日 本 経 済 論 B 期 末 試 験 2006 年 2 月 6 日 実 施 中 間 試 験 と 問 1の 結 果 (1 対 2の 比 率 で 加 重 平 均 )で 成 績 を 評 価 する 40 点 未 満 の 学 生 は 不 合 格 (E) 40 点 以 上 60 点 未 満 の 学 生 は 問 2の 内 容 で 判 断 する 問 1(2 点 50=100 点 ) (1) 国 際 的 な 貿 易 ルールを 決 めている 国 際 機 関 は 何 か 1WTO 2FTA 3WHO 4WIPO (2) 団 塊 の 世 代 が 生 まれたのは 何 年 ころか 11957 年 21947 年 31967 年 (3) 世 界 の 人 口 に 占 める 日 本 のシェアはどのくらいか 122% 212% 32% 432% 41977 年 (4) 日 本 の 女 子 労 働 力 率 を 年 齢 別 に 書 くとどのような 形 になるか 1W 字 型 2V 字 型 3N 字 型 4M 字 型 (5)コメの 関 税 は 現 在 何 %か 17.78 % 277.8 % 37780 % 4778 % (6) 中 国 主 席 の 名 前 はどれか 1 李 鵬 2 金 大 中 3 温 家 宝 4 胡 錦 濤 (7) 狂 牛 病 はアルファベット 3 文 字 で 何 と 呼 ばれるか 1RSE 2ESE 3TSE 4BSE (8) 創 造 的 破 壊 とは 誰 の 言 葉 か 1マルクス 2リカード 3シュンペーター 4ケインズ (9) 海 外 で 次 の 行 為 を 行 った 場 合 直 接 投 資 に 含 まれるのはどれか 1 特 許 権 の 取 得 2 工 場 の 建 設 3 国 債 の 取 得 4 株 式 の 短 期 取 得 (10) 介 護 保 険 の 保 険 料 は 何 歳 から 払 わなければならないか 140 歳 218 歳 320 歳 465 歳 (11) 次 の 閣 僚 と 氏 名 の 組 み 合 わせのうち 誤 っているものはどれか 一 つ 選 べ 1 竹 中 平 蔵 = 内 閣 府 特 命 担 当 大 臣 ( 金 融 財 政 政 策 担 当 ) 2 小 池 3 安 倍 4 麻 生 5 谷 垣 百 合 子 = 環 境 大 臣 晋 三 = 内 閣 官 房 長 官 太 郎 = 総 務 大 臣 禎 一 = 財 務 大 臣 1
堀 江 社 長 逮 捕 ライブドア 事 件 で 東 京 地 検 不 正 な 利 益 指 示 証 取 法 違 反 容 疑 2006/01/24, 日 本 経 済 新 聞 朝 刊, 1 ページ, 有, 1191 文 字 ライブドアグループの A 法 違 反 事 件 で 東 京 地 検 特 捜 部 は 二 十 三 日 関 連 会 社 の 企 業 買 収 や 業 績 を 巡 り 虚 偽 情 報 を 開 示 したとして 同 社 社 長 堀 江 貴 文 (33)ら 四 容 疑 者 を 同 法 違 反 ( 偽 計 取 引 風 説 の 流 布 ) 容 疑 で 逮 捕 した 特 捜 部 は 株 式 交 換 目 的 で 発 行 した 自 社 株 売 却 収 入 の 不 正 な 利 益 計 上 などについて 同 容 疑 者 が 指 示 了 承 していたとみ て 追 及 する 証 券 市 場 を 大 きく 揺 るがす ライブドア ショック を 引 き 起 こした 事 件 は 最 高 経 営 責 任 者 の 逮 捕 に 発 展 した 市 場 参 加 者 に 不 正 行 為 に 対 する 警 鐘 を 鳴 らすとともに 市 場 ルー ルや 監 視 体 制 の 整 備 を 求 める 声 が 高 まりそうだ 特 捜 部 は 同 日 午 後 三 時 過 ぎから 東 京 都 内 で 堀 江 容 疑 