7 月 と 暑 気 払 いの 総 括 (10 月 例 会 では 以 下 の 内 容 を 再 検 討 し 今 後 の 方 針 を 立 てる 予 定 ) 時 間 の 関 係 で 目 を 通 してご 参 集 願 います 1) 理 念 の 人 生 における 位 置 づけとパラダイムをめぐって: (1) 理 念 とパラダイムをめぐって 先 ず 宇 佐 神 の 提 示 したヤスパースにおける 理 念 の 理 解 をめぐり 提 起 された 古 山 氏 の 理 念 と パラダイムの 違 いの 問 いで 始 まった それに 対 し 宇 佐 神 より 以 下 の 補 足 説 明 がなされた 1 ヤスパース によれば 人 生 は 実 生 活 意 識 一 般 精 神 実 存 の 4 段 階 からなっている 実 生 活 は 現 存 在 (Dasein)として 多 くのものが 混 在 している 生 の 全 体 である それをいろいろ な 視 点 から 整 理 し 行 動 に 移 すために 必 要 とされるのが 共 通 意 識 として 機 能 する 科 学 や 技 術 や 法 であり ヤスパースは これを 意 識 一 般 (Bewußtsein überhaupt)= 共 通 意 識 と 名 づけた 対 象 を 知 的 認 識 を 通 して 把 握 する 営 みが 科 学 であり 対 処 としての 世 界 に 向 かい それを 援 用 するシステムが 技 術 であり それを 人 間 や 社 会 に 向 かいそれへと 働 きか けるのが 政 治 経 済 的 な 制 度 や 法 である この 共 通 意 識 を 援 用 して 意 志 的 に 実 生 活 を 整 序 し これらの 諸 領 域 を 統 合 し 実 践 を 導 き 出 すためには 関 係 者 に 目 的 が 共 有 されねば ならない この 目 的 が 客 体 的 に 把 握 され 表 現 されたものが 理 念 (Idee)であり 主 体 ( 個 人 であれ 共 同 体 であり 機 能 集 団 であれ)に 担 われたものが 精 神 である この 精 神 における 連 帯 を 通 して もろもろの 機 能 集 団 の 総 体 である 共 同 体 ( 血 縁 地 縁 民 族 人 類 と 同 心 円 的 に 広 がってきた)は 連 帯 して 課 題 の 解 決 に 立 ち 向 かうこととなる 多 くの 場 合 この 理 念 は 社 会 において 一 つに 纏 め 上 げられるとは 限 らない そのため 理 念 を 実 践 に 移 す 機 関 が 必 要 となり それが 政 府 等 の 執 行 機 関 である 原 発 事 故 においては 委 員 会 方 式 に おける 主 体 的 責 任 の 不 在 が 理 念 の 不 透 明 性 をもたらし 今 日 の 事 態 を 招 いている 2 因 みに M.ウェーバー は 職 業 としての 政 治 において 政 治 家 の 資 質 を 実 現 すべき 事 態 に 対 する 情 熱 それへの 責 任 感 そして 実 現 に 対 する 目 測 を 挙 げている 国 民 の 生 活 の 安 定 に 対 する 情 熱 であり その 実 現 に 責 任 を 感 じている 政 治 家 の 存 在 であり その 実 現 に 至 る 射 程 を 明 確 に 認 識 し それを 着 実 に 実 現 して 行 くことに 他 ならない すべての 事 態 は 関 係 者 全 体 による 協 働 と 強 力 なリーダーシップなしには 解 決 されえない そのため には 事 態 に 責 任 を 自 覚 しその 解 決 に 情 熱 をもって 目 測 を 明 確 に 持 ち 共 通 意 識 である 科 学 技 術 を 援 用 して 問 題 を 実 践 的 に 解 決 する 必 要 がある その 実 践 的 行 為 主 体 は 国 政 においては 総 理 大 臣 である また 企 業 においては 経 営 責 任 者 としての 社 長 であろう 彼 は 上 記 のような 人 格 としてのみ 現 実 に 真 実 に 存 在 し 力 を 発 揮 しうるであろう 彼 は このように 知 ( 目 測 ) 情 ( 情 熱 ) 意 ( 責 任 感 )の 弁 証 法 的 統 合 主 体 であると 共 に そこからあ らゆる 実 践 が 発 動 する 自 己 決 定 の 主 体 でもなければならない 3 パラダイムと 理 念 :ところで パラダイムは 思 考 の 枠 