平 成 28 年 度 5 月 定 例 記 者 会 見 会 見 録 日 時 平 成 28 年 5 月 26 日 ( 木 ) 午 後 2 時 30 分 ~3 時 10 分 場 所 市 役 所 2 階 第 1 特 別 会 議 室 はじめに 熊 本 地 震 についてでございます 地 震 発 生 から1カ 月 以 上 が 経 過 しましたが 特 に 被 害 の 大 きかった 地 域 では 水 道 ガスなどのライフラインや 交 通 機 関 などについて まだ 復 旧 がなされていない 状 況 とのことでございます また 住 居 の 全 半 壊 などにより いまだに 自 宅 に 帰 ることのできない 多 くの 方 が 避 難 生 活 を 送 っていると 承 知 しております 本 市 では 発 災 後 すみやかに 関 係 機 関 との 調 整 を 図 り 生 活 必 需 品 や 食 料 など 物 資 の 提 供 をはじめ 避 難 所 運 営 補 助 や 被 災 者 の 健 康 支 援 り 災 証 明 書 の 受 付 建 築 物 の 被 害 認 定 調 査 などを 行 う 職 員 の 派 遣 義 援 金 の 受 付 など 被 災 地 支 援 に 取 り 組 んでいるところでございます 今 後 も 被 災 地 の 状 況 に 応 じ まして 関 連 機 関 等 と 連 携 し 支 援 してまいります 次 に 保 育 所 の 待 機 児 童 についてでございます 待 機 児 童 対 策 につきましては 昨 年 度 認 可 保 育 所 の 新 規 整 備 や 認 定 保 育 室 の 認 可 保 育 所 への 移 行 などにより 計 画 を 上 回 る1,060 人 分 の 定 員 を 新 たに 確 保 し すくすく 保 育 アテンダントによる 相 談 体 制 の 充 実 等 に 取 り 組 んだ 結 果 2 年 連 続 で 4 月 1 日 現 在 の 待 機 児 童 数 を ゼロ とすることができました また 希 望 される 保 育 所 等 の 入 所 が 保 留 となっている 児 童 数 につきましても 昨 年 度 から81 人 減 少 いたしました 保 留 となっている446 人 の 児 童 につきましては 認 定 保 育 室 の 利 用 を 促 進 するなど 丁 寧 に 対 応 を 図 るとともに 引 き 続 き 保 育 需 要 の 動 向 を 見 極 めつつ 保 育 所 の 新 設 認 定 保 育 室 の 認 可 化 小 規 模 保 育 事 業 の 整 備 等 に 取 り 組 んでまいります 次 に 総 合 教 育 会 議 についてでございます 本 日 午 前 中 に 開 催 いたしました 会 議 では 3 月 に 相 模 原 市 子 どものいじめに 関 する 調 査 委 員 会 から 答 申 をいただきました 内 容 につきまして 協 議 をいたしました 中 学 生 が 自 ら 命 を 絶 つという 痛 ましい 事 案 は 何 としても 防 がなければな りません そのためにも 学 校 現 場 における 教 職 員 の 対 応 力 の 向 上 と 教 育 委 員 会 や 関 係 する 機 関 とのより 一 層 の 連 携 や 情 報 の 共 有 化 が 重 要 になるものと 考 えております また 市 立 小 中 学 校 における 通 知 票 の 記 載 誤 りについての 報 告 もございました 教 育 委 員 会 としては 通 知 票 誤 記 載 防 止 プロジェクト を 立 ち 上 げ これまでの 事 案 の 分 析 を 行 うととも に 各 学 校 において 全 教 職 員 が 強 い 責 任 感 と 使 命 感 を 持 って 再 発 防 止 にしっかりと 取 り 組 むと のことでございました 通 知 票 は 児 童 生 徒 の 人 生 に 関 わる 大 変 重 要 なものでございます 教 職 員 一 人 ひとりが 通 知 票 の 意 義 や 目 的 を 再 認 識 し 子 どもに 寄 り 添 った 思 いやりのある 指 導 を 行 ってほしいと 考 えております また 市 としても 教 育 委 員 会 としっかりと 連 携 して 児 童 や 生 徒 保 護 者 ならびに 市 民 の 皆 様 からの 信 頼 回 復 に 努 めてまいります
