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目 次 はじめに ~ 地 域 経 済 の 仕 組 みを 概 観 する~ 1 1 人 口 動 態 2 2 市 内 総 生 産 からみた 産 業 構 造 5 3 工 業 統 からみた 製 造 業 の 特 性 6 4 第 三 次 産 業 の 集 積 8 5 サービス 業 の 動 向 10 6 鶴 ヶ 島 市 の 卸 売 業 小 売 業 の 業 種 別 概 要 12 7 鶴 ヶ 島 市 の 商 圏 構 造 と 消 費 動 向 14 おわりに ~ 地 域 経 済 活 性 化 に 向 けた 課 題 解 決 と 支 援 ニーズ 17-2 -

はじめに ~ 地 域 経 済 の 仕 組 みを 概 観 する~ 地 域 経 済 の 活 性 化 のためには 地 域 経 済 の 現 状 や 構 造 を 理 解 し 主 要 産 業 等 のポイント を 押 さえて 有 効 な 施 策 を 実 行 することが 肝 要 である 本 調 査 分 析 においては 以 下 の 点 について 留 意 し 統 分 析 をすることとする Ⅰ: 地 域 における 中 核 的 な 産 業 地 域 経 済 にとって 重 要 な 域 外 からの 資 金 を 稼 いでくる 産 業 を 把 握 する 1 産 業 の 規 模 が 大 きい 付 加 価 値 構 成 比 従 業 者 構 成 比 を 把 握 2 産 業 集 積 していて 労 働 生 産 性 が 高 い 特 化 係 数 と 労 働 生 産 性 を 把 握 Ⅱ: 個 別 産 業 の 競 争 力 強 化 を 向 けた 戦 略 個 別 産 業 の 競 争 力 の 推 移 を 分 析 することで 産 業 の 現 状 を 把 握 する 1 特 化 係 数 と 労 働 生 産 性 の 現 状 * 特 化 係 数 = 地 域 の 付 加 価 値 構 成 比 埼 玉 県 の 付 加 価 値 構 成 比 地 域 経 済 分 析 の 視 点 1 域 外 域 内 市 場 産 業 地 域 外 を 市 場 とする 域 外 市 場 産 業 : 例 ) 製 造 業 農 業 観 光 等 地 域 内 を 市 場 とする 域 内 市 場 産 業 : 例 ) 日 用 品 小 売 業 対 個 人 サービス 業 Ⅲ: 地 域 経 済 の 概 観 1 地 域 の 全 産 業 を 付 加 価 値 従 業 者 規 模 から 把 握 する 2 地 域 の 製 造 業 を 付 加 価 値 従 業 者 規 模 から 把 握 する 3 地 域 の 中 核 産 業 と 競 争 力 を 把 握 する 4 地 域 への 波 及 力 の 高 い 産 業 を 把 握 する 個 別 産 業 の 分 析 特 化 係 数 が1を 超 える 産 業 労 働 生 産 性 対 埼 玉 県 比 が1を 超 える 産 業 から 特 化 係 数 労 働 生 産 性 対 埼 玉 県 比 事 業 所 数 従 業 者 数 の 対 比 により 産 業 動 向 を 把 握 する - 3 -

1 人 口 動 態 (1) 鶴 ヶ 島 市 の 将 来 推 人 口 鶴 ヶ 島 市 の 厚 生 労 働 省 社 会 保 障 人 口 問 題 研 究 所 による 将 来 推 人 口 を 見 ると 2010 年 の 69,990 人 をピークに 減 少 し 転 じ 30 年 後 の 2040 年 には 59,631 人 となると 推 され ている 2010 年 から 2040 年 の 30 年 間 で 鶴 ヶ 島 市 は 総 人 口 で 1 万 人 超 の 10,359 人 の 減 少 となり 14.8%の 減 少 率 となっている 減 少 率 に 関 しては 同 期 間 の 埼 玉 県 全 体 の 人 口 減 少 率 が 12.4%であるところから 県 とほぼ 同 水 準 で 推 移 するものと 予 測 される 図 表 1 鶴 ヶ 島 市 の 将 来 推 人 口 男 女 / 年 2010 2015 2020 2025 2030 2035 2040 総 数 69,990 69,757 69,030 67,568 65,403 62,685 59,631 0~4 歳 3,079 2,900 2,562 2,287 2,152 2,069 1,937 5~9 歳 3,370 3,000 2,841 2,511 2,242 2,109 2,028 10~14 歳 3,238 3,385 3,005 2,848 2,518 2,248 2,115 15~19 歳 3,609 3,522 3,568 3,178 3,009 2,659 2,376 20~24 歳 4,360 3,851 3,719 3,763 3,355 3,173 2,802 25~29 歳 4,118 3,765 3,519 3,399 3,441 3,070 2,901 30~34 歳 4,986 3,968 3,679 3,444 3,328 3,367 3,004 35~39 歳 6,169 4,891 3,908 3,629 3,397 3,283 3,320 40~44 歳 5,036 6,019 4,794 3,835 3,561 3,334 3,221 45~49 歳 3,980 4,926 5,910 4,710 3,768 3,500 3,278 50~54 歳 3,903 3,930 4,863 5,835 4,653 3,725 3,461 55~59 歳 5,071 3,824 3,852 4,767 5,723 4,568 3,658 60~64 歳 6,382 4,843 3,674 3,705 4,588 5,513 4,404 65~69 歳 5,187 6,084 4,633 3,522 3,554 4,405 5,301 70~74 歳 3,243 4,846 5,729 4,372 3,334 3,367 4,180 75~79 歳 1,977 2,890 4,359 5,213 3,991 3,060 3,097 80~84 歳 1,222 1,634 2,402 3,665 4,467 3,440 2,662 85~89 歳 646 918 1,232 1,821 2,818 3,534 2,745 90 歳 以 上 411 561 781 1,064 1,504 2,261 3,141 ( 再 掲 )0~14 歳 9,688 9,285 8,408 7,646 6,912 6,426 6,080 ( 再 掲 )15~64 歳 47,536 43,539 41,486 40,265 38,823 36,192 32,425 ( 再 掲 )65 歳 以 上 12,687 16,933 19,136 19,657 19,668 20,067 21,126 ( 再 掲 )75 歳 以 上 4,257 6,003 8,774 11,763 12,780 12,295 11,645 ( 出 所 : 厚 生 労 働 省 社 会 保 障 人 口 問 題 研 究 所 ) (2) 年 齢 別 (3 区 分 )の 人 口 推 移 次 にこれまでの 人 口 推 移 と 将 来 推 について 年 齢 別 3 区 分 で 分 析 した 経 済 活 動 の 中 心 となる 15~64 歳 までの 生 産 年 齢 人 口 は これまで 順 調 に 増 加 してきた 特 に 1980 年 代 で は 大 幅 増 加 を 記 録 したことが 図 表 2 より 見 て 取 れる 2005 年 は 50,000 人 超 であっ たが これをピークに 減 少 となり 2030 年 には 4 万 人 台 を 割 り 38,823 人 そして 2040 年 には 32,425 人 とピークのほぼ 4 割 減 となる また 2040 年 の 生 産 年 齢 人 口 が 鶴 ヶ 島 市 の 総 人 口 に 占 める 割 合 は 54.3%となる また 0-2 -

~14 歳 の 年 少 人 口 も 少 子 化 の 中 で 減 少 を 続 け 図 表 1 が 示 すように 2010 年 の 9,688 人 から 2040 年 は 6,080 人 と 37.2% 減 少 すると 推 される 一 方 で 65 歳 以 上 の 老 年 人 口 は 2010 年 の 時 点 での 12,687 人 からも 増 加 を 続 け 2035 年 には 20,067 人 と 2 万 人 台 を 超 え 2040 年 には 21,126 人 にまで 増 加 する 市 の 総 人 口 の 占 める 割 合 も 2010 年 の 18.1%から 2040 年 は 35.4%まで 増 加 する また 75 歳 以 上 の 高 齢 者 人 口 についても 2010 年 の 4,257 人 から 団 塊 の 世 代 が 75 歳 以 上 となる 2025 年 には 11,763 人 と 大 幅 に 増 加 する その 後 は 大 幅 な 増 加 は 見 られず 11,000 人 から 12,000 人 台 で 推 移 することが 推 される 図 表 2 鶴 ヶ 島 市 の 年 齢 別 (3 区 分 )の 人 口 推 移 ( 出 所 : 厚 生 労 働 省 社 会 保 障 人 口 問 題 研 究 所 より 当 研 究 所 作 成 ) (3) 最 近 の 人 口 の 推 移 図 表 3 鶴 ヶ 島 市 : 最 近 の 人 口 推 移 ( 自 然 増 減 ) - 3 -

