関 節 リウマチについて 関 節 リウマチとは は 関 節 リウマチは 全 身 のさまざまな 関 節 に 痛 みや 腫 れを 生 じ しだいに 関 節 や 骨 が 破 壊 されて 変 形 していく 病 気 です 日 本 では 70 万 人 程 度 の 患 者 さんがいるとみ られています リウマチ



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目 次 事 例 法 別 5 法 別 5 70 歳 以 上 ( 患 者 負 担 割 ) 誕 生 が 昭 和 9 年 月 以 降 の 者 3 法 別 5 70 歳 以 上 ( 患 者 負 担 割 ) 特 例 措 置 対 象 者 法 別 歳 以 上 ( 患 者 負 担 割 ) 特 例 措 置

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2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

5 次 のいずれにも 該 当 する 従 業 員 は 子 が1 歳 6ヶ 月 に 達 するまでの 間 で 必 要 な 日 数 について 育 児 休 業 をするこ とができる なお 育 児 休 業 を 開 始 しようとする 日 は 原 則 として 子 の1 歳 の 誕 生 日 に 限 るものとする (1

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7 月 は 算 定 基 礎 届 の 提 出 月 です 算 定 基 礎 届 と は 事 業 主 は 7月 1日 現 在 の 被 保 険 者 すべてについて その 年 の 4月 5月 6月 に 支 給 した 報 酬 について 届 出 をしなければなりません = 図 1 この 届 出 は 毎 年 1回 そ

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- もくじ -

目  次

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

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例 3 男 性 医 師 1 歳 配 偶 者 復 帰 今 までは 配 偶 者 が を 取 得 している 場 合 を 取 得 できませんでした が 取 得 できるようになりました 職 員 は 当 該 子 が3 歳 に 達 する 日 まで 病 院 助 手 等 は 当 該 子 が1 歳 6か 月 に 達 す

改 正 後 医 療 費 控 除 の 対 象 となる 在 宅 療 養 の 介 護 費 用 の 証 明 について 改 正 前 医 療 費 控 除 の 対 象 となる 在 宅 療 養 の 介 護 費 用 の 証 明 について 平 成 2 年 7 月 27 日 老 福 第 145 号 平 成 2 年 7 月

もくじ 制 度 のしくみと 財 政 運 営 2 対 象 となる 方 ( 被 保 険 者 ) 3 被 保 険 者 証 4 保 険 料 5 保 険 料 の 決 め 方 5 保 険 料 の 軽 減 が 受 けられる 場 合 6 保 険 料 の 算 定 例 8 保 険 料 の 納 め 方 10 保 険 料

Ⅰ 年 金 制 度 昭 和 37 年 12 月 1 日 に 地 方 公 務 員 等 共 済 組 合 法 が 施 行 され 恩 給 から 年 金 へ 昭 和 61 年 4 月 から 20 歳 以 上 60 歳 未 満 のすべての 国 民 が 国 民 年 金 に 加 入 厚 生 年 金 基 金 職 域

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 161,7 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

(2) 国 民 年 金 の 保 険 料 国 民 年 金 の 第 1 号 被 保 険 者 および 任 意 加 入 者 は, 保 険 料 を 納 めなければなりま せん また,より 高 い 老 齢 給 付 を 望 む 第 1 号 被 保 険 者 任 意 加 入 者 は, 希 望 により 付 加 保 険

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技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

2 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 (26 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 静 岡 県 国 類 似 団 体 2 技 能 労 務 職 区 41.8 歳 42.6 歳 43.5

Transcription:

オレンシア による 治 療 を 受 ける 方 へ 点 滴 皮 下 注 射 オレンシアによる 治 療 には 点 滴 による 投 与 と 皮 下 注 射 による 投 与 のふた 通 りがあります 監 修 竹 内 勤 先 生 慶 應 義 塾 大 学 医 学 部 内 科 学 教 室 リウマチ 内 科 教 授

