発 行 日 : 平 成 27 年 7 月 21 日 発 行 者 : 金 融 商 品 取 引 業 者 北 陸 財 務 局 長 ( 金 商 ) 第 3 号 日 本 証 券 業 協 会 加 入 制 作 責 任 者 : 営 業 業 務 部 調 査 課 80 70 60 50 40 Dynamic Psychological Ratio 9 30 20 第 557 号 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10 100 80 60 40 20 0-20 -40-60 -80-100 7 8 9 10 11 1214/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 15/1 2 3 4 5 6 7 上 図 は 騰 落 銘 柄 数 をベースとした 独 自 のもので 黒 の 幅 が 拡 大 買 い 場 白 の 幅 が 拡 大 売 り 場 下 図 は RCI(9 日 ベース)で -80% ラインを 上 につき 抜 け 買 い 場 80%ラインを 下 につき 抜 け 売 り 場
大 所 高 所 先 週 水 曜 日 に 中 国 の4~6 月 GDPが 発 表 された 前 年 同 期 比 7%プラスという 予 想 外 に 良 い 数 字 を 見 てNY 株 式 は 一 旦 上 昇 したが 中 国 報 道 官 があえて 過 大 評 価 されたものではない 実 情 を 反 映 している と 繰 り 返 したことで 逆 に 政 府 が 数 字 を 作 ったのではないか という 疑 念 を 掻 き 立 てる 結 果 となり 反 落 に 転 じてしまった 中 国 上 海 市 場 や 香 港 ハンセン 市 場 も 値 下 がりとなった 今 後 も 中 国 経 済 の 現 状 につい て 様 々な 情 報 が 乱 れ 飛 ぶことになりそうだ もともと 中 国 は 不 思 議 な 国 だ 共 産 主 義 国 家 だから 私 有 財 産 は 認 められていない それなのに 株 式 市 場 が 存 在 する これを 根 本 的 矛 盾 と 言 わずにいられようか それを 共 産 党 一 党 独 裁 という 非 民 主 主 義 政 体 で 押 し 通 しているのだから いろいろな 軋 轢 が 出 てくる ソビエト 連 邦 が 崩 壊 したように 共 産 主 義 というイデオロギーの 毒 ( 人 間 の 欲 を 軽 視 し 過 ぎて 起 きる 現 実 的 弊 害 )が 上 層 部 の 特 権 化 贈 賄 の 常 習 化 地 方 の 反 乱 などを 通 して 足 元 から 政 権 を 蝕 むのだ ようやくギリシャ 問 題 が 一 段 落 した 今 今 度 は 中 国 経 済 を 巡 る 不 安 が 世 界 の 株 式 市 場 を 神 経 質 にしている しかしソ 連 崩 壊 が 世 界 経 済 にとってプラスだったように ここで 中 国 が 一 頓 挫 することは 世 界 にとって 良 い 結 果 をもたらすという 一 面 もある のではないか (BIS)
ただ 一 筋 ギリシャ 問 題 や 中 国 株 の 動 きが 落 ち 着 いたことで 先 週 の 日 経 平 均 株 価 は 5 日 連 騰 で 871 円 上 昇 週 間 での 上 昇 幅 は 今 年 最 大 である 買 い 主 体 はヘッジファンドによ る 先 物 の 買 い 戻 しと 見 られるが 下 値 での 日 銀 ETFやGPIFの 買 い 支 えに 加 え 個 人 投 資 家 の 押 し 目 買 いが 顕 在 化 してきたことで 日 本 株 の 底 固 さと 物 色 意 欲 の 強 さを 再 確 認 できたのではないか ただこの 水 準 からは 高 値 圏 での 一 進 一 退 の 動 きを 想 定 短 期 的 な 過 熱 感 を 冷 ま せる 時 間 が 必 要 と 見 る( 外 国 人 投 資 家 が 夏 休 みから 戻 る 8 月 末 頃 まで) 一 方 市 場 の 関 心 が 日 米 の 金 融 政 策 や 国 内 景 気 動 向 に 向 かうと 見 られることから 今 週 から 本 格 化 する 2015 年 4-6 月 期 決 算 をしっかり 見 極 めたい このような 状 況 下 中 長 期 で 期 待 できるテーマから 中 小 型 の 関 連 株 を 選 んでみた マイナンバー もしもしホットライン (4708) 自 動 運 転 UKCホールディングス (3156) 電 子 書 籍 メディアドゥ (3678) 事 業 承 継 M&Aキャピタルパートナーズ (6080) 株 主 還 元 GCAサヴィアン (2174) 電 力 小 売 完 全 自 由 化 第 一 実 業 (8059) インバウンド 共 立 メンテナンス (9616) ( 三 感 王 )
