平成21年度事業計画書

平 成 21 年 度 事 業 計 画 書 財 団 法 人 日 本 相 撲 協 会

平 成 21 年 度 事 業 計 画 1. 運 営 面 について 当 協 会 は 平 成 21 年 度 も 引 き 続 き 寄 附 行 為 に 規 定 された 事 業 を 確 実 に 実 施 するとと もに 今 後 の 公 益 財 団 法 人 の 認 定 に 向 けて 諸 規 定 諸 規 則 等 の 整 備 充 実 を 図 っていき ます 平 成 21 年 度 は 特 に 次 の 事 項 に 重 点 を 指 向 します (1) 当 協 会 の 制 度 組 織 機 構 の 総 合 的 な 運 用 により 業 務 を 円 滑 に 遂 行 していきます (2) 土 俵 を 中 心 とした 施 策 を 強 力 に 推 進 します 立 ち 合 いの 是 正 を 行 うとともに 故 意 による 無 気 力 相 撲 を 防 止 するため 懲 罰 規 定 を 適 用 します (3) 指 導 普 及 部 を 中 心 に 一 般 の 人 に 対 しての 相 撲 指 導 を 推 進 し 相 撲 の 普 及 を 図 ります また 日 本 固 有 の 競 技 である 相 撲 の 普 及 と 維 持 発 展 を 目 的 とした 相 撲 指 導 適 格 認 定 証 交 付 に 関 する 講 習 会 を 実 施 します (4) 国 技 館 諸 設 備 の 補 修 改 修 を 行 い 貸 館 規 則 に 基 づき 一 般 に 対 して 有 料 または 無 料 で 貸 与 します (5) 草 津 相 撲 研 修 道 場 は 青 少 年 学 生 に 対 して 正 しい 相 撲 の 指 導 が 行 われるよう 指 導 者 の 研 修 を 行 うことを 目 的 とし 運 営 は 施 設 の 利 用 規 則 により 行 います また 相 撲 研 修 の 行 われない 期 間 は 福 利 厚 生 施 設 として 使 用 します (6) 維 持 員 制 度 に 関 しては 各 地 での 維 持 員 会 との 意 見 交 換 会 などを 通 して 維 持 員 会 の 活 動 を 促 進 し 土 俵 の 充 実 を 図 ります 維 持 員 規 定 により 東 京 地 区 の 維 持 員 に 対 し 加 入 年 度 ( 平 成 22 年 ~27 年 )の 確 認 審 査 を 行 います (7) 協 会 員 の 肖 像 権 の 保 護 管 理 運 用 に 関 する 協 会 員 の 肖 像 権 に 関 する 規 定 に 基 づき その 管 理 運 営 に 万 全 を 期 します (8)ハイビジョンによる 記 録 映 像 の 撮 影 および 編 集 を 行 い 保 存 します 本 年 度 も 引 き 続 き 過 去 の 記 録 映 像 を 高 画 質 のハイビジョン 映 像 に 変 えていきます (9)パソコンによる 事 務 の 省 力 化 経 理 給 与 力 士 年 寄 等 協 会 員 のデータベースを 中 心 に 一 層 の 充 実 を 図 ります (10) 総 合 企 画 部 では 相 撲 健 康 体 操 の 指 導 普 及 はじめ 諸 事 業 を 企 画 し 推 進 してい きます 2. 財 政 について 特 定 引 当 資 産 について 平 成 20 年 度 に 設 立 した 国 技 館 改 修 基 金 への 積 み 立 てをはじめ 減 価 償 却 引 当 資 産 退 職 給 付 引 当 資 産 等 協 会 の 財 務 内 容 を 考 慮 しつつ 将 来 を 見 据 え 相 当 の 額 を 積 み 立 てます

