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疑わしい取引の参考事例

6-1 第 6 章 ストック オプション 会 計 設 例 1 基 本 的 処 理 Check! 1. 費 用 の 計 上 ( 1 年 度 ) 2. 費 用 の 計 上 ( 2 年 度 )- 権 利 不 確 定 による 失 効 見 積 数 の 変 動 - 3. 費 用 の 計 上 ( 3 年 度 )-

2016年夏のボーナス見通し

は し が き

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平 成 27 年 度 第 3 四 半 期 運 用 状 況 の 概 要 第 3 四 半 期 の 運 用 資 産 額 は 2 兆 4,339 億 円 となりました 第 3 四 半 期 の 修 正 総 合 収 益 率 ( 期 間 率 )は +2.05%となりました 実 現 収 益 率 は +1.19%です

検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

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情 報 通 信 機 器 等 に 係 る 繰 越 税 額 控 除 限 度 超 過 額 の 計 算 上 控 除 される 金 額 に 関 する 明 細 書 ( 付 表 ) 政 党 等 寄 附 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 国 庫 補 助 金 等 の 総 収 入 金 額 不 算 入 に 関

4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 新 規 社 ( 社 名 ) 除 外 社 ( 社 名 ) (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の

(2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 該 当 事 項 はありません (3) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 作 成 に 係 る 会 計 処 理 の 原 則 手 続 表 示 方 法 等 の 変 更 当

第 40 回 中 央 近 代 化 基 金 補 完 融 資 推 薦 申 込 み 公 募 要 綱 1 公 募 推 薦 総 枠 30 億 円 一 般 物 流 効 率 化 促 進 中 小 企 業 高 度 化 資 金 貸 付 対 象 事 業 の 合 計 枠 2 公 募 期 間 平 成 28 年 6 月 20

2000 年 12 月 輸 出 の 減 速 によりテンポはやや 鈍 化 しているものの 緩 やかな 回 復 を 続 けている 2001 年 1 月 緩 やかな 回 復 を 続 けているが そのテンポは 輸 出 の 減 速 により 鈍 化 している 2001 年 2 月 緩 やかな 回 復 を 続 け

回 答 Q3-1 土 地 下 落 の 傾 向 の 中 固 定 資 産 税 が 毎 年 あがるのはなぜですか? 質 問 : 土 地 下 落 の 傾 向 の 中 土 地 の 固 定 資 産 税 が 毎 年 あがるのはなぜですか? 答 : あなたの 土 地 は 過 去 の 評 価 替 えで 評 価 額 が

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任意整理について | 多重債務Q&A | 公益財団法人 日本クレジットカウンセリング協会

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(1)1オールゼロ 記 録 ケース 厚 生 年 金 期 間 A B 及 びCに 係 る 旧 厚 生 年 金 保 険 法 の 老 齢 年 金 ( 以 下 旧 厚 老 という )の 受 給 者 に 時 効 特 例 法 施 行 後 厚 生 年 金 期 間 Dが 判 明 した Bは 事 業 所 記 号 が

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

注 記 事 項 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 : 無 (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 : 有 ( 注 ) 詳 細 は 添 付 資 料 4ページ 2.サマリー 情 報 (

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代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

表紙

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弁護士報酬規定(抜粋)

事 業 税 の 外 形 標 準 課 税 事 業 税 は 都 道 府 県 が 所 得 ( 利 益 )に 対 して 課 税 します 1. 個 人 事 業 税 業 種 区 分 税 率 ( 標 準 税 率 ) 第 1 種 事 業 ( 物 品 販 売 業 製 造 業 金 銭 貸 付 業 飲 食 店 業 不 動

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

1 ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 の 事 業 税 の 課 税 について ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 は 収 入 金 額 を 課 税 標 準 として 収 入 割 の 申 告 となります ( 法 72 条 の2 72 条 の 12 第 2 号 ) ガス 供 給 業 とその 他 の 事

