等 を 含 みま す ) 集 合 住 宅 においては 同 一 の 戸 室 に 居 住 することをい い 単 身 赴 任 就 学 等 のため 当 該 建 物 または 当 該 戸 室 と 異 なる 建 物 または 戸 室 に 居 住 する 場 合 は 含 みません 保 険 証 券 記 載 の 自 動 車 をいいます 不 特 定 の 借 主 に 有 償 で 貸 し 渡 すことを 目 的 とする 自 動 車 をいい 1 年 以 上 を 期 間 とする 貸 借 契 約 により 貸 し 渡 すも のを 除 きます 第 1 条 ( 保 険 金 を 支 払 う 場 合 ) ( 1 ) 当 会 社 は 被 保 険 自 動 車 の 所 有 者 および 記 名 被 保 険 者 が 個 人 である 場 合 に 被 保 険 者 が 自 ら 運 転 者 として 運 転 中 ( 駐 車 または 停 車 中 を 除 き ます )の 他 の 自 動 車 を 被 保 険 自 動 車 とみなして 第 1 節 対 人 賠 償 責 任 条 項 第 2 節 対 人 臨 時 費 用 条 項 第 3 節 対 物 賠 償 責 任 条 項 および 第 5 章 基 本 条 項 に 従 い 保 険 金 を 支 払 います ( 2 ) 当 会 社 は この 他 車 運 転 賠 償 責 任 条 項 により 第 1 節 対 人 賠 償 責 任 条 項 第 1 条 ( 保 険 金 を 支 払 う 場 合 )( 2 )の 規 定 にかかわらず 他 の 自 動 車 について 生 じた 1 回 の 対 人 事 故 による 同 条 ( 1 )の 損 害 に 対 して 自 賠 責 保 険 等 によって 支 払 われる 金 額 がある 場 合 は 損 害 の 額 が 自 賠 責 保 険 等 によって 支 払 われる 金 額 を 超 過 するときに 限 り その 超 過 額 に 対 し てのみ 保 険 金 を 支 払 います 第 2 条 ( 保 険 金 を 支 払 わない 場 合 ) 当 会 社 は 第 1 節 対 人 賠 償 責 任 条 項 第 3 節 対 物 賠 償 責 任 条 項 および 第 5 章 基 本 条 項 の 規 定 による 場 合 のほか 次 のいずれかに 該 当 するときに 生 じた 事 故 により 被 保 険 者 が 被 った 損 害 に 対 しては 保 険 金 を 支 払 いません 1 被 保 険 者 の 使 用 者 の 業 務 ( 注 1 )のために その 使 用 者 の 所 有 する 自 動 車 ( 注 2 )を 運 転 しているとき 2 被 保 険 者 が 役 員 ( 注 3 )となっている 法 人 の 所 有 する 自 動 車 ( 注 2 ) を 運 転 しているとき 3 自 動 車 取 扱 業 者 が 業 務 として 受 託 した 他 の 自 動 車 を 運 転 しているとき 4 被 保 険 者 が 他 の 自 動 車 の 使 用 について 正 当 な 権 利 を 有 する 者 の 承 諾 を 得 ないで 他 の 自 動 車 を 運 転 しているとき ( 注 1 ) 家 事 を 除 きます ( 注 2 ) 所 有 権 留 保 条 項 付 売 買 契 約 により 購 入 した 自 動 車 および 1 年 以 上 を 期 間 とする 貸 借 契 約 により 借 り 入 れた 自 動 車 を 含 みます ( 注 3 ) 理 事 取 締 役 または 法 人 の 業 務 を 執 行 するその 他 の 機 関 をい います 第 3 条 ( 被 保 険 者 の 範 囲 ) ( 1 )この 他 車 運 転 賠 償 責 任 条 項 における 被 保 険 者 は 次 のいずれかに 該 当 する 者 とします ただし 4に 該 当 する 者 については 自 ら 所 有 する 自 動 車 ( 注 1 )または 常 時 使 用 する 自 動 車 に 搭 乗 中 の 場 合 を 除 きます 1 記 名 被 保 険 者 2 記 名 被 保 険 者 の 配 偶 者 ( 注 2 ) 3 記 名 被 保 険 者 またはその 配 偶 者 の 同 居 の 親 族 ( 注 3 ) 4 記 名 被 保 険 者 またはその 配 偶 者 の 別 居 の 未 婚 ( 注 4 )の 子 ( 注 5 ) ( 注 1) 所 有 権 留 保 条 項 付 売 買 契 約 により 購 入 した 自 動 車 および 1 年 以 上 を 期 間 とする 貸 借 契 約 により 借 り 入 れた 自 動 車 を 含 みます ( 注 2 ) 婚 姻 の 届 出 をしていないが 事 実 上 婚 姻 関 係 と 同 様 の 事 情 にあ る 者 を 含 みます 以 下 同 様 とします ( 注 3 ) 6 親 等 内 の 血 族 または 3 親 等 内 の 姻 族 をいいます ( 注 4 )これまでに 婚 姻 歴 がないことをいいます ( 注 5 ) 民 法 ( 明 治 29 年 法 律 第 89 号 ) 第 727 条 ( 縁 組 による 親 族 関 係 の 発 生 )に 基 づく 養 子 縁 組 による 養 子 を 含 みます ( 2 )この 他 車 運 転 賠 償 責 任 条 項 の 規 定 は 第 1 節 対 人 賠 償 責 任 条 項 第 2 条 ( 保 険 金 を 支 払 わない 場 合 )( 1 )1および 第 3 節 対 物 賠 償 責 任 条 項 第 2 条 ( 保 険 金 を 支 払 わない 場 合 )( 1 )1の 規 定 を 除 き それぞれの 被 保 険 者 ごとに 個 別 に 適 用 します 第 4 条 ( 他 の 自 動 車 の 賠 償 責 任 保 険 等 がある 場 合 の 取 扱 い) ( 1 ) 第 1 条 ( 保 険 金 を 支 払 う 場 合 )の 規 定 ( 注 1 )に 関 して 他 の 自 動 車 の 賠 償 責 任 保 険 等 がある 場 合 は 当 会 社 は 第 5 章 基 本 条 項 第 21 条 ( 他 の 保 険 契 約 等 がある 場 合 の 取 扱 い)の 規 定 にかかわらず 他 の 自 動 車 の 賠 償 責 任 保 険 等 に 優 先 して 損 害 に 対 して 保 険 金 を 支 払 います ただし 他 の 自 動 車 がレンタカー 等 の 自 動 車 である 場 合 には 損 害 額 ( 注 2 )か ら 他 の 自 動 車 の 賠 償 責 任 保 険 等 によって 支 払 われる 保 険 金 または 共 済 金 の 額 の 合 計 額 を 差 し 引 いた 額 に 対 してのみ 保 険 金 を 支 払 います ( 注 1 ) 第 2 節 対 人 臨 時 費 用 条 項 の 臨 時 費 用 を 除 きます ( 注 2 )それぞれの 保 険 契 約 または 共 済 契 約 に 免 責 金 額 の 適 用 がある 場 合 には そのうち 最 も 低 い 免 責 金 額 を 差 し 引 いた 額 とします ( 2 ) 第 1 条 ( 保 険 金 を 支 払 う 場 合 )( 1 )の 規 定 による 第 2 節 対 人 臨 時 費 用 条 項 の 臨 時 費 用 に 関 して 他 の 自 動 車 の 保 険 契 約 等 がある 場 合 は 当 会 社 は 第 5 章 基 本 条 項 第 21 条 ( 他 の 保 険 契 約 等 がある 場 合 の 取 扱 い)の 規 定 にかかわらず 他 の 自 動 車 の 保 険 契 約 等 に 優 先 して 臨 時 費 用 に 対 して 保 険 金 を 支 払 います ただし 他 の 自 動 車 がレンタカー 等 の 自 動 車 である 場 合 には この 保 険 契 約 により 支 払 うべき 保 険 金 の 額 から 他 の 自 動 車 の 保 険 契 約 等 により 支 払 われる 保 険 金 または 共 済 金 の 額 の 合 計 額 を 差 し 引 いた 額 に 対 してのみ 保 険 金 を 支 払 います 第 5 条 ( 他 の 自 動 車 の 損 害 についての 特 則 ) ( 1 ) 当 会 社 は この 保 険 契 約 に 第 4 章 車 両 条 項 が 適 用 されている 場 合 には 第 3 節 対 物 賠 償 責 任 条 項 第 2 条 ( 保 険 金 を 支 払 わない 場 合 )( 3 )の 規 定 にかかわらず 他 の 自 動 車 に 生 じた 損 害 に 関 し 被 保 険 者 が 法 律 上 の 賠 償 責 任 を 負 担 することによって 被 る 損 害 に 対 して 第 1 条 ( 保 険 金 を 支 払 う 場 合 ) 第 3 条 ( 被 保 険 者 の 範 囲 )および 第 4 条 ( 他 の 自 動 車 の 賠 償 責 任 保 険 等 がある 場 合 の 取 扱 い)の 規 定 に 従 い 保 険 金 を 支 払 います ( 2 )( 1 )の 規 定 にかかわらず 当 会 社 は 第 4 章 車 両 条 項 第 5 章 基 本 条 項 およびこれらに 付 帯 される 他 の 特 約 において 他 の 自 動 車 を 被 保 険 自 動 車 とみなして 適 用 した 場 合 に 当 会 社 の 支 払 責 任 が 発 生 しないとき は 保 険 金 を 支 払 いません 第 6 条 ( 被 保 険 自 動 車 の 譲 渡 または 返 還 の 場 合 ) ( 1 ) 被 保 険 自 動 車 が 譲 渡 または 返 還 された 場 合 には その 事 実 が 生 じた 時 から 当 会 社 が 第 5 章 基 本 条 項 第 6 条 ( 被 保 険 自 動 車 の 譲 渡 )( 1 )また は 同 条 項 第 7 条 ( 被 保 険 自 動 車 の 入 替 )( 1 )の 承 認 をする 時 までの 間 は 第 1 条 ( 保 険 金 を 支 払 う 場 合 )( 1 )の 規 定 にかかわらず 被 保 険 自 動 車 の 譲 渡 または 返 還 後 の 所 有 者 が 個 人 でないときであっても この 他 車 運 転 賠 償 責 任 条 項 が 適 用 されます ( 2 )この 他 車 運 転 賠 償 責 任 条 項 の 適 用 においては 当 会 社 は 第 5 章 基 本 条 項 第 6 条 ( 被 保 険 自 動 車 の 譲 渡 )( 2 )の 規 定 は 適 用 しません 第 ₂ 章 人 身 傷 害 条 項 < 用 語 の 定 義 > この 人 身 傷 害 条 項 ( 別 紙 人 身 傷 害 条 項 損 害 額 算 定 基 準 を 含 みます ) において 次 の 用 語 の 意 味 は それぞれ 次 の 定 義 によります 用 語 医 学 的 他 覚 所 見 医 師 一 家 の 支 柱 定 義 理 学 的 検 査 神 経 学 的 検 査 臨 床 検 査 画 像 検 査 等 に より 認 められる 異 常 所 見 をいいます 次 のいずれかに 該 当 する 者 であって 被 保 険 者 以 外 の 者 をいいます 1 医 師 法 ( 昭 和 23 年 法 律 第 201 号 )に 定 める 医 師 2 歯 科 医 師 法 ( 昭 和 23 年 法 律 第 202 号 )に 定 める 歯 科 医 師 3 日 本 国 外 において 被 保 険 者 が 診 察 治 療 または 診 断 を 受 けた 場 合 には その 地 および 時 における1ま たは2の 者 に 相 当 する 資 格 を 有 する 者 現 にその 者 の 属 する 家 庭 の 生 計 を 維 持 すべき 収 入 の 大
