環 境 行 政 について 新 浜 し 尿 中 継 施 設 建 設 計 画 についてお 伺 いします 福 山 市 は 現 在 箕 沖 町 に 広 域 的 な し 尿 処 理 の 統 合 施 設 として 汚 泥 再 生 処 理 施 設 を 建 設 しています そして これまで 3 か 所 で 運 営 されていた 新 浜 深 品 新 市 し 尿 処 理 場 を 統 合 し そ れらの 施 設 は し 尿 の 貯 蔵 中 継 施 設 として 整 備 しようとしています この 計 画 のうち ( 仮 称 ) 新 浜 中 継 施 設 については 施 設 に 最 も 近 接 している 曙 町 2 丁 目 第 一 第 二 町 内 会 と 曙 町 2 丁 目 砂 場 東 町 内 会 など 地 元 3 町 の 大 半 の 住 民 をはじ め 曙 学 区 のほとんどの 町 内 会 長 が 建 設 に 不 同 意 を 表 明 しています とりわけ 地 元 3 町 内 会 の 住 民 らは 1969 年 に 新 浜 処 理 場 が 建 設 されて 以 来 4 6 年 間 に 渡 り 悪 臭 や 騒 音 振 動 といった 様 々な 苦 痛 に 耐 えてきました そもそもこの3 町 内 会 では し 尿 処 理 場 を 受 け 入 れる 条 件 として 牧 本 市 長 から 公 共 幹 線 下 水 道 の 完 了 時 までには し 尿 処 理 施 設 を 含 めて 廃 止 とする 公 印 入 りの 回 答 書 を かわしています そのため 地 元 町 内 会 では やっと 平 穏 な 暮 らしができる と 安 堵 していたのです そこで 当 計 画 の 合 意 形 成 のあり 方 についてお 伺 いします 市 当 局 は 2012 年 12 月 14 日 の 文 教 経 済 委 員 会 で 計 画 を 進 める 根 拠 として 2012 年 3 月 27 日 の 曙 町 内 会 学 区 連 合 町 内 会 の 会 議 で 賛 否 をとった 会 議 録 を 見 た と いうことと 役 員 から 口 頭 で 賛 成 10 反 対 2であり 市 として 事 業 を 進 めてもら ってよい との 連 絡 を 受 けたという 二 つの 事 象 をあげています この 町 内 会 連 合 会 の 会 議 録 とは 曙 公 民 館 に 保 管 されている B4の 福 山 市 書 式 のメ モのことです ところが この 会 議 録 と 称 するメモには 曙 町 1 丁 目 東 2 丁 目 第 1 と 第 2 砂 場 東 と 4 丁 目 の 町 内 会 長 の 意 見 が 記 されているのみで 他 の 会 長 の 意 見 はありません また 参 加 者 全 員 の 賛 否 をとった との 明 示 もありません わが 党 の 調 査 では 出 席 した 会 長 らは 会 議 で 決 をとった 覚 えはない 出 席 者 全 員 に 意 見 を 求 めたことはない と 証 言 しています 福 山 市 は 会 議 録 をみて それをどのように 解 釈 したのか 説 明 してください 次 に 連 合 町 内 会 長 からの 電 話 連 絡 について 質 問 します 当 計 画 については 10 人 の 町 内 会 長 が 建 設 反 対 の 請 願 署 名 を 提 出 しています ところが 連 合 町 内 会 長 は 福 山 市 に 対 して 10 人 の 町 内 会 長 が 賛 成 反 対 は2 と 説 明 しており 賛 否 が 全 く 逆 転 しています 行 政 として 事 実 を 明 らかにするべきであり 調 査 することが 必 要 ではないでしょうか お 答 えください そもそも 当 計 画 の 実 施 責 任 者 は 福 山 市 です 市 が 前 面 に 立 って 地 元 の 合 意 形 成 や 説 明 会 など 責 任 を 持 って 行 うべきではありませんか 1
