(2)各論



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科 売 上 原 価 売 上 総 利 益 損 益 計 算 書 ( 自 平 成 26 年 4 月 1 日 至 平 成 27 年 3 月 31 日 ) 目 売 上 高 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 営 業 利 益 営 業 外 収 益 受 取 保 険 金 受 取 支 援 金 補 助 金 収 入 保

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損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

 

第316回取締役会議案

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし


損 益 計 算 書 ( 自 平 成 25 年 4 月 1 日 至 平 成 26 年 3 月 31 日 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 75,917 取 引 参 加 料 金 39,032 上 場 関 係 収 入 11,772 情 報 関 係 収 入 13,352 そ

(1) 貸 借 対 照 表 ( 平 成 26 年 11 月 30 日 現 在 ) ( 単 位 : 千 円 ) 資 産 の 部 負 債 の 部 科 目 金 額 科 目 金 額 流 動 資 産 4,623,985 流 動 負 債 3,859,994 現 金 及 び 預 金 31,763 支 払 手 形

損 益 計 算 書 ( 自 平 成 23 年 4 月 1 日 至 平 成 24 年 3 月 31 日 ) 金 額 ( 単 位 : 百 万 円 ) 売 上 高 99,163 売 上 原 価 90,815 売 上 総 利 益 8,347 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 4,661 営 業 利 益

定 性 的 情 報 財 務 諸 表 等 1. 連 結 経 営 成 績 に 関 する 定 性 的 情 報 当 第 3 四 半 期 連 結 累 計 期 間 の 業 績 は 売 上 高 につきましては 前 年 同 四 半 期 累 計 期 間 比 15.1% 減 少 の 454 億 27 百 万 円 となり


連結計算書

6-1 第 6 章 ストック オプション 会 計 設 例 1 基 本 的 処 理 Check! 1. 費 用 の 計 上 ( 1 年 度 ) 2. 費 用 の 計 上 ( 2 年 度 )- 権 利 不 確 定 による 失 効 見 積 数 の 変 動 - 3. 費 用 の 計 上 ( 3 年 度 )-

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別添資料


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4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 新 規 社 ( 社 名 ) 除 外 社 ( 社 名 ) (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の

<重要な会計方針及び注記>

4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 有

<8DE096B18F94955C816996BE8DD78ADC82DE816A81798F4390B394C5817A F89AA8BB388E791E58A77816A2E786C73>

敷 金 保 証 金 投 資 有 価 証 券 子 会 社 株 式 関 連 会 社 株 式 ( 負 債 の 部 ) 科 目 大 科 目 中 科 目 流 動 負 債 固 定 負 債 ( 正 味 財 産 の 部 ) 基 金 科 支 払 手 形 未 払 金 前 受 金 預 り 金 短 期 借 入 金 1 年

4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 有

貸 借 対 照 表 内 訳 表 212 年 3 月 31 日 現 在 公 益 財 団 法 人 神 奈 川 県 公 園 協 会 科 目 公 益 目 的 事 業 会 計 収 益 事 業 等 会 計 法 人 会 計 内 部 取 引 消 去 合 計 Ⅰ 資 産 の 部 1. 流 動 資 産 現 金 預 金

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第 41 期

連 結 株 主 資 本 等 変 動 計 算 書 ( 平 成 27 年 4 月 1 日 から 平 成 28 年 3 月 31 日 まで ) 項 目 株 主 資 本 ( 単 位 : 百 万 円 ) 資 本 金 資 本 剰 余 金 利 益 剰 余 金 自 己 株 式 株 主 資 本 合 計 当 連 結 会

1. 重 要 な 会 計 方 針 財 務 諸 表 の 注 記 財 務 諸 表 の 作 成 は NPO 法 人 会 計 基 準 (2010 年 7 月 20 日 2011 年 11 月 20 日 一 部 改 正 NPO 法 人 会 計 基 準 協 議 会 )によっています 同 基 準 では 特 定 非

目 次 貸 借 対 照 表 1 損 益 計 算 書 2 キャッシュ フロー 計 算 書 3 利 益 の 処 分 に 関 する 書 類 4 国 立 大 学 法 人 等 業 務 実 施 コスト 計 算 書 5 注 記 事 項 6 附 属 明 細 書 別 紙

平 成 24 年 4 月 1 日 から 平 成 25 年 3 月 31 日 まで 公 益 目 的 事 業 科 目 公 1 公 2 公 3 公 4 法 人 会 計 合 計 共 通 小 計 苦 情 相 談 解 決 研 修 情 報 提 供 保 証 宅 建 取 引 健 全 育 成 Ⅰ. 一 般 正 味 財

科 目 予 算 額 決 算 額 差 異 Ⅱ 投 資 活 動 収 支 の 部 1. 投 資 活 動 収 入 特 定 資 産 取 崩 収 入 13,811,848 62,532,864 48,721,016 退 職 給 付 引 当 資 産 取 崩 収 入 2,811,848 54,237,864 51,

< F2D8B9689C282CC8EE888F EA91BE A E3034>

注 記 事 項 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 : 無 (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 : 有 ( 注 ) 詳 細 は 添 付 資 料 4ページ 2.サマリー 情 報 (

連 結 株 主 資 本 等 変 動 計 算 書 (2015 年 6 月 1 日 から2016 年 5 月 31 日 まで) 株 主 資 本 ( 単 位 : 千 円 ) 資 本 金 資 本 剰 余 金 利 益 剰 余 金 自 己 株 式 株 主 資 本 合 計 当 期 首 残 高 2,049,318

<4D F736F F D E91E6318E6C94BC8AFA925A904D D838A815B8BA693AF8E9497BF2E646F63>

添 付 資 料 の 目 次 1.サマリー 情 報 (その 他 )に 関 する 事 項... 2 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動... 2 (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用.

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連 結 注 記 表 ( 連 結 計 算 書 類 作 成 のための 基 本 となる 重 要 な 事 項 ) 1. 連 結 の 範 囲 に 関 する 事 項 (1) 連 結 子 会 社 の 数 3 社 連 結 子 会 社 の 名 称 株 式 会 社 ミック 株 式 会 社 モリワン 株 式 会 社 テッ

< F2D E633368D86816A89EF8C768E9696B18EE688B5>

(2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 該 当 事 項 はありません (3) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 作 成 に 係 る 会 計 処 理 の 原 則 手 続 表 示 方 法 等 の 変 更 当

受 託 工 事 費 一 般 管 理 費 何 地 区 給 料 手 当 賞 与 引 当 金 繰 入 額 賃 金 報 酬 法 定 福 利 費 退 職 給 付 費 備 消 品 費 厚 生 福 利 費 報 償 費 旅 費 被 服 費 光 熱 水 費 燃 料 費 食 糧 費 印 刷 製 本 費 測 量 調 査

< B E918E598C888E5A8F912E786C73>

Q7 従 業 員 に 対 する 現 物 給 付 は 報 酬 給 与 額 に 含 まれます A7 法 人 が 役 員 又 は 使 用 人 のために 給 付 する 金 銭 以 外 の 物 又 は 権 利 その 他 経 済 的 利 益 (いわ ゆる 現 物 給 与 )については 所 得 税 において 給

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連 結 損 益 計 算 書 売 上 高 及 びその 他 の 営 業 収 入 営 業 費 用 売 上 原 価 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 研 究 開 発 費 営 業 費 用 合 計 営 業 利 益 営 業 外 収 益 ( 費 用 ) 受 取 利 息 支 払 利 息 営 業 外 収 益 (

PowerPoint プレゼンテーション

損 益 計 算 書 ( 平 成 25 年 10 月 1 日 から 平 成 26 年 9 月 30 日 まで) ( 単 位 : 千 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 304,971 営 業 費 用 566,243 営 業 総 損 失 261,271 営 業 外 収 益 受 取 利 息 3,545

目 次 1 報 酬 給 与 額 事 例 1 報 酬 給 与 額 に 含 める 賞 与 の 金 額 が 誤 っていた 事 例 1 事 例 2 役 員 退 職 金 ( 役 員 退 職 慰 労 金 )を 報 酬 給 与 額 として 申 告 して いなかった 事 例 1 事 例 3 持 株 奨 励 金 を

損 益 計 算 書 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 から 平 成 24 年 3 月 31 日 まで) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 鉄 道 事 業 営 業 収 益 99,036 営 業 費 75,997 営 業 利 益 23,039 そ の 他 の 事 業 営 業 収 益 7

( 別 途 調 査 様 式 1) 減 損 損 失 を 認 識 するに 至 った 経 緯 等 1 列 2 列 3 列 4 列 5 列 6 列 7 列 8 列 9 列 10 列 11 列 12 列 13 列 14 列 15 列 16 列 17 列 18 列 19 列 20 列 21 列 22 列 固 定

損 益 計 算 書 ( 自 平 成 23 年 4 月 1 日 至 平 成 24 年 3 月 31 日 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 包 括 信 用 購 入 あっせん 収 益 13,520,219 融 資 収 益 4,434,360 受 託 収 益 1,234,189 キャッシュプリカ 収 益

目 次 < 計 算 書 類 > 貸 借 対 照 表 損 益 計 算 書 株 主 資 本 等 変 動 計 算 書 個 別 注 記 表

< B839395CA8E6496F FC817A FC90B E786C73>

(2) 実 務 上 の 取 扱 い 減 価 償 却 の 方 法 は 会 計 方 針 にあたるため その 変 更 は 本 来 会 計 方 針 の 変 更 として 遡 及 適 用 の 対 象 と なります しかしながら 減 価 償 却 方 法 の 変 更 については 会 計 方 針 の 変 更 を 会

第1章 簿記の一巡

連 結 注 記 表 1. 連 結 計 算 書 類 の 作 成 のための 基 本 となる 重 要 な 事 項 に 関 する 注 記 等 (1) 連 結 の 範 囲 に 関 する 事 項 1 連 結 子 会 社 の 数 及 び 名 称 連 結 子 会 社 の 数 0 社 連 結 子 会 社 の 名 称

損 益 計 算 書 ( 自 平 成 24 年 4 月 1 日 至 平 成 25 年 3 月 31 日 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 包 括 信 用 購 入 あっせん 収 益 14,068,775 融 資 収 益 3,687,647 受 託 収 益 1,203,223 キャッシュプリカ 収 益

