宮 城 県 知 事 村 井 嘉 浩 殿 宮 城 県 教 育 委 員 会 委 員 長 勅 使 瓦 正 樹 殿 教 育 長 高 橋 仁 殿 宮 城 県 教 職 員 組 合 執 行 委 員 長 宮 教 組 発 第 33 号 2012 年 7 月 24 日 高 橋 達 郎 2012 年 度 宮 城 県 教 職 員 組 合 大 会 決 定 に 基 づく 統 一 要 求 書 宮 教 組 は 6 月 に 行 われた 定 期 大 会 で 震 災 復 旧 と 教 育 の 復 興 再 生 のために 日 本 国 憲 法 子 ども の 権 利 条 約 を 生 かした 学 校 づくり 教 育 課 程 づくりを 教 職 員 子 ども 保 護 者 と 共 同 で 行 うことを 確 認 しました まず 大 会 において 全 員 一 致 で 採 択 された 大 会 アピール をお 読 みください 大 会 アピール 子 どもたちに 安 心 と 希 望 を! 教 職 員 に 誇 りと 喜 びを! 3 11 東 日 本 大 震 災 から1 年 3ヶ 月 たくさんの 命 と 故 郷 が 奪 われた 答 えのない 悲 しみ はずっ と 続 いています 東 京 電 力 福 島 原 発 事 故 による 放 射 能 汚 染 は さらに 広 がりを 見 せています 校 舎 が 使 用 できない 被 災 校 は 間 借 り 教 室 仮 設 校 舎 で 不 自 由 な 教 育 活 動 を 強 いられています 震 災 2 年 目 の 今 年 教 育 の 正 常 化 の 名 のもとに 全 国 学 力 テストが 実 施 され 新 教 育 課 程 全 面 実 施 で 時 数 が 増 加 し 学 校 現 場 は 今 まで 以 上 の 超 多 忙 状 況 が 作 り 出 されています 子 どもと 向 き 合 う 時 間 心 のケア は どこに 行 ってしまったのでしょうか 運 動 会 校 外 学 習 中 総 体 毎 日 6 時 間 授 業 どうしようもない 忙 しさ 身 も 心 も 疲 れ 果 て 休 みたい 思 いをいっぱい 抱 えながら 私 たちは 県 内 各 地 から 宮 教 組 大 会 に 集 まってきました そして 私 たちは 語 り 合 いました 被 災 後 の 学 校 の 状 況 と 教 職 員 の 願 い 各 地 からの 支 援 に 励 まされたこと 子 ど もたちに 寄 りそった 取 り 組 み 保 護 者 地 域 の 方 々との 共 同 放 射 能 の 心 配 管 理 職 の 言 動 臨 時 教 職 員 の 大 変 さ 新 入 試 制 度 学 力 テストへの 子 どもたちの 不 安 保 健 室 や 事 務 室 から 見 える 学 校 のいま を そして 子 どもたちの 生 活 現 実 に 目 を 向 け 子 ども 一 人 ひとりに 寄 りそい 共 に 育 つ 教 育 の 創 造 こそ いま 必 要 な 教 育 の 再 建 復 興 だと 私 たちは 確 認 し 合 いました 子 どもたちに 安 心 と 希 望 を 取 り 戻 すために 私 たちは 求 めます 憲 法 25 条 に 基 づく 住 民 本 位 の 復 興 を 進 めてください 子 どもたちの 意 見 と 教 職 員 住 民 合 意 に 基 づ いた 学 校 再 建 を 進 めてください 学 力 テストや 新 高 校 入 試 で 子 どもたちをこれ 以 上 いじめないでくださ い 子 どもたちがのびのびと 学 び 遊 べる 環 境 をつくってください 原 発 や 放 射 能 汚 染 から 子 どもたち の 未 来 を 守 ってください 震 災 対 応 に 名 を 借 りた 憲 法 の 改 悪 消 費 税 増 税 福 祉 切 り 捨 ては 止 めてくだ さい 憲 法 に 基 づく 格 差 社 会 貧 困 の 解 消 平 和 な 日 本 こそ 子 どもたちに 安 心 と 希 望 をもたらす 道 です 教 職 員 に 誇 りと 仕 事 の 喜 びを 取 り 戻 すために 私 たちは 求 めます 教 職 員 に 子 どもと 語 り 向 き 合 う 時 間 をください 今 日 の 授 業 を 振 り 返 り 明 日 の 授 業 を 準 備 する 時 間 をください 教 育 の 条 理 に 反 し 学 校 教 職 員 子 どもを 追 い 詰 める 平 均 点 競 争 数 値 目 標 の 押 し つけは 止 めてください 教 職 員 の 誇 りを 奪 う 教 職 員 評 価 免 許 更 新 制 はやめてください 労 働 時 間 を 無 視 した 初 任 者 研 修 で 新 任 教 職 員 を 追 い 詰 めないでください 臨 時 教 職 員 の 正 式 採 用 と 身 分 保 障 待 遇 1
改 善 を 行 ってください 8 時 間 の 仕 事 8 時 間 の 自 由 時 間 8 時 間 の 睡 眠 時 間 人 間 らしい 生 活 を 教 職 員 にもください 30 人 学 級 と 教 職 員 定 数 増 こそ 異 常 な 時 間 外 勤 務 を 解 消 する すべての 教 職 員 が 求 め ている 教 育 の 正 常 化 です すべての 教 職 員 のみなさんに 呼 びかけます 未 来 を 守 ることは 子 どもたちに 夢 を 語 らせる 私 たち 教 職 員 の 責 任 です 私 たち 宮 教 組 と 共 に 命 を 奪 われた 子 どもと 教 職 員 の 生 きたかった 思 いを 受 け 止 め 忙 しさの 中 でも 被 災 地 被 災 校 を 支 えていき ましょう 私 たち 宮 教 組 と 共 に 教 職 員 の 誇 りと 仕 事 の 喜 びを 回 復 し 安 心 と 希 望 のある 学 校 を 創 