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定 性 的 情 報 財 務 諸 表 等 1. 連 結 経 営 成 績 に 関 する 定 性 的 情 報 当 第 3 四 半 期 連 結 累 計 期 間 の 業 績 は 売 上 高 につきましては 前 年 同 四 半 期 累 計 期 間 比 15.1% 減 少 の 454 億 27 百 万 円 となり

注 記 事 項 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 : 無 (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 : 有 ( 注 ) 詳 細 は 添 付 資 料 4ページ 2.サマリー 情 報 (



4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 有

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

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第316回取締役会議案

連結計算書

4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 有

1_2013BS(0414)

科 売 上 原 価 売 上 総 利 益 損 益 計 算 書 ( 自 平 成 26 年 4 月 1 日 至 平 成 27 年 3 月 31 日 ) 目 売 上 高 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 営 業 利 益 営 業 外 収 益 受 取 保 険 金 受 取 支 援 金 補 助 金 収 入 保

損 益 計 算 書 ( 平 成 25 年 10 月 1 日 から 平 成 26 年 9 月 30 日 まで) ( 単 位 : 千 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 304,971 営 業 費 用 566,243 営 業 総 損 失 261,271 営 業 外 収 益 受 取 利 息 3,545

(1) 貸 借 対 照 表 ( 平 成 26 年 11 月 30 日 現 在 ) ( 単 位 : 千 円 ) 資 産 の 部 負 債 の 部 科 目 金 額 科 目 金 額 流 動 資 産 4,623,985 流 動 負 債 3,859,994 現 金 及 び 預 金 31,763 支 払 手 形


4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 新 規 社 ( 社 名 ) 除 外 社 ( 社 名 ) (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の

損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

第 41 期

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損 益 計 算 書 ( 自 平 成 25 年 4 月 1 日 至 平 成 26 年 3 月 31 日 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 75,917 取 引 参 加 料 金 39,032 上 場 関 係 収 入 11,772 情 報 関 係 収 入 13,352 そ

平成28年11月期第3四半期決算短

平 成 24 年 4 月 1 日 から 平 成 25 年 3 月 31 日 まで 公 益 目 的 事 業 科 目 公 1 公 2 公 3 公 4 法 人 会 計 合 計 共 通 小 計 苦 情 相 談 解 決 研 修 情 報 提 供 保 証 宅 建 取 引 健 全 育 成 Ⅰ. 一 般 正 味 財

連 結 損 益 計 算 書 売 上 高 及 びその 他 の 営 業 収 入 営 業 費 用 売 上 原 価 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 研 究 開 発 費 営 業 費 用 合 計 営 業 利 益 営 業 外 収 益 ( 費 用 ) 受 取 利 息 支 払 利 息 営 業 外 収 益 (



添 付 資 料 の 目 次 1.サマリー 情 報 (その 他 )に 関 する 事 項... 2 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動... 2 (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用.

PowerPoint プレゼンテーション

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平成29年2月期 第2四半期決算短信

注 記 事 項 (1) 四 半 期 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 : 無 (2) 会 計 方 針 の 変 更 会 計 上 の 見 積 りの 変 更 修 正 再 表 示 1 会 計 基 準 等 の 改 正 に 伴 う 会 計 方 針 の 変 更 : 無 2 1

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(2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 該 当 事 項 はありません (3) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 作 成 に 係 る 会 計 処 理 の 原 則 手 続 表 示 方 法 等 の 変 更 当

<4D F736F F D E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A C98AD682B782E993C195CA915B C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6

目 次 貸 借 対 照 表 1 損 益 計 算 書 2 キャッシュ フロー 計 算 書 3 利 益 の 処 分 に 関 する 書 類 4 国 立 大 学 法 人 等 業 務 実 施 コスト 計 算 書 5 注 記 事 項 6 附 属 明 細 書 別 紙

< E95FB8CF689638AE98BC689FC90B390A CC8CA992BC82B582C982C282A282C E90E096BE8E9E8E9197BF2E786477>

1. 決 算 の 概 要 法 人 全 体 として 2,459 億 円 の 当 期 総 利 益 を 計 上 し 末 をもって 繰 越 欠 損 金 を 解 消 しています ( : 当 期 総 利 益 2,092 億 円 ) 中 期 計 画 における 収 支 改 善 項 目 に 関 して ( : 繰 越

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預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

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4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

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損 益 計 算 書 ( 自 平 成 23 年 4 月 1 日 至 平 成 24 年 3 月 31 日 ) 金 額 ( 単 位 : 百 万 円 ) 売 上 高 99,163 売 上 原 価 90,815 売 上 総 利 益 8,347 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 4,661 営 業 利 益

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連 結 注 記 表 ( 連 結 計 算 書 類 作 成 のための 基 本 となる 重 要 な 事 項 ) 1. 連 結 の 範 囲 に 関 する 事 項 (1) 連 結 子 会 社 の 数 3 社 連 結 子 会 社 の 名 称 株 式 会 社 ミック 株 式 会 社 モリワン 株 式 会 社 テッ

連 結 注 記 表 1. 連 結 計 算 書 類 の 作 成 のための 基 本 となる 重 要 な 事 項 に 関 する 注 記 等 (1) 連 結 の 範 囲 に 関 する 事 項 1 連 結 子 会 社 の 数 及 び 名 称 連 結 子 会 社 の 数 0 社 連 結 子 会 社 の 名 称

連 結 株 主 資 本 等 変 動 計 算 書 ( 平 成 27 年 4 月 1 日 から 平 成 28 年 3 月 31 日 まで ) 項 目 株 主 資 本 ( 単 位 : 百 万 円 ) 資 本 金 資 本 剰 余 金 利 益 剰 余 金 自 己 株 式 株 主 資 本 合 計 当 連 結 会

<重要な会計方針及び注記>

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【労働保険事務組合事務処理規約】

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

科 目 予 算 額 決 算 額 差 異 Ⅱ 投 資 活 動 収 支 の 部 1. 投 資 活 動 収 入 特 定 資 産 取 崩 収 入 13,811,848 62,532,864 48,721,016 退 職 給 付 引 当 資 産 取 崩 収 入 2,811,848 54,237,864 51,

スライド 1

別添資料

連 結 株 主 資 本 等 変 動 計 算 書 (2015 年 6 月 1 日 から2016 年 5 月 31 日 まで) 株 主 資 本 ( 単 位 : 千 円 ) 資 本 金 資 本 剰 余 金 利 益 剰 余 金 自 己 株 式 株 主 資 本 合 計 当 期 首 残 高 2,049,318

注 記 事 項 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 : 無 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 新 規 社 ( 社 名 ) 除 外 社 ( 社 名 ) (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の

している 5. これに 対 して 親 会 社 の 持 分 変 動 による 差 額 を 資 本 剰 余 金 として 処 理 した 結 果 資 本 剰 余 金 残 高 が 負 の 値 となるような 場 合 の 取 扱 いの 明 確 化 を 求 めるコメントが 複 数 寄 せられた 6. コメントでは 親


●電力自由化推進法案

第 一 部 企 業 情 報 第 1 企 業 の 概 況 1 主 要 な 経 営 指 標 等 の 推 移 回 次 第 15 期 第 1 四 半 期 連 結 累 計 期 間 第 14 期 会 計 期 間 自 平 成 26 年 4 月 1 日 自 平 成 25 年 4 月 1 日 至 平 成 26 年 6

<4D F736F F D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF D6A2E646F6378>

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

定款  変更

第 40 回 中 央 近 代 化 基 金 補 完 融 資 推 薦 申 込 み 公 募 要 綱 1 公 募 推 薦 総 枠 30 億 円 一 般 物 流 効 率 化 促 進 中 小 企 業 高 度 化 資 金 貸 付 対 象 事 業 の 合 計 枠 2 公 募 期 間 平 成 28 年 6 月 20

(参考資料)国際会計基準(IFRS)の2012年3月期からの任意適用について

損 益 計 算 書 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 から 平 成 24 年 3 月 31 日 まで) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 鉄 道 事 業 営 業 収 益 99,036 営 業 費 75,997 営 業 利 益 23,039 そ の 他 の 事 業 営 業 収 益 7

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

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Microsoft PowerPoint - 基金制度

損 益 計 算 書 ( 自 平 成 24 年 4 月 1 日 至 平 成 25 年 3 月 31 日 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 包 括 信 用 購 入 あっせん 収 益 14,068,775 融 資 収 益 3,687,647 受 託 収 益 1,203,223 キャッシュプリカ 収 益

損 益 計 算 書 ( 自 平 成 23 年 4 月 1 日 至 平 成 24 年 3 月 31 日 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 包 括 信 用 購 入 あっせん 収 益 13,520,219 融 資 収 益 4,434,360 受 託 収 益 1,234,189 キャッシュプリカ 収 益

注 記 事 項 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 : 無 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 新 規 - 社 除 外 - 社 (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の

注 記 事 項 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 : 有 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 新 規 1 社 ( 社 名 ) 株 式 会 社 CFSコーポレーション 除 外 - 社 ( 社 名 )

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平成22年度

注 記 事 項 (1) 四 半 期 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 : 無 (2) 会 計 方 針 の 変 更 会 計 上 の 見 積 りの 変 更 修 正 再 表 示 1 会 計 基 準 等 の 改 正 に 伴 う 会 計 方 針 の 変 更 : 無 2 1

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(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている.

第 一 部 企 業 情 報 第 1 企 業 の 概 況 1 主 要 な 経 営 指 標 等 の 推 移 回 次 第 90 期 第 1 四 半 期 累 計 期 間 自 平 成 22 年 4 月 1 日 至 平 成 22 年 6 月 30 日 第 91 期 第 1 四 半 期 累 計 期 間 自 平 成

スライド 1

第1四半期決算要旨

(Microsoft Word - \212\356\226{\225\373\220j _\217C\220\263\201j.doc)

注 記 事 項 (1) 四 半 期 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 : 無 (2) 会 計 方 針 の 変 更 会 計 上 の 見 積 りの 変 更 修 正 再 表 示 1 会 計 基 準 等 の 改 正 に 伴 う 会 計 方 針 の 変 更 : 有 2 1

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

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注 記 事 項 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ): 無 新 規 - 社 ( 社 名 ) 除 外 - 社 ( 社 名 ) (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸

注 記 事 項 (1) 四 半 期 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 : 有 ( 注 ) 詳 細 は 添 付 資 料 P.3 2.サマリー 情 報 ( 注 記 事 項 )に 関 する 事 項 (1) 四 半 期 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計

3 連 結 財 務 諸 表 の 概 要 損 益 計 算 書 の 概 要 年 度 年 度 対 前 年 比 営 業 収 益 126, ,822 26, % 営 業 費 用 94, ,560 15, % 営 業 利 益 32,614 44,261 11,64