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1 予 算 の 姿 ( 平 成 25 当 初 予 算 ) 長 野 県 財 政 の 状 況 H 現 在 長 野 県 の 予 算 を 歳 入 面 から 見 ると 自 主 財 源 の 根 幹 である 県 税 が 全 体 の5 分 の1 程 度 しかなく 地 方 交 付 税 や 国 庫 支

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4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 有

金 の 投 資 資 金 の 動 き ETF 残 高 減 少 と 先 物 買 い 拡 大 金 ETFの 現 物 保 有 高 大 口 投 機 家 の 取 組 =CFTC NY 金 単 位 : 枚 ドバイ アメリカ 南 アフリカ ロンドン オーストラリア ドル 建 て 金

1. 決 算 の 概 要 法 人 全 体 として 2,459 億 円 の 当 期 総 利 益 を 計 上 し 末 をもって 繰 越 欠 損 金 を 解 消 しています ( : 当 期 総 利 益 2,092 億 円 ) 中 期 計 画 における 収 支 改 善 項 目 に 関 して ( : 繰 越

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片岡氏提出資料

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一般競争入札について

平 成 24 年 4 月 1 日 から 平 成 25 年 3 月 31 日 まで 公 益 目 的 事 業 科 目 公 1 公 2 公 3 公 4 法 人 会 計 合 計 共 通 小 計 苦 情 相 談 解 決 研 修 情 報 提 供 保 証 宅 建 取 引 健 全 育 成 Ⅰ. 一 般 正 味 財

定 性 的 情 報 財 務 諸 表 等 1. 連 結 経 営 成 績 に 関 する 定 性 的 情 報 当 第 3 四 半 期 連 結 累 計 期 間 の 業 績 は 売 上 高 につきましては 前 年 同 四 半 期 累 計 期 間 比 15.1% 減 少 の 454 億 27 百 万 円 となり

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定款  変更

参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この

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答申第585号

中国会社法の改正が外商投資企業に与える影響(2)

4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 有

2 1.ヒアリング 対 象 (1) 対 象 範 囲 分 類 年 金 医 療 保 険 雇 用 保 険 税 備 考 厚 生 年 金 の 資 格 喪 失 国 民 年 金 の 加 入 老 齢 給 付 裁 定 請 求 など 健 康 保 険 の 資 格 喪 失 国 民 健 康 保 険 の 加 入 健 康 保 険

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(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

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(1) 社 会 保 険 等 未 加 入 建 設 業 者 の 確 認 方 法 等 受 注 者 から 提 出 される 施 工 体 制 台 帳 及 び 添 付 書 類 により 確 認 を 行 います (2) 違 反 した 受 注 者 へのペナルティー 違 反 した 受 注 者 に 対 しては 下 記 のペ

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

厚 生 年 金 は 退 職 後 の 所 得 保 障 を 行 う 制 度 であり 制 度 発 足 時 は 在 職 中 は 年 金 を 支 給 しないこととされていた しかしながら 高 齢 者 は 低 賃 金 の 場 合 が 多 いと いう 実 態 に 鑑 み 在 職 者 にも 支 給 される 特 別

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損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

[ 組 合 員 期 間 等 の 特 例 ] 組 合 員 期 間 等 については 年 齢 職 種 などにより 過 去 の 制 度 からの 経 過 措 置 が 設 けられ ており 被 用 者 年 制 度 の 加 入 期 間 ( 各 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 など)については 生 年 月 日

JA 岩 手 県 信 連 現 況 014 会 員 地 域 住 民 事 主 貯 金 預 普 通 貯 金 当 座 貯 金 定 期 貯 金 定 期 積 金 総 合 口 座 各 種 貯 金 目 的 期 間 金 額 利 用 岩 手 県 収 納 代 理 金 融 機 関 県 市 町 村 指 定 代 理 収 納 代

損 益 計 算 書 ( 自 平 成 25 年 4 月 1 日 至 平 成 26 年 3 月 31 日 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 75,917 取 引 参 加 料 金 39,032 上 場 関 係 収 入 11,772 情 報 関 係 収 入 13,352 そ

