参 考 資 料 北 海 道 の 森 林 林 業 木 材 産 業 の 主 なデータ 214 年 7 月 北 海 道 水 産 林 務 部
目 次 1 森 林 資 源 等. (1) 森 林 資 源 の 状 況 2p (2) 森 林 に 期 待 する 役 割.. 4p 2 林 業 及 び 木 材 産 業. (1) 森 林 所 有 者 の 状 況 ( 林 業 経 営 の 状 況 ) 5p (2) 林 業 労 働 力 の 状 況 6p (3) 森 林 整 備 の 状 況 7p (4) 木 材 需 給 の 状 況 1p (5) 木 材 加 工 の 状 況 13p (6) 保 安 林 制 度 と 治 山 事 業.. 14p (7) 道 民 と 協 働 の 森 林 づくり.. 15p (8) 道 有 林 の 管 理 運 営 16p 1
1 森 林 資 源 等 (1) 森 林 資 源 の 状 況 北 海 道 の 森 林 面 積 は554 万 haで 全 国 の 森 林 面 積 の 約 1/4 林 種 別 では 人 工 林 が152 万 ha 天 然 林 が365 万 ha 全 国 に 比 べて 天 然 林 が 豊 かであることが 特 徴 所 有 別 では 国 有 林 55% 道 有 林 11%と 公 的 機 関 所 有 の 割 合 が 高 い 1 樹 種 別 森 林 面 積 27% 5% 天 然 林 5% 人 工 林 無 立 木 地 その 他 41% 54% 68% 2 所 有 別 森 林 面 積 ( 森 林 面 積 ) 外 円 : 北 海 道 554 万 ha 内 円 : 全 国 2,58 万 ha 28% 58% 6% 11% 3% 5% 7% 55% 国 有 林 都 道 府 県 有 林 市 町 村 有 林 その 他 民 有 林 資 料 : 北 海 道 平 成 24 年 度 北 海 道 林 業 統 計 我 が 国 を 代 表 する 豊 かな 森 林 を 擁 する 地 域 2
1(1) 森 林 資 源 の 状 況 2 この5 年 間 で 人 工 林 面 積 は 約 3.4 倍 天 然 林 面 積 は 約 8 割 となっている が 近 年 天 然 林 面 積 の 減 少 はストップ 人 工 林 蓄 積 が 大 幅 に 増 加 するとともに 天 然 林 の 蓄 積 も 回 復 傾 向 戦 後 植 林 されたカラマツ トドマツなどの 人 工 林 資 源 が 利 用 期 に ( 万 ha) 6 5 4 3 2 1 ( 億 m 3 ) 8. 6. 4. 2.. 1 林 相 別 森 林 面 積 の 推 移 548 563 563 56 558 554 554 58 52 55 51 4 28 27 43 92 137 15 152 15 15 447 419 371 359 366 376 377 S35 (196) 2 林 相 別 森 林 蓄 積 の 推 移 5.3 5.3 5.2 5.7 6.3.4.1.1.2.1.2.1.6 1.2 1.8 7.3 7.5.1.1 2.4 2.5 5.2 5.1 4.5 4.4 4.5 5. 5.1 S35 (196) S45 (197) S45 (197) S55 (198) 資 料 : 北 海 道 北 海 道 林 業 統 計 S55 (198) 資 料 : 北 海 道 北 海 道 林 業 統 計 H2 (199) H2 (199) H12 (2) H12 (2) H22 (21) H22 (21) H25 (213) H25 (213) 6 5 4 3 その 他 人 工 林 2 天 然 林 1 計 8. 7. その 6. 他 人 5.工 林 天 4. 然 林 3. 計 2. 1.. 3 北 海 道 の 針 葉 樹 人 工 林 の 樹 種 別 齢 級 構 成 ( 千 ha) 15 1 5 (H25.3.31 現 在 ) トドマツ カラマツ 類 エゾマツ スギその 他 人 工 林 のうちトドマ ツは 約 5 割 カラマ ツ 類 は 約 3 割 を 占 める 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 13 14 15 資 料 : 北 海 道 北 海 道 林 業 統 計 上 ( 齢 級 =5 年 生 ごと) カラマツ 人 工 林 に 加 え トドマツ 人 工 林 も 主 伐 時 期 に 到 達 (カラマツ8 割 トドマツ5 割 が 利 用 可 能 ) 3