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2012 年 12 月 期 決 算 短 信 [ 米 国 基 準 ]( 連 結 ) 上 場 会 社 名 株 式 会 社 ジュピターテレコム コ ー ド 番 号 4817 代 表 者 代 表 取 締 役 社 長 森 修 一 問 合 せ 先 責 任 者 IR 部 長 青 山 佳 弘 定 時 株 主 総 会 開 催 予 定 日 2013 年 3 月 27 日 有 価 証 券 報 告 書 提 出 予 定 日 2013 年 3 月 27 日 決 算 補 足 説 明 資 料 作 成 の 有 無 : 有 決 算 説 明 会 開 催 の 有 無 : 無 2013 年 1 月 29 日 上 場 取 引 所 大 URL http://www.jcom.co.jp TEL (03)6765-8157 配 当 支 払 開 始 予 定 日 2013 年 3 月 28 日 ( 百 万 円 未 満 四 捨 五 入 ) 1.2012 年 12 月 期 の 連 結 業 績 (2012 年 1 月 1 日 ~2012 年 12 月 31 日 ) (1) 連 結 経 営 成 績 (% 表 示 は 対 前 期 増 減 率 ) 営 業 収 益 営 業 利 益 税 金 等 控 除 前 利 益 当 社 株 主 帰 属 当 期 純 利 益 百 万 円 % 百 万 円 % 百 万 円 % 百 万 円 % 2012 年 12 月 期 376,835 2.1 71,414 0.5 70,123 2.3 41,623 11.7 2011 年 12 月 期 369,073 2.5 71,075 6.5 68,532 8.5 37,278 1.1 ( 注 ) 包 括 利 益 2012 年 12 月 期 45,469 百 万 円 (12.3%) 2011 年 12 月 期 40,494 百 万 円 ( 1.1%) 1 株 当 たり 当 社 株 主 帰 属 当 期 純 利 益 希 薄 化 後 1 株 当 たり 当 社 株 主 帰 属 当 期 純 利 益 株 主 資 本 当 社 株 主 帰 属 当 期 純 利 益 率 総 資 産 税 金 等 控 除 前 利 益 率 売 上 高 ( 営 業 収 益 ) 税 金 等 控 除 前 利 益 率 円 銭 円 銭 % % % 2012 年 12 月 期 6,052 36 6,050 64 9.4 8.6 18.6 2011 年 12 月 期 5,383 59 5,381 49 8.9 8.4 18.6 ( 参 考 ) 持 分 法 投 資 利 益 2012 年 12 月 期 1,048 百 万 円 2011 年 12 月 期 1,473 百 万 円 (2) 連 結 財 政 状 態 総 資 産 資 本 合 計 当 社 株 主 帰 属 当 社 株 主 帰 属 1 株 当 たり ( 純 資 産 ) 資 本 資 本 比 率 当 社 株 主 帰 属 資 本 百 万 円 百 万 円 百 万 円 % 円 銭 2012 年 12 月 期 812,030 482,611 454,547 56.0 66,215 61 2011 年 12 月 期 812,373 457,316 431,664 53.1 62,332 55 ( 注 )2011 年 12 月 期 の 当 社 株 主 帰 属 資 本 に 関 連 する 項 目 は 修 正 再 表 示 しています 詳 細 は 添 付 資 料 19ページ 5 連 結 財 務 諸 表 の 修 正 再 表 示 をご 覧 ください (3) 連 結 キャッシュ フローの 状 況 営 業 活 動 による キャッシュ フロー 投 資 活 動 による キャッシュ フロー 財 務 活 動 による キャッシュ フロー 現 金 及 び 現 金 同 等 物 期 末 残 高 百 万 円 百 万 円 百 万 円 百 万 円 2012 年 12 月 期 123,959 53,417 49,568 110,853 2011 年 12 月 期 123,342 58,309 53,366 89,879 2. 配 当 の 状 況 1 株 当 たり 配 当 金 ( 基 準 日 ) 第 1 四 半 期 末 第 2 四 半 期 末 第 3 四 半 期 末 期 末 合 計 配 当 金 総 額 ( 百 万 円 ) 配 当 性 向 (%) 株 主 資 本 配 当 率 (%) 2011 年 12 月 期 2012 年 12 月 期 - - 900 円 00 銭 1,250 円 00 銭 - - 900 円 00 銭 1,250 円 00 銭 1,800 円 00 銭 2,500 円 00 銭 12,464 17,161 33.4 41.3 2.9 3.9 ( 注 ) 次 期 の 配 当 につきましては 下 記 2013 年 12 月 期 の 連 結 業 績 予 想 (2013 年 1 月 1 日 ~2013 年 12 月 31 日 ) をご 覧 ください

3.2013 年 12 月 期 の 連 結 業 績 予 想 (2013 年 1 月 1 日 ~2013 年 12 月 31 日 ) 2012 年 10 月 24 日 付 けで 開 示 しております 住 友 商 事 株 式 会 社 及 び KDDI 株 式 会 社 らによる 当 社 株 券 等 に 対 する 公 開 買 付 けに 関 する 意 見 表 明 についてのお 知 らせ に 記 載 のとおり 当 社 の 主 要 株 主 である 住 友 商 事 株 式 会 社 及 び KDDI 株 式 会 社 ( 以 下 KDDI ) 等 は 当 社 の 発 行 済 普 通 株 式 及 び 新 株 予 約 権 の 全 てを 取 得 するこ とを 企 図 し 2013 年 2 月 上 旬 ころまでに 開 始 を 目 指 している 公 開 買 付 け( 以 下 本 公 開 買 付 け ) 及 びその 後 に 一 連 の 手 続 きを 予 定 しており 本 公 開 買 付 け 及 びその 後 の 一 連 の 手 続 きが 成 立 した 場 合 当 社 の 普 通 株 式 は JASDAQ 市 場 の 定 める 上 場 廃 止 基 準 に 該 当 することとなります 現 段 階 では 本 公 開 買 付 け 等 により 株 主 構 成 が 変 化 する 時 期 や 上 場 廃 止 後 に 予 定 されている KDDI の 連 結 子 会 社 であり 国 内 ケーブルテレビ 業 界 第 2 位 のジャパンケーブルネット 株 式 会 社 との 統 合 の 時 期 が 不 透 明 であ ること 等 から それらの 効 果 等 を 正 確 に 予 想 することは 難 しく 以 上 の 状 況 を 勘 案 し 2013 年 12 月 期 の 業 績 予 想 及 び 配 当 予 想 につきましては 開 示 を 控 えさせていただきます 4.その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ): 無 (2) 会 計 方 針 の 変 更 1 会 計 基 準 等 の 改 正 に 伴 う 会 計 方 針 の 変 更 : 有 2 1 以 外 の 会 計 方 針 の 変 更 : 無 ( 注 ) 詳 細 は 添 付 資 料 18ページ (6) 連 結 財 務 諸 表 作 成 のための 基 本 となる 重 要 な 事 項 の 変 更 をご 覧 ください (3) 発 行 済 株 式 数 ( 普 通 株 式 ) 1 期 末 発 行 済 株 式 数 ( 自 己 株 式 を 含 む) 2012 年 12 月 期 6,947,813 株 2011 年 12 月 期 6,947,813 株 2 期 末 自 己 株 式 数 2012 年 12 月 期 83,168 株 2011 年 12 月 期 22,640 株 ( 注 )1 株 当 たり 当 社 株 主 帰 属 当 期 純 利 益 ( 連 結 )の 算 定 の 基 礎 となる 株 式 数 については 添 付 資 料 18ページ 3 1 株 当 たり 情 報 をご 覧 ください ( 参 考 ) 個 別 業 績 の 概 要 [ 日 本 基 準 ] 1.2012 年 12 月 期 の 個 別 業 績 (2012 年 1 月 1 日 ~2012 年 12 月 31 日 ) (1) 個 別 経 営 成 績 (% 表 示 は 対 前 期 増 減 率 ) 売 上 高 営 業 利 益 経 常 利 益 当 期 純 利 益 百 万 円 % 百 万 円 % 百 万 円 % 百 万 円 % 2012 年 12 月 期 170,074 6.1 18,997 12.7 22,312 8.7 16,654 7.0 2011 年 12 月 期 160,354 1.9 16,859 7.9 20,530 40.8 17,912 98.1 1 株 当 たり 潜 在 株 式 調 整 後 当 期 純 利 益 1 株 当 たり 当 期 純 利 益 円 銭 円 銭 2012 年 12 月 期 2,421 58 2,420 89 2011 年 12 月 期 2,586 78 2,585 77 (2) 個 別 財 政 状 態 総 資 産 純 資 産 自 己 資 本 比 率 1 株 当 たり 純 資 産 百 万 円 百 万 円 % 円 銭 2012 年 12 月 期 424,016 263,830 62.2 38,412 30 2011 年 12 月 期 430,793 266,589 61.9 38,478 77 ( 参 考 ) 自 己 資 本 2012 年 12 月 期 263,687 百 万 円 2011 年 12 月 期 266,472 百 万 円 監 査 手 続 の 実 施 状 況 に 関 する 表 示 当 決 算 短 信 は 金 融 商 品 取 引 法 に 基 づく 監 査 手 続 の 対 象 外 です 当 決 算 短 信 の 開 示 時 点 において 金 融 商 品 取 引 法 に 基 づく 財 務 諸 表 の 監 査 手 続 は 終 了 していません 将 来 情 報 に 関 するご 注 意 当 社 の 将 来 情 報 に 関 する 記 載 は 現 時 点 で 入 手 可 能 な 情 報 に 基 づき 作 成 したものであり 様 々な 不 確 定 要 素 が 内 在 しておりますの で 実 際 の 業 績 は 予 想 と 異 なる 可 能 性 があり 当 社 はこれらの 業 績 予 想 の 達 成 を 保 証 するものではございません したがって これ らの 情 報 に 全 面 的 に 依 拠 されることは 控 えられ また 当 社 がこれらの 情 報 を 逐 次 改 訂 する 義 務 を 負 うものではないことをご 認 識 い ただくようお 願 い 申 し 上 げます

< 添 付 資 料 の 目 次 > 1. 経 営 成 績 P. 2 (1) 経 営 成 績 に 関 する 分 析 P. 2 1 総 括 P. 2 2 事 業 活 動 の 状 況 P. 3 3 経 営 成 績 の 概 要 P. 6 4 次 期 の 見 通 し P. 6 (2) 財 政 状 態 に 関 する 分 析 P. 7 1 資 産 負 債 及 び 株 主 資 本 の 状 況 P. 7 2 当 期 のキャッシュ フローの 状 況 P. 7 (3) 利 益 配 分 に 関 する 基 本 方 針 及 び 当 期 の 配 当 P. 7 (4) 事 業 等 のリスク P. 8 2. 企 業 集 団 の 状 況 P. 9 3. 経 営 方 針 P. 10 (1) 会 社 の 経 営 の 基 本 方 針 P. 10 (2) 目 標 とする 経 営 指 標 P. 10 (3) 中 長 期 的 な 会 社 の 経 営 戦 略 及 び 対 処 すべき 課 題 P. 10 4. 連 結 財 務 諸 表 等 P. 12 (1) 連 結 損 益 及 び 包 括 利 益 計 算 書 P. 12 (2) 連 結 貸 借 対 照 表 P. 13 (3) 連 結 資 本 勘 定 計 算 書 P. 14 (4) 連 結 キャッシュ フロー 計 算 書 P. 15 (5) 連 結 財 務 諸 表 作 成 のための 基 本 となる 重 要 な 事 項 P. 16 1 連 結 の 範 囲 に 関 する 事 項 P. 16 2 持 分 法 の 適 用 に 関 する 事 項 P. 16 3 重 要 な 会 計 方 針 P. 16 (6) 連 結 財 務 諸 表 作 成 のための 基 本 となる 重 要 な 事 項 の 変 更 P. 18 (7) 連 結 財 務 諸 表 に 関 する 注 記 事 項 P. 18 1 継 続 企 業 の 前 提 に 関 する 注 記 P. 18 2 セグメント 情 報 P. 18 3 1 株 当 たり 情 報 P. 18 4 重 要 な 後 発 事 象 P. 18 5 連 結 財 務 諸 表 の 修 正 再 表 示 P. 19 6 企 業 結 合 P. 20 1

