2010 年 12 月 21 日 - 安 藤 財 団 2010 年 度 自 然 体 験 活 動 支 援 事 業 - 第 9 回 トム ソーヤースクール 企 画 コンテスト 文 部 科 学 大 臣 奨 励 賞 安 藤 百 福 賞 が 決 定 財 団 法 人 安 藤 スポーツ 食 文 化 振 興 財 団 ( 略 称 : 安 藤 財 団 所 在 地 : 大 阪 府 池 田 市 理 事 長 : 安 藤 宏 基 ) は 2010 年 度 第 9 回 トム ソーヤースクール 企 画 コンテスト ( 後 援 : 文 部 科 学 省 他 )の 審 査 委 員 会 を 行 い 今 年 度 の 表 彰 団 体 を 決 定 しました 学 校 部 門 の 最 優 秀 賞 となる 文 部 科 学 大 臣 奨 励 賞 は 総 合 的 な 学 習 の 授 業 で 野 外 活 動 に 必 要 なロ ープワーク 事 故 への 対 処 火 起 こしや 野 外 調 理 などのスキルを 学 び これまでの 授 業 で 培 った 成 果 を 秋 のトレーニングキャンプで 発 揮 させた 東 京 大 学 教 育 学 部 附 属 中 等 教 育 学 校 ( 東 京 都 )の 課 題 別 学 習 Outfitters Training が 受 賞 一 般 部 門 の 最 優 秀 賞 である 安 藤 百 福 賞 には 自 我 の 芽 生 えが 顕 著 となる9 歳 の 児 童 に 焦 点 を 絞 り 自 立 性 を 育 むプログラムを 企 画 した 独 立 行 政 法 人 国 立 青 少 年 教 育 振 興 機 構 国 立 立 山 青 少 年 自 然 の 家 ( 富 山 県 )の 9 歳 のひとり 立 ち -ひとりで 何 でもできるもん!! - が 選 ばれました 最 優 秀 団 体 には それぞれ 副 賞 として100 万 円 チキンラーメン1 年 分 が 贈 られます その 他 に 優 秀 賞 が2 団 体 トム ソーヤー 奨 励 賞 が4 団 体 に 贈 られます なお 表 彰 式 は 来 年 1 月 29 日 ( 土 ) インスタントラーメン 発 明 記 念 館 ( 大 阪 府 池 田 市 )で 開 催 さ れ ソロアルピニストの 栗 城 史 多 (くりき のぶかず) 氏 による 講 演 会 も 行 われます 財 団 法 人 安 藤 スポーツ 食 文 化 振 興 財 団 は 創 設 者 安 藤 百 福 (あんどう ももふく)の 食 とスポーツ は 健 康 を 支 える 両 輪 である との 理 念 のもとに 青 少 年 の 健 全 育 成 と 食 文 化 向 上 のための 事 業 を 行 って おります 陸 上 競 技 の 支 援 事 業 食 創 会 安 藤 百 福 賞 表 彰 事 業 インスタントラーメン 発 明 記 念 館 ( 大 阪 府 池 田 市 ) 運 営 のほか 1983 年 の 財 団 設 立 以 来 自 然 体 験 活 動 の 普 及 に 取 り 組 んできました トム ソーヤースクール 企 画 コンテストは 自 然 体 験 活 動 は 子 どもたちの 体 力 創 造 力 チャレン ジ 精 神 を 育 む との 考 えに 基 づき 全 国 の 学 校 や 団 体 から 自 然 体 験 の 企 画 案 を 公 募 その 実 施 を 支 援 し 優 秀 な 活 動 団 体 を 表 彰 するものです また 安 藤 財 団 では 本 年 5 月 長 野 県 小 諸 市 に 子 どもたちを 身 近 な 自 然 に 案 内 する 指 導 者 を 体 系 的 集 中 的 に 養 成 するため 安 藤 百 福 記 念 自 然 体 験 活 動 指 導 者 養 成 センター( 略 称 : 安 藤 百 福 センター) を 設 立 しました この2つの 事 業 を 通 じて 子 どもたちの 自 活 力 を 育 む 自 然 体 験 活 動 の 底 辺 の 拡 大 と さらなる 活 性 化 を 図 っております