( 出 所 : 埼 玉 県 総 務 部 統 課 ) 人 口 動 態 の 現 状 を 検 証 するために 2000 年 から 2013 年 までの 人 口 の 自 然 増 減 について 概 観 する 鶴 ヶ 島 市 は 過 去 出 生 数 が 死 亡 数 を 大 きく 上 回 る 状 況 で 自 然 増 を 継 続 してきた し かしながら その 状 況 も 2013 年 には 自 然 増 による 毎 年 の 貯 金 も 作 れない 状 況 にな ってしまった 出 生 数 の 長 期 低 落 傾 向 と 高 齢 化 の 進 展 による 死 亡 数 の 増 加 傾 向 が 鶴 ヶ 島 市 でも 進 行 していることが 窺 える 図 表 4 鶴 ヶ 島 市 : 最 近 の 人 口 推 移 ( 社 会 増 減 ) - 4 -

( 出 所 : 埼 玉 県 総 務 部 統 課 ) 次 に 社 会 増 減 の 2000 年 から 2013 年 の 推 移 について 分 析 したい 転 入 者 数 は 2000 年 か ら 2006 年 までは 年 間 4,000 人 を 超 えていたが その 後 は 3,000 人 台 となっている また 転 入 者 数 と 転 出 者 数 を 勘 案 した 社 会 増 減 は 2007 年 以 降 大 半 の 年 が 減 少 となっている 人 口 減 少 の 進 行 する 中 で 自 然 増 が 望 めない 現 状 将 来 において 都 市 間 競 争 の 中 で 社 会 増 につながる 施 策 が 求 められる (4) 鶴 ヶ 島 市 における 結 婚 出 産 子 育 て 世 代 女 性 人 口 の 将 来 推 次 に 地 域 の 活 力 及 び 持 続 可 能 性 を 探 る 指 標 として 20~39 歳 までの 女 性 の 将 来 推 人 口 を 分 析 した この 年 代 の 女 性 人 口 は 結 婚 出 産 や 子 育 ての 中 心 的 な 世 代 として 地 域 社 会 の 存 立 に 大 きくかかわってくる それによると 2010 年 に 鶴 ヶ 島 市 では 9,665 人 が 在 住 していたが 2040 年 には 5,952 人 となると 推 されている ちなみに 2010 年 を 100 とした 指 数 でみると 2040 年 は 61.58 と 40% 減 少 することがわかる この 年 代 を 増 加 させるのは 社 会 増 が 中 心 となるから 鶴 ヶ 島 市 に 引 っ 越 したくなる 住 みたくなるような 魅 力 的 なまちづくりや 現 在 の 小 中 学 生 が 成 人 後 も 鶴 ヶ 島 市 に 住 んで みたいなと 思 わせるような 活 性 化 策 が 求 められる 図 表 5 鶴 ヶ 島 市 の 20~39 歳 の 女 性 人 口 推 ( 出 所 : 国 立 社 会 保 障 人 口 問 題 研 究 所 )(2010 年 =100 とした 指 数 ) 2 市 内 総 生 産 から 見 る 産 業 構 造 図 表 6 鶴 ヶ 島 市 の 地 域 内 総 生 産 - 5 -

鶴 ヶ 島 市 平 成 13 年 度 平 成 18 年 度 平 成 23 年 度 市 町 村 内 総 生 産 167,744 100.0 201,535 100.0 176,941 100.0 第 1 次 産 業 374 0.2 539 0.3 341 0.2 農 業 370 0.2 533 0.3 337 0.2 林 業 3 0.0 5 0.0 4 0.0 水 産 業 1 0.0 1 0.0 0 0.0 第 2 次 産 業 46,463 27.7 65,069 32.3 45,191 25.5 鉱 業 * * * 製 造 業 34,008 20.3 50,592 25.1 37,990 21.5 建 設 業 12,455 7.4 14,476 7.2 7,201 4.1 第 3 次 産 業 120,378 71.8 134,646 66.8 130,055 73.5 電 気 ガス 水 道 業 1,773 1.1 1,643 0.8 1,797 1.0 卸 売 小 売 業 21,949 13.1 24,245 12.0 23,272 13.2 金 融 保 険 業 6,512 3.9 7,392 3.7 4,598 2.6 不 動 産 業 32,663 19.5 37,643 18.7 39,833 22.5 運 輸 業 7,609 4.5 5,914 2.9 4,894 2.8 情 報 通 信 業 * 5,835 2.9 5,459 3.1 サービス 業 33,574 20.0 36,507 18.1 34,147 19.3 政 府 サービス 生 産 者 14,867 8.9 13,716 6.8 13,823 7.8 対 家 民 非 営 利 サービス 生 産 者 1,430 0.9 1,751 0.9 2,233 1.3 0.0 0.0 0.0 輸 入 品 に 課 せられる 税 関 税 1,331 0.8 2,135 1.1 2,056 1.2 ( 控 除 ) 総 資 本 形 成 に 係 る 消 費 税 802 0.5 854 0.4 702 0.4 ( 単 位 : 百 万 円 %) ( 出 所 : 埼 玉 県 埼 玉 の 市 町 村 経 済 算 ) 鶴 ヶ 島 市 の 経 済 規 模 を 示 す 地 域 内 総 生 産 から 鶴 ヶ 島 市 の 産 業 構 造 について 概 観 する 平 成 23 年 度 の 産 業 別 市 内 総 生 産 ( 名 目 )の 構 成 比 から 見 ると 第 1 次 産 業 が 0.2% 第 2 次 産 業 が 25.5% 第 3 次 産 業 が 73.5%となっている これを 埼 玉 県 ( 第 1 次 産 業 0.6% 第 2 次 産 業 24.2% 第 3 次 産 業 が 74.5%)と 比 較 すると 第 2 次 産 業 ( 主 に 製 造 業 と 建 設 業 ) が 埼 玉 県 を 上 回 る 反 面 第 1 次 産 業 と 第 3 次 産 業 が 低 い 産 業 構 造 となっている 鶴 ヶ 島 市 の 産 業 構 造 をより 詳 しくみるために 鶴 ヶ 島 市 の 特 化 係 数 を 用 いた 埼 玉 県 の 水 準 ( 特 化 係 数 =1)として それを 上 回 るものを 産 業 集 積 が 進 んでいるものとして 捉 える ことができる 第 1 次 産 業 では 特 化 係 数 が1を 上 回 るものはなく 第 2 次 産 業 では 製 造 業 が 1.13 第 3 次 産 業 では 不 動 産 業 が 1.17 と 産 業 全 体 でも 最 も 大 きく 次 いで 卸 売 小 売 業 が 1.13 サービス 業 が 1.00 となっている 次 に 産 業 構 造 の 変 化 について 平 成 13 18 年 度 と 平 成 23 年 度 の 産 業 別 市 内 総 生 産 の 構 成 比 に 推 移 から 見 ると 第 1 次 産 業 については ほとんど 変 わりがないことがわかる 第 2 次 産 業 については 動 きが 大 きく 平 成 13 年 度 が 27.7% 平 成 18 年 度 は 32.3%と 製 造 業 が 大 きくシェアを 伸 ばした しかしながら 平 成 23 年 度 には 25.5%と 大 きくシェアを 落 としている この 要 因 としては 製 造 業 が 総 生 産 額 を 506 億 円 から 380 億 円 と 大 きく 減 少 させたこともあるが 建 設 業 が 145 億 円 から 72 億 円 とほぼ 半 額 となり シェアを 7.2%か ら 4.1%まで 減 少 させていることもある 第 3 次 産 業 は 平 成 13 年 度 から 18 年 度 比 較 で 構 成 比 を 落 とすものの 23 年 度 には 73.5% と 70% 台 を 回 復 させた 卸 売 小 売 業 が 1.2 ポイント 不 動 産 業 が 3.8 ポイント サービ ス 業 が 1.2 ポイント 増 加 したことが 要 因 となっている - 6 -