当 たり 屋 見 参 先 週 は 日 本 や 海 外 の 株 式 市 場 は 総 じて 堅 調 だった 日 本 株 は 先 週 5 日 続 伸 と1 週 間 通 じて 戻 り 歩 調 東 証 2 部 指 数 や 日 経 ジャスダック 平 均 は 年 初 来 高 値 を 更 新 した 米 国 株 はNYダウが 高 値 に 接 近 ナスダック 指 数 は 終 値 ベースで 高 値 を 更 新 した 欧 州 株 もドイツやフランスが6 月 の 戻 り 高 値 を 超 えてきており これまでの 下 げ 基 調 に 変 化 が 出 てきた 外 部 環 境 が 落 ち 着 きを 取 り 戻 してきたことで 株 式 市 場 はリスクオ ンのムードになりつつあるように 見 える 株 式 市 場 全 体 が 戻 りつつある 中 で 注 目 すべき 足 取 りを 見 せている 大 手 建 設 株 を 取 り 上 げてみたい 大 手 建 設 株 は 日 本 株 が 下 げる 前 の 先 々 週 まで 相 場 のリード 役 のよ うな 形 で 上 昇 し なおかつその 後 の 調 整 場 面 でもあまり 押 さなかった 銘 柄 群 である このような 銘 柄 は 再 び 相 場 全 体 が 上 昇 基 調 を 取 り 戻 せば 再 度 リード 役 になることが 期 待 できる 一 方 中 国 株 の 戻 りが 鈍 いことに 注 意 が 必 要 だ それまでの 急 落 が 大 きかったこ とで 回 復 には 時 間 がかかると 思 われ コマツなど 機 械 株 の 一 角 や 鉄 鋼 株 といった 中 国 関 連 銘 柄 は 上 値 が 重 い 展 開 を 予 想 する ( 枕 上 厠 上 )
中 堅 の 視 座 16 日 にギリシャ 議 会 が 財 政 改 革 法 案 を 賛 成 多 数 で 可 決 し ギリシャ 危 機 は 収 束 し た 様 に 見 える 中 国 市 場 も 落 ち 着 きを 取 り 戻 し 今 後 は 月 末 から 始 まる 国 内 各 社 の 決 算 発 表 が 注 目 される 状 況 次 第 で 日 経 平 均 株 価 は 先 月 24 日 の 高 値 20952.71 円 を 突 き 抜 け 更 なる 上 値 を 試 す 展 開 も 期 待 できるのではないだろうか そんな 中 で 26 期 連 続 増 配 中 の 花 王 (4452) に 注 目 したい 過 去 中 国 人 の 大 量 買 い で 注 目 を 集 めた 紙 おむつ メリーズ や 温 熱 用 品 めぐりズム が 好 調 で 株 価 も 今 年 4 月 に 付 けた 上 場 来 高 値 6,270 円 に 近 づいている 28 日 発 表 予 定 の 中 間 決 算 に 期 待 したい また このところ 台 風 や 豪 雨 土 砂 災 害 時 期 はずれの 猛 暑 など 異 常 気 象 やそ れに 伴 う 自 然 災 害 の 話 題 が 度 々 報 道 される 今 まで 以 上 に 天 気 予 報 を 気 にする 人 達 も 増 えたのではないだろうか 民 間 世 界 最 大 手 の 気 象 情 報 提 供 会 社 ウェザーニューズ (4825) にも 注 目 している (G)
き ら き ら 星 ギリシャ 政 府 は 欧 州 中 央 銀 行 (ECB)と 国 際 通 貨 基 金 (IMF)に 対 する 債 務 の 支 払 いを 完 了 し ECBからの 債 務 未 払 いを 理 由 とした 資 金 供 給 を 絶 たれる 懸 念 は ひとまずなくなりました また 中 国 株 の 落 ち 着 き 米 国 NASDAQ 市 場 の 最 高 値 更 新 などから 日 経 平 均 株 価 も 近 々 21,000 円 を 超 える 展 開 を 予 想 します 高 値 警 戒 感 などから 個 人 投 資 家 の 株 売 りの 思 いが 強 い 中 それとは 裏 腹 に 日 経 平 均 株 価 は 知 らぬ 間 にといった 感 じで 再 び 