事 業 概 要 1. 名 称 2010 年 度 自 然 体 験 活 動 支 援 事 業 第 9 回 トム ソーヤースクール 企 画 コンテスト 2. 目 的 自 然 体 験 活 動 の 企 画 案 を 公 募 し ユニークで 創 造 性 に 富 んだ 活 動 を 立 案 した50 団 体 に 各 10 万 円 の 実 施 支 援 金 を 贈 呈 さらに50 団 体 から 提 出 された 実 際 の 活 動 報 告 書 を 審 査 学 校 部 門 は 文 部 科 学 大 臣 奨 励 賞 と 優 秀 賞 を 一 般 部 門 は 安 藤 百 福 賞 と 優 秀 賞 を 授 与 し 表 彰 します また その 内 容 をホームページ 自 然 体 験.com (http://www.shizen-taiken.com)で 公 開 し 自 然 体 験 活 動 の 振 興 をはかります 3. 主 催 財 団 法 人 安 藤 スポーツ 食 文 化 振 興 財 団 4. 後 援 文 部 科 学 省 池 田 市 池 田 市 教 育 委 員 会 特 定 非 営 利 活 動 法 人 自 然 体 験 活 動 推 進 協 議 会 5. 表 彰 [ 学 校 部 門 ] 文 部 科 学 大 臣 奨 励 賞 副 賞 100 万 円 チキンラーメン1 年 分 優 秀 賞 副 賞 50 万 円 チキンラーメン 半 年 分 [ 一 般 部 門 ] 安 藤 百 福 賞 副 賞 100 万 円 チキンラーメン 1 年 分 優 秀 賞 副 賞 50 万 円 チキンラーメン 半 年 分 他 に 企 画 内 容 がユニークで 他 団 体 の 刺 激 や 参 考 となり 今 後 の 活 動 に 一 層 期 待 でき る 団 体 に 対 し トム ソーヤー 奨 励 賞 ( 副 賞 チキンラーメン 半 年 分 )を 贈 ります 6. 審 査 委 員 会 委 員 長 安 藤 宏 基 財 団 法 人 安 藤 スポーツ 食 文 化 振 興 財 団 理 事 長 委 員 岡 島 成 行 大 妻 女 子 大 学 教 授 安 藤 百 福 記 念 自 然 体 験 活 動 指 導 者 養 成 センター センター 長 飯 田 稔 びわこ 成 蹊 スポーツ 大 学 学 長 節 田 重 節 特 定 非 営 利 活 動 法 人 アウトドアライフデザイン 開 発 機 構 会 長 星 野 敏 男 明 治 大 学 教 授 水 野 正 人 ミズノ 株 式 会 社 代 表 取 締 役 会 長 ( 順 不 同 )
表 彰 団 体 [ 学 校 部 門 ] 文 部 科 学 大 臣 奨 励 賞 企 画 名 課 題 別 学 習 Outfitters Training 学 校 名 東 京 大 学 教 育 学 部 附 属 中 等 教 育 学 校 代 表 者 井 口 成 明 ( 保 健 体 育 科 教 諭 ) 所 在 地 東 京 都 活 動 内 容 総 合 的 な 学 習 の 時 間 で 野 外 活 動 に 必 要 なロープワーク 事 故 への 対 処 火 起 こしや 野 外 調 理 などのスキルを 学 ぶ 秋 にこれまでの 授 業 で 培 った 成 果 をトレーニングキャンプ で 発 揮 する 受 賞 理 由 今 日 の 学 校 教 育 の 問 題 点 と 体 験 学 習 の 重 要 性 に 着 目 し 綿 密 な 授 業 の 計 画 と 実 践 を 通 し て 生 徒 が 新 しい 体 験 に 積 極 的 かつ 自 主 的 に 取 り 組 み 自 然 体 験 学 習 の 成 果 が 伝 わって きた 特 にコーディネーターとしての 教 諭 の 役 割 が 注 目 される また 体 験 学 習 から 自 己 研 究 自 己 活 動 と 進 んでいく 今 後 の 経 過 に 期 待 し 長 期 的 な 実 践 を 望 む 失 敗 から 考 えさせる 授 業 が 大 切 というスタンスに 賛 同 したい 学 校 で 行 う 自 然 体 験 学 習 のひとつ のモデルとして 高 く 評 価 できる 優 秀 賞 企 画 名 ダイトレチャレンジ2010 学 校 名 大 和 高 田 市 立 高 田 西 中 学 校 登 山 部 代 表 者 玉 井 章 進 ( 校 長 ) 所 在 地 奈 良 県 活 動 内 容 登 山 技 能 の 向 上 を 図 り 奈 良 県 の 屯 鶴 峯 から 和 歌 山 県 の 槇 尾 山 までのダイヤモンドトレ ール 全 ルート( 約 50km)を3 回 に 分 けて 生 徒 自 らが 地 図 でルートを 確 認 しながら 踏 破 する 企 画 受 賞 理 由 部 活 動 に 対 する 顧 問 教 諭 の 情 熱 と 部 員 の 自 主 性 を 見 守 る 指 導 法 に 特 色 がみられる 悪 天 候 のため3 回 の 登 山 が4 回 になったにもかかわらず 50kmの 行 程 を 全 員 が 歩 き 通 し たことは 特 筆 に 値 する 歩 くことを 通 して 体 力 づくり 登 山 技 能 の 習 得 の 目 的 は 十 分 に 達 成 された ただ 読 図 だけでなく もう 少 し 座 学 と 実 地 山 行 を 連 動 させた 中 学 校 登 山 部 らしい 仕 掛 けが 望 まれ 今 後 のさらなる 活 動 に 期 待 したい [ 一 般 部 門 ] 安 藤 百 福 賞 企 画 名 9 歳 のひとり 立 ち -ひとりで 何 でもできるもん!!