別 紙 1 ウィズファミリー 商 品 概 要 1. しくみ 図 このイメージ 図 は 将 来 の 積 立 金 額 や 死 亡 給 付 金 額 などを 保 証 するものではありません 実 際 の 積 立 金 額 死 亡 給 付 金 額 などは 運 用 実 績 によって 変 動 します 2. 商 品 概

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業 種 別 業 況 は 製 造 業 が 46.2 で 前 期 より 12.3 ポイント 低 下 ( 前 期 33.9) し 建 設 業 が 48.1 で 13.1 ポイントの 低 下 商 業 サービス 業 が 65.1 で 3.4 ポイントの 低 下 となりました 製 造 業 のポイントの 低 下

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No.7 アメリカ 合 衆 国 小 規 模 事 例 (そ4) 助 金 も 財 源 になっている しかし 小 規 模 事 業 体 では 連 邦 政 府 から 基 金 はもちろん 市 から 補 助 金 もまったくない が 実 状 である すなわち 給 人 口 が25 人 から100 人 規 模 小 規

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平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

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(15) 兵 庫 県 道 高 速 湾 岸 線 (16) 神 戸 市 道 高 速 道 路 2 号 線 (17) 兵 庫 県 道 高 速 北 神 戸 線 (18) 神 戸 市 道 高 速 道 路 北 神 戸 線 (19) 神 戸 市 道 高 速 道 路 湾 岸 線 のうち 上 り 線 については 神 戸

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労働時間と休日は、労働条件のもっとも基本的なものの一つです

(1) 貸 借 対 照 表 ( 平 成 26 年 11 月 30 日 現 在 ) ( 単 位 : 千 円 ) 資 産 の 部 負 債 の 部 科 目 金 額 科 目 金 額 流 動 資 産 4,623,985 流 動 負 債 3,859,994 現 金 及 び 預 金 31,763 支 払 手 形

第4回税制調査会 総4-1

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Taro-契約条項(全部)

Transcription:

経 済 為 替 ニュース SUMITOMO MITSUI TRUST BANK, LIMITED FX NEWS 第 2184 号 2013 年 10 月 28 日 ( 月 曜 日 ) Is tapering getting far? 量 的 金 融 緩 和 の 縮 小 (tapering)は 当 面 ない という 判 断 に 至 るアメリカ 経 済 の 脆 弱 性 が 顕 在 化 し 国 の 強 さを 表 象 するドルが 弱 くなり 対 外 対 内 でのオバマ 政 権 の 機 能 不 全 が 露 呈 する 中 で 同 国 の 株 式 市 場 が 堅 調 な 展 開 を 続 けている 何 故 か と 問 いを 発 し 超 金 融 緩 和 相 場 だから と 答 えるのは 簡 単 だが 問 題 はその 持 続 性 であり 他 のマー ケットへの 影 響 度 であると 思 わせられる 今 週 のマーケットとなろう ニューヨークの 株 は 指 標 で 見 る 限 り 非 常 に 強 い 先 週 金 曜 日 までの7 営 業 日 で5 回 も SP500 種 株 価 指 数 は 高 値 更 新 となった ダウなど 他 の 指 標 も9 月 の 高 値 に 迫 る 勢 いだ むろ ん 米 経 済 の 強 さを 示 す 指 標 ( 直 近 の 耐 久 財 受 注 )も 部 分 的 にはあり また 米 企 業 業 績 にも 好 調 なものもあるが 株 高 には 市 場 関 係 者 からも 先 行 き 懸 念 が 出 る 展 開 だ ニューヨーク 証 券 取 引 所 (NYSE)が 発 表 するマージン デット( 証 拠 金 債 務 )を 見 ると9 月 は 過 去 最 高 の 4012 億 ドル( 約 39 兆 円 )に 達 している それだけ 手 元 資 金 ではなく 借 金 で 株 を 買 って いる 人 が 多 いということだ 対 して 米 経 済 の 弱 さを 改 めてマーケットに 知 らせしめたのは 当 初 発 表 予 定 より 半 月 以 上 遅 れて 先 週 22 日 に 公 表 された9 月 の 雇 用 統 計 だ 9 月 の 非 農 業 部 門 就 業 者 の 増 加 数 は 14 万 8000 人 と マーケット 予 想 の18 万 人 を 大 幅 に 下 回 った 8 月 分 は19 万 300 0 人 増 と 当 初 発 表 の16 万 9000 人 増 から 上 方 改 定 されたが 7 月 分 は 逆 に8 万 900 0 人 増 と 前 回 発 表 の10 万 4000 人 から 下 方 修 正 された 全 体 的 には 米 経 済 は FRB が 気 にする 雇 用 面 で 弱 い 景 気 の 拡 大 ペースは 鈍 っている と 感 じさせる 統 計 だった 集 計 は10 月 01 日 からの アメリカの 政 府 機 能 の 一 部 閉 鎖 の 前 で 来 月 の8 日 に 発 表 される10 月 分 の 統 計 は 約 半 月 にわたった 政 府 機 能 の 一 部 閉 鎖 の 影 響 を 受 ける それら の 統 計 は アメリカ 経 済 の 実 態 把 握 は 今 は 困 難 という 大 前 提 がある 中 でも 数 字 としては 弱 く 出 ることが 確 実 である なぜなら10 月 01 日 から 約 半 月 は 大 量 の 米 政 府 職 員 が 職 を 失 っていた 当 初 は80 万 人 その 後 は 軍 関 係 者 が 職 場 に 戻 ったことから40 万 人 が 職 場 を 失 った 状 態 だった 加 えて 連 邦 政 府 管 理 下 の 公 園 博 物 館 内 などのレストランや 土 産 物 店 などでの 職 場 も 失 われていた よって この 政 府 機 能 の 一 部 閉 鎖 が10 月 の 雇 用 者 数 を 減 らすことは 間 違 いない 実 は 雇 用 が 直 ぐに 通 常 の 状 態 に 戻 るにはかなり 時 間 がかかると 見 られている 米 政 府 閉 鎖 の 間 に 人 々のワシントン 不 信 は 深 まり 景 気 に 対 する 信 頼 感 は 大 幅 に 低 下 した 経 済 への