関 節 リウマチについて 関 節 リウマチとは は 関 節 リウマチは 全 身 のさまざまな 関 節 に 痛 みや 腫 れを 生 じ しだいに 関 節 や 骨 が 破 壊 されて 変 形 していく 病 気 です 日 本 では 70 万 人 程 度 の 患 者 さんがいるとみ られています リウマチ と 聞 くと 高 齢 者 の 病 気 というイメージを 持 たれること がありますが 実 際 には 30 ~ 50 歳 代 で 発 症 することが 多 く また 10 歳 代 や 20 歳 代 で 発 症 する 方 もいます 患 者 さんは 女 性 のほうが 多 いですが 男 性 の 患 者 さん も 少 なくありません か ん か い 関 節 リウマチの 治 療 症 状 のない 寛 解 を 目 指 して 関 節 リウマチの 薬 物 療 法 は 関 節 の 腫 れや 痛 みをやわらげ 関 節 の 破 壊 が 進 むのを 防 ぐために 行 います 薬 物 療 法 は 関 節 リウマチを 発 症 後 できるだけ 早 い 時 期 に 開 始 し 腫 れや 痛 みなどの 症 状 のない 寛 解 と 呼 ばれる 状 態 を 目 指 すことが 理 想 的 です また 痛 みや 腫 れなどの 症 状 が 強 い 方 で 全 身 の 関 節 に 症 状 がみられる 方 であって も できる 限 り 症 状 が 軽 く 落 ち 着 いた 状 態 にしていくことが 必 要 です 1

なお これまでの 薬 物 療 法 の 効 果 が 十 分 でなく 関 節 リウマチによる 関 節 の 破 壊 が 進 んだ 方 であっても けっしてあきらめる 必 要 はありません 最 近 の 薬 物 療 法 の 進 歩 によって 発 病 後 何 年 も 経 過 した 方 であっても 関 節 の 腫 れや 痛 みなどの 症 状 が かなり 抑 えられることがわかっており よりよい 日 常 生 活 を 送 れるようになること が 期 待 されています 関 節 リウマチの 免 疫 の 異 常 と 治 療 法 関 節 リウマチは 免 疫 の 異 常 によって 起 きる 病 気 です 免 疫 は 本 来 細 菌 やウイ ルスなどの 病 原 体 から 自 分 の 身 体 を 守 るための 機 能 ですが 関 節 リウマチでは 免 疫 が 自 分 の 身 体 特 に 関 節 を 誤 って 攻 撃 することによって 関 節 の 炎 症 ( 痛 みや 腫 れ) を 引 き 起 こし 関 節 が 破 壊 されると 考 えられています 関 節 リウマチの 治 療 では 免 疫 の 異 常 に 対 して 働 く 薬 剤 (DMARD:ディーマード と 呼 びます)を 使 って 関 節 リウマチの 進 行 を 抑 えるための 治 療 を 行 います この 冊 子 で 紹 介 する オレンシア という 新 しい 薬 剤 も 免 疫 の 異 常 に 対 して 働 くこと によって 関 節 リウマチによる 関 節 の 痛 みや 腫 れなどの 症 状 を 改 善 します 細 菌 や ウイルスなど 免 疫 免 疫 は 細 菌 やウイルスなど から 身 体 をまもる 仕 組 み 関 節 リウマチでは 免 疫 が 自 分 の 身 体 ( 関 節 など)を 攻 撃 している 2

