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回 答 Q4-1 法 人 市 民 税 の 法 人 税 割 均 等 割 はどのように 計 算 しますか? 質 問 : 法 人 市 民 税 の 法 人 税 割 均 等 割 とは 何 ですか どのように 計 算 しますか 答 : 法 人 市 民 税 の 法 人 税 割 は 法 人 の 収 益 をもとに 課 税 をします 国 税 である 法 人 税 額 を 課 税 標 準 として 法 人 税 額 税 率 で 求 めます 他 市 町 村 にも 事 業 所 がある 場 合 には 法 人 税 額 を 従 業 者 数 で 按 分 してから 税 率 を 乗 じて 求 めます 均 等 割 は その 法 人 の 規 模 により 課 税 します 具 体 的 には 資 本 金 等 の 額 と 妙 高 市 内 の 従 業 者 数 の 合 計 により 9 段 階 の 税 率 に 区 分 されます 詳 しくは 税 率 表 ( 税 率 表 はこちら)をご 覧 ください また 事 業 年 度 途 中 で 事 務 所 等 を 開 設 又 は 閉 鎖 をした 場 合 には 月 割 計 算 を 行 います Q4-2 なぜ 法 人 市 民 税 には 均 等 割 があるのでしょうか? 質 問 : 法 人 税 ( 国 税 )には 均 等 割 はないのに なぜ 法 人 市 民 税 には 均 等 割 があるのでしょう か? 答 : 均 等 割 は 地 方 団 体 内 に 事 務 所 等 を 有 する 法 人 と 地 方 団 体 が 行 う 行 政 サービスとの 応 益 関 係 に 着 目 して そのために 要 する 地 方 団 体 の 経 費 の 一 部 を 求 めるものであるため 国 の 税 金 である 法 人 税 には 均 等 割 はありません 市 民 税 の 場 合 は 9 段 階 に 分 かれていますが 資 本 等 の 金 額 や 従 業 者 が 大 きくなればなるほど 行 政 サービスを 受 ける 程 度 が 高 く より 大 きな 負 担 を 求 めることが 応 益 性 の 原 則 から 適 当 だと 考 えられているためです 5 万 円 ~300 万 円 とその 幅 が 広 いのは 従 業 者 数 が 少 ない 場 合 には 従 業 者 の 多 い 本 店 や 大 工 場 が 所 在 する 場 合 と 同 様 な 税 負 担 は 行 政 区 域 の 狭 い 市 町 村 レベルでは 適 当 でないと 考 えられてい るためです Q4-3 事 業 年 度 途 中 に 事 業 所 を 市 外 に 移 転 しました 法 人 市 民 税 は? 質 問 : 事 業 年 度 が 1 月 1 日 ~12 月 31 日 の 法 人 ですが 8 月 20 日 に 事 業 所 を 妙 高 市 から A 市 に 移 転 しました その 際 の 法 人 市 民 税 はどのように 計 算 しますか 答 : 均 等 割 1 月 1 日 ~8 月 20 日 の 期 間 分 を 妙 高 市 に 申 告 してください この 場 合 7 ヶ 月 と 20 日 になりますが 20 日 分 は 切 り 捨 てになり 7 ヶ 月 となります 例 :5 万 円 の 場 合 5 万 円 7 ヶ 月 12 ヶ 月 例 外 として その 事 業 年 度 内 に 妙 高 市 に 事 業 所 があった 期 間 が 1 ヶ 月 に 満 たない 場 合 の み 切 り 上 げとなり 1 ヶ 月 として 計 算 します 法 人 税 割 1 月 1 日 ~12 月 31 日 の 期 間 で 妙 高 市 と A 市 で 按 分 して 計 算 します それぞれ の 従 業 者 数 の 計 算 は 次 のようになります 妙 高 市 7 月 末 日 の 従 業 員 数 8 ヶ 月 12 ヶ 月 A 市 分 12 月 末 日 の 従 業 員 数 5 ヶ 月 12 ヶ 月