若 しくは 利 益 の 配 当 又 はいわゆる 中 間 配 当 ( 資 本 剰 余 金 の 額 の 減 少 に 伴 うものを 除 きます 以 下 同 じです )を した 場 合 には その 積 立 金 の 取 崩 額 を 減 2 に 記 載 す るとともに 繰 越 損 益 金 26 の 増 3 の

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目 次 ( 資 産 の 部 金 融 資 産 ) 1. 資 金 4 1 資 金 明 細 台 帳 ( 資 産 負 債 整 簿 ) 5 2 資 金 の 明 細 台 帳 ( 付 属 明 細 表 ) 5 2. 税 等 未 収 金 6 3 債 権 債 務 整 台 帳 ( 資 産 負 債 整 簿 ) 6 4 当

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1 ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 の 事 業 税 の 課 税 について ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 は 収 入 金 額 を 課 税 標 準 として 収 入 割 の 申 告 となります ( 法 72 条 の2 72 条 の 12 第 2 号 ) ガス 供 給 業 とその 他 の 事

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している 5. これに 対 して 親 会 社 の 持 分 変 動 による 差 額 を 資 本 剰 余 金 として 処 理 した 結 果 資 本 剰 余 金 残 高 が 負 の 値 となるような 場 合 の 取 扱 いの 明 確 化 を 求 めるコメントが 複 数 寄 せられた 6. コメントでは 親

注 記 事 項 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 : 無 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 新 規 - 社 除 外 - 社 (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の

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委 託 会 社 等 の 経 理 状 況 1. 委 託 会 社 の 財 務 諸 表 は 財 務 諸 表 等 の 用 語 様 式 及 び 作 成 方 法 に 関 する 規 則 ( 昭 和 38 年 大 蔵 省 令 第 59 号 )ならびに 同 規 則 第 2 条 の 規 定 に 基 づき 金 融 商 品

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(ⅴ) 平 成 28 年 4 月 1 日 から 平 成 35 年 12 月 31 日 までの 期 間 未 成 年 者 に 係 る 少 額 上 場 株 式 等 の 非 課 税 口 座 制 度 に 基 づき 証 券 会 社 等 の 金 融 商 品 取 引 業 者 等 に 開 設 した 未 成 年 者 口

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2. 会 計 規 程 の 業 務 (1) 規 程 と 実 際 の 業 務 の 調 査 規 程 や 運 用 方 針 に 規 定 されている 業 務 ( 帳 票 )が 実 際 に 行 われているか( 作 成 されている か)どうかについて 調 べてみた 以 下 の 表 は 規 程 の 条 項 とそこに

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貸 借 対 照 表 ( 平 成 26 年 2 月 28 日 現 在 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 科 目 金 額 資 産 の 部 負 債 の 部 流 動 資 産 現 金 及 び 預 金 売 掛 金 商 品 貯 蔵 品 繰 延 税 金 資 産 関 係 会 社 短 期 貸 付 金

2 連 結 注 記 表 連 結 計 算 書 類 作 成 のための 基 本 となる 重 要 な 事 項 に 関 する 注 記 等 1. 連 結 の 範 囲 に 関 する 事 項 連 結 子 会 社 の 数 8 社 連 結 子 会 社 の 名 称 日 精 興 産 日 精 バイリス アルボース オレオトレ

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ような 厚 生 年 金 基 金 関 係 の 法 改 正 がなされており (2)については 平 成 16 年 10 月 1 日 から (1) 及 び(3)については 平 成 17 年 4 月 1 日 から 施 行 されている (1) 免 除 保 険 料 率 の 凍 結 解 除 ( 母 体 企 業 (

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例 えば 一 般 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 はもとより 貨 物 利 用 運 送 事 業 倉 庫 業 港 湾 運 送 事 業 等 の ように 経 営 するすべての 事 業 をその 種 類 ごとに 記 載 する 8 従 業 員 数 の 欄 は 期 中 の 平 均 従 業 員 を 記 載 する

目 次 高 山 市 連 結 財 務 諸 表 について 1 連 結 貸 借 対 照 表 2 連 結 行 政 コスト 計 算 書 4 連 結 純 資 産 変 動 計 算 書 6 連 結 資 金 収 支 計 算 書 7

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損 益 計 算 書 ( 自 平 成 27 年 4 月 1 日 至 平 成 28 年 3 月 31 日 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 包 括 信 用 購 入 あっせん 収 益 14,805,239 融 資 収 益 3,334,100 受 託 収 益 1,049,043 キャッシュプリカ 収 益

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平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

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Transcription:

中 小 企 業 の 会 計 に 関 する 基 本 要 領 平 成 24 年 2 月 1 日 中 小 企 業 の 会 計 に 関 する 検 討 会

目 次 Ⅰ. 総 論 1. 目 的 1 2. 本 要 領 の 利 用 が 想 定 される 会 社 1 3. 企 業 会 計 基 準 中 小 指 針 の 利 用 2 4. 複 数 ある 会 計 処 理 方 法 の 取 扱 い 2 5. 各 論 で 示 していない 会 計 処 理 等 の 取 扱 い 2 6. 国 際 会 計 基 準 との 関 係 2 7. 本 要 領 の 改 訂 3 8. 記 帳 の 重 要 性 3 9. 本 要 領 の 利 用 上 の 留 意 事 項 3 Ⅱ. 各 論 1. 収 益 費 用 の 基 本 的 な 会 計 処 理 4 ( 様 式 集 対 応 : 損 益 計 算 書 全 般 ) 2. 資 産 負 債 の 基 本 的 な 会 計 処 理 5 ( 様 式 集 対 応 : 貸 借 対 照 表 全 般 ) 3. 金 銭 債 権 及 び 金 銭 債 務 6 ( 様 式 集 対 応 勘 定 科 目 : 貸 借 対 照 表 1) 4. 貸 倒 損 失 貸 倒 引 当 金 7 ( 様 式 集 対 応 勘 定 科 目 : 貸 借 対 照 表 2 記 載 上 の 注 意 4. 個 別 注 記 表 2.(3) ) 5. 有 価 証 券 8 ( 様 式 集 対 応 勘 定 科 目 : 貸 借 対 照 表 3 記 載 上 の 注 意 5. ) 6. 棚 卸 資 産 9 ( 様 式 集 対 応 勘 定 科 目 : 貸 借 対 照 表 4) 7. 経 過 勘 定 10 ( 様 式 集 対 応 勘 定 科 目 : 貸 借 対 照 表 5) 8. 固 定 資 産 11 ( 様 式 集 対 応 勘 定 科 目 : 貸 借 対 照 表 6 記 載 上 の 注 意 6. ) 9. 繰 延 資 産 12 ( 様 式 集 対 応 勘 定 科 目 : 貸 借 対 照 表 7) 10.リース 取 引 13 ( 様 式 集 対 応 勘 定 科 目 : 記 載 上 の 注 意 7. 個 別 注 記 表 2.(4)1 ) 11. 引 当 金 14 ( 様 式 集 対 応 勘 定 科 目 : 貸 借 対 照 表 8 個 別 注 記 表 2.(3) ) 12. 外 貨 建 取 引 等 16 ( 様 式 集 対 応 勘 定 科 目 : 該 当 なし) 13. 純 資 産 17 ( 様 式 集 対 応 勘 定 科 目 : 記 載 上 の 注 意 3. ) 14. 注 記 18 ( 様 式 集 対 応 : 個 別 注 記 表 全 般 ) Ⅲ. 様 式 集 貸 借 対 照 表 19 損 益 計 算 書 20 記 載 上 の 注 意 21 株 主 資 本 等 変 動 計 算 書 ( 横 形 式 ) 22 株 主 資 本 等 変 動 計 算 書 ( 縦 形 式 ) 23 個 別 注 記 表 24 製 造 原 価 明 細 書 25 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 の 明 細 26

Ⅰ. 総 論 1. 目 的 (1) 中 小 企 業 の 会 計 に 関 する 基 本 要 領 ( 以 下 本 要 領 という )は 中 小 企 業 の 多 様 な 実 態 に 配 慮 し その 成 長 に 資 するため 中 小 企 業 が 会 社 法 上 の 計 算 書 類 等 を 作 成 する 際 に 参 照 するための 会 計 処 理 や 注 記 等 を 示 すものである (2) 本 要 領 は 計 算 書 類 等 の 開 示 先 や 経 理 体 制 等 の 観 点 から 一 定 の 水 準 を 保 ったも の とされている 中 小 企 業 の 会 計 に 関 する 指 針 1 ( 以 下 中 小 指 針 という )と 比 べて 簡 便 な 会 計 処 理 をすることが 適 当 と 考 えられる 中 小 企 業 を 対 象 に その 実 態 に 即 した 会 計 処 理 のあり 方 を 取 りまとめるべきとの 意 見 を 踏 まえ 以 下 の 考 えに 立 って 作 成 されたものである 中 小 企 業 の 経 営 者 が 活 用 しようと 思 えるよう 理 解 しやすく 自 社 の 経 営 状 況 の 把 握 に 役 立 つ 会 計 中 小 企 業 の 利 害 関 係 者 ( 金 融 機 関 取 引 先 株 主 等 )への 情 報 提 供 に 資 する 会 計 中 小 企 業 の 実 務 における 会 計 慣 行 を 十 分 考 慮 し 会 計 と 税 制 の 調 和 を 図 った 上 で 会 社 計 算 規 則 に 準 拠 した 会 計 計 算 書 類 等 の 作 成 負 担 は 最 小 限 に 留 め 中 小 企 業 に 過 重 な 負 担 を 課 さない 会 計 2. 本 要 領 の 利 用 が 想 定 される 会 社 2 (1) 本 要 領 の 利 用 は 以 下 を 除 く 株 式 会 社 が 想 定 される 金 融 商 品 取 引 法 の 規 制 の 適 用 対 象 会 社 会 社 法 上 の 会 計 監 査 人 設 置 会 社 ( 注 ) 中 小 指 針 では とりわけ 会 計 参 与 設 置 会 社 が 計 算 書 類 を 作 成 する 際 には 本 指 針 に 拠 ることが 適 当 である とされている 1 平 成 17 年 8 月 日 本 公 認 会 計 士 協 会 日 本 税 理 士 会 連 合 会 日 本 商 工 会 議 所 及 び 企 業 会 計 基 準 委 員 会 の 4 団 体 により 策 定 された 中 小 企 業 の 会 計 処 理 等 に 関 する 指 針 2 本 要 領 は 法 令 等 によってその 利 用 が 強 制 されるものではないことから 利 用 が 想 定 され る 会 社 という 表 現 としている 1