組 みであり 実 生 活 においては 緊 急 の 課 題 として 転 換 を 余 儀 なくされもしようし 意 識 一 般 の 領 域 においては 科 学 の 視 点 の 転 換 として 技 術 としては 生 産 様 式 の 転 換 として また 社 会 生 活 の 領 域 においては 法 の 理 念 の 転 換 と 共 有 に 反 映 されることとなろう そして 最 も 大 きなパラダイムとして 理 念 が 共 有 されていなければならないことはいうまでもない (2) 古 山 氏 は 啓 蒙 主 義 を 通 して 世 は 変 わったと 考 えられる キリスト 教 的 重 圧 を 跳 ねつけて 出 現 したのが 近 代 ヨーロッパ 文 明 だと 思 う と 述 べ これに 対 して ヤスパースからはどう 考 えら れるのだろうか との 問 題 を 提 起 された ヤスパースの 交 わりの 概 念 を 通 して 人 間 関 係 は 個 人 の 内 面 における 主 観 的 なものではなく 主 体 である 人 格 相 互 間 の 関 係 としての 間 主 体 的 な 関 係 = 社 会 にある この 点 は 中 世 キリスト 教 的 全 体 主 義 からの 啓 蒙 として ルネッサン スを 経 て 個 が 自 覚 され それが 追 及 されたことに 近 代 の 特 徴 がある 和 辻 は 倫 理 学 を 人 間 の 学 として 捉 え 倫 理 学 の 対 象 が 歴 史 的 に 社 会 であったことを 明 らかにして 近 世 の 個 人 倫 理 や 社 会 倫 理 の 枠 を 超 え 行 く 方 向 を 示 したことにその 功 績 を 見 出 すべきであろう これを 基 盤 に ヤスパースその 他 の 間 主 体 性 や 交 わりの 概 念 を 通 して 人 格 共 同 体 にその 軸 足 を 移 したのが 金 子 武 蔵 の 倫 理 学 概 論 ( 岩 波 1957)の 貢 献 であった 和 辻 にあっては この
実 存 の 意 識 の 欠 落 により 倫 理 的 主 体 の 意 識 が 明 確 には 位 置 づけられてはいなかった そ の 点 で 和 辻 氏 は 直 感 の 人 として 終 わっている その 後 を 継 いだ 金 子 は 和 辻 とヤスパース を 受 けて 共 同 存 在 としての 人 間 の 視 点 とその 責 任 を 追 及 し 共 同 体 主 義 の 先 駆 的 地 位 に たっていると 考 えられる 以 上 から 理 念 を 人 格 共 同 体 の 観 点 から 明 確 に 位 置 づける 必 要 が 明 らかになる 今 次 の 大 震 災 は 日 本 に 理 念 のあり 方 を 問 いかけている 問 題 は すべてを 法 律 に 基 づいて 行 い 行 政 サイドが 主 体 的 責 任 を 回 避 し リーダーシップを 行 使 しない 政 治 的 現 実 にある (3) 経 済 の 立 場 での 共 生 の 課 題 ( 山 本 ): 人 類 共 同 体 における 理 念 の 問 題 は 日 本 民 族 の 共 生 日 本 国 家 の 共 生 そしてグローバル 化 に 対 応 した 世 界 各 国 との 共 生 である( 山 本 ) ここに ケインズ 主 義 の 復 活 が 今 後 の 課 題 として 提 起 され 市 場 の 失 敗 に 対 して 高 度 な 政 府 による 干 渉 が 必 要 となる( 中 山 ) そこでジョセフ スティルイスやアマルティア センを 考 慮 すべき だ (4) 理 念 の 図 式 化 をめぐって( 佐 藤 ): 東 日 本 大 震 災 と 日 本 のあり 方 めぐって 開 くということ 明 治 維 新 (と 明 治 憲 法 ) 第 二 の 開 国 ( 現 行 憲 法 ) これが 砕 かれたのが 3.11の 震 災 だっ た 第 二 次 世 界 大 戦 後 の 日 本 国 憲 法 がどう 位 置 づけられたか これが 木 っ 端 微 塵 になった のが 3.11 の 大 震 災 だったのでは そのためには サンデルの 正 義 における 市 民 社 会 末 村 篤 氏 の 会 社 を 社 会 にどう 位 置 づけるか という 擬 似 共 同 体 からの 脱 却 (p.2) P.3 の 監 査 研 究 部 会 での 付 属 資 料 ついで < 経 営 理 念 >の 構 成 要 素 の 説 明 (P.4) 第 5 ペ ージが 