3 工 業 統 から 見 た 製 造 業 の 特 性 鶴 ヶ 島 市 の 製 造 業 について 製 造 業 の 中 分 類 での 従 業 員 数 事 業 所 数 製 造 品 出 荷 額 等 また 付 加 価 値 額 により その 特 徴 について 分 析 する 今 回 は 鶴 ヶ 島 市 の 製 造 業 の 特 徴 を 分 析 する 上 で 各 産 業 の 付 加 価 値 額 を 基 本 に 特 化 係 数 ( 埼 玉 県 製 造 業 の 各 産 業 において それぞれの 付 加 価 値 額 が 製 造 業 全 体 の 付 加 価 値 額 にお ける 構 成 割 合 の 水 準 を1とし それと 比 較 して 鶴 ヶ 島 市 の 各 産 業 の 付 加 価 値 額 の 構 成 割 合 が 上 回 っているか 下 回 っているかで 比 較 )が1を 超 える 産 業 または 付 加 価 値 額 と 従 業 者 数 をもとに 割 り 出 した 労 働 生 産 性 が1を 超 える 産 業 を 地 域 の 中 核 産 業 として 分 析 をする 特 化 係 数 が1を 上 回 る 数 値 が 大 きいほど その 産 業 が 県 水 準 を 大 きく 上 回 り 集 積 が 進 ん でいることがわかる 紙 パルプが 6.78 と 最 も 大 きく 埼 玉 県 の 水 準 を 約 6 倍 上 回 る 集 積 があることがわかる その 他 では プラスチックが 1.87 印 刷 が 1.81 金 属 製 品 が 1.65 と 特 化 係 数 が 1 を 上 回 っている 労 働 生 産 性 については 付 加 価 値 額 を 従 業 者 数 で 割 った 数 値 を 埼 玉 県 と 鶴 ヶ 島 市 を 比 較 したものである 埼 玉 県 の 数 値 を1として 比 較 したものである そこから 分 析 すると 労 働 生 産 性 が 高 いのは 紙 パルプが 2.36 と 最 も 高 く 埼 玉 県 の2 倍 以 上 の 労 働 生 産 性 を 記 録 している 続 いて 金 属 製 品 が 1.64 電 気 機 器 が 1.33 である 図 表 7 鶴 ヶ 島 市 の 製 造 業 - 7 -

事 業 所 数 従 業 者 数 製 造 品 出 荷 額 等 付 加 価 値 額 特 化 係 数 総 数 52 1,888 7,209,456 2,386,241 食 料 7 334 731,573 319,329 1.06 繊 維 2 43 * * * 家 具 1 5 * * * 紙 パルプ 6 218 1,221,000 501,240 6.78 印 刷 7 422 1,348,772 325,836 1.81 プラスチック 3 225 701,353 284,827 1.87 窯 業 1 8 * * * 金 属 6 187 570,029 256,809 1.65 生 産 6 50 63,297 35,192 0.35 業 務 2 21 * * * 電 子 1 15 * * * 電 気 4 92 190,740 108,615 1.17 情 報 1 233 * * * 輸 送 1 7 * * * そ 他 4 28 30,333 18,187 0.39 ( 埼 玉 県 =1) ( 百 万 円 ) ( 百 万 円 ) 事 業 所 数 従 業 者 数 製 造 品 出 荷 額 等 付 加 価 値 額 労 働 生 産 性 総 数 52 1,888 7,209,456 2,386,241 食 料 7 334 731,573 319,329 1.13 繊 維 2 43 * * * 家 具 1 5 * * * 紙 パルプ 6 218 1,221,000 501,240 2.36 印 刷 7 422 1,348,772 325,836 0.80 プラスチック 3 225 701,353 284,827 1.23 窯 業 1 8 * * * 金 属 6 187 570,029 256,809 1.64 生 産 6 50 63,297 35,192 0.91 業 務 2 21 * * * 電 子 1 15 * * * 電 気 4 92 190,740 108,615 1.33 情 報 1 233 * * * 輸 送 1 7 * * * そ 他 4 28 30,333 18,187 0.80 ( 埼 玉 県 =1) ( 出 所 : 埼 玉 県 総 務 部 統 課 平 成 25 年 工 業 統 調 査 ) - 8 -

4 第 三 次 産 業 の 集 積 事 業 所 統 と 経 済 センサスの 事 業 所 数 と 従 業 員 数 から 主 に 第 三 次 産 業 の 集 積 の 特 性 を 見 てみたい ここでは 1991 年 ~2012 年 までのそれぞれの 推 移 と 2012 年 の 数 値 を 埼 玉 県 の 数 値 と 比 較 をもとに 出 した 特 化 係 数 から 分 析 をすることとする 鶴 ヶ 島 市 における 全 体 の 事 業 所 数 については 1991 年 が 1,567 事 業 所 で 直 近 の 2012 年 では 1,776 事 業 所 と この 20 年 という 期 間 では 13%ほど 増 加 している しかしながらこ れまでのピークとなった 2009 年 の 1,891 事 業 所 と 比 較 すると 3 年 間 で 6% 減 少 と 必 ずしも 順 調 に 増 加 を 続 けているとは 言 い 難 い 図 表 8 鶴 ヶ 島 市 の 第 三 次 産 業 の 事 業 所 推 移 事 業 所 ( 民 営 )の 業 種 別 推 移 単 位 : 上 段 は 事 業 所 数 下 段 は 構 成 比 (%) 特 化 係 数 ( 埼 玉 県 =1) 大 分 類 1991 年 1996 年 1999 年 2001 年 2004 年 2006 年 2009 年 2012 年 特 化 係 数 第 三 次 産 業 電 気 ガス 熱 供 給 水 道 業 情 報 通 信 業, 運 輸 業 郵 便 業 情 報 通 信 業 運 輸 業, 郵 便 業 卸 売 小 売, 飲 食 サービス 卸 売 業, 小 売 業 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 金 融 業, 保 険 業 不 動 産 業, 物 品 賃 貸 業 サービス 業 学 術 研 究, 専 門 技 術 サービス 業 生 活 関 連 サービス 業, 娯 楽 業 教 育, 学 習 支 援 業 医 療, 福 祉 複 合 サービス 事 業 サービス 業 ( 他 に 分 類 されない もの) 合 小 ( 注 : 合 は 全 産 業 の 数 値 となっている) 1 2 1 1 1 1 2 2 0.1 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.1 0.1 1.59 25 37 40 52 1.3 1.6 1.8 2.3 21 17 24 15 1.0 0.8 1.0 0.7 0.89 41 43 47 45 1.9 1.9 2.0 2.1 0.75 872 983 934 965 44.2 42.7 42.3 42.4 562 592 555 516 26.0 26.8 24.2 23.9 1.01 321 338 335 297 14.9 15.3 14.6 13.8 1.19 20 22 23 20 18 18 23 24 1.0 1.0 1.0 0.9 0.8 0.8 1.0 1.1 0.84 134 151 136 134 149 154 187 179 6.8 6.6 6.2 5.9 6.9 7.0 8.1 8.3 1.13 515 668 658 691 26.1 29.0 29.8 30.4 104 90 4.5 4.2 1.21 247 246 10.8 11.4 1.21 117 108 106 94 5.4 4.9 4.6 4.4 1.21 121 134 162 175 5.6 6.1 7.1 8.1 1.21 1 6 5 5 0.0 0.3 0.2 0.2 0.62 418 426 94 88 19.4 19.3 4.1 4.1 0.74 1,567 1,863 1,792 1,863 1,770 1,837 1,891 1,776 79.4 81.0 81.1 81.9 81.9 83.2 82.4 82.2 1.08 1,973 2,301 2,209 2,275 2,160 2,208 2,296 2,160 100 100 100 100 100 100 100 100 ( 資 料 ) 総 務 省 事 業 所 企 業 統 調 査 2009 年 経 済 センサス 基 礎 調 査 2012 年 経 済 センサス 活 動 調 査 注 :2009 年 以 降 の 経 済 センサス では 従 来 の 事 業 所 企 業 統 調 査 と 比 べ 事 業 所 企 業 の 補 足 範 囲 を 拡 大 しており 両 者 の 数 値 は 単 純 な 比 較 はできない 業 種 別 の 推 移 から 大 きな 変 化 をしているものを 触 れたい 卸 売 業 小 売 業 と 宿 泊 業 飲 食 サービス 業 については 統 がそれぞれ 分 かれた 2004 年 から 2012 年 までの 推 移 を 見 る と 卸 売 業 小 売 業 で 562 事 業 所 から 516 事 業 所 宿 泊 業 飲 食 サービス 業 が 321 事 業 所 か ら 297 事 業 所 と それぞれ 7~8%の 減 少 を 見 ている 一 方 で 増 加 をしている 産 業 とし ては 不 動 産 業 物 品 賃 貸 業 と 医 療 福 祉 である 不 動 産 業 物 品 賃 貸 業 は 1991 年 から 2012 年 で 134 事 業 所 から 179 事 業 所 医 療 福 祉 は 統 が 取 られるようになった 2004-9 -