次 に 昨 日 開 催 されました 第 69 回 九 都 県 市 首 脳 会 議 についてでございます 東 日 本 大 震 災 の 発 生 から5 年 が 経 過 し 被 災 地 の 着 実 な 復 興 に 向 け 震 災 の 記 憶 を 風 化 させることがないよう ま た 九 都 県 市 として 福 島 県 の 復 興 支 援 をより 加 速 化 させるため 今 回 福 島 市 で 開 催 されました これまでに69 回 開 催 されてきました 九 都 県 市 首 脳 会 議 でございますが 九 都 県 市 以 外 での 開 催 は 今 回 が 初 めてでございました 首 脳 会 議 の 前 には 被 災 される 以 前 に 南 相 馬 市 や 浪 江 町 飯 舘 村 で 酪 農 を 営 んでいた 方 々が 設 立 した 復 興 牧 場 フェリスラテ を 視 察 し 各 首 脳 とともに 福 島 県 産 の 食 品 の 安 全 性 をアピ ールいたしました 視 察 の 際 経 営 者 の 方 々から 共 同 で 牛 を 飼 育 し 搾 乳 や 出 荷 まで 行 うとい う 取 り 組 みについて 伺 い 都 市 農 業 における 一 つのあり 方 というのを 示 しているのではないかと 思 いました さがみはら 都 市 農 業 振 興 ビジョン2025 を 策 定 し 都 市 農 業 における 持 続 可 能 な 農 業 のあり 方 や 6 次 産 業 TPPへの 対 応 など 研 究 をしている 本 市 でも 参 考 になる 取 り 組 みではないかと 感 じました その 後 の 首 脳 会 議 では 福 島 県 の 復 興 創 生 について 意 見 交 換 を 行 い 内 堀 雅 雄 福 島 県 知 事 同 席 のもと 福 島 の 復 興 創 生 に 向 けた 九 都 県 市 共 同 宣 言 を 出 させていただきました 内 堀 知 事 か らは 看 護 師 などの 人 材 が 不 足 していることによる 人 的 な 支 援 のお 願 いについて 話 がありまし た 本 市 におきましても 看 護 人 材 の 不 足 に 対 し 潜 在 看 護 師 の 掘 り 起 こしを 病 院 協 会 や 医 療 関 係 団 体 などに 依 頼 をしているところでございます われわれとしましても 看 護 師 など 人 材 確 保 に 関 することで 何 かお 手 伝 いできることがあれば 支 援 をさせていただきたいと 申 し 出 をさせて いただきました また 内 堀 知 事 からは 復 興 には 新 しい 産 業 の 創 出 も 必 要 だというお 話 があり その 中 でも ロボット 産 業 に 積 極 的 に 取 り 組 んでいくということでした 相 模 原 市 は さがみロ ボット 産 業 特 区 の 指 定 区 域 であり 昨 年 はロボット 導 入 支 援 センターも 開 設 するなど ロボッ ト 産 業 推 進 への 積 極 的 な 取 り 組 みも 行 っておりますので 福 島 県 との 連 携 についても 内 堀 知 事 に ご 提 案 させていただきました 今 後 も 福 島 県 を 含 む 東 日 本 大 震 災 の 被 災 地 の 一 日 も 早 い 復 興 のため 九 都 県 市 首 脳 会 議 を はじめ 関 係 機 関 で 連 携 し 支 援 を 継 続 してまいりたいと 思 います 最 後 になりますが 来 月 に 実 施 する はやぶさの 日 のイベントについてでございます は やぶさの 日 は 小 惑 星 探 査 機 はやぶさ が 数 々の 偉 業 を 成 し 遂 げ 帰 還 した6 月 13 日 を 記 念 日 として 定 めたものでございまして 毎 年 宇 宙 にちなんだ 様 々な 催 しを 実 施 しております 本 年 につきましては 6 月 4 日 ( 土 )から6 月 12 日 ( 日 )まで 市 立 博 物 館 で はやぶさ に 関 連 したプラネタリウム 番 組 などを 上 映 いたします 6 月 12 日 ( 日 )には 小 惑 星 探 査 機 は やぶさ2 のミッションマネージャである 吉 川 真 (よしかわまこと) 准 教 授 をお 招 きし 講 演 会 を 開 催 いたします また 同 じく6 月 12 日 には JAXA 宇 宙 科 学 研 究 所 相 模 原 キャンパスにお いて はやぶさ2 プロジェクトメンバーと 楽 しむ 特 製 のお 弁 当 の 試 食 会 及 び 施 設 の 見 学 会 を 開 催 いたします このお 弁 当 は はやぶさ2 の 目 的 地 である 小 惑 星 リュウグウ の 名 に ちなんで 玉 手 箱 弁 当 と 名 付 けられ 浦 島 太 郎 の 玉 手 箱 と 同 様 に 何 が 入 っているかは 開