部 分 を 得 ている 者 で 物 的 精 神 的 にその 者 が 失 われる 事 によって その 家 庭 の 生 活 が 著 しく 困 難 になる 者 をい います 記 名 被 保 険 者 保 険 証 券 記 載 の 被 保 険 者 をいいます 後 遺 障 害 医 師 による 治 療 の 効 果 が 医 学 上 期 待 できない 状 態 で あって 被 保 険 者 の 身 体 に 残 された 症 状 が 将 来 において も 回 復 できない 機 能 の 重 大 な 障 害 に 至 ったものまたは 身 体 の 一 部 の 欠 損 をいい 次 のいずれかに 該 当 するものと します 1 別 表 1 に 掲 げる 後 遺 障 害 2 別 表 1 に 掲 げる 後 遺 障 害 に 該 当 しない 状 態 であっ ても 当 会 社 が 身 体 の 障 害 の 程 度 に 応 じて 同 表 の 後 遺 障 害 に 相 当 すると 認 められるもの 自 動 車 取 扱 業 者 自 動 車 修 理 業 駐 車 場 業 給 油 業 洗 車 業 自 動 車 販 売 業 陸 送 業 運 転 代 行 業 等 自 動 車 を 取 り 扱 うことを 業 として いる 者 をいい これらの 者 の 使 用 人 およびこれらの 者 が 法 人 である 場 合 はその 理 事 取 締 役 または 法 人 の 業 務 を 執 行 するその 他 の 機 関 を 含 みます 自 賠 責 保 険 等 自 動 車 損 害 賠 償 保 障 法 ( 昭 和 30 年 法 律 第 97 号 以 下 同 様 とします )に 基 づく 責 任 保 険 または 責 任 共 済 をいいます 自 由 業 者 報 酬 料 金 または 謝 金 により 生 計 を 営 む 者 であって 開 業 医 弁 護 士 プロスポーツ 選 手 芸 能 人 芸 術 家 保 険 代 理 店 主 歩 合 制 の 外 交 員 著 述 業 者 その 他 これ に 類 する 職 種 の 者 をいいます 傷 害 生 活 機 能 または 業 務 能 力 の 減 少 または 滅 失 をきたし か つ 医 師 の 治 療 を 要 した 場 合 で 平 常 の 生 活 または 平 常 の 業 務 に 従 事 することができない 状 態 をいいます 正 規 の 乗 車 装 置 道 路 運 送 車 両 の 保 安 基 準 ( 昭 和 26 年 運 輸 省 令 第 67 号 ) 第 20 条 ( 乗 車 装 置 ) 第 1 項 に 定 める 乗 車 人 員 が 動 揺 衝 撃 等 により 転 落 または 転 倒 することなく 安 全 な 乗 車 を 確 保 で きるような 構 造 を 備 えた 場 所 をいいます 施 術 次 のいずれかに 該 当 するものをいいます 1 柔 道 整 復 師 法 ( 昭 和 45 年 法 律 第 19 号 )の 規 定 に 基 づいて 被 保 険 者 の 骨 折 脱 臼 打 撲 (いわゆる 肉 離 れ を 含 みます )または 捻 挫 に 対 して 柔 道 整 復 師 が 行 なう 施 術 2 あん 摩 マッサージ 指 圧 師 はり 師 きゆう 師 等 に 関 する 法 律 ( 昭 和 22 年 法 律 第 217 号 )の 規 定 に 基 づい てあん 摩 マッサージ 指 圧 師 はり 師 またはきゅう 師 が 行 なう 施 術 ( 医 師 の 治 療 を 受 けている 被 保 険 者 が 当 該 医 師 の 指 示 または 監 督 管 理 の 下 に 受 ける 施 術 であって かつ 医 師 による 治 療 が 必 要 であるにも かかわらず 病 院 または 診 療 所 に 治 療 のための 施 設 がない 等 の 事 情 により 治 療 を 受 けることができない 場 合 において 当 該 事 情 がなければ 被 保 険 者 が 引 き 続 き 受 けたであろう 医 師 の 治 療 行 為 に 相 当 するもの に 限 ります ) 施 術 者 施 術 を 行 う 者 であって 被 保 険 者 以 外 の 者 をいいます 対 人 賠 償 保 険 等 自 動 車 の 所 有 使 用 または 管 理 に 起 因 して 他 人 の 生 命 または 身 体 を 害 することにより 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 を 負 担 することによって 被 る 損 害 に 対 して 保 険 金 または 共 済 金 を 支 払 う 保 険 契 約 または 共 済 契 約 で 自 賠 責 保 険 等 以 外 のものをいいます 治 療 医 師 による 治 療 をいいます ただし 被 保 険 者 が 医 師 で ある 場 合 は 被 保 険 者 以 外 の 医 師 による 治 療 をいいます 通 院 同 居 入 院 賠 償 義 務 者 被 保 険 自 動 車 病 院 または 診 療 所 次 のいずれかに 該 当 するものをいいます 1 医 師 による 治 療 が 必 要 な 場 合 において 病 院 もし くは 診 療 所 に 通 い または 往 診 により 医 師 の 治 療 を 受 けること 2 施 術 が 必 要 な 場 合 において 施 術 者 の 施 術 所 にて または 往 療 により 施 術 を 受 けること 一 戸 建 住 宅 においては 同 一 の 建 物 ( 当 該 建 物 と 同 一 構 内 に 所 在 し 台 所 等 の 生 活 用 設 備 を 有 しない 離 れ 等 を 含 みま す ) 集 合 住 宅 においては 同 一 の 戸 室 に 居 住 することをい い 単 身 赴 任 就 学 等 のため 当 該 建 物 または 当 該 戸 室 と 異 なる 建 物 または 戸 室 に 居 住 する 場 合 は 含 みません 医 師 による 治 療 が 必 要 な 場 合 において 自 宅 等 での 治 療 が 困 難 なため 病 院 または 診 療 所 に 入 り 常 に 医 師 の 管 理 下 において 治 療 に 専 念 することをいいます 自 動 車 の 所 有 使 用 または 管 理 に 起 因 して 被 保 険 者 の 生 命 または 身 体 を 害 することにより 被 保 険 者 またはそ の 父 母 ( 民 法 ( 明 治 29 年 法 律 第 89 号 以 下 同 様 とします ) 第 727 条 ( 縁 組 による 親 族 関 係 の 発 生 )に 基 づく 養 子 縁 組 による 養 親 を 含 みます 以 下 同 様 とします ) 配 偶 者 ( 婚 姻 の 届 出 をしていないが 事 実 上 婚 姻 関 係 と 同 様 の 事 情 にある 者 を 含 みます 以 下 同 様 とします )もしくは 子 ( 民 法 第 727 条 ( 縁 組 による 親 族 関 係 の 発 生 )に 基 づ く 養 子 縁 組 による 養 子 を 含 みます 以 下 同 様 とします ) が 被 る 損 害 に 対 して 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 を 負 担 する 者 をいいます 保 険 証 券 記 載 の 自 動 車 をいいます 日 本 国 内 においては 医 療 法 ( 昭 和 23 年 法 律 第 205 号 )に 定 める 病 院 または 診 療 所 をいい 日 本 国 外 においてはこ れらと 同 等 の 医 療 施 設 をいいます 保 険 金 額 保 険 証 券 の 人 身 傷 害 条 項 欄 に 記 載 された 保 険 金 額 で 当 会 社 が 支 払 う 保 険 金 の 限 度 額 をいいます 保 険 金 請 求 権 者 人 身 傷 害 事 故 によって 損 害 を 被 った 次 のいずれかに 該 当 する 者 をいいます 1 被 保 険 者 ( 被 保 険 者 が 死 亡 した 場 合 は その 法 定 相 続 人 とします ) 2 被 保 険 者 の 父 母 配 偶 者 または 子 労 働 者 災 害 補 償 制 度 次 のいずれかの 法 律 に 基 づく 災 害 補 償 制 度 または 法 令 によって 定 められた 業 務 上 の 災 害 を 補 償 する 他 の 災 害 補 償 制 度 をいいます 1 労 働 者 災 害 補 償 保 険 法 ( 昭 和 22 年 法 律 第 50 号 ) 2 国 家 公 務 員 災 害 補 償 法 ( 昭 和 26 年 法 律 第 191 号 ) 3 裁 判 官 の 災 害 補 償 に 関 する 法 律 ( 昭 和 35 年 法 律 第 100 号 ) 4 地 方 公 務 員 災 害 補 償 法 ( 昭 和 42 年 法 律 第 121 号 ) 5 公 立 学 校 の 学 校 医 学 校 歯 科 医 および 学 校 薬 剤 師 の 公 務 災 害 補 償 に 関 する 法 律 ( 昭 和 32 年 法 律 第 143 号 ) 第 1 条 ( 保 険 金 を 支 払 う 場 合 ) ( 1 ) 当 会 社 は 日 本 国 内 において 被 保 険 者 が 次 のいずれかに 該 当 する 急 激 かつ 偶 然 な 外 来 の 事 故 によりその 身 体 に 傷 害 を 被 ること( 以 下 人 身 傷 害 事 故 といいます )によって 被 保 険 者 またはその 父 母 配 偶 者 も しくは 子 が 被 る 損 害 ( 注 )に 対 して この 人 身 傷 害 条 項 および 第 5 章 基 本 条 項 に 従 い 保 険 金 を 支 払 います 1 被 保 険 自 動 車 の 運 行 に 起 因 する 事 故 2 被 保 険 自 動 車 の 運 行 中 の 飛 来 中 もしくは 落 下 中 の 他 物 との 衝 突 火 災 爆 発 または 被 保 険 自 動 車 の 落 下 ただし 被 保 険 者 が 被 保 険 自 動 車 の 正 規 の 乗 車 装 置 に 搭 乗 中 である 場 合 に 限 ります ( 注 )この 損 害 は 第 4 条 ( 損 害 額 の 決 定 )に 定 める 損 害 額 をいいます 8
以 下 同 様 とします ( 2 )( 1 )の 傷 害 には 身 体 外 部 から 有 毒 ガスまたは 有 毒 物 質 を 偶 然 かつ 一 時 に 吸 入 吸 収 または 摂 取 した 場 合 に 急 激 に 生 ずる 中 毒 症 状 ( 注 )を 含 みます ( 注 ) 継 続 的 に 吸 入 吸 収 または 摂 取 した 結 果 生 ずる 中 毒 症 状 を 除 きます ( 3 )( 1 )の 傷 害 には 次 のものを 含 みません 1 日 射 熱 射 または 精 神 的 衝 動 による 障 害 2 被 保 険 者 が 症 状 を 訴 えている 場 合 であってもそれを 裏 付 けるに 足 り る 医 学 的 他 覚 所 見 のないもの 第 2 条 ( 保 険 金 を 支 払 わない 場 合 ) (1) 当 会 社 は 次 のいずれかに 該 当 する 損 害 に 対 しては 保 険 金 を 支 払 い ません 1 被 保 険 者 の 故 意 または 重 大 な 過 失 によって 生 じた 損 害 2 被 保 険 者 が 法 令 に 定 められた 運 転 資 格 を 持 たないで 被 保 険 自 動 車 を 運 転 している 場 合 道 路 交 通 法 ( 昭 和 35 年 法 律 第 105 号 ) 第 65 条 ( 酒 気 帯 び 運 転 等 の 禁 止 ) 第 1 項 に 定 める 酒 気 帯 び 運 転 またはこれに 相 当 する 状 態 で 被 保 険 自 動 車 を 運 転 している 場 合 または 麻 薬 大 麻 あ へん 覚 せい 剤 シンナー 等 の 影 響 により 正 常 な 運 転 ができないおそ れがある 状 態 で 被 保 険 自 動 車 を 運 転 している 場 合 に 生 じた 損 害 3 被 保 険 者 が 被 保 険 自 動 車 の 使 用 について 正 当 な 権 利 を 有 する 者 の 承 諾 を 得 ないで 被 保 険 自 動 車 に 搭 乗 中 に 生 じた 損 害 4 被 保 険 者 の 闘 争 行 為 自 殺 行 為 または 犯 罪 行 為 によって 生 じた 損 害 ( 2 ) 損 害 が 保 険 金 を 受 け 取 るべき 者 の 故 意 または 重 大 な 過 失 によって 生 じ た 場 合 は 当 会 社 は その 者 の 受 け 取 るべき 金 額 については 保 険 金 を 支 払 いません ( 3 ) 当 会 社 は 平 常 の 生 活 または 平 常 の 業 務 に 支 障 のない 程 度 の 微 傷 に 起 因 する 創 傷 感 染 症 ( 注 )による 損 害 に 対 しては 保 険 金 を 支 払 いません たんどく りん ぱ せんえん はいけつしょう は しょうふう ( 注 ) 丹 毒 淋 巴 腺 炎 敗 血 症 破 傷 風 等 をいいます ( 4 ) 当 会 社 は 次 のいずれかに 該 当 する 事 由 によって 生 じた 損 害 に 対 して は 保 険 金 を 支 払 いません 1 戦 争 外 国 の 武 力 行 使 革 命 政 権 奪 取 内 乱 武 装 反 乱 その 他 こ れらに 類 似 の 事 変 または 暴 動 ( 注 1 ) 2 地 震 もしくは 噴 火 またはこれらによる 津 波 3 核 燃 料 物 質 ( 使 用 済 燃 料 を 含 みます 以 下 同 様 とします )もしく は 核 燃 料 物 質 によって 汚 染 された 物 ( 原 子 核 分 裂 生 成 物 を 含 みます ) の 放 射 性 爆 発 性 その 他 有 害 な 特 性 の 作 用 またはこれらの 特 性 に 起 因 する 事 故 4 3に 規 定 した 以 外 の 放 射 線 照 射 または 放 射 能 汚 染 5 1から4までの 事 由 に 随 伴 して 生 じた 事 故 またはこれらに 伴 う 秩 序 の 混 乱 に 基 づいて 生 じた 事 故 6 被 保 険 自 動 車 を 競 技 曲 技 ( 注 2 )もしくは 試 験 のために 使 用 する こと または 被 保 険 自 動 車 を 競 技 曲 技 もしくは 試 験 を 行 うことを 目 的 とする 場 所 において 使 用 ( 注 3 )すること 7 被 保 