年 から 2012 年 で 121 事 業 所 から 175 事 業 所 と 大 きく 増 加 している 特 化 係 数 については 多 くの 業 種 が 1 を 超 え 埼 玉 県 の 水 準 を 上 回 っている 生 活 関 連 サービス 業 娯 楽 業 や 医 療 福 祉 等 の 分 野 で 1.21 と 最 も 高 い 特 化 係 数 を 示 している 図 表 9 鶴 ヶ 島 市 の 第 三 次 産 業 の 従 業 者 数 推 移 従 業 者 ( 民 営 )の 業 種 別 推 移 単 位 : 上 段 は 従 業 者 数 下 段 は 構 成 比 (%) 特 化 係 数 ( 埼 玉 県 =1) 大 分 類 1991 年 1996 年 1999 年 2001 年 2004 年 2006 年 2009 年 2012 年 特 化 係 数 第 三 次 産 業 電 気 ガス 熱 供 給 水 道 業 情 報 通 信 業, 運 輸 業 郵 便 業 情 報 通 信 業 運 輸 業, 郵 便 業 卸 売 小 売, 飲 食 サービス 卸 売 業, 小 売 業 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 金 融 業, 保 険 業 不 動 産 業, 物 品 賃 貸 業 サービス 業 学 術 研 究, 専 門 技 術 サービス 業 生 活 関 連 サービス 業, 娯 楽 業 教 育, 学 習 支 援 業 医 療, 福 祉 複 合 サービス 事 業 サービス 業 ( 他 に 分 類 されない もの) 合 小 ( 注 : 合 は 全 産 業 の 数 値 となっている) 17 21 17 17 17 17 20 19 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.34 498 575 793 920 2.8 2.8 3.9 4.4 323 408 491 420 1.5 1.8 2.0 1.9 1.92 966 1,120 1,117 950 4.6 4.9 4.6 4.3 0.54 6,387 7,960 7,908 7,633 35.7 38.9 39.1 36.8 5,638 6,195 6,176 5,791 27.0 26.8 25.4 26.1 1.24 2,487 3,492 3,541 2,513 11.9 15.1 14.6 11.3 1.22 438 427 350 453 387 370 355 330 2.4 2.1 1.7 2.2 1.9 1.6 1.5 1.5 0.66 538 410 381 359 329 426 686 824 3.0 2.0 1.9 1.7 1.6 1.8 2.8 3.7 1.40 2,525 3,861 4,508 4,672 14.1 18.9 22.3 22.5 1,414 359 5.8 1.6 0.71 1,130 1,362 4.7 6.1 1.27 456 504 520 512 2.2 2.2 2.1 2.3 0.70 1,498 1,648 2,111 2,305 7.2 7.1 8.7 10.4 0.97 21 40 42 44 0.1 0.2 0.2 0.2 0.43 3,847 4,416 1,288 1,218 18.4 19.1 5.3 5.5 0.75 10,403 13,254 13,957 14,054 15,969 18,636 18,891 16,647 58.1 64.8 69.1 67.8 76.5 80.7 77.8 75.1 1.03 17,898 20,460 20,209 20,727 20,863 23,092 24,292 22,165 100 100 100 100 100 100 100 100 ( 資 料 ) 総 務 省 事 業 所 企 業 統 調 査 2009 年 経 済 センサス 基 礎 調 査 2012 年 経 済 センサス 活 動 調 査 注 :2009 年 以 降 の 経 済 センサス では 従 来 の 事 業 所 企 業 統 調 査 と 比 べ 事 業 所 企 業 の 補 足 範 囲 を 拡 大 しており 両 者 の 数 値 は 単 純 な 比 較 はできない 従 業 員 数 では 卸 売 業 小 売 業 が 5,791 人 と 鶴 ヶ 島 市 における 第 三 次 産 業 で 最 も 大 きい 雇 用 吸 収 力 を 誇 っている 第 三 次 産 業 の 従 業 者 数 全 体 16,647 人 の 34.8%になる 次 いで 宿 泊 業 飲 食 サービス 業 が 2,513 人 医 療 福 祉 が 2,315 人 となっている 過 去 からの 従 業 者 数 の 推 移 を 見 ると 事 業 所 数 と 同 様 に 不 動 産 業 物 品 賃 貸 業 や 医 療 福 祉 が 大 きく 従 業 者 数 を 伸 ばしている 最 近 の 他 業 種 の 動 きを 見 ると 運 輸 業 郵 便 業 の 大 幅 な 減 少 生 活 関 連 サービス 業 娯 楽 業 の 大 幅 な 増 加 が 目 に 留 まる 特 化 係 数 については 情 報 通 信 業 が 1.90 で 最 も 高 く 次 いで 不 動 産 業 物 品 賃 貸 業 が 1.40 生 活 関 連 サービス 業 娯 楽 業 が 1.27 卸 売 業 小 売 業 が 1.24 の 順 となっている - 10 -

5 サービス 産 業 の 動 向 前 章 で 第 3 次 産 業 の 集 積 について 見 たが 本 章 ではさらに 細 分 化 し サービス 業 という 視 点 からその 集 積 状 況 を 把 握 してみたい 以 下 の 表 は 事 業 所 数 と 従 業 者 数 について 2001 年 ~2012 年 までのそれぞれの 業 種 について 増 減 の 推 移 を 概 観 したものである 図 表 10 鶴 ヶ 島 市 のサービス 産 業 の 事 業 所 数 推 移 サービス 業 の 事 業 所 数 の 推 移 産 業 大 分 類 事 業 所 数 2001~2006 2006~2012 産 業 中 分 類 ( 一 部 小 分 類 を 含 む) 2001 2006 2012 増 減 数 増 加 率 増 減 数 増 加 率 ( 所 ) (%) ( 所 ) (%) G 情 報 通 信 業 19 17 15 2 10.5 2 11.8 通 信 業 7 5 2 2 28.6 3 60.0 放 送 業 0 1 0 1-1 100.0 情 報 サービス 業 12 9 11 3 25.0 2 22.2 インターネット 附 随 サービス 業 0 0 0 - - - - 映 像 音 声 文 字 情 報 制 作 業 0 2 2 2-0 0.0 K 物 品 賃 貸 業 15 10 12 5 33.3 2 20.0 L 学 術 研 究, 専 門 技 術 サービス 業 196 75 90 121 61.7 15 20.0 学 術 開 発 研 究 機 関 2 4 4 2 100.0 0 0.0 専 門 サービス 業 ( 他 に 分 類 されないもの) 192 67 44 125 65.1 23 34.3 広 告 業 2 4 2 2 100.0 2 50.0 技 術 サービス 業 ( 他 に 分 類 されないもの) 0 0 38 0-38 - 学 術 研 究, 専 門 技 術 サービス 業 内 格 付 不 能 0 0 2 0-2 - M 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 335 338 297 3 0.9 41 12.1 宿 泊 業 5 8 6 3 60.0 2 25.0 飲 食 店 330 330 275 0 0.0 55 16.7 持 ち 帰 り 配 達 飲 食 サービス 業 - - 14 - - 14 - 飲 食 店, 持 ち 帰 り 配 達 飲 食 サービス 業 内 格 付 不 能 - - 2 - - 2 - N 生 活 関 連 サービス 業, 娯 楽 業 253 258 246 5 2.0 12 4.7 洗 濯 理 容 美 容 浴 場 業 183 190 185 7 3.8 5 2.6 その 他 の 生 活 関 連 サービス 業 47 48 42 1 2.1 6 12.5 娯 楽 業 23 20 17 3 13.0 3 15.0 生 活 関 連 サービス 業, 娯 楽 業 内 格 付 不 能 0 0 2 0-2 - O 教 育, 学 習 支 援 業 7 108 94 101 1442.9 14 13.0 学 校 教 育 7 6 6 1 14.3 0 0.0 その 他 の 教 育, 学 習 支 援 業 0 102 88 102-14 13.7 P 医 療, 福 祉 101 134 175 33 32.7 41 30.6 医 療 業 89 107 120 18 20.2 13 12.1 保 健 衛 生 0 0 1 0-1 - 社 会 保 険 社 会 福 祉 介 護 事 業 12 27 53 15 125.0 26 96.3 医 療, 福 祉 内 格 付 不 能 0 0 1 0-1 - Q 複 合 サービス 事 業 2 6 5 4 200.0 1 16.7 郵 便 局 0 5 4 5-1 20.0 協 同 組 合 ( 他 に 分 類 されないもの) 2 1 1 1 50.0 0 0.0 R サービス 業 ( 他 に 分 類 されないもの) 81 83 88 2 2.5 5 6.0 廃 棄 物 処 理 業 2 3 6 1 50.0 3 100.0 自 動 車 整 備 業 26 28 20 2 7.7 8 28.6 機 械 等 修 理 業 ( 別 掲 を 除 く) 9 8 11 1 11.1 3 37.5 職 業 紹 介 労 働 者 派 遣 業 0 0 3 0-3 - その 他 の 事 業 サービス 業 27 31 25 4 14.8 6 19.4 政 治 経 済 文 化 団 体 1 1 3 0 0.0 2 200.0 宗 教 14 11 12 3 21.4 1 9.1 その 他 のサービス 業 2 1 0 1 50.0 1 100.0 サービス 業 ( 政 治 経 済 文 化 団 体 宗 教 を 除 く) 内 格 付 不 能 0 0 8 0-8 - サ ー ビ ス 業 1,009 1,029 1,022 20 2.0 7 0.7 ( 資 料 ) 総 務 省 事 業 所 企 業 統 調 査 2012 年 経 済 センサス 活 動 調 査 最 近 (2001 年 ~2012 年 )の 鶴 ヶ 島 市 におけるサービス 業 の 事 業 所 数 の 推 移 で 大 きな 動 き を 示 したものを 見 ると まず 飲 食 店 が 2001 年 の 330 店 から 2012 年 275 店 への 16.7%と 大 きく 減 少 させている また 娯 楽 業 も 2001 年 の 23 店 から 17 店 へと 26.1% 減 少 した 一 方 で 事 業 所 数 を 大 きく 増 加 させた 業 種 では 医 療 福 祉 関 係 が 見 て 取 れる 医 療 業 は 2001 年 89 事 業 所 から 120 事 業 所 と 34.8% 増 社 会 保 険 社 会 福 祉 介 護 事 業 の 事 業 所 が 2001 年 の 12 事 業 所 から 53 事 業 所 へと 4 倍 を 超 える 増 加 を 示 していることが 注 目 される - 11 -