造 し ていきましょう 私 たち 宮 教 組 と 共 に 意 味 のある 悔 いのない 教 職 員 生 活 を 送 りましょう あの 日 私 たち 教 職 員 保 護 者 県 民 のみなさんが 必 死 で 守 った 子 どもたちの 命 その 子 どもたち 一 人 ひとりの 命 が 輝 き 未 来 への 自 信 と 希 望 をはぐくむ 学 校 と 教 室 を 創 造 するために 私 たち 宮 教 組 は これからもみなさんと 共 に 歩 み 続 ける 決 意 です 2012 年 6 月 2 日 宮 城 県 教 職 員 組 合 第 109 回 定 期 大 会 貴 教 育 委 員 会 がこのアピールを 深 く 受 け 止 め 子 どもたちのために 奮 闘 する 教 職 員 を 励 まし 子 ども と 教 育 に 対 して 真 に 有 効 な 教 育 条 件 整 備 を 行 うとともに 現 場 の 実 態 に 耳 を 傾 け 具 体 的 な 改 善 につな がる 誠 意 ある 対 応 と 回 答 をされることを 切 望 し ここに 大 会 決 定 に 基 づく 統 一 要 求 書 を 提 出 いた します Ⅰ 県 民 の 立 場 に 立 った 教 育 の 復 興 と 民 主 的 な 教 育 の 推 進 を 求 めます 1. 宮 城 県 教 育 基 本 方 針 に 憲 法 子 どもの 権 利 条 約 に 基 づく 教 育 の 推 進 を 明 記 し 県 教 委 が 憲 法 の 遵 守 と 子 どもの 権 利 条 約 の 精 神 を 踏 まえた 教 育 行 政 を 行 うこと 2. 憲 法 25 条 生 存 権 憲 法 26 条 学 習 権 の 保 障 に 立 脚 し 子 ども 教 職 員 保 護 者 住 民 の 願 いに 基 づ いた 震 災 からの 教 育 復 興 と 地 域 再 生 を 進 めること 震 災 復 興 に 関 わる 具 体 的 な 要 求 は 緊 急 要 求 書 にあります 3. 被 災 地 被 災 校 の 困 難 な 状 況 を 踏 まえ 来 年 度 の 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 の 中 止 を 国 文 科 省 に 求 め ること 国 が 実 施 の 場 合 でも 宮 城 県 は 参 加 しないこと 4. 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 の 全 国 平 均 正 答 率 などに 対 する 数 値 目 標 を 定 めた 宮 城 県 学 力 向 上 推 進 プログラム は 教 育 的 科 学 的 にも 問 題 があり 撤 回 すること 学 力 向 上 のためには 少 人 数 学 級 や 教 材 研 究 の 時 間 の 確 保 など 教 職 員 が 求 める 教 育 条 件 の 整 備 を 行 うこと 5. 義 務 教 育 費 国 庫 負 担 制 度 は 子 どもたちの 教 育 を 受 ける 権 利 を 保 障 し 教 育 水 準 維 持 のために 不 可 欠 なものであり 国 に 対 して 負 担 率 を3 分 の1から2 分 の1に 戻 すよう 強 く 要 望 すること 6. 学 校 と 教 育 をよりよくするために 子 どもや 保 護 者 の 声 や 願 いを 率 直 に 語 り 合 うことのできる 三 者 協 議 会 の 取 り 組 みなど 参 加 と 共 同 の 学 校 づくりをすすめること 7. 教 職 員 がゆとりを 持 ち 授 業 と 子 どもの 指 導 に 専 念 できる 学 校 運 営 を 行 うよう 地 教 委 学 校 長 に 働 きかけること 1) 教 頭 主 幹 教 諭 教 務 主 任 など 学 級 担 任 以 外 の 専 科 授 業 分 担 会 議 の 精 選 業 務 分 担 の 改 善 通 信 票 資 料 報 告 書 作 成 の 簡 素 化 電 子 化 を 促 進 すること 2) 各 学 校 の 実 状 に 合 った 柔 軟 な 教 育 課 程 編 成 を 保 障 すること 学 習 指 導 要 領 に 示 された 授 業 時 数 の 2
形 式 的 な 確 保 を 強 要 しないこと 余 剰 時 数 の 取 り 過 ぎをやめさせ 学 期 始 め 学 期 末 など 多 忙 期 に 評 価 や 事 務 整 理 の 時 間 を 確 保 すること 3) 教 職 員 の 勤 務 時 間 を 変 更 して 勤 務 を 命 じる 場 合 の 取 り 扱 いについて の 県 教 委 通 知 を 徹 底 する こと 学 校 行 事 等 ( 特 に 泊 を 伴 う 場 合 )の 活 動 時 間 ( 授 業 時 数 )は タイムテーブル 上 の 形 式 的 時 数 ではなく 実 活 動 時 間 でカウントできることを 徹 底 すること 4) 週 案 日 案 や 学 級 学 年 経 営 案 など 学 校 教 育 法 施 行 規 則 第 15 条 のいわゆる 公 簿 以 外 のものの 活 用 作 成 提 出 を 強 制 しないよう 指 導 すること 5) 指 導 方 法 改 善 等 の 加 配 について 少 人 数 指 導 習 熟 度 別 指 導 を 強 制 せず 各 学 校 での 裁 量 によって 実 施 できることを 徹 底 すること 8. 