険 自 動 車 に 危 険 物 ( 注 4 )を 業 務 ( 注 5 )として 積 載 すること けん けん または 被 保 険 自 動 車 が 危 険 物 を 業 務 として 積 載 した 被 牽 引 自 動 車 を 牽 引 すること ( 注 1 ) 群 衆 または 多 数 の 者 の 集 団 の 行 動 によって 全 国 または 一 部 の 地 区 において 著 しく 平 穏 が 害 され 治 安 維 持 上 重 大 な 事 態 と 認 められる 状 態 をいいます ( 注 2 ) 競 技 または 曲 技 のための 練 習 を 含 みます 以 下 同 様 とします ( 注 3 ) 救 急 消 防 事 故 処 理 補 修 清 掃 等 のために 使 用 している 場 合 を 除 きます ( 注 4 ) 道 路 運 送 車 両 の 保 安 基 準 ( 昭 和 26 年 運 輸 省 令 第 67 号 ) 第 1 条 ( 用 語 の 定 義 )に 定 める 高 圧 ガス 火 薬 類 もしくは 危 険 物 道 路 運 送 車 両 の 保 安 基 準 の 細 目 を 定 める 告 示 ( 平 成 14 年 国 土 交 通 省 告 示 第 619 号 ) 第 2 条 ( 定 義 )に 定 める 可 燃 物 または 毒 物 及 び 劇 物 取 締 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 303 号 ) 第 2 条 ( 定 義 )に 定 める 毒 物 もしくは 劇 物 をいいます 以 下 同 様 とします ( 注 5 ) 家 事 を 除 きます 以 下 同 様 とします 第 3 条 ( 被 保 険 者 の 範 囲 ) 9 ( 1 )この 人 身 傷 害 条 項 における 被 保 険 者 は 被 保 険 自 動 車 の 正 規 の 乗 車 装 置 に 搭 乗 中 の 者 とします ( 2 )( 1 )の 規 定 にかかわらず 次 のいずれかに 該 当 する 者 は 被 保 険 者 に 含 みません 1 極 めて 異 常 かつ 危 険 な 方 法 で 被 保 険 自 動 車 に 搭 乗 中 の 者 2 業 務 として 被 保 険 自 動 車 を 受 託 している 自 動 車 取 扱 業 者 ( 3 )この 人 身 傷 害 条 項 の 規 定 は それぞれの 被 保 険 者 ごとに 個 別 に 適 用 し ます 第 4 条 ( 損 害 額 の 決 定 ) ( 1 ) 当 会 社 が 保 険 金 を 支 払 うべき 損 害 の 額 は 被 保 険 者 が 人 身 傷 害 事 故 の 直 接 の 結 果 として 次 のいずれかに 該 当 した 場 合 に その 区 分 ごとに それぞれ 別 紙 に 定 める 人 身 傷 害 条 項 損 害 額 算 定 基 準 により 算 定 された 金 額 ( 以 下 人 身 傷 害 算 定 額 といいます )の 合 計 額 とします ただし 賠 償 義 務 者 がある 場 合 において 上 記 の 額 が 自 賠 責 保 険 等 によって 支 払 われる 金 額 ( 注 )を 下 回 る 場 合 には 自 賠 責 保 険 等 によって 支 払 われる 金 額 とします 1 傷 害 2 後 遺 障 害 3 死 亡 ( 注 ) 自 賠 責 保 険 等 がない 場 合 または 自 動 車 損 害 賠 償 保 障 法 に 基 づ く 自 動 車 損 害 賠 償 保 障 事 業 により 支 払 われる 金 額 がある 場 合 は 自 賠 責 保 険 等 によって 支 払 われる 金 額 に 相 当 する 金 額 をいいます ( 2 ) 保 険 金 請 求 権 者 は 賠 償 義 務 者 がある 場 合 には ( 1 )によるほか 次 の 算 式 によって 算 出 される 金 額 のみを 当 会 社 が 保 険 金 を 支 払 うべき 損 害 の 額 として 当 会 社 に 請 求 することができます ( 1 )の 各 区 分 ごとに 算 定 された 金 額 の 合 計 額 賠 償 義 務 者 が 保 険 金 請 求 権 者 に 対 して 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 を 負 担 するものと 認 められる 部 分 ( 注 ) = 損 害 額 ( 注 ) 賠 償 義 務 者 が 保 険 金 請 求 権 者 に 対 して 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 を 負 担 するものと 認 められる 部 分 とは ( 1 )の 各 区 分 ごとに 算 定 された 金 額 に 対 し 次 の 手 続 に 基 づいて 決 定 した 賠 償 義 務 者 の 過 失 割 合 を 乗 じた 額 (この 額 が 自 賠 責 保 険 等 によって 支 払 われる 金 額 を 下 回 る 場 合 には 自 賠 責 保 険 等 によって 支 払 われる 金 額 とします ) の 合 計 額 をいいます 1 当 会 社 と 保 険 金 請 求 権 者 との 間 の 協 議 2 上 記 1が 成 立 しない 場 合 は 当 会 社 と 保 険 金 請 求 権 者 との 間 におけ る 訴 訟 裁 判 上 の 和 解 もしくは 調 停 ( 3 ) 保 険 金 請 求 権 者 が 判 決 または 裁 判 上 の 和 解 において 賠 償 義 務 者 が 負 担 すべき 損 害 賠 償 額 が 確 定 した 後 に 当 会 社 に 保 険 金 の 請 求 をした 場 合 で 賠 償 義 務 者 が 負 担 すべき 損 害 賠 償 額 の 算 定 基 準 が 社 会 通 念 上 妥 当 であると 認 められるときは 当 会 社 は その 算 定 基 準 により 算 定 された 額 ( 注 1 )を 損 害 の 額 ( 注 2 )とみなします ただし 人 身 傷 害 算 定 額 を 限 度 とします ( 注 1 ) 訴 訟 費 用 弁 護 士 報 酬 その 他 の 権 利 の 保 全 もしくは 行 使 に 必 要 な 手 続 きをするために 要 した 費 用 および 遅 延 損 害 金 は 含 みません ( 注 2 ) 第 5 条 ( 費 用 )( 1 )の 費 用 を 除 きます ( 4 )( 2 )の 場 合 には 第 11 条 ( 代 位 )の 規 定 にかかわらず 当 会 社 は 被 保 険 者 が 当 該 賠 償 義 務 者 に 対 して 有 する 権 利 については これを 取 得 しません 第 5 条 ( 費 用 ) ( 1 ) 保 険 契 約 者 または 被 保 険 者 が 支 出 した 次 の 費 用 ( 注 )は これを 損 害 の 一 部 とみなします 1 第 5 章 基 本 条 項 第 19 条 ( 事 故 発 生 時 の 義 務 )1に 規 定 する 損 害 の 発 生 または 拡 大 の 防 止 のために 必 要 または 有 益 であった 費 用 2 同 条 6に 規 定 する 権 利 の 保 全 または 行 使 に 必 要 な 手 続 をするために 必 要 な 費 用 3 賠 償 義 務 者 が 保 険 金 請 求 権 者 に 対 して 負 担 する 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 の 額 が 確 定 していない 場 合 において 保 険 金 請 求 権 者 が 第 4 条 ( 損
害 額 の 決 定 )( 2 )に 規 定 する 損 害 の 額 により 当 会 社 に 保 険 金 を 請 求 した 場 合 は 賠 償 義 務 者 に 対 する 損 害 賠 償 請 求 に 関 する 争 訟 について 被 保 険 者 が 当 会 社 の 書 面 による 同 意 を 得 て 支 出 した 訴 訟 費 用 弁 護 士 報 酬 仲 裁 和 解 もしくは 調 停 に 要 した 費 用 またはその 他 権 利 の 保 全 もしくは 行 使 に 必 要 な 手 続 をするために 要 した 費 用 ( 注 ) 収 入 の 喪 失 を 含 みません ( 2 ) 被 保 険 者 が 次 のいずれかに 該 当 するときは ( 1 )の 費 用 のほか 保 険 金 請 求 権 者 が 臨 時 に 必 要 とする 費 用 ( 以 下 臨 時 費 用 といいます ) は これを 損 害 の 一 部 とみなします 1 人 身 傷 害 事 故 の 直 接 の 結 果 として 死 亡 したとき 2 人 身 傷 害 事 故 の 直 接 の 結 果 として20 日 以 上 入 院 したとき 第 6 条 ( 支 払 保 険 金 の 計 算 ) ( 1 ) 1 回 の 人 身 傷 害 事 故 につき 当 会 社 の 支 払 う 保 険 金 の 額 は 次 の 表 の 区 分 ごとに 定 める 算 式 によって 算 出 した 額 とし その 額 は 保 険 金 額 を 限 度 とします ただし 別 表 1 の 1.もしくは 別 表 1 の 2.の 第 1 級 第 2 級 または 別 表 1 の 2.の 第 3 級 3もしくは4に 掲 げる 後 遺 障 害 が 生 じ かつ 介 護 が 必 要 と 認 められる 場 合 で 保 険 金 額 が 無 制 限 以 外 のときは 保 険 金 額 の 2 倍 の 金 額 を 限 度 とします 賠 償 義 務 者 の 有 無 保 険 金 の 請 求 方 法 による 区 分 適 用 する 算 式 1 賠 償 義 務 者 無 の 場 合 2 賠 償 義 務 者 有 の 場 合 - ア. 保 険 金 請 求 権 者 が 賠 償 義 務 者 との 間 で 裁 判 や 示 談 等 に より 損 害 賠 償 額 が 確 定 する 前 に 第 4 条 ( 損 害 額 の 決 定 )( 1 ) の 規 定 により 損 害 の 額 の 全 額 を 当 会 社 に 請 求 したとき イ. 保 険 金 請 求 権 者 が 賠 償 義 務 者 との 間 で 裁 判 や 示 談 等 に より 損 害 賠 償 額 が 確 定 する 前 に 第 4 条 ( 損 害 額 の 決 定 )( 2 ) の 規 定 により 損 害 の 額 から 賠 償 義 務 者 が 保 険 金 請 求 権 者 に 対 して 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 を 負 担 すると 認 められる 部 分 を 除 いた 金 額 のみを 当 会 社 に 請 求 したとき ウ. 保 険 金 請 求 権 者 が 賠 償 義 務 者 との 間 で 裁 判 や 示 談 等 に より 損 害 賠 償 額 が 確 定 した 後 に 当 会 社 に 保 険 金 の 請 求 を したとき ( 2 )の 算 式 ( 2 )の 算 式 ( 3 )の 算 式 ( 2 )の 算 式 ( 2 )( 1 )の 適 用 する 算 式 の ( 2 )の 算 式 とは 以 下 に 定 める 算 式 をいいます 第 4 条 ( 損 害 額 の 決 定 )(1)の 規 + 定 により 決 定 され る 損 害 の 額 ( 注 1 ) 第 5 条 ( 費 用 )( 1 ) 1および2 の 費 用 次 の1から6 の 合 計 額 = 保 険 金 の 額 1 自 賠 責 保 険 等 または 自 動 車 損 害 賠 償 保 障 法 に 基 づく 自 動 車 損 害 賠 償 保 障 事 業 によって 既 に 給 付 が 決 定 しまたは 支 払 われた 金 額 2 対 人 賠 償 保 険 等 によって 賠 償 義 務 者 が 第 1 条 ( 保 険 金 を 支 払 う 場 合 ) ( 1 )の 損 害 について 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 を 負 担 することによって 被 る 損 害 に 対 して 既 に 給 付 が 決 定 しまたは 支 払 われた 保 険 金 もしくは 共 済 金 の 額 3 保 険 金 請 求 権 者 が 賠 償 義 務 者 から 既 に 取 得 した 損 害 賠 償 金 の 額 4 労 働 者 災 害 補 償 制 度 によって 給 付 が 受 けられる 場 合 には その 給 付 される 額 ( 注 2 ) 5 第 4 条 ( 損 害 額 の 決 定 )( 1 )の 規 定 により 決 定 される 損 害 額 およ び 第 5 条 ( 費 用 )( 1 )1および2の 費 用 のうち 賠 償 義 務 者 以 外 の 第 三 者 が 負 担 すべき 額 で 保 険 金 請 求 権 者 が 既 に 取 得 したものがある 場 合 は その 取 得 した 額 6 1から5のほか 第 1 条 ( 保 険 金 を 支 払 う 場 合 )( 1 )の 損 害 を 補 償 するために 支 払 われる 保 険 金 共 済 金 その 他 の 給 付 で 保 険 金 請 求 権 者 が 既 に 取 得 したものがある 場 合 は その 取 得 した 給 付 の 額 または その 評 価 額 ( 注 3 ) ( 注 1 )( 1 )の 賠 償 義 務 者 の 有 無 および 保 険 金 の 請 求 方 法 に よる 区 分 が2ウ.