小 数 点 以 下 が 出 た 場 合 は 切 り 上 げて 1 人 として 計 算 します また 月 数 の 半 端 日 数 は 切 り 上 げて 計 算 します Q4-4 法 人 市 民 税 の 事 務 所 等 について 教 えてください 質 問 : 法 人 市 民 税 の 事 務 所 等 について 教 えてください 答 : 事 務 所 等 に 該 当 するには 人 的 設 備 物 的 設 備 事 業 の 継 続 性 の 三 要 件 を 備 えている 必 要 があります 人 的 設 備 とは 事 業 活 動 に 従 事 する 自 然 人 をいいます 物 的 設 備 とは 事 業 が 行 なわれるのに 必 要 な 土 地 建 物 機 械 設 備 事 務 設 備 などをいいます 事 業 の 継 続 性 に ついては 2 3 ヶ 月 程 度 の 一 時 的 な 事 業 の 現 場 事 務 所 仮 小 屋 等 は 該 当 しません また そこで 事 業 が 行 われていれば 直 接 収 益 や 所 得 が 発 生 していなくても 事 務 所 に 該 当 しま す 例 えば 単 に 商 品 の 引 渡 しなどをする 場 合 でも 相 当 の 人 的 物 的 設 備 を 備 えていれば 事 務 所 等 に 該 当 します 下 記 のものは 事 業 所 等 に 該 当 しません 出 張 所 を 社 員 の 自 宅 におき 他 に 事 務 所 を 備 えず かつ 社 員 自 ら 事 務 を 処 理 しており その 社 員 以 外 に 事 務 員 がいない 場 合 例 : 新 聞 社 通 信 部 保 険 代 理 店 電 車 バス 等 の 停 留 所 バスの 車 庫 に 運 転 手 等 を 宿 泊 させている 場 合 の 車 庫 建 設 工 事 の 現 場 事 務 所 で 連 絡 又 は 打 ち 合 わせのみを 行 い 明 らかに 半 年 未 満 の 設 置 の 場 合 Q4-5 均 等 割 の 従 業 者 数 について 教 えてください 質 問 : 均 等 割 の 従 業 者 数 について 教 えてください 答 : 均 等 割 の 従 業 者 数 とは その 法 人 から 俸 給 給 料 賃 金 手 当 賞 与 その 他 これら の 性 質 を 有 する 給 与 の 支 払 いを 受 ける 者 の 数 です 次 の 点 において 法 人 税 割 と 異 なります [1] 寮 等 の 従 業 者 数 を 含 む [2] 従 業 者 数 に 著 しい 変 動 がある 場 合 の 特 例 が 適 用 されない [3] アルバイト 等 の 数 については 事 務 所 ごとに 課 税 標 準 の 算 定 期 間 の 末 日 を 含 む 直 前 1 月 のアルバイト 等 の 総 勤 務 時 間 数 を 170 で 除 して 得 た 数 値 の 合 計 数 によっても 差 しつかえな い Q4-6 従 業 者 数 は 事 業 年 度 末 日 現 在 の 従 業 者 数 を 計 算 に 用 いるのでしょうか? 質 問 : 算 定 期 間 中 に 従 業 者 数 が 著 しく 変 動 したのですが やはり 事 業 年 度 末 日 現 在 の 従 業 者 数 を 計 算 に 用 いるのでしょうか 答 : 各 月 の 末 日 現 在 の 従 業 者 数 のうち 最 大 のものが 最 小 のものの 2 倍 を 超 える 事 務 所 の 場 合 は 次 のように 計 算 します 課 税 標 準 の 分 割 に 使 用 する 従 業 者 数 =その 算 定 期 間 中 の 各 月 の 末 日 現 在 における 従 業 者 の

合 計 /その 算 定 期 間 の 月 数 ただし この 特 例 が 適 用 されるのは 個 々の 事 務 所 単 位 です 妙 高 市 に 複 数 の 事 務 所 を 有 していても 上 記 に 該 当 しない 事 務 所 は 通 常 の 計 算 方 法 で 行 い 最 後 にそれぞれの 事 務 所 毎 の 人 数 を 合 計 して 妙 高 市 分 の 人 数 とします Q4-7 均 等 割 の 従 業 者 数 法 人 税 割 の 従 業 者 数 はいつの 時 点? 