順 位 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 1(2) 森 林 に 期 待 する 役 割 森 林 は 国 土 の 保 全 水 源 の 涵 (かん) 養 自 然 環 境 の 保 全 地 球 温 暖 化 の 防 止 林 産 物 の 供 給 等 の 様 々な 機 能 を 発 揮 道 民 の 森 林 に 期 待 する 役 割 としては 地 球 温 暖 化 防 止 や 国 土 の 保 全 に 対 かん する 期 待 が 高 い 水 源 涵 養 木 材 生 産 に 対 する 期 待 が 前 回 の 調 査 より 増 加 1 道 民 が 森 林 に 期 待 する 働 き( 順 位 の 推 移 ) 2 道 民 が 森 林 に 期 待 する 働 き( 直 近 2 回 調 査 ) H7 H12 H16 H18 H22 H24 (1995) (2) (24) (26) (21) (212) 地 球 温 暖 化 防 止 国 土 の 保 全 / 災 害 防 止 水 源 涵 (かん) 養 野 生 動 植 物 大 気 浄 化 騒 音 緩 和 保 健 休 養 木 材 生 産 ヒートアイラント 緩 和 特 用 林 産 物 生 産 野 外 教 育 景 観 形 成 地 球 温 暖 化 防 止 国 土 の 保 全 / 災 害 水 源 涵 (かん) 養 野 生 動 植 物 大 気 浄 化 騒 音 緩 和 保 健 休 養 木 材 生 産 特 用 林 産 物 生 産 ヒートアイラント 緩 和 野 外 教 育 景 観 形 成 9.3% 7.9% 9.5% 14.8% 7.% 1.5% 12.% 6.6% 67.5% 58.5% 54.% 42.7% 28.9% 32.6% 35.8% 23.4% 18.2% 19.5% 28.9% 19.1% H24.8 調 査 H22.5 調 査 % 25% 5% 75% 資 料 : 道 政 に 関 する 世 論 調 査 4
2 林 業 及 び 木 材 産 業 (1) 森 林 所 有 者 の 状 況 ( 林 業 経 営 の 状 況 ) 5ha 未 満 の 小 規 模 な 所 有 者 が 全 体 の 約 7 割 を 占 めている 北 海 道 における 林 業 所 得 ( 林 業 粗 収 益 - 林 業 経 営 費 )は 約 12 万 円 の 赤 字 であり 全 国 と 比 較 して 低 い 状 況 森 林 所 有 者 の 協 同 組 織 である 森 林 組 合 は 平 成 25 年 度 末 現 在 で82 組 合 1 森 林 所 有 者 の 現 状 ( 平 成 25 年 3 月 末 ) 2 森 林 所 有 者 の 経 営 収 支 ( 平 成 2 年 度 ) 5~ 3ha 未 満 28% 3ha 以 上 5% 森 林 所 有 者 138,699 人 1~ 5ha 未 満 39% 1ha 未 満 28% 林 業 粗 収 益 ( 単 位 : 千 円 ) 区 分 合 計 立 木 販 売 素 材 生 産 その 他 北 海 道 484 51 255 178 全 国 1,784 26 1,41 537 林 業 経 営 費 ( 単 位 : 千 円 ) 区 分 合 計 雇 用 労 賃 機 械 修 繕 費 賃 借 料 請 負 料 金 その 他 及 び 料 金 北 海 道 1,67 2 32 13 1,439 184 全 国 1,681 3 169 15 557 55 資 料 : 北 海 道 水 産 林 務 部 調 べ 資 料 : 農 林 水 産 省 林 業 経 営 統 計 調 査 報 告 5