1. 経 営 成 績 (1) 経 営 成 績 に 関 する 分 析 1 総 括 多 チャンネル 放 送 市 場 におきましては 2012 年 3 月 1 日 より 新 BS デジタル 放 送 のチャンネル 数 が 24 から 31 に 増 加 したことにより 新 たなお 客 様 層 を 開 拓 する 機 会 が 増 大 しています 一 方 従 来 の 放 送 事 業 者 に 加 え IPTV や OTT 1 (オーバー ザ トップ) 等 の 新 たな 事 業 者 の 台 頭 で 本 格 的 な 競 争 時 代 を 迎 える 等 事 業 環 境 に 大 きな 変 化 がおこっています このような 環 境 のもと 当 社 グループは 2012 年 12 月 期 (2012 年 1 月 1 日 ~2012 年 12 月 31 日 )を 新 有 料 多 チャンネル 放 送 元 年 と 位 置 付 け ケーブルテレビ 事 業 を 中 心 に お 客 様 基 盤 の 拡 大 と 収 益 力 の 強 化 お 客 様 満 足 度 の 向 上 アライアンスのさらなる 深 堀 など6つの 課 題 に 取 り 組 みました 2012 年 12 月 期 におきましては これらの 課 題 を 中 心 に 諸 施 策 に 取 り 組 んだ 結 果 ケーブルテレビ 事 業 の 主 要 オペレーション 指 標 は 以 下 の 通 りとなりました なお 当 社 では 当 期 より 新 定 義 に 基 づく 加 入 世 帯 数 を 採 用 しており それに 伴 い 2011 年 12 月 期 ( 末 )の 主 要 オペレーション 指 標 は 従 来 の 数 値 から 変 動 しています 主 要 オペレーション 指 標 2011 年 12 月 期 ( 末 ) 2012 年 12 月 期 ( 末 ) 増 減 加 入 世 帯 数 *ⅰ 総 加 入 世 帯 数 3,620,900 3,741,200 +3.3% *ⅱ RGU 合 計 7,108,900 7,577,700 +6.6% ケーブルテレビ 3,072,500 3,116,800 +1.4% 高 速 インターネット 接 続 1,820,000 1,980,300 +8.8% 電 話 2,216,400 2,480,600 +11.9% 平 均 月 次 解 約 率 (RGU 当 たり) 0.96% 0.93% 0.03 ARPU *ⅲ 7,574 円 7,354 円 220 円 *ⅳ バンドル 率 1.96 2.03 +0.07 *ⅰ :いずれか1つ 以 上 のサービスに 加 入 している 世 帯 数 *ⅱ : 合 計 サービス 提 供 数 (Revenue Generating Units) *ⅲ : 加 入 世 帯 当 たり 月 次 収 益 (ARPU=Average Revenue per Unit) *ⅳ : 加 入 世 帯 当 たり 提 供 サービス 数 当 期 の 損 益 につきましては 2011 年 7 月 24 日 に 実 施 された 地 上 波 放 送 の 完 全 デジタル 化 に 伴 い アナログ 電 波 障 害 対 策 収 入 2 の 計 上 がなくなったことに 加 え J:COM TV My style をはじめとする 割 安 な 長 期 契 約 サ ービスの 加 入 世 帯 の 増 加 により ARPU が 前 期 比 で 220 円 (2.9%) 減 少 したものの 総 加 入 世 帯 数 の 増 加 や 2012 年 3 月 にアスミック エース エンタテインメント 株 式 会 社 3 ( 以 下 アスミック )を 連 結 子 会 社 化 したこと などにより 営 業 収 益 は 前 期 比 2.1% 増 の 376,835 百 万 円 となりました また 営 業 利 益 は 前 期 比 0.5% 増 の 71,414 百 万 円 当 社 株 主 帰 属 当 期 純 利 益 は 同 11.7% 増 の 41,623 百 万 円 となりました 1 ブロードバンドインターネットを 通 じて 直 接 端 末 に 映 像 を 配 信 するサービス 2 当 社 グループは 人 工 的 障 害 物 による 地 上 アナログ 放 送 の 受 信 障 害 地 域 を 対 象 に 電 波 障 害 を 生 む 障 害 物 を 建 設 した 当 事 者 との 間 で ケーブル 設 備 の 工 事 費 及 び 保 守 費 用 に 関 する 契 約 を 結 び 地 上 波 放 送 の 再 送 信 サービスを 提 供 してい ました アナログ 電 波 障 害 対 策 収 入 は この 契 約 に 基 づき 当 社 グループが 受 領 していた 収 入 です 3 2012 年 12 月 1 日 ジュピターエンタテインメント の VOD 事 業 を 会 社 分 割 により 承 継 し アスミック エース へ 商 号 を 変 更 しています 2

2 事 業 活 動 の 状 況 当 社 グループは 外 部 環 境 の 変 化 をチャンスと 捉 え 持 続 的 成 長 のための 各 種 施 策 を 積 極 的 に 展 開 するとと もに 中 長 期 の 更 なる 発 展 に 向 けた 経 営 基 盤 の 強 化 に 取 り 組 みました 第 一 に 最 重 要 課 題 である お 客 様 基 盤 の 拡 大 と 収 益 力 の 強 化 の 一 環 として 当 社 グループは 2011 年 7 月 の 地 上 波 放 送 の 完 全 デジタル 化 以 降 お 客 様 ニーズに 即 した 商 品 群 の 提 供 に 取 り 組 んでいます この 取 り 組 みにおいて 当 期 には 幅 広 い 商 品 ラインアップを 誇 る 高 速 インターネット 接 続 サービスを 軸 とした J:COM NET パック などのパッケージサービスの 拡 販 に 努 めました さらに 2012 年 2 月 からは 従 来 の RGU の 獲 得 数 を 重 視 した 営 業 員 や 営 業 局 の 業 績 評 価 体 系 を 獲 得 した 売 上 高 利 益 貢 献 度 を 基 準 にした 制 度 に 改 定 し ました この 結 果 高 速 インターネット 接 続 サービスの 新 規 加 入 獲 得 世 帯 において 売 上 貢 献 度 が 高 い 160 メガサービスの 比 率 が 2012 年 1 月 の 35.1%から 同 6 月 以 降 は 50% 台 後 半 で 推 移 しています また ケーブル テレビサービスの 新 規 加 入 獲 得 世 帯 (BS 再 送 信 サービスを 除 く)において 多 チャンネルサービス( J:COM TV My style 及 び J:COM TV My style NEXT を 除 くケーブルテレビサービス)の 比 率 は 2012 年 1 月 の 67.1% から 同 5 月 以 降 は 概 ね 70% 台 後 半 で 推 移 しています また 当 社 グループは 2012 年 9 月 21 日 に 新 たなパッケージサービスである J:COM TV My style NEXT の 提 供 を 開 始 するとともに J:COM TV My style の 新 規 販 売 を 中 止 しました 従 来 の J:COM TV My style が 専 門 チャンネルの 番 組 をビデオ オン デマンド(VOD)を 通 じて 配 信 するのに 対 し J:COM TV My style NEXT はあらかじめ 決 められた 番 組 表 どおりに 番 組 が 放 送 される リニア 型 の 多 チャンネル 放 送 サービスを 提 供 するものです 具 体 的 には 地 上 デジタル 放 送 BS デジタル 放 送 に 加 え 各 5 つの 専 門 チャンネルで 構 成 する 3 つのジャンル(A 映 画 ドキュメンタリー B ドラマ C アニメ 音 楽 )からひとつ を 選 択 していただき 高 速 インターネット 接 続 や 電 話 サービスと 組 み 合 わせてご 利 用 いただくものです 当 社 グループは J:COM TV My style NEXT の 投 入 により 多 チャンネルサービスの 加 入 率 が 低 い 若 年 単 身 世 帯 及 びシニア 夫 婦 世 帯 などのお 客 さま 層 の 加 入 を 促 進 するとともに J:COM TV My style と 比 べ 月 額 利 用 料 金 を 平 均 数 百 円 高 く 設 定 することで ARPU( 加 入 世 帯 あたり 月 次 収 益 )の 下 落 トレンドの 改 善 を 図 って います コミュニティチャンネルにつきましては 当 社 グループの 有 料 サービスの 認 知 度 向 上 と 加 入 促 進 等 を 目 的 とした 新 たな J:COM チャンネル HD の 放 送 エリアを 2012 年 4 月 2 日 以 降 関 東 から 全 国 へと 拡 大 しまし た J:COM チャンネル HD では 主 に 当 社 の 独 自 コンテンツに 加 え 当 社 サービスや 専 門 チャンネルを 紹 介 する 番 組 を 放 送 しています 一 方 地 元 や 行 政 からのお 知 らせなどの 地 域 情 報 を 主 に 放 送 しているコミュ ニティチャンネル J:COM チャンネル につきましては 2012 年 8 月 から 札 幌 エリアなど 一 部 のエリアで HD ( 高 精 細 ) 化 を 開 始 し 同 年 12 月 中 に 全 エリアで HD 化 を 完 了 しました 当 社 グループは これら 2 つのコ ミュニティチャンネルを 通 じて お 客 様 満 足 度 の 向 上 と 有 料 サービス 未 加 入 世 帯 に 対 してサービスの 加 入 促 進 を 図 っています 当 期 の 新 たな 取 り 組 みとして 当 社 グループは J:COM TV 及 び J:COM NET の 加 入 世 帯 を 対 象 に J:COM おまかせサポート サービスを 2012 年 10 月 15 日 から 東 京 エリアで 開 始 しました 当 サービスは 月 額 525 円 ( 税 込 )で テレビの 配 線 や 接 続 設 定 パソコン スマートフォン タブレット 端 末 の 接 続 設 定 など テ レビやインターネットの 技 術 的 な 問 題 に 関 して 専 用 電 話 での 対 応 専 門 スタッフによるパソコンの 遠 隔 操 作 サポートに 加 え 無 料 または 割 引 料 金 での 訪 問 対 応 などのサービスを 提 供 することにより お 客 様 に 安 心 してサービスをご 利 用 いただくと 同 時 に 当 社 グループの 収 益 の 増 加 を 図 るものです さらに 当 社 グループでは 2012 年 12 月 に 東 京 都 杉 並 区 で マンション 向 け 電 力 一 括 受 電 サービス のト ライアルを 開 始 しました 当 サービスでは 発 電 事 業 及 び 特 定 規 模 電 気 事 業 会 社 であるサミットエナジー 株 式 会 社 から 当 社 が 電 力 の 供 給 を 受 け 当 社 サービスエリア 内 のマンションに 居 住 しているお 客 様 に 従 来 の 地 域 電 力 会 社 と 契 約 するよりも 安 価 な 料 金 で 電 力 を 提 供 します 今 回 の 杉 並 区 でのトライアル 結 果 を 踏 まえ たうえで 順 次 当 サービスを 全 国 のサービスエリアに 展 開 する 計 画 です このように 当 社 グループは 従 来 の 放 送 通 信 サービスに 加 えて J:COM おまかせサポート マンシ ョン 向 け 電 力 一 括 受 電 サービス などの 新 たなサービスを 通 じて 今 後 もお 客 様 基 盤 の 拡 大 とさらなる 収 益 力 の 強 化 を 図 ります 3