質 問 : 均 等 割 の 判 定 上 の 従 業 者 数 法 人 税 割 の 分 割 基 準 の 従 業 者 数 はいつの 時 点 の 人 数 で すか 答 : 均 等 割 の 判 定 に 使 う 人 数 は 事 業 年 度 の 末 日 現 在 ( 地 方 税 法 第 312(5))です 従 って 例 えば 既 に 閉 鎖 された 事 務 所 は 0 人 ということになり 税 率 区 分 の 判 定 には 50 人 以 下 とし て 判 定 します 法 人 税 割 は 同 様 に 事 業 年 度 の 末 日 現 在 ( 地 方 税 法 第 312(3))ですが 既 に 閉 鎖 されている 場 合 は 均 等 割 とは 違 う 計 算 になります 分 割 基 準 の 判 定 には 事 務 所 を 廃 止 した 日 の 属 する 月 の 前 の 月 の 末 日 現 在 で 判 定 します 例 えば 8 月 10 日 に 閉 鎖 した 事 務 所 の 人 数 は 7 月 末 日 時 点 のものとし それを 算 定 期 間 の 月 数 で 月 割 計 算 します Q4-8 会 社 の 寮 が 妙 高 市 内 にあるのですが 法 人 市 民 税 はかかりますか? 質 問 : 会 社 の 寮 が 妙 高 市 内 にあるのですが 法 人 市 民 税 はかかりますか 答 : 地 方 団 体 内 に 寮 等 を 有 する 法 人 で その 地 方 団 体 に 事 務 所 等 を 有 しないものは 法 人 税 割 の 納 税 義 務 がなく 均 等 割 のみの 納 税 義 務 を 負 う( 地 方 税 法 294 条 (1) 24 条 (1)4) とされており 均 等 割 のみがかかります 寮 等 は 常 時 設 けられていれば 人 的 設 備 を 要 し ません Q4-9 妙 高 市 に 本 店 ありますが 実 際 は B 市 で 活 動 を 行 っています 課 税 は? 質 問 : 設 立 登 記 上 妙 高 市 の 社 長 宅 を 本 店 としましたが 実 際 は B 市 で 活 動 を 行 っています 妙 高 市 で 課 税 されますか 答 : そこで 継 続 的 に 業 務 が 行 われておらず 単 に 設 立 登 記 で 用 いただけであれば 事 務 所 等 が 存 在 するとはいいがたいので 均 等 割 税 割 とも 妙 高 市 では 課 税 されません 法 人 設 立 異 動 申 告 書 も B 市 に 提 出 いただき 妙 高 市 に 提 出 の 必 要 はありません Q4-10 公 共 法 人 で 均 等 割 のみの 申 告 をする 場 合 の 税 率 と 申 告 期 限 は? 質 問 : 公 共 法 人 で 均 等 割 のみの 申 告 をする 場 合 の 税 率 と 申 告 期 限 を 教 えてください 答 : 均 等 割 の 税 率 は 年 額 5 万 円 です ( 地 方 税 法 第 312 条 )また 申 告 期 限 は 同 条 の 8(6) の 規 定 により 毎 年 4 月 30 日 です なお 年 度 中 途 で 解 散 した 場 合 も 4 月 30 日 の 期 限 に 変 わりありません ただし 4 月 30 日 が 土 日 に 該 当 する 場 合 は 翌 月 曜 日 になります

Q4-11 地 縁 による 団 体 には 納 税 義 務 はありますか? 質 問 : 地 縁 による 団 体 には 納 税 義 務 はありますか 答 : 収 益 事 業 を 営 む 場 合 は 法 人 税 割 および 均 等 割 両 方 課 税 されます また 収 益 事 業 を 営 まない 場 合 は 均 等 割 のみ 課 税 されます ただし 収 益 事 業 を 営 まない 団 体 に 限 り 減 免 の 申 請 をすることにより 均 等 割 の 減 免 を 受 けることができます ( 市 税 条 例 第 39 条 ) 減 免 の 申 請 をする 団 体 は 確 定 申 告 の 提 出 期 限 7 日 前 までに 減 免 申 請 書 を 提 出 してください Q4-12 収 益 事 業 とは 何 ですか? 