2(2) 林 業 労 働 力 の 状 況 道 内 の 素 材 ( 丸 太 )や 種 苗 生 産 造 林 を 行 う 林 業 事 業 体 は457 事 業 体 と ( 前 回 と 比 較 して 回 答 数 が)7% 増 加 林 業 労 働 者 数 は 減 少 を 続 けていたが 平 成 17 年 度 を 底 に 増 加 傾 向 39 歳 以 下 の 若 年 者 の 割 合 が 増 加 する 一 方 6 歳 以 上 の 高 齢 者 の 割 合 は 34%と 依 然 として 高 い 割 合 1 林 業 事 業 体 数 の 推 移 2 林 業 労 働 者 と 年 齢 層 別 割 合 の 推 移 ( 事 業 体 ) 5 4 3 2 1 473 364 27 263 64 432 325 313 243 42 297 446 35 339 27 427 287 457 359 49 42 48 48 48 4,6 4,1 3,6 3,1 2,6 2,1 4,422 人 4,186 人 4,226 人 3,994 人 3,981 人 3,785 人 42% 41% 37% 35% 34% 34% 42% 41% 42% 41% 39% 39% 16% 18% 21% 24% 27% 27% 1,6 % H13 H15 H17 H19 H21 H23 H13 H15 H17 H19 H21 H23 6 歳 以 上 4~59 歳 素 材 生 産 造 林 種 苗 計 4 歳 未 満 林 業 労 働 者 数 6 資 料 : 北 海 道 林 業 労 働 実 態 調 査 資 料 : 北 海 道 林 業 労 働 実 態 調 査 ( 人 ) 14% 12% 1% 8% 6% 4% 2%
2(3) 森 林 整 備 の 状 況 < 人 工 造 林 > 人 工 造 林 は 戦 後 昭 和 44 年 には7 万 2 千 haに 達 した 後 平 成 12 年 度 には 約 5 千 8haまで 減 少 近 年 人 工 林 が 伐 採 再 造 林 期 を 迎 え ゆるやかな 増 加 傾 向 に 転 じ 平 成 24 年 度 には 約 7 千 7 百 ha 1 北 海 道 の 人 工 造 林 面 積 の 推 移 2 所 管 別 人 工 造 林 面 積 ( 直 近 5 年 間 ) 8 7 6 5 4 3 2 1 その 他 (ha) アカエゾ 9, カラマツ 8, 7,441 トドマツ 7, 743 6, 883 一 般 民 有 林 道 有 林 国 有 林 7,959 7,36 7,299 7,56 1,236 589 75 659 924 5 554 474 558 619 5, 4, 3, 5,815 6,223 6,217 6,75 6,289 6,199 2, 1, H19 H2 H21 H22 H23 H24 S25 28 31 34 37 4 43 46 49 52 55 58 61 H 元 4 7 1 13 16 19 22 資 料 : 北 海 道 北 海 道 林 業 統 計 資 料 : 北 海 道 北 海 道 林 業 統 計 7,742 7
2(3) 森 林 整 備 の 現 状 < 間 伐 > 間 伐 は 対 象 齢 級 の 増 加 に 伴 い 平 成 元 年 度 には5 万 6 千 ha 近 年 は 森 林 吸 収 源 対 策 として 間 伐 を 積 極 的 に 推 進 し 年 間 5 万 ha 前 後 で 推 移 (ha) 9, 8, 7, 6, 5, 4, 3, 2, 1, 1 北 海 道 の 人 工 林 伐 採 面 積 の 推 移 2 所 管 別 人 工 間 伐 面 積 ( 直 近 5 年 間 ) 主 伐 面 積 間 伐 面 積 ( 千 ha) 一 般 民 有 林 道 有 林 国 有 林 6 56.4 55.7 55.8 48.1 5 45.6 48.5 23.9 8,234 25.3 4 29. 2.9 2.2 27.8 3 6.2 6. 4. 5.8 5.4 48,462 2 4.7 23.2 26.2 24.5 1 19.6 21.3 16. S56 S58 S6 S62 H1 H3 H5 H7 H9 H11 H13 H15 H17 H19 H21 H23 H19 H2 H21 H22 H23 H24 資 料 : 北 海 道 北 海 道 林 業 統 計 資 料 : 北 海 道 北 海 道 林 業 統 計 8