- 団 体 名 独 立 行 政 法 人 国 立 青 少 年 教 育 振 興 機 構 国 立 立 山 青 少 年 自 然 の 家 代 表 者 中 舎 喜 博 ( 所 長 ) 所 在 地 富 山 県 活 動 内 容 自 我 の 芽 生 えが 顕 著 となる9 歳 の 児 童 に 焦 点 を 絞 り 自 立 性 を 育 むように 野 外 炊 飯 や 登 山 など ひとり 立 ち への 第 一 歩 となる 多 様 なプログラムを 企 画 受 賞 理 由 9 歳 に 絞 った 点 が 新 鮮 な 企 画 といえ 活 動 もオリジナリティに 富 んでいた 年 齢 を 限 定 すると 参 加 者 募 集 が 難 しくなることが 懸 念 されるが 473 人 という 応 募 人 数 は 驚 き である また 地 域 の 社 会 教 育 施 設 との 連 携 は 有 効 で プログラムに 幅 が 出 ている た だ 少 々 詰 め 込 み 過 ぎたという 反 省 も 見 られるが 4 泊 5 日 では 短 かくなかったかなど 調 査 も 取 り 入 れてその 効 果 を 検 証 されることを 期 待 する
優 秀 賞 企 画 名 無 人 島 1 週 間 自 給 自 足 生 活 チャレンジアイランド 2010 団 体 名 特 定 非 営 利 活 動 法 人 生 涯 学 習 サポート 兵 庫 代 表 者 山 崎 清 治 ( 理 事 長 ) 所 在 地 兵 庫 県 活 動 内 容 無 人 島 で1 週 間 という 長 い 期 間 1 日 の 大 半 の 時 間 を 食 材 調 達 と 調 理 に 費 やして 子 ど もたちが 生 きるための 自 給 自 足 生 活 をおくるチャレンジプログラム 受 賞 理 由 無 人 島 生 活 への 徹 底 したこだわりを 貫 いているところが 評 価 に 値 する 10の 掟 を 前 面 に 出 し 無 人 島 という 環 境 を 最 大 限 に 活 かしている スタッフトレーニング 安 全 管 理 を 含 め 準 備 も 万 全 で スタッフの 質 の 高 さがうかがえた 島 通 貨 オーシャン や 語 ら いの 時 間 そしてプログラムがないなど 子 どもたちにとっては 貴 重 かつ 学 びの 多 い 体 験 である ただ サポートリーダーの 人 数 が 多 いが この 点 についての 説 明 が 欲 しい ところである トム ソーヤー 奨 励 賞 企 画 名 持 続 可 能 な 社 会 を 目 指 し 自 然 とひとと 伝 統 に 触 れる 山 里 子 ども 夏 休 みキャンプ 団 体 名 特 定 非 営 利 活 動 法 人 ECOPLUS 代 表 者 高 野 孝 子 ( 代 表 理 事 ) 所 在 地 東 京 都 活 動 内 容 限 界 集 落 化 が 危 惧 されている 集 落 で 沢 登 りや 川 遊 び 野 外 料 理 などの 活 動 を 行 い 指 示 しない 怒 らない 世 話 をやかない の3 原 則 で 対 応 し 自 主 的 な 成 長 を 促 す 活 動 受 賞 理 由 企 画 の 目 的 と 活 動 内 容 が 具 体 的 で コンセプトが 明 確 である 地 域 の 人 々 伝 統 食 べ 物 などを 重 視 し さらに 振 り 返 りをしっかり 行 ない 参 加 者 の 学 習 を 促 進 しているとこ ろが 評 価 に 値 する また 地 元 とのつながりを 築 いているところが 成 功 の 要 因 であっ たのだろう 子 どもたちには 楽 しく 貴 重 な 体 験 であったと 同 時 に 地 元 の 清 水 集 落 の 活 性 化 に 役 立 ったことがうかがえる ただ 既 に 完 成 されたプログラムという 印 象 を 受 ける 企 画 名 おたり 森 の 子 クラブ 2010 団 体 名 冒 険 教 育 を 推 進 する 会 代 表 者 前 田 浩 一 ( 事 務 局 長 ) 所 在 地 長 野 県 活 動 内 容 イカダの 上 での 水 上 泊 や 秘 密 基 地 づくり 懸 垂 下 降 など 