(2) 特 例 有 限 会 社 合 名 会 社 合 資 会 社 又 は 合 同 会 社 についても 本 要 領 を 利 用 するこ とができる 3. 企 業 会 計 基 準 中 小 指 針 の 利 用 本 要 領 の 利 用 が 想 定 される 会 社 において 金 融 商 品 取 引 法 における 一 般 に 公 正 妥 当 と 認 められる 企 業 会 計 の 基 準 ( 以 下 企 業 会 計 基 準 という )や 中 小 指 針 に 基 づいて 計 算 書 類 等 を 作 成 することを 妨 げない 4. 複 数 ある 会 計 処 理 方 法 の 取 扱 い (1) 本 要 領 により 複 数 の 会 計 処 理 の 方 法 が 認 められている 場 合 には 企 業 の 実 態 等 に 応 じて 適 切 な 会 計 処 理 の 方 法 を 選 択 して 適 用 する (2) 会 計 処 理 の 方 法 は 毎 期 継 続 して 同 じ 方 法 を 適 用 する 必 要 があり これを 変 更 する に 当 たっては 合 理 的 な 理 由 を 必 要 とし 変 更 した 旨 その 理 由 及 び 影 響 の 内 容 を 注 記 する 5. 各 論 で 示 していない 会 計 処 理 等 の 取 扱 い 本 要 領 で 示 していない 会 計 処 理 の 方 法 が 必 要 になった 場 合 には 企 業 の 実 態 等 に 応 じ て 企 業 会 計 基 準 中 小 指 針 法 人 税 法 で 定 める 処 理 のうち 会 計 上 適 当 と 認 められる 処 理 その 他 一 般 に 公 正 妥 当 と 認 められる 企 業 会 計 の 慣 行 の 中 から 選 択 して 適 用 する 6. 国 際 会 計 基 準 との 関 係 本 要 領 は 安 定 的 に 継 続 利 用 可 能 なものとする 観 点 から 国 際 会 計 基 準 の 影 響 を 受 け ないものとする 2

7. 本 要 領 の 改 訂 本 要 領 は 中 小 企 業 の 会 計 慣 行 の 状 況 等 を 勘 案 し 必 要 と 判 断 される 場 合 に 改 訂 を 行 う 8. 記 帳 の 重 要 性 本 要 領 の 利 用 にあたっては 適 切 な 記 帳 が 前 提 とされている 経 営 者 が 自 社 の 経 営 状 況 を 適 切 に 把 握 するために 記 帳 が 重 要 である 記 帳 は すべての 取 引 につき 正 規 の 簿 記 の 原 則 に 従 って 行 い 適 時 に 整 然 かつ 明 瞭 に 正 確 かつ 網 羅 的 に 会 計 帳 簿 を 作 成 しなければならない 9. 本 要 領 の 利 用 上 の 留 意 事 項 本 要 領 の 利 用 にあたっては 上 記 1.~8.とともに 以 下 の 考 え 方 にも 留 意 する 必 要 がある 1 企 業 会 計 は 企 業 の 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 関 して 真 実 な 報 告 を 提 供 するもので なければならない ( 真 実 性 の 原 則 ) 2 資 本 取 引 と 損 益 取 引 は 明 瞭 に 区 別 しなければならない ( 資 本 取 引 と 損 益 取 引 の 区 分 の 原 則 ) 3 企 業 会 計 は 財 務 諸 表 によって 利 害 関 係 者 に 対 し 必 要 な 会 計 事 実 を 明 瞭 に 表 示 し 企 業 の 状 況 に 関 する 判 断 を 誤 らせないようにしなければならない ( 明 瞭 性 の 原 則 ) 4 企 業 の 財 政 に 不 利 な 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 がある 場 合 には これに 備 えて 適 当 に 健 全 な 会 計 処 理 をしなければならない ( 保 守 主 義 の 原 則 ) 5 株 主 総 会 提 出 のため 信 用 目 的 のため 租 税 目 的 のため 等 種 々の 目 的 のために 異 な る 形 式 の 財 務 諸 表 を 作 成 する 必 要 がある 場 合 それらの 内 容 は 信 頼 しうる 会 計 記 録 に 基 づいて 作 成 されたものであって 政 策 の 考 慮 のために 事 実 の 真 実 な 表 示 をゆがめ てはならない ( 単 一 性 の 原 則 ) 6 企 業 会 計 の 目 的 は 企 業 の 財 務 内 容 を 明 らかにし 企 業 の 経 営 状 況 に 関 する 利 害 関 係 者 の 判 断 を 誤 らせないようにすることにある このため 重 要 性 の 乏 しいものにつ いては 本 来 の 会 計 処 理 によらないで 他 の 簡 便 な 方 法 により 処 理 することも 認 めら れる ( 重 要 性 の 原 則 ) 3

Ⅱ. 各 論 1. 収 益 費 用 の 基 本 的 な 会 計 処 理 (1) 収 益 は 原 則 として 製 品 商 品 の 販 売 又 はサービスの 提 供 を 行 い かつ これに 対 する 現 金 及 び 預 金 売 掛 金 受 取 手 形 等 を 取 得 した 時 に 計 上 する (2) 費 用 は 原 則 として 費 用 の 発 生 原 因 となる 取 引 が 発 生 した 時 又 はサービ スの 提 供 を 受 けた 時 に 計 上 する (3) 収 益 とこれに 関 連 する 費 用 は 両 者 を 対 応 させて 期 間 損 益 を 計 算 する (4) 収 益 及 び 費 用 は 原 則 として 総 額 で 計 上 し 収 益 の 項 目 と 費 用 の 項 目 と を 直 接 に 相 殺 することによってその 全 部 又 は 一 部 を 損 益 計 算 書 から 除 去 し てはならない 解 説 企 業 の 利 益 は 一 定 の 会 計 期 間 における 収 益 から 費 用 を 差 し 引 いたものであ り 収 益 と 費 用 をどのように 計 上 するかが 重 要 となります ここで 収 益 と 費 用 は 現 金 及 び 預 金 の 受 取 り 又 は 支 払 いに 基 づき 計 上 する のではなく その 発 生 した 期 間 に 正 しく 割 り 当 てられるように 処 理 することが 必 要 となります 収 益 のうち 企 業 の 主 たる 営 業 活 動 の 成 果 を 表 す 売 上 高 は (1)にあるように 製 品 商 品 の 販 売 又 はサービスの 提 供 を 行 い かつ これに 対 する 対 価 ( 現 金 及 び 預 金 売 掛 金 受 取 手 形 等 )を 受 け 取 った 時 ( 売 掛 金 の 場 合 には 発 生 し た 時 )に 認 識 するのが 原 則 的 な 考 え 方 です( 一 般 に 実 現 主 義 といいます ) 実 務 上 製 品 や 商 品 の 販 売 の 場 合 には 売 上 高 は 製 品 や 商 品 を 出 荷 した 時 に 計 上 する 方 法 が 多 く 見 られますが 各 々の 企 業 の 取 引 の 実 態 に 応 じて 決 定 す ることとなります 一 方 費 用 については (2)にあるように 現 金 及 び 預 金 の 支 払 いではなく 費 用 の 発 生 原 因 となる 取 引 が 発 生 した 時 又 はサービスの 提 供 を 受 けた 時 に 認 識 するのが 原 則 的 な 考 え 方 です( 一 般 に 発 生 主 義 といいます ) ここで 適 正 な 利 益 を 計 算 するために 費 用 の 計 上 は (3)にあるように 一 定 の 会 計 期 間 において 計 上 した 収 益 と 対 応 させる 考 え 方 も 必 要 となります 例 えば 販 売 した 製 品 や 商 品 の 売 上 原 価 は 売 上 高 に 対 応 させて 費 用 として 計 上 することが 必 要 になります なお (4)にあるように 収 益 と 費 用 は 原 則 として 総 額 で 計 上 する 必 要 があり ます 例 えば 賃 借 している 建 物 を 転 貸 する 場 合 は 受 取 家 賃 と 支 払 家 賃 の 双 方 を 計 上 することとなります 4

2. 資 産 負 債 の 基 本 的 な 会 計 処 理 (1) 資 産 は 原 則 として 取 得 価 額 で 計 上 する (2) 負 債 のうち 債 務 は 原 則 として 債 務 額 で 計 上 する 解 説 資 産 には 金 銭 債 権 有 価 証 券 棚 卸 資 産 固 定 資 産 等 が 含 まれますが こ れらは 原 則 として (1)にあるように 取 得 価 額 すなわち 資 産 を 取 得 するた めに 要 した 金 額 を 基 礎 として 貸 借 対 照 表 に 計 上 します( 一 般 に 取 得 原 価 主 義 といいます ) したがって 取 得 した 後 の 時 価 の 変 動 は 原 則 として 会 計 帳 簿 に 反 映 されません なお 取 得 価 額 とは 資 産 の 取 得 又 は 製 造 のために 要 した 金 額 のことをいい 例 えば 購 入 品 であれば 購 入 金 額 に 付 随 費 用 を 加 えた 金 額 をいいます また 取 得 原 価 は 取 得 価 額 を 基 礎 として 適 切 に 費 用 配 分 した 後 の 金 額 のことを いい 例 えば 棚 卸 資 産 であれば 総 平 均 法 等 により 費 用 配 分 した 後 の 金 額 を いいます 一 方 負 債 には 金 銭 債 務 や 引 当 金 等 が 含 まれますが このうち 債 務 につい ては (2)にあるように 債 務 を 弁 済 するために 将 来 支 払 うべき 金 額 すなわち 債 務 額 で 貸 借 対 照 表 に 計 上 します 5