教 員 の 研 究 の 自 由 を 保 障 し 研 修 のあり 方 について 改 善 を 図 ること 学 校 並 びに 現 場 教 職 員 の 自 由 裁 量 自 己 決 定 を 拡 大 し 尊 重 すること 1) 教 職 員 の 自 主 的 な 研 修 を 保 障 奨 励 し 全 ての 教 職 員 が 自 主 的 意 欲 的 に 研 修 に 取 り 組 める 環 境 を 整 えること 特 に 教 特 法 22 条 2 項 に 基 づく 研 修 については 長 期 休 業 期 間 中 はもとより 学 期 中 も 授 業 に 支 障 のない 限 り 勤 務 場 所 を 離 れて 研 修 できることを 保 障 すること 研 修 の 報 告 申 請 の 手 続 きにあたっては 過 度 の 負 担 を 与 えることのないようにすること 研 修 内 容 に 対 して 不 当 な 制 限 を 加 えないこと 2) 初 任 者 研 修 制 度 は 廃 止 すること 当 面 以 下 のことを 進 めること 1 勤 務 時 間 内 に 研 修 が 終 わるように 校 内 研 修 や 学 校 行 事 等 で 見 なし や 一 体 化 などを 行 うこと 2 初 任 者 研 修 に 関 わる 口 頭 確 認 事 項 (1991.3.24)を 尊 重 するとともに 初 任 者 の 採 用 年 齢 や 前 歴 の 多 様 化 に 伴 い 選 択 研 修 の 適 用 など 内 容 の 見 直 し レポートの 縮 減 宿 泊 研 修 の 廃 止 な どを 行 い 初 任 者 が 子 どもたちと 十 分 にかかわる 中 で 力 量 の 向 上 が 図 られるようにすること 3 拠 点 校 方 式 は 指 導 教 員 の 本 来 任 務 とかけ 離 れていること 初 任 者 に 対 する 職 場 内 での 指 導 援 助 が 困 難 になっているなど 様 々な 問 題 が 生 じており 中 学 校 だけでなく 小 学 校 でも 中 止 する こと 4 校 外 研 修 会 より 学 校 行 事 優 先 の 原 則 を 周 知 すること 3)5 10 20 年 研 は 廃 止 すること 当 面 研 修 内 容 やレポートを 削 減 し 研 修 教 員 の 負 担 を 軽 減 す ること 後 補 充 の 配 置 など 必 要 な 条 件 整 備 を 行 うこと 4) 校 内 研 修 は 形 式 的 でなく 実 践 的 な 学 び 合 いを 推 奨 し 勤 務 時 間 や 個 々の 研 究 要 求 を 無 視 した 過 重 で 画 一 的 な 校 内 共 同 研 究 の 改 善 を 指 導 すること 5) 研 究 指 定 校 については 原 則 は 公 募 であり 学 校 の 意 向 ( 職 員 の 合 意 )に 基 づいて 地 教 委 が 推 薦 するという 教 育 長 の 回 答 (93.11.4)を 遵 守 させること 研 究 指 定 校 を 増 やさず 削 減 するために 関 係 団 体 にも 働 きかけること 6) 主 催 団 体 による 差 別 をせず 教 職 員 組 合 や 民 間 教 育 研 究 団 体 が 主 催 する 教 育 研 究 集 会 への 参 加 に ついても 研 修 として 認 めること 9. 組 合 との 協 議 を 行 わずに 発 足 した 指 導 力 不 足 教 員 制 度 は 教 職 員 の 身 分 を 脅 かし 共 同 による 教 育 活 動 を 阻 害 することから 廃 止 すること 当 面 以 下 の 改 善 を 行 うこと 1) 指 導 力 不 足 教 員 認 定 制 度 の 欠 点 弊 害 を 取 り 除 き 長 期 特 別 研 修 教 員 の 現 場 復 帰 を 確 実 に 行 うこと 2) 学 校 全 体 の 教 育 力 を 高 め 指 導 力 不 足 教 員 を 生 まないための 総 合 的 な 対 策 を 実 施 すること 3
3)この 問 題 についての 交 渉 の 場 を 別 途 設 けること 10. 優 秀 教 職 員 表 彰 制 度 を 廃 止 し 賃 金 にリンクさせないこと 11.ジェンダーフリー 教 育 を 推 進 すること 12. 指 導 主 事 訪 問 の 抜 本 改 善 の 方 針 を 各 地 教 委 に 示 し 改 善 に 向 け 働 きかけること 1) 訪 問 の 形 態 授 業 者 数 授 業 教 科 等 は 学 校 の 主 体 的 判 断 に 任 せること 特 にB 訪 問 について 午 後 からの 実 施 等 も 含 め 各 学 校 での 要 請 に 基 づいての 実 施 であることを 徹 底 すること 2) 県 教 委 の 訪 問 回 数 は 原 則 として2 年 に1 度 とし 指 導 主 事 が 各 学 校 の 要 請 に 柔 軟 に 対 応 できるよ う 改 善 すること 3) 諸 表 簿 の 提 出 は 学 校 教 育 法 施 行 規 則 に 示 された 公 簿 のうち 必 要 最 小 限 に 限 定 し それ 以 外 の 提 出 を 求 めないこと 4) 過 剰 な 準 備 接 待 を 完 全 にやめるよう 徹 底 すること 5) 学 校 運 営 に 大 きな 矛 盾 を 生 じさせる 教 科 指 導 員 制 度 を 廃 止 すること 13. 教 育 の 日 に 伴 い 新 たな 行 事 を 設 定 するなどして 学 校 現 場 に 更 なる 多 忙 を 引 き 起 こさないよう にすること 14. 教 育 振 興 基 本 計 画 は 教 育 条 件 整 備 に 限 定 し それ 以 外 での 数 値 目 標 化 は 行 わないこと 15. 学 校 現 場 に 管 理 統 制 の 強 化 分 断 を 持 ち 込 み 子 どもと 向 き 合 う 時 間 の 確 保 につながらない 新 職 を 廃 止 すること 16. 新 高 校 入 試 制 度 は 前 期 選 抜 の 出 願 条 件 など 生 徒 教 職 員 保 護 者 を 苦 しめる 制 度 であり 見 直 すこと 当 面 は 1 回 の 学 力 検 査 と2 次 募 集 で 行 うこと 17. 