全 体 的 マインド( 消 費 雇 用 など)が 戻 るには 時 間 がかかる 一 般 的 には11 月 の 統 計 にも ゆがみが 残 るとの 見 方 が 強 い ということは 雇 用 の 面 でアメリカ 経 済 の 実 態 がくっきり 数 字 に 表 れるのは 来 年 の1 月 になってからだ と 考 えるのが 自 然 だ 少 なくとも 今 後 数 ヶ 月 間 は アメリカ 経 済 の 実 態 はわかりにくい しかし 全 体 的 には 弱 いと 判 断 される 状 態 が 続 くということだ 常 識 的 に 考 えれば その 間 は 雇 用 を 重 視 する FRB は tapering に は 乗 り 出 さないと 考 えることが 可 能 だ 9 月 の 雇 用 統 計 で 一 つ 目 を 引 いたのは 失 業 率 が7.2%に 低 下 したことだった 8 月 分 は7.3%だった しかしこれはもっぱら 職 を 探 す 人 が 減 った ためで 特 に 市 場 が 気 に しているのは 労 働 参 加 率 が 下 げ 続 けていること これが 下 がらないで 来 たとすると アメリ カの 失 業 率 はとてもとても7.5%を 下 回 るような 状 況 ではない 加 えて 職 に 就 いていて も 非 正 規 だったり 短 期 的 仕 事 だったりして 雇 用 の 質 は 悪 い これは 金 融 政 策 の 重 点 を 雇 用 の 質 にも 置 く 次 期 イエレン FRB 議 長 にとっては 大 きな 問 題 である こうした 背 景 か らは アメリカの 金 融 政 策 が tapering の 局 面 に 入 れるのは 来 年 の 半 ば との 見 方 も 出 来 る stock bulge ニューヨークの 株 価 を 支 えているのはまさにこうした 米 金 融 緩 和 の 継 続 予 想 であり もう 一 つあるとしたら 大 部 分 の 米 大 企 業 は 言 ってみればアメリカに 籍 を 置 くが 世 界 中 でビジネスを 展 開 している 国 際 的 企 業 である よって 業 績 も 株 価 も 米 経 済 だけに 依 存 する わけではない という 点 だろう 景 気 実 態 悪 の 中 での 株 高 は 言 ってみれば 金 融 相 場 その もの で 今 回 の 株 高 は 超 金 融 緩 和 相 場 と 呼 ぶことが 出 来 るだろう 米 金 融 緩 和 は 世 界 のマーケットを 動 かす 力 があるだけに 世 界 的 な 株 高 の 相 乗 効 果 が 生 まれやすい 世 界 を 見 ると ドイツを 中 心 に 欧 州 株 も 上 がってきているし 韓 国 やその 他 のアジア 株 の 上 昇 ぶりも 目 立 つ 共 鳴 して 上 昇 している 状 況 では 加 速 アクセルが 踏 まれた 状 態 になり やすい しかし 次 に tapering の 話 が 出 てきたり 景 気 実 態 は 悪 い という 認 識 が 広 ま ったりすると 一 挙 に 調 整 という 展 開 になりかねない 難 しいマーケット 環 境 が 醸 成 さ れていると 言 える マーケット 関 係 者 は 総 じて 一 挙 調 整 はかなり 先 と 読 んでいるのだろう しかし 強 気 が 過 ぎるマーケットは 危 ない そういう 意 味 では 先 週 の 東 京 市 場 は 適 度 な 調 整 があった と 見 るべきだろう 注 目 すべきは 東 京 市 場 の 動 きがニューヨークの 動 きにそれほど 左 右 さ れなくなったと 言 うことだろう tapering の 先 送 り 観 測 はドルを 弱 くしている その 観 測 によって 特 にアメリカの 長 期 金 利 の 低 下 が 進 んでいるため 先 週 末 の 表 面 利 率 2.500%の 10 年 物 国 債 利 回 りは2.51% tapering が 日 程 に 上 がっているときには 考 えられない 水 準 だ 9 月 初 旬 には 同 金 利 は 一 時 3%の 節 目 に 乗 せていた