の 場 合 で 損 害 の 額 が 第 4 条 ( 損 害 額 の 決 定 )( 3 )の 規 定 により 決 定 された 額 であるときは 第 4 条 ( 損 害 額 の 決 定 )( 3 ) とします 以 下 この( 2 )において 同 様 と します ( 注 2 ) 社 会 復 帰 促 進 等 事 業 に 基 づく 特 別 支 給 金 を 除 きます 以 下 同 様 とします ( 注 3 ) 保 険 金 額 および 保 険 金 日 額 等 が 定 額 である 傷 害 保 険 の 保 険 金 を 含 みません 以 下 同 様 とします ( 3 )( 1 )の 適 用 する 算 式 の ( 3 )の 算 式 とは 以 下 に 定 める 算 式 をいいます 第 4 条 ( 損 害 額 の 決 定 )(2)の 規 定 により 決 定 され る 損 害 の 額 + 第 5 条 ( 費 用 )( 1 ) 1から3ま での 費 用 次 の1から3 の 合 計 額 = 保 険 金 の 額 1 労 働 者 災 害 補 償 制 度 によって 給 付 が 受 けられる 場 合 には その 給 付 される 額 2 第 4 条 ( 損 害 額 の 決 定 )( 2 )の 規 定 により 決 定 される 損 害 額 およ び 第 5 条 ( 費 用 )( 1 )1から3までの 費 用 のうち 賠 償 義 務 者 以 外 の 第 三 者 が 負 担 すべき 額 で 保 険 金 請 求 権 者 が 既 に 取 得 したものがある 場 合 は その 取 得 した 額 3 1および2のほか 第 1 条 ( 保 険 金 を 支 払 う 場 合 )( 1 )の 損 害 を 補 償 するために 支 払 われる 保 険 金 共 済 金 その 他 の 給 付 で 保 険 金 請 求 権 者 が 既 に 取 得 したものがある 場 合 は その 取 得 した 給 付 の 額 また はその 評 価 額 ( 4 ) 当 会 社 は ( 1 )または( 2 )に 定 める 保 険 金 のほか 第 5 条 ( 費 用 )( 2 ) の 臨 時 費 用 を 支 払 います ただし 1 回 の 人 身 傷 害 事 故 につき 次 の 額 とします 1 同 条 ( 費 用 )( 2 )1に 該 当 するときは 10 万 円 2 同 条 ( 費 用 )( 2 )2に 該 当 するときは 2 万 円 第 7 条 ( 他 の 身 体 の 障 害 または 疾 病 の 影 響 等 ) ( 1 ) 被 保 険 者 が 第 1 条 ( 保 険 金 を 支 払 う 場 合 )の 傷 害 を 被 った 時 既 に 存 在 していた 身 体 の 障 害 または 疾 病 の 影 響 により または 同 条 の 傷 害 を 被 っ た 後 にその 原 因 となった 事 故 と 関 係 なく 発 生 した 傷 害 もしくは 疾 病 の 影 響 により 同 条 の 傷 害 が 重 大 となった 場 合 は 当 会 社 は その 影 響 がなかっ たときに 相 当 する 金 額 を 決 定 して 支 払 います ( 2 ) 正 当 な 理 由 がなく 被 保 険 者 が 治 療 を 怠 ったことまたは 保 険 契 約 者 もし くは 保 険 金 を 受 け 取 るべき 者 が 治 療 をさせなかったことにより 第 1 条 ( 保 険 金 を 支 払 う 場 合 )の 傷 害 が 重 大 となった 場 合 も ( 1 )と 同 様 の 方 法 で 支 払 います 第 8 条 ( 保 険 金 請 求 権 者 の 義 務 ) ( 1 ) 被 保 険 者 またはその 父 母 配 偶 者 もしくは 子 が 第 1 条 ( 保 険 金 を 支 払 う 場 合 )( 1 )の 損 害 を 被 った 場 合 賠 償 義 務 者 があるときは 保 険 金 請 求 権 者 は 賠 償 義 務 者 に 対 して 遅 滞 なく 損 害 賠 償 の 請 求 をし かつ 次 の 事 項 を 当 会 社 に 通 知 しなければなりません 1 賠 償 義 務 者 の 住 所 氏 名 または 名 称 2 賠 償 義 務 者 の 損 害 に 対 して 保 険 金 または 共 済 金 を 支 払 う 対 人 賠 償 保 険 等 の 有 無 およびその 内 容 3 賠 償 義 務 者 に 対 して 書 面 によって 行 った 損 害 賠 償 請 求 の 内 容 4 保 険 金 請 求 権 者 が 第 1 条 ( 保 険 金 を 支 払 う 場 合 )( 1 )の 損 害 に 対 10
して 賠 償 義 務 者 自 賠 責 保 険 等 もしくは 対 人 賠 償 保 険 等 の 保 険 者 も しくは 共 済 者 または 賠 償 義 務 者 以 外 の 第 三 者 から 既 に 取 得 した 損 害 賠 償 金 または 損 害 賠 償 額 がある 場 合 は その 額 5 人 身 傷 害 事 故 の 原 因 となった 被 保 険 自 動 車 以 外 の 自 動 車 がある 場 合 その 自 動 車 の 所 有 者 の 住 所 氏 名 または 名 称 ( 2 ) 当 会 社 は 保 険 金 請 求 権 者 が 正 当 な 理 由 がなく( 1 )の 規 定 に 違 反 した 場 合 または( 1 )の 書 類 に 事 実 と 異 なる 記 載 をした 場 合 は それに よって 当 会 社 が 被 った 損 害 の 額 を 差 し 引 いて 保 険 金 を 支 払 います ( 3 ) 当 会 社 は 賠 償 義 務 者 または 第 1 条 ( 保 険 金 を 支 払 う 場 合 )( 1 )の 損 害 を 補 償 するために 保 険 金 共 済 金 その 他 の 給 付 を 行 う 者 がある 場 合 必 要 と 認 めたときは これらの 者 に 対 し 保 険 金 共 済 金 その 他 の 給 付 の 有 無 および 額 について 照 会 を 行 い または 当 会 社 の 支 払 保 険 金 につい て 通 知 をすることがあります 第 9 条 ( 人 身 傷 害 事 故 発 生 時 の 被 保 険 者 の 義 務 ) 被 保 険 者 は 第 1 条 ( 保 険 金 を 支 払 う 場 合 )( 1 )に 規 定 する 人 身 傷 害 事 故 の 場 合 において 傷 害 の 治 療 を 受 けるに 際 しては 公 的 制 度 の 利 用 等 により 治 療 費 用 の 軽 減 に 努 めなければなりません 第 10 条 ( 保 険 金 請 求 の 手 続 ) 保 険 金 の 請 求 は 保 険 金 請 求 権 者 全 員 から 委 任 を 受 けた 代 表 者 を 経 由 し て 行 うものとします 第 11 条 ( 代 位 ) (1) 第 5 章 基 本 条 項 第 28 条 ( 代 位 )の 規 定 にかかわらず 当 会 社 が 保 険 金 を 支 払 った 場 合 当 会 社 は 人 身 傷 害 事 故 が 生 じたことにより 保 険 金 請 求 権 者 が 取 得 した 債 権 ( 以 下 この 条 において 被 保 険 者 債 権 といいま す )を 取 得 します ただし 次 の1または2のうちいずれか 少 ない 額 を 限 度 とします 1 当 会 社 が 支 払 った 保 険 金 の 額 2 被 保 険 者 債 権 の 額 ただし 1の 額 が 人 身 傷 害 算 定 額 を 下 回 る 場 合 には 被 保 険 者 債 権 の 額 からその 不 足 額 を 差 し 引 いた 残 額 とします ( 2 )( 1 )の 場 合 において ( 1 )の1の 額 が 人 身 傷 害 算 定 額 を 下 回 る 場 合 には 保 険 金 請 求 権 者 は 被 保 険 者 債 権 のうち 当 会 社 が( 1 )の 規 定 により 取 得 した 債 権 を 除 いた 債 権 について 当 会 社 が 取 得 した 債 権 に 優 先 して 弁 済 を 受 ける 権 利 を 有 します ( 3 ) 判 決 または 裁 判 上 の 和 解 において 賠 償 義 務 者 が 負 担 すべき 損 害 賠 償 額 が 人 身 傷 害 算 定 額 と 異 なる 場 合 であって その 算 定 基 準 が 社 会 通 念 上 妥 当 であると 認 められるときは 当 会 社 は その 算 定 基 準 により 算 定 された 額 ( 注 )を 損 害 の 額 とみなして ( 1 )および( 2 )の 規 定 を 適 用 します なお この 場 合 における 被 保 険 者 債 権 の 額 は 賠 償 義 務 者 が 負 担 すべき 法 律 上 の 損 害 賠 償 責 任 の 額 とします ( 注 ) 訴 訟 費 用 弁 護 士 報 酬 その 他 の 権 利 の 保 全 もしくは 行 使 に 必 要 な 手 続 きをするために 要 した 費 用 および 遅 延 損 害 金 は 含 みません 第 12 条 ( 保 険 金 の 支 払 による 請 求 権 の 移 転 ) ( 1 ) 当 会 社 が 保 険 金 を 支 払 った 損 害 について 保 険 金 請 求 権 者 が その 補 償 にあてるべき 保 険 金 共 済 金 その 他 の 金 銭 の 請 求 権 を 有 していた 場 合 は 当 該 請 求 権 は 保 険 金 の 支 払 時 に 当 会 社 に 移 転 するものとします ( 2 ) 保 険 金 請 求 権 者 は ( 1 )により 移 転 した 請 求 権 を 当 会 社 が 行 使 する にあたって 当 会 社 が 必 要 とする 書 類 の 提 出 等 を 求 めた 場 合 には これ に 協 力 しなければなりません 別 紙 人 身 傷 害 条 項 損 害 額 算 定 基 準 第 ₁ 傷 害 による 損 害 傷 害 による 損 害 は 被 保 険 者 の 被 った 積 極 損 害 ( 注 1 ) 休 業 損 害 精 神 的 損 害 およびその 他 の 損 害 とする なお 臓 器 の 移 植 に 関 する 法 律 ( 平 成 9 年 法 律 第 104 号 ) 第 6 条 ( 臓 器 の 摘 出 )の 規 定 によって 同 条 第 4 項 で 定 める 医 師 により 脳 死 した 者 の 身 体 との 判 定 を 受 けた 後 当 該 身 体 への 処 置 がされた 場 合 であって 当 該 処 置 が 同 法 附 則 第 11 条 に 定 める 医 療 給 付 関 係 各 法 の 規 定 に 基 づく 医 療 の 給 付 としてされたものとみなされる 処 置 ( 注 2 )であるときは 当 該 処 置 に 伴 い 生 じた 損 害 を 含 む 11 ( 注 1 ) 救 助 捜 索 費 治 療 関 係 費 その 他 の 費 用 をいう ( 注 2 ) 医 療 給 付 関 係 各 法 の 適 用 がない 場 合 は 医 療 給 付 関 係 各 法 の 適 用 があれば 医 療 の 給 付 としてされたものとみなされる 処 置 を 含 む 損 害 の 種 類 1. 積 極 損 害 ( 1 ) 救 助 捜 索 費 ( 2 ) 治 療 関 係 費 支 払 保 険 金 の 額 等 被 保 険 者 を 救 助 または 捜 索 するための 費 用 をい い 社 会 通 念 上 必 要 かつ 妥 当 な 実 費 とする 1 応 急 手 当 費 2 護 送 費 被 保 険 者 の 応 急 手 当 に 要 した 緊 急 欠 くことのできない 費 用 をいい 必 要 かつ 妥 当 な 実 費 とする 被 保 険 者 を 事 故 発 生 場 所 から 医 療 機 関 まで 護 送 するために 要 した 費 用 をいい 必 要 かつ 妥 当 な 実 費 とする 3 診 察 費 必 要 かつ 妥 当 な 実 費 とする および 施 術 料 4 通 院 費 被 保 険 者 が 通 院 転 院 入 院 退 転 院 費 院 に 要 した 費 用 をいい 社 会 通 念 上 退 院 費 必 要 かつ 妥 当 な 実 費 とする 5 看 護 料 原 則 として 医 師 がその 療 養 上 必 要 と 認 めた 場 合 に 限 り 下 記 による 6 入 院 中 の 諸 雑 費 7 義 肢 等 の 費 用 8 診 断 書 等 の 費 用 ア. 厚 生 労 働 大 臣 の 許 可 を 受 けた 家 政 婦 会 の 紹 介 による 家 政 婦 が 看 護 した 場 合 イ. 近 親 者 等 が 看 護 した 場 合 厚 生 労 働 大 臣 の 許 可 を 受 けた 家 政 婦 会 の 料 金 ( 注 )とする ( 注 ) 食 費 を 含 む (ア) 入 院 看 護 をした 場 合 は 1 日 につき 4,100 円 とする (イ) 医 師 の 指 示 により 入 院 看 護 にかえて 自 宅 看 護 をした 場 合 は 1 日 につき2,050 円 と する (ウ) 被 保 険 者 が 幼 児 または 歩 行 困 難 な 者 で 年 齢 傷 害 の 部 位 程 度 等 により 通 院 に 付 添 が 必 要 と 認 めら れる 場 合 は 1 日 に つき2,050 円 とする 療 養 に 直 接 必 要 のある 諸 物 品 の 購 入 費 または 使 用 料 医 師 の 指 示 により 摂 取 した 栄 養 物 の 購 入 費 通 信 費 等 とし 入 院 1 日 につき1,100 円 とする 傷 害 を 被 った 結 果 医 師 が 義 肢 義 歯 義 眼 眼 鏡 補 聴 器 松 葉 杖 その 他 身 体 の 機 能 を 補 完 するための 用 具 を 必 要 と 認 めた 場 合 に 限 り 必 要 かつ 妥 当 な 実 費 とする 必 要 かつ 妥 当 な 実 費 とする