とりわけ このようなし 尿 関 連 施 設 は 慎 重 な 対 応 を 行 うべきであり 電 話 連 絡 で 事 足 りるものでもありません 町 内 会 に 合 意 形 成 を 一 任 するあり 方 は きわめて 問 題 です 現 在 は 施 設 から 約 100m 以 内 に 民 家 があるなど 宅 地 化 が 進 み 周 辺 環 境 が 激 変 し ています 近 隣 住 民 への 理 解 を 得 ることと 地 元 住 民 との 合 意 形 成 は 最 も 重 要 な 課 題 であります が それらの 取 り 組 みが 極 めて 不 十 分 です 住 民 合 意 形 成 について 環 境 部 局 は どのように 総 括 しているのか お 答 えください 砂 場 東 町 内 会 の 住 民 は し 尿 のため 場 はこれ 以 上 我 慢 できない いくら 対 策 をしても 悪 臭 は100%なくならない 地 元 合 意 を 得 るための 動 きも 行 わず 連 合 町 内 会 長 と の 電 話 のやり 取 りだけで 決 められ 地 元 が 無 視 された と 憤 っています 環 境 省 大 臣 官 房 廃 棄 物 リサイクル 対 策 部 廃 棄 物 対 策 課 は 中 継 施 設 は し 尿 を 貯 蔵 するため 住 民 の 理 解 と 合 意 が 不 可 欠 周 辺 に 住 宅 が 増 えるなど 社 会 情 勢 の 変 化 した 場 合 は 計 画 の 変 更 もある との 見 解 です 地 元 住 民 は し 尿 処 理 の 広 域 化 に 反 対 している 訳 ではありません 住 宅 地 に 貯 蔵 施 設 を 建 設 してほしくないのです 新 浜 中 継 施 設 を 住 民 へ 影 響 のない 地 域 へ 移 転 するよう 計 画 の 変 更 を 求 めます 以 上 についてお 答 えください 2
教 育 行 政 についてお 伺 いします 初 めに 教 員 の 多 忙 化 解 消 の 取 り 組 みについてです いま 子 ども 達 は グローバル 社 会 のなかで 国 際 競 争 を 勝 ち 抜 くためのエリート 選 別 に 勝 ち 残 る 激 しい 競 争 教 育 を 強 いられています 新 自 由 主 義 的 な 構 造 改 革 が 進 められた 結 果 格 差 が 広 がり 子 どもの 貧 困 は いま や 社 会 問 題 です 経 済 的 理 由 で 学 校 を 辞 めざるを 得 ない 子 どもや 教 育 費 を 負 担 できないことによる 教 育 格 差 も 問 題 となっています これらすべてを 学 校 が 解 決 できるわけではありませんが 教 職 員 が 専 門 性 を 発 揮 する ことによって 問 題 を 克 服 し 子 どもの 教 育 に 関 する 権 利 を 実 現 することは 可 能 です そのためには 教 職 員 が 元 気 で 子 どもに 向 き 合 う 環 境 をつくることが 重 要 です ところが 現 実 は 厳 しい 実 態 が 続 いています わが 党 の 調 査 では 2013 年 2 月 現 在 の 小 中 学 校 の 休 職 者 数 は 小 学 校 で13 人 中 学 校 では11 人 です そのうち 精 神 疾 患 によるものが 小 学 校 では92% 中 学 校 では63%です 病 休 者 が 多 い 状 態 を 改 善 しなければなりませんが その 取 り 組 みについて どのような 対 策 を 行 っているのか お 答 えください 教 職 員 の 任 用 形 態 については 市 内 の 全 小 学 校 1205 人 中 臨 時 的 任 用 は10.3% で123 人 中 学 校 では 642 人 中 8%で52 人 高 校 では41 人 中 12%で5 人 で す 臨 時 教 員 が 多 い 場 合 教 育 の 継 続 性 が 確 保 されません 定 数 内 臨 時 教 員 をなくし 全 教 員 を 正 規 採 用 とすることが 必 要 ですが どのように 対 応 しているのか お 示 しください 昨 年 9 月 議 会 の 一 般 質 問 で 教 職 員 の 書 類 作 成 について もっと 整 理 ができるものは 整 理 をし やめるものは やめていく 改 善 が 必 要 と 答 弁 されました 今 後 どのよう な 改 善 を 行 うのか お 答 えください また 教 職 員 の 過 重 勤 務 の 把 握 は 施 錠 時 刻 で 全 て 説 明 できるとは 思 っていない と 答 えております いま 教 職 員 の 勤 務 状 況 は 学 校 の 施 錠 開 錠 時 刻 でしか 把 握 できませんが 現 実 には 持 ち 帰 り 仕 事 や 土 曜 日 曜 日 の 部 活 動 など 多 くの 業 務 をこなしています 実 態 を 綿 密 に 把 握 し 荷 重 勤 務 の 原 因 を 改 善 することが 必 要 です 3