学 校 でのフッ 化 物 による 集 団 洗 口 はやめること Ⅱ 教 育 条 件 の 整 備 改 善 を 求 めます 1. 学 校 の 安 全 対 策 のために 必 要 な 要 員 を 雇 用 すること また 未 実 施 の 学 校 の 耐 震 工 事 を 早 急 に 実 施 すること 老 朽 校 舎 や 危 険 校 舎 及 び 耐 用 年 限 を 超 えた 施 設 設 備 の 新 改 築 等 に 取 り 組 むこと 校 舎 等 の 新 改 築 にあたっては 教 職 員 の 意 見 を 十 分 に 聞 き 反 映 させること アスベスト 対 策 についても 情 報 を 公 開 するとともに 緊 急 に 安 全 対 策 を 講 ずること 2. 教 職 員 定 数 改 善 について 国 に 働 きかけるとともに 県 として 以 下 のことに 取 り 組 むこと 1) 文 科 省 が 定 数 配 置 の 基 準 の 考 え 方 とした 1 時 間 の 授 業 に1 時 間 の 教 材 研 究 を 保 障 し 子 ども たちの 学 力 保 障 のために 教 職 員 の 配 置 基 準 の 改 善 を 以 下 のように 行 うこと 1 指 導 法 改 善 の 加 配 教 員 を 基 礎 定 数 とし 正 規 教 員 を 配 置 すること 2 教 職 員 の 週 あたり 授 業 担 当 時 数 を 小 学 校 20 時 間 以 内 中 学 校 15 時 間 以 内 とできるような 定 数 配 置 を 行 うこと 3 小 学 校 にも 理 科 音 楽 体 育 家 庭 科 などの 専 科 教 員 を 配 置 すること 4 教 員 の 配 置 基 準 を 次 のように 改 善 すること 小 学 校 では 全 ての 学 校 に 学 級 担 任 を 持 たない 教 員 を 配 置 すること 中 学 校 では 免 許 所 有 者 のいない 教 科 をつくらないように 配 置 すること 障 害 児 学 級 に 重 度 の 障 害 児 が 入 級 している 場 合 は 1 名 の 加 配 を 行 うこと 普 通 学 級 に 障 害 のある 児 童 生 徒 が 入 級 している 場 合 には 障 害 の 程 度 を 考 慮 し 加 配 教 員 また は 介 助 者 を 配 置 すること 4
国 に30 人 学 級 を 求 めること 当 面 来 年 度 から 県 立 中 学 校 と 同 様 に35 人 学 級 を 全 学 年 で 進 めていくこと 県 で 実 施 する 35 人 学 級 に 対 する 教 員 配 置 は 正 規 採 用 教 員 で 行 うこと 5 教 員 定 数 改 善 のために 教 頭 の 複 数 配 置 や 充 指 導 主 事 制 度 を 廃 止 すること 6 原 則 として 定 数 内 講 師 を 解 消 するとともに 欠 員 が 生 じた 場 合 は 年 度 途 中 でも 名 簿 登 載 者 がいる 限 り 正 採 用 教 員 を 配 置 すること 6 6 講 師 として3 年 間 連 続 して 採 用 したら 次 年 度 は 本 採 用 とすること 7 教 員 の 複 数 校 兼 務 はただちに 解 消 すること 8 専 任 図 書 司 書 を 全 校 に 配 置 すること 9 養 護 教 員 の 複 数 配 置 基 準 を 小 学 校 501 名 または 13 学 級 以 上 中 学 校 301 名 または 10 学 級 以 上 に 抜 本 的 に 改 善 するよう 求 め 当 面 保 健 室 登 校 生 徒 の 多 い 学 校 には 複 数 配 置 をすること 分 校 にも 養 護 教 員 を 配 置 すること また 複 数 校 幼 稚 園 との 兼 務 を 解 消 するとともに 授 業 者 としての 兼 務 発 令 は 本 人 の 事 情 を 十 分 に 考 慮 し 機 械 的 な 強 制 をしないこと 10 事 務 職 員 を 全 校 配 置 すること 複 数 校 兼 務 をやめ 可 能 な 限 り 複 数 配 置 校 を 拡 大 すること 11 栄 養 教 職 員 の 複 数 校 兼 務 は 解 消 すること 実 態 を 調 査 し 過 重 な 兼 務 の 解 消 に 努 めること 栄 養 教 諭 の 任 用 にあたっては 現 職 の 栄 養 職 員 の 希 望 を 優 先 し 現 場 での 実 績 を 十 分 に 考 慮 した 選 考 を 行 うこと 12 給 食 調 理 員 の 配 当 基 準 300 食 未 満 3 名 を 最 低 に 制 度 化 すること また 自 校 給 食 実 施 校 には 給 食 事 務 職 員 を 配 置 すること 2)4 月 1 日 を 児 童 生 徒 数 の 確 定 日 とし それ 以 後 の 学 級 増 については 学 校 からの 要 望 がありしだ い 対 応 し 児 童 生 徒 数 の 減 少 による 学 級 減 は 機 械 的 に 行 わず 1 学 級 の 児 童 生 徒 数 が 急 激 に 増 大 す ることのないように 配 慮 すること 3. 