次 にサービス 業 の 従 業 者 数 の 推 移 見 ると 情 報 サービス 業 が 事 業 所 数 が 横 ばいながら 従 業 者 数 を 2001 年 の 174 人 から 2012 年 の 404 人 へと 大 きく 増 加 させていることがわか る その 他 従 業 者 数 を 増 加 させている 業 種 については 宿 泊 業 娯 楽 業 や 廃 棄 物 処 理 業 がある また 前 述 の 医 療 業 と 社 会 保 険 社 会 福 祉 介 護 事 業 の 事 業 所 についても 当 然 のこ とながら 医 療 業 が 968 人 から 1,340 人 の 38.4% 社 会 保 険 社 会 福 祉 介 護 事 業 が 294 人 から 955 人 の 224.8%(3.25 倍 )となっている 図 表 11 鶴 ヶ 島 市 のサービス 産 業 の 従 業 者 数 推 移 サービス 業 の 従 業 者 数 の 推 移 産 業 大 分 類 従 業 者 数 2001~2006 2006~2012 産 業 中 分 類 ( 一 部 小 分 類 を 含 む) 2001 2006 2012 増 減 数 増 加 率 増 減 数 増 加 率 ( 人 ) (%) ( 人 ) (%) G 情 報 通 信 業 193 408 420 215 111.4 12 2.9 通 信 業 19 16 7 3 15.8 9 56.3 放 送 業 0 26 0 26-26 100.0 情 報 サービス 業 174 305 404 131 75.3 99 32.5 インターネット 附 随 サービス 業 0 0-0 - - - 映 像 音 声 文 字 情 報 制 作 業 0 61 9 61-52 85.2 K 物 品 賃 貸 業 192 139 95 53 27.6 44 31.7 L 学 術 研 究, 専 門 技 術 サービス 業 944 2,090 359 1146 121.4 1731 82.8 学 術 開 発 研 究 機 関 243 1,693 32 1450 596.7 1661 98.1 専 門 サービス 業 ( 他 に 分 類 されないもの) 643 289 122 354 55.1 167 57.8 広 告 業 58 108 4 50 86.2 104 96.3 技 術 サービス 業 ( 他 に 分 類 されないもの) - - 159 - - 159 - 学 術 研 究, 専 門 技 術 サービス 業 内 格 付 不 能 - - 42 - - 42 - M 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 2,297 3,492 2,513 1195 52.0 979 28.0 宿 泊 業 46 100 125 54 117.4 25 25.0 飲 食 店 2,251 3,392 2,153 1141 50.7 1239 36.5 持 ち 帰 り 配 達 飲 食 サービス 業 - - 231 - - 231 - 飲 食 店, 持 ち 帰 り 配 達 飲 食 サービス 業 内 格 付 不 能 - - 4 - - 4 - N 生 活 関 連 サービス 業, 娯 楽 業 1,099 1,146 1,362 47 4.3 216 18.8 洗 濯 理 容 美 容 浴 場 業 572 640 699 68 11.9 59 9.2 その 他 の 生 活 関 連 サービス 業 260 165 207 95 36.5 42 25.5 娯 楽 業 267 341 450 74 27.7 109 32.0 生 活 関 連 サービス 業, 娯 楽 業 内 格 付 不 能 - - 6 - - 6 - O 教 育, 学 習 支 援 業 155 504 512 349 225.2 8 1.6 学 校 教 育 155 120 137 35 22.6 17 14.2 その 他 の 教 育, 学 習 支 援 業 0 384 375 384 9 2.3 P 医 療, 福 祉 1,262 1,648 2,305 386 30.6 657 39.9 医 療 業 968 1,115 1,340 147 15.2 225 20.2 保 健 衛 生 0 0 1 0-1 - 社 会 保 険 社 会 福 祉 介 護 事 業 294 533 955 239 81.3 422 79.2 医 療, 福 祉 内 格 付 不 能 0 0 9 0-9 - Q 複 合 サービス 事 業 18 40 44 22 122.2 4 10.0 郵 便 局 0 24 27 24-3 12.5 協 同 組 合 ( 他 に 分 類 されないもの) 18 16 17 2 11.1 1 6.3 R サービス 業 ( 他 に 分 類 されないもの) 757 1,041 1,218 284 37.5 177 17.0 廃 棄 物 処 理 業 35 49 129 14 40.0 80 163.3 自 動 車 整 備 業 99 94 73 5 5.1 21 22.3 機 械 等 修 理 業 ( 別 掲 を 除 く) 50 47 80 3 6.0 33 70.2 職 業 紹 介 労 働 者 派 遣 業 0 0 226 0-226 - その 他 の 事 業 サービス 業 483 808 647 325 67.3 161 19.9 政 治 経 済 文 化 団 体 9 8 24 1 11.1 16 200.0 宗 教 34 25 25 9 26.5 0 0.0 その 他 のサービス 業 47 10 0 37 78.7 10 100.0 サービス 業 ( 政 治 経 済 文 化 団 体 宗 教 を 除 く) 内 格 付 不 能 0 0 14 0-14 - サ ー ビ ス 業 6,917 10,508 8,828 3,591 51.9 1,680 16.0 ( 資 料 ) 総 務 省 事 業 所 企 業 統 調 査 2012 年 経 済 センサス 活 動 調 査 - 12 -

6 鶴 ヶ 島 市 の 卸 売 業 小 売 業 の 業 種 別 概 要 図 表 12 卸 売 業 の 業 種 別 概 要 卸 売 業 の 業 種 別 概 要 (2012 年 ) 業 種 項 目 事 業 所 数 従 業 者 数 年 間 商 品 販 売 額 実 数 ( 所 ) 構 成 比 (%) 実 数 ( 人 ) 構 成 比 (%) 実 数 ( 百 万 円 ) 構 成 比 (%) 飲 食 料 品 卸 売 業 12 16.0 165 29.7 14,949 36.5 建 築 材 料, 鉱 物 金 属 材 料 等 卸 売 業 26 34.7 105 18.9 5,878 14.3 機 械 器 具 卸 売 業 20 26.7 129 23.2 12,339 30.1 その 他 の 卸 売 業 17 22.7 157 28.2 7,803 19.0 卸 売 業 75 100.0 556 100.0 40,969 100.0 ( 資 料 ) 総 務 省 2012 年 経 済 センサス 活 動 調 査 鶴 ヶ 島 市 の 卸 売 業 を 2012 年 の 経 済 センサス 活 動 調 査 から 概 観 すると 全 体 で 事 業 数 が 75 従 業 者 数 が 556 人 年 間 商 品 販 売 額 が 409 億 6,900 万 円 となっている 事 業 所 数 で 最 も 多 いのは 建 築 材 料 鉱 物 金 属 材 料 等 卸 売 業 で 26 事 業 所 となっている また 従 業 者 数 と 年 間 商 品 販 売 額 では 飲 食 料 品 卸 売 業 が 従 業 者 数 165 人 年 間 商 品 販 売 額 149 億 4,900 万 円 で 最 も 大 きい 図 表 13 < 参 考 > 鶴 ヶ 島 市 卸 売 業 の 事 業 所 数 と 商 品 販 売 額 の 推 移 ( 資 料 ) 総 務 省 事 業 所 企 業 統 調 査 2009 年 経 済 センサス 基 礎 調 査 2012 年 経 済 センサ ス 活 動 調 査 ( 注 ) 商 業 統 と 経 済 センサスは 調 査 手 法 が 異 なるため 厳 密 には 連 続 しない 参 考 として 1994 年 ~2007 年 までの 商 業 統 から 鶴 ヶ 島 市 の 卸 売 業 の 動 向 を 見 たい こ れによると 事 業 所 数 は 94 年 の 104 から 207 年 の 88 へ 減 少 している その 他 従 業 者 数 に おいても 942 人 から 746 人 へ 年 間 商 品 販 売 額 についても 710 億 円 から 436 億 円 と 大 き く 減 少 していることがわかる - 13 -

