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入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監 査 教 育 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 市 町 村 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部

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平成22年12月27日

全設健発第     号

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ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

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平成21年9月29日

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目  次

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Transcription:

フェローシップ ニュース 56 アジア 太 平 洋 地 域 アディ クション 研 究 所 新 年 明 けましておめでとうございます 年 末 の 忙 しい 時 政 治 家 の 方 々の 毎 日 悲 痛 な 嘘 を 聞 かされ 怒 りと 共 に 空 虚 さだけが 込 み 上 げる 日 々でした 初 めて 亡 命 したいなあと 思 いました さて いったいこの 国 は 何 処 に 向 かって 行 くのでしょうか? アパリはNPO 法 人 です 私 たちはこの 病 める 社 会 化 現 象 に 対 して 問 題 を 提 起 してゆきます 休 息 が 必 要 な 人 には 安 らぎを 知 識 が 必 要 な 人 には 知 識 を 仲 間 が 必 要 な 人 には 仲 間 を 必 要 な 人 にはプログラムを 提 供 してゆきます これがアパリの 基 本 理 念 です 今 年 も 皆 さまと 共 に 歩 んでまいります どうかよろしくお 願 い 申 し 上 げます 発 行 日 2013 年 1 月 1 日 APARIとは アジア 太 平 洋 地 域 アディクション 研 究 所 (Asia-Pacific Addiction Research Institute)の 略 称 で す 全 国 のDARCやMACの 各 施 設 福 祉 教 育 医 療 司 法 関 係 者 と 連 携 しなが ら 依 存 症 から 回 復 しようとする 方 々を 支 援 してい るシンクタンクで す 平 成 25 年 元 旦 理 事 長 近 藤 恒 夫 目 次 : 薬 物 再 乱 用 防 止 対 策 第 5 回 No Drug 警 視 庁 12/23 薬 物 事 犯 の 初 犯 者 への 対 策 として 警 視 庁 の7 署 でこのNo Drug 事 業 の 輪 が 広 が り 継 続 しています 各 警 察 署 では 毎 月 一 回 行 われていますが 年 に2 回 6 月 と12 月 に 霞 が 関 の 警 視 庁 の 会 議 室 で 各 署 合 同 の No Drug 警 視 庁 が 開 かれます 既 に3 年 目 を 迎 え 今 回 で5 回 目 になります 参 加 者 は 都 内 7ヶ 所 の 警 察 署 で 逮 捕 された 人 やそのご 家 族 警 視 庁 アパリスタッフ 弁 護 士 も 加 わり 総 勢 約 50 名 で 行 われました 最 初 に 東 京 都 薬 務 課 の 方 が 挨 拶 をされ 全 体 の 司 会 進 行 は 警 視 庁 組 織 犯 罪 対 策 部 の 蜂 谷 氏 蜂 谷 氏 から 捕 まえる 側 が 常 に 感 じてい ること 家 族 の 気 持 ち ノードラッグの 心 などが 記 された 資 料 が 配 られ 読 み 上 げられました その 後 に 刑 事 と 家 族 が 一 組 になり 家 族 の 話 を 聞 く 時 間 が 約 1 時 間 設 けられました 最 後 に 執 行 猶 予 判 決 の 後 に 下 総 精 神 医 療 センター に 入 院 中 の 方 が 外 出 許 可 を 取 り 参 加 し 体 験 談 を 話 して 閉 会 となりました 警 視 庁 の 玄 関 前 で 理 事 長 より 新 年 の 挨 拶 近 藤 恒 夫 No Drug 警 視 庁 ソウルダルク フォーラム に 参 加 して 尾 田 特 別 弁 護 人 選 任 志 立 薬 物 自 己 使 用 事 犯 者 弁 護 研 修 を 終 えて 尾 田 認 知 行 動 療 法 フ ロク ラムの 特 色 コトー 藤 岡 施 設 長 より 新 年 の 挨 拶 山 本 大 入 寮 者 からのメッセー ジ アンディ 1 2 3 4 5 6 新 家 族 教 室 のご 案 内 7 アパリからのお 知 らせ 8