2. 休 業 損 害 ( 3 )その 他 の 費 用 上 記 ( 1 )および( 2 ) 以 外 の 損 害 については 事 故 との 相 当 因 果 関 係 の 範 囲 内 で 社 会 通 念 上 必 要 かつ 妥 当 な 実 費 とする 受 傷 により 収 入 ( 注 )の 減 少 が 生 じた 場 合 減 収 額 に 応 じ て 支 払 うものとし 原 則 として 下 記 の 算 式 による なお 被 保 険 者 が 所 属 または 勤 務 する 企 業 等 の 損 害 は 対 象 とならない ( 注 ) 専 ら 被 保 険 者 本 人 の 労 働 の 対 価 として 得 ているものを いう ( 1 ) 有 職 者 の 場 合 下 記 の 算 定 方 法 による ただし 1 日 あたりの 収 入 額 が5,700 円 を 下 回 る 場 合 およびその 額 の 立 証 が 困 難 な 場 合 は 1 日 につき5,700 円 とする 対 象 休 業 日 数 は 実 休 業 日 数 を 基 準 とし 被 保 険 者 の 傷 害 の 態 様 実 治 療 日 数 等 を 勘 案 して 治 療 期 間 の 範 囲 内 で 決 定 する 1 給 与 所 得 者 事 故 直 前 3 か 月 間 の 月 例 給 与 等 対 象 休 業 日 数 90 日 ア. 事 故 直 前 3 か 月 間 の 月 例 給 与 等 は 雇 用 主 が 作 成 した 休 業 損 害 証 明 書 における 3 か 月 の 月 例 給 与 の 本 給 及 び 付 加 給 の 合 計 額 とする た だし 事 故 前 年 度 の 源 泉 徴 収 票 に 記 載 された 年 収 額 から 確 認 される 3 か 月 相 当 分 の 額 を 限 度 とする イ. 賞 与 等 について 現 実 に 生 じた 収 入 の 減 少 があればその 額 を 含 める ウ. 本 給 の 一 部 が 支 給 されている 場 合 について は 上 記 金 額 から 対 象 休 業 日 数 に 対 応 する 期 間 に 対 して 現 に 支 給 された 額 を 差 し 引 く エ. 役 員 報 酬 は 原 則 として 対 象 としない た だし 専 ら 被 保 険 者 本 人 の 労 働 の 対 価 として 得 ている 給 与 と 同 一 視 しうるものは 給 与 に 含 める 2 商 工 鉱 業 者 農 林 漁 業 者 等 事 業 所 得 者 および 家 業 従 事 者 事 故 前 1 か 年 間 の 収 入 額 必 要 経 費 寄 与 率 対 象 休 業 日 数 365 日 ア. 過 去 1 年 間 の 収 入 額 および 必 要 経 費 は 被 保 険 者 本 人 についての 事 故 前 1 か 年 間 の 収 入 額 お よび 必 要 経 費 とし 確 定 申 告 書 または 市 町 村 に よる 課 税 証 明 等 の 公 的 な 税 務 資 料 により 確 認 さ れた 額 とする ただし 公 的 な 税 務 資 料 による 確 認 が 困 難 である 場 合 には 収 入 を 証 明 するそ の 他 の 資 料 に 基 づき 付 表 4 に 定 める 年 齢 別 平 均 給 与 額 を 上 限 として 決 定 する イ. 寄 与 率 は 被 保 険 者 の 収 入 が 事 業 収 入 同 一 事 業 に 従 事 する 家 族 総 収 入 等 として 計 上 さ れている 場 合 には 総 収 入 に 対 する 本 人 の 寄 与 している 割 合 とする 3 自 由 業 者 事 故 前 1か 年 間 の 収 入 額 ( 固 定 給 を 除 く) 必 要 経 費 対 象 休 業 日 数 365 日 ( 2 ) 家 事 従 事 者 の 場 合 過 去 1 か 年 間 の 収 入 額 必 要 経 費 については 2 商 工 鉱 業 者 農 林 漁 業 者 等 事 業 所 得 者 および 家 業 従 事 者 に 準 ずる 4 アルバイト パートタイマー 事 故 直 前 3 か 月 間 の 月 例 給 与 等 対 象 休 業 日 数 90 日 ア. 就 労 日 数 が 極 めて 少 ない 場 合 には 雇 用 契 約 書 等 の 立 証 書 類 に 基 づき 決 定 する イ. 休 業 日 数 が 特 定 できない 場 合 には 次 の 方 法 で 対 象 休 業 日 数 を 算 出 する 事 故 直 前 3 か 月 間 の 就 労 日 数 90 日 休 業 した 期 間 の 延 べ 日 数 ウ. 家 業 の 手 伝 いを 行 っているが 上 記 2の 家 業 従 事 者 に 該 当 する 収 入 がない 場 合 には 支 払 対 象 とならない 現 実 に 家 事 に 従 事 できなかった 日 数 に 対 して 1 日 につき5,700 円 とする なお 代 替 労 力 を 利 用 した 場 合 は 休 業 損 害 に 替 えて 代 替 労 力 の 利 用 に 要 した 必 要 かつ 妥 当 な 実 費 とする ( 3 ) 無 職 者 金 利 生 活 者 地 主 家 主 恩 給 年 金 生 活 者 幼 児 学 生 または 生 活 保 護 法 の 被 保 険 者 等 の 現 実 に 労 働 の 対 価 としての 収 入 のない 者 の 場 合 は 支 払 対 象 とならない 3. 精 神 的 付 表 1 による 損 害 4.その 他 の 損 害 上 記 1.から 3. 以 外 の 傷 害 による 損 害 は 社 会 通 念 上 必 要 かつ 妥 当 な 実 費 とする 第 ₂ 後 遺 障 害 による 損 害 後 遺 障 害 による 損 害 は 逸 失 利 益 精 神 的 損 害 将 来 の 介 護 料 およびその 他 の 損 害 とする なお 後 遺 障 害 の 等 級 は 別 表 1 年 齢 別 平 均 給 与 額 は 付 表 4 による 損 害 の 種 類 1. 逸 失 利 益 支 払 保 険 金 の 額 等 被 保 険 者 に 後 遺 障 害 が 残 存 したことによって 労 働 能 力 を 喪 失 した 結 果 生 じた 得 べかりし 経 済 的 利 益 の 損 失 とし 原 則 として 下 記 の( 1 )および( 2 )に 従 い 次 の 算 式 で 計 算 する 収 入 額 労 働 能 力 喪 失 率 ( 1 ) 被 保 険 者 区 分 別 逸 失 利 益 計 算 方 法 労 働 能 力 喪 失 期 間 に 対 応 す るライプニッツ 係 数 1 家 事 従 事 者 以 外 の 有 職 者 下 記 のいずれか 高 い 額 とする ア. 現 実 収 入 額 イ. 労 働 能 力 喪 失 率 年 齢 別 労 働 能 力 平 均 給 喪 失 率 与 額 労 働 能 力 喪 失 期 間 に 対 応 するライプ ニッツ 係 数 労 働 能 力 喪 失 期 間 に 対 応 するライプ ニッツ 係 数 ただし 年 齢 別 平 均 給 与 額 が 全 年 齢 平 均 給 与 額 を 下 回 る 場 合 で 労 働 能 力 喪 失 期 間 中 の 各 年 の 年 齢 別 平 均 給 与 額 のうち 全 年 齢 平 均 給 与 額 を 上 回 る 12
( 2 ) 収 入 額 労 働 能 力 喪 失 率 喪 失 期 間 中 間 利 息 控 除 方 法 ものがある 場 合 には 年 齢 別 平 均 給 与 額 に 替 えて 全 年 齢 平 均 給 与 額 とする 2 家 事 従 事 者 および18 歳 以 上 の 学 生 年 齢 別 労 働 能 力 平 均 給 喪 失 率 与 額 労 働 能 力 喪 失 期 間 に 対 応 するライプ ニッツ 係 数 ただし 年 齢 別 平 均 給 与 額 が 全 年 齢 平 均 給 与 額 を 下 回 る 場 合 で 労 働 能 力 喪 失 期 間 中 の 各 年 の 年 齢 別 平 均 給 与 額 のうち 全 年 齢 平 均 給 与 額 を 上 回 る ものがある 場 合 には 年 齢 別 平 均 給 与 額 に 替 えて 全 年 齢 平 均 給 与 額 とする 3 幼 児 および18 歳 未 満 の 学 生 全 年 齢 労 働 能 力 平 均 給 喪 失 率 与 額 労 働 能 力 喪 失 期 間 に 対 応 するライプ ニッツ 係 数 4 身 体 精 神 に 特 別 異 常 がなく 十 分 働 く 意 思 と 能 力 を 有 している 無 職 者 下 記 のいずれか 高 い 額 とする ア. 18 歳 平 労 働 能 力 均 給 与 喪 失 率 額 イ. 年 齢 別 平 均 給 労 働 能 力 与 額 の 喪 失 率 50% 労 働 能 力 喪 失 期 間 に 対 応 するライプ ニッツ 係 数 労 働 能 力 喪 失 期 間 に 対 応 するライプ ニッツ 係 数 上 記 ( 1 )の 算 式 における 収 入 額 労 働 能 力 喪 失 率 労 働 能 力 喪 失 期 間 およびライプニッツ 係 数 は 下 記 のとおりとする 1 収 入 額 2 労 働 能 力 喪 失 率 ア. 現 実 収 入 額 は 事 故 前 1 か 年 間 または 後 遺 障 害 確 定 前 1 か 年 間 に 労 働 の 対 価 として 得 た 収 入 額 の いずれか 高 い 額 とし 確 定 申 告 書 または 市 町 村 による 課 税 証 明 等 の 公 的 な 税 務 資 料 により 確 認 された 額 とする ただし 事 故 前 年 度 の 収 入 に 極 端 な 減 収 増 収 があった 場 合 は 実 態 を 把 握 し 認 定 する また 公 的 な 税 務 資 料 による 確 認 が 困 難 である 場 合 には 収 入 を 証 明 するその 他 の 資 料 に 基 づき 付 表 4 に 定 める 年 齢 別 平 均 給 与 額 を 上 限 として 決 定 する イ. 年 齢 別 平 均 給 与 額 および 18 歳 平 均 給 与 額 および 全 年 齢 平 均 給 与 額 は 付 表 4 による 障 害 の 部 位 程 度 被 保 険 者 の 年 齢 現 実 の 減 収 額 将 来 の 収 入 の 蓋 然 性 等 を 勘 案 して 決 定 する ただし 付 表 2 に 定 める 各 等 級 に 対 応 する 喪 失 率 を 上 限 とする 2. 精 神 的 損 害 3. 将 来 の 介 護 料 3 労 働 能 力 喪 失 期 間 4 ライプ ニッツ 係 数 障 害 の 部 位 程 度 被 保 険 者 の 年 齢 現 実 の 減 収 額 将 来 の 収 入 の 蓋 然 性 等 を 勘 案 して 決 定 する ただし 付 表 5 に 定 める 就 労 可 能 年 数 の 範 囲 内 とする 労 働 能 力 喪 失 期 間 ( 年 数 )に 対 応 するライプニッツ 係 数 は 付 表 3 に よる 後 遺 障 害 等 級 別 に 下 記 の 金 額 とする 第 1 級 1,500 万 円 第 8 級 346 万 円 第 2 級 1,300 万 円 第 9 級 260 万 円 第 3 級 1,100 万 円 第 10 級 195 万 円 第 4 級 793 万 円 第 11 級 140 万 円 第 5 級 660 万 円 第 12 級 95 万 円 第 6 級 544 万 円 第 13 級 59 万 円 第 7 級 442 万 円 第 14 級 32 万 円 ただし 第 1 級 第 2 級 および 第 3 級 に 該 当 する 者 で 父 母 配 偶 者 子 のいずれもいない 場 合 は 第 1 級 1,260 万 円 第 2 級 1,088 万 円 第 3 級 932 万 円 とする 将 来 の 介 護 料 は 後 遺 障 害 の 症 状 固 定 後 に 生 ずる 看 護 または 監 視 にかかわる 費 用 とし 下 記 のとおり 算 定 する ( 1 ) 別 表 1 に 掲 げる 後 遺 障 害 等 級 表 の 1.