全 国 の 過 疎 高 齢 社 会 で 何 が 起 きているのでしょうか? 過 疎 高 齢 社 会 で 困 ることは 何 ですか? と 問 い 困 ることカード を 書 いてもらってイ メージを 浮 き 彫 りにしてみました 以 下 は 佐 渡 よりも 過 疎 高 齢 化 が 進 行 している 全 国 100 箇 所 の 地 域 のうち 60 箇 所 に 調 査 し 寄 せられた 困 ることカード をまとめたものです その 特 徴 は 人 口 の 多 少 にかかわらず 同 じような 現 象 がおきていることでした 過 疎 には ゴールはなく 人 口 が 減 少 する 過 程 で 少 しづつ どこまでも 産 業 や 生 活 に 不 都 合 なことが おきる 状 況 がありました 家 庭 集 落 地 域 組 織 企 業 そして 産 業 におきていること 全 てに 過 疎 を 原 因 とする 困 りごと が 起 きていました 過 疎 は 人 の 身 体 を 少 しづつ 蝕 む 病 気 のようなものであり 人 々の 減 少 は 急 激 には 進 ま ないため 目 に 見 えにくく 危 機 感 が 希 薄 になります しかし 間 違 いなく 将 来 の 発 展 性 や 可 能 性 を 狭 め 地 域 や 産 業 を 子 ども 達 に 引 き 継 ごうとしている これが 結 論 でした アメリ カインディアンには この 大 地 は 先 祖 から 引 き 継 いだものでなく 子 孫 から 預 かったもの だ という 主 旨 の 言 葉 があるといいます 佐 渡 においても 同 様 な 状 況 が 出 ておりました ( 略 : 佐 渡 の 困 ること 調 査 結 果 ) わかったことはもう 一 点 ありました 小 さなカードをまとめると 体 育 館 半 周 する 規 模 となる 作 業 その 過 程 でわかったこと そ れは 過 疎 での 生 き 方 として 攻 めと 守 りを 明 確 にして 各 々 対 応 することでした 守 りの 対 応 : 過 疎 の 困 りごとの 多 くは 生 活 や 働 く 場 の 周 辺 で 多 い 人 数 で 行 っていたこ とを 少 ない 人 数 で 行 うためにおきます 少 ない 人 数 でできるシステムができない( 作 らない) うちに 対 応 を 迫 られるので 無 理 ( 無 茶 )な 頑 張 りが 必 要 となってくるのです それは ちょう ど 売 上 減 少 が 続 くと 赤 字 となり 対 症 療 法 がつづくのと 似 ています しかし 早 めの 経 費 削 減 で 同 じ 売 上 減 少 がありながら 黒 字 となり その 後 の 決 定 的 な 打 撃 を 避 けられるように 早 めはやめの 対 応 でかなりの 部 分 が 楽 になるのです 家 庭 集 落 地 域 組 織 企 業 産 業 で 各 々の 立 場 において かっての 生 活 改 善 運 動 のような 崩 壊 しないための 守 りの 再 生 運 動 が 必 要 でしょう 攻 めの 対 応 :これは 企 業 でいえば 研 究 開 発 のように 明 確 に 積 み 上 げていることが 見 え 新 製 品 開 発 のように 具 体 的 で 明 確 に 見 えるものでなければなりません 振 興 的 なものは 守 りの 戦 略 となっても ここでいう 攻 めには 該 当 いたしません この 分 野 の 特 徴 は 頑 張 る 地 域 頑 張 る 組 織 といっても よくみるとグループの 力 が 大 きいことがわります このよう な コトをおこせる 人 づくりと そのグループ 育 成 そして それらのネットワーク 化 この 中 で 地 域 の 元 気 よさ 組 織 の 元 気 よさは 生 まれ 新 しい 括 りの 生 活 コミュニティや 組 織 などの 文 化 がうまれるのです 以 上 崩 壊 しないための 守 りのシステムづくり 選 ばれ 元 気 が 出 るための 攻 めのシステ ム この 明 確 な 使 い 分 けの 必 要 性 それが 全 国 過 疎 調 査 からわかった 結 果 でした