産 病 休 等 代 替 教 職 員 を 完 全 に 配 置 すること 1)1ヵ 月 未 満 の 病 休 にも 代 替 職 員 を 配 置 すること 当 面 1ヵ 月 を 超 える 病 休 には 取 扱 要 綱 ど おり 必 ず 配 置 すること また 長 期 休 業 で 任 用 が 切 れて 休 業 後 も 継 続 する 場 合 休 業 明 けの 期 間 が 1 ヶ 月 未 満 でも 雇 用 を 継 続 すること 2) 学 級 担 任 をしている 臨 時 的 任 用 の 講 師 は 長 期 休 業 期 間 ( 夏 季 冬 季 年 度 末 始 )においても 雇 用 を 継 続 すること 3) 労 働 基 準 法 に 基 づく 妊 娠 者 の 労 働 軽 減 の 具 体 策 を 講 ずること 特 に 小 学 校 の 場 合 妊 娠 者 1 人 の 場 合 でも 必 ず 体 育 実 技 代 替 職 員 を 配 置 すること また 体 育 実 技 代 替 職 員 を 病 弱 者 や 体 育 実 技 の 困 難 な 職 員 にも 拡 大 すること 4) 事 務 職 員 や 栄 養 職 員 の 産 病 休 代 替 職 員 育 休 代 替 職 員 を 完 全 に 配 置 すること 4. 国 が 主 導 する 学 校 統 廃 合 計 画 効 率 化 政 策 に 追 随 しないこと 学 校 統 廃 合 にあたっては 地 域 住 民 の 声 を 十 分 尊 重 すること 標 準 的 規 模 は 学 校 の 最 低 規 模 ではない 立 場 を 明 らかにすること Ⅲ 教 職 員 の 賃 金 諸 手 当 の 改 善 をもとめます 1. 教 職 員 の 賃 金 水 準 を 維 持 向 上 するよう 人 事 委 員 会 に 対 して 要 請 すること 1) 教 育 職 給 料 表 ( 二 )2 級 の 号 俸 のばしを 行 うこと 2) 事 務 職 員 賃 金 については 補 職 名 の 男 女 差 別 発 令 による 賃 金 格 差 の 解 消 を 進 めるとともに 全 体 5
の 昇 格 発 令 の 改 善 を 行 うこと 3) 栄 養 職 員 の 賃 金 については 特 別 昇 給 や 格 付 け 基 準 などを 改 善 するとともに 医 療 職 給 料 表 ( 二 ) 6 級 への 昇 格 をすすめること 当 面 5 級 の 号 俸 のばしを 行 うこと 4) 特 別 昇 給 枠 の 配 分 については 従 来 どおり6 短 を 基 準 に 組 合 と 協 議 してきめること 教 育 職 2 級 28 号 俸 ( 旧 号 俸 ) 以 上 に 新 たな 運 用 特 昇 箇 所 を 設 けること 優 秀 な 教 員 の 表 彰 と 特 昇 をリンクさせないこと 事 務 職 員 栄 養 職 員 に 対 する 年 齢 順 特 昇 の 見 直 しを 撤 廃 すること 5) 育 児 休 業 病 休 等 による 昇 給 延 伸 者 の 復 元 措 置 を 実 施 すること 2. 経 験 年 数 の 換 算 は 同 種 10 割 異 種 8 割 とし 給 料 月 額 の 決 定 にあたっては4/5 2/3の 調 整 を 行 わないこと 3. 諸 手 当 について 以 下 の 改 善 に 取 り 組 むこと 1) 一 時 金 については 次 のようにすること 1 期 末 手 当 一 本 とし 現 行 水 準 を 引 き 上 げること 2 一 時 金 の 差 別 支 給 をやめ 全 員 一 律 加 算 に 改 善 すること 当 面 1 年 目 から5% 加 算 にすると ともに 10% 支 給 は 経 年 23 年 にし 校 長 平 均 年 齢 の 56 歳 からは2 級 部 分 にも 15%を 加 算 するこ と 3 勤 勉 手 当 への 成 績 主 義 差 別 賃 金 の 適 用 をしないこと 2) 扶 養 手 当 を 改 善 すること 3) 住 居 手 当 を 改 善 すること 4) 通 勤 手 当 について 以 下 のようにすること 1 自 家 用 車 利 用 者 の 通 勤 手 当 の 抜 本 的 な 見 直 しを 人 事 委 員 会 に 求 めること 60km 以 上 の 場 合 も 距 離 に 見 合 った 通 勤 手 当 を 支 給 すること 2 自 動 車 道 利 用 の 通 勤 手 当 については 当 面 40 km 以 上 又 は 60 分 以 上 の 該 当 者 に 適 用 するよ う 改 善 を 図 ること 3 通 勤 手 当 を 全 額 非 課 税 とするよう 国 に 求 めること 5)へき 地 手 当 を 改 善 すること 6) 管 理 職 手 当 及 び 主 任 手 当 を 廃 止 すること 7) 単 身 赴 任 を 解 消 すること やむを 得 ない 単 身 赴 任 者 に 対 しては 帰 省 旅 費 を 支 給 すること 8) 育 児 休 業 や 介 護 休 暇 欠 勤 等 を 行 使 した 者 の 期 末 勤 勉 手 当 の 支 給 に 当 たっては 基 準 日 に 勤 務 し ていなくても 支 給 範 囲 から 除 外 せず 勤 務 実 績 に 見 合 った 支 給 をすること 9) 退 職 手 当 については いわゆる 勧 奨 扱 い 及 び5 条 適 用 を 存 続 すること 教 育 職 ( 二 )2 級 の 退 職 手 当 調 整 額 の 改 善 を 図 ること 10) 教 育 職 員 の 勤 務 実 態 に 見 合 った 教 職 調 整 額 の 改 善 を 行 うこと 11) 廃 止 した 寒 冷 地 手 当 を 復 活 すること 12) 退 職 手 当 の 削 減 をやめること 4. 出 張 旅 費 を 条 例 通 りに 支 給 するために 以 下 の 措 置 を 講 ずること 1)より 実 態 に 見 合 った 起 点 を 置 くこと 2) 出 張 の 精 選 を 行 うとともに 出 張 時 の 駐 車 料 金 有 料 自 動 車 道 料 金 についても 保 障 すること 3) 離 島 へき 地 及 び 分 校 を 抱 えた 学 校 への 旅 費 配 当 を 十 分 に 行 うこと 4) 出 張 に 関 わる 諸 経 費 の 支 出 については 任 命 権 者 や 市 町 村 による 矛 盾 が 生 じないように 統 一 的 な 6