の 第 1 級 に 該 当 す る 後 遺 障 害 者 で かつ 終 日 寝 たきり 四 肢 の 麻 痺 または 知 的 機 能 の 低 下 により 常 に 介 護 を 要 すると 認 められる 場 合 1 介 護 料 1 か 月 につき13 万 円 とする 2 支 払 方 法 3 介 護 期 間 4 ライプ ニッツ 係 数 原 則 として 下 記 ア.による ただし 障 害 の 態 様 医 師 の 診 断 等 に 照 らし 一 時 金 による 支 払 が 適 当 でない 場 合 には イ.による ア. 一 時 金 による 支 払 イ. 定 期 金 による 支 払 介 護 料 に 介 護 期 間 に 対 応 するライ プニッツ 係 数 を 乗 じて 算 出 した 額 を 一 時 金 として 支 払 う 後 遺 障 害 の 症 状 固 定 日 から 6 か 月 毎 に 常 に 介 護 を 要 する 状 態 が 継 続 する 限 り 介 護 料 を 定 期 金 として 支 払 う 障 害 の 態 様 医 師 の 診 断 等 を 勘 案 し 付 表 6 に 定 める 平 均 余 命 の 範 囲 内 で 決 定 する 介 護 期 間 に 対 応 するライプニッツ 係 数 は 付 表 3 による ( 2 ) 別 表 1 に 掲 げる 後 遺 障 害 等 級 表 の 1.もしくは 同 表 の 2.の 第 1 級 第 2 級 または 同 表 の 2.の 第 3 級 3もしく は4に 該 当 する 後 遺 障 害 者 で かつ 随 時 介 護 を 要 すると 認 められる 場 合 1 介 護 料 1 か 月 につき 6 万 5 千 円 とする 2 支 払 方 法 3 介 護 期 間 4 ライプ ニッツ 係 数 介 護 料 に 介 護 期 間 に 対 応 するライプニッツ 係 数 を 乗 じて 算 出 した 額 を 一 時 金 として 支 払 う 障 害 の 態 様 医 師 の 診 断 等 を 勘 案 し 付 表 6 に 定 める 平 均 余 命 の 範 囲 内 で 決 定 する 介 護 期 間 に 対 応 するライプニッツ 係 数 は 付 表 3 による 13
4.その 他 の 損 害 上 記 1.から 3. 以 外 の 後 遺 障 害 による 損 害 は 社 会 通 念 上 必 要 かつ 妥 当 な 実 費 とし 200 万 円 を 限 度 とする 第 ₃ 死 亡 による 損 害 死 亡 による 損 害 は 葬 祭 費 逸 失 利 益 精 神 的 損 害 およびその 他 の 損 害 と する 損 害 の 種 類 支 払 保 険 金 の 額 等 1. 葬 祭 費 80 万 円 とする ただし 立 証 資 料 等 により80 万 円 を 超 える ことが 明 らかな 場 合 は 120 万 円 を 限 度 に 実 費 とする 2. 逸 失 利 益 被 保 険 者 が 死 亡 したことによって 労 働 能 力 を 喪 失 した 結 果 生 じた 得 べかりし 経 済 的 利 益 の 損 失 とし 下 記 の( 1 )お よび( 2 )に 従 い 次 の 算 式 で 計 算 する 就 労 可 能 年 数 に 対 応 す ( 収 入 額 - 生 活 費 ) るライプニッツ 係 数 (1) 被 保 険 者 区 分 別 逸 失 利 益 計 算 方 法 1 家 事 従 事 者 以 外 の 有 職 者 2 家 事 従 事 者 およ び18 歳 以 上 の 学 生 3 幼 児 お よび18 歳 未 満 の 学 生 4 上 記 1 2 3 以 外 の 者 で 十 分 働 く 意 思 と 能 力 を 有 し ている 無 職 者 下 記 のいずれか 高 い 額 とする ア. ( 現 実 収 入 額 生 活 費 ) イ. ( 年 齢 別 平 均 給 与 額 生 活 費 ) 就 労 可 能 年 数 に 対 応 す るライプニッツ 係 数 就 労 可 能 年 数 に 対 応 す るライプニッツ 係 数 ただし 年 齢 別 平 均 給 与 額 が 全 年 齢 平 均 給 与 額 を 下 回 る 場 合 で 労 働 能 力 喪 失 期 間 中 の 各 年 の 年 齢 別 平 均 給 与 額 のうち 全 年 齢 平 均 給 与 額 を 上 回 る ものがある 場 合 には 年 齢 別 平 均 給 与 額 に 替 えて 全 年 齢 平 均 給 与 額 とする ( 年 齢 別 平 均 給 与 額 生 活 費 ) 就 労 可 能 年 数 に 対 応 す るライプニッツ 係 数 ただし 年 齢 別 平 均 給 与 額 が 全 年 齢 平 均 給 与 額 を 下 回 る 場 合 で 労 働 能 力 喪 失 期 間 中 の 各 年 の 年 齢 別 平 均 給 与 額 のうち 全 年 齢 平 均 給 与 額 を 上 回 る ものがある 場 合 には 年 齢 別 平 均 給 与 額 に 替 えて 全 年 齢 平 均 給 与 額 とする ( 全 年 齢 平 均 給 与 額 生 活 費 ) 下 記 のいずれか 高 い 額 とする ア. (18 歳 平 均 給 与 額 生 活 費 ) イ. ( 年 齢 別 平 均 給 与 額 の50% 生 活 費 ) 就 労 可 能 年 数 に 対 応 す るライプニッツ 係 数 就 労 可 能 年 数 に 対 応 す るライプニッツ 係 数 就 労 可 能 年 数 に 対 応 す るライプニッツ 係 数 ( 2 ) 収 入 額 生 活 費 就 労 可 能 年 数 中 間 利 息 控 除 方 法 上 記 ( 1 )の 算 式 における 収 入 額 生 活 費 就 労 可 能 年 数 およびライプニッツ 係 数 は 下 記 のとおりとする 1 収 入 額 ア. 現 実 収 入 額 は 事 故 前 1 か 年 間 に 労 働 の 対 価 として 得 た 収 入 額 とし 確 定 申 告 書 または 市 町 村 による 課 税 証 明 等 の 公 的 な 税 務 資 料 によ り 確 認 された 額 とする ただし 事 故 前 年 度 の 収 入 に 極 端 な 減 収 増 収 があった 場 合 は 実 態 を 把 握 し 認 定 する また 公 的 な 税 務 資 料 によ る 確 認 が 困 難 である 場 合 には 収 入 を 証 明 する その 他 の 資 料 に 基 づき 付 表 4 に 定 める 年 齢 別 平 均 給 与 額 を 上 限 として 決 定 する イ. 年 齢 別 平 均 給 与 額 18 歳 平 均 給 与 額 お よび 全 年 齢 平 均 給 与 額 は 付 表 4 による 2 生 活 費 生 活 費 は 被 扶 養 者 ( 注 )の 人 数 に 応 じて 収 入 額 に 対 する 下 記 の 割 合 の 額 とする ( 注 ) 被 保 険 者 に 現 実 に 扶 養 されていた 者 をいう 以 下 同 じ ア. 被 扶 養 者 がない 場 合 50% イ. 被 扶 養 者 が 1 人 の 場 合 40% ウ. 被 扶 養 者 が 2 人 の 場 合 35% エ. 被 扶 養 者 が 3 人 以 上 の 場 合 30% 3 就 労 可 就 労 可 能 年 数 は 付 表 5 による 能 年 数 4 ライプ 就 労 可 能 年 数 に 対 応 するライプニッツ 係 数 は ニッツ 係 数 付 表 5 による 3. 精 神 的 損 害 被 保 険 者 の 属 性 別 に 下 記 の 金 額 とする 被 保 険 者 の 属 性 金 額 1 被 保 険 者 が 一 家 の 支 柱 である 場 合 1,700 万 円 2 被 保 険 者 が18 歳 未 満 である 場 合 ( 有 職 者 を 除 きます ) 1,450 万 円 3 被 保 険 者 が 高 齢 者 (65 歳 以 上 )で ある 場 合 1,400 万 円 4 被 保 険 者 が 上 記 以 外 の 場 合 1,450 万 円 4.その 他 の 損 害 上 記 1.から 3. 以 外 の 死 亡 による 損 害 は 社 会 通 念 上 必 要 かつ 妥 当 な 実 費 とする 付 表 ₁ 傷 害 による 精 神 的 損 害 額 1. 傷 害 による 精 神 的 損 害 額 は 下 記 の 金 額 とする 入 院 1 日 につき8,400 円 通 院 1 日 につき4,200 円 とする 入 院 対 象 日 数 は 実 際 に 入 院 治 療 を 受 けた 日 数 とする 通 院 対 象 日 数 は 期 間 区 分 ごとの 総 日 数 ( 注 1 )から 入 院 対 象 日 数 を 差 し 引 いた 日 数 の 範 囲 内 で 実 治 療 日 数 の 2 倍 を 上 限 とした 妥 当 な 日 数 とす る なお 骨 折 の 傷 害 を 被 った 部 位 を 固 定 するために 次 のいずれかに 該 当 するギプス 等 を 医 師 の 治 療 により 常 時 装 着 した 場 合 は その 装 着 日 数 を 実 治 療 日 数 に 含 める せき ( 1 ) 長 管 骨 ( 注 2 )の 骨 折 または 脊 柱 の 骨 折 によるギプス 等 (2) 長 管 骨 に 接 続 する 三 大 関 節 部 分 の 骨 折 で 長 管 骨 部 分 も 含 めたギプス 等 ( 注 1 ) 治 療 最 終 日 の 属 する 期 間 区 分 においては 治 療 最 終 日 までの 日 数 をいう とう たい けい ひ ( 注 2 ) 上 腕 骨 橈 骨 尺 骨 大 腿 骨 脛 骨 および 腓 骨 をいう 以 下 同 様 とする ただし 各 期 間 区 分 ごとの 入 院 対 象 日 数 および 通 院 対 象 日 数 にそれぞれ 下 表 の 割 合 を 乗 じて 計 算 する 期 間 区 分 割 合 事 故 日 から 3 か 月 以 内 100% 14
15 事 故 日 から 3 か 月 超 6 か 月 以 内 75% 事 故 日 から 6 か 月 超 9 か 月 以 内 45% 事 故 日 から 9 か 月 超 13か 月 以 内 25% 事 故 日 から13か 月 超 15% 2. 妊 婦 が 胎 児 を 死 産 または 流 産 ( 人 工 流 産 を 含 む )した 場 合 は 1.の 金 額 に 下 表 の 金 額 を 加 える 妊 娠 月 数 ( 週 数 ) 金 額 3 か 月 (12 週 ) 以 内 30 万 円 4 か 月 (13 週 ) 以 上 6 か 月 (24 週 ) 以 内 50 万 円 7 か 月 (25 週 ) 以 上 80 万 円 付 表 ₂ 労 働 能 力 喪 失 率 表 障 害 等 級 労 働 能 力 喪 失 率 第 1 級 100/100 第 2 級 100/100 第 3 級 100/100 第 4 級 92/100 第 5 級 79/100 第 6 級 67/100 第 7 級 56/100 第 8 級 45/100 第 9 級 35/100 第 10 級 27/100 第 11 級 20/100 第 12 級 14/100 第 13 級 9/100 第 14 級 5/100 付 表 ₃ ライプニッツ 係 数 表 期 間 ライプニッツ 係 数 期 間 ライプニッツ 係 数 年 年 1 0.952 35 16.374 2 1.859 36 16.547 3 2.723 37 16.711 4 3.546 38 16.868 5 4.329 39 17.017 6 5.076 40 17.159 7 5.786 41 17.294 8 6.463 42 17.423 9 7.108 43 17.546 10 7.722 44 17.663 11 8.306 45 17.774 12 8.863 46 17.880 13 9.394 47 17.981 14 9.899 48 18.077 15 10.380 49 18.169 16 10.838 50 18.256 17 11.274 51 18.339 18 11.690 52 18.418 19 12.085 53 18.493 20 12.462 54 18.565 21 12.821 55 18.633 22 13.163 56 18.699 23 13.489 57 18.761 24 13.799 58 18.820 25 14.094 59 18.876 26 14.375 60 18.929 27 14.643 61 18.980 28 14.898 62 19.029 29 15.141 63 19.075 30 15.372 64 19.119 31 15.593 65 19.161 32 15.803 66 19.201 33 16.003 67 19.239 34 16.193 ( 注 ) 幼 児 および18 歳 未 満 の 学 生 無 職 者 の 後 遺 障 害 