3. 金 銭 債 権 及 び 金 銭 債 務 (1) 金 銭 債 権 は 原 則 として 取 得 価 額 で 計 上 する (2) 金 銭 債 務 は 原 則 として 債 務 額 で 計 上 する (3) 受 取 手 形 割 引 額 及 び 受 取 手 形 裏 書 譲 渡 額 は 貸 借 対 照 表 の 注 記 とする 解 説 受 取 手 形 売 掛 金 貸 付 金 等 の 金 銭 債 権 は (1)にあるように 原 則 として 取 得 価 額 で 計 上 します なお 社 債 を 額 面 金 額 未 満 で 購 入 する 場 合 には 決 算 において 額 面 金 額 と 取 得 価 額 との 差 額 を 購 入 から 償 還 までの 期 間 で 按 分 して 受 取 利 息 として 計 上 す るとともに 貸 借 対 照 表 の 金 額 を 増 額 させることができます また 支 払 手 形 買 掛 金 借 入 金 等 の 金 銭 債 務 は (2)にあるように 原 則 と して 債 務 額 で 計 上 します ただし 社 債 を 額 面 金 額 未 満 で 発 行 する 場 合 額 面 金 額 ( 債 務 額 )と 発 行 額 が 異 なることとなります この 場 合 は 発 行 時 に 発 行 額 で 貸 借 対 照 表 の 負 債 に 計 上 し 決 算 において 額 面 金 額 と 発 行 額 との 差 額 を 発 行 から 償 還 までの 期 間 で 按 分 して 支 払 利 息 として 計 上 するとともに 貸 借 対 照 表 の 金 額 を 増 額 させる ことができます なお 取 得 価 額 で 計 上 した 受 取 手 形 を 取 引 金 融 機 関 等 で 割 り 引 いたり 裏 書 きをして 取 引 先 に 譲 渡 した 場 合 は この 受 取 手 形 は 貸 借 対 照 表 に 計 上 されなく なりますが 経 営 者 や 金 融 機 関 が 企 業 の 資 金 繰 り 状 況 を 見 る 上 で 受 取 手 形 の 割 引 額 や 裏 書 譲 渡 額 の 情 報 は 重 要 であるため 受 取 手 形 割 引 額 及 び 受 取 手 形 裏 書 譲 渡 額 は 注 記 することとなります 6

4. 貸 倒 損 失 貸 倒 引 当 金 (1) 倒 産 手 続 き 等 により 債 権 が 法 的 に 消 滅 したときは その 金 額 を 貸 倒 損 失 と して 計 上 する (2) 債 務 者 の 資 産 状 況 支 払 能 力 等 からみて 回 収 不 能 な 債 権 については その 回 収 不 能 額 を 貸 倒 損 失 として 計 上 する (3) 債 務 者 の 資 産 状 況 支 払 能 力 等 からみて 回 収 不 能 のおそれのある 債 権 につ いては その 回 収 不 能 見 込 額 を 貸 倒 引 当 金 として 計 上 する 解 説 受 取 手 形 売 掛 金 貸 付 金 等 の 金 銭 債 権 については 決 算 時 に 以 下 のよう に 貸 倒 れの 可 能 性 について 検 討 する 必 要 があります 破 産 など 倒 産 手 続 き 等 により 債 権 が 法 的 に 消 滅 した 場 合 (1)にあるように 顧 客 や 貸 付 先 の 倒 産 手 続 き 等 によって 又 は 債 務 の 免 除 によって 債 権 が 法 的 に 消 滅 したときには その 消 滅 した 金 額 を 債 権 の 計 上 額 から 直 接 減 額 するとともに 貸 倒 損 失 として 費 用 に 計 上 する 必 要 があり ます 債 務 者 の 資 産 状 況 支 払 能 力 等 からみて 債 権 が 回 収 不 能 と 見 込 まれる 場 合 法 的 に 債 権 が 消 滅 していないものの (2)にあるように その 債 務 者 の 資 産 状 況 や 支 払 能 力 等 からみて 回 収 不 能 と 見 込 まれる 債 権 は その 金 額 を 債 権 の 計 上 額 から 直 接 減 額 するとともに 貸 倒 損 失 として 費 用 に 計 上 する 必 要 があります これには 債 務 者 が 相 当 期 間 債 務 超 過 の 状 態 にあり 弁 済 する ことができないことが 明 らかである 場 合 等 が 考 えられます 債 務 者 の 資 産 状 況 支 払 能 力 等 からみて 債 権 が 回 収 不 能 のおそれがある 場 合 未 だ 回 収 不 能 な 状 況 とはなっていないものの 債 務 者 の 資 産 状 況 や 支 払 能 力 等 からみて 回 収 不 能 のおそれがある 債 権 については (3)にあるように 回 収 不 能 と 見 込 まれる 金 額 で 貸 倒 引 当 金 を 計 上 し 貸 倒 引 当 金 繰 入 額 を 費 用 として 計 上 します なお 決 算 期 末 における 貸 倒 引 当 金 の 計 算 方 法 としては 債 権 全 体 に 対 して 法 人 税 法 上 の 中 小 法 人 に 認 められている 法 定 繰 入 率 で 算 定 することが 実 務 上 考 えられます また 過 去 の 貸 倒 実 績 率 で 引 当 金 額 を 見 積 る 方 法 等 も 考 えられま す 7

5. 有 価 証 券 (1) 有 価 証 券 は 原 則 として 取 得 原 価 で 計 上 する (2) 売 買 目 的 の 有 価 証 券 を 保 有 する 場 合 は 時 価 で 計 上 する (3) 有 価 証 券 の 評 価 方 法 は 総 平 均 法 移 動 平 均 法 等 による (4) 時 価 が 取 得 原 価 よりも 著 しく 下 落 したときは 回 復 の 見 込 みがあると 判 断 した 場 合 を 除 き 評 価 損 を 計 上 する 解 説 有 価 証 券 は (3)にあるように 総 平 均 法 移 動 平 均 法 等 により 期 末 の 金 額 ( 取 得 原 価 )を 計 算 します (1)にあるように 期 末 の 有 価 証 券 は 原 則 として 取 得 原 価 で 計 上 します ただし (2)にあるとおり 短 期 間 の 価 格 変 動 により 利 益 を 得 る 目 的 で 相 当 程 度 の 反 復 的 な 購 入 と 売 却 が 行 われる 法 人 税 法 の 規 定 にある 売 買 目 的 有 価 証 券 は 時 価 で 計 上 します( 上 場 株 式 であることが 想 定 されます ) 取 得 原 価 で 評 価 した 有 価 証 券 については 時 価 が 取 得 原 価 よりも 著 しく 下 落 したときは 回 復 の 見 込 みがあるかないかを 判 断 します ここで (4)にあるよ うに 回 復 の 見 込 みがあると 判 断 した 場 合 を 除 き 評 価 損 を 計 上 することが 必 要 となります 著 しく 下 落 したときとは 個 々の 銘 柄 の 有 価 証 券 の 時 価 が 取 得 原 価 に 比 べて 50% 程 度 以 上 下 落 した 場 合 には 該 当 するものと 考 えられます 有 価 証 券 の 時 価 は 上 場 株 式 のように 市 場 価 格 があるものについては 容 易 に 把 握 できますが 非 上 場 株 式 については 一 般 的 には 把 握 することが 難 しいものと 考 えられます 時 価 の 把 握 が 難 しい 場 合 には 時 価 が 取 得 原 価 よりも 著 しく 下 落 しているかど うかの 判 断 が 困 難 になると 考 えられますが 例 えば 大 幅 な 債 務 超 過 等 でほと んど 価 値 がないと 判 断 できるものについては 評 価 損 の 計 上 が 必 要 と 考 えられ ます 8

6. 棚 卸 資 産 (1) 棚 卸 資 産 は 原 則 として 取 得 原 価 で 計 上 する (2) 棚 卸 資 産 の 評 価 基 準 は 原 価 法 又 は 低 価 法 による (3) 棚 卸 資 産 の 評 価 方 法 は 個 別 法 先 入 先 出 法 総 平 均 法 移 動 平 均 法 最 終 仕 入 原 価 法 売 価 還 元 法 等 による (4) 時 価 が 取 得 原 価 よりも 著 しく 下 落 したときは 回 復 の 見 込 みがあると 判 断 した 場 合 を 除 き 評 価 損 を 計 上 する 解 説 商 品 製 品 半 製 品 仕 掛 品 原 材 料 等 の 棚 卸 資 産 は 購 入 金 額 に 付 随 費 用 を 加 えた 購 入 時 の 金 額 ( 取 得 価 額 )に 基 づき また 製 造 業 の 場 合 は 製 品 製 造 のために 使 用 した 材 料 費 労 務 費 及 び 製 造 経 費 を 積 算 し 取 得 原 価 を 計 算 し ます また (3)にあるように 個 別 法 先 入 先 出 法 総 平 均 法 移 動 平 均 法 最 終 仕 入 原 価 法 売 価 還 元 法 等 により 期 末 の 金 額 ( 取 得 原 価 )を 計 算 します (1)にあるように 棚 卸 資 産 は 原 則 として 取 得 原 価 で 計 上 します (2)で は 棚 卸 資 産 の 評 価 基 準 は 原 価 法 又 は 低 価 法 によるとされていますが 原 価 法 とは 取 得 原 価 により 期 末 棚 卸 資 産 を 評 価 する 方 法 で 低 価 法 とは 期 末 に おける 時 価 が 取 得 原 価 よりも 下 落 した 場 合 に 時 価 によって 評 価 する 方 法 です 原 価 法 により 評 価 した 場 合 であっても 時 価 が 取 得 原 価 よりも 著 しく 下 落 し たときは 回 復 の 見 込 みがあるかないかを 判 断 します ここで (4)にあるよう に 回 復 の 見 込 みがあると 判 断 した 場 合 を 除 き 評 価 損 を 計 上 することが 必 要 となります 棚 卸 資 産 の 時 価 は 商 品 製 品 等 については 個 々の 商 品 等 ごとの 売 価 か 最 近 の 仕 入 金 額 により 把 握 することが 考 えられます 時 価 を 把 握 することが 難 しい 場 合 には 時 価 が 取 得 原 価 よりも 著 しく 下 落 し ているかどうかの 判 断 が 困 難 になると 考 えられますが 例 えば 棚 卸 資 産 が 著 しく 陳 腐 化 したときや 災 害 により 著 しく 損 傷 したとき あるいは 賞 味 期 限 切 れや 雨 ざらし 等 でほとんど 価 値 がないと 判 断 できるものについては 評 価 損 の 計 上 が 必 要 と 考 えられます 9