3. 相 撲 教 習 所 の 維 持 について 教 習 目 標 は 従 来 通 り 教 習 生 に 相 撲 の 基 本 を 習 得 させ 社 会 常 識 を 教 習 させることと します 教 習 対 象 者 は 各 本 場 所 毎 に 新 たに 登 録 した 力 士 とし 教 習 期 間 は6ヶ 月 とします 教 習 科 目 は 実 技 と 教 養 講 座 とします 実 技 教 習 は 年 寄 現 役 力 士 よりなる 指 導 員 により 行 います 教 養 講 座 は 元 横 浜 国 立 大 学 筑 波 大 学 の 教 授 江 戸 東 京 博 物 館 館 長 およびNHK 放 送 研 修 センター 日 本 放 送 協 会 学 園 の 教 員 を 講 師 として 委 嘱 し 相 撲 史 社 会 運 動 医 学 相 撲 甚 句 修 行 の 心 得 習 字 を 教 習 します 年 寄 大 山 が 力 士 の 心 得 土 俵 上 の 所 作 を 教 習 します ビデオテープ 土 俵 の 伝 統 と 美 を 教 材 として 使 用 します 実 技 の 教 習 時 間 は 9 月 場 所 後 の 授 業 から1 月 場 所 後 の 授 業 までの 期 間 は 午 前 7 時 30 分 より 午 前 9 時 30 分 まで 3 月 場 所 後 の 授 業 から7 月 場 所 後 の 授 業 までの 期 間 は 午 前 7 時 より 午 前 9 時 30 分 までとし 教 養 講 座 は いずれの 期 間 も 午 前 10 時 より 午 前 11 時 までとします 教 習 生 に 対 する 昼 食 の 給 食 は 引 き 続 き 行 います 4. 力 士 行 司 等 の 養 成 について (1) 力 士 の 養 成 について 本 場 所 毎 に 新 弟 子 採 用 検 査 を 実 施 し 合 格 者 の 力 士 登 録 を 行 います 力 士 の 登 録 は 義 務 教 育 を 修 了 した23 歳 未 満 の 男 子 とします ただし 幕 下 附 出 しは 義 務 教 育 を 修 了 した 者 で25 歳 未 満 の 男 子 とします 力 士 の 養 成 は 新 弟 子 を6ヶ 月 間 相 撲 教 習 所 で 教 習 するほか 各 相 撲 部 屋 に 配 属 し て 行 います 力 士 には 次 の 通 り 経 費 を 支 給 します 1 給 与 関 係 費 イ. 十 枚 目 以 上 の 力 士 には 月 給 制 により 給 与 を 支 給 します ロ. 横 綱 大 関 三 役 には 本 場 所 特 別 手 当 を 支 給 します ハ. 幕 下 以 下 力 士 には 本 場 所 毎 に 場 所 手 当 を 支 給 します 2 養 成 関 係 費 イ. 相 撲 部 屋 に 力 士 養 成 員 養 成 費 相 撲 部 屋 維 持 費 稽 古 場 経 費 を 支 給 します ロ. 十 枚 目 以 上 の 力 士 には 力 士 補 助 費 を 支 給 します ハ. 横 綱 々 代 は 実 費 を 師 匠 に 支 給 します 3 奨 励 関 係 費 イ. 十 枚 目 以 上 の 力 士 には 支 給 割 合 により 力 士 褒 賞 金 を 本 場 所 毎 に 支 給 します ロ. 幕 下 以 下 力 士 には 幕 下 以 下 奨 励 金 を 本 場 所 毎 に 支 給 します ハ. 十 枚 目 以 上 の 力 士 を 養 成 した 各 相 撲 部 屋 の 師 匠 に 力 士 養 成 奨 励 金 を 本 場 所 毎 に 支 給 します ニ. 各 場 所 毎 に 各 段 優 勝 者 三 賞 受 賞 者 には 賞 金 および 賞 状 を 授 与 します ホ. 