ドルが 一 番 下 げ 基 調 を 鮮 明 にしたのはユーロに 対 してである 1ユーロ=1.36ドル 前 後 で 動 いていたユーロ ドルは 遅 れて 発 表 された9 月 の 米 雇 用 統 計 を 受 けて 一 気 に1. 38ドル 台 に 乗 せた この 段 階 ではドル 円 でのドルは 水 準 を 保 っていたいが 先 週 末 にな って 対 円 でもドルの 軟 化 が 顕 著 となり 一 時 は96 円 台 があった 今 朝 の 早 い 段 階 では97 円 台 の 後 半 それまでの 高 値 持 続 に 対 する 調 整 はあったにせよ 手 先 週 末 の 東 京 の 株 価 を 押 し 下 げたのはこの 円 高 だった しかし 全 体 的 なプライス ムーブメントを 見 ると 円 高 が 今 後 も 一 気 に 進 む という 状 況 ではないという 印 象 を 受 ける 数 年 前 までは 円 高 が 進 み 始 めると 長 期 大 幅 に 進 んだが 今 は 違 う 対 外 収 支 が 基 調 的 に 大 幅 赤 字 を 続 けている 国 の 通 貨 は 上 がるにしても 限 界 があ る しかし 足 早 な 円 高 に 対 する 恐 怖 が 残 っている 東 京 市 場 では 少 しの 円 高 でも 株 価 を 押 し 下 げる 状 況 が 繰 り 返 される 欧 州 市 場 がユーロ 高 にもかかわらず 高 値 を 全 体 として 追 っていることを 見 ると わずかな 円 高 でも 株 価 が 落 ちる 東 京 市 場 は ユニークなマーケッ ト に 見 える 今 週 の 主 な 予 定 は 以 下 の 通 り 10 月 28 日 ( 月 曜 日 ) 9 月 自 動 車 各 社 の 生 産 販 売 実 績 米 9 月 鉱 工 業 生 産 米 9 月 仮 契 約 住 宅 販 売 指 数 10 月 29 日 ( 火 曜 日 ) 9 月 失 業 率 有 効 求 人 倍 率 9 月 家 計 調 査 9 月 商 業 販 売 統 計 米 9 月 小 売 売 上 高 米 9 月 卸 売 物 価 米 8 月 S&Pケース シラー 住 宅 価 格 指 数 米 10 月 コンファレンスボード 消 費 者 信 頼 感 指 数 米 8 月 企 業 在 庫 米 FOMC( 30) 10 月 30 日 ( 水 曜 日 ) 9 月 鉱 工 業 生 産 10 月 上 旬 貿 易 統 計 9 月 建 設 機 械 出 荷 額 9 月 自 動 車 生 産 ドイツ 10 月 失 業 率 米 10 月 ADP 雇 用 リポート 米 9 月 消 費 者 物 価 米 FOMC の 結 果 発 表