者 の 任 意 の 事 情 聴 取 を 開 始 容 疑 が 固 まったため 身 柄 を 東 京 地 検 に 移 して 取 り 調 べに 切 り 替 え 同 七 時 過 ぎ 逮 捕 状 を 執 行 した 堀 江 容 疑 者 は 事 実 関 係 を 大 筋 で 認 める 一 方 違 法 性 の 認 識 などを 否 定 していると みられる ほかに 逮 捕 されたのは ナンバー2で 投 資 金 融 担 当 取 締 役 B (3 8) 取 締 役 兼 ライブドアマーケティング(LDM) 社 長 岡 本 文 人 (38) 執 行 役 兼 金 融 子 会 社 ライブドアファイナンス 社 長 中 村 長 也 (38)の 三 容 疑 者 調 べによると 堀 江 容 疑 者 らはLDM( 当 時 はバリュークリックジャパン)の 株 価 をつ り 上 げ 利 益 を 得 ようと 画 策 二 〇 〇 四 年 十 月 ライブドア 支 配 下 の C が 既 に 傘 下 に 収 めていたにもかかわらず 出 版 業 のマネーライフ 社 を D で 完 全 子 会 社 化 すると 虚 偽 情 報 を 公 表 同 年 十 一 月 LDMの 第 三 四 半 期 業 績 を 黒 字 であるかのよ うに 装 った 疑 い LDMは 株 式 交 換 公 表 後 E を 発 表 し 同 社 株 は 高 騰 交 換 目 的 で 発 行 し たLDM 株 は 投 資 組 合 が 高 値 で 売 り 抜 け 約 八 億 円 がライブドアに 還 流 した ライブドア 本 体 が 〇 三 年 秋 以 降 に 公 表 した 五 社 の 買 収 でも 同 様 の 方 法 で 自 社 株 を 売 却 し 総 額 約 八 十 億 円 の 売 却 収 入 の 大 半 がライブドアに 還 流 して 不 正 に 利 益 計 上 された 疑 いも 浮 上 特 捜 部 はライブドアの 〇 四 年 九 月 期 決 算 を 巡 る 虚 偽 記 載 ( 粉 飾 決 算 ) 容 疑 などでも 捜 査 を 進 める 方 針 だ (12)Aに 当 てはまるものはどれか 次 のうちから 一 つ 選 べ 1 証 券 取 引 2 商 3 商 品 取 引 4 会 社 (13)Bに 当 てはまる 人 名 はどれか 次 のうちから 一 つ 選 べ 1 平 松 庚 三 2 宮 内 亮 治 3 渡 辺 恒 雄 4 三 木 谷 浩 史 (14)Cにはどれが 入 るか 1 株 式 交 換 2 投 資 組 合 3 株 式 の 百 分 割 4 株 式 の 五 分 割 2
(15)Dにはどれが 入 るか 1 投 資 組 合 2 株 式 の 百 分 割 3 株 式 交 換 4 株 式 の 五 分 割 (16)Eにはどれが 入 るか 1 投 資 組 合 2 株 式 交 換 3 株 式 の 百 分 割 4 株 式 の 五 分 割 (17) 年 金 改 革 で 高 齢 化 要 因 を 調 整 して 給 付 額 を 調 整 する 方 式 を 何 と 呼 ぶか 1 賦 課 方 式 2 積 み 立 て 方 式 3ミクロ 経 済 スライド 方 式 4マクロ 経 済 スライド 方 式 (18)-(20) 下 図 のA,B,Cはどれか 下 の3つより 選 べ (18)Aは 何 か 1 厚 生 2 共 済 3 介 護 4 国 民 (19)Bは 何 か 1 国 民 2 共 済 3 介 護 4 厚 生 (20)Cは 何 か 1 国 民 2 厚 生 3 介 護 4 共 済 年 金 制 度 の 体 系 厚 生 年 金 基 金 ( 職 域 相 当 部 分 ) ( 代 行 部 分 ) 国 民 年 金 基 金 B 年 金 保 険 C 年 金 A 年 金 ( 基 礎 年 金 ) 自 営 業 者 等 第 2 号 被 保 険 者 の 被 扶 養 配 偶 者 民 間 サラリーマン 公 務 員 等 第 1 号 被 保 険 者 第 3 号 被 保 険 者 第 2 号 被 保 険 者 (21) 第 3 号 被 保 険 者 とは 具 体 的 には 誰 か 1 自 営 業 者 の 妻 2 未 成 年 者 3 共 働 き 世 帯 の 妻 4 専 業 主 婦 3