優 秀 力 士 には 優 秀 力 士 表 彰 規 定 により 表 彰 します (2) 行 司 の 養 成 について 行 司 は 義 務 教 育 を 修 了 した 者 で19 歳 未 満 の 男 子 を 採 用 します 幕 下 以 下 行 司 の 養 成 は 各 相 撲 部 屋 の 師 匠 ( 立 行 司 を 含 む)が 当 たり 行 司 実 務 は 立 行 司 ならびに 行 司 会 委 員 が 指 導 に 当 たります 行 司 に 対 する 教 習 は 相 撲 教 習 所 の 教 習 と 合 同 し 或 いは 独 自 に 行 わせます 行 司 番 附 は 原 則 として9 月 場 所 後 の 理 事 会 で 年 1 回 行 います 行 司 には 全 員 月 給 制 による 基 本 給 手 当 を 支 給 します 行 司 には 装 束 補 助 費 を 支 給 します

(3) 呼 出 の 養 成 について 呼 出 は 義 務 教 育 を 修 了 した 者 で19 歳 未 満 の 男 子 を 採 用 します 幕 下 以 下 呼 出 の 養 成 は 師 匠 である 年 寄 が 当 たり 呼 出 として 必 要 な 実 技 指 導 等 は 立 呼 出 ならびに 呼 出 会 委 員 が 指 導 に 当 たります 呼 出 階 級 順 位 の 昇 降 は 原 則 として9 月 場 所 後 の 理 事 会 で 年 1 回 行 います 呼 出 には 全 員 月 給 制 による 基 本 給 手 当 を 支 給 します (4) 床 山 の 養 成 について 床 山 は 義 務 教 育 を 修 了 した 者 で19 歳 未 満 の 男 子 を 採 用 します 3 等 床 山 以 下 の 養 成 は 師 匠 である 年 寄 が 当 たり 床 山 として 必 要 な 実 技 指 導 等 は 床 山 会 委 員 が 指 導 に 当 たります 床 山 等 級 順 位 の 昇 降 は 原 則 として9 月 場 所 後 の 理 事 会 で 年 1 回 行 います 床 山 には 全 員 月 給 制 による 基 本 給 手 当 を 支 給 します 5. 力 士 の 相 撲 競 技 の 公 開 実 施 について (1) 平 成 21 年 度 も6 場 所 制 を 採 用 し 東 京 3 場 所 大 阪 1 場 所 名 古 屋 1 場 所 福 岡 1 場 所 力 士 の 相 撲 競 技 を 公 開 実 施 し その 都 度 番 附 編 成 を 行 い 力 士 の 階 級 順 位 を 決 定 します 番 附 編 成 会 議 は 審 判 部 が 組 織 し 副 理 事 同 席 の 上 行 います (2) 平 成 21 年 度 の 相 撲 競 技 の 公 開 実 施 計 画 は 次 の 通 りであります 場 所 番 附 発 表 初 日 千 秋 楽 挙 行 場 所 1 月 場 所 20 年 12 月 24 日 1 月 11 日 1 月 25 日 東 京 国 技 館 3 月 場 所 21 年 3 月 2 日 3 月 15 日 3 月 29 日 大 阪 大 阪 府 立 体 育 会 館 5 月 場 所 4 月 27 日 5 月 10 日 5 月 24 日 東 京 国 技 館 7 月 場 所 6 月 29 日 7 月 12 日 7 月 26 日 名 古 屋 愛 知 県 体 育 館 9 月 場 所 8 月 31 日 9 月 13 日 9 月 27 日 東 京 国 技 館 11 月 場 所 11 月 2 日 11 月 15 日 11 月 29 日 福 岡 福 岡 国 際 センター (3) 入 場 券 に 関 しては オンラインシステムの 導 入 を 進 め 販 売 促 進 や 販 売 業 務 の 簡 略 化 等 に 務 めます (4) 観 客 に 対 するサービスの 向 上 に 努 めます 取 組 表 は 入 場 者 に 対 して 無 料 配 布 します (5) 幕 内 の 取 組 に 限 り 一 般 ( 法 人 に 限 る)より 懸 賞 を 募 ります 懸 賞 金 の 内 一 部 を 取 組 表 の 印 刷 代 や 場 内 放 送 係 の 手 当 にあてます (6) 文 部 科 学 省 からの 要 請 および 東 京 都 火 災 予 防 条 例 等 の 関 係 法 令 の 改 正 に 伴 い 場 内 は 禁 煙 とします 6. 