2 点 目 は お 客 様 満 足 度 の 向 上 に 向 けた 施 策 です 見 たいときに 好 きな 番 組 を 楽 しみたい という 視 聴 スタイルなど 多 様 化 しているお 客 様 ニーズに 応 えるサービスの 提 供 を 目 的 に 当 社 グループでは 当 期 に VODサービスの 更 なる 拡 充 に 努 めました まず 当 社 グループは 2012 年 5 月 22 日 に J:COM TV デジタル の 加 入 世 帯 であれば 追 加 契 約 なしでスマートフォンやタブレット 端 末 パソコンでもVODの 購 入 と 視 聴 が 可 能 な Xvie (クロスヴィ) サービスを 開 始 しました Xvie (クロスヴィ) は いつでも どこでも 様 々な 端 末 でVODサービスを 楽 しんでいただける TV Everywhere 型 サービスであり お 客 様 の 視 聴 スタイルの 変 化 に 即 したサービスです 2012 年 12 月 末 時 点 で 約 11,600タイトルのVOD 作 品 が Xvie (クロスヴィ) を 通 じ て 視 聴 可 能 となっています さらに 当 社 グループは VODサービス 拡 充 の 一 環 として 2012 年 6 月 1 日 より VODの 見 放 題 サービス J:COM オン デマンド メガパック の 提 供 を 開 始 しました J:COM オン デマンド メガパック は 映 画 国 内 外 ドラマ アニメ エンタテインメント 趣 味 教 養 等 の 様 々なジャンルを 総 合 編 成 でお 届 けする 見 放 題 パック で J:COM TV デジタル の 加 入 世 帯 であれば4,800 本 以 上 (2012 年 12 月 末 現 在 )の 作 品 が 月 額 980 円 ( 税 込 ) で 視 聴 可 能 です なお お 客 様 の 満 足 度 をさらに 向 上 するため 2012 年 11 月 1 日 より J:COM オン デマンド メ ガパック を Xvie (クロスヴィ) でも 利 用 できるようサービス 内 容 を 拡 充 しました また 当 社 グループは 株 式 会 社 TBSテレビとの 連 携 により 同 社 が 製 作 する 一 部 のドラマを 地 上 波 の 本 放 送 の 前 に 当 社 グループのVODサービスを 通 じて 配 信 する 取 り 組 みを 行 っており 当 期 においては 放 課 後 はミ ステリーとともに (2012 年 4 月 20 日 配 信 開 始 ) 走 馬 灯 株 式 会 社 ( 同 年 7 月 13 日 配 信 開 始 ) イロドリヒム ラ ( 同 年 10 月 12 日 配 信 開 始 )を 本 放 送 よりも 早 く 独 占 配 信 しました これらの 結 果 当 期 のVOD サービスの 購 入 タイトル 数 は 前 期 比 15.3% 増 加 し14,615,900タイトルとなりま した 3 点 目 は アライアンスのさらなる 深 堀 です 当 社 グループは KDDI 株 式 会 社 ( 以 下 KDDI )とのアラ イアンスの 一 環 として 2010 年 8 月 より 両 社 のサービスの 相 互 販 売 を 関 西 エリアと 札 幌 エリアで 先 行 して 実 施 し 2011 年 12 月 には 関 東 エリア 及 び 仙 台 エリアに 拡 大 しました その 結 果 当 期 において KDDI 経 由 で 獲 得 した RGU 数 は 前 期 の 11,400 から 84,100 へと 大 幅 に 増 加 しました 一 方 当 社 グループの 紹 介 により KDDI が 獲 得 した 携 帯 電 話 の 回 線 数 も 前 期 の 10,400 回 線 から 50,100 回 線 へと 増 加 しました 加 えて 2012 年 3 月 1 日 より 開 始 した au スマートバリュー ( 当 社 グループの 高 速 インターネット 接 続 サービスおよび 電 話 サー ビスとの 組 み 合 わせで au スマートフォンの 利 用 料 が 割 引 になるパッケージサービス)を 利 用 し 新 たなお 客 様 層 の 開 拓 と 既 存 加 入 世 帯 からの 追 加 サービスの 獲 得 に 努 めました これにより 当 期 における au スマ ートバリュー をフックとした 加 入 世 帯 数 は 74,000 世 帯 (うち 新 規 加 入 は 48,800 世 帯 )となりました また KDDI とのさらなるアライアンスの 一 環 として 当 社 グループは 2012 年 8 月 より サービスエリア 内 の 商 業 施 設 や 公 共 施 設 などにおいて 当 社 グループのインターネット 回 線 を 使 用 した au スマートフォン 向 け 公 衆 Wi-Fi アクセスポイント( 以 下 AP ) の 構 築 を 開 始 し 同 年 12 月 時 点 で 全 国 のサービスエリアにお いて 約 5,100 の AP を 設 置 しました この 協 業 により 当 社 グループは KDDI から 収 入 を 得 るほか 本 サービ スをフックとした AP 設 置 先 施 設 から 追 加 サービスの 加 入 獲 得 を 図 りました 4 点 目 は M&A の 積 極 展 開 です 当 社 グループは 中 期 事 業 計 画 において M&A をケーブルテレビ 事 業 及 びメディア 事 業 の 拡 大 や J:COM Everywhere コンセプトに 基 づいた 様 々な 暮 らしのサポートサービスの 実 現 に 向 けた 重 要 な 戦 略 と 位 置 付 けています 当 期 におきましては 当 社 グループは 自 主 番 組 製 作 能 力 の 向 上 やコンテンツ 独 占 配 信 権 の 確 保 を 目 的 に 2012 年 3 月 にアスミックの 株 式 を 取 得 し 同 社 を 連 結 子 会 社 化 し ました 当 社 グループは アスミックとの 事 業 連 携 の 一 環 として 2012 年 8 月 1 日 以 降 アスミックが 企 画 製 作 するオリジナルコンテンツ 東 野 圭 吾 ドラマシリーズ 笑 の VOD による 配 信 を 行 いました 加 えて 同 社 は 当 期 中 に ヘルタースケルター (2012 年 7 月 14 日 公 開 ) のぼうの 城 ( 同 年 11 月 2 日 公 開 ) 大 奥 ~ 永 遠 ~[ 右 衛 門 佐 綱 吉 篇 ] ( 同 年 12 月 22 日 公 開 )など 7 本 の 映 画 を 製 作 公 開 しました そのうち ヘルタースケルター 及 び のぼうの 城 は 2012 年 12 月 末 に 興 行 収 入 がそれぞれ 21 億 円 27 億 円 を 超 えるヒット 作 品 となりました 5 点 目 は 公 共 の 器 国 民 の 財 産 としての 当 社 グループの 放 送 通 信 ネットワークの 信 頼 性 安 定 性 をより 確 かなものとするための ネットワークの 堅 牢 化 の 推 進 です 当 社 グループでは 大 規 模 な 自 然 災 害 など が 発 生 した 場 合 においても 社 会 インフラとしてのネットワークが 損 なわれることがないよう ネットワー クの 堅 牢 性 を 高 めています その 一 環 として 当 社 グループは 2012 年 3 月 15 日 より 順 次 全 国 5 つのサー 4

ビス 地 域 間 を 結 ぶバックボーン 回 線 を 品 質 制 御 に 優 れた 特 長 を 持 つ MPLS 4 技 術 を 採 用 している KDDI の 統 合 IP コア 網 への 切 り 替 えを 進 めています 当 社 グループは 2014 年 12 月 期 中 に 統 合 IP コア 網 への 切 り 替 えを 全 て 完 了 させる 予 定 であり この 切 り 替 えにより 運 用 コストの 削 減 効 果 も 見 込 んでいます 6 点 目 は 業 務 効 率 化 の 更 なる 推 進 です 今 後 益 々 厳 しくなる 競 争 環 境 に 備 え 中 長 期 の 発 展 に 必 要 な 資 金 を 捻 出 する 施 策 の 一 環 として 当 社 は 2012 年 4 月 1 日 付 で 本 社 部 門 の 組 織 の 集 約 とスリム 化 を 目 的 に 組 織 改 正 を 実 施 しました また メディア 事 業 では 組 織 の 集 約 と 強 化 を 目 的 として 2012 年 12 月 1 日 に 当 社 の 連 結 子 会 社 である 株 式 会 社 ジュピターエンタテインメント( 以 下 JE )の VOD 事 業 を アスミックに 統 合 いたしました この 統 合 により これまで JE とアスミックが 個 々に 行 っていたコンテンツの 調 達 を 一 本 化 することで グループ 全 体 のコンテンツ 調 達 力 の 強 化 を 図 り 更 にはグループシナジーの 創 出 に 向 けたオリジナルコンテンツの 企 画 開 発 等 を 目 指 します また 2012 年 5 月 22 日 には 当 社 グループの 先 進 的 なサービスの 訴 求 とブランド 力 向 上 を 目 的 として 東 京 スカイツリータウン 内 商 業 施 設 東 京 ソラマチ イーストヤードに 当 社 グループ 初 のコンセプトショップ となる J:COM Wonder Studio を 開 設 しました J:COM Wonder Studio では 日 本 最 大 級 の 103 インチのプ ラズマディスプレイを 4 台 使 用 した 専 門 チャンネルの 最 新 映 像 の 上 映 や Xvie (クロスヴィ) のデモなど TV の 新 しい 楽 しみ 方 を 提 案 しており 開 業 から 約 7 ヶ 月 が 経 った 2012 年 12 月 末 には 来 場 者 が 累 計 53 万 人 と なりました メディア 事 業 では 2011 年 10 月 に 開 始 された 新 BS デジタル 放 送 において 当 社 の 連 結 子 会 社 でスポーツ 専 門 チャンネルを 運 営 する 株 式 会 社 ジェイ スポーツ( 以 下 J SPORTS )が J SPORTS 1 及 び J SPORTS 2 の 放 送 を 開 始 したのに 続 き 2012 年 3 月 1 日 には J SPORTS 3( 旧 J sports ESPN) 及 び J SPORTS 4 ( 旧 J sports Plus) を 新 BS デジタル 放 送 に 移 行 しました これにより J SPORTS は BS 放 送 において 最 多 の 4 チャンネルを 放 送 する 事 業 者 となりました また ゴルフ 専 門 チャンネル ゴルフネットワーク を 運 営 する 連 結 子 会 社 ジュピターゴルフネットワー ク 株 式 会 社 は 2011 年 11 月 に 米 国 ゴルフチャンネル 社 との 間 で 2012 年 4 月 以 降 の 放 送 権 獲 得 に 関 する 契 約 を 締 結 しました これにより ゴルフネットワーク は 2012 年 4 月 以 降 国 内 で 唯 一 のゴルフ 専 門 チャ ンネルとなり 番 組 ラインアップも 大 幅 に 強 化 拡 充 されました この 結 果 ゴルフネットワーク の 視 聴 可 能 世 帯 数 は 2011 年 12 月 末 の 726 万 世 帯 から 2012 年 11 月 末 には 801 万 世 帯 へと 増 加 しました 4 Multi-Protocol Label Switching の 略 データ 転 送 の 高 速 化 と 経 路 の 使 い 分 けを 実 現 するパケット 伝 送 技 術 5

3 経 営 成 績 の 概 要 以 下 の 経 営 成 績 の 記 載 におきましては 買 収 後 1 年 間 において 被 買 収 企 業 等 を 連 結 することにより 連 結 財 務 諸 表 に 与 える 実 影 響 額 を 買 収 による 影 響 額 とし それを 除 いた 増 減 額 を 既 存 連 結 子 会 社 における 変 動 額 としています なお 当 期 の 連 結 経 営 成 績 において 買 収 による 影 響 額 の 対 象 となる 範 囲 は 横 浜 ケーブ ルビジョン 株 式 会 社 (2011 年 10 月 7 日 に 連 結 子 会 社 化 ) 及 びアスミック エース エンタテインメント 株 式 会 社 (2012 年 3 月 30 日 に 連 結 子 会 社 化 )です 当 期 の 営 業 収 益 は 前 期 の 369,073 百 万 円 から 7,762 百 万 円 (2.1%) 増 加 の 376,835 百 万 円 となりました 主 な 増 加 要 因 は 買 収 による 影 響 額 7,730 百 万 円 によって 増 加 したことなどによるものです うち 利 用 料 収 入 は 買 収 による 影 響 額 2,349 百 万 円 に 加 え 既 存 連 結 子 会 社 分 が 2,992 百 万 円 (1.0%) 増 加 したことにより 前 年 の 307,935 百 万 円 から 5,341 百 万 円 (1.7%) 増 加 の 313,276 百 万 円 となりました サービス 別 の 利 用 料 収 入 は ケーブルテレビサービスが 前 期 の 165,350 百 万 円 から 2,534 百 万 円 (1.5%) 増 加 の 167,884 百 万 円 高 速 インターネット 接 続 サービスが 前 期 の 90,079 百 万 円 から 3,195 百 万 円 (3.5%) 増 加 の 93,274 百 万 円 電 話 サービスは 前 期 の 52,506 百 万 円 から 388 百 万 円 (0.7%) 減 少 の 52,118 百 万 円 となりました ケーブルテレビサービス 及 び 高 速 インターネット 接 続 サービスにつきましては J:COM TV My style や お 得 プラン 等 の 割 安 な 長 期 契 約 プランの 加 入 比 率 の 上 昇 による ARPU の 低 下 はあるものの 加 入 世 帯 数 が 増 加 したことに 伴 い 利 用 料 収 入 は 増 加 しました 一 方 電 話 サービスについては 東 日 本 大 震 災 による 通 話 料 収 入 の 増 加 があった 前 期 に 比 べると 減 少 しています なお 既 存 連 結 子 会 社 におけるサービ ス 別 利 用 料 収 入 の 増 減 率 は ケーブルテレビサービスは 0.4% 高 速 インターネット 接 続 サービスは 3.1%の 増 加 となりましたが 電 話 サービスについては 0.8%の 減 少 となりました また 営 業 収 益 その 他 は 前 期 の 61,138 百 万 円 から 2,421 百 万 円 (4.0%) 増 加 の 63,559 百 万 円 となり ました 主 な 増 加 要 因 は 電 波 障 害 対 策 収 入 が 減 少 したものの 買 収 による 影 響 額 5,381 百 万 円 によって 増 加 したことなどによるものです 営 業 費 用 は 番 組 その 他 営 業 費 用 が 前 期 の 140,525 百 万 円 から 7,920 百 万 円 (5.6%) 増 加 の 148,445 百 万 円 となりました 主 な 増 加 要 因 は 番 組 関 連 費 用 の 増 加 及 び 買 収 による 影 響 額 3,903 百 万 円 などによる ものです 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 は 前 期 の 72,150 百 万 円 から 3,472 百 万 円 (4.8%) 増 加 の 75,622 百 万 円 となりました これは 主 に 人 件 費 の 増 加 及 び 買 収 による 影 響 額 2,600 百 万 円 などによるものです 減 価 償 却 費 は 前 期 の 85,323 百 万 円 から 3,969 百 万 円 (4.7%) 減 少 の 81,354 百 万 円 となりました これは 一 部 の 資 産 が 償 却 満 了 となったことなどによるものです 以 上 の 結 果 営 業 利 益 は 前 期 の 71,075 百 万 円 から 339 百 万 円 (0.5%) 増 加 の 71,414 百 万 円 となりました 税 金 等 控 除 前 利 益 は 前 期 の 68,532 百 万 円 から 1,591 百 万 円 (2.3%) 増 加 の 70,123 百 万 円 となりました 当 社 株 主 帰 属 当 期 純 利 益 は 未 認 識 の 税 務 ベネフィットの 時 効 による 消 滅 等 に 伴 う 法 人 税 等 の 減 少 もあり 前 期 の 37,278 百 万 円 から 4,345 百 万 円 (11.7%) 増 加 の 41,623 百 万 円 となりました 4 次 期 の 見 通 し 次 期 (2013 年 12 月 期 )は 国 内 の 有 料 多 チャンネル 放 送 サービスの 加 入 世 帯 数 に 大 きな 成 長 が 見 込 めないな か 衛 星 放 送 や IPTV OTT 事 業 者 との 競 争 は 益 々 厳 しさを 増 すものと 予 想 されます このような 環 境 の 下 当 社 グループは 次 期 を 収 益 拡 大 に 向 けた 新 たなチャレンジの 年 であり 大 胆 な コスト 構 造 改 革 が 待 ったなしの 年 であると 位 置 づけ お 客 様 を 丸 抱 えにして 離 さない 様 々なサービスや 営 業 施 策 を 展 開 するとともに 2012 年 12 月 期 に 着 手 したコスト 構 造 改 革 を 一 層 推 進 していきます なお 当 社 の 主 要 株 主 である 住 友 商 事 株 式 会 社 及 び KDDI 等 は 当 社 の 発 行 済 普 通 株 式 及 び 新 株 予 約 権 の 全 てを 取 得 することを 企 図 し 2013 年 2 月 上 旬 ころまでに 開 始 を 目 指 している 公 開 買 付 け( 以 下 本 公 開 買 付 け ) 及 びその 後 に 一 連 の 手 続 きを 予 定 しており 本 公 開 買 付 け 及 びその 後 の 一 連 の 手 続 きが 成 立 した 場 合 当 社 の 普 通 株 式 は JASDAQ 市 場 の 定 める 上 場 廃 止 基 準 に 該 当 することとなります 現 段 階 では 本 公 開 買 付 け 等 により 株 主 構 成 が 変 化 する 時 期 や 上 場 廃 止 後 に 予 定 されている KDDI の 連 結 子 会 社 であり 国 内 ケーブルテレビ 業 界 第 2 位 のジャパンケーブルネット 株 式 会 社 との 統 合 の 時 期 が 不 透 明 であ ること 等 から それらの 効 果 等 を 正 確 に 予 想 することは 難 しく 以 上 の 状 況 を 勘 案 し 2013 年 12 月 期 の 業 績 予 想 及 び 配 当 予 想 につきましては 開 示 を 控 えさせていただきます 6