(22) 次 のロゴは ある 企 業 の 前 進 の 企 業 が 発 売 した 商 品 のものである ある 企 業 とはどこか 1オリンパス 2 松 下 電 器 3キヤノン 4ミノルタ (23) 日 通 が 全 国 で 開 始 する 信 書 配 達 で 活 用 する 信 書 とは 何 か 最 も 適 切 なものを 一 つ 選 べ 1 不 特 定 多 数 の 受 取 人 への 意 思 伝 達 を 意 図 した 文 書 2 特 定 の 受 取 人 への 意 思 伝 達 を 意 図 した 文 書 3 特 定 の 受 取 人 への 宗 教 的 伝 達 を 意 図 した 文 書 4 不 特 定 多 数 の 受 取 人 への 政 治 的 目 的 のための 文 書 (24) 売 上 高 で 大 きいシェアを 占 めている 部 門 と 企 業 名 の 組 み 合 わせのうち 誤 っているもの を 一 つ 選 べ 1ライブドア= 電 子 商 取 引 レンタルサーバー 2 楽 天 = 金 融 仮 想 商 店 街 3ヤフー= 検 索 サービス トップページの 広 告 4USEN= 有 線 放 送 など カラオケ (25)-(31) 次 の 文 章 を 読 んで 下 の 問 いに 答 えよ 人 口 減 に 克 つ(1) 成 長 力 を 高 め 魅 力 ある 日 本 を 創 ろう( 社 説 )2006/01/01, 日 本 経 済 新 聞 朝 刊, 2 ページ,, 1823 文 字 日 本 はいま 明 治 以 来 の 分 岐 点 に 立 っている バブルとデフレの A からようやく 抜 け 出 せると 思 ったら 今 度 は 日 本 人 が 減 り 始 めた しかも 人 口 減 少 のテンポはかなり 速 そうだ これを 座 視 すれば 日 本 は 衰 退 への 道 に 足 を 踏 み 入 れる 人 口 減 にどう 克 (か) つか 百 年 の 計 が 求 められる GNP をもう 一 度 人 口 問 題 で 針 路 を 誤 った 忌 まわしい 時 代 が 日 本 にはある 石 橋 湛 山 は 思 うに 今 我 が 国 民 は 一 の 謬 想 (びゅうそう)に 陥 れり 人 口 過 剰 の 憂 ということこれなり と 述 べ 人 口 4
問 題 を 口 実 にした 拡 張 主 義 に 警 鐘 を 鳴 らした この 大 正 時 代 日 本 の 人 口 は 五 千 万 人 台 に すぎなかった いま 日 本 が 針 路 を 誤 るとすれば 人 口 減 に 不 作 為 であることだ 出 生 率 が B に 陥 っ た 日 本 は 江 戸 末 期 以 来 の 人 口 増 に 終 止 符 を 打 った 放 置 すれば 百 年 後 には 四 千 万 人 になる 二 〇 五 〇 年 で 人 口 を 維 持 できる 出 生 率 二 〇 七 を 回 復 したとして やっと 八 千 四 百 万 人 に とどまる 人 口 減 の 影 は 将 来 世 代 だけでなく 回 復 する 日 本 経 済 をもおおう 人 口 減 が 進 行 すれば 消 費 はなえ 企 業 経 営 を 圧 迫 する 税 収 は 上 がらず 財 政 危 機 を 深 める 少 子 化 と 高 齢 化 の 同 時 進 行 で 貯 蓄 率 は 下 がり 経 常 収 支 の 黒 字 も 減 る 所 得 格 差 や 地 域 格 差 が 広 がり 