質 問 : 収 益 事 業 とは 何 ですか 答 : 法 人 税 法 上 収 益 事 業 とは 販 売 業 製 造 業 不 動 産 の 貸 付 その 他 の 法 人 税 法 施 行 令 5 に 列 記 されている 事 業 をさし 継 続 して 事 業 所 を 設 けて 営 まれるものをいいます 大 部 分 の 社 会 通 念 上 の 営 業 行 為 が 含 まれています 収 益 事 業 にあたるかどうか 疑 問 な 事 業 内 容 については 管 轄 の 税 務 署 にお 問 い 合 わせください Q4-13 中 間 申 告 と 予 定 申 告 の 違 いを 教 えてください 質 問 : 中 間 申 告 と 予 定 申 告 の 違 いを 教 えてください 答 : 中 間 申 告 とは 事 業 年 度 が 6 ヶ 月 を 超 える 法 人 が 事 業 年 度 開 始 の 日 以 降 6 ヶ 月 を 経 過 した 日 から 2 ヶ 月 以 内 にしなければならない 申 告 です その 場 合 前 期 の 実 績 額 を 基 礎 とする 計 算 方 法 と 仮 決 算 による 計 算 方 法 の 二 種 類 あり 前 期 の 実 績 額 を 基 礎 とする 計 算 によって 申 告 するものを 特 に 予 定 申 告 と 呼 んでいます Q4-14 協 同 組 合 は 中 間 ( 予 定 ) 申 告 は 必 要 ですか? 質 問 : 協 同 組 合 ですが 中 間 ( 予 定 ) 申 告 は 必 要 ですか また 中 間 ( 予 定 ) 申 告 が 必 要 とされる 基 準 を 教 えください 答 : 協 同 組 合 の 場 合 法 人 税 法 71 条 で 公 共 法 人 公 益 法 人 等 協 同 組 合 等 人 格 のな い 社 団 財 団 は 中 間 申 告 を 要 しない とあるので たとえ 収 益 事 業 を 行 っていても 必 要 あ りません 法 人 市 民 税 で 中 間 申 告 ( 予 定 )が 必 要 とされるのは 法 人 税 の 中 間 申 告 義 務 がある 法 人 とさ れています ただし 法 人 税 において 前 事 業 年 度 の 確 定 法 人 税 額 を 前 事 業 年 度 の 月 数 で 除 し これに 6 を 掛 けて 10 万 円 以 下 の 場 合 はその 年 度 の 申 告 の 必 要 はありません 仮 決 算 による 中 間 申 告 の 場 合 はたとえ 10 万 円 以 下 であっても 申 告 が 必 要 になります また 清 算 中 の 法 人 会 社 更 生 手 続 開 始 後 の 株 式 会 社 の 事 業 年 度 においても 中 間 申 告 は 不 要 とされています ( 会 社 更 生 法 269(4))

Q4-15 確 定 法 人 税 額 を 修 正 した 場 合 予 定 申 告 はどうすればいい? 質 問 : 定 申 告 の 前 に その 基 準 となる 申 告 の 修 正 申 告 をしましたが 修 正 後 の 額 を 基 に 予 定 申 告 をするのでしょうか 答 : 予 定 申 告 は 前 事 業 年 度 の 確 定 法 人 税 額 を 基 に 計 算 します この 場 合 確 定 法 人 税 額 とは 予 定 申 告 の 当 該 事 業 年 度 開 始 の 日 以 後 6 ヶ 月 を 経 過 した 日 の 前 日 までに 確 定 した 法 人 税 額 に 基 づいて 判 定 することになっています それまでに 修 正 更 正 等 で 税 額 変 更 があれ ば 変 更 後 の 税 額 を 基 に 計 算 します 例 えば 4 月 1 日 ~3 月 31 日 の 事 業 年 度 の 会 社 が 11 月 末 に 予 定 申 告 をする 場 合 9 月 30 日 までに 確 定 した 法 人 税 額 に 基 づき 計 算 します 10 月 1 日 以 降 に 税 額 が 変 わっても 予 定 申 告 の 基 礎 とはしません Q4-16 今 年 事 業 所 を 新 たに 開 設 しました 予 定 申 告 はどうすればいい? 質 問 : 今 年 妙 高 市 内 に 事 業 所 を 新 たに 開 設 しました 予 定 申 告 をする 場 合 どのように 計 算 するのでしょうか 答 : 開 設 初 年 度 の 予 定 申 告 では 前 事 業 年 度 の 法 人 税 割 は 妙 高 市 分 としては 存 在 しない ので 0 円 となります 均 等 割 のみ 税 率 算 定 期 間 中 の 事 務 所 を 有 した 月 数 12 の 計 算 で 算 出 します Q4-17 申 告 書 の 提 出 期 限 が 延 長 されるのはどのような 場 合 ですか? 