Page 2 フェローシップ ニュース 第 2 回 ソウルダルク フォーラムに 参 加 して 12/8 尾 田 真 言 本 人 家 族 支 援 者 のための ギャンブル 依 存 との 向 き 合 い 方 一 人 ひとりにあわせた 支 援 で 平 穏 な 暮 らしを 取 り 戻 す ギャンブルだけでなく 薬 物 やアルコールの 支 援 にも 共 通 した 内 容 です 中 村 努 高 澤 和 彦 稲 村 厚 共 著 発 売 : 明 石 書 店 定 価 2,100 円 ( 税 込 ) 全 国 の 書 店 でお 買 い 求 めください! アマゾンでも 購 入 できます! 12 月 8 日 ( 土 )にソウルで 開 催 された 第 2 回 ソウルダルク フォーラムに 行 ってきました 三 河 ダルク 松 浦 代 表 がソウルで 韓 国 人 のために 開 設 したダルクです 今 回 は 日 韓 それぞれ 約 30 名 ずつの 参 加 者 があり 皆 さんが 極 めて 正 直 な 話 をしていたので 優 秀 な 通 訳 と 相 まって 大 変 興 味 深 いスピーチを 多 数 聞 くことができました 韓 国 は 年 功 序 列 の 厳 しい 国 なので ミーティングの 参 加 者 同 士 が 対 等 な 関 係 であることが 求 められる 自 助 グループの 発 展 が 難 しい 国 だと 聞 いています そのた め 韓 国 国 内 では かつては 薬 剤 師 が 主 体 の 財 団 法 人 韓 国 麻 薬 退 治 運 動 本 部 の 中 に 回 復 施 設 が 作 られたり 教 会 の 牧 師 が 施 設 を 始 めたりしていた 時 期 もありました が 今 でもダルクのような 発 展 性 を 持 った 施 設 はな く 国 立 の 薬 物 依 存 症 治 療 専 門 病 院 はあっても その ソウルダルクの 松 浦 代 表 後 の 回 復 プログラムをする 場 所 がありませんでした そのためソウルダルクへの 期 待 は 非 常 に 大 きなものが あります 理 事 長 の 近 藤 恒 夫 と 山 本 大 施 設 長 はソウルダルクの 顧 問 も 務 めています さらにアパリは 薬 物 依 存 治 療 の 専 門 医 であるウルチ 医 科 大 学 のチョウ ソンナム 教 授 と この10 年 来 お 付 き 合 いをさせていただいてい ます 現 在 チョウ 先 生 はソウルダルクの 後 援 会 長 で もあります かつてアパリに 見 学 に 来 たことがあった フォーラムの 様 子 韓 国 麻 薬 退 治 運 動 本 部 のスタッフの 紹 介 で チョウ 先 生 を 訪 問 させていただきました それから 親 交 が 深 ま り MAC&DARCクリスマス 会 に 関 係 者 を 連 れて 来 日 したり ダルク25 周 年 フォーラムでスピーチをし たり 一 昨 年 はDARS( 龍 谷 大 学 主 催 )のメンバーた ちと 神 戸 の 国 際 犯 罪 学 会 で 報 告 したりと 交 流 が 活 発 に なりました チョウ 先 生 は 新 たな 依 存 症 病 棟 の 開 設 に 向 けて 左 から 尾 田 チョウ 先 生 近 藤 恒 夫 精 力 的 に 活 躍 されていました 特 別 弁 護 人 に 選 任 されました! 精 神 保 健 福 祉 士 志 立 玲 子 横 浜 地 方 裁 判 所 ある 覚 せい 剤 事 犯 の 女 性 被 告 人 の 事 件 において 横 浜 地 方 裁 判 所 第 4 刑 事 部 から12/6 付 で 特 別 弁 護 人 に 選 任 されました 薬 物 事 犯 においては おそらく 日 本 で 初 の 試 みであったかもしれ ません 特 別 弁 護 人 というのはその 事 件 に 関 しては 弁 護 人 と 同 様 の 弁 護 活 動 ができます メリットと しては 接 見 時 間 が 長 く 取 れるので 十 分 に 被 告 人 に 聴 き 取 りができます 夜 間 や 休 日 も 接 見 でき ますし 立 会 人 がいないため 被 告 人 も 正 直 に 話 してくれます また 裁 判 においては 弁 護 人 席 に 座 り 被 告 人 質 問 もできます ただし 今 回 は その 権 限 は 弁 護 人 による 接 見 に 同 行 し 補 助 することに 限 る と いう 条 件 付 きでした それでも 本 来 の 目 的 である 被 告 人 に 対 する 聴 き 取 りが 十 分 でき 今 後 の 支 援 の 方 向 性 を 考 える 上 で 非 常 に 役 立 ちました 保 釈 が 取 れない 事 件 に 関 しては 今 後 も 積 極 的 に 活 用 していきたいと 考 えています 今 回 主 任 弁 護 人 になられた 国 選 弁 護 人 の 先 生 には 大 変 なご 苦 労 をおかけしました 誰 もが 経 験 したことのないことばかりでした この 場 を 借 りて 御 礼 申 し 上 げます