による 逸 失 利 益 を 算 定 するに 当 たり 労 働 能 力 喪 失 期 間 の 終 期 が18 歳 を 超 える 場 合 の 係 数 は 終 期 までの 年 数 に 対 応 する 係 数 から 就 労 の 始 期 (18 歳 )までの 年 数 に 対 応 する 係 数 を 差 し 引 いて 算 出 する ( 例 )10 歳 労 働 能 力 喪 失 期 間 20 年 の 場 合 12.462(20 年 の 係 数 )-6.463 ( 8 年 の 係 数 )=5.999 付 表 ₄ 年 齢 別 平 均 給 与 額 表 ( 平 均 月 額 ) 年 齢 男 子 女 子 年 齢 男 子 女 子 歳 円 円 歳 円 円 全 年 齢 平 均 給 与 額 415,400 275,100 18 187,400 169,600 43 478,300 301,000 19 199,800 175,800 44 482,000 298,800 20 219,800 193,800 45 485,600 296,500 21 239,800 211,900 46 489,300 294,300 22 259,800 230,000 47 492,900 292,000 23 272,800 238,700 48 495,500 291,800 24 285,900 247,400 49 498,100 291,700 25 298,900 256,000 50 500,700 291,600 26 312,000 264,700 51 503,300 291,400 27 325,000 273,400 52 505,800 291,300 28 337,300 278,800 53 500,700 288,500 29 349,600 284,100 54 495,500 285,600 30 361,800 289,400 55 490,300 282,800 31 374,100 294,700 56 485,200 280,000 32 386,400 300,100 57 480,000 277,200 33 398,000 301,900 58 455,400 269,000 34 409,600 303,700 59 430,900 260,900 35 421,300 305,500 60 406,300 252,700 36 432,900 307,300 61 381,700 244,500 37 444,500 309,100 62 357,200 236,400 38 450,500 307,900 63 350,100 236,400 39 456,600 306,800 64 343,000 236,400 40 462,600 305,600 65 336,000 236,500 41 468,600 304,500 66 328,900 236,500 42 474,700 303,300 67 321,800 236,500 68 314,800 236,600 付 表 ₅ 死 亡 時 の 年 齢 別 就 労 可 能 年 数 とライプニッツ 係 数 [ 1 ]18 歳 未 満 の 者 に 適 用 する 表 年 幼 児 学 生 働 く 意 思 と 齢 有 職 者 能 力 を 有 する 者 就 労 可 能 年 数 ライプニッツ 係 数 就 労 可 能 年 数 ライプニッツ 係 数 歳 年 年 0 49 7.549 67 19.239 1 49 7.927 66 19.201 2 49 8.323 65 19.161 3 49 8.739 64 19.119 4 49 9.176 63 19.075 5 49 9.635 62 19.029 6 49 10.117 61 18.980 7 49 10.623 60 18.929 8 49 11.154 59 18.876 9 49 11.712 58 18.820 10 49 12.297 57 18.761 11 49 12.912 56 18.699 12 49 13.558 55 18.633 13 49 14.236 54 18.565 14 49 14.947 53 18.493 15 49 15.695 52 18.418 16 49 16.480 51 18.339 17 49 17.304 50 18.256 ( 注 ) 幼 児 18 歳 未 満 の 学 生 および 働 く 意 思 と 能 力 を 有 する 者 ( 有 職 者 家 事 従 事 者 18 歳 以 上 の 学 生 以 外 )の 場 合 の 就 労 可 能 年 数 およびライプニ ッツ 係 数 は 下 記 ( 例 )に 準 じて 計 算 する ( 例 ) 3 歳 の 幼 児 の 場 合 ( 1 ) 就 労 の 終 期 (67 歳 )までの 年 数 64 年 ( 67 年 -3 年 )に 対 応 する 係 数 19.119 ( 2 ) 就 労 の 始 期 (18 歳 )までの 年 数 15 年 ( 18 年 -3 年 )に 対 応 する 係 数
10.380 ( 3 ) 就 労 可 能 年 数 49 年 ( 64 年 -15 年 ) ( 4 ) 適 用 する 係 数 8.739(19.119-10.380) [ 2 ]18 歳 以 上 の 者 に 適 用 する 表 年 齢 就 労 可 能 年 数 ライプニッツ 係 数 年 齢 就 労 可 能 年 数 ライプニッツ 係 数 歳 年 歳 年 18 49 18.169 56 13 9.394 19 48 18.077 57 13 9.394 20 47 17.981 58 12 8.863 21 46 17.880 59 12 8.863 22 45 17.774 60 12 8.863 23 44 17.663 61 11 8.306 24 43 17.546 62 11 8.306 25 42 17.423 63 10 7.722 26 41 17.294 64 10 7.722 27 40 17.159 65 10 7.722 28 39 17.017 66 9 7.108 29 38 16.868 67 9 7.108 30 37 16.711 68 8 6.463 31 36 16.547 69 8 6.463 32 35 16.374 70 8 6.463 33 34 16.193 71 7 5.786 34 33 16.003 72 7 5.786 35 32 15.803 73 7 5.786 36 31 15.593 74 6 5.076 37 30 15.372 75 6 5.076 38 29 15.141 76 6 5.076 39 28 14.898 77 5 4.329 40 27 14.643 78 5 4.329 41 26 14.375 79 5 4.329 42 25 14.094 80 5 4.329 43 24 13.799 81 4 3.546 44 23 13.489 82 4 3.546 45 22 13.163 83 4 3.546 46 21 12.821 84 4 3.546 47 20 12.462 85 3 2.723 48 19 12.085 86 3 2.723 49 18 11.690 87 3 2.723 50 17 11.274 88 3 2.723 51 16 10.838 89 3 2.723 52 15 10.380 90 3 2.723 53 14 9.899 91 ~ 2 1.859 54 14 9.899 101 ~ 1 0.952 55 14 9.899 付 表 ₆ 第 20 回 生 命 表 による 平 均 余 命 ( 単 位 : 年 ) 0 歳 1 歳 2 歳 3 歳 4 歳 5 歳 6 歳 7 歳 8 歳 9 歳 男 78.56 77.79 76.83 75.85 74.87 73.88 72.89 71.90 70.91 69.92 女 85.52 84.73 83.76 82.78 81.80 80.81 79.81 78.82 77.83 76.84 10 歳 11 歳 12 歳 13 歳 14 歳 15 歳 16 歳 17 歳 18 歳 19 歳 男 68.93 67.93 66.94 65.95 64.96 63.97 62.98 62.00 61.02 60.05 女 75.84 74.85 73.85 72.86 71.86 70.87 69.88 68.89 67.90 66.91 20 歳 21 歳 22 歳 23 歳 24 歳 25 歳 26 歳 27 歳 28 歳 29 歳 男 59.08 58.11 57.14 56.18 55.22 54.25 53.29 52.32 51.36 50.39 女 65.93 64.95 63.96 62.98 62.00 61.02 60.04 59.06 58.08 57.10 30 歳 31 歳 32 歳 33 歳 34 歳 35 歳 36 歳 37 歳 38 歳 39 歳 男 49.43 48.47 47.50 46.54 45.58 44.62 43.67 42.71 41.76 40.81 女 56.12 55.14 54.16 53.18 52.21 51.23 50.26 49.29 48.32 47.35 40 歳 41 歳 42 歳 43 歳 44 歳 45 歳 46 歳 47 歳 48 歳 49 歳 男 39.86 38.92 37.98 37.04 36.11 35.18 34.26 33.35 32.44 31.53 女 46.38 45.42 44.45 43.49 42.53 41.57 40.62 39.67 38.72 37.78 50 歳 51 歳 52 歳 53 歳 54 歳 55 歳 56 歳 57 歳 58 歳 59 歳 男 30.63 29.74 28.86 27.98 27.11 26.25 25.40 24.56 23.73 22.91 女 36.84 35.90 34.97 34.04 33.12 32.20 31.28 30.37 29.46 28.56 60 歳 61 歳 62 歳 63 歳 64 歳 65 歳 66 歳 67 歳 68 歳 69 歳 男 22.09 21.28 20.48 19.69 18.91 18.13 17.36 16.59 15.84 15.11 女 27.66 26.75 25.86 24.97 24.08 23.19 22.32 21.45 20.58 19.73 70 歳 71 歳 72 歳 73 歳 74 歳 75 歳 76 歳 77 歳 78 歳 79 歳 男 14.39 13.69 13.01 12.35 11.70 11.07 10.46 9.87 9.30 8.75 女 18.88 18.05 17.22 16.41 15.62 14.83 14.06 13.30 12.56 11.84 80 歳 81 歳 82 歳 83 歳 84 歳 85 歳 86 歳 87 歳 88 歳 89 歳 男 8.22 7.71 7.22 6.76 6.31 5.89 5.50 5.12 4.78 4.45 女 11.13 10.45 9.79 9.16 8.56 7.99 7.44 6.92 6.43 5.97 90 歳 91 歳 92 歳 93 歳 94 歳 95 歳 96 歳 97 歳 98 歳 99 歳 男 4.15 3.87 3.61 3.37 3.14 2.93 2.74 2.56 2.39 2.23 女 5.53 5.13 4.75 4.39 4.07 3.77 3.49 3.22 2.98 2.75 100 歳 101 歳 102 歳 103 歳 104 歳 105 歳 106 歳 107 歳 108 歳 109 歳 男 2.08 1.95 1.82 1.70 1.59 1.49 1.39 1.30 1.22 1.14 女 2.54 2.34 2.16 2.00 1.84 1.70 1.56 1.44 1.33 1.22 110 歳 111 歳 112 歳 113 歳 114 歳 男 1.07 1.00 女 1.12 1.04 0.96 0.88 0.82 ( 注 ) 関 節 などの 説 明 図 第 ₃ 章 搭 乗 者 傷 害 条 項 < 用 語 の 定 義 > この 搭 乗 者 傷 害 条 項 において 次 の 用 語 の 意 味 は それぞれ 次 の 定 義 に よります 用 語 医 学 的 他 覚 所 見 医 師 介 護 を 必 要 とす ると 認 められる 場 合 定 義 理 学 的 検 査 神 経 学 的 検 査 臨 床 検 査 画 像 検 査 等 に より 認 められる 異 常 所 見 をいいます 次 のいずれかに 該 当 する 者 であって 被 保 険 者 以 外 の 者 をいいます 1 医 師 法 ( 昭 和 23 年 法 律 第 201 号 )に 定 める 医 師 2 歯 科 医 師 法 ( 昭 和 23 年 法 律 第 202 号 )に 定 める 歯 科 医 師 3 日 本 国 外 において 被 保 険 者 が 診 察 治 療 または 診 断 を 受 けた 場 合 には その 地 および 時 における1ま たは2の 者 に 相 当 する 資 格 を 有 する 者 身 体 上 または 精 神 上 の 障 害 があるために 入 浴 排 せつ 食 事 等 の 日 常 生 活 における 基 本 的 な 動 作 の 全 部 または 一 部 について 常 時 あるいは 随 時 介 護 が 必 要 である 場 合 ま たは 必 要 であると 見 込 まれる 場 合 をいいます 後 遺 障 害 医 師 による 治 療 の 効 果 が 医 学 上 期 待 できない 状 態 で あって 被 保 険 者 の 身 体 に 残 された 症 状 が 将 来 において も 回 復 できない 機 能 の 重 大 な 障 害 に 至 ったものまたは 身 体 の 一 部 の 欠 損 をいいます ただし 被 保 険 者 が 症 状 を 訴 えている 場 合 であっても 当 該 症 状 の 原 因 のいかんを 問 わず それを 裏 付 けるに 足 りる 医 学 的 他 覚 所 見 のない ものを 除 きます 自 動 車 取 扱 業 者 自 動 車 修 理 業 駐 車 場 業 給 油 業 洗 車 業 自 動 車 販 売 業 陸 送 業 運 転 代 行 業 等 自 動 車 を 取 り 扱 うことを 業 として いる 者 をいい これらの 者 の 使 用 人 およびこれらの 者 16