オレンシアとは ( 一 般 名 :アバタセプト) オレンシアは 免 疫 が 誤 って 自 分 の 身 体 を 攻 撃 しないよう 免 疫 をつかさどるT ティーリン パ 球 という 細 胞 (T 細 胞 )のはたらきを 抑 えます T 細 胞 のはたらきが 抑 えられると 関 節 の 痛 みや 腫 れを 引 き 起 こすサイトカインというタンパク 質 が 過 剰 に 作 られなく なり 関 節 の 痛 みや 腫 れが 和 らげられます ただし オレンシアはすべての 関 節 リウマチの 患 者 さんに 効 果 がみられるわけでは ありません(オレンシアの 効 果 については 5 ~ 9 ページをご 覧 ください) ぼくの 名 前 はオレンシア 今 関 節 で たいへんなこと がおきているらしい これから からだの 中 に 入 って T 細 胞 くん に 会 ってきます わっ! たいへんだぁー T 細 胞 くんの 様 子 が お かしい みんな 攻 撃 だ! どうだ! サイトカイン 銃 の 威 力 は! 関 節 の 細 胞 T 細 胞 ( てぃーさい ぼう) T リンパ 球 とも 呼 ばれます 細 菌 やウイルスなどの 病 原 体 が 身 体 に 侵 入 した 際 これらを 攻 撃 するの が 免 疫 のはたらきですが T 細 胞 は 免 疫 をコント ロールする いわば 司 令 官 のような 役 割 を 果 たし ています 関 節 リウマチでは T 細 胞 は 抗 原 提 示 細 胞 から 誤 った 情 報 を 受 け 取 ります すると T 細 胞 はマク ロファージや B 細 胞 などの 細 胞 に 自 分 自 身 の 身 体 ( 関 節 の 細 胞 )を 攻 撃 するように 指 令 を 出 します マクロファージ 身 体 に 入 ってきた 病 原 体 を 食 べたり サイトカインを 出 して 攻 撃 する 細 胞 関 節 リウマチでは マクロファージか ら 炎 症 を 引 き 起 こすサイトカインが 必 要 以 上 につ くりだされることが 知 られています B 細 胞 ( び ーさい ぼう) 免 疫 を 担 う 細 胞 の 一 種 で サイトカ インや 抗 体 をつくりだして 病 原 体 を 攻 撃 するはたらきをもっています 3

抗 原 提 示 細 胞 細 菌 やウイルスなどの 病 原 体 ( 抗 原 )が 身 体 に 侵 入 した 際 それらを T 細 胞 に 伝 える 役 割 をもつ 細 胞 関 節 リウマチでは 抗 原 提 示 細 胞 から T 細 胞 に 対 して 誤 った 情 報 が 伝 えられ T 細 胞 が 自 分 自 身 の 身 体 を 攻 撃 するような 命 令 を 出 すもの と 考 えられています T 細 胞 くん きみは 戦 う 相 手 を まちがえてるよ わーい! よかったぁー これで 症 状 が おさまるな みんな! もうおとなしく してね 攻 撃 終 了! オレンシアは T 細 胞 が 間 違 った 命 令 を 出 さない よう T 細 胞 のはたらきを 抑 えます サイトカイン さまざまな 細 胞 がつくりだすタンパク 質 関 節 リウマチでは 炎 症 を 引 き 起 こしたり 関 節 を 破 壊 したりする 作 用 をもつサイトカインが 過 剰 につくりだされています 4

オレンシアの 効 果 について オレンシアの 投 与 によって 関 節 の 腫 れや 痛 み などの 症 状 の 改 善 が 期 待 できます 症 状 を 改 善 する 効 果 日 本 人 の 関 節 リウマチ 患 者 さんに6ヶ 月 間 オレンシアを 投 与 した 調 査 * では オレンシアの 投 与 によって およそ9 割 の 方 に 効 果 がみられました * メトトレキサート(リウマトレックスなど)を 服 用 していても 効 果 が 十 分 でなかった 関 節 リウマチ 患 者 さん61 名 に 新 たにオレンシアを 投 与 して 症 状 が 改 善 するかどうかを 調 べた 結 果 上 の グラフは 関 節 の 痛 みや 腫 れ 体 調 のよさ 血 液 検 査 の 結 果 を 数 値 化 して オレンシアを 投 与 する 前 と 投 与 を 始 めてから6ヶ 月 経 った 後 を 比 べ 一 定 以 上 の 反 応 ( 効 果 )がみられた 方 の 割 合 を 調 査 したものです 出 典 :Takeuchi T, et al. Mod Rheumatol 2013; 23: 226-235. 5