アジア 太 平 洋 地 域 アディクション 研 究 所 Page 3 第 1 回 薬 物 自 己 使 用 等 事 犯 者 弁 護 研 修 を 終 えて 12/21 尾 田 真 言 昨 年 7 月 に 下 総 精 神 医 療 センターの 平 井 愼 二 医 師 を 会 長 とする 条 件 反 射 制 御 法 研 究 会 が 設 立 され アパリでは 理 事 長 の 近 藤 恒 夫 監 事 の 奥 田 保 弁 護 士 と 私 がメンバーになっています この 研 究 会 が 主 催 する 弁 護 士 向 けの 研 修 会 が 平 成 24 年 12 月 21 日 ( 金 )の13:00~19:10に 中 央 大 学 駿 河 台 記 念 館 ( 東 京 )で 開 かれ 12 名 の 弁 護 士 が 参 加 しました 覚 醒 剤 事 犯 の 再 犯 率 は6 割 であり 日 本 の 犯 罪 で 最 も 再 犯 率 が 高 い せっかく 薬 物 乱 用 の 問 題 を 抱 えた 人 が 検 挙 されているのに 刑 事 裁 判 では 刑 の 軽 重 を 主 な 争 点 にしており 被 告 人 が 再 犯 を 起 こしやすい 状 況 を 改 善 することに 割 かれる 労 力 は 少 ないです 本 研 修 会 は 現 行 の 裁 判 制 度 の 下 でも 後 の 薬 物 乱 用 を 予 防 する 効 果 を 高 めるために 逮 捕 起 訴 裁 判 刑 務 所 保 護 観 察 所 という 刑 事 司 法 手 続 の 持 っている 強 制 力 を 活 用 して 治 療 的 な 働 きかけを 受 ける 機 会 を 被 告 人 に 提 供 する 弁 護 の 具 体 的 方 法 をお 伝 えしました 現 行 法 の 下 では 保 釈 の 制 限 住 居 と 仮 釈 放 時 の 帰 住 地 をダルクあるいは 病 院 に 設 定 すること で 勝 手 にそこを 離 れると 保 釈 の 指 定 条 件 違 反 仮 釈 放 の 遵 守 事 項 違 反 として 保 釈 や 仮 釈 放 が 取 り 消 されるという 強 制 力 が 働 くことを 活 用 して アパリではこの13 年 間 司 法 サポー トを 実 施 しています 当 日 の 講 義 の 内 容 は 1 平 井 愼 二 医 師 が ヒトに 生 じる 望 まない 神 経 活 動 の 作 動 をヒトの 行 動 原 理 に 従 って 制 御 する 方 法 として 下 総 精 神 医 療 センターで6 年 前 から 実 施 している 条 件 反 射 制 御 法 ならびに ダルク 病 院 という 援 助 側 機 関 と 刑 事 司 法 手 続 ( 逮 捕 起 訴 裁 判 刑 務 所 保 護 観 察 ) すなわち 援 助 側 と 取 締 側 の 連 携 こそが 薬 物 乱 用 対 策 として 薬 物 の 需 要 を 削 減 することにつながることを 解 説 し 2 奥 田 保 弁 護 士 が 保 釈 を 利 用 して ダルクや 病 院 で 裁 判 中 に 治 療 回 復 プログラムを 実 施 する 方 法 について 3 近 藤 恒 夫 が 日 本 の 自 助 活 動 の 歴 史 と 求 められる 展 開 について 4 私 が 現 行 の 刑 事 司 法 制 度 は 抑 止 力 として 刑 罰 を 科 す 手 続 が 中 心 になっていて 薬 物 依 存 症 治 療 にはごくわずかな 時 間 しか 割 かれていないため に アパリが 刑 事 司 法 手 続 からダルク 病 院 への 連 携 の4の 矢 印 ( 図 1)の 業 務 を 民 間 機 関 でありながらこの13 年 やってこれたということ および 保 釈 と 仮 釈 放 を 活 用 した 具 体 的 な 援 助 側 へのつなげ 方 について 話 しました 参 加 したある 弁 護 士 は アパリの 志 立 が 特 別 弁 護 人 に 選 任 されて 覚 せい 剤 事 件 の 被 告 人 と 立 会 人 なしかつ 時 間 制 限 なしの 接 見 ができたことについて 新 しい 方 法 を 知 ることができ て 良 かったと 語 っていました 中 央 大 学 駿 河 台 記 念 館 ( 図 1) 懇 親 会 にて 奥 田 保 弁 護 士 左 が 近 藤 恒 夫 右 が 平 井 愼 二 医 師 参 加 した 弁 護 士 たちと 尾 田 ハワイからNAメンバーが 新 婚 旅 行 で 訪 れていて 懇 親 会 に 飛 び 入 り 参 加 しました

Page 4 フェローシップ ニュース 認 知 行 動 療 法 によるドラッグ 再 使 用 防 止 回 復 プログラムの 特 色 ソーシャルワーカー コトー スマープ ライフ オープン タマープ という 名 前 をご 存 知 でしょうか これらは すべて ドラッグの 再 使 用 防 止 を 目 的 とした 認 知 行 動 療 法 による 回 復 プログラムの 名 前 です 現 在 全 国 の さまざまな 医 療 機 関 保 健 行 政 機 関 さらにダルクなどの 民 間 機 関 でこのプログラムが 提 供 され ています そして 各 機 関 がそれぞれ 独 自 の 名 前 を 付 けているのです 例 えば スマープ ( 正 しくは SMARPP)は 神 奈 川 県 横 浜 市 にあるせりがや 病 院 のプログラム 名 で オープン は 東 京 都 立 中 部 総 合 精 神 保 健 福 祉 センターと 京 都 府 薬 務 課 & 京 都 ダルクの 協 働 で つまり 東 京 と 京 都 の2ヶ 所 で 実 施 されているものです これらのプログラムは 名 前 こそ 異 なりますが すべて 米 国 のマトリックス モデルというドラッグ 再 使 用 防 止 プログラムをベースにしたものです 書 籍 のご 案 内! 近 藤 恒 夫 著 ほんとうの ドラッグ 販 売 中! この 度 小 学 校 高 学 年 ~ 中 高 校 生 向 けの 薬 物 依 存 症 を 理 解 するための 本 ができました 学 校 教 育 の 現 場 でご 活 用 してはいかがでしょう か? 