10 月 31 日 ( 木 曜 日 ) 9 月 毎 月 勤 労 統 計 9 月 住 宅 着 工 日 銀 金 融 政 策 決 定 会 合 経 済 物 価 情 勢 の 展 望 ( 展 望 レポート) 黒 田 日 銀 総 裁 会 見 ユーロ 圏 10 月 消 費 者 物 価 ユーロ 圏 9 月 失 業 率 米 新 規 失 業 保 険 申 請 件 数 米 10 月 シカゴ 購 買 部 協 会 景 気 指 数 11 月 01 日 ( 金 曜 日 ) 中 国 10 月 製 造 業 PMI 指 数 10 月 新 車 販 売 9 月 末 税 収 実 績 10 月 大 手 百 貨 店 売 上 高 速 報 米 10 月 ISM 製 造 業 景 況 感 指 数 米 10 月 新 車 販 売 たまっていたアメリカの 経 済 統 計 がどっと 出 てきているという 印 象 がする これらの 統 計 で 米 経 済 がどのように 示 されるのか ミシガン 大 学 が 発 表 している 景 気 信 頼 感 指 数 では 米 消 費 者 の 景 気 に 対 する 信 頼 感 は 政 府 機 能 の 一 部 閉 鎖 もあって 過 去 1 年 で 最 低 まで 沈 んで いる 先 週 末 までのマーケット( 特 に 株 式 市 場 )は 弱 くても ok 強 く て も ok という 不 思 議 な 状 態 だった 今 週 は 指 標 に 対 してマーケットがどのような 反 応 を 示 すか ドルは 米 経 済 の 弱 い 指 標 に 対 しては 比 較 的 素 直 に 反 応 すると 思 われる have a nice week 週 末 はいかがでしたか 台 風 の 関 係 で 土 曜 日 と 日 曜 日 では 天 気 が 全 く 対 照 的 な 土 日 土 曜 日 は 雨 模 様 日 曜 日 は 綺 麗 な 晴 れ 日 曜 日 は 梅 雨 のような 一 週 間 を 振 り 払 うように 久 しぶり に 晴 れたので 外 に 出 た 人 が 多 かったのではないでしょうか 今 年 は 面 白 いので 両 方 の 試 合 をしっかり 見 たのですが 仙 台 での 日 本 シリーズ 二 試 合 は 1 勝 1 敗 で 舞 台 は 東 京 に 2 試 合 合 計 で 巨 人 が 打 ったヒットの 数 は 7 (4 3) 三 番 の 阿 部 5 番 の 高 橋 6 番 のロペスにまだ 一 本 もヒットがない 楽 天 の 選 手 は 第 一 戦 でヒット を 打 たなかった 選 手 でも 第 二 戦 では 打 った 人 が 多 かった 二 つ 勝 てなくて 残 念 という 印 象 の 方 が 強 いかも 知 れないが 実 は 数 字 を 見 ると 巨 人 にとっては まあこれでよく1 勝 1 敗 のタイで 済 んだ という 悲 惨 なものです 第 三 戦 はこ れら ノーヒット 組 がヒットを 打 てるかどうかが 一 つの 鍵 でしょう 巨 人 は2 試 合 で22 個 も 三 振 を 献 上 している