オレンシアの 点 滴 と 皮 下 注 射 は 同 程 度 の 効 果 があることが 示 されています 点 滴 と 皮 下 注 射 の 効 果 日 本 人 の 関 節 リウマチ 患 者 さんを 対 象 に 行 った 調 査 *では オレンシアの 点 滴 と 皮 下 注 射 による 効 果 は 同 程 度 でした (%) 100 80 60 40 症 状 が 改 善 した 方 の 割 合 20 0 オレンシアを 点 滴 で 投 与 した 方 オレンシアを 皮 下 注 射 で 投 与 した 方 15 29 57 85 113 141 169( 日 ) 投 与 期 間 * メトトレキサート(リウマトレックスなど)を 服 用 していても 効 果 が 十 分 でなかった 関 節 リウ マチ 患 者 さんのうち 59 名 が 点 滴 で 59 名 が 皮 下 注 射 でオレンシアを 投 与 し 症 状 の 改 善 を 調 査 した 結 果 出 典 :Iwahashi M, et al. Mod Rheumatol 2014; 24: 885-891. どうなったら 以 下 の 条 件 を 満 たしたとき 症 状 が 改 善 した としています 症 状 が 改 善 した と 判 断 される 痛 みを 伴 う 関 節 と 腫 れている 関 節 の 数 が 20% 以 上 減 っている かつ のですか? 以 下 の 5 項 目 中 3 項 目 以 上 が 20% 以 上 改 善 1. 患 者 さんによる 疼 痛 の 評 価 2. 患 者 さんによる 全 般 評 価 3. 医 師 による 全 般 評 価 4. 患 者 さんによる 日 常 生 活 動 作 の 評 価 5. 炎 症 マーカー:CRP(C 反 応 性 タンパク) 又 は ESR( 赤 血 球 沈 降 速 度 ) これは リウマチのお 薬 の 効 果 を 調 べるときによく 使 われる 判 断 基 準 です 6

オレンシアは 効 果 の 長 続 きする 薬 です 長 期 間 にわたるオレンシアの 効 果 関 節 リウマチ 患 者 さんを 対 象 に 行 った 調 査 *では オレンシアの 効 果 は5 年 間 にわたって 持 続 しました *メトトレキサート(リウマトレックスなど)を 服 用 していても 効 果 が 十 分 でなかった 関 節 リウ マチ 患 者 さんに 5 年 間 にわたってオレンシアの 投 与 を 受 けていただき 症 状 の 改 善 を 調 査 した 結 果 ( 海 外 ) 出 典 :Kremer JM, et al. Ann Rheum Dis 2009; 68(Suppl 3)444. どうなったら 以 下 の 条 件 を 満 たしたとき 症 状 が 改 善 した としています 症 状 が 改 善 した と 判 断 される 痛 みを 伴 う 関 節 と 腫 れている 関 節 の 数 が 20% 以 上 減 っている かつ のですか? 以 下 の 5 項 目 中 3 項 目 以 上 が 20% 以 上 改 善 1. 患 者 さんによる 疼 痛 の 評 価 2. 患 者 さんによる 全 般 評 価 3. 医 師 による 全 般 評 価 4. 患 者 さんによる 日 常 生 活 動 作 の 評 価 5. 炎 症 マーカー:CRP(C 反 応 性 タンパク) 又 は ESR( 赤 血 球 沈 降 速 度 ) これは リウマチのお 薬 の 効 果 を 調 べるときによく 使 われる 判 断 基 準 です 7

オレンシアの 投 与 により 関 節 の 破 壊 を 防 ぐ 効 果 が 期 待 できます 関 節 が 破 壊 されるのを 防 ぐ 効 果 関 節 リウマチ 患 者 さんを 対 象 に 行 われた 調 査 *では オレンシアの 投 与 を 受 け ることによって 関 節 の 破 壊 を 防 げることがわかっています * メトトレキサート(リウマトレックスなど)を 服 用 しても 効 果 が 十 分 でなかった 関 節 リウマチ 患 者 さんにオレンシアを 1 年 間 投 与 し 関 節 の 破 壊 の 程 度 をメトトレキサートのみ 服 用 されてい た 患 者 さんと 比 較 した 臨 床 試 験 ( 海 外 ) 出 典 :Genant HK, et al. Ann Rheum Dis 2008; 67: 1084-1089. どうなったら 関 節 破 壊 が 以 下 のような 方 法 で 関 節 破 壊 が 抑 えられているかどうかを 評 価 します 抑 えられている 調 査 開 始 時 点 と 調 査 開 始 から 一 定 期 間 後 の 手 と 足 のレントゲン 像 を 比 較 し と 評 価 できる 関 節 の 破 壊 がどの 程 度 進 んでいたかを 判 定 します のですか? (シャープスコアと 呼 ばれる 方 法 による 評 価 ) 8