発 売 : 講 談 社 定 価 1,260 円 ( 税 込 ) 全 国 の 書 店 でお 買 い 求 めください! アマゾンでも 購 入 できます! 米 国 のマトリックスモデル マトリックスモデルとは 米 国 にあるマトリックス 研 究 所 で 開 発 された 中 枢 刺 激 薬 依 存 に 対 する 外 来 の 治 療 アプローチで 認 知 行 動 療 法 動 機 付 け 面 接 心 理 教 育 家 族 療 法 12ステッププログラムへの 参 加 など 複 数 の 治 療 要 素 を 統 合 し 集 中 的 に 提 供 されるものです このマトリックスモデルを 日 本 版 として 導 入 した 際 その 治 療 要 素 のなかの 認 知 行 動 療 法 を 用 いたトレーニングがピックアップされ ました 日 本 でのプログラム:せりがや 病 院 のSMARPP(スマープ) 2006 年 に 国 内 で 初 めてスタートしたせりがや 病 院 の 物 質 使 用 障 害 治 療 プログラム(という 名 前 が ついています)は 1クールが 週 1 回 16 週 ( 約 4ヶ 月 )の 構 成 となっています 約 120ページのテキス トブックを 使 用 しておこなわれますが このテキストは 教 科 書 とワークブックの 役 割 を 担 い 書 き 込 みできるようなところもあります テキストブックは 認 知 行 動 療 法 をベースに 作 成 され 社 会 で 暮 ら していくなかでドラッグの 再 使 用 をどのように 予 防 するかをトレーニングする 内 容 となっています SMARPPは 全 16 回 ですが 他 所 でのプログラムはそれぞれの 機 関 ごとに 構 成 を 編 成 していますの で 1クールがもっと 短 いところもあるようです プログラムの 特 色 マトリックスモデルが 導 入 された 背 景 としては これまで 薬 物 依 存 症 の 治 療 に 関 しては 入 院 治 療 プ ログラムを 持 つ 専 門 機 関 がいくつかあったものの 地 域 支 援 の 要 となるはずの 外 来 治 療 プログラ ムは 提 供 されていなかったこと 慢 性 疾 患 としての 薬 物 依 存 の 治 療 を 考 えると まず 違 法 薬 物 を 使 用 する 場 合 は 再 犯 を 低 下 させるには 刑 罰 の 対 象 とするよりも 薬 物 依 存 に 対 する 治 療 をおこなう ほうが 効 果 的 であること 個 々の 薬 物 依 存 者 に 応 じて 治 療 方 法 も 多 様 な 選 択 肢 が 用 意 されている べきであることなどから 開 発 されることとなったのです この 回 復 モデルの 特 色 をいくつかここ でご 紹 介 したいと 思 います プログラムの 質 以 上 に 継 続 性 が 重 要 で 薬 物 の 再 使 用 があったとしても 治 療 プログラム から 離 脱 しないことが 重 要 つまり プログラムを 受 けているときに 参 加 者 が 薬 物 を 再 使 用 した 場 合 治 療 機 関 はそれを 受 けとめ 心 温 かく 迎 え 入 れる 態 度 で 接 する 参 加 者 の 抱 く 否 認 や 抵 抗 と 闘 わず 両 価 的 感 情 (やめたい けど やめたくない 等 )に 対 して 共 感 的 に 応 じる 地 域 社 会 で 長 期 間 提 供 され 続 け 援 助 職 側 が 低 コストで 手 軽 に 実 施 できる 認 知 行 動 療 法 が 薬 物 依 存 に 直 接 的 な 治 療 効 果 を 持 つ というより このプログラムが 薬 物 使 用 者 と 治 療 関 係 を 築 きあげる 際 のコミュニケーションツールとなることによって 治 療 効 果 を 発 揮 しているという 可 能 性 がある テキストブックで 進 行 することは 提 供 するスタッフにとっても 実 施 しやすく 結 果 的 に スタッフ も( 違 法 ) 薬 物 使 用 者 にたいしてポジティブな 態 度 で 接 するようになる ここでの 内 容 は この 回 復 プログラムの 開 発 に 携 われた 国 立 精 神 神 経 医 療 研 究 センターの 松 本 俊 彦 氏 の 著 書 ( 薬 物 依 存 とアディクション 精 神 医 学 )を 参 照 にしていますが 同 氏 は このような 内 容 のことも 言 っています SMARPPは 最 高 の 治 療 プログラム ではなくて テキストブックに 依 拠 することで 最 低 点 が 担 保 された 薬 物 依 存 に 対 する 地 域 支 援 の 資 源 のひとつとして 機 能 している 安 全 な 再 使 用 を 繰 り 返 しながら 変 化 への 動 機 付 けを 高 めていくプロセスこそが 実 は 薬 物 依 存 に 対 する 治 療 プログラムそのものであることを 精 神 保 健 の 援 助 者 や 行 政 関 係 者 司 法 関 係 者 が 十 分 に 理 解 する 必 要 がある