青 少 年 学 生 に 対 する 相 撲 の 指 導 奨 励 について 指 導 普 及 部 の 担 当 業 務 とし 次 の 通 り 実 施 します (1) 全 国 中 学 校 相 撲 選 手 権 大 会 を 後 援 することとし 日 本 中 学 校 体 育 連 盟 の 要 請 に 対 し ては 積 極 的 に 協 力 することとします (2) 青 年 会 議 所 と 連 携 し わんぱく 相 撲 の 指 導 奨 励 を 行 い わんぱく 相 撲 全 国 大 会 は 分 担 金 を 支 出 し 青 年 会 議 所 と 共 催 します

(3) 少 年 相 撲 教 室 の 開 催 地 には 土 俵 マットおよびまわしの 寄 贈 指 導 要 綱 の 配 布 等 を 行 い 6ヶ 所 を 目 処 に 開 催 を 後 援 します (4) 全 国 都 道 府 県 中 学 生 相 撲 選 手 権 大 会 に 協 賛 することとし ( 財 ) 日 本 相 撲 連 盟 の 要 請 に 対 しては 積 極 的 に 協 力 することとします (5)( 財 ) 日 本 相 撲 連 盟 と 共 催 して 一 般 相 撲 指 導 者 の 相 撲 研 修 を 実 施 します (6) 夏 期 に 相 撲 部 屋 を 開 放 し 小 中 学 生 の 相 撲 練 習 体 位 向 上 に 寄 与 します (7) 相 撲 道 場 に 於 いては 夏 期 に 会 員 の 進 級 試 験 および 親 善 相 撲 大 会 を 従 来 通 り 行 いま す (8) 大 田 区 東 京 青 少 年 相 撲 練 成 道 場 文 京 支 部 道 場 針 ヶ 谷 相 撲 クラブ 立 川 相 撲 練 成 道 場 朝 霞 相 撲 練 成 道 場 時 津 風 心 身 道 場 府 中 住 吉 道 場 は 支 部 道 場 とし 緊 密 な 連 係 をとって 一 般 の 相 撲 指 導 に 当 たらせます (9) 外 郭 団 体 各 学 校 会 社 その 他 団 体 に 対 する 指 導 員 の 派 遣 は 積 極 的 に 行 い 相 撲 の 指 導 に 当 たります (10) 相 撲 道 に 関 する 講 演 等 の 要 請 には 適 当 な 者 を 人 選 して 派 遣 し 相 撲 の 普 及 を 図 り ます (11) 学 生 および 各 地 の 相 撲 大 会 等 には 積 極 的 に 協 力 し 寄 附 および 寄 贈 を 行 います (12) 日 本 相 撲 連 盟 学 生 相 撲 連 盟 その 他 の 相 撲 競 技 団 体 と 関 係 を 密 にし 青 少 年 の 相 撲 指 導 要 綱 を 配 布 する 等 アマチュア 相 撲 の 指 導 の 適 正 化 を 図 ります (13) 指 導 普 及 部 は 巡 業 部 と 連 携 をとり 地 方 青 少 年 学 生 等 の 相 撲 の 指 導 を 行 います そのほか 指 導 普 及 部 規 定 に 基 づき 常 に 国 技 としての 正 しい 相 撲 の 在 り 方 および 相 撲 技 術 土 俵 態 度 その 他 について 研 修 し 修 得 した 結 果 を 以 て 力 士 行 司 等 を 指 導 します 7. 