7. 経 過 勘 定 (1) 前 払 費 用 及 び 前 受 収 益 は 当 期 の 損 益 計 算 に 含 めない (2) 未 払 費 用 及 び 未 収 収 益 は 当 期 の 損 益 計 算 に 反 映 する 解 説 経 過 勘 定 は サービスの 提 供 の 期 間 とそれに 対 する 代 金 の 授 受 の 時 点 が 異 な る 場 合 に その 差 異 を 処 理 する 勘 定 科 目 です 損 益 計 算 書 に 計 上 される 費 用 と 収 益 は 現 金 の 受 払 額 ではなく その 発 生 した 期 間 に 正 しく 割 当 てる 必 要 があ るからです 経 過 勘 定 には 前 払 費 用 前 受 収 益 未 払 費 用 及 び 未 収 収 益 があ ります その 内 容 は 表 1のとおりです 前 払 費 用 と 前 受 収 益 は 翌 期 以 降 においてサービスの 提 供 を 受 けた もしくは 提 供 した 時 点 で 費 用 又 は 収 益 となるため (1)にあるように 当 期 の 損 益 計 算 には 含 めないことになります 未 払 費 用 と 未 収 収 益 は 当 期 において 既 にサービスの 提 供 を 受 けて いる もしくは 提 供 しているので (2)にあるように 当 期 の 損 益 計 算 に 反 映 す ることになります なお 金 額 的 に 重 要 性 の 乏 しいものについては 受 け 取 った 又 は 支 払 った 期 の 収 益 又 は 費 用 として 処 理 することも 認 められます < 表 1> 前 払 費 用 前 受 収 益 未 払 費 用 未 収 収 益 内 容 決 算 期 末 においていまだ 提 供 を 受 けて いないサービスに 対 して 支 払 った 対 価 決 算 期 末 においていまだ 提 供 していな いサービスに 対 して 受 け 取 った 対 価 既 に 提 供 を 受 けたサービスに 対 して 決 算 期 末 においていまだその 対 価 を 支 払 っていないもの 既 に 提 供 したサービスに 対 して 決 算 期 末 においていまだその 対 価 を 受 け 取 っ ていないもの 具 体 例 前 払 いの 支 払 家 賃 や 支 払 保 険 料 支 払 利 息 等 前 受 けの 家 賃 収 入 や 受 取 利 息 等 後 払 いの 支 払 家 賃 や 支 払 利 息 従 業 員 給 料 等 後 払 いの 家 賃 収 入 や 受 取 利 息 等 10

8. 固 定 資 産 (1) 固 定 資 産 は 有 形 固 定 資 産 ( 建 物 機 械 装 置 土 地 等 ) 無 形 固 定 資 産 (ソ フトウェア 借 地 権 特 許 権 のれん 等 ) 及 び 投 資 その 他 の 資 産 に 分 類 する (2) 固 定 資 産 は 原 則 として 取 得 原 価 で 計 上 する (3) 有 形 固 定 資 産 は 定 率 法 定 額 法 等 の 方 法 に 従 い 相 当 の 減 価 償 却 を 行 う (4) 無 形 固 定 資 産 は 原 則 として 定 額 法 により 相 当 の 減 価 償 却 を 行 う (5) 固 定 資 産 の 耐 用 年 数 は 法 人 税 法 に 定 める 期 間 等 適 切 な 利 用 期 間 とする (6) 固 定 資 産 について 災 害 等 により 著 しい 資 産 価 値 の 下 落 が 判 明 したときは 評 価 損 を 計 上 する 解 説 固 定 資 産 は 長 期 間 にわたり 企 業 の 事 業 活 動 に 使 用 するために 所 有 する 資 産 であり (1)にあるように 有 形 固 定 資 産 無 形 固 定 資 産 及 び 投 資 その 他 の 資 産 に 分 類 されます 固 定 資 産 の 取 得 価 額 は 購 入 金 額 に 引 取 費 用 等 の 付 随 費 用 を 加 えて 計 算 しま す (2)にあるように 固 定 資 産 は 原 則 として 取 得 原 価 で 計 上 します 建 物 や 機 械 装 置 等 の 有 形 固 定 資 産 は 通 常 使 用 に 応 じてその 価 値 が 下 落 す るため 一 定 の 方 法 によりその 使 用 可 能 期 間 ( 耐 用 年 数 )にわたって 減 価 償 却 費 を 計 上 する 必 要 があります 具 体 的 には (3)にあるように 定 率 法 定 額 法 等 の 方 法 に 従 い 相 当 の 減 価 償 却 を 行 うことになります 定 額 法 とは 毎 期 一 定 の 額 で 償 却 する 方 法 であり 定 率 法 とは 毎 期 一 定 の 率 で 償 却 する 方 法 です 法 人 税 法 に 定 められた 計 算 方 法 によることができます 減 価 償 却 は 固 定 資 産 の 耐 用 年 数 にわたって 行 います 実 務 上 は (5)にある ように 法 人 税 法 に 定 める 期 間 を 使 うことが 一 般 的 です ただし その 資 産 の 性 質 用 途 使 用 状 況 等 を 考 慮 して 適 切 な 利 用 期 間 を 耐 用 年 数 とすることも 考 えられます 有 形 固 定 資 産 と 同 様 の 考 え 方 により 無 形 固 定 資 産 は (4)にあるように 原 則 として 定 額 法 により 相 当 の 減 価 償 却 を 行 うことになります 相 当 の 減 価 償 却 とは 一 般 的 に 耐 用 年 数 にわたって 毎 期 規 則 的 に 減 価 償 却 を 行 うことが 考 えられます なお 減 価 償 却 により 毎 期 費 用 を 計 上 していても 例 えば 災 害 にあった ような 場 合 等 予 測 することができない 著 しい 資 産 価 値 の 下 落 が 生 じる 場 合 があ ります このような 場 合 には (6)にあるように 相 当 の 金 額 を 評 価 損 として 計 上 する 必 要 があります 11

9. 繰 延 資 産 (1) 創 立 費 開 業 費 開 発 費 株 式 交 付 費 社 債 発 行 費 及 び 新 株 予 約 権 発 行 費 は 費 用 処 理 するか 繰 延 資 産 として 資 産 計 上 する (2) 繰 延 資 産 は その 効 果 の 及 ぶ 期 間 にわたって 償 却 する 解 説 繰 延 資 産 は 対 価 の 支 払 いが 完 了 し これに 対 応 するサービスの 提 供 を 受 け たにもかかわらず その 効 果 が 将 来 にわたって 生 じるものと 期 待 される 費 用 を いいます 繰 延 資 産 は (1)にあるように 創 立 費 開 業 費 開 発 費 株 式 交 付 費 社 債 発 行 費 及 び 新 株 予 約 権 発 行 費 が 該 当 します これらの 項 目 については 費 用 として 処 理 する 方 法 のほか 繰 延 資 産 として 貸 借 対 照 表 に 資 産 計 上 する 方 法 も 認 められています 資 産 計 上 した 繰 延 資 産 は (2)にあるように その 効 果 の 及 ぶ 期 間 にわたって 償 却 する 必 要 があります 具 体 的 な 償 却 期 間 は 表 2のとおりです 資 産 計 上 した 繰 延 資 産 について 支 出 の 効 果 が 期 待 されなくなったときには 資 産 の 価 値 が 無 くなっていると 考 えられるため 一 時 に 費 用 処 理 する 必 要 があ ります なお 法 人 税 法 固 有 の 繰 延 資 産 については 会 計 上 の 繰 延 資 産 には 該 当 しま せん そのため 固 定 資 産 ( 投 資 その 他 の 資 産 )に 長 期 前 払 費 用 として 計 上 することが 考 えられます 法 人 税 法 固 有 の 繰 延 資 産 とは 以 下 に 記 載 するよ うな 費 用 で 効 果 が 支 出 の 日 以 後 一 年 以 上 に 及 ぶものが 該 当 します イ 自 己 が 便 益 を 受 ける 公 共 的 施 設 又 は 共 同 的 施 設 の 設 置 又 は 改 良 のために 支 出 する 費 用 ロ 資 産 を 賃 借 し 又 は 使 用 するために 支 出 する 権 利 金 立 退 料 その 他 の 費 用 ハ 役 務 の 提 供 を 受 けるために 支 出 する 権 利 金 その 他 の 費 用 ニ 製 品 等 の 広 告 宣 伝 の 用 に 供 する 資 産 を 贈 与 したことにより 生 ずる 費 用 ホ イからニまでに 掲 げる 費 用 のほか 自 己 が 便 益 を 受 けるために 支 出 する 費 用 < 表 2> 繰 延 資 産 創 立 費 開 業 費 開 発 費 株 式 交 付 費 新 株 予 約 権 発 行 費 社 債 発 行 費 償 却 期 間 5 年 以 内 3 年 以 内 社 債 の 償 還 までの 期 間 12