図 表 14 小 売 業 の 業 種 別 概 要 小 売 業 の 業 種 別 概 要 (2012 年 ) 事 業 所 数 従 業 者 数 年 間 商 品 販 売 額 業 種 項 目 実 数 ( 所 ) 構 成 比 (%) 実 数 ( 人 ) 構 成 比 (%) 実 数 ( 百 万 円 ) 構 成 比 (%) 各 種 商 品 小 売 業 1 0.3 83 2.1 X - 織 物 衣 服 身 の 回 り 品 小 売 業 41 13.4 213 5.5 4,262 5.8 飲 食 料 品 小 売 業 107 35.0 1,826 46.8 24,815 33.5 機 械 器 具 小 売 業 44 14.4 478 12.3 15,705 21.2 その 他 の 小 売 業 100 32.7 1,210 31.0 X - 無 店 舗 小 売 業 13 4.2 92 2.4 1,566 2.1 小 売 業 306 100.0 3,902 100.0 74,042 100.0 ( 資 料 ) 総 務 省 2012 年 経 済 センサス 活 動 調 査 鶴 ヶ 島 市 の 小 売 業 を 2012 年 の 経 済 センサス 活 動 調 査 から 概 観 すると 事 業 所 数 は 306 従 業 者 数 が 3,902 人 年 間 商 品 販 売 額 は 740 億 4,200 万 円 となっている 事 業 所 数 では 107 従 業 者 数 は 1,826 人 で 飲 食 料 品 小 売 業 が 最 も 大 きい 年 間 商 品 販 売 額 については 秘 匿 項 目 があり 厳 密 には 判 明 しないが 飲 食 料 品 小 売 業 とその 他 小 売 業 が 大 きなウエイトを 占 め ていることとが 推 察 できる 図 表 15 < 参 考 > 鶴 ヶ 島 市 小 売 業 の 事 業 所 数 と 商 品 販 売 額 の 推 移 ( 資 料 ) 総 務 省 事 業 所 企 業 統 調 査 2009 年 経 済 センサス 基 礎 調 査 2012 年 経 済 センサ ス 活 動 調 査 ( 注 ) 商 業 統 と 経 済 センサスは 調 査 手 法 が 異 なるため 厳 密 には 連 続 しない 参 考 として 卸 売 業 同 様 に 事 業 所 数 を 94 年 の 520 から 2007 年 の 432 へと 減 少 させてい る しかしながら 従 業 者 数 が 4,050 人 から 4,990 人 へ 増 加 し 年 間 商 品 販 売 額 も 895 億 円 から 940 億 円 へ 増 加 している この 間 の 大 きな 動 きとして 売 り 場 面 積 が 5 万 7 千 m2から 11 万 2 千 m2と 約 2 倍 に 増 加 している 点 があげられる 大 型 店 の 出 店 によるものだと 容 易 に 考 えられるが 事 業 所 数 の 減 少 から 地 元 商 業 者 の 閉 店 等 疲 弊 している 現 状 が 見 て 取 れる - 14 -

7 鶴 ヶ 島 市 の 商 圏 構 造 と 消 費 動 向 (1) 鶴 ヶ 島 市 の 商 圏 構 造 鶴 ヶ 島 市 は 川 越 市 を 中 心 として 構 成 されている 川 越 商 圏 の 10 市 町 に 属 している 川 越 商 圏 は 埼 玉 県 内 の 準 広 域 商 圏 のひとつで 川 越 市 を 中 心 に 川 島 町 鶴 ヶ 島 市 毛 呂 山 町 坂 戸 市 ふじみ 野 市 などが 商 圏 にある 鶴 ヶ 島 市 は 本 統 においては 人 口 の 14.5% 10,174 人 が 日 頃 から 川 越 市 で 衣 料 品 などの 消 費 を 行 っていることを 表 している 図 表 15 川 越 商 圏 の 概 要 商 圏 市 町 村 ( 基 準 吸 引 率 ) 第 1 次 商 圏 (30% 以 上 ) 第 2 次 商 圏 (10~30% 未 満 ) 第 3 次 商 圏 (5~10% 未 満 ) 川 越 市 川 島 町 鶴 ヶ 島 市 毛 呂 山 町 坂 戸 市 ふじみ 野 市 など2 市 3 町 商 圏 内 人 口 ( 人 ) 吸 引 率 吸 引 人 口 ( 人 ) 365,272 71.4% 260,727 343,161 74.0% 253,939 22,111 30.7% 6,788 209,708 11.9% 25,005 70,163 14.5% 10,174 38,787 12.0% 4,654 100,758 10.1% 10,177 261,532 6.7% 17,630 合 836,512 36.3% 303,362 ( 出 所 : 平 成 22 年 度 埼 玉 県 の 消 費 者 動 向 ) ( 注 1) 商 圏 内 人 口 : 当 該 市 町 村 の 人 口 ( 埼 玉 県 推 人 口 平 成 22 年 9 月 1 日 現 在 ) ( 注 2) 吸 引 率 : 当 該 市 町 村 の 消 費 者 が 中 心 都 市 で 買 物 (B 群 )をする 割 合 ( 中 心 都 市 で 買 物 をする 消 費 者 数 当 該 市 の 人 口 ) ( 注 3) 吸 引 人 口 : 中 心 都 市 で 買 物 (B 群 )をする 当 該 市 町 村 の 消 費 者 数 ( 当 該 市 商 圏 人 口 吸 引 率 ) ( 注 4) 吸 引 力 : 中 心 都 市 の 人 口 に 対 する 吸 引 人 口 の 割 合 ( 吸 引 人 口 中 心 都 市 の 人 口 ) ( 注 5) 買 物 (B 群 ): 紳 士 服 婦 人 服 子 供 服 や 下 着 等 の 衣 類 と 寝 具 等 を 表 す (2) 鶴 ヶ 島 市 民 の 消 費 動 向 平 成 22 年 度 埼 玉 県 の 消 費 者 動 向 では 鶴 ヶ 島 市 民 の 消 費 動 向 についても 調 査 しており 購 買 品 目 ごとに 鶴 ヶ 島 市 市 内 を 始 め どこの 近 隣 自 治 体 で 消 費 をしているかが 把 握 できる 商 品 の 品 目 を 最 も 日 常 生 活 に 近 い 飲 食 料 品 の A 群 衣 料 品 を 中 心 とする B 群 以 下 靴 や かばん 類 の C 群 等 の E 群 の5つに 分 類 している またその 他 に 家 族 で 買 い 物 を 楽 しむ 時 ( 飲 食 ) 外 食 をする 時 にどこへ 行 くかなどが 調 査 されている - 15 -

図 表 16 鶴 ヶ 島 市 消 費 者 動 向 (1) 購 買 地 区 市 町 村 商 品 肉 果 実 魚 野 菜 調 理 総 済 菜 み 食 弁 品 当 等 ( ) A 群 そ 飲 の 料 他 の 食 料 品 日 用 家 庭 雑 貨 小 呉 服 帯 寝 具 紳 紳 士 士 服 用 品 雑 貨 B 群 婦 婦 人 人 服 洋 品 雑 貨 子 ベ ど ビ も 服 服 ー 下 着 肌 着 小 鶴 ヶ 島 市 内 有 効 回 答 者 合 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 自 地 区 ( 西 部 Ⅰ 地 区 ) 98.5 99.5 97.9 98.4 98.6 61.5 88.3 76.3 73.3 80.4 91.4 80.5 鶴 ヶ 島 市 88.2 85.2 87.0 89.6 87.5 36.9 66.2 45.6 38.6 50.0 65.1 51.8 川 越 市 3.6 5.3 3.1 4.7 4.2 23.1 9.7 16.6 17.0 15.2 10.2 14.5 坂 戸 市 6.7 9.0 7.8 4.1 6.9 1.5 12.3 12.4 13.1 10.9 15.1 12.0 東 松 山 市 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.8 4.0 4.3 1.1 2.1 朝 霞 市 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 富 士 見 市 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 ふじみ 野 市 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6 0.0 0.0 0.1 三 芳 町 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 川 島 町 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 西 部 Ⅰ 地 区 以 外 の 県 内 市 町 村 1.5 0.5 2.1 1.6 1.4 12.3 7.8 12.4 12.5 8.7 5.4 9.5 嵐 山 町 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 さいたま 市 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.5 0.6 1.8 3.4 2.7 1.1 1.9 鴻 巣 市 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6 0.0 0.0 0.0 0.1 所 沢 市 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6 0.0 0.0 0.0 0.1 熊 谷 市 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.1 入 間 市 0.0 0.0 0.5 0.0 0.1 0.0 0.0 3.6 3.4 1.1 0.5 1.6 その 他 の 市 町 村 1.5 0.5 1.6 1.6 1.3 10.8 6.5 5.9 5.7 4.9 3.8 5.7 他 都 県 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 26.2 3.9 11.2 14.2 10.9 3.2 10.0 東 京 都 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 7.7 2.6 8.9 11.4 7.1 1.6 6.4 千 葉 県 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 3.1 0.0 0.0 0.0 0.5 0.0 0.3 群 馬 県 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.1 その 他 の 県 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 13.8 1.3 2.4 2.8 3.3 1.6 3.1 16