(2) 財 政 状 態 に 関 する 分 析 1 資 産 負 債 及 び 株 主 資 本 の 状 況 当 期 末 における 総 資 産 は 前 期 末 の 812,373 百 万 円 から 343 百 万 円 減 少 し 812,030 百 万 円 となりました こ れは 現 金 及 び 現 金 同 等 物 が 増 加 したものの 有 形 固 定 資 産 及 び 識 別 可 能 な 無 形 固 定 資 産 が 減 価 償 却 により 減 少 したことなどによるものです 負 債 合 計 は 主 に 借 入 金 キャピタルリース 債 務 及 び 繰 延 収 益 が 減 少 したことで 前 期 末 の 355,057 百 万 円 から 25,638 百 万 円 減 少 し 329,419 百 万 円 となりました 当 社 株 主 帰 属 資 本 については 前 期 末 の 431,664 百 万 円 から 22,883 百 万 円 増 加 し 454,547 百 万 円 となり ました これは 当 社 株 主 帰 属 当 期 純 利 益 により 増 加 したことによるものですが 配 当 金 の 支 払 及 び 自 己 株 式 の 買 付 により 一 部 が 相 殺 されています なお 前 期 末 の 当 社 株 主 帰 属 資 本 は 修 正 再 表 示 しております 詳 細 につきましては 添 付 資 料 19 ページ 5 連 結 財 務 諸 表 の 修 正 再 表 示 をご 覧 ください 2 当 期 のキャッシュ フローの 状 況 当 期 末 における 現 金 及 び 現 金 同 等 物 ( 以 下 資 金 )は 営 業 活 動 の 結 果 得 られた 資 金 額 123,959 百 万 円 投 資 活 動 で 支 出 した 資 金 額 53,417 百 万 円 及 び 財 務 活 動 で 支 出 した 資 金 額 49,568 百 万 円 により 前 期 末 の 89,879 百 万 円 から 20,974 百 万 円 増 加 し 110,853 百 万 円 となりました 当 期 における 各 キャッシュ フローの 状 況 は 次 のとおりです ( 営 業 活 動 によるキャッシュ フロー) 営 業 活 動 の 結 果 得 られた 資 金 は 123,959 百 万 円 で 前 期 の 123,342 百 万 円 に 比 べ 617 百 万 円 の 増 加 とな りました これは 主 に 減 価 償 却 費 繰 延 収 益 及 びその 他 負 債 が 減 少 したものの 法 人 税 等 の 支 払 が 減 少 したことにより 増 加 しています ( 投 資 活 動 によるキャッシュ フロー) 投 資 活 動 に 使 用 した 資 金 は 53,417 百 万 円 で 前 期 の 58,309 百 万 円 の 使 用 に 比 べ 4,892 百 万 円 の 減 少 と なりました これは 新 規 子 会 社 の 取 得 ( 取 得 した 現 金 との 純 額 )が 減 少 したことによるものです ( 財 務 活 動 によるキャッシュ フロー) 財 務 活 動 に 使 用 した 資 金 は 49,568 百 万 円 で 前 期 の 53,366 百 万 円 の 使 用 に 比 べ 3,798 百 万 円 の 減 少 と なりました これは 自 己 株 式 の 取 得 による 支 出 及 び 配 当 金 の 支 払 が 増 加 したものの 長 期 借 入 金 の 増 加 長 期 借 入 金 及 びキャピタルリース 債 務 の 元 本 支 払 が 減 少 したことなどによるものです (3) 利 益 配 分 に 関 する 基 本 方 針 及 び 当 期 の 配 当 当 社 は 株 主 の 皆 様 への 利 益 還 元 を 経 営 の 最 重 要 課 題 の 一 つと 認 識 しています 当 社 グループの 将 来 の 成 長 に 必 要 な 投 資 のための 内 部 留 保 の 充 実 や 財 務 体 質 の 強 化 を 図 るとともに これらのための 資 金 を 確 保 した 後 の 余 剰 資 金 につきましては 手 元 現 預 金 やフリー キャッシュ フローの 動 向 を 勘 案 しつつ 連 結 業 績 や 連 結 配 当 性 向 にも 留 意 し 継 続 的 な 配 当 を 実 施 することを 基 本 方 針 としています この 方 針 に 基 づき 当 社 は 一 株 当 たり 配 当 金 を 2011 年 度 の 1,800 円 から 2012 年 度 には 2,500 円 ( 中 間 1,250 円 期 末 1,250 円 )に 増 配 させていただく 予 定 です なお 次 期 の 配 当 予 想 につきましては 業 績 予 想 と 同 様 に 発 表 を 控 えさせていただきます 7

(4) 事 業 等 のリスク 当 社 グループは 事 業 等 のリスク 回 避 について 可 能 な 限 り 組 織 的 体 系 的 に 対 処 するよう 努 めています しかしながら リスクが 顕 在 化 した 場 合 には 当 社 グループの 経 営 成 績 財 政 状 態 及 びキャッシュ フローの 状 況 等 が 大 きく 変 動 する 可 能 性 があります 当 期 末 時 点 で 当 社 グループが 認 識 している 制 御 不 可 能 なリスクを 含 む 主 な 事 業 等 のリスクは 以 下 の 通 りです 当 社 グループ 内 における 潜 在 的 なリスク - 顧 客 獲 得 機 会 喪 失 -ネットワーク 陳 腐 化 及 び 追 加 投 資 不 能 - 事 業 拡 大 のための 企 業 買 収 機 会 減 少 - 財 務 上 のリスク -コンプライアンス 違 反 ( 個 人 情 報 漏 洩 等 による 損 害 賠 償 の 請 求 等 ) 取 引 関 係 におけるリスク - 番 組 供 給 会 社 ネットワークインフラ 提 供 会 社 サービス 受 送 信 用 機 器 (デジタルセットトップボックス 等 ) 納 入 業 者 当 社 グループ 以 外 のケーブルテレビ 会 社 衛 星 放 送 事 業 者 との 取 引 停 止 等 株 主 との 関 係 におけるリスク - 少 数 株 主 の 株 式 買 取 請 求 市 場 及 び 競 合 関 係 におけるリスク - 当 社 グループの 事 業 と 同 種 類 のサービスを 提 供 する 事 業 者 間 における 競 合 激 化 市 場 動 向 の 悪 化 法 規 制 等 によるリスク - 政 府 による 規 制 の 強 化 法 改 正 等 天 災 災 害 等 によるリスク - 天 災 災 害 等 による 当 社 グループや 取 引 先 の 設 備 障 害 等 なお 詳 細 につきましては 2013 年 3 月 に 提 出 を 予 定 している 当 社 の 有 価 証 券 報 告 書 の 記 載 をご 参 照 下 さい 8

2. 企 業 集 団 の 状 況 当 社 及 び 当 社 の 関 係 会 社 の 状 況 は 次 の 図 の 通 りです お 客 様 ( 加 入 者 ) (2012 年 12 月 31 日 現 在 ) サービス 等 の 提 供 の 流 れ 設 置 工 事 等 ケーブルテレビ 高 速 インターネット 接 続 電 話 利 用 料 収 入 等 サービス 等 の 提 供 の 対 価 の 流 れ 資 金 の 流 れ バンドルサービス グループファイナンス ケーブルテレビ 事 業 17 社 ジェイコム 札 幌 土 浦 ケーブルテレビ ジェイコムさいたま ジェイコム 千 葉 ジェイコム 東 京 ジェイコムイースト ジェイコム 湘 南 横 浜 ケーブルビジョン 番 組 工 事 通 信 卸 役 務 番 組 ガイド 発 行 業 務 委 託 契 約 に 基 づくサービス 経 営 指 導 サービス 等 広 告 掲 載 料 代 理 店 手 数 料 等 ( 連 結 子 会 社 16 社 ) ジェイコムウエスト 吹 田 ケーブルテレビジョン 豊 中 池 田 ケーブルネット 高 槻 ケーブルネットワーク 東 大 阪 ケーブルテレビ ケーブルネット 神 戸 芦 屋 ケーブルネット 下 関 ジェイコム 九 州 ( 持 分 法 適 用 関 連 会 社 1 社 ) グリーンシティケーブルテレビ 番 組 番 組 料 金 接 続 料 工 事 料 通 信 卸 役 務 提 供 料 広 告 制 作 掲 載 料 業 務 委 託 料 経 営 指 導 料 等 総 合 通 信 事 業 (その 他 の 関 係 会 社 ) KDDI 総 合 商 社 (その 他 の 関 係 会 社 ) 住 友 商 事 株 式 会 社 ジュピターテレコム( 当 社 ) 番 組 等 通 信 卸 役 務 回 線 回 線 料 通 信 卸 役 務 提 供 料 相 互 接 続 業 務 委 託 料 接 続 料 インターネット 接 続 サービス 工 事 等 工 事 料 等 回 線 出 資 地 域 電 話 長 距 離 電 話 国 際 電 話 携 帯 電 話 PHS の 各 事 業 者 インターネット 接 続 事 業 有 線 一 般 放 送 事 業 電 気 通 信 事 業 に 関 わる 設 備 工 事 等 ( 連 結 子 会 社 ) テクノロジーネットワークス 回 線 料 出 資 配 信 業 務 委 託 料 技 術 指 導 サポート 配 信 料 グループ ファイナンス グループ ファイナンス 金 融 子 会 社 ( 連 結 子 会 社 ) ジ ェ イ コ ム フ ァ イ ナ ン ス 広 告 掲 載 等 広 告 主 J:COM グループ 以 外 の 衛 星 放 送 会 社 ケーブルテレビ 会 社 シネマコンプレックス 運 営 会 社 等 番 組 料 J:COM グループ 以 外 の 番 組 供 給 会 社 広 告 放 送 提 供 広 告 放 送 料 番 組 映 画 等 番 組 料 上 映 料 等 番 組 料 等 営 業 制 作 事 務 サービス メディア 事 業 12 社 ケーブルテレビ 事 業 者 向 け 広 域 配 信 ネットワーク 事 業 ( 持 分 法 適 用 関 連 会 社 ) 日 本 デジタル 配 信 配 信 配 信 料 ( 連 結 子 会 社 7 社 ) アクティブ スポーツ ブロードキャスティング アスミック エース ジュピターエンタテインメント ジュピターゴルフネットワーク ジュピタービジュアルコミュニケーションズ ジェイ スポーツ チャンネル 銀 河 ( 持 分 法 適 用 関 連 会 社 5 社 ) インタラクティーヴィ AXNジャパン ジュピターサテライト 放 送 ディスカバリー ジャパン メディアクリエイト グループ ファイナンス 上 記 の 他 持 分 法 適 用 関 連 会 社 としてオープンワイヤレスプラットホーム 合 同 会 社 を 所 有 しております 一 部 の 連 結 子 会 社 及 び 持 分 法 適 用 関 連 会 社 において 提 供 されるサービス 及 びバンドルサービスは J:COM ブランドのサービスとは 内 容 が 異 なるものがあります 9