対 応 を 徹 底 すること 5. 臨 時 教 職 員 の 待 遇 改 善 のために 以 下 のことに 取 り 組 むこと 1) 講 師 の 賃 金 を 教 育 職 給 料 表 ( 二 )2 級 に 格 付 けすること 講 師 待 機 期 間 も 前 歴 に 10 割 換 算 する とともに 本 採 用 者 との 実 質 賃 金 の 格 差 をなくすよう 改 善 すること 当 面 1 級 53 号 俸 の 頭 打 ちを 撤 廃 すること 2) 全 ての 臨 時 教 職 員 に 対 し 政 府 管 掌 健 康 保 険 厚 生 年 金 の 適 用 を 行 うよう 国 に 求 めること 3) 引 き 継 ぎ 期 間 を 事 前 事 後 各 2 日 に 拡 大 すること 講 師 の 辞 令 は 事 務 引 継 日 を 含 めて 発 令 する とともに 事 実 発 生 の 初 日 が 週 休 日 であってもその 日 から 辞 令 を 出 すこと 4) 通 勤 手 当 の 支 給 については 事 実 発 生 日 が 月 の 初 日 でなくても 勤 務 日 数 に 見 合 った 支 給 をするこ と 5) 臨 時 教 員 (6 6,6.5 講 師 等 )が 出 産 の 時 期 を 迎 えると 任 用 が 切 られる 実 態 を 改 め 産 休 等 特 別 休 暇 を 権 利 として 確 実 に 取 得 できるようにすること 6) 年 度 区 分 によらない 講 師 の 任 用 の 改 善 を 行 うこと 7)すべての 臨 時 教 職 員 に 対 し 正 当 な 赴 任 旅 費 を 支 給 し 諸 手 当 は 正 規 職 員 に 準 ずること 8) 免 外 解 消 や 体 育 代 替 による 非 常 勤 講 師 の 勤 務 時 間 を 改 善 し 生 活 できる 賃 金 水 準 とすること 賃 金 の 翌 月 支 給 となる 不 合 理 を 改 善 すること 6.すべての 教 職 員 の 給 与 の 抜 本 的 改 善 を 図 ること 7. 給 与 等 の 個 人 口 座 振 込 制 度 については 必 要 に 応 じ 組 合 との 協 議 を 行 い 問 題 点 の 改 善 に 努 めること 8. 人 材 確 保 法 の 廃 止 に 反 対 し 宮 城 県 として 政 府 文 部 科 学 省 人 事 院 に 申 し 入 れを 行 うこと Ⅳ 長 時 間 過 密 労 働 解 消 労 働 条 件 の 改 善 をもとめます 1. 教 職 員 が 正 規 の 勤 務 時 間 内 に 教 材 研 究 や 授 業 の 準 備 ができ 授 業 と 子 どもたちの 指 導 に 全 力 で 取 り 組 むことのできる 体 制 を 各 地 教 委 各 学 校 と 連 携 して 整 えること そのために 何 の 業 務 によって 勤 務 時 間 内 に 業 務 を 終 了 することができなくなっているのか 実 態 を 調 査 し 分 析 すること 2. 休 息 時 間 は 廃 止 されたが すべての 教 職 員 が 生 理 的 要 請 や 公 務 能 率 維 持 労 働 安 全 衛 生 のための 一 時 的 小 休 止 が 実 質 確 保 できるよう 指 導 を 徹 底 すること また 労 基 法 で 明 記 されている 休 憩 時 間 につ いては 45 分 間 確 保 できるよう 指 導 を 徹 底 すること 1)すべての 学 校 で 定 時 退 庁 日 を 設 定 するように 指 導 すること 2) 給 特 条 例 の 趣 旨 を 徹 底 し 限 定 4 項 目 以 外 の 時 間 外 勤 務 を 命 じないこと 3) 泊 を 伴 う 学 校 行 事 に 参 加 する 職 員 については 県 教 委 通 知 に 基 づく 勤 務 の 割 り 振 りの 変 更 を 徹 底 すること 泊 を 伴 わない 学 校 行 事 でも 計 画 の 段 階 から 通 常 の 勤 務 時 間 を 超 えることが 明 らかな 勤 務 については 勤 務 の 割 り 振 りの 変 更 を 行 うよう 指 導 すること 3. 新 学 習 指 導 要 領 に 位 置 づけられた 部 活 動 は 勤 務 時 間 内 に 行 えるように 活 動 時 間 と 内 容 指 導 者 の 問 題 等 を 検 討 すること 当 面 は 部 活 動 は 時 間 外 勤 務 として 位 置 づけ 時 間 外 手 当 てを 支 給 する こと 4. 長 期 休 業 期 間 中 の 教 育 研 究 や 自 主 的 研 修 を 保 障 するために 以 下 のことに 取 り 組 むこと 1) 子 どもと 教 職 員 の 健 康 管 理 や 家 族 のふれあいを 保 障 するためにも お 盆 期 間 中 の 連 続 する 一 週 間 は 学 校 閉 庁 日 とすること 2) 教 職 員 を 夏 季 休 業 中 のプール 当 番 にあてないこと 7