社 会 保 障 をめぐる 世 代 間 の 不 公 平 感 も 強 まる 日 本 のデフレの 原 因 は 少 子 高 齢 化 による 期 待 成 長 率 の 低 下 にあるというのがポール クルーグマン 教 授 の 診 断 だ 人 口 が 減 っても ゆたかに 静 かに 暮 らせればいいと 考 えたいところだが そうはいかな い 縮 み 経 済 の 悪 循 環 はやがて 日 本 を 衰 亡 させる その 危 機 感 こそ 共 有 すべきだ まず C にあらゆる 対 策 を 結 集 する 安 心 して 子 供 を 産 み 育 てるには 女 性 の 重 すぎ る 負 担 を 家 庭 とともに 国 自 治 体 企 業 地 域 社 会 が 分 担 するしかない 単 に 財 政 資 金 を つぎ 込 んで 即 効 を 期 待 するのではなく 保 育 や 教 育 など 粘 り 強 い 対 策 の 積 み 上 げが 必 要 に なる そのうえで 国 をあげて 成 長 戦 略 を 強 化 する 成 長 力 を 高 めないかぎり 危 機 から 脱 出 で きない その 物 差 しは 海 外 からの 投 資 収 益 を 含 む 国 民 総 生 産 (GNP)がふさわしい グ ローバル 化 の 果 実 は 実 る 成 熟 国 家 の 利 を 生 かすときである 幸 い 日 本 には 成 長 の 余 地 がある それをどう 成 長 フロンティアの 拡 大 につなげるかであ る 第 一 に 雇 用 創 造 である 人 口 減 を 補 うには D や 高 齢 者 を 労 働 市 場 に 引 き 出 すこと だ サービス 経 済 化 が 進 むなかで D の 感 性 を 生 かせない 企 業 は 生 き 残 れない E のリタイアが 〇 七 年 から 始 まるが 日 本 ほど 高 齢 者 の 働 く 意 欲 が 強 い 国 はない E を 中 心 に 高 齢 者 は なお 働 き 手 であり 続 ける 崩 壊 しかけた 地 域 社 会 の 担 い 手 にもなる F などの 未 熟 練 の 若 者 が 職 に 就 けないのは 企 業 社 会 とのミスマッチが 原 因 となっている 面 もある 職 業 訓 練 しだいで 立 派 に 働 ける ソフト 開 発 などで 異 能 ぶり を 発 揮 するかもしれない 第 二 に 技 術 創 造 である アラン グリーンスパン 米 連 邦 準 備 理 事 会 (FRB) 議 長 が 分 析 した 通 り 米 国 経 済 の 快 走 は IT( 情 報 技 術 ) 革 命 による 大 幅 な 生 産 性 向 上 でもた らされた ここで 日 本 は 大 きく 出 遅 れた たゆまぬイノベーションが 企 業 社 会 を 変 え 経 済 構 造 を 変 革 する ネット 革 命 など 大 きな 波 を 先 取 りすれば 成 長 の 地 平 は 広 がる 百 年 後 の 日 本 のために そして 第 三 に 市 場 創 造 である 少 子 高 齢 化 で 日 本 の 市 場 が 成 熟 化 しても G の 発 展 はこれからだ 東 G では 貿 易 投 資 の 相 互 依 存 は 深 まり 民 間 企 業 レベルで 事 実 上 の 5