アジア 太 平 洋 地 域 アディクション 研 究 所 Page 5 私 にとっては とくに 最 後 の 一 文 が 印 象 的 です つまり このプログラムは たとえ 断 薬 に 至 らなくても 少 しでもドラッグの 使 用 による 心 理 社 会 医 学 的 なダメージを 減 らそうというもの で 現 実 的 な 理 念 / 実 用 的 な 取 り 組 みであると 思 うのです 過 ぎてみれば 一 年 経 つのはあっという 間 で 昨 年 も 大 きなトラブルもなく 無 事 乗 り 切 る ことが 出 来 ました これも 皆 様 の 温 かいご 支 援 があってのことと 感 謝 しております さて 私 自 身 も 藤 岡 に 赴 任 して7 年 目 になりました この 間 施 設 内 外 のリフォームを 行 い プログラムとしても 琉 球 太 鼓 やカルチャー プログラム( 音 楽 アート ヨガ)を 始 め 通 常 のミーティング 以 外 にも ブレイン ストーミング ディスカッション ミー ティング スモールグループセッション ビギナーズ オリエンテーションなど 様 々な ことに 取 り 組 んでまいりました 今 年 はこれらのことに 付 随 して 認 知 行 動 療 法 (フジオカープ:Fujioka DARC Relapse Prevention Program)とリカバリー ダイナミクスを 新 たにスタートさせ イン テーク 時 の 心 理 検 査 も 実 施 します 心 理 検 査 の 結 果 によっては 病 院 において 再 度 本 格 的 な 検 査 を 行 い その 結 果 を 元 に 個 々の 支 援 に 活 かしていきたいと 考 えております 現 在 ダルクでは 様 々な 問 題 を 抱 えた 仲 間 たちが 多 い 中 我 々スタッフもどのように 対 応 していくか 日 々 考 え 努 力 してまいりました これらのプログラムを 通 して 少 しでも 回 復 の 礎 を 築 いてくれたらと 願 っております 今 年 一 年 も 私 たち 日 本 ダルク アウェイクニングハウスの 活 動 にご 理 解 ご 支 援 のほど 宜 しくお 願 い 申 し 上 げます 日 本 ダルク アウェイクニングハウス ディレクター 山 本 大 スタッフ 一 同 書 籍 のご 案 内! 拘 置 所 のタンポポ 日 本 ダルク 代 表 近 藤 恒 夫 著 目 次 プロローグ のりピー ダルク へおいでよ 第 1 章 絶 頂 からの 転 落 そし て 再 起 わが 波 乱 の 半 生 第 2 章 誰 が なぜ ヤク 中 に なるのか 第 3 章 あまりに 知 られていな い 覚 せい 剤 の 世 界 第 4 章 なぜ 薬 物 依 存 者 は 立 ち 直 りにくいのか 第 5 章 立 ち 直 るためにはどう すればよいのか 第 6 章 新 生 した 仲 間 たち アパリではこの 本 を 拘 置 所 や 刑 務 所 にいる 人 への 差 し 入 れ 用 として 使 っています 発 売 : 双 葉 社 定 価 1,470 円 ( 税 込 ) 増 刷 されました 全 国 の 書 店 でお 買 い 求 めください! アマゾンでも 購 入 できます! リカバリー ダイナミクスのテキスト 認 知 行 動 療 法 の 新 しいテキスト フジオカープ(FUJIOKARPP)の 表 紙 は 入 寮 者 のデザインです 知 能 検 査

Page 6 フェローシップ ニュース アウェイクニングハウス 入 寮 者 からのメッセージ LOVE is Here, LOVE is There. Andrew Noda 書 籍 のご 案 内! アパリ 発 行 Born Again (ボーン アゲイン) 体 験 談 販 売 中! 2005 年 5 月 に 第 2 版 が 発 売 になりました 体 験 談 が13 人 分 収 めら れています アパリではこの 本 を 拘 置 所 や 刑 務 所 にいる 人 への 差 し 入 れ 用 として 使 っています 定 価 :1,500 円 ( 会 員 価 格 :1,000 円 ) お 申 込 はメールか ファックスで FAX:03-5830-1791 メール:info@apari.jp ご 住 所 お 名 前 お 電 話 番 号 をご 記 入 の 上 お 申 込 下 さい 2012 年 8 月 30 日 私 は 仮 出 獄 許 可 決 定 書 を 交 付 され 刑 務 所 から 仮 釈 放 されました 約 3 年 ぶりの 一 般 社 会 だったのですが この 時 を 待 ちすぎて 疲 れていたのが 正 直 な 気 持 ちでし た しかし 出 迎 えに 来 てくれたAPARIとDARCのスタッフの お 疲 れさま の 言 葉 と 握 手 の おかげで 忘 れていた 人 との 触 れアイを 思 い 出 し 止 まっていた 時 間 が 動 き 出 したかのような 生 活 がスタートしたのでした 改 めまして こんにちは アディクトのアンディーと 申 します 10 代 の 頃 タバコでさえ 悪 だと 思 っていた 私 が 覚 せい 剤 を 使 用 することになってしまうなんて 今 でも 信 じられません しかし 薬 物 を 使 用 するに 至 ってしまった 理 由 や 言 い 訳 であれば いくつでも 答 えることがで きます そうです 私 は 確 実 に 依 存 症 なのです 自 分 には 縁 がないと 思 っていた 精 神 病 院 に 繋 がり 覚 せい 剤 依 存 症 という 病 気 だと 診 断 されました その 病 気 には 治 療 法 がないらし く 回 復 はしても 完 治 はしないという 慢 性 疾 患 だと 説 明 されたのでした 初 めは 医 師 が 何 を 言 っているのか 理 解 