3. 経 営 方 針 (1) 会 社 の 経 営 の 基 本 方 針 当 社 グループは お 客 様 のニーズに 応 える 先 進 の 映 像 音 声 高 速 インターネットサービスを 高 度 な 技 術 に よっていちはやく 提 供 することにより お 客 様 により 豊 かな 生 活 を 実 感 していただくことを 経 営 の 基 本 理 念 と した 事 業 展 開 をしています 運 営 会 社 を 通 じ 1ケーブルテレビ 2 高 速 インターネット 接 続 3 電 話 の 3 サ ービスを J:COM ブランドのもとワン ストップ ショップのサービスとして 当 社 グループのブロードバンド ネットワークによって 総 合 的 に 提 供 しています これらのサービスを 通 じて お 客 様 や 各 地 域 のコミュニティ ーとの 間 の 緊 密 な 信 頼 関 係 を 構 築 するとともに 事 業 活 動 の 成 果 を 地 域 社 会 や 株 主 の 皆 様 に 広 く 還 元 できるよ う 日 々 努 力 しています また 当 社 は 国 内 最 大 の 番 組 供 給 事 業 統 括 運 営 会 社 として 17 の 専 門 チャンネルに 出 資 運 営 しています 放 送 通 信 業 界 のリーティング カンパニーとして 番 組 の 質 の 向 上 を 梃 子 にした 有 料 多 チャンネル 放 送 市 場 全 体 を 活 性 化 し 当 社 グループの 企 業 価 値 増 大 に 努 めます (2) 目 標 とする 経 営 指 標 当 社 グループは サービス 提 供 の 対 象 者 が 個 人 の 加 入 者 であり 複 数 のサービスをワン ストップかつリー ズナブルな 価 格 で 提 供 できるバンドルサービスを 最 大 の 強 みとしています その 経 営 効 果 を 計 る 上 で 営 業 収 益 加 入 世 帯 数 加 入 世 帯 当 たりサービス 提 供 数 (バンドル 率 ) 加 入 世 帯 当 たり 月 次 収 益 (ARPU=Average Revenue per Unit) 及 び 解 約 率 を 重 要 な 経 営 指 標 と 考 えています また 利 益 面 では EBITDA 営 業 利 益 及 び EBITDA マー ジン 営 業 利 益 率 を 重 要 な 経 営 指 標 としています (3) 中 長 期 的 な 会 社 の 経 営 戦 略 及 び 対 処 すべき 課 題 当 社 グループのケーブルテレビ 事 業 及 びメディア 事 業 は 放 送 通 信 サービスに 対 するお 客 様 のニーズの 多 様 化 や 従 来 の 放 送 事 業 者 に 加 え IPTV や OTT(オーバー ザ トップ) 等 の 新 たな 事 業 者 が 台 頭 するなど 大 き な 環 境 変 化 に 直 面 しています 当 社 はこのような 競 争 環 境 を 勝 ち 抜 き 中 長 期 の 更 なる 発 展 を 遂 げるため 収 益 の 拡 大 に 向 けた 新 たなチャ レンジ 及 び 大 胆 なコスト 構 造 改 革 を 基 本 方 針 として 諸 課 題 に 取 り 組 みます ケーブルテレビ 事 業 においては 国 内 の 有 料 多 チャンネル 放 送 サービスの 加 入 世 帯 数 の 伸 びが 鈍 化 し 加 入 世 帯 の 獲 得 競 争 が 激 化 するなか 収 益 の 拡 大 に 向 けた 新 たなチャレンジ として 最 も 重 要 な 課 題 は お 客 様 を 丸 抱 えして 離 さない ことだと 考 えています そのため 従 来 の 多 チャンネル 放 送 サービス 高 速 インター ネット 接 続 サービス 電 話 サービスの 3 サービスに 加 え お 客 様 の 生 活 をより 便 利 に より 快 適 にするさまざ まな 新 サービスの 開 発 及 び 提 供 にチャレンジしていきます 具 体 的 には 2012 年 に 導 入 した au スマートバリ ュー や J:COM TV My style NEXT などを 利 用 した 高 速 インターネット 接 続 サービスを 軸 としたパッケージ サービスの 提 供 や 見 放 題 VOD サービス J:COM オン デマンド メガパック との 組 み 合 わせによる Xvie(ク ロスヴィ) サービス(スマートフォンやタブレット 端 末 などでも VOD を 視 聴 できるサービス)の 利 用 促 進 など のほか 新 規 事 業 としてマンション 向 け 電 力 供 給 サービスや 暮 らしのサポート J:COM くらしのナビゲーショ ン ( J:COM Everywhere )を 3 サービスに 次 ぐ 収 益 の 柱 に 育 てる 考 えです また 本 年 には かねてより 開 発 を 進 めてきた 次 世 代 STB(セット トップ ボックス)を 市 場 に 投 入 します この 次 世 代 STB はアンドロイド OS を 搭 載 した 多 機 能 高 性 能 な 機 器 で この 導 入 によりお 客 様 の 利 便 性 と 満 足 度 が 飛 躍 的 に 向 上 するものと 期 待 しています 当 社 グループではこれらの 施 策 を 攻 めの 営 業 と 位 置 づけ 推 進 する 一 方 で 守 りの 営 業 とし て 既 存 の 加 入 世 帯 に 専 門 に 対 応 する 営 業 員 制 度 エリア 担 当 制 の 全 国 展 開 や テレビやインターネットに 関 わる 様 々な 問 題 を 当 社 グループが 解 決 する J:COM おまかせサポート サービスも 本 格 的 に 立 ち 上 げていきま す メディア 事 業 における 収 益 の 拡 大 に 向 けた 新 たなチャレンジ として 当 社 グループ 以 外 のケーブルテレ ビ 事 業 者 向 けに IP プラットフォームをベースとした VOD サービスの 提 供 に 注 力 します 本 システムを 導 入 す ることにより ケーブルテレビ 事 業 者 は 多 額 の 開 発 費 用 をかけることなく マルチデバイスに 対 応 した VOD サ ービスの 提 供 に 加 え 顧 客 情 報 の 管 理 やサービスメニューを 自 社 で 設 計 することができる 自 由 度 の 高 いサービ スの 展 開 が 可 能 となります さらに 昨 年 に 連 結 子 会 社 化 したアスミック エース 株 式 会 社 を 中 心 に 魅 力 的 な 独 自 コンテンツの 制 作 を 推 進 するとともに 当 社 グループのチャンネル 会 社 の 経 営 の 基 本 戦 略 を 見 直 すことも 重 要 な 課 題 です 10

一 方 で 今 後 益 々 厳 しくなる 競 争 環 境 において 収 益 の 拡 大 に 向 けた 新 たなチャレンジ を 実 行 していくた めには それらを 支 える 継 続 的 な 資 金 の 創 出 態 勢 が 必 要 となります このため 当 社 グループは 大 胆 なコスト 構 造 改 革 を 二 つ 目 の 基 本 方 針 として 推 進 していきます この 一 環 として 昨 年 度 に 着 手 した 本 社 機 能 のスリ ム 化 を 今 後 も 推 し 進 めるとともに 全 国 の 技 術 センターやカスタマーセンター オペレーションセンターの 業 務 の 効 率 化 や 資 機 材 等 の 集 中 購 買 を 含 め 大 胆 なコスト 構 造 改 革 に 取 り 組 みます また 本 年 は 住 友 商 事 株 式 会 社 及 び KDDI 株 式 会 社 が 企 図 している 当 社 株 式 の 公 開 買 付 け 等 が 予 定 通 り 実 施 さ れると 当 社 の 株 式 非 上 場 化 を 経 て ケーブルテレビ 業 界 第 2 位 のジャパンケーブルネット 株 式 会 社 との 経 営 統 合 が 実 現 します 両 社 の 統 合 により 創 出 される 営 業 マーケティング 面 及 びコンテンツや 資 機 材 の 調 達 面 を 中 心 としたシナジー 効 果 を 可 能 な 限 り 迅 速 に 最 大 化 することにより 当 社 グループの 競 争 力 及 び 企 業 価 値 の 向 上 を 図 ります 11

4. 連 結 財 務 諸 表 (1) 連 結 損 益 及 び 包 括 利 益 計 算 書 [ 米 国 基 準 ] 科 目 ジュピターテレコム( 証 券 コード4817) 2012 年 12 月 期 決 算 短 信 [ 米 国 基 準 ] 前 期 (2011 年 1~12 月 ) 当 期 (2012 年 1~12 月 ) 金 額 金 額 金 額 ( 単 位 : 百 万 円 ) 増 減 増 減 率 (%) 営 業 収 益 : 利 用 料 収 入 307,935 313,276 5,341 1.7 その 他 61,138 63,559 2,421 4.0 営 業 収 益 合 計 369,073 376,835 7,762 2.1 営 業 費 用 : 番 組 その 他 営 業 費 用 140,525 148,445 7,920 5.6 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 72,150 75,622 3,472 4.8 減 価 償 却 費 85,323 81,354 3,969 4.7 営 業 費 用 合 計 297,998 305,421 7,423 2.5 営 業 利 益 71,075 71,414 339 0.5 その 他 の 収 益 ( 費 用 ): 支 払 利 息 - 純 額 : 関 連 当 事 者 に 対 するもの 1,424 1,135 289 20.3 その 他 2,854 2,396 458 16.1 持 分 法 投 資 利 益 1,473 1,048 425 28.9 その 他 の 収 益 ( 費 用 )- 純 額 262 1,192 930 354.2 税 金 等 控 除 前 利 益 68,532 70,123 1,591 2.3 法 人 税 等 28,358 25,681 2,677 9.4 当 期 純 利 益 40,174 44,442 4,268 10.6 控 除 : 非 支 配 持 分 帰 属 当 期 純 利 益 2,896 2,819 77 2.7 当 社 株 主 帰 属 当 期 純 利 益 37,278 41,623 4,345 11.7 1 株 当 たり 当 社 株 主 帰 属 当 期 純 利 益 - 基 本 的 5,383.59 円 6,052.36 円 668.77 円 12.4 - 希 薄 化 後 5,381.49 円 6,050.64 円 669.15 円 12.4 加 重 平 均 発 行 済 普 通 株 式 数 - 基 本 的 6,924,297 株 6,877,162 株 47,135 株 0.7 - 希 薄 化 後 6,927,003 株 6,879,121 株 47,882 株 0.7 当 期 純 利 益 40,174 44,442 4,268 10.6 その 他 包 括 利 益 ( 損 失 ) キャッシュ フロー ヘッジ 未 実 現 利 益 ( 損 失 ) 179 602 781 為 替 換 算 調 整 額 53 53 当 期 純 利 益 への 組 替 修 正 額 499 372 127 25.4 その 他 包 括 利 益 ( 損 失 )- 純 額 320 1,027 707 221.0 当 期 包 括 利 益 40,494 45,469 4,975 12.3 控 除 : 非 支 配 持 分 帰 属 当 期 包 括 利 益 2,889 2,895 6 0.2 当 社 株 主 帰 属 当 期 包 括 利 益 37,605 42,574 4,969 13.2 ( 注 ) 増 減 率 は 百 万 円 未 満 を 四 捨 五 入 する 前 の 金 額 で 算 出 しています 12