経 済 圏 はできている 政 府 の 役 割 はそれを 後 押 しすることであり 外 交 のあつれきを 招 い て それに 冷 水 を 浴 びせることではない 欧 州 諸 国 が 統 合 に 動 いたのは たそがれの 時 代 を 脱 して 新 たな 成 長 フロンティアを 求 め たからだった 欧 州 連 合 (EU)の 深 化 と 拡 大 は 形 を 変 えた 成 長 戦 略 である 成 熟 国 家 の 知 恵 と 政 治 的 意 志 に 学 ぶときだ 日 本 の 高 度 経 済 成 長 を 演 出 した 下 村 治 は 成 長 の 歴 史 的 意 義 についてこう 述 べている 過 去 の 実 績 を 背 負 い 将 来 の 可 能 性 を 頭 に 描 きつつ われわれ 自 身 が 営 々として 創 造 し 築 き 上 げるものである 人 口 減 に 克 つために 日 本 は 創 造 的 改 革 をてこに 新 たな 成 長 をめざさなければならない 働 きがい 生 きがい 育 てがいがあり 世 界 からヒト モノ カネを 引 き 寄 せる そんな 魅 力 ある 日 本 は 成 長 を 土 台 にしてはじめて 創 (つく)れる 百 年 後 の 日 本 のために われわれはいま 何 をすべきかが 問 われている (25)Aに 入 る 適 切 な 言 葉 を 選 べ 1 失 われた10 年 2 第 一 次 オイルショッック 3ライブドアショック 4 湾 岸 戦 争 (26)Bに 入 る 適 切 な 言 葉 を 選 べ 10.29 21.29 22.29 33.29 (27)Cに 入 る 適 切 な 言 葉 を 選 べ 1 高 齢 化 2 核 家 族 化 3 少 子 化 4 財 政 健 全 化 (28)Dに 入 る 適 切 な 言 葉 を 選 べ 1 外 国 人 2ニート 3フリーター 4 女 性 (29)Eに 入 る 適 切 な 言 葉 を 選 べ 1 団 塊 ジュニア 2ゆとり 教 育 世 代 3 新 人 類 4 団 塊 の 世 代 (30)Fに 入 る 適 切 な 言 葉 を 選 べ 1 外 国 人 2 女 性 3 高 齢 者 4ニート (31)Gに 入 る 適 切 な 言 葉 を 選 べ 1ヨーロッパ 2アメリカ 3アジア 4アフリカ (32) 次 の 文 章 は 何 の 説 明 か 1 医 療 費 2 介 護 保 険 料 3 診 療 報 酬 4 包 括 払 い (33)Aに 入 る 言 葉 を 選 べ 11 23 35 47 患 者 を 診 療 した 病 院 や 薬 を 出 した 調 剤 薬 局 が 受 け 取 る 報 酬 の 公 定 価 格 手 術 や 投 薬 検 査 など 保 険 適 用 の 治 療 行 為 ごとに 点 数 が 決 まっている 原 則 A 割 は 患 者 が 自 己 負 担 とし て 医 療 機 関 窓 口 で 支 払 い 残 りは 医 療 保 険 が 負 担 する 医 師 の 技 術 やサービスの 対 価 のほか 医 療 材 料 などモノの 代 金 も 含 む 今 までほぼ2 年 6
に1 度 の 見 直 しでは 医 師 会 の 影 響 力 が 強 い 厚 生 労 働 省 の 中 央 社 会 保 険 医 療 協 議 会 の 意 見 を 反 映 していた 不 祥 事 を 受 けた 改 革 で 今 回 から 全 体 の 改 定 率 は 内 閣 個 別 単 価 は 中 医 協 が 決 めると 明 確 になった (34) 次 の 説 明 に 最 も 適 切 な 組 織 で パレスチナ 評 議 会 選 挙 で 過 半 数 を 取 った 組 織 は 何 か 1タリバン 2ハマス 3アッバース 4PLO パレスチナのイスラム 教 スンニ 派 の 原 理 主 義 過 激 組 織 で1987 年 末 に 結 成 イスラ エルの 占 領 を 終 わらせイスラム 国 家 を 建 設 するのが 目 標 イスラエルとの 和 平 交 渉 を 認 め ず 2000 年 以 降 は 市 民 を 狙 った 自 爆 テロを 繰 り 返 した 米 国 や 欧 州 連 合 (EU)はテ ロ 組 織 と 認 定 している 世 界 のイスラム 教 徒 からの 寄 付 金 が 資 金 源 腐 敗 一 掃 を 呼 びかける 一 方 教 育 