質 問 : 申 告 書 の 提 出 期 限 が 延 長 されるのはどのような 場 合 ですか 答 : 法 人 市 民 税 では 法 人 税 の 提 出 期 限 を 援 用 しているため 法 人 税 において 確 定 申 告 書 の 延 長 の 適 用 がある 法 人 は 法 人 市 民 税 でも 延 長 されます 延 長 が 認 められる 具 体 的 な 理 由 は 次 の 3 つです ただし 申 告 書 の 提 出 期 限 が 延 長 になっても 納 期 限 は 延 長 されないた め 延 滞 金 の 計 算 は 法 定 納 期 限 の 翌 日 からはじまります 災 害 その 他 止 むを 得 ない 理 由 により 決 算 が 確 定 しないため ( 税 務 署 長 に 申 請 が 必 要 ) 国 税 庁 長 官 等 が 災 害 その 他 止 むを 得 ない 理 由 により 申 告 等 の 行 為 の 期 限 を 延 長 した 場 合 法 人 が 会 計 監 査 人 の 監 査 を 受 けなければならないことにより 決 算 が 確 定 しないため ( 税 務 署 長 に 申 請 が 必 要 です ) Q4-18 妙 高 市 に 事 務 所 等 を 設 置 しましたが 均 等 割 の 算 定 期 間 はいつから? 質 問 : 妙 高 市 に 事 務 所 等 を 設 置 しましたが 均 等 割 の 算 定 期 間 はいつからですか 答 : 通 常 は 営 業 を 開 始 した 時 点 で 物 的 要 素 人 的 要 素 を 満 たすと 考 えられますので 営 業 を 開 始 した 時 になります Q4-19 市 の 境 界 線 上 にまたがって 事 務 所 がある 場 合 は? 質 問 : 妙 高 市 とB 市 の 境 界 線 上 にまたがって 事 務 所 がありますが 人 数 の 按 分 はどのよう に 計 算 をすればよいですか また 均 等 割 はどちらの 市 に 納 めるのでしょうか ちなみに

建 物 の 住 居 表 示 は 妙 高 市 となっています 答 : 均 等 割 は 事 務 所 事 業 所 若 しくは 寮 等 の 所 在 する 市 町 村 で 課 税 されます 今 回 のケ ースでは 妙 高 市 とB 市 の 両 方 で 課 税 となるため 両 方 の 市 に 申 告 が 必 要 となります その 際 例 えば 均 等 割 を 5 万 円 とした 場 合 妙 高 市 とB 市 に 2 万 5 千 円 ずつ 按 分 すると いったことはできません 両 市 に 個 々に 5 万 円 ずつ 申 告 する 必 要 があります 法 人 税 割 は 従 業 員 の 建 物 内 屋 外 での 配 置 の 状 況 により 妙 高 市 と B 市 で 按 分 します 例 えば 事 務 室 が 妙 高 市 にあり 作 業 所 が B 市 にある 場 合 事 務 室 で 仕 事 に 通 常 従 事 する 従 業 者 数 を 妙 高 市 分 とします 建 物 や 屋 外 の 勤 務 場 所 自 体 が 市 町 村 の 境 界 線 上 にある 場 合 は その 構 造 物 ( 又 は 当 該 場 所 )に 限 り 従 業 員 の 配 置 の 状 況 で 按 分 することができないため 床 面 積 又 は 敷 地 面 積 に 応 じて 按 分 する 方 法 をとります ( 昭 和 26.6.14 地 財 委 税 第 1033 号 ) Q4-20 NPO 法 人 を 設 立 する 場 合 は どのような 手 続 が 必 要 ですか 質 問 :ボランテイア 団 体 が 特 定 非 営 利 活 動 法 人 (=NPO 法 人 )を 設 立 する 場 合 は どのよう な 手 続 が 必 要 ですか 答 : 特 定 非 営 利 活 動 法 人 の 所 轄 庁 はその 事 務 所 が 所 在 する 都 道 府 県 知 事 となっており 設 立 をしようとする 団 体 は 新 潟 県 知 事 に 申 請 書 を 提 出 して 設 立 の 認 証 を 受 けなければな りません 申 請 後 の 手 順 などの 詳 しいことは 所 管 の 地 域 振 興 局 等 にお 問 い 合 わせください Q4-21 趣 味 の 団 体 でも 収 益 があれば 申 告 しなければならない? 