広 報 活 動 について 国 内 海 外 からの 映 像 使 用 出 演 依 頼 取 材 等 の 申 請 等 に 応 じて 広 報 事 務 を 正 確 迅 速 に 処 理 することに 努 めます 相 撲 教 習 所 の 協 力 を 得 一 般 の 方 へ 相 撲 の 知 識 を 深 めてもらうため 相 撲 の 講 演 ( 相 撲 寺 子 屋 )を 行 います 相 撲 協 会 映 像 制 作 にて 記 録 映 像 の 作 成 保 存 映 像 の 高 画 質 ハイビジョン 化 を 進 め ハイビジョンデジタル 放 送 に 対 応 し 内 容 の 充 実 を 計 ることとします 保 管 経 費 の 掛 かるフィルムの 将 来 的 な 廃 棄 等 の 計 画 も 進 めていきます 保 存 映 像 を 編 集 し 博 物 館 展 示 用 相 撲 の 説 明 用 DVD 等 の 製 作 を 行 います また 記 録 映 像 を 有 効 に 活 用 し 相 撲 の 普 及 に 努 めます インターネットによる 相 撲 情 報 の 提 供 を 実 施 します 8. 相 撲 博 物 館 の 維 持 運 営 について 相 撲 博 物 館 の 維 持 運 営 面 では 資 料 の 整 理 と 施 設 の 整 備 を 行 い 事 業 内 容 の 充 実 に 努 めてきました 引 き 続 き 博 物 館 運 営 委 員 会 の 決 定 に 基 づき 館 長 の 指 示 統 轄 の 下 に 事 業 の 質 的 向 上 に 努 めます 本 年 度 の 運 営 は 次 のとおりであります

(1) 展 示 事 業 の 充 実 展 示 内 容 の 充 実 と 展 示 資 料 の 増 加 に 努 めます 展 示 資 料 は 館 所 蔵 資 料 を 中 心 とし 借 用 資 料 も 有 効 に 活 用 した 展 示 を 行 います (2) 資 料 の 収 集 保 管 資 料 の 収 集 とともに 館 所 蔵 資 料 の 整 理 修 復 に 努 めます (3) 広 報 普 及 活 動 の 推 進 相 撲 協 会 広 報 部 と 連 携 し 相 撲 の 歴 史 等 の 普 及 に 努 めます (4) 調 査 研 究 の 推 進 相 撲 の 民 俗 古 記 録 等 の 調 査 研 究 を 各 機 関 ( 博 物 館 教 育 委 員 会 等 )と 協 力 して 進 めていきます また 相 撲 博 物 館 紀 要 を 発 行 し 研 究 成 果 を 公 表 します 9. 相 撲 に 関 する 出 版 物 の 刊 行 について ベースボール マガジン 社 発 行 の 機 関 誌 相 撲 パンフレット 英 文 パンフレッ ト 相 撲 手 帳 を 作 成 し 相 撲 の 普 及 を 図 ります 昨 年 同 様 に 相 撲 カレンダーも 作 成 し 1 枚 物 は 無 料 で 配 布 し 綴 り 物 は 一 部 の 関 係 先 に 対 する 贈 呈 を 除 き 販 売 します 10. 年 寄 力 士 および 行 司 等 の 福 利 厚 生 について (1) 相 撲 診 療 所 は 協 会 所 属 員 および 家 族 の 診 療 を 行 うほか 一 般 にも 開 放 します 協 会 所 属 員 に 対 する 定 期 健 康 診 断 は 日 本 相 撲 協 会 健 康 保 険 組 合 と 協 力 し 継 続 して 行 います (2) 日 本 相 撲 協 会 健 康 保 険 組 合 の 組 合 員 が 相 撲 診 療 所 で 受 診 する 場 合 は その 診 療 費 を 無 料 とします (3) 力 士 等 の 業 務 上 の 傷 病 に 