図 表 17 鶴 ヶ 島 市 消 費 者 動 向 (2) 購 買 地 区 市 町 村 商 品 靴 履 き も の C 群 D 群 E 群 家 楽 か ハ ば ン ん ド バ 小 家 具 イ ン 家 庭 用 電 化 自 転 車 小 時 コ ン タ メ ク ガ ト 医 薬 化 粧 書 籍 文 房 楽 器 C D 玩 具 ス ポ ツ 用 花 木 園 芸 小 族 し で む 買 物 を テ 製 ネ レ 品 具 品 リ 品 ン 生 ア ズ 花 ッ グ ー 飲 食 ( 外 食 ) 鶴 ヶ 島 市 内 有 効 回 答 者 合 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 自 地 区 ( 西 部 Ⅰ 地 区 ) 80.7 64.4 73.0 81.8 93.4 97.7 91.2 87.8 99.5 97.9 93.5 93.9 93.7 98.1 95.2 65.1 95.9 鶴 ヶ 島 市 50.8 32.5 42.2 66.0 39.6 78.0 60.7 42.6 80.6 78.3 55.1 52.1 46.2 90.1 64.8 36.0 71.0 川 越 市 18.2 23.9 20.9 6.3 2.2 6.4 4.9 15.5 9.7 7.4 17.4 28.2 12.7 5.6 13.5 16.9 10.4 坂 戸 市 9.9 6.1 8.1 9.4 49.5 13.3 24.9 24.3 8.1 10.6 20.3 11.0 27.8 2.5 14.4 4.2 14.0 東 松 山 市 1.7 1.8 1.7 0.0 1.6 0.0 0.6 4.7 1.1 0.5 0.0 0.6 5.7 0.0 1.7 7.9 0.0 朝 霞 市 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6 0.0 0.2 0.0 0.0 富 士 見 市 0.0 0.0 0.0 0.0 0.5 0.0 0.2 0.0 0.0 0.0 0.7 0.6 0.0 0.0 0.2 0.0 0.0 ふじみ 野 市 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.5 三 芳 町 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.6 0.6 0.0 0.2 0.0 0.0 川 島 町 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.1 0.0 0.6 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 西 部 Ⅰ 地 区 以 外 の 県 内 市 町 村 8.3 13.5 10.8 8.2 4.9 1.7 4.9 6.1 0.0 1.1 2.2 3.1 3.8 1.9 2.4 17.5 2.6 嵐 山 町 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 さいたま 市 0.6 1.8 1.2 0.6 0.0 0.0 0.2 0.7 0.0 0.0 0.7 0.0 0.6 0.0 0.3 2.1 0.0 鴻 巣 市 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.7 0.0 0.0 0.0 0.1 0.0 0.0 所 沢 市 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.1 0.0 0.0 熊 谷 市 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 入 間 市 2.8 5.5 4.1 0.0 0.0 0.6 0.2 0.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.1 6.9 0.0 その 他 の 市 町 村 5.0 6.1 5.5 7.5 4.9 1.2 4.5 4.1 0.0 1.1 0.7 3.1 3.2 1.9 1.9 8.5 2.6 他 都 県 11.0 22.1 16.3 10.1 1.6 0.6 3.9 6.1 0.5 1.1 4.3 3.1 2.5 0.0 2.4 17.5 1.6 東 京 都 8.3 16.6 12.2 4.4 1.1 0.0 1.8 4.7 0.5 0.5 2.9 1.2 1.9 0.0 1.6 14.3 1.0 千 葉 県 0.0 0.0 0.0 0.6 0.0 0.0 0.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.5 0.0 群 馬 県 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 その 他 の 県 2.8 5.5 4.1 5.0 0.5 0.6 1.9 1.4 0.0 0.5 1.4 1.8 0.6 0.0 0.8 2.6 0.5 17

鶴 ヶ 島 市 民 の 消 費 動 向 を 見 ると 生 鮮 食 料 品 など 飲 食 料 品 は 90% 近 い 市 民 が 市 内 で 買 物 するとしている 市 外 では 川 越 市 や 坂 戸 市 で 買 物 をする 市 民 が 多 い 次 に 衣 類 等 の 消 費 となると 市 内 で 買 物 するという 市 民 は 60% 台 まで 落 ち 婦 人 服 などは 30% 台 までになる 一 方 で 減 少 した 分 は 先 ほどの 川 越 市 や 坂 戸 市 が 増 加 する また この 商 品 群 の 買 物 では さいたま 市 や 東 京 都 内 などで 買 物 する 市 民 が 増 加 し 紳 士 服 や 婦 人 服 では 10%を 超 える 商 品 も 出 てくる 続 いて C 群 から E 群 についても B 群 の 消 費 動 向 と 同 様 に 商 品 によって 多 少 のブレはあ るものの 半 分 程 度 の 市 民 しか 市 内 で 購 入 していないことがわかる 比 較 的 市 内 で 購 入 す る 割 合 が 高 いのは 自 転 車 医 薬 化 粧 品 書 籍 文 具 や 花 木 園 芸 生 花 で 80% 近 く 又 は それ 以 上 の 割 合 で 市 内 で 購 入 されている その 他 の 消 費 動 向 として 家 族 で 買 物 を 楽 しむ 時 は 鶴 ヶ 島 市 内 が 36.0%と 大 きく 減 少 していることがわかる 川 越 市 内 が 16.9% 東 京 都 内 が 14.3% 東 松 山 市 が 7.9%な どとなっている また 飲 食 ( 外 食 ) は 鶴 ヶ 島 市 内 が 71% 坂 戸 市 内 が 14.0% 川 越 市 が 10.4%となっている 8 おわりに ~ 地 域 経 済 活 性 化 に 向 けた 課 題 解 決 と 支 援 ニーズ~ (1) 鶴 ヶ 島 市 の 経 済 及 び 産 業 構 造 の 特 徴 1 鶴 ヶ 島 市 の 将 来 推 人 口 鶴 ヶ 島 市 の 将 来 推 人 口 は 2040 年 には 59,631 人 となると 推 されている 2010 年 から 2040 年 の 30 年 間 で 鶴 ヶ 島 市 は 総 人 口 で 1 万 人 超 の 10,359 人 の 減 少 となり 14.8%の 減 少 率 となっている 減 少 率 に 関 しては 同 期 間 の 埼 玉 県 全 体 の 人 口 減 少 率 が 12.4%である ところから 県 とほぼ 同 水 準 で 推 移 するものと 予 測 される また 経 済 活 動 の 中 心 となる 15~64 歳 までの 生 産 年 齢 人 口 は これまで 順 調 に 増 加 し 2005 年 は 50,000 人 超 であったが これをピークに 減 少 となり 2030 年 には 4 万 人 台 を 割 り 38,823 人 そして 2040 年 には 32,425 人 とピークのほぼ 4 割 減 となる 2 鶴 ヶ 島 市 の 産 業 構 造 鶴 ヶ 島 市 の 産 業 構 造 は 埼 玉 県 の 水 準 ( 特 化 係 数 =1)として それを 上 回 るものを 産 業 集 積 が 進 んでいるものとして 捉 えることができる 第 1 次 産 業 では 特 化 係 数 が1を 上 回 る ものはなく 第 2 次 産 業 では 製 造 業 が 1.13 第 3 次 産 業 では 不 動 産 業 が 1.17 と 産 業 全 体 でも 最 も 大 きく 次 いで 卸 売 小 売 業 が 1.13 サービス 業 が 1.00 となっている 3 鶴 ヶ 島 市 の 製 造 業 特 化 係 数 が1を 上 回 る 数 値 が 大 きいほど その 産 業 が 県 水 準 を 大 きく 上 回 り 集 積 が 進 んで いることがわかる 紙 パルプが 6.78 と 最 も 大 きく 埼 玉 県 の 水 準 を 約 6 倍 上 回 る 集 積 が あることがわかる その 他 では プラスチックが 1.87 印 刷 が 1.81 金 属 製 品 が 1.65 と 特 化 係 数 が 1 を 上 回 っている また 労 働 生 産 性 については 付 加 価 値 額 を 従 業 者 数 で 割 った 数 値 を 埼 玉 県 と 鶴 ヶ 島 市 を 比 較 したものである 埼 玉 県 の 数 値 を1としたもので そこから 分 析 すると 労 働 生 産 性 が 高 いのは 紙 パルプが 2.36 と 最 も 高 く 埼 玉 県 の2 倍 以 上 の 労 働 生 産 性 を 記 録 している 続 いて 金 属 製 品 が 1.64 電 気 機 器 が 1.33 である 18