10.リース 取 引 リース 取 引 に 係 る 借 手 は 賃 貸 借 取 引 又 は 売 買 取 引 に 係 る 方 法 に 準 じて 会 計 処 理 を 行 う 解 説 一 般 に 機 器 等 の 資 産 を 賃 借 する 場 合 リース 会 社 等 からリースを 行 うケー スと 例 えばコピー 機 を 短 期 間 借 り 受 けるケースが 考 えられます 本 文 の リ ース 取 引 は 前 者 を 想 定 しています リース 取 引 の 会 計 処 理 には 賃 貸 借 取 引 に 係 る 方 法 と 売 買 取 引 に 係 る 方 法 に 準 じて 会 計 処 理 する 方 法 の 二 種 類 があります 賃 貸 借 取 引 に 係 る 方 法 とは リース 期 間 の 経 過 とともに 支 払 リース 料 を 費 用 処 理 する 方 法 です 一 方 売 買 取 引 に 係 る 方 法 に 準 じた 会 計 処 理 とは リース 取 引 を 通 常 の 売 買 取 引 と 同 様 に 考 える 方 法 であり 金 融 機 関 等 から 資 金 の 借 入 を 行 って 資 産 を 購 入 した 場 合 と 同 様 に 扱 うこととなります つまり リース 対 象 物 件 を リース 資 産 として 貸 借 対 照 表 の 資 産 に 計 上 し 借 入 金 に 相 当 する 金 額 を リース 債 務 として 負 債 に 計 上 することとなります また リース 資 産 は 一 般 的 に 定 額 法 で 減 価 償 却 を 行 うこととなります 賃 貸 借 取 引 に 係 る 方 法 で 会 計 処 理 を 行 った 場 合 将 来 支 払 うべき 金 額 が 貸 借 対 照 表 に 計 上 されないため 金 額 的 に 重 要 性 があるものについては 期 末 時 点 での 未 経 過 のリース 料 を 注 記 することが 望 ましいと 考 えられます 13

11. 引 当 金 (1) 以 下 に 該 当 するものを 引 当 金 として 当 期 の 負 担 に 属 する 金 額 を 当 期 の 費 用 又 は 損 失 として 計 上 し 当 該 引 当 金 の 残 高 を 貸 借 対 照 表 の 負 債 の 部 又 は 資 産 の 部 に 記 載 する 将 来 の 特 定 の 費 用 又 は 損 失 であること 発 生 が 当 期 以 前 の 事 象 に 起 因 すること 発 生 の 可 能 性 が 高 いこと 金 額 を 合 理 的 に 見 積 ることができること (2) 賞 与 引 当 金 については 翌 期 に 従 業 員 に 対 して 支 給 する 賞 与 の 見 積 額 のう ち 当 期 の 負 担 に 属 する 部 分 の 金 額 を 計 上 する (3) 退 職 給 付 引 当 金 については 退 職 金 規 程 や 退 職 金 等 の 支 払 いに 関 する 合 意 があり 退 職 一 時 金 制 度 を 採 用 している 場 合 において 当 期 末 における 退 職 給 付 に 係 る 自 己 都 合 要 支 給 額 を 基 に 計 上 する (4) 中 小 企 業 退 職 金 共 済 特 定 退 職 金 共 済 確 定 拠 出 年 金 等 将 来 の 退 職 給 付 について 拠 出 以 後 に 追 加 的 な 負 担 が 生 じない 制 度 を 採 用 している 場 合 にお いては 毎 期 の 掛 金 を 費 用 処 理 する 解 説 引 当 金 は 未 払 金 等 の 確 定 した 債 務 ではないものの (1)の 4 つの 要 件 を 満 た す 場 合 には 財 政 状 態 を 適 正 に 表 示 するために 負 債 の 計 上 ( 又 は 資 産 から の 控 除 )が 必 要 であると 考 えられ 合 理 的 に 見 積 って 計 上 することとなります 具 体 的 には 貸 倒 引 当 金 ( 前 掲 4. 貸 倒 損 失 貸 倒 引 当 金 参 照 ) 賞 与 引 当 金 退 職 給 付 引 当 金 返 品 調 整 引 当 金 等 の 引 当 金 があります なお 金 額 的 に 重 要 性 が 乏 しいものについては 計 上 する 必 要 はありません < 賞 与 引 当 金 > 賞 与 引 当 金 については 翌 期 に 従 業 員 に 対 して 支 給 する 賞 与 の 支 給 額 を 見 積 り 当 期 の 負 担 と 考 えられる 金 額 を 引 当 金 として 費 用 計 上 します 具 体 的 には 決 算 日 後 に 支 払 われる 賞 与 の 金 額 を 見 積 り 当 期 に 属 する 分 を 月 割 りで 計 算 し て 計 上 する 方 法 が 考 えられます なお 下 記 の< 参 考 >に 記 載 している 算 式 は 従 来 法 人 税 法 で 用 いられていた 算 式 であり これも 一 つの 方 法 として 考 えら れます < 退 職 給 付 引 当 金 > 従 業 員 との 間 に 退 職 金 規 程 や 退 職 金 等 の 支 払 いに 関 する 合 意 がある 場 合 企 業 は 従 業 員 に 対 して 退 職 金 に 係 る 債 務 を 負 っているため 当 期 の 負 担 と 考 えら れる 金 額 を 退 職 給 付 引 当 金 として 計 上 します 14

(3)にあるように 退 職 一 時 金 制 度 を 採 用 している 場 合 には 決 算 日 時 点 で 従 業 員 全 員 が 自 己 都 合 によって 退 職 した 場 合 に 必 要 となる 退 職 金 の 総 額 を 基 礎 として 例 えば その 一 定 割 合 を 退 職 給 付 引 当 金 として 計 上 する 方 法 が 考 えられます また (4)にあるように 外 部 の 機 関 に 掛 金 を 拠 出 し 将 来 に 追 加 的 な 退 職 給 付 に 係 る 負 担 が 見 込 まれない 制 度 を 採 用 している 場 合 には 毎 期 の 掛 金 を 費 用 として 処 理 し 退 職 給 付 引 当 金 は 計 上 されません < 参 考 > 支 給 対 象 期 間 基 準 の 算 式 15

12. 外 貨 建 取 引 等 (1) 外 貨 建 取 引 ( 外 国 通 貨 建 で 受 け 払 いされる 取 引 )は 当 該 取 引 発 生 時 の 為 替 相 場 による 円 換 算 額 で 計 上 する (2) 外 貨 建 金 銭 債 権 債 務 については 取 得 時 の 為 替 相 場 又 は 決 算 時 の 為 替 相 場 による 円 換 算 額 で 計 上 する 解 説 外 貨 建 取 引 とは 決 済 が 円 以 外 の 外 国 通 貨 で 行 われる 取 引 をいいます 例 えば ドル 建 で 輸 出 を 行 った 場 合 ドル 建 の 売 上 金 額 に 取 引 を 行 った 時 のドル 為 替 相 場 を 乗 じて 円 換 算 し 売 上 高 と 売 掛 金 を 計 上 します この 場 合 の 取 引 発 生 時 のドル 為 替 相 場 は 取 引 が 発 生 した 日 の 為 替 相 場 の ほか 前 月 の 平 均 為 替 相 場 等 直 近 の 一 定 期 間 の 為 替 相 場 や 前 月 末 日 の 為 替 相 場 等 直 近 の 一 定 の 日 の 為 替 相 場 を 利 用 することが 考 えられます また 上 記 のドル 建 の 売 上 取 引 に 関 する 売 掛 金 が 期 末 時 点 でも 残 っている 場 合 は 貸 借 対 照 表 に 記 載 する 金 額 は 取 引 を 行 った 時 のドル 為 替 相 場 による 円 換 算 額 か 決 算 日 の 為 替 相 場 による 円 換 算 額 かのいずれかで 計 上 します なお 決 算 日 の 為 替 相 場 のほか 決 算 日 の 前 後 一 定 期 間 の 平 均 為 替 相 場 を 利 用 することも 考 えられます 為 替 予 約 を 行 っている 場 合 には 外 貨 建 取 引 及 び 外 貨 建 金 銭 債 権 債 務 につい て 決 済 時 における 確 定 の 円 換 算 額 で 計 上 することができます 決 算 日 の 為 替 相 場 によった 場 合 には 取 引 を 行 った 時 のドル 為 替 相 場 による 円 換 算 額 との 間 に 差 額 が 生 じますが これは 為 替 差 損 益 として 損 益 処 理 します 16

13. 純 資 産 (1) 純 資 産 とは 資 産 の 部 の 合 計 額 から 負 債 の 部 の 合 計 額 を 控 除 した 額 をいう (2) 純 資 産 のうち 株 主 資 本 は 資 本 金 資 本 剰 余 金 利 益 剰 余 金 等 から 構 成 さ れる 解 説 純 資 産 とは (1)にあるように 資 産 の 部 の 合 計 額 から 負 債 の 部 の 合 計 額 を 控 除 した 額 をいい そのうちの 株 主 資 本 は (2)にあるように 資 本 金 資 本 剰 余 金 利 益 剰 余 金 等 から 構 成 されます 資 本 金 及 び 資 本 剰 余 金 は 原 則 として 株 主 から 会 社 に 払 い 込 まれた 金 額 を いいます 資 本 剰 余 金 は 会 社 法 上 株 主 への 分 配 が 認 められていない 資 本 準 備 金 と 認 められているその 他 資 本 剰 余 金 に 区 分 されます 設 立 又 は 株 式 の 発 行 に 際 して 株 主 から 会 社 に 払 い 込 まれた 金 額 は 資 本 金 に 計 上 しますが 会 社 法 の 規 定 に 基 づき 払 込 金 額 の 2 分 の 1 を 超 えない 額 については 資 本 金 に 組 み 入 れず 資 本 剰 余 金 のうち 資 本 準 備 金 として 計 上 することができます 利 益 剰 余 金 は 原 則 として 各 期 の 利 益 の 累 計 額 から 株 主 への 配 当 等 を 控 除 した 金 額 をいいます 利 益 剰 余 金 は 会 社 法 上 株 主 への 分 配 が 認 められてい ない 利 益 準 備 金 と 認 められているその 他 利 益 剰 余 金 に 区 分 されます また その 他 利 益 剰 余 金 は 任 意 積 立 金 と 繰 越 利 益 剰 余 金 に 区 分 されます 配 当 を 行 った 場 合 会 社 法 の 規 定 により 一 定 額 を 資 本 準 備 金 又 は 利 益 準 備 金 に 計 上 する 必 要 があります 各 期 の 利 益 の 累 計 額 から 株 主 への 配 当 等 を 控 除 した 金 額 は 繰 越 利 益 剰 余 金 に 計 上 されますが 株 主 総 会 又 は 取 締 役 会 の 決 議 により 任 意 積 立 金 を 設 定 する ことができます また 期 末 に 保 有 する 自 己 株 式 は 純 資 産 の 部 の 株 主 資 本 の 末 尾 に 自 己 株 式 として 一 括 して 控 除 する 形 式 で 表 示 します 17