(2) 連 結 貸 借 対 照 表 [ 米 国 基 準 ] ( 単 位 : 百 万 円 ) 前 期 科 目 2011 年 12 月 末 当 期 増 減 2012 年 12 月 末 科 目 前 期 2011 年 12 月 末 当 期 増 減 2012 年 12 月 末 金 額 金 額 金 額 金 額 金 額 金 額 流 動 資 産 : 流 動 負 債 : 現 金 及 び 現 金 同 等 物 89,879 110,853 20,974 短 期 借 入 金 5,521 5,061 460 売 掛 金 18,270 16,149 2,121 長 期 借 入 金 -1 年 以 内 返 済 予 定 分 10,681 69,847 59,166 貸 倒 引 当 金 480 473 7 キャピタルリース 債 務 -1 年 以 内 支 払 予 定 分 : 繰 延 税 金 資 産 ( 短 期 ) 7,941 6,902 1,039 関 連 当 事 者 債 務 15,960 13,625 2,335 前 払 費 用 及 びその 他 の 流 動 資 産 8,070 7,537 533 その 他 1,184 878 306 流 動 資 産 合 計 123,680 140,968 17,288 買 掛 金 28,324 27,407 917 未 払 法 人 税 等 9,853 16,298 6,445 関 連 当 事 者 預 り 金 268 268 投 資 : 繰 延 収 益 -1 年 以 内 実 現 予 定 分 8,108 7,865 243 関 連 会 社 への 投 資 10,381 10,095 286 未 払 費 用 及 びその 他 負 債 11,068 11,117 49 その 他 有 価 証 券 - 取 得 原 価 2,150 2,060 90 流 動 負 債 合 計 90,967 152,366 61,399 投 資 合 計 12,531 12,155 376 長 期 借 入 金 -1 年 以 内 返 済 予 定 分 控 除 後 118,302 48,262 70,040 社 債 10,000 10,000 キャピタルリース 債 務 有 形 固 定 資 産 - 取 得 原 価 : -1 年 以 内 支 払 予 定 分 控 除 後 : 土 地 4,158 4,185 27 関 連 当 事 者 債 務 33,590 25,974 7,616 伝 送 システム 及 び 設 備 733,669 732,660 1,009 その 他 4,259 3,677 582 補 助 設 備 及 び 建 物 69,477 73,119 3,642 繰 延 収 益 58,996 52,665 6,331 807,304 809,964 2,660 繰 延 税 金 負 債 ( 長 期 ) 11,615 10,845 770 控 除 : 減 価 償 却 累 計 額 445,113 462,913 17,800 その 他 負 債 27,328 25,630 1,698 有 形 固 定 資 産 合 計 362,191 347,051 15,140 負 債 合 計 355,057 329,419 25,638 資 本 : 資 本 金 - 無 額 面 普 通 株 式 117,550 117,550 資 本 剰 余 金 226,293 226,377 84 その 他 資 産 : 利 益 剰 余 金 90,782 117,592 26,810 のれん 253,079 253,079 その 他 包 括 利 益 ( 損 失 ) 累 計 額 833 118 951 識 別 可 能 な 無 形 固 定 資 産 - 純 額 38,413 33,621 4,792 自 己 株 式 2,128 7,090 4,962 繰 延 税 金 資 産 ( 長 期 ) 5,436 6,678 1,242 当 社 株 主 帰 属 資 本 合 計 431,664 454,547 22,883 その 他 17,043 18,478 1,435 非 支 配 持 分 資 本 25,652 28,064 2,412 その 他 資 産 合 計 313,971 311,856 2,115 資 本 合 計 457,316 482,611 25,295 資 産 合 計 812,373 812,030 343 負 債 及 び 資 本 合 計 812,373 812,030 343 ( 注 )2011 年 12 月 末 の 利 益 剰 余 金 当 社 株 主 帰 属 資 本 合 計 及 び 非 支 配 持 分 資 本 は 修 正 再 表 示 しています 詳 細 は 添 付 資 料 19 ページ 5 連 結 財 務 諸 表 の 修 正 再 表 示 をご 覧 ください 13

(3) 連 結 資 本 勘 定 計 算 書 [ 米 国 基 準 ] ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 前 期 (2011 年 1~12 月 ) 当 期 (2012 年 1~12 月 ) 金 額 金 額 Ⅰ 資 本 金 1 期 首 残 高 117,550 117,550 2 期 末 残 高 117,550 117,550 Ⅱ 資 本 剰 余 金 1 期 首 残 高 226,017 226,293 2 株 式 報 酬 費 用 47 50 3 自 己 株 式 の 処 分 132 27 4 子 会 社 株 式 追 加 取 得 等 に 伴 う 増 加 又 は 減 少 361 61 5 期 末 残 高 226,293 226,377 Ⅲ 利 益 剰 余 金 1 期 首 残 高 65,967 90,782 2 当 社 株 主 帰 属 当 期 純 利 益 37,278 41,623 3 現 金 配 当 支 払 額 12,463 14,813 4 期 末 残 高 90,782 117,592 Ⅳ その 他 包 括 利 益 ( 損 失 ) 累 計 額 1 期 首 残 高 1,160 833 2 その 他 包 括 利 益 ( 損 失 )- 純 額 327 951 3 期 末 残 高 833 118 Ⅴ 自 己 株 式 1 期 首 残 高 2,266 2,128 2 期 中 増 減 額 138 4,962 3 期 末 残 高 2,128 7,090 Ⅵ 非 支 配 持 分 資 本 1 期 首 残 高 20,302 25,652 2 非 支 配 持 分 への 配 当 金 支 払 額 112 166 3 非 支 配 持 分 帰 属 当 期 純 利 益 2,896 2,819 4 新 規 連 結 子 会 社 取 得 に 伴 う 増 加 3,259 5 子 会 社 株 式 追 加 取 得 等 に 伴 う 増 加 又 は 減 少 686 317 6 その 他 包 括 利 益 ( 損 失 )- 純 額 7 76 7 期 末 残 高 25,652 28,064 資 本 合 計 457,316 482,611 ( 注 ) 前 期 (2011 年 1~12 月 )の 利 益 剰 余 金 及 び 非 支 配 持 分 資 本 の 期 首 残 高 並 びに 期 末 残 高 を 修 正 再 表 示 しています 詳 細 は 添 付 資 料 19 ページ 5 連 結 財 務 諸 表 の 修 正 再 表 示 をご 覧 ください 14

(4) 連 結 キャッシュ フロー 計 算 書 [ 米 国 基 準 ] 前 期 (2011 年 1~12 月 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 当 期 (2012 年 1~12 月 ) 区 分 金 額 金 額 Ⅰ 営 業 活 動 によるキャッシュ フロー 1 当 期 純 利 益 40,174 44,442 2 当 期 純 利 益 を 営 業 活 動 による 現 金 の 増 加 ( 純 額 )に 調 整 するための 修 正 減 価 償 却 費 85,323 81,354 持 分 法 投 資 利 益 1,473 1,048 関 連 会 社 からの 受 取 配 当 金 1,203 873 株 式 報 酬 費 用 47 50 繰 延 税 額 639 1,489 資 産 負 債 の 増 減 ( 企 業 結 合 を 除 く): 売 掛 金 の 増 加 ( ) 又 は 減 少 4,359 4,089 前 払 費 用 及 びその 他 資 産 の 増 加 ( ) 又 は 減 少 879 1,985 買 掛 金 の 増 加 又 は 減 少 ( ) 2,305 3,000 未 払 法 人 税 等 の 増 加 又 は 減 少 ( ) 6,629 6,434 未 払 費 用 及 びその 他 負 債 の 増 加 又 は 減 少 ( ) 1,917 2,238 繰 延 収 益 の 増 加 又 は 減 少 ( ) 3,644 6,576 その 他 917 Ⅱ 投 資 活 動 によるキャッシュ フロー 計 123,342 123,959 1 資 本 的 支 出 55,082 54,654 2 新 規 子 会 社 の 取 得 - 取 得 した 現 金 との 純 額 3,327 564 3 その 他 の 投 資 活 動 100 673 Ⅲ 財 務 活 動 によるキャッシュ フロー 計 58,309 53,417 1 自 己 株 式 の 取 得 による 支 出 5,000 2 子 会 社 株 式 追 加 取 得 による 支 出 325 284 3 短 期 借 入 金 の 増 加 又 は 減 少 ( )- 純 額 990 810 4 長 期 借 入 金 の 増 加 5,000 5 長 期 借 入 金 の 元 本 支 払 19,700 15,875 6 キャピタルリース 債 務 の 元 本 支 払 20,875 18,374 7 配 当 金 の 支 払 12,463 14,813 8 その 他 の 財 務 活 動 987 588 計 53,366 49,568 Ⅳ 現 金 及 び 現 金 同 等 物 の 増 減 - 純 額 11,667 20,974 Ⅴ 現 金 及 び 現 金 同 等 物 の 期 首 残 高 78,212 89,879 Ⅵ 現 金 及 び 現 金 同 等 物 の 期 末 残 高 89,879 110,853 15

( 5 ) 連 結 財 務 諸 表 作 成 のための 基 本 となる 重 要 な 事 項 1 連 結 の 範 囲 に 関 する 事 項 a. 連 結 子 会 社 の 数 25 社 b. 連 結 子 会 社 の 名 称 は 2. 企 業 集 団 の 状 況 に 記 載 のとおりです 2 持 分 法 の 適 用 に 関 する 事 項 a. 持 分 法 適 用 会 社 数 8 社 b. 持 分 法 適 用 会 社 の 名 称 は 2. 企 業 集 団 の 状 況 に 記 載 のとおりです 3 重 要 な 会 計 方 針 a. 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 基 準 当 社 の 連 結 財 務 諸 表 は 米 国 において 一 般 に 公 正 妥 当 と 認 められる 企 業 会 計 の 基 準 による 用 語 様 式 及 び 作 成 方 法 に 準 拠 して 作 成 しています b. 有 価 証 券 の 評 価 基 準 及 び 評 価 方 法 米 国 財 務 会 計 基 準 審 議 会 会 計 基 準 編 纂 書 (Accounting Standards Codification 以 下 ASC )323 投 資 - 持 分 法 及 びジョイント ベンチャー 及 び ASC325 投 資 -その 他 を 適 用 しています 関 連 会 社 への 投 資 ( 貸 付 金 を 除 く) 持 分 法 その 他 有 価 証 券 原 価 法 なお 関 連 会 社 株 式 及 び 市 場 性 の 無 い 株 式 については 一 時 的 でない 価 値 の 下 落 に 対 して 減 損 の 要 否 の 評 価 を 行 っています c. デリバティブの 評 価 基 準 及 び 評 価 方 法 ASC815 デリバティブ 及 びヘッジ を 適 用 しています これに 基 づき 全 てのデリバティブ 商 品 を 貸 借 対 照 表 上 資 産 ないし 負 債 に 公 正 価 値 で 計 上 しています 公 正 価 値 ヘッジとして 指 定 され 有 効 に 機 能 しているデリバティブ 商 品 デリバティブ 商 品 の 公 正 価 値 変 動 とリスクヘッジされたヘッジ 対 象 の 公 正 価 値 変 動 を 当 期 損 益 に 計 上 キャッシュ フロー ヘッジとして 指 定 されたデリバティブ 商 品 のうち ヘッジが 有 効 に 機 能 している 部 分 ヘッジ 対 象 が 損 益 計 上 される 年 度 に 損 益 計 上 されるまでは その 他 包 括 利 益 ( 損 失 )に 計 上 ヘッジ 非 有 効 部 分 毎 期 の 損 益 に 計 上 ヘッジ 指 定 されていないデリバティブ 商 品 公 正 価 値 の 変 動 を 損 益 に 計 上 d. 長 期 性 資 産 の 会 計 処 理 の 方 法 のれんを 除 く 長 期 性 資 産 については ASC360 有 形 固 定 資 産 に 基 づき 帳 簿 価 額 の 一 部 が 回 収 不 能 と 判 断 される 事 象 が 生 じた 場 合 または 状 況 が 変 化 して 回 収 不 能 となった 場 合 には 減 損 の 有 無 を 検 討 してい ます e. 有 形 固 定 資 産 の 減 価 償 却 の 方 法 定 額 法 を 採 用 しています 主 な 耐 用 年 数 伝 送 システム 及 び 設 備 6 年 ~17 年 建 物 5 年 ~40 年 補 助 設 備 5 年 ~15 年 (キャピタルリースで 取 得 した 設 備 については2 年 ~20 年 を 採 用 しています ) f. のれんの 評 価 基 準 及 び 評 価 方 法 のれんには 連 結 子 会 社 株 式 の 取 得 原 価 と 当 該 会 社 の 純 資 産 の 見 積 公 正 価 値 との 差 額 を 計 上 しています のれんは ASC350 無 形 資 産 -のれん 及 びその 他 に 基 づき 年 1 回 及 び 減 損 の 可 能 性 を 示 す 事 象 が 発 生 した 時 点 で 減 損 の 有 無 を 検 討 しています 16