2(3) 森 林 整 備 の 状 況 < 伐 採 の 動 向 > 伐 採 の 主 体 は 戦 後 から 昭 和 5 年 代 までは 国 道 有 林 だったが 現 在 は 一 般 民 有 林 の 伐 採 量 が 全 体 の6 割 以 上 を 占 める 人 工 林 の 伐 採 量 は 伐 採 量 全 体 の9 割 を 占 める 百 万 m3 14 12 1 8 6 4 2 1< 所 管 別 伐 採 量 の 推 移 ( 北 海 道 )> 国 有 林 道 有 林 一 般 民 有 林 一 般 民 有 林 : 約 6 割 S25 29 33 37 41 45 49 53 57 61 H2 6 1 14 18 22 資 料 : 北 海 道 北 海 道 林 業 統 計 3..4 1.4 年 度 ( 千 m3) 1, 9, 8, 7, 6, 2 北 海 道 の 伐 採 量 に 占 める 人 工 林 材 の 割 合 の 推 移 天 然 林 材 人 工 林 材 人 工 林 材 : 約 9 割 5, 6,611 4,277 532 4, 3, 2, 1, 1,544 S56 58 6 62 H1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 資 料 : 北 海 道 北 海 道 林 業 統 計 9
2(4) 木 材 需 給 の 状 況 木 材 の 需 要 量 は 昭 和 54 年 度 の1,45 万 m3をピークに 徐 々に 減 少 我 が 国 経 済 の 弱 い 動 きが 続 く 中 木 材 需 要 量 は 減 少 傾 向 木 材 の 供 給 量 は 昭 和 4 年 代 に1 千 万 m3 前 後 で 推 移 したが 木 材 価 格 の 低 迷 等 により 次 第 に 減 少 近 年 の 人 工 林 資 源 充 実 等 に 伴 い 道 産 木 材 の 供 給 率 はここ1 年 上 昇 が 続 き 6 割 近 くに 到 達 百 万 m3) 18 16 14 12 1 8 6 4 2 1 木 材 需 要 量 の 推 移 ( 北 海 道 ) 2 木 材 供 給 量 の 推 移 ( 北 海 道 ) 製 材 用 ハ ルフ 用 合 板 用 その 他 16, 12,8 ( 千 m 3 ) 9,6 6,4 3,2 道 産 材 自 給 率 輸 入 材 ( 内 訳 なし) 道 産 材 輸 入 材 ( 丸 太 ) 輸 入 材 ( 製 材 等 ) H24:55.6% 道 産 材 自 給 率 (%) 1 9 8 7 6 5 4 3 2 S45 48 51 54 57 6 63 3 6 9 12 15 18 21 24 S2427 3 33 36 39 42 45 48 51 54 57 6 63 3 6 9 12 15 18 21 24 資 料 : 北 海 道 北 海 道 林 業 統 計 資 料 : 北 海 道 北 海 道 林 業 統 計 1
2(4) 木 材 需 給 の 状 況 2 道 産 材 の 供 給 量 は H2のリーマンショックの 影 響 で 落 ち 込 み その 後 回 復 傾 向 製 材 用 需 要 は 輸 入 丸 太 がロシアの 関 税 引 き 上 げ 等 によりH18 以 降 減 少 需 要 全 体 もリーマンショックの 影 響 で 落 ち 込 み 徐 々に 回 復 傾 向 1 道 産 材 供 給 量 の 動 向 2 製 材 用 需 要 の 動 向 5, 4, 3, 2, 1, ( 千 m3) 64 332 43 628 363 465 72 28 616 752 688 618 384 428 427 6 563 48 623 359 419 3,883 666 636 626 374 368 356 49 425 454 1,265 1,373 1,412 1,498 1,635 1,611 1,31 1,499 1,417 1,368 パルプ 用 ( 広 葉 樹 ) パルプ 用 (カラマツ) パルプ 用 (エゾトド 等 ) 製 材 等 用 ( 広 葉 樹 ) 製 材 等 用 (カラマツ) 千 m3 3,5 3, 77 749 756 753 2,5 589 59 27 619 527 442 86 28 2, 61 145 66 53 84 88 1,5 1,17 1,41 1,16 1,156 1,148 1, 1, 52 76 7 826 638 67 697 47 67 94 52 6 69 962 975 899 2,479 輸 入 製 材 集 成 材 輸 入 丸 太 道 産 広 葉 樹 丸 太 道 産 カラマツ 丸 太 684 73 86 925 925 974 826 895 91 949 15 16 17 18 19 2 21 22 23 24 製 材 等 用 ( エゾトド 等 ) 5 658 64 719 863 841 87 735 771 761 754 15 16 17 18 19 2 21 22 23 24 資 料 : 北 海 道 平 成 24 年 度 北 海 道 木 材 需 給 実 績 資 料 : 北 海 道 平 成 24 年 度 北 海 道 木 材 需 給 実 績 道 産 エゾトド 等 丸 太 11