倫 理 の 原 点 としての 個 と 組 織 四 角 い 社 会 と 丸 い 社 会 の 対 比 について 次 のページは 企 業 理 念 を 読 み 返 してみよう について 駆 け 足 での 説 明 があった カラーの ピラミッドの 説 明 :ベースにあるのは 人 間 そのもの 二 番 目 にくるのが 組 織 三 番 目 のピラミ ッドがルールである (5) 関 連 して 全 国 大 会 への 言 及 その 他 : 理 念 哲 学 部 会 は 全 国 大 会 への 出 席 者 が 少 なかった 今 回 は 全 体 で 百 名 くらい 本 部 会 からは 二 人 企 業 行 動 研 究 部 会 で 新 書 版 で 本 を 出 そ うということになった また 研 修 寮 入 り 口 右 手 にあった 宥 座 の 器 から 中 庸 について 話 し 合 わ れた 中 国 や 西 欧 では 論 理 が 先 に 来 る 日 本 は 人 間 が 先 に 来 る これが 今 回 の 震 災 におけ る 日 本 国 民 の 行 動 に 反 映 されているのではないだろうか( 佐 藤 ) ムラ 社 会 を 開 くこと 中 世 の 見 直 し 第 一 変 革 第 二 変 革 の 二 つとも 失 敗 だったのだ この 克 服 なしには 今 後 の 日 本 は 開 けない( 山 本 ) この 両 者 における 成 功 体 験 に 有 頂 天 になって 転 んだのだ( 古 山 ) 財 閥 解 体 が 活 気 をもたらした しかし 今 次 の 震 災 なしにも 失 われた 10 年 において 新 しい 出 発 を 求 められていた( 山 本 ) ここにマイケル サンデルの 正 義 からの 市 民 社 会 の 構 築 が 問 題 と して 提 起 されたのだ( 佐 藤 ) 日 本 の 歴 史 の 中 からの 位 置 づけが 必 要 日 本 人 の 先 祖 に おける 日 本 のナショナリティ 自 然 に 生 まれ 自 然 理 性 に 導 かれたもの 中 国 との 交 流 の 中 で 律 令 理 性 に 導 かれた これにおける 太 政 官 制 が 今 日 に 至 っている サンデルは 大 震 災 後 の 日 本 人 の 行 動 を 取 り 上 げた これらについての 反 省 も 必 要 ( 宇 佐 神 ) 日 本 は 明 治 以 降 イギリスに 利 用 され その 後 アメリカに 利 用 されてきた 米 国 におけるトヨタその 他 の 経 営 中 国 の 日 本 の 新 幹 線 の 技 術 への 対 応 等 を 見 る 必 要 がある 彼 らは 日 本 のものを 利 用 日 本 は 世 間 知 らずで 世 界 からかわいがられている 経 営 者 の 理 念 姿 勢 の 問 題 成 功 体 験 が 道 を 誤 らせた (6) 倫 理 とは 新 しい 状 況 への 対 応 を 導 き 出 すもの: 倫 理 はすでにあるものではない 佐 藤 氏 資 料 第 5 ページの 個 人 の 生 き 方 が 良 心 に 基 づいてすべてを 決 定 するのだ この 良 心 概 念 は 20 世 紀 になって 明 確 になってきた それがヤスパースの 実 存 理 性 なのだ( 宇 佐 神 ) カントを ヤスパースはどのようにとらえうるか( 古 山 ) これについては ヤスパースに カント という 大 部 の 著 作 があることに 留 意 したい 欧 米 での 個 人 と 組 織 の 統 合 原 理 は いかに 利 益 を 獲 得 するかが 問 題 であった( 山 本 ) 理 科 大 が 良 心 に 従 う というモットーを 掲 げている これが 最 も 求 められているのが 東 京 大 学 だ 東 大 の 設 立 の 原 理 が 官 吏 登 用 だ 京 大 はそれとは 異 なる( 佐 藤 )