14. 注 記 (1) 会 社 計 算 規 則 に 基 づき 重 要 な 会 計 方 針 に 係 る 事 項 株 主 資 本 等 変 動 計 算 書 に 関 する 事 項 等 を 注 記 する (2) 本 要 領 に 拠 って 計 算 書 類 を 作 成 した 場 合 には その 旨 を 記 載 する 解 説 決 算 書 は 経 営 者 が 企 業 の 経 営 成 績 や 財 政 状 態 を 把 握 するとともに 企 業 の 外 部 の 利 害 関 係 者 に 経 営 成 績 や 財 政 状 態 を 伝 える 目 的 で 作 成 しますが 貸 借 対 照 表 や 損 益 計 算 書 の 情 報 を 補 足 するために 一 定 の 注 記 を 記 載 する 必 要 があり ます (1)に 挙 げられている 重 要 な 会 計 方 針 に 係 る 事 項 は 有 価 証 券 や 棚 卸 資 産 の 評 価 基 準 及 び 評 価 方 法 固 定 資 産 の 減 価 償 却 の 方 法 引 当 金 の 計 上 基 準 等 を 記 載 します 株 主 資 本 等 変 動 計 算 書 に 関 する 注 記 は 決 算 期 末 における 発 行 済 株 式 数 や 配 当 金 額 等 を 記 載 します (1)で 挙 げられた 項 目 以 外 として 会 計 方 針 の 変 更 又 は 表 示 方 法 の 変 更 もしく は 誤 謬 の 訂 正 を 行 ったときには その 変 更 内 容 等 を 記 載 します また 本 要 領 では 貸 借 対 照 表 に 関 する 注 記 として 受 取 手 形 割 引 額 及 び 受 取 手 形 裏 書 譲 渡 額 を 注 記 することとしています 未 経 過 リース 料 について も 注 記 することが 望 まれます その 他 貸 借 対 照 表 損 益 計 算 書 及 び 株 主 資 本 等 変 動 計 算 書 により 会 社 の 財 産 又 は 損 益 の 状 態 を 正 確 に 判 断 するために 必 要 な 事 項 を 注 記 します 例 えば 担 保 資 産 に 関 する 注 記 が 考 えられます このほか その 企 業 がどのような 会 計 ルールを 適 用 しているかという 情 報 は 利 害 関 係 者 にとってその 企 業 の 経 営 成 績 や 財 政 状 態 を 判 断 する 上 で 重 要 な 情 報 であり (2)にあるように 本 要 領 に 拠 って 計 算 書 類 を 作 成 した 場 合 には その 旨 を 記 載 することが 考 えられます この 記 載 は 利 害 関 係 者 に 対 して 決 算 書 の 信 頼 性 を 高 める 効 果 も 期 待 されます 18

Ⅲ. 様 式 集 ( 単 位 : 円 ( 又 は 千 円 )) 項 目 金 額 項 目 金 額 ( 資 産 の 部 ) ( 負 債 の 部 ) Ⅰ 流 動 資 産 Ⅰ 流 動 負 債 現 金 及 び 預 金 支 払 手 形 1 受 取 手 形 買 掛 金 売 掛 金 1 短 期 借 入 金 3 有 価 証 券 未 払 金 製 品 及 び 商 品 預 り 金 4 仕 掛 品 5 未 払 費 用 原 材 料 及 び 貯 蔵 品 1 未 払 法 人 税 等 1 短 期 貸 付 金 5 前 受 収 益 5 前 払 費 用 8 賞 与 引 当 金 未 収 収 益 その 他 その 他 流 動 負 債 合 計 2 貸 倒 引 当 金 流 動 資 産 合 計 Ⅱ 固 定 負 債 Ⅱ 固 定 資 産 6 社 債 1 ( 有 形 固 定 資 産 ) 長 期 借 入 金 建 物 8 退 職 給 付 引 当 金 構 築 物 その 他 機 械 及 び 装 置 固 定 負 債 合 計 工 具 器 具 及 び 備 品 土 地 その 他 負 債 合 計 ( 純 資 産 の 部 ) ( 無 形 固 定 資 産 ) Ⅰ 株 主 資 本 ソフトウェア 資 本 金 (A) 借 地 権 資 本 剰 余 金 その 他 資 本 準 備 金 (B) 3 19 その 他 資 本 剰 余 金 (C) ( 投 資 その 他 の 資 産 ) 資 本 剰 余 金 合 計 (D) 投 資 有 価 証 券 利 益 剰 余 金 関 係 会 社 株 式 利 益 準 備 金 (E) 出 資 金 その 他 利 益 剰 余 金 1 長 期 貸 付 金 積 立 金 (F) 7 長 期 前 払 費 用 繰 越 利 益 剰 余 金 (G) その 他 利 益 剰 余 金 合 計 (H) 2 貸 倒 引 当 金 自 己 株 式 (I) Ⅲ 繰 延 資 産 貸 借 対 照 表 ( 平 成 年 月 日 現 在 ) 固 定 資 産 合 計 株 主 資 本 合 計 (J) 7 開 発 費 繰 延 資 産 合 計 純 資 産 合 計 (K) 資 産 合 計 負 債 純 資 産 合 計 純 資 産 の 部 (A)~(K)の 表 記 は 株 主 資 本 等 変 動 計 算 書 上 の(A)~(K)に 対 応 表 中 1~8の 表 記 は 本 要 領 の 目 次 における 様 式 集 対 応 勘 定 科 目 を 示 す

損 益 計 算 書 自 平 成 年 月 日 至 平 成 年 月 日 ( 単 位 : 円 ( 又 は 千 円 )) 項 目 金 額 売 上 高 売 上 原 価 売 上 総 利 益 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 営 業 利 益 営 業 外 収 益 受 取 利 息 受 取 配 当 金 雑 収 入 営 業 外 収 益 合 計 営 業 外 費 用 支 払 利 息 手 形 売 却 損 雑 損 失 営 業 外 費 用 合 計 経 常 利 益 特 別 利 益 固 定 資 産 売 却 益 投 資 有 価 証 券 売 却 益 前 期 損 益 修 正 益 特 別 利 益 合 計 特 別 損 失 固 定 資 産 売 却 損 災 害 による 損 失 特 別 損 失 合 計 税 引 前 当 期 純 利 益 法 人 税 住 民 税 及 び 事 業 税 当 期 純 利 益 (L) 当 期 純 利 益 (L)の 表 記 は 株 主 資 本 等 変 動 計 算 書 上 の(L)に 対 応 20

記 載 上 の 注 意 < 貸 借 対 照 表 > 1. 資 産 の 部 は 流 動 資 産 固 定 資 産 繰 延 資 産 に 区 分 して 表 示 する 2. 負 債 の 部 は 流 動 負 債 固 定 負 債 に 区 分 して 表 示 する 3. 純 資 産 の 部 の 株 主 資 本 は 資 本 金 資 本 剰 余 金 利 益 剰 余 金 自 己 株 式 に 区 分 して 表 示 する 資 本 剰 余 金 は 資 本 準 備 金 とその 他 資 本 剰 余 金 に 区 分 する 利 益 剰 余 金 は 利 益 準 備 金 とその 他 利 益 剰 余 金 に 区 分 する 評 価 換 算 差 額 等 や 新 株 予 約 権 に 該 当 する 項 目 がある 場 合 は 純 資 産 の 部 に 記 載 する 4. 貸 倒 引 当 金 の 表 示 方 法 は3 通 りから 選 択 できる 1 流 動 資 産 又 は 投 資 その 他 の 資 産 から 一 括 控 除 ( 様 式 の 方 法 ) 2 引 当 の 対 象 となった 各 科 目 ( 売 掛 金 等 ) 毎 に 控 除 し 表 示 3 引 当 の 対 象 となった 各 科 目 から 直 接 控 除 し 控 除 額 を 注 記 5. 有 価 証 券 について 1 以 下 の2つは 有 価 証 券 として 流 動 資 産 の 部 に 計 上 する 売 買 目 的 有 価 証 券 事 業 年 度 の 末 日 後 1 年 以 内 に 満 期 の 到 来 する 社 債 等 2 子 会 社 及 び 関 連 会 社 の 株 式 は 関 係 会 社 株 式 として 固 定 資 産 の 投 資 その 他 の 資 産 の 部 に 表 示 する 3 それ 以 外 の 有 価 証 券 については 投 資 有 価 証 券 として 固 定 資 産 の 投 資 その 他 の 資 産 の 部 に 表 示 する 6. 有 形 固 定 資 産 の 減 価 償 却 累 計 額 の 表 示 方 法 は3 通 りから 選 択 できる 1 償 却 対 象 資 産 ( 建 物 等 )から 直 接 減 額 し 減 価 償 却 累 計 額 の 金 額 を 注 記 ( 様 式 の 方 法 ) 2 各 償 却 対 象 資 産 を 取 得 原 価 で 表 示 し 各 科 目 の 下 に 減 価 償 却 累 計 額 を 控 除 形 式 で 表 示 3 各 償 却 対 象 資 産 を 取 得 原 価 で 表 示 し 有 形 固 定 資 産 の 最 下 行 に 一 括 控 除 形 式 で 表 示 7. リース 取 引 を 売 買 取 引 に 係 る 方 法 に 準 じて 処 理 する 場 合 には 資 産 の 部 の 固 定 資 産 に リース 資 産 を 計 上 し 負 債 の 部 に リース 債 務 を 計 上 する < 損 益 計 算 書 > 損 益 計 算 書 は 売 上 高 売 上 総 利 益 ( 又 は 売 上 総 損 失 ) 営 業 利 益 ( 又 は 営 業 損 失 ) 経 常 利 益 ( 又 は 経 常 損 失 ) 税 引 前 当 期 純 利 益 ( 又 は 税 引 前 当 期 純 損 失 ) 及 び 当 期 純 利 益 ( 又 は 当 期 純 損 失 )を 表 示 する < 附 属 明 細 書 > 計 算 書 類 に 係 る 附 属 明 細 書 としては 有 形 固 定 資 産 及 び 無 形 固 定 資 産 の 明 細 引 当 金 の 明 細 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 の 明 細 等 を 作 成 する 貸 借 対 照 表 損 益 計 算 書 株 主 資 本 等 変 動 計 算 書 附 属 明 細 書 の 作 成 に 際 しては 企 業 の 実 態 に 応 じて 適 宜 勘 定 科 目 等 を 加 除 集 約 することができる 21