けてみてからのお 楽 しみだと 聞 いております さらに はやぶさの 日 当 日 の6 月 13 日 には 市 立 小 中 学 校 におきまして 星 型 のハンバーグや はやぶさ2 が 描 かれたパッケージのゼリ ーなど 宇 宙 をイメージした 献 立 の はやぶさ 給 食 を 実 施 し 子 どもたちにも 楽 しみながら 宇 宙 に 親 しんでもらいたいと 考 えております 都 合 がつきましたら ぜひ 取 材 をお 願 いいたしま す 私 からは 以 上 でございます はやぶさの 日 のイベントで 玉 手 箱 弁 当 試 食 会 を 行 うとのことですが その 後 そのお 弁 当 は 販 売 されるのですか 今 回 は 試 食 会 を 実 施 するだけです 今 後 のお 弁 当 の 販 売 につきましては 製 造 を 担 当 している 商 店 街 等 で 協 議 するものと 思 います メニューは 取 材 に 行 かないとわからないのですか ( 渉 外 部 長 ) メニューは 当 日 のお 楽 しみですが 4 種 類 のメニューを 用 意 しております さきほど 市 長 がお 話 された 復 興 牧 場 について 教 えていただきたいのですが 復 興 牧 場 フェリスラテ につきましては 酪 農 家 5 人 が 共 同 で 経 営 を 行 い 牛 の 飼 育 を 始 め られたとのことです 牧 場 では 視 察 日 当 日 の 時 点 で 約 500 頭 の 飼 育 を 行 っていました 経 営 者 の 方 に 震 災 前 に 生 活 していた 土 地 が 避 難 区 域 の 指 定 から 解 除 された 場 合 お 帰 りになるか 伺 いましたところ 帰 りたい 気 持 ちはあるが 共 同 での 大 規 模 飼 育 から 搾 乳 出 荷 という 新 たな 生 産 体 制 が 確 立 でき これからも 継 続 していくのではないかとのことでした また 牧 場 で 生 産 された 生 乳 を 使 用 したヨーグルトやカフェオレをいただきましたが とてもおいしかったです まだ 首 都 圏 では 売 られていないとのことでしたが 今 後 近 隣 で 売 られるならば 購 入 したいと 思 いました 牧 場 は5 人 の 酪 農 家 が 資 金 を 出 し 合 って 経 営 しているのですか 10 億 円 を 超 える 初 期 投 資 が 大 きな 課 題 であったとのことでしたが 国 や 福 島 県 からの 補 助 金
や 金 融 機 関 からの 復 興 のための 低 金 利 融 資 などを 受 け 5 人 の 共 同 出 資 により 運 営 されている と 聞 いております 500 頭 規 模 の 非 常 に 大 規 模 な 飼 育 環 境 ですが 職 員 の 数 は 経 営 者 の5 人 正 規 職 員 5 人 パート5 人 の15 人 ということです われわれとしては 食 品 の 安 全 性 について も 問 題 はないと 認 識 しておりましたが 生 産 されている 製 品 の 質 についても 消 費 者 に 受 け 入 れら れるものだと 感 じました かつては 本 市 でも 畜 産 が 盛 んでしたが 現 在 では 騒 音 やにおいの 問 題 などから 減 少 しております 今 後 の 都 市 農 業 のあり 方 として 本 市 の 金 原 地 区 や 串 川 地 区 にお ける 農 業 生 産 から 加 工 流 通 などを 一 連 の 産 業 として 行 う6 次 産 業 化 の 取 り 組 みなどと 同 様 に 今 後 の 方 向 性 を 示 すものになるのではないでしょうか また 福 島 県 を 訪 問 して 子 どもたちの 復 興 への 思 いを 感 じました 福 島 高 校 や 安 積 高 校 など の 生 徒 が 中 心 となり 地 域 情 報 誌 などで 福 島 の 食 の 安 全 性 を 生 徒 たち 自 身 で 発 信 しているので す 復 興 への 取 り 組 みを 子 どもたちも 頑 張 っているということを 知 事 は 誇 らしげに 語 っておら れました 正 に 自 らの 生 活 する 環 境 を 自 らの 手 で 良 くしていきたいという 子 どもたちの 思 い が 復 興 へのエネルギー 源 になっていると 感 じました なお 今 年 の 秋 に 横 浜 市 で 開 催 が 予 定 され ています 次 回 の 九 都 県 市 首 脳 会 議 に 福 島 県 の 復 興 に 一 生 懸 命 取 り 組 んでいる 子 どもたちを 招 待 いたします そこで 復 興 への 思 いや 取 り 組 みについてお 話 いただき われわれ 首 都 圏 で 暮 ら す3700 万 人 の 人 々に 復 興 に 対 する 思 いを 伝 えていただき 共 有 することができればと 思 って おります 今 回 の 会 議 は1 泊 で 行 かれたのですか 当 日 の 朝 6 時 に 出 発 しまして 夕 方 には 帰 路 につきました 折 角 だから 復 興 支 援 の 意 味 も 含 めて ゆっくりしてくればよかったのでは 観 光 や 修 学 旅 行 の 需 要 が 戻 らないとのお 話 もありました 観 光 産 業 を 通 じた 復 興 への 支 援 とい う 意 味 では 福 島 県 を 訪 れ 宿 泊 することも 必 要 かと 思 います 修 学 旅 行 などは 福 島 県 に 行 く のもよいかもしれません 金 原 地 区 における6 次 産 業 化 についてですが これは 津 久 井 在 来 大 豆 で 行 うのですか 津 久 井 在 来 大 豆 だけではなく トマトや 昔 から 有 名 な 津 久 井 のよまきキュウリなども 考 えられ