オレンシアの 投 与 により 日 常 生 活 での 動 作 が しやすくなる 効 果 が 期 待 できます 日 常 生 活 での 動 作 がしやすくなる 効 果 関 節 リウマチ 患 者 さんを 対 象 に 行 った 調 査 * では オレンシアの 投 与 により 日 常 生 活 での 動 作 ( 衣 服 の 脱 ぎ 着 食 事 歩 く ものをつかむ など)がしや すくなる 効 果 が 得 られました * メトトレキサート(リウマトレックスなど)を 服 用 していても 効 果 が 十 分 でなかった 関 節 リウマ チ 患 者 さんにオレンシアを 投 与 し アンケート 調 査 で オレンシアを 投 与 する 前 と 比 べて 日 常 生 活 での 動 作 がしやすくなったかどうかを 調 べた 臨 床 試 験 ( 海 外 ) 出 典 :Russell AS, et al. Ann Rheum Dis 2007; 66: 189-194. どのように 患 者 さんへのアンケートで 日 常 生 活 での 動 作 を 調 査 します 日 常 生 活 の 動 作 は 評 価 するの 衣 服 の 着 脱 や 食 事 歩 行 などの 日 常 生 活 の 動 作 について 患 者 さんの 回 答 を 集 計 し ですか? 点 数 化 します 点 数 が 小 さいほど 日 常 生 活 上 の 支 障 が 少 ないことを 示 しています (HAQ(ハック)と 呼 ばれる 方 法 による 評 価 ) 9

オレンシアの 副 作 用 オレンシアによる 副 作 用 には 次 のようなものがあります 感 染 症 オレンシアはTリンパ 球 のはたらきを 抑 えることによって 関 節 リウマチの 症 状 を 抑 えますが Tリンパ 球 は 細 菌 やウイルスに 対 する 免 疫 による 防 御 も 担 っている ため オレンシアの 投 与 により 感 染 症 にかかりやすくなる 可 能 性 があります オレンシアによる 治 療 を 受 けた 患 者 さんで 鼻 咽 頭 炎 気 管 支 炎 などの 感 染 症 の はいけつしょう ほうそうえん 他 敗 血 症 ( 細 菌 が 血 液 によって 全 身 に 運 ばれる 感 染 症 ) 肺 炎 蜂 巣 炎 ( 皮 膚 深 部 に 生 じる 感 染 症 の 一 種 )などの 重 い 感 染 症 も 報 告 されています < 初 期 症 状 > はいけつしょう 敗 血 症 :ふるえる 寒 気 がする 熱 がある 脱 力 する 錯 乱 する 嘔 吐 する 下 痢 をするなど 肺 炎 :たんを 伴 う 咳 が 出 る 熱 がある 息 切 れする 胸 が 痛 む 寒 気 がするなど ほうそうえん 蜂 巣 炎 : 皮 膚 が 赤 くなる 押 すと 痛 む 熱 をもって 腫 れるなど これらの 症 状 がみられた 場 合 は 直 ちに 主 治 医 にご 相 談 ください 10