文 部 科 学 省 は 2007 年 に 大 規 模 な 教 員 勤 務 実 態 調 査 を 行 いましたが その 後 は 行 っていません 市 として 独 自 に 教 員 勤 務 実 態 調 査 を 行 い 業 務 改 善 に 取 り 組 んではいかがでしょうか お 考 えをお 示 しください 次 に35 人 学 級 の 実 現 について 質 問 します 9 月 議 会 では 35 人 学 級 を 実 際 に 導 入 する 場 合 どの 程 度 の 教 室 が 必 要 か 先 生 を 採 用 するとしたら 経 費 はどのくらい 必 要 か どの 学 年 から 導 入 するのか 検 討 したと 答 弁 されています 検 討 結 果 の 具 体 について それぞれ お 示 しください 次 にいじめ 解 消 の 取 り 組 みについて お 伺 いします 政 府 の 教 育 再 生 実 行 会 議 が 2 月 26 日 いじめ 対 策 として 安 倍 首 相 に 提 言 を 提 出 しました その 中 身 は いじめの 解 決 策 として 道 徳 の 教 科 化 を 第 一 に 位 置 付 けています しかし この 方 向 は 教 育 現 場 では 通 用 しないことは 明 らかです たとえば 大 津 市 立 中 学 校 のいじめ 自 殺 事 件 の 例 です 同 校 は 市 内 唯 一 の 文 科 省 指 定 の 道 徳 教 育 実 践 研 究 事 業 推 進 指 定 校 でした いじめ のない 学 校 づくりの 取 り 組 みが 2009 10 年 度 の2 年 間 に 行 われ 事 件 のあった 学 年 もその 授 業 を 受 けていた とのことです 大 津 市 第 三 者 委 員 会 の 報 告 書 によると 道 徳 教 育 や 命 の 教 育 の 限 界 を 指 摘 し 現 場 で 教 員 が 一 丸 となった 様 々な 創 造 的 な 実 践 こそが 必 要 としています しかし 今 回 の 政 府 の 提 言 は 大 津 市 の 現 実 感 覚 とは 大 きくかい 離 しています 提 言 の 道 徳 の 教 科 化 は 道 徳 内 容 を 国 が 学 習 指 導 要 領 で 細 かく 規 定 し それが どこまで 達 成 できたかによって 成 績 を 付 けるもので これまでも 強 い 批 判 がありまし た さらに 提 言 に 盛 り 込 まれた 効 果 的 な 指 導 方 法 の 明 確 化 や すべての 教 員 が 取 得 で きる 指 導 方 法 の 開 発 や 普 及 などは そうした 道 徳 教 育 を 上 から 画 一 的 に 進 める ものです そもそも 国 が 道 徳 内 容 を 決 めて 国 民 に 徹 底 することは 民 主 主 義 社 会 では 許 され ない 統 制 です さらに 道 徳 に 評 価 を 持 ち 込 めば 表 面 的 ポーズを 取 り 繕 うなど 形 骸 化 されるこ とが 危 惧 されます いじめを 解 決 するために 道 徳 の 教 科 化 は あまりにも 安 易 ですが ご 所 見 をお 示 し 下 さい 4
いじめは 子 どもの 苛 立 ちの 発 散 という 面 がある と 言 われています 大 津 市 では 社 会 が 競 争 原 理 と 効 率 を 求 める 方 向 に 進 んでいる と 規 定 し いじめ は 社 会 の 在 り 方 と 根 深 いところでつながっている として 学 校 間 格 差 受 験 な ど ストレスの 強 まりに 目 を 向 けるよう 促 しています いじめを 防 ぐためには 学 校 を 子 どもの 尊 厳 が 守 られ 子 どもの 声 が 丁 寧 に 聞 き 取 ら れ 参 加 が 保 障 される 場 所 にすることです さらに 毅 然 とした 指 導 や 懲 戒 など 厳 罰 化 ではなく いじめている 子 の 悩 みやストレスなど その 背 景 に 目 を 向 けなければ 解 決 できません そのためには 35 人 学 級 の 実 現 が 不 可 欠 です 政 府 に 対 し 改 めて 35 人 学 級 を 実 現 することを 要 求 するとともに 市 独 自 で 実 施 す ることを 求 めます 以 上 についてお 答 えください 5