株 主 資 本 等 変 動 計 算 書 自 平 成 年 月 日 至 平 成 年 月 日 純 資 産 の 各 項 目 を 横 に 並 べる 様 式 ( 単 位 : 円 ( 又 は 千 円 )) 株 主 資 本 資 本 剰 余 金 利 益 剰 余 金 資 本 金 資 本 準 備 金 その 他 資 本 剰 余 金 資 本 剰 余 金 合 計 利 益 準 備 金 その 他 利 益 剰 余 金 積 立 金 繰 越 利 益 剰 余 金 利 益 剰 余 金 合 計 自 己 株 式 株 主 資 本 合 計 純 資 産 合 計 当 期 首 残 高 当 期 変 動 額 新 株 の 発 行 剰 余 金 の 配 当 剰 余 金 の 配 当 に 伴 う 利 益 準 備 金 の 積 立 て 当 期 純 利 益 (L) 自 己 株 式 の 処 分 当 期 変 動 額 合 計 当 期 末 残 高 (A) (B) (C) (D) (E) (F) (G) (H) (I) (J) (K) ( 注 ) 当 期 変 動 額 は 株 主 資 本 の 各 項 目 の 変 動 事 由 ごとに 変 動 額 と 変 動 事 由 を 明 示 します 表 記 (A)~(L)は 貸 借 対 照 表 上 の 純 資 産 の 部 (A)~(K) 損 益 計 算 書 上 の 当 期 純 利 益 (L)に 対 応 22

株 主 資 本 等 変 動 計 算 書 自 平 成 年 月 日 至 平 成 年 月 日 純 資 産 の 各 項 目 を 縦 に 並 べる 様 式 ( 単 位 : 円 ( 又 は 千 円 )) 株 主 資 本 資 本 金 当 期 首 残 高 資 本 剰 余 金 利 益 剰 余 金 当 期 変 動 額 新 株 の 発 行 当 期 末 残 高 (A) 資 本 準 備 金 当 期 首 残 高 当 期 変 動 額 新 株 の 発 行 当 期 末 残 高 (B) その 他 資 本 剰 余 金 当 期 首 残 高 及 び 当 期 末 残 高 (C) 資 本 剰 余 金 合 計 当 期 首 残 高 当 期 変 動 額 当 期 末 残 高 (D) 利 益 準 備 金 当 期 首 残 高 当 期 変 動 額 剰 余 金 の 配 当 に 伴 う 利 益 準 備 金 の 積 立 て 当 期 末 残 高 (E) その 他 利 益 剰 余 金 積 立 金 当 期 首 残 高 及 び 当 期 末 残 高 (F) 繰 越 利 益 剰 余 金 当 期 首 残 高 当 期 変 動 額 剰 余 金 の 配 当 剰 余 金 の 配 当 に 伴 う 利 益 準 備 金 の 積 立 て 当 期 純 利 益 (L) 当 期 末 残 高 (G) 利 益 剰 余 金 合 計 当 期 首 残 高 当 期 変 動 額 当 期 末 残 高 (H) 自 己 株 式 当 期 首 残 高 当 期 変 動 額 自 己 株 式 の 処 分 当 期 末 残 高 (I) 株 主 資 本 合 計 当 期 首 残 高 当 期 変 動 額 当 期 末 残 高 (J) 純 資 産 合 計 当 期 首 残 高 当 期 変 動 額 当 期 末 残 高 (K) ( 注 ) 当 期 変 動 額 は 株 主 資 本 の 各 項 目 の 変 動 事 由 ごとに 変 動 額 と 変 動 事 由 を 明 示 します 表 記 (A)~(L)は 貸 借 対 照 表 上 の 純 資 産 の 部 (A)~(K) 損 益 計 算 書 上 の 当 期 純 利 益 (L)に 対 応 23

個 別 注 記 表 自 平 成 年 月 日 至 平 成 年 月 日 1.この 計 算 書 類 は 中 小 企 業 の 会 計 に 関 する 基 本 要 領 によって 作 成 しています 2. 重 要 な 会 計 方 針 に 係 る 事 項 に 関 する 注 記 (1) 資 産 の 評 価 基 準 及 び 評 価 方 法 1 有 価 証 券 の 評 価 基 準 及 び 評 価 方 法 総 平 均 法 による 原 価 法 を 採 用 しています 2 棚 卸 資 産 の 評 価 基 準 及 び 評 価 方 法 総 平 均 法 による 原 価 法 を 採 用 しています (2) 固 定 資 産 の 減 価 償 却 の 方 法 1 有 形 固 定 資 産 定 率 法 (ただし 平 成 10 年 4 月 1 日 以 降 に 取 得 した 建 物 ( 附 属 設 備 を 除 く)は 定 額 法 )を 採 用 して います (2) 2 一 無 株 形 当 固 たりの 定 資 産 純 資 産 額, 円 定 額 法 を 採 用 しています (3) 引 当 金 の 計 上 基 準 1 貸 倒 引 当 金 2 賞 与 引 当 金 3 退 職 給 付 引 当 金 (4)その 他 計 算 書 類 作 成 のための 基 本 となる 重 要 な 事 項 1リース 取 引 の 処 理 方 法 リース 取 引 については 賃 貸 借 取 引 に 係 る 方 法 により 支 払 リース 料 を 費 用 処 理 しています なお 未 経 過 リース 料 総 額 は 円 ( 又 は 千 円 )であります 2 消 費 税 等 の 会 計 処 理 消 費 税 等 の 会 計 処 理 は 税 抜 方 式 ( 又 は 税 込 方 式 )によっています 3. 貸 借 対 照 表 に 関 する 注 記 (1) 有 形 固 定 資 産 の 減 価 償 却 累 計 額 円 ( 又 は 千 円 ) (2) 受 取 手 形 割 引 額 円 ( 又 は 千 円 ) (3) 受 取 手 形 裏 書 譲 渡 額 円 ( 又 は 千 円 ) (4) 担 保 に 供 している 資 産 及 び 対 応 する 債 務 建 物 円 ( 又 は 千 円 ) 土 地 円 ( 又 は 千 円 ) 長 期 借 入 金 円 ( 又 は 千 円 ) 4. 株 主 資 本 等 変 動 計 算 書 に 関 する 注 記 債 権 の 貸 倒 れによる 損 失 に 備 えるため 一 般 債 権 について 法 人 税 法 の 規 定 に 基 づく 法 定 繰 入 率 により 計 上 しています 従 業 員 の 賞 与 支 給 に 備 えるため 支 給 見 込 額 の 当 期 負 担 分 を 計 上 しています 従 業 員 の 退 職 給 付 に 備 えるため 決 算 日 において 従 業 員 全 員 が 自 己 都 合 によって 退 職 した 場 合 に 必 要 となる 退 職 金 の 総 額 の %を 計 上 しています (1) 当 事 業 年 度 の 末 日 における 発 行 済 株 式 の 数 株 (2) 当 事 業 年 度 の 末 日 における 自 己 株 式 の 数 株 (3) 当 事 業 年 度 中 に 行 った 剰 余 金 の 配 当 に 関 する 事 項 平 成 年 月 日 の 定 時 株 主 総 会 において 次 の 通 り 決 議 されました 配 当 金 の 総 額 円 ( 又 は 千 円 ) 配 当 の 原 資 利 益 剰 余 金 一 株 当 たりの 配 当 額 円 基 準 日 平 成 年 月 日 効 力 発 生 日 平 成 年 月 日 (4) 当 事 業 年 度 の 末 日 後 に 行 う 剰 余 金 の 配 当 に 関 する 事 項 平 成 年 月 日 開 催 予 定 の 定 時 株 主 総 会 において 次 の 通 り 決 議 を 予 定 しています 配 当 金 の 総 額 円 ( 又 は 千 円 ) 配 当 の 原 資 利 益 剰 余 金 一 株 当 たりの 配 当 額 円 基 準 日 平 成 年 月 日 効 力 発 生 日 平 成 年 月 日 24

製 造 原 価 明 細 書 自 平 成 年 月 日 至 平 成 年 月 日 ( 単 位 : 円 ( 又 は 千 円 )) 項 目 金 額 Ⅰ 材 料 費 期 首 材 料 棚 卸 高 (+) 材 料 仕 入 高 (+) 期 末 材 料 棚 卸 高 (-) Ⅱ 労 務 費 従 業 員 給 与 従 業 員 賞 与 従 業 員 退 職 金 法 定 福 利 費 福 利 厚 生 費 Ⅲ 経 費 外 注 加 工 費 水 道 光 熱 費 消 耗 工 具 器 具 備 品 費 租 税 公 課 減 価 償 却 費 修 繕 費 保 険 料 賃 借 料 研 究 開 発 費 その 他 当 期 製 造 費 用 計 期 首 仕 掛 品 棚 卸 高 (+) 合 計 期 末 仕 掛 品 棚 卸 高 (-) 他 勘 定 振 替 高 (-) 当 期 製 品 製 造 原 価 25

販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 の 明 細 自 平 成 年 月 日 至 平 成 年 月 日 ( 単 位 : 円 ( 又 は 千 円 )) 項 目 金 額 販 売 手 数 料 荷 造 費 運 搬 費 広 告 宣 伝 費 見 本 費 保 管 費 役 員 報 酬 役 員 賞 与 役 員 退 職 金 従 業 員 給 与 従 業 員 賞 与 従 業 員 退 職 金 法 定 福 利 費 福 利 厚 生 費 交 際 費 旅 費 交 通 費 通 勤 費 通 信 費 水 道 光 熱 費 事 務 用 消 耗 品 費 消 耗 工 具 器 具 備 品 費 租 税 公 課 図 書 費 減 価 償 却 費 修 繕 費 保 険 料 賃 借 料 寄 付 金 研 究 開 発 費 その 他 合 計 26