4 第 三 次 産 業 の 集 積 卸 売 業 小 売 業 と 宿 泊 業 飲 食 サービス 業 については 統 がそれぞれ 分 かれた 2004 年 から 2012 年 までの 推 移 を 見 ると 卸 売 業 小 売 業 で 562 事 業 所 から 516 事 業 所 宿 泊 業 飲 食 サービス 業 が 321 事 業 所 から 297 事 業 所 と それぞれ 7~8%の 減 少 を 見 ている 一 方 で 増 加 をしている 産 業 としては 不 動 産 業 物 品 賃 貸 業 と 医 療 福 祉 である 不 動 産 業 物 品 賃 貸 業 は 1991 年 から 2012 年 で 134 事 業 所 から 179 事 業 所 医 療 福 祉 は 統 が 取 られるようになった 2004 年 から 2012 年 で 121 事 業 所 から 175 事 業 所 と 大 きく 増 加 している 特 化 係 数 については 多 くの 業 種 が 1 を 超 え 埼 玉 県 の 水 準 を 上 回 っている 生 活 関 連 サービス 業 娯 楽 業 や 医 療 福 祉 等 の 分 野 で 1.21 と 最 も 高 い 特 化 係 数 を 示 している 5 鶴 ヶ 島 市 の 商 圏 構 造 鶴 ヶ 島 市 は 川 越 市 を 中 心 として 構 成 されている 川 越 商 圏 の 10 市 町 に 属 している 川 越 商 圏 は 埼 玉 県 内 の 準 広 域 商 圏 のひとつで 川 越 市 を 中 心 に 川 島 町 鶴 ヶ 島 市 毛 呂 山 町 坂 戸 市 ふじみ 野 市 などが 商 圏 にある 鶴 ヶ 島 市 は 本 統 においては 人 口 の 14.5% 10,174 人 が 日 頃 から 川 越 市 で 衣 料 品 などの 消 費 を 行 っている (2) 地 域 経 済 活 性 化 に 向 けた 課 題 解 決 と 支 援 ニーズ 鶴 ヶ 島 市 における 地 域 経 済 の 活 性 化 に 向 けた 取 組 みにおいて それらの 戦 略 策 定 課 題 解 決 や 中 小 企 業 を 中 心 とする 支 援 策 等 について 取 りまとめた 1 メリハリのある 高 齢 者 対 策 の 必 要 性 高 齢 者 に 対 する 生 涯 学 習 の 機 会 及 び 高 齢 者 の 就 労 環 境 が 適 切 に 提 供 された 場 合 は 高 齢 者 世 代 は 労 働 市 場 で 資 源 となる 高 齢 社 会 を 測 する 指 標 を 整 備 し 現 在 の 高 齢 化 の 進 展 の 段 階 や 各 段 階 で 起 こりうる 変 化 を 理 解 することが 有 用 だ 健 康 や 社 会 的 介 護 コミュ ニティ 活 動 労 働 居 住 環 境 交 通 アクセスや 移 動 手 段 の 分 野 などの 指 標 分 析 しにより 予 測 される 高 齢 化 の 影 響 を 最 低 限 のものとして 積 極 的 に 高 齢 者 を 地 域 の 経 済 活 動 の 力 とし て 活 かしていく 鶴 ヶ 島 市 の 場 合 2030 年 以 降 高 齢 者 が 減 少 する 自 治 体 も 見 られるなかで 2040 年 まで 高 齢 者 人 口 が 増 加 し 続 けることが 推 される また 団 塊 世 代 が 後 期 高 齢 者 となる 2025 年 には 2020 年 からの 5 年 間 で 75 歳 以 上 の 高 齢 者 が 一 挙 に 約 3,000 人 が 増 加 する いわゆる 2025 年 問 題 の 解 決 に 向 けた 施 策 が 求 められる よって 単 純 な 高 齢 者 人 口 に 対 する 人 口 ビジョンを 作 成 ではなく 実 態 を 細 かく 掴 んだ 高 齢 者 対 策 が 必 要 となる 2 地 域 経 済 に 波 及 効 果 のある 経 済 産 業 分 野 の 特 定 と 事 業 推 進 地 域 の 経 済 や 産 業 面 での 特 性 や 集 積 を 分 析 し それらの 産 業 を 中 心 とする 関 連 事 業 を 行 うことは 地 域 経 済 への 波 及 効 果 も 大 きい その 際 に 消 費 者 のニーズともすり 合 わせ 地 域 全 体 の 活 性 化 につながるように 心 づける 本 分 析 において 特 化 係 数 や 労 働 生 産 性 が 高 いと された 産 業 分 野 での 取 り 組 みがより 波 及 効 果 が 高 くなるものと 推 察 される 例 えば 製 造 業 においては 集 積 が 進 み 労 働 生 産 性 が 高 い 紙 パルプ 印 刷 金 属 製 品 な どの 産 業 を 中 心 に 市 内 での 中 堅 中 小 企 業 を 支 援 し 製 造 業 の 底 上 げを 図 ることや これ らの 産 業 を 中 心 に 将 来 性 ある 成 長 分 野 への 進 出 や 企 業 マッチングを 支 援 していくことも 求 められる 3 地 域 の 魅 力 発 信 と 多 様 な 人 材 の 確 保 19

インターネットやSNS 等 の 様 々なツールを 戦 略 的 効 果 的 に 活 用 し 地 域 や 地 元 企 業 の 魅 力 発 信 を 積 極 的 に 行 うことで 地 域 間 競 争 を 勝 ち 抜 き 定 住 人 口 や 交 流 人 口 の 増 加 に 繋 げ る また 若 者 や 女 性 やシニア 層 等 の 多 様 な 人 材 と 能 力 を 確 保 し 起 業 の 支 援 やビジネスマ ッチングへの 環 境 を 整 える 鶴 ヶ 島 市 の 場 合 は 圏 央 道 の 開 通 による 首 都 圏 高 速 交 通 網 の 要 衝 として 機 能 や 県 立 農 業 大 学 校 の 跡 地 利 用 など 地 域 活 性 化 に 向 けてポテンシャルは 高 いものがある これまでの 鶴 ヶ 島 市 が 持 っている 歴 史 伝 統 産 業 等 の 地 域 資 産 に 加 え 新 しい 地 域 の 魅 力 発 信 を 特 に 女 性 や 若 い 世 代 に 向 け 積 極 的 に 発 信 していくことにより 大 きな 効 果 が 期 待 される 鶴 ヶ 島 市 のこれからの 発 展 の 可 能 性 や 利 便 性 を 知 らせめることにより 若 い 世 代 や 子 育 て 世 代 の 流 入 につなげ 地 域 社 会 地 域 産 業 の 活 性 化 のみならず 人 口 減 少 の 歯 止 めとなる 4 地 域 活 性 化 施 策 推 進 のワンストップの 支 援 体 制 の 構 築 行 政 商 工 会 や 地 域 金 融 機 関 等 の 各 種 団 体 が 一 同 に 会 し 地 域 経 済 や 産 業 活 性 化 のため の 定 期 的 な 情 報 交 換 や 課 題 解 決 成 長 分 野 への 地 元 企 業 の 進 出 支 援 等 に 向 けた 組 織 が 施 策 推 進 のスピードアップさせるものと 考 えられる その 中 心 となるべき 事 務 局 : 商 工 会 が 戦 略 的 に 分 野 横 断 的 に 対 処 できるように 地 域 のコンセンサスを 確 立 して 人 材 予 算 等 を 投 入 できるようワンストップの 支 援 体 制 の 構 築 が 求 められる 5 地 域 経 済 の 課 題 を 類 別 し 適 切 な 対 応 地 域 経 済 や 産 業 の 各 分 野 において 各 企 業 内 や 地 域 内 での 取 り 組 みによって 地 域 経 済 の 課 題 を 解 決 し 持 続 可 能 な 社 会 につなげる 取 組 みと 地 域 外 からの 力 を 借 りて 課 題 解 決 してい く 取 組 みとを 類 別 しバランスを 取 りながら 適 切 に 対 応 が 肝 要 である 地 域 外 の 力 を 借 りる 取 組 みとしては 生 産 や 物 流 拠 点 や 商 業 施 設 の 誘 致 活 動 が 考 えられる それらは 地 域 経 済 に 大 きな 効 果 をもたらすが あまりそちらに 比 重 をかけると 万 一 の 撤 退 や 事 業 縮 小 などの 時 に 地 域 経 済 に 大 きな 打 撃 となる 常 に 地 域 内 からの 内 発 的 な 経 済 活 性 化 の 取 組 みが 地 域 経 済 の 足 腰 を 鍛 え 持 続 可 能 な 社 会 の 構 築 につながるものとなる 以 上 平 成 27 年 4 月 委 託 : 鶴 ヶ 島 市 商 工 会 受 託 : 株 式 会 社 ぶぎん 地 域 経 済 研 究 所 20