福 祉 活 動 を 通 じ 貧 困 層 にも 支 持 を 広 げる 創 設 者 のヤシン 師 は2004 年 イスラエル 軍 に 暗 殺 された イスラム 抵 抗 運 動 の 頭 文 字 を 取 って 付 けた 名 前 で アラビア 語 で 熱 情 を 表 す 次 の 文 章 を 読 んで(35)-(43)の 問 いに 答 えよ 特 集 待 ったなし 変 革 消 費 増 税 重 い 足 音 時 期 税 率 霧 の 中 ( 激 動 2006)2006/01/01, 日 本 経 済 新 聞 朝 刊, 17 ページ, 有, 1876 文 字 歳 入 改 革 最 大 の 焦 点 選 挙 絡 み 難 航 も 財 政 改 革 の 一 環 として 今 年 はAの 増 税 に 向 けた 動 きが 活 発 になりそうだ 政 府 の 経 済 財 政 諮 問 会 議 ( 議 長 小 泉 純 一 郎 首 相 )が 歳 出 と 歳 入 の 一 体 的 な 改 革 の 議 論 を 本 格 化 政 府 税 制 調 査 会 ( 首 相 の 諮 問 機 関 )でも 議 題 となる ただ 政 府 与 党 内 で 引 き 上 げ 幅 や 実 施 時 期 について 足 並 みはそろっていない ポスト 小 泉 争 いとも 密 接 に 絡 み 増 税 のシナリ オは 読 みにくい 昨 年 末 に 固 まった 二 〇 〇 六 年 度 税 制 改 正 案 では 景 気 刺 激 策 として 導 入 した 定 率 減 税 の 廃 止 や 企 業 向 け 減 税 の 大 幅 な 縮 小 が 固 まった 日 本 経 済 が 低 迷 から 抜 け 出 したのを 受 け 税 制 も 危 機 モード から 平 時 モード に 切 り 替 わり 次 の 段 階 として 国 民 に 負 担 増 を 求 める 消 費 増 税 が 視 野 に 入 ろうとしている Bは 五 百 兆 円 を 突 破 し 来 年 度 の 国 と 地 方 合 わせたC(プライマリーバランス 一 般 政 府 ベース)は 十 四 兆 円 程 度 の 赤 字 自 民 党 は 昨 年 九 月 の 衆 院 選 で 二 〇 一 〇 年 代 初 頭 にC を 黒 字 化 する との 目 標 を 公 約 に 盛 り 込 み 昨 年 末 の 与 党 の 税 制 改 正 大 綱 も 〇 七 年 度 を メドに 消 費 税 を 含 む 抜 本 的 改 革 を 実 現 と 明 記 した 議 論 の 節 目 となりそうなのが 財 政 改 革 に 向 けて 諮 問 会 議 が 六 月 にもまとめる 歳 出 歳 入 の 一 体 改 革 の 工 程 表 だ 日 本 経 済 が 中 期 的 にどの 程 度 成 長 できるかを 見 積 もったうえで 7
基 礎 的 財 政 収 支 の 黒 字 化 に 向 けて 歳 出 をどの 程 度 絞 り 込 むと 同 時 に どのくらい 増 税 をす るかについて 選 択 肢 を 示 すとみられる 歳 出 の 面 では 全 体 の 規 模 や 社 会 保 障 など 個 別 の 歳 出 のあり 方 公 務 員 改 革 を 含 む 行 政 改 革 特 別 会 計 の 見 直 しなどが 議 論 される 見 通 し 歳 入 では 消 費 税 の 増 税 が 最 大 の 焦 点 にな る 政 府 税 調 も 消 費 税 を 含 めた 税 制 改 革 を 議 論 する 見 通 し 政 府 税 調 は 過 去 の 答 申 で 消 費 税 率 を 二 ケタに 引 き 上 げるのが 望 ましいとの 姿 勢 を 示 しており 増 税 容 認 の 方 向 で 議 論 が 進 みそうだ 二 〇 〇 六 年 夏 に 向 けて 消 費 税 増 税 の 議 論 が 盛 り 上 がるのは 確 実 