g. 資 産 除 去 債 務 に 関 する 会 計 処 理 ASC410 資 産 除 却 債 務 と 環 境 負 債 を 適 用 しています この 指 針 は 資 産 除 去 に 係 る 法 的 義 務 を 特 定 し 資 産 除 去 債 務 を 負 債 として 認 識 するもので 公 正 価 値 が 見 積 可 能 な 場 合 には これらの 債 務 発 生 時 に 公 正 価 値 で 評 価 することを 義 務 付 けています h. 重 要 な 引 当 金 の 計 上 基 準 貸 倒 引 当 金 貸 倒 引 当 金 の 算 定 は 過 去 の 貸 倒 実 績 に 基 づいており さらに 個 別 の 回 収 不 能 見 積 額 を 勘 案 して 計 上 しています i. 識 別 可 能 な 無 形 固 定 資 産 の 償 却 の 方 法 及 び 期 間 企 業 結 合 により 取 得 した 識 別 可 能 な 無 形 資 産 については ASC350 無 形 資 産 -のれん 及 びその 他 に 基 づき 識 別 可 能 な 無 形 固 定 資 産 - 純 額 として 計 上 し それぞれの 資 産 が 将 来 的 に 便 益 をもたらすと 予 想 さ れる 期 間 で 償 却 しています ケーブルテレビ 会 社 では 既 存 顧 客 から 将 来 的 にもたらされる 経 済 価 値 につい て 番 組 供 給 会 社 では 保 有 する 番 組 及 び 番 組 ブランドの 経 済 価 値 について 資 産 計 上 しており それぞれ10 年 17 年 で 償 却 しています また 商 標 権 については10 年 で 償 却 しています j. 法 人 税 等 法 人 税 等 については ASC740 法 人 所 得 税 に 基 づいて 資 産 負 債 法 に 従 って 会 計 処 理 しています 財 務 諸 表 上 の 資 産 負 債 とそれらに 対 応 する 税 務 上 の 金 額 との 一 時 差 異 による 将 来 の 税 金 に 関 する 影 響 に 関 して 一 時 差 異 が 解 消 される 予 定 の 期 に 適 用 される 実 効 税 率 を 用 いて 繰 延 税 金 を 計 上 しています 税 率 の 変 更 に よる 繰 延 税 金 資 産 及 び 負 債 への 影 響 は 当 該 変 更 が 行 われた 期 の 損 益 に 計 上 しています k. 収 益 認 識 ASC605 収 益 認 識 に 基 づき ケーブルテレビ 高 速 インターネット 接 続 電 話 サービスについて こ れらのサービスが 加 入 者 に 提 供 された 期 に 収 益 計 上 しています その 他 の 収 益 についてはサービスが 提 供 された 期 事 由 が 発 生 した 期 又 は 製 品 が 納 入 された 期 に 認 識 しています ケーブルテレビシステムの 工 事 と 運 営 に 係 る 収 益 について ASC922 エンターテインメント-ケーブル テレビ に 従 って 会 計 処 理 しています 加 入 者 の 新 規 設 置 料 は 当 該 サービスが 提 供 された 期 に 直 接 販 売 コ ストの 範 囲 内 で 計 上 しています それ 以 外 の 部 分 は 繰 り 延 べ 加 入 者 がケーブルテレビ 接 続 を 持 続 すると 見 積 もられる 平 均 期 間 に 亘 って 認 識 します 過 去 より 新 規 設 置 料 は 直 接 販 売 コストよりも 金 額 が 小 さく 従 ってこのような 収 益 は 設 置 が 完 了 した 期 に 認 識 しています 当 社 グループは 受 信 障 害 地 域 を 対 象 とした 再 送 信 サービスを 人 工 的 障 害 物 によるテレビ 電 波 の 受 信 障 害 に 悩 むケーブルテレビ 契 約 を 締 結 していない 視 聴 者 に 提 供 しています 影 響 を 受 ける 視 聴 者 にコスト 負 担 をしてもらうことなくこのようなサービスを 提 供 するために 電 波 障 害 を 生 む 障 害 物 を 建 設 した 当 事 者 とケーブル 設 備 の 工 事 及 び 保 守 に 関 する 契 約 を 結 んでいます これらの 契 約 の 下 では 工 事 費 と 保 守 費 用 について 当 初 に 一 括 して 合 計 額 を 受 領 しています これらの 契 約 による 収 益 は 繰 延 べ 定 額 法 により 契 約 期 間 ( 最 大 20 年 )に 亘 って 収 益 認 識 しています このような 収 益 は 添 付 連 結 損 益 及 び 包 括 利 益 計 算 書 上 営 業 収 益 -その 他 に 計 上 しています 子 会 社 のうち 番 組 供 給 事 業 者 は 衛 星 放 送 事 業 者 との 契 約 を 通 して 個 々の 衛 星 放 送 視 聴 者 に 対 して 直 接 番 組 を 配 信 しています 個 々の 衛 星 放 送 視 聴 者 は 1ヶ 月 の 視 聴 契 約 を 自 動 延 長 する 契 約 条 件 で 番 組 供 給 事 業 者 に 対 して 毎 月 視 聴 料 を 支 払 っています ケーブルテレビ 事 業 者 及 びIPTV 事 業 者 は 加 入 者 へ 番 組 を 配 信 する 権 利 に 対 して 一 般 的 に 毎 年 更 新 される 配 信 契 約 に 基 づいて 世 帯 数 に 応 じて 算 定 された 料 金 を 支 払 っています こうした 視 聴 料 収 入 を 含 めた 番 組 供 給 事 業 にかかる 収 益 は サービスがケーブルテレ ビ 事 業 者 衛 星 放 送 事 業 者 及 びIPTV 事 業 者 等 に 提 供 された 期 に 計 上 しています 17

( 6) 連 結 財 務 諸 表 作 成 のための 基 本 となる 重 要 な 事 項 の 変 更 包 括 利 益 の 表 示 米 国 財 務 会 計 基 準 審 議 会 は 2011 年 6 月 会 計 基 準 の 改 正 (Accounting Standards Update 以 下 ASU ) 2011-05 包 括 利 益 の 表 示 を 公 表 しました ASU2011-05 では 資 本 勘 定 計 算 書 にその 他 の 包 括 利 益 とその 構 成 要 素 を 表 示 する 選 択 肢 を 削 除 し 包 括 利 益 について 単 一 の 計 算 書 として 表 示 するか あるいは 連 続 した 2つの 計 算 書 として 表 示 することを 要 求 しています 当 社 グループは 2012 年 第 1 四 半 期 より 同 基 準 を 適 用 していますが 同 基 準 は 開 示 に 係 る 規 定 であるため 経 営 成 績 及 び 財 政 状 態 への 影 響 はありません なお 同 基 準 ではその 他 の 包 括 利 益 累 計 額 から 当 期 純 利 益 に 振 り 替 えた 項 目 を 当 期 純 利 益 に 区 分 掲 記 する ことも 求 めていますが 2011 年 12 月 に 公 表 された ASU2011-12 ASU2011-05 における その 他 の 包 括 損 益 累 計 額 から 振 り 替 える 項 目 の 表 示 に 関 する 改 定 の 適 用 日 の 延 期 を 2012 年 第 1 四 半 期 より 適 用 したことによ り 区 分 掲 記 は 行 っていません ( 7) 連 結 財 務 諸 表 に 関 する 注 記 事 項 1 継 続 企 業 の 前 提 に 関 する 注 記 該 当 事 項 はありません 2 セグメント 情 報 当 社 グループのメディア 事 業 サービスは 独 立 した 事 業 セグメントと 考 えられますが 当 期 末 において メディア 事 業 の 重 要 性 が 乏 しいため 当 社 はケーブルテレビ 事 業 に 含 めて 単 一 のセグメントとして 開 示 し ています 3 1 株 当 たり 情 報 2011 年 度 2012 年 度 当 社 株 主 帰 属 当 期 純 利 益 ( 百 万 円 ) ----------------------------- 37,278 41,623 加 重 平 均 発 行 済 普 通 株 式 ( 株 ): 基 本 的 ----------------------------------------------------------------- 6,924,297 6,877,162 希 薄 化 効 果 の 影 響 -------------------------------------------------- 2,706 1,959 希 薄 化 後 -------------------------------------------------------------- 6,927,003 6,879,121 1 株 当 たり 当 社 株 主 帰 属 当 期 純 利 益 ( 円 ): 基 本 的 ----------------------------------------------------------------- 5,383.59 6,052.36 希 薄 化 後 -------------------------------------------------------------- 5,381.49 6,050.64 4 重 要 な 後 発 事 象 該 当 事 項 はありません 18

5 連 結 財 務 諸 表 の 修 正 再 表 示 2008 年 以 前 の 当 期 純 利 益 において 非 支 配 持 分 に 帰 属 する 当 期 純 利 益 の 一 部 を 当 社 株 主 に 帰 属 する 当 期 純 利 益 へ 計 上 していたことにより ASC250 会 計 上 の 変 更 および 誤 謬 の 修 正 に 基 づき 当 第 3 四 半 期 連 結 会 計 期 間 に 前 連 結 会 計 年 度 の 連 結 財 務 諸 表 を 修 正 再 表 示 しています これにより 利 益 剰 余 金 当 社 株 主 帰 属 資 本 合 計 非 支 配 持 分 資 本 及 び1 株 当 たり 当 社 株 主 帰 属 資 本 が 修 正 となり その 結 果 前 連 結 会 計 年 度 の 期 首 における 利 益 剰 余 金 当 社 株 主 帰 属 資 本 合 計 はそれぞれ 4,043 百 万 円 減 少 しており 非 支 配 持 分 資 本 は 4,043 百 万 円 増 加 しています この 修 正 再 表 示 によって 前 連 結 会 計 年 度 の 連 結 財 務 諸 表 へ 与 える 重 要 な 影 響 はありません 前 連 結 会 計 年 度 の 連 結 貸 借 対 照 表 及 び 連 結 資 本 勘 定 計 算 書 における 修 正 再 表 示 の 影 響 は 以 下 のとおり です 連 結 貸 借 対 照 表 ( 単 位 : 百 万 円 ) 前 連 結 会 計 年 度 (2011 年 12 月 31 日 ) 修 正 再 表 示 前 修 正 額 修 正 再 表 示 後 資 本 : 資 本 金 - 無 額 面 普 通 株 式 117,550 117,550 資 本 剰 余 金 226,293 226,293 利 益 剰 余 金 94,825 4,043 90,782 その 他 包 括 利 益 ( 損 失 ) 累 計 額 833 833 自 己 株 式 2,128 2,128 当 社 株 主 帰 属 資 本 合 計 435,707 4,043 431,664 非 支 配 持 分 資 本 21,609 4,043 25,652 資 本 合 計 457,316 457,316 1 株 当 たり 情 報 : 1 株 当 たり 当 社 株 主 帰 属 資 本 62,916.36 円 583.81 円 62,332.55 円 連 結 資 本 勘 定 計 算 書 ( 単 位 : 百 万 円 ) 前 連 結 会 計 年 度 (2011 年 12 月 31 日 ) 修 正 再 表 示 前 修 正 額 修 正 再 表 示 後 Ⅲ 利 益 剰 余 金 1 期 首 残 高 70,010 4,043 65,967 2 当 社 株 主 帰 属 当 期 純 利 益 37,278 37,278 3 現 金 配 当 支 払 額 12,463 12,463 4 期 末 残 高 94,825 4,043 90,782 Ⅵ 非 支 配 持 分 資 本 1 期 首 残 高 16,259 4,043 20,302 2 非 支 配 持 分 への 配 当 金 支 払 額 112 112 3 非 支 配 持 分 帰 属 当 期 純 利 益 2,896 2,896 4 新 規 連 結 子 会 社 取 得 に 伴 う 増 加 3,259 3,259 5 子 会 社 株 式 追 加 取 得 等 に 伴 う 増 加 又 は 減 少 686 686 6 その 他 包 括 利 益 ( 損 失 )- 純 額 7 7 7 期 末 残 高 21,609 4,043 25,652 なお 前 連 結 会 計 年 度 の 連 結 損 益 計 算 書 連 結 キャッシュ フロー 計 算 書 については 修 正 再 表 示 の 影 響 はありません 19

6 企 業 結 合 ASC805 企 業 結 合 では 取 得 日 から1 年 以 内 の 測 定 期 間 の 中 で 取 得 日 に 認 識 した 暫 定 的 な 金 額 を 見 直 した 場 合 には 遡 及 的 に 修 正 することになっています 2011 年 10 月 に 連 結 子 会 社 となった 横 浜 ケーブルビジョン 株 式 会 社 について 入 手 した 追 加 情 報 を 基 に 公 正 価 値 の 見 直 しを 行 った 結 果 2011 年 12 月 末 連 結 貸 借 対 照 表 の 金 額 を 一 部 修 正 しています また 2012 年 3 月 に 連 結 子 会 社 となったアスミック エース エンタテインメント 株 式 会 社 についても 公 正 価 値 の 見 直 しを 行 い 2012 年 3 月 末 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 金 額 を 一 部 修 正 しています これらの 公 正 価 値 の 見 直 し による 影 響 に 重 要 性 はありません 20