普 段 の 生 活 では 味 わえないダイ ナミックなチャレンジで 日 常 にはない 大 きな 心 の 揺 れ を 子 どもたちの 心 に 感 じさ せる 活 動 受 賞 理 由 年 間 を 通 して 継 続 的 段 階 的 にプログラミングをしている 点 が 評 価 に 値 する 内 容 も 大 自 然 の 中 でのダイナミックな 活 動 である 回 数 を 重 ねる 毎 に 子 どもたちの 成 長 の 様 子 がうかがえる その 変 化 を 何 らかの 方 法 で 報 告 されることを 期 待 する ただ 専 門 家 集 団 であるので 出 来 て 当 然 という 指 摘 もあり 一 般 の 団 体 に 再 現 方 法 をどのよ うに 伝 えていくかが 課 題 であろう
企 画 名 伝 統 文 化 子 ども 教 室 川 を 思 いっきり 楽 しもう!!2010 夏 団 体 名 北 川 流 域 ネット 代 表 者 矢 野 純 一 ( 代 表 ) 所 在 地 宮 崎 県 活 動 内 容 川 をコンセプトにした 自 然 体 験 活 動 孟 宗 竹 でイカダ 作 り ガニヒビ 漁 柴 エビ 漁 やう なぎ 漁 など 昔 から 流 域 に 伝 わる 川 漁 の 漁 法 を 通 して 生 物 の 生 息 環 境 を 調 査 する 受 賞 理 由 地 域 の 子 どもは 地 域 で 育 てようという 主 旨 が よく 活 かされている 活 動 であった 日 本 の 数 少 ない 清 流 の 一 つ 五 ヶ 瀬 川 水 系 に 伝 わる 漁 法 の 体 験 なども 子 どもたちが 将 来 にわたり 大 切 な 水 環 境 を 守 ることにつながっていくであろう 一 方 で 反 省 点 に 挙 げ られているように 子 どもたち 同 士 の 交 流 の 時 間 の 確 保 や 長 期 キャンプの 実 施 に 向 け て 指 導 者 養 成 などの 課 題 解 決 に 取 り 組 んでいただきたい 企 画 名 飛 び 出 せ チャレンジ あはりっ 子 ~ふるさとの 海 ( 自 然 )と 仲 良 くしよう~ 学 校 名 渡 嘉 敷 村 立 阿 波 連 小 学 校 代 表 者 嵩 原 泰 代 ( 研 究 主 任 ) 所 在 地 沖 縄 県 活 動 内 容 東 シナ 海 に 浮 かぶ 島 の 大 自 然 に 親 しみながら 子 どもたちが 島 を 愛 し 島 の 環 境 を 大 切 にする 気 持 ちを 涵 養 させようとする 熱 心 な 海 の 体 験 活 動 受 賞 理 由 渡 嘉 敷 島 のすばらしい 自 然 環 境 と 地 域 人 材 をフルに 活 用 した 内 容 が 評 価 された 特 に 保 護 者 や 地 域 の 方 々が 積 極 的 に 活 動 を 応 援 している 姿 がほほえましい また 全 児 童 が ほとんどの 活 動 に 参 加 し 海 洋 安 全 教 室 で 海 上 保 安 本 部 の 協 力 を 得 ていることは この 島 ならではの 特 徴 であろう ただ 昨 年 度 の 文 部 科 学 大 臣 奨 励 賞 を 受 賞 した 渡 嘉 敷 小 中 学 校 と 類 似 したプログラムもあり 今 後 は 新 たな 創 意 工 夫 に 期 待 したい 表 彰 式 講 演 会 日 時 場 所 内 容 2011 年 1 月 29 日 ( 土 ) 午 後 1 時 より 午 後 3 時 30 分 まで 大 阪 府 池 田 市 満 寿 美 町 8-25 インスタントラーメン 発 明 記 念 館 2 階 セミナーホール 1 表 彰 式 2 活 動 報 告 3 講 演 会 栗 城 史 多 氏 テーマ: 想 いの 実 現 エベレスト 単 独 無 酸 素 登 頂 の 挑 戦 を 続 けるソロアルピニストの 栗 城 史 多 氏 をお 招 きし 夢 を 実 現 する 方 法 について 経 験 を 交 えてお 話 していただきます 詳 しくは http://www.shizen-taiken.com をご 参 照 ください 表 彰 式 講 演 会 への 参 加 応 募 受 付 は 終 了 しております (この 件 に 関 するお 問 い 合 わせ 先 ) 財 団 法 人 安 藤 スポーツ 食 文 化 振 興 財 団 事 務 局 荒 金 善 一 大 饗 将 行 野 村 美 紀 563-0041 大 阪 府 池 田 市 満 寿 美 町 8-25 TEL(072)752-4335 ( 火 曜 日 は 休 業 日 )