高 値 トライの 展 開 となって 来 ました 昨 年 度 個 人 投 資 家 は 6.5 兆 円 を 売 り 越 し 今 年 度 もその 動 向 は 変 わりませんで したが 相 場 急 落 場 面 では 7 月 第 2 週 に 5271 億 円 と 1 年 5 ヵ 月 ぶりの 買 い 越 し 額 を 記 録 しました 株 を 売 却 した 投 資 家 の 中 でも 未 曾 有 の 低 金 利 インフレへの 対 応 から の 資 産 運 用 を 改 めて 考 え 直 す 兆 しが 見 え 始 めた 証 に 思 えます ちなみにユーラシア グループが 年 初 に 発 表 した 2015 年 のトップ リスク に は1 欧 州 の 政 情 2ロシア 3 中 国 経 済 の 成 長 率 低 下 の 影 響 4 金 融 の 兵 器 化 5イ スラム 国 などが 挙 げられています リスク 情 報 を 売 るため ではなく 買 うため としてご 利 用 下 さい (おけや)
ア ナ ロ グ の 俯 瞰 ギリシャ 問 題 を 乗 り 越 え 中 国 株 急 落 相 場 を 乗 り 越 えた これでもう 安 心 という わけにはいかないが とりあえずは 目 先 の 危 機 的 状 況 は 通 過 した 格 好 しかし その 後 に 上 値 のやや 重 い 揉 み 合 い 相 場 が 残 った 考 えようによっては 大 型 株 相 場 から 中 小 型 株 物 色 の 流 れということで 相 場 はうまく 循 環 しているとも 言 えるが 当 面 次 は 米 国 の 利 上 げ 時 期 を 探 る 相 場 となりそうだ ただ 今 の 日 本 株 相 場 は 決 して 軟 弱 な 相 場 ではなく 腰 の 強 い 相 場 に 変 貌 しつつ ある 過 去 何 度 となくあった 急 落 とその 後 の 相 場 展 開 を 最 近 の 相 場 と 比 較 すると ショックからの 立 ち 直 りが 異 常 に 早 い 金 余 りと 景 気 回 復 期 待 を 背 景 に 力 強 い 相 場 へと 産 声 を 発 しているのだ 今 後 も 外 部 環 境 に 一 喜 一 憂 することはあるだろうが 来 るべき 大 活 況 相 場 に 備 えて 思 い 切 って 仕 込 むべきかもしれない 本 当 の 意 味 での 日 出 ずる 国 の 相 場 が 始 まる そう 信 じたい 相 場 は 語 るものではなく 乗 るものだと いうことを 忘 れるべからず 右 肩 上 がりに 勇 気 を 持 ってアルプス 電 気 (6770) 再 浮 上 期 待 テクノプロ ホール ディングス (6028) 地 元 企 業 一 つ 日 成 ビルド 工 業 (1916) ( 体 調 万 全 気 分 は 上 々 なのに 株 価 は 横 這 い 空 回 りクレイジーゲーマー)
アナリストによる 北 陸 企 業 便 り ( 織 田 真 由 美 ) < 共 和 工 業 所 > 2015 年 4 月 期 連 結 決 算 は 減 収 減 益 売 上 高 が 低 迷 する 中 営 業 利 益 経 常 利 益 が 連 結 決 算 に 移 行 して 以 来 3 期 連 続 の 減 益 だ 純 利 益 も 中 国 子 会 社 の 事 業 用 固 定 資 産 の 減 損 処 理 によって 赤 字 に 転 落 した 建 設 機 械 需 要 の 先 行 きには 不 透 明 感 が 強 い コマツの 推 計 による 台 数 ベースの 需 要 では 2015 年 度 は 5 ~ 10% 程 度 の 減 少 が 見 込 まれ 2014 年 度 に 続 き 2 年 連 続 の 減 少 見 通 しだ 日 本 で 排 ガス 規 制 強 化 の 反 動 減 が 見 込 まれるほか 鉱 山 機 械 需 要 も 落 ち 込 みが 続 き 回 復 の 兆 しはまだ 見 えていない こうした 中 で 同 社 の 今 期 業 績 予 想 は 大 幅 減 収 減 益 見 通 し 同 社 は 鉱 山 機 械 などの 大 型 の 建 設 機 械 向 けが 多 いだけに 鉱 山 機 械 需 要 の 低 迷 長 期 化 が 足 を 引 っ 張 る 営 業 利 益 経 常 利 益 については 前 期 に 比 べてほぼ 半 減 の 見 通 しだ 建 設 機 械 需 要 伸 び 悩 みの 中 で 同 社 は 潤 沢 なキャッシュフローを 活 用 して 新 たな 体 制 を 構 築 中 前 期 は 中 国 子 会 社 の 減 損 処 理 を 実 施 したが 今 期 は 4 億 円 を 投 じて 本 社 隣 接 地 に 新 工 場 を 建 設 1km 離 れた 南 西 工 場 を 新 工 場 に 集 約 することで 固 定 費 削 減 効 率 化 省 力 化 を 進 める 株 価 のバリュエーションは PBR が 1 倍 を 割 り 込 み 割 安 感 はあるものの 建 設 機 械 需 要 に 先 行 き 不 透 明 感 が 強 く 業 績 回 復 には 時 間 を 要 しそうだ 投 資 判 断 はNEUT RALとする