ケインズやハイエク サミュエルソンが 出 てきて 後 今 日 のケインズの 復 活 につながる( 山 本 ) ケインズ 経 済 学 が 一 端 死 んだ 後 スタグフレーションが 出 現 社 会 主 義 が 崩 壊 する 市 場 の 失 敗 は 市 場 に 任 せることにより 回 復 すると 考 えた その 結 果 の 市 場 の 失 敗 の 修 復 にケイン ズの 復 活 があるとかんがえられる (7) 西 村 さんの 発 言 を 求 めると 共 に この 部 会 でも 理 念 をめぐって 新 書 を 出 したらと 提 案 西 村 氏 は 東 京 電 力 の 経 営 理 念 と 震 災 対 応 経 営 理 念 の 形 骸 化 無 機 能 化 の 一 例 とし て ( 添 付 )と 題 するペーパーによって 報 告 東 電 の CSR はパターナリズムに 立 ち 企 業 責 任 から 出 発 していなかった 履 き 違 いが 最 初 にあったといえるのではないか との 報 告 があ った これをめぐり 官 僚 はコネ 採 用 はないが その 後 腐 敗 させられているとの 発 言 等 の 発 言 があった 2) 今 後 の 課 題 : 新 書 版 で 理 念 を 問 うことを 継 続 的 に 考 えたい この 部 会 としても 理 念 をどう 考 えるかを 新 書 版 で 問 うことを 試 みたい ( 宇 佐 神 ) 藩 校 の 教 育 理 念 をまとめてみたい( 山 本 ) 21 世 紀 の 日 本 の 理 念 を 明 確 化 することができればよいと 思 われた 今 後 メンバーによる 理 念 をめぐる 文 書 の 作 成 の 可 能 性 を 検 討 したい 暑 気 払 いの 報 告 1. アンケートの 結 果 の 報 告 とそこにのべられた 意 見 ( 特 に S 氏 の2) 3)について のコメント ここに 再 録 )を 中 心 に 理 念 哲 学 部 会 にふさわしい 方 向 で 報 告 書 を 作 成 できるよう 互 いに 意 見 や 考 えをメール 等 を 通 して 交 換 することを 今 後 継 続 的 に 行 う こととした アンケート 結 果 は 資 料 として 添 付 しますので ご 参 照 ください * 2) 理 念 哲 学 研 究 部 会 の 基 本 理 念 を 重 視 し 体 験 談 的 視 点 での 報 告 書 作 成 は 避 け てはと 思 います * 3) 理 念 哲 学 研 究 部 会 の 使 命 は 他 の 研 究 部 会 とは 違 って 思 想 哲 学 の 視 点 から 研 究 に 取 り 組 み 実 社 会 をリードすることにありますから それを 大 前 提 とすること が 大 切 であろうかと 思 います 実 践 経 験 体 験 談 の 視 点 からの 発 信 は 上 記 思 想 哲 学 を 前 提 にしたうえで 付 記 すると 云 うことで 呈 示 してはと 思 います 2. すでに 佐 藤 氏 と 宇 佐 神 古 山 氏 と 宇 佐 神 の 間 にはこのような 交 流 を 通 して 共 通 理 解 を 形 成 し 確 立 する 試 みが 始 まっています 3. 宇 佐 神 の 大 学 院 時 代 の 指 導 教 授 であった 金 子 武 蔵 の 倫 理 学 概 論 ( 岩 波 書 店 1957 年 )が 現 在 も 入 手 可 能 ですので これをもとに 理 念 等 に 関 する 共 通 理 解 が 共 有 さ れるならと 考 えられるます 将 来 簡 単 な 解 説 を 試 みたく 存 じます 4. 佐 藤 氏 より 日 本 学 術 会 議 に 関 する 資 料 が 提 供 され その 公 平 性 について 疑 義 が 提 示 された これらに 関 心 をお 持 ちの 方 は 佐 藤 氏 に 直 接 問 い 合 わせてみてください 5. 学 士 會 会 報 No.890 2011-V が 緊 急 特 集 東 日 本 大 震 災 が 掲 載 されてい たので 紹 介 された 関 心 のある 方 はインターネットで 学 士 会 会 報 から 入 り 目 次 を 見 ることができます 参 考 までに 6. 欠 席 連 絡 のあった 会 員 についての 報 告 がった また 9 月 17 日 の 特 別 講 演 会 に ついて 出 席 の 勧 めが 西 藤 氏 からあった 次 回 10 月 の 例 会 は 10 月 3 日 17:00~19:00 以 下 は 参 考 資 料 です Ⅰ アンケート 上 の 意 見 の 収 録 ( 一 部 重 複 ) Ⅱ アンケート 文 書 とその 回 答 の 収 録 です ご 参 加 ください 以 上