2(4) 木 材 需 給 の 状 況 3 木 材 の 価 格 は 昭 和 55 年 をピークに 長 期 的 に 下 降 傾 向 道 産 木 材 価 格 は 円 安 進 行 による 輸 出 産 業 の 回 復 輸 入 材 価 格 高 騰 によ る 需 要 増 加 は 見 られるものの 低 調 な 推 移 が 続 く 1 木 材 価 格 の 推 移 ( 長 期 ) 2 道 産 木 材 価 格 の 推 移 ( 過 去 1 年 ) ( 円 ) 8, 7, 6, 5, 4, 3, 2, 1, ヒノキ 76,4 スギ 39,6 トドマツ 29,6 カラマツ 18,4 53,4 67,8 26,6 21,6 13,1 ヒノキ 径 14~22cm( 全 国 ) スギ 径 14~22cm( 全 国 ) トドマツ 径 2~28cm(オホーツク) カラマツ 径 2~28cm( 十 勝 ) 17,5 11,8 11, 1, S53 S55 S57 S59 S61 S63 H2 H4 H6 H8 H1H12H14H16H18H2H22H24 ( 円 ) 15, 12,5 1, 7,5 5, エゾマツ 径 2~28cm( 十 勝 ) トドマツ 径 2~28cm(オホーツク) カラマツ 径 2~28cm( 十 勝 ) 12,2 14, 13,2 11,5 12, 11,4 11,4 11,8 1,4 1, 9, 9,2 H16 H17 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H2 年 以 降 のエゾマツ トドマツは 径 24~28cmの 価 格 出 典 : 農 林 水 産 省 農 林 水 産 統 計 ( 全 国 価 格 ) 北 海 道 水 産 林 務 部 木 材 市 況 調 査 月 報 ( 道 内 価 格 ) 資 料 : 北 海 道 水 産 林 務 部 調 べ 12
2(5) 木 材 加 工 の 状 況 製 材 工 場 は 昭 和 36 年 の1,48 工 場 をピークに 平 成 24 年 度 に26 工 場 まで 大 幅 に 減 少 木 材 チップ 工 場 数 は 昭 和 44 年 の1,13 工 場 をピークに 平 成 24 年 度 で234 工 場 と 同 様 に 大 きく 減 少 カラマツ 製 材 については 景 気 の 変 動 の 影 響 を 受 けやすい 梱 包 材 など 輸 送 用 材 の 出 荷 割 合 が 高 い 1 北 海 道 の 製 材 工 場 チップ 工 場 の 推 移 ( 千 m 3 ) ( 工 場 数 ) 製 材 生 産 量 1,5 チップ 生 産 量 4, 製 材 工 場 数 1,25 チップ 工 場 数 3, 1, 2, 1, S25 (196) S35 (196) S45 (197) S55 (198) H2 (199) H12 (2) H22 (21) 資 料 : 北 海 道 北 海 道 林 業 統 計 1,782 75 5 856 234 25 26 H24 (212) 2 針 葉 樹 製 材 出 荷 量 ( 千 m3) 8 エゾトド 等 6 4 2 2 4 6 カラマツ 8 15 16 17 18 19 2 21 22 23 24 資 料 : 北 海 道 平 成 24 年 度 北 海 道 木 材 需 給 実 績 その 他 集 成 材 原 板 梱 包 仕 組 板 建 築 材 建 築 材 梱 包 仕 組 板 集 成 材 原 板 その 他 13