巨 人 の 二 試 合 ヒット 数 合 計 7に 対 して 楽 天 は 二 試 合 で18 本 (9 9) 打 っている ぼ てぼて 詰 まり が 多 いが 星 野 さんは 第 二 戦 の 勝 利 の 後 のインタビューで 東 京 ドーム では 打 線 が 爆 発 してくれるでしょう... と 述 べているが 既 にある 程 度 打 線 は 発 火 して いると 言 える にもかかわらず 取 った 点 が 2 楽 天 は 肝 心 なところでクリーンなヒット が 出 るかという 点 と 則 本 田 中 以 外 で 勝 てるかどうかが 鍵 星 野 さんの 打 線 爆 発 願 望 は 裏 返 せばこの 二 人 以 外 の 投 手 への 不 安 感 なんでしょうね 巨 人 のノーヒット 組 も こ のままでは という 危 機 感 はあるに 違 いない そこがどう 出 るか ところで 最 近 記 憶 力 がちょっと という 人 には 役 立 つ 番 組 が 先 週 ありました ため してガッテン 記 憶 力 をいかに 維 持 するか というテーマ ポイントは 1. 思 い 出 す 力 は 年 齢 の 進 化 と 共 に 低 下 するが 覚 える 力 は 低 下 しない よっ て 誰 もが 自 分 の 記 憶 力 には 自 信 を 持 つべし 2. 低 下 する 思 い 出 す 力 を 引 き 出 すには 場 所 細 胞 (place cell)を 使 うのが 賢 明 3. 記 憶 力 を 司 る 海 馬 のパワーは 年 齢 の 進 行 にあらがって 有 酸 素 運 動 を 続 けるこ とで 押 し 上 げることが 出 来 る 場 所 細 胞 (place cell)というのは 私 は 今 まであまり 聞 いたことがなかったので 面 白 かった 何 かというと 動 物 がある 特 定 の 場 所 を 通 過 するときにだけ 発 火 する 海 馬 の 錐 体 細 胞 である とある 我 々もいろいろな 場 所 を 通 過 するときにはこの 発 火 が 起 きて 場 所 を 記 憶 していると 考 えられるのだそうです で 何 かを 連 続 的 に 覚 えるには この 場 所 細 胞 に 乗 せてその 言 葉 なりを 覚 えると 良 い らしい そうすると 記 憶 力 特 に 思 い 出 す 力 が 劇 的 に 向 上 するのだそうです そう 言 えば 私 も これは 覚 えなければ ということは 引 き 出 し( 頭 の 中 の)なりの 場 所 を 使 ってい る 面 白 かったのは 年 齢 が 進 行 しても 海 馬 ( 記 憶 や 空 間 学 習 能 力 に 関 わる 脳 の 器 官 ) は 有 酸 素 運 動 で 能 力 アップする という 点 国 際 記 憶 力 テストの 優 勝 者 のドイツ 人 が 私 は 毎 日 サイクリングしているから 記 憶 力 を 維 持 できる と 番 組 で 言 っていた 私 も 別 にその 為 ではないが 楽 しいから 運 動 は 続 けようと 思 います 体 は 動 かした 方 が 良 いに 決 まっている それでは 皆 様 には 良 い 一 週 間 を 当 ニュース は 三 井 住 友 トラスト 基 礎 研 究 所 主 席 研 究 員 の 伊 藤 (E-mail ycaster@gol.com)の 相 場 見 解 を 記 したものであり 三 井 住 友 信 託 銀 行 の 見 通 しとは 必 ずしも 一 致 しません 本 ニュースのデー タは 各 種 の 情 報 源 から 入 手 したものですが 正 確 性 完 全 性 を 全 面 的 に 保 証 するものではありません また 作 成 時 点 で 入 手 可 能 なデータに 基 づき 経 済 金 融 情 報 を 提 供 するものであり 投 資 勧 誘 を 目 的 としたものではありません 投 資 に 関 する 最 終 決 定 はお 客 様 ご 自 身 の 判 断 でなさるようにお 願 い 申 し

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