対 して 日 本 相 撲 協 会 健 康 保 険 組 合 が 負 担 する 治 療 費 70 %のうち 協 会 で50% 負 担 します (4) 労 働 者 災 害 補 償 保 険 には 継 続 加 入 します (5) 力 士 養 成 員 については 全 員 を 健 康 保 険 および 厚 生 年 金 保 険 に 加 入 せしめ 保 険 料 全 額 を 日 本 相 撲 協 会 が 負 担 します (6) 草 津 相 撲 研 修 道 場 利 用 規 則 により 協 会 員 等 の 福 利 厚 生 を 図 ります また 相 撲 部 屋 合 宿 負 傷 力 士 のリハビリ 等 を 目 的 とする 使 用 を 認 めるなど 有 効 に 施 設 を 活 用 します 11. 地 方 巡 業 について 地 方 巡 業 は 地 方 を 巡 回 し 相 撲 競 技 を 公 開 実 施 し 国 技 相 撲 の 普 及 を 図 ることを 目 的 として 行 います 原 則 として 売 り 興 行 形 式 により 実 施 します 12. 特 別 興 行 について 2 月 8 日 ( 日 )にフジテレビ 主 催 の 日 本 大 相 撲 トーナメント を 行 います

13. 海 外 公 演 について 10 月 にロンドン 公 演 を 実 施 します 14. その 他 (1)NHK 厚 生 文 化 事 業 団 が 主 催 する 心 身 障 害 児 のための 福 祉 大 相 撲 はNHKの 要 請 に より 2 月 11 日 ( 祝 水 ) 全 面 的 に 協 力 することとします (2)テレビ 朝 日 が 主 催 する 交 通 事 故 防 止 キャンペーンのための 大 相 撲 にはテレビ 朝 日 よ りの 要 請 があった 場 合 は 協 力 することとします (3) 伊 勢 神 宮 明 治 神 宮 靖 國 神 社 等 には 奉 納 相 撲 および 横 綱 土 俵 入 りを 行 います (4) 再 発 防 止 検 討 委 員 会 は 生 活 指 導 部 の 特 別 委 員 会 として 活 動 を 継 続 していきます (5) 運 営 審 議 会 は 1 月 5 月 9 月 場 所 3 日 目 に 定 時 に 必 要 ある 場 合 は 臨 時 に 開 催 し 重 要 事 項 を 諮 問 し 委 員 の 意 見 を 徴 し 協 会 運 営 の 健 全 を 図 ります (6) 横 綱 審 議 委 員 会 は 各 本 場 所 の 千 秋 楽 の 翌 日 開 催 し 横 綱 昇 進 に 関 しての 適 正 を 期 します また 1 月 5 月 9 月 場 所 前 には 稽 古 総 見 を 行 います (7) 経 営 協 議 会 の 意 見 を 採 り 入 れ 協 会 運 営 の 円 滑 化 を 図 ります (8) 国 技 館 サービス 株 式 会 社 とは 建 物 設 備 施 設 賃 貸 借 契 約 および 国 技 館 内 物 品 販 売 契 約 に 基 づき 同 社 の 経 営 上 の 監 督 を 厳 にし 運 営 の 合 理 化 を 図 り 観 客 に 対 するサー ビス 面 を 明 朗 化 します 国 技 館 サービス 株 式 会 社 よりの 営 業 権 利 金 は 本 年 度 も 売 上 高 の13%とし 建 物 設 備 施 設 賃 貸 料 金 ( 家 賃 )は 営 業 収 入 の2.5%とします ただし 事 務 所 部 分 はm2 当 り2,500 円 とします (9)11 月 場 所 用 の 仮 設 桟 敷 席 用 資 材 をはじめ 11 月 場 所 開 催 に 必 要 な 資 材 備 品 等 を 一 括 収 納 できる 倉 庫 を 新 規 に 建 設 します