な 情 勢 といえる ただ 政 府 与 党 が 消 費 税 率 の 引 き 上 げをいつ 最 終 決 断 するかは 波 乱 含 みだ ポイントは 三 つあ る まず 第 一 に 九 月 のD 小 泉 純 一 郎 首 相 は 任 期 中 の 消 費 税 引 き 上 げを 一 貫 して 否 定 してき たが ポスト 小 泉 選 びでは 消 費 税 の 引 き 上 げが 最 大 の 争 点 になる だれが 後 任 に 選 ばれ るかによって 増 税 論 議 の 行 方 は 大 きく 変 わる ポスト 小 泉 候 補 の 中 で 消 費 税 率 の 引 き 上 げに 最 も 積 極 的 なのがE 財 務 相 すでに 〇 七 年 の 通 常 国 会 に 税 率 引 き 上 げを 盛 り 込 んだ 法 案 を 提 出 する 考 えを 示 しており 仮 にE 氏 が 政 権 を 取 れば 〇 八 年 四 月 からの 消 費 税 率 引 き 上 げも 否 定 はできない これに 対 し 安 倍 晋 三 官 房 長 官 麻 生 太 郎 外 相 らは 税 率 引 き 上 げよりも 歳 出 削 減 が 先 として 慎 重 な 立 場 を 取 っており 一 足 飛 びに 〇 七 年 の 法 案 提 出 までいくのかどうかは 微 妙 だ 小 泉 首 相 も 〇 七 年 の 法 案 提 出 は 難 しいとしており 法 案 の 提 出 時 期 は 〇 八 年 以 降 とい うのが 大 勢 になりつつある 第 二 に 〇 七 年 春 にF 同 年 夏 に 参 院 選 を 控 えていることもポイントとなる 谷 垣 氏 の 主 張 通 り 〇 七 年 の 通 常 国 会 に 消 費 税 率 の 引 き 上 げ 法 案 を 提 出 した 場 合 実 施 は 〇 八 年 とみられ 増 税 を 争 点 に 選 挙 戦 を 戦 うのは 必 至 昨 年 の 衆 院 選 で 圧 勝 した 自 民 党 は 次 の 参 院 選 では 苦 戦 するとの 見 方 は 多 く 選 挙 戦 へのマイナスとなる 増 税 を 打 ち 出 すこと に 党 内 から 反 対 論 が 噴 き 出 す 可 能 性 がある 過 去 の 事 例 を 見 ても G 年 に 消 費 税 を 導 入 した 竹 下 登 首 相 はリクルート 事 件 もあって 支 持 率 急 落 で 辞 任 消 費 税 率 をH%からI%に 引 き 上 げた 橋 本 龍 太 郎 首 相 は 翌 年 の 九 八 年 七 月 の 参 院 選 に 敗 れて 退 陣 しており 歴 代 内 閣 にとって 消 費 税 はまさに 鬼 門 といえる 選 挙 の 年 を 避 けるなら 〇 八 年 の 法 案 提 出 が 選 択 肢 となる 衆 院 の 任 期 満 了 は 〇 九 年 解 散 がなければ 〇 八 年 は 選 挙 の 面 では 空 白 の 年 となるからだ 第 三 に 景 気 の 動 向 も 政 治 判 断 に 影 を 落 としそうだ 足 元 で 景 気 は 緩 やかに 回 復 している ものの 回 復 が 始 まったのは 〇 二 年 初 め すでに 四 年 近 くたっており 景 気 拡 大 の 期 間 は いざなぎ 景 気 ( 四 年 九 カ 月 ) バブル 景 気 ( 四 年 三 カ 月 )に 続 く 戦 後 三 番 目 の 長 さだ 過 去 の 例 にならえばそろそろ 拡 大 が 終 わってもおかしくない 増 税 の 法 案 が 提 出 されそ うな 〇 七 年 〇 八 年 に 景 気 が 調 整 局 面 を 迎 える 可 能 性 は 否 定 できない その 場 合 は 与 党 8