罫 線 中 僧 10,000 9,000 8,000 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0 10,000 9,000 8,000 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000 週 足 日 足 出 所 :ブルームバーグ 4523 エーザイ 不 安 要 素 に 事 欠 かない 中 日 経 レバレッジ ETF が 連 日 売 買 代 金 のトップであることに 象 徴 されるように 個 別 株 を 大 きく 続 伸 させるほどに 買 いエネルギーは 集 中 されていない 日 経 平 均 採 用 225 銘 柄 が 平 均 的 に 買 われ 銘 柄 選 択 に 苦 しむ 場 面 だ 今 回 は 認 知 症 とガンの 領 域 において 大 きな 成 長 の 機 会 を 目 前 にしている エーザイ を 取 り 上 げたい エーザイ は 3 月 24 日 に 9,756 円 の 上 場 来 高 値 をつけた 後 7 月 の 日 経 平 均 大 幅 下 げ 局 面 での 下 げが 最 後 の 調 整 局 面 となっている アルツハイマー 型 認 知 症 治 療 薬 への 期 待 感 から 1 月 以 降 動 意 付 き 3 月 に 上 場 来 高 値 へと 駆 け 上 がった しかしその 後 7,600 円 まで 調 整 局 面 が 続 いた 足 元 の 信 用 貸 借 倍 率 は 0.53 倍 ( 買 い 41 万 売 り 79 万 )と 売 長 の 状 態 で 8,700 円 まで の 切 り 返 しとなっており 上 げの 弾 みは 近 いと 期 待 される (しんのすけ)
* 情 報 シャトル 特 急 便 は 投 資 家 の 参 考 となる 情 報 提 供 を 目 的 としておりますが 投 資 にあたってはご 自 身 の 判 断 でなされるようお 願 いします 株 式 の 売 買 取 引 には 約 定 代 金 に 対 して 最 大 1.1799%( 税 込 )(1.1799% に 相 当 する 金 額 が 2,565 円 未 満 の 場 合 は 2,565 円 ( 税 込 ))の 委 託 手 数 料 をご 負 担 いただ きます 株 式 は 株 価 の 変 動 により 損 失 が 生 じるおそれがあります 非 上 場 債 券 を 当 社 が 相 手 方 となりお 買 い 付 けいただく 場 合 は 購 入 対 価 のみお 支 払 いいただきます 債 券 は 金 利 水 準 の 変 動 などにより 価 格 が 上 下 し 損 失 を 生 じるおそれがあります 投 資 信 託 にご 投 資 いただくお 客 さまには 銘 柄 ごとに 設 定 された 販 売 手 数 料 お よび 信 託 報 酬 等 の 諸 経 費 等 をご 負 担 いただきます 投 資 信 託 は 主 に 国 内 外 の 株 式 や 公 社 債 等 の 値 動 きのある 証 券 を 投 資 対 象 とし 投 資 元 本 が 保 証 されていないため 当 該 資 産 の 市 場 における 取 引 価 格 の 変 動 や 為 替 の 変 動 等 により 投 資 1 単 位 当 りの 価 値 が 変 動 します したがって お 客 さまのご 投 資 された 金 額 を 下 回 ることもありま す 外 国 株 式 外 国 債 券 等 は 為 替 相 場 の 変 動 などにより 損 失 が 生 じるおそれがあ ります 商 品 ごとに 手 数 料 等 及 びリスクは 異 なりますので その 商 品 等 の 上 場 有 価 証 券 等 書 面 契 約 締 結 前 交 付 書 面 やお 客 様 向 け 資 料 をよくお 読 みください