が 法 人 である 場 合 はその 理 事 取 締 役 または 法 人 の 業 務 を 執 行 するその 他 の 機 関 を 含 みます 正 規 の 乗 車 装 置 道 路 運 送 車 両 の 保 安 基 準 ( 昭 和 26 年 運 輸 省 令 第 67 号 以 下 同 様 とします ) 第 20 条 ( 乗 車 装 置 ) 第 1 項 に 定 める 乗 車 人 員 が 動 揺 衝 撃 等 により 転 落 または 転 倒 することなく 安 全 な 乗 車 を 確 保 できるような 構 造 を 備 えた 場 所 をいいます 治 療 医 師 による 治 療 をいいます ただし 被 保 険 者 が 医 師 で ある 場 合 は 被 保 険 者 以 外 の 医 師 による 治 療 をいいます 通 院 医 師 による 治 療 が 必 要 な 場 合 において 病 院 もしくは 診 療 所 に 通 い または 往 診 により 医 師 の 治 療 を 受 ける ことをいいます 入 院 医 師 による 治 療 が 必 要 な 場 合 において 自 宅 等 での 治 療 が 困 難 なため 病 院 または 診 療 所 に 入 り 常 に 医 師 の 管 理 下 において 治 療 に 専 念 することをいいます 保 険 金 死 亡 保 険 金 後 遺 障 害 保 険 金 重 度 後 遺 障 害 特 別 保 険 金 重 度 後 遺 障 害 介 護 費 用 保 険 金 または 医 療 保 険 金 をいいます 被 保 険 自 動 車 保 険 証 券 記 載 の 自 動 車 をいいます 病 院 または 診 療 所 保 険 金 額 17 日 本 国 内 において 医 療 法 ( 昭 和 23 年 法 律 第 205 号 )に 定 める 病 院 または 診 療 所 をいい 日 本 国 外 においてはこれ らと 同 等 の 医 療 施 設 をいいます 保 険 証 券 の 搭 乗 者 傷 害 保 険 欄 に 記 載 された 保 険 金 額 で 被 保 険 者 1 名 ごとに 当 会 社 が 支 払 う 死 亡 保 険 金 および 後 遺 障 害 保 険 金 の 限 度 額 をいいます 第 1 条 ( 保 険 金 を 支 払 う 場 合 ) ( 1 ) 当 会 社 は 被 保 険 者 が 次 のいずれかに 該 当 する 急 激 かつ 偶 然 な 外 来 の 事 故 によってその 身 体 に 被 った 傷 害 に 対 して この 搭 乗 者 傷 害 条 項 およ び 第 5 章 基 本 条 項 に 従 い 保 険 金 を 支 払 います 1 被 保 険 自 動 車 の 運 行 に 起 因 する 事 故 2 被 保 険 自 動 車 の 運 行 中 の 飛 来 中 もしくは 落 下 中 の 他 物 との 衝 突 火 災 爆 発 または 被 保 険 自 動 車 の 落 下 ( 2 )( 1 )の 傷 害 には 身 体 外 部 から 有 毒 ガスまたは 有 毒 物 質 を 偶 然 かつ 一 時 に 吸 入 吸 収 または 摂 取 した 場 合 に 急 激 に 生 ずる 中 毒 症 状 ( 注 )を 含 みます ( 注 ) 継 続 的 に 吸 入 吸 収 または 摂 取 した 結 果 生 ずる 中 毒 症 状 を 除 きます ( 3 )( 1 )の 傷 害 には 次 のいずれかに 該 当 するものを 含 みません 1 日 射 熱 射 または 精 神 的 衝 動 による 障 害 2 被 保 険 者 が 症 状 を 訴 えている 場 合 であってもそれを 裏 付 けるに 足 り る 医 学 的 他 覚 所 見 のないもの 第 2 条 ( 保 険 金 を 支 払 わない 場 合 ) ( 1 ) 当 会 社 は 次 のいずれかに 該 当 する 傷 害 に 対 しては 保 険 金 を 支 払 い ません 1 被 保 険 者 の 故 意 または 重 大 な 過 失 によって 生 じた 傷 害 2 被 保 険 者 が 法 令 に 定 められた 運 転 資 格 を 持 たないで 被 保 険 自 動 車 を 運 転 している 場 合 道 路 交 通 法 ( 昭 和 35 年 法 律 第 105 号 ) 第 65 条 ( 酒 気 帯 び 運 転 等 の 禁 止 ) 第 1 項 に 定 める 酒 気 帯 び 運 転 またはこれに 相 当 する 状 態 で 被 保 険 自 動 車 を 運 転 している 場 合 または 麻 薬 大 麻 あ へん 覚 せい 剤 シンナー 等 の 影 響 により 正 常 な 運 転 ができないおそ れがある 状 態 で 被 保 険 自 動 車 を 運 転 している 場 合 に 生 じた 傷 害 3 被 保 険 者 が 被 保 険 自 動 車 の 使 用 について 正 当 な 権 利 を 有 する 者 の 承 諾 を 得 ないで 被 保 険 自 動 車 に 搭 乗 中 に 生 じた 傷 害 4 被 保 険 者 の 闘 争 行 為 自 殺 行 為 または 犯 罪 行 為 によって 生 じた 傷 害 ( 2 ) 傷 害 が 保 険 金 を 受 け 取 るべき 者 の 故 意 または 重 大 な 過 失 によって 生 じ た 場 合 は 当 会 社 は その 者 の 受 け 取 るべき 金 額 については 保 険 金 を 支 払 いません ( 3 ) 当 会 社 は 平 常 の 生 活 または 平 常 の 業 務 に 支 障 のない 程 度 の 微 傷 に 起 因 する 創 傷 感 染 症 ( 注 )に 対 しては 保 険 金 を 支 払 いません りん ぱ せんえん はいけつしょう は しょうふう たんどく ( 注 ) 丹 毒 淋 巴 腺 炎 敗 血 症 破 傷 風 等 をいいます ( 4 ) 当 会 社 は 次 のいずれかに 該 当 する 事 由 によって 生 じた 傷 害 に 対 して は 保 険 金 を 支 払 いません 1 戦 争 外 国 の 武 力 行 使 革 命 政 権 奪 取 内 乱 武 装 反 乱 その 他 こ れらに 類 似 の 事 変 または 暴 動 ( 注 1 ) 2 地 震 もしくは 噴 火 またはこれらによる 津 波 3 核 燃 料 物 質 ( 使 用 済 燃 料 を 含 みます 以 下 同 様 とします )もしく は 核 燃 料 物 質 によって 汚 染 された 物 ( 原 子 核 分 裂 生 成 物 を 含 みます ) の 放 射 性 爆 発 性 その 他 有 害 な 特 性 の 作 用 またはこれらの 特 性 に 起 因 する 事 故 4 3に 規 定 した 以 外 の 放 射 線 照 射 または 放 射 能 汚 染 5 1から4までの 事 由 に 随 伴 して 生 じた 事 故 またはこれらに 伴 う 秩 序 の 混 乱 に 基 づいて 生 じた 事 故 6 被 保 険 自 動 車 を 競 技 曲 技 ( 注 2 )もしくは 試 験 のために 使 用 する こと または 被 保 険 自 動 車 を 競 技 曲 技 もしくは 試 験 を 行 うことを 目 的 とする 場 所 において 使 用 ( 注 3 )すること 7 被 保 険 自 動 車 に 危 険 物 ( 注 4 )を 業 務 ( 注 5 )として 積 載 すること けん けん または 被 保 険 自 動 車 が 危 険 物 を 業 務 として 積 載 した 被 牽 引 自 動 車 を 牽 引 すること ( 注 1 ) 群 衆 または 多 数 の 者 の 集 団 の 行 動 によって 全 国 または 一 部 の 地 区 において 著 しく 平 穏 が 害 され 治 安 維 持 上 重 大 な 事 態 と 認 められる 状 態 をいいます ( 注 2 ) 競 技 または 曲 技 のための 練 習 を 含 みます 以 下 同 様 とします ( 注 3 ) 救 急 消 防 事 故 処 理 補 修 清 掃 等 のために 使 用 している 場 合 を 除 きます ( 注 4 ) 道 路 運 送 車 両 の 保 安 基 準 第 1 条 ( 用 語 の 定 義 )に 定 める 高 圧 ガス 火 薬 類 もしくは 危 険 物 道 路 運 送 車 両 の 保 安 基 準 の 細 目 を 定 める 告 示 ( 平 成 14 年 国 土 交 通 省 告 示 第 619 号 ) 第 2 条 ( 定 義 ) に 定 める 可 燃 物 または 毒 物 及 び 劇 物 取 締 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 303 号 ) 第 2 条 ( 定 義 )に 定 める 毒 物 もしくは 劇 物 をいいます 以 下 同 様 とします ( 注 5 ) 家 事 を 除 きます 第 3 条 ( 被 保 険 者 の 範 囲 ) ( 1 )この 搭 乗 者 傷 害 条 項 における 被 保 険 者 は 被 保 険 自 動 車 の 正 規 の 乗 車 装 置 に 搭 乗 中 の 者 とします ( 2 )( 1 )の 規 定 にかかわらず 次 のいずれかに 該 当 する 者 は 被 保 険 者 に 含 みません 1 極 めて 異 常 かつ 危 険 な 方 法 で 被 保 険 自 動 車 に 搭 乗 中 の 者 2 業 務 として 被 保 険 自 動 車 を 受 託 している 自 動 車 取 扱 業 者 ( 3 )この 搭 乗 者 傷 害 条 項 の 規 定 は それぞれの 被 保 険 者 ごとに 個 別 に 適 用 します 第 4 条 ( 死 亡 保 険 金 の 支 払 ) ( 1 ) 当 会 社 は 被 保 険 者 が 第 1 条 ( 保 険 金 を 支 払 う 場 合 )の 傷 害 を 被 り その 直 接 の 結 果 として 事 故 の 発 生 の 日 からその 日 を 含 めて180 日 以 内 に 死 亡 した 場 合 は 保 険 金 額 の 全 額 ( 注 )を 死 亡 保 険 金 として 被 保 険 者 の 法 定 相 続 人 に 支 払 います ( 注 ) 1 回 の 事 故 につき 被 保 険 者 に 対 し 既 に 支 払 った 後 遺 障 害 保 険 金 が ある 場 合 は 保 険 金 額 から 既 に 支 払 った 金 額 を 控 除 した 残 額 とします (2)( 1 )の 被 保 険 者 の 法 定 相 続 人 が 2 名 以 上 である 場 合 は 当 会 社 は 法 定 相 続 分 の 割 合 により 死 亡 保 険 金 を 被 保 険 者 の 法 定 相 続 人 に 支 払 います 第 5 条 ( 後 遺 障 害 保 険 金 の 支 払 ) ( 1 ) 当 会 社 は 被 保 険 者 が 第 1 条 ( 保 険 金 を 支 払 う 場 合 )の 傷 害 を 被 り その 直 接 の 結 果 として 事 故 の 発 生 の 日 からその 日 を 含 めて180 日 以 内 に 別 表 1 に 掲 げる 後 遺 障 害 が 生 じた 場 合 は 次 の 算 式 によって 算 出 した 額 を 後 遺 障 害 保 険 金 として 被 保 険 者 に 支 払 います 保 険 金 額 別 表 1 の 各 等 級 の 後 遺 障 害 に 対 する 保 険 金 支 払 割 合 = 後 遺 障 害 保 険 金 の 額 ( 2 ) 別 表 1の 各 等 級 に 掲 げる 後 遺 障 害 に 該 当 しない 後 遺 障 害 であっても