することができませんでした 正 確 に 言 えば まるで 他 人 事 で 理 解 しよ うともしなかったのです ところが 違 法 薬 物 である 覚 せい 剤 を 使 用 して 罪 を 犯 しているとい う 罪 悪 感 から 目 をそらすための 口 実 として 自 分 は 病 人 であり 病 気 になってしまった 責 任 は 自 分 にはない という 医 師 の 説 明 は 渡 りに 船 でした 担 当 してくれた 医 師 が 美 人 だという 下 心 の 助 けもあり この 出 会 いは 何 かの 縁 で 神 の 導 きだぐらいの 不 純 な 動 機 が 定 期 的 な 通 院 の きっかけとなり 一 生 続 くことになる 回 復 を 始 めることになったのです 今 でこそ 依 存 症 か ら 回 復 ( 快 復 )できているという 実 感 や 感 謝 の 気 持 ちが 芽 生 えていますが 初 めは 薬 物 に 対 して 無 力 で コントロールできない といったある 種 の 負 けを 認 めるような 考 え 方 をすること が 私 にはできませんでした 医 師 の 勧 めで 自 助 グループ(ナルコティクス アノニマス)という 自 助 グループに 繋 がり ました 言 いっぱなし 聞 きっぱなしというスタイルのミーティングで 過 去 の 経 験 今 日 の 力 未 来 の 希 望 を 分 かちアイながら 仲 間 づくりをし 快 復 のため( 幸 せになるため)の12ス テップを 使 って 生 きていくという 贅 沢 な 時 間 の 使 い 方 は すぐに 私 の 心 を 引 きつけました そ の 場 には 1 言 えば10ぐらいのことを 理 解 してくれる まるで 古 くからの 友 人 のような 人 た ちがたくさんいるのです そして 私 は 自 助 グループのミーティングに 通 うようになり 自 分 の 行 動 性 格 や 感 情 のあり 方 を 注 視 するようになりました 自 分 がふさいでいて 人 の 意 見 を 聞 けないのに 周 りの 会 話 に 反 応 してしまいがちな 私 は の ん 気 に 生 活 しているわけではなく 実 は 不 安 とある 種 のいらだちを 抱 えていて 自 信 がないので す その 不 安 感 に 巻 き 込 まれず 客 観 的 で 中 立 的 な 視 点 が 疲 れやストレスを 防 いでくれるはず と 信 じていました しかし そういった 性 格 上 の 短 所 を 発 見 したときに 大 切 なのは 一 人 で 対 処 しないことと どうしたら 良 いかを 迷 うグレーゾーンを 作 らないことだということがわかりま した そうすることで 自 身 の 行 動 や 感 情 のパターンやルールを 次 第 に 理 解 できるようになれ ましたし 何 かとせわしないこの 時 代 を 乗 り 切 っていこうと 前 向 きに 思 うようにもなれまし た 偉 そうに 自 己 分 析 していますが これもみな 出 会 った 仲 間 が 気 付 かせてくれたのです 良 薬 は 口 に 苦 し と 言 います 確 かに 覚 せい 剤 の 味 は 苦 かったし 都 内 でマンションを 購 入 できるくらいの 金 をつぎ 込 み 快 楽 におぼれ 苦 い 経 験 をして 大 切 なものをいくつも 失 っ てしまいました 高 い 授 業 料 を 払 って 人 生 の 勉 強 をさせてもらったなんて 口 が 裂 けても 言 い たくないし なんの 慰 めにもなりません しかし 依 存 症 になった 縁 で DARCや 自 助 グループに 繋 がり 快 復 という 同 じ 目 標 や 志 を 持 った 仲 間 を 得 ることができたことは 金 には 換 えられない 資 産 を 手 にしたようなもので す 景 気 回 復 のために 政 治 政 策 が 必 要 なように 私 の 依 存 症 という 病 からの 快 復 のためには 自 助 グループで でアイ のあった12ステップとアディク トの 仲 間 は 確 実 に 幸 せになるために 必 要 不 可 欠 な 要 素 です

アジア 太 平 洋 地 域 アディクション 研 究 所 Page 7 前 述 したとおり 経 験 力 希 望 を 分 かちアイ というカタチで 貯 金 をし 心 と 心 身 体 と 身 体 で ふれアイ ながら 人 生 をステップアップし 続 けていきます 素 敵 な 日 々が 訪 れる ように きっと 誰 かに 愛 されて 誰 かを 愛 して 生 きていくのです そこに 無 駄 な 苦 労 はひと つもないのです 悩 んだり 落 ち 込 んだり 自 分 では 解 決 しきれないで うまくいかなかっ たのは 運 が 悪 いからではなく 自 分 が 幸 せになるシンプルな 法 則 を 知 らなかったからで す 例 えば 怒 りが 治 まらなくてつらいとき 相 手 への 仕 返 しを 考 えるより 傷 ついた 自 分 の 心 を 手 当 てすることで 自 己 嫌 悪 を 避 け 腹 を 立 てずにすむようになったのも 自 助 グループ との でアイ のおかげです 遅 くとも7:00には 起 床 し 私 の 一 日 が 始 まります 朝 は9:30の 点 呼 までに 集 合 すれば 自 由 に 時 間 を 使 えます ちなみに 私 は 前 日 の 日 記 のようなもの( 棚 卸 しという 言 い 方 もす る)を 書 き 前 