3) 冬 季 休 業 中 の 12 月 26 日 から 28 日 及 び 1 月 4 日 から 6 日 までを 当 番 を 置 かなくてもよい 日 とすること 5. 教 職 員 の 健 康 を 守 るために 労 働 安 全 衛 生 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 等 の 施 行 について ( 文 科 省 通 知 : 平 成 18 年 4 月 3 日 )の 趣 旨 に 基 づき 市 町 村 立 学 校 における 労 働 安 全 衛 生 体 制 の 整 備 確 立 に 向 け 以 下 のことに 取 り 組 むこと 1) 労 働 時 間 の 適 正 な 把 握 のために 使 用 者 が 講 ずべき 措 置 に 関 する 基 準 に 基 づき IC カードやタ イムカードなどを 導 入 し 管 理 職 が 責 任 を 持 って 教 職 員 の 労 働 時 間 を 把 握 すること また 持 ち 帰 り 残 業 もその 中 に 含 めること 2)すべての 学 校 に 衛 生 推 進 者 を 置 き 職 場 衛 生 委 員 会 を 設 置 すること 3) 市 町 村 教 育 委 員 会 県 教 育 委 員 会 の 総 括 安 全 衛 生 委 員 会 に 職 場 組 合 の 代 表 を 入 れること 4) 産 業 医 を 配 置 し 職 員 の 健 康 管 理 や 健 康 相 談 にあたる 体 制 を 整 備 すること 5)すべての 職 場 に 休 憩 室 を 確 保 すること また 更 衣 室 トイレなどは 男 女 別 に 設 置 すること すべての 職 員 室 等 にエアコンを 設 備 しに 夏 場 の 作 業 環 境 を 改 善 すること 5)コンピューター 導 入 にともなう 労 働 強 化 が 行 われないように 指 導 すること VDT 作 業 に 関 わる 作 業 基 準 を 早 急 に 策 定 し 職 員 の 健 康 安 全 を 確 保 すること 5. 特 別 休 暇 職 専 免 について 次 のように 改 善 すること 1) 看 護 休 暇 の 取 得 手 続 きを 被 看 護 者 の 年 齢 に 関 係 なく 診 断 書 不 要 とすること 2)リフレッシュ 休 暇 を5 日 間 へと 拡 充 し 45 歳 と 55 歳 でも 取 得 できるようにすること 永 年 勤 続 表 彰 にともなう 特 別 休 暇 を 新 設 すること リフレッシュ 休 暇 のない 年 度 は リフレッシュ 年 休 として5 日 程 度 のまとめ 取 りができるようにすること 3) 配 偶 者 出 産 休 暇 を4 日 とすること 4) 育 児 時 間 については 就 学 時 まで 延 長 すること 当 面 3 歳 まで 一 日 2 時 間 に 延 長 すること 5) 忌 引 休 暇 の 血 族 姻 族 の 区 別 を 完 全 に 解 消 すること 子 の 日 数 を 拡 大 すること また 父 母 配 偶 者 および 子 の 祭 日 の 場 合 の 特 休 を 義 父 母 まで 拡 大 し 適 用 すること 祭 日 については 15 年 経 過 後 も 適 用 するように 改 善 すること 6) 継 続 的 に 活 用 する 特 別 休 暇 の 申 請 は 1 枚 の 用 紙 ですむように 改 善 すること 7) 嗄 声 を 職 業 病 として 認 定 すること 8) 病 気 休 暇 を 360 日 まで 延 長 すること 9)メーデーの 参 加 者 は 職 専 免 とすること 10) 諸 休 暇 制 度 等 について 管 理 職 に 対 して 研 修 を 徹 底 し 取 得 しやすい 環 境 を 整 えること 6. 介 護 休 暇 を 有 給 化 するとともに 介 護 欠 勤 期 間 を6カ 月 に 延 長 すること 当 面 現 行 6カ 月 の 介 護 休 暇 に 引 き 続 き 介 護 欠 勤 を 取 得 できるようにすること 7. 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 に 基 づく 特 定 事 業 主 行 動 計 画 をすべての 地 教 委 で 作 成 し 実 効 あるもの とすること 8. 特 約 退 職 制 度 の 取 得 年 齢 制 限 を 延 長 すること 海 外 日 本 人 学 校 への 赴 任 に 伴 う 配 偶 者 は 休 職 扱 いと すること 9. 学 校 運 営 を 教 職 員 の 民 主 的 な 協 議 と 合 意 によって 行 うこと 校 務 分 掌 および 主 任 の 決 定 にあたって は 3.31 通 知 の 趣 旨 を 徹 底 させること 10. 人 事 は 勤 務 条 件 そのものであることをふまえ 納 得 と 合 意 を 前 提 に 公 正 に 行 うこと また 組 合 と の 合 意 事 項 については 市 町 村 教 委 校 長 に 徹 底 すること 8
1) 校 長 教 頭 などの 任 用 について その 選 考 基 準 を 明 らかにするとともに 現 行 の 不 明 朗 な 任 用 制 度 を 抜 本 的 に 改 善 すること 1 教 頭 候 補 者 選 考 要 項 ( 実 施 要 領 を 含 む)の 公 開 受 験 者 の 公 募 を 徹 底 し 最 終 選 考 にあたっては 職 場 の 信 頼 度 チェック 方 式 を 導 入 すること 2いわゆる 教 頭 試 験 受 験 のための 勉 強 会 などで 受 験 競 争 を 煽 らないこと 2) 特 約 退 職 者 の 再 採 用 に 当 たっては 条 件 付 き 採 用 期 間 を 設 定 しないこと また 条 件 付 き 採 用 期 間 を 理 由 に 退 職 を 強 要 しないこと 3) 勧 奨 扱 い を 口 実 に 退 職 を 強 要 しないこと 4) 透 明 性 公 平 性 確 保 に 向 けた 教 員 採 用 制 度 を 確 立 すること 全 受 験 者 への 得 点 の 通 知 と 小 論 文 の 採 点 基 準 及 び 合 格 最 低 得 点 を 明 らかにすること 採 用 名 簿 については 2 年 間 有 効 とすること 5) 教 員 採 用 試 験 の 受 験 申 請 方 法 は 電 子 