質 問 : 趣 味 の 団 体 でも 収 益 があれば 申 告 しなければならないとききましたが 実 際 にそん なことしている 団 体 はあるのですか? 法 できまっているならきちんとすべきと 考 えてい ますが 誰 もしていないことを 正 直 にして 損 するなんて 答 : おたずねの 趣 味 の 会 ですが 特 に 何 らかの 法 人 設 立 手 続 きをしていないということ であれば 民 法 上 の 組 合 か 人 格 のない 社 団 ということになります 人 格 のない 社 団 に 該 当 するかどうかは 団 体 としての 組 織 を 備 え 多 数 決 の 原 則 が 行 われ 構 成 員 の 変 更 にも 関 わらず 団 体 そのものが 存 続 し 代 表 の 方 法 総 会 の 運 営 財 産 の 管 理 その 他 団 体 として 主 要 な 点 が 確 定 している 場 合 は 人 格 のない 社 団 ( 権 利 能 力 なき 社 団 )として 扱 われ るとされる ( 最 判 昭 和 39 年 10 月 15 日 民 集 18 巻 8 号 1671 頁 )とされています つまり 人 格 のない 社 団 であるというには かなり 運 営 がシスティマティクである 必 要 がありますが ここまで 厳 密 でない 場 合 は 民 法 上 の 組 合 に 該 当 します 民 法 上 の 組 合 ということであれば 利 益 が 出 た 場 合 は 構 成 員 全 員 でそれを 分 けて( 内 部 留 保 していても 構 成 員 で 分 配 したものとしてみなして 個 人 の 収 入 とする ) 全 員 が 所 得 税 について 申 告 納 付 する 必 要 があります くわしくは 税 務 署 にお 問 い 合 わせくだ さい

Q4-22 会 社 を 休 業 しましたが 妙 高 市 に 何 か 連 絡 が 必 要 ですか? 質 問 : 会 社 を 休 業 しましたが 妙 高 市 に 何 か 連 絡 が 必 要 ですか 答 : 妙 高 市 には 法 人 設 立 異 動 申 告 書 に 休 業 の 旨 を 記 載 し 提 出 してください それ 以 降 の 均 等 割 の 申 告 は 必 要 ありません また 事 業 再 開 後 はその 旨 を 記 載 し 提 出 してくださ い ただし 休 業 中 の 均 等 割 の 取 扱 いは 市 町 村 によって 違 うため 他 市 町 村 の 場 合 はご 確 認 ください Q4-23 更 正 とは 何 ですか? 質 問 : 更 正 とは 何 ですか 答 : 法 人 市 民 税 では 申 告 納 付 制 度 となっているため 申 告 によって 納 付 すべき 税 額 が 確 定 します しかし 申 告 の 内 容 が 課 税 庁 で 調 査 した 結 果 と 異 なる 場 合 課 税 の 公 平 を 図 る ため その 内 容 を 変 更 することが 必 要 となります これが 更 正 です 税 額 を 増 加 させるも のを 増 額 更 正 減 少 させるものを 減 額 更 正 といいます Q4-24 更 正 の 請 求 とは 修 正 申 告 でしょうか? 質 問 : 更 正 の 請 求 とは 何 ですか 修 正 申 告 とは 違 うのでしょうか? 答 : 更 正 の 請 求 とは 納 税 義 務 者 が 申 告 した 税 額 が 過 大 であることを 知 った 場 合 に 納 税 義 務 者 から 課 税 庁 の 減 額 更 正 を 求 める 行 為 のことです 修 正 申 告 とは 税 額 を 増 加 させる 場 合 に 認 められるのに 対 し 更 正 の 請 求 は 税 額 を 減 少 させる 場 合 に 認 められます ただし 修 正 申 告 と 違 い 更 正 の 請 求 の 場 合 は 税 額 を 確 定 させる 効 力 はありません Q4-25 更 正 の 請 求 には 期 間 制 限 はありますか? 