日 の 自 分 の 行 動 と 感 情 を 省 みる 時 間 をつくっています 単 に 日 報 のように 出 来 事 だけを 書 くのではなく 一 緒 に 生 活 している 仲 間 ( 現 在 約 35 名 )との 関 わり 方 や その ときの 心 のあり 方 などにも 目 を 向 け より 協 調 性 を 持 って 充 実 した 生 き 方 が 送 れるように 心 がけています 生 活 は 自 助 グループを 含 む1 日 3 回 の 自 助 ミーティングに 参 加 することを 中 心 としてプログラムが 組 まれています 施 設 内 で 生 活 するうえで 必 要 な 役 割 を 分 担 し そ れぞれが 責 任 を 持 ってその 任 務 を 果 たすこともプログラムの1つであり 食 事 清 掃 水 道 ボイラー 庭 の 管 理 犬 の 世 話 等 があります 幸 か 不 幸 かこの 群 馬 県 藤 岡 DARCは 全 国 約 60 箇 所 にもなるという 他 の 施 設 と 比 べると 与 えられているプログラムの 量 が 多 いよう で 1 日 があっという 間 に 過 ぎてしまいます 全 国 のDARCを 見 たわけではないので 一 概 に は 言 えませんが サポートしてくれるスタッフや 仲 間 の 意 識 やレベルが 高 いので 自 分 自 身 の 目 的 意 識 さえぶれなければ かなり 質 の 高 い 快 復 ができるのではないかと 期 待 するこ とができます 刑 務 所 にいた 頃 他 の 受 刑 者 にDARCに 行 っても 薬 は 止 められないと 何 度 も 言 われまし た しかし ココDARCは 単 に 薬 物 を 止 めるということにとどまらず 自 分 の 人 生 の 生 い 立 ちを 振 り 返 り 12ステップを 使 って 質 の 高 い 幸 せな 人 生 を 過 ごすための 方 法 を 学 ぶ 場 でも あったりします 誤 解 を 恐 れずに 言 いたいのですが これを 読 んで 頂 いている 方 が まだ 覚 せい 剤 やアルコールを 含 む 薬 物 を 使 用 したいと 思 っていて それを 口 に 出 して 誰 かに 正 直 に 言 える 場 があったらいいなと 思 えるのであれば この 施 設 に 来 て 社 会 復 帰 をすることをお 勧 めできます 最 後 に 私 は 自 助 グループを 最 優 先 にした 生 活 をすることを 決 めています ( 正 確 に 言 う と それしかないと 学 んだのですが( 苦 笑 ))もし どこかで 私 のことを 見 かけたら 気 軽 に 声 をかけてください 是 非 一 緒 に 快 復 しましょう 新 家 族 教 室 のご 案 内 <アディクション 関 連 講 座 講 師 テーマについて> 平 成 25 年 1/21( 月 ) 薬 物 をめぐる 国 際 社 会 の 取 り 組 み 島 田 尚 武 氏 ( 元 警 察 庁 国 際 部 長 元 JICA 監 事 ) 警 察 庁 時 代 の 麻 薬 に 関 する 国 際 条 約 の 制 定 に 携 わったお 話 や 薬 物 の 鑑 識 システムや 交 番 の 普 及 に 携 わったお 話 さらに 福 島 の 原 発 事 故 による 除 染 活 動 のお 話 など 盛 りだくさんです 2/18( 月 ) 依 存 問 題 から 生 じる 金 銭 問 題 等 への 対 応 について 稲 村 厚 氏 ( 司 法 書 士 ) 依 存 症 の 問 題 を 持 つ 本 人 を 回 復 の 道 筋 へいざなうためのご 家 族 の 戦 略 的 な 対 応 を 金 銭 問 題 への 対 処 の 場 面 を 中 心 にお 話 していただきます 3/18( 月 ) スペシャル 座 談 会 ~ ダルクの 支 援 方 針 の 違 いについて ダルク 責 任 者 5 名 ダルク 責 任 者 5 名 をお 招 きして 各 ダルクごとの 支 援 の 方 針 の 違 いについて その 他 日 頃 考 えてい ることなどをざっくばらんにお 話 いただきます 参 加 者 は 京 都 ダルクの 加 藤 武 士 氏 三 重 ダルクの 市 川 岳 仁 氏 栃 木 ダルクの 栗 坪 千 明 氏 千 葉 ダルクの 白 川 雄 一 郎 氏 日 本 ダルク アウェイクニグハ ウスの 山 本 大 氏 総 勢 5 名 を 予 定 しています 第 1 回 川 崎 アディクション フォーラム 2013 年 2 月 11 日 ( 月 祝 ) 13:00~16:30 基 調 講 演 : 松 本 俊 彦 氏 ( 国 立 精 神 神 経 医 療 研 究 センター) 依 存 症 (アディクショ ン)って 病 気? シンポジウム: 回 復 を 地 域 でささえるネットワー ク シンポジスト: 松 本 俊 彦 氏 幸 田 実 氏 津 田 多 佳 子 氏 長 谷 川 俊 雄 氏 司 会 : 伊 藤 真 人 氏 A アミティに 学 ぶ~エンカ ウンターグループ~ 引 土 絵 未 氏 B スペイン 治 療 共 同 体 に 学 ぶエモーショナルツリー~ 感 情 の 木 ~ 近 藤 京 子 氏 A Bの 参 加 には 申 し 込 み が 必 要 です お 問 合 せ: 川 崎 ダルク 044-798-7608 担 当 : 岡 崎