2(6) 保 安 林 制 度 と 治 山 事 業 水 源 の 涵 養 災 害 防 止 生 活 環 境 の 保 全 等 17 種 類 の 保 安 林 として 全 森 林 の 約 68% 指 定 保 安 林 の 機 能 を 強 化 するため 国 や 都 道 府 県 が 治 山 事 業 を 実 施 1 保 安 林 指 定 面 積 ( 単 位 :ha) 3 治 山 事 業 の 実 施 合 計 水 源 涵 (か ん) 養 土 砂 流 出 防 備 土 砂 崩 壊 防 備 防 風 (21,79) (31) (96) 3,759,768 2,759,488 8,668 17,552 41,996 干 害 防 備 防 霧 魚 つき 保 健 風 致 (18,857) (217) (31,941) (143,32) (7,229) 37,666 61,48 3,87 3,994 2,643 注 1: 北 海 道 の 数 値 を 記 載 2: 数 値 はH25 年 3 月 末 現 在 3: ( )は 重 複 指 定 保 安 林 で 外 数 合 計 にはその 他 保 安 林 を 含 む 資 料 : 北 海 道 水 産 林 務 部 北 海 道 林 業 統 計 山 崩 れから 人 家 などを 守 る 山 腹 工 事 土 砂 流 出 を 防 止 する 渓 間 工 事 2 保 安 林 面 積 の 割 合 ( 単 位 :%) 区 分 合 計 国 有 林 道 有 林 一 般 民 有 林 北 海 道 68 94 94 17 全 国 48 9 3 機 能 の 低 下 した 森 林 の 造 成 14
2(7) 道 民 との 協 働 による 森 林 づくり 北 海 道 洞 爺 湖 サミット(H2.7)などを 契 機 に 道 民 参 加 の 森 林 づくりや 環 境 問 題 に 対 する 関 心 の 高 まり 道 では 道 民 の 自 発 的 な 活 動 を 促 進 する 環 境 づくりを 推 進 し 道 民 との 協 働 による 森 林 づくりの 参 加 者 を2 年 後 に1.5 倍 にする 目 標 植 樹 育 樹 < 道 民 との 協 働 による 森 林 づくりの 参 加 者 目 標 > ( 北 海 道 森 づくりフェスタ213 合 計 約 4,7 名 が 参 加 ) 緑 の 少 年 団 による ツリーイング 体 験 木 工 体 験 (カホンづくり) ( 万 人 )4 万 人 66 万 人 8 6 4 2 4 56 66 H23 H34 H44 15
2(8) 道 有 林 野 の 管 理 運 営 道 有 林 は 北 海 道 の 森 林 面 積 の 約 11%(6 万 8 千 ha)を 占 めており 地 域 の 振 興 と 道 民 の 生 活 の 向 上 に 重 要 な 役 割 を 果 たしている 全 道 13の 管 理 区 を 設 定 し 総 合 振 興 局 振 興 局 森 林 室 において 整 備 管 理 を 実 行 道 有 林 所 在 地 礼 文 島 日 本 海 利 尻 島 留 萌 [ 留 萌 市 ] 空 知 後 志 [ 岩 見 沢 市 ] [ 倶 知 安 町 ] 上 川 ( 北 部 ) [ 美 深 町 ] 上 川 ( 南 部 ) [ 旭 川 市 ] オホーツク( 西 部 ) [ 興 部 町 ] オホーツク( 東 部 ) [ 北 見 市 ] 十 勝 [ 浦 幌 町 ] オホーツク 海 釧 路 [ 厚 岸 町 ] 道 有 林 凡 例 総 合 振 興 局 振 興 局 森 林 室 択 捉 島 道 有 林 基 本 計 画 (H25~34) 道 は 1 年 を 計 画 期 間 とする 道 有 林 基 本 計 画 を 策 定 基 本 方 針 現 行 計 画 では 次 の3 項 目 1 公 益 的 機 能 を 維 持 増 進 する 森 林 の 整 備 管 理 の 推 進 2 地 域 の 特 徴 を 生 かした 森 林 資 源 の 多 面 的 な 活 用 の 推 進 3 道 民 や 地 域 と 連 携 した 森 林 づくりの 推 進 奥 尻 渡 島 ( 西 部 ) [ 松 前 町 ] 渡 島 ( 東 部 ) [ 函 館 市 ] 胆 振 [ 苫 小 牧 市 ] 日 高 [ 浦 河 町 ] 太 平 洋 国 後 島 色 丹 島 歯 舞 群 島 主 な 事 業 1 年 間 の 計 画 量 は 路 網 の 開 設 延 長 :229km 人 工 林 の 植 栽 等 の 面 積 13,2ha 間 伐 面 積 55,9ha 16