Ⅰ アンケート 文 書 と 意 見 の 収 録 1. アンケート: 上 記 部 会 員 による 8 15/3:11 への 視 点 声 の 投 稿 に 関 して 1) 氏 名 2) 近 現 代 におけるわれわれの 視 点 体 験 を 夫 々の 報 告 書 に 残 すという ねら いについて 1 賛 成 2 反 対 (できれば 理 由 をお 書 きください) 3) 部 会 として 東 日 本 大 震 災 をめぐり 理 念 に 関 し 将 来 文 書 を 作 成 することに ついて 1 賛 成 2 反 対 (よろしければ 理 由 をお 書 きください) 4) 8 15/3:11 への 視 点 声 に 投 稿 予 定 について 1 予 定 有 2 予 定 無 5) 予 定 されている 題 がありましたら 自 由 にお 書 きください 執 筆 題 とは 別 にな っても 結 構 です お 互 いの 参 考 資 料 として 6) 投 稿 締 切 日 について:9 月 末 とし 10 月 例 会 で 提 示 し 学 会 ホームページに 掲 載 することを 検 討 します 1 可 2 否 7)その 他 部 会 文 書 作 成 についてご 意 見 等 が 有 りましたら 自 由 にお 書 きくだ さい 2. アンケート: 上 記 部 会 員 による 8 15/3:11 への 視 点 声 の 投 稿 に 関 して 1) 氏 名 西 藤 輝 2) 近 現 代 におけるわれわれの 視 点 体 験 を 夫 々の 報 告 書 に 残 すという ねらいについ て 1 賛 成 2 反 対 (できれば 理 由 をお 書 きください) 理 念 哲 学 研 究 部 会 の 基 本 理 念 を 重 視 し 体 験 談 的 視 点 での 報 告 書 作 成 は 避 けてはと 思 い ます 3) 部 会 として 東 日 本 大 震 災 をめぐり 理 念 に 関 し 将 来 文 書 を 作 成 することについて 1 賛 成 2 反 対 (よろしければ 理 由 をお 書 きください) 賛 成 : 但 し 理 念 哲 学 研 究 部 会 の 使 命 は 他 の 研 究 部 会 とは 違 って 思 想 哲 学 の 視 点 か ら 研 究 に 取 り 組 み 実 社 会 をリードすることにありますから それを 大 前 提 とすることが 大 切 であろうかと 思 います 実 践 経 験 体 験 談 の 視 点 からの 発 信 は 上 記 思 想 哲 学 を 前 提 にしたうえで 付 記 すると 云 うことで 呈 示 してはと 思 います 4) 8 15/3:11 への 視 点 声 に 投 稿 予 定 について 1 予 定 有 2 予 定 無 予 定 無 5) 予 定 されている 題 がありましたら 自 由 にお 書 きください 執 筆 題 とは 別 になっても 結 構 です お 互 いの 参 考 資 料 として 現 在 取 り 組 んでおります 私 の 研 究 のなかで 一 部 言 及 はするつもりではありますが 8. 15/3.11は 研 究 の 中 心 課 題 ではなく 予 定 ( 無 )としておきます ご 参 考 までに 本 年 8 月 San Antonio, Texas で 開 催 された 米 国 経 営 学 会 2011 年 度 年 次 研 究 大 会 で 同 学 会 のご 要 請 をお 受 けして 発 表 しました 研 究 のなかではご 参 考 までに 日 本 企 業 が 過 去 半 世 紀 に4 度 にわたる 苦 悩 に 直 面 し そうした 苦 悩 を 如 何 乗 り 越 えて 来 たかについて 言 及 してお きました 具 体 的 には (1)1960 年 代 : 公 害 問 題 (2)1970 年 代 : 石 油 ショック ニクソンショック (3)1990 年 代 はじめ 日 本 におけるバブル 経 済 崩 壊 (4)21 世 紀 初 頭 : 円 高 欧 米 諸 国 の 財 政 破 綻 と 経 済 危 機 日 本 経 済 の 空 洞 化 等
(5)2015~2020 年 に 予 想 される 日 本 の 財 政 破 綻 と 経 済 危 機 円 安 空 洞 化 した 日 本 経 済 を 企 業 は 如 何 乗 り 越 えるかについての 研 究 が 大 切 6) 投 稿 締 切 日 について:9 月 末 とし 10 月 例 会 で 提 示 し 学 会 ホームページに 掲 載 する ことを 検 討 します 1 可 2 否 ( 私 は 投 稿 の 予 定 はありません) 7)その 他 部 会 文 書 作 成 についてご 意 見 等 が 有 りましたら 自 由 にお 書 きください 上 述 しました 通 り 飽 くまで 基 本 方 針 を 重 視 し 理 念 哲 学 思 想 の 視 点 から 皆 様 と 研 究 を 深 めて 行 ければと 思 っております