ます 例 えば 相 模 原 市 で 採 れたトマトをジュースや 缶 詰 に 加 工 し 出 荷 するということが 考 えら れますが 特 定 の 品 目 や 製 品 に 限 定 するのではなく 多 様 な 製 品 を 製 造 できるよう 多 くの 企 業 を 誘 致 できるよう 調 整 をしております 相 模 原 市 のホームタウンチームになっているサッカーチームの SC 相 模 原 についてですが 現 在 チームは 好 調 で J3の 優 勝 を 狙 える 位 置 につけています しかし ホームスタジアムで ある 麻 溝 公 園 のギオンスタジアムはJ2スタジアム 基 準 を 満 たしていない 状 況 です このまま 昇 格 可 能 な 成 績 を 収 めたとしても 施 設 が 伴 っていないことで 来 シーズンは 昇 格 することができ ません スタジアムの 改 修 についてどのように 考 えておりますか 町 田 市 にありますサッカーチームの FC 町 田 ゼルビア がJ2に 昇 格 した 際 も 町 田 市 立 陸 上 競 技 場 のJ2 対 応 の 改 修 に4 年 かかったと 聞 いております 将 来 SCさがみはら がJ2 J1と 昇 格 した 際 に スタジアムに 必 要 な 条 件 は 調 査 してあります 例 えば ナイター 設 備 や 貴 賓 室 ファンのための 観 客 席 1 万 5 千 席 などが 挙 げられます 実 際 に 昇 格 するためには スタジ アム 改 修 の 必 要 はあると 思 いますが 財 政 面 での 課 題 の 解 決 や 総 合 計 画 の 位 置 付 けとも 整 合 を 図 りながら チームの 昇 格 に 不 都 合 のないようにしなくてはいけないという 心 構 えは 持 っており ます 今 シーズン J3で 優 勝 したとします スタジアムの 基 本 設 計 から 改 修 が 完 了 するまで3 年 く らいは 掛 かります それでは 遅 いと 思 うのですが そのような 点 を 考 慮 してもう 少 し 早 い 対 応 は できないのですか ホームタウンチームとして 頑 張 っているチームに 対 し われわれも 支 援 ができるよう 努 力 して いきたいと 思 っております しかし スタジアムの 改 修 を 行 う 場 合 には さまざまな 市 民 合 意 や 財 源 の 手 当 が 必 要 になります サッカーだけでなく 他 のスポーツや 文 化 事 業 生 活 インフラの 整 備 や 社 会 保 障 福 祉 政 策 などにも 取 り 組 まなければなりません そのあたりの 事 業 のバランス をとりながらスタジアムの 改 修 を 進 めることが 求 められます さらに ギオンスタジアムにつき ましては 国 の 補 助 金 を 受 けて 整 備 した 施 設 でございます そのため スタジアムの 改 修 を 行 う には 整 備 時 に 補 助 金 を 受 けた 際 の 計 画 との 整 合 性 など さまざまな 課 題 がございます 課 題 解 決 のための 調 整 を 行 い 市 民 に 負 担 の 無 いように 取 り 組 まなければならないと 思 っており 現 在 改 修 の 手 法 など 研 究 を 進 めております
九 都 県 市 首 脳 会 議 で 舛 添 都 知 事 の 政 治 資 金 の 問 題 について 話 はありましたか 会 議 では 話 は 出 ておりません 雑 談 はしましたが 政 治 資 金 に 関 する 問 題 について 確 認 をする ようなことはしておりません 舛 添 都 知 事 が 自 身 の 政 治 資 金 に 関 連 する 調 査 を 第 三 者 の 弁 護 士 にお 任 せするということです が その 点 について 何 かご 意 見 はありますか 報 道 されている 内 容 以 外 はわかりませんが 都 民 に 対 してはしっかりと 説 明 をしなければなら ないと 思 います そのためには 第 三 者 において 