アレルギー 反 応 アナフィラキシーと 呼 ばれる 急 激 で 強 いアレルギー 反 応 や 低 血 圧 じんましん 呼 吸 困 難 などの 重 いアレルギー 症 状 があらわれることがあります このようなアレルギー 反 応 は オレンシアの 投 与 ( 点 滴 )を 受 けている 間 や 受 けた 後 に 起 きる 可 能 性 があります 投 与 中 やご 帰 宅 後 に 気 分 が 悪 くなったり 息 苦 しさやかゆみなどを 感 じたら すぐに 主 治 医 や 看 護 師 にお 知 らせください かんしつせい 間 質 性 肺 炎 ( 肺 炎 の 一 種 ) 間 質 性 肺 炎 があらわれることが あります 間 質 性 肺 炎 では 階 段 を 上 ったり 少 し 無 理 をする と 息 切 れがする 息 苦 しくなる からせき 空 咳 が 出 る 発 熱 する などの 症 状 がみられ このような 症 状 が 急 にあらわれたり つづくこ とがあります これらの 症 状 が みられた 場 合 は 直 ちに 主 治 医 にご 相 談 ください その 他 オレンシアとの 関 連 性 は 明 らかになっていませんが オレンシアによる 治 療 を 受 けた 患 者 さんで 悪 性 腫 瘍 (がん)が 起 きたことが 報 告 されています ただし オレンシアを 投 与 しなかった 関 節 リウマチの 患 者 さんと がんの 発 生 率 に 差 は ありませんでした また これまでの 調 査 では オレンシアを 長 期 間 にわたって 投 与 してもがんの 発 生 率 は 増 加 しないことがわかっています 11

次 の 病 気 にかかっている もしくはかかったことのある 方 は 主 治 医 にお 申 し 出 ください 感 染 症 ( 敗 血 症 肺 炎 など) 結 核 B 型 肝 炎 悪 性 腫 瘍 (がん) かんせん 乾 癬 へいそくせい 慢 性 閉 塞 性 肺 疾 患 * 間 質 性 肺 炎 シーオーピーディー * 肺 気 腫 慢 性 気 管 支 炎 COPD( 慢 性 閉 塞 性 肺 疾 患 の 略 語 )などの 病 名 で 診 断 されること があります 妊 婦 又 は 妊 娠 している 可 能 性 のある 方 は 主 治 医 にお 申 し 出 ください オレンシアで 治 療 をされている 方 は 授 乳 をすることができません 授 乳 中 の 方 は 授 乳 を 中 止 してください 他 の 病 院 でオレンシアの 投 与 を 受 けたことのある 方 は 主 治 医 にお 申 し 出 ください 12

オレンシアによる 治 療 を 受 けている 方 に ご 注 意 いただきたいこと オレンシアによる 治 療 を 受 けている 期 間 中 は 次 のような 点 に 注 意 してください 感 染 症 を 防 ぐため 日 頃 からうがいや 手 洗 いを 行 い 規 則 正 しい 生 活 を 心 がけてください 予 防 接 種 を 受 ける 場 合 には 事 前 に 必 ず 主 治 医 に 相 談 してください 妊 娠 していることが 分 かった 場 合 には すぐに 主 治 医 に 連 絡 してください オレンシアによる 治 療 を 受 けている 間 は 重 い 副 作 用 が 起 きるのを 防 ぐために 定 期 的 に 検 査 を 行 いますが 患 者 さんご 自 身 にも 体 調 管 理 に 気 をつけていただくこと で 副 作 用 の 症 状 が 重 くなるのを 防 ぐことができます 次 のような 症 状 があらわれ た 場 合 には 次 の 診 察 日 まで 待 たずに すぐに 主 治 医 に 連 絡 して 診 察 を 受 けるよう にしてください 発 熱 咳 たん のどの 痛 み 鼻 みず 鼻 づまり だるさ 発 疹 皮 膚 のかゆみ 息 切 れ 息 苦 しさ その 他 いつもと 違 う 症 状 が 出 ているなど 何 らかの 体 調 の 変 化 があった 場 合 には 必 ず 主 治 医 もしくは 看 護 師 薬 剤 師 にお 伝 えください 13