アジア 太 平 洋 地 域 アディクション 研 究 所 アパリ 東 京 本 部 110-0014 東 京 都 台 東 区 北 上 野 2-2-2 電 話 :03-5830-1790 FAX :03-5830-1791 Email:info@apari.jp アパリ 藤 岡 研 究 センター ( 運 営 : 日 本 ダルク アウェイク ニングハウス) 375-0047 群 馬 県 藤 岡 市 上 日 野 2594 番 地 電 話 :0274-28-0311 FAX :0274-28-0313 入 寮 費 : 月 額 160,000 ( 初 月 のみ 175,000) * 生 活 保 護 の 方 も 可 能 入 寮 条 件 : 薬 物 依 存 症 から 回 復 及 び 自 立 をしようとしている 本 人 男 性 のみ 年 齢 制 限 はありま せん 入 寮 期 間 : 個 人 により 差 があ るので 話 し 合 いながら 決 めてい きます <アパリの 司 法 サポート> 薬 物 事 犯 で 逮 捕 された 刑 事 被 告 人 に 対 す る 支 援 薬 物 犯 罪 で 逮 捕 されたら 刑 務 所 に 行 くか 再 犯 防 止 に 向 けた 何 の 取 り 組 みもないまま 執 行 猶 予 の 判 決 を 受 け また 薬 物 のある 日 常 に 戻 るしかない 日 本 において はじめて 刑 罰 以 外 の 再 犯 防 止 に 向 けた 取 り 組 みです 保 釈 中 の 刑 事 被 告 人 に 対 する 薬 物 研 修 プ ログラム 情 状 証 人 出 廷 上 申 書 作 成 入 寮 契 約 身 元 引 受 契 約 出 所 出 迎 え 法 律 相 談 などあらゆるニーズにお 応 えします なお 日 本 の 覚 せい 剤 事 犯 の 再 犯 率 は 約 60%です が アパリの 司 法 サポートを 利 用 された 方 の 再 犯 率 は10% 以 下 です 最 近 では 特 に 受 刑 中 に 身 元 引 受 契 約 をし 仮 釈 放 又 は 満 期 釈 放 の 時 に 出 迎 えに 行 き リハビリ 施 設 に 繋 げるお 手 伝 いをしています ギャンブルの 問 題 が 原 因 で 逮 捕 された 方 の 司 法 サポートも 行 っています ( 窃 盗 横 領 詐 欺 等 )ご 相 談 ください [ 費 用 :コーディネート 契 約 料 として 一 律 21 万 円 ( 税 込 ) 交 通 費 宿 泊 費 の 実 費 が 別 途 必 要 です] お 問 合 せは 東 京 本 部 まで アパリの 支 援 薬 物 事 犯 で 逮 捕 保 釈 ( 身 元 引 受 ) 裁 判 ( 情 状 証 人 報 告 書 提 出 ) 執 行 猶 予 起 訴 ( 面 会 差 入 通 信 フ ロク ラム) 再 薬 犯 物 防 依 止 存 に 症 向 回 復 けた プログラム 薬 物 研 修 連 を 携 行 関 います 係 のある 全 国 各 地 のダルク や 病 院 において 薬 物 依 存 症 回 復 の ためのプログラムを 行 う 刑 務 所 ( 身 元 引 受 通 信 フ ロク ラム 面 会 等 ) 出 所 出 迎 え 薬 物 依 存 症 回 復 プログラム 連 携 関 係 のある 全 国 各 地 のダルク 等 にお いて 薬 物 依 存 症 回 復 のためのプログラム を 行 う 社 会 復 帰 <アパリ 家 族 教 室 > 第 1 月 曜 連 続 講 座 テーマ 第 3 月 曜 アテ ィクション 関 連 講 座 テーマ 講 師 H25 年 1/7( 月 ) 第 1 回 薬 物 依 存 症 によるダメージと 回 復 H25 年 1/21( 月 ) 9 薬 物 をめぐる 国 際 社 会 の 取 り 組 み 島 田 尚 武 氏 ( 元 警 察 庁 国 際 部 長 元 JICA 監 事 ) 2/4( 月 ) 第 2 回 薬 物 への 欲 求 と きっかけ 危 険 な 状 況 への 対 処 について 2/18( 月 ) 10 依 存 問 題 から 生 じる 金 銭 問 題 等 への 対 応 について 稲 村 厚 氏 ( 司 法 書 士 ) 1 月 にホームページがリニューア ルします ぜひご 覧 ください http://www.apari.jp/npo/ 発 行 者 : 近 藤 恒 夫 編 集 責 任 者 : 志 立 玲 子 平 成 25 年 1 月 1 日 発 行 定 価 1 部 100 円 3/4( 月 ) 4/1( 月 ) 第 3 回 薬 物 依 存 症 者 の 心 にある2つの 考 え 第 4 回 本 人 家 族 の 心 の 成 長 - 自 律 心 自 尊 心 を 伸 ばす 関 わり 3/18( 月 ) 4/15( 月 ) 5/6( 月 ) 祝 日 のためお 休 み 5/20( 月 ) 11 スペシャル 座 談 会 ダルクの 支 援 方 針 の 違 いについて ダルク 責 任 者 5 名 ( 京 都 三 重 栃 木 千 葉 藤 岡 ) 12 アパリとダルクの 今 後 の 展 望 近 藤 恒 夫 ( 理 事 長 ) 13 ( 未 定 ) 対 象 連 続 講 座 ( 全 8 回 )は 家 族 のみが 参 加 可 能 で どの 回 からも 参 加 できます アディクション 関 連 講 座 はどなたでも 参 加 できます 時 間 18:30~20:30 場 所 アパリ クリニック 上 野 2 階 ( 台 東 区 東 上 野 6-21-8) 参 加 費 3,000 円 (2 名 の 場 合 は4,000 円 ) 申 し 込 み 不 要