申 請 方 法 と 書 面 申 請 方 法 を 引 き 続 き 併 用 すること 6)いわゆる 主 任 の 送 り 人 事 は 行 わないこと 7) 校 内 外 人 事 で 男 女 差 別 をしないこと 8) 組 合 活 動 などによる 差 別 人 事 を 行 わないこと 9)マイカー 通 勤 を 前 提 とする 人 事 を 行 わないこと 10) 教 職 員 の 年 齢 構 成 のバランスが 取 れるようにすること 11) 年 度 末 始 の 学 校 の 実 情 を 考 慮 し 異 動 教 職 員 の 多 忙 を 解 消 するために 4 月 1 日 を 赴 任 日 とせず 赴 任 期 間 を 確 保 するとともに 辞 令 交 付 式 等 の 簡 素 化 に 努 めるよう 働 きかけること 12) 学 校 事 務 職 員 栄 養 職 員 の 異 動 にあたっても 教 員 との 均 衡 を 失 しないよう 本 人 の 希 望 等 を 尊 重 するとともに 途 中 経 過 をていねいに 説 明 するなど 誠 実 に 対 応 すること 11. 免 許 更 新 制 度 は 全 く 意 味 がなく 負 担 が 大 きいので 廃 止 を 国 に 要 望 すること 12. 一 種 免 許 取 得 について 以 下 のことに 取 り 組 むこと 1) 二 種 免 許 所 持 者 が 上 進 希 望 をする 限 り 認 定 講 習 会 を 存 続 すること 2) 認 定 講 習 会 に 参 加 しやすい 勤 務 条 件 を 確 立 すること 3) 上 級 免 許 状 への 上 進 に 際 して 育 児 休 業 の 期 間 を 在 職 年 数 から 除 算 しないこと 4) 上 級 免 許 状 取 得 を 希 望 しない 者 には 講 習 会 受 講 を 強 制 しないこと 13. 組 合 活 動 への 介 入 組 合 加 入 の 妨 害 など 不 当 労 働 行 為 を 行 う 管 理 職 地 教 委 に 対 して 厳 重 な 指 導 監 督 を 行 うこと 14. 条 件 付 き 採 用 期 間 を 短 縮 すること 当 面 1 年 から6カ 月 にもどすこと また 条 件 付 き 採 用 期 間 に 関 わる 身 分 保 障 は 従 前 と 変 わりなく 行 うこと 15. 国 で 検 討 をすすめている 県 から 政 令 市 への 権 限 移 譲 に 関 して 現 行 の 教 職 員 の 人 事 異 動 を 制 限 しな いようにすること 16. 地 震 などの 非 常 災 害 時 における 教 職 員 の 招 集 にあたっては 市 町 村 職 員 に 対 する 規 定 等 の 教 職 員 へ の 機 械 的 な 運 用 を 見 直 すよう 働 きかけること Ⅴ より 充 実 した 社 会 保 障 制 度 を 求 めます 1. 県 費 職 員 の 互 助 会 に 対 する 県 の 補 助 金 を 復 活 させ 福 利 厚 生 の 充 実 のために 事 業 全 般 についての 見 直 しと 改 善 を 図 ること 2. 育 児 休 業 について 以 下 のことに 取 り 組 むこと 9
1) 育 児 休 業 (3 年 間 )の 有 給 化 を 図 ること 2) 休 業 期 間 の 有 給 保 障 率 を 高 めること 当 面 (50%+ 共 済 掛 金 相 当 額 )を 支 給 すること 3. 公 務 災 害 補 償 制 度 について 全 教 職 員 に 周 知 徹 底 し 災 害 に 対 して 活 用 しやすくなるよう 配 慮 すると ともに PTA 行 事 や 社 会 教 育 活 動 等 にも 適 用 するなど 認 定 基 準 を 緩 和 すること 4. 学 校 給 食 について 以 下 のことに 取 り 組 むこと 1) 学 校 給 食 会 などによる 食 材 の 一 括 購 入 や 画 一 的 な 統 一 献 立 などをやめさせること 2) 報 告 事 務 の 簡 素 化 を 行 うこと 給 食 事 務 担 当 者 を 配 置 し 学 級 担 任 ( 給 食 主 任 )から 徴 収 経 理 その 他 の 負 担 を 解 消 すること Ⅵ 平 和 と 民 主 主 義 を 守 るために 求 めます 1. 憲 法 子 どもの 権 利 条 約 に 根 ざした 教 育 を 徹 底 し 学 校 行 事 において 子 どもたちや 教 職 員 に 思 想 信 条 や 内 心 の 自 由 を 侵 す 国 旗 国 歌 掲 揚 斉 唱 の 強 制 をしないこと 2. 日 本 をアメリカの 戦 争 に 強 制 動 員 する 有 事 法 制 の 発 動 に 反 対 すること 自 衛 隊 の 学 校 施 設 利 用 を 認 めず 教 育 行 政 は 入 隊 の 勧 誘 などに 関 与 しないこと また 在 日 米 軍 基 地 の 撤 去 を 求 めること 日 米 合 同 軍 事 演 習 王 城 寺 原 での 米 軍 実 弾 砲 撃 演 習 に 反 対 すること 3. 憲 法 や 学 校 教 育 法 などの 更 なる 改 悪 に 反 対 すること 皇 室 礼 賛 や 元 号 使 用 の 強 制 慶 弔 の 意 志 の 強 要 を 行 わないこと 4. 教 職 員 が 一 市 民 として 行 う 政 治 活 動 等 への 介 入 規 制 を 行 わないこと 5. 県 として 非 核 自 治 体 宣 言 を 行 うこと 6. 安 全 性 が 確 認 されない 女 川 原 発 の 運 転 を 再 開 しないこと また 事 故 に 備 えて 児 童 生 徒 が 安 全 に 避 難 する 計 画 を 策 定 し 避 難 訓 練 を 実 施 すること 10