オレンシアの 投 与 スケジュール 点 滴 の 場 合 オレンシアは 3 回 目 までは 2 週 間 に 1 回 3 回 目 以 降 は 4 週 間 に 1 回 点 滴 で 投 与 します 1 回 の 点 滴 は 30 分 かけて 行 います 皮 下 注 射 の 場 合 オレンシアは 週 に 1 回 の 皮 下 注 射 で 投 与 します また 1 回 目 の 皮 下 注 射 の 前 にオレンシアを 点 滴 で 投 与 します ただし 点 滴 ができない 場 合 には 皮 下 注 射 から 始 めることもできます 自 己 注 射 をご 希 望 の 際 には 主 治 医 までおたずねください 14

オレンシアの 投 与 中 や 投 与 を 受 けた 後 に 息 苦 しい かゆみがある など 少 し でもおかしいと 思 われることがあったら すぐに 主 治 医 もしくは 看 護 師 にお 伝 えください 自 己 注 射 の 方 法 については こちらの 冊 子 でも 解 説 をしています 15

さまざまな 制 度 が 利 用 できる 場 合 があります 所 得 税 からの 医 療 費 控 除 や 高 額 療 養 費 など さまざまな 制 度 を 利 用 できる 場 合 が あります 主 な 制 度 高 額 療 養 費 制 度 高 額 療 養 費 貸 付 制 度 医 療 費 控 除 傷 病 手 当 金 介 護 保 険 制 度 身 体 障 害 者 福 祉 制 度 内 容 ひとつの 医 療 機 関 で 支 払 った 1 か 月 間 の 医 療 費 ( 自 己 負 担 額 )が 自 己 負 担 限 度 額 を 超 える 場 合 には 限 度 額 を 超 えた 分 の 払 い 戻 しを 受 けることができます 高 額 な 自 己 負 担 分 を 支 払 うのが 困 難 に なった 場 合 無 利 子 で 融 資 を 受 けること ができます ご 自 身 やご 家 族 が 1 年 間 に 支 払 った 医 療 費 の 合 計 が 一 定 額 を 超 えた 場 合 に 所 得 税 が 減 免 されます 被 用 者 保 険 に 加 入 している 場 合 病 気 の ために 連 続 して 3 日 間 以 上 仕 事 を 休 み 各 健 康 保 険 組 合 給 与 の 支 払 いがないときに 支 給 を 受 ける または 協 会 けんぽの 窓 口 ことができます 訪 問 介 護 リハビリテーションなどを 受 け ることができます 医 療 費 の 助 成 税 金 の 控 除 交 通 機 関 の 運 賃 割 引 などを 受 けることができます お 問 い 合 わせ 窓 口 国 民 健 康 保 険 : 各 市 区 町 村 の 健 康 保 険 組 合 の 窓 口 被 用 者 保 険 : 各 事 業 所 または 協 会 けんぽ の 窓 口 各 自 治 体 の 税 務 署 各 市 区 町 村 の 窓 口 身 体 障 害 者 手 帳 の 交 付 を 受 けられるかどうか 受 けられ る 方 については 等 級 を 判 断 する 必 要 があります まず 主 治 医 におたずねください 利 用 できる 制 度 は その 方 がご 加 入 になっている 健 康 保 険 や 障 害 の 程 度 収 入 などによって 異 なります 詳 しくは 該 当 する 問 い 合 わせ 窓 口 でご 確 認 ください 16

17 MEMO

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ホームページアドレス リウマチ Tea room http://bms.co.jp/ra/ 関 節 リウマチの 患 者 さんと 周 りで 支 える 方 を 応 援 する ウェブサイトです 高 額 療 養 費 パーフェクトマスター http://www.bms.co.jp/kogakuryoyo/ 高 額 療 養 費 制 度 の 内 容 と 利 用 方 法 について 紹 介 した ウェブサイトです 医 療 施 設 名 連 絡 先 163-1328 東 京 都 新 宿 区 西 新 宿 6-5-1 541-8564 大 阪 市 中 央 区 久 太 郎 町 1 丁 目 8 番 2 号 オレンシアおよびORENCIAはBristol-Myers Squibb Companyまたはその 関 連 会 社 の 商 標 または 登 録 商 標 です 2015 年 8 月 作 成 OR/15-08/0661/17-07 ORC-F008