然 るべき 調 査 をしっかりとしていただき その 内 容 を 都 民 に 報 告 をすることが 大 事 だと 思 います 横 浜 市 長 についても ヘアメイク 代 を 公 費 から 支 出 していたというお 話 がありますが どのよ うにお 考 えですか 男 性 である 私 には ヘアメイクの 必 要 性 について 判 断 することは 難 しいのですが 以 前 テレビ の 収 録 でご 一 緒 した 際 には たまたま 怪 我 をされていた 部 分 が 目 立 たないように メイクをされ ていたことがありました 4 月 に 火 災 がありました 青 根 小 学 校 についてですが 現 状 児 童 は 青 根 中 学 校 で 授 業 を 受 けて いるということですが 青 根 小 学 校 の 今 後 について どのようにお 考 えですか まず 青 根 小 学 校 が 青 根 中 学 校 に 間 借 りをしているという 状 況 を 是 正 するため 5 月 に 開 催 さ れました 市 議 会 の 臨 時 会 で 相 模 原 市 立 学 校 の 設 置 に 関 する 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 提 案 いたしまして 正 式 に 青 根 小 学 校 の 所 在 地 を 青 根 中 学 校 と 同 じ 場 所 へ 移 動 することを 議 決 い ただきました また 青 根 小 学 校 の 今 後 について どのように 考 えていくのかというお 話 でござ いますが 青 根 小 学 校 は140 年 を 超 える 歴 史 を 持 つ 学 校 であります 私 も 青 根 地 区 に 出 向 き 地 域 振 興 協 議 会 の 方 からも 青 根 小 学 校 は 地 域 の 拠 り 所 だというお 話 を 聞 いております 地 域 の 方 々 の 気 持 ちや 何 より 子 どもたちにとって どのような 学 びの 環 境 が 必 要 なのかを 最 優 先 で 考 える 必 要 があると 思 います これまでの 経 緯 からも 火 災 以 前 の 場 所 での 存 続 ということも 考 えられま すが 現 在 の 全 校 児 童 は4 人 であり スポーツや 団 体 での 活 動 などで 多 くの 児 童 と 触 れ 合 う 環 境
の 整 備 についても 考 える 必 要 があると 思 います これまでも 交 流 の 機 会 が 少 ないということで 旧 相 模 原 市 内 の 小 学 校 と 交 流 授 業 も 行 われてきました より 多 くの 児 童 との 交 流 ができる 環 境 が 必 要 であるということであれば 相 模 原 市 内 109 校 の 小 中 学 校 の 中 で 唯 一 の 小 中 学 校 連 携 校 であり 青 根 小 学 校 のお 隣 の 小 学 校 である 青 野 原 小 学 校 は 校 庭 や 学 校 施 設 など 設 備 が 整 って おり 同 校 との 統 合 についても 選 択 肢 の 一 つと 考 えられます いずれにしましても 今 後 地 域 の 方 を 含 め 皆 で 知 恵 を 出 しあい 子 どもたちにとって 最 適 な 教 育 環 境 を 整 えることを 最 優 先 に 考 えていかなければならないと 思 っております 統 廃 合 を 考 えられているのですか 簡 単 に 統 廃 合 という 結 論 を 出 すのではなく 学 校 の 歴 史 や 地 域 の 人 との 交 流 などに 配 慮 しつつ 何 よりも 子 どもたちが 学 ぶための 最 適 な 環 境 を 整 えていくことを 考 えなくてはいけないと 思 い ます 青 根 小 学 校 の 校 舎 で 一 部 昇 降 口 や 体 育 館 に 隣 接 した 箇 所 が 燃 え 残 っておりますが 今 後 も 利 用 されるのですか 燃 え 残 った 箇 所 について 利 用 することは 難 しいと 思 います 今 後 の 青 根 小 学 校 の 方 向 性 につき ましては いろいろな 人 の 意 見 を 聞 きながら 検 討 する 必 要 があると 思 います 歴 史 のある 学 校 で すから 火 災 以 前 の 場 所 に 建 て 直 すという 方 向 が 示 されれば われわれも 一 生 懸 命 希 望 に 沿 う 方 向 で 支 援 したいと 思 います また 青 野 原 小 学 校 などで 多 くの 児 童 と 学 ばせることが 最 適 な 環 境 であるという 考 え 方 が 示 されれば 通 学 のための 交 通 の 確 保 や 安 全 な 通 学 環 境 の 確 保 など 支 援 をしていきたいと 思 います