内 から 増 税 反 対 論 が 急 速 に 強 まる 可 能 性 が 高 い (35)Aに 入 る 適 切 な 言 葉 を 選 べ 1 消 費 税 2 所 得 税 3 法 人 税 4 住 民 税 (36)Bに 入 る 適 切 な 言 葉 を 選 べ 1 国 債 の 発 行 残 高 2 基 礎 的 財 政 収 支 3 構 造 的 財 政 収 支 4GDP (37)Cに 入 る 適 切 な 言 葉 を 選 べ 1 基 礎 的 財 政 収 支 2 構 造 的 財 政 収 支 (38)Dに 入 る 適 切 な 言 葉 を 選 べ 1 地 方 統 一 選 2 自 民 党 総 裁 選 3 衆 院 選 4 参 院 選 (39)Eに 入 る 適 切 な 言 葉 を 選 べ 1 麻 生 太 郎 2 竹 中 平 蔵 3 谷 垣 禎 一 4 小 泉 純 一 郎 (40)Fに 入 る 適 切 な 言 葉 を 選 べ 1 自 民 党 総 裁 選 2 衆 院 選 3 参 院 選 4 地 方 統 一 選 (41)Gに 入 る 適 切 な 言 葉 を 選 べ 11985 21974 31980 41989 (42)Hに 入 る 適 切 な 言 葉 を 選 べ 15 24 33 42 (43)Iに 入 る 適 切 な 言 葉 を 選 べ 14 25 33 42 表 郵 政 民 営 化 の 日 程 準 備 期 2006 年 準 備 企 画 会 社 A ( 西 川 善 文 社 長 )が 発 足 1 月 23 日 1 月 中 政 府 のB( 本 部 長 小 泉 純 一 郎 首 相 )が 民 営 化 に 向 けた 基 本 計 画 を 作 成 公 社 の 資 産 人 員 を 振 り 分 ける 承 継 計 画 の 作 成 を 日 本 郵 政 に 指 示 4 月 1 日 C( 田 中 直 毅 委 員 長 )が 発 足 日 本 郵 政 公 社 の 国 際 物 流 進 出 が 可 能 に 夏 ごろ 日 本 郵 政 が 承 継 計 画 の 骨 格 を 作 成 民 営 化 開 始 ま 承 継 計 画 の 最 終 版 を 作 成 で 移 行 期 E 年 10 月 持 ち 株 会 社 のもとに 郵 便 事 業 郵 便 局 ( 窓 口 ネットワーク) 郵 便 貯 金 銀 行 郵 便 保 険 会 社 の4 事 業 会 社 が 9
完 全 民 営 化 発 足 Dは 解 散 F 年 10 月 まで 完 了 郵 便 貯 金 銀 行 郵 便 保 険 会 社 の 株 式 売 却 (44)Aは 何 か 1 日 本 郵 政 2 郵 政 民 営 化 推 進 本 部 3 郵 政 民 営 化 委 員 会 4 日 本 郵 政 公 社 (45)Bは 何 か 1 郵 政 民 営 化 推 進 本 部 2 日 本 郵 政 3 郵 政 民 営 化 委 員 会 4 日 本 郵 政 公 社 (46)Cは 何 か 1 郵 政 民 営 化 委 員 会 2 日 本 郵 政 3 郵 政 民 営 化 推 進 本 部 4 日 本 郵 政 公 社 (47)Dは 何 か 1 日 本 郵 政 2 日 本 郵 政 公 社 3 郵 政 民 営 化 推 進 本 部 4 郵 政 民 営 化 委 員 会 (48)Eに 入 る 数 字 として 適 切 なものを 次 のなかから 選 べ 12008 22007 32009 42010 (49)Fに 入 るとして 適 切 なものを 次 のなかから 選 べ 12007 22015 32017 42020 (50) 国 民 年 金 保 険 料 は 毎 月 およそいくらか 18000 円 22 万 8000 円 31 万 4000 円 43 万 8000 円 問 2 年 金 制 度 はなぜ 必 要 で なぜ 政 府 が 強 制 的 に 行 わなければならいのか 自 分 で 貯 金 をし て 老 後 に 備 える 場 合 と 比 較 して 説 明 せよ 10