質 問 : 更 正 の 請 求 には 期 間 制 限 はありますか また 更 正 があった 場 合 の 納 期 限 は どうなりますか 答 : 更 正 の 請 求 ができる 期 間 は 法 定 申 告 期 限 から5 年 以 内 です ただし 次 の 場 合 は 期 間 経 過 後 も 可 能 です その 申 告 更 正 に 係 る 課 税 標 準 等 または 税 額 等 の 計 算 の 基 礎 となった 事 実 に 関 する 訴 えに ついての 判 決 により その 事 実 が 当 該 計 算 の 基 礎 と 異 なることが 確 定 したとき その 確 定 した 日 の 翌 日 から 起 算 して 2 ヶ 月 以 内 その 他 法 人 住 民 税 の 法 定 申 告 期 限 後 に 生 じたやむを 得 ない 理 由 があるとき 当 該 理 由 が 生 じた 日 の 翌 日 から 起 算 して 2 ヶ 月 以 内 やむを 得 ない 理 由 とは 地 方 税 法 施 行 令 第 6 条 20(2)に 定 められています また 法 人 市 民 税 は 法 人 税 額 を 課 税 標 準 としていることから 国 の 税 務 官 署 から 法 人 税 の 更 正 の 通 知 があった 時 は その 通 知 日 から 2 ヶ 月 以 内 であれば 更 正 の 請 求 をすることがで

きます ちなみに 課 税 庁 が 行 う 法 人 市 民 税 の 更 正 の 期 間 制 限 は 法 定 納 期 限 の 翌 日 から 3 年 で す ( 地 方 税 法 17 条 5(1)) 更 正 があった 場 合 の 納 期 限 は 更 正 の 通 知 をした 日 から 1 ヶ 月 後 となります ( 地 方 税 法 321 の 12(1) 56(1))この 場 合 の 通 知 日 については 通 知 の 初 日 を 不 算 入 とする 規 定 がはた らくので 例 えば 通 知 の 日 が 5 月 15 日 の 場 合 納 期 限 は 6 月 16 日 (この 日 が 休 日 に 該 当 しないとき)となります ( 地 方 税 法 20 の 5 民 法 140) Q4-26 還 付 金 と 還 付 加 算 金 の 帳 簿 上 の 処 理 は? 質 問 : 法 人 市 民 税 の 還 付 金 と 還 付 加 算 金 は 帳 簿 上 どのように 処 理 すればいい? 答 : 加 算 金 は 雑 収 入 として 課 税 の 対 象 になります 還 付 金 と 還 付 加 算 金 を 一 緒 に 処 理 し てしまうと 税 額 の 計 算 を 誤 ってしまう 可 能 性 がありますのでご 注 意 ください Q4-27 平 成 21 年 度 税 制 改 正 において 地 方 法 人 課 税 はどうなった? 質 問 : 成 21 年 度 税 制 改 正 において 法 人 税 では 中 小 企 業 の 軽 減 税 率 の 引 き 下 げや 欠 損 金 の 繰 り 戻 し 還 付 が 復 活 する 措 置 が 講 じられましたが 地 方 法 人 課 税 ではどのような 取 り 扱 いをするのでしょうか 答 : 法 人 税 において 中 小 企 業 等 の 平 成 21 年 2 月 1 日 以 降 に 終 了 する 各 事 業 年 度 におい て 生 じた 欠 損 金 額 については 欠 損 金 の 繰 戻 しによる 還 付 制 度 の 適 用 ができることとなり ました これにより 法 人 税 において 繰 戻 し 還 付 が 行 われた 場 合 地 方 税 においては 欠 損 金 の 繰 戻 還 付 制 度 はありませんが 還 付 された 法 人 税 額 を7 年 間 に 限 って 課 税 標 準 ( 法 人 税 額 ) から 順 次 控 除 することとなります Q4-28 決 算 で 減 収 が 確 実 と 予 想 される 場 合 中 間 納 付 を 抑 えたい 時 は? 質 問 : 収 益 が 悪 化 して 決 算 を 行 ったところ 減 収 となったため 確 定 申 告 により 既 に 中 間 納 付 している 法 人 市 民 税 の 還 付 が 生 じることとなるが 今 後 このようなことが 起 こ らないようにする 方 法 があれば 教 えてほしい 答 : Q4-13でお 答 えしたように 中 間 申 告 の 際 前 期 の 実 績 額 を 基 礎 とする 予 定 申 告 ではなく 仮 決 算 による 計 算 方 法 で 申 